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技術 角形鋼管の溶接方法

出願人 太平電業株式会社
発明者 山田幸生
出願日 2018年5月31日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2018-104366
公開日 2019年12月12日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-209331
状態 未査定
技術分野 処理全般、補助装置、継手、開先形状 建築構造の接合一般 建築構造一般 突合せ溶接及び特定物品の溶接
主要キーワード 連結角 塞ぎ部材 溶接長さ 上向き溶接 端部外面 裏当て金 角形鋼管 溶接作業
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年12月12日)のものです。
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図面 (8)

課題

間隔をあけて対向する既設角形鋼管連結角形鋼管を溶接して、既設角形鋼管同士を連結する際に、連結角形鋼管の支持が不要であり、溶接長さが短く、しかも、裏当て金を角形鋼管の端部外面に取り付ける必要がない、角形鋼管の溶接方法を提供する。

解決手段

既設角形鋼管1の既設角形鋼管端部を、前記既設角形鋼管端部の下部1aが前方に突出するように段状に切り欠き、連結角形鋼管2の連結角形鋼管端部を、前記連結角形鋼管端部の上部2aが前方に突出するように段状に切り欠き、前記既設角形鋼管端部の上部1bの内面に既設角形鋼管用裏当て金3を取り付け、前記連結角形鋼管端部の下部2bの内面に連結角形鋼管用裏当て金4を取り付け、連結角形鋼管2を既設角形鋼管1間に嵌め込み、そして、前記既設角形鋼管端部と前記連結角形鋼管端部とを溶接して接合する。

概要

背景

角形鋼管溶接方法の一例が特許文献1に開示されている。以下、この溶接方法を従来溶接方法といい、図面を参照しながら説明する。

図3は、従来溶接方法による溶接前の角形鋼管を示す部分正面図、図4は、図3のA−A断面図、図5は、従来溶接方法による溶接後の角形鋼管を示す部分正面図、図6は、図5のB−B断面図である。

従来溶接方法により角形鋼管同士は、以下のようにして溶接される。

先ず、図3および図4に示すように、両角形鋼管11の端部上部に切欠き部12を連続して形成し、切欠き部12が形成されていない両角形鋼管11の端部下部を突き合せ、この端部下部を溶接して接合する。なお、両角形鋼管11の端部下部の溶接の際には、端部下部の外面に裏当て金13を取り付け、両角形鋼管11の端部上部の内面には、後述する塞ぎ部材15の溶接の際に必要な裏当て金14を予め取り付けておく。

次いで、図5および図6に示すように、両角形鋼管11に連続して形成した切欠き部12に、この切欠き部12と同形状に形成した塞ぎ部材15を嵌め込み、角形鋼管11と塞ぎ部材15とを溶接して接合する。

以上のようにして、角形鋼管11同士が塞ぎ部材15を介して溶接される。

概要

間隔をあけて対向する既設角形鋼管に連結角形鋼管を溶接して、既設角形鋼管同士を連結する際に、連結角形鋼管の支持が不要であり、溶接長さが短く、しかも、裏当て金を角形鋼管の端部外面に取り付ける必要がない、角形鋼管の溶接方法を提供する。既設角形鋼管1の既設角形鋼管端部を、前記既設角形鋼管端部の下部1aが前方に突出するように段状に切り欠き、連結角形鋼管2の連結角形鋼管端部を、前記連結角形鋼管端部の上部2aが前方に突出するように段状に切り欠き、前記既設角形鋼管端部の上部1bの内面に既設角形鋼管用裏当て金3を取り付け、前記連結角形鋼管端部の下部2bの内面に連結角形鋼管用裏当て金4を取り付け、連結角形鋼管2を既設角形鋼管1間に嵌め込み、そして、前記既設角形鋼管端部と前記連結角形鋼管端部とを溶接して接合する。

目的

この発明の目的は、間隔をあけて対向する既設角形鋼管に連結角形鋼管を溶接して、既設角形鋼管同士を連結する際に、連結角形鋼管の支持が不要であり、溶接長さが短く、しかも、裏当て金を角形鋼管の端部外面に取り付ける必要がない、角形鋼管の溶接方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

間隔をあけて対向する既設角形鋼管に、前記既設角形鋼管同士を連結する連結角形鋼管を溶接する、角形鋼管の溶接方法において、前記既設角形鋼管の既設角形鋼管端部を、前記既設角形鋼管端部の下部が前方に突出するように段状に切り欠き、前記連結角形鋼管の連結角形鋼管端部を、前記連結角形鋼管端部の上部が前方に突出するように段状に切り欠き、前記既設角形鋼管端部の上部内面に既設角形鋼管用裏当て金を取り付け、前記連結角形鋼管端部の下部内面に連結角形鋼管用裏当て金を取り付け、前記連結角形鋼管を前記間隔内に嵌め込み、そして、前記既設角形鋼管端部と前記連結角形鋼管端部とを溶接して接合することを特徴とする、角形鋼管の溶接方法。

請求項2

前記裏当て金は、コ字状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の、角形鋼管の溶接方法。

請求項3

前記連結角形鋼管により連結された前記既設角形鋼管は、支柱間に固定される梁であることを特徴とする、請求項1または2に記載の、角形鋼管の溶接方法。

技術分野

0001

この発明は、角形鋼管溶接方法、特に、間隔をあけて対向する既設角形鋼管に連結角形鋼管を溶接して、既設角形鋼管同士を連結する際に、連結角形鋼管の支持が不要であり、溶接長さが短く、しかも、裏当て金を角形鋼管の端部外面に取り付ける必要がない、角形鋼管の溶接方法に関するものである。

背景技術

0002

角形鋼管の溶接方法の一例が特許文献1に開示されている。以下、この溶接方法を従来溶接方法といい、図面を参照しながら説明する。

0003

図3は、従来溶接方法による溶接前の角形鋼管を示す部分正面図、図4は、図3のA−A断面図、図5は、従来溶接方法による溶接後の角形鋼管を示す部分正面図、図6は、図5のB−B断面図である。

0004

従来溶接方法により角形鋼管同士は、以下のようにして溶接される。

0005

先ず、図3および図4に示すように、両角形鋼管11の端部上部に切欠き部12を連続して形成し、切欠き部12が形成されていない両角形鋼管11の端部下部を突き合せ、この端部下部を溶接して接合する。なお、両角形鋼管11の端部下部の溶接の際には、端部下部の外面に裏当て金13を取り付け、両角形鋼管11の端部上部の内面には、後述する塞ぎ部材15の溶接の際に必要な裏当て金14を予め取り付けておく。

0006

次いで、図5および図6に示すように、両角形鋼管11に連続して形成した切欠き部12に、この切欠き部12と同形状に形成した塞ぎ部材15を嵌め込み、角形鋼管11と塞ぎ部材15とを溶接して接合する。

0007

以上のようにして、角形鋼管11同士が塞ぎ部材15を介して溶接される。

先行技術

0008

特開平7−292781号公報

発明が解決しようとする課題

0009

上記従来溶接方法によれば、角形鋼管11同士を上向き溶接を行うことなく溶接することはできるが、図7に示すように、支柱16間に間隔をあけて対向して固定された既設角形鋼管17に連結角形鋼管18を溶接して、既設角形鋼管同士17を連結する際には、以下のような問題がある。

0010

(a)溶接に際して連結角形鋼管18の落下を防止するために、連結角形鋼管18を何らかの手段により支持する必要があるので、溶接作業が容易に行なえない。
(b)塞ぎ部材15を使用するため、溶接長さが長くなり、その分、溶接作業に時間を要する。
(c)裏当て金13を両角形鋼管11の端部下部の外面に取り付ける必要があるので、角形鋼管11の外面に凹凸が生じ、外観および機能上、好ましくない。

0011

従って、この発明の目的は、間隔をあけて対向する既設角形鋼管に連結角形鋼管を溶接して、既設角形鋼管同士を連結する際に、連結角形鋼管の支持が不要であり、溶接長さが短く、しかも、裏当て金を角形鋼管の端部外面に取り付ける必要がない、角形鋼管の溶接方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。

0013

請求項1に記載の発明は、間隔をあけて対向する既設角形鋼管に、前記既設角形鋼管同士を連結する連結角形鋼管を溶接する、角形鋼管の溶接方法において、前記既設角形鋼管の既設角形鋼管端部を、前記既設角形鋼管端部の下部が前方に突出するように段状に切り欠き、前記連結角形鋼管の連結角形鋼管端部を、前記連結角形鋼管端部の上部が前方に突出するように段状に切り欠き、前記既設角形鋼管端部の上部内面に既設角形鋼管用裏当て金を取り付け、前記連結角形鋼管端部の下部内面に連結角形鋼管用裏当て金を取り付け、前記連結角形鋼管を前記間隔内に嵌め込み、そして、前記既設角形鋼管端部と前記連結角形鋼管端部とを溶接して接合することに特徴を有するものである。

0014

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記裏当て金は、コ字状に形成されていることに特徴を有するものである。

0015

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記連結角形鋼管により連結された前記既設角形鋼管は、支柱間に固定される梁であることに特徴を有するものである。

発明の効果

0016

この発明によれば、間隔をあけて対向する既設角形鋼管に連結角形鋼管を溶接して、既設角形鋼管同士を連結する際に、連結角形鋼管を何らかの手段により支持する必要がない。

0017

また、この発明によれば、従来溶接方法のように塞ぎ部材を使用しないので、従来溶接方法と比べて溶接長さが短い。

0018

また、この発明によれば、裏当て金を角形鋼管の端部外面に取り付ける必要がないので、角形鋼管の外面に凹凸が生じない。

図面の簡単な説明

0019

この発明の、角形鋼管の溶接方法による溶接前の角形鋼管を示す部分斜視図である。
この発明の、角形鋼管の溶接方法による溶接後の角形鋼管を示す部分斜視図である。
従来溶接方法による溶接前の角形鋼管を示す部分正面図である。
図3のA−A断面図である。
従来溶接方法による溶接後の角形鋼管を示す部分正面図である。
図5のB−B断面図である。
従来溶接方法により連結角形鋼管を介して既設角形鋼管同士を溶接した状態を示す正面図である。

実施例

0020

この発明の、角形鋼管の溶接方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。

0021

図1は、この発明の、角形鋼管の溶接方法による溶接前の角形鋼管を示す部分斜視図、図2は、この発明の、角形鋼管の溶接方法による溶接後の角形鋼管を示す部分斜視図である。

0022

図1および図2において、1は、間隔をあけて対向する既設角形鋼管である。既設角形鋼管1は、支柱(図示せず)間に間隔Sをあけて対向して水平に固定されている。既設角形鋼管1の既設角形鋼管端部は、既設角形鋼管端部の下部1aが前方に突出するように段状に切り欠かれている。

0023

2は、既設角形鋼管1同士を連結して梁等を構築する連結角形鋼管である。連結角形鋼管2の連結角形鋼管端部の上部2aは、連結角形鋼管端部が前方に突出するように段状に切り欠かれている。

0024

3は、既設角形鋼管端部の上部1bの内面に取り付けられた既設角形鋼管用裏当て金である。既設角形鋼管用裏当て金3は、コ字状に形成され、既設角形鋼管端部の上部1bの内面に、上部1bから若干突出して下向きに取り付けられている。

0025

4は、連結角形鋼管端部の下部2bの内面に取り付けられた連結角形鋼管用裏当て金である。連結角形鋼管用裏当て金4は、コ字状に形成され、連結角形鋼管端部の下部2bの内面に、下部2bから若干突出して上向きに取り付けられている。既設角形鋼管1と連結角形鋼2との溶接に際して、管既設角形鋼管用裏当て金3の下部と連結角形鋼管用裏当て金4の上部とは、上下方向において重なっている(図2参照)。

0026

この発明の、角形鋼管の溶接方法によれば、以下のようにして、間隔Sをあけて対向する既設角形鋼管1に、既設角形鋼管1同士を連結する連結角形鋼管2が溶接される。

0027

図1に示すように、端部が段状に切り欠かれ、端部上部1bの内面に既設角形鋼管用裏当て金3が取り付けられた既設角形鋼管1の間隔Sに、端部が段状に切り欠かれ、端部下部2bの内面に連結角形鋼管用裏当て金4が取り付けられた連結角形鋼管2を嵌め込む。

0028

そして、既設角形鋼管端部と連結角形鋼管端部とを完全溶け込み溶接して接合する。

0029

この際、既設角形鋼管端部の下部1aと連結角形鋼管端部の上部2aとが当接するとともに、既設角形鋼管用裏当て金3と連結角形鋼管端部の上部2aの内面とが当接し、連結角形鋼管用裏当て金4と既設角形鋼管端部の下部1aの内面とが当接するので、既設角形鋼管1同士を連結する際に、連結角形鋼管2を何らかの手段により支持する必要がない。

0030

しかも、従来溶接方法のように塞ぎ部材を使用しないので、従来溶接方法と比べて溶接長さが短い。

0031

さらに、既設角形鋼管用裏当て金3および連結角形鋼管用裏当て金4を、既設角形鋼管1および連結角形鋼管2の端部外面に取り付ける必要がないので、既設角形鋼管用裏当て金3および連結角形鋼管用裏当て金4の外面に凹凸が生じない。

0032

以上、説明したように、この発明によれば、間隔Sをあけて対向する既設角形鋼管1に連結角形鋼管2を溶接して、既設角形鋼管1同士を連結する際に、連結角形鋼管2を何らかの手段により支持する必要がないので、溶接作業が容易に行なえる。

0033

また、この発明によれば、従来溶接方法のように塞ぎ部材を使用せず、既設角形鋼管1と連結角形鋼管2との溶接のみですむので、従来溶接方法と比べて溶接長さが短い。従って、溶接作業時間が短縮される。

0034

また、この発明によれば、既設角形鋼管用裏当て金3および連結角形鋼管用裏当て金4を、既設角形鋼管1および連結角形鋼管2の端部外面に取り付ける必要がないので、既設角形鋼管1および連結角形鋼管2の外面に凹凸が生じず、外観および機能上、好ましい。

0035

1:既設角形鋼管
1a:既設角形鋼管端部の下部
1b:既設角形鋼管端部の上部
2:連結角形鋼管
2a:連結角形鋼管端部の上部
2b:連結角形鋼管端部の下部
3:既設角形鋼管用裏当て金
4:連結角形鋼管用裏当て金
11:角形鋼管
12:切欠き部
13:裏当て金
14:裏当て金
15:塞ぎ部材
16:支柱
17:既設角形鋼管
18:連結角形鋼管

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