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図面 (20)

課題

ハンガーパイプ吊り下げられた複数の衣料品RFIDタグをより確実に読み取ることができるハンガーパイプ用リーダ装置を提供する。

解決手段

本発明に係るハンガーパイプ用リーダ装置は、複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラック用のリーダ装置であって、ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、着脱部に接続された本体部と、各々のハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグと通信するためのケーブル状リーダアンテナと、本体部に設けられるとともにリーダアンテナの一端部が接続され、リーダアンテナを通じてRFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールとを備える。

概要

背景

従来、RFIDシステムを利用した衣料品等在庫管理が行われている(例えば、特許文献1及び2参照)。このRFIDシステムでは、店員ハンディ型リーダライタ走査することによって、各衣料品に取り付けられたRFIDタグを1つずつ読み取るようにしている。

しかしながら、前記RFIDシステムでは、複数の衣料品の在庫管理をバッチ的に行うことが可能であるが、リアルタイムに行うことはできない。

これに対して、従来、ループアンテナを有するリーダ装置を備えるハンガーラックが知られている(例えば、特許文献3及び4参照)。このハンガーラックによれば、ハンガーラック自体にリーダ装置が設けられているため、複数の衣料品の在庫管理をリアルタイムに行うことが可能である。

概要

ハンガーパイプ吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができるハンガーパイプ用リーダ装置を提供する。本発明に係るハンガーパイプ用リーダ装置は、複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラック用のリーダ装置であって、ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、着脱部に接続された本体部と、各々のハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグと通信するためのケーブル状リーダアンテナと、本体部に設けられるとともにリーダアンテナの一端部が接続され、リーダアンテナを通じてRFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールとを備える。

目的

本発明の目的は、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができるハンガーラック用リーダ装置、ハンガーラック、及び衣料品の商品管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

複数のハンガー吊り下げハンガーパイプを備えるハンガーラック用のリーダ装置であって、前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、前記着脱部に接続された本体部と、各々の前記ハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグ通信するためのケーブル状リーダアンテナと、前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、を備える、ハンガーラック用リーダ装置。

請求項2

前記リーダモジュールは、外部通信アンテナを備える、請求項1に記載のハンガーラック用リーダ装置。

請求項3

前記リーダアンテナの他端部は、前記着脱部が前記ハンガーパイプに吊り下げられた状態にあるとき、鉛直方向において前記ハンガーパイプの高さの1/2の高さよりも下方に位置する、請求項1又は2に記載のハンガーラック用リーダ装置。

請求項4

前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から横方向又は斜め下方に延在するように設けられた肩部と、を備える、請求項1〜3のいずれか1つに記載のハンガーラック用リーダ装置。

請求項5

前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から斜め下方に延在するように設けられた肩部と、前記肩部の下端部から横方向に延在するように設けられたバー部と、備え、前記リーダアンテナは、前記肩部及び前記バー部に沿うように設けられている、請求項1又は2に記載のハンガーラック用リーダ装置。

請求項6

前記肩部は、前記顔部から左斜め下方に延在するように設けられた左肩部と、前記顔部から右斜め下方に延在するように設けられた右肩部と、を備え、前記バー部は、前記左肩部の下端部と前記右肩部の下端部とを接続するように設けられ、前記リーダアンテナは、前記左肩部、前記バー部、及び前記右肩部に沿うように設けられている、請求項5に記載のハンガーラック用リーダ装置。

請求項7

複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラックであって、各々の前記ハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグの情報を読み取るためのハンガーラック用リーダ装置を備え、前記ハンガーラック用リーダ装置は、前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、前記着脱部に接続された本体部と、前記RFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、を備える、ハンガーラック。

請求項8

前記リーダモジュールは、外部通信用アンテナを備える、請求項7に記載のハンガーラック。

請求項9

前記リーダアンテナの他端部は、前記着脱部が前記ハンガーパイプに吊り下げられた状態にあるとき、鉛直方向において前記ハンガーパイプの高さの1/2の高さよりも下方に位置する、請求項7又は8に記載のハンガーラック。

請求項10

前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から横方向又は斜め下方に延在するように設けられた肩部と、を備える、請求項7〜9のいずれか1つに記載のハンガーラック。

請求項11

前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から斜め下方に延在するように設けられた肩部と、前記肩部の下端部から横方向に延在するように設けられたバー部と、備え、前記リーダアンテナは、前記肩部及び前記バー部に沿うように設けられている、請求項7又は8に記載のハンガーラック。

請求項12

前記肩部は、前記顔部から左斜め下方に延在するように設けられた左肩部と、前記顔部から右斜め下方に延在するように設けられた右肩部と、を備え、前記バー部は、前記左肩部の下端部と前記右肩部の下端部とを接続するように設けられ、前記リーダアンテナは、前記左肩部、前記バー部、及び前記右肩部に沿うように設けられている、請求項11に記載のハンガーラック。

請求項13

複数の衣料品の商品管理を行う商品管理システムであって、複数のハンガーを吊り下げるハンガーラックのハンガーパイプに吊り下げられ、各々の前記ハンガーに掛けられた衣料品に付されたRFIDタグの情報を読み取るためのハンガーラック用リーダ装置と、前記ハンガーラック用リーダ装置と通信して複数の衣料品の商品管理を行う店舗側端末と、を備え、前記ハンガーラック用リーダ装置は、前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、前記着脱部に接続された本体部と、前記RFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、を備え、前記店舗側端末は、前記リーダモジュールが備える外部通信用アンテナと通信するための店舗側アンテナと、前記RFIDタグの情報を管理する制御部と、を備える、衣料品の商品管理システム。

請求項14

前記ハンガーパイプには、複数の前記ハンガーラック用リーダ装置が互いに間隔をおいて配置され、前記制御部は、前記複数のハンガーラック用リーダ装置における特定のRFIDタグの読取り可否又は信号強度に基づいて、前記特定のRFIDタグが付された衣料品と前記複数のハンガーラック用リーダ装置との相対位置を特定する、請求項13に記載の衣料品の商品管理システム。

請求項15

前記制御部は、前記ハンガーラック用リーダ装置における特定のRFIDタグの読取り可否をリアルタイムに検出して、前記特定のRFIDタグが付された衣料品が前記ハンガーから外され、戻された回数を含む履歴を管理する、請求項13又は14に記載の衣料品の商品管理システム。

技術分野

0001

本発明は、ハンガーラックリーダ装置、当該リーダ装置を備えるハンガーラック及び衣料品商品管理システムに関する。

背景技術

0002

従来、RFIDシステムを利用した衣料品等在庫管理が行われている(例えば、特許文献1及び2参照)。このRFIDシステムでは、店員ハンディ型リーダライタ走査することによって、各衣料品に取り付けられたRFIDタグを1つずつ読み取るようにしている。

0003

しかしながら、前記RFIDシステムでは、複数の衣料品の在庫管理をバッチ的に行うことが可能であるが、リアルタイムに行うことはできない。

0004

これに対して、従来、ループアンテナを有するリーダ装置を備えるハンガーラックが知られている(例えば、特許文献3及び4参照)。このハンガーラックによれば、ハンガーラック自体にリーダ装置が設けられているため、複数の衣料品の在庫管理をリアルタイムに行うことが可能である。

先行技術

0005

特開2004−246617号公報
特開2015−23457号公報
特表2007−535762号公報
特許第5689565号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、従来のループアンテナを有するリーダ装置では、ハンガーラックのハンガーパイプ及び支柱にループアンテナを内蔵するか、或いは、ハンガーパイプ及び支柱自体をループアンテナの一部としている。このため、アンテナの位置がハンガーパイプ及び支柱の位置によって制約されてしまう。その結果、アンテナの信号強度が小さい場合は、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグのうち、読み取れないRFIDタグが発生し得る。また、これを抑えるために、アンテナの信号強度を大きくした場合には、他のハンガーラックのループアンテナと干渉することが起こり得る。従って、従来のリーダ装置では、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取るという観点において、未だ改善の余地がある。

0007

本発明の目的は、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができるハンガーラック用リーダ装置、ハンガーラック、及び衣料品の商品管理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係るハンガーラック用リーダ装置は、複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラック用のリーダ装置であって、
前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、
前記着脱部に接続された本体部と、
各々の前記ハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグと通信するためのケーブル状リーダアンテナと、
前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、
を備える。

0009

本発明に係るハンガーラックは、複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラックであって、
各々の前記ハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグの情報を読み取るためのハンガーラック用リーダ装置を備え、
前記ハンガーラック用リーダ装置は、
前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、
前記着脱部に接続された本体部と、
前記RFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、
前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、
を備える。

0010

本発明に係る衣料品の商品管理システムは、複数の衣料品の商品管理を行う商品管理システムであって、
複数のハンガーを吊り下げるハンガーラックのハンガーパイプに吊り下げられ、各々の前記ハンガーに掛けられた衣料品に付されたRFIDタグの情報を読み取るためのハンガーラック用リーダ装置と、
前記ハンガーラック用リーダ装置と通信して複数の衣料品の商品管理を行う店舗側端末と、
を備え、
前記ハンガーラック用リーダ装置は、
前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、
前記着脱部に接続された本体部と、
前記RFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、
前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、
を備え、
前記店舗側端末は、
前記リーダモジュールが備える外部通信用アンテナと通信するための店舗側アンテナと、
前記RFIDタグの情報を管理する制御部と、
を備える。

発明の効果

0011

本発明によれば、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができる。

図面の簡単な説明

0012

実施の形態に係るハンガーラック用リーダ装置の概略構成を示す斜視図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置のリーダアンテナで読み取り可能なRFIDタグの通信範囲の一例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置のリーダアンテナの一例を示す概略構成図である。
図3Aのリーダアンテナが備える整合回路部の概略図である。
図3Aのリーダアンテナが備える整合回路部の平面図である。
図4AのA−A線断面図である。
図3Aのリーダアンテナが備える整合回路部の等価回路図である。
ハンガーに掛けられたRFIDタグ付きの衣料品を示す概略図である。
図5AのRFIDタグの一例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
図6のハンガーラック用リーダ装置がハンガーラックに吊り下げられた状態を示す斜視図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
図1のハンガーラック用リーダ装置の変形例を示す概略図である。
実施の形態に係るリーダ装置を用いる衣料品の商品管理システムの概略構成を示すブロック図である。
ハンガーラックの概略構成を示す斜視図である。
ハンガーパイプに吊り下げられた複数のリーダ装置と複数のハンガーとの配置を示す斜視図である。

実施例

0013

本発明の一態様に係るハンガーラック用リーダ装置は、複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラック用のリーダ装置であって、
前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、
前記着脱部に接続された本体部と、
各々の前記ハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、
前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、
を備える。

0014

この構成によれば、ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部を備えているので、ハンガーパイプに対する着脱部の吊り下げ位置に応じて、リーダアンテナを所望の位置に配置することが可能になる。また、リーダアンテナはケーブル状に形成されているので、リーダアンテナの長さに応じて、リーダアンテナの検知範囲を調整することが可能になる。その結果、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができる。

0015

なお、前記リーダモジュールは、外部通信用アンテナを備えてもよい。この構成によれば、リーダモジュールが読み取ったRFIDタグの情報を、店舗側端末などに送信することができる。

0016

また、前記リーダアンテナの他端部は、前記着脱部が前記ハンガーパイプに吊り下げられた状態にあるとき、鉛直方向において前記ハンガーパイプの高さの1/2の高さよりも下方に位置するように設けられてもよい。この構成によれば、例えば、衣料品の下方にRFIDタグが位置する場合でも、当該RFIDタグをより確実に読み取ることができる。

0017

また、前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から横方向又は斜め下方に延在するように設けられた肩部とを備えてもよい。この構成によれば、一般的なハンガーと同様に、顔部と肩部とを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置を目立たなくすることができる。

0018

また、前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から斜め下方に延在するように設けられた肩部と、前記肩部の下端部から横方向に延在するように設けられたバー部と、備え、前記リーダアンテナは、前記肩部及び前記バー部に沿うように設けられてもよい。この構成によれば、一般的なハンガーと同様に、顔部と肩部とバー部とを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置を一層目立たなくすることができる。

0019

また、前記肩部は、前記顔部から左斜め下方に延在するように設けられた左肩部と、前記顔部から右斜め下方に延在するように設けられた右肩部と、を備え、前記バー部は、前記左肩部の下端部と前記右肩部の下端部とを接続するように設けられ、前記リーダアンテナは、前記左肩部、前記バー部、及び前記右肩部に沿うように設けられてもよい。この構成によれば、一般的なハンガーと同様に、顔部と肩部とバー部とを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置を一層目立たなくすることができる。また、リーダアンテナを左肩部、バー部、右肩部に沿うように設けることで、リーダアンテナの長さをより長くすることができ、リーダアンテナの検知範囲を広くすることが可能になる。

0020

本発明の一態様に係るハンガーラックは、複数のハンガーを吊り下げるハンガーパイプを備えるハンガーラックであって、
各々の前記ハンガーに掛けられる衣料品に付されたRFIDタグの情報を読み取るためのハンガーラック用リーダ装置を備え、
前記ハンガーラック用リーダ装置は、
前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、
前記着脱部に接続された本体部と、
前記RFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、
前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、
を備える。

0021

この構成によれば、ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部を備えているので、ハンガーパイプに対する着脱部の吊り下げ位置に応じて、リーダアンテナを所望の位置に配置することが可能になる。また、リーダアンテナはケーブル状に形成されているので、リーダアンテナの長さに応じて、リーダアンテナの検知範囲を調整することが可能になる。その結果、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができる。

0022

なお、前記リーダモジュールは、外部通信用アンテナを備えてもよい。この構成によれば、リーダモジュールが読み取ったRFIDタグの情報を、店舗側端末などに送信することができる。

0023

また、前記リーダアンテナの他端部は、前記着脱部が前記ハンガーパイプに吊り下げられた状態にあるとき、鉛直方向において前記ハンガーパイプの高さの1/2の高さよりも下方に位置するように設けられてもよい。この構成によれば、例えば、衣料品の下方にRFIDタグが位置する場合でも、当該RFIDタグをより確実に読み取ることができる。

0024

また、前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から横方向又は斜め下方に延在するように設けられた肩部とを備えてもよい。この構成によれば、一般的なハンガーと同様に、顔部と肩部とを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置を目立たなくすることができる。

0025

また、前記本体部は、前記着脱部の下方に設けられた顔部と、前記顔部から斜め下方に延在するように設けられた肩部と、前記肩部の下端部から横方向に延在するように設けられたバー部と、備え、前記リーダアンテナは、前記肩部及び前記バー部に沿うように設けられてもよい。この構成によれば、一般的なハンガーと同様に、顔部と肩部とバー部とを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置を一層目立たなくすることができる。

0026

また、前記肩部は、前記顔部から左斜め下方に延在するように設けられた左肩部と、前記顔部から右斜め下方に延在するように設けられた右肩部と、を備え、前記バー部は、前記左肩部の下端部と前記右肩部の下端部とを接続するように設けられ、前記リーダアンテナは、前記左肩部、前記バー部、及び前記右肩部に沿うように設けられてもよい。この構成によれば、一般的なハンガーと同様に、顔部と肩部とバー部とを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置を一層目立たなくすることができる。また、リーダアンテナを左肩部、バー部、右肩部に沿うように設けることで、リーダアンテナの長さをより長くすることができ、リーダアンテナの検知範囲を広くすることが可能になる。

0027

本発明の一態様に係る衣料品の商品管理システムは、複数の衣料品の商品管理を行う商品管理システムであって、
複数のハンガーを吊り下げるハンガーラックのハンガーパイプに吊り下げられ、各々の前記ハンガーに掛けられた衣料品に付されたRFIDタグの情報を読み取るためのハンガーラック用リーダ装置と、
前記ハンガーラック用リーダ装置と通信して複数の衣料品の商品管理を行う店舗側端末と、
を備え、
前記ハンガーラック用リーダ装置は、
前記ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部と、
前記着脱部に接続された本体部と、
前記RFIDタグと通信するためのケーブル状のリーダアンテナと、
前記本体部に設けられるとともに前記リーダアンテナの一端部が接続され、前記リーダアンテナを通じて前記RFIDタグの情報を読み取るリーダモジュールと、
を備え、
前記店舗側端末は、
前記リーダモジュールが備える外部通信用アンテナと通信するための店舗側アンテナと、
前記RFIDタグの情報を管理する制御部と、
を備える。

0028

この構成によれば、ハンガーラック用リーダ装置がハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられる着脱部を備えているので、ハンガーパイプに対する着脱部の吊り下げ位置に応じて、リーダアンテナを所望の位置に配置することが可能になる。また、リーダアンテナはケーブル状に形成されているので、リーダアンテナの長さに応じて、リーダアンテナの検知範囲を調整することが可能になる。その結果、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができる。また、ハンガーラック用リーダ装置をハンガーパイプに吊り下げるので、複数の衣料品の在庫管理をリアルタイムに行うことが可能である。

0029

なお、前記ハンガーパイプには、複数の前記ハンガーラック用リーダ装置が互いに間隔をおいて配置され、前記制御部は、前記複数のハンガーラック用リーダ装置における特定のRFIDタグの読取り可否又は信号強度に基づいて、前記特定のRFIDタグが付された衣料品と前記複数のハンガーラック用リーダ装置との相対位置を特定してもよい。この構成によれば、複数の衣料品の在庫管理をより正確に行うことができる。

0030

また、前記制御部は、前記ハンガーラック用リーダ装置における特定のRFIDタグの読取り可否をリアルタイムに検出して、前記特定のRFIDタグが付された衣料品が前記ハンガーから外され、戻された回数を含む履歴を管理してもよい。この構成によれば、複数の衣料品の在庫管理をより正確に行うことができる。

0031

以下、実施の形態に係るハンガーラック用リーダ装置、ハンガーラック、及び当該ハンガーラックを用いた衣料品の商品管理システムについて、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。

0032

また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「横」、「右」、「左」、「斜め」等の方向を示す用語を用いている。しかしながら、これらの用語は、本発明のハンガーラック用リーダ装置、ハンガーラック、及び衣料品の商品管理システムの使用状態等を限定することを意味するものではない。

0033

(実施の形態)
図1は、実施の形態に係るハンガーラック用リーダ装置6の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1のハンガーラック用リーダ装置6のリーダライタアンテナ20で読み取り可能なRFIDタグの通信範囲の一例を示す概略図である。

0034

実施の形態に係るハンガーラック用リーダ装置(以下、リーダ装置と略す)6は、複数のハンガーを吊り下げるハンガーラックのハンガーパイプに吊り下げられるように構成されている。実施の形態において、リーダ装置6は、図1に示すように、外見上、衣料品用のハンガーと同様の形態を有している。具体的には、リーダ装置6は、着脱部の一例であるフック7と、顔部8aと、肩部8bと、バー部8cとで構成される本体部8とを備えている。

0035

フック7は、ハンガーパイプに着脱自在に吊り下げられるように構成されている。フック7は、顔部8aに接続されている。顔部8aは、フック7の下方に設けられている。肩部8bは、顔部8aから斜め下方に延在するように設けられている。実施の形態において、肩部8bは、顔部8aから左斜め下方に延在するように設けられた左肩部8baと、顔部8aから右斜め下方に延在するように設けられた右肩部8bbとを備えている。バー部8cは、左肩部8baの下端部から横方向に延在し、右肩部8bbの下端部に接続されるように設けられている。フック7、顔部8a、肩部8b、及びバー部8cは、例えば、金属、樹脂、木材等で構成されている。

0036

また、リーダ装置6は、ケーブル状のリーダアンテナ20と、顔部8aに内蔵され、外部通信用アンテナ(図14を参照して後述する外部通信用アンテナ47)を有するリーダモジュール(通信モジュールともいう)22とを備えている。

0037

リーダアンテナ20は、図2に示すように、ハンガー3a〜3hに掛けられる衣料品2a〜2hに付されたRFIDタグ1a〜1hと通信するように構成されている。具体的には、リーダアンテナ20の一端部20aは、図1に示すように、リーダモジュール22の外部通信用アンテナに接続されている。リーダモジュール22は、リーダアンテナ20を通じてRFIDタグ1a〜1hの情報を読み取る。また、リーダアンテナ20は、右肩部8bb、バー部8c、及び右肩部8baに沿うように延在するように設けられている。リーダアンテナ20の他端部20bは、右肩部8baの顔部8aの近傍に位置するように設けられている。

0038

図3Aは、リーダアンテナ20の一例を示す概略構成図である。図3Bは、図3Aのリーダアンテナ20が備える整合回路部30の概略図である。図4Aは、図3Aのリーダアンテナ20が備える整合回路部30の平面図である。図4Bは、図4AのA−A線断面図である。図4Cは、図3Aのリーダアンテナ20が備える整合回路部30の等価回路図である。

0039

リーダアンテナ20は、図3Aに示すように、同軸ケーブルで構成されるケーブル状本体部21を備えている。ケーブル状本体部21は、内部導体24と、内部導体24に沿って設けられた外部導体25とを有している。また、リーダアンテナ20は、ケーブル状本体部21の一端部に設けられた整合回路部30と、ケーブル状本体部21の一端部から離れた位置で外部導体25の外周面に沿うように設けられた磁性体26とを有している。

0040

整合回路部30は、内部導体24のインピーダンスと外部導体25のインピーダンスとを一致させるように機能するものである。内部導体24と外部導体25とは、図3Bに示すように、整合回路部30を介して接続されている。

0041

整合回路部30は、図4A及び図4Bに示すように、内部導体24に接続された平面状の第1導体層31と、ビアホール導体32と、平面状の第2導体層33とを有している。第1導体層31と第2導体層33とは、外部導体25の外径よりも広い幅を有し、内部導体24の延在方向に沿って延在している。また、第1導体層31と第2導体層33とは、絶縁体34を介して互いに対向するように設けられ、2つのビアホール導体32によって互いに接続されている。第2導体層33は、第1導体層31よりもケーブル状本体部21の延在方向の長さが長く形成されている。これにより、第2導体層33の一部と外部導体25とが、絶縁体34を介して互いに対向するように設けられている。なお、図4Bでは、ビアホール導体32及び内部導体24の両方を断面で図示するために、図4AのA−A線で示すように、便宜上、切断面を途中でずらしている。

0042

内部導体24は、第1導体層31に電気的に接続されている。第1導体層31は、2つのビアホール導体32を介して第2導体層33に電気的に接続されている。第2導体層33は、絶縁体34を介するキャパシタ成分35を有する容量結合によって外部導体25に接続されている。すなわち、図4Cに示すように、内部導体24と外部導体25とは、キャパシタ成分35とインダクタ成分36とを有する整合回路部30を介して接続されている。

0043

磁性体26は、例えば、フェライトで構成されている。磁性体26は、RFIDタグに対して通信を行う放射部27と、RFIDタグに対して通信しない非放射部28とにリーダアンテナ20を区切るように機能する。すなわち、放射部27は、ケーブル状本体部21の一端部から磁性体26まで延在する。非放射部28は、磁性体26からケーブル状本体部21の他端部まで延在する。非放射部28は、シールド部材として機能する。ケーブル状本体部21の他端部は、給電部23に接続されている。また、外部導体25は、電気的に安定するように、グランドに接続されている。

0044

なお、リーダアンテナ20は、外部導体25に生じる定在波を利用したアンテナであって、いわゆるループアンテナではない。また、リーダアンテナ20の検知領域(電波エリア)は、約1m以内に限られる。また、リーダアンテナ20の近傍に金属体や磁性体があっても、周波数特性は大きく変わらない。また、リーダアンテナ20は、屈曲させても屈曲部分間での干渉等が生じない。このため、リーダアンテナ20は、2次元的又は3次元的に比較的自由に配置することが可能である。

0045

実施の形態において、リーダ装置6は、図2に示すように、ハンガーパイプ11に吊り下げられることで、当該ハンガーパイプ11に吊り下げられている複数の衣料品2a〜2hのRFIDタグ1a〜1hの情報を読み取ることができるように構成されている。ハンガーパイプ11は、後述する図7及び図15に示すハンガーラック10の一部を構成するものである。

0046

図5Aは、ハンガー3aに掛けられたRFIDタグ1a付きの衣料品2aを示す概略図である。図5Bは、RFIDタグ1aの一例を示す概略図である。

0047

RFIDタグ1aは、図5Aに示すように、商品である衣料品2aに付されている。実施の形態において、RFIDタグ1aは、例えば、衣料品2aにひも等で取り付けられている。RFIDタグ1aは、図5Bに示すように、RFI素子41aと、ダイポールアンテナ42aとを備えている。ダイポールアンテナ42aは、RFIC素子41aを挟んで両側にミアンダ状に延在する2つのアンテナ素子43a,43bを備えている。なお、ハンガー3b〜3hは、ハンガー3aと同一の構成を有するので、ここでは説明を省略する。

0048

なお、衣料品2a〜2hは、RFIDタグによって在庫管理やセキュリティに関する管理を行うことができるものであればよい。衣料品2a〜2hは、例えば、ジャケットワイシャツTシャツワンピースズボンスカート下、下着マフラーであってもよい。

0049

実施の形態に係るリーダ装置6によれば、ハンガーパイプ11に着脱自在に吊り下げられるフック7を備えているので、ハンガーパイプ11に対するフック7の吊り下げ位置に応じて、リーダアンテナ20を所望の位置に配置することが可能になる。また、リーダアンテナ20はケーブル状に形成されているので、リーダアンテナ20の長さに応じて、リーダアンテナ20の検知範囲を調整することが可能になる。その結果、ハンガーパイプ11に吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグ1a〜1hをより確実に読み取ることができる。

0050

また、実施の形態に係るリーダ装置6によれば、リーダモジュール22が外部通信用アンテナを備えるので、リーダモジュール22が読み取ったRFIDタグ1a〜1hの情報を、店舗側端末などに送信することができる。

0051

また、実施の形態に係るリーダ装置6によれば、本体部8が顔部8aと肩部8bとバー部8cとを備えている。この構成によれば、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置6を目立たなくすることができる。また、リーダアンテナ20を右肩部8bb、バー部8c、左肩部8baに沿うように設けることで、リーダアンテナ20の長さをより長くすることができ、リーダアンテナ20の検知範囲を広くすることが可能になる。

0052

また、実施の形態に係るリーダ装置6によれば、図2に示すように、リーダ装置6にダミーの衣料品5を掛けることによって、リーダ装置6を一層目立たなくすることができる。

0053

なお、肩部8b及びバー部8cが金属である場合には、リーダアンテナ20は、金属によってシールドされないように、肩部8b及びバー部8cの内部ではなく、肩部8b及びバー部8cの表面に沿って配置されることが好ましい。

0054

なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、着脱部としてフック7を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、着脱部は、ハンガーパイプ11に着脱自在に吊り下げられるように構成されていれば、どのような構成であってもよい。例えば、着脱部は、ハンガーパイプ11を挟むクリップ形状であってもよい。また、着脱部は、ハンガーパイプ11から簡単に外れないように、ロック機構を有してもよい。これにより、例えば、使用者がリーダ装置6をハンガーと間違って取ってしまうことを抑えることができる。また、ハンガーパイプ11に対するリーダ装置6の位置を固定することができる。

0055

また、前記では、リーダアンテナ20を右肩部8bb、バー部8c、左肩部8baに沿うように設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、リーダアンテナ20は、一端部20aが顔部8aに設けられたリーダモジュール22の外部通信用アンテナに接続され、他端部20bが鉛直下方に垂れ下がるように構成されてもよい。この構成によっても、一般的なハンガーと同様に、顔部8aと肩部8bとを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置6を目立たなくすることができる。

0056

なお、リーダアンテナ20の他端部20bは、図7に示すように、フック7がハンガーパイプ11に吊り下げられた状態にあるとき、ハンガーパイプ11の高さの1/2の高さ(点線で示す高さ)よりも下方に位置するように設けられることが好ましい。この構成によれば、例えば、衣料品2a〜2dの下方にRFIDタグ1a〜1dが位置する場合でも、当該RFIDタグ1a〜1dをより確実に読み取ることができる。また、衣料品2a〜2dの下方に、靴箱2xに付されたRFIDタグ1xや帽子2yに付されたRFIDタグ1yが位置する場合でも、当該RFIDタグ1x,1yを読み取ることが可能になる。なお、例えば、フック7を鉛直方向に伸縮可能に構成し、当該フック7を伸ばすことによって、リーダアンテナ20の他端部20bがハンガーパイプ11の高さの1/2の高さよも下方に位置するように構成してもよい。

0057

なお、リーダモジュール22は、後述するように駆動用バッテリー48(図14参照)を備え、リーダ装置6の中で比較的重量を有する部品である。このため、リーダモジュール22は、リーダ装置6の重心を通る鉛直線上に設けることが好ましい。これにより、リーダ装置6の安定性を向上させることができる。

0058

また、リーダアンテナ20は、図8に示すように、鉛直方向に延在する複数の直線部と、互いに隣接する直線部同士を接続する複数の曲線部とを有するミアンダ状の形態になるように、バー部8cに掛けられてもよい。また、リーダアンテナ20は、図9に示すように、横方向に延在する複数の直線部と、互いに隣接する直線部同士を接続する複数の曲線部とを有するミアンダ状の形態になるように、保持部材9に保持されてもよい。これらの構成によれば、リーダアンテナ20の検知範囲を幅方向(図の左右方向)に広げることができる。その結果、例えば、衣料品2aに付けられたRFIDタグ1aが幅方向に偏って配置されている場合でも、当該RFIDタグ1aをより確実に読み取ることができる。

0059

また、前記では、本体部8が顔部8aと肩部8bとバー部8cとを備えるように構成したが、本発明はこれに限定されない。本体部8は、リーダアンテナ20を保持可能なものであればよい。例えば、本体部8は、図10に示すように、顔部8a及び肩部8bのみを備え、バー部8cを備えなくてもよい。この構成によっても、一般的なハンガーと同様に、顔部8aと肩部8bとを備えているので、外見をハンガーと同様の形態にしてリーダ装置6を目立たなくすることができる。

0060

また、前記では、肩部8bが、左肩部8baと右肩部8bbとを備えるように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、肩部8bは、図11に示すように、右肩部8bbのみを備えるように構成されてもよい。また、肩部8bは、左肩部8baのみを備えるように構成されてもよい。この構成によっても、前記と同様の効果を得ることができる。

0061

また、前記では、肩部8bが顔部8aから斜め下方に延在するように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、肩部8bは、図13に示すように、顔部8aから横方向に延在するように構成されてもよい。この構成によっても、前記と同様の効果を得ることができる。

0062

また、本体部8は、図13に示すように、ハンガーの形態を有さなくてもよい。この構成によっても、ハンガーパイプ11に吊り下げることができるので、ハンガーパイプ11に対するフック7の吊り下げ位置に応じて、リーダアンテナ20を所望の位置に配置することが可能になる。また、リーダアンテナ20はケーブル状に形成されているので、リーダアンテナ20の長さに応じて、リーダアンテナ20の検知範囲を調整することが可能になる。その結果、ハンガーパイプ11に吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができる。また、ハンガーパイプ11に吊り下げられた複数の衣料品によって、本体部8が見えないようにリーダ装置を構成することによって、リーダ装置を目立たなくすることができる。

0063

また、前記では、整合回路部30を図4A及び図4Bに示すように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、整合回路部30は、複数のキャパシタと複数のインダクタとがそれぞれ組み合わされて並列に配置されるように構成されてもよい。

0064

また、前記では、リーダアンテナ20が、図3Aに示すように、同軸ケーブルを用いたケーブル状本体部21と、整合回路部30と、磁性体26とで構成されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、リーダアンテナ20は、漏洩同軸ケーブルで構成されてもよい。但し、漏洩同軸ケーブルでは、給電部から遠い側は給電部に近い側に比べて電波強度が弱くなる。また、漏洩同軸ケーブルでは、屈曲させて配置させた場合に各スロット間の干渉が生じるおそれがある。これに対して、図3Aに示すリーダアンテナ20は、給電部23から近い側及び遠い側の電波強度の差がなく、屈曲させて配置させた場合にも、屈曲部分での干渉がない。

0065

また、前記では、RFIDタグ1aのアンテナ素子43a,43bが、図5Aに示すように、ミアンダ状の形態であるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、アンテナ素子43a,43bは、直線状のアンテナであってもよいし、ループ状のアンテナであってもよい。アンテナ素子43a,43bの構成は、通信の周波数帯に応じて適宜選択すればよい。また、RFIDタグ1aの全体をカバー材(図示せず)で覆っていてもよい。カバー材の表面には、例えば値段ブランド名等が印字されてもよい。RFIC素子41aは、整合回路部とともにパッケージされてもよい。

0066

また、前記では、RFIDタグ1aは、衣料品2aにひも等で取り付けられるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、RFIDタグ1aは、衣料品2aと関連付けられていれば、衣料品2aと物理的に離れた位置に配置されていてもよい。

0067

また、前記では、リーダモジュール22が外部通信用アンテナを備えるものとしたが、本発明はこれに限定されない。リーダモジュール22は、外部通信用アンテナを備えず、例えば、読み取ったRFIDタグの情報を蓄積する記憶部を備えてもよい。

0068

また、前記では、リーダ装置6は、RFIDタグの情報を読み取るリーダ機能を有するものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、リーダ装置6は、RFIDタグの情報を読み取るとともに、RFIDタグに情報を書き込むリーダライタ機能を有するように構成されてもよい。

0069

次に、実施の形態に係るリーダ装置6を用いて、複数の衣料品の商品管理を行う商品管理システムについて説明する。図14は、実施の形態に係るリーダ装置6を用いる衣料品の商品管理システム100の概略構成を示すブロック図である。

0070

図14に示すように、商品管理システム100は、リーダ装置6と、リーダ装置6と通信して複数の衣料品の商品管理を行う店舗側端末50とを備えている。

0071

リーダ装置6のリーダモジュール22は、リーダアンテナ20と接続されているRFID通信用のRFIC素子44と、制御部45と、RFIC素子46と、外部通信用アンテナ47と、駆動用のバッテリー48とを備えている。RFIC素子46は、WiFi(登録商標)/Bluetooth(登録商標)通信用の素子であり、外部通信用アンテナ47と接続されている。

0072

外部通信用アンテナ47は、店舗側アンテナ51に対して、例えば、UHF帯又はSHF帯で通信するアンテナである。外部通信用アンテナ47と店舗側アンテナ51とは、例えば、10m〜100m程度の通信距離を有し、2.4GHz帯や5GHz帯の通信周波数帯を利用する近距離無線通信を行う。また、リーダアンテナ20とRFIDタグ1a〜1hのダイポールアンテナ42a〜42hとは、900MHz帯を利用して通信を行う。外部通信用アンテナ47と店舗側アンテナ51との通信、及び、リーダアンテナ20とダイポールアンテナ42a〜42hとの通信は、通信周波数帯や電波の強度や性質が異なる。このため、電波が干渉することが抑えられる。近距離無線通信システムで用いるアンテナは、共振系のアンテナである。バッテリー48は、RFIC素子44、制御部45、及び、RFIC素子46に電力を供給する。

0073

店舗側端末50は、店舗側アンテナ51と、RFIC素子52と、制御部53とを備えている。

0074

店舗側アンテナ51は、リーダ装置6の外部通信用アンテナ47と通信するためのアンテナである。店舗側アンテナ51は、リーダ装置6の外部通信用アンテナ47に対して、例えば、UHF帯又はSHF帯で近距離無線通信を行う。

0075

RFIC素子52は、WiFi(登録商標)/Bluetooth(登録商標)通信用の素子であり、店舗側アンテナ51と接続されている。

0076

制御部53は、RFIDタグの情報を管理するものである。より具体的には、制御部53は、衣料品の取り出し履歴等の商品管理を行う。例えば、制御部53は、特定のRFIDタグの読取り可否をリアルタイムに検出して、特定のRFIDタグが付された衣料品が掛けられているハンガーラック10から取り出され、その後に戻された回数を含む履歴を管理する。これにより、複数の衣料品の在庫管理をより正確に行うことができる。なお、制御部53は、会計処理連動させて商品管理を行ってもよい。

0077

図15は、ハンガーラック10の概略構成を示す斜視図である。ハンガーラック10は、横方向に延在するハンガーパイプ11と、鉛直方向に延在し、ハンガーパイプ11の両端部を支持する一対の支柱12とを備えている。各支柱12の下端部は、底部13に接続されている。底部13の底面には、複数のキャスター14が設けられている。ハンガーパイプ11と支柱12と底部13とで囲まれる空間が、衣料品が陳列される空間となる。ハンガーパイプ11、支柱12、及び底部13は、金属、樹脂、木材等のいずれの材料で構成されてもよい。

0078

一対の支柱12の外側には、シールド部材15a,15bが互いに対向するように設けられている。ハンガーパイプ11の上方には、シールド部材15cが設けられている。これらのシールド部材15a,15b,15cによって、衣料品が陳列される空間と外部空間の少なくとも一部とが区切られている。シールド部材15a,15b,15cは、例えば、金属等の導体で構成されている。シールド部材15a,15b,15cは、板状、網状等のいずれの形状であってもよい。

0079

図16は、ハンガーパイプ11に吊り下げられた複数のリーダ装置6a〜6dと複数のハンガー3a〜3mとの配置を示す斜視図である。なお、複数のリーダ装置6a〜6dは、実施の形態に係るリーダ装置6と同一の構成を有する。また、複数のリーダ装置6a〜6dは、ハンガーパイプ11に対して互いに間隔をおいて配置されている。

0080

店舗側端末50の制御部53は、複数のリーダ装置6a〜6dにおける特定のRFIDタグの読取り可否又は信号強度に基づいて、特定のRFIDタグが付された衣料品と複数のリーダ装置6a〜6dとの相対位置を特定する。ここでは、一例として、衣料品2a〜2mに付されたRFIDタグ1a〜1mのうち、RFIDタグ1fが「特定のRFIDタグ」であるものとして説明する。

0081

図16に示すように、特定のRFIDタグ1fが付された衣料品2fは、リーダ装置6bとリーダ装置6cとの間に配置されている。この場合、衣料品2fはリーダ装置6b,6cの検知領域内に位置するので、リーダ装置6b,6cは特定のRFID1fを読み取ることができる。一方、衣料品2fはリーダ装置6a,6dの検知領域外に位置するので、リーダ装置6a,6dは特定のRFID1fを読み取ることができない。

0082

また、図16に示すように、衣料品2fは、リーダ装置6cよりもリーダ装置6dに近い側に位置している。このため、リーダ装置6bが読み取ったRFIDタグ1fの信号強度は、リーダ装置6cが読み取ったRFIDタグ1fの信号強度よりも強くなる。従って、制御部53は、リーダ装置6b,6cにおける特定のRFIDタグ1fの読取り可否又は信号強度に基づいて、特定のRFIDタグ1fが付された衣料品2fとリーダ装置6b,6cとの相対位置を特定することができる。これにより、複数の衣料品の在庫管理をより正確に行うことができる。

0083

なお、前記では、店舗側端末50とリーダ装置6のリーダモジュール22との通信は、無線で行うようにしたが、本発明はこれに限定されない。店舗側端末50とリーダ装置6のリーダモジュール22との通信は、有線で行われてもよい。

0084

なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。

0085

本発明に係るハンガーラック用リーダ装置によれば、ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができるので、例えば、ハンガーラックや当該ハンガーラックを用いる衣料品の商品管理システムに有用である。

0086

1a〜1m,1x,1yRFIDタグ
2a〜2m衣料品
2x靴箱
2y帽子
3a〜3mハンガー
5ダミーの衣料品
6,6a〜6dハンガーラック用リーダ装置
7フック
8 本体部
8a 顔部
8b肩部
8ba 左肩部
8bb 右肩部
8c バー部
9保持部材
10 ハンガーラック
11ハンガーパイプ
12支柱
13 底部
14キャスター
15a,15b,15cシールド部材
20リーダアンテナ
21ケーブル状本体部
22リーダモジュール
23給電部
24内部導体
25外部導体
26磁性体
27放射部
28 非放射部
30整合回路部
31 第1導体層
32ビアホール導体
33 第2導体層
34絶縁体
35キャパシタ成分
36インダクタ成分
41a〜41hRFIC素子
42a〜42hダイポールアンテナ
43a,43bアンテナ素子
44 RFIC素子
45 制御部
46 RFIC素子
47外部通信用アンテナ
48バッテリー
50店舗側端末
51店舗側アンテナ
52 RFIC素子
53 制御部
100 商品管理システム

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