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図面 (20)

課題

患者治療もしくは監視する様々な医療機器協調させる解決策を提供する。

解決手段

第1の医療機器は、第2の医療機器から生理学的パラメータ値を受信できる。第2の生理学的パラメータ値は、第1の医療機器が第2の生理学的パラメータ値を処理して表示可能な出力値を生成することができないように、第1の医療機器によって使用されていないプロトコルに従ってフォーマットされることがある。第1の医療機器は、第1の医療機器から別個翻訳モジュール生理学的パラメータデータを渡し、第1の医療機器で翻訳モジュールから翻訳済みパラメータデータを受信することができる。翻訳済みのパラメータデータは、第1の医療機器による表示のため処理され得る。第1の医療機器は、第1の医療機器もしくは補助機器への表示のため、翻訳済みのパラメータデータから値を出力することができる。

概要

背景

現在の患者監視環境は、特定の患者のための多種多様監視および治療努力に役立つ高性能、かつ、多くの場合に電子式医療機器で混み合っている。概して、これらの機器の全部ではないが多くは、異なる製造業者から提供され、多くのものは、携帯型機器であることがある。これらの機器は、相互に通信しないことがあり、各々は、独自のコントロールディスプレイアラーム、構成などを含むことがある。問題を複雑にしているのは、介護者は、多くの場合に、これらの機器からのあらゆる種類の測定および使用データを特定の患者に関連付けることを望む、ということである。それ故に、患者情報エントリは、多くの場合に、各機器に現れる。時には、機器の相違点により、介護者の再検討のため、単に各機器からの用紙を印刷し、患者のファイル保管する必要性が生じる。

このような機器相違点の結果として、多くの場合に、ディスプレイおよびアラームが至る所に置かれ、無秩序状態であると考えられる体験をもたらす介護者環境が生じる。このような無秩序状態は、介護者の注意散漫が望ましくない術後環境を含み、および、患者の注意散漫もしくは心の動揺が望ましくないことがある回復もしくは監視環境を含む多くの状況において患者にとって有害である可能性がある。

様々な製造業者は、特有のシステムが達成できる様々な監視もしくは治療努力を高めるために、マルチモニタ機器もしくはモジュール拡張する機器を製造する。しかしながら、医療機器技術は、発展するので、このようなマルチモニタ機器は、設置された途端に陳腐化し始める。

概要

患者を治療もしくは監視する様々な医療機器を協調させる解決策を提供する。第1の医療機器は、第2の医療機器から生理学的パラメータ値を受信できる。第2の生理学的パラメータ値は、第1の医療機器が第2の生理学的パラメータ値を処理して表示可能な出力値を生成することができないように、第1の医療機器によって使用されていないプロトコルに従ってフォーマットされることがある。第1の医療機器は、第1の医療機器から別個翻訳モジュール生理学的パラメータデータを渡し、第1の医療機器で翻訳モジュールから翻訳済みパラメータデータを受信することができる。翻訳済みのパラメータデータは、第1の医療機器による表示のため処理され得る。第1の医療機器は、第1の医療機器もしくは補助機器への表示のため、翻訳済みのパラメータデータから値を出力することができる。

目的

モニタは、ハブとドッキング接続されたとき、ドッキング解除されたときとは異なる表示図形を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

医療監視ハブ上の出力のため医療データを提供する方法であって、デジタル論理回路を備える第1の医療機器の制御下で、患者に関連付けられた生理学的信号生理学的センサから受信することと、前記生理学的信号に基づいて第1の生理学的パラメータ値を取得することと、対応する第1の生理学的パラメータ波形と共に、表示のため前記第1の生理学的パラメータ値を出力することと、前記患者に関連づけられた前記第2の生理学的パラメータ値を受信することと、対応する第2の生理学的パラメータの波形を伴わずに、表示のため前記第2の生理学的パラメータ値を出力すること、第2の生理学的パラメータ値をディスプレイの第1の部分からディスプレイの第2の部分にドラッグするユーザ入力を受け取ることに応答して、第2の生理学的パラメータ値を第2の生理学的パラメータの対応する波形と共に、第1の生理学的パラメータ値と第1の生理学的パラメータの対応する波形とに隣接して表示することと、を含む方法。

請求項2

前記第1の医療機器以外の第2の医療機器から、前記第1の医療機器によって使用されていないプロトコルに従って、前記第1の医療機器が第3の生理学的パラメータ値を処理して表示可能な出力値を生成することができないように、フォーマットされた第3の生理学的パラメータ値を取得することと、前記第3の生理学的パラメータ値を前記第1の医療機器から翻訳モジュールに送ることと、前記第1の医療機器で前記翻訳モジュールから、前記第1の医療機器によって表示のため処理され得る翻訳済みパラメータデータを受信することと、表示のため前記翻訳済みのパラメータデータから前記第3の生理学的パラメータ値を出力することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

第1のヘルス・レベルセブン(HL7)フォーマットから第2のHL7フォーマットに前記第3の生理学的パラメータ値を翻訳することにより前記翻訳済みのパラメータデータを決定することをさらに含む、請求項2に記載の方法。

請求項4

前記第3の生理学的パラメータ値は、生理学的モニタからのデータを含む、請求項3に記載の方法。

請求項5

前記第3の生理学的パラメータ値は、灌流ポンプもしくは人工呼吸器からのデータを含む、請求項3に記載の方法。

請求項6

前記第3の生理学的パラメータ値は、病院ベッドからのデータを含む、請求項3に記載の方法。

請求項7

同じディスプレイに表示するため、第1、第3の生理学的パラメータ値と前記翻訳済みのパラメータデータからの前記第3の生理学的パラメータ値を出力すること、を含む請求項2に記載の方法。

請求項8

前記翻訳済みのパラメータデータからの前記第3の生理学的パラメータ値を、前記第1の医療機器のディスプレイとは別個のディスプレイを備える補助機器に出力することと、を含む、請求項2に記載の方法。

請求項9

前記補助機器は、前記別個のディスプレイに、前記第1の医療機器のディスプレイに映される波形よりも大きい、詳細波形を表示するように構成される、請求項8に記載の方法。

請求項10

前記補助機器は、前記詳細な波形を拡大表示するユーザの入力を受信したことに応じて、前記別個のディスプレイの他の要素の代わりに前記別個のディスプレイを一杯に満たすために前記詳細な波形を拡大するように構成される、請求項9に記載の方法。

請求項11

前記ディスプレイに、表示された波形の時間窓を変更するためにユーザによって選択可能な時間窓ボタンを前記ディスプレイに表示することを含む、請求項1に記載の方法。

請求項12

第2の生理学的パラメータ値をディスプレイの第1の部分からディスプレイの第2の部分にドラッグ・アンドドロップするユーザ入力を受け取ることに応答して、前記第2の生理学的パラメータ値に関連づけられたアラーム限界を表示させること、をさらに含む請求項1に記載の方法。

請求項13

前記アラーム限界は、調整可能なアラーム限界を含む、請求項13に記載の方法。

請求項14

医療監視ハブ上の出力のため医療データを提供するシステムであって、前記システムは、第1の医療機器を備え、前記第1の医療機器は、患者に関連付けられた第1の生理学的パラメータ値を取得し、対応する第1の生理学的パラメータの波形と共に、表示のため前記第1の生理学的パラメータ値を出力し、前記患者に関連づけられた前記第2の生理学的パラメータ値を受信し、対応する第2の生理学的パラメータの波形を伴わずに、表示のため前記第2の生理学的パラメータ値を出力し、第2の生理学的パラメータ値をディスプレイの第1の部分からディスプレイの第2の部分にドラッグ・アンド・ドロップするユーザ入力を受け取ることに応答して、第2の生理学的パラメータ値を第2の生理学的パラメータの対応する波形と共に、第1の生理学的パラメータ値と第1の生理学的パラメータの対応する波形とに隣接して表示する、ように構成されている電子ハードウェアを備える、システム。

請求項15

前記第1の医療機器は、さらに、前記第1の医療機器以外の第2の医療機器から、前記第1の医療機器によって使用されていないプロトコルに従って、前記第1の医療機器が第3の生理学的パラメータ値を処理して表示可能な出力値を生成することができないように、フォーマットされた第3の生理学的パラメータ値を取得し、前記第3の生理学的パラメータ値を前記第1の医療機器から翻訳モジュールに送り、前記第1の医療機器で前記翻訳モジュールから、前記第1の医療機器によって表示のため処理され得る翻訳済みのパラメータデータを受信し、表示のため前記翻訳済みのパラメータデータから前記第3の生理学的パラメータ値を出力する、ように構成されている、請求項14に記載のシステム。

請求項16

前記第1の医療機器は、表示のため前記翻訳済みのパラメータデータから、前記第1の生理学的パラメータおよび前記第3の生理学的パラメータ値を、同じディスプレイに出力するようにさらに構成されている、請求項15に記載のシステム。

請求項17

前記第1の医療機器は、前記第1の生理学的パラメータおよび表示のため前記翻訳済みのパラメータデータからの前記第3の生理学的パラメータ値を、別個のディスプレイ上に出力するようにさらに構成されている、請求項16に記載のシステム。

請求項18

前記第1の医療機器は、前記翻訳済みのパラメータデータからの前記第3の生理学的パラメータ値を、別個のディスプレイを備える補助機器へ出力するようにさらに構成されている、請求項17に記載のシステム。

請求項19

前記補助機器は、テレビモニタである、請求項18に記載のシステム。

請求項20

前記補助機器は、タブレット電話機ウェアラブルコンピュータ、およびラップトップからなる群より選択される、請求項18に記載のシステム。

請求項21

前記補助機器は、前記別個のディスプレイに、前記第1の医療機器の前記ディスプレイに表された波形より大きい詳細な波形を表示するように構成される、請求項18に記載のシステム。

請求項22

前記補助機器は、前記詳細な波形を拡大表示するユーザの入力を受信したことに応じて、前記別個のディスプレイの他の要素の代わりに前記別個のディスプレイを一杯に満たすために前記詳細な波形を拡大するように構成される、請求項21に記載のシステム。

請求項23

前記第1の医療機器は、前記翻訳モジュールを備える、請求項15に記載のシステム。

請求項24

前記第1の医療機器は、ネットワークを介して前記生理学的パラメータデータを前記翻訳モジュールに渡すようにさらに構成されている、請求項15に記載のシステム。

請求項25

前記生理学的パラメータデータは、灌流ポンプもしくは人工呼吸器からのデータを含む、請求項15に記載のシステム。

請求項26

前記ディスプレイに、波形表示の時間窓を変更するための、ユーザによって選択可能な時間窓ボタンを表示する、ように構成される、請求項14に記載のシステム。

請求項27

第2の生理学的パラメータ値をディスプレイの第1の部分からディスプレイの第2の部分にドラッグ・アンド・ドロップするユーザ入力を受け取ることに応答して、前記第2の生理学的パラメータ値に関連づけられたアラーム限界を表示させる、ように構成される、請求項14に記載のシステム。

請求項28

前記アラーム限界は、調整可能なアラーム限界を含む、請求項27に記載のシステム。

相互参照

0001

本出願は、2013年10月11日付けで出願された、“System for Displaying Medical Monitoring Data”と題する米国仮出願第61/889,972号の通常出願であり、かつ、2012年10月12日付けで出願された米国出願第13/651,167号の一部継続出願でもあり、この米国出願は、以下の米国仮特許出願のそれぞれの通常出願である。
番号 日付名称
61/547,077 2011年10月13日 Visual Correlation of Physiological Information
61/547,577 2011年10月14日 Visual Correlation of Physiological Information
61/597,120 2012年2月9日 Visual Correlation of Physiological Information
61/703,773 2012年9月20日 Medical Monitoring Hub

0002

上記出願の全てが参照により全体がそのまま本明細書に組み込まれる。

技術分野

0003

本開示は、概して、患者監視機器に係わり、具体的には、患者監視および医療データ通信ハブに関する。

背景技術

0004

現在の患者監視環境は、特定の患者のための多種多様監視および治療努力に役立つ高性能、かつ、多くの場合に電子式医療機器で混み合っている。概して、これらの機器の全部ではないが多くは、異なる製造業者から提供され、多くのものは、携帯型機器であることがある。これらの機器は、相互に通信しないことがあり、各々は、独自のコントロールディスプレイアラーム、構成などを含むことがある。問題を複雑にしているのは、介護者は、多くの場合に、これらの機器からのあらゆる種類の測定および使用データを特定の患者に関連付けることを望む、ということである。それ故に、患者情報エントリは、多くの場合に、各機器に現れる。時には、機器の相違点により、介護者の再検討のため、単に各機器からの用紙を印刷し、患者のファイル保管する必要性が生じる。

0005

このような機器相違点の結果として、多くの場合に、ディスプレイおよびアラームが至る所に置かれ、無秩序状態であると考えられる体験をもたらす介護者環境が生じる。このような無秩序状態は、介護者の注意散漫が望ましくない術後環境を含み、および、患者の注意散漫もしくは心の動揺が望ましくないことがある回復もしくは監視環境を含む多くの状況において患者にとって有害である可能性がある。

0006

様々な製造業者は、特有のシステムが達成できる様々な監視もしくは治療努力を高めるために、マルチモニタ機器もしくはモジュール拡張する機器を製造する。しかしながら、医療機器技術は、発展するので、このようなマルチモニタ機器は、設置された途端に陳腐化し始める。

0007

この開示は、監視対象である患者に対する監視の中心としての医療監視ハブの実施形態について記載する。ハブは、患者の近くにある他の医療機器と通信するため設定可能な医療ポートおよびシリアルポートを含む可能性がある。その上に、ハブは、携帯患者モニタと通信する可能性がある。モニタは、ハブとドッキング接続されたとき、ドッキング解除されたときとは異なる表示図形を提供することがある。表示図形は、解剖学的情報を含む可能性がある。ハブは、多くの場合に莫大な量の電子医療データを集め、これを監視対象である患者に関連付け、いくつかの実施形態では、データを患者の医療記録に渡す。

0008

開示のいくつかの態様は、デジタル論理回路を有する第1の医療機器が生理学的センサから患者と関係している生理学的信号を受信し、生理学的信号に基づいて第1の生理学的パラメータ値を取得し、表示のため第1の生理学的パラメータ値を出力することを記載する。第1の医療機器はまた、第1の医療機器が表示可能な出力値を生成するために第2の生理学的パラメータ値を処理できないように、第1の医療機器以外の第2の医療機器から、第1の医療機器によって使用されないプロトコルに従ってフォーマットされた第2の生理学的パラメータ値を受信する可能性がある。第1の医療機器は、第1の医療機器から別個翻訳モジュール生理学的パラメータデータを渡し、第1の医療機器で翻訳モジュールから第1の医療機器による表示のため処理され得る翻訳済みパラメータデータを受信し、表示のため翻訳済みのパラメータデータから第2の値を出力する可能性がある。第1の医療機器は、たとえば、監視ハブ、携帯型生理学的モニタ、もしくは多数患者監視システムでもよく、第2の医療機器は、輸液ポンプ人工呼吸器などでもよい。

0009

開示を要約する目的のため、いくつかの態様、利点および新規性のある特徴について本明細書で検討されている。必ずしも全てではないが、このような態様、利点もしくは特徴は、発明の何らかの特定の実施形態において具現化されるものであることが理解されるべきであり、当業者は、本明細書における開示からこのような態様、利点もしくは特徴の無数の組み合わせを認めるであろう。

0010

以下の図面および関連した説明は、本開示の実施形態を例示するために記載され、特許請求の範囲を限定するものではない。

図面の簡単な説明

0011

本開示の実施形態による例示的な医療監視ハブの斜視図を示す図である。たとえば、例示的なドッキング接続された携帯型患者モニタと一体となったハブを示す。
医療ポートの組および非侵襲的血圧入力と一体となったハブを示す。
様々な例示的な体温センサが取り付けられているハブを示し、全てが本開示の様々な実施形態によるものである。

0012

本開示の実施形態による、図1のハブを含む例示的な監視環境の簡略ブロック図である。

0013

本開示の実施形態による、図1のハブの簡略化された例示的なハードウェアブロック図である。

0014

本開示の実施形態による、図1のハブの例示的な着脱式ドッキングステーションの斜視図である。

0015

本開示の実施形態による、図1のハブからドッキング解除された例示的な携帯型患者モニタの斜視図である。さらに、図5は、例示的な代替ドッキングステーションを示す。

0016

従来の患者機器の電気的絶縁原理の簡略ブロック図である。

0017

本開示の実施形態による、例示的なオプションの患者機器絶縁システムの簡略ブロック図である。
同様に本開示の実施形態による、図7Aのシステムのための例示的なオプションの非絶縁電力レベルの追加を示す図である。

0018

本開示の実施形態による、簡略化された例示的なユニバーサル医療コネクタ構成プロセスを示す図である。

0019

従来の絶縁要件より断面において小さいサイズおよび形状を有する例示的なユニバーサル医療コネクタの簡略ブロック図である。

0020

本開示の実施形態による、例示的なユニバーサル医療コネクタ用の例示的な計器チャンネル入力を示している図1のハブの側面の斜視図である。

0021

本開示の実施形態による、例示的な雄型および嵌め合わせ雌型ユニバーサル医療コネクタの様々な図である。

0022

本開示の実施形態による、図1のハブ用のチャンネルシステムの簡略ブロック図である。

0023

本開示の実施形態による、例示的な論理チャンネル構成を示す図である。

0024

本開示の実施形態による、ケーブル構築し、チャンネルを構成する簡略化された例示的なプロセスを示す図である。

0025

本開示の実施形態による、入力チャンネルを形成するために例示的な装着されたボードインケーブルを含む図1のハブの斜視図である。

0026

本開示の実施形態による、例示的な計器側シリアルデータ入力を表している図1のハブの裏側の斜視図である。

0027

図16シリアルデータ接続を介して通信する例示的な監視環境を示す図である。
本開示の実施形態による、図1のハブの例示的な接続性表示を示す図である。

0028

本開示の実施形態による、簡略化された例示的な患者データフロー・プロセスを示す図である。

0029

図19A〜19Jは、本開示の実施形態による、図1のハブとドッキング接続された図1の携帯型患者モニタ用の解剖学的図形の例示的な表示を示す図である。

0030

それぞれ、本開示の実施形態による、図1のハブのディスプレイにデータ分離およびデータ重なり合いを表している測定データの例示的な表示を示す図である。

0031

それぞれ、本開示の実施形態による、図1の携帯型患者モニタのディスプレイにデータ分離およびデータ重なり合いを表している測定データの例示的な表示を示す図である。

0032

本開示の実施形態による例示的なアナログ表示標識を示す図である。

0033

本発明の実施形態に従って、意識モニタの深部が図1のハブのチャンネルポートに接続されているとき、たとえば、図23A〜23Dにおけるデータ提示、体温センサおよび血圧センサが図1のハブと通信しているとき、図23Eにおけるデータ提示、および、音響センサが図1のハブとさらに通信しているとき、図23Fにおけるデータ提示を示している測定データの例示的な表示を示す図である。

0034

図1のハブを含む監視環境の別の実施形態を示す図である。

0035

翻訳メッセージ取扱プロセスの実施形態を示す図である。

0036

測定データの表示を含んでいる付加的なハブ表示例を示す図である。
測定データの表示を含んでいる付加的なハブ表示例を示す図である。

0037

翻訳モジュールを介して互いに通信する第1の医療機器例および第2の医療機器例を示す図である。

0038

翻訳モジュールおよび通信バスを介して互いに通信する第1の医療機器例および第2の医療機器例を示す図である。

0039

翻訳モジュールによって受信された入力メッセージ例を示す図である。

0040

フィールド構文解析されている入力メッセージのメッセージヘッダセグメント例を示す図である。

0041

図41Bの構文解析されたメッセージ・ヘッダ・セグメントのエンコードされたバージョン例を示す図である。

0042

図41Aの入力メッセージに基づく翻訳モジュールの出力メッセージ例を示す図である。

0043

入力メッセージと、翻訳ジュールに関連付けられた翻訳ルールとの比較とに基づいて、出力メッセージを発生させる翻訳プロセス例を示す図である。

0044

翻訳モジュールが第1のHL7フォーマットを有する病院情報システム(「HIS」)から第2のHL7フォーマットを有する対象となる受信側医療機器へのHL7メッセージの通信を実現しやすくする翻訳プロセス例を示す図である。

0045

翻訳モジュールが、第1のHL7フォーマットを有する医療機器から第2のHL7フォーマットを有するHISへのHL7メッセージの通信を実現しやすくする翻訳プロセス例を示す図である。

0046

翻訳モジュールによって使用されるように翻訳ルールを手動で構成するメッセージング実装ツールからのスクリーンショット例を示す図である。

0047

翻訳モジュールによって行われ得る自動ルール構成プロセス例を示す図である。
翻訳モジュールによって行われ得る自動ルール構成プロセス例を示す図である。

0048

H7プロトコルを利用するメッセージのため翻訳モジュールによって行われ得る自動ルール構成プロセス例を示す図である。
H7プロトコルを利用するメッセージのため翻訳モジュールによって行われ得る自動ルール構成プロセス例を示す図である。

0049

上記「図面の簡単な説明」は、一般に本開示の様々な実施形態に言及するが、当業者は、本明細書における開示からこのような実施形態が相互排他的ではないことを認めるものである。むしろ、当業者は、そのような実施形態のいくつかまたはすべての無数の組み合わせを認識するであろう。

実施例

0050

I. 序論
少なくとも前述のことに基づいて、患者を治療もしくは監視する様々な医療機器を協調させる解決策が必要とされる。このような解決策の実施形態は、機器空間の至る所でシームレス患者識別情報を提供すべきであり、このような解決策の実施形態は、必ずしも度重なるソフトウェア更新を要求することなく、将来の技術のため発展すべきである。加えて、このような解決策の実施形態は、必要に応じて患者電気的絶縁を含むことがある。

0051

その結果、本開示は、特定の患者に対する患者監視および治療活動の中心である患者監視ハブに関係する。レガシー再プログラミングを必要とすることがないレガシー機器との患者監視ハブインターフェースの実施形態は、ソフトウェア更新を必要とすることなく将来の機器とのインターフェースを柔軟に行い、オプションの患者電気的絶縁を提供する。実施形態では、ハブは、広範囲測定パラメータもしくはそれ以外の決定されたパラメータに関する情報を介護者に動的に提供する大型ディスプレイを含む。その上、実施形態では、ハブは、携帯型患者モニタのためのドッキングステーションを含む。携帯型患者モニタは、ドッキングステーションを介して、もしくは、WiFi、Bluetooth、Zigbeeなどを含む本明細書における開示から、当業者に既知である様々な無線パラダイムを介してハブと通信することがある。

0052

さらに他の実施形態では、携帯型患者モニタは、ドッキング接続されたとき、このモニタの画面を変更する。ドッキング解除された表示標識は、一部において、もしくは、全部において、ハブの大型動的ディスプレイに移動させられ、ドッキング接続されたディスプレイは、監視対象である身体部分の1つ以上の解剖学的図形を提示する。たとえば、ディスプレイは、これがドッキング接続されたとき、心臓、脳、腎臓、腸、、他の臓器、指、消化器系、もしくは他の身体部分を提示することがある。実施形態では、解剖学的図形は、アニメーション化されると有利である。実施形態では、アニメーションは、概して、測定されたパラメータの挙動追従し、たとえば、肺は、測定された呼吸数、および/または、呼吸サイクルの決定された吸気部とおおよそ相関関係膨張し、同様に、呼吸サイクルの呼気部に従って収縮する。心臓は、脈拍数に従って動することがあり、分かっている現実心収縮パターンなどにおおよそ従って鼓動することがある。さらに、実施形態では、測定されたパラメータが介護者に警告する必要を示唆するとき、色による変化する深刻度は、心臓、肺、脳などのような1つ以上の表示された図形に関連付けられることがある。さらに他の実施形態では、身体部分は、測定機器を患者の測定部位に取り付ける場所、時もしくはやり方についてのアニメーションを含むことがある。たとえば、モニタは、CCHDスクリーニング処置もしくはグルコースストリップ読み取りプロトコル、前額部センサ、指もしくは足指センサ、1個以上の電極、音響センサ、およびセンサ、カニューレセンサの適用などのアニメーションによる指示を提供することがある。

0053

本開示は、特定の患者に対する監視活動の中心であるように構成されている医療監視ハブに関係する。実施形態では、ハブは、ハブの前面上の設置面積の大半を占める約10(10)インチ型ディスプレイのような大型の読みやすいディスプレイを備える。このディスプレイは、設計上の制約に依存してより大型であること、もしくは、より小型であることがあり得る。しかしながら、携帯性および現行設計目標のため、好ましいディスプレイは、ドッキング接続可能な携帯型患者モニタのうち1台の垂直実装面積におおよそ比例した大きさである。他の検討事項は、当業者によって本明細書における開示から分かる。

0054

ディスプレイは、数値形式もしくは図形形式で、観察下に置かれている患者の多種多様の監視対象であるパラメータに対する測定データを提供し、様々な実施形態では、ハブにおいて受信されているデータおよび情報のタイプに依存して自動的に構成される。実施形態では、ハブは、可動、携帯型、および搭載可能であるので、ハブは、介護者環境の内部の都合のよいエリアに置くことができる。たとえば、ハブは、唯一筐体の内部に集められる。

0055

実施形態では、ハブは、携帯型患者モニタがドッキング接続されている、もしくは、ハブからドッキング解除されている間にこの携帯型患者モニタからデータを受信することがあると有利である。オキシメーターもしくCOオキシメーターのようなは典型的な携帯型患者モニタは、光学および/または音響センサ、電極などから出力された信号から得られた多数の生理学的パラメータに対する測定データを提供できる。生理学的パラメータは、例を挙げると、酸素飽和度と、カルボキシヘモグロビンと、メトヘモグロビンと、総ヘモグロビンと、グルコースと、pHと、ビリルビンと、飽和分率と、脈拍数と、呼吸数と、呼吸サイクルのコンポーネントと、灌流指数を含む灌流指標と、信号品質および/または信頼度と、プレチスモグラフデータと、健康の指標もしくは健康指数または他の測定データの組み合わせと、呼吸に反応する聴覚情報と、病気識別もしくは診断と、血圧と、患者および/または測定部位体温と、鎮静深度と、臓器もしくは脳酸素化と、水和と、代謝反応測定量と、これらの組み合わせなどとを含むが、これらに限定されることはない。他の実施形態では、ハブは、輸液ポンプなどと併せて、閉ループ薬物投与を達成するために十分なデータを出力することがある。

0056

実施形態では、ハブは、監視環境内にあり、様々な方法で患者と相互作用している他の機器と通信する。たとえば、ハブは、他の機器もしくはハブの再プログラミングを必要とすることなく他の機器からシリアルデータを受信すると有利である。これらの他の機器には、ポンプと、人工呼吸器と、上記パラメータの何らかの組み合わせを監視するあらゆる種類のモニタと、ECGEEGEKG機器と、電子患者ベッドなどとが含まれる。さらに、ハブは、他の医療機器もしくはハブの再プログラミングを必要とすることなく他の医療機器からチャンネルデータを受信すると有利である。機器がチャンネルデータを通じて通信するとき、ハブは、この機器からの測定情報組み入れるために大型ディスプレイを変更することがあると有利である。その上、ハブは、機器からのナースコール状況が適切なナースコール・システムに確実に渡されるようにナースコール・システムにアクセスする。

0057

ハブは、着信患者測定および治療データを監視対象である患者に関連付けるのに有利にするために病院システムとも通信する。たとえば、ハブは、無線もしくはそれ以外の方法で、サーバもしくはサーバの一群のような多数患者監視システムと通信することがあり、この多数患者監視システムは、次に、たとえば、入院退院、転院(「ADT」)システム、および/または、電子医療記録(「EMR」)システムのような介護者のデータ管理システムと通信する。ハブは、ハブの中を流れるデータを監視対象である患者に関連付け、それによって、介護者が環境内の各機器を患者に関連付けることなく介護者のデータ管理システムに渡されるように電子測定および治療情報を提供すると有利である。

0058

実施形態では、ハブは、再構成可能である着脱式ドッキングステーションを含むと有利である。ドッキングステーションは、様々な患者監視機器に適合するように追加の積層型ドッキングステーションをドッキング接続することがある。その上、ドッキングステーション自体は、モジュール化されるので、基本のドッキング接続可能な携帯型患者モニタがこれのフォームファクタを変更する場合、取り外されることがある。それ故に、ハブは、このハブのドッキングステーションがどのように構成されるかにおいて柔軟性がある。

0059

実施形態では、ハブは、このハブが受信、処理、および/または、患者に関連付ける、および/または、他の機器およびシステムと通信するデータの一部もしくは全部を記憶する大型メモリを含む。メモリの一部もしくは全部は、取り外し可能なSDメモリを備えることがあると有利である。

0060

ハブは、少なくとも(1)携帯型モニタからデータを獲得するためにドッキングステーションと、(2)チャンネルデータを獲得するために革新的なユニバーサル医療コネクタと、(3)出力データを獲得するためにRJポートのようなシリアルデータコネクタと、(4)イーサネット、USB、およびナースコール・ポートと、(5)携帯型モニタからデータを獲得するために無線機器と、(6)当業者に知られている他の有線もしくは無線の通信機構とを介して他の機器と通信する。ユニバーサル医療コネクタは、オプションの電気的絶縁型電力および通信を提供すると有利であり、絶縁要件より断面が小さくなるように設計される。コネクタおよびハブは、ハブのため使用可能であり、かつ、表示可能であるように他の機器からのデータを翻訳もしくは構成するのに有利にするために通信する。実施形態では、ソフトウェア開発キット(「SDK」)は、機器製造業者の機器から出力されたデータの挙動および意味を規定もしくは定義するために機器製造業者に提供される。出力が定義されたとき、この定義は、ユニバーサル医療コネクタのケーブル側に存在するメモリの中へプログラムされ、相手先ブランド製造(「OEM」)として機器プロバイダに供給される。ケーブルが機器とハブとの間に接続されるとき、ハブは、データを理解し、機器もしくはハブへのソフトウェア更新を必要とすることなく表示および処理目的のためデータを使用することができる。実施形態では、ハブは、スキーマ取り決めることができ、付加的な圧縮および/または暗号化を追加することでさえも可能である。ユニバーサル医療コネクタの使用を通じて、ハブは、測定および治療データを効果的および効率的に、監視環境に秩序をもたらす単一の表示および警告システム体系化する。

0061

ハブがチャンネルパラダイムに従って他の機器からデータを受信し、追跡するとき、ハブは、患者測定もしくは治療データの仮想チャンネルを作り出すために処理を行うことがあると有利である。一実施形態では、仮想チャンネルは、測定対象ではないパラメータ、すなわち、たとえば、様々な測定対象であるもしくは他のパラメータからのデータ処理の結果を含むことがある。このようなパラメータの実施例は、監視対象である患者の健康の全般的な指標となる様々な測定対象であるパラメータから得られた健康インジケータを含む。健康パラメータの実施例は、本開示の譲受人によるものであり、参照によって本明細書に組み込まれる米国特許出願第13/269,296号、13/371,767号および12/904,925号に開示されている。データをチャンネルおよび仮想チャンネルに体系化することにより、ハブは、着信データおよび仮想チャンネルデータを時間に関して同期化することがあると有利である。

0062

ハブは、RJコネクタのようなシリアル通信ポートを介してシリアルデータも受信する。シリアルデータは、監視対象である患者に関連付けられ、前述の複数患者サーバシステムおよび/または介護者バックエンドシステムに渡される。シリアルデータを受信することを通じて、介護者は、個別の機器を患者に関連付ける必要と、できるだけ病院システムとの通信とを回避して、介護者環境内の、多くの場合に様々な製造業者からの機器を特定の患者に関連付けると有利である。このような関連付けは、患者に関する略歴および人口統計学的情報を各機器に入力して費やす介護者の時間を短縮するので、不可欠である。さらに、実施形態では、SDKを通じて、機器製造業者は、機器製造業者の機器の何らかの測定遅延に関連付けられた情報を提供すると有利であることがあり、それによって、ハブが患者に関連付けられたシリアル着信データおよび他のデータを時間に関してさらに同期化させると有利である。

0063

実施形態では、携帯型患者モニタがドッキング接続され、独自のディスプレイを含むとき、ハブは、これのディスプレイ設置可能面積を効果的に増大させる。たとえば、実施形態では、携帯型患者モニタは、今度はハブディスプレイ上に複製されることがある携帯型患者モニタの測定および/または治療データを単に表示し続けることがあり、または、ドッキング接続されたディスプレイは、付加的な情報を提供するためにこれの表示を変えることがある。実施形態では、ドッキング接続されたディスプレイは、ドッキング接続されたとき、たとえば、測定および/または治療されている心臓、肺、臓器、脳、もしくは他の身体部分の解剖学的図形データを提示する。図形データは、測定データと同様に、および、呼応してアニメーション化することがあると有利である。たとえば、肺は、測定対象である呼吸数、および/または、呼吸サイクルの決定された吸気/呼気部分におおよそ相関して膨張することがあり、心臓は、脈拍数に従って鼓動することがあり、分かっている実際の心臓収縮パターンにおおよそ従って鼓動することがあり、脳は、変化する鎮静深度に基づいて色もしくは活動を変えることがあるなどである。実施形態では、測定対象であるパラメータが介護者を変える必要性を指示するとき、色が変化する深刻度は、心臓、肺、脳、臓器、循環系もしくはこれの一部分、呼吸器系もしくはこれの一部分、他の身体部分などのような1つ以上の表示された図形に関連付けられることがある。さらに他の実施形態では、身体部分は、測定機器を取り付ける場所、時もしくはやり方についてのアニメーションを含むことがある。

0064

ハブは、付加的な視覚情報を介護者に提供するためにパラメータ表示をさらに重ね合わせることがあると有利である。このような重ね合わせは、ユーザ定義可能および構成可能であることがある。表示は、アナログらしいアイコンもしくは図形標識を組み込むことがある。

0065

明瞭にするために、現実の実装法の全てが本明細書において記載されているとは限らない。当業者は、当然ながら、このような現実の実装法の開発では(いずれの開発プロジェクトの場合においても見られるように)、多数の実装法に固有の決定が、実装法毎に変わることがあるシステムおよびビジネス関連制約の順守のような開発者に固有の目標およびサブ目標を達成するために行われなければならないことを理解するであろう。さらに、このような開発努力は、複雑であり、かつ、時間を要するかもしれないが、それにもかかわらず、本開示の利益を得る当業者にとって機器エンジニアリング着手するルーティンであることが理解されるであろう。

0066

本開示の完全な理解を容易にするために、詳細な説明の残りの部分は、類似する参照数字が全体を通じて類似する符号を用いて言及される図面を参照して本開示を説明する。

0067

II. ハブ実施形態例
図1Aは、本開示の実施形態による例示的なドッキング接続された携帯型患者モニタ102と一体になった例示的な医療監視ハブ100の斜視図を含む監視環境を示す。ハブ100は、ディスプレイ104と、実施形態では、携帯型患者モニタ102と機械的および電気的に結合するように構成されているドッキングステーション106とを含み、それぞれが可動、搭載可能、および携帯型の筐体108に収容されている。筐体108は、水平平面の上に載るように構成されたほぼ直立の傾斜した形状を有するが、筐体108は、多種多様の位置および土台に取り付けることができ、多種多様の形状およびサイズを備えることができる。

0068

実施形態では、ディスプレイ104は、数値、図形、波形、もしくは他の表示標識110で多種多様の測定および/または治療データを提示することがある。実施形態では、ディスプレイ104は、筐体108の前面の大半を占有するが、当業者は、ディスプレイ104がタブレットもしくは卓上水平構成、ラップトップのような構成などを備えることがあることを理解するであろう。
他の実施形態は、表示情報およびデータを卓上コンピュータスマートホンテレビ、もしくは当業者に分かる何らかの表示システムに通信することを含むことがある。図1Aの直立傾斜構成は、容易に見えるやり方で表示情報を介護者に提示する。

0069

図1Bは、筐体108、ディスプレイ104、および携帯型モニタがドッキング接続されていないドッキングステーション106を含むハブ100の実施形態の斜視側面図を表している。さらに表されているのは、非侵襲的血圧のためのコネクタである。

0070

実施形態では、筐体108は、たとえば、図1Cに表された機器のような血圧モニタ温度センサ112などの付加的な医療機器を保持するために窪み部もしくは切り込み部をさらに含むことがある。

0071

図1Aの携帯型患者モニタ102は、カリフォルニアアーバイン所在のMasimo Corporationから市販されている、および/または、米国特許出願公開第2002/0140675号明細書、第2010/0274099号明細書、第2011/0213273号明細書、第2012/0226117号明細書、第2010/0030040号明細書、米国特許出願第61/242,792号明細書、第61/387457号明細書、第61/645,570号明細書、第13/554,908号明細書、および米国特許第6,157,850号明細書、第6,334,065号明細書などに開示されているもののようなオキシメーター、COオキシメーター、呼吸モニタ、鎮静深度モニタ、非侵襲的血圧モニタ、バイタルサインモニタなど備えることがあると有利である。モニタ102は、発光および光検出回路を含む光学センサ、音響センサ、指穿刺傷から血液パラメータを測定する機器、腕帯、人工呼吸器などのような種々の非侵襲的および/または低侵襲的機器と通信することがある。モニタ102は、図19A〜19Jを参照して後述される独自の表示標識116を提示する独自のディスプレイ114を含むことがある。表示標識は、モニタ102のドッキング状態に基づいて変化することがあると有利である。ドッキング解除されているとき、表示標識は、パラメータ情報を含むことがあり、たとえば、重力センサもしくは加速度計に基づいて向きを変えることがある。

0072

実施形態では、ハブ100のドッキングステーション106は、ハブ100の動きがモニタ102を傷つけることがあり得る形でモニタを機械的に取り外すことがないように、機械ラッチ118、または、機械的解除可能なキャッチを含む。

0073

特定の携帯型患者モニタ102に関連して開示されているが、当業者は、本明細書における開示から、ハブ100とドッキング接続することがあると有利である多数の様々な医療機器を認識するであろう。さらに、ドッキングステーション106は、モニタ102と電気的に、機械的ではなく、接続する、および/または、モニタと無線通信することがあると有利である。

0074

図2は、本開示の実施形態による、図1のハブ100を含む例示的な監視環境200の簡略ブロック図を示す。図2に表されているように、環境は、たとえば、オキシメトリ光学センサ、音響センサ、血圧センサ、呼吸センサなどのような1台以上の患者センサ202と通信する携帯型患者モニタ102を含むことがある。実施形態では、たとえば、NIBPセンサもしくはシステム211と体温センサもしくはセンサシステム213のような付加的なセンサは、ハブ100と直接通信することがある。センサ202、211および213は、使用されているとき、典型的に、測定部位で患者に実際には装着されていないとしても、監視対象である患者に近接している。

0075

開示されているとおり、携帯型患者モニタ102は、実施形態では、ドッキング接続されているときドッキングステーション106を介して、また実施形態では、ドッキング解除されているときハブ100と無線で通信するが、このようなドッキング接続されていない通信は、必須ではないハブ100は、たとえば、米国特許出願公開第2011/0105854号明細書、第2011/0169644号明細書、および第2007/0180140号明細書に開示されているような1台以上のマルチ患者監視サーバ204もしくはサーバシステムと通信する。概して、サーバ204は、EMRシステムおよび/またはADTシステムのような介護者バックエンドシステム206と通信する。サーバ204は、プッシュプルもしくは組み合わせ技術を用いて、人口統計学的情報、課金情報などのような、患者入院時に入力された患者情報を取得することがあると有利である。ハブ100は、監視対象である患者を介護者バックエンドシステム206にシームレスに関連付けるためにこの情報にアクセスする。無線、有線、モバイルもしくは他のコンピューティングネットワークなどを含む、サーバ204と監視ハブ100との間の通信は、本明細書における開示から当業者に認識できることがある。

0076

図2は、ハブのシリアルデータポート210およびチャンネルデータポート212を介して通信するハブ100をさらに表している。上記開示のとおり、シリアルデータポート210は、電子患者ベッドシステム214と、閉ループ制御系を含む灌流ポンプシステム216と、人工呼吸器システム218と、血圧もしくは他のバイタルサイン測定システム220などを含む多種多様の患者医療機器からのデータを提供することがある。同様に、チャンネルデータポート212は、上記機器のいずれか、および、他の医療機器を含む多種多様の患者医療機器からのデータを提供することがある。たとえば、チャンネルデータポート212は、SEDLineから市販されているような意識深度モニタ222、脳もしくは他の臓器のオキシメーター機器224、非侵襲的血圧もしくは音響機器226などからデータを受信することがある。実施形態では、チャンネル機器は、処理アルゴリズムとこれらのアルゴリズム遂行する信号処理機器とが、一部の実施形態では、付加的な表示技術を持たないケーブルもしくはケーブルコネクタ内に収容されたボードに搭載されているボードインケーブル(「BIC」)解決策を含むことがある。BIC解決策は、ハブ100のディスプレイ104に表示されるように、これの測定対象であるパラメータデータをチャンネルポート212へ出力する。実施形態では、ハブ100は、たとえば、タブレット、スマートホン、もしくは他のコンピューティングシステムのような他のシステムと通信するBIC解決策として完全もしくは部分的に形成されることがあると有利である。

0077

単一のドッキングステーション106に関連して開示されているが、環境200は、後続のドッキングステーションが、図5に関連して検討されるように、異なった携帯型患者モニタに対するフォームファクタを変えるために第1のドッキングステーションに機械的および電気的にドッキング接続する積層型ドッキングステーションを含むことがある。このような積層は、3台以上のドッキングステーションを含むことがあり、携帯型機器上の結合機構造体との機械的コンプライアンスのためフォームファクタを増減することがある。

0078

図3は、本開示の実施形態による、図1のハブ100の簡略化された例示的なハードウェアブロック図を示す。図3に表されているように、ハブ100の筐体108は、計器ボード302、ディスプレイ104と、メモリ304と、シリアルポート210、チャンネルポート212、イーサネットポート305、ナース・コール・ポート306、標準的なUSBなどを含む他の通信ポート308を含む様々な通信接続部と、ドッキングステーションインターフェース310とを位置決めし、および/または、取り囲む。計器ボード302は、ボード間通信を含む本明細書に記載された通信および機能を可能にするために通信相互接続部、配線、ポートなどを含む1つ以上の基板を備える。コアボード312は、主パラメータ、信号、他のプロセッサ(群)およびメモリを含み、携帯型モニタボード(「RIB」)314は、モニタ102および1台以上のプロセッサのための患者電気的絶縁を含み、チャンネルボード(「MID」)316は、オプションの患者電気的絶縁および電源318を含むチャンネルポート212との通信を制御し、ラジオボード320は、無線通信のため構成されたコンポーネントを含む。付加的に、計器ボード302は、1台以上のプロセッサおよびコントローラと、バスと、あらゆる種類の通信接続性およびエレクトロニクス部品と、メモリと、EPROMリーダを含むメモリリーダと、本明細書における開示から当業者に認識できる他のエレクトロニクス部品とを含むことがあると有利である。各ボードは、上記指定されたタスクおよび他のタスクを遂行するために、位置決めおよび支持のための基板と、通信のための相互接続部と、コントローラを含む電子コンポーネントと、論理機器と、ハードウェアソフトウェア組み合わせなどを備える。

0079

当業者は、本明細書における開示から、計器ボード302は、多数のやり方で体系化された多数の電子コンポーネントを備えることがあることを認識するであろう。上記開示されたような様々なボードを使用して、体系化および区分化を複雑なシステムにもたらすと有利である。

0080

図4は、本開示の実施形態による、図1のハブ100の例示的な着脱式ドッキングステーション400の斜視図を示す。図4に表されているように、ドッキングステーション400は、モニタ102がドッキング接続されたとき、堅牢機械的支持を設けるために携帯型患者モニタ102への機械的対合を行う。ドッキングステーション400は、携帯型モニタ102の筐体の外面と同じように成形された空洞402を含む。ステーション400は、ハブ100への通信を行う1つ以上の電気コネクタ404をさらに含む。ボルトを使って取り付けられるものとして表されているが、ドッキングステーション400は、スナップフィットすることがあり、可動式タブもしくはキャッチを使用することがあり、磁気的に付着することがあり、または、本明細書における開示から当業者に知られている種々のアタッチメント機構部もしくはアタッチメント機構部の組み合わせを利用することがある。実施形態では、ドッキングステーション400のアタッチメントは、ドッキング接続されたとき、十分に堅牢なアタッチメントであるべきであり、たとえば、ハブ100が誤ってぶつけられるなどのことがあった場合、モニタ102およびドッキングステーション400が無傷のままであるべきであるように、モニタ102およびドッキングステーションは、計器を傷つけ得るような形で誤って取り外されるおそれがあってはならない。

0081

ハブ100の筐体108は、ドッキングステーション400を収容する空洞406をさらに含む。携帯型患者モニタ102のフォームファクタへの変化が現れる範囲で、ドッキングステーション400は、着脱可能および交換可能であると有利である。ドッキングステーション400と同様に、ハブ100は、筐体108の空洞406の内部に、ドッキングステーション400への電気通信を行う電気コネクタ408を含む。実施形態では、ドッキングステーション400は、米国特許出願公開第2002/0140675号明細書に開示されているような独自のマイクロコントローラおよび処理能力を含む。他の実施形態では、ドッキングステーション400は、電気コネクタ408まで通信を渡す。

0082

図4は、以下に詳述されるユニバーサル医療コネクタとしてチャンネルポート212のための開口部を含む筐体108をさらに表している。

0083

図5は、本開示の実施形態による、図1のハブ100からドッキング解除された例示的な携帯型患者モニタ502および504の斜視図を示す。図5に表されているように、モニタ502は、取り外されることがあり、モニタ504のような他のモニタが設けられることがある。ドッキングステーション106は、元のドッキングステーション106と機械的に対合し、モニタ504と機械的に対合する可能性があるフォームファクタを提示する付加的なドッキングステーション506を含む。実施形態では、モニタ504は、ハブ100の積層型ドッキングステーション506および106と機械的および電気的に対合する。本明細書における開示によって、および、本明細書における開示から当業者によって容易に理解され得るように、ドッキングステーションの積層可能な機能は、多種多様の患者監視機器をチャージする、多種多様の患者監視機器と通信する、および多種多様の患者監視機能とインターフェースをとる極度に柔軟性のある機構部をハブ100に提供する。前述のとおり、ドッキングステーションは、積層されることがあり、もしくは、他の実施形態では、取り外される、および、交換されることがある。

0084

図6は、従来の患者電気的絶縁原理の簡略ブロック図を示す。図6に表されているように、ホスト機器602は、概して、通信および電力を介して患者機器604に関連付けられる。患者機器604は、患者に近接した、もしくは、接続された、センサなどのようなエレクトロニクス部品を備えることがよくあるので、ある特定の安全要件は、たとえば、ホスト機器に接続された電力グリッドからのエネルギー電気サージが患者までの電気路を見つけるべきではないことを定める。このことは、概して、当該技術分野において知られた用語であり、かつ、本明細書ではホスト機器602と患者機器604との間の直接的な中断なしの電気路の除去を含む「患者絶縁」と呼ばれる。このような絶縁は、たとえば、電力導体608および通信導体610上の絶縁機器606を介して達成される。絶縁機器606は、変成器光エネルギーを放出および検出する光学機器などを含むことができる。特に電力導体上にある絶縁機器の使用は、コンポーネントの観点で高くつき、サイズの観点で高くつき、電力を枯渇させる可能性がある。従来から、絶縁機器は、患者機器604に組み込まれているが、患者機器604は、徐々に小さくなる傾向があり、必ずしも全ての機器が絶縁を組み込むとは限らない。

0085

図7Aは、本開示の実施形態による例示的なオプションの患者絶縁システムの簡略ブロック図を示す。図7Aに表されているように、ホスト機器602は、絶縁機器606を介して絶縁型患者機器604と通信する。しかしながら、特定の患者機器に関連付けられたメモリ702は、この機器が絶縁型電力を必要とするかどうかをホスト602に通知する。ある種類の腕帯、灌流ポンプ、人工呼吸器などのような患者機器708が絶縁型電力を必要としない場合、ホスト602は、信号路710を介して、非絶縁型電力を提供することができる。この電力は、絶縁型電力導体608を介して高い費用効果で提供される電力よりはるかに高くなることがある。実施形態では、非絶縁型患者機器708は、絶縁型通信を受信するので、通信は、典型的に、より低い電圧にあり、法外なコストはかからない。当業者は、本明細書における開示から、通信が絶縁されないこともあり得ることが分かるであろう。従って、図7Aは、ホスト602と多種多様の潜在的な患者機器604、708との間でオプションの患者絶縁を行う患者絶縁システム700を表している。実施形態では、ハブ100は、類似したオプションの患者絶縁原理を組み込むチャンネルポート212を含む。

0086

図7Bは、本開示の実施形態による図7Aのシステムに対する例示的なオプションの非絶縁電力レベルを示す。図7Bに表されているように、ホスト602が、患者機器604は、自己絶縁型患者機器708を備え、それ故に、絶縁型電力を必要としない、ということを理解すると、ホスト602は、別個の導体710を介して電力を供給する。電力は、絶縁されていないので、メモリ702は、2つ以上の電圧もしくは電力レベルから選択されることがある電力要件をホスト602に供給することもある。図7Bでは、ホスト602は、約12ボルトかそれ以上であり、広範囲の電圧を有することがあり得るような高電力、または、約24ボルトかそれ以上であり、広範囲の電圧を有することがあり得るような超高電力を患者機器708に供給する。当業者は、電源電圧が実質的にあらゆる機器708の具体的なニーズを満たすように変えることができると有利であること、および/または、メモリが広範囲の非絶縁型電力を患者機器708に供給するホスト602に情報を供給することがあり得ることを認めるであろう。

0087

さらに、メモリ702を使用して、ホスト602は、未使用電源が絶縁型電力であるか、または、より高電圧非絶縁型電源であるかとは無関係に、この未使用電源を有効にしないことだけを決定することがあり、それによって、ホストの効率を高める。

0088

図8は、本開示の実施形態による、簡略化された例示的なユニバーサル医療コネクタ構成プロセス800を示す。図8に表されているように、プロセスは、ケーブルが上記に開示されているようにオプションの患者絶縁を組み込むユニバーサル医療コネクタに装着されるステップ802を含む。ステップ804では、ホスト機器602もしくはハブ100は、より詳しくは、チャンネルデータボード316、もしくは、計器ボードのEPROMリーダは、メモリ702に記憶されたデータを読み取り、ステップ806では、接続機器が絶縁型電力を必要とするか否かを決定する。ステップ808において、絶縁型電力が必要とされるとき、ハブ100は、絶縁型電力を有効にすることがあり、ステップ810において、絶縁型通信を有効にすることがあると有利である。ステップ806では、絶縁型電力が必要とされないとき、ハブ100は、単に、オプションのステップ812において、非絶縁型電力を有効にすることがあり、通信が絶縁されたままである実施形態では、ステップ810は、絶縁型通信を有効にする。他のオプションの実施形態では、ステップ806において、絶縁型電力が必要とはされないとき、ハブ100は、ステップ814において、患者機器708のため必要とされる電力量を決定するためにメモリ702からの情報を使用することがある。たとえば、他の接続されている機器もまた接続された電力を使用しているために十分な電力が利用できないとき、ステップ816では、この旨を示すメッセージが表示され、電力は供給されない。十分な電力が利用できるとき、オプションのステップ812は、非絶縁型電力を有効にすることがある。代替的に、オプションのステップ818は、メモリ702がより高いもしくはより低い電力が望ましいことを示すか否かを決定することがある。より高い電力が望ましいとき、ハブ100は、ステップ820においてより高い電力を有効にすることがあり、そうではないとき、ステップ822においてより低い電力を有効にすることがある。ハブ100は、ステップ810において、次に、絶縁型通信を有効にする。実施形態では、ハブ100は、ステップ818において、単に、必要とされる電力量を決定し、少なくとも十分な電力を自己絶縁型機器708に供給することがある。

0089

当業者は、本明細書における開示から、ハブ100は、十分な電力が利用できるかどうかを確認しないことがあること、または、メモリ702からの情報に基づいて1つ、2つ、もしくは多くのレベルの非絶縁型電圧を供給することがあることを認めるであろう。

0090

図9Aおよび9Bは、従来の絶縁要件より断面において小さいサイズおよび形状を有する例示的なユニバーサル医療コネクタ900の簡略ブロック図を示す。実施形態では、コネクタ900は、一方の側部910の非絶縁型信号をもう一方の側部920の絶縁型信号から物理的に分離するが、これらの側部は、逆転されることもあり得る。これらの分離の間のギャップは、患者絶縁を管理する安全規制によって少なくとも部分的に規定されることがある。実施形態では、これらの側部910および920の間の距離は、非常に小さいように見えることがある。

0091

図9Bにおける異なる斜視図から分かるように、コネクタの間の距離「x」は、小さく見える。しかしながら、このギャップは、この距離が導体間に非直接路を取り込む原因となる。たとえば、短絡は、経路904を進まなければならないものであり、この距離は、このような経路の距離が、「x」より大きいので、このような安全規制の範囲内である、もしくは、安全規制を越える。非直線路904がコネクタの至る所に、たとえば、半田が様々なピンをPCBボードに接続するボードコネクタ側などに現れることは、注目に値する。

0092

図10は、図1のハブ100の側部の斜視図を示し、例示的なユニバーサル医療コネクタとして例示的な計器側チャンネル入力1000を表している。図10に表されているように、入力は、非絶縁型側部910と、絶縁型側部920と、ギャップとを含む。実施形態では、メモリ710は、非絶縁型側部上のピンを介して通信する。

0093

図11A〜11Kは、本開示の実施形態による、例示的な雄型および対合雌型ユニバーサル医療コネクタの様々な図を示す。たとえば、図11G1および11G2は、様々な好ましいが、必須ではないサイジングを表し、図11Hは、メモリ702のような電子コンポーネントのコネクタへの組み込みを表している。図11I〜11Kは、ケーブルがユニバーサル医療コネクタにつながるときの配線図およびケーブル自体のケーブル敷設詳細を示す。

0094

図12は、本開示の実施形態による、図1のハブ用のチャンネルシステムの簡略ブロック図を示す。図12に表されているように、上記図11に表されているコネクタのような雄型ケーブルコネクタは、EPROMのようなメモリを含む。メモリは、ハブ100が受信することを期待できるデータの型と、このデータを受信する方法とを記述する情報を記憶すると有利である。ハブ100のコントローラは、データを受信する方法と、可能であれば、データをディスプレイ104に表示する、必要に応じて警告を出すなどの方法とを取り決めるためにEPROMと通信する。たとえば、医療機器供給業者は、ハブ提供者連絡を取り、医療機器供給業者の機器から出力されるデータの型を記述する方法を供給業者に指導するソフトウェア開発者キット(「SDK」)を受信することがある。SDKを使って作業した後、マップ、画像、もしくは他の翻訳ファイルが、前述の電力要件および絶縁要件と共にEPROMにロードされることがあると有利である。チャンネルケーブルがチャンネルポート212を介してハブ100に接続されたとき、ハブ100は、EPROMを読み取り、ハブ100のコントローラは、着信データに対処する方法を取り決める。

0095

図13は、図12のEPROMに記憶されることがある例示的な論理チャンネル構成を示す。図13に表されているように、各着信チャンネルは、1つ以上のパラメータを記述する。各パラメータは、ハブ100が着信データに関して知るべきことを何でも記述する。たとえば、ハブ100は、データがストリーミングデータと、波形データと、既に決定されたパラメータ測定データと、データの範囲と、データ配信の速度と、データの単位と、単位の幅と、表示色と、警告計算のための複雑なアルゴリズムを含む警告パラメータおよび閾値と、パラメータ値駆動型である他のイベントと、これらのものもしくは類似したものの組み合わせとであるかどうかを知りたいことがある。付加的に、パラメータ情報は、パラメータもしくはハブ100によって受信された他のデータに亘るデータ同期化もしくはデータ同期化の近似に役立つ機器遅延時間を含むことがある。実施形態では、SDKは、着信データの型および順序自己記述するスキーム機器供給業者に提示する。実施形態では、情報は、圧縮および/または暗号化を着信データストリームに適用すべきか否かを決定するためにハブ100と取り決めると有利である。

0096

このようなオープンアーキテクチャは、上記に開示されているように、表示、処理、およびデータ管理のため、機器製造業者の機器の出力をハブ100にポーティングする能力をこれらの機器製造業者に与えると有利である。ケーブルコネクタを介する実装法によって、機器製造業者は、これらの機器製造業者の機器の再プログラミングを回避するというよりはむしろ、ケーブルコネクタを介して既存の出力がどのようにフォーマットされるかをハブ100に知らせるだけである。さらに、ハブ100によって既に理解されている言語でデータを記述することにより、ハブ100は、「ハブにとって新しい」医療機器からデータを受け入れるためのソフトウェア更新も回避する。

0097

図14は、本開示の実施形態によるチャンネルを構成する簡略化された例示的なプロセスを示す。図14に表されているように、ハブ提供者は、ステップ1402において、機器製造者にSDKを提供し、機器製造業者は、続いて、ステップ1404において、これらの機器製造業者の機器から出力データチャンネルを自己記述するためにSDKを使用する。実施形態では、SDKは、開発を指導する一連質問であり、他の実施形態では、SDKは、データの挙動を記述するために言語およびスキーマを提供する。

0098

機器提供者がデータを記述すると、ハブ提供者は、ステップ1405において、二値画像もしくは他のファイルを作成して、ケーブルコネクタの内部のメモリに記憶するが、SDKは、画像を作成し、単にこの画像をハブ提供者に通信することがある。ケーブルコネクタは、ステップ1410において、OEM部品として提供者に提供されることがあり、提供者は、ステップ1412において、提供者の機器上の出力ポートと機械的および電気的に対合するようにケーブルを構築し、製造する。

0099

介護者が、一方の端部が機器提供者のシステムに結合し、もう一方の端部がハブ100とハブのチャンネルポート212でぴったり合うようにOEM化されている適切に製造されたケーブルを有すると、ステップ1452において、介護者は、機器の間にハブを接続することができる。ステップ1454において、ハブ100は、メモリを読み取り、絶縁型もしくは非絶縁型電力を供給し、ケーブルコントローラとハブ100とは、データ配信のためのプロトコルもしくはスキーマを取り決める。実施形態では、ケーブル上のコントローラは、プロトコルを取り決めることがあり、代替的な実施形態では、ハブ100のコントローラは、特定のプロトコルに関してハブ上の他のプロセッサと取り決めをする。プロトコルが定められると、ハブ100は、合理的な形で着信データストリームを使用し、表示し、およびその他の方法で処理することができる。

0100

本明細書に記載されたユニバーサル医療コネクタの使用を通じて、ハブ100への数え切れないほどの機器の接続は、各機器へのソフトウェア更新を必然的に伴うのとは対照的に、ケーブルコネクタの簡単なプログラミングによって達成される。

0101

図15は、本開示の実施形態による入力チャンネルを形成するために例示的な装着されたボードインケーブル(「BIC」)を含む図1のハブの斜視図を示す。図15に表されているように、SEDLine意識深度ボードは、表示および介護者再検討のため適切な患者センサからハブ100にデータを通信する。前述のとおり、ボードの提供者は、ボードのデータチャンネルを記述するためにSDKを使用するだけでよく、ハブ100は、データを介護者に提示する方法が分かっている。

0102

図16は、例示的なシリアルデータ入力を表している、図1のハブ100の裏側の斜視図を示す。実施形態では、入力は、RJ45ポートなどを含む。当該技術において理解されるように、これらのポートは、コンピュータ、ネットワーク、ルータ、スイッチ、およびハブで見られるデータポートに類似するデータポートを含む。実施形態では、複数のこれらのポートは、様々な機器からのデータをハブ100において識別された特定の患者に関連付けるために使用される。図16は、スピーカ、ナースコールコネクタ、イーサネットコネクタ、USB群、電源コネクタ、および医療用接地つまみをさらに表している。

0103

図17Aは、本開示の実施形態による、図1のハブ100のシリアルデータ接続を介して通信する例示的な監視環境を示す。図に表され、かつ、前述されているように、ハブ100は、電子ベッド、灌流ポンプ、人工呼吸器、バイタルサインモニタなどを含む、監視環境の内部の様々な機器からデータを集めるためにシリアルデータポート210を使用することがある。これらの機器から受信されたデータと、チャンネルポート212を介して受信されたデータとの間の差は、ハブ100がこのデータのフォーマットもしくは構造を知らないかも知れないことである。ハブ100は、このデータからの情報を表示すること、または、計算もしくは処理中にこのデータを使用することがない。しかしながら、ハブ100を介してデータをポーティングすることは、このデータを、上記サーバ214およびバックエンドシステム206を含む介護者システムのチェーン全体で特別に監視されている患者に関連付けると好都合である。実施形態では、ハブ100は、着信データをハブ100からのデータと同期化することを試みるために着信データに関する十分な情報を決定することがある。

0104

図17Bにおいて、制御画面は、受信されているデータの型についての情報を提供することがある。実施形態では、データに隣接している緑色光は、機器への接続、および、接続がどのシリアル入力で行われているかを示す。

0105

図18は、本開示の実施形態による、簡略化された例示的な患者データ・フロー・プロセスを示す。図に表されているように、患者がステップ1802で介護者環境に収容されると、患者に関するデータは、介護者バックエンドシステム206に投入される。サーバ214は、ステップ1804でこの情報を獲得もしくは受信し、その後、ハブ100からアクセスできるようにすることがあると有利である。介護者がステップ1806でハブ100を患者に割り当てるとき、介護者は、単に現在利用可能な患者データを見て、現在監視対象である特定の患者を選択する。ハブ100は、ステップ1808で、次に、受信および決定する測定、監視および治療データを患者に関連付ける。介護者は、機器が(1)ドッキングステーション、(2)ユニバーサル医療コネクタ、(3)シリアルデータコネクタ、もしくは(4)当業者に知られている他の通信メカニズムを用いてハブ100を介して通信している限り、別の機器を患者に再び関連付ける必要はない。ステップ1810で、受信された、処理された、および/または決定されたデータの一部もしくは全部は、前述のサーバシステムに渡される。

0106

図19A〜19Jは、本開示の実施形態による、図1のハブ100とドッキング接続された携帯型患者モニタ用の解剖学的図形の例示的な表示を示す。図19Aに表されているように、心臓、肺および呼吸器系が表されているが、脳は、強調表示されていない。それ故に、介護者は、意識深度監視もしくは脳オキシメトリシステムが携帯型患者モニタ接続もしくはチャンネルデータポートを介してハブ100と現在通信していないことを容易に決定できる。しかしながら、音響もしくは他の呼吸器官データおよび心臓データは、ハブ100に通信されている、もしくは、ハブ100によって測定されている可能性が高い。さらに、介護者は、ハブ100が強調された身体部分に関して警告データを受信していないことを容易に決定できる。実施形態では、強調された部分は、現在測定対象である挙動を表すためにアニメーション化することがあり、あるいは、代替的に、所定の形式でアニメーション化することがある。

0107

図19Bは、健康の指標を表している仮想チャンネルの追加を表している。図19Bに表されているように、この指標は、「100」まで徐々に増大する深刻度スケールで「34」であるので肯定的である。健康指標は、問題を明らかにするために陰影を付けられることもある。図19Bと対照的に、図19Cは、問題になっている、もしくは、問題になっていた健康数値と、アラーム中の心臓図形とを表している。このようにして、ハブ100上の、または、そうでなければ、患者を監視もしくは治療する別の機器もしくはシステム上の患者アラームに応答する介護者は、バイタルサインおよび心臓機能に関連する他のパラメータの再検討が患者を診断および/または治療するために必要とされることを直ちに決定できる。

0108

図19Dおよび19Eは、強調された身体部分に組み入れられている脳を表し、ハブ100が、たとえば、鎮静深度データもしくは脳オキシメトリデータなどの脳機能に関連するデータを受信していることを意味する。図19Eは、図19Cに類似したアラーム中の心臓機能を付加的に表している。

0109

図19Fでは、腎臓のようなさらなる臓器が監視対象とされているが、呼吸器系は、監視されていない。図19Gでは、アラーム中の心臓機能が表され、図19Hでは、アラーム中の循環器系が表されている。図19Iは、肺、心臓、脳および腎臓と共に健康指標を表している。図19Jは、アラーム中の肺、心臓、および循環器系を健康指標と共に表している。さらに、図19Jは、たとえば、心臓が緊急のため赤色を警報し、循環器系が警戒のため黄色を警報するような深刻度コントラストを表している。当業者は、本明細書における開示から適切である他の色スキームを認めるであろう。

0110

図20A〜20Cは、本開示の実施形態による、データ分離および測定データをそれぞれ表す例示的な表示を示す。図21Aおよび21Bは、本開示の実施形態による、データ分離およびデータ重なり合いをそれぞれ同様に表す測定データの例示的な表示を示す。

0111

たとえば、音響センサからの音響データは、呼吸音データを供給することがあると有利であり、プレチスモグラフおよびECGもしくは他の信号は、別個の波形で提示することもできる(図20A画面キャプチャの一番上)。モニタは、呼吸数、呼気流一回換気量分時換気量無呼吸時間、呼吸音ラ音いびき音、喘鳴、および、量の減少もしくは気流の変化のような呼吸音の変化といった、患者の種々の呼吸パラメータのいずれかを決定することがある。加えて、いくつかの事例では、システムは、プローブオフ検出に役立つ心拍心音(S1、S2、S3、S4、および心雑音)、および、標準対心雑音のような心音の変化もしくは体液過剰を示す分裂心音などの他の生理学的な音を監視する。

0112

複数の生理学的信号の間に視覚的な相関関係を与えることは、信号がいくつかの観測可能な生理学的な相関関係を有するある程度の数の重要な利益をもたらすことができる。このような相関関係の一実施例として、プレチスモグラフの信号の形態(たとえば、エンベロープおよび/またはベースライン)の変化は、患者血液もしくは他の流体レベルを示す可能性がある。しかも、これらの変化は、血液量減少もしくは他の流体レベル関連条件を検出するために監視され得る。脈波変動指標は、たとえば、流体レベルの指標を与えることがある。そして、プレチスモグラフ信号の形態の変化は、呼吸に相関関係がある。たとえば、プレチスモグラフ信号のエンベロープおよび/またはベースラインの変化は、息をすることに相関関係がある。これは、少なくとも部分的に、呼吸中の心臓と肺との間の機械的関係および相互作用のような人間の解剖学的構造の態様が原因である。

0113

このようにして、プレチスモグラフ信号と呼吸信号との間の重ね合わせ(図20B)は、これらから導出されたプレチスモグラフ信号もしくは信号群変動性の指標、たとえば、脈波変動指標をオペレータに与える可能性がある。たとえば、吸気および呼気を表す呼吸信号のバーストがプレチスモグラフエンベロープにおける山および谷の変化と相関関係がある場合、これは、プレチスモグラフ変化が実際には呼吸に起因し、いくつかの他の外的要因に起因しないという視覚的な指標を監視要員に与える。同様に、呼吸信号のバーストがプレチスモグラフエンベロープにおける山および谷とぴったり合う場合、このことは、呼吸信号のバーストが患者呼吸音に起因し、いくつかの他の非標的音(たとえば、患者無呼吸音もしくは非患者音)に起因しない、という指標を監視要員に与える。

0114

モニタは、信号を処理し、2つの信号の間の相関関係の閾値レベルが存在するか否かを決定し、または、相関関係を評価するように構成されることもある。しかしながら、たとえば、互いに重ね合わされた信号を表すことなどによって、相関関係の視覚的な指標を付加的に設けることにより、ディスプレイは、連続的、直観的、および容易に観測可能な特定の生物学的な相関関係の基準をオペレータに提供する。たとえば、重ね合わされた信号を見ることにより、ユーザは、そうでなければ、確かめることができないかもしれない、長期間に亘る相関関係の傾向を観測することができる。

0115

モニタは、プレチスモグラフ信号および呼吸信号に代えて、もしくは、プレチスモグラフ信号および呼吸信号に加えて種々の他の種類の信号を視覚的に相関させることができる。たとえば、図20Cは、別の監視ディスプレイ例のスクリーンショットを表現する。図20Cの右上部分に表されているように、ディスプレイは、プレチスモグラフ信号と、ECG信号と、呼吸信号とを重ね合わせる。他の構成では、4種類以上の信号が互いに重ね合わされることがある。

0116

一実施形態では、ハブ100は、ユーザが互いに重ね合わせるために信号を一緒に通り抜けさせることができるインターフェースを全く提供しない。たとえば、タッチスクリーン・インターフェースを使用して呼吸信号をプレチスモグラフ信号の上にドラッグできることがある。逆に、ユーザは、同様にタッチ・スクリーン・インターフェースを使用して、信号を分離できることもある。別の実施形態では、モニタは、ユーザが押すことができるボタン、または、前述のとおり、ユーザが信号を重ね合わせる、および、分離することを可能にさせる何らかの他のユーザ・インターフェースを含む。図21Aおよび21Bは、同様の信号の分離および連結を表している。

0117

ある構成では、プレチスモグラフ信号と呼吸信号との間に相関関係を与えるのに加えて、モニタは、2つの信号の間の相関関係を決定するために呼吸信号およびプレチスモグラフ信号を処理するようにさらに構成されている。たとえば、モニタは、プレチスモグラフ信号のエンベロープおよび/またはベースラインの変化の山および谷が、呼吸信号におけるバーストに対応するか否かを決定するために信号を処理することがある。そして、相関の閾値レベルが存在する、もしくは、存在しない、と決定することに応答して、モニタは、何らかの指標をユーザに提供することがある。たとえば、モニタは、図形指標(たとえば、脈波変動指標インジケータの色の変化)、可聴アラーム、または他の指標を提供することがある。モニタは、決定を行う際に1つ以上のエンベロープ検出器もしくは他の適切な信号処理構成部品を利用することがある。

0118

ある実施形態では、システムは、図形指標に代えて、もしくは、図形指標に加えて、患者の呼吸音の可聴の指標をさらに提供することがある。たとえば、モニタは、スピーカを含むことがあり、もしくは、イヤホン(たとえば、無線イヤホン)が監視要員に提供され、患者音声の可聴出力を提供することがある。このような能力を有するセンサおよびモニタの例は、米国特許出願公開第2011/0172561号明細書に記載され、参照により本明細書に組み込まれる。

0119

前述の利益に加えて、音響信号およびプレチスモグラフ信号を両方共に上記方式で同じディスプレイに供給することにより、監視要員が呼吸のない呼吸休止イベント、音響信号を劣化させる可能性がある高周囲雑音不適切センサ配置などをより一層容易に検出することが可能になる。

0120

図22A〜22Bは、本開示の実施形態による、例示的なアナログ表示標識を示す。図22Aおよび22Bに表されているように、スクリーンショットは、他のデータに加えて、様々な生理学的パラメータの健康インジケータを表示する。各健康インジケータは、アナログインジケータおよび/またはデジタルインジケータを含む可能性がある。健康インジケータがアナログおよびデジタルインジケータを含む実施形態では、アナログおよびデジタルインジケータは、横並び、上、下、転置などのかなり多数のフォーメーションで配置される可能性がある。図示された実施形態では、アナログインジケータは、デジタルインジケータより上に、および、デジタルインジケータの両方の横に配置される。図22Bにより明瞭に表されているように、アナログ表示は、着色された警告セクショングラフ上の位置を示すダッシュ記号、および、グラフを形成する定量化情報を指定するデジタル情報を含むことがある。図22Bでは、たとえば、脈拍数PRグラフは、毎分約50から約140の拍動を表し、このグラフは、ニュートラルであるか、もしくは、警告になり始めているが、これらの数値の外側で、グラフは、深刻な状態を示すために着色されている。それ故に、ダッシュ記号が円弧に沿って進むのにつれて、介護者は、許容可能、警告、および、極端の範囲内で現在測定値が降下する場所を容易に確かめることができる。

0121

健康インジケータの各アナログインジケータは、監視対象である生理学的パラメータの測定されたレベルに基づいて円弧を動き回るダイヤルを含む可能性がある。測定された生理学的パラメータレベルが増加するのにつれて、ダイヤルは、時計回りに動くことができ、測定された生理学的パラメータレベルが減少するのにつれて、ダイヤルは、反時計回りに動くことができ、逆の場合も同様である。このようにして、ユーザは、アナログインジケータを見ることによって患者の状態を迅速に決定することができる。たとえば、ダイヤルが円弧の中心にあるとき、観測者は、現在の生理学的パラメータ測定値が正常であることを確信でき、ダイヤルが極端に左もしくは右へ傾斜している場合、観測者は、生理学的パラメータのレベルの深刻度を迅速に評価し、適切な処置を講じることができる。他の実施形態では、正常なパラメータ測定値は、ダイヤルが右寄りもしくは左寄りであるときなどに示される可能性がある。

0122

いくつかの実施形態では、ダイヤルは、ドット、ダッシュ記号、矢印などとして実装される可能性があり、円弧は、必要に応じて、円、螺旋ピラミッド形、もしくは他の形状として実装される可能性がある。さらに、現在の生理学的パラメータ測定レベルに基づいて、円弧全体が照らし出される可能性があり、もしくは、円弧の一部分だけが照らし出される可能性がある。さらに、円弧は、現在の生理学的パラメータレベルに基づいて変色する、もしくは、強調表示される可能性がある。たとえば、ダイヤルが閾値レベルに接近するのにつれて、円弧および/またはダイヤルは、緑色から、黄色、赤色に変わる、より明るく輝く、点滅する、拡大される、ディスプレイの中心へ動くなどの可能性がある。

0123

異なる生理学的パラメータは、異常状態を示す異なる閾値を有する可能性がある。たとえば、いくつかの生理学的パラメータは、上側下側閾値レベルということがあり、他の生理学的パラメータは、上側閾値もしくは下側閾値だけを有することがある。従って、各健康インジケータは、監視対象である生理学的パラメータに基づいて調節される可能性がある。たとえば、SpO2健康インジケータは、条件を満たすときにアラームを作動させる下側閾値を有する可能性があり、呼吸数健康インジケータは、下側および上側の両方の閾値を有する可能性があり、いずれかの条件を満たすとき、アラームが作動される。各生理学的パラメータに対する閾値は、典型的な期待閾値および/またはユーザ指定閾値に基づく可能性がある。

0124

デジタルインジケータは、生理学的パラメータの現在レベル数値表現を提供する可能性があり、デジタルインジケータは、実際のレベルもしくは正規化されたレベルを示すことがあり、患者状態の深刻度を迅速に評価するために使用される可能性もある。いくつかの実施形態では、表示は、監視対象である各生理学的パラメータに対する複数の健康インジケータを含む。ある実施形態では、表示は、監視対象である生理学的パラメータの個数より少数の健康インジケータを含む。このような実施形態では、健康インジケータは、様々な監視対象である生理学的パラメータの間を循環する可能性がある。

0125

図23A〜23Fは、たとえば、意識深度モニタが図1のハブのチャンネルポートに接続されているとき、図23A〜23Dにおけるデータ表現を表している測定データの例示的な表示を示す。図23A〜23Cに表されているように、ハブ100は、たとえば、カリフォルニア州アーバイン所在のMasimo Corp.から市販されているSEDLine機器からの様々な情報を表すために、このハブのディスプレイ104を大まかに分岐させると有利である。図23Dでは、ハブ100は、スウェーデンPHAEIN ABから市販され、たとえば、患者の呼吸に関する情報を提供する、付属Phasein機器を含む。ハブ100は、SedLine情報も含むので、ハブ100は、ディスプレイ104を適切に分割している。図23Eでは、体温センサおよび血圧センサは、図1のハブと通信し、ハブ100は、これらのセンサのため適切な表示可能面積を作り出す。図23Fでは、音響センサは、図1のハブ、ならびに、上記血圧センサおよび体温センサとも通信する。従って、ハブ100は、各付属機器からのデータを収容するために表示可能面積を調節する。

0126

本明細書における用語「および/または」は、本開示では、Aだけ、Bだけ、AおよびBを両方共に、または、AもしくはBを択一的に含む最広義の、最小限の限定の意味を有する。本明細書において使用されているように、A、B、「および」Cのうち「少なくとも1つ」は、非排他的論理和を使用して、論理的なAまたはBまたはCを意味するように解釈されるべきである。

0127

用語「プレチスモグラフ」は、(通常は、臓器もしくは身体全体が含有している血液もしくは空気の量の差異から生じる)臓器もしくは身体全体の内部の容積変化に反応するデータを含む、当該技術において知られているこの用語の通常の広義の意味を含む。

0128

III. 付加的な監視環境実施形態
図24は、図1のハブ100を含む監視環境2000の別の実施形態を示す。監視環境2000は、図2の監視環境200の特徴全てと、前述の他の特徴のいずれかと、を含むことがある。その上、監視環境2000は、マルチ患者監視システム204の別の実施形態、すなわち、マルチ患者監視システム(MMS)2004を表現する。MMS 2004は、シリアルデータを受信し、シリアルデータを監視ハブ100によって認識可能なフォーマットに翻訳し、シリアルデータを(他の機器の中でことによると)監視ハブ100に供給することができる翻訳モジュール2005を含む。さらに表されているのは、MMS 2004、監視ハブ100、もしくは、PPM 102と有線もしくは無線で通信することがある補助機器2040である。

0129

前述のとおり、ハブ100は、患者のベッド214、灌流ポンプ216、人工呼吸器218、および他のバイタルサインモニタ220を含む多種多様の医療器具からシリアルデータを受信することがある。ハブ100は、これらの供給源からのシリアルデータをMMS2004に渡すことができる。前述のとおり、MMS 2004は、その後、シリアルデータをEMRシステムもしくはADTシステムのような介護者バックエンドシステム206に格納することがある。

0130

このシリアルデータを供給する医療器具は、ハブ100によって元々認識できないことがある多種多様の独自仕様プロトコル、メッセージング基盤などを使用することがある。従って、ハブ100は、この医療器具からパラメータ値もしくは他のデータを読み取る元々の能力を持たないことがあり、その結果として、これらの機器からのパラメータ値もしくは他のデータを表示する能力を持たないことがある。しかしながら、MMS2004における翻訳モジュール2005は、これらの機器からシリアルデータを受信し、シリアルデータを監視ハブ100によって認識可能なフォーマットに翻訳し、シリアルデータを監視ハブ100に供給することができると有利である。監視ハブ100は、この場合、翻訳済みの情報からパラメータ値および他のデータを読み取り、これらの値もしくはデータを前述のディスプレイのいずれかのようなディスプレイに出力することができる。

0131

実施形態では、翻訳モジュール2005は、シリアルデータをあるフォーマットから別のフォーマットに翻訳もしくは変換するために1つ以上の翻訳ルールをシリアルデータに適用する。シリアルデータは、一実施形態では、ヘルス・レベル・セブン(「HL7」)プロトコルに従ってフォーマットされることがある。HL7プロトコルは、医療コンピュータシステムおよび機器の間の臨床メッセージの通信のためのメッセージングフレームワークを提供するために開発されている。しかしながら、HL7標準は、非常に柔軟性があり、ガイドラインのフレームワークを提供するだけである。その結果、全てHL7に準拠する医療機器もしくは臨床コンピュータシステムは、それでもなお互いに通信できないことがある。たとえば、医療器具214〜220は、各々がHL7プロトコルの1つのバージョンを実装することがあるが、これらの実装法は、監視ハブ100によって実装されたHL7プロトコルとは異なることがある。従って、監視ハブ100は、監視ハブおよび医療器具の両方がHL7標準を使用するとしても、医療器具214〜220からのメッセージを構文解析できない、もしくは、読み取れないことがある。さらに、翻訳モジュール2005は、いくつかの実施形態では、ハブ100および医療器具214〜220によって実装されたHL7プロトコル以外の共通標準の異なった実装法の間で翻訳することがある。

0132

通電子医療通信プロトコルを異なった実装法(たとえば、HL7メッセージの異なったフォーマッティング)の間で翻訳するのに加えて、翻訳モジュール2005は、異なった通信プロトコルに従う入力メッセージと出力メッセージとの間でさらに翻訳することができる。いくつかの実施形態では、翻訳モジュール2005は、たとえば、1つの医療通信プロトコルからのメッセージ応答し、別個の医療通信プロトコルに翻訳するする能力がある。たとえば、翻訳モジュール2005は、HL7プロトコル、ISO 11073プロトコル、他のオープンプロトコル、もしくは、独自仕様のプロトコルに従って送信されたメッセージの間の通信を容易化することができる。その結果、翻訳モジュール2005は、HL7プロトコルに従って送信された入力メッセージを異なったプロトコルに従う出力メッセージに翻訳することができ、逆もまた同様である。ある実施形態では、翻訳モジュール2005は、
「翻訳モジュール実施形態」という表題のセクションに、さらに、開示が全体として参照によって本明細書に組み込まれる、2013年9月19日付けで出願された「Medical Monitoring System」と題する米国特許出願14/032,132号明細書により詳しく後述される翻訳特徴のいずれかを実装することができる。

0133

有利であるのは、ある実施形態では、翻訳モジュール2005が翻訳済みのシリアルデータをハブ100もしくはPPM 102に返すことができることである。翻訳済みのデータは、ハブ100もしくはPPM 102によって読み取り可能なフォーマットであるので、ハブ100もしくはPPM 102は、医療器具214〜220からのデータをハブ100もしくはPPM 102のディスプレイ上に出力できる。その上、翻訳モジュール2005は、翻訳済みのデータを(携帯電話機、タブレット、もしくはポケットベルなどの)臨床機器および後述される補助機器2040といった、ハブ100以外の機器に供給することができる。さらに、医療器具214〜220によって供給されたシリアルデータは、アラーム通知を含むことがあるので、翻訳モジュール2005は、これらのアラーム通知をハブ100もしくはPPM 102に渡すことができる。ハブ100もしくはPPM 102は、その結果、これらのアラーム通知に応答して視覚的アラームもしくは可聴アラームを発生させることができる。さらに、翻訳モジュール2005は、たとえば、病院ネットワークもしくは(インターネットのような)広域ネットワークを介してアラーム通知を臨床機器に供給することができる。その上、翻訳モジュール2005は、アラーム通知を補助機器2040に供給することができる。

0134

翻訳モジュール2005は、翻訳モジュール2005の翻訳ルールを単一の場所で維持し、更新することが役に立つことがあるので、MMS2004に実装されるものとして表されている。しかしながら、他の実施形態では、翻訳モジュール2005は、ハブ100もしくはPPM 102に同様に(もしくは代わりに)実装されることがある。従って、ハブ100もしくはPPM 102は、ハブ100もしくはPPM 102のディスプレイへの出力用のシリアルデータを翻訳するために内部の翻訳モジュール2005にアクセスすることができる。

0135

補助機器2040は、物理的なコンピュータハードウェア、ディスプレイなどを有するコンピューティング機器である可能性がある。たとえば、補助機器2040は、臨床医によって使用される、タブレット、ラップトップ、携帯電話機もしくはスマートホン、携帯情報端末(PDA)、(たとえば、スマートウォッチもしくはスマートメガネといった)ウェアラブルコンピュータなどのようなハンドヘルド型コンピューティング機器でもよい。補助機器2040は、単純に、コンピュータモニタもしくはデジタルテレビのような表示機器であることもある。実施形態では、補助機器2040は、ハブ100、PPM 102、もしくはMMS2004に第2の画面機能性を提供する。従って、補助機器2040は、無線で、もしくは有線接続を介してハブ100、MRS 2004、もしくはPPM 102と通信することができる。

0136

第2の画面機器として、補助機器2040は、ハブ100(もしくはPPM 102)の表示、または、異なるバージョンのハブ100(もしくはPPM 102)表示の少なくとも一部分の複製を表現することができる。たとえば、補助機器2040は、ハブ100、PPM 102、もしくはMMS2040からの生理学的パラメータデータ、傾向データ、または、波形を受信し、パラメータデータ、傾向データ、もしくは波形を表示することができる。補助機器2040は、ハブ100、PPM 102、もしくはMMS 2004が利用できるどのような情報でも出力することができる。補助機器2040の一つの使用法は、患者の部屋から遠く離れている間に(もしくは、患者の部屋の中にいるときでも)ハブ100、PPM 102、もしくはMMS 2004からのデータを見るために臨床医によって使用可能な臨床機器のようなものである。臨床医は、実施形態においてハブ100もしくはPPM 102に表示された生理学的パラメータに関する情報より詳細な情報を見るために補助機器2040を使用できる(たとえば、図39を参照のこと)。たとえば、補助機器2040は、臨床医がパラメータ活動をより厳密に調べるために傾向もしくは波形を拡大表示できるようにする拡大表示機能性などを含むことがある。

0137

ハブ100もしくはPPM 102の表示の少なくとも一部分を複製する1つの理由例は、異なった臨床医が外科手術中にデータについて同じ見方を行えるようにすることである。いくつかの外科手術では、たとえば、2人の麻酔専門医が患者を監視し、一方の麻酔専門医は、患者の脳機能および脳酸素化を監視し、もう一方は、患者の末梢酸素化を監視する。前述されているような脳センサは、患者に装着され、提示のためハブ100もしくはPPM 102へ出力される脳監視および酸素化データを第1の麻酔専門医に供給することがある。指もしくは足指/足センサも患者に装着され、データをハブ100もしくはPPM 102へ出力することができる。ハブ100もしくはPPM 102は、このデータを補助機器2040に送信することができ、第2の麻酔専門医は、患者の末梢手足における酸素化を観測するためにこのデータを監視することができる。第2の麻酔専門医は、不十分な末梢酸素化値の深刻度もしくは深刻度の欠如を解釈するのに役立てるために、脳における酸素化を知る必要があることもある。しかしながら、多くの外科手術では、手術の一部としてカーテンもしくはスクリーンが患者の上に置かれ、第2の麻酔専門医によるハブ100もしくはPPM 102の視野を遮る。従って、ハブ100もしくはPPM 102は、これの表示の少なくとも一部分の複製を補助機器2040へ出力することができるので、第2の麻酔専門医は、脳機能もしくは酸素化を監視することができる。

0138

一実施形態では、補助機器は、ハブ100のディスプレイより大きい表示面積を有する。たとえば、ハブ100は、およそ10インチのような比較的小さいディスプレイを有することがあるが、補助機器2040は、40インチもしくはそれより大きいディスプレイを有するテレビモニタなどであるかもしれない(どのようなサイズのディスプレイでも補助機器2040のため使用されることがある)。実施形態では、テレビとしての補助機器2040は、プロセッサ、メモリ、および無線もしくは有線ネットワーキングインターフェースなどを含むハードウェアモジュールを含むことができる。プロセッサは、メモリから、生理学的パラメータ、傾向、および波形をテレビのディスプレイに表示するプログラムを含んでプログラムを実行することができる。テレビモニタは、ハブ100の実施形態より大型であるため、補助機器2040のテレビモニタバージョンは、いくつかの実施形態における患者波形および傾向のより精密な細部を表示することができる(たとえば、図39を参照のこと)。

0139

別の実施形態では、補助機器2040は、本明細書に記載された表示のいずれかの一部分を表示することがあり、ハブ100は、本明細書に記載された表示の別の部分を表示することがある。たとえば、補助機器2040は、図19A〜19Jに関連して前述された解剖学的グラフのいずれかを表示することがあり、ハブ100は、図20A〜23Fに関連して前述されたパラメータ表示のいずれかを表示する(逆もまた同様である)。同様に、補助機器2040は、翻訳モジュール2005から受信した翻訳済みのデータを表示することがあり、一方ハブ100は、チャンネルデータを表示することがある(逆もまた同様である)。別の実施形態では、補助機器2040は、翻訳済みのデータおよびチャンネルデータの両方を表示することができる(たとえば、図38を参照のこと)。

0140

さらに別の実施形態では、補助機器2040は、監視ハブ100の機能性のいずれかを含む生理学的パラメータの少なくとも一部の処理を行うことができる。たとえば、補助機器2040は、翻訳モジュール2005を含み、この翻訳モジュールの特徴を行うことがある。

0141

図25は、翻訳メッセージ取扱プロセス2100の実施形態を示す。プロセス2100は、前述の翻訳モジュール2005によって、または、他のコンピューティングシステムによって実装される可能性がある。実施形態では、ブロック2502で、翻訳モジュール2005は、ハブ100(もしくはPPM 102)から、ハブ100(もしくはPPM 102)と元々から互換性のない医療機器からのメッセージを含むメッセージを受信する。ブロック2504で、翻訳モジュール2005は、ハブ100(もしくはPPM 102)によって処理され得る翻訳済みの出力メッセージを生成するために1つ以上の翻訳ルールに基づいてメッセージを翻訳する。ブロック2506で、翻訳モジュールは、翻訳済みの出力メッセージをハブ100(もしくはPPM 102)での、または、補助機器2040での表示のためハブ100に供給する。ハブ100(もしくはPPM 102)は、翻訳済みのデータを補助機器2040へ向けることがあり、または、補助機器2040は、翻訳モジュール2005から直接的に翻訳済みのデータを受信することがある。

0142

たとえば、一実施形態では、デジタル論理回路を有する第1の医療機器は、生理学的センサから患者に関連付けられた生理学的信号を受信し、生理学的信号に基づく第1の生理学的パラメータ値を取得し、表示のため第1の生理学的パラメータ値を出力する。第1の医療機器はまた、第1の医療機器が表示可能な出力値を生成するために第2の生理学的パラメータ値を処理できないように、第1の医療機器以外の第2の医療機器から、第1の医療機器によって使用されないプロトコルに従ってフォーマットされた第2の生理学的パラメータ値を受信する可能性がある。第1の医療機器は、第1の医療機器から別個の翻訳モジュールへ生理学的パラメータデータを渡し、第1の医療機器で翻訳モジュールから、第1の医療機器により表示のため処理することができる翻訳済みのパラメータデータを受信し、表示のため翻訳済みのパラメータデータから第2の値を出力することができる。第1の医療機器は、たとえば、ハブ100、PPM 102、もしくはMMS2004でもよく、第2の医療機器は、灌流ポンプ216もしくは人工呼吸器218などでもよい。

0143

図26〜38および46〜71は、測定データの表示を含むさらなるハブ表示例を示す。これらの表示の1つずつは、補助機器2040によって実装されることがあるが、同様の表示が直接的にハブ100(もしくはPPM 102)へ出力されることもある。例示された図は、タッチスクリーン機能性を含むタブレットコンピュータのため実装されているものとして表現される。タッチスクリーン機能性は、オプションであり、キーボードマウストラックホイールなどのような他の適切な入力機器によって置き換えられることがある。

0144

図26を参照すると、図示されたユーザ・インターフェースは、補助機器2040に接続されている機器を表現する。図示された機器は、監視ハブ100の実施形態である可能性がある「Omar’s Hawk」である。補助機器2040は、本実施形態では、ハブ100からデータを受信するように、ハブ100に無線接続されている。補助機器は、他の実施形態では、MMS2004もしくはPPM 102に無線接続されることもあり得る。

0145

図27は、補助機器2040上のデフォルトのパラメータ表示を表現する。パラメータ値は、表示の上部に波形と共に表され、(SpHb、SpMet、PVIなどのような)他のパラメータは、対応する波形を伴わずに表示の下部に表されている。表示の下部にあるこれらのパラメータはいずれも、これらの波形を表示させるために表示の上部にドラッグ・アンドドロップされることがある。たとえば、図28は、SpHbパラメータが表示の上部にドラッグ・アンド・ドロップされ、SpHb波形とアラーム限界(18および7)上の付加的な詳細とを表示させる点を除いて、表示の図27における表示と同様の表示を表現する。同様に、図29は、SpMetパラメータが表示の上部にドラッグ・アンド・ドロップされ、これの波形とアラーム限界(3)とを表示させる点を除いて、図28と同じ表示を表している。

0146

図27〜29の表示の各々では、時間窓ボタンが右上隅に表されている。この時間窓ボタンは、図27〜29において「1時間」と書かれているが、時間窓を変更するためにユーザによって選択されることがあり、表示に表される傾向もしくは波形データの窓に影響を与えることができる。この時間窓ボタンのユーザ選択と、10分窓への変更が図30に表されている。同図から分かるように、図30における波形は、前の図に表されるより小さい時間窓で表されている。

0147

図31は、本明細書における他の場所に記載された他の積み重ねられた波形に類似した、積み重ねられたSpO2および呼吸波形を含んでいる、波形が積み重ねられた図29の表示の別のバージョンを表している。図32は、脈拍数(PR)およびSPMet(メトヘモグロビン)パラメータがアラーム状態であるとして強調表示されている図29に類似した表示を表している。アラーム状態は、実施形態では、パラメータ値および波形の周りに赤色ボックスとして、または、ボックスの少なくとも一部分を着色する赤色透明で表現される可能性がある。赤色ボックスもしくは透明は、実施形態では、点滅することもあり、可聴アラームが鳴動することがある。アラーム状態を表現する他の方法が他の実施形態において使用される。

0148

図33は、ユーザがパラメータ(本実施形態では、SpHbもしくは総ヘモグロビン)に対するアラーム限界を調節できるようにするポップアップ・インターフェースを表している。ポップアップ・インターフェースは、ユーザが可能なパラメータ限界値の間を素早くスクロールし、選択できるようにするスクロールホイールを含む。

0149

図34〜38は、図26〜33の縦長の表示とは対照的に横長の表示図を表している。これらの横長の表示図は、(タブレットなどのような)補助機器2040を横長の向きまで回転させることにより利用できるようにされることがある。図27〜29に関連して前述されたものに類似して、図34は、第1のパラメータの組を表し、図35および36は、付加的なドラッグ・アンド・ドロップ型パラメータをこれらの波形および付加的なアラーム限界詳細と共に追加する。図37は、積み重ねられたパラメータ波形と、積み重なっているSpO2波形および呼吸波形を表現している。図38は、両方のチャンネルパラメータ(たとえば、SpO2、PR(脈拍数)、およびRRa(音響的に測定された呼吸数))を表現し、同時に、ポンプおよびベントからのパラメータを含んでいる翻訳済みのシリアルデータパラメータ2210も表している。これらの翻訳済みのシリアルデータパラメータ2210は、ハブ100を介して、もしくは、MMS2004から直接的に、翻訳モジュール2005から受信されていることがある。

0150

再び図24を参照すると、前述のとおり、ハブ100もしくはPPM 102は、表示の少なくとも一部分の複製を補助機器2040へ出力することができる。他の実施形態では、ハブ100もしくはPPM 102は、ハブ100もしくはPPM 102に表された全パラメータの部分集合に関するデータを補助機器2040へ出力することができる。たとえば、ハブ100もしくはPPM 102は、臨床医が補助機器2040に表示された1つ以上のパラメータだけを確認するためにハブもしくはPPMに表示されたパラメータのうち1つ以上を選択する機能性を提供することがある。このようにすると、ハブ100もしくはPPM 102上より少数のパラメータが補助機器2040のディスプレイに表示されることになるので、補助機器2040が選択された1つ以上のパラメータに関するより一層の詳細を表示できるようになる。

0151

図39は、1つのパラメータ、すなわち、呼吸数に関するデータを表現する補助機器2040の1つの表示例を表現する。ハブ100もしくはPPM 102の主表示とは異なって、図39に表された表示は、呼吸数の現在値2215、最近の傾向2230、および小さい波形のみではなくそれ以上を含む。その上、表示は、監視対象である患者の(たとえば、過去数日間の)過去最高および最低ヒストグラム2220を表現する。その上、ハブ100もしくはPPM 102の主表示に表された波形より大きい詳細な波形2240が表され、患者の呼吸状態についてのより一層詳細な理解をユーザに与えることがある。ユーザは、波形2240(もしくは表示の他の局面)を拡大表示することを選ぶことがあり、表示の他の要素などの代わりに表示を一杯に満たすために波形2242を拡大させる。その他のグラフ、表、波形、およびデータが呼吸パラメータのため補助機器ディスプレイ2040に表されることがある。当然ながら、呼吸数以外のパラメータは、補助機器2040上の詳細な表示のため選択されることもある。

0152

IV.翻訳モジュール実施形態
図40A〜45Dに関して記載された以下の特徴はいずれも図24の翻訳モジュール2005によって、または、図24に関して前述された機器のいずれかと一緒に実装される可能性がある。

0153

医療費は、増加し続け、手な価格の高品質患者介護の要求も増えている。医療費は、病院情報システムの有効性を高めることにより削減される可能性がある。健康施設の効率に影響を与えることがある1つの要因は、健康施設で用いられた様々な臨床コンピュータシステムが、情報を交換するために相互に作用し得る範囲である。

0154

病院、患者介護施設健康管理提供業者組織は、典型的に、電子健康管理情報の管理のための多種多様の臨床コンピュータシステムを含む。全体的なITもしくは管理基盤の医療コンピュータシステムの各々は、特定のカテゴリもしくは患者介護方法の態様を遂行するのに役立つ可能性がある。たとえば、病院は、患者監視システム、医療文書および/または画像化システム患者管理システム、電子医療記録システム、電子実務管理システム、(薬局および請求書作成のような)営業および財務システム、および/または、通信システムなどを含む可能性がある。

0155

病院もしくは他の患者介護施設における介護の質は、IT基盤全体における(もしくは、同じ病室の内部であっても、たとえば図1および24を参照のこと)異なった臨床コンピュータシステムの各々が互いに効率的に通信することができる場合、改良されることがあり得る。これにより、1つの臨床コンピュータシステムによって収集された患者データをこのような患者データから恩恵を受けることがあり得る別の臨床コンピュータシステムと交換することが可能になり得る。たとえば、これにより、利用可能な情報全ての完全な分析に基づいて、患者介護に関係する決定が行われ、措置が講じられることが可能になり得る。

0156

現行の実務では、個別の臨床コンピュータシステムは、異なった供給業者によって提供される可能性があり、多くの場合、異なった供給業者によって提供されている。その結果、個別の臨床コンピュータシステムは、独自ネットワーク、または、通信基盤、独自通信プロトコルなどを使用して実装されることがあり、病院内で使用される様々な臨床コンピュータシステムは、必ずしもいつでも互いに効率的に通信できるとは限らない。

0157

医療機器および医療システム供給業者は、時には、自分たち市場占有率を高め、かつ、付加的な製品、システムおよび/またはアップグレード版を健康管理提供者に売りつけるために、他の供給業者の医療機器およびシステムと効率的に通信することができない独自システムを開発する。それ故に、健康管理提供者は、使用される個別の臨床コンピュータシステムの種類毎に利用できる最良の技術を選択するのではなく、企業規模もしくはシステム規模購買意思決定を行わざるを得ない。

0158

このことが起こる一例は、患者監視のため利用可能な救命技術の分野にある。たとえば、多くの異なった生理学的パラメータを監視する様々なベッドサイド機器は、異なった供給業者もしくは提供者から入手可能である。1つの提供者は、特定の生理学的パラメータを監視するクラ最高の機器を提供することがあるが、別のこのような提供者は、別の生理学的パラメータのためのクラス最高の機器を提供することがある。従って、いくつかの状況では、病院が2つ以上の製造業者からの監視機器を使用する自由を有することは、望ましいかもしれないが、これは、異なった製造業者からの機器がインターフェースをとること、および、患者情報を交換することができない場合、可能ではないかもしれない。従って、手頃な価格の、高品質患者介護を提供する能力は、損なわれる可能性がある。その上、各病院もしくは患者介護施設は、これの臨床コンピュータネットワーク環境のため独自の通信プロトコルを実装することもあるので、情報の交換は、さらに妨げられる可能性がある。

0159

前述のとおり、ヘルス・レベル・セブン(「HL7」)プロトコルが、医療コンピュータシステムおよび機器の間の臨床メッセージの通信のためのメッセージングフレームワークを提供するために開発されている。HL7通信プロトコルは、様々なHL7に準拠した医療コンピュータシステムが互いに通信するために使用することができるある程度の数の規格、ガイドライン、および方法を指定する。

0160

HL7通信プロトコルは、多くの医療機器製造業者によって採用されている。しかしながら、HL7規格は、極めて柔軟性があり、ガイドラインのフレームワーク(たとえば、高水準のメッセージ論理構造)を提供するだけであり、その結果として、各医療機器もしくは医療システムの製造業者もしくは供給業者は、少し異なったやり方でHL7プロトコルを実装することがあるが、それでもなおHL7に準拠したままである。たとえば、HL7メッセージのフォーマットは、本明細書においてより一層十分に記述されているように、実装法毎に異なる可能性がある。いくつかの事例では、1つの実装法のHL7メッセージは、別のHL7実装法に従うメッセージに含まれていない情報内容を含む可能性もある。従って、全てHL7に準拠する医療機器もしくは臨床コンピュータシステムは、それでもなお互いに通信できないことがある。

0161

その結果として、確立された通信プロトコル(たとえば、HL7)の種々の許容実装法を使用する医療機器もしくはシステム間の医療メッセージの通信を改善することができ、それによって、多数の臨床コンピュータシステムの統合を通じて患者介護の質を高める翻訳モジュールが提供される可能性がある。

0162

図40Aは、翻訳モジュール2415を介して互いに通信する第1の医療機器2405および第2の医療機器2410を示す。第1の医療機器2405は、許容電子医療通信プロトコルの第1の許容フォーマットもしくは実装法に従ってメッセージを送信および受信するように構成され、第2の医療機器2410は、電子医療通信プロトコルの第2の許容フォーマットもしくは実装法に従って送信および受信するように構成されている。いくつかの実施形態では、第1および第2のプロトコルフォーマットは、HL7通信プロトコルの異なる実装法である。HL7に加えて他の電子医療通信プロトコルも使用される可能性がある。

0163

翻訳モジュール2415は、第1の医療機器2405から第1のプロトコルフォーマットを有する入力メッセージを受信し、第2の医療機器2410への第2のプロトコルフォーマットを有する出力メッセージを発生させる。翻訳モジュール2415は、第2の医療機器2410から第2のプロトコルフォーマットを有する入力メッセージも受信し、第1の医療機器2405への第1のプロトコルフォーマットを有する出力メッセージを発生させる。このようにして、翻訳モジュール2415は、第1の医療機器2405および第2の医療機器2410が、各機器によって実装された通信器具もしくはプロトコルへの修正を必ずしも要求することなく、効率的かつシームレスに互いに通信できるようにする。

0164

ある実施形態では、翻訳モジュール2415は、たとえば、入力メッセージ内の情報に基づいて、または、様々な機器によって使用されるプロトコルフォーマットを記憶するデータベースを参照することによって、入力メッセージの意図された受信側によって期待されるプロトコルフォーマットを決定し、その後、意図された受信側機器もしくはシステムによって使用されるプロトコルフォーマットに基づいて出力メッセージを発生させる。出力メッセージは、翻訳モジュール2415によってアクセス可能である翻訳ルール2420の集合との比較、および、この翻訳ルールの集合の適用に基づいて発生させられる可能性がある。

0165

翻訳ルール2420は、共通プロトコルの範囲内のフォーマッティング実装法の間に起こり得る差異の対処方法を左右するルールを含む可能性がある。電子医療通信プロトコルのフォーマッティング実装差異の実施例は、特定のフィールドが必要であるか、もしくは、オプションであるか、メッセージの部分(たとえば、セグメント、フィールド、コンポーネント、サブコンポーネント)の繰返し性、メッセージの部分のシーケンス(たとえば、フィールドもしくはコンポーネントの順序)、メッセージの特定の部分が含まれているか否か、メッセージもしくはメッセージの部分の長さ、および、メッセージの様々な部分のため使用されるデータ型とは無関係に、たとえば、データフィールドを分離するために使用される区切り文字もしくはセパレータ文字を含む。

0166

ある実施形態では、翻訳ルール2420は、第1のHL7実装法に従う入力メッセージを第2のHL7実装法に従う出力メッセージに翻訳するために実行されるべき追加、削除、交換、および/または修正を定義する。出力メッセージは、たとえば、入力メッセージとは異なるフォーマッティングを有する可能性があるが、入力メッセージの実体もしくは内容の全部もしくは一部を維持する。

0167

共通電子医療通信プロトコルの異なる実装法(たとえば、HL7メッセージの異なるフォーマッティング)の間の翻訳に加えて、翻訳モジュール2415は、異なる通信プロトコルに従う入力メッセージと出力メッセージとの間で翻訳することも可能である。いくつかの実施形態では、翻訳モジュール2415は、たとえば、1つの医療通信プロトコルからのメッセージに応答し、別個の医療通信プロトコルに翻訳する能力がある。たとえば、翻訳モジュール2415は、HL7プロトコル、ISO 11073プロトコル、他のオープンプロトコル、および/または、独自プロトコルに従って送信されたメッセージ間の通信を実現しやすくすることができる。その結果、HL7プロトコルに従って送信された入力メッセージは、異なるプロトコルに従う出力メッセージに翻訳される可能性があり、逆もまた同様である。

0168

翻訳モジュール2415の動作および翻訳ルール2420は、より詳細に後述される。翻訳モジュール2415を含むシステムアーキテクチャの様々な実施形態を次に説明する。

0169

ある実施形態では、第1の医療機器2405、第2の医療機器2410、および翻訳モジュール2415は、共通通信ネットワークへの接続を介して、または、直接的に(ケーブル経由もしくは無線で)、たとえば、ハブ100、PPM 102、および/またはMMS2004を介して、通信結合されている。いくつかの実施形態では、翻訳モジュール2415は、第1の医療機器2405と第2の医療機器2410との間の全てのメッセージが翻訳モジュール2415を介して送付されるように、(通信ネットワークの有無とは無関係に)第1の医療機器2405と第2の医療機器2410との間に通信結合され得る。

0170

第1および第2の医療機器2405、2410と翻訳モジュール2415とは、たとえば、前述の図1もしくは24の監視環境の一部分に含まれる可能性がある。第1の医療機器2405は、たとえば、灌流ポンプ(群)216もしくは人工呼吸器218でもよく、第2の医療機器2410は、たとえば、監視ハブ100、PPM 102、MMS2004、もしくは補助機器2040でもよい。翻訳モジュール2415は、翻訳モジュール2005の実装例である。

0171

ある実施形態では、翻訳モジュール2415は、病院環境の内部の多数のネットワークに渡る通信を実現しやすくする可能性がある。他の実施形態では、翻訳モジュール2415は、病院もしくは臨床ネットワーク環境の外側に広がる1つ以上のネットワークに渡るメッセージの通信を実現しやすくする可能性がある。たとえば、翻訳モジュール2415は、金融機関保険業者政府機関、外部薬局、他の病院、養護施設、もしくは、患者介護施設、医院などとの通信インターフェースを提供することができる。

0172

いくつかの実施形態では、図40の翻訳モジュール2415は、たとえば、図24に関して前述した環境2000のコンポーネントである可能性がある。たとえば、翻訳モジュール2415は、病院ネットワークもしくは他のネットワーク、または、前述の監視環境と通信結合される可能性がある。このような実施形態では、翻訳モジュール2415は、たとえば、ベッドサイド医療モニタ機器、看護監視ステーション、(電子医療記録を記憶することがある)病院もしくは臨床情報システム、および/または、多くの他の医療機器およびシステムの間で、生理学的パラメータ測定値、生理学的パラメータ傾向情報、および、生理学的パラメータアラーム状態を含む患者監視情報の交換を実現しやすくすることができる。翻訳モジュール2415は、臨床もしくは病院ネットワーク環境の内部で、医療機器およびシステムの各々が、たとえば、HL7通信プロトコルのような電子医療通信プロトコルの異なった実装法を使用することがある様々な医療機器およびシステムの間でシームレス通信を可能にすることができる。

0173

ある実施形態では、翻訳モジュール2415は、患者監視サブシステムの一部である第1の医療機器と、患者監視システム200の一部ではない、もしくは、外部にある第2の医療機器との間で通信を実現しやすくすることもできる。従って、翻訳モジュール2415は、(HISもしくはCISからの患者情報更新メッセージ状態問い合わせメッセージなどのような)外部で発生させられた医療メッセージに応答し、(患者モニタもしくは看護監視ステーションからのイベント報告メッセージ、アラーム通知メッセージなどのような)外部報告メッセージを発生させる能力がある可能性がある。

0174

別の実施形態では、第1および第2の医療機器2405、2410は、通信バス2421を介して互いに通信する。通信バス2421は、インターネット、病院WLAN、LAN、パーソナル・エリア・ネットワークなどを含む前述の通信ネットワーク、システム、および方法のうちいずれか1つ以上を含む可能性がある。たとえば、前述のネットワークのいずれでも前述の第1および第2の医療機器2405、2410を含む複数の医療機器の間で通信を実現しやすくするために使用される可能性がある。1つのこのような実施形態が図40Bに示される。

0175

図40Bでは、第1の医療機器2405は、メッセージを通信バス2421に供給する。メッセージは、第2の医療機器2410による受信が意図されているが、第1および第2の医療機器2405、2410は、異なる通信プトコルフォーマットに従って通信するので、第2の医療機器2410は、メッセージを処理することができない。

0176

翻訳モジュール2415は、このようなメッセージのため通信バス2421を監視する。翻訳モジュールは、メッセージを受信し、第1の医療機器2405が第2の医療機器2410と通信しようと試みていることを決定する。翻訳モジュール2415は、メッセージ翻訳が第1の医療機器2405と第2の医療機器2410との間の通信を実現しやすくするものであることを決定する。翻訳モジュール2415は、その結果、翻訳モジュール2420に記憶された適切な翻訳ルールを利用する。翻訳モジュール2420は、メモリ、EPROM、RAM、ROMなどを含むことができる。

0177

翻訳モジュール2415は、本明細書に記載された方法のいずれかに従って第1の医療機器2405からのメッセージを翻訳する。一旦翻訳されると、翻訳モジュール2415は、翻訳済みのメッセージを通信バス2421に配信する。第2の医療機器2410は、翻訳済みのメッセージを受信し、適切に応答する。たとえば、第2の医療機器は、機能を行うこと、および/または、第1の医療機器2405との通信を試みることがある。翻訳モジュール2415は、同様の方法で第2の医療機器2410から第1の医療機器2405への通信を実現しやすくする。

0178

第1の医療機器2405および第2の医療機器2410は、たとえば、病院ネットワークもしくはハブ100、PPM 102、および/またはMMS2004に通信結合されている医療機器もしくはシステムのいずれかである可能性がある。これらの医療機器もしくはシステムは、たとえば、(ベッドサイド患者モニタのような)ポイントオブケア機器、データ記憶ユニットもしくは患者記録データベース、病院もしくは臨床情報システム、(看護監視ステーションのような)集中監視ステーション、および/または、(ポケットベル、携帯電話機、スマートホン、形態情報端末(PDA)、ラップトップ、タブレットPC、パーソナルコンピュータポッドなどのような)臨床医機器を含む可能性がある。

0179

いくつかの実施形態では、第1の医療機器2405は、生理学的パラメータ(たとえば、酸素飽和度、脈拍数、血圧など)を追跡するため患者に通信結合している患者モニタであり、第2の医療機器2410は、病院情報システム(「HIS」)もしくは臨床情報システム(「CIS」)である。いくつかの実施形態では、患者モニタは、HISもしくはCISによって保持される患者の電子医療記録と共に包含するため、患者の監視中に発生させられた生理学的パラメータ測定値、生理学的パラメータアラーム、もしくは他の生理学的パラメータ測定情報をHISもしくはCISに通信することができる。

0180

いくつかの実施形態では、本明細書に記載されているように、第1の医療機器2405は、HISもしくはCISであり、第2の医療機器2410は、看護監視ステーションである。しかしながら、翻訳モジュール2415は、病院もしくは他の患者介護施設で使用される多種多様の医療機器およびシステムの間で通信を実現しやすくすることができる。たとえば、翻訳モジュール2415は、患者生理学的パラメータ監視機器の間で、監視機器と看護監視ステーションとの間などで通信を実現しやすくすることができる。

0181

翻訳モジュール2415を使用して、本明細書に記載されているシステム(たとえば、生理学的監視システム200)のような患者監視サブシステムは、HISがHL7プロトコルの異なる実施、もしくは、いくつかの他の電子医療通信プロトコルを使用するとしても、データをHISにプッシュすること、もしくは、HISからデータをプルすることができる。

0182

ある実施形態では、患者監視サブシステムは、所定の間隔でデータをプッシュ/プルように構成される可能性がある。たとえば、患者モニタもしくは臨床監視ステーションは、周期的な間隔でHISから自動的に患者データをダウンロードすることができるので、患者データは、患者が患者モニタに接続されているときに既に利用可能である。HISから送信された患者データは、患者の登録時に受信された入院/退院/転院(「ADT」)情報を含むことができる。ADTメッセージは、たとえば、患者が入院、退院、転院、もしくは登録されたこと、患者情報が更新もしくは統合されたこと、または転院もしくは退院が取り消されたことを補助システムに知らせるために、病院情報システムによって起動される可能性がある。

0183

他の実施形態では、患者監視サブシステムは、HISが問い合わせによって懇願されているときに限り、HISへデータをプッシュする/HISからデータをプルするように構成される可能性がある。たとえば、臨床医は、HIS上にある患者の電子医療記録に記憶された情報を要求することがある。

0184

さらに他の実施形態では、患者監視サブシステムは、予期しないイベントに応答してHISへデータをプッシュする/HISからデータをプルするように構成される可能性がある。たとえば、監視対象である患者の生理学的パラメータは、アラーム状態に入る可能性があり、このことは、患者の電子医療記録に記憶するためHISへ自動的に送信される可能性がある。さらに他の実施形態では、メッセージをHISへおよびHISから通信すべきときを決定する上記方法もしくは代替的な方法のいずれかの組み合わせが利用される可能性がある。

0185

翻訳モジュール2415に関与するメッセージの通信のためのシステムアーキテクチャ例およびトリガー例が記載されている。今度は、翻訳モジュールの動作を参照すると、図25A〜25Dは、翻訳プロセスの異なったフェーズもしくはステップでの医療メッセージ例を示す。翻訳プロセスは、図26、27Aおよび27Bに関連してより詳細に後述される。

0186

図41Aは、HISから翻訳モジュール2415によって受信されたADT入力メッセージ例2505を示す。ADT入力メッセージ2505は、HL7通信プロトコルに従って実装され、病院への患者の入院に関連している情報を格納している。ADTメッセージ2505は、メッセージ・ヘッダ・セグメント2506、イベント・セグメント、患者識別セグメント、患者診察セグメント、役割セグメント、診断セグメント、および多数のカスタムセグメントをはじめとして多数のセグメントを含む。

0187

いくつかの実施形態では、メッセージ・ヘッダ(「MSH」)セグメント2506は、メッセージがどのようにして送信されているか、フィールド区切り文字およびエンコーディング文字、メッセージ型発信側および受信側などを定義する。MSH文字列の後の最初の記号もしくは文字は、フィールド区切りもしくはセパレータ(本メッセージでは、「キャレット」記号)を定義することができる。次の4個の記号もしくは文字は、エンコーディング文字を定義することができる。1番目の記号は、コンポーネント区切り(「〜」)を定義し、2番目の記号は、繰り返し区切り(「|」)を定義し、3番目の記号は、エスケープ区切り(「\」)を定義し、4番目の記号は、サブコンポーネント区切り(「&」)を定義する。これらの区切りの全ては、HL7実装法の間で変わる可能性がある。

0188

いくつかの実施形態では、ヘッダ・セグメント例2506は、送信アプリケーション(「VAFCIMS」)、受信アプリケーション(「NPTF−508」)、メッセージの日付/時刻(「20091120104609−0600」)、メッセージ型(「ADT−A01」)、メッセージ制御ID(「58103」)、処理ID(「P」)、および国コード(「USA」)をさらに含む。連続的なキャレット記号によって表現されているように、ヘッダ・セグメントは、多数の空フィールドも格納している。

0189

図41Bは、識別されたフィールド区切り(キャレット記号)に基づいてフィールドもしくは要素に構文解析された後のメッセージ・ヘッダ・セグメント2506を示す。ある実施形態では、構文解析された入力メッセージは、拡張スタイルシート言語変換(XSLT)ルールに従って変換されるように構成されているXMLメッセージを備える。

0190

ある実施形態では、構文解析された入力メッセージは、エンコードされる可能性がある。図41Cは、(たとえば、ユニコード変換フォーマット−8(「UTF−8」)エンコーディングスキームを使用して)エンコードされた後の入力メッセージの構文解析されたメッセージ・ヘッダ・セグメントを示す。

0191

エンコードされたメッセージ・ヘッダ・セグメントは、メッセージの中で使用される可能性がある様々なデータ型の一部を表している。たとえば、3番目の構文解析されたフィールドの送信アプリケーション(「VAFCPIMS」)および5番目の構文解析されたフィールドの受信アプリケーション(「NPTF−508」)は、階層指定子(「HD」)名前データ型を使用して表現される。日付/時刻フィールド(7番目の構文解析されたフィールド)は、タイムスタンプ(「TS」)データ型を使用して表現される。処理IDフィールド(11番目の構文解析されたフィールド)は、処理タイプ(「PT」)データ型を使用して表現される。データ型識別子を含まないフィールドは、文字列(「ST」)データ型を使用して表現される。他の考え得るデータ型は、たとえば、コード化要素構造化数値、タイミング量、テキストデータ、日付、エントリ識別子コード化値、数値、およびシーケンス識別を含む。セグメントの様々なフィールドもしくは属性のため使用されたデータ型は、フォーマッティング実装法の間で変わる可能性がある。

0192

図41Dは、図41Aの入力メッセージ例2505に基づく翻訳モジュール2415からの出力メッセージ例2510を示す。出力メッセージ2510は、メッセージ肯定応答セグメント2512を含む。

0193

次に翻訳モジュールの動作を考えると、翻訳モジュール2415は、たとえば、翻訳ルール2420の集合の適用に基づいて入力メッセージを反映している出力メッセージを作成、発生、もしくは生成することができる。いくつかの実施形態では、翻訳モジュール2415は、たとえば、出力メッセージを形成するために、翻訳ルール2420の集合との比較、もしくは、翻訳ルール2420の集合の適用に基づいて入力メッセージを翻訳、変換、転換再フォーマット、構成、変更、再構成、修正、適応、変更、もしくは調節することができる。いくつかの実施形態では、翻訳モジュール2415は、たとえば、翻訳ルール2420の集合との比較、および、翻訳ルール2420の集合の適用に基づいて、入力メッセージの内容を持ち続けるが、新しいフォーマッティング実装法を有する出力メッセージで置換もしくは代替することができる。

0194

図42は、入力メッセージ、および、翻訳モジュール2415に関連付けられた翻訳ルール2420の集合との比較に基づいて、出力メッセージを発生させる翻訳プロセス2600を示す。翻訳プロセス2600は、翻訳モジュール2415が第1の医療機器から入力メッセージを受信するブロック2602から始まる。

0195

ブロック2604において、翻訳モジュール2415は、入力メッセージのフォーマッティング実装法と、出力メッセージのため使用されるべきフォーマッティング実装法とを決定する。ある実施形態では、入力メッセージは、フォーマッティング実装法を表す1つ以上の識別子を含む可能性がある。いくつかの実施形態では、フォーマッティング実装法の決定は、たとえば、使用された区切り文字もしくはエンコーディング文字、フィールド順序、セグメント、フィールド、もしくはコンポーネントの繰返し性、フィールドのデータ型、または他の実装差異を識別することによってメッセージ自体を分析することにより行われる可能性がある。ある実施形態では、翻訳モジュール2415は、フォーマッティング実装法の決定に役立てるために(図41Bに表されているように)メッセージの内容からフォーマッティングを分離する、もしくは、構文解析することができる。いくつかの実施形態では、翻訳モジュール2415は、翻訳モジュール2415がインターフェースを取るように構成されている各機器によって使用される実装法を記憶するデータベースを参照することにより入力メッセージのフォーマットティング実装法を決定する。

0196

ある実施形態では、出力メッセージによって使用されるフォーマッティング実装法の決定は、入力メッセージからも決定される可能性がある。たとえば、入力メッセージは、意図された受信側アプリケーション、施設、システム、機器、および/または宛先を識別するフィールドを含む可能性がある。入力メッセージは、送信されているメッセージの型(たとえば、ADTメッセージ)を識別するフィールドを代わりに含む可能性があり、翻訳モジュール2415は、送信されているメッセージの型、および/または、送信側アプリケーション、機器、もしくはシステムから適切な受信側を決定する可能性がある。翻訳モジュール2415は、その後、入力メッセージの意図された受信側によって要求されたフォーマッティング実装法を決定することができる。

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