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技術 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

出願人 トヨタ自動車株式会社
発明者 鴇田裕幸澤田博之菅正二郎
出願日 2018年5月7日 (2年7ヶ月経過) 出願番号 2018-089492
公開日 2019年11月14日 (1年1ヶ月経過) 公開番号 2019-197283
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 交流モード 移動有無 熱中症対策 快適モード 国籍情報 情報出力機器 開催会場 ドライバー席
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

複数の使用モード切り替え車両制御を行う技術の利便性を向上させる。

解決手段

ユーザによって利用される車両20と通信可能な通信部31と、制御部36と、を備え、制御部36は、通信部31を介してユーザのユーザ情報33を受信し、ユーザ情報33に基づく車両20の利用目的に応じて、車両20の使用モードを決定し、決定した使用モードの情報を通信部31を介して車両20に送信する。

概要

背景

従来、車両が複数の走行モードに対応し、複数の走行モードのうちある走行モードに基づいて走行制御を行う技術がある。例えば特許文献1では、走行環境に応じて走行モードを切り替えることのできる車両走行モード切替装置について開示されている。特許文献1では、住宅街、市街地山道、及び高速道路の4種類の走行環境に対して、EVモードECOモードノーマルモード、及びパワーモードの4種類の走行モードを切り替えて車両を制御している。

概要

複数の使用モードを切り替えて車両制御を行う技術の利便性を向上させる。ユーザによって利用される車両20と通信可能な通信部31と、制御部36と、を備え、制御部36は、通信部31を介してユーザのユーザ情報33を受信し、ユーザ情報33に基づく車両20の利用目的に応じて、車両20の使用モードを決定し、決定した使用モードの情報を通信部31を介して車両20に送信する。

目的

例えばサーバ制御部36は、移動のシェア、場所のシェア、又はリソースのシェアに係る利用目的である

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユーザによって利用される車両と通信可能な通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部を介して前記ユーザのユーザ情報を受信し、前記ユーザ情報に基づく前記車両の利用目的に応じて、前記車両の使用モードを決定し、決定した前記使用モードの情報を前記通信部を介して前記車両に送信する、情報処理装置

請求項2

請求項1に記載の情報処理装置であって、前記ユーザ情報は、前記ユーザの端末装置で作動されたアプリに係るアプリ情報を含み、前記制御部は、前記アプリ情報に基づき前記利用目的を推定する、情報処理装置。情報処理装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、前記制御部はさらに、前記通信部を介して前記車両に係る車両情報を受信し、前記ユーザ情報及び前記車両情報に基づき前記利用目的を推定する、情報処理装置。

請求項4

請求項3に記載の情報処理装置であって、前記車両情報は、前記車両の位置情報、前記車両内映像情報、前記車両のセンサ情報、及び運行状態情報の少なくともいずれかを含む、情報処理装置。

請求項5

請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前記使用モードに基づき前記車両の車両制御が行われ、前記車両制御は、空調制御情報提供の制御、及び走行制御の少なくともいずれかを含む、情報処理装置。

請求項6

請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、前記制御部は、前記ユーザの端末装置の位置情報及び前記車両の位置情報に基づき、前記端末装置が前記車両から所定範囲内に存在すると判定した場合、前記使用モードの情報を前記通信部を介して前記車両に送信する、情報処理装置。

請求項7

車両を利用するユーザのユーザ情報を受信するステップと、前記ユーザ情報に基づく前記車両の利用目的に応じて、前記車両の使用モードを決定するステップと、決定した前記使用モードの情報を前記車両に送信するステップと、を含む情報処理方法

請求項8

情報処理装置に、車両を利用するユーザのユーザ情報を受信するステップと、前記ユーザ情報に基づく前記車両の利用目的に応じて、前記車両の使用モードを決定するステップと、決定した前記使用モードの情報を前記車両に送信するステップと、を実行させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置情報処理方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

従来、車両が複数の走行モードに対応し、複数の走行モードのうちある走行モードに基づいて走行制御を行う技術がある。例えば特許文献1では、走行環境に応じて走行モードを切り替えることのできる車両走行モード切替装置について開示されている。特許文献1では、住宅街、市街地山道、及び高速道路の4種類の走行環境に対して、EVモードECOモードノーマルモード、及びパワーモードの4種類の走行モードを切り替えて車両を制御している。

先行技術

0003

特開2013−126788号公報

発明が解決しようとする課題

0004

近年、ユーザが車両を借りて利用するカーシェアリング等のサービスが知られている。かかるサービスは、人の移動、物流、及び物販等の様々な目的に利用され得る。したがって当該サービスを利用するユーザの利用目的に応じて、車両の使用のモード(以下、使用モードという)を切り替えて車両を制御することが望まれる。

0005

かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、複数の使用モードを切り替えて車両制御を行う技術の利便性を向上させることにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、
ユーザによって利用される車両と通信可能な通信部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記ユーザのユーザ情報を受信し、
前記ユーザ情報に基づく前記車両の利用目的に応じて、前記車両の使用モードを決定し、
決定した前記使用モードの情報を前記通信部を介して前記車両に送信する。

0007

本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、
車両を利用するユーザのユーザ情報を受信するステップと、
前記ユーザ情報に基づく前記車両の利用目的に応じて、前記車両の使用モードを決定するステップと、
決定した前記使用モードの情報を前記車両に送信するステップと、
を含む。

0008

本発明の一実施形態に係るプログラムは、
車両を利用するユーザのユーザ情報を受信するステップと、
前記ユーザ情報に基づく前記車両の利用目的に応じて、前記車両の使用モードを決定するステップと、
決定した前記使用モードの情報を前記車両に送信するステップと、
を実行させる。

発明の効果

0009

本発明の一実施形態に係る情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムによれば、複数の使用モードを切り替えて車両制御を行う技術の利便性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施形態に係る情報処理システム概略構成を示す図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。
実施例1において推定処理に用いられるユーザ情報及び車両情報の一例を示す概念図である。
ユーザ情報の具体例を示す図である。
実施例1における推定結果データベースを示す図である。
実施例2において推定処理に用いられるユーザ情報及び車両情報の一例を示す概念図である。
実施例2における推定結果データベースを示す図である。
実施例3において推定処理に用いられるユーザ情報の一例を示す概念図である。
実施例3における推定結果データベースを示す図である。
推定結果と使用モードとの関係の一例を示す図である。
推定結果と使用モードとの関係の別の一例を示す図である。
推定結果と使用モードとの関係の別の一例を示す図である。

実施例

0011

以下、本発明の実施形態について説明する。

0012

(情報処理システムの構成)
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の概要について説明する。情報処理システム1は、端末装置10と、車両20と、サーバ30と、を備える。図1においては、説明の簡便のため、端末装置10、及び車両20についてはそれぞれ1つずつ図示しているが、情報処理システム1に備えられる端末装置10及び車両20の数はそれぞれ任意に定められてもよい。端末装置10、車両20、及びサーバ30は、ネットワーク40に接続されている。ネットワーク40は、例えば移動体通信網及びインターネットを含むが、これらに限られず、任意の通信網を含んでもよい。

0013

端末装置10は、例えばスマートフォン又はタブレット端末等の汎用移動端末であるが、これらに限られず、例えば情報処理システム1に専用の装置等、任意の移動端末であってもよい。端末装置10は、ユーザによって所持される。車両20は、例えば自動車であるが、これに限られず、人間が搭乗可能な任意の車両であってもよい。車両20は、例えばカーシェアリング等のサービス提供者が提供する車両である。車両20は、ユーザによって運転される車両であるが、これに限られず、例えば自動運転を行う車両であってもよい。自動運転は、例えばSAE(Society of Automotive Engineers)において定義されるレベル1乃至5を含むが、これらに限られず、任意に定義されてもよい。車両20は、自動運転、近年のコネクテドカーに係る技術の進歩及びシェアリングエコノミー等の拡大に伴い、様々な目的で利用され得る。サーバ30は、1つ又は互いに通信可能な複数のサーバ装置を含む。本実施形態では、説明の簡便のため、サーバ30が1つのサーバ装置であるものとして説明する。サーバ30が本発明の「情報処理装置」に対応する。

0014

本実施形態に係る情報処理システム1において、端末装置10、車両20、及びサーバ30協働して、ユーザの利用目的に適合するように車両20が制御される。概要として情報処理システム1は、ユーザに係る情報(ユーザ情報33)に基づいて、車両20を利用するユーザの利用目的を推定する。サーバ30は、端末装置10等からユーザ情報33を受信する。ユーザ情報33は、後述するように例えば端末装置10で作動したアプリケーションプログラム(以下、アプリともいう)に係る情報等を含み、当該情報に基づきユーザの利用目的を推定することができる。サーバ30は、受信したユーザ情報33に基づき車両20の利用目的を推定し、推定した利用目的に応じて車両20の使用モードを決定する。そしてサーバ30は、車両20に使用モードを通知し、車両20により、使用モードに基づき車両20の室内環境燃費快適性、及び利便性等に係る制御を行う。

0015

このように情報処理システム1によれば、サーバ30が端末装置10等からユーザ情報33を受信し、ユーザ情報33に基づき利用目的を推定する。またサーバ30は、当該利用目的に応じて、車両20の使用モードを決定し、決定した使用モードに基づき車両20の制御を行う。これにより、ユーザの利用目的に適合するように車両20を制御し、複数の使用モードを切り替えて車両制御を行う技術の利便性を向上させることができる。

0016

次に、情報処理システム1の各構成について、詳細に説明する。

0017

(端末装置の構成)
図1に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、位置情報取得部13と、出力部14と、入力部15と、制御部16と、を備える。

0018

通信部11は、ネットワーク40に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部11は、4G(4th Generation)及び5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、端末装置10は、通信部11を介してネットワーク40に接続される。

0019

記憶部12は、1つ以上のメモリを含む。本実施形態において「メモリ」は、例えば半導体メモリ磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部12に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部12は、端末装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部12は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、端末装置10の識別情報、及びユーザの識別情報等を記憶してもよい。アプリケーションプログラムは、例えばカーシェアアプリを含む。カーシェアアプリは、カーシェアリングのサービス提供者等から車両20を借りるために用いられる。ユーザは車両20を借りる場合、カーシェアアプリを用いて車両20の利用予約を行い、予約した予約時間内において車両20を使用する。またアプリケーションプログラムは、本システムに係る専用のアプリケーション(以下、専用アプリという)を含む。専用アプリは、本システムにおいてサーバ30がユーザ情報33を収集するために用いられる。記憶部12に記憶された情報は、例えば通信部11を介してネットワーク40から取得される情報で更新可能であってもよい。

0020

位置情報取得部13は、任意の衛星測位システムに対応する1つ以上の受信機を含む。例えば、位置情報取得部13は、GPS(Global Positioning System)受信機を含んでもよい。位置情報取得部13は、端末装置10の位置情報を取得する。

0021

出力部14は、ユーザに対して情報を出力する1つ以上の出力インタフェースを含む。例えば、出力部14に含まれる出力インタフェースは、情報を映像で出力するパネルディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカ等であるが、これらに限られない。

0022

入力部15は、ユーザ入力を検出する1つ以上の入力インタフェースを含む。例えば、入力部15に含まれる入力インタフェースは、物理キー静電容量キー、出力部14のパネルディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又は音声入力受け付けマイク等であるが、これらに限られない。

0023

制御部16は、1つ以上のプロセッサを含む。本実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限られない。制御部16は、端末装置10全体の動作を制御する。

0024

例えば、制御部16は、位置情報取得部13により取得された端末装置10の位置情報を記憶部12に蓄積する。制御部16は、通信部11を介して、ユーザの識別情報と、記憶部12に蓄積された端末装置10の位置情報と、をサーバ30に通知する。サーバ30に対する通知は、任意のタイミングで行われてもよい。例えば、制御部16は、所定の時間間隔で又は端末装置10が特定の状態になる毎に、サーバ30に対する通知を行う。制御部16は、サーバ30に通知した端末装置10の位置情報を、記憶部12から消去してもよい。

0025

また制御部16は、通信部11を介してサーバ30にユーザ情報33を送信する。ユーザ情報は、ユーザの個人情報及び会員IDを含んでよい。またユーザ情報は、端末装置10で作動されたアプリに係るアプリ情報を含んでよい。制御部16は、専用アプリを用いてユーザ情報33を収集、管理する。例えば専用アプリは、本情報処理システム1に係る会員ID、及び個人情報等を管理する。会員IDは、本システムにおいてユーザを一意に特定するための識別情報である。個人情報は、ユーザの性別年齢住所、及び勤務地等の情報である。ユーザは本システムを利用するために、予め端末装置10に専用アプリをインストールする。例えば専用アプリの初回起動時に本システムに係る認証処理等が行われてもよく、サーバ30は、認証処理用画面において、入力部15により入力された会員ID及び個人情報等を収集してもよい。

0026

専用アプリは、端末装置10にインストールされた専用アプリ以外の他のアプリと連携することで、当該アプリに係るアプリ情報をサーバ30に取得させる。当該アプリは、例えばカーシェアアプリ、物品をシェアするアプリ、及びリソースをシェアするアプリを含む。当該アプリのアプリ情報は、アプリ識別IDを含む。アプリ識別IDはアプリを一意に特定するための情報である。またアプリ情報は、当該アプリにおいて、入力部15により入力、編集、選択、又は決定等された情報を含む。

0027

また専用アプリは、他のアプリとの連携に係るユーザの同意を、例えば専用アプリのインストール後に、端末装置10におけるプッシュ通知を出力部14により表示することでユーザに問い合わせる。ユーザからの連携の同意を受けた後にサーバ30はアプリ情報を収集する。アプリ情報の収集は、各種の方法を採り得る。例えばサーバ30は、端末装置10からアプリ情報を収集してもよい。この場合、端末装置10において他アプリが起動されると、制御部16は、アプリ情報を専用アプリへ通知する。制御部16は、専用アプリにより通知されたアプリ情報を含むユーザ情報33をサーバ30に送信する。あるいはサーバ30は、各アプリを管理する外部サーバからアプリ情報を収集してもよい。例えば、端末装置10において他アプリが起動されてアプリ情報が外部サーバに送信された場合、サーバ30は、上記のユーザ同意に基づき、外部サーバからアプリ情報を取得してもよい。

0028

(車両の構成)
図1に示すように、車両20は、通信装置21と、制御装置22と、を備える。通信装置21、制御装置22は、例えばCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク又は専用線を介して、車両20と通信可能に接続される。

0029

通信装置21は、例えばDCM(Data Communication Module)等の車載通信機であってもよい。通信装置21は、ネットワーク40に接続するために、4G及び5G等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。

0030

制御装置22は、車両20の車両制御を行う装置である。車両制御は、例えば、空調制御情報提供の制御及び走行制御を含む。制御装置22は、通信装置21を介してサーバ30から取得する使用モードに基づき車両制御を行う。図1に示すように、制御装置22は、通信部221と、記憶部222と、位置情報取得部223と、制御部224と、を備える。

0031

通信部221は、通信装置21と通信する通信モジュールを含む。例えば通信部221は、所定の通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。通信部221が通信装置21及び各ECUと通信する際の通信プロトコルは、例えばCANを採用可能である。

0032

記憶部222は、1つ以上のメモリを含む。記憶部222に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部222は、制御装置22の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部222は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、データベース等を記憶してもよい。記憶部222に記憶された情報は、例えば通信装置21を介してネットワーク40から取得される情報で更新可能であってもよい。

0033

位置情報取得部223は、任意の衛星測位システムに対応する1つ以上の受信機を含む。例えば、位置情報取得部223は、GPS受信機を含んでもよい。位置情報取得部223は、車両20の位置情報を取得する。

0034

制御部224は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部224は、制御装置22全体の動作を制御する。

0035

例えば制御部224は、通信部221を介して、位置情報取得部223及び各ECU(Electronic Control Unit)等から車両20に係る情報(車両情報34)を取得する。車両情報は、車両20の識別情報(以下、車両IDという)を含む。車両IDは、車両20を一意に特定するための情報であり、車両20に備えられた通信装置21又は制御装置22の識別情報が車両IDとして用いられてもよい。また例えば車両20に搭載されたナビゲーション装置等の識別情報(車載機ID)が車両IDとして用いられてもよい。

0036

車両情報34は、例えば位置情報を含む。また車両情報は車両20に搭載されたセンサにより得られる情報(センサ情報)を含んでもよい。かかるセンサは、ライダー加速度センサ角速度センサ磁気センサ気圧センサ照度センサ外気温度センサ車室内温度センサイメージセンサカメラ)等を含んでもよい。制御部224は、各センサによって検出された情報を、センサ情報として取得する。制御部224は、通信部221を介して通信装置21に車両情報34を送信し、通信装置21によりサーバ30に車両情報34を送信する。ここで、サーバ30に対する通知は、任意のタイミングで行われてもよい。例えば、制御部224は、車両20が特定の状態(例えば、駐車した状態又は乗員が降車した状態等)になる毎に、サーバ30に対する通知を行う。車両情報34は、車両20の利用目的の推定処理に用いられてもよい。

0037

また例えば制御部224は、通信部221を介して、通信装置21から使用モードの通知を受ける。使用モードはサーバ30から通知される。また制御部224は、通知された使用モードに基づき、車両制御を行う。かかる車両制御は、制御装置22と車両20のECU等とが協働し、動力源空調機器情報出力機器、及び車載機器等を制御することによって実行される。

0038

(サーバの構成)
図1に示すように、サーバ30は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ制御部36と、を備える。

0039

サーバ通信部31は、ネットワーク40に接続する通信モジュールを含む。例えば、サーバ通信部31は、所定の有線規格又は無線規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、サーバ30は、サーバ通信部31を介してネットワーク40に接続される。

0040

サーバ記憶部32は、1つ以上のメモリを含む。サーバ記憶部32に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。サーバ記憶部32は、サーバ30の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、端末装置10等から収集したユーザ情報33と、車両20から収集した車両情報34とを記憶する。また例えばサーバ記憶部32は、後述する推定結果データベース35を記憶する。また例えばサーバ記憶部32は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、管理データベース等を記憶してもよい。サーバ記憶部32に記憶された情報は、例えばサーバ通信部31を介してネットワーク40から取得される情報で更新可能であってもよい。

0041

サーバ制御部36は、1つ以上のプロセッサを含む。サーバ制御部36は、サーバ30全体の動作を制御する。

0042

例えばサーバ制御部36は、サーバ通信部31を介して端末装置10からユーザ情報33を受信する。サーバ制御部36は、ユーザ情報33をサーバ記憶部32に蓄積する。また例えばサーバ制御部36は、サーバ通信部31を介して車両20から車両情報34を受信する。サーバ制御部36は、車両情報34をサーバ記憶部32に蓄積する。

0043

また例えばサーバ制御部36は、車両20を利用するユーザの利用目的を推定する。またサーバ制御部36は、推定した利用目的に応じて、車両20の使用モードを決定する。利用目的の推定処理、使用モードの決定処理については後述する。

0044

また例えばサーバ制御部36は、サーバ通信部31を介して車両20に決定した使用モードを通知する。つまり、サーバ制御部36は、決定した使用モードの情報をサーバ通信部31を介して車両20に送信する。当該使用モードの情報に基づき車両20の車両制御が行われる。換言するとサーバ制御部36は、車両20に使用モードを通知することにより、車両20の車両制御を行う。

0045

(情報処理システムの動作)
次に、図2のシーケンス図を参照して、情報処理システム1の動作について説明する。

0046

ステップS1:端末装置10は、通信部11を介してサーバ30にユーザ情報33を送信する。

0047

ステップS2:サーバ30は、端末装置10から取得したユーザ情報をサーバ記憶部32に記憶する。

0048

ステップS3:車両20は、通信装置21を介してサーバ30に車両情報34を送信する。

0049

ステップS4:サーバ30は、車両20から取得した車両情報34をサーバ記憶部32に記憶する。

0050

ステップS5:サーバ30は、ユーザ情報33に基づいて、車両20の利用目的を推定する。サーバ30は、ユーザ情報33に加えて、車両情報34に基づいて、車両20の利用目的を推定してもよい。

0051

ステップS6:サーバ30は、推定した利用目的に基づいて、使用モードを決定する。

0052

ステップS7:サーバ30は、サーバ通信部31を介して車両20に使用モードを通知する。換言するとサーバ30は、決定した使用モードの情報をサーバ通信部31を介して車両20に送信する。

0053

ステップS8:車両20は、通知された使用モードに基づき、車両20の車両制御を実行する。

0054

(利用目的の推定処理)
次に、ステップS5における利用目的の推定処理について、以下の実施例1〜3により詳細に説明する。

0055

(実施例1:移動のシェア又は場所のシェアに係る推定処理)
本実施例では、ユーザが他アプリとして、カーシェアアプリを利用した場合における利用目的の推定について説明する。本実施例は概略として、ユーザ自身が移動するために車両20を利用し、又は車内の空間を利用するために車両20を利用する。換言すると本実施例ではユーザは、移動のシェア又は場所のシェアを目的として車両20を利用する。図3に、本実施例において推定処理に用いられるユーザ情報33及び車両情報34の一例を示す。また図4に、ユーザ情報33の具体例を示す。図3及び図4に示すように、ユーザ情報33は、会員ID、個人情報、及びアプリ情報を含む。またアプリ情報は、アプリ識別ID、予約時間、目的地、及び車両IDを含む。アプリ識別IDは、カーシェアアプリを特定する識別情報である。予約時間、目的地、及び車両IDは、それぞれ車両20を使用するために予約した時間、目的地、及び利用予定の車両20の車両IDである。個人情報は図4に示すように、例えば性別、年齢、住所、及び勤務地を含む。車両情報34は、車両20から取得する情報である。図3に示すように、例えば車両情報34は、車両ID及び位置情報を含む。

0056

本実施例においてサーバ30のサーバ制御部36は、ユーザ情報33及び車両情報34を取得して集約し、推定結果データベース35を作成する。推定結果データベース35は、ユーザ情報33及び車両情報34に基づき推定した利用目的の推定結果を含む。図5に、推定結果データベース35の一例を示す。例えば推定結果データベース35は、曜日種と、利用時間と、車両移動有無と、会員IDと、個人情報と、目的地と、推定結果に係るデータと、を含む。曜日種は各曜日を平日又は休日のいずれかに分類したものであり、図5では平日のデータのみを示している。利用時間は1日を所定の時間帯で分類したものであり、図5の例では1日が6つの時間帯に分けられている。曜日種及び利用時間は、ユーザ情報33に含まれる予約時間に相当する。すなわちサーバ制御部36は、収集した各ユーザ情報33に含まれる予約時間に基づき、各ユーザ情報33をいずれかの時間帯に分類する。

0057

車両移動有無のデータは、当該時間帯において車両20が移動したか否かを示す。当該データは、ユーザ情報33及び車両情報34に基づき決定される。具体的にはサーバ制御部36は、ユーザ情報33に含まれる予約時間において、ユーザ情報33に含まれる車両IDを参照し、予約されている車両20を特定する。またサーバ制御部36は、当該車両20の車両情報34を参照する。サーバ制御部36は、かかる車両情報34に含まれる位置情報に変動がある場合、車両移動有無が「有り」と判定する。他方で、サーバ制御部36は、当該車両情報34に含まれる位置情報に変動がない場合、車両移動有無が「無し」と判定する。

0058

推定結果データベース35における会員ID及び個人情報は、ユーザ情報33に基づく。図5では、個人情報のうち勤務地のみが推定結果データベース35に含まれている例を示しているが、性別、年齢、及び住所等、他の個人情報が含まれていてもよい。目的地のデータは、ユーザ情報33に基づく。ユーザ情報33に目的地の情報が含まれている場合、ユーザ情報33に含まれている情報(例えば「○○(株)」、「XX(株)」、又は「自宅」等)に基づき目的地のデータを決定する。他方で、ユーザ情報33に目的地の情報が含まれていない場合、図5に示すように目的地の情報は「無し」と決定する。また、ユーザ情報33に目的地の情報が含まれていない場合において、車両情報34に基づいて目的地のデータを決定してもよい。例えば車両移動が「有り」の場合で、車両電源がOFF(IG−OFF又はREADY−OFF)となる前後の位置情報を蓄積し、頻度の高い地点を目的地と決定してもよい。このように、サーバ制御部36は、車両移動有無のデータ及び位置情報に基づき、車両20の移動先のデータ、すなわち目的地のデータを決定してもよい。

0059

推定結果データベース35における推定結果のデータは、サーバ制御部36が、ユーザ情報33及び車両情報34に基づき推定した車両20の利用目的の情報である。サーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、会員ID、個人情報、及び目的地の少なくともいずれかにより、各時間帯の利用目的を推定する。すなわち、推定結果データベース35により、各曜日種の時間帯におけるユーザの車両20の利用目的を推定できる。換言するとサーバ制御部36は、過去のユーザ情報33を蓄積することで、ユーザの行動パターンを学習し、あるタイミングにおけるユーザの利用目的を推定することができる。

0060

例えば、平日の0:00〜5:59において、車両移動有無のデータは「無し」であり、また目的地も「無し」である。したがってサーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、及び目的地のデータを考慮して、利用目的が「睡眠」であると推定する。また例えば平日の6:00〜9:59において、車両移動有無のデータは「有り」であり、また目的地は「○○(株)」である。さらに勤務地も「○○(株)」である。したがってサーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、勤務地、及び目的地のデータを考慮して、利用目的が「出勤」であると推定する。また例えば平日の10:00〜11:59において、車両移動有無のデータは「有り」であり、また目的地は「××(株)」である。他方で勤務地は「○○(株)」である。したがってサーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、勤務地、及び目的地のデータを考慮して、利用目的が「出張」であると推定する。

0061

また例えば平日の12:00〜12:59において、車両移動有無のデータは「無し」であり、目的地も「無し」である。したがってサーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、及び目的地のデータを考慮して、利用目的が「昼ごはん or仮眠」であると推定する。また例えば平日の13:00〜16:59において、車両移動有無のデータは「無し」であり、目的地も「無し」である。したがってサーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、及び目的地のデータを考慮して、利用目的が「オフィス代わり」であると推定する。また例えば平日の17:00〜23:59において、車両移動有無のデータは「有り」であり、また目的地は「自宅」である。したがってサーバ制御部36は、曜日種、利用時間、車両移動有無、及び目的地のデータを考慮して、利用目的が「帰宅」であると推定する。

0062

(実施例2:モノのシェアに係る推定処理)
本実施例では、ユーザが他アプリとして、衣類及びバッグ等の物品をシェアするアプリを利用した場合における利用目的の推定について説明する。本実施例では概略として、ユーザが物品をシェアするために車両20を利用する。ここでは一例として、あるユーザ(依頼者)が物品を注文するアプリを利用し、別のユーザ(代行者)が当該物品を配達するためにカーシェアアプリを利用するシチュエーション前提に説明する。すなわち本実施例では、代行者のユーザについて、車両20の利用目的を推定する。

0063

図6に、本実施例において推定処理に用いられるユーザ情報33b及び車両情報34bの一例を示す。本実施例におけるユーザ情報33bは、依頼者に係るユーザ情報331bと、代行者に係るユーザ情報332bとを含む。ユーザ情報331bは、会員ID、個人情報、及びアプリ情報を含む。アプリ情報は、アプリ識別ID、代行者ID、物品情報、及び配達時間を含む。アプリ識別IDは、物品をシェアするアプリを特定するための識別情報である。例えば物品をシェアするアプリとして、衣類をシェアするためのアプリ(衣類のアプリ)と、バッグをシェアするためのアプリ(バッグのアプリ)があり、これらにはそれぞれ識別情報が定められている。また物品をシェアするためのアプリ以外のアプリ(モノのシェア以外のアプリ)にも、識別情報が定められている。「モノのシェア以外のアプリ」には、カーシェアアプリ及びリソースをシェアするアプリも含まれる。代行者IDは、代行者を特定するための情報、すなわち代行者の会員IDである。物品情報は、シェアする物品に係る情報である。配達時間は、物品の配達時間の情報である。

0064

ユーザ情報332bは、会員ID、個人情報、及びアプリ情報を含む。アプリ情報は、アプリ識別ID、予約時間、目的地、及び車両IDを含む。アプリ識別IDは、カーシェアアプリを特定する識別情報である。予約時間、目的地、及び車両IDは、それぞれ車両20を使用する予定の時間、目的地、及び利用予定の車両20の車両IDである。個人情報は、例えば性別、年齢、住所、及び勤務地を含む。

0065

図6に示すように、車両情報34bは、車両ID、位置情報、及びセンサ情報を含む。本実施例ではセンサ情報は、車載カメラによる運転席画像情報であるとして説明する。

0066

本実施例において、サーバ30のサーバ制御部36は、ユーザ情報33b及び車両情報34bを取得して集約し、推定結果データベース35を作成する。推定結果データベース35は、ユーザ情報33b及び車両情報34bに基づき推定した利用目的の推定結果を含む。図7に、推定結果データベース35の一例を示す。例えば推定結果データベース35は、曜日種と、利用時間と、アプリ種別と、ドライバー有無と、会員IDと、推定結果に係るデータと、を含む。曜日種及び利用時間は、ユーザ情報331bに含まれる配達時間及びユーザ情報332bに含まれる予約時間に相当する。すなわちサーバ制御部36は、収集した各ユーザ情報33に含まれる配達時間及び予約時間に基づき、各ユーザ情報33をそれぞれの時間帯に分類する。

0067

アプリ種別は、収集した各ユーザ情報331bのアプリ識別IDに基づき決定される。図7では、アプリ識別IDに基づき、「衣類のアプリ」、「バッグのアプリ」、又は「モノのシェア以外のアプリ」のいずれかの種別に分類している。ドライバー有無のデータは、ユーザ情報331b、ユーザ情報332b、及び車両情報34bに基づき決定される。具体的にはサーバ制御部36は、ユーザ情報331bに含まれる代行者IDに基づき、対応する代行者のユーザ情報332bを参照する。サーバ制御部36は、ユーザ情報332bに含まれる車両IDを参照し、予約されている車両20を特定する。またサーバ制御部36は、当該車両20の車両情報34bを参照する。サーバ制御部36は、車両情報34bに含まれるセンサ情報、すなわちここでは運転席の画像情報に基づき、ドライバーの有無を判定する。サーバ制御部36は、画像情報に基づきドライバーが存在すると判定した場合、ドライバー有無が「有り」と判定する。他方でサーバ制御部36は、画像情報に基づきドライバーが存在しないと判定した場合、ドライバー有無が「無し」と判定する。図7の会員IDは、依頼者の会員IDと、代行者の会員ID(代行者ID)とを含む。これらはユーザ情報331bに基づく。

0068

推定結果のデータは、サーバ制御部36が、ユーザ情報33b及び車両情報34bに基づき推定した車両20の利用目的の情報である。サーバ制御部36は、曜日種、利用時間、アプリ種別、ドライバー有無、会員IDの少なくともいずれかにより、各時間帯の利用目的を推定する。すなわち、推定結果データベース35により、各曜日種の時間帯におけるユーザの車両20の利用目的を推定できる。換言するとサーバ制御部36は、過去のユーザ情報33b及び車両情報34bを蓄積することで、ユーザの行動パターンを学習し、あるタイミングにおけるユーザの利用目的を推定することができる。

0069

例えば平日の10:00〜11:59において、アプリ種別が「衣類のアプリ」であり、ドライバー有無が「有り」である。したがってこの場合、サーバ制御部36は、アプリ種別及びドライバー有無のデータを考慮して、利用目的が「衣類/バッグの送付」であると推定する。また例えば平日の12:00〜12:59において、アプリ種別が「バッグのアプリ」であり、ドライバー有無が「有り」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別及びドライバー有無のデータを考慮して、利用目的が「衣類/バッグの送付」であると推定する。また平日の13:00〜16:59において、アプリ種別が「衣類のアプリ」であり、ドライバー有無が「無し」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別及びドライバー有無のデータを考慮して、利用目的が「衣類/バッグの送付+自動運転」であると推定する。すなわち、利用目的は、衣類又はバッグの送付を車両20の自動運転により行うことであると推定する。平日の0:00〜5:59、6:00〜9:59、及び17:00〜23:59において、アプリ種別は「モノのシェア以外のアプリ」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別のデータを考慮して、利用目的が「モノのシェア以外」等と推定する。

0070

なお本実施例では、衣類又はバッグの送付の場合について、いずれもサーバ制御部36は、利用目的を「衣類/バッグの送付」と推定したが、これらを分けて推定してもよく、それぞれの推定結果を、「衣類の送付」及び「バッグの送付」としてもよい。また、これら以外の推定結果についてサーバ制御部36は「モノのシェア以外」と推定しているが、これに限られない。例えばサーバ制御部36は、移動のシェア、場所のシェア、又はリソースのシェアに係る利用目的であると推定してもよい。

0071

また本実施例では、サーバ制御部36が衣類又はバッグの送付を推定する場合を説明したが、他の任意の物品を送付する場合も同様である。例えば生もの、書類、又は家具等を送付する場合についてもサーバ制御部36は上記と同様の方法により推定できる。また、実施例1と同様に、推定結果データベース35は車両移動有無のデータを含んでもよい。移動有無のデータにより、車両20が移動していること(例えば配達等に用いられていること)を確認でき、推定精度を高めることができる。実施例1と同様に、当該データは車両情報34bの位置情報により決定できる。

0072

(実施例3:リソースのシェアに係る推定処理)
本実施例では、ユーザが他アプリとして、リソースをシェアするアプリを利用した場合における利用目的の推定について説明する。本実施例では概略として、ユーザがリソースをシェアするために車両20を利用する。ここでは一例として、あるユーザがリソースのシェアを依頼するアプリ(例えば子育て代行アプリ等)を利用し、別のユーザ(代行者)が当該リソースを提供するためにカーシェアアプリを利用するシチュエーションを前提に説明する。すなわち本実施例では、代行者のユーザについて、車両20の利用目的を推定する。

0073

図8に、本実施例において推定処理に用いられるユーザ情報33cの一例を示す。本実施例におけるユーザ情報33cは、依頼者に係るユーザ情報331cと、代行者に係るユーザ情報332cを含む。ユーザ情報331bは、会員ID、個人情報、及びアプリ情報を含む。アプリ情報は、アプリ識別ID、代行者ID、依頼情報、及び依頼時間を含む。アプリ識別IDは、リソースをシェアするアプリを特定するための識別情報である。例えばシェアするリソースの内容は、子育て、スキルペット世話、異文化交流サービスへの参加、及び食事会への参加を含む。スキルは例えば家事代行を含み、本実施例では家事代行であるとする。食事会への参加は、食事会において料理を作ることを含んでもよく、この場合、依頼者又は代行者の少なくともいずれか一方が料理を作る。これらのリソースをシェアする各アプリに、それぞれ識別情報が定められている。またリソースをシェアするためのアプリ以外のアプリ(リソースのシェア以外のアプリ)にも、識別情報が定められている。代行者IDは、代行者を特定するための情報、すなわち代行者の会員IDである。依頼情報は、シェアするリソースに係る情報であり、例えば依頼に係る具体的な内容を含む。依頼時間は、リソースを提供する時間に係る情報である。

0074

ユーザ情報332cは、会員ID、個人情報、アプリ識別ID、予約時間、目的地、及び車両IDを含む。アプリ識別IDは、カーシェアアプリを特定する識別情報である。予約時間、目的地、及び車両IDは、それぞれ車両20を使用する予定の時間、目的地、及び利用予定の車両20の車両IDである。個人情報は、例えば性別、年齢、住所、及び勤務地を含む。

0075

本実施例において、サーバ30のサーバ制御部36は、ユーザ情報33cを取得して集約した推定結果データベース35を作成する。推定結果データベース35は、ユーザ情報33cに基づき推定した利用目的の推定結果を含む。図9に、推定結果データベース35の一例を示す。例えば推定結果データベース35は、曜日種と、利用時間と、アプリ種別と、会員IDと、推定結果に係るデータと、を含む。曜日種及び利用時間は、ユーザ情報331cに含まれる依頼時間、及びユーザ情報332cに含まれる予約時間に相当する。すなわちサーバ制御部36は、収集したユーザ情報33に含まれる依頼時間及び予約時間に基づき、各ユーザ情報33cをそれぞれの時間帯に分類する。図9に示す推定結果データベース35では、曜日種に関して、平日に加えて休日のデータも示している。

0076

アプリ種別のデータは、収集した各ユーザ情報331cのアプリ識別IDに基づき決定される。図9に示す推定結果データベース35では、アプリ識別IDに基づき、子育て、スキル、ペット、異文化、及び食事のいずれかのアプリ種別に分類している。これらのアプリ種別は上述したリソースの例、すなわち子育て、スキル、ペットの世話、異文化交流サービスへの参加、食事会等の参加にそれぞれ対応する。各利用時間において該当するアプリ種別の欄には、マークが付されている。マークがない利用時間では、リソースのシェア以外のアプリが利用されている。推定結果データベース35における会員IDのデータは、依頼者の会員IDと、代行者の会員ID(代行者ID)とを含む。これらはユーザ情報331cに基づく。

0077

推定結果のデータは、サーバ制御部36が、ユーザ情報33cに基づき推定した車両20の利用目的の情報である。サーバ制御部36は、曜日種、利用時間、アプリ種別、及び会員IDの少なくともいずれかにより、各時間帯の利用目的を推定する。すなわち、推定結果データベース35により、各曜日種の時間帯におけるユーザの車両20の利用目的を推定できる。換言するとサーバ制御部36は、過去のユーザ情報33cを蓄積することで、ユーザの行動パターンを学習し、あるタイミングにおけるユーザの利用目的を推定することができる。

0078

例えば平日の10:00〜11:59において、アプリ種別は「スキル」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別を考慮して利用目的が「家事代行」であると推定する。また例えば平日の17:00〜23:59において、アプリ種別は「食事」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別を考慮して利用目的が「みんなで食事」であると推定する。また例えば休日の10:00〜11:59において、アプリ種別は「ペット」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別を考慮して利用目的が「ペットの世話代行」であると推定する。また例えば休日の12:00〜12:59の利用時間において、アプリ種別が「子育て」に係るアプリである。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別を考慮して利用目的が「子育て代行」であると推定する。また例えば休日の17:00〜23:59において、アプリ種別は「異文化」である。したがってサーバ制御部36は、アプリ種別を考慮して利用目的が「異文化交流」であると推定する。

0079

なお本実施例ではリソースのシェア以外のアプリが利用された場合において、サーバ制御部36は「リソースのシェア以外」と推定しているが、これに限られない。例えばサーバ制御部36は、移動のシェア、場所のシェア、又は物品のシェアに係る利用目的であると推定してもよい。

0080

(各実施例における使用モードの決定及び車両制御)
次に、ステップS6〜ステップS8における、使用モードの決定及び車両制御の処理について詳細に説明する。サーバ制御部36は、ステップS5において推定した利用目的に応じて、車両20の使用モードを決定し、当該使用モードを車両20に通知することで、車両20の車両制御を行う。

0081

図10に、推定結果と使用モードとの関係の一例を示す。図10の推定結果は、上述の実施例1における推定結果に対応する。例えば推定結果が「睡眠」「出勤」又は「帰宅」である場合、サーバ制御部36は、それぞれ使用モードを「極快適モード」、「省エネモード」、又は「快適モード」と決定し、車両20に使用モードを通知する。車両20は、通知された使用モードに基づき車両制御を行う。

0082

「極快適モード」が通知された場合、車両20の制御装置22は、快適性を最優先した空調制御を行う。これによりユーザは車室内で極めて快適に過ごすことができる。他方、「省エネモード」が通知された場合、制御装置22は、快適性及び車両燃費をいずれも考慮し、車両燃費を快適性よりも優先して空調制御を行う。例えば制御装置22は、ユーザの勤務地(オフィス)と同一の空調環境設定値とする空調制御を行ってよく、これによりビジネスでの使用に適した車室内環境を提供できる。オフィスの空調環境に係る情報は、サーバ30がユーザのオフィスの空調機器等から取得するようにしてもよい。オフィスの空調機器等から情報を取得する場合、サーバ30が、ネットワーク40を介してオフィスの空調機器の設定温度設定湿度、及び設定風量の情報を取得してもよい。この場合、例えばオフィスの空調機器がEMS(Energy Management System)を介してネットワーク40に接続してもよい。あるいはサーバ30は、当該情報をユーザの端末装置10から取得してもよい。あるいは省エネモードにおける設定値は、予め定めた値であってもよい。例えば当該値は、室内温度28℃、湿度50〜60%であってもよい。

0083

「快適モード」が通知された場合、制御装置22は、快適性及び車両燃費をいずれも考慮し、快適性を車両燃費よりも優先した空調制御を行う。例えば制御装置22は、ユーザの自宅と同等の空調環境を設定値とする空調制御を行う。これによりユーザは車室内で快適に過ごすことができる。自宅の空調環境に係る情報は、サーバ30がユーザの自宅の空調機器等から取得するようにしてもよい。自宅の空調機器等から情報を取得する場合、サーバ30が、ネットワーク40を介して自宅の空調機器の設定温度、設定湿度、及び設定風量の情報を取得してもよい。この場合、例えば自宅の空調機器がEMSを介してネットワーク40に接続してもよい。あるいはサーバ30は、当該情報をユーザの端末装置10から取得してもよい。あるいは快適モードにおける設定値は、予め定めた値であってもよい。例えば当該値は、室内温度27℃、湿度60〜65%であってもよい。

0084

図11に、推定結果と使用モードとの関係の別の一例を示す。図11の推定結果は、上述の実施例2における推定結果に対応する。例えば推定結果が「衣類/バッグの送付」又は「衣類/バッグの送付+自動運転」である場合、サーバ制御部36は、いずれも使用モードを「保存モード」と決定し、車両20に通知する。また推定結果が「生ものの送付」「書類の送付」又は「家具の送付」である場合、サーバ制御部36は使用モードをそれぞれ「極快適モード」、「保存モード」又は「極省エネモード」と決定し、車両20に通知する。車両20は、通知された使用モードに基づき車両制御を行う。

0085

「保存モード」が通知された場合、車両20の制御装置22は、物品の保存とドライバーの快適性とを考慮した空調制御を行う。例えば当該使用モードでは、湿度の設定値を40%〜50%として、高湿度により悪影響のある素材を保護する。「極省エネモード」が通知された場合、制御装置22は、車両燃費を最優先した空調制御を行う。例えば制御装置22は、電気負荷を極力抑えるために、コンプレッサ及びブロア等をオフにする制御を行う。

0086

また図12に、推定結果と使用モードとの関係の別の一例を示す。図12の推定結果は、上述の実施例3における推定結果に対応する。推定結果が「家事代行」、「みんなで食事」、「ペット世話代行」、「子育て代行」、又は「異文化交流」である場合、サーバ制御部36は、これらに対応した使用モードに決定し、車両20に通知する。具体的にはサーバ制御部36は、使用モードをそれぞれ「家事代行モード」、「みん食モード」、「ペット世話代行モード」、「子育て代行モード」、又は「異文化交流モード」と決定し、車両20に通知する。車両20は、通知された使用モードに基づき車両制御を行う。概略としてこれらの使用モードでは、主に車両20内における情報提供に係る制御を行う。情報提供するために、サーバ30は必要な情報を車両20に送信してもよい。例えばサーバ30はユーザ情報33cを車両20に送信してもよく、あるいはユーザに提供する情報自体を車両20に送信してもよい。

0087

「家事代行モード」が通知された場合、車両20の制御装置22は、家事代行に役立ち得る情報を提供する制御を行う。提供する情報は、ユーザ情報33cの依頼情報及び依頼時間に基づき決定する。依頼情報は、依頼者の依頼案件、及びアレルギー内容を含む。依頼案件は、例えば料理、及び清掃ゴミ出しなど)等を含む。例えば依頼案件が料理である場合、制御装置22は、依頼時間に応じて、依頼者の自宅周辺地図情報及び店舗情報スーパー等)を提供するように制御し、土地勘のないユーザ(代行者)を支援してもよい。また例えば制御装置22は、アレルギー内容から、事前にアレルギーに係る食材及び料理の情報を提供するように制御し、これらの食材等を提供しないように支援してもよい。また例えば依頼案件が清掃である場合、依頼時間に応じて、依頼者の住所に対応する自治体規則に基づき、かかる規則に従った情報を提供してユーザを支援してもよい。当該情報は、例えばごみ分別回収に係る情報(燃えるごみ、プラスチックごみ、又は金属ごみ等)であってもよい。

0088

「みん食モード」が通知された場合、制御装置22は、食事会に役立ち得る情報を提供する制御を行う。提供する情報は、ユーザ情報33cの依頼情報及び依頼時間に基づき決定する。依頼情報は、開催会場料理メニュー参加者プロフィール情報を含む。例えば料理メニューに応じて食材の購入が必要になった場合、開催会場周辺の地図情報及び店舗情報を提供し、土地勘のないユーザ(代行者)を支援してもよい。

0089

「ペット世話代行モード」はペットと一緒に車両20を使用することを前提とした使用モードである。当該使用モードが通知された場合、制御装置22は、ペットと同乗していることを考慮し、快適性及び安全性を確保した走行制御及び情報提供の制御を行う。快適性に関しては、制御装置22は、例えば上述の「極快適モード」と同様の空調制御を行う。安全性に関して具体的には、ペットの乗り物酔いを低減するため、制御装置22は、急発進、急ブレーキ、及び急ハンドルの操作を緩和させる制御を行ってもよい。急発進の操作を緩和させるために制御装置22は、例えばアクセル踏込トルク閾値以上である場合に、アクセル開度量を制限して加速度所定値未満に抑えるようにしてもよい。また急ブレーキの機会を減らすために、制御装置22は、走行ルート上の渋滞発生に係る情報を提供するように制御してもよい。また制御装置22は、車速に応じた車間距離が取れていない場合、注意喚起を通知するように制御してもよい。また、制御装置22は、急カーブを防ぐために、走行ルートのカーブ地点前(例えば100m手前)で車速を落とし、車両20に係る遠心力を低減するように走行制御してもよい。

0090

「子育て代行モード」が通知された場合、制御装置22は、子育て代行に役立ち得る情報を提供する制御を行う。提供する情報は、ユーザ情報33cの依頼情報及び依頼時間に基づき決定する。依頼情報は、依頼者の依頼案件、アレルギー内容、送迎場所、及び子ども興味物の情報を含む。依頼案件は、例えば料理、送迎、及び子どもの世話を含む。例えば依頼案件が料理である場合、制御装置22は、依頼時間に応じて依頼者の自宅周辺の地図情報及び店舗情報(スーパー等)を提供するように制御し、土地勘のないユーザ(代行者)を支援してもよい。また例えば制御装置22は、アレルギー内容から、事前に子どものアレルギーに係る食材及び料理の情報を提供するように制御し、これらの食材等を提供しないように支援してもよい。また例えば制御装置22は、依頼案件が送迎である場合、依頼時間に応じて送迎場所の情報を提供するように制御し、土地勘のないユーザ(代行者)を支援してもよい。また例えば依頼案件が子どもの世話である場合、子どもの興味物の情報を提供し、ユーザ(代行者)を支援してもよい。例えば興味物の情報は、音楽又は映像を含む。ストリーミングサービス契約がある場合、制御装置22は、対象の音楽又は映像を自動再生する制御を行ってもよい。これにより子どもの興味を惹きつけ、子育てを円滑に行うことができる。

0091

「異文化交流モード」が通知された場合、制御装置22は、異文化交流に役立ち得る情報を提供する制御を行う。提供する情報は、ユーザ情報33cの依頼情報及び依頼時間に基づき決定する。依頼情報は、開催会場、料理メニュー、参加者のプロフィール情報を含む。例えば料理メニューに応じて食材の購入が必要になった場合、開催会場周辺の地図情報及び店舗情報を提供し、土地勘のないユーザ(代行者)を支援してもよい。また例えばプロフィール情報は国籍情報を含み、参加者の国のマナー及び文化等、参加者に会う前の事前準備の知識を提供してもよい。

0092

以上述べたように、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、サーバ30が端末装置10等からユーザ情報を受信し、ユーザ情報に基づき利用目的を推定する。またサーバ30は、当該利用目的に応じて車両20の使用モードを決定し、決定した使用モードに基づき車両20の制御を行う。このため、ユーザの利用目的に適合するように車両20を制御し、利便性を向上させることができる。また車両制御は、空調制御、情報提供の制御、及び走行制御の少なくともいずれかである。当該制御を行うことにより、車両20の室内環境、燃費、快適性、及び利便性等を高めることができる。

0093

またユーザ情報は端末装置で作動されたアプリに係るアプリ情報を含み、当該アプリ情報に基づきユーザの利用目的の推定の精度を高めることができる。また、当該アプリは、カーシェアアプリ、物品をシェアするアプリ、及びリソースをシェアするアプリの少なくともいずれかを含む。これらのアプリでは車両20を多様な目的で利用する可能性があり、これらのアプリに係るアプリ情報を用いることで、利用目的を高精度に推定することができる。また、利用目的の推定処理において車両情報を用いてもよく、ユーザ情報に加えて車両情報に基づき利用目的を推定することで、推定精度をより高めることができる。

0094

本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。

0095

例えば上述した実施形態では、図10図12に示す利用目的の推定結果及び使用モードを示したが、サーバ制御部36は、他の任意の利用目的の推定に用いられてよい。またサーバ制御部36は、推定結果に応じて任意の使用モードを決定してよい。また上述の例では車両制御が、空調制御、走行制御、又は情報提供の制御のいずれかである例を示したがこれに限られず、車両制御はこれらの組み合わせでもよく、また車両に係る他の任意の制御が行われてよい。また各使用モードに基づく車両制御の内容も一例であり、車両20は、各使用モードにおいて、任意の車両制御を行ってよい。

0096

例えば上述した実施形態の「極快適モード」「快適モード」及び「省エネモード」等において、車両20の制御装置22は、熱中症を防止するように空調を制御してもよい。例えば制御装置22は、外気温度車室内温度散乱日射量、車両20の窓の開閉状態、暑さ指数、並びに車両20の周辺車両の外気温度及び暑さ指数等に基づき、空調制御を行ってもよい。暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は、湿度、輻射熱の要素等、及び気温に基づき定められた暑さを表す指標であり、熱中症が生じる可能性を判断するための指標として用いることができる。また、制御装置22はさらに時刻情報に基づき空調制御をしてもよい。例えば制御装置22は、昼間であるときよりも夜間であるときの方が風量を小さくするように空調制御を行ってもよく、また季節に応じた空調制御を行ってもよい。また制御装置22は、窓の開閉制御を行ってもよい。

0097

また例えば、車両20にユーザ以外に同乗者がいる場合において、同乗者の特性も考慮して、使用モードを決定し、又は車両制御を行ってもよい。同乗者の特性は、例えばユーザとの関係性を含む。一例として、同乗者が友人、家族、又は仕事仲間等である場合に、それぞれ使用モードが異なるようにしてもよい。車両20の搭乗者に同乗者が含まれるか否かの推定、及び同乗者の特性の推定は、ユーザ情報又は車両情報に基づき適宜行う。例えばユーザ情報は、世帯幼児有無、職業、又は入社年度の情報を含んでもよい。またユーザ情報は、交際情報アドレス帳情報の情報が含まれていてもよい。これらの情報は、端末装置10又はユーザが利用する任意のサービス(例えば、ソーシャルネットワーキングサービス等)からユーザの同意のもと取得されてもよい。

0098

また上述した実施形態において、車両20の制御装置22は、サーバ30から通知された使用モードに応じた車両制御を行うとしたが、制御装置22は、状況に応じて使用モードを変更し、変更した使用モードに基づき車両制御をしてもよい。例えば、車室内へ差し込む日射量が増加し、熱中症対策の必要性が高まった場合、サーバ30から通知された「省エネモード」又は「快適モード」から、「極快適モード」へ変更してもよい。

0099

また上述した実施形態において、車両情報に位置情報及びセンサ情報が含まれ、またセンサ情報が運転席の画像情報である例を示したが、車両情報に含まれる情報はこれらに限られず、車両20に係る任意の情報を含めてよい。例えば車両情報は、車両20の車室内の映像情報を含んでもよい。この場合例えばサーバ制御部36は、当該映像情報に基づき、配達する物品情報を特定してもよい。またサーバ制御部36は、当該映像情報に基づき、依頼情報に係るペットが同乗しているかどうかを判定してもよい。また車両情報は、車両20の運行状態情報(例えば自動運転状態)を含んでもよい。この場合サーバ制御部36は、運行状態情報に基づき、車両20の運行状態を推定してもよい。また、運行状態情報と運転席の画像情報を組み合わせることで、運行状態をより高精度に把握するようにしてもよい。また車両情報は、ドライバー席シートベルト開閉状態、シートセンサ着座状態のデータを含んでもよい。この場合サーバ制御部36は、当該データに基づきドライバー有無のデータを推定できる。また当該データ及び位置情報のデータを両方用いることで、ドライバー有無のデータをより高精度に推定してもよい。

0100

また例えば、上述した実施例1及び実施例2において、サーバ制御部36は、ユーザ情報33及び車両情報34を用いて推定処理を行ったが、これらの実施例において、ユーザ情報33のみを用いて推定処理を行ってもよい。

0101

また、上述した実施形態において、同一時間帯において1のユーザが複数の異なるアプリを使用した場合において、いずれのアプリに係るユーザ情報に基づき利用目的を推定するかを定めるために、アプリの優先度を設定してもよい。例えばカーシェアアプリ、物品をシェアするアプリ、及びリソースをシェアするアプリがこの順番で優先度が高く設定されてもよい。ユーザが同一時間帯に複数のアプリを利用した場合、より高い優先度のアプリの情報を含むユーザ情報を用いるようにする。なお優先度の低いアプリに関しても、有用な情報を含む場合は例外的に取り扱ってもよい。例えば、物品をシェアするアプリに関して、物品情報及び配達時間を含むユーザ情報がある場合、優先度にかかわらず当該ユーザ情報を用いて利用目的を推定してよい。またリソースをシェアするアプリに関して、依頼情報及び依頼時間を含むユーザ情報がある場合、優先度にかかわらず当該ユーザ情報を用いて利用目的を推定してよい。

0102

また、上述した実施形態において、サーバ制御部36は、ユーザ情報33の車両IDに基づき制御する対象の車両20を定めているが、制御する車両20を、端末装置10の位置情報と、車両20の位置情報とに基づき判定するようにしてもよい。例えばサーバ制御部36は、端末装置10から取得した位置情報と、車両20から取得した位置情報とに基づき、端末装置10が車両20の所定範囲内に存在するか否かを判定してもよい。サーバ制御部36は、端末装置10と車両20とが所定範囲内に存在すると判定した場合に、車両20に使用モードを通知し、車両20が車両制御を行うようにしてもよい。このようにすることで、例えばユーザが使用する車両20が特定できない場合等において、対象の車両20をより確実に制御することができる。

0103

また、上述した実施形態において、サーバ制御部36がユーザ情報等に基づき車両20の利用目的を推定する例を示したが、これに限られない。例えば、ユーザ情報は利用目的の情報を含んでもよい。この場合、利用目的の推定処理は行わず、サーバ制御部36は、ユーザ情報に含まれる利用目的に基づき車両20の使用モードを決定する。

0104

また、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はモバイルコンピュータ等の汎用の電子機器を、上述した実施形態に係る端末装置10、制御装置22、又はサーバ30として機能させる構成も可能である。具体的には、実施形態に係る端末装置10、制御装置22、又はサーバ30の各機能を実現する処理内容記述したプログラムを、電子機器のメモリに格納し、電子機器のプロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、本実施形態に係る発明は、プロセッサが実行可能なプログラムとしても実現可能である。

0105

さらに、本実施形態におけるネットワーク40には、上述した例以外にも、アドホックネットワーク、LAN(Local Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、セルラーネットワーク、WPAN(Wireless Personal Area Network)、PSTN(Public Switched Telephone Network)、地上波無線ネットワーク(Terrestrial Wireless Network)、光ネットワークもしくは他のネットワークまたはこれらいずれかの組合せが含まれる。無線ネットワークの構成要素には、たとえば、アクセスポイント(たとえば、Wi-Fiアクセスポイント)、フェムトセル等が含まれる。さらに、無線通信器機は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、セルラー通信技術又はその他の無線技術及び技術標準を用いた無線ネットワークに接続することができる。

0106

1情報処理システム
10端末装置
11通信部
12 記憶部
13位置情報取得部
14 出力部
15 入力部
16 制御部
20 車両
21通信装置
22制御装置
221 通信部
222 記憶部
223 位置情報取得部
224 制御部
30サーバ
31 サーバ通信部(通信部)
32 サーバ記憶部
33、33b、33c、331b、332b、331c、332cユーザ情報
34、34b車両情報
35推定結果データベース
36サーバ制御部(制御部)
40 ネットワーク

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