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技術 圧延機上においてホットコイルを通すためのシステムおよび方法

出願人 ノベリス・インコーポレイテッド
発明者 アンドリュー・ジェイムズ・ホッビスアントワーヌ・ジャン・ウィリー・プラロングスティーブン・リー・ミックロジャー・ブラウンマーク・フィンピーター・ネルセンテリー・リーハンスユルク・アルダーウィリアム・ベックロベルト・キンタルナターシャ・アイヤージェフリー・エドワ-ド・ゲホ
出願日 2019年6月26日 (1年6ヶ月経過) 出願番号 2019-118054
公開日 2019年11月7日 (1年1ヶ月経過) 公開番号 2019-193949
状態 未査定
技術分野 圧延材の移送 巻取り、巻戻し、材料蓄積装置
主要キーワード 展開点 リリース装置 作業ローラ ローラ間隙 逆張力 xxxシリーズ クエンチ領域 フォイル層
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年11月7日)のものです。
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図面 (19)

課題

圧延機上において、金属基材を通す方法の提供。

解決手段

圧延機(104)上において金属基材(102)を通す方法は、金属基材のコイル(106)を受け取ることを含む。更に、この方法は、金属基材をコイルから展開することと、スレッディング・システム(100)によって金属基材を圧延機の作業台(120)へ導くこととを含む。

概要

背景

金属加工の間、時々金属基材がこの金属基材のコイルから展開される(uncoiled)。しかし、金属基材をコイルから展開する従来の方法は、金属基材に対して損傷(例えば、スクラッチングまたは他の欠陥)を与える場合がある。

概要

圧延機上において、金属基材を通す方法の提供。圧延機(104)上において金属基材(102)を通す方法は、金属基材のコイル(106)を受け取ることを含む。更に、この方法は、金属基材をコイルから展開することと、スレッディング・システム(100)によって金属基材を圧延機の作業台(120)へ導くこととを含む。

目的

他の複数の例においては、1または複数の鉛直方向に調整可能なグリッピングローラ1002が帯板幅に亘って設けられ得、各グリッピング・ローラ1002は金属基材に所望の押さえつけを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

圧延機上において金属基材を通す方法であって、前記金属基材のコイルを受け取ることと、前記金属基材を前記コイルから展開することと、スレッディング・システムによって前記金属基材を前記圧延機の作業台へ導くことと、を含む方法。

請求項2

前記金属基材を前記圧延機の前記作業台へ導くことは、前記作業台の上側作業ローラと下側作業ローラとの間で定められるローラ間隙に前記金属基材を導くことを含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記金属基材を前記作業台へ導くことは、前記金属基材を前記スレッディング・システムのスレッディング・キャリッジへ導くことと、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことと、前記スレッディング・キャリッジを前記作業台の方へ向けて動かすこととを含む、請求項1に記載の方法。

請求項4

前記スレッディング・キャリッジは1対のグリッピングローラを含み、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことは、前記1対のグリッピング・ローラの間で前記金属基材を方向付けることと、該グリッピング・ローラによって前記金属基材を掴むこととを含む、請求項3に記載の方法。

請求項5

前記1対のグリッピング・ローラは、前記金属基材の前縁が前記作業台のローラ間隙に入れられるときに前記スレッディング・キャリッジが前記作業台の作業ローラから間隔を空けられているように、前記金属基材の前記前縁からずれた位置で前記金属基材を掴む、請求項4に記載の方法。

請求項6

前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように前期グリッピング・ローラの長さに沿って直径の輪郭形状を付与することによって前記金属基材に剛性を付与することを更に含む、請求項5に記載の方法。

請求項7

前記スレッディング・キャリッジは前記金属基材の前縁に近接して前記金属基材を掴み、前記方法は、前記金属基材の前記前縁がリコイラに掴まれると前記金属基材から前記スレッディング・キャリッジを外すことを更に含む、請求項4に記載の方法。

請求項8

前記スレッディング・キャリッジはグリッピング・ウェッジを含み、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことは、前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を方向付けることと、前記金属基材を掴むために前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材上のグリッピング・ウェッジを閉じることとを含む、請求項3に記載の方法。

請求項9

前記グリッピング・ウェッジを閉じて、前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を押さえつけることによって前記金属基材に剛性を付与することを更に含む、請求項8に記載の方法。

請求項10

前記金属基材に剛性を付与することは、前記金属基材が該金属基材の前記幅に亘って複数の横曲率を有するように前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を押さえつけることを含む、請求項9に記載の方法。

請求項11

前記スレッディング・キャリッジは、前記金属基材の前縁に近接して前記金属基材を掴み、前記方法は、前記金属基材の前記前縁が前記作業台に近接すると前記金属基材から前記スレッディング・キャリッジを外すことと、アンコイラに近接した前記金属基材の後縁に近接して前記金属基材を掴むことと、前記金属基材の前記後縁が前記作業台に近接すると前記金属基材から前記スレッディング・キャリッジを外すことと、を更に含む、請求項3に記載の方法。

請求項12

前記金属基材を前記作業台へ導く間に少なくとも1つの急冷噴霧器によって前記金属基材をクエンチすることを更に含む、請求項1に記載の方法。

請求項13

張力を制御すること、金属基材温度を制御すること、前記金属基材を導くこと、前記金属基材のパスライン修正すること、或いは、少なくとも1つの回転する磁石によって前記金属基材を非接触支持することを更に含む、請求項1に記載の方法。

請求項14

圧延機上において金属基材を通すためのシステムであって、金属基材を掴むように構成されたグリッパを含むスレッディング・キャリッジと、展開マンドレルと前記圧延機の作業台との間に延びる軌道であって、前記スレッディング・キャリッジが該軌道に沿って移動可能であり、該スレッディング・キャリッジが、前記展開マンドレルと前記作業台との間で前記金属基材を導いて該金属基材に張力及ぼすように構成されている、軌道と、を含むシステム。

請求項15

前記グリッパは、前記金属基材を掴むように構成された1対のグリッピング・ローラを含む、請求項14に記載のシステム。

請求項16

前記1対のグリッピング・ローラの各々のグリッピング・ローラは、前記グリッピング・ローラが前記金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を与えるように、該グリッピング・ローラの長さに沿って変化がある直径を有する、請求項15に記載のシステム。

請求項17

前記グリッパは、前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材上で閉まるように構成されたグリッピング・ウェッジを含む、請求項14に記載のシステム。

請求項18

更に、前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように、前記グリッピング・ウェッジは前記金属基材を押さえつけるように構成された、請求項17に記載のシステム。

請求項19

前記展開マンドレルと前記作業台との間に少なくとも少なくとも1つの回転する磁石を更に含む、請求項14に記載のシステム。

請求項20

前記少なくとも1つの回転する磁石は、鉛直方向に整列された1対の回転する磁石を含み、前記金属基材が前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石の間を通過するように構成されている、請求項19に記載のシステム。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本出願は、「ROTATING MAGNETHEAT INDUCTION」という名称で2016年9月27日に出願された米国特許仮出願番号第62/400,426号、および、「ROTATING MAGNET HEAT INDUCTION」という名称で2017年5月14日に出願された米国特許仮出願番号第62/505,948号の恩恵を主張する。それらの開示全体は参照により本出願に含まれるものとする。

0002

更に、本出願は、「SYSTEMS AND METHODS FOR NON−CONTACT TENSIONING OF A METAL STRIP」という名称で2017年9月27日に出願されたAntoine Jean Willy Pralong他による米国特許非仮出願番号第15/716,559号、および、「COMPACT CONTINUOUS ANNEALING SOLUTIONHEAT TREATMENT」との名称で2017年9月27日に出願されたDavid Anthony Gaensbauer他による米国特許非仮出願番号第15/716,608号、そして、「ROTATING MAGNET HEAT INDUCTION」という名称で2017年9月27日に出願されたAntoine Jean Willy Pralong他による米国特許非仮出願番号第15/716,887号に関連する。それらの開示全体は参照により本出願に含まれるものとする。

0003

本出願は、金属加工に関し、特に、圧延機上において金属基材コイルを通す(thread)ためのシステムおよび方法に関するものである。

背景技術

0004

金属加工の間、時々、金属基材がこの金属基材のコイルから展開される(uncoiled)。しかし、金属基材をコイルから展開する従来の方法は、金属基材に対して損傷(例えば、スクラッチングまたは他の欠陥)を与える場合がある。

0005

この特許で用いられる「発明」、「前記発明」、「この発明」、および、「本発明」という表現は、この特許の発明の要旨および以下の特許請求の範囲の全てを広範囲に示すことを意図している。これらの表現を含む記述は、ここに記述される発明の要旨を制限することも、以下の請求項の意味または範囲を制限することもないことを理解されるべきである。この特許によって包含される発明の実施形態は、この「発明の概要」ではなく、以下の請求項によって定義される。この「発明の概要」は、本発明の様々の実施形態の高いレベルの全体像であって、以下の「詳細な説明」で更に記述される概念の幾つかを紹介する。この「発明の概要」は、請求項に記述された発明の要旨の要点または本質的特徴識別することを意図せず、また、請求項の発明の要旨の範囲を決定するためにこれだけが単独で用いられることを意図しない。本発明の要旨は、この特許の明細書の全体、何れかまたは全ての図面、および、各請求項の適切な部分を参照することによって理解されるべきである。

0006

幾つかの例によれば、圧延機上において金属基材を通す(thread)方法は、金属基材のコイルを受け取ることを含む。この方法は、前記金属基材を前記コイルから展開する(unwind)ことを更に含む。様々の例においては、前記方法は、スレッディング(threading)システムによって前記金属基材を前記圧延機の作業台へ導くことを含む。

0007

幾つかの特定の例によれば、圧延機上において金属基材を通すためのシステムは、該金属基材を掴むように構成されたグリッパ(gripper)を有するスレッディング・キャリッジ(threading carriage)を含む。複数の特定の場合には、このシステムは、更に、展開マンドレル(unwind mandrel)と前記圧延機の作業台との間に延びる軌道を含む。幾つかの例においては、スレッディング・キャリッジは前記軌道に沿って移動可能である。そして、スレッディング・キャリッジは、前記展開マンドレルと前記作業台との間において前記金属基材を導いて前記金属基材に張力を及ぼすように構成される。

0008

本開示において記述される様々の実現は、必ずしもここに明示的に開示され得るというわけではないが以下の詳細な説明および添付の図面を吟味することにより当該技術分野において通常の知識を有する者には明らかであろうところの、更なるシステム、方法、特徴、および、利点を含むことができる。全てのそのようなシステム、方法、特徴、および、利点が本開示の範囲内に含まれ、添付する請求項によって保護されることが意図されている。

図面の簡単な説明

0009

以下の図面の特徴および構成要素は、本開示の一般原理を強調するように例示される。一貫性および明確さのために、これらの図面を通して、対応する特徴および構成要素は参照符号を一致させることによって示され得る。
本開示の複数の態様によって圧延機上においてコイルを通すための1つのシステムの概略図である。
図1のシステムの他の1つの概略図である。
図1のシステムの他の1つの概略図である。
図1のシステムの他の1つの概略図である。
本開示の複数の態様によって圧延機上においてコイルを通すための1つのシステムの概略図である。
本開示の複数の態様によって圧延機上においてコイルを通すための1つのシステムの画像である。
図6のシステムの他の1つの画像である。
図6のシステムのグリッパの画像である。
金属基材を掴んでいる図8のグリッパの他の1つの画像である。
本開示の複数の態様によって圧延機上においてコイルを通すための1つのシステムの画像である。
図10のシステムの他の1つの画像である。
図10のシステムの他の1つの画像である。
図10のシステムの他の1つの画像である。
図10のシステムの他の1つの画像である。
図10のシステムの他の1つの画像である。
本開示の複数の態様によって圧延機上においてコイルを通すための1つのシステムの概略図である。
本開示の複数の態様によって圧延機上においてコイルを通すための1つのシステムのためのグリッピングローラの概略図である。
本開示の複数の態様による、金属基材を掴んでいるグリッパの概略図である。

実施例

0010

ここでは、本発明の複数の例の要旨は、法令の要求を満たすための専門性を持って記述されるが、この説明が請求項の範囲を制限することを必ずしも意図しない。請求項に記述された発明の要旨は、他のやり方で実現され得、異なる要素またはステップを含むことができ、既存または将来の他の技術と共に用いられ得る。個々のステップの順序または要素の配置が明示的に記述されるとき以外は、この説明は、様々のステップまたは要素の間の何らかの特定の順序または配置を意味するものと解釈されるべきではない。

0011

圧延機上において金属基材のコイルを通すための複数の方法および複数のシステムが開示される。本開示の複数の態様および複数の特徴は、如何なる適当な金属基材のコイルに対しても用いられ得、特にアルミニウムまたはアルミニウム合金のコイルに対して有用であり得る。具体的には、合金(例えば、2xxxシリーズ、3xxxシリーズ、4xxxシリーズ、5xxxシリーズ、6xxxシリーズ、7xxxシリーズ、または、8xxxシリーズのアルミニウム合金)をコイルから展開するときに望ましい結果が達成され得る。最も一般的には、アルミニウムおよびその合金を指定および特定する際に最も一般的に用いられる番号指定システムの知識については、共にThe Aluminum Associationによって出版されている、「International Alloy Designations and Chemical Composition Limits for Wrought Aluminum and Wrought Aluminum Alloys」または「Registration Record of Aluminum Association Alloy Designations and Chemical Compositions Limits for Aluminum Alloys in the Form of Castings and Ingot」を参照。

0012

場合によっては、ここに開示されるシステムおよび方法は、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウムマグネシウム系材料チタンチタン系材料、銅、銅系材料、鋼、鋼系材料ブロンズ、ブロンズ系材料真鍮、真鍮系材料、複合材料、複合材料で用いられるシート、または、他の何らかの適当な金属、非金属、または、複数の材料の組合せを含む非鉄材料と共に用いられ得る。個別の要素は、モノリシックな材料、圧延接合材料のような非モノリシックな材料、クラッド材料、(それに限らないが、例えば、炭素繊維を含有する材料のような)複合材料、または、他の様々の材料を含み得る。1つの非限定的な例においては、前記システムおよび方法は、アルミニウム金属帯板厚板、半加工金属片、または、(例えば、鉄を含有するアルミニウム合金を含む)アルミニウム合金から作られた他の物品のような、金属物品を加熱するために用いられ得る。

0013

本開示の複数の態様および特徴は、如何なる温度においても金属基材のコイルに対して用いられ得、少なくとも450°Cの高められた温度のコイルに対して特に有用である。他の複数の例においては、本開示の複数の態様および特徴は、(例えば、100°Cより低いような)450°Cより低い温度の金属基材のコイルに対して用いられ得る。例えば、場合によっては、室温の加熱されるべき金属基材のコイルに対して、或いは、450°Cより低い高温の冷されるべき金属基材のコイルに対しても、本開示の複数の態様および特徴は用いられ得る。ここで使われるとき、「室温」の意味は、(例えば、約15°C、約16°C、約17°C、約18°C,約19°C、約20°C、約21°C、約22°C、約23°C、約24°C、約25°C、約26°C、約27°C、約28°C、約29°C、または、約30°Cのように)約15°Cから約30°Cの温度を含み得る。

0014

圧延機104上においてコイル106からの金属基材102を通すためのスレッディング・システム100の例が図1図4に示される。

0015

圧延機104は少なくとも1つの作業台120を含む。幾つかの例においては、圧延機104は、(例えば、2つの作業台120、3つの作業台120、4つの作業台120、または、他の任意の所望の数の作業台120のような)複数の作業台120を含む。作業台120は、鉛直方向に整列された1対の作業ローラ122を含む。幾つかの例においては、作業台120は、前記1対の作業ローラ122を支持する支持ローラ124を更に含む。様々の例においては、作業台120は、中間のローラを更に含む。ローラ間隙126は、作業ローラ122の間で定められる。

0016

処理中の間、作業ローラ122が金属基材102の厚さを所望の厚さまで減らして金属基材102に特定の特性を与えるように、金属基材102はローラ間隙126に通される。与えられる特定の特性は、金属基材102の組成に依存し得る。幾つかの例においては、圧延機104は、金属基材102の温度が金属基材102の再結晶温度を越えるときに金属基材102を圧延するように構成された熱間圧延機である場合がある。他の複数の例においては、圧延機104は、金属基材102の温度が金属基材102の再結晶温度より低いときに金属基材102を圧延するように構成された冷間圧延機である場合がある。他の様々の例においては、圧延機104は、金属基材102の温度が再結晶温度より低いが冷間圧延の間にこの温度より高い場合に金属基材102を圧延するように構成された温間圧延機である場合がある。

0017

様々の例においては、コイル106は展開マンドレル108上に支えられる。場合によっては、展開マンドレル108は、作業台120から予め定められた距離にある。特定の非限定的な例においては、作業台120から展開マンドレル108までの前記予め定められた距離は、(例えば、約15メートル未満、約10メートル未満のように)凡そ20メートルより小さい。幾つかの例においては、前記予め定められた距離は、約3メートルから約5メートルである。他の複数の例においては、前記予め定められた距離は、約20メートルより大きい。前記予め定められた距離は、処理すべき金属基材、所望の圧延機の設定、または、他の様々の要件に従って変えられ得る。

0018

幾つかの例においては、展開マンドレル108は、コイル106が高められた温度にある間、コイル106を受け、そして/または、支持するように構成される。幾つかの例においては、必ずしもそうである必要はないが、上記の高められた温度は450°Cより高い。場合によっては、前記高められた温度は約450°Cから約560°Cである。他の複数の例においては、上記の高められた温度は560°Cより高い。幾つかの特定の場合には、上記の高められた温度は金属基材の融点より低い。金属基材102がアルミニウムまたはアルミニウム合金である1つの例においては、上記の高められた温度はこのアルミニウムまたはアルミニウム合金の融点より低い。様々の例においては、圧延機の作業台における高められたローラ進入温度を達成するために(例えば、特に500°Cより高い温度のような)高められたコイル温度を用いることが有益である場合がある。コイルが均質化炉から直接圧延され得るように高められたコイル温度が用いられ得ることもある。他の複数の例においては、コイル106は450°Cより低い場合がある。幾つかの特定の例においては、コイル106は、室温、または、450°Cより低い他の様々の温度である場合がある。

0019

展開マンドレル108は、金属基材102を展開するためにコイル106が回転される回転軸110を定める。図1図4に示されるスレッディング・システム100においては、金属基材102を展開するためにコイル106が矢112で示される方向に回転されるようにコイル106が展開マンドレル108に取り付けられる。矢112で示される方向の展開は、一般に、「下側巻き(under−winding)」として知られている。この下側巻きの構成においては、展開点114、言い換えれば、金属基材102がコイル106から離れる点は、定義によれば、回転軸110より下にある。様々の例においては、下側巻きによって金属基材102を展開することは、コイル106の最も外側の層の重さが展開マンドレル108上でコイル106の残りの部分を堅く保持することを可能にする。また、下側巻きは、コイル106の(コイルの外側の1巻きとしても知られる)最も外側の層が重力を用いてコイル106の残りの部分から離れることを可能にすることができる。他の複数の例においては、コイル106は、展開マンドレル108上に、コイル106が逆方向に回転するように取り付けられる。このことは、「上側巻き(over−winding)」として知られており、図5に関連して以下に詳細に議論される。

0020

下側巻きおよび上側巻きの両方の構成において、展開点114と作業台120のローラ間隙126との間でパスライン116が定められる。幾つかの例においては、パスライン116は水平面に対してゼロではない角度で延びる。他の複数の例においては、パスライン116は水平面と実質的に平行である。図1図4は、パスライン116が水平面と実質的に平行である複数の例を示す。様々の例においては、展開マンドレル108は、コイル106が展開する(そして、コイル106の直径が減少する)ときにパスライン116の水平面に対する相対的な角度が維持され得るように鉛直方向に調節可能である。

0021

図1図4に示されるように、様々の例において、スレッディング・システム100は、ローラ間隙126に金属基材102を通すためにコイル106から作業台120まで金属基材102を導くように構成されたスレッディング・キャリッジ128を含む。場合によっては、スレッディング・キャリッジ128は、スレッディング・キャリッジ128を支持する軌道134に沿って移動可能である。様々の例においては、スレッディング・キャリッジ128は、車輪、ローラ、スライダ、または、軌道134に沿ってスレッディング・キャリッジ128の移動を可能にする他の様々の適当な移動メカニズムオプションとして含む。図1図4に示されるように、軌道134は展開マンドレル108と作業台120との間で少なくとも部分的に延びる。幾つかの例においては、様々の機械的移動手段がスレッディング・キャリッジ128を軌道134に沿って動かすことができる。機械的移動手段は、スレッディング・キャリッジ128を軌道134に沿って動かすために、チェインワイヤ(例えば、図7中のワイヤ702参照)、ラックピニオン駆動モータロボットアーム、または、他の様々の適当な装置を含むが、これらに限定されるものではない。様々の場合においては、スレッディング・キャリッジ128は、コイル106の回転速度に一致するか、または、近い線速度で軌道134に沿って作業台120の方へ向けて動かされる。

0022

スレッディング・キャリッジ128はグリッパ130を含む。グリッパ130は、以下に詳細に解説されるように、選択的に金属基材102を掴み、離すように構成される。グリッパ130は、グリッピング・ウェッジ図6図9を参照)、1対のグリッピング・ローラ(図10図15を参照)、クランプ、または、金属基材102を選択的に掴み、離すための他の様々の適当なメカニズムであり得る。様々の例においては、グリッパ130は、金属基材102がコイル106から展開されたときに、金属基材102の前縁132に近接して金属基材102を掴むように構成される。図1図4に示される幾つかの例においては、グリッパ130は、金属基材102に沿って金属基材102の前縁132からずれた位置で金属基材102を掴むように構成される。前縁132からずれた位置で金属基材102を掴むことによって、スレッディング・キャリッジ128は、作業ローラ122(または、作業台120の他の部分)に接触することなく、金属基材の前縁132をローラ間隙126に通すことができる。(図3を参照。)特定の複数の例においては、グリッパ130は、前縁132から約500mmの位置で金属基材102を掴むことができる。様々の例においては、前記ずれた位置は適宜500mm超または未満であるように調整され得る。他の複数の例においては、グリッパ130は、キャリッジ128が作業ローラ122と接触することなしに前縁132がローラ間隙126内にあり得るようにして、前縁132で、または、前縁132の近くで、金属基材102を掴むことができる。

0023

スレッディング・キャリッジ128が金属基材102を導き、前縁132がローラ間隙126に通されると、グリッパ130は金属基材102を離すことができる。幾つかの例においては、グリッパ130に作用するリリースさせる手段(release)が、グリッパ130に金属基材102を離させる。このリリースさせる手段は、自動(例えば、ばね仕掛けフックピンクリップ留め金、または、他の適当な自動リリース・メカニズム)または手動(例えば、オペレータを必要とするメカニズム)である場合がある。1つの例として、このリリースさせる手段は、前縁132がローラ間隙126に通されるときにトリガ装置によってトリガされる自動リリース装置であり得る。例えば、グリッパ130がグリッピング・ローラを含む場合のような、幾つかの場合には、前縁132がローラ間隙126に通されて、グリッピング・ローラがその下流側極限の位置になった(例えば、グリッピング・ローラが作業台120に近接した)後も、グリッピング・ローラは金属基材102を掴み続けることができた。そのような場合、グリッピング・ローラは回転して、金属基材102を通すことを更に助けることができる。特定の複数の例においては、グリッピング・ローラは、(スレッディングの間に作業ローラ122間に間隙があり金属基材102を「噛まない」)開咬スレッディングの間、金属基材102を通し続けることができる。他の複数の例においては、金属基材102がローラ間隙に通された後、スレッディング・キャリッジ128は金属基材102を掴み続ける。特定の複数の例においては、金属基材102の前縁がリコイラ(recoiler)111(図16を参照)に掴まれると、スレッディング・キャリッジ128は金属基材102を離すことができる。

0024

特定のオプションの例においては、金属基材102が展開マンドレル108から完全に展開されるとき、グリッパ130は、金属基材102に沿って金属基材102の後縁133(図4を参照)からずれた位置において、或いは、金属基材102の後縁133において金属基材102を掴むことができる。後縁133において、または、後縁133に近接した位置において金属基材102を掴むことによって、スレッディング・キャリッジ128は後縁133を作業台120へ導くことができる。後縁133がローラ間隙126に近接するようにスレッディング・キャリッジが金属基材102を導くと、グリッパ130は金属基材102を離すことができる。

0025

図1図4に示されるように、幾つかの例において、スレッディング・システム100は、金属基材102が作業台120へ導かれるときに金属基材102に接触することなく金属基材102を支持し/安定させるように構成された少なくとも1つの回転する磁石136を含む。様々の例においては、複数の回転する磁石136が提供される。幾つかの例においては、前記複数の回転する磁石136はパスライン116より下または上に置かれる。他の複数の例においては、幾つかの回転する磁石136はパスライン116より下に置かれ、他の回転する磁石136はパスライン116より上に置かれる。特定の複数の例においては、回転する磁石の1つの組が、パスライン116の両側に鉛直方向に整列された1対の回転する磁石136を含む。場合によっては、前記回転する磁石の組の各々の回転する磁石136は、金属基材102をパスライン116から引き離すことを避けるためにパスライン116から等距離に置かれる場合がある。幾つかの例においては、それらは他の例では必要としないが、前記回転する磁石の組の前記回転する磁石136は逆方向に回転する。他の様々の例においては、パスライン116より上の回転する磁石136は、パスライン116より下の回転する磁石136からずれていてもよい。

0026

各々の回転する磁石136は、1または複数の永久磁石または電磁石を含むことができる。金属基材102がパスライン116に沿って、回転する磁石136より上または下を、或いは、1対の回転する磁石136の間を通過するとき、これらの回転する磁石136は鉛直方向の斥力を金属基材102に及ぼす。前記回転する磁石136からの前記鉛直方向の斥力は、鉛直方向の安定化を提供して、金属基材102が前記回転する磁石136に接触することなく前記回転する磁石136を越えて、そして/または、前記回転する磁石136の間を通過する(例えば、パスライン116に沿って浮く)ことを可能にする。複数の回転する磁石136を有する幾つかの例においては、下流側の回転する磁石(すなわち、より作業台120に近い回転する磁石136)は、上流側の回転する磁石136(すなわち、よりコイル106に近い回転する磁石136)によって誘発された張力を相殺することができる。様々の例においては、下流側の回転する磁石136を、上流側の回転する磁石136の回転の向きの逆の方向に回転させることによって、張力は下流側の回転する磁石136によって相殺され得る。1つの例として、下流側の回転する磁石136が上流に向かう方向(例えば、図1における反時計回り方向)に回転する間は、上流側の回転する磁石136は下流に向かう方向(例えば、図1における時計回り方向)に回転することができる。

0027

更に、幾つかの例においては、金属基材102が作業台120に入るときには所望のローラ進入温度を有するように、前記複数の回転する磁石136は金属基材102を加熱するように配置され構成される。場合によっては、前記金属基材は約20°Cから約600°Cの間のローラ進入温度を有するが、個別の用途に依って他の様々の温度が用いられ得る。

0028

幾つかの例においては、金属基材102のコイルにおいて張力またはコイルのずれが発生しないことを確実とするべく、コイル106と回転する磁石136との間で金属基材102を光学的にモニタする(または、他の適当な技術によりモニタする)ために、重なりずれモニタ(lap slippage monitor)または他の適当なモニタが提供され得る。

0029

幾つかのオプション的な例においては、スレッディング・システム100は、少なくとも1つのクエンチ(quench)138を含む。他の複数の例においては、クエンチ138は省かれ得る(図10参照)。クエンチ138の数および位置は適宜変更され得る。例えば、場合によっては、図1図4に示されるように、スレッディング・システム100は、パスライン116より上の1つのクエンチ138とパスライン116より下の1つのクエンチ138との、2つのクエンチ138を含む。図1図4に示される例においては、前記クエンチ138は複数の回転する磁石136の間に位置する。他の複数の例においては、前記クエンチ138は他の様々の位置にあってよく、より少ない数か、または、更なるクエンチ138を有することができる。前記クエンチ138は、金属基材102が作業台120に入れられるときに、金属基材102に噴霧するか、または、金属基材102の温度を下げるように構成される。前記クエンチ138は、圧延機104が熱間圧延機か、冷間圧延機か、または、温間圧延機かに依り、様々の温度まで、金属基材102の温度を下げ得る。幾つかの例においては、前記クエンチ138は、更に、回転する磁石136によって引き起こされ得る金属基材102の如何なる僅かな加熱をも、低減するか、または、相殺する。場合によっては、前記クエンチ138は金属基材102に剛性を付与する。

0030

場合によっては、複数のクエンチ138、および/または、(金属基材102を浮かせ、更にオプションとして金属基材102を加熱するための)複数の回転する磁石136を用いることは、スレッディングの間の金属基材102の熱間加工を最適化して、実収率を増やすことを助ける。すなわち、金属基材における好ましくない、そして/または、望ましくない金属学的性質のために、更に/或いは、他の状況で起こり得る金属基材中の他の様々の欠陥のために、廃棄されるべく失われる金属基材102の部分をより少なくする。処理中において、金属基材102の先頭部または後尾部は、目標温度にない場合がある。加熱およびクエンチングによって、金属基材102の先頭部および/または後尾部は、目標温度にあるように(例えば、更に、所望の金属学的性質を有するように)より良く制御され得る。このことは、金属基材102の実収率を増やす。(すなわち、金属基材における好ましくない、そして/または、望ましくない金属学的性質のために、更に、金属基材中の他の様々の欠陥のために、廃棄されるべく失われる金属基材102の部分をより少なくする。)

0031

様々の例においては、第1のクエンチ138の後、回転する磁石136は、各々の回転する磁石136において圧延機104方向へ向かう逆張力を増やすために用いられ得る。このことにより、金属基材102がクエンチ領域においてパスライン116上でより安定に保たれ得るので、クエンチ条件と共に、ローラ間隙126における圧延条件を改善することができる。

0032

図5は、金属基材102を展開するためにコイル106が矢502で示される方向に回転するようにコイル106が展開マンドレル108上に取り付けられるスレッディング・システム100の例を示す。矢502で示される方向の展開は通常、「上側巻き」として知られている。そのような構成において、展開点114は通常、回転軸110より上にある。

0033

幾つかのオプション的な例においては、金属基材102の隣接した層を引き離すために、コイル106内に金属基材102と共にフォイル(箔)層504が巻かれる。フォイル層504は、展開(decoiling)の間に起こり得るコイル106内の層間スクラッチを防ぐために含まれてもよい。様々の例においては、(それらは他の様々の温度においてコイル106に含まれ得るが)フォイル層504は高められた温度でコイル106に含まれる場合がある。特定の複数の例においては、フォイル層504は、金属基材102の融点より高い融点を有する金属を含む。場合によっては、フォイル層504は、金属基材102の硬度より低い硬度を有することができる。図5に示される例においては、金属基材102はアルミニウムまたはアルミニウム合金を含み、フォイル層504は鋼を含む。

0034

フォイル層504は金属基材102と共にコイル106内に含まれ得るが、フォイル層504は金属基材102のスレッディングおよび展開の間に取り除かれている。様々の例においては、図5に示されるように、上側巻き方向に金属基材102を展開することによりフォイル層をコイル106から引き離すことを容易にすることができる。しかし、他の複数の例においては、フォイル層は下側巻きの構成でコイル106から引き離され得る。

0035

図6図9は、スレッディング・システム100と類似しているスレッディング・システム600の例を示す。スレッディング・システム600においては、スレッディング・キャリッジ128のグリッパ130はグリッピング・ウェッジ602を含む。グリッピング・ウェッジ602は基部606および上部608を含む。上部608は、金属基材102を掴む掴み位置(図6を参照)と金属基材102を離すリリース位置図8および9を参照)との間において、基部606に対応して配置可能である。オプションとして、場合によっては、グリッピング・ウェッジ602はガイド610A〜610Bを含む。ガイド610A〜610Bは、スレッディング・キャリッジ128に対応した金属基材102の最初の位置決めを容易にすることができる。

0036

幾つかの例においては、グリッピング・ウェッジ602は、グリッピング・ウェッジ602が金属基材102を掴む間に金属基材102を押えつけて(crimp)、金属基材102の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を与えるように構成された少なくとも1つのリッジ(ridge)604を含む。リッジ604は、グリッピング・ウェッジ602の基部606または上部608に接していてよい。様々の例においては、任意の数のリッジ604が基部606および/または上部608に接して提供され得る。幾つかの例においては、リッジ604の数は、所望の横曲率パターンに依り変えられ得る。例えば、単一のカーブ、複数のカーブ(例えば、正弦波に類似したパターン)、または、他の任意のパターンを適宜与えるようにリッジ604は設けられ得る。幾つかの例においては、リッジ604の高さ(すなわち、リッジ604が基部606および/または上部608から突き出る距離)は、横曲率の曲率半径を調節するために調整され得る。複数の特定の例においては、1つのリッジ604の高さは、他の1つのリッジ604の高さと異なる場合がある。幾つかの例においては、グリッピング・ウェッジ602によって与えられた横曲率によって、金属基材102の前縁132がパスライン116により近いままである(すなわち、図9に示されるように撓まない)ことが可能にされ得る。これにより、ローラ間隙126に前縁132を通すことを容易にすることができる。

0037

図18は、グリッピング・ウェッジ602と類似しており、3つのリッジ604(すなわち、基部606に接した2つリッジ604、そして、上部608に接した1つのリッジ608)を含むグリッピング・ウェッジ1802の非限定的な例を示す。例示されるように、グリッピング・ウェッジ1802は金属基材108を掴んで、金属基材102の幅に亘って3つの横曲率1804を与える。

0038

図10図15は、スレッディング・システム100と類似しているスレッディング・システム1000の例を示す。スレッディング・システム1000においては、スレッディング・キャリッジ128のグリッパ130は、複数のグリッピング・ローラ1002を含む。幾つかの例においては、グリッピング・ローラ1002は鉛直方向に整列して、リリース位置(図10を参照)と掴み位置(図13を参照)との間で鉛直方向に移動可能である。スレッディング・システム1000は、オプションとしてのピンチ・ローラ1202を更に含む。ピンチ・ローラ1202は、金属基材102を展開マンドレル108からスレッディング・キャリッジ128に導くように構成される。様々の例においては、ピンチ・ローラ1202は、金属基材102の移動の線速度に対応する回転速度で回転するように構成される。

0039

特定の例においては、グリッピング・ローラ1002は、金属基材が金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するようにグリッピング・ローラ1002を用いて金属基材102を押さえつけることによってグリッピング・ウェッジ602と同様に金属基材102に剛性を付与するように構成される。特定の例においては、グリッピング・ローラ1002は、グリッピング・ローラ1002の曲がりによって金属基材102を押さえつけることができる。幾つかの例においては、グリッピング・ローラ1002は、金属基材を押さえつけるに適した輪郭形状を有する。1つの非限定的な例として、グリッピング・ローラ1002は、ローラ1002の軸に沿って変化がある半径を有することができる。例えば、図17は、グリッピング・ローラ1002が少なくとも2つの異なる直径1702および1704を有するグリッピング・ローラ1002の例を示す。他の様々の直径輪郭形状(diameter profile)を有する複数のグリッピング・ローラ1002が適宜用いられ得る。他の複数の例においては、1または複数の鉛直方向に調整可能なグリッピング・ローラ1002が帯板幅に亘って設けられ得、各グリッピング・ローラ1002は金属基材に所望の押さえつけを提供するように鉛直方向に調整され得る。他の複数の例においては、幅が狭い複数のグリッピング・ローラ1002が金属基材の上面および/または底面上に設けられ得る。そして、グリッピング・ローラ1002は前記帯板に横曲率を与えるために鉛直方向にシフトされ得る。グリッピング・ローラ1002によって、または、グリッピング・ローラ1002無しで金属基材1002を押さえつけるための他の様々の適当なメカニズムが利用され得る。

0040

金属基材102を圧延機104に通す方法もまた開示される。図1を参照して、幾つかの例において、この方法は金属基材102のコイル106を受け取ることを含む。そうである必要はないが、コイル106は(450°Cより高くてもよい)高められた温度にあってよい。例えば、その他の場合、コイル106は室温、或いは、450°Cより低い他の様々の温度にあってよい。複数の特定の例において、コイル106の温度は少なくとも部分的には金属基材102の材料に依存し得る。

0041

前記方法は、金属基材102をコイル106から展開することを含む。幾つかの例においては、コイル106は、金属基材102の前縁132をコイル106に固定する溶接を含む。そのような場合、金属基材102を展開することは、ピーラーナイフ(peeler knife)または他の適当な装置でこの溶接を断ち切ることを含む。幾つかの例においては、金属基材102を展開することは、コイル106が高められた温度にある間に金属基材102を展開することを含む。他の複数の例においては、金属基材102を展開することは、コイル106が任意の温度にある間に金属基材102を展開することを含む。様々の例においては、金属基材102を展開することが金属基材102をコイル106から下側巻きすること(under−winding)を含むように(図1図4を参照)、コイル106は展開マンドレル108上に取り付けられる。他の複数の例においては、金属基材102を展開することがコイル106から金属基材102を上側巻きすること(over−winding)を含むように(図5を参照)、コイル106は展開マンドレル108に取り付けられる。複数の特定の例においては、コイル106が金属基材102の隣接した層の間にフォイル層504を含むならば、金属基材102をコイル106から展開することはフォイル層504を金属基材102(図5を参照)から引き離すことを含む。幾つかの例においては、金属基材102を展開することは、展開マンドレル108の鉛直方向における位置を調節する(すなわち、コイル106の位置を鉛直方向に調節する)ことによって、パスライン116のローラ間隙126に対する予め定められた送り込み角度を維持することを更に含む。

0042

前記方法は、金属基材102を圧延機104の作業台120へ導くことを更に含む。幾つかの例においては、金属基材102を作業台120へ導くことは、金属基材102を(例えば、スレッディング・キャリッジ128のような)スレッディング・キャリッジへ導いて、スレッディング・キャリッジ128の(例えば、グリッパ130のような)グリッパによって金属基材102を掴むこと(図1を参照)を含む。前記方法は、スレッディング・キャリッジ128が金属基材102を掴んだ後、作業台120(図1図4を参照)の方へ向けてスレッディング・キャリッジ128を動かすことを含む。様々の例においては、金属基材102の前縁132が作業台120のローラ間隙126に入れられるときにスレッディング・キャリッジ128が作業台120の作業ローラ122から間隔を空けられているように、金属基材の前縁132からずれた位置で、スレッディング・キャリッジ128は金属基材102を掴む(図3を参照)。

0043

特定のオプション的な例においては、金属基材102は、ピンチ・ローラ1202(図12を参照)によってスレッディング・キャリッジ128へ導かれる。これらの例の幾つかにおいては、金属基材102がコイル106から展開されるとき、ピンチ・ローラ1202は、金属基材102の移動の線速度に対応する回転速度で回転する。

0044

様々の例においては、スレッディング・キャリッジ128はグリッピング・ウェッジ602を含む。そして、金属基材102を掴むことは、グリッピング・ウェッジ602がリリース位置(図9を参照)にある間はグリッピング・ウェッジ602によって金属基材102を導くことを含む。前記方法は、金属基材102がグリッピング・ウェッジ602に対して置かれた後、金属基材102を掴むべき掴み位置(図7を参照)にグリッピング・ウェッジ602を閉じることを含む。場合によっては、グリッピング・ウェッジ602は、金属基材102の前縁132からずれた位置で金属基材102を掴む(図9を参照)。様々の複数の態様においては、グリッピング・ウェッジ602によって金属基材102を掴むことは、金属基材102の幅方向に亘って少なくとも1つの横曲率を与えるためにグリッピング・ウェッジ602によって金属基材102を押さえつけることを含む。

0045

他の複数の例によれば、スレッディング・キャリッジ128は1対のグリッピング・ローラ1002を含む。これらの例においては、金属基材102を掴むことは、グリッピング・ローラ1002の間で金属基材102を方向付けして、金属基材102の前縁132からずれた位置でグリッピング・ローラ1002によって金属基材102を掴むことを含む。

0046

特定の例においては、作業台120の方へスレッディング・キャリッジ128を動かすことは、軌道134に沿ってスレッディング・キャリッジ128を機械的に動かすことを含む。様々の場合においては、スレッディング・キャリッジ128は、コイル106の回転速度に対応する線速度で作業台120の方へ向けて動かされる。

0047

幾つかの例においては、前記方法は、金属基材102の前縁132が作業台120にあるか、または、作業台120に近接しているときにスレッディング・キャリッジ128から金属基材102を離すことを含む。様々の例によれば、前記方法は、金属基材102の後縁133に近接してグリッパ130によって金属基材102を掴むこと、後縁133を作業台120へ導くこと、そして、金属基材102の後縁133が作業台120に近接したときにスレッディング・キャリッジ128を金属基材102から外すことをオプションとして含む。

0048

様々の場合においては、前記方法は、スレッディング・キャリッジ128とコイル106との間で、少なくとも1つの回転する磁石136によって、金属基材102に接触することなく、金属基材102の一部を支持することを含む。場合によっては、更に、前記方法は、少なくとも1つの回転する磁石136によって金属基材102の張力を制御することをオプションとして含む。場合によっては、前記方法は、上流側の回転する磁石136を第1の方向に回転させ、下流側の回転する磁石136を第1の方向と逆の第2の方向に回転させることによって、少なくとも2つの回転する磁石136を用いて金属基材102の張力を制御することを含む。幾つかの態様においては、前記方法は、金属基材102を作業台120へ導く間に、少なくとも1つのクエンチ138によって金属基材102をクエンチすることをオプションとして含む。

0049

場合によっては、これら開示されたシステムおよび方法は、コイル106におけるずれを避けるために、更に、金属基材102の表面を傷つけることを避けるため、または、減らすために十分低い張力で、金属基材102がコイル106から作業台120に通されることを可能にする。場合によっては、上記のように、コイル106における張力またはずれの発生を避けるために、コイル106は金属基材102の移動と同じ線速度で回転する。更に、開示されたシステムおよび方法は、高められた温度にあるコイルが、金属基材102の表面の損傷の危険性を減らすか、または、除去しながら、(例えば、500°Cより高い)高められた温度で回転させられることを可能にする。他の複数の例においては、金属基材102および/またはコイルは、高められた温度でなくともよい。例えば、金属基材は室温または500°Cより低い他の様々の温度であってよい。

0050

金属基材の前縁を通すことに関して上記の複数のスレッディング・システムが記述されているが、これらのスレッディング・システムは、最後に残っている金属基材の後縁を導くためにも用いられることができたことを記しておく。例えば、最後に残っている間、これらのスレッディング・システムは、金属基材における張力と、金属基材のパスラインに対する位置とを制御するために用いられることができた。複数の特定の例においては、最後に残っている間、これらのスレッディング・システムを使用することにより、金属基材上のスクラッチまたは他の欠陥の発生をより少なくすることができ、(磁気加熱またはクエンチングによる)より良い温度制御を提供することができ、後縁において金属基材のより高い実収率を可能にすることができた。複数の特定の例においては、最後に残っている部分のために前記スレッディング・システムが用いられるとき、これらのスレッディング・システムは、グリッパ130の同じ軌道134または他のガイドに沿って動く第2のグリッパを含むことができる。他の複数の例においては、同じグリッパ130が、最後に残っている間の後縁を導くために用いられ得る。これらの例の幾つかにおいては、グリッパ130は、金属基材の後縁と係合するために、展開マンドレル108に近接する位置に戻ることができる。

0051

ここに記述される概念に従う様々の種類の実施形態の更なる記述を提供する、「EC」(Example Combinations組合せ例)として明示的に列挙された少なくとも幾つかを含む、例示的な実施形態を集めたものが以下に与えられる。これらの例は、互いに排他的であるということも、網羅的であるということも、限定的であるということも意味するものではでない。そして、本発明はこれらの例示的実施形態に限られるものではなく、むしろ、発行された請求項およびそれらの等価物の範囲内の全ての可能な変更および変形を含む。

0052

EC1.圧延機上において金属基材を通す方法であって、前記金属基材のコイルを受け取ることと、前記金属基材を前記コイルから展開することと、スレッディング・システムによって前記金属基材を前記圧延機の作業台へ導くこととを含む方法。

0053

EC2. 前記金属基材を前記圧延機の前記作業台へ導くことは、前記作業台の上側作業ローラと下側作業ローラとの間で定められるローラ間隙に前記金属基材を導くことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0054

EC3. 前記金属基材を前記作業台へ導くことは、前記金属基材を前記スレッディング・システムのスレッディング・キャリッジへ導くことと、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことと、前記作業台の方へ向けて前記スレッディング・キャリッジを動かすこととを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0055

EC4. 前記スレッディング・キャリッジは1対のグリッピング・ローラを含み、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことは、前記1対のグリッピング・ローラの間で前記金属基材を方向付けることと、該グリッピング・ローラによって前記金属基材を前記金属基材の前縁からずれた位置で掴むこととを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0056

EC5. 前記金属基材の前記前縁が前記作業台のローラ間隙に入れられるときに前記スレッディング・キャリッジが前記作業台の作業ローラから間隔を空けられているように、前記1対のグリッピング・ローラの位置は前記前縁からずれている、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0057

EC6. 前記スレッディング・キャリッジはグリッピング・ウェッジを含み、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことは、前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を方向付けることと、前記金属基材を掴むために前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材上のグリッピング・ウェッジを閉じることとを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0058

EC7. 前記グリッピング・ウェッジを閉じて、前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を押さえつけることによって前記金属基材に剛性を付与することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0059

EC8. 前記グリッピング・ウェッジを閉じて、前記金属基材が該金属基材の幅に亘って複数の横曲率を有するように前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を押さえつけることによって前記金属基材に剛性を付与することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0060

EC9. 前記スレッディング・キャリッジは、前記金属基材の前縁に近接して前記金属基材を掴み、前記方法は、前記金属基材の前記前縁が前記作業台に近接すると前記金属基材から前記スレッディング・キャリッジを外すことと、アンコイラに近接した前記金属基材の後縁に近接して前記金属基材を掴むことと、前記金属基材の前記後縁が前記作業台に近接すると前記金属基材から前記スレッディング・キャリッジを外すこととを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0061

EC10. 前記金属基材を前記作業台へ導く間に少なくとも1つの急冷噴霧器によって前記金属基材をクエンチすることを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0062

EC11. 前記金属基材を前記作業台へ導く間に少なくとも1つの回転する磁石によって前記金属基材の張力を制御することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0063

EC12. 前記少なくとも1つの回転する磁石は前記金属基材のパスラインより下に配置される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0064

EC13. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、鉛直方向に整列された1対の回転する磁石を含み、前記金属基材を導くことは、前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石の間で前記金属基材を導くことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0065

EC14.張力を制御すること、金属基材温度を制御すること、前記金属基材を導くこと、前記金属基材のパスラインを修正すること、或いは、少なくとも1つの回転する磁石によって前記金属基材を非接触支持することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0066

EC15.圧延機上において金属基材を通すためのシステムであって、金属基材を掴むように構成されたグリッパを含むスレッディング・キャリッジと、展開マンドレルと前記圧延機の作業台との間に延びる軌道であって、前記スレッディング・キャリッジが該軌道に沿って移動可能であり、該スレッディング・キャリッジが、前記展開マンドレルと前記作業台との間で前記金属基材を導いて該金属基材に張力及ぼすように構成されている、軌道とを含むシステム。

0067

EC16. 前記グリッパは、前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材を掴むように構成された1対のグリッピング・ローラを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0068

EC17. 前記グリッパは、前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材上で閉まるように構成されたグリッピング・ウェッジを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0069

EC18. 更に、前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように、前記グリッピング・ウェッジは前記金属基材を押さえつけるように構成される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0070

EC19. 前記展開マンドレルと前記作業台との間に少なくとも少なくとも1つの回転する磁石を更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0071

EC20. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、鉛直方向に整列された1対の回転する磁石を含み、前記金属基材が前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石の間を通過するように構成されている、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0072

EC21.圧延機上において金属基材を通す方法であって、450°Cより高い、高められた温度で前記金属基材のコイルを受け取ることと、前記コイルが前記高められた温度にある間に前記金属基材を前記コイルから展開することと、前記金属基材を前記圧延機の作業台へ導くこととを含む方法。他の複数の例においては、前記金属基材の前記コイルは、室温、または、450°Cより低い高温で受け取られる。

0073

EC22. 前記高められた温度は450°Cから560°Cである、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0074

EC23. 前記金属基材はアルミニウムを含み、前記高められた温度は、前記金属基材の融点より低い、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0075

EC24. 前記金属基材を展開することは、前記金属基材を前記コイルから下側巻き(under−winding)することを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0076

EC25. 前記金属基材を展開することは前記コイルから前記金属基材を上側巻き(over−winding)することを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0077

EC26. 前記金属基材の前記コイルは、該コイル内で前記金属基材の隣接した層の間にフォイル層を含み、前記金属基材を前記コイルから展開することは、前記金属基材を前記作業台へ導く前に前記フォイル層を前記金属基材から引き離すことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0078

EC27. 前記フォイル層は前記金属基材の融点より高い融点を有する金属を含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0079

EC28. 前記フォイル層は鋼を含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0080

EC29. 前記フォイル層は前記金属基材の硬度より低い硬度を有する、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0081

EC30. 前記金属基材を展開することは、前記金属基材を上側巻きすることを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。他の複数の例においては、前記金属基材を展開することは、前記金属基材を下側巻きすることを含む。

0082

EC31. 前記金属基材を展開することは前記金属基材の前縁と前記金属基材の前記コイルとの間で溶接を断ち切ることを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0083

EC32. 前記作業台は上側作業ローラおよび下側作業ローラを含み、該上側および下側作業ローラがローラ間隙を定め、前記金属基材を前記圧延機の前記作業台へ導くことは、前記ローラ間隙に前記金属基材を導くことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0084

EC33. 前記金属基材を展開することは、前記金属基材の展開点からの前記金属基材のパスラインが前記ローラ間隙に対して予め定められた送り込み角度にあるように前記金属基材を展開することを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0085

EC34. 前記金属基材の前記パスラインは水平軸と実質的に平行である、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0086

EC35. 前記コイルの鉛直方向における位置を調節することによって前記パスラインの前記予め定められた送り込み角度を維持することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0087

EC36. 前記金属基材を前記作業台へ導くことは、前記金属基材を前記スレッディング・キャリッジへ導くことと、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことと、前記作業台の方へ向けて前記スレッディング・キャリッジを動かすこととを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0088

EC37. 前記金属基材を前記スレッディング・キャリッジへ導くことは、前記金属基材をピンチ・ローラによって方向付けることを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0089

EC38. 前記金属基材の移動の線速度に一致するように前記ピンチ・ローラを回転させることを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0090

EC39. 前記スレッディング・キャリッジは1対のグリッピング・ローラを含み、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことは、前記1対のグリッピング・ローラの間で前記金属基材を方向付けることと、前記金属基材の前縁からずれた位置で前記グリッピング・ローラによって前記金属基材を掴むこととを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0091

EC40. 前記金属基材の前記前縁が前記作業台のローラ間隙に入れられるときに前記スレッディング・キャリッジが前記作業台の作業ローラから間隔を空けられているように、前記1対のグリッピング・ローラの位置は前記前縁からずれている、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。
特定の例で、

0092

EC41. 前記スレッディング・キャリッジはグリッピング・ウェッジを含み、前記スレッディング・キャリッジによって前記金属基材を掴むことは、前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を方向付けることと、前記金属基材を掴むために前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材上のグリッピング・ウェッジを閉じることとを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0093

EC42. 前記グリッピング・ウェッジを閉じて、前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように前記グリッピング・ウェッジによって前記金属基材を押さえつけることによって前記金属基材に剛性を付与することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0094

EC43. 前記金属基材は前記金属基材の前記幅に亘って複数の横曲率を有する、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0095

EC44. 前記作業台の方へ向けて前記スレッディング・キャリッジを動かすことは、軌道に沿って前記スレッディング・キャリッジを機械的に動かすことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。幾つかの例においては、前記スレッディング・キャリッジを機械的に動かすことは、ロボットアームを用いることを含む。

0096

EC45. 前記スレッディング・キャリッジを動かすことは、前記コイルの回転速度に対応する線速度で前記スレッディング・キャリッジを動かすことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0097

EC46. 前記スレッディング・キャリッジは、前記金属基材の前縁に近接して前記金属基材を掴み、前記方法は、更に、前記金属基材の前記前縁が前記作業台の位置にあるとき、または、該作業台の位置を通り過ぎたときに前記スレッディング・キャリッジを前記金属基材から外すことと、アンコイラに接近した前記金属基材の後縁に近接して前記金属基材を掴むことと、前記金属基材の前記後縁が前記作業台に接近すると前記スレッディング・キャリッジを前記金属基材から外すこととを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。幾つかの例においては、前記スレッディング・キャリッジは、前記アンコイラの近くに戻り、前記金属基材の前記後縁に係合する。特定の例においては、前記後縁に係合するために、第2のスレッディング・キャリッジが用いられ得る。グリッピング・ローラを有する様々の例においては、前記ローラの対は、前記圧延機の近くまで前記金属基材を動かしてもよい。それから、前記ローラの対は前記帯板を更に(例えば、前記圧延機の前記作業台の中まで)動かすためにその隙間を開くことなく回転してもよく、最後に前記作業台が前記金属基材を掴むと前記帯板を離す。

0098

EC47. 前記金属基材を前記作業台へ導く間に少なくとも1つの急冷噴霧器によって前記金属基材をクエンチすることを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0099

EC48. 前記金属基材を前記作業台へ導く間に少なくとも1つの回転する磁石によって前記金属基材の張力を制御することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。幾つかの例においては、複数の回転する磁石が設けられる。様々の例においては、前記回転する磁石は、張力を制御し、帯板温度を制御し、前記金属基材を導き、そして/または、前記パスラインを制御または変更する(例えば、前記帯板の鉛直方向のたるみまたは支持を減らす)ために設けられる。

0100

EC49. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、前記金属基材のパスラインより下に配置される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0101

EC50. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、鉛直方向に整列された1対の回転する磁石を含み、前記金属基材を導くことは、前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石の間で前記金属基材を導くことを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。他の複数の例においては、下側の回転する磁石だけが前記帯板を導くことができる。

0102

EC51. 前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石は逆方向に回転する、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0103

EC52. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、第1の回転する磁石、および、該第1の回転する磁石の下流側の第2の回転する磁石を含み、前記第1の回転する磁石は第1の方向に回転し、前記第2の回転する磁石は前記第1の方向の逆の第2の方向に回転する、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0104

EC53. 前記金属基材を前記作業台へ導く間に少なくとも1つの回転する磁石によって前記金属基材を支持することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。更なる複数の例においては、前記方法は、張力を制御すること、帯板温度を制御すること、前記帯板を導くこと、そして/または、前記少なくとも1つの回転する磁石によって前記金属基材の前記パスラインを変更または制御することを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0105

EC54.圧延機上において金属基材を通すためのシステムは、金属基材を掴むように構成されたグリッパを有するスレッディング・キャリッジと、展開マンドレルと前記圧延機の作業台との間に延びる軌道であって、前記スレッディング・キャリッジは前記軌道に沿って移動可能であり、前記展開マンドレルと前記作業台との間で、前記金属基材を導き、前記金属基材に張力を及ぼすように前記スレッディング・キャリッジが構成されている、軌道とを含むシステム。

0106

EC55. 前記グリッパは、前記金属基材が高められた温度にある間に前記金属基材を掴むように構成され、前記高められた温度が450°Cより高い、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0107

EC56. 前記高められた温度は450°Cから560°Cである、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0108

EC57. 前記高められた温度は前記金属基材の融点より低い、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0109

EC58. 前記展開マンドレルを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0110

EC59. 前記展開マンドレルは、前記金属基材が下側巻き方向で展開するように前記金属基材の前記コイルを支持するように構成される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0111

EC60 前記展開マンドレルは、前記金属基材が上側巻き方向で展開するように前記金属基材の前記コイルを支持するように構成される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0112

EC61. 前記展開マンドレルは前記パスラインを制御するために鉛直方向に調節可能である、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0113

EC62. 前記展開マンドレルから前記スレッディング・キャリッジまで前記金属基材を導き、前記金属基材の移動の線速度に対応する回転速度で回転するように構成されたピンチ・ローラを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0114

EC63. 前記グリッパは、前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材を掴むように構成された1対のグリッピング・ローラを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。幾つかの例においては、前記グリッピング・ローラは、(例えば、ローラの軸に沿った、曲がり、変化がある半径、等による)1または複数の横曲率を有する。

0115

EC64. 前記グリッパは、前記金属基材の前縁からずれた位置で前記金属基材の上で閉まるように構成されたグリッピング・ウェッジを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0116

EC65. 前記グリッピング・ウェッジは更に、前記前縁の剛性を制御するために前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように前記金属基材を押さえつけるように構成される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0117

EC66. 前記グリッピング・ウェッジは、前記前縁の剛性を制御するために前記金属基材の前記幅に亘って前記金属基材が複数の横曲率を有するように前記金属基材を押さえつけるように構成された、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0118

EC67. 前記軌道に沿って前記スレッディング・キャリッジを動かすように構成された機械的移動手段を更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0119

EC68. 前記機械的移動手段は、ワイヤ、ラックピニオン、チェイン、または、駆動モータのうちの少なくとも1つを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0120

EC69. 前記金属基材が前記作業台にあるときに前記グリッパを前記金属基材から外すように構成されたリリースさせる手段を、前記スレッディング・キャリッジは更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0121

EC70. 前記展開マンドレルと前記作業台との間に少なくとも1つのクエンチ・ステーションを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0122

EC71. 前記展開マンドレルと前記作業台との間に少なくとも少なくとも1つの回転する磁石を更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0123

EC72. 前記少なくとも1つの回転する磁石は前記金属基材のパスラインより下に配置される、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0124

EC73. 前記少なくとも1つの回転する磁石は鉛直方向に整列された1対の回転する磁石を含み、前記金属基材は、前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石の間を通過するように構成された、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0125

EC74. 前記鉛直方向に整列された1対の回転する磁石が逆方向に回転するように構成された、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0126

EC75. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、第1の回転する磁石、および、該第1の回転する磁石の下流側の第2の回転する磁石を含み、前記第1の回転する磁石は第1の方向に回転するように構成され、前記第2の回転する磁石は前記第1の方向の逆の第2の方向に回転するように構成された、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0127

EC76. 前記少なくとも1つの回転する磁石は、前記展開マンドレルと前記作業台との間で前記金属基材を支持し、張力を制御し、帯板温度を制御し、前記金属基材を導き、そして/または、前記金属基材の前記パスラインを修正または制御するように構成された、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0128

EC77. 前記グリッパは前記金属基材を掴むように構成された1対のグリッピング・ローラを含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかのシステム。

0129

EC78. 前記金属基材が該金属基材の幅に亘って少なくとも1つの横曲率を有するように1つのグリッピング・ローラの長さに沿って直径の輪郭形状を付与することによって前記金属基材に剛性を付与することを更に含む、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0130

EC79. 前記スレッディング・キャリッジは前記金属基材の前縁に近接して前記金属基材を掴み、前記方法は、前記金属基材の前記前縁がリコイラに掴まれると前記金属基材から前記スレッディング・キャリッジを外すことを更に含み、前記リコイラは、例えば、前記作業台の後で、前記金属基材をコイルへ巻き戻すように構成されている、先行する、または、後続の組合せ例の何れかの方法。

0131

上記の複数の態様は単に可能な実装の例のみであり、単に本開示の原理の明確な理解のために述べられただけである。上述の(1または複数の)例に対しては、実質的に本開示の趣旨および原理から外れることなく、多くの変形および変更が為され得る。全てのそのような変更および変形はここで本開示の範囲内に含まれる。そして、個々の態様、または、要素またはステップの個々の組合せに対する全ての可能な請求項は本開示によって支持されることが意図されている。更に、本明細書では、後に続く請求項と同様に、特定の用語が使用されているが、これらは一般的で説明的な意味においてのみ用いられており、説明された発明や後に続く請求項を限定する目的で用いられているものではない。

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