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図面 (8)

課題

電気的な接続信頼性が高く、品位の高い操作感を得ることが可能な、回転操作部材を提供する。

解決手段

ベース部材120の略中心の穴部121に挿通される回転操作部材100と、回転操作部材の一部を切り欠いて形成される凹部103と、凹部に収納されるボール部材130と、弾性部材140と、回転操作部材に取り付けられて、回転可能に支持され、凹部を塞ぐ蓋部材150と、蓋部材の外周に設けられ、ベース部材に当接することで、回転操作部材を引き込む複数の付勢部151と、ベース部材と対向する側に配置された、基板190と前記基板に設けられた、回転操作部材の回転位相を検知するパターン部191と、回転操作部材に取り付けられて、回転操作部材とともに、回転可能に支持され、パターン部に当接する、少なくともひとつの接片部161、162とを有し、前記複数の付勢部の付勢力は、前記接片部の付勢力よりも大きいことを特徴とする。

概要

背景

従来、カメラなどの電子機器の上面または背面には、撮影条件などの情報設定をおこなうための回転操作部材が配置されている。

従来例としてのカメラの構成を図6、図7を用いて説明する。

図6は従来のカメラの背面カバーユニットの一部の分解斜視図である。図7は従来のカメラの背面カバーユニット1000における、選択ダイヤル1100の中央横断面を模式的に示した図である。

図6および図7に示す従来のカメラの背面カバーユニット1000には、撮影時や撮影画像再生時に関わる種々の選択をするために、ユーザーが回転させて使用する、樹脂などの射出成形により円形に形成された、選択ダイヤル1100が配置されている。選択ダイヤル1100は、所定の径の大きさの円柱状に形成された軸部1101を有する。また、軸部1101と垂直な面で、軸部1101と連続し円周状に形成された、摺動面1102を有する。また、後述する、クリックバネ1320およびクリックボール1330を収納するための、収納部1103が軸部1101の一部を切り欠いた凹溝形状で形成されている。また、軸部1101の終端には、後述する受け板1340、ブラシ1350、押さえ板1360を取り付ける、取り付け部1104を有する。

1300は樹脂などの射出成形により形成された、背面カバーであり、背面カバーユニット1000を構成する複数の操作部材(不図示)などの構成部品が取り付け可能な構成になっている。1310は樹脂などの射出成形により形成された、ダイヤルベースで、背面カバー1000にビス1400により取り付けられる。ダイヤルベース1310の中央には、選択ダイヤル1100の軸部1101に対応する位置に、穴部1311が設けられ、軸部1101が挿通される。

ここで、軸部1101の径よりも穴部1311の径のほうがわずかに大きい。これにより、ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作する際に、スムーズに回転することを可能にしている。また、ダイヤルベース1310は、選択ダイヤル1100の摺動面1102に対応する位置に、摺動凸部1312を有する。また、ダイヤルベース1310は、穴部1311と同軸上の円周方向に複数の凹凸形状が形成されるクリック形状1313を有する。さらに、ダイヤルベース1310は、穴部1311と垂直な面で、摺動凸部1312と対向する端に、受け面1314を有する。

クリックバネ1320はピアノ線などの弾性を有する材料で形成された、圧縮コイルバネなどで構成される。クリックボール1330は球体形状の金属などによって形成される。クリックバネ1320とクリックボール1330は、収納部1103に組み込まれた状態では、クリックボール1330がクリック形状1313に当接し、クリックバネ1320がクリックボール1330をクリック形状1313に付勢するように構成される。ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作するときには、クリックボール1330がクリック形状1313の凹凸を乗り越えることで、クリック感が付与される。

1340は板状の金属などにより形成される、受け板である。1350は板状の金属などにより形成される、ブラシである。ブラシ1350の外周には、曲げ加工などにより形成される、複数の接片1351、1352を有する。接片1351、1352は弾性を有し、後述するフレキ1380のパターン部1381に所定の接触圧で当接している。1360は板状の金属などにより形成される、押さえ板である。受け板1340、ブラシ1350、押さえ板1360は、収納部1104に蓋をするように、取り付け部1104にビス1370により締結固定される。取り付け部1104に取り付けられた受け板1340、ブラシ1350、押さえ板1360によって、クリックバネ1320とクリックボール1330が収納部1104から脱落することを防止するように構成される。

また、摺動面1102と受け板1340でダイヤルベース1310を挟み込むように構成される。これにより、選択ダイヤル1100が回転自在に構成される。さらに、摺動面1102と受け板1340によって形成される空間の厚み方向(図7のZ方向)の大きさは、ダイヤルベース1310の厚み(摺動凸部1312と受け面1314によって形成される厚み)よりもわずかに大きい。これにより、ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作する際に、スムーズに回転することを可能にしている。

1380は可撓性を有するフレキシブル基板である。フレキシブル基板1380は背面カバーユニット1000を構成する選択ダイヤル1100を含む、複数の操作部材(不図示)が操作されたときの操作信号を電気的に検知する、パターン部1381を含む配線パターン(不図示)を有する。パターン部1381はグランドパターンと少なくとも1つの信号パターンを有し、ブラシ1350の接片1351、1352がパターン部1381の上を所定の接触圧で回転摺動することで、位相を検知するように構成される。

1390は板状の金属などにより形成される、取り付け板で、フレキシブル基板1380が両面テープなどの接着部材で貼り付けられた状態で、背面カバー1300にビス1400により締結固定される。

以上、説明したとおり、ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作するときには、クリックボール1330がクリック形状1313の凹凸を乗り越えることで、クリック感が付与される回転操作部材が開示されている。また、ブラシ1350の接片1351、1352がパターン部1381の上を所定の接触圧で回転摺動することで、位相を検知するように構成される回転操作部材が開示されている。

また、そのほかの従来例として、例えば、特許文献1では、円周方向に凹溝が形成され、凹溝に鋼球板バネからなるクリック部材を付勢して、クリックを発生させる回転操作部材が開示されている。

概要

電気的な接続信頼性が高く、品位の高い操作感を得ることが可能な、回転操作部材を提供する。ベース部材120の略中心の穴部121に挿通される回転操作部材100と、回転操作部材の一部を切り欠いて形成される凹部103と、凹部に収納されるボール部材130と、弾性部材140と、回転操作部材に取り付けられて、回転可能に支持され、凹部を塞ぐ蓋部材150と、蓋部材の外周に設けられ、ベース部材に当接することで、回転操作部材を引き込む複数の付勢部151と、ベース部材と対向する側に配置された、基板190と前記基板に設けられた、回転操作部材の回転位相を検知するパターン部191と、回転操作部材に取り付けられて、回転操作部材とともに、回転可能に支持され、パターン部に当接する、少なくともひとつの接片部161、162とを有し、前記複数の付勢部の付勢力は、前記接片部の付勢力よりも大きいことを特徴とする。

目的

本発明の目的は、電気的な接続信頼性が高く、品位の高い操作感を得ることが可能な、回転操作部材を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基体としての、ベース部材(120)と、前記ベース部材の中心に円形で形成される、穴部(121)と、前記穴部の内周に所定の角度間隔で形成され、クリック感を発生させるための、凹凸部(123)と、前記穴部に挿通し、回転可能に支持される円柱形状の、回転操作部材(100)と、前記回転操作部材の一部を切り欠いて形成される、凹部(103)と前記凹凸部に当接するように、前記凹部に収納されるボール部材(130)と、前記凹凸部に前記ボール部材を付勢するように、前記凹部に収納される、弾性部材(140)と、前記回転操作部材に取り付けられて、前記回転操作部材とともに、回転可能に支持され、前記凹部を塞ぐ、蓋部材(150)と、前記蓋部材(150)の外周に設けられ、前記ベース部材に当接することで、前記回転操作部材を引き込む、複数の付勢部(151)と、前記ベース部材と対向する側に配置された、基板(190)と前記基板に設けられた、前記回転操作部材の回転位相を検知する、パターン部(191)と、前記回転操作部材に取り付けられて、前記回転操作部材とともに、回転可能に支持され、前記パターン部に当接する、少なくともひとつの接片部(160、161、162)とを有し、前記複数の付勢部は、少なくとも、前記弾性部材と対角の位置に設けられた、第1の付勢部(151d、151i、151j)と、前記接片部の近傍の位置に設けられた、第2の付勢部(151a、151c、151e、151h)からなり、前記複数の付勢部の付勢力は、前記接片部の付勢力よりも大きいことを特徴とする、回転操作部材ユニット(50)。

請求項2

前記複数の付勢部は、前記接片部よりも外周に設けられていることを特徴とした、請求項1に記載の回転操作部材ユニット。

請求項3

前記複数の付勢部は、少なくとも、前記弾性部材と対角の位置に設けられた、第1の付勢部(151d、151i、151j)と、前記接片部の近傍の位置に設けられた、第2の付勢部(151a、151c、151e、151h)からなり、前記第1の付勢部の付勢力は、前記第2の付勢部の付勢力よりも大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載の回転操作部材ユニット。

請求項4

筐体グランドとしての、背面カバー(110)を有し、前記ベース部材と、前記複数の付勢部と、前記接片部は導電性を有し、前記背面カバーに電気的に導通することを特徴とした、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転操作部材ユニット。

請求項5

前記基板上に、防塵部材(220)を有し、前記防塵部材は、前記接片部の外周側で、且つ、前記複数の付勢部の内周側に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回転操作部材ユニット。

請求項6

前記回転操作部材と前記蓋部材には、前記回転操作部材と前記蓋部材を仮固定する、仮保持部(108、158)を有することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転操作部材ユニット。

請求項7

前記凹部は前記弾性部材が前記回転操作部材を押す力の分力が前記回転操作部材を引き込む方向に、斜めに切り欠かれて形成されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の回転操作部材ユニット。

請求項8

操作者によって操作可能な、複数の操作部材(19)と、前記背面カバーに取り付けられる、取り付け部材(200)を有し、前記取り付け部材は、剛性を有する部材で形成され、前記基板は可撓性を有する部材で形成され、前記基板には、前記複数の操作部材の操作信号を検知するパターン部(191)が配線され、前記複数の操作部材に対応する形状で一体的に形成されることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の回転操作部材ユニット。

技術分野

0001

本発明は、電子機器操作部材に関し、特に回転操作部材機構に関するものである。

背景技術

0002

従来、カメラなどの電子機器の上面または背面には、撮影条件などの情報設定をおこなうための回転操作部材が配置されている。

0003

従来例としてのカメラの構成を図6図7を用いて説明する。

0004

図6は従来のカメラの背面カバーユニットの一部の分解斜視図である。図7は従来のカメラの背面カバーユニット1000における、選択ダイヤル1100の中央横断面を模式的に示した図である。

0005

図6および図7に示す従来のカメラの背面カバーユニット1000には、撮影時や撮影画像再生時に関わる種々の選択をするために、ユーザーが回転させて使用する、樹脂などの射出成形により円形に形成された、選択ダイヤル1100が配置されている。選択ダイヤル1100は、所定の径の大きさの円柱状に形成された軸部1101を有する。また、軸部1101と垂直な面で、軸部1101と連続し円周状に形成された、摺動面1102を有する。また、後述する、クリックバネ1320およびクリックボール1330を収納するための、収納部1103が軸部1101の一部を切り欠いた凹溝形状で形成されている。また、軸部1101の終端には、後述する受け板1340、ブラシ1350、押さえ板1360を取り付ける、取り付け部1104を有する。

0006

1300は樹脂などの射出成形により形成された、背面カバーであり、背面カバーユニット1000を構成する複数の操作部材(不図示)などの構成部品が取り付け可能な構成になっている。1310は樹脂などの射出成形により形成された、ダイヤルベースで、背面カバー1000にビス1400により取り付けられる。ダイヤルベース1310の中央には、選択ダイヤル1100の軸部1101に対応する位置に、穴部1311が設けられ、軸部1101が挿通される。

0007

ここで、軸部1101の径よりも穴部1311の径のほうがわずかに大きい。これにより、ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作する際に、スムーズに回転することを可能にしている。また、ダイヤルベース1310は、選択ダイヤル1100の摺動面1102に対応する位置に、摺動凸部1312を有する。また、ダイヤルベース1310は、穴部1311と同軸上の円周方向に複数の凹凸形状が形成されるクリック形状1313を有する。さらに、ダイヤルベース1310は、穴部1311と垂直な面で、摺動凸部1312と対向する端に、受け面1314を有する。

0008

クリックバネ1320はピアノ線などの弾性を有する材料で形成された、圧縮コイルバネなどで構成される。クリックボール1330は球体形状の金属などによって形成される。クリックバネ1320とクリックボール1330は、収納部1103に組み込まれた状態では、クリックボール1330がクリック形状1313に当接し、クリックバネ1320がクリックボール1330をクリック形状1313に付勢するように構成される。ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作するときには、クリックボール1330がクリック形状1313の凹凸を乗り越えることで、クリック感が付与される。

0009

1340は板状の金属などにより形成される、受け板である。1350は板状の金属などにより形成される、ブラシである。ブラシ1350の外周には、曲げ加工などにより形成される、複数の接片1351、1352を有する。接片1351、1352は弾性を有し、後述するフレキ1380のパターン部1381に所定の接触圧で当接している。1360は板状の金属などにより形成される、押さえ板である。受け板1340、ブラシ1350、押さえ板1360は、収納部1104に蓋をするように、取り付け部1104にビス1370により締結固定される。取り付け部1104に取り付けられた受け板1340、ブラシ1350、押さえ板1360によって、クリックバネ1320とクリックボール1330が収納部1104から脱落することを防止するように構成される。

0010

また、摺動面1102と受け板1340でダイヤルベース1310を挟み込むように構成される。これにより、選択ダイヤル1100が回転自在に構成される。さらに、摺動面1102と受け板1340によって形成される空間の厚み方向(図7のZ方向)の大きさは、ダイヤルベース1310の厚み(摺動凸部1312と受け面1314によって形成される厚み)よりもわずかに大きい。これにより、ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作する際に、スムーズに回転することを可能にしている。

0011

1380は可撓性を有するフレキシブル基板である。フレキシブル基板1380は背面カバーユニット1000を構成する選択ダイヤル1100を含む、複数の操作部材(不図示)が操作されたときの操作信号を電気的に検知する、パターン部1381を含む配線パターン(不図示)を有する。パターン部1381はグランドパターンと少なくとも1つの信号パターンを有し、ブラシ1350の接片1351、1352がパターン部1381の上を所定の接触圧で回転摺動することで、位相を検知するように構成される。

0012

1390は板状の金属などにより形成される、取り付け板で、フレキシブル基板1380が両面テープなどの接着部材で貼り付けられた状態で、背面カバー1300にビス1400により締結固定される。

0013

以上、説明したとおり、ユーザーが選択ダイヤル1100を回転操作するときには、クリックボール1330がクリック形状1313の凹凸を乗り越えることで、クリック感が付与される回転操作部材が開示されている。また、ブラシ1350の接片1351、1352がパターン部1381の上を所定の接触圧で回転摺動することで、位相を検知するように構成される回転操作部材が開示されている。

0014

また、そのほかの従来例として、例えば、特許文献1では、円周方向に凹溝が形成され、凹溝に鋼球板バネからなるクリック部材を付勢して、クリックを発生させる回転操作部材が開示されている。

先行技術

0015

特開2014−225381号公報

発明が解決しようとする課題

0016

しかしながら、図6および図7の従来技術では、組立状態で、ブラシ1350の付勢力によって、選択ダイヤル1100が図7の矢印A3方向へ浮き上がった状態となる。そのため、ユーザーが選択ダイヤル1100を操作する際に、選択ダイヤル1100の上に指を置くことで、ダイヤルベース1310とのスラスト方向の隙間が詰まり、選択ダイヤル1100が沈み込む。また、指を離すと、ブラシ1350の付勢力によって選択ダイヤル1100が浮き上がり、ダイヤルベース1310とのスラスト方向の隙間が生じる。すなわち、ユーザーが選択ダイヤル1100を操作するたびに、スラスト方向に浮沈するため、品位がないという問題があった。

0017

さらに、図6および図7の従来技術では、クリックボール1320とブラシ1350の付勢力の方向が異なるため、選択ダイヤル1100に回転モーメントが加わり、選択ダイヤル1100が不均一(斜めの状態)に浮き上がる。そして、ブラシ1350の接片1351、1352がフレキシブル基板1380のパターン部1381に不均一に接触する。すなわち、電気的な接続信頼性が低く、チャタリング微細機械的振動)などによる導通不良が発生し、異常動作になるという問題があった。

0018

また、上述の特許文献1に開示された従来技術では、回転操作部材を押し上げる方向に付勢しているため、回転操作部材を上から押すと、ガタつきが生じ、品位がないという問題があった。

0019

そこで、本発明の目的は、電気的な接続信頼性が高く、品位の高い操作感を得ることが可能な、回転操作部材を提供することである。

課題を解決するための手段

0020

上記目的を達成するために、本発明は、
基体としての、ベース部材(120)と、
前記ベース部材の略中心に円形で形成される、穴部(121)と、
前記穴部の内周に所定の角度間隔で形成され、クリック感を発生させるための、凹凸部(123)と、
前記穴部に挿通し、回転可能に支持される略円柱形状の、回転操作部材(100)と、
前記回転操作部材の一部を切り欠いて形成される、凹部(103)と
前記凹凸部に当接するように、前記凹部に収納されるボール部材(130)と、
前記凹凸部に前記ボール部材を付勢するように、前記凹部に収納される、弾性部材(140)と、
前記回転操作部材に取り付けられて、前記回転操作部材とともに、回転可能に支持され、前記凹部を塞ぐ、蓋部材(150)と、
前記蓋部材(150)の外周に設けられ、前記ベース部材に当接することで、前記回転操作部材を引き込む、複数の付勢部(151)と、
前記ベース部材と対向する側に配置された、基板(190)と
前記基板に設けられた、前記回転操作部材の回転位相を検知する、パターン部(191)と、
前記回転操作部材に取り付けられて、前記回転操作部材とともに、回転可能に支持され、前記パターン部に当接する、少なくともひとつの、接片部(160、161、162)とを有し、
前記複数の付勢部は、少なくとも、前記弾性部材と略対角の位置に設けられた、第1の付勢部(151d、151i、151j)と、前記接片部の略近傍の位置に設けられた、第2の付勢部(151a、151c、151e、151h)からなり、
前記複数の付勢部の付勢力は、前記接片部の付勢力よりも大きいことを特徴とする。

発明の効果

0021

本発明によれば、電気的な接続信頼性が高く、品位の高い操作感を得ることが可能な、回転操作部材を提供することができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明に係るカメラの機能構成を示すブロック図
本発明に係るカメラの背面斜視図
本発明に係るカメラの背面カバーユニットの一部の分解斜視図
本発明に係るカメラの背面カバーユニットにおける、選択ダイヤル100の中央横断面を模式的に示した図
本発明に係るカメラの受け板150における、付勢部151の位置を示した図
従来のカメラの背面カバーユニットの一部の分解斜視図
従来のカメラの背面カバーユニットにおける、選択ダイヤル1100の中央横断面を模式的に示した図

実施例

0023

[実施例1]
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。

0024

まず、図1と図2を用いてカメラの構成を説明する。図1は、本発明に係るカメラの機能構成を示すブロック図である。図2は、本発明に係るカメラの背面斜視図である。

0025

図1および図2において、10はカメラ、30は撮影レンズで、カメラ10前面のマウント開口部(不図示)に対し、レンズ着脱ボタン(不図示)の操作により、着脱可能になっている。カメラ10と撮影レンズ30はカメラ側通信I/F17とレンズ側通信I/F36で電気的に接続され、各種信号を通信することができる。また、カメラ10から撮影レンズ30への電源供給も行われる。カメラ10のレンズ検知スイッチ18により、カメラ10と撮影レンズ30が、カメラ側通信I/F17とレンズ側通信I/F36を介して通信可能か否かの判別を行う。

0026

また、レンズ検知スイッチ18では、カメラ10に装着された撮影レンズ30の種類を識別することができる。31a、31bはフォーカスレンズズームレンズ等の複数のレンズによって構成されるレンズである。32は開口量を調節するための絞り、33はレンズ31a、31bを駆動し、ピント合わせやズーム駆動をするためのレンズ駆動機構、34は絞り32を駆動し、絞り値を制御するための絞り駆動機構、35はレンズ30の信号処理を行うレンズCPUである。

0027

11aは撮影レンズ30からの撮影光束図1の1点鎖線)の大部分を後述するペンタプリズム(26)に反射するとともに、一部をAFオートフォーカス)のために透過させるハーフミラーからなる主ミラーで、回動可能に配置されている。11bは主ミラー11aとともに回動可能なサブミラーであり、主ミラー11aを透過した撮影光束を反射して、自動焦点調節を行うAFセンサ25へ導く。以下、11a、11bを単にミラー11という。14はミラー11を駆動させるミラー駆動回路で、ミラーモータ(不図示)への通電制御により、ミラー11を撮像光路上(図1において実線の位置)、および撮像光路から上方に退避した位置(図1において2点鎖線の位置)に回動および保持可能に構成されている。

0028

12はフォーカルプレーンシャッタからなるシャッタで、撮像素子13を露出および遮蔽することにより撮影光束の入射制御を行う。13は撮影レンズ30からの撮影光束を取り込み光電変換するCMOSセンサCCDセンサからなる撮像素子で、電子シャッタ機能を有する。15はシャッタ12を開閉動作させるシャッタ駆動回路であり、撮像素子13を露出させる開状態、および遮蔽する閉状態にシャッタ12を移行および保持可能に構成されている。

0029

16はカメラ内部の温度を検出する内部温度センサである。19はカメラ10の設定や撮影動作を行うための複数のボタンダイヤルからなる操作部材である。ここで、操作部材19については、図2を参照して、後述する。20はカメラ10の信号処理を行うカメラCPUである。21はカメラ10の背面に設けられ、カメラ10の設定表示状態表示ライブビュー表示や撮影画像表示を行う、液晶表示パネルなどからなる背面モニタである。22はカメラ10の電池残量を検出する電池残量検出部である。23はカメラ10の外気温を検出する外気温センサである。24はカメラ体10に着脱可能な半導体メモリーカードなどからなる、撮影画像を記録する外部メモリである。

0030

26は主ミラー11aによって反射された撮影光束を後述するAEセンサ27およびファインダ28に導く、ガラスなどからなるペンタプリズムである。27は自動露出制御を行うAEセンサである。28はペンタプリズム26から導かれた撮影光束を観察するためのファインダである。29はCPU20からの信号を受けて、カメラ10の設定表示や状態表示を行う、液晶表示パネルなどからなるファインダ内表示器である。操作部材19は、以下を含む。

0031

図2において、100は撮影時や撮影画像の再生時に関わる種々の選択をするために、ユーザーが回転させて使用する選択ダイヤルである。選択ダイヤル100の詳細な説明は後述する。

0032

300は選択ダイヤル100の内周に配置され、上下左右方向とそれぞれの間の斜め方向に押すことで、8方向の入力が可能な方向入力ボタンである。ここで、方向入力ボタン300は、選択ダイヤル100と同じように、撮影時や撮影画像の再生時に関わる種々の選択をするために、使用する。310は方向入力ボタン300の中央に配置され、選択した項目を決定する機能を有する、選択ボタンである。ここで、方向入力ボタン300、選択ボタン310は、板バネなどにより形成された、メタルドームスイッチを用いた押しボタン式の操作部材である。このような押しボタン式の操作部材は公知の技術であるため、構造についての詳細な説明は省略する。

0033

320は静止画ライブビューモード動画ライブビューモードとを切り替える、ライブビュー切り替えスイッチである。ライブビュー切り替えスイッチ320は円周上に所定の角度だけ離れた、静止画ライブビューモードと動画ライブビューモードとの位置で回転可能な構成である。330はスタートストップボタンで、ライブビュー切り替えスイッチ320の中央に配置され、ライブビュー切り替えスイッチ320が静止画ライブビューモードの位置にあるときは、ユーザーが押すことで、静止画ライブビューを開始する。そして、もう一度押すことで、静止画ライブビューを終了し、通常撮影待機状態に移行する。

0034

また、ライブビュー切り替えスイッチ320が動画ライブビューモードの位置にあるときは、ユーザーが押すことで、動画撮影を開始し、もう一度押すことで、動画撮影を終了し、動画撮影の待機状態に移行する。

0035

340はカメラの設定を行う設定画面に移行するための、設定ボタンである。350は外部メモリ24に記録された撮影画像を再生させるための、再生ボタンである。360は撮影画像を消去するための、消去ボタンである。ここで、スタートストップボタン330、設定ボタン340、再生ボタン350、消去ボタン360は、いわゆるスイッチゴムを用いた押しボタン式の操作部材である。このような押しボタン式の操作部材は公知の技術であるため、構造についての詳細な説明は省略する。

0036

370は選択ダイヤル100の操作を有効な状態と無効な状態とに切り替える、ダイヤルロックスイッチである。ダイヤルロックスイッチ370は、円周上に所定の角度だけ離れた、選択ダイヤル100の操作を有効な状態と無効な状態との位置で回転可能な構成である。

0037

つぎに、図3図4を用いて、本発明の実施形態による、選択ダイヤルの構造について説明する。

0038

図3は、本発明に係るカメラの背面カバーユニットの一部の分解斜視図である。図4は、本発明に係るカメラの背面カバーユニットにおける、選択ダイヤル100の中央横断面を模式的に示した図である。

0039

図3および図4に示す従来のカメラの背面カバーユニット50には、撮影時や撮影画像の再生時に関わる種々の選択をするために、ユーザーが回転させて使用する、樹脂などの射出成形により円形に形成された、選択ダイヤル100が配置されている。選択ダイヤル100は請求項に記載の、回転操作部材に相当する。背面カバーユニット50は請求項に記載の、回転操作部材ユニットに相当する。選択ダイヤル100は、所定の径の大きさの円柱状に形成された軸部101を有する。また、軸部101と垂直な面で、軸部101と連続し円周状に形成された、摺動面102を有する。

0040

また、後述する、クリックバネ140およびクリックボール130を収納するための、収納部103が軸部101の一部を切り欠いた凹溝形状で形成されている。収納部103は請求項に記載の凹部に相当する。また、軸部101の終端には、後述する受け板150、ブラシ160、押さえ板170を取り付ける、取り付け部104を有する。

0041

110は樹脂などの射出成形により形成された、背面カバーであり、背面カバーユニット50を構成する複数の操作部材19(100、300、310、320、330、340、350、360、370)などの構成部品が取り付け可能な構成になっている。ここで、背面カバー110は、導電性を有する樹脂などで形成され、背面カバー110に取り付けられる、後述するダイヤルベース120や取り付け板200などの構成部品の電気的な筐体グランドとしての機能を有するように構成される。120は樹脂などの射出成形により形成された、ダイヤルベースで、背面カバー110にビス210により取り付けられる。

0042

ダイヤルベース120は請求項に記載の、ベース部材に相当する。ダイヤルベース120の中央には、選択ダイヤル100の軸部101に対応する位置に、穴部121が設けられ、軸部101が挿通される。ここで、軸部101の径よりも穴部121の径のほうがわずかに大きい。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作する際に、スムーズに回転することを可能にしている。また、ダイヤルベース120は、選択ダイヤル100の摺動面102に対応する位置に、摺動凸部122を有する。

0043

また、ダイヤルベース120は、穴部121と同軸上の円周方向に複数の凹凸形状が形成されるクリック形状123を有する。クリック形状123は請求項に記載の、凹凸部に相当する。さらに、ダイヤルベース120は、穴部121と垂直な面で、摺動凸部122と対向する端に、受け面124を有する。また、受け面124の外周には、後述する受け板150の付勢部151が当接するための、当接面125が円周状に形成されている。

0044

クリックバネ140はピアノ線などの弾性を有する材料で形成された、圧縮コイルバネなどで構成される。クリックバネ140は請求項に記載の、弾性部材に相当する。クリックボール130は球体形状の金属などによって形成される。クリックボール130は請求項に記載の、ボール部材に相当する。クリックバネ140とクリックボール130は、収納部103に組み込まれた状態では、クリックボール130がクリック形状123に当接し、クリックバネ140がクリックボール130をクリック形状123に付勢するように構成される。

0045

ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作するときには、クリックボール130がクリック形状123の凹凸を乗り越えることで、クリック感が付与される。ここで、選択ダイヤル100の収納部103は、クリックバネ140が選択ダイヤル100を押す力の分力が選択ダイヤル100を引き込む方向(図5の矢印A1)に加わるように、斜めに切り欠かれていることが望ましい。たとえば、クリックバネ140が選択ダイヤル100を押す力が図5の矢印A2方向になるように構成される。

0046

150は板状の金属などにより形成される、受け板である。受け板150は請求項に記載の、蓋部材に相当する。受け板150の外周には、曲げ加工などにより形成される、複数の付勢部151を有する。付勢部151は弾性を有し、ダイヤルベース120の当接面125に所定の接触圧で当接している。160は板状の金属などにより形成される、ブラシである。ブラシ160の外周には、曲げ加工などにより形成される、複数の接片161、162を有する。接片161、162は弾性を有し、後述するフレキ190のパターン部191に所定の接触圧で当接している。

0047

ブラシ160および接片161、162は請求項に記載の、接片部に相当する。ここで、付勢部151の当接面125に対する接触圧と、接片161、162のパターン部191に対する接触圧の関係は、付勢部151の接触圧によって、選択ダイヤル100を引き込む方向(図5の矢印A1)に力が加わるような関係とすることが望ましい。たとえば、接片161、162の接触圧よりも、付勢部151の接触圧のほうが、わずかに大きくなるように構成される。さらに、付勢部151は接片161、162よりも外周に設ける。

0048

170は板状の金属などにより形成される、押さえ板である。受け板150、ブラシ160、押さえ板170は、収納部104に蓋をするように重ねられた状態で、取り付け部104にビス180により締結固定される。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作する際に、受け板150、ブラシ160、押さえ板170も一緒に回転するように構成される。

0049

ここで、選択ダイヤル100の取り付け部104には、円柱状の位置決めボス108が設けられている。一方、受け板150、ブラシ160、押さえ板170には、位置決めボス108に対応する位置に位置決め穴158、168、178が設けられており、組立時に位置決めボス108に挿通することで、位置が決まるように構成される。受け板150を取り付け部104に取り付ける際に、仮保持可能な構成とすることが望ましい。たとえば、位置決めボス108の長さを、受け板150が、付勢部151の付勢力により、取り付け部104から浮き上がる量よりも、長く設定する。位置決めボス108および位置決め穴158は請求項に記載の、仮保持部に相当する。

0050

取り付け部104に取り付けられた受け板150、ブラシ160、押さえ板170によって、クリックバネ140とクリックボール130が収納部103から脱落することを防止するように構成される。

0051

また、ダイヤルベース120は、導電性を有する樹脂により形成され、背面カバー110と固定されていることで、電気的に導通するように構成される。一方、受け板150、ブラシ160、押さえ板170は、ビス180で締結固定されていることで、電気的に導通するように構成される。さらに、受け板150の付勢部151が、ダイヤルベース120の当接面125に所定の接触圧で当接していることで、電気的に導通するように構成される。すなわち、ブラシ160と筐体グランドとしての機能を有する背面カバー110が電気的に導通するように構成される。

0052

また、摺動面102と受け板150でダイヤルベース120を挟み込むように構成される。これにより、選択ダイヤル100が回転自在に構成される。さらに、摺動面102と受け板150によって形成される空間の厚み方向(図4のZ方向)の大きさは、ダイヤルベース120の厚み(摺動凸部122と受け面124によって形成される厚み)よりもわずかに大きい。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作する際に、スムーズに回転することを可能にしている。

0053

190は可撓性を有するフレキシブル基板である。フレキシブル基板190は請求項に記載の、基板に相当する。フレキシブル基板190は背面カバーユニット50を構成する選択ダイヤル100を含む、複数の操作部材19が操作されたときの操作信号を電気的に検知する、パターン部191を含む配線パターン(不図示)を有する。パターン部191はグランドパターンと少なくとも1つの信号パターンを有し、ブラシ160の接片161、162がパターン部191の上を所定の接触圧で回転摺動することで、位相を検知するように構成される。

0054

200は板状の金属などにより形成される、取り付け板で、フレキシブル基板190が両面テープなどの接着部材で貼り付けられた状態で、背面カバー110にビス210により締結固定される。取り付け板200は請求項に記載の、取り付け部材に相当する。220は防塵部材であり、フレキシブル基板190上に設けられ、パターン部191およびブラシ160よりも外周で、且つ、付勢部151よりも内周に円周状に形成されている。ここで、防塵部材220は、付勢部151と当接面125が回転摺動することによって、摩擦により発生する摩耗粉がパターン部191に付着しないように構成されることが望ましい。たとえば、樹脂などの成形品により構成されても良いし、粘着テープなどにより構成されても良い。

0055

以上、説明したとおり、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作するときには、クリックボール130がクリック形状123の凹凸を乗り越えることで、クリック感が付与される構成となっている。また、ブラシ160の接片161、162がパターン部191の上を所定の接触圧で回転摺動することで、位相を検知するように構成されている。

0056

つぎに、図5を用いて、本発明の実施形態による、付勢部の構造について説明する。図5は、本発明に係るカメラの受け板150における、付勢部151の位置を示した図である。

0057

図5(a)と図5(b)では、付勢部151をそれぞれ異なる位置に設けた様子を示している。図5(a)において、付勢部151は付勢部151a、付勢部151b、付勢部151c、付勢部151dの4か所により構成される。付勢部151aは接片161の略近傍に配置している。付勢部151bはクリックバネ140の略近傍に配置している。付勢部151cは接片162の略近傍に配置している。付勢部151dはクリックバネ140の略対角に配置している。付勢部151a、151b、151c、151dの当接面125に対する接触圧は、略均等になるように構成される。

0058

以上、説明したとおり、付勢部151を、周方向において、略均等に配置し、接触圧も略均等になるように構成した。ここで、本実施例では、付勢部151を、周方向において、略均等に配置し、接触圧も、略均等なるように構成したが、均等でない配置、および接触圧の構成としても良い。たとえば、付勢部151bを設けずに、3か所に配置し、付勢部151dの接触圧を付勢部151aおよび付勢部151cの接触圧よりも強くなるように構成する。

0059

図5(b)において、付勢部151は付勢部151e、付勢部151f、付勢部151g、付勢部151h、付勢部151i、付勢部151jの6か所により構成される。付勢部151eおよび付勢部151fは接片161の略近傍に配置している。付勢部151gおよび付勢部151hは接片162の略近傍に配置している。付勢部151iおよび付勢部151jはクリックバネ140の略対角に配置している。付勢部151e、151f、151g、151h、151i、151jの当接面125に対する接触圧は、略均等になるように構成される。

0060

以上、説明したとおり、付勢部151を接片161、162の略近傍と、クリックバネ140の対角に各2か所ずつ配置した。さらに、接片161、162の略近傍と、クリックバネ140の対角に配置した付勢部151の接触圧を略均等になるように構成した。ここで、本実施例では、接片161、162の略近傍と、クリックバネ140の対角に配置した付勢部151の接触圧を略均等になるように構成したが、均等でない接触圧の構成としても良い。

0061

たとえば、付勢部151fおよび付勢部151gを設けずに、付勢部151e、151h、151i、151jの当接面125に対する接触圧を、略均等になるように構成する。これにより、付勢部151eおよび付勢部151hの接触圧よりも、付勢部151iと付勢部151jとを合わせた接触圧が強くなるように構成する。付勢部151d、151i、151jは請求項に記載の、第1の付勢部に相当する。付勢部151a、151c、151e、151hは請求項に記載の、第2の付勢部に相当する。

0062

以上、説明したとおり、選択ダイヤル100に取り付けられる、受け板150の外周に、ダイヤルベース120の当接面125に所定の接触圧で当接することで、選択ダイヤル100を引き込む機能を有する、付勢部151を設けた。さらに、選択ダイヤル100に取り付けられる、ブラシ160の外周に、フレキ190のパターン部191に所定の接触圧で当接し、回転摺動することで、位相を検知する機能を有する、接片161、162を設けた。さらに、接片161、162の接触圧よりも、付勢部151の接触圧のほうが、わずかに大きくなるように構成した。

0063

さらに、付勢部151は接片161、162よりも外周に設けた。さらに、選択ダイヤル100の収納部103は、クリックバネ140が選択ダイヤル100を押す力の分力が選択ダイヤル100を引き込む方向に加わるように、斜めに切り欠く構成とした。すなわち、選択ダイヤル100を引き込み、且つ、フレキシブル基板190に接片161、162を押し付けるように構成した。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作する際に、選択ダイヤル100が浮沈することなく、回転操作が可能となり、回転操作部材としての品位が高い。さらに、フレキシブル基板190に接片161、162が均一に接触するため、電気的な接続信頼性が高い。

0064

また、背面カバー110および、ダイヤルベース120を導電性を有する材料で形成し、ブラシ160と筐体グランドとしての機能を有する背面カバー110を電気的に導通するように構成した。これにより、安定したグランド性能が得られるため、ブラシ160の接片161、162がパターン部191の上を所定の接触圧で回転摺動する際の、位相を検知する信号が安定する。

0065

また、付勢部151と当接面125が回転摺動することによって、摩擦により発生する摩耗粉がパターン部191に付着しないような機能を有する防塵部材220を設けた。さらに、防塵部材220は、フレキシブル基板190上に設けられ、パターン部191およびブラシ160よりも外周で、且つ、付勢部151よりも内周に円周状に形成した。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を繰り返し回転操作する際においても、電気的な接続信頼性が高い状態を維持できる。

0066

また、受け板150を取り付け部104に取り付ける際に、位置決めボス108の長さを、受け板150が、付勢部151の付勢力により、取り付け部104から浮き上がる量よりも、長く設定することで、仮保持可能な構成とした。これにより、組立性が良い。

0067

また、付勢部151を、周方向において、略均等に配置し、接触圧も略均等になるように構成した。すなわち、均一に選択ダイヤル100を引き込み、且つ、フレキシブル基板190に接片161、162を押し付けるように構成した。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作する際に、選択ダイヤル100が浮沈することなく、回転操作が可能となり、回転操作部材としての品位が高い。さらに、フレキシブル基板190に接片161、162が均一に接触するため、電気的な接続信頼性が高い。

0068

また、クリックバネ140の対角と、接片161、162の略近傍に、付勢部151を設けた。さらに、クリックバネ140の対角に設けた、付勢部151の接触圧を、接片161、162の略近傍に設けた、付勢部151の接触圧よりも強くなるように構成した。すなわち、選択ダイヤル100を浮き上がらせる構成部材の力をキャンセルする箇所に、付勢部151を設け、選択ダイヤル100を引き込み、且つ、フレキシブル基板190に接片161、162を押し付けるように構成した。これにより、ユーザーが選択ダイヤル100を回転操作する際に、選択ダイヤル100が浮沈することなく、回転操作が可能となり、回転操作部材としての品位が高い。さらに、フレキシブル基板190に接片161、162が均一に接触するため、電気的な接続信頼性が高い。

0069

以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

0070

10カメラ
19操作部材
50背面カバーユニット
100選択ダイヤル
101 軸部
102摺動面
103収納部
104 取り付け部
108位置決めボス
110背面カバー
120ダイヤルベース
121穴部
122 摺動凸部
123クリック形状
124 受け面
125 当接面
130クリックボール
140クリックバネ
150受け板
151付勢部
158位置決め穴
160ブラシ
161、162接片
170押さえ板
190フレキシブル基板
191パターン部
200取り付け板
220 防塵部材

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