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技術 加熱調理器

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 藤濤知也ラフィーザリナ幸裕弘貞平匡史武平高志野口新太郎
出願日 2018年4月19日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-080496
公開日 2019年10月31日 (9ヶ月経過) 公開番号 2019-192356
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 熱画像カメラ 加熱レベル 温度情報取得 フード部分 変動曲線 通電直後 トッププレ 加熱指示
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

加熱調理器トッププレート上の温度分布を上方から検出する温度検出モジュール消費電力を低減した加熱調理器を提供する。

解決手段

トッププレートと、調理物を収容する容器を加熱する加熱部と、加熱出力を制御する加熱制御部と、を備える本体と、上方からトッププレート上の温度分布を周期的に検出する温度検出部を備える温度検出モジュールと、を備え、本体は、温度検出モジュールと無線通信を行う第1通信部を備え、温度検出モジュールは、本体と無線通信を行う第2通信部を備え、温度情報が第2通信部から第1通信部に送信され、加熱制御部は送られてきた温度情報に応じて加熱出力の制御を行い、温度検出部で検出された温度情報に応じて温度検出部での温度検出の周期を設定する検出周期設定部を備える、加熱調理器。

概要

背景

従来、加熱調理器火力調節は、鍋底の温度を基に行われている。鍋底の温度は、プレートの下方に配置された温度検出素子で検出される。しかしながら、鍋内の温度と鍋底の温度とにおいて温度差が生じる場合、検知温度伝達遅れが発生する。これにより、例えば、食材投入することで鍋の温度が低下すると元の温度に戻すのに時間を要し、また、高温時には焦げ付きが発生するなど、火力調節が不安定になる場合がある。

そこで、例えば、特許文献1の加熱調理器では、ダクト着脱可能な温度検出装置が配置されている。温度検出装置は、加熱調理器と通信が可能で、被加熱物の温度を上方から検出している。

特許文献1の加熱調理器は、上方に配置された温度検出素子に搭載される赤外線素子を用いて温度検出装置の設置位置を調整している。赤外線素子から照射される赤外線を加熱調理器のプレートの下方に配置された複数個の通信部において赤外線を受光する。それぞれの通信部における受光量の違いから温度検出素子の位置を算出している。

概要

加熱調理器のトッププレート上の温度分布を上方から検出する温度検出モジュール消費電力を低減した加熱調理器を提供する。トッププレートと、調理物を収容する容器を加熱する加熱部と、加熱出力を制御する加熱制御部と、を備える本体と、上方からトッププレート上の温度分布を周期的に検出する温度検出部を備える温度検出モジュールと、を備え、本体は、温度検出モジュールと無線通信を行う第1通信部を備え、温度検出モジュールは、本体と無線通信を行う第2通信部を備え、温度情報が第2通信部から第1通信部に送信され、加熱制御部は送られてきた温度情報に応じて加熱出力の制御を行い、温度検出部で検出された温度情報に応じて温度検出部での温度検出の周期を設定する検出周期設定部を備える、加熱調理器。

目的

したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、加熱調理器のトッププレート上の温度分布を上方から検出する温度検出モジュールの消費電力を低減した加熱調理器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

調理物を収容する容器を載置するトッププレートと、前記容器を加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、を備える本体と、前記トッププレートの上方から前記トッププレート上の温度分布周期的に検出する温度検出部を備える温度検出モジュールと、を備え、前記本体は、前記温度検出モジュールと無線通信を行う第1通信部を備え、前記温度検出モジュールは、前記本体と無線通信を行う第2通信部を備え、前記温度検出部で検出された温度情報は、前記第2通信部から前記第1通信部に送信され、前記加熱制御部は送られてきた温度情報に応じて加熱出力の制御を行い、前記温度検出部で検出された温度情報に応じて前記温度検出部での温度検出の周期を設定する検出周期設定部を備える、加熱調理器

請求項2

前記検出周期設定部は、検出した温度の絶対値によって温度検出の周期を設定する、請求項1に記載の加熱調理器。

請求項3

前記検出周期設定部は、前記温度検出部で検出した温度の絶対値が予め定められた値より高くなった時点で温度検出の周期を短くする、請求項2記載の加熱調理器。

請求項4

前記検出周期設定部は、検出した温度の単位時間あたりの変動値に応じて温度検出の周期を設定する、請求項1に記載の加熱調理器。

請求項5

前記検出周期設定部は、前記温度検出部で検出した温度の単位時間あたりの変動値が予め定められた変動値より増加した時点で温度検出の周期を短くする、請求項4記載の加熱調理器。

請求項6

前記検出周期設定部は、前記本体からの指示により温度検出の周期を変更する、請求項1に記載の加熱調理器。

請求項7

人体の存在を検知する人体検知部を備え、前記検出周期設定部は、前記人体検知部が人体を検知した場合に温度検出する周期を変更する、請求項1に記載の加熱調理器。

請求項8

前記温度検出部が温度検出する周期は、前記検出周期設定部による変更前の周期よりも変更後の周期の方が短い、請求項6または7に記載の加熱調理器。

請求項9

前記温度検出モジュールは、電力貯蔵部を備え、前記電力貯蔵部は、前記温度検出部および前記第2通信部に電力を供給する、請求項1から8のいずれか1つに記載の加熱調理器。

請求項10

前記温度検出部は、アレイ状に配置された複数の温度検出素子を有する、請求項1から9のいずれか1つに記載の加熱調理器。

請求項11

前記加熱部は、前記容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルを有し、前記加熱制御部は前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記容器の加熱を行う、請求項1から10のいずれか1つに記載の加熱調理器。

技術分野

0001

本開示は、加熱調理器に関し、特に被加熱物の温度を検出する加熱調理器に関する。

背景技術

0002

従来、加熱調理器の火力調節は、鍋底の温度を基に行われている。鍋底の温度は、プレートの下方に配置された温度検出素子で検出される。しかしながら、鍋内の温度と鍋底の温度とにおいて温度差が生じる場合、検知温度伝達遅れが発生する。これにより、例えば、食材投入することで鍋の温度が低下すると元の温度に戻すのに時間を要し、また、高温時には焦げ付きが発生するなど、火力調節が不安定になる場合がある。

0003

そこで、例えば、特許文献1の加熱調理器では、ダクト着脱可能な温度検出装置が配置されている。温度検出装置は、加熱調理器と通信が可能で、被加熱物の温度を上方から検出している。

0004

特許文献1の加熱調理器は、上方に配置された温度検出素子に搭載される赤外線素子を用いて温度検出装置の設置位置を調整している。赤外線素子から照射される赤外線を加熱調理器のプレートの下方に配置された複数個の通信部において赤外線を受光する。それぞれの通信部における受光量の違いから温度検出素子の位置を算出している。

先行技術

0005

特開2015−106462号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、温度検出モジュールは、それ専用ではないフードに取り付けることもある。取り付けられるフードは、種々様々な形状があるので、温度検出モジュールに有線での電力供給が困難である場合がある。この場合、温度検出モジュールは、例えば、電池で駆動されるが、電池交換の必要性が発生し、ユーザの負担が増加する。

0007

したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、加熱調理器のトッププレート上の温度分布を上方から検出する温度検出モジュールの消費電力を低減した加熱調理器を提供することにある。

課題を解決するための部

0008

前記目的を達成するために、本開示の一態様に係る加熱調理器は、調理物を収容する容器を載置するトッププレートと、前記容器を加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、を備える本体と、
前記トッププレートの上方から前記トッププレート上の温度分布を周期的に検出する温度検出部を備える温度検出モジュールと、を備え、
前記本体は、前記温度検出モジュールと無線通信を行う第1通信部を備え、
前記温度検出モジュールは、前記本体と無線通信を行う第2通信部を備え、
前記温度検出部で検出された温度情報は、前記第2通信部から前記第1通信部に送信され、
前記加熱制御部は送られてきた温度情報に応じて加熱出力の制御を行い、
前記温度検出部で検出された温度情報に応じて前記温度検出部での温度検出の周期を設定する検出周期設定部を備える。

発明の効果

0009

加熱調理器のトッププレート上の温度分布を上方から検出する温度検出モジュールの消費電力を低減した加熱調理器を提供することができる。

図面の簡単な説明

0010

実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図
加熱調理器の上面図
加熱調理器の設置状態を概略的に示す説明図
実施の形態1に係る加熱調理器の制御系を示すブロック図
検出周期の変更の流れを示すフローチャート
検出周期の変更のタイミングを示す説明図
温度検出部を本体に有する加熱調理器の設置状態を概略的に示す説明図
被加熱物の温度変化の一例を示すグラフ

実施例

0011

本開示の一態様によれば、調理物を収容する容器を載置するトッププレートと、前記容器を加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、を備える本体と、前記トッププレートの上方から前記トッププレート上の温度分布を周期的に検出する温度検出部を備える温度検出モジュールと、を備え、前記本体は、前記温度検出モジュールと無線通信を行う第1通信部を備え、前記温度検出モジュールは、前記本体と無線通信を行う第2通信部を備え、前記温度検出部で検出された温度情報は、前記第2通信部から前記第1通信部に送信され、前記加熱制御部は送られてきた温度情報に応じて加熱出力の制御を行い、前記温度検出部で検出された温度情報に応じて前記温度検出部での温度検出の周期を設定する検出周期設定部を備える。

0012

また、前記検出周期設定部は、検出した温度の絶対値によって温度検出の周期を設定してもよい。

0013

また、前記検出周期設定部は、前記温度検出部で検出した温度の絶対値が予め定められた値より高くなった時点で温度検出の周期を短くしてもよい。

0014

また、前記検出周期設定部は、検出した温度の単位時間あたりの変動値に応じて温度検出の周期を設定してもよい。

0015

また、前記検出周期設定部は、前記温度検出部で検出した温度の単位時間あたりの変動値が予め定められた変動値より増加した時点で温度検出の周期を短くしてもよい。

0016

また、前記検出周期設定部は、前記本体からの指示により温度検出の周期を変更してもよい。

0017

また、人体の存在を検知する人体検知部を備え、前記検出周期設定部は、前記人体検知部が人体を検知した場合に温度検出する周期を変更してもよい。

0018

また、前記温度検出部が温度検出する周期は、前記検出周期設定部による変更前の周期よりも変更後の周期の方が短くてもよい。

0019

また、前記温度検出モジュールは、電力貯蔵部を備え、前記電力貯蔵部は、前記温度検出部および前記第2通信部に電力を供給してもよい。

0020

また、前記温度検出部は、アレイ状に配置された複数の温度検出素子を有してもよい。

0021

また、前記加熱部は、前記容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルを有し、前記加熱制御部は前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記容器の加熱を行ってもよい。

0022

(実施の形態1)
以下に、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器について図1から図4を参照して説明する。図1は、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器1の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る加熱調理器1の上面図である。図3は、加熱調理器の設置状態を示す概略図である。図4は、加熱調理器1の制御系を示すブロック図である。なお、各図において、X軸方向は加熱調理器の長手方向を示し、Y軸方向は前後方向を示し、Z軸方向は高さ方向を示す。また、X軸の正の方向を右方、負の方向を左方とする。

0023

図1に示すように、加熱調理器1は、本体3と、本体3の上側部として、容器Crが載置されるトッププレート5を有する。容器Crには、例えば、シチューなどの調理対象としての被加熱物Tcが収容されている。

0024

また、実施の形態1の場合、加熱調理器1は、誘導加熱調理器であって、図1に示すように、トッププレート5における容器載置領域の下方には、本体3の内部に加熱調理器1の加熱部として加熱コイル7A、7B、7Cが配置されている。容器載置領域を示すリング状のマーカ8A、8B、8Cが、それぞれ、対応する加熱コイル7A、7B、7Cの上方のトッププレート5上に印刷されている。加熱コイル7A〜7Cは、容器Crを加熱するために誘導磁界を発生させる。加熱制御部であるコイル制御部10は、加熱コイル7A〜7Cに高周波電流を供給して容器Crの加熱を行う。また、コイル制御部10は、加熱コイル7A〜7Cに流す電流量を制御することで、加熱コイル7A〜7Cからの加熱量を制御する。

0025

また、上面視において、加熱コイル7A、7B、7Cのそれぞれの外側には、リング状に光る発光部6A、6B、6Cがトッププレ−ト5に配置されている。発光部6A、6B、6Cは、例えば、対応するそれぞれの加熱コイル7A、7B、7Cに電流が流れているときに発光する。発光部6A〜6Cは、それぞれ、例えば、LED発光基板を有する。

0026

加熱コイル7A〜7Cのそれぞれをユーザが操作するための複数の操作入力部9A、9B、9Cが加熱調理器1のトッププレート5の前側に配置されている。操作入力部9A〜9Cは、例えば、タッチキーでもよいし、タッチパネルでもよい。また、操作入力部9Aと加熱コイル7A、操作入力部9Bと加熱コイル7B、操作入力部9Cと加熱コイル7Cとは、それぞれ対応している。操作入力部9Aの操作指示に応じて、コイル制御部10は、加熱コイル7Aの加熱の開始又は停止を制御する。また、操作入力部9Aの操作指示に応じて、コイル制御部10は、加熱コイル7Aの加熱レベルを例えば4段階に調節する。

0027

また、本体3は、加熱コイル7A〜7Cの加熱に関する情報を報知する報知部4を備える。報知部4は、表示部11と音声出力部15とを有する。表示部11は加熱調理器1のトッププレート5の前側に配置され、加熱コイル7A〜7Cの加熱レベルを表示する。表示部11は、例えば、トッププレート5の長手方向に延びる帯形状を有する、白黒液晶パネルであるが、カラーの液晶パネルでもよい。また、音声出力部15は、加熱調理器1の前面側に配置され、ユーザに対して音声案内を出力する。音声出力部15は、例えば、スピーカである。

0028

なお、加熱コイル7A〜7Cによる加熱を詳細に設定するために、設定部13が加熱調理器1の本体3の前面側に備えられている。設定部13は、本体3に対して出し入れ可能であって、加熱コイル7A〜7Cによる加熱を詳細に設定するための設定キー13aと、その設定内容や加熱コイル7A〜7Cの詳細な状態などを表示する設定表示部13bとを備える。この設定部13により、加熱コイル7A〜7Cの加熱温度、加熱時間、タイマーなどが設定される。

0029

加熱調理器1の上方には、レンジフード17が設置されている。レンジフード17は、加熱調理器1の上方の空気を、下部に設けられたフード部分17aを通って、内部に吸い込んで屋外に連通した吐出口から排気する。

0030

また、加熱調理器1は、トッププレート5上の被加熱物Tcの温度を上方から検出する温度検出モジュール19を備える。温度検出モジュール19は、トッププレート5から離れた位置に配置され、例えば、レンジフード17のフード部分17aの中央部に着脱可能に配置されている。具体的には、温度検出モジュール19は、磁石粘着材クリップなどで取り付けられている。

0031

本体3と温度検出モジュール19との間の無線通信用に、本体3は第1通信部21を、温度検出モジュール19は第2通信部23をそれぞれ有する。温度検出モジュール19により検出された温度情報は、第2通信部23から送信され、第1通信部21により本体3に受信される。第1通信部21及び第2通信部23はそれぞれアンテナを有し、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は、BLE(Bluetooth Low Energy)などの無線通信により無線接続されている。なお、第1通信部21及び第2通信部23を備える替わりに有線により、本体3と温度検出モジュール19とが接続されていてもよい。

0032

加熱調理器1は、本体3の内部に、制御部25、及び、記憶部27と、を備える。制御部25は、例えばCPU又はマイクロプロセッサなどの処理装置であって、ROM、RAM、ハードディスクSSDなどの記憶部27に記憶されているプログラムを実行することによって種々の機能を果たすように構成されている。

0033

制御部25は、温度情報処理部25aを有する。温度情報処理部25aは、温度検出モジュール19から送信される熱画像の温度情報を基に、画像処理により被加熱物Tcの状態を判定する。被加熱物Tcの状態として、通常状態沸騰状態、および、吹きこぼれ前兆状態、及び、吹きこぼれ状態が挙げられる。温度情報処理部25aが、被加熱物Tcの状態として、例えば、吹きこぼれ前兆状態を判定すると、コイル制御部10は、加熱コイル7A〜7Cへの加熱制御を停止するように指示する。これにより、コイル制御部10は、加熱コイル7A〜7Cの該当する加熱コイルからの加熱を停止し、吹きこぼれが発生するのを防止することができる。

0034

温度検出モジュール19は、温度検出部29と、制御部31と、記憶部33と、電力貯蔵部35とを備える。温度検出部29は、視野範囲内のトッププレート5上の温度分布を上方から検出する温度センサ29aと、温度センサ29aの検出信号増幅する増幅部29bを有する。温度センサ29aは、例えば、赤外線センサ熱画像カメラである。温度検出部29が検出した熱画像は、トッププレート5上の温度分布に関する情報を含む。温度センサ29aは、適切な撮影方向に設定されていれば、トッププレート5全体を上方から撮影可能である。なお、温度検出モジュール19は、レンジフード17の他にも、換気扇、ダクト、天井または壁に配置されてもよい。

0035

温度センサ29aからトッププレート5までの距離は、例えば、600mm以上2000mm以下である。温度センサ29aは、平面上に配列された64画素以上の画素数を有する。実施の形態1における温度センサ29aも、一例として、縦8画素×横8画素の64画素を有する。

0036

制御部31は、例えばCPU又はマイクロプロセッサなどの処理装置であって、ROM、RAM、ハードディスク、SSDなどの記憶部33に記憶されているプログラムを実行することによって種々の機能を果たすように構成されている。

0037

制御部31は、温度検出部29における温度検出の周期を設定する検出周期設定部31aと、温度検出部29が取得した温度情報を予め定められた閾値以上の温度であるか否かを判定する検出温度判定部31cと、を有する。検出周期設定部31aは、温度検出部29が検出する温度情報に応じて検出周期を設定する。例えば、被加熱物Tcが水である場合、温度が例えば60℃未満の場合は、吹きこぼれが発生する可能性が低いので、温度情報の検出周期を長く設定する(例えば、3〜5sec)。また、例えば、被加熱物Tcの温度が90℃以上になった場合、沸騰状態になって吹きこぼれが発生するまでの時間が比較的短いので、検出周期を例えば1sec以下に設定し直す。このように、被加熱物Tcの温度状態によって、検出周期を設定する。

0038

電力貯蔵部35は、温度検出部29、制御部31、記憶部33及び第2通信部23へそれぞれ電力を供給する。電力貯蔵部35は、例えば、電池である。

0039

次に、図5を参照して、温度検出周期の変更の流れを説明する。まず、本体3の操作入力部9A〜9Cのいずれかで加熱コイル7A〜7Cのいずれかへの加熱指示が入力されると、制御部25から温度検出モジュール19の制御部31へ温度情報取得の要求がされる。このとき、検出周期設定部31aは、加熱コイルへの通電直後であるので、3〜5secの検出周期を設定している。これにより、ステップS11において、温度センサ29aがトッププレート5上の温度情報を取得する。増幅部29bは、取得された温度情報を、設定された検出周期でA/D変換した後に増幅する。

0040

ステップS13において、取得された温度情報は、第2通信部23から第1通信部21へ送信され、制御部25の温度情報処理部25aに受信される。温度情報処理部25aは、受信した温度情報を基に、被加熱物Tcの状態を判定する。

0041

また、ステップS14において、制御部31の検出温度判定部31cは、温度情報内の加熱コイル7A〜7Cの領域と対応する特定領域の検出温度の絶対値が予め定められた閾値以上か否かを判定する。例えば、図6に示すように、検出温度TAの絶対値が閾値Tp1未満であれば、ステップ14のNoのように、検出周期を変更することなく、検出周期の時間経過後、ステップS11に戻る。

0042

ステップS14のYesのように、検出温度TAの絶対値が閾値Tp1以上であれば、検出周期設定部31aは、検出周期を設定し直す。例えば、検出周期設定部31aは、検出周期を短く変更する。短くなった検出周期は、例えば、1sec以下である。なお、閾値を複数個用意して、段階的に検出周期を短くしてもよい。

0043

実施の形態1の加熱調理器1は、本体3と温度検出モジュール19を備える。本体3は、調理物である被加熱物Tcを収容する容器Crを載置するトッププレート5と、容器Crを加熱する加熱コイル7A〜7Cと、加熱コイル7A〜7Cの加熱出力を制御するコイル制御部10と、を備える。温度検出モジュール19は、トッププレート5の上方からトッププレート5上の温度分布を周期的に検出する温度検出部29を備える。本体3は、さらに、温度検出モジュール19と無線通信を行う第1通信部21を備える。温度検出モジュール19は、本体3と無線通信を行う第2通信部23を備える。温度検出部29で検出された温度情報は、第2通信部23から第1通信部21に送信される。コイル制御部10は送られてきた温度情報に応じて加熱出力の制御を行う。温度検出部29で検出された温度情報に応じて温度検出部29での温度検出の周期を設定する検出周期設定部31aを備える。これらの構成により、被加熱物の加熱状態に応じて温度検出の周期を設定することができるので、温度検出モジュール19の消費電力を低減することができる。例えば、被加熱物の温度が低い状態では、温度検出の周期を長く設定することで、温度検出モジュール19が温度情報を取得して増幅し無線通信で温度情報を送信する回数を低減することができるので、温度検出モジュール19の消費電力を低減することができる。

0044

また、検出した温度の絶対値によって温度検出の周期を変更する替わりに、検出周期設定部31aは、検出した温度の単位時間あたりの変動値によって温度検出の周期を変更してもよい。例えば、図6に示す検出温度TAの変動曲線の傾きTp2によって温度検出の周期を変更してもよい。また、検出周期設定部31aは、単位時間あたりの変動値が予め定められた変動値より増加した時点で、温度検出する周期を短くしてもよい。

0045

また、検出周期設定部31aは、本体3の制御部25からの指示によって、温度検出する周期を変更してもよい。例えば、ユーザによる操作入力部9A〜9Cまたは設定キー13aからの入力指示により、制御部25が温度検出モジュール19に周期設定の指示をしてもよい。このとき、検出周期設定部31aは、例えば、変更前の周期よりも短い周期を新たに設定することで、温度検出部29が温度検出する周期は、検出周期設定部31aによる変更前の周期よりも変更後の周期の方が短くなる。したがって、トッププレート5上の温度状況短期的に認識することができる。

0046

また、加熱調理器1は、人体の存在を検知する人体検知部を備えて、検出周期設定部31aは、人体検知部が人体を検知した場合に温度検出する周期を変更してもよい。人体検知部は、本体3の前面側に近接センサとして構成してもよいし、制御部25の温度情報処理部25aとして構成してもよい。温度情報処理部25aは、温度検出モジュール19から送られる温度情報において35℃の温度領域において時系列動きのある領域を人体として検出してもよい。人体検知部により本体3の近傍に人体の存在を検知すると、制御部25は、温度検出モジュール19の制御部31に、被加熱物Tcの温度が低い場合、温度検出の周期をさらに遅らせる指示をする。これにより、温度検出モジュール19の消費電力をさらに低減することができる。また、被加熱物Tcの温度が高い場合、人体検知部により本体3の近傍に人体の存在を検知すると、制御部25は、温度検出モジュール19の制御部31に、温度検出の周期をさらに短くさせる指示をしてもよい。

0047

本開示は、上記実施形態のものに限らず、次のように変形実施することができる。

0048

(1)上記実施の形態において、被加熱物Tcが収容された容器Crは上方から温度検出モジュール19により検出されていたが、これに限られない。上方からに加えてトッププレート5の下方からも容器Crの温度を検出してもよい。例えば、図7に示すように、トッププレート5の下部に加熱コイル7A〜7C上に載置された容器Crの底の温度を検出する温度センサ61を配置する。温度センサ61は、各加熱コイル7A〜7Cそれぞれの上方に配置されてもよいし、トッププレート5の中央部に1つだけ配置されてもよい。

0049

容器Crに収容された被加熱物Tcの粘度が高い場合、例えば、被加熱物Tcがコーンスープの場合、容器Cr内の被加熱物Tcの上部と下部とで温度差が発生する。図8には、一例として、温度検出モジュール19の温度センサ29aが上方から検出する容器Crの中の被加熱物Tcの温度曲線TNと、本体3が有する温度センサ61が下方から検出する容器Crの底の温度曲線TBが示されている。

0050

容器Crの底の温度と、被加熱物Tcの上部の温度との温度差が大きい場合、検出された温度の絶対温度が100℃以下であっても、吹きこぼれが発生する場合がある。したがって、温度検出部29の検出する温度が低い場合でも、温度センサ61が検出する温度との温度差が予め定められた閾値を超える場合は、本体3の制御部25は、温度検出モジュール19の検出周期設定部31aに通常よりも短い周期に設定するように指示する。

0051

これにより、粘性の高い被加熱物Tcであっても、容器Crの底の温度と、被加熱物Tcの上部の温度との温度差が大きい場合、上方からの温度検出の周期が短く変更されるので、吹きこぼれの前兆を温度情報処理部25aが検出することができ、吹きこぼれを防止することができる。

0052

(2)上記実施の形態において、加熱調理器1は、加熱コイル7A〜7Cを用いて容器Crを誘導加熱する誘導加熱調理器であるが、これに限られない。例えば、加熱調理器1は、ガス調理器であってもよい。ガス調理器の場合、容器Crは、本体3のトッププレート5に備えられた容器載置部としての五徳に載置され、その下方から加熱部としてのガスバーナによって加熱される。

0053

なお、上記様々な実施の形態および変形例のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。

0054

本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。

0055

1加熱調理器
3 本体
4報知部
5トッププレート
6A、6B、6C発光部
7A、7B、7C加熱コイル
8A、8B、8C マーカ
9A、9B、9C操作入力部
10コイル制御部
11 表示部
13 設定部
13a設定キー
13b設定表示部
15音声出力部
17レンジフード
17aフード部分
19温度検出モジュール
20温度検出部
20a温度センサ
20b増幅部
21 第1通信部
23 第2通信部
25 制御部
25a温度情報処理部
27 記憶部
29 温度検出部
29a 温度センサ
29b 増幅部
31 制御部
31a検出周期設定部
31c検出温度判定部
33 記憶部
35電力貯蔵部
61 温度センサ
Cr容器
Tc被加熱物
Tp1閾値
TA 検出温度
TB、TN 温度曲線

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