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技術 処方箋情報送信システム、患者情報管理サーバ、情報送信方法及びプログラム

出願人 東日本メディコム株式会社
発明者 野本禎松本卓也坂本崇
出願日 2019年6月17日 (1年1ヶ月経過) 出願番号 2019-112403
公開日 2019年10月31日 (9ヶ月経過) 公開番号 2019-192272
状態 未査定
技術分野 医療・福祉事務 医療品保存・内服装置
主要キーワード 記載様式 医療機関関係者 薬手帳 FAX機器 慎重投与 医薬分業 FAXイメージ 処方箋情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

処方箋情報以外の患者情報を付加して、薬剤交付までの患者待ち時間を短縮する処方箋情報送信システム患者情報管理サーバ情報送信方法及びプログラムを提供する。

解決手段

処方箋情報送信システム100は、患者端末1と、患者情報管理サーバ2とを含む。患者端末は、処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付ける受付手段を備える。患者情報管理サーバは、患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報が記憶された記憶手段と、患者端末から送信された処方箋情報に基づいて、記憶手段から、処方箋に記載された薬剤に関連し、患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報を抽出する抽出手段とを備える。患者端末において受け付けた処方箋情報と、患者情報管理サーバにおいて抽出された患者情報は、対応付けられて薬局で使用される装置に送信される。

概要

背景

近年、医師患者処方箋交付し、交付された処方箋を患者が薬局薬剤師に持参して薬局の薬剤師がその処方箋に基づき調剤を行うことにより、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担国民医療の質的向上を図る医薬分業活発に行われている。患者から薬剤師への処方箋の受け渡しは、処方箋を予めFAXにより送信しておくことにより、処方箋を受け渡してから薬剤を交付するまでの時間を短縮することが行われている。
FAX機器は、医療機関等に患者が使用できるものが置かれていない場合があり、その場合には予め処方箋情報を薬剤師に知らせることができないため、特許文献1には、処方箋の画像データに基づいてメールを送信する装置が開示されている。

概要

処方箋情報以外の患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮する処方箋情報送信システム患者情報管理サーバ情報送信方法及びプログラムを提供する。処方箋情報送信システム100は、患者端末1と、患者情報管理サーバ2とを含む。患者端末は、処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付ける受付手段を備える。患者情報管理サーバは、患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報が記憶された記憶手段と、患者端末から送信された処方箋情報に基づいて、記憶手段から、処方箋に記載された薬剤に関連し、患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報を抽出する抽出手段とを備える。患者端末において受け付けた処方箋情報と、患者情報管理サーバにおいて抽出された患者情報は、対応付けられて薬局で使用される装置に送信される。

目的

本発明は、処方箋情報以外の患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

患者端末と、患者情報管理サーバと、を含む処方箋情報送信システムであって、前記患者端末は、処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付ける受付手段を備え、前記患者情報管理サーバは、患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報が記憶された記憶手段と、前記患者端末から送信された前記処方箋情報に基づいて、前記記憶手段から、前記処方箋に記載された薬剤に関連し、前記患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報を抽出する抽出手段と、を備え、前記処方箋情報送信システムから、前記患者端末において受け付けた前記処方箋情報と、前記患者情報管理サーバにおいて抽出された前記患者情報とが、対応付けられて薬局で使用される装置に送信される、処方箋情報送信システム。

請求項2

前記受付手段は、処方箋が撮影された画像のテキストを認識することにより、処方箋情報を受け付ける、請求項1に記載の処方箋情報送信システム。

請求項3

前記抽出手段によって抽出される患者情報は、前記薬剤の服用に影響する疾患に関する情報を含む、請求項1に記載の処方箋情報送信システム。

請求項4

前記抽出手段によって抽出される患者情報は、前記薬剤の服用に影響する他の薬剤に関する情報を含む、請求項1に記載の処方箋情報送信システム。

請求項5

患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報が記憶された記憶手段と、患者の処方箋に記載された薬剤の情報を含み、他の装置から送信された処方箋情報に基づいて、前記記憶手段から、前記処方箋に記載された薬剤に関連し、前記患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報を抽出する抽出手段と、前記処方箋情報と前記抽出手段が抽出した患者情報とを対応付けて薬局で使用される装置に送信する送信制御手段と、を備える患者情報管理サーバ。

請求項6

患者端末と、患者情報管理サーバと、を含む処方箋情報送信システムで実行される処方箋情報を送信する情報送信方法であって、処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付ける受付ステップと、前記患者端末から送信された前記処方箋情報に基づいて、患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報が記憶された記憶手段から、前記処方箋に記載された薬剤に関連し、前記患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報を抽出する抽出ステップと、前記処方箋情報と、前記抽出ステップにおいて抽出した患者情報とを対応付けて薬局で使用される装置に送信する送信ステップと、を含む情報送信方法。

請求項7

患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報が記憶された記憶手段から前記患者情報を取得可能なコンピュータを、患者の処方箋に記載された薬剤の情報を含み、他の装置から送信された処方箋情報に基づいて、前記記憶手段から、前記処方箋に記載された薬剤に関連し、前記患者に関する検査結果及び測定結果の少なくともいずれかを含む患者情報を抽出する抽出手段、前記処方箋情報と、前記抽出手段が抽出した患者情報とを対応付けて薬局で使用される装置に送信する送信制御手段、として機能させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、処方箋情報送信システム患者情報管理サーバ情報送信方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、医師患者処方箋交付し、交付された処方箋を患者が薬局薬剤師に持参して薬局の薬剤師がその処方箋に基づき調剤を行うことにより、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担国民医療の質的向上を図る医薬分業活発に行われている。患者から薬剤師への処方箋の受け渡しは、処方箋を予めFAXにより送信しておくことにより、処方箋を受け渡してから薬剤を交付するまでの時間を短縮することが行われている。
FAX機器は、医療機関等に患者が使用できるものが置かれていない場合があり、その場合には予め処方箋情報を薬剤師に知らせることができないため、特許文献1には、処方箋の画像データに基づいてメールを送信する装置が開示されている。

先行技術

0003

特開2005−137443号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、メール等により処方箋情報を予め薬剤師に知らせたとしても、薬剤師は、その患者がどのような疾患を有しているか、他にどのような薬剤を服用しているか等の処方箋情報以外の患者の情報がわからないため、処方箋を受け渡してから薬剤を交付するまでの患者の待ち時間(患者待ち時間)の短縮は限定的であった。
即ち、処方箋情報以外の情報は付加されないため、薬剤の交付までの患者待ち時間はあまり短縮されなかった。

0005

本発明は、処方箋情報以外の患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報送信方法は、
コンピュータで実行される処方箋情報を送信する情報送信方法であって、
処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付け受付ステップと、
患者情報が記憶された記憶手段から、前記薬剤に関連する患者情報を抽出する抽出ステップと、
前記処方箋情報と、前記抽出ステップにおいて抽出した患者情報とを薬局に送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、処方箋情報以外の患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。

図面の簡単な説明

0008

処方箋情報送信システムのシステム構成を示す概念図である。
処方箋情報送信システムの機能的構成を示す機能ブロック図である。
患者情報管理サーバの記憶部に設けられる、添付文書DBのデータ構造を例示する概念図である。
処方箋情報送信システムによる処方箋情報送信処理の流れを示すフローチャートである。

実施例

0009

[本発明の実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。

0010

[処方箋情報送信システム100のシステム構成]
図1を参照して、本発明の処方箋情報送信システム100は、処方箋情報を含む患者情報の入力を受け付ける患者端末1と、患者情報を管理する患者情報管理サーバ2と、FAX送信サーバ3とを含んで構成される。
ここで、処方箋情報とは、医療機関において発行される処方箋に記載された薬剤の交付に関する情報をいう。また、患者情報とは、患者の疾患、その治療の情報、治療のために必要な身体・生活環境に関する情報等の例えば地域包括ケアに有用な情報をいう。患者情報には、例えば、疾患情報服薬歴等の治療情報身長・体重や食生活に関する情報を含む。患者情報は、テキストとして記憶されるものの他、例えば、皮膚疾患の皮膚やレントゲン写真等のように画像として記憶されるものを含んで構成される。

0011

具体的には後述するが処方箋情報送信システム100においては、患者端末1は、医療機関から処方箋を受領した患者から処方箋情報を受け付けて、患者から一の薬局選択を薬局情報として受け付ける。患者端末1は、受け付けた処方箋情報及び薬局情報を、患者情報管理サーバ2に送信するようになっている。
患者情報管理サーバ2は、処方箋情報に基づいて患者情報を抽出して、処方箋情報、薬局情報及び患者情報を、FAX送信サーバ3に送信するようになっている。
FAX送信サーバ3は、受信した処方箋情報に患者情報を付加したFAXイメージを生成し、薬局情報に基づいて特定した薬局にFAXを送信するようになっている。

0012

なお、処方箋情報送信システム100においては、患者情報管理サーバ2が患者端末1以外から患者情報を受け付けるように構成されてよい。
例えば、患者の体温計測する体温計4aや患者の体重を計測する体重計4bから通信機器5を経由して、当該患者の体温や体重等の患者情報を受け付けてよい。
また、例えば、病院や薬局に備えられた、レセプトコンピュータ6や薬歴管理装置7等の患者情報を管理するコンピュータから、当該患者の患者情報を受け付けてよい。

0013

ハードウェア構成
患者端末1は、スマートフォンとして構成される。患者端末1は、各種演算処理を行う制御部11や各種情報を記憶する記憶部12に加え、タッチパネル等により実現される入力部及びディスプレイによる表示部、インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する通信部13及び処方箋の画像を撮影する撮像部14を備える。このような患者端末1は、各種プログラムが記憶部12にインストールされており、制御部11がこれらプログラムに従い動作することで、処方箋送信機能を発揮する。

0014

患者情報管理サーバ2は、サーバコンピュータとして構成される。患者情報管理サーバ2は、患者情報を蓄積・管理する装置であり、各種演算処理を行う制御部21や各種情報を記憶する記憶部22に加え、キーボード等により実現される入力部及びディスプレイによる表示部及びインターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する通信部23を備える。このような患者情報管理サーバ2は、各種プログラムがインストールされており、制御部21がこれらプログラムに従い動作することで、患者情報を入出力する機能を発揮する。

0015

FAX送信サーバ3は、サーバコンピュータとして構成される。FAX送信サーバ3は、患者情報を蓄積・管理する装置であり、各種演算処理を行う制御部31や各種情報を記憶する記憶部32に加え、キーボード等により実現される入力部及びディスプレイによる表示部及びインターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する通信部33を備える。このようなFAX送信サーバ3は、各種プログラムがインストールされており、制御部31がこれらプログラムに従い動作することで、薬局に処方箋情報を送信する機能を発揮する。

0016

[機能的構成]
処方箋情報送信機能を発揮するための処方箋情報送信システム100の機能的構成のうち、処方箋情報送信処理を実行するための機能的構成を、図2を参照して説明する。
図2は、処方箋情報送信システムの機能的構成を示す機能ブロック図である。
ここで、処方箋情報送信処理とは、受け付けた処方箋情報を薬局に送信するとともに、処方箋情報に関連する患者情報を薬局に送信するための一連の処理をいう。

0017

処方箋情報送信処理を実行するため、患者端末1の制御部11においては、処方箋情報受付部111と、薬局選択受付部112と、送信制御部113とが機能し、記憶部12の一領域においては、薬局情報DB121が記憶される。
また、患者情報管理サーバ2の制御部21においては、患者情報受付部211と、患者情報抽出部212と、送信制御部213とが機能し、記憶部22の一領域においては、患者情報DB221と、添付文書DB222とが記憶される。
また、FAX送信サーバ3の制御部31においては、FAXイメージ生成部311と、FAX送信制御部312とが機能する。

0018

患者端末1の薬局情報DB121は、処方箋情報を送信するための薬局に関する情報を記憶する。薬局情報DB121は、例えば、薬局名、薬局位置及びFAX番号等を含んで記憶する。

0019

患者情報管理サーバ2の患者情報DB221は、過去の患者情報を記憶する。患者情報DB221は、例えば、患者を特定する患者識別情報記録日時、疾患情報、服薬歴等の治療情報、身長・体重や食生活に関する情報を含んで記憶する。

0020

患者情報管理サーバ2の添付文書DB222は、薬剤の添付文書のデータが項目ごとに薬剤と関連付けて記憶されている。添付文書とは、薬剤において、薬剤名、使用上の注意品目仕様その他の重要事項を記載した、医師・医療機関関係者向けの製品情報記載書面である。添付文書D222には、添付文書の項目に対応して、薬剤名のほか、適応症用法用量を示す効能効果、使用上の注意等の情報等が記載されている。また、特に図示はしないが、添付文書に記載された情報の他、長期投与チェック薬、ハイリスク薬等の添付文書外の項目を設けてもよい。
ここで、使用上の注意とは、服薬指導を行う際に参考とする、添付文書に記載された薬剤の投与禁止・制限される病気併用薬剤に関する注意を促す情報であって、その注意の度合いから使用上の注意は、警告、禁忌、原則禁忌、慎重投与等のように段階的に記載されている。なお、警告及び禁忌等は、添付文書において使用上の注意とは独立した項目となっているが、本実施形態においては、使用上の注意に含むように構成してもよい。

0021

処方箋情報受付部111は、患者の操作に基づいて、処方箋情報を受け付ける。
具体的には、処方箋情報受付部111は、患者の操作に基づいて撮像部14から処方箋の画像のデータを取得する。処方箋情報受付部111は、取得した処方箋の画像のデータからテキスト部分を認識して処方箋情報として受け付ける。

0022

薬局選択受付部112は、処方箋情報を送信する薬局候補の一覧を表示し、患者の操作に基づいて、一の薬局の選択を薬局情報として受け付ける。
具体的には、薬局選択受付部112は、薬局情報DB121を参照して、薬局候補の一覧を作成して表示部に表示する。薬局選択受付部112は、表示した薬局候補の一覧のうち、患者の操作に基づいて一の薬局の選択を薬局情報として受け付ける。

0023

送信制御部113は、処方箋情報及び薬局情報を含む処方箋情報送信要求を、患者情報管理サーバ2に送信するように制御する。
具体的には、送信制御部113は、処方箋情報受付部111が受け付けた処方箋情報、薬局選択受付部112が受け付けた薬局情報及び患者を特定する情報を含む処方箋情報送信要求を、通信部13を介して患者情報管理サーバ2に送信するように制御する。

0024

患者情報受付部211は、処方箋情報を含む患者情報を受け付けて記憶する。
なお、患者情報受付部211は、患者端末1から処方箋情報のみならず、処方箋情報以外の患者情報を受け付けてよいし、患者端末1以外から処方箋情報やその他の患者情報を受け付けてよい。

0025

患者情報抽出部212は、処方箋情報送信要求を受け付けたことに応じて、添付文書DB222を参照して処方箋情報送信要求に含まれる処方箋情報に関連する患者情報を患者情報DB221から抽出する。
ここで、処方箋情報に関連する患者情報とは、薬剤師が処方箋情報に含まれる薬剤を交付するにあたり参照する必要性の高い患者情報をいい、処方箋情報に含まれる薬剤を交付するために薬剤師が参照する必要の低い患者情報は含まれない。
処方箋情報に関連する患者情報は、主に添付文書(薬剤を提供する製薬会社が発行する薬剤に関する説明が書かれた文書)に記載された情報に基づいて判断され、本実施形態においては添付文書DB222に記録された情報に基づいて判断される。例えば、処方箋情報に関連する患者情報は、薬剤の服用に影響する疾患(所定の疾患に投与すると副作用が発生する又は増加するとする情報や所定の疾患に投与する薬効が増強される又は減弱されるとする情報)、薬剤の服用に影響する他の薬剤(所定の薬剤(一般薬も含む)又は飲食物と併用して投与すると副作用が発生する又は増加するとする情報、所定の薬剤(一般薬も含む)又は飲食物と併用して投与すると薬効が増強される又は減弱されるとする情報や同様の薬効・作用機序の薬剤が投与されているためさらに投与したとしても効果が見込めないとする情報)等に基づいて判断される。この場合の処方箋情報に関連する患者情報は、例えば、禁忌、推定禁忌、重複、注意及び確認等に分類される。
患者情報抽出部212が、処方箋情報に関連する範囲に限って患者情報を抽出して、抽出された患者情報は後述のように処方箋情報とともに薬局に送信される。そのため、薬局においては、患者からヒアリングを行わなくても処方箋監査を行うことができ、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。他方、処方箋情報に関連しない患者情報は、薬局に送信されないため、患者は必要以上に個人情報を開示する必要がなく、安心して薬剤の交付を受けることができる。

0026

患者情報抽出部212が行う処方箋情報に関連する患者情報の抽出について、具体例を説明する。
例えば、患者情報受付部211が、患者端末1から薬剤A及び薬剤Bが処方されたとする処方箋情報を含む患者情報を受け付けたとする。この場合に、患者情報抽出部212は、添付文書DB222を参照して、薬剤Aについて、疾患「筋無力症」(薬剤の服用に影響する疾患)、疾患「出血性疾患」(薬剤の服用に影響する疾患)、薬剤「C」(薬剤の服用に影響する他の薬剤)が禁忌である旨の情報を抽出する。そして、患者情報抽出部212は、患者情報DB221から、処方箋情報を受け付けた患者について、疾患「筋無力症」又は疾患「出血性疾患」に罹っていないか、薬剤「C」を服用していないかの情報を抽出する。患者情報抽出部212は、疾患「筋無力症」、疾患「出血性疾患」又は薬剤「C」の患者情報を抽出した場合に、後述の送信制御部213により患者情報を送信する。

0027

送信制御部213は、受け付けた処方箋情報送信要求及び患者情報抽出部212が抽出した患者情報を、FAX送信サーバに送信する。

0028

FAXイメージ生成部311は、は、患者情報管理サーバ2から処方箋情報送信要求及び患者情報を受け付けて、処方箋情報送信要求に含まれる処方箋情報及び患者情報に基づいて、FAXイメージを生成する。

0029

FAX送信制御部312は、FAXイメージ生成部311が生成したFAXイメージを、処方箋情報送信要求に含まれる薬局情報に基づいて、薬局に送信する。
なお、送信されるFAXイメージは、実物の処方箋と同じイメージ(画像)となるように処方箋情報を送信することが望ましく(処方箋の記載様式厳格に定められているため)、この場合には患者情報が処方箋イメージと別紙とされる等して、処方箋と区別して送信されることが望ましい。

0030

[処方箋情報送信システム100の処理]
続いて、図4を参照して、処方箋情報送信システム100による処方箋情報送信処理について説明する。
処方箋情報送信処理は、患者端末1において、患者による、処方箋情報送信を行うための所定の操作を受け付けたことに応じて開始される。

0031

ステップS1において、処方箋情報受付部111は、患者の操作に基づいて撮像部14から処方箋の画像のデータを取得する。
ステップS2において、処方箋情報受付部111は、ステップS1において取得した処方箋の画像のデータに基づいて、処方箋情報を受け付ける。

0032

ステップS3において、薬局選択受付部112は、薬局情報DB121から薬局情報を抽出する。
ステップS4において、薬局選択受付部112は、抽出した薬局情報に基づいて薬局情報の一覧を表示する。
ステップS5において、薬局選択受付部112は、表示した薬局候補の一覧のうち、患者の操作に基づいて一の薬局情報の選択を受け付ける。

0033

ステップS6において、送信制御部113は、ステップS2において受け付けた処方箋情報及びステップS5において受け付けた薬局情報を含む処方箋情報送信要求を生成する。
ステップS7において、送信制御部113は、ステップS7において生成した処方箋情報送信要求を患者情報管理サーバ2に送信する。

0034

ステップS8において、患者情報受付部211は、患者端末1から処方箋情報送信要求を受信する。
ステップS9において、患者情報受付部211は、患者端末1から受信した処方箋情報送信要求に含まれる、処方箋情報を患者情報として患者情報DB221に記憶する。

0035

ステップS10において、患者情報抽出部212は、受信した処方箋情報送信要求に含まれる処方箋情報に基づいて、添付文書情報を添付文書DB222から抽出する。
ステップS11において、患者情報抽出部212は、処方箋情報送信要求に係る患者の患者情報のうち、抽出した添付文書情報に該当する患者情報を、患者情報DB221から抽出する。

0036

ステップS12において、送信制御部213は、ステップS8において受信した処方箋情報送信要求及びステップS11において抽出した患者情報を、FAX送信サーバ3に送信する。

0037

ステップS13において、FAXイメージ生成部311は、ステップS12において送信されて受信した処方箋情報送信要求及び患者情報に基づいて、FAXイメージを生成する。

0038

ステップS14において、FAX送信制御部312は、処方箋情報送信要求に含まれる薬局情報に基づいて、ステップS13において生成したFAXイメージを薬局にFAX送信する。

0039

以上のように構成される、情報送信方法は、患者端末1、患者情報管理サーバ2又はFAX送信サーバ3に処方箋情報を送信させる情報送信方法であって、ステップS2とステップS11とステップS14とを患者端末1、患者情報管理サーバ2又はFAX送信サーバ3に実行させる。
ステップS2は、処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付ける。
ステップS11は、患者情報が記憶された記憶手段から、前記薬剤に関連する患者情報を抽出する。
ステップS14は、処方箋情報と、ステップS11において抽出した患者情報とを薬局に送信する。
これにより、処方箋情報の他に患者情報が付加されるので、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。

0040

以上から、ステップS2は、処方箋が撮影された画像のテキストを認識することにより、処方箋情報を受け付ける。
これにより、処方箋情報の他に患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。

0041

また、ステップS11において抽出される患者情報は、薬剤の服用に影響する疾患に関する情報である。
これにより、処方箋情報の他に患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。

0042

また、ステップS11において抽出される患者情報は、薬剤の服用に影響する他の薬剤に関する情報である。
これにより、処方箋情報の他に患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。

0043

また、処方箋情報送信システム100は、患者端末1と、患者情報管理サーバ2と、FAX送信サーバ3とを備える。
患者端末1は、処方箋情報受付部111を備え、患者情報管理サーバ2は、患者情報DB221と患者情報抽出部212とを備え、FAX送信サーバ3は、FAX送信制御部312を備える。
処方箋情報受付部111は、処方箋に記載された薬剤の情報を含む処方箋情報を受け付ける。
患者情報DB221は、患者情報を記憶する。
患者情報抽出部212は、患者情報DB221から、薬剤に関連する患者情報を抽出する。
FAX送信制御部312は、処方箋情報と、患者情報抽出部212において抽出した患者情報とを薬局に送信する。
これにより、処方箋情報の他に患者情報を付加して、薬剤の交付までの患者待ち時間を短縮することができる。

0044

なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。

0045

上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が処方箋情報送信システム100を構成する何れかのコンピュータに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に示した例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。

0046

また、上述の実施形態において、患者端末1の処方箋情報受付部111は、取得した処方箋の画像のデータからテキスト部分を認識して処方箋情報として受け付けるように、OCRを利用して処方箋情報を受け付けるが、処方箋情報を取得できるものであればこれに限られない。例えば、処方箋情報受付部111は、キーボードとして構成される入力部に対する患者の操作に基づいて処方箋情報を受け付けてよい。また、例えば、処方箋情報受付部111は、処方箋情報が二次元コードとして記載されたカードや処方箋情報が記憶されたICタグが付されたカードを読み取ることにより処方箋情報を受け付けてよい。また、例えば、処方箋情報受付部111は、処方箋情報が記憶されている場所を示すURLを二次元コードとして記載されたカードを読み取って、当該URLにアクセスすることにより処方箋情報を受け付けてよい。

0047

また、上述の実施形態において、患者端末1の薬局選択受付部112は、薬局情報DB121から薬局情報を取得するが、これに限られない。例えば、薬局選択受付部112は、患者端末1の位置情報に基づいて、患者端末1周辺の薬局情報をインターネット経由で取得して、薬局候補一覧を作成して表示してもよい。
また、薬局選択受付部112において、薬局候補一覧を表示させる際には、薬局の位置を示すシンボルマークを地図上に表示する等により薬局の位置を示してよい。

0048

また、上述の実施形態において、患者情報及び処方箋情報は、FAX送信サーバ3により薬局に送信されていたがこれに限られない。
例えば、患者情報及び処方箋情報は、FAX送信サーバ3ではなく、患者情報管理サーバ2から薬局へ送信してよいし、患者端末1から薬局へ、処方箋情報及び患者情報管理サーバ2から取得した患者情報を送信してよい。
また、例えば、患者情報と処方箋情報とが異なる機器から送信されてよく、患者情報は患者情報管理サーバ2から薬局にされて、処方箋情報は患者端末1から薬局に送信されてよい。
また、例えば、処方箋情報に患者情報の保存先を示す二次元コード等の識別情報が付加されていて、薬局において識別情報に含まれるURLにアクセスすることにより患者情報を取得するようにしてよい。

0049

また、上述の実施形態において、FAX送信サーバ3は、薬局のFAXを経由して患者情報を送信していたがこれに限られない。
例えば、FAX送信サーバ3は、薬局に備えられた、レセプトコンピュータ6や薬歴管理装置7等のコンピュータに通信回線(メールを含む)を経由して送信してよい。

0050

また、処方箋情報送信システム100を構成する各装置は、上述の実施形態において述べた機能的構成以外の機能を備えてよい。
例えば、患者端末1は、電子薬手帳としても構成されてよく、電子お薬手帳として構成するための機能的構成をさらに備えていてよい。
処方箋情報送信システム100において、電子お薬手帳の機能を備えることにより、政府主導の患者が服用する医薬品や健康状態などの情報を一元的に管理するためのe−かかりつけ薬局構想や健康ナビゲーション等に処方箋情報送信システム100を適用させることができる。

0051

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。

0052

100処方箋情報送信システム
1患者端末
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