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技術 食器洗い用の洗浄剤組成物

出願人 ライオン株式会社
発明者 福岡明日香
出願日 2018年4月2日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-070900
公開日 2019年10月24日 (8ヶ月経過) 公開番号 2019-182903
状態 未査定
技術分野 洗浄性組成物 食器の洗浄、乾燥
主要キーワード トレーサブル pH測定 B型粘度計 者存在 平均繰返し数 計量作業 pHメーター 食器洗い用
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

浸漬法洗浄力の向上が図られた食器洗い用洗浄剤組成物

解決手段

アニオン界面活性剤(A)と、両性界面活性剤及びアミンオキシド型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤(B)と、(c)式で表される化合物(C)とを含有し、前記(A)成分/(前記(B)成分+前記(C)成分)で表される質量比は、0.3〜2.5であることよりなる。前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比は1.3〜100であることが好ましい。[化1]

概要

背景

台所用品である食器調理器具(以下総じて食器ということがある)を洗浄する方法としては、非浸漬法と浸漬法とがある。非浸漬法は、スポンジ等の洗浄具食器洗い用洗浄剤組成物を付け、洗浄具で洗浄対象を擦る方法である。浸漬法は、食器洗い用の洗浄剤組成物を水に分散して洗浄液とし、この洗浄液に洗浄対象を浸漬し、その後、洗浄対象を濯ぐ方法である。浸漬法においては、洗浄液中で、洗浄対象を洗浄具で擦ることもある。

食器洗い用の洗浄剤組成物としては、例えば、特許文献1には、アニオン界面活性剤と、特定のジアミン又はトリアミンと、特定のノニオン界面活性剤とを含有する液体洗浄剤が提案されている。特許文献1に記載された発明によれば、良好な外観定性と優れた除菌効果とが図られている。

概要

浸漬法で洗浄力の向上がられた食器洗い用の洗浄剤組成物。アニオン界面活性剤(A)と、両性界面活性剤及びアミンオキシド型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤(B)と、(c)式で表される化合物(C)とを含有し、前記(A)成分/(前記(B)成分+前記(C)成分)で表される質量比は、0.3〜2.5であることよりなる。前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比は1.3〜100であることが好ましい。[化1]なし

目的

本発明は、浸漬法で洗浄力の向上が図られた食器洗い用の洗浄剤組成物を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

アニオン界面活性剤(A)と、両性界面活性剤及びアミンオキシド型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤(B)と、下記(c)式で表される化合物(C)とを含有し、前記(A)成分/(前記(B)成分+前記(C)成分)で表される質量比は、0.3〜2.5である、食器洗い用洗浄剤組成物。[(c)式中、nは1〜6の数である。R1は、直鎖のアルキル基分岐鎖のアルキル基、直鎖のアルケニル基又は分岐鎖のアルケニル基である。R2は水素原子、又は(CH2)mNH2である。mは1〜6の数である。]

請求項2

前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比は1.3〜100である、請求項1に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物。

請求項3

請求項1又は2に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物を含有する水分散液であり、前記(A)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(B)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(C)成分の含有量が30〜3000質量ppmである、洗浄液

請求項4

請求項1又は2に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物の含有量が1〜50質量%の水分散液である洗浄液に、洗浄対象を浸漬する、食器洗浄方法

請求項5

前記洗浄液は、前記(A)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(B)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(C)成分の含有量が30〜3000質量ppmである、請求項4に記載の食器の洗浄方法。

技術分野

0001

本発明は、食器洗い用洗浄剤組成物に関する。

背景技術

0002

台所用品である食器調理器具(以下総じて食器ということがある)を洗浄する方法としては、非浸漬法と浸漬法とがある。非浸漬法は、スポンジ等の洗浄具に食器洗い用の洗浄剤組成物を付け、洗浄具で洗浄対象を擦る方法である。浸漬法は、食器洗い用の洗浄剤組成物を水に分散して洗浄液とし、この洗浄液に洗浄対象を浸漬し、その後、洗浄対象を濯ぐ方法である。浸漬法においては、洗浄液中で、洗浄対象を洗浄具で擦ることもある。

0003

食器洗い用の洗浄剤組成物としては、例えば、特許文献1には、アニオン界面活性剤と、特定のジアミン又はトリアミンと、特定のノニオン界面活性剤とを含有する液体洗浄剤が提案されている。特許文献1に記載された発明によれば、良好な外観定性と優れた除菌効果とが図られている。

先行技術

0004

特開2015−218226号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来の食器洗い用の洗浄剤組成物は、非浸漬法では良好な洗浄効果を得られるものの、浸漬法における洗浄効果が不十分であった。
そこで、本発明は、浸漬法で洗浄力の向上が図られた食器洗い用の洗浄剤組成物を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は以下の態様を有する。
[1]アニオン界面活性剤(A)と、両性界面活性剤及びアミンオキシド型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤(B)と、下記(c)式で表される化合物(C)とを含有し、
前記(A)成分/(前記(B)成分+前記(C)成分)で表される質量比は、0.3〜2.5である、食器洗い用の洗浄剤組成物。



[(c)式中、nは1〜6の数である。R1は、直鎖のアルキル基分岐鎖のアルキル基、直鎖のアルケニル基又は分岐鎖のアルケニル基である。R2は水素原子、又は(CH2)mNH2である。mは1〜6の数である。]
[2]前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比は1.3〜100である、[1]に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物。

0007

[3][1]又は[2]に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物を含有する水分散液であり、
前記(A)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(B)成分の含有量が400〜15000質量ppm、前記(C)成分の含有量が30〜3000質量ppmである、洗浄液。

0008

[4][1]又は[2]に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物の含有量が1〜50質量%の水分散液である洗浄液に、洗浄対象を浸漬する、食器の洗浄方法
[5]前記洗浄液は、前記(A)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(B)成分の含有量が400〜150000質量ppm、前記(C)成分の含有量が30〜3000質量ppmである、[4]に記載の食器の洗浄方法。

0009

[6]食器用液体洗浄剤100質量%に対する前記(A)成分の含有量は、4〜30質量%である、[1]又は[2]に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物。
[7]前記(A)成分/前記(B)成分で表される質量比は、0.8〜1.2である、[1]、[2]又は[6]に記載の食器洗い用の洗浄剤組成物。

発明の効果

0010

本発明の食器洗い用の洗浄剤組成物によれば、浸漬法で洗浄力の向上が図られる。

0011

(食器洗い用の洗浄剤組成物)
本発明の食器洗い用の洗浄剤組成物(以下、単に洗浄剤組成物ということがある)は、アニオン界面活性剤(A)((A)成分)、特定の界面活性剤(B)((B)成分)、特定の化合物(C)((C)成分)を含有する。
洗浄剤組成物は、液体でもよく、固体でもよい。固体の洗浄剤組成物の形態としては、粉末タブレットブリスケット、シート、バー等が挙げられる。以下、液体の洗浄剤組成物を液体洗浄剤組成物ということがある。また、固体の洗浄剤組成物のことを固体洗浄剤組成物ということがある。粉末の洗浄剤組成物を特に粉末洗浄剤組成物ということがある。

0012

液体洗浄剤組成物のpH(25℃)は、6〜8が好ましい。
液体洗浄剤組成物のpH(25℃)は、JIS Z 8802:2011「pH測定方法」に準拠した方法により測定される値である。

0013

液体洗浄剤組成物の粘度(25℃)は、例えば、10〜2000mPaが好ましい。液体洗浄剤組成物の粘度は、B型粘度計を用い、下記条件で測定した値である。
測定条件
ローター:3番ローター(1000mPa・s未満の場合)又は4番ローター(1000mPa・s以上の場合)。
回転数:60rpm。
測定温度:25℃。
・粘度の読み取り:ローターの回転開始30秒後。

0014

粉末洗浄剤組成物の平均粒子径は、100〜1000μmが好ましく、200〜600μmがより好ましく、300〜500μmがさらに好ましい。平均粒子径が上記範囲内であると、洗浄液に溶解しやすく、かつ、飛散しにくい。
粉末洗浄剤組成物の平均粒子径は、篩分け法による質量基準累積50%径(質量中位径)で表す。平均粒子径は、例えば、以下の手順に従い測定される値である。
目開きがそれぞれ1700μm、1400μm、1180μm、1000μm、710μm、500μm、355μm、250μm、150μmである9段の受け皿を用いて粒子分級操作を行う。
分級操作は、次のように行う。先ず、受け皿上に目開きの小さな篩から目開きの大きな篩の順に積み重ね、最上である1700μmの篩の上から100g/回の粒子を入れ、蓋をしてロータップ型ふるい振盪機ダルトン株式会社製、タッピング:125回/分、ローリング:250回/分)に取り付け、3.5分間振動させる。その後、それぞれの篩及び受け皿上に残留したサンプルを篩目ごとに回収する。この分級操作を繰り返すことによって、1400μm超1700μm以下(1400μm.on)、1180μm超1400μm以下(1180μm.on)、1000μm超1180μm以下(1000μm.on)、710μm超1000μm以下(710μm.on)、500μm超710μm以下(500μm.on)、355μm超500μm以下(355μm.on)、250μm超355μm以下(250μm.on)、150μm超250μm以下(150μm.on)、皿〜150μm以下(150μm.pass)の各粒子径分級サンプルを得る。得られた分級サンプルを用いて、質量頻度(%)を算出する。
篩の目開きをXとし、目開きXとXより大きい目開きの篩の上に回収された分級サンプルの質量頻度(%)の総和をYとする。
logXに対してlog{log(100/Y)}をプロットした時の最小2乗近似直線の傾きをa、切片をyとする(logは常用対数)。ただし、Yが5%以下及びYが95%以上となる点は上記プロットからは除外する。
このa及びyを用いて次式によって平均粒子径を求めることができる。
平均粒子径(質量中位径)=10((−0.521−y)/a)

0015

粉末洗浄剤組成物の嵩密度は、0.4〜1.5g/cm3が好ましく、0.5〜1.2g/cm3がより好ましく、0.7〜1g/cm3がさらに好ましい。嵩密度が上記範囲の範囲内であると、使用時における計量作業が容易である。
嵩密度は、JIS K3362:1998に準拠して測定された値である。

0016

<(A)成分>
(A)成分は、アニオン界面活性剤である。洗浄剤組成物は、(A)成分を含有することで、洗浄力を高められる。
(A)成分としては、例えば、直鎖又は分岐鎖のアルキル炭素数8〜18)エーテル硫酸エステル塩、直鎖又は分岐鎖のアルケニル(炭素数8〜18)エーテル硫酸エステル塩、直鎖又は分岐鎖のアルキル(炭素数8〜18)硫酸エステル塩、直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベンゼンスルホン酸塩α−オレフィン(炭素数10〜18)スルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル(炭素数10〜18)、直鎖又は分岐鎖のアルカン(炭素数14〜17)スルホン酸塩等が挙げられる。これらの塩としては、ナトリウムカリウム等のアルカリ金属塩モノエタノールアミンジエタノールアミン等のアルカノールアミン塩等が挙げられる。
(A)成分としては、下記(a1)式で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、下記(a2)式で表される直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、下記(a3)で表される二級アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩から選ばれるアニオン界面活性剤が好ましい。

0017

R11−O−(PO)x−(EO)y−SO3M …(a1)
(a1)式中、R11は直鎖又は分岐アルキル基である。R11の炭素数は、8〜18が好ましく、10〜16がより好ましく、12〜14がさらに好ましい。R11としては、洗浄力向上及び環境面から、植物油脂原料由来のアルキル基が好ましい。好適な油脂原料としては、パーム核油ヤシ油等が挙げられる。POはプロピレンオキシ基、EOはエチレンオキシ基を表す。xはPOの平均繰り返し数(即ち、プロピレンオキシド平均付加モル数)を表す。yはEOの平均繰り返し数(即ち、エチレンオキシドの平均付加モル数)を表す。xとyは、0≦x<1かつ0≦y≦4が好ましく、より好ましくはx=0かつ0≦y≦2である。EOとPOが両者存在する場合、それらの配列状態は問わず、ランダム状でもよく、ブロック状でもよい。Mは、対イオンを表す。対イオンとしては、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオンプロトン化したアミンアンモニウムイオン等が挙げられる。プロトン化し得るアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン等が挙げられる。Mとしては、アルカリ金属イオンが好ましく、ナトリウムイオンが特に好ましい。

0018

R12−C6H4−SO3M …(a2)
(a2)式中、R12は直鎖又は分岐鎖のアルキル基であり、中でも直鎖のアルキル基が好ましい。R12の炭素数は、8〜18が好ましく、10〜14がより好ましい。Mは、(a1)式中のMと同様である。

0019

0020

(a3)式中、p+q=10〜14が好ましい。即ち、(a3)式で表される二級アルカンスルホン酸塩の総炭素数は13〜17である。
Mは、(a1)式中のMと同様である。

0021

α−オレフィンスルホン酸塩のアルキル基の平均炭素数は、10〜18が好ましく、12〜14がより好ましい。
α−オレフィンスルホン酸塩の対イオンは、(a1)式中のMと同様である。
Mは、(a1)式中のMと同様である。

0022

(A)成分としては、例えば、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(2)直鎖アルキル(C12)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(3)直鎖アルキル(C12)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシプロピレン(0.4)ポリオキシエチレン(1.5)直鎖アルキル(C12)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(2)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(3)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシプロピレン(0.4)ポリオキシエチレン(1.5)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)硫酸エステルナトリウム塩、直鎖アルキル(C10〜14)ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、炭素数14〜17の二級アルカンスルホン酸ナトリウム塩、炭素数12〜14のα−オレフィンスルホン酸ナトリウム塩等が挙げられる。
例えば「ポリオキシエチレン(1)」とは、エチレンオキシ基の平均繰返し数が1(エチレンオキシドの平均付加モル数が1)であることを意味する。
「C12/14=75/25;天然油脂由来」とは、炭素数12の直鎖アルキル基を有するものと、炭素数14の直鎖アルキル基を有するものとの混合物混合比率:質量比で75/25)であること、天然油脂由来の直鎖状のアルキル基であることを意味する。
(A)成分は、1種単独で用いられてもよく、2種以上が組み合わされてもよい。

0023

液体洗浄剤組成物の場合、(A)成分の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対し、2〜30質量%が好ましく、4〜20質量%がより好ましく、7〜11質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が上記下限値以上であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。(A)成分の含有量が上記上限値以下であれば、浸漬法における洗浄力がより高まり、経済的にも有利である。
固体洗浄剤組成物の場合、(A)成分の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対し、2〜30質量%が好ましく、4〜20質量%がより好ましく、7〜11質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が上記下限値以上であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。(A)成分の含有量が上記上限値以下であれば、浸漬法における洗浄力が高く、経済的にも有利である。

0024

<(B)成分>
(B)成分は、両性界面活性剤及びアミンオキシド型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤である。洗浄剤組成物は、(B)成分を含有することで、浸漬法による洗浄力のさらなる向上を図れる。

0025

両性界面活性剤としては、ベタイン型界面活性剤が挙げられる。ベタイン型界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインアルキルヒドロキシスルホベタイン及び脂肪酸アミドヒドロキシスルホベタインからなる群から選ばれる1つ以上が好ましい。
中でも、脂肪酸アミド基を有するベタイン型界面活性剤が好ましく、脂肪酸(炭素数8〜22)アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン及び脂肪酸(炭素数8〜22)アミドプロピルヒドロキシスルホベタインから選ばれる1種以上がより好ましい。
脂肪酸(炭素数8〜22)アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインとしては、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインが好ましい。
脂肪酸(炭素数8〜22)アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインの炭素数は、8〜22が好ましく、10〜18がより好ましく、12〜16がさらに好ましい。

0026

アミンオキシド型界面活性剤としては、例えば、アルキルアミンオキシドアルキルアミドプロピルジメチルアミンオキシドが挙げられる。アミンオキシド型界面活性剤としては、下記(b)式で表される化合物がより好ましい。

0027

0028

(b)式中、R6は、炭素数8〜18の直鎖のアルキル基、炭素数8〜18の分岐鎖のアルキル基、炭素数8〜18の直鎖のアルケニル基又は炭素数8〜18の分岐鎖のアルケニル基である。R6としては、炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。
R6の炭素数は、10〜14が好ましい。
R7、R8は、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基である。
R7、R8は、炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましい。R7、R8は、いずれもメチル基であることがさらに好ましい。
R9は、炭素数1〜4のアルキレン基である。
Bは、−CONH−、−NHCO−、−COO−、−OCO−又は−O−である。
rは、0又は1の数であり、0が好ましい。

0029

アミンオキシド型界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルアミンオキシドヤシアルキルジメチルアミンオキシドラウリルジエチルアミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド系の界面活性剤、及び、ラウリン酸アミドプロピルアミンオキシド等のアルカノイルアミドアルキルジメチルアミンオキシド系の界面活性剤等が挙げられる。中でも、アミンオキシド型界面活性剤としては、アルキルジメチルアミンオキシド系の界面活性剤が好ましい。

0030

以上の(B)成分は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされてもよい。

0031

液体洗浄剤組成物の場合、(B)成分の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対して、2〜20質量%が好ましく、2〜15質量%がより好ましく、6〜10質量%がさらに好ましい。(B)成分の含有量が上記下限値以上であれば、浸漬法による洗浄力のさらなる向上を図れる。(B)成分の含有量が上記上限値以下であれば、浸漬法における洗浄力をより高められる。加えて、(B)成分の含有量が上記下限値以上であれば、低温保存時において、構成成分の析出や分離等を生じにくい。
固体洗浄剤組成物の場合、(B)成分の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対して、2〜20質量%が好ましく、2〜15質量%がより好ましく、6〜12質量%がさらに好ましい。(B)成分の含有量が上記下限値以上であれば、浸漬法による洗浄力のさらなる向上を図れる。(B)成分の含有量が上記上限値以下であれば、浸漬法における洗浄力をより高めやすい。

0032

<(C)成分>
(C)成分は、下記(c)式で表される化合物である。洗浄剤組成物は、(C)成分を含有することで、浸漬法における洗浄力を高められる。
(C)成分は、いわゆるジアミン又はトリアミンである。

0033

0034

(c)中、nは1〜6の数である。R1は直鎖のアルキル基、分岐鎖のアルキル基、直鎖のアルケニル基又は分岐鎖のアルケニル基である。
R2は水素原子又は(CH2)mNH2であり、mは1〜6の数である。

0035

nは、1〜4が好ましく、3がより好ましい。
R1は、直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。
R1の炭素数は、8〜18が好ましく、8〜16がより好ましく、10〜14がさらに好ましい。炭素数が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上が図れる。

0036

R1としては、ココアキル(ヤシ油)由来の基、牛脂由来の基、ラウリル基ミリスチル基、パルミチル基、オレイル基等が挙げられ、中でも、ココアルキル(ヤシ油)由来の基、ラウリル基が好ましく、ラウリル基がより好ましい。
R2は、(CH2)mNH2であることが好ましい。R2が(CH2)mNH2であると、浸漬法における洗浄力のさらなる向上が図れる。
(CH2)mNH2のmは、1〜6の数であり、1〜4が好ましく、3がさらに好ましい。

0037

(C)成分としては、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる点で、m=n=3のN,N−ビス(3−アミノプロピルアルキルアミンが特に好ましい。

0038

以上の(C)成分は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされてもよい。

0039

液体洗浄剤組成物の場合、(C)成分の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対して、0.02〜3.0質量%が好ましく、0.20〜2.0質量%がより好ましい。(C)成分の含有量が上記下限値以上であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。(C)成分の含有量が上記上限値以下であれば、浸漬法における洗浄力をより高めやすい。
固体洗浄剤組成物の場合、(C)成分の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対して、0.02〜3.0質量%が好ましく、0.2〜2.0質量%がより好ましい。(C)成分の含有量が上記下限値以上であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。(C)成分の含有量が上記上限値以下であれば、浸漬法における洗浄力をより高めやすい。

0040

「(A)成分/((B)成分+(C)成分)で表される質量比」は、洗浄剤組成物に含まれる(B)成分と(C)成分の総含有量に対する(A)成分の含有量の質量割合である。
(A)成分/((B)成分+(C)成分)で表される質量比(以下、A/(B+C)比ということがある)は、0.3〜2.5であり、0.7〜2.0が好ましく、0.8〜1.0がより好ましく、0.8以上1.0未満がさらに好ましい。
A/(B+C)比が前記の範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。

0041

「(B)成分/(C)成分で表される質量比」は、洗浄剤組成物に含まれる(C)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の質量割合である。(B)成分/(C)成分で表される質量比(以下、B/C比ということがある)は、1.3〜100が好ましく、3.5〜80がより好ましく、8〜25がさらに好ましい。B/C比が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。

0042

(B)成分に対する(A)成分の質量比は、洗浄剤組成物に含まれる(B)成分の含有量に対する(A)成分の含有量の質量割合である。(A)成分/(B)成分で表される質量比(以下、A/B比ということがある)は、0.08〜2.0が好ましく、0.9〜1.0がより好ましく、0.95以上1.05未満(即ち、(A)成分の含有量と、(B)成分の含有量とが同等)がさらに好ましい。A/B比が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上を図れる。

0043

<任意成分>
洗浄剤組成物は、(A)〜(C)成分以外の任意成分を含有してもよい。任意成分は、剤形等を案して適宜選択される。任意成分としては、(A)〜(C)成分を除く界面活性剤(任意界面活性剤)、水、ハイドロトロープ剤防腐剤除菌剤pH調整剤無機ビルダー色素香料等が挙げられる。

0044

任意界面活性剤としては、例えば、ノニオン界面活性剤が挙げられる。ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン付加型非イオン界面活性剤アルキルグリコシドソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
ポリオキシアルキレン付加型非イオン界面活性剤としては、例えば下記一般式(e1)で表される化合物が挙げられる。
R61−O−(R62O)s−H ・・・(e1)

0045

式(e1)中、R61は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基、R62は炭素数1〜4のアルキレン基である。sは、(R62O)の平均繰り返し数であり、1〜20の数である。
R61の炭素数は、10〜18が好ましく、10〜16がより好ましく、10〜14がさらに好ましい。R61の炭化水素基としては、アルキル基又はアルケニル基が好ましい。
R62は炭素数2〜3のアルキレン基が好ましく、炭素数2のアルキレン基がより好ましい。即ち、(R62O)としては、エチレンオキシ基、プロピレンオキシ基のいずれかが好ましく、エチレンオキシ基がより好ましい。また、(R62O)としては、エチレンオキシ基、プロピレンオキシ基が混在してもよい。エチレンオキシ基、プロピレンオキシ基が混在する場合、これらはランダム状に混在してもよく、ブロック状に混在してもよい。また、「R61−O−」にエチレンオキシ基が結合してもよく、プロピレンオキシ基が結合してもよい。
sは、5〜20の数が好ましく、5〜15の数がより好ましい。

0046

洗浄剤組成物がノニオン界面活性剤を含有する場合、ノニオン界面活性剤の含有量は、洗浄剤組成物100質量%に対して、0.1〜10質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。

0047

液体洗浄剤組成物100質量%に対する界面活性剤の総含有量は、4〜45質量%が好ましく、10〜30質量%がより好ましく、15〜25質量%がさらに好ましい。
固体洗浄剤組成物100質量%に対する界面活性剤の総含有量は、4〜45質量%が好ましく、10〜30質量%がより好ましく、15〜25質量%がさらに好ましい。

0048

界面活性剤の総量100質量%に対する(A)成分の量は、20〜75質量%が好ましく、30〜70質量%がより好ましく、40〜60質量%がさらに好ましい。
界面活性剤の総量100質量%に対する(B)成分の量は、20〜75質量%が好ましく、30〜70質量%がより好ましく、40〜60質量%がさらに好ましい。
界面活性剤の総量100質量%に対する(C)成分の含有量は、0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜5質量%がより好ましい。

0049

水は、液体洗浄剤組成物において、分散媒として機能する。液体洗浄剤組成物100質量%に対する水の含有量は、50〜94質量%が好ましく、60〜85質量%がより好ましい。
粉末洗浄剤組成物100質量%に対する水の含有量は、10質量%以下が好ましい。上記上限値以下であれば、粉末洗浄剤組成物の固化を抑制しやすい。

0050

ハイドロトロープ剤としては、炭素数2〜4の1価アルコール、炭素数4〜10のグリセリルエーテル、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノールトルエンスルホン酸トルエンスルホン酸塩クメンスルホン酸、クメンスルホン酸塩、安息香酸安息香酸塩から選ばれる1種以上が好ましい。
炭素数2〜4の1価アルコールとしては、エタノールn−プロパノールイソプロパノールノルマルブタノールセカンダリーブタノール、ターシャルブタノール等が挙げられる。
炭素数4〜10のグリセリルエーテルとしては、グリセリンヘキシルグリセリルエーテル等が挙げられる。
液体洗浄剤組成物における(A)〜(C)成分の液体安定性をより高める観点から、ハイドロトロープ剤としては、エタノール、パラトルエンスルホン酸塩、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノールが好ましい。
ハイドロトロープ剤の含有量は、液体洗浄剤組成物100質量%に対し、0.5〜30質量%が好ましく、2.0〜20質量%がより好ましい。
ハイドロトロープ剤は、1種単独で用いられてよく、2種以上が組み合わされてもよい。

0051

防腐剤は、例えば、ベンズイソチアゾリノンメチルイソチアゾリノンブチルベンズイソチアゾリノン、クロロメチルイソチアゾリノンオクチルイソチアゾリノン、ジクロロオクチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリン系防腐剤が挙げられる。中でも、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン及び2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの双方もしくはいずれか一方が好ましい。
防腐剤は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされてもよい。

0052

除菌剤は、例えば、硫酸亜鉛塩化亜鉛酸化亜鉛等が挙げられる。
除菌剤は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされてもよい。

0053

pH調整剤は、例えば、水酸化ナトリウム硫酸である。

0055

(製造方法)
洗浄剤組成物は、剤形に応じて、従来公知の製造方法によって製造される。
液体洗浄剤組成物の製造方法は、例えば、分散媒である水の一部に、pH調整剤を除く各成分を加えて混合し、pH調整剤を添加してpHを調整した後、水の残部を加えて全体量を100質量%として、液体洗浄剤組成物とする。
固体洗浄剤組成物の製造方法は、例えば、(A)〜(C)成分及び必要に応じて任意成分を捏和する。次いで、捏和して得られたドウを任意の形状に成形して、タブレット、シート状としてもよい。また、ドウを粉砕して粉末洗浄剤組成物としてもよい。

0056

使用方法
剤組成物の使用方法(即ち、食器の洗浄方法)を以下に説明する。
浸漬法で食器を洗浄する方法としては、洗浄剤組成物を水に分散して洗浄液とし、洗浄液に洗浄対象を任意の時間(浸漬時間)で浸漬する(浸漬操作)方法が挙げられる。

0057

洗浄対象は、皿、スプーン等の食器が挙げられる。また、洗浄対象は、包丁等の調理器具でもよい。本稿において、食器及び調理器具を総じて、「食器」と称する。

0058

洗浄液は、洗浄剤組成物の水分散液である。
洗浄液の総量に対する洗浄剤組成物の含有量は、例えば、1〜50質量%(即ち、2〜100倍希釈)が好ましく、2〜20質量%がより好ましく、3〜8質量%がさらに好ましい。
浸漬法における浸漬時間は、洗浄対象の汚れの程度等を勘案して決定され、例えば、5分間以上が好ましく、5分間〜10時間がより好ましく、15分間〜1時間がさらに好ましい。浸漬時間が上記下限値以上であれば、洗浄力のさらなる向上を図れる。浸漬時間が上記上限値以下であれば、食器の洗浄時間が過剰に長くなるのを防止できる。

0059

洗浄液100質量%に対する(A)成分の含有量は、400〜150000質量ppmが好ましく、800〜40000質量ppmがより好ましく、1500〜20000質量ppmがさらに好ましく、2000〜7000質量ppmが特に好ましい。(A)成分の含有量が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上が図れる。

0060

洗浄液100質量%に対する(B)成分の含有量は、400〜150000質量ppmが好ましく、800〜400000質量ppmがより好ましく、1500〜20000質量ppmがさらに好ましく、2000〜7000質量ppmが特に好ましい。(B)成分の含有量が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上が図れる。

0061

洗浄液100質量%に対する(C)成分の含有量は、30〜3000質量ppmが好ましく、50〜1400質量ppmがより好ましく、100〜1000質量ppmがさらに好ましい。(C)成分の含有量が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上が図れる。

0062

洗浄液100質量%に対する界面活性剤の総含有量は、1000〜300000質量ppmが好ましく、1500〜100000質量ppmがより好ましく、3000〜35000質量ppmがさらに好ましい。界面活性剤の総含有量が上記範囲内であれば、浸漬法における洗浄力のさらなる向上が図れる。

0063

浸漬操作においては、必要に応じて、洗浄液内で洗浄対象を洗浄具で擦り洗いしてもよい。
任意の時間、洗浄対象を洗浄液に浸漬し、次いで、洗浄液から洗浄対象を取り出す。取り出した洗浄対象に対し、洗浄剤組成物を含有しない水(すすぎ水)ですすぎ、洗浄対象に付着している洗浄液を洗い流す(すすぎ操作)。すすぎ操作を経ることで、洗浄された食器を得る。

0064

非浸漬法で洗浄対象を洗浄する方法としては、任意の量の洗浄剤組成物を洗浄具に付着させ、この洗浄具を用いて洗浄対象を擦り洗いする(擦り洗い操作)方法が挙げられる。
洗浄具に付着させる洗浄剤組成物の量は、液体洗浄剤組成物であれば、例えば、1〜10gである。
擦り洗い操作の後、洗浄対象をすすぎ水ですすぎ、洗浄対象に付着している洗浄剤組成物を洗い流す(すすぎ操作)。

0065

本発明の洗浄剤組成物によれば、(A)〜(C)成分を特定の割合で含有するため、食器の汚れを良好に除去できる。本発明の洗浄剤組成物は、特に浸漬法に好適である。

0066

以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。

0067

使用原料
<(A)成分>
・A−1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウムAES)。(a1)式中、R11=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、x=0、y=1、M=ナトリウムイオンである。以下の方法によって、A−1を調製した。

0068

[A−1の調整方法
4Lオートクレーブ中に、CO1270アルコール商品名、C12/C14=75%/25%(質量比)、プロクター・アンドギャンブル社製)400gと、反応用触媒水酸化カリウム触媒)0.8gとを仕込んだ。オートクレーブ内を窒素置換した後、攪拌しながら昇温した。180℃、0.3MPa以下に維持しつつ、エチレンオキサイド91gをオートクレーブ内に導入し、ポリオキシエチレンアルキルエーテルを得た。得られたポリオキシエチレンアルキルエーテルにおけるエチレンオキシドの平均付加モル数は1であった。
得られたポリオキシエチレンアルキルエーテル237gを攪拌装置付の500mLフラスコ投入した。フラスコ内を窒素置換した後、フラスコ内を40℃に保ちながら、液体無水硫酸サルファン)96gをゆっくりと滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け(硫酸化反応)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を得た。
得られたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を水酸化ナトリウム水溶液中和してA−1(AES)を得た。

0069

・A−2:炭素数14のα—オレフィンスルホン酸ナトリウム(AOS)。ライオンスペシャリティケミカルズ社製、商品名「リポランLB440」。
・A−3:炭素数14〜17の二級アルカンスルホン酸ナトリウム(SAS)。クラリアントジャパン社製、商品名「HOSTAPUR SAS 30A」。
・A−4:炭素数10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)。テイカ社製、商品名「テイカパワーL121」を水酸化ナトリウムにて中和したもの。

0070

<(B)成分>
・B−1:n−ドデシルジメチルアミンオキシド(AX)。(b)式中、R6=n−デシル基、R7=メチル基、R8=メチル基、r=0である。ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製、商品名「カデナックスDM12D−W」。
・B−2:コカミドプロピルベタインCAPB)。東邦化学工業社製、商品名「オバゾリンCAB−30」。

0071

<(C)成分>
・C−1(トリアミン):N−(3−アミノプロピル)−N−ドデシルプロパン−1,3−ジアミン。(c)式中、R1=ラウリル基、R2=(CH2)mNH2、m=n=3である。ロンジャパン社製、商品名「Lonzabac12.100」。
・C−2(ジアミン):N−ヤシアルキル−1,3−ジアミノプロパン。(c)式中、R1=ヤシ油由来(炭素数12,14)のアルキル基、R2=H、n=3である。ライオンスペシャリティケミカルズ社製、商品名「リポミンDA−CD」。

0072

<任意成分>
・エタノール(EtOH):エチルアルコール発酵トレーサブル95 1級、日本アルコール産業株式会社製。
クエン酸:精製クエン酸(無水)、扶化学工業株式会社製。
p−トルエンスルホン酸(pTSH):明友産業社製。
香料組成物A:表1〜6に記載の組成物
・香料組成物B:表1〜6に記載の組成物。
・水:イオン交換水

0073

0074

0075

0076

0077

0078

0079

評価方法
<洗浄力>
10cm×15cmのタッパ容器(底面10cm×15cm、高さ5cmの直方体で、一つの平面が開放しているプラスチック容器)の内面全体に、牛脂1gを均一に塗布した。
表中の「洗浄液中の洗浄剤組成物(質量%)」となるように、各例の洗浄剤組成物を水道水で希釈して、洗浄液を調製した。各例の洗浄液をタッパ容器内に満たし、30分間放置した(浸漬操作)。
30分経過後、タッパ容器を25℃の流水で10秒間すすいだ(すすぎ操作)。すすいだタッパ容器を室温で1日放置して乾燥し、乾燥後の質量を測定した。
下記(I)式により、洗浄後に残った牛脂の質量を求めた。
(洗浄後に残った牛脂の質量)=(洗浄後のタッパ容器の質量)−(使用前のタッパ容器の質量) …(I)
得られた「洗浄後に残った牛脂の質量」に基づき、下記(II)式により洗浄率を求めた。得らえた洗浄率を下記評価基準に基づいて評価した。
洗浄率(%)=100−(洗浄後に残った牛脂の量(g))÷1g×100 …(II)

0080

[評価基準]
◎◎:洗浄率が90%以上。
◎:洗浄率が70%以上90%未満。
○:洗浄率が40%以上70%未満。
△:洗浄率が10%以上40%未満。
×:洗浄率が10%未満。
評価が○〜◎◎であれば、洗浄力(浸漬法)に優れると判断した。

0081

(実施例1〜34、比較例1〜3)
表に示す配合組成に従って、以下に示す製造方法により、各実施例の洗浄剤組成物をそれぞれ調製した。表中の配合量の単位は、「質量%」である。いずれの成分も純分換算量で示されている。
200mLビーカーに(A)成分、(B)成分、エタノールを入れ、マグネチックスターラーで攪拌した。次いで、全体量が50質量%になるように水を加え、攪拌した。クエン酸、(C)成分、pTSHを加えてpHを調整し、香料組成物を加えた。その後、全体量が100質量%になるように残りの水を加え、各例の液体洗浄剤組成物を製造した。
なお、水の配合量を示す「バランス」は、液体洗浄剤に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように加えられた残部を意味する。pTSHの配合量を示す「適量」は、所定量の(C)成分を配合した後、液体洗浄剤組成物のpH(25℃)を表中の値にするために配合した量である。
pHを以下の方法で測定した。ガラス電極pHメーター製品名:ホリバF−22、堀場製作所社製)を用いて、液体洗浄剤組成物(25℃)のpHを測定した。測定方法は、JIS Z8802:2011に準拠した。
得られた液体洗浄剤組成物について、洗浄力を評価し、その結果を表中に示す。

0082

0083

0084

0085

実施例

0086

表7〜10に示すように、実施例1〜34は、浸漬法における洗浄力が「〇」〜「◎◎」であった。
A/(B+C)比が0.22である比較例1、(B)成分を含有しない比較例3は、洗浄力が「×」であった。
A/(B+C)比が4.50である比較例2は、洗浄力が「△」であった。
以上の結果から、本発明を適用することで、浸漬法における洗浄力を高められることを確認できた。

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