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技術 非接触式超音波眼圧計

出願人 株式会社ニデック
発明者 三輪哲之清水一成小林城久植村努中村健志
出願日 2018年3月30日 (3年7ヶ月経過) 出願番号 2018-068718
公開日 2019年10月17日 (2年1ヶ月経過) 公開番号 2019-177034
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード バックマス 空気噴射式 音響放射圧 ソノトロード 密部分 テーパ形 中空ボルト フロントマス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年10月17日)のものです。
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図面 (7)

課題

検眼に対して超音波を適正に照射できる非接触式超音波眼圧計を提供することを技術課題とする。

解決手段

超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する非接触式超音波眼圧計であって、超音波を発生させる超音波発生手段と、前記超音波発生手段を支持する支基と、前記超音波発生手段を前記支基に装着するための装着手段を備えることを特徴とする。これによって、被検眼に対して超音波を適正に照射することができる。また、例えば、前記装着手段は、前記防振部材を介して前記超音波発生手段を保持してもよい。

概要

背景

非接触式眼圧計としては、未だ空気噴射式眼圧計が一般的である。空気噴射式眼圧計は、角膜に空気を噴射したときの角膜の圧平状態と、角膜に噴射される空気圧とを検出することによって、所定の変形状態における空気圧を眼圧換算していた。

また、非接触式眼圧計としては、超音波を用いて眼圧を測定する超音波式眼圧計が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の超音波式眼圧計は、角膜に超音波を放射したときの角膜の圧平状態と、角膜に噴射される放射圧とを検出することによって、所定の変形状態における放射圧を眼圧に換算するものである。

また、超音波眼圧計としては、角膜からの反射波の特性(振幅位相)と眼圧との関係に基づいて眼圧を計測する装置が提案されている(特許文献2参照)。

また、超音波眼圧計において、広帯域周波数成分を有する超音波ビーム送受波する広帯域空気結合超音波探触子を用いる装置が提案されている(特許文献3参照)。

概要

検眼に対して超音波を適正に照射できる非接触式超音波眼圧計を提供することを技術課題とする。 超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する非接触式超音波眼圧計であって、超音波を発生させる超音波発生手段と、前記超音波発生手段を支持する支基と、前記超音波発生手段を前記支基に装着するための装着手段を備えることを特徴とする。これによって、被検眼に対して超音波を適正に照射することができる。また、例えば、前記装着手段は、前記防振部材を介して前記超音波発生手段を保持してもよい。

目的

本開示は、従来の問題点を鑑み、被検眼に対して超音波を適正に照射できる非接触式超音波眼圧計を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

音波を用いて被検眼眼圧を測定する非接触式超音波眼圧計であって、超音波を発生させる超音波発生手段と、前記超音波発生手段を支持する支基と、前記超音波発生手段を前記支基に装着するための装着手段を備えることを特徴とする非接触式超音波眼圧計。

請求項2

前記装着手段は、前記防振部材を介して前記超音波発生手段を保持することを特徴とする請求項1の非接触式超音波眼圧計。

請求項3

前記超音波発生手段は、ソノトロードと、バックマスと、前記ソノトロードと前記バックマスとの間に配置される超音波素子と、を備えるランジュバン型振動子であり、前記装着手段は、前記バックマスを保持することを特徴とする請求項1または2の非接触式超音波眼圧計。

請求項4

前記バックマスは、フランジ部を備え、前記装着手段は、前記フランジ部を保持することを特徴とする請求項3の非接触式超音波眼圧計。

請求項5

前記装着手段は、前記ソノトロードとは非接触で前記ランジュバン型振動子を保持することを特徴とする請求項3または4の非接触式超音波眼圧計。

請求項6

前記支基はソノトロードの外径よりも大きな開口部を備えることを特徴とする請求項4または5の非接触式超音波眼圧計。

技術分野

0001

本開示は、超音波を用いて被検眼眼圧を測定する非接触式超音波眼圧計に関する。

背景技術

0002

非接触式眼圧計としては、未だ空気噴射式眼圧計が一般的である。空気噴射式眼圧計は、角膜に空気を噴射したときの角膜の圧平状態と、角膜に噴射される空気圧とを検出することによって、所定の変形状態における空気圧を眼圧に換算していた。

0003

また、非接触式眼圧計としては、超音波を用いて眼圧を測定する超音波式眼圧計が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の超音波式眼圧計は、角膜に超音波を放射したときの角膜の圧平状態と、角膜に噴射される放射圧とを検出することによって、所定の変形状態における放射圧を眼圧に換算するものである。

0004

また、超音波眼圧計としては、角膜からの反射波の特性(振幅位相)と眼圧との関係に基づいて眼圧を計測する装置が提案されている(特許文献2参照)。

0005

また、超音波眼圧計において、広帯域周波数成分を有する超音波ビーム送受波する広帯域空気結合超音波探触子を用いる装置が提案されている(特許文献3参照)。

先行技術

0006

特開平5−253190
特開2009−268651
特開2010−068874

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、従来の装置では、被検眼の角膜に対して超音波を適正に照射することができていなかった。例えば、特許文献1の装置では、角膜に対して超音波を適正に照射できず、実際に角膜を扁平または陥没させる程度の超音波を被検眼に加えることはできなかった。また、例えば、特許文献2の装置では、角膜に対して超音波を適正に照射できず、反射波の特性を充分に検出できなかった。また、例えば、特許文献3の広帯域空気結合超音波探触子を用いても、実際に十分な超音波出力が得られなかった。

0008

本開示は、従来の問題点を鑑み、被検眼に対して超音波を適正に照射できる非接触式超音波眼圧計を提供することを技術課題とする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。

0010

(1) 超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する非接触式超音波眼圧計であって、超音波を発生させる超音波発生手段と、前記超音波発生手段を支持する支基と、前記超音波発生手段を前記支基に装着するための装着手段を備えることを特徴とする。

図面の簡単な説明

0011

本実施例の非接触式超音波眼圧計の外観図である。
本実施例の光学系を示す概略図である。
超音波ユニットの概略断面図である。
測定部の内部を示す概略図である。
本実施例の装着部を示す概略断面図である。
本実施例の制御系を示すブロック図である。

実施例

0012

<第1実施形態>
以下、本開示に係る第1実施形態について説明する。第1実施形態の非接触式超音波眼圧計(例えば、非接触式超音波眼圧計1)は、超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する。非接触式超音波眼圧計は、例えば、超音波発生部(例えば、超音波ユニット100)を備える。超音波発生部は、例えば、超音波を発生させる。超音波発生部は、例えば、ランジュバン型振動子である。ランジュバン型振動子は、ソノトロードホーンまたはフロントマスともいう)と、バックマス(例えば、バックマス132)と、超音波素子(例えば、超音波素子110)を備える。ソノトロード(例えば、ソノトロード131)またはバックマスは、例えば、金属等でできたマス部材である。超音波素子は、例えば、圧電素子または磁歪素子などである。超音波素子は、ソノトロードとバックマスとの間に挟まれる。

0013

第1実施形態の非接触式超音波眼圧計は、ランジュバン型振動子を用いることによって、音響放射圧によって被検眼を十分に変形させて眼圧を測定することができる。

0014

なお、超音波発生部は、複数の超音波素子を備えてもよい。この場合、複数の超音波素子の共鳴現象によって超音波を発生してもよい。複数の超音波素子を共鳴させることによって、高出力の超音波を発生させることができる。

0015

なお、ランジュバン型振動子は中空であってもよい。例えば、ランジュバン型振動子は、円筒状であり、開口部(例えば、開口部101)を備えてもよい。この場合、測定光学系または観察光学系等の光学系(例えば、光学ユニット200)の光軸をランジュバン型振動子の開口部に配置してもよい。例えば、光学系は、ランジュバン型振動子の開口部を介して、被検眼に光を投光する、または被検眼からの光を受光する。このように、ランジュバン型振動子の開口部に光学系の光軸を配置することによって、被検眼の光学的な測定または観察を容易に行うことができる。

0016

なお、本装置は、さらに締付部材(例えば、締付部材160)を備えてもよい。締付部材は、例えば、ソノトロードとバックマスを互いの方向に締め付ける。締付部材は、例えば、ボルトまたは中空ボルトであってもよい。この場合、ソノトロードおよびバックマスに雌ねじ部(例えば、雌ねじ部133,134)が形成されるとよい。また、締付部材は、バイスクリップ等であってもよい。なお、締付部材を中空ボルトとすることによって、測定光学系または観察光学系の光軸を開口部に配置できるため、ソノトロードとバックマスを締め付けるとともに、光学系による測定または観察を行い易い。例えば、ランジュバン型振動子の音軸の方向において、光学系による測定または観察を行い易い。

0017

なお、非接触式超音波眼圧計は、制御部(例えば、制御部70)をさらに備えてもよい。制御部は、超音波発生部の出力情報に基づいて被検眼の眼圧を算出してもよい。例えば、出力情報は、例えば、超音波の音響放射圧、照射時間(例えば、トリガ信号が入力されてからの経過時間)、または周波数等であってもよい。

0018

また、例えば、角膜の変形を検出する変形検出部(例えば、変形検出系260)を備えてもよい。この場合、制御部は、変形検出部の検出結果に基づいて被検眼の眼圧を算出する。例えば、超音波によって角膜が所定形状に変形したときの超音波の出力情報に基づいて眼圧を計算してもよい。

0019

<第2実施形態>
以下、本開示に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態の非接触式超音波眼圧計(例えば、非接触式超音波眼圧計1)は、例えば、超音波を用いて被検眼の眼圧を測定する。非接触式超音波眼圧計は、例えば、超音波発生部(例えば、超音波ユニット100)と、支基(例えば、支基6)と、装着部(例えば、装着部400)を主に備える。超音波発生部は、例えば、超音波を発生させて被検眼に照射する。支基は、例えば、超音波発生部を支持する。装着部は、例えば、被検眼に照射される超音波に影響しないように超音波発生部を支基に装着する。超音波への影響としては、例えば、超音波の音圧減少、超音波ビームにおける収束乱れ等である。第2実施形態の非接触式眼圧計は、被検眼に照射される超音波に悪影響が出ないように超音波発生部を支基に装着することによって、被検眼に十分な出力の超音波を照射することができる。

0020

なお、装着部は、防振部材(例えば、第1防振部材421、第2防振部材422)を介して超音波発生部を保持してもよい。これによって、超音波発生部の周囲に超音波の振動伝搬することを防止できる。防振部材は、例えば、エチレンプロピレンゴムなどの防振ゴムであってもよいし、防振ゲル等の他の樹脂であってもよい。なお、防振部材として装着部に防振グリースを塗布してもよい。

0021

なお、超音波発生部は、ランジュバン型振動子であってもよい。例えば、ランジュバン型振動子は、ソノトロード(例えば、ソノトロード131)と、バックマス(例えば、バックマス132)と、ソノトロードとバックマスとの間に配置された超音波素子(例えば、超音波素子110)と、を備えてもよい。この場合、装着部は、バックマスを保持してもよい。バックマスを保持することによって、ソノトロードを保持する場合に比べて超音波への影響を抑えることができる。したがって、装着部は、ソノトロードとは非接触で超音波発生部を保持することができる。これによって、例えば、第2実施形態の非接触式眼圧計は、超音波を空気中に伝搬させるソノトロードに、支基などが接触して超音波の出力が低下しないように超音波発生部を支基に装着することができる。

0022

なお、バックマスは、フランジ部(例えば、フランジ部135)を備えてもよい。この場合、装着部は、フランジ部を保持してもよい。フランジ部は、例えば、円盤形状であってもよいし、矩形状であってもよいし、任意の形状であってもよい。フランジ部は、装着部によって保持し易い形状であればよい。なお、フランジ部は、バックマスと一体的に構成されてもよいし、別々の部材で構成されてもよい。例えば、装着部は、バックマスに取り付けられたフランジ部を保持してもよい。なお、バックマスまたはフランジ部が装着部をつかむことによって、結果的に装着部がバックマスまたはフランジ部を保持してもよい。装着部は、例えば、実質的にバックマスを保持する。

0023

なお、ランジュバン型振動子は、締付部材(例えば、締付部材160)を備えてもよい。締付部材は、ソノトロードと、バックマスとを互いに引き合う方向に締め付ける。締付部材は、例えば、ボルトまたは中空ボルト等である。この場合、装着部は、締付部材を保持してもよい。締付部材を保持することによって、ソノトロードを保持する場合に比べて超音波への影響を抑えることができる。

0024

例えば、なお、支基はソノトロードの直径よりも大きな開口部(例えば、開口部6a)を備えてもよい。この場合、例えば、開口部にソノトロードを挿入しても、支基がソノトロードに接触することを防ぐことができる。

0025

<実施例>
以下、本開示に係る実施例について説明する。本実施例の非接触式超音波眼圧計は、例えば、超音波を用いて非接触にて被検眼の眼圧を測定する。

0026

図1は、装置の外観を示している。超音波眼圧計1は、例えば、基台2と、測定部3と、顔支持部4、駆動部5等を備える。測定部3については後述する。顔支持部4は、被検眼の顔を支持する。顔支持部4は、例えば、基台2に設置される。駆動部5は、例えば、アライメントのために基台2に対して測定部3を移動させる。

0027

図2は、測定部3の主な構成の概略図である。測定部3は、例えば、被検眼の測定・観察等を行う。測定部3は、例えば、超音波ユニット100と、光学ユニット200等を備える。超音波ユニット100、光学ユニット200について図2を用いて順に説明する。

0028

超音波ユニット100は、例えば、超音波を被検眼Eに照射する。例えば、超音波ユニット100は、角膜に対して超音波を照射し、角膜に音響放射圧を発生させる。音響放射圧は、例えば、音波の進む方向に働く力である。本実施例の超音波眼圧計1は、例えば、この音響放射圧を利用して、角膜を変形させる。なお、本実施例の超音波ユニットは、円筒状であり、中央の開口部101に、後述する光学ユニット200の光軸O1が配置される。

0029

図3(a)は、超音波ユニット100の概略構成を示す断面図であり、図3(b)は、図3(a)に示す範囲A1を拡大した様子である。本実施例の超音波ユニット100は、いわゆるランジュバン型振動子である。超音波ユニット100は、例えば、超音波素子110、電極120、マス部材130、締付部材160等を備える。超音波素子110は、超音波を発生させる。超音波素子110は、電圧素子(例えば、圧電セラミックス)、または磁歪素子等であってもよい。本実施例の超音波素子110はリング状である。例えば、超音波素子110は複数の圧電素子が積層されたものでもよい。本実施例では、超音波素子110は積層された2つの圧電素子(例えば、圧電素子111、圧電素子112)が用いられる。例えば、2つの圧電素子には、それぞれ電極120(電極121,電極122)が接続される。本実施例の電極121,電極122は、例えば、リング状である。

0030

マス部材130は、例えば、超音波素子110を挟む。マス部材130は、超音波素子110を挟み込むことによって、例えば、超音波素子110の引っ張り強度を強くし、強い振動に耐えられるようにする。これによって、高出力の超音波を発生させることができる。マス部材130は、例えば、金属ブロックであってもよい。例えば、マス部材130は、ソノトロード(ホーン、またはフロントマスともいう)131と、バックマス132等を備える。

0031

ソノトロード131は、超音波素子110の前方(被検眼側)に配置されたマス部材である。ソノトロード131は、超音波素子110によって発生した超音波を空気中に伝搬させる。本実施例のソノトロード131は、円筒状である。ソノトロード131の内円部には、一部に雌ねじ部133が形成される。雌ねじ部133は、後述する締付部材160に形成された雄ねじ部161と螺合する。なお、ソノトロード131は、超音波を収束させる形状であってもよい。例えば、ソノトロード131の被検眼側の端面は、開口部101側に傾斜させ、テーパ形状としてもよい。また、ソノトロード131は、不均一な厚さを有する円筒であってもよい。例えば、ソノトロード131は、円筒の長手方向に関して外径内径が変化する形状であってもよい。

0032

バックマス132は、超音波素子110の後方に配置されたマス部材である。バックマス132は、ソノトロード131とともに超音波素子110を挟み込む。バックマス132は、例えば、円筒状である。バックマス132の内円部には、一部に雌ねじ部134が形成される。雌ねじ部134は、後述する締付部材160の雄ねじ部161と螺合する。また、バックマス132はフランジ部135を備える。フランジ部135は、後述する装着部400によって保持される。

0033

締付部材160は、例えば、マス部材130と、マス部材130に挟み込まれる超音波素子110と、を締め付ける。締付部材160は、例えば、中空ボルトである。締付部材160は、例えば、円筒状であり、外円部に雄ねじ部161を備える。締付部材160の雄ねじ部161は、ソノトロード131およびバックマス132の内側に形成された雌ねじ部133,134と螺合する。ソノトロード131とバックマス132は、締付部材160によって、互いに引き合う方向に締め付けられる。これによって、ソノトロード131とバックマス132との間に挟まれた超音波素子101が締め付けられ、圧力が負荷される。

0034

なお、超音波ユニット100は、絶縁部材170を備えてもよい。絶縁部材170は、例えば、電極120または超音波素子110などが締付部材160に接触することを防ぐ。絶縁部材170は、例えば、電極120と締付部材160との間に配置される。絶縁部材170は、例えば、スリーブ状である。

0035

<光学ユニット>
光学ユニット200は、例えば、被検眼の観察、または測定等を行う(図2参照)。光学ユニット200は、例えば、対物系210、観察系220、固視投影系230、指標投影系250、圧平検出系260、ダイクロイックミラー201、ビームスプリッタ202、ビームスプリッタ203、ビームスプリッタ204等を備える。

0036

対物系210は、例えば、光学ユニット200に測定部3の外からの光を取り込む、または光学ユニット200からの光を測定部3の外に照射するための光学系である。対物系210は、例えば、光学素子を備える。対物系210は、光学素子(対物レンズリレーレンズなど)を備えてもよい。

0037

照明光学系240は、被検眼を照明する。照明光学系240は、例えば、被検眼を赤外光によって照明する。照明光学系240は、例えば、照明光源241を備える。照明光源241は、例えば、被検眼の斜め前方に配置される。照明光源241は、例えば、赤外光を出射する。照明光源240は、複数の照明光源241を備えてもよい。

0038

観察系220は、例えば、被検眼の観察画像撮影する。観察系220は、例えば、被検眼の前眼部画像を撮影する。観察系220は、例えば、受光レンズ221、受光素子222等を備える。観察系220は、例えば、被検眼によって反射した照明光源241からの光を受光する。観察系は、例えば、光軸O1を中心とする被検眼からの反射光束を受光する。例えば、被検眼からの反射光は、超音波ユニット100の開口部110を通り、対物系210、受光レンズ221を介して受光素子222に受光される。

0039

固視標投影系230は、例えば、被検眼に固視標を投影する。固視標投影系230は、例えば、視標光源231、絞り232、投光レンズ233、絞り234等を備える。視標光源231からの光は、光軸O2に沿って絞り232、投光レンズ233、絞り232等を通り、ダイクロイックミラー201によって反射される。ダイクロイックミラー201は、例えば、固視標投影系230の光軸O2を光軸O1と同軸にする。ビームスプリッタ2によって反射された視標光源231からの光は、光軸O1に沿って対物系210を通り、被検眼に照射される。固視標投影系230の視標が被検者によって固視されることで、被検者の視線が安定する。

0040

指標投影系250は、例えば、被検眼に指標を投影する。指標投影系250は、被検眼にXYアライメント用の指標を投影する。指標投影系250は、例えば、指標光源(例えば、赤外光源であってもよい)251と、絞り252、投光レンズ253等を備える。指標光源251からの光は、光軸O3に沿って絞り252、投光レンズ253を通り、ビームスプリッタ202によって反射される。ビームスプリッタ202は、例えば、指標投影系250の光軸O3を光軸O1と同軸にする。ビームスプリッタ202によって反射された指標光源251の光は、光軸O1に沿って対物系210を通り、被検眼に照射される。被検眼に照射された指標光源251の光は、被検眼によって反射され、再び光軸O1に沿って対物系210と受光レンズ221等を通り、受光素子222によって受光される。受光素子によって受光された指標は、例えば、XYアライメントに利用される。この場合、例えば、指標投影系250および観察系220は、XYアライメント検出手段として機能する。

0041

変形検出系260は、例えば、被検眼の角膜形状を検出する。変形検出系260は、例えば、被検眼の角膜の変形を検出する。変形検出系260は、例えば、受光レンズ261、絞り262、受光素子263等を備える。変形検出系260は、例えば、受光素子263によって受光された角膜反射光に基づいて、角膜の変形を検出してもよい。例えば、変形検出系260は、指標光源251からの光が被検眼の角膜によって反射した光を受光素子263で受光することによって角膜の変形を検出してもよい。例えば、角膜反射光は、光軸O1に沿って対物系210を通り、ビームスプリッタ202、ビームスプリッタ203によって反射される。そして、角膜反射光は、光軸O4に沿って受光レンズ261および絞り262を通過し、受光素子263によって受光される。

0042

変形検出系260は、例えば、受光素子236の受光信号の大きさに基づいて角膜の変形状態を検出してもよい。例えば、変形検出系260は、受光素子236の受光量が最大となったときに角膜が圧平状態になったことを検出してもよい。この場合、例えば、変形検出系260は、被検眼の角膜が圧平状態になったときに受光量が最大となるように設定される。

0043

なお、変形検出系260は、OCT又はシャインプルーフカメラ等の前眼部断面像撮像ユニットであってもよい。例えば、変形検出系260は、角膜の変形量または変形速度などを検出してもよい。

0044

角膜厚測定系270は、例えば、被検眼の角膜厚を測定する。角膜厚測定系270は、例えば、測定光源271と、投光レンズ272と、絞り273と、受光レンズ274と、受光素子275等を備えてもよい。光源271からの光は、例えば、光軸O5に沿って投光レンズ272、絞り273を通り、被検眼に照射される。そして、被検眼によって反射された反射光は、光軸O6に沿って受光レンズ274によって集光され、受光素子275によって受光される。

0045

アライメント検出系280は、例えば、Z方向のアライメント状態を検出する。Zアライメント検出系280は、例えば、受光素子281を備える。Zアライメント検出系280は、例えば、角膜からの反射光を検出することによって、Z方向のアライメント状態を検出してもよい。例えば、Zアライメント検出系は、光源271からの光が被検眼の角膜によって反射した反射光を受光してもよい。この場合、Zアライメント検出系280は、例えば、光源271からの光が被検眼の角膜によって反射してできた輝点を受光してもよい。このように、光源271は、Zアライメント検出用の光源として兼用されてもよい。例えば、角膜によって反射した光源271からの光は、光軸O6に沿ってビームスプリッタ204によって反射され、受光素子281によって受光される。

0046

<装着部>
装着部400は、超音波ユニット100が発する超音波に影響を与えないように超音波ユニット100を後述する支基6に装着する。図3(a),(b)に示すように、装着部400は、例えば、第1フランジ411と、第2フランジ412と、第1防振部材421と、第2防振部材422と、ボルト440を備える。装着部400は、例えば、バックマス132のフランジ部135を保持する。例えば、装着部400は、第1フランジ411と、第2フランジ412によってバックマス132のフランジ部135を挟持する。このとき、装着部400は、第1防振部材421と、第2防振部材422を介してフランジ部135を挟持する。つまり、第1フランジ411とフランジ部135との間に第1防振部材421が配置され、第2フランジ412とフランジ部135との間に第2防振部材422が配置される。これによって、第1フランジ411と第2フランジ412とが直接バックマス132に接触しないようになっている。第1防振部材421および第2防振部材422は、例えば、ゴムなどの弾性体であってもよい。また、第1フランジ411、第2フランジ412、第1防振部材421、第2防振部材422などに防振グリースを塗布してもよい。ボルト440は、第1フランジ411に形成された貫通孔431を通り、第2フランジ412に形成された雌ねじ部432と螺合する。これによって、第1フランジ411と第2フランジ412とが互いに引き合う方向に締め付けられる。この力によって、装着部400は、バックマス132のフランジ部135を挟持することができる。

0047

超音波ユニット100を支基6に装着する場合、超音波ユニット100を保持した装着部400を支基6に取り付ける。図4に示すように、支基6は、例えば、駆動部5によって移動される移動台7の上に設けられる。支基6には、例えば、ソノトロード131を通すための開口部6aが設けられる。図4の例において、支基6は箱型であるが、超音波ユニット100を支持可能であれば任意の形状でよい。もちろん、支基6は、測定部3のカバーと一体的であってもよいし、光学ユニット200と一体的であってもよいし、その他の構成と一体的に設けられてもよい。

0048

図5(a)は、超音波ユニット100を支基6に装着したときの断面図であり、図5(b)は図5(a)に示す範囲A2を拡大した様子である。図5に示すように、第1フランジ411および第2フランジ412が支基6に固定されることによって、超音波ユニット100が支基6に支持される。第1フランジ411および第2フランジ412には、ボルト460を通す貫通孔451,452が設けられている。また、支基6には、雌ねじ部6bが形成されている。例えば、ボルト460を第1フランジ411および第2フランジ412の貫通孔451,452に通し、支基6の雌ねじ部6bと螺合させることによって、装着部400が支基6に固定される。これによって、超音波ユニット100が支基6に装着される。

0049

なお、装着部400によってフランジ部135を保持する方法、および装着部400を支基6に固定する方法は、ボルトを用いる方法でなくてもよい。例えば、ネジ磁石面ファスナー、バイス、クリップ、溶接などを用いた方法であってもよい。

0050

装着部400は、例えば、光学ユニット200に対する超音波ユニット100の位置を調整可能であってもよい。例えば、支基6に対する装着位置を3次元的にずらせるようにしてもよい。この場合、装着部400は、光学ユニット200と超音波ユニット100との相対的な位置を調整する調整部として機能する。例えば、装着部400は、超音波ユニット100の音軸が光学ユニット200の光軸O1と同軸となるように超音波ユニット100を支基6に固定するようにしてもよい。

0051

<制御部>
次に、図6を用いて、制御系の構成について説明する。制御部70は、例えば、装置全体の制御、測定値演算処理等を行う。制御部70は、例えば、一般的なCPU(Central Processing Unit)71、ROM72、RAM73等で実現される。ROM72には、超音波眼圧計1の動作を制御するための各種プログラム初期値等が記憶されている。RAM73は、各種情報を一時的に記憶する。なお、制御部70は、1つの制御部または複数の制御部(つまり、複数のプロセッサ)によって構成されてもよい。制御部70は、例えば、駆動部5、記憶部74、表示部75、操作部76、超音波ユニット100、光学ユニット200等と接続されてもよい。

0052

記憶部74は、電源の供給が遮断されても記憶内容を保持できる非一過性記憶媒体である。例えば、ハードディスクドライブフラッシュROM、着脱可能なUSBメモリ等を記憶部74として使用することができる。

0053

表示部75は、例えば、被検眼の測定結果を表示する。表示部75は、タッチパネル機能を備えてもよい。

0054

操作部76は、検者による各種操作指示受け付ける。操作部76は、入力された操作指示に応じた操作信号を制御部70に出力する。操作部76には、例えば、タッチパネルマウスジョイスティックキーボード等の少なくともいずれかのユーザーインターフェイスを用いればよい。なお、表示部75がタッチパネルである場合、表示部75は、操作部76として機能してもよい。

0055

制御動作
以上のような構成を備える装置の制御動作について説明する。まず、制御部70は、顔支持部4に顔を支持された被検者の被検眼に対する測定部3のアライメントを行う。例えば、制御部70は、受光素子222によって取得される前眼部正面画像から指標投影部250による輝点を検出し、輝点の位置が所定の位置になるように駆動部5を駆動させる。もちろん、検者は、表示部75を見ながら、操作部76等を用いて被検眼に対するアライメントを手動で行ってもよい。制御部70は、駆動部5を駆動させると、前眼部画像の輝点の位置が所定の位置であるか否かによってアライメントの適否を判定する。

0056

被検眼Eに対するアライメント完了後、制御部70は、角膜厚測定系270によって角膜厚を測定する。例えば、制御部70は、受光素子275によって受光された受光信号に基づいて角膜厚を算出する。例えば、制御部70は、受光信号に基づいて、角膜表面の反射光によるピーク値と、角膜裏面の反射光のピーク値との位置関係から角膜厚を求めてもよい。制御部70は、例えば、求めた角膜厚を記憶部74等に記憶させる。

0057

続いて制御部70は、超音波ユニット100を用いて被検眼の眼圧を測定する。例えば、制御部70は、超音波素子に電圧印加し、被検眼Eに超音波を照射する。制御部70は、例えば、超音波によって音響放射圧を生じさせることによって角膜を変形させる。そして、制御部70は、変形検出系260によって角膜の変形状態を検出する。例えば、制御部70は、受光素子263の受光信号に基づいて角膜が所定形状(圧平状態または扁平状態)に変形したことを検出する。

0058

制御部70は、例えば、被検眼の角膜が所定形状に変形したときの音響放射圧に基づいて被検眼の眼圧を算出する。被検眼に加わる音響放射圧は超音波の照射時間と相関があり、超音波の照射時間が長くなるにつれて大きくなる。したがって、制御部70は、超音波の照射時間に基づいて、角膜が所定形状に変形したときの音響放射圧を求める。角膜が所定形状に変形するときの音響放射圧と、被検眼の眼圧との関係は、予め実験等によって求められ、記憶部74等に記憶される。制御部70は、角膜が所定形状に変形したときの音響放射圧と、記憶部74に記憶された関係に基づいて被検眼の眼圧を決定する。

0059

もちろん、眼圧の算出方法は、上記に限らず、種々の方法が用いられてもよい。例えば、制御部70は、変形検出系260によって角膜の変形量を求め、変形量に換算係数掛けることによって眼圧を求めてもよい。なお、制御部70は、例えば、記憶部74に記憶された角膜厚に応じて算出した眼圧値補正してもよい。

0060

なお、制御部70は、被検眼によって反射した超音波に基づいて眼圧を測定してもよい。例えば、被検眼によって反射した超音波の特性変化に基づいて眼圧を測定してもよいし、被検眼によって反射した超音波から角膜の変形量を取得し、その変形量に基づいて眼圧を測定してもよい。

0061

以上の本実施例のように、超音波ユニット100としてランジュバン型振動子を用いて超音波を発生させたところ、直径3.6ミリの範囲において、165dB〜172dB程度の出力が得られた。

0062

本実施例の超音波眼圧計1は、ランジュバン型振動子を備えることによって、被検眼の角膜を所定形状に変形させることができ、眼圧測定が可能となる。また、以上の実施例のように、超音波ユニット100に開口部101を設け、観察系220によって開口部101から被検眼の観察を行うことによって、被検眼を正面方向から観察した状態で被検眼に対して十分な出力の超音波を照射できる。また、超音波の音軸の方向から被検眼を観察できる。

0063

また、以上の実施例のように、装着部400によって超音波ユニット100を支基6に装着することによって、超音波の出力低下等の悪影響を低減できる。さらに、超音波ユニット100の振動などが光学ユニット200等の他の精密部分に伝わることを防げる。

0064

1非接触式超音波眼圧計
2基台
3測定部
4 顔支持部
6支基
100超音波ユニット
200光学ユニット
400 装着部

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