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技術 機械式駐車装置

出願人 日精株式会社
発明者 田中孝幸
出願日 2018年3月28日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-062029
公開日 2019年10月10日 (8ヶ月経過) 公開番号 2019-173366
状態 未査定
技術分野 乗り物を格納するための建築物
主要キーワード バネアクション 折りたたみ動作 固定接触 各格納スペース トレー側 固定側接触子 給電プラグ 充電用プラグ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年10月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

駐車車両の移動を妨げることなく、かつ充電用接続器未使用時により大きな駐車スペースを確保することのできる機械式駐車装置の提供。

解決手段

駐車車両Aの進入方向に配置されるトレー5と、トレー5に設けられ、充電用プラグ接続部9を備えた充電用接続器6とを有し、トレー5上に搭載した駐車車両Aの給電端子充電用ケーブル7を介して充電用プラグ接続部9に接続した状態で格納スペースへ移動して駐車しながらバッテリー充電を行う機械式駐車装置において、充電用接続器6は、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部9が取り付けられる可倒式支柱10を備え、充電時に、支柱10を起立させ、不要時に、支柱10を折りたたむようにしたものである。

概要

背景

機械式駐車装置にあっては、駐車車両である電気自動車を搭載したトレー格納スペース収納した駐車状態で、電気自動車のバッテリー充電を行うものが知られており、このような機械式駐車装置では、電気自動車を搭載するトレーに充電用プラグ接続部を構成し、一方、このトレーを移動させて格納することになる格納スペースには電源側の固定接触部を配置しており、トレー上に電気自動車を搭載した状態で、運転手等の利用者がバッテリーに接続されている給電プラグを充電用プラグ接続部に接続する作業を行い、その後、格納スペースへと移動されてきたトレーの停止位置で、前述した充電用プラグ接続部と電源側の固定接触部間を電気的に接続して充電回路を形成するように構成している。

そして、従来、電気自動車のバッテリーに接続した給電プラグをトレー上に構成した充電用プラグ接続部に接続する給電作業を行いやすくするものとして、「トレーに立設した支柱の上部に、斜め下方を向いて差し込み口を有した充電用プラグ接続部を取り付け、充電用プラグ接続部よりも下方に位置する部分の支柱に接続ケーブルの触れ止めを行う保持手段を設けた」、ものが開示されている(特許文献1)。

概要

駐車車両の移動を妨げることなく、かつ充電用接続器未使用時により大きな駐車スペースを確保することのできる機械式駐車装置の提供。 駐車車両Aの進入方向に配置されるトレー5と、トレー5に設けられ、充電用プラグ接続部9を備えた充電用接続器6とを有し、トレー5上に搭載した駐車車両Aの給電端子充電用ケーブル7を介して充電用プラグ接続部9に接続した状態で格納スペースへ移動して駐車しながらバッテリーの充電を行う機械式駐車装置において、充電用接続器6は、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部9が取り付けられる可倒式の支柱10を備え、充電時に、支柱10を起立させ、不要時に、支柱10を折りたたむようにしたものである。

目的

本発明の目的は、駐車車両の移動を妨げることなく、かつ充電用接続器未使用時により大きな駐車スペースを確保することのできる機械式駐車装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

駐車車両進入方向に配置されるトレーと、前記トレーに設けられ、充電用プラグ接続部を備えた充電用接続器とを有し、前記トレー上に搭載した駐車車両の給電端子充電用ケーブルを介して前記充電用プラグ接続部に接続した状態で格納スペースへ移動して駐車しながらバッテリー充電を行う機械式駐車装置において、前記充電用接続器は、起立させたときに上側となる位置に前記充電用プラグ接続部が取り付けられる可倒式支柱を備え、充電時に、前記支柱を起立させ、不要時に、前記支柱を折りたたむことを特徴とする機械式駐車装置。

請求項2

前記トレーに、前記支柱を前記トレーの上面より下の位置で収納可能な収納部を設けるとともに、前記収納部の上面を覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。

請求項3

前記カバーは、前記支柱の長手方向に沿うように前記支柱の一方の側面に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の機械式駐車装置。

請求項4

前記充電用接続器を、前記トレーにおける駐車車両の進入方向に対して前側および後ろ側のそれぞれに配置したことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。

技術分野

0001

本発明は、駐車車両である電気自動車駐車状態バッテリー充電を行うことが可能な機械式駐車装置に関する。

背景技術

0002

機械式駐車装置にあっては、駐車車両である電気自動車を搭載したトレー格納スペース収納した駐車状態で、電気自動車のバッテリーの充電を行うものが知られており、このような機械式駐車装置では、電気自動車を搭載するトレーに充電用プラグ接続部を構成し、一方、このトレーを移動させて格納することになる格納スペースには電源側の固定接触部を配置しており、トレー上に電気自動車を搭載した状態で、運転手等の利用者がバッテリーに接続されている給電プラグを充電用プラグ接続部に接続する作業を行い、その後、格納スペースへと移動されてきたトレーの停止位置で、前述した充電用プラグ接続部と電源側の固定接触部間を電気的に接続して充電回路を形成するように構成している。

0003

そして、従来、電気自動車のバッテリーに接続した給電プラグをトレー上に構成した充電用プラグ接続部に接続する給電作業を行いやすくするものとして、「トレーに立設した支柱の上部に、斜め下方を向いて差し込み口を有した充電用プラグ接続部を取り付け、充電用プラグ接続部よりも下方に位置する部分の支柱に接続ケーブルの触れ止めを行う保持手段を設けた」、ものが開示されている(特許文献1)。

先行技術

0004

特開2014−177756号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、前述した特許文献1に記載されるものでは、充電用プラグ接続部が設けられる支柱は、トレーに立設した状態で固定されていることから、駐車車両の移動時に衝突する虞や、駐車車両の入出庫の方向が限られてしまうという課題があった。すなわち、機械式駐車場によっては、入庫時に、駐車車両を前進させてトレー上に乗り込み、出庫時に、駐車車両を前進させてトレー上から退くものがあり、このような構成のものに従来のものを適用することが難しかった。また、支柱が立設された充電用トレーにあっては、特に前後方向における駐車スペースに限りが生じることから、充電用接続器を使用しない場合であっても、駐車できる車両が限定されてしまうという課題もあった。

0006

本発明の目的は、駐車車両の移動を妨げることなく、かつ充電用接続器未使用時により大きな駐車スペースを確保することのできる機械式駐車装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決し、本発明の目的を達成するために、駐車車両の進入方向に配置されるトレーと、前記トレーに設けられ、充電用プラグ接続部を備えた充電用接続器とを有し、前記トレー上に搭載した駐車車両の給電端子充電用ケーブルを介して前記充電用プラグ接続部に接続した状態で格納スペースへ移動して駐車しながらバッテリーの充電を行う機械式駐車装置において、 前記充電用接続器は、起立させたときに上側となる位置に前記充電用プラグ接続部が取り付けられる可倒式の支柱を備え、充電時に、前記支柱を起立させ、不要時に、前記支柱を折りたたむことを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明の機械式駐車装置によれば、駐車車両の移動を妨げることなく、かつ充電用接続器未使用時により大きな駐車スペースを確保することができる。なお、前述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の第1の実施形態による機械式駐車装置を示す平面図である。
図1に示したトレーの平面図である。
図2に示した支柱を折りたたんだ状態を示す平面図である。
本発明の第2の実施形態による機械式駐車装置を示す平面図である。
図4に示した支柱を折りたたんだ状態を示す平面図である。

実施例

0010

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一または類似の構成には同じ符号を付して繰り返しの説明は省略する。

0011

図1は、本発明の一実施形態による機械式駐車装置を示す平面図である。
一般に、機械式駐車装置を構成する建屋1には、駐車車両の出入り口を有する階床と、駐車車両を格納するスペースを有する格納階床2とを形成しており、両階床間昇降装置3によって連絡されている。格納階床2には複数の格納スペース4A〜4Nが形成され、ここではそのうちの格納スペース4A,4Bが電気自動車の充電用に使用するものとする。

0012

出入り口から進入した駐車車両は、トレー上に搭載されて昇降装置3を利用して格納階床2へと移動される。全てのトレーは電気自動車対応の同一構成としても良いし、電気自動車専用のものを格納スペース4A,4Bの数に応じて準備しても良い。駐車車両が電気自動車で駐車中にバッテリーの充電を行う場合は、その電気自動車を搭載した専用のトレーを格納スペース4A,4Bへと移動する。一方、駐車車両がバッテリーの充電を行わない場合は、その駐車車両を搭載したトレーを他の格納スペース4C〜4Nへと移動する。いずれの場合も、図示を省略した制御装置駆動装置によって、格納階床2において既に駐車車両を搭載した格納中のトレーが存在する場合、空きスペースを利用しながら順次各トレーを移動し、新たに搬入されたトレーが所定の位置に効率的に移動するように構成されている。

0013

図2は、駐車中にバッテリーの充電を行う電気自動車を搭載した状態を示すトレー5の平面図、図3は、支柱10を折りたたんだ状態を示す平面図である。

0014

第1の実施形態による機械式駐車場装置は、トレー5と、充電用接続器6とを備えている。

0015

トレー5は、平板状の長方形に形成され、電気自動車である駐車車両Aは、図3の矢印で示す方向で入庫時にトレー5上に前進して乗り込むとともに、出庫時にトレー5上から前進して退く。

0016

充電用接続器6は、駐車車両Aの進入方向に対して前側側方に配置されており、例えば駐車車両Aに付属される充電用ケーブル7の一端に設けられる接続器側プラグ8が接続可能な充電用プラグ接続部9と、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部9が設けられる可倒式の支柱10とを有している。

0017

トレー5には、支柱10を折りたたんだときに支柱10を収納可能な収納部11が設けられている。この収納部11は、トレー5の上面より下方に形成され、支柱10を折りたたんだときに、支柱10がトレー5の上面から出張らないようになっている。

0018

支柱10には、収納部11の上面を覆うカバー12が備えられている。カバー12は、支柱10の長手方向に沿うように支柱10の一方の側面に取り付けられており、支柱10を折りたたんだ状態で収納部11の上面を覆い、トレー5の上面と略同一面となりトレー5をフラット化する。また、例えば支柱10の回動部には、支柱10に起立方向弾性力を付与する図示しない弾性体具備されており、バネアクションによって起立動作及び折りたたみ動作を容易に行うことができるようになっている。

0019

詳細な図示は省略しているが、電気自動車の給電端子に他端を接続する充電用ケーブル7と、建屋1における電源との間には、少なくとも二箇所の電気的な接続部を構成している。その一つは、充電用ケーブル7と充電用プラグ接続部9間の電気的な接続部であり、トレー5上に駐車車両を搭載した際に運転手等の作業者によって接続作業が行われるものである。他の一つは、トレー5の下部に構成した図示しないトレー側接触子と、トレー5を移動して格納スペース4A,4Bへ格納したときトレー側接触子に対応する位置の格納スペース4A,4B側に構成された格納部固定接触子とによって形成した電気的な接触部である。

0020

充電用プラグ接続部9を使用した前者の電気的な接続部を完成させた後、トレー5を移動して格納スペース4A,4Bへ格納すると、トレー5の位置によって機械的にトレー側接触子と格納部固定接触子との接触が完成し、電気自動車のバッテリーが建屋1の電源に接続されたことになる。

0021

次に、電気自動車の駐車車両Aを駐車しながらそのバッテリーの充電を行う場合について説明する。

0022

一般に知られるように、この種の機械式駐車装置は、図1に示した各格納スペース4A〜4Nやリフト装置の床面側に駆動装置やガイドレールがそれぞれ配置されており、トレー5が位置している格納スペースの駆動装置を駆動すると、ガイドレール上を転動するローラまたは車輪によってトレー5を隣接する任意の格納スペース側へ移動することができる構成を有している。

0023

係員または駐車車両Aの運転手等は操作ボタンなどを操作して、駐車しながらバッテリーの充電を行う利用であることを選択する。この選択によって、電気自動車用のトレー5を呼び出すことになる。トレー5を呼び出した時点で、充電用接続器6の支柱10は、図3に示すように、折りたたまれている。この状態で運転手は駐車車両Aを前進させてトレー5上に搭載する。このとき、運転手が駐車車両Aをトレー5上で前進させすぎてしまったとしても、支柱10は折りたたまれていることから特に問題はなく、若干駐車車両Aを後退させることで適切な位置に駐車させることができる。

0024

次いで、係員または駐車車両Aの運転手等の作業者は、図2に示すように、駐車車両Aの前方に位置する充電用接続器6の支柱10を起立させ、充電可能状態とする。この後、電気自動車の車種によっても異なるが、駐車車両Aに搭載される充電用ケーブル7を取り出し、充電用ケーブル7の一端に設けられる接続器側プラグ8を充電用プラグ接続部9に接続するとともに、接続ケーブル7の他端に設けられる車側プラグ13を駐車車両Aの給電端子に接続する。

0025

このように支柱11を起立させた状態で上側となる比較的高い位置に充電用プラグ接続部9が位置する構成としたため、運転手が電気自動車のバッテリーを充電するために充電用ケーブル7を接続する場合、極端にかがみ込んだり座り込んだりした姿勢でなく、楽な姿勢で行えるようになる。

0026

充電用ケーブル7の接続を完了した後、操作部からトレー5を所定位置に格納するための操作を行う。すると、機械式駐車装置が作動して、このトレー5を図1に示した特定の格納スペース4A,4Bへと移動させる。そして、トレー5が図1に示した格納スペース4A,4Bの所定の停止位置まで移動すると、トレー側接触子が対を成す固定側接触子に接触子に接触する。このトレー側接触子と固定側接触子との接触部は、格納スペース4A,4Bへと移動されてくる前に既に完成されていた充電用プラグ接続部9と接続器側プラグ8との接触部に対して直列に接続されて、建屋1の電源に接続されたことになり充電回路が形成される。従って、格納スペース4A,4Bにトレー5が格納されると、電気自動車は駐車されながらバッテリーの充電状態となる。

0027

出庫時、係員または駐車車両Aの運転手等は操作ボタンなどを操作して、電気自動車専用のトレー5を呼び出す。トレー5を呼び出した後、係員または駐車車両Aの運転手等は、充電用ケーブル7の一端に設けられる接続器側プラグ8を充電用プラグ接続部9から取り外すとともに、接続ケーブル7の他端に設けられる車側プラグ13を駐車車両Aの給電端子から取り外し、接続ケーブル7を収納する。次いで、図2に示すように起立している充電用接続器6の支柱10を、図3に示すように折りたたむ。このように支柱10を折りたたむと、支柱10の一方の側面に取り付けられたカバー12により収納部11の上面が覆われ、トレー5上はフラットとなる。この状態で運転手は駐車車両Aを前進させてトレー5上から退いて出庫する。

0028

一方、バッテリーの充電を行う電気自動車の駐車車両が不在で、電気自動車用のトレー5を一般的な駐車車両に割り当てたい状況も想定される。このような場合、図3に示すように、充電用接続器6の支柱10を折りたたんでおく。これによって、トレー5における前後方向の駐車スペースをより大きく取ることができ、従って、より大きな車両を駐車可能とすることができる。

0029

以上説明したように本発明の機械式駐車装置によれば、トレー5に、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部9が取り付けられる可倒式の支柱10を設け、充電時に、支柱10を起立させ、不要時に、支柱10を折りたたむことを特徴とする。

0030

このような構成によれば、運転手が電気自動車のバッテリーを充電するために充電用ケーブル7を接続する場合、極端にかがみ込んだり座り込んだりした姿勢でなく、楽な姿勢で行えるようになる。また、駐車車両Aの移動時に支柱10を折りたたむことで、駐車車両Aの移動時に衝突する虞がないとともに、前進入庫及び前進出庫させるタイプの機械式駐車場装置に対応することができ、かつ充電用接続器6未使用時にトレー5により大きな駐車スペースを確保することができる。

0031

また本発明はトレー5に、支柱10をトレー5の上面より下の位置で収納可能な収納部11を設けるとともに、収納部11の上面を覆うカバー12を備えたことを特徴としている。

0032

このような構成によれば、支柱10を折りたたんだ際に、トレー5上面をフラット化することができる。

0033

また本発明はカバー12が、支柱10の長手方向に沿うように支柱10の一方の側面に取り付けられることを特徴とする。

0034

このような構成によれば、支柱10の折りたたみ動作により同時にカバー12によって収納部11の上面を覆うことができる。

0035

ここで、本発明の第2の実施形態による機械式駐車場ついて説明する。

0036

図4は、2つの充電用接続器6A,6Bおよび充電用ケーブルの飛び出しを防止する突起部14を備えたトレーの平面図、図5は、図4に示した支柱10Bを折りたたんだ状態を示す平面図である。

0037

第2の実施形態による機械式駐車場は、2つの充電用接続器6A,6Bと、トレー5Aの外周部に充電用ケーブル7Aがトレー5Aの外周部から飛び出すのを防止する突起部14が設けられている。

0038

充電用接続器6A,6Bは、駐車車両Bの進入方向に対して前側側方および後ろ側側方の2箇所に配置されており、前述した第1の実施形態に示すものと同じ構造を有している。すなわち、駐車車両Bに付属される充電用ケーブル7Aの一端に設けられる接続器側プラグ8Aが接続可能な充電用プラグ接続部9A,9Bと、起立させたときに上側となる位置に充電用プラグ接続部9A,9Bが設けられる可倒式の支柱10A,10Bとを有している。

0039

トレー5Aには、支柱10A,10Bを折りたたんだときに支柱10A,10Bを収納可能な収納部11A,11Bが設けられている。

0040

支柱10A,10Bには、収納部11A,11Bの上面を覆うカバー12A,12Bが備えられている。

0041

突起部14は、トレー5Aの上面側の外周部、すなわち駐車車両Bの進入方向の両側方、手前部および奥部に固定されている。この突起部14は、ここでは外径が20mm未満の丸鋼、望ましくは外径が15mm以上で20mm未満の丸鋼で構成されて、トレー5Aの表面に溶接されている。この突起部14は、種々の形状や高さ、材質で構成することができるが、いずれの場合も、突起部14のための構造物はトレー5Aの表面に固定される。 また、突起部14は、連続的に延びているのではなく、途中にトレー5Aの中心部から外側に向かって雨水などを流して排出可能な水抜き用切り取り部15を有している。

0042

ここで、前述した第1の実施形態で示した駐車車両Aとは異なる車種の駐車車両Bを駐車しながらそのバッテリーの充電を行う場合について説明する。

0043

係員または駐車車両Bの運転手等は操作ボタンなどを操作して、駐車しながらバッテリーの充電を行う利用であることを選択し、電気自動車用のトレー5Aを呼び出す。トレー5Aを呼び出した時点で、充電用接続器6A,6Bの支柱10A,10Bはそれぞれ、図5に示すように、折りたたまれている。この状態で運転手は駐車車両Bを前進させてトレー5A上に搭載する。なお、トレー5Aの上面側に設けられる突起部14であるが、外径が20mm未満と比較的小径のものであることから、駐車車両Bの移動を妨げるものとはならない。

0044

次いで、係員または駐車車両Bの運転手等の作業者は、図4に示すように、駐車車両Bの後方に位置する充電用接続器6Bの支柱10Bを起立させ、充電可能状態とする。これは駐車車両Bが前述した駐車車両Aとは異なり車両後方に給電端子が設けられている車種だからである。この後、駐車車両Bに搭載される充電用ケーブル7Aを取り出し、充電用ケーブル7Aの一端に設けられる接続器側プラグ8Aを充電用プラグ接続部9Bに接続するとともに、接続ケーブル7Aの他端に設けられる車側プラグ13Aを駐車車両Bの給電端子に接続する。

0045

このように、充電用接続器6A,6Bが、トレー5Aにおける駐車車両Bの進入方向に対して前側および後ろ側の2箇所に設けられていることにより、給電端子が車両の前方にある車種、給電端子が車両の後方にある車種のそれぞれに対応可能とし、駐車時に駐車車両Bの向きの調整を要することなく、前進させてトレー5A上に乗り込み充電用接続器6A,6Bのいずれかに接続することが可能となる。

0046

また、支柱11Bを起立させた状態で上側となる比較的高い位置に充電用プラグ接続部9Bが位置する構成としたため、運転手が電気自動車のバッテリーを充電するために充電用ケーブル7Bを接続する場合、極端にかがみ込んだり座り込んだりした姿勢でなく、楽な姿勢で行えるようになる。

0047

また、このときの作業は、作業者がトレー5Aの上面を歩きながら行われる。このトレー5Aの上面には突起部14が存在しているが、通常のバリアフリーの考えに調和して突起部14の高さ寸法を20mm未満としているため、運転者歩行に悪影響を与えることはなく安全に行われる。また、充電用ケーブル7Bの接続作業時に、充電用ケーブル7Bが振れることがあるが、トレー5Aの外周部に設けられている突起部14に当接することで、トレー5Aの外周部から容易に飛び出すことを阻止する。これによって、充電用ケーブル7Bの一部がトレー5Aの外側に位置した状態でトレー5Aを移動し、他の機器に引っかかるような事態を防ぐことができる。

0048

また、駐車車両Bが雨水やを持ち込んだり、上方部に位置した駐車車両から雨水や雪が落ちて来た場合、トレー5Aの外周部に設けた突起部14が存在するためにトレー5Aの上面側にそれらが溜まることも考えられる。しかし、突起部14には水抜き用切り取り部15が形成されているため、同部から排出され溜まることはない。

0049

充電用ケーブル7Bの接続を完了した後、操作部からトレー5Aを所定位置に格納するための操作を行い、電気自動車を駐車しながらバッテリーの充電を行う。

0050

出庫時、係員または駐車車両Bの運転手等は操作ボタンなどを操作して、電気自動車専用のトレー5Aを呼び出す。トレー5Aを呼び出した後、係員または駐車車両Bの運転手等は、充電用ケーブル7Aの一端に設けられる接続器側プラグ8Aを充電用プラグ接続部9Bから取り外すとともに、接続ケーブル7Aの他端に設けられる車側プラグ13Aを駐車車両Bの給電端子から取り外し、接続ケーブル7Aを収納する。次いで、図4に示すように起立している充電用接続器6Bの支柱10Bを、図5に示すように折りたたむ。この状態で運転手は駐車車両Bを前進させてトレー5上から退いて出庫する。なお、充電用接続器6Aの支柱10Aは折りたたまれた状態でトレー5Aが呼び出されることから、充電用接続器6Bの支柱10Bを折りたたむことなく駐車車両Bを出庫させることはできるが、次の駐車車両の入庫時に備えて充電用接続器6Bの支柱10Bを折りたたむ。

0051

以上説明したように本発明の機械式駐車装置によれば、可倒式の支柱10A,10Bを有する充電用接続器6A,6Bを、トレー5Aにおける駐車車両Bの進入方向に対して前側および後ろ側のそれぞれに配置したことを特徴とする。

0052

このような構成によれば、給電端子が車両の前方にある車種、給電端子が車両の後方にある車種のそれぞれに対応可能とし、駐車時に駐車車両Bの向きの調整を要することなく、前進させてトレー5A上に乗り込み充電用接続器6A,6Bのいずれかに接続することができる。また、駐車車両Bの移動時に支柱10A,10Bを折りたたむことで、駐車車両Bの移動を妨げたり、支柱10A,10Bに衝突したりすることがないとともに、前進入庫及び前進出庫させるタイプの機械式駐車場装置に対応することができる。

0053

以上、本発明の機械式駐車装置の実施形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の機械式駐車装置は、前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。

0054

5,5Aトレー
6,6A,6B充電用接続器
7,7A充電用ケーブル
8,8A 接続器側プラグ
9,9A,9B充電用プラグ接続部
10,10a,10B支柱
11,11A,11B収納部
12、12A,12Bカバー
13,13A 車側プラグ

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