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技術 ストリーム配信システムおよびストリーム配信方法

出願人 ヒロテック株式会社
発明者 波多野直宏
出願日 2018年3月14日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2018-047308
公開日 2019年9月19日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-161513
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 停止リクエスト 方向指示表示 取得エラー リクエストパラメータ 受信履歴データ 放送法 丸数字 送信負荷
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月19日)のものです。
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図面 (13)

課題

専用の機能を組み込んだSTBや特別なテレビ受信機を用いることなく、既存の受信端末側からユニキャスト配信の開始のトリガー発行する。

解決手段

ストリーム配信システムは、テレビ受信機300からのストリームのユニキャスト配信要求に基づいて当該ストリームの要求を通信ネットワーク上に送信するとともに、通信ネットワーク経由で受信したストリームをRF信号に変換するIP/RF変換ユニット200と、要求されたストリームを通信ネットワークを介してIP/RF変換ユニット200へ送出する送出装置100とを備える。テレビ受信機300は、ストリーム選択画面の情報、および、ストリームのユニキャスト配信要求を発生するための情報を含むBMLコンテンツに基づいて、ストリーム選択画面を表示するとともに、ストリーム選択画面において選択されたストリームのユニキャスト配信要求をIP/RF変換ユニット200に対して発生する。

概要

背景

本出願人は、インターネットのような通信ネットワークを介して伝送IP伝送)されるTSストリームのようなストリームデータを受信し、これをRF変調して出力するIP/RF変換ユニット(NBC9000)を開発し、販売している(非特許文献1)。

従来、デジタル放送光回線で配信するには映像用回線終端装置(VONU)を用いるのが一般的であったが、このIP/RF変換ユニットはIP伝送により配信されるTS(トランスポートストリームパケットをISDB−T方式で直交周波数分割多重(OFDM: Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調し、宅内の既存のRF信号と混合して、テレビ受信機映像を映すことができる。これにより、例えば、地上デジタル放送空きチャンネルを利用することで、STBの専用リモコンを用いることなく、受信したストリームを他の放送番組と同様にテレビ受信機のリモコン選局することができるようになる。

このようなIP/RF変換ユニットを用いることにより、ケーブルテレビジョンCATV)の伝送路であるケーブルではなく次世代ネットワーク(NGN)のような通信ネットワークを利用したIP伝送によって、いわゆるコミュニティチャンネルのような地域の生活に密着した情報をストリームデータとして配信することができる。コミュニティチャンネルは、一般に、地元情報、地域イベント、地域スポーツ特番、地域で活躍する人の人物紹介などを内容とする自主(オリジナル放送である。

概要

専用の機能を組み込んだSTBや特別なテレビ受信機を用いることなく、既存の受信端末側からユニキャスト配信の開始のトリガー発行する。ストリーム配信システムは、テレビ受信機300からのストリームのユニキャスト配信要求に基づいて当該ストリームの要求を通信ネットワーク上に送信するとともに、通信ネットワーク経由で受信したストリームをRF信号に変換するIP/RF変換ユニット200と、要求されたストリームを通信ネットワークを介してIP/RF変換ユニット200へ送出する送出装置100とを備える。テレビ受信機300は、ストリーム選択画面の情報、および、ストリームのユニキャスト配信要求を発生するための情報を含むBMLコンテンツに基づいて、ストリーム選択画面を表示するとともに、ストリーム選択画面において選択されたストリームのユニキャスト配信要求をIP/RF変換ユニット200に対して発生する。

目的

本発明は、このような背景においてなされたものであり、その目的は、専用の機能を組み込んだSTBや特別なテレビ受信機を用いることなく、既存の受信端末側からユニキャスト配信の開始のトリガーを発生することができるストリーム配信システムおよびストリーム配信方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通信ネットワーク経由ストリームユニキャスト配信を行うストリーム配信システムであって、テレビ受信機からのストリームのユニキャスト配信要求に基づいて当該ストリームの要求を前記通信ネットワーク上に送信するとともに、通信ネットワーク経由で受信したストリームをRF信号に変換するIP/RF変換ユニットと、前記IP/RF変換ユニットから要求されたストリームを通信ネットワークを介して前記IP/RF変換ユニットへ送出する送出装置とを備え、前記テレビ受信機は、ストリーム選択画面の情報、および、ストリームのユニキャスト配信要求を発生するための情報を含むBMLコンテンツに基づいて、ストリーム選択画面を表示するとともに、前記ストリーム選択画面において選択されたストリームのユニキャスト配信要求を前記IP/RF変換ユニットに対して発生するストリーム配信システム。

請求項2

前記ストリームは少なくとも映像データを含むTSストリームである請求項1に記載のストリーム配信システム。

請求項3

前記BMLコンテンツは前記IP/RF変換ユニットからデータ放送により前記テレビ受信機へ提供される請求項1または2に記載のストリーム配信システム。

請求項4

前記テレビ受信機は、前記ストリームの受信中に前記IP/RF変換ユニットへ所定のメッセージ周期的に出力し、前記IP/RF変換ユニットは、前記テレビ受信機からの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記テレビ受信による前記ストリームの再生中止されたと判断して、前記ストリームのRF信号の出力を停止する請求項1から3のいずれかに記載のストリーム配信システム。

請求項5

前記IP/RF変換ユニットは、前記RF信号の出力中に前記出力装置へ所定のメッセージを周期的に出力し、前記送出装置は、前記IP/RF変換ユニットからの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記IP/RF変換ユニットの動作が停止したと判断して、前記ストリームのユニキャスト配信を停止する請求項1から4のいずれかに記載のストリーム配信システム。

請求項6

通信ネットワーク経由でIP/RF変換ユニットを介してストリームのユニキャスト配信を行うストリーム配信方法であって、IP/RF変換ユニットが、ストリーム選択画面を表示するためのBMLコンテンツを、データ放送としてテレビ受信機へ送出するステップと、前記テレビ受信機が、受信した前記BMLコンテンツに基づいてストリーム選択画面を表示するステップと、前記テレビ受信機が、前記ストリーム選択画面でユーザの指示に基づいて選択されたストリームのユニキャスト配信を前記IP/RF変換ユニットへ要求するステップと、前記IP/RF変換ユニットが前記要求されたストリームのユニキャスト配信を送出装置へ要求するステップと、前記送出装置が、前記要求されたストリームをIPデータとして前記IP/RF変換ユニットへ送出するステップと、前記IP/RF変換ユニットが、受信した前記IPデータをRF信号に変換するステップと、前記テレビ受信機が、前記RF信号を受信してストリームを再生するステップとを備えたストリーム配信方法。

請求項7

BMLサーバが、通信ネットワーク経由で、前記BMLコンテンツを前記IP/RF変換ユニットへ送出するステップをさらに備えた請求項6に記載のストリーム配信方法。

請求項8

前記テレビ受信機が、前記ストリームの受信中に前記IP/RF変換ユニットへ所定のメッセージを周期的に出力するステップと、前記IP/RF変換ユニットが、前記テレビ受信機からの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記テレビ受信による前記ストリームの再生が中止されたと判断して、前記ストリームのRF信号の出力を停止するステップとをさらに備えた請求項6または7に記載のストリーム配信方法。

請求項9

前記IP/RF変換ユニットが、前記RF信号の出力中に前記出力装置へ所定のメッセージを周期的に出力するステップと、前記送出装置が、前記IP/RF変換ユニットからの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記IP/RF変換ユニットの動作が停止したと判断して、前記ストリームのユニキャスト配信を停止するステップとをさらに備えた請求項6、7または8に記載のストリーム配信方法。

技術分野

0001

本発明は、映像音声等のストリームデータを配信するストリーム配信システムおよびストリーム配信方法に関する。

背景技術

0002

本出願人は、インターネットのような通信ネットワークを介して伝送IP伝送)されるTSストリームのようなストリームデータを受信し、これをRF変調して出力するIP/RF変換ユニット(NBC9000)を開発し、販売している(非特許文献1)。

0003

従来、デジタル放送光回線で配信するには映像用回線終端装置(VONU)を用いるのが一般的であったが、このIP/RF変換ユニットはIP伝送により配信されるTS(トランスポートストリームパケットをISDB−T方式で直交周波数分割多重(OFDM: Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調し、宅内の既存のRF信号と混合して、テレビ受信機に映像を映すことができる。これにより、例えば、地上デジタル放送空きチャンネルを利用することで、STBの専用リモコンを用いることなく、受信したストリームを他の放送番組と同様にテレビ受信機のリモコン選局することができるようになる。

0004

このようなIP/RF変換ユニットを用いることにより、ケーブルテレビジョンCATV)の伝送路であるケーブルではなく次世代ネットワーク(NGN)のような通信ネットワークを利用したIP伝送によって、いわゆるコミュニティチャンネルのような地域の生活に密着した情報をストリームデータとして配信することができる。コミュニティチャンネルは、一般に、地元情報、地域イベント、地域スポーツ特番、地域で活躍する人の人物紹介などを内容とする自主(オリジナル放送である。

先行技術

0005

超小型IP変調器を開発 〜光コラボによるコミュニティーチャンネルの新たな伝送〜:http://www.hirotech.com/wp/wp−content/uploads/2016/07/4640f9c49ed96af229789c10adba43801.pdf

発明が解決しようとする課題

0006

上述したようなIP/RF変換ユニットによるストリーム配信では、マルチキャストを利用することにより、ストリームを配信する配信サーバ受信端末個数に依存せず、1本のストリーム(パケット流)のみを送信すれば足りるので、送信負荷が小さくなるという利点が得られる。

0007

しかしながら、マルチキャスト配信は「放送」に該当し、放送法による制限を受けるという問題がある。すなわち、マルチキャスト配信では、通信回線優先制御が必要となり、コスト面や通信事業者での対応不可などの問題があり、実現が困難な場合がある。

0008

一方、ユニキャスト配信は、配信サーバから個々の受信端末へストリームを送信するもので、配信サーバの送信負荷が問題とならないような用途や環境であれば、放送法の制限は受けないので好ましいと言える。しかし、ユニキャスト配信では、各受信端末から配信サーバへストリームのユニキャスト配信を要求(リクエスト)するトリガーを発生する必要がある。

0009

従来のストリームのユニキャスト配信では、そのようなトリガーを発生するための専用の機能を組み込んだセットトップボックス(STB)や当該機能を内蔵したテレビ受信機を用意する必要があった。

0010

本発明は、このような背景においてなされたものであり、その目的は、専用の機能を組み込んだSTBや特別なテレビ受信機を用いることなく、既存の受信端末側からユニキャスト配信の開始のトリガーを発生することができるストリーム配信システムおよびストリーム配信方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明によるストリーム配信システムは、通信ネットワーク経由でストリームのユニキャスト配信を行うストリーム配信システムであって、IP/RF変換ユニットと、送出装置とを備える。IP/RF変換ユニットは、テレビ受信機からのストリームのユニキャスト配信要求に基づいて当該ストリームの要求を前記通信ネットワーク上に送信するとともに、通信ネットワーク経由で受信したストリームをRF信号に変換する。送出装置は、前記IP/RF変換ユニットから要求されたストリームを通信ネットワークを介して前記IP/RF変換ユニットへ送出する。テレビ受信機は、ストリーム選択画面の情報、および、ストリームのユニキャスト配信要求を発生するための情報を含むBMLコンテンツに基づいて、ストリーム選択画面を表示するとともに、前記ストリーム選択画面において選択されたストリームのユニキャスト配信要求を前記IP/RF変換ユニットに対して発生する。

0012

前記ストリームは、例えば、少なくとも映像データを含むTSストリームである。

0013

前記BMLコンテンツは、一態様として、前記IP/RF変換ユニットからデータ放送により前記テレビ受信機へ提供される。

0014

前記テレビ受信機は、前記ストリームの受信中に前記IP/RF変換ユニットへ所定のメッセージ周期的に出力し、前記IP/RF変換ユニットは、前記テレビ受信機からの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記テレビ受信による前記ストリームの再生中止されたと判断して、前記ストリームのRF信号の出力を停止することができる。

0015

前記IP/RF変換ユニットは、その一態様として、前記RF信号の出力中に前記出力装置へ所定のメッセージを周期的に出力し、前記送出装置は、前記IP/RF変換ユニットからの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記IP/RF変換ユニットの動作が停止したと判断して、前記ストリームのユニキャスト配信を停止することができる。

0016

本発明によるストリーム配信方法は、通信ネットワーク経由でIP/RF変換ユニットを介してストリームのユニキャスト配信を行うストリーム配信方法であって、
IP/RF変換ユニットが、ストリーム選択画面を表示するためのBMLコンテンツを、データ放送としてテレビ受信機へ送出するステップと、
前記テレビ受信機が、受信した前記BMLコンテンツに基づいてストリーム選択画面を表示するステップと、
前記テレビ受信機が、前記ストリーム選択画面でユーザの指示に基づいて選択されたストリームのユニキャスト配信を前記IP/RF変換ユニットへ要求するステップと、
前記IP/RF変換ユニットが前記要求されたストリームのユニキャスト配信を送出装置へ要求するステップと、
前記送出装置が、前記要求されたストリームをIPデータとして前記IP/RF変換ユニットへ送出するステップと、
前記IP/RF変換ユニットが、受信した前記IPデータをRF信号に変換するステップと、
前記テレビ受信機が、前記RF信号を受信してストリームを再生するステップと
を備えたものである。

0017

この構成において、BMLサーバが、通信ネットワーク経由で、前記BMLコンテンツを前記IP/RF変換ユニットへ送出するステップをさらに備えてもよい。

0018

前記テレビ受信機が、前記ストリームの受信中に前記IP/RF変換ユニットへ所定のメッセージを周期的に出力するステップと、前記IP/RF変換ユニットが、前記テレビ受信機からの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記テレビ受信による前記ストリームの再生が中止されたと判断して、前記ストリームのRF信号の出力を停止するステップとをさらに備えてもよい。

0019

このストリーム配信方法は、前記IP/RF変換ユニットが、前記RF信号の出力中に前記出力装置へ所定のメッセージを周期的に出力するステップと、前記送出装置が、前記IP/RF変換ユニットからの前記所定のメッセージを受信し、前記所定のメッセージの受信が所定の時間途絶えたとき、前記IP/RF変換ユニットの動作が停止したと判断して、前記ストリームのユニキャスト配信を停止するステップとをさらに備えてもよい。

発明の効果

0020

本発明によれば、専用の機能を組み込んだSTBや特別なテレビ受信機を用いることなく、既存の受信端末側からユニキャスト配信の開始のトリガーを発生することができる。よって、テレビ受信機のリモコンのみでの操作が可能となる。

0021

また、受信端末側からのトリガーでストリームの選択を行えるので、同じチャンネルで複数のストリームのうちの一つを選択することができる。

0022

また、周期的に発生する受信中通知を利用することにより、ユーザからの視聴状態を把握し、視聴が終了した場合はユニキャストを停止し、ネットワーク回線帯域の有効活用を図ることができる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の実施形態によるストリーム配信システムの概要を説明するための図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムのより具体的なシステム構成例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムにおけるテレビ受信機でのストリーム(番組またはコンテンツ)の視聴に関する画面遷移例を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムにおけるテレビ受信機のストリーム選択画面の画面例(表示例)を示す図である。
本発明の実施形態に係る受信端末のトップ画面での内部処理の一例の概略フローを示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでの視聴開始時の各部の間の概略のやりとりを表したシーケンス図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでの視聴中(ストリーム受信中)の各部の間の概略のやりとりを例示したシーケンス図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでの視聴開始時の各部の間の詳細なやりとりを例示したシーケンス図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでのテレビ受信機におけるチャンネル切り替え時等(電源FFも含む)による視聴終了時の各部の間の概略のやりとりを例示したシーケンス図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでのIP/RF変換ユニットの動作停止による視聴終了時の各部の間の概略のやりとりを例示したシーケンス図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでのテレビ受信機におけるトップ画面でエラーが発生したときの処理に関するシーケンス図である。
本発明の実施形態に係るストリーム配信システムでのリクエストエラー時の処理に関するシーケンス図である。

実施例

0024

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

0025

図1により、本実施形態によるストリーム配信システムの概要を説明する。

0026

このシステムは、通信ネットワーク経由でストリームのユニキャスト配信を行うストリーム配信システムであって、概して、送出装置100と、IP/RF変換ユニット200と、受信端末であるテレビ受信機300とを備えて構成される。

0027

IP/RF変換ユニット200は、テレビ受信機300からのストリームのユニキャスト配信要求に基づいて当該ストリームの要求を通信ネットワーク上に送信するとともに、通信ネットワーク経由で受信したストリームをRF信号に変換する機能を有する。このIP/RF変換ユニット200としては、例えば、本出願人に係る製品(NBC9000)を利用することができる。

0028

送出装置100は、IP/RF変換ユニット200から要求されたストリームを通信ネットワークを介してIP/RF変換ユニット200へ送出する装置であり、例えば、メディアサーバや配信サーバの機能を有する。

0029

テレビ受信機300は、データ放送対応の既存のテレビ受信機であり、ストリーム選択画面の情報、および、ストリームのユニキャスト配信要求(リクエスト)を発生するための情報を含むBML(Broadcast Markup Language)コンテンツに基づいて、ストリーム選択画面を表示するとともに、ストリーム選択画面において選択されたストリームのユニキャスト配信要求を発生する機能を有する。本実施形態における「ストリーム」は、少なくとも映像データを含むMPEG−2 TS(Transport Stream)ストリームである。

0030

BMLコンテンツはIP/RF変換ユニット200からデータ放送によりテレビ受信機300へ提供される。このBMLコンテンツはIP/RF変換ユニット200自身が保持しておいてもよいし、BMLサーバのような外部の装置から通信ネットワーク経由で受信してもよい。

0031

図1を用いて、ストリーム配信システムの概略のシステム動作を説明する。図中の丸数字は動作の順序を示している。

0032

このシステムは、リアルタイム番組の視聴を想定している。例えば送出装置100側ではCATVのコミュニティチャンネルを常時配信しており、ユーザがコミュニティチャンネルを視聴することが主の利用目的の場合、毎回視聴する度に選局するのであればユーザは煩雑に感じる。そこで、一度選択していれば前回視聴していたコミュニティチャンネルを受信し、その後、他の放送を受信したい場合はDボタンのデータ放送で選択するものとする。すなわち、基本的に最後に選択していたストリームを再度受信するようにしている。但し、この代わりに、お気に入り等で毎回固定のストリームを選択するようにすることも可能である。

0033

IP/RF変換ユニット200は、データ放送を出力し、ストリーム選択画面320を表示させる(1)。ユーザは、テレビ受信機300に付属しているリモコン321を使用して、視聴したい番組(TSストリーム)を選択する(2)。テレビ受信機300はいずれか1つのTSストリームが選択されると、データ放送のPOST機能を使用してIP/RF変換ユニットに対してTSストリームのリクエストを送信する(3)。

0034

IP/RF変換ユニット200は、テレビ受信機300からのリクエストを受信すると、送出装置100に対して当該TSストリームを要求(リクエスト)する(4)。送出装置100はその要求に応じて、当該IP/RF変換ユニット200宛てにTSストリームの送信を開始する(5)。IP/RF変換ユニット200は受信したTSストリームを変調してテレビ受信機300に出力する(6)。これにより、テレビ受信機300の画面に当該TSストリームの映像329が表示される。

0035

TSストリームを変更する場合は、リモコン321のDボタンでストリーム選択画面を表示して、他のTSストリームを選択し、IP/RF変換ユニット200を介して送出装置100へそ配信要求発行する。また、テレビ受信機300の物理チャンネル変更時に以前のTSストリーム受信履歴がある場合は、視聴者の利便性を考えて以前受信していたTSストリームをデフォルトで受信するようにしてもよい。

0036

図2に、本実施の形態におけるストリーム配信システムのより具体的なシステム構成例を示す。

0037

送出装置100は、上述したとおり、IP/RF変換ユニット200からのリクエストによりユニキャストでストリームのIPパケットを送出する。より具体的には、TSoverIP機能により1つ以上のTSストリームをIP出力する。送出装置100は基本的には1台で足りるが、この構成例では、上述した送出装置100を複数台備えている場合を示している。これにより、同時に配信可能な番組の数を増加させることができる。

0038

また、このシステム構成では、送出装置100に対して1台のBMLサーバ110を併置している。このBMLサーバ110も通信ネットワーク150に接続されている。BMLサーバ110は、IP/RF変換ユニット200が受信するTSストリームを選択するために使用するデータ放送のBMLコンテンツを生成するサーバである。このBMLコンテンツは、IP/RF変換ユニット200を介してテレビ受信機300へ提供される。

0039

送出装置100は、構成によってはBMLサーバ110と同一筐体運用する場合もありうる。ストリームの配信先であるユーザの宅内(または施設内)においては少なくとも1台の受信端末が設置される。

0040

図2の例では、少なくとも地上デジタル放送の受信機能を有する複数台のテレビ受信機300を備えている場合を示している。そのうちの少なくとも1台は、データ放送対応、かつIP接続対応であり、IP/RF変換ユニット200と通信経路(例えばLAN)により接続される。例えば、RJ−45端子を介してネットワークに接続され、IP/RF変換ユニットとTCP/IPで通信が可能である。

0041

この例では、ルータ210と、IP/RF変換ユニット200と、少なくとも1台のテレビ受信機300とがスイッチ(ネットワークスイッチ)230により相互に接続されている。

0042

ルータ210はインターネットまたはNGNのような通信ネットワーク150に接続されている。

0043

IP/RF変換ユニット200は、上述のとおり、テレビ受信機300からのストリームのユニキャスト配信要求に基づいて当該ストリームのユニキャスト配信要求を通信ネットワークの送出装置100に対して送信するとともに、通信ネットワーク経由で受信したストリームをRF信号に変換する機能を有する。より具体的には、IP通信で受信したTSパケットをOFDM変換してRF出力する。これにより、限られたRF出力(例えば最大3ch)の各チャンネルで選択的に複数の番組を視聴可能となる。

0044

IP/RF変換ユニット200のRF出力は、分配器310で複数台のテレビ受信機300へ接続されている。したがって、複数台のテレビ受信機300のうちの1台は、ネットワーク接続機能を有さなくても、他のテレビ受信機300が選択した番組を視聴することができる。

0045

IP/RF変換ユニット200は、また、データ放送(BMLコンテンツ)の送出機能を有する。ここでは、BMLコンテンツはBMLサーバ110から取得(かつ保存)するが、上記のとおり、IP/RF変換ユニット200自身で生成するようにしてもよい。

0046

なお、ルータ210およびスイッチ230は、システム内でIP通信に使用するための一般的なネットワーク機器であり、それらの機能については既知であり、特に詳述しない。IP/RF変換ユニット200の設置位置は図示のような位置に限定されるものではなく、例えば、ルータ210の外側に存在する場合もありえる。

0047

ここで、本実施形態におけるテレビ受信機300の画面、特にデータ放送に係る画面の遷移について説明する。

0048

データ放送に係る画面としては、次のような画面があり、ユーザの操作や状況に応じて画面が遷移する。
(1)トップ画面: IP/RF変換ユニットが出力する物理チャンネルを選局すると初めに表示される画面。 トップ画面に表示される映像としては、IP/RF変換ユニット200が内部に保持したデフォルトの映像としてもよいし、すでにユニキャストでTSストリームを受信中であればその映像としてもよい。例えば、黒画面でテレビ受信機300の不揮発性メモリ記憶内容を確認し、TSストリームの選択履歴の有無により遷移画面を変更することもできる。
(2)ストリーム選択画面: ユーザの入力操作により、テレビ受信機300が受信するTSストリームを選択するための画面。
(3)視聴画面:視聴中(ストリーム受信中)の画面
全画面で映像(動画)を表示する画面であり、その裏側でIP/RF変換ユニット200に視聴中メッセージが送信される。

0049

図3により、本システムでのテレビ受信機300でのTSストリーム(番組またはコンテンツ)の視聴に関する画面遷移例を説明する。

0050

視聴はデータ放送に基づいてトップ画面を表示することから開始する。データ放送のBMLコンテンツは、上述したように、配信サーバから取得するか、または、IP/RF換ユニット200に固定で保持する。

0051

トップ画面で、受信履歴なし、かつ(and)、他受信端末での受信なし、の場合に「ストリーム選択画面」へ移行する。受信履歴がある場合、または、他受信端末が受信中の場合、「視聴画面」へ移行する。

0052

「受信履歴あり」か否かの判断は、テレビ受信機300において、過去に或るTSストリームを受信したことが記憶されている場合に、自動的に、同TSストリームの視聴へ移行することを意図したものである。これにより、ユーザの新たなストリーム選択操作を省略することができる。

0053

また、「他の受信端末での受信あり」か否か判断は、同じ分配器310(図2)から同じRF信号を受信している他の受信端末が存在する場合にその受信端末が何らかのTSストリームを受信中であれば、そのTSストリームの視聴へ移行することを意図したものである。この場合にも、ユーザの新たなストリーム選択操作を省略することができる。

0054

勿論、このようなTSストリームの自動選択を行うことなく、常に、ストリーム選択画面へ移行してユーザにTSストリームの選択を行わせるようにすることも可能である。

0055

ストリーム選択画面において、ユーザのリモコン操作によるストリーム選択操作が行われたとき、BMLコンテンツに基づいて、テレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200を経由して送出装置100(配信サーバ)に配信リクエストを送信し、送出装置100が当該TSストリームのユニキャスト配信を開始する。その結果、ストリーム受信が成功したとき、そのストリームを全画面表示する「視聴画面」へ移行する。この際、テレビ受信機300において受信履歴データ更新する。

0056

視聴中は周期的にテレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200へ受信中通知(すなわち視聴中メッセージまたは所定のメッセージ)を送信する。この「受信中通知」には当該テレビ受信機300の識別情報が含まれている。IP/RF変換ユニット200は、どのテレビ受信機300がどのTSストリームを受信しているかを管理(記憶)している。

0057

チャンネル切り替えやテレビ受信機300の電源OFFにより受信通知が一定期間送信されない場合、IP/RF変換ユニット200は送出装置100(配信サーバ)に停止リクエストを送信してTSストリーム配信を停止する。このように、ユーザからの視聴状態を把握し、視聴が終了した場合はユニキャスト配信を停止し、ネットワーク回線帯域の有効活用を図ることができる。

0058

同様にIP/RF変換ユニット200から送出装置100(配信サーバ)に対しても受信中通知(すなわち視聴中メッセージ)を送信する。この視聴中メッセージには受信中のTSストリームの識別情報、およびIP/RF変換ユニットの識別情報が含まれている。

0059

IP/RF変換ユニット200の電源OFF等により、送出装置100(配信サーバ)が一定期間IP/RF変換ユニット200から受信中通知を受信できない場合も、同様にTSストリーム配信を停止する。

0060

これら受信中通知は、テレビ受信機300での視聴の終了を判定するために使用する。

0061

なお、他の視聴終了方法として、受信中通知を周期的に送出するのではなく、チャンネル変更時に「視聴終了メッセージ」を送出する方法もありうる。この場合、突発的な視聴終了(例えばテレビの電源を抜く)の場合に視聴の終了を検知できなくなる反面、テレビ受信機300は周期的な受信中通知の処理を実行しなくて済む。

0062

視聴画面において、リモコンの所定の操作(例えばDボタン押下)が行われた場合、ストリーム選択画面へ戻る。

0063

図4に、本実施形態におけるストリーム配信システムにおけるテレビ受信機300のストリーム選択画面の画面例(表示例)を示す。

0064

この画面320には、左側の主要部に、番組のテキスト静止画、動画を表示する番組イメージ表示エリア328が設けられる。この番組イメージ表示エリア328の右側に、ユーザがTSストリームを選択するための操作ガイダンス部が表示される。

0065

操作ガイダンス部は、選択したストリーム識別情報324、操作方向指示表示322,323、メッセージボックス325を含む。操作方向指示表示322,323はリモコン十字キー上下キーに対応した例を示しているが、左右キーに対応するものであってもよい。このような方向キーでの選択を確定するためには、リモコン321の決定ボタン等を利用することができる。メッセージボックス325には、ユーザへの操作ガイダンスや、処理NG発生時のメッセージ、等を表示する。

0066

さらに、画面320の下部に、リモコンの色ボタンに対応した4個の指示表示327が配置されている。この例では、4つの色ボタンに、選択候補のTSストリームが割り当てられた例を示している。勿論、4個の指示表示327には他の機能、例えば、番組表録画予約等の機能を割り当ててもよい。

0067

図5に、受信端末のトップ画面での内部処理の一例の概略フローを示す。ここでいう「内部処理」とは受信端末内のデータ放送処理部(図示せず)でのBMLコンテンツで与えられたスクリプトコンピュータプログラム)の実行処理のことである。受信端末には、テレビ受信機の他、録画機器を含む。

0068

まず、受信端末は、自己がデータ放送対応の録画機器か否かを判断する(S1)。この判断は自己の内部情報に基づいて行うことができる。「データ放送対応の録画機器」であれば、視聴中画面へ移行する(S9)。そうでなければ、B−CASチェックへ移行する(S2)。

0069

録画機器が受信中のTSストリームの録画を行う場合、録画設定後はシステムが自動で受信を開始するためユーザ操作を必要としない。そのため、視聴中画面に遷移するようにしている。

0070

ステップS2のB−CASチェックでは、B−CASカードが挿入済か否かをチェックする。B−CASカードが未挿入かつDボタンが押下されたとき、B−CAS未挿入のメッセージ表示が行われる(S2N)。B−CASカードが挿入済の場合には、LAN接続チェックへ移行する(S3)。この受信端末がLAN未接続の場合、LAN未接続のメッセージ表示が行われ(S3N)、視聴中画面へ移行する(S9)。

0071

LAN接続がなされている場合、イベントメッセージ取得へ移行する(S4)。イベントメッセージを取得するまでは待機する。イベントメッセージはデータ放送の一機能である。本実施形態では、IP/RF変換ユニット200から送出するデータ放送のデータとして、ストリーム選択画面のBMLコンテンツと、IP/RF変換ユニットへのアクセス方法記述したもの(シーケンス図で「イベントメッセージ(IP/RF変換ユニット URL、ストリームID)」として記述)の2つがある。前者のBMLコンテンツはシステム内で別のユーザ宅であっても共通で使用するものであり比較的大きなデータになる。これに対して、後者はユーザのネットワーク環境契約内容で変更するものであり、比較的小さなデータとなる。システム運用時では小さなデータであるイベントメッセージのみを変更するようにし、各ユーザの環境に対応できるようにする。例えば、IP/RF変換ユニット200へアクセスするためのURL(IPアドレス)はユーザの環境(固定IPやDHCP等の違い)に応じて対応する必要がある。IP/RF変換ユニット URL、ストリームID等はイベントメッセージで各ユーザへ配信する。イベントメッセージはRF経由のデータ放送で送信する。そのため、同ユーザに複数のテレビ受信機300がある場合にはその全てのテレビ受信機300へ同時に配信される。イベントメッセージに含まれるストリームIDは、配信対象のすべての番組のストリームIDであり、ストリーム(番組)の選択肢になる。

0072

なお、イベントメッセージは通例、イベント発生時のみの配信が主目的となるが、周期的に送信を行うこともできるため、本システムでは周期的にイベントメッセージの配信を行う。周期的とは、所定の時間間隔(例えば、100ミリ秒、1秒、10秒、60秒等)を想定している。

0073

テレビ受信機300は、イベントメッセージを受信したとき、IP/RF変換ユニット200が受信中のストリーム(ストリームID)を確認する(S5)。

0074

その後、「他の端末で受信あり」の場合(S6)、その旨のメッセージ表示を行い(S6N)、視聴中画面へ移行する(S9)。

0075

「他の端末で受信なし」の場合(S6)、「自端末での受信履歴あり」であれば、その旨のメッセージ表示を行い(S7N)、視聴中画面へ移行する(S9)。「自端末での受信履歴なし」であれば、ストリーム選択画面へ移行する(S8)。

0076

図6に、本システムでのテレビ受信機300の視聴開始時の各部の間の概略のやりとりを表したシーケンス図を示す。

0077

まず、視聴者が、テレビ受信機300に対してリモコン321を用いて、データ放送の選局を行う(S11)。これにより、テレビ受信機300にデータ放送に基づくストリーム選択画面が表示され、視聴者がリモコン321を用いて、希望のストリームの選択を行う(S12)。これに応じてテレビ受信機300は、IP経由でIP/RF変換ユニット200へ当該ストリームの配信リクエストを発行する(S13)。この配信リクエストを受けたIP/RF変換ユニット200は、IP経由で送出装置100に対して配信リクエストを発行する(S14)。

0078

この配信リクエストに応じて、送出装置100は、要求されたTSストリーム(TSパケット)をIP経由でIP/RF変換ユニット200へユニキャスト配信する(S15)。IP/RF変換ユニット200は、受信したTSストリームをRF経由でテレビ受信機300へ送信する(S16)。

0079

図7に、本システムでの視聴中(ストリーム受信中)の各部の間の概略のやりとりを例示したシーケンス図を示す。

0080

テレビ受信機300は、視聴中すなわちストリーム受信中、IP経由で受信中通知をIP/RF変換ユニット200へ周期的に送信する(S23,S27)。これに応じて、IP/RF変換ユニット200は送出装置100へ受信中通知を送信する(S24,S28)。送出装置100は、IP/RF変換ユニット200から受信中通知を受けている間、IP/RF変換ユニット200に対して継続的にTSストリームを送信する(S21,S22,S25,S26,S29,S30,…)。これにより、送出装置100は、当該TSストリームの視聴が継続して行われていることを認識することができる。

0081

図8に、本システムでのテレビ受信機300の視聴開始時の各部の間の詳細なやりとりを例示したシーケンス図を示す。

0082

まず、IP/RF変換ユニット200はRF経由でテレビ受信機300へBMLコンテンツおよびイベントメッセージを送出する(S31,S32)。この例では、イベントメッセージは、IP/RF変換ユニット200のURL(アクセス情報)およびストリームID(ストリーム識別情報)を含む。テレビ受信機300はこのイベントメッセージを保存する。

0083

視聴者がリモコン321でIP/RF変換ユニット200の出力チャンネル選局の指示を行うと(S33)、テレビ受信機300は、所定のトップ画面を表示するとともに(S34)、上述したようなB−CASチェック(S35)およびLAN接続チェック(S36)を実行し、IP/RF変換ユニット200に対して、IP経由で受信ストリーム取得リクエストを発行する(S37)。

0084

これに基づいて、IP/RF変換ユニット200が当該受信端末の管理を行う。すなわち、どの受信端末がどのTSストリームを受信しているかを管理する。「受信ストリーム取得リクエスト」はIP/RF変換ユニット200が受信中のストリームがないかを受信端末がIP/RF変換ユニット200へ問い合わせるものである。

0085

テレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200への受信ストリーム取得リクエストには、当該テレビ受信機300が装着しているB−CASカードID(B−CAS番号)を含める。本実施形態では、このB−CASカードIDはIP/RF変換ユニット200に保存され、テレビ受信機300からの接続があったことの履歴を残すために用いられる。基本的に、テレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200へ送信する全データにB−CASカードIDが含められる。

0086

受信ストリーム取得リクエストを受けたIP/RF変換ユニット200は、それに対する応答として、IP経由で、当該テレビ受信機300へ受信ストリーム取得リクエストAckを返す(S38)。この応答には、当該IP/RF変換ユニット200が受信しているストリームの識別情報(ID)が含まれる。受信中のストリームがない場合、IP/RF変換ユニット200は未受信であることを返す。

0087

テレビ受信機300において現在受信中のTSストリームが存在しない場合、ストリーム選択履歴があれば、テレビ受信機300は「受信中」という表示(例えばポップアップ表示)を行い(S41)、IP/RF変換ユニット200に対してIP経由で、同TSストリームについてユニキャスト配信リクエストを発行する(S42)。

0088

テレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200へ送信される「ユニキャスト配信リクエスト」には、以下の情報を含む。すなわち、ユニキャスト配信リクエストの項目、およびリクエストパラメータの内容は次のとおりである。
・B−CASカードID: 20桁の数字
・送出装置100へのアクセス情報(例えば、送出装置へ配信リクエストを送信するためのURL
ユニキャストストリームID(4桁の16進数:0000 〜FFFF)
・受信モード: 0:視聴、 1:録画
・受信を開始する日時: YYYYMMDDhhmmss(年月日時分秒)形式
指定がない場合は即時開始、受信モードが録画の場合は必須。
・受信を終了する日時: YYYYMMDDhhmmss(年月日時分秒)形式
指定がない場合は無期限視聴、受信モードが録画の場合は必須。
なお、受信を開始する日時および終了する日時は、専用の画面(図示せず)から視聴者が入力したり、番組表から取得したりすることが可能である。

0089

次いで、IP/RF変換ユニット200は、送出装置100に対してIP経由でユニキャスト配信リクエストを発行する(S43)。このユニキャスト配信リクエストには、テレビから受信したストリームIDのほかに、IP/RF変換ユニット識別用のID(識別情報)を含める。これにより、送出装置100は当該IP/RF変換ユニット200を認識することができる。

0090

送出装置100は受信したユニキャスト配信リクエストに応じて、IP経由で当該IP/RF変換ユニット200に対してユニキャスト配信リクエストAckを返すとともに(S44)、当該TSストリームのTSパケットの送信を開始する(S45)。これにより、送出装置100からIP/RF変換ユニット200へTSパケットが継続的に送信される(S46)。

0091

IP/RF変換ユニット200はテレビ受信機300に対してもユニキャスト配信リクエストAckを返す(S47)。

0092

送出装置100からのTSパケットはIP/RF変換ユニット200によりRF出力に変換されてテレビ受信機300へ供給される。これにより、テレビ受信機300は視聴画面表示を行う(S48)。

0093

テレビ受信機300は当該TSストリームの受信中に、上述した受信中通知(視聴中メッセージ)をIP経由で周期的に(第1の一定時間間隔で)IP/RF変換ユニット200へ送信する(S49,S50,S52,S53)。また、IP/RF変換ユニット200は、受信中通知をIP経由で周期的に(第2の一定時間間隔で)送出装置100へ送信する(S51,S54)。第1の一定時間間隔より第2の一定時間間隔の方が長くてよい。このような条件は必須ではないが、多数のIP/RF変換ユニット200がネットワーク上に配置された場合、IP/RF変換ユニット200から送出装置100へ伝送されるメッセージも増加する。そこで、送出装置100に対するアクセス負荷を抑えるために当該発生間隔はある程度長い時間にすることが好ましい。これに対して、テレビ受信機300は数台、多くても10数台と想定しているため、IP/RF変換ユニット200に対するアクセス負荷は大きくない。このためテレビ受信機300が発生する視聴中メッセージの発生間隔(第1の一定時間間隔)は短くてもよい。

0094

テレビ受信機300において現在受信中のTSストリームが存在しない場合、ストリーム選択履歴がない場合には、テレビ受信機300は、上記のストリーム選択画面を表示する(S55)。このストリーム選択画面において、視聴者はリモコン321で当該データ放送画面の操作を行い(S56)、視聴したいストリームの選択を行う(S57)。これに応じてテレビ受信機300は、IP経由でIP/RF変換ユニット200に対してユニキャスト配信リクエストを発行する(S58)。以降のシーケンスは上記ステップS42のユニキャスト配信リクエストに対するものと同様である。

0095

上記のステップS38の後で、現在受信中のTSストリームあり、と判断された場合には、テレビ受信機300は、「他の視聴者有」という表示(例えばポップアップ表示)を所定時間(例えば5秒)、実行し(S59)、視聴画面表示へ移行する(S60)。

0096

図9に、本システムでのテレビ受信機300におけるチャンネル切り替え時等(電源OFFも含む)による視聴終了時の各部の間の概略のやりとりを例示したシーケンス図を示す。

0097

上述したように、テレビ受信機300はTSストリーム受信中、IP/RF変換ユニット200に対してIP経由で周期的に受信中通知を送信する(S71,S72,S73)。テレビ受信機300でチャンネルの切り替えや電源OFFが行われた場合、この受信中通知の発生が途絶える。IP/RF変換ユニット200は、受信中通知が一定時間受信できない場合に、テレビ受信機300での当該TSストリームの再生が中止された(視聴が終了した)と判定する(S74)。IP/RF変換ユニット200は、このような判定を行ったとき、IP経由で、送出装置100に対してユニキャスト停止リクエストを発行する(S75)。これに応じて送出装置100は、当該TSストリームのTSパケットの出力(送信)を停止し(S76)、IP経由でIP/RF変換ユニット200に対してユニキャスト停止リクエストAckを返す(S77)。

0098

図10に、本システムでのIP/RF変換ユニットの動作停止による視聴終了時の各部の間の概略のやりとりを例示したシーケンス図を示す。

0099

同じく上述したように、IP/RF変換ユニット200はTSストリームの受信中、送出装置100に対してIP経由で周期的に受信中通知を送信する(S81,S82,S83)。IP/RF変換ユニット200がその電源OFF等の理由により動作を停止した場合には、この受信中通知の発生が途絶える。送出装置100は、受信中通知が一定時間受信できない場合に、IP/RF変換ユニット200の動作が停止したと判断し(S84)、当該TSストリームのTSパケットの送信を停止する(S85)。

0100

図11に、トップ画面でエラーが発生したときの処理に関するシーケンス図を示す。

0101

図9で説明したように、視聴者がリモコン321でIP/RF変換ユニット200の出力チャンネル選局の指示を行うと(S91)、テレビ受信機300は、所定のトップ画面を表示するとともに(S92)、B−CASチェックを実行する(S93)。

0102

このB−CASチェックの結果がNGである場合、テレビ受信機300は、「B−CASカードを挿入して下さい」という表示(例えばポップアップ表示)を行う(S94)。次いで、視聴者によりB−CASカードが挿入され(S95)、Dボタンが押下されたとき(S96)、再度B−CASチェックが行われる(S97)。

0103

その後、テレビ受信機300は、LAN接続チェックを実行する(S101)。このテレビ受信機300にLAN接続がない場合、「LAN接続NG」のような表示(例えばポップアップ表示)を行う(S102)。次いで、視聴画面の表示を行う(S103)。LAN接続がない場合は他の受信端末が選択したTSストリームの表示がなされる。

0104

テレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200へ受信ストリーム取得リクエスト(S105)がなされたとき、IP/RF変換ユニット200が受信ストリーム取得リクエストNackが返された場合、テレビ受信機300は「受信ストリーム取得エラー」のような表示(例えばポップアップ表示)を行う(S107)。その後、視聴画面表示へ移行する(S108)。

0105

テレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200へ受信ストリーム取得リクエスト(S111)がなされたとき、IP/RF変換ユニット200から所定の時間、何等の応答がない場合、すなわち受信ストリーム取得応答タイムアウトの場合、「受信ストリーム取得タイムアウト」のような表示(例えばポップアップ表示)がなされる(S112)。その後、視聴画面表示へ移行する(S113)。

0106

図12に、リクエストエラー時の処理に関するシーケンス図を示す。

0107

図9のステップS42と同様のユニキャスト配信リクエストがテレビ受信機300からIP/RF変換ユニット200へ発行されたとき、IP/RF変換ユニット200がユニキャスト配信リクエストNackを返した場合(S122)、テレビ受信機300はストリーム選択画面の表示を行う(S123)。

0108

テレビ受信機300からのユニキャスト配信リクエストに対して、IP/RF変換ユニット200からAckもNackも返答がない場合(応答Timeout)、視聴者がリモコン321でDボタンを押下したとき(S124)、テレビ受信機300はストリーム選択画面の表示を行う(S125)。

0109

IP/RF変換ユニット200からのユニキャスト配信リクエストに対して(S126)、送出装置100からリクエストNackが返された場合(S127)、IP/RF変換ユニット200はデータ放送(BML)経由でイベントメッセージ受信NGをテレビ受信機300へ送信する(S128)。これに応じて、テレビ受信機300にはストリーム選択画面表示がなされる(S129)。このストリーム選択画面にはイベントメッセージの受信が失敗したことが表示される。

0110

IP/RF変換ユニット200からのユニキャスト配信リクエストに対して(S130)、送出装置100から何等の応答がない場合、IP/RF変換ユニット200はデータ放送(BML)経由でイベントメッセージ受信Timeoutをテレビ受信機300へ送信する(S131)。これに応じて、テレビ受信機300はストリーム選択画面表示がなされる(S132)。このストリーム選択画面にはイベントメッセージの受信がタイムアウトしたことが表示される。

0111

IP/RF変換ユニット200からのユニキャスト配信リクエストに対して(S133)、送出装置100からユニキャスト配信リクエストNackが返された後(S134)、IP/RF変換ユニット200が送出装置100から一定時間経過してもTSパケットを受信できない場合、TSパケット受信Timeoutをテレビ受信機300へ送信する(S135)。これに応じて、テレビ受信機300にはストリーム選択画面表示がなされる(S136)。このストリーム選択画面にはTSパケットの受信がタイムアウトしたことが表示される。

0112

なお、その後にTSパケットを受信した場合は、IP/RF変換ユニット200は送出装置100に対して、一旦、ユニキャスト停止リクエストを発行してTSパケットの送信を停止する。

0113

以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。

0114

例えば、上記の実施形態では、配信対象のストリームとして、リアルタイムの放送番組を想定したが、本発明は、ユーザの要求に応じて個々のコンテンツの配信を行うオンデマンド配信への適用も可能である。

0115

100:送出装置110:BMLサーバ150:通信ネットワーク200:IP/RF変換ユニット210:ルータ230:スイッチ 300:テレビ受信機310:分配器320:ストリーム選択画面321:リモコン322,323:操作方向指示表示324:ストリーム識別情報325:メッセージボックス327:指示表示328:番組イメージ表示エリア

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