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技術 光電センサ

出願人 オムロン株式会社
発明者 田中元基奥田貴啓中村潤平
出願日 2018年3月14日 (2年9ヶ月経過) 出願番号 2018-046492
公開日 2019年9月19日 (1年3ヶ月経過) 公開番号 2019-160600
状態 未査定
技術分野 物理応動スイッチ(光電スイッチ等)
主要キーワード 包囲壁 各導光路 ケーブルホルダ 略平板形状 連結部側 受光部側 遮蔽壁 投光側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月19日)のものです。
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図面 (12)

課題

簡易な構成ながらも、導光部材による導光を確実に行うことが可能な光電センサを提供する。

解決手段

導光部材3は、前後方向に延び、投光部71から入射した光をケース2の外部に導く投光側導光部4と、前後方向に延び、且つ、上下方向において投光側導光部4との間に隙間35を空けて配置され、ケース2の外部から入射した光を受光部73に導く受光側導光部5と、隙間35を跨ぐように配置され、投光側導光部4と受光側導光部5とを連結する連結部31と、を有する。隙間35は、連結部31側の端部に、投光部71側に向かって寸法が漸次減少する縮小部35aが設けられている。

概要

背景

検出領域における物体の有無や、物体の表面状態等を検出する機器として、光電センサが用いられている。特許文献1に示される光電センサでは、光を出射する投光部と、光を受ける受光部と、がケースの内部に収容されている。ケースの内部には2つの導光路が形成されており、投光部が出射した光は一方の導光路を通過してケースの外部に出射する。ケースの外部から入射する光は、他方の導光路を通過して受光部に至る。

各導光路導光部材が配置された光電センサも知られている。導光部材は、その内部に入射させた光を、境界面において反射させながら導く。このような導光部材を用いることにより、ケースの外部に出射する光の量や、ケースの外部から受光部に至る光の量を増加させ、物体の検出精度を向上させることが可能になる。

概要

簡易な構成ながらも、導光部材による導光を確実に行うことが可能な光電センサを提供する。導光部材3は、前後方向に延び、投光部71から入射した光をケース2の外部に導く投光側導光部4と、前後方向に延び、且つ、上下方向において投光側導光部4との間に隙間35を空けて配置され、ケース2の外部から入射した光を受光部73に導く受光側導光部5と、隙間35を跨ぐように配置され、投光側導光部4と受光側導光部5とを連結する連結部31と、を有する。隙間35は、連結部31側の端部に、投光部71側に向かって寸法が漸次減少する縮小部35aが設けられている。

目的

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成ながらも、導光部材による導光を確実に行うことが可能な光電センサを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内部に収容空間が形成されているケースと、前記収容空間に配置され、光を出射する投光部と、前記収容空間に配置され、光を受ける受光部と、前記収容空間に配置され、一側部が前記投光部及び受光部と対向配置され、他側部が前記ケースの外部に向けられている導光部材と、を備え、前記導光部材は、所定方向に延び、前記投光部から入射した光を前記ケースの外部に導く投光側導光部と、前記所定方向に延び、且つ、前記所定方向と交差する方向において前記投光側導光部との間に隙間を空けて配置され、前記ケースの外部から入射した光を前記受光部に導く受光側導光部と、前記隙間を跨ぐように配置され、前記投光側導光部と前記受光側導光部とを連結する連結部と、を有し、前記隙間は、前記連結部側の端部に、前記投光部側に向かって寸法が漸次減少する縮小部が設けられている、光電センサ

請求項2

前記縮小部は、互いに接続された2つの平面により構成されている、請求項1に記載の光電センサ。

請求項3

前記2つの平面は、鋭角を成すように互いに接続されている、請求項2に記載の光電センサ。

技術分野

0001

本発明は、光電センサに関する。

背景技術

0002

検出領域における物体の有無や、物体の表面状態等を検出する機器として、光電センサが用いられている。特許文献1に示される光電センサでは、光を出射する投光部と、光を受ける受光部と、がケースの内部に収容されている。ケースの内部には2つの導光路が形成されており、投光部が出射した光は一方の導光路を通過してケースの外部に出射する。ケースの外部から入射する光は、他方の導光路を通過して受光部に至る。

0003

各導光路導光部材が配置された光電センサも知られている。導光部材は、その内部に入射させた光を、境界面において反射させながら導く。このような導光部材を用いることにより、ケースの外部に出射する光の量や、ケースの外部から受光部に至る光の量を増加させ、物体の検出精度を向上させることが可能になる。

先行技術

0004

特開2013−239578号公報

発明が解決しようとする課題

0005

光電センサに用いられる部品の数を抑制するため、2つの導光路における導光を単一の導光部材により行う光電センサも知られている。しかしながら、このような光電センサは、導光部材の形状が複雑になり、導光部材の内部で光が無為に反射し、反射光が受光部に到達してしまい、誤検出を招くおそれがあった。

0006

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成ながらも、導光部材による導光を確実に行うことが可能な光電センサを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一態様に係る光電センサは、内部に収容空間が形成されているケースと、収容空間に配置され、光を出射する投光部と、収容空間に配置され、光を受ける受光部と、収容空間に配置され、一側部が投光部及び受光部と対向配置され、他側部がケースの外部に向けられている導光部材と、を備えている。導光部材は、所定方向に延び、投光部から入射した光をケースの外部に導く投光側導光部と、所定方向に延び、且つ、所定方向と交差する方向において投光側導光部との間に隙間を空けて配置され、ケースの外部から入射した光を受光部に導く受光側導光部と、隙間を跨ぐように配置され、投光側導光部と受光側導光部とを連結する連結部と、を有している。隙間は、連結部側の端部に、投光部側に向かって寸法が漸次減少する縮小部が設けられている。

0008

この態様によれば、投光側導光部と受光側導光部とは、両者の間の隙間を跨ぐ連結部により連結されている。このため、1つの導光部材により、所定方向における投光部に関する導光と受光部に関する導光とを行うことができる。

0009

また、隙間は、連結部側の端部に、投光部側に向かって寸法が漸次減少する縮小部が設けられている。これにより、隙間を形成している導光部材の面が構成する境界面のうち、受光部側に光を反射させるような部分を、小さくすることができる。この結果、投光部から出射して導光部材の内部に入射した光が、隙間を形成している導光部材の面を境界面として無為に反射し、受光部に到達してしまうことを抑制できる。この結果、導光部材による導光を確実に行うことが可能となり、物体が無いにも関わらず物体が有ると誤検出してしまうことを抑制することができる。

0010

上記態様において、縮小部は、互いに接続された2つの平面により構成されていてもよい。

0011

この構成によれば、曲面を用いる場合と比較して縮小部を容易に構成しつつ、隙間を形成している導光部材の面が構成する境界面のうち、受光部側に光を反射させるような部分を、さらに小さくすることができる。

0012

上記態様において、2つの平面は、鋭角を成すように互いに接続されていてもよい。

0013

この態様によれば、隙間を形成している導光部材の面が構成する境界面のうち、受光部側に光を反射させるような部分を、さらに小さくすることができる。この結果、投光部から出射して導光部材の内部に入射した光が、隙間を形成している導光部材の面を境界面として無為に反射し、受光部に到達してしまうことをさらに確実に抑制できる。

発明の効果

0014

本発明によれば、簡易な構成ながらも、導光部材による導光を確実に行うことが可能な光電センサを提供することができる。

図面の簡単な説明

0015

実施形態に係る光電センサを示す斜視図である。
図1の光電センサを分解して示す斜視図である。
図1の光電センサを分解して示す斜視図である。
図2の導光部材を示す斜視図である。
図2の導光部材を示す斜視図である。
図4のVI−VI断面を示す断面図である。
図2遮光部材を示す斜視図である。
図2の遮光部材を示す斜視図である。
図1のIX−IX断面を示す断面図である。
図1のIX−IX断面を示す断面図である。
比較例に係る光電センサを示す断面図である。

実施例

0016

添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。

0017

尚、本明細書では、図1に示されるように、後述する矢印L1で示される方向を「前」と称し、矢印L2で示される方向を「後」と称する。また、前方を向いた場合の左方を「左」と称し、右方を「右」と称する。さらに、上方を「上」と称し、下方を「下」と称する。尚、これらの方向の呼称は、本発明の使用態様を限定するものではない。

0018

まず、図1を参照しながら、実施形態に係る光電センサ1の概要について説明する。図1は、光電センサ1を示す斜視図である。

0019

光電センサ1は、ケース2と、ケーブル93と、を備えている。ケース2は、第1ケース部材21及び第2ケース部材29を有している。第1ケース部材21は、その本体部22から前方に突出する突出部23が形成されている。突出部23は略円筒形状を呈しており、その内部は、仕切壁26により投光側導光路24と受光側導光路25とに区分されている。投光側導光路24には後述する導光部材3の出射面45が配置され、受光側導光路25には入射面53が配置されている。

0020

突出部23の外周面には、螺子部23aが形成されている。螺子部23aは雄ねじであり、前後方向を軸方向とする螺旋形状を呈している。光電センサ1は、例えば、冶具に形成された貫通孔(不図示)に突出部23が挿通し、その突出部23の螺子部23aにナット(不図示)が螺合することにより、冶具に対して固定される。光電センサ1は、その出射面45及び入射面53が、検出領域(不図示)が存在する光電センサ1の前方を向くように配置される。

0021

光電センサ1は、ケーブル93を介して電力の供給を受け、出射面45から光を出射する。この光は、例えば可視光を用いることができるが、物体の表面で反射されるものであれば、その波長等は限定されない。出射面45から出射した光は、矢印L1で示されるように前方に向かって進行する。

0022

一方、入射面53には、矢印L2で示されるように前方から光が入射する。光電センサ1は、入射面53に入射した光の量に対応する電気信号を生成するとともに、この電気信号に基づいて所定の演算を行う。

0023

物体が検出領域に存在しない場合、入射面53に入射する光の量は微少である。一方、物体が検出領域に存在している場合、出射面45から出射した光が物体の表面で反射して光電センサ1を指向するため、入射面53に入射する光の量が増加する。

0024

このように、入射面53に入射する光の量は、検出領域における物体の有無により異なる。光電センサ1は、この光量の差異に基づいて、物体の有無や、物体の表面状態等を検出する。例えば、光電センサ1は、入射面53に入射する光の量と所定の閾値との比較に基づいて、検出領域における物体の有無を検出する。

0025

次に、図2から図8を参照しながら、ケース2に収容される部品について説明する。図2及び図3は、光電センサ1を分解して示す斜視図である。図4及び図5は、導光部材3を示す斜視図である。図6は、図4のVI−VI断面を示す断面図である。図7及び図8は、遮光部材6を示す斜視図である。

0026

前述したように、ケース2は、第1ケース部材21及び第2ケース部材29を有している。図3に示されるように、第1ケース部材21の本体部22の後部には、凹部22aが形成されている。また、本体部22の下端には、凹部22aに連通する切欠き27が形成されている。第2ケース部材29は、略平板形状を呈しており、厚さ方向に貫通する2つの孔29aが形成されている。第2ケース部材29は、第1ケース部材21の後方に配置され、前後方向において第1ケース部材21と対向している。第2ケース部材29が第1ケース部材21の凹部22aを覆うことにより、第1ケース部材21と第2ケース部材29との間に収容空間が形成される。

0027

図2及び図3に示されるように、ケース2の収容空間には、導光部材3と、遮光部材6と、基板7と、が配置されている。

0028

導光部材3は、アクリルガラス等、透光性を有する材料により形成されている。導光部材3は、投光側導光部4と、受光側導光部5と、連結部31と、を有している。

0029

図6に示されるように、投光側導光部4は、連結部31から前方に突出する突出部41と、後方に突出する42と、を有している。連結部31は、前後方向を厚さ方向とする略平板形状を呈している。突出部41は、その前端に、平坦面である出射面45を有している。また、突出部42は、その後端に、曲面である入射面43を有している。入射面43は、凸レンズとなっており、後述する投光部71から出射された光を投光側導光部4に集光する。突出部41及び突出部42は、いずれも前後方向に沿って突出している。このため、投光側導光部4は、入射面43と出射面45との間で直線的に延びている。

0030

受光側導光部5は、連結部31から前方に突出する突出部51と、後方に突出する突出部52と、を有している。突出部51は、その前端に、平坦面である入射面53を有している。また、突出部52は、その後端に、曲面である出射面55を有している。出射面55は、凸レンズとなっており、受光側導光部5により導かれた光を、後述する受光部73に集光する。

0031

突出部51が前後方向に沿って突出しているのに対し、突出部52は前後方向に対して傾斜する方向に突出している。詳細には、突出部52は、前後方向に対して略45°を成して突出部41から下方に離間する方向に突出している。このため、受光側導光部5は、連結部31において屈曲するように、入射面53から出射面55にかけて延びている。

0032

投光側導光部4と受光側導光部5とは、上下方向に互いに間隔を空けて配置され、連結部31により連結されている。換言すれば、受光側導光部5は、投光側導光部4との間に隙間35を形成するように、投光側導光部4の下方に配置される。

0033

図6に示されるように、隙間35は、連結部31側の端部に縮小部35aが設けられている。縮小部35aは、平面36及び平面37により形成されている。平面36と平面37とは、鋭角を成すようにして互いに接続されている。したがって、隙間35は、前端から縮小部35aまで一定寸法で延びるとともに、縮小部35aにおいて後方に向かって寸法が漸次減少している。

0034

連結部31の後面には、包囲壁33が設けられている。図5に示されるように、包囲壁33は連結部31の後面から後方に突出しており、投光側導光部4の突出部42と、受光側導光部5の突出部52と、の上方、左方及び右方を包囲している。

0035

遮光部材6は、非透光性の材料により形成されている。図7及び図8に示されるように、遮光部材6は、遮蔽壁61と、周壁63と、隔壁69と、を有している。遮蔽壁61は、前後方向を厚さ方向とする略平板形状を呈している。遮蔽壁61の略中央部には貫通孔62が形成されている。貫通孔62は、断面形状が略円形であり、遮蔽壁61を前後方向に貫通している。周壁63は、遮蔽壁61の周縁部に配置されて前後方向に延びており、遮蔽壁61の前方に嵌入部65を形成し、遮蔽壁61の後方に凹部66を形成している。周壁63は、その後端に、平坦面である当接部67を有している。

0036

図2及び図3に示されるように、基板7は、略平板形状を呈している。図2に示されるように、基板7の前面には、投光部71及び受光部73が実装されている。投光部71は、発光ダイオード等の発光素子(不図示)を含んでおり、受光部73は、フォトダイオード等の受光素子(不図示)を含んでいる。受光部73は、投光部71と離間して、投光部71の下方に配置されている。基板7の下端には、コネクタ92を介してケーブル93が接続されている。ケーブル93は可撓性を有し、ケーブルホルダ94を挿通している。ケーブルホルダ94は、弾性を有する樹脂材料等により形成されており、ケーブル93に追従するように変形することができる。

0037

この他、ケース2の収容空間には、ホルダ91及びプレート95が配置されている。ホルダ91及びプレート95は、収容空間における導光部材3、遮光部材6及び基板7の固定に用いられる部材である。ホルダ91は孔91aが形成されており、全体として略環状を呈している。プレート95は略平板形状を呈しており、図3に示されるように、その後面には2つの突起95aが形成されている。

0038

次に、図9を参照しながら、ケース2の収容空間における各部品の配置について説明する。図9は、図1のIX−IX断面を示す断面図である。図9は、導光部材3の断面のハッチングを省略している。

0039

光電センサ1の組立の際、導光部材3は、その一部が第1ケース部材21の突出部23内に挿入される。詳細には、投光側導光部4の突出部41が、投光側導光路24に挿入され、受光側導光部5の突出部51が、受光側導光路25内挿入される。突出部41及び突出部51は、いずれも、第1ケース部材21の後方から、前後方向に沿って挿入される。このとき、導光部材3の隙間35に、第1ケース部材21の仕切壁26が挿入される。

0040

投光側導光路24への投光側導光部4の挿入と、受光側導光路25への受光側導光部5の挿入とが完了すると、出射面45は投光側導光路24の前端24aに配置され、入射面53は受光側導光路25の前端25aに配置される。これにより、第1ケース部材21の突出部23の前端において、出射面45と入射面53とが、仕切壁26を挟んで上下方向に隣り合うように配置される。

0041

ホルダ91は、後方から導光部材3に取り付けられる。ホルダ91は、導光部材3の包囲壁33を孔91aに挿入させ、連結部31の後面と前後方向に当接するように取り付けられる。

0042

遮光部材6は、後方から導光部材3に取り付けられる。遮光部材6は、その嵌入部65に、導光部材3の投光側導光部4の突出部42を前方から嵌入させるように取り付けられる。導光部材3への遮光部材6の取り付けが完了すると、遮光部材6の隔壁69が、投光側導光部4の突出部42と、受光側導光部5の突出部52と、の間に配置される。つまり、隔壁69は、投光側導光部4と受光側導光部5とを上下方向に隔てる

0043

基板7は、後方から導光部材3に取り付けられる。詳細には、基板7は、導光部材3の包囲壁33の内部に配置される。また、基板7は、その前面において、遮光部材6の当接部67及びホルダ91と、前後方向に当接するように配置される。遮光部材6の当接部67が基板7の前面と当接することにより、基板7と導光部材3との前後方向における位置関係が規定される。

0044

基板7が導光部材3に取り付けられると、コネクタ92が第1ケース部材21の凹部22a内に配置され、ケーブルホルダ94が第1ケース部材21の切欠き27と係合する。また、遮光部材6の凹部66内に投光部71が配置される。投光部71は、周囲を周壁63により囲まれるとともに、前方を遮蔽壁61により遮蔽される。これにより、投光部71は、遮蔽壁61を挟んで導光部材3の入射面43と前後方向に対向する。さらに、受光部73は、導光部材3の出射面55と前後方向に対向する。

0045

プレート95は、後方からホルダ91及び基板7に取り付けられる。プレート95は、その前面において、ホルダ91の後端及び基板7の後面と当接するように配置される。

0046

第2ケース部材29は、後方から第1ケース部材21に取り付けられる。第2ケース部材29は、第1ケース部材21の後端部と当接し、プレート95を覆うように配置される。プレート95の突起95a(図3参照)は、第2ケース部材29の孔29a(図2図3参照)に嵌入する。

0047

以上の説明のように構成された光電センサ1は、ケーブル93を介して電力の供給を受ける。投光部71の発光素子は、電力の供給を受けて前方に光を出射する。当該光の一部は、矢印L3で示されるように、遮光部材6の貫通孔62を通過した後、導光部材3の入射面43に入射する。矢印L3は、投光部71から出射した光の進行方向の1つを例示している。

0048

入射面43に入射した光は、投光側導光部4の内部44に至る。投光側導光部4は、矢印L3で示されるように、その光の一部を、直接出射面45まで導く。また、投光側導光部4は、光の他部を、境界面において反射させながら出射面45まで導く。出射面45は、後方から進行してきた光を前方の検出領域に向けて出射する。

0049

一方、検出領域から進行してくる光は、矢印L4で示されるように、導光部材3の入射面53に入射する。矢印L4は、入射面53に入射する光の進行方向の1つを例示している。

0050

入射面53に入射した光は、受光側導光部5の内部54に至る。受光側導光部5は、矢印L4で示されるように、その光の一部を、直接突出部52まで導く。また、受光側導光部5は、光の他部を、境界面において反射させながら突出部52まで導く。

0051

前述したように、突出部52は、前後方向に対して略45°を成して突出部41から下方に離間する方向に突出している。このため、突出部52に至った光は、矢印L4で示されるように、突出部52の境界面において反射しながら下方及び後方に導かれ、出射面55に至る。当該光は出射面55から出射し、受光部73に至る。光電センサ1は、受光部73が受けた光の量に基づいて、前述したように、検出領域における物体の有無や、物体の表面状態等を検出する。

0052

次に、図10及び図11を参照しながら、導光部材3の縮小部35aの近傍における光の進行について説明する。図10は、図1のIX−IX断面を示す断面図であり、縮小部35aの近傍を拡大して示している。図11は、比較例に係る光電センサ1Aを示す断面図であり、図1のIX−IX断面に相当する断面を示している。

0053

図11に示される比較例に係る光電センサ1Aは、その導光部材3Aが、実施形態に係る光電センサ1の導光部材3と異なる。詳細には、導光部材3Aの隙間35は、連結部31側の端部に縮小部35a(図10参照)が設けられていない。光電センサ1Aの構成のうち、光電センサ1の構成と同一のものには同一の符号を付して、その説明を省略する。

0054

前述したように、実施形態に係る光電センサ1の導光部材3の縮小部35aは、平面36及び平面37により形成されている。図10に示されるように、平面36と平面37とは鋭角を成すようにして互いに接続されており、その接続部分は後方に向けられている。また、平面36と平面37は、導光部材3の入射面43よりも下方に配置され、いずれも前後方向に対して傾斜している。詳細には、平面36は、その法線方向が前方且つ下方となるように傾斜し、平面37は、その法線方向が前方且つ上方となるように傾斜している。

0055

また、前述したように、導光部材3の隙間35には、第1ケース部材21の仕切壁26が挿入配置されている。仕切壁26の端部26aは、縮小部35aから離間している。
つまり、仕切壁26の端部26aは、縮小部35aの平面36及び平面37と当接していない。

0056

実施形態に係る光電センサ1では、投光部71から出射して導光部材3の入射面43に入射する光の一部は、矢印L31で示されるように、前方且つ下方に向かって進行し、縮小部35aの平面36に至る。当該光は、平面36を境界面として反射し、矢印L32で示されるように、投光側導光部4の突出部41に導かれる。このように、縮小部35aの平面36は、投光部71から出射された光が受光部73に到達するのを防いで、反射光が受光部73に到達して誤検出が生じることを防止する。これにより、物体が無いにも関わらず物体が有ると誤検出してしまうことを抑制することができる。

0057

一方、図11に示されるように、比較例に係る導光部材3Aの隙間35には縮小部35a(図10参照)が設けられておらず、平面39が設けられている。平面39は、前方を法線方向とする面である。

0058

比較例に係る光電センサ1Aでは、投光部71から出射して導光部材3の入射面43に入射する光の一部は、矢印L33で示されるように、前方且つ下方に向かって進行し、平面39に至る。当該光は、矢印L34で示されるように、平面39を境界面として後方に反射し、その一部又は前部が受光部73に到達する場合がある。このため、比較例に係る導光部材3Aでは、投光部71から出射された光が受光部73に到達する場合があり、物体が無いにも関わらず物体が有ると誤検出してしまうおそれがある。

0059

以上の説明のように、実施形態に係る光電センサ1は、内部に収容空間が形成されているケース2と、収容空間に配置され、光を出射する投光部71と、収容空間に配置され、光を受ける受光部73と、収容空間に配置され、一側部が投光部71及び受光部73と対向配置され、他側部がケース2の外部に向けられている導光部材3と、を備えている。導光部材3は、前後方向に延び、投光部71から入射した光をケース2の外部に導く投光側導光部4と、前後方向に延び、且つ、上下方向において投光側導光部4との間に隙間35を空けて配置され、ケース2の外部から入射した光を受光部73に導く受光側導光部5と、隙間35を跨ぐように配置され、投光側導光部4と受光側導光部5とを連結する連結部31と、を有している。隙間35は、連結部31側の端部に、投光部71側に向かって寸法が漸次減少する縮小部35aが設けられている。

0060

この態様によれば、投光側導光部4と受光側導光部5とは、両者の間の隙間35を跨ぐ連結部31により連結されている。このため、1つの導光部材3により、前後方向における投光部71に関する導光と受光部73に関する導光とを行うことができる。

0061

また、隙間35は、連結部31側の端部に、投光部71側に向かって寸法が漸次減少する縮小部35aが設けられている。これにより、隙間35を形成している導光部材3の面が構成する境界面のうち、投光部71側に光を反射させるような部分を、小さくすることができる。この結果、投光部71から出射して導光部材3の内部に入射した光が、隙間35を形成している導光部材3の面を境界面として無為に反射し、受光部73に到達してしまうことを抑制できる。この結果、導光部材による導光を確実に行うことが可能となり、物体が無いにも関わらず物体が有ると誤検出してしまうことを抑制することができる。

0062

また、縮小部35aは、互いに接続された2つの平面36,37により構成されている。この態様によれば、曲面を用いる場合と比較して縮小部35aを容易に構成しつつ、隙間35を形成している導光部材3の面が構成する境界面のうち、受光部73側に光を反射させるような部分を、さらに小さくすることができる。

0063

また、2つの平面36,37は、鋭角を成すように互いに接続されている。この態様によれば、隙間35を形成している導光部材3の面が構成する境界面のうち、受光部73側に光を反射させるような部分を、さらに小さくすることができる。この結果、投光部71から出射して導光部材3の内部に入射した光が、隙間35を形成している導光部材3の面を境界面として無為に反射し、受光部73に到達してしまうことをさらに確実に抑制できる。

0064

また、上記態様において、ケースは、隙間に挿入配置される仕切壁を有し、仕切壁の端部は、縮小部から離間している。仮に、仕切壁26の端部26aと縮小部35aとが接触していると、縮小部35aにおける導光部材3の全反射条件が変化し、投光部71から出射して導光部材3の内部に入射した光が、隙間を形成している導光部材3の面を境界面として無為に反射し、受光部73に到達してしまうおそれがある。

0065

仕切壁26の端部26aが縮小部35aから離間している本実施形態によれば、縮小部35aにおいて導光部材3が空気と接する面を有する。この結果、投光部71から出射して導光部材3の内部に入射した光が、隙間35を形成している導光部材3の面を境界面として無為に反射し、受光部73に到達してしまうことをさらに確実に抑制できる。

0066

以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されず、適宜変更することができる。

0067

1…光電センサ、2…ケース、26…仕切壁、26a…端部、3…導光部材、31…連結部、35…隙間、35a…縮小部、4…投光側導光部、5…受光側導光部、71…投光部、73…受光部

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