図面 (/)

技術 細胞浄化を促進するための経口製剤

出願人 エヌエスイープロダクツインコーポレイテッド
発明者 アンジェラマスタローディススティーブウッドジェイミールイスバージャーリチャードワインドラックトマスアルベルトプローラマークバートレットスコットビー.ファーガソン
出願日 2019年6月28日 (11ヶ月経過) 出願番号 2019-121344
公開日 2019年9月19日 (9ヶ月経過) 公開番号 2019-154453
状態 未査定
技術分野 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 医薬品製剤 非環式または炭素環式化合物含有医薬 植物物質含有医薬 食品の着色及び栄養改善 化合物または医薬の治療活性 突然変異または遺伝子工学
主要キーワード 食品アイテム 活動周期 性能強化 エネルギー制限 フェロシアン化ナトリウム 保護経路 箱型ケージ 廃棄生成物
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

細胞浄化を促進するための経口製剤を提供すること。

解決手段

経口製剤は、細胞性解毒を促進する複数の作用因子を含む。被験体による経口製剤の摂取によりNrf2関連遺伝子の発現モジュレートする作用因子であって、Nrf2関連遺伝子には、内在性抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子が含まれる作用因子が含まれてもよい。さらに、複数の作用因子の少なくとも1つは、炎症を弱める。特定の実施形態では、前記Nrf2関連遺伝子が、NFE2L2、GCLM、GCLC、GSR、GSTA1、GPX1、GPX4、HMOX1、NQO1、SRXN1、SQSTM1、SOD1、UGT1A6、NOS2、NOS3およびPTGS2からなる群から選択される。

概要

背景

背景
加齢過程生物体のレベルでそれ自体現れ得る1つの様式は、細胞性損傷の増加をもたらす、酸化的ストレスおよび求電子性傷害応答する能力の変化である。次に、そのような変化は、組織を構成し、器官系でそれらの機能に寄与する様々な細胞型の変化の関数になることができる。細胞活性、構造および独自性(identity)は、遺伝子発現によって調節される通りの、その特異的なタンパク質補体から生じる。このように、細胞の構造および機能における年齢に関連した変化は、遺伝子発現の変化に根本が見出されるようである。

ますますより洗練された遺伝子発現測定方法を通して、加齢の遺伝子相関物を同定することが可能になった。例えば、全ゲノム転写プロファイリングDNAマイクロアレイおよび定量PCR(qPCR)を使用すれば、加齢の転写バイオマーカーを同定すること、およびそれらの発現に及ぼす加齢の影響を定量することが可能である。したがって、これらの影響を遅らせるか打ち消す介入は、細胞、組織、器官および生物体の加齢を相殺するために役立つことができる。

概要

細胞浄化を促進するための経口製剤を提供すること。経口製剤は、細胞性解毒を促進する複数の作用因子を含む。被験体による経口製剤の摂取によりNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする作用因子であって、Nrf2関連遺伝子には、内在性抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子が含まれる作用因子が含まれてもよい。さらに、複数の作用因子の少なくとも1つは、炎症を弱める。特定の実施形態では、前記Nrf2関連遺伝子が、NFE2L2、GCLM、GCLC、GSR、GSTA1、GPX1、GPX4、HMOX1、NQO1、SRXN1、SQSTM1、SOD1、UGT1A6、NOS2、NOS3およびPTGS2からなる群から選択される。なし

目的

項目26)
投与することが、125mgのレッドレンジ抽出物、210mgのブドウ種子抽出物および115mgのブロッコリー種子抽出物の日投薬量を前記被験体に提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

明細書記載の発明。

技術分野

0001

関連出願
本願は、2011年3月14日に出願された米国仮特許出願第61/452,478号の利益を主張する。米国仮出願第61/452,478号の内容は全て本明細書に参考として援用される。

背景技術

0002

背景
加齢過程生物体のレベルでそれ自体現れ得る1つの様式は、細胞性損傷の増加をもたらす、酸化的ストレスおよび求電子性傷害応答する能力の変化である。次に、そのような変化は、組織を構成し、器官系でそれらの機能に寄与する様々な細胞型の変化の関数になることができる。細胞活性、構造および独自性(identity)は、遺伝子発現によって調節される通りの、その特異的なタンパク質補体から生じる。このように、細胞の構造および機能における年齢に関連した変化は、遺伝子発現の変化に根本が見出されるようである。

0003

ますますより洗練された遺伝子発現測定方法を通して、加齢の遺伝子相関物を同定することが可能になった。例えば、全ゲノム転写プロファイリングDNAマイクロアレイおよび定量PCR(qPCR)を使用すれば、加齢の転写バイオマーカーを同定すること、およびそれらの発現に及ぼす加齢の影響を定量することが可能である。したがって、これらの影響を遅らせるか打ち消す介入は、細胞、組織、器官および生物体の加齢を相殺するために役立つことができる。

課題を解決するための手段

0004

概要
本発明の1つの実施形態により、経口製剤は、被験体による経口製剤の摂取により、細胞修復解毒または細胞防護を調節する、Nrf2関連遺伝子を初めとする遺伝子経路の発現をモジュレートする、少なくとも1つまたは複数の作用因子を含むことができる。Nrf2関連遺伝子には、内在性抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および/または細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子が含まれてもよい。さらなる態様では、複数の作用因子のうちの少なくとも1つは、炎症を弱める。別の態様では、複数の作用因子のうちの少なくとも1つは、Nrf2関連遺伝子の発現における年齢関連の変化を実質的に逆転させる。特定の態様では、作用因子のうちの少なくとも1つは、内在性の抗酸化物質の発現を上方調節する。別の特定の態様では、作用因子のうちの少なくとも1つは、細胞性解毒物質の発現を上方調節する。本技術の他の実施形態は、これらの要素の1つ、複数または全てを提供する1つまたは複数の作用因子を含む経口製剤を示す。すなわち、1つの例では、経口製剤は、細胞性解毒を促進するようにNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする少なくとも1つまたは複数の作用因子を含むことができる。別の例では、経口製剤は、Nrf2関連遺伝子の発現をモジュレートし、炎症を弱める少なくとも1つまたは複数の作用因子を含むことができる。さらに別の例では、細胞性解毒を促進し、炎症を弱めるために、経口製剤は、Nrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする、少なくとも1つまたは複数の作用因子を含むことができる。

0005

別の実施形態では、被験体の細胞で解毒を促進するための方法は、Nrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする複数の作用因子を含む経口製剤を被験体に投与することを含むことができる。特定の実施形態では、投与は夜間に行うことができる。別の態様では、被験体が寝床に入るときに投与を行うことができる。

0006

別の実施形態では、経口製剤は、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸レッドレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物オリーブ果実抽出物コエンザイムQ10、ザクロ抽出物クルクミン、EGCG、ルテインリコペンゼアキサンチンレスベラトロール五味子(Schizandra berry)抽出物、酸果桜桃(tart cherry)、チョウセンニンジンローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含むことができる。そのような経口製剤の投与は、被験体の細胞における解毒を促進するための方法を構成することができる。

0007

別の実施形態では、健康を促進するための系は、投与された場合に被験体での代謝性能を強化する複数の作用因子を有する性能強化製剤、および被験体が経験する強化された代謝性能の代謝効果からの回復を促進する複数の作用因子を有する解毒製剤も包含することができる。健康を促進するための方法は、特に時間予定表による、被験体へのそのような製剤の投与を含むことができる。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
項目1)
被験体により経口製剤が摂取されるとNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする複数の作用因子を含む経口製剤であって、該Nrf2関連遺伝子は、内在性の抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子を含み、該複数の作用因子のうちの少なくとも1つは炎症を弱める、経口製剤。(項目2)
前記Nrf2関連遺伝子が、NFE2L2、GCLM、GCLC、GSR、GSTA1、GPX1、GPX4、HMOX1、NQO1、SRXN1、SQSTM1、SOD1、UGT1A6、NOS2、NOS3およびPTGS2からなる群から選択される、項目1に記載の経口製剤。
(項目3)
前記複数の作用因子のうちの少なくとも1つが、前記Nrf2関連遺伝子のうちの少なくとも1つの発現における年齢関連の変化を実質的に逆転させる、項目2に記載の経口製剤。
(項目4)
前記複数の作用因子が一緒になって少なくとも5つのNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする、項目1に記載の経口製剤。
(項目5)
前記複数の作用因子のうちの少なくとも1つが、内在性の抗酸化物質をコードする遺伝子を上方調節する、項目1に記載の経口製剤。
(項目6)
前記複数の作用因子のうちの少なくとも1つが、細胞性解毒物質をコードする遺伝子を上方調節する、項目1に記載の経口製剤。
(項目7)
前記複数の作用因子のうちの少なくとも1つは、前記被験体の組織における自己貪食刺激する、項目1に記載の経口製剤。
(項目8)
前記複数の作用因子は、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、チョウセンニンジン、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む、項目1に記載の経口製剤。
(項目9)
ブロッコリー種子抽出物、レッドオレンジ抽出物およびブドウ種子抽出物を含む、項目1に記載の経口製剤。
(項目10)
20から30重量%までのブロッコリー種子抽出物、25重量%から35重量%までのレッドオレンジ抽出物、および45から55重量%までのブドウ種子抽出物を含む、項目9に記載の経口製剤。
(項目11)
オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目1に記載の経口製剤。
(項目12)
25重量%から35重量%までのオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%までのオリーブ果実抽出物、15重量%から25重量%までのレッドオレンジ抽出物、25重量%から35重量%までのブドウ種子抽出物、および5重量%から15重量%までのコエンザイムQ10を含む、項目11に記載の経口製剤。
(項目13)
ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸およびブドウ種子抽出物を含む、項目1に記載の経口製剤。
(項目14)
10重量%から30重量%までのブロッコリー種子抽出物、15重量%から60重量%までのαリポ酸、および25重量%から55重量%までのブドウ種子抽出物を含む、項目13に記載の経口製剤。
(項目15)
オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、αリポ酸、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目1に記載の経口製剤。
(項目16)
20重量%から35重量%までのオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%までのオリーブ果実抽出物、10重量%から50重量%までのαリポ酸、20重量%から35重量%までのブドウ種子抽出物、および5重量%から15重量%までのコエンザイムQ10を含む、項目15に記載の経口製剤。
(項目17)
カプセル剤錠剤散剤、飲料、ウエハー菓子類チュアブル剤ゲル剤ペースト剤エリキシル剤シロップ剤ドロップ剤およびロゼンジ剤からなる群から選択される剤形で存在する、項目1に記載の経口製剤。
(項目18)
微結晶性セルロース二酸化ケイ素ステアリン酸食品グレードガムレシチンおよび固結防止剤からなる群から選択される少なくとも1つの賦形剤をさらに含む、項目1に記載の経口製剤。
(項目19)
被験体の細胞における解毒を促進するための方法であって、Nrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする複数の作用因子を含む経口製剤を該被験体に投与することを含み、該Nrf2関連遺伝子は、内在性の抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子を含み、該複数の作用因子のうちの少なくとも1つは炎症を弱める、方法。
(項目20)
前記Nrf2関連遺伝子が、NFE2L2、GCLM、GCLC、GSR、GSTA1、GPX1、GPX4、HMOX1、NQO1、SRXN1、SQSTM1、SOD1、UGT1A6、NOS2、NOS3およびPTGS2からなる群から選択される、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記複数の作用因子が一緒になって少なくとも5つのNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする、項目19に記載の方法。
(項目22)
前記複数の作用因子のうちの少なくとも1つが、前記被験体の組織における自己貪食を刺激する、項目19に記載の方法。
(項目23)
前記複数の作用因子は、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、チョウセンニンジン、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む、項目19に記載の方法。
(項目24)
前記複数の作用因子が、ブロッコリー種子抽出物、レッドオレンジ抽出物およびブドウ種子抽出物を含む、項目19に記載の方法。
(項目25)
前記複数の作用因子が、20重量%から30重量%までのブロッコリー種子抽出物、25重量%から35重量%までのレッドオレンジ抽出物、および45重量%から55重量%までのブドウ種子抽出物を含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
投与することが、125mgのレッドオレンジ抽出物、210mgのブドウ種子抽出物および115mgのブロッコリー種子抽出物の日投薬量を前記被験体に提供する、項目24に記載の方法。
(項目27)
投与することが、約0.15mgから約18mgのレッドオレンジ抽出物、約0.3mgから約30mgのブドウ種子抽出物、および約0.15mgから約16.5mgのブロッコリー種子抽出物の体重1kgあたりの投薬量を前記被験体に提供する、項目24に記載の方法。
(項目28)
前記複数の作用因子が、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目19に記載の方法。
(項目29)
前記複数の作用因子が、25重量%から35重量%までのオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%までのオリーブ果実抽出物、15重量%から25重量%までのレッドオレンジ抽出物、25重量%から35重量%までのブドウ種子抽出物、および5重量%から15重量%までのコエンザイムQ10を含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
投与することが、125mgのレッドオレンジ抽出物、210mgのブドウ種子抽出物、75mgのコエンザイムQ10、200mgのオリーブ葉抽出物、および67mgのオリーブ果実抽出物の日投薬量を前記被験体に提供する、項目28に記載の方法。
(項目31)
投与することが、約0.15mgから約18mgまでのレッドオレンジ抽出物、約0.3mgから約30mgまでのブドウ種子抽出物、約0.1mgから約11mgまでのコエンザイムQ10、約0.28mgから約28mgまでのオリーブ葉抽出物、および約0.09mgから約9.6mgまでのオリーブ果実抽出物の体重1kgあたりの投薬量を前記被験体に提供する、項目28に記載の方法。
(項目32)
前記複数の作用因子が、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸およびブドウ種子抽出物を含む、項目19に記載の方法。
(項目33)
前記複数の作用因子が、10重量%から30重量%までのブロッコリー種子抽出物、15重量%から60重量%までのαリポ酸、および25重量%から55重量%までのブドウ種子抽出物を含む、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記複数の作用因子が、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、αリポ酸、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目19に記載の方法。
(項目35)
前記複数の作用因子が、20重量%から35重量%までのオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%までのオリーブ果実抽出物、10重量%から50重量%までのαリポ酸、20重量%から35重量%までのブドウ種子抽出物、および5重量%から15重量%までのコエンザイムQ10を含む、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記経口製剤を前記被験体に夜間に投与することを含む、項目19に記載の方法。
(項目37)
前記被験体が寝床に入るときに前記被験体に前記経口製剤を投与することを含む、項目19に記載の方法。
(項目38)
ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、チョウセンニンジン、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む、細胞浄化を促進するための経口製剤。
(項目39)
ブロッコリー種子抽出物、レッドオレンジ抽出物およびブドウ種子抽出物を含む、項目38に記載の経口製剤。
(項目40)
20重量%から30重量%までのブロッコリー種子抽出物、25重量%から35重量%までのレッドオレンジ抽出物、および45重量%から55重量%までのブドウ種子抽出物を含む、項目39に記載の経口製剤。
(項目41)
オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目38に記載の経口製剤。
(項目42)
25重量%から35重量%のオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%のオリーブ果実抽出物、15重量%から25重量%のレッドオレンジ抽出物、25重量%から35重量%のブドウ種子抽出物、および5重量%から15重量%のコエンザイムQ10を含む、項目41に記載の経口製剤。
(項目43)
前記複数の作用因子が、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸およびブドウ種子抽出物を含む、項目38に記載の経口製剤。
(項目44)
前記複数の作用因子が、10重量%から30重量%までのブロッコリー種子抽出物、15重量%から60重量%までのαリポ酸、および25重量%から55重量%までのブドウ種子抽出物を含む、項目43に記載の経口製剤。
(項目45)
オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、αリポ酸、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目38に記載の経口製剤。
(項目46)
20重量%から35重量%までのオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%までのオリーブ果実抽出物、10重量%から50重量%までのαリポ酸、20重量%から35重量%までのブドウ種子抽出物、および5重量%から15重量%までのコエンザイムQ10を含む、項目45に記載の経口製剤。
(項目47)
被験体の細胞における解毒を促進するための方法であって、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、チョウセンニンジン、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む経口製剤を該被験体に投与することを含む、方法。
(項目48)
前記経口製剤が、ブロッコリー種子抽出物、レッドオレンジ抽出物およびブドウ種子抽出物を含む、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記経口製剤が、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目47に記載の方法。
(項目50)
前記経口製剤が、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸およびブドウ種子抽出物を含む、項目47に記載の方法。
(項目51)
前記経口製剤が、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、αリポ酸、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む、項目47に記載の方法。
(項目52)
前記経口製剤を前記被験体に夜間に投与することを含む、項目47に記載の方法。
(項目53)
前記被験体が寝床に入るときに前記被験体に前記経口製剤を投与することを含む、項目47に記載の方法。
(項目54)
被験体における健康を促進するための系であって、
被験体に投与されたときに該被験体における代謝性能を強化する複数の作用因子を含む性能強化製剤;および
該被験体に投与されたときに該被験体における強化された代謝性能の代謝効果からの回復を促進する複数の作用因子を含む解毒製剤
を含む系。
(項目55)
前記代謝効果が代謝廃棄物の増加を含む、項目54に記載の系。
(項目56)
前記代謝効果が酸化的ストレスの増加を含む、項目54に記載の系。
(項目57)
前記性能強化製剤が代謝性能に及ぼす加齢の影響を打ち消す、項目54に記載の系。
(項目58)
前記解毒製剤がNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする、項目54に記載の系。(項目59)
前記解毒製剤が、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、チョウセンニンジン、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む、項目54に記載の系。
(項目60)
被験体における健康を促進する方法であって、代謝性能を強化する複数の作用因子を含む性能強化製剤、および強化された代謝性能の代謝効果からの回復を促進する複数の作用因子を含む解毒製剤を該被験体に投与することを含み、
該解毒製剤が、該被験体への該性能強化製剤の投与から24時間以内に該被験体に投与される、方法。
(項目61)
前記性能強化製剤をに投与し、前記解毒製剤を夜間に投与することを含む、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記被験体が寝床に入るときに該被験体に前記解毒製剤を投与することを含む、項目60に記載の方法。
(項目63)
前記解毒製剤が、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、チョウセンニンジン、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む、項目60に記載の方法。
(項目64)
被験体に投与されたときに該被験体における代謝性能を強化するための経口性能強化製剤;および
該被験体に投与されたときに該被験体における強化された代謝性能の代謝効果からの回復を促進するための経口解毒製剤
を含むキットであって、
該経口解毒製剤が、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃、チョウセンニンジン、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisのうちの少なくとも2つを含む、キット。

0008

例示的な実施形態の詳細な説明
本発明の実施形態の記載では、以下の用語が用いられる。

0009

単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が明らかに別のことを指図しない限り、複数の指示物を含む。したがって、例えば、「作用因子」への言及は、そのような作用因子の1つまたはそれより多くへの言及を含み、「投与すること」はそのようなステップの1つまたはそれより多くを含む。

0010

本明細書で用いられる場合、便宜上、複数のアイテム、構成要素、組成物の要素および/または材料が共通のリスト提示されることがある。しかし、これらのリストは、リストの各メンバーが別々の独特のメンバーとして個々に同定されるかのように解釈するべきである。したがって、そのようなリストの個々のメンバーは、それとは反対の表示なしで共通群でのそれらの提示だけに基づいて、同じリストの他の任意のメンバーの事実上の同等物であると解釈するべきでない。

0011

濃度、量および他の数値データは、本明細書において範囲の形式で表すか提示することができる。そのような範囲の形式は、単に便宜上および簡潔さのために用いられ、したがって、範囲の限界として明示的に挙げられる数値だけを含むのではなく、あたかも各数値および部分領域が明示的に挙げられたかのように、その範囲内に包含される全ての個々の数値または部分領域も含むものと柔軟に解釈するべきであることを理解すべきである。例示として、「50〜250ミリグラム」の数値範囲は、約50ミリグラムおよび250ミリグラムという明示的に挙げられた値だけを含むのではなく、示された範囲内の個々の値および部分領域も含むと解釈するべきである。したがって、この数値範囲には、60、70および80ミリグラムなどの個々の値、ならびに50〜100ミリグラム、100〜200、および100〜250ミリグラムなどの部分領域が含まれる。この同じ原理は、1つの数値だけを挙げている範囲に適用され、範囲の幅または記載されている特性に関係なく適用されるべきである。

0012

本明細書で用いられる場合、用語「約」は、寸法、サイズ、製剤、パラメータ、形状ならびに他の量および特性が正確でなく、かつ正確である必要がないが、近似値でよく、ならびに/または許容差変換係数、丸め、測定誤差など、および当業者に公知である他の因子を反映して、所望により、より大きいかまたはより小さくてよいことを意味する。さらに、他に明記しない限り、用語「約」は、範囲および数値データに関する上の議論一貫して、「正確に」を明示的に含むものとする。

0013

本明細書で用いられる場合、「上方調節」および「下方調節」は、1つまたはそれより多くの遺伝子、およびその結果としてのそれらの遺伝子によってコードされるタンパク質(複数可)の、例えばあるシグナル、状態または作用因子に応答しての、増加または減少した発現をそれぞれ指す。

0014

本明細書で用いられる場合、「有効量」は、組成物に含まれたときに、意図された組成物のまたは生理的効果を達成するのに十分である成分量を指す。したがって、「治療的有効量」は、活性作用因子の非毒性であるが、その活性作用因子が有効であることが公知である状態の処置または予防で治療的結果を達成するのに十分な量を指す。その意図されたタスクを実行する物質の能力に様々な生物的因子が影響を及ぼすことができることが理解される。したがって、一部の例では、「有効量」または「治療的有効量」はそのような生物的因子に依存することがある。さらに、治療効果の達成は、医師または資格のある他の医療関係者当技術分野で公知である評価を用いて測定することができるが、処置に対する個々の変動および応答が治療効果の達成を主観的な決定にすることがあることが認識される。有効量の決定は、薬科学および栄養学ならびに医学の分野の通常の技術の十分に範囲内である。

0015

本明細書で用いられる場合、「薬学的または栄養学的許容される担体」および「担体」は互換的に用いることができ、被験体への送達のために特定の投薬製剤を達成するために生体活性作用因子または栄養作用因子と組み合わせることができる、任意の不活性で薬学的または栄養学的に許容される材料を指す。一般原理として、担体は、生体活性作用因子を実質的に分解するか、さもなければ生体活性作用因子に悪影響を与える様式で生体活性作用因子と反応してはならない。

0016

本明細書で用いられる場合、過程の「減弱」は、その過程が減速するか、停止するか、逆転するか、増加が阻止される結果を含む。特定の例では、炎症の減弱は、炎症促進過程および経路を減速または停止させることによって、ならびに抗炎症過程および経路を上方調節することによって達成することができる。

0017

本明細書で用いられる場合、「Nrf2関連遺伝子」は、核因子赤血球由来2)様2タンパク質(本明細書で「Nrf2」と呼ばれる)をコードする遺伝子(例えばNFE2L2)、ならびにこれらの遺伝子と関連する抗酸化物質応答エレメント(ARE)へのNrf2の結合によって発現をモジュレートすることができる遺伝子を指す。

0018

本明細書で用いられる場合、「賦形剤」は、被験体への送達のために特定の投薬製剤を達成するか、特定の性能特性を剤形に提供するために活性作用因子および担体と組み合わせることができる、実質的に不活性の物質を指す。例えば、賦形剤には、結合剤滑沢剤などを含めることができるが、特に活性作用因子および担体は排除される。

0019

本明細書で用いられる場合、「被験体」は、本明細書に挙げられる組成物の投与または方法から恩恵を受けることができる哺乳動物を指す。最も頻繁には、被験体はヒトである。

0020

本明細書で用いられる場合、「投与」および「投与すること」は、活性作用因子またはそれを含有する組成物が被験体へ提示される様式を指す。投与は、経口方法および非経口方法などの、当技術分野で周知の様々な経路によって達成することができる。

0021

本明細書で用いられる場合、「経口投与」は、薬剤または栄養処方を含む経口剤形飲み込むか、噛むか、または吸うことによって達成することができる投与経路を指す。周知の経口剤形の例には、錠剤、カプセル剤、カプレット剤、散剤、顆粒剤、飲料、シロップ剤、エリキシル剤、糖剤または他の食品アイテムなどが含まれる。

0022

本技術には、細胞浄化を強化して、加齢の負の効果に対抗するかまたは弱めるための、新規の栄養的介入が含まれる。酸化的損傷求電子損傷および炎症は、加齢の過程および年齢関連の疾患の発達に深く関与する。従来の抗加齢戦略は、加齢の負の効果と闘うために、外来性の抗酸化物質の送達だけに代表的に焦点を合わせてきた。本革新は、以下を含む内在性の細胞保護機構を直接に標的にすることができる天然化合物を同定する新戦略を反映する:1)生体異物および生体異物代謝産物の解毒に関与する遺伝子の上方調節、2)内在性の抗酸化物質および抗酸化物質酵素の合成および調節に関与する遺伝子の上方調節、ならびに3)炎症の減弱に関与する遺伝子のモジュレーション

0023

詳細には、細胞浄化を促進して内在性の抗酸化物質応答を強化する製剤では、Nrf2によって媒介される重要な年齢関連の経路の中の遺伝子をモジュレートする化合物が使用されてよい。Nrf2は、求電子ストレッサーおよび酸化的傷害に対して防御するものを含む、細胞保護因子をコードする一連大群の遺伝子の基礎的で誘導可能な発現を正に調節する転写因子である。Nrf2活性は、酸化的および求電子ストレスへの細胞の曝露により観察されている。以下のものは、Nrf2関連遺伝子の非限定例である:
NFE2L2(核因子、赤血球由来2、様2)。求電子ストレッサーおよび酸化的傷害に対して防御する多くの抗酸化物質タンパク質および第II段階解毒酵素をコードするものを含む、抗酸化物質応答エレメント(ARE)調節遺伝子の誘導可能および構成的の両方の発現を担うNrf2転写因子をコードする。

0024

GCLMおよびGCLC。グルタミン酸システインリガーゼはγ−グルタミルシステインシンテターゼとしても公知であり、グルタチオン(GSH)合成の第1の律速酵素である。この酵素は2つのサブユニット(重い触媒サブユニット(GCLC)および軽い調節サブユニット(GCLM))からなる。ショウジョウバエでのGCLCまたはGCLMの過剰発現は、酸素消費の速度に影響を及ぼすことなく、寿命延長させる。

0025

GSRは、クラスIピリジンヌクレオチドジスルフィドオキシドレダクターゼファミリーのメンバーであるグルタチオンレダクターゼ(GSR)をコードする。これは細胞性抗酸化物質防御で中心的な酵素であり、酸化したグルタチオンジスルフィド(GSSG)をスルフヒドリル形のGSHに還元する。

0026

GSTA1は、αクラスグルタチオンSトランスフェラーゼ(alpha class
glutathione S−tranferase)をコードし、それは発がん物質治療薬、環境毒素および酸化的ストレスの生成物を含めた求電子化合物の、GSHとのコンジュゲーションによる解毒において機能する。肝臓ビリルビンおよび特定の抗がん薬を代謝することに加えて、αクラスグルタチオンSトランスフェラーゼはグルタチオンペルオキシダーゼ活性を示し、それによって反応性酸素種および過酸化生成物から細胞を保護する。

0027

GPX1は、電子供与体としてGSHを利用して、傷害性反応性酸素種である過酸化水素(H2O2)および合成有機過酸化物の除去を担う内在性の抗酸化物質酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼをコードする。

0028

GPX4は、GPX1と同じ活性を有するが、代謝性毒物である脂肪酸ヒドロペルオキシドおよびコレステロールヒドロペルオキシドを除去するさらなる能力を有する、内在性の抗酸化物質酵素であるリン脂質ヒドロペルオキシドグルタチオンペルオキシダーゼをコードする。

0029

SOD1は、反応性スーパーオキシドラジカル(O2−)の触媒除去に関与する内在性の抗酸化物質酵素である銅亜鉛スーパーオキシドジスムターゼ(CuZnSOD1)の可溶性形をコードする。

0030

HMOX1は、ヘム分解の第1のおよび律速性の酵素の誘導可能なアイソフォームであるヘムオキシゲナーゼ(HO−1)をコードする。HO−1は、強力な抗酸化物質機能および抗炎症機能も有する。HO−1の誘導は、酸化的ストレスの細胞傷害性およびアポトーシス細胞死から保護する。

0031

NQO1は、NAD(P)Hデヒドロゲナーゼキノン)ファミリーのメンバーであり、細胞質の2電子レダクターゼをコードする。このタンパク質の発現変化は多くの腫瘍で観察されており、アルツハイマー病(AD)とも関連している。

0032

SRXN1は、重要なNrf2調節遺伝子であり、での酸化的損傷に対する保護に寄与する。マウスでの遺伝子ノックアウトによるNrf2シグナル伝達破壊または細胞でのRNAiは、Srx1の発現を下方調節した。SRXN1の5’−プロモーター隣接領域のコンピューター分析は、高度に保存される複数の抗酸化物質応答エレメント(ARE)を同定した。レポーターおよびクロマチン免疫沈降アッセイは、−228位のARE1がNrf2調節応答のために重要なことを実証した。RNAiによるSRXN1発現の減弱はH2O2の毒性を強化し、一方、SRXN1の過剰発現はin vitroでH2O2媒介細胞死から保護した。

0033

UGT1A6は、小さな親油性分子、例えばステロイド、ビリルビン、ホルモンおよび薬物を水溶性排泄可能な代謝産物に転換するグルクロン酸化経路の酵素であるUDPグルクロノシルトランスフェラーゼをコードする。この遺伝子によってコードされる酵素は、フェノール性および平面性の化合物に活性がある。

0034

NOS2。一酸化窒素は、神経伝達ならびに抗微生物活性および抗腫瘍活性を含むいくつかの過程で生物学的媒介物質として作用する反応性フリーラジカルである。この遺伝子は、肝臓で高度に発現される誘導可能な一酸化窒素合成酵素(iNOS)をコードする。

0035

NOS3は、血管拡張のために必要な一酸化窒素の生産を担う内皮由来のNOS(eNOS)をコードする;炎症状態および加齢で異常調節される。

0036

PTGS2。プロスタグランジンエンドペルオキシドシンターゼ(PTGS)はシクロオキシゲナーゼ2(COX2)としても公知であり、プロスタグランジン生合成での鍵となる酵素であり、ジオキシゲナーゼおよびペルオキシダーゼの両方として作用する。PTGSの2つのアイソザイム(構成的PTGS1および誘導可能なPTGS2)があり、それらはそれらの発現の調節および組織分布が異なる。この遺伝子は、誘導可能なアイソザイムをコードする。それは特異的な刺激性事象によって調節され、炎症およびマイトジェネシスに関与するプロスタノイド生合成をそれが担うことを示唆している。

0037

本技術の1つの実施形態では、経口製剤は、被験体による経口製剤の摂取によりNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする、複数の作用因子を含むことができる。モジュレートされる遺伝子は、細胞で抗酸化物質として作用する生成物をコードする遺伝子、または酸化還元反応を媒介する酵素をコードする遺伝子、ならびに廃棄生成物の除去または再利用に関与するタンパク質をコードする遺伝子のいずれであってよい。詳細には、Nrf2関連遺伝子には、内在性の抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子が含まれてもよい。別の態様では、複数の作用因子のうちの少なくとも1つは、炎症を弱める。炎症に及ぼす効果は、遺伝子発現をモジュレートすることを含むことができる。例えば、炎症は、炎症経路に寄与する遺伝子生成物(例えばTNF−α)の発現を下方調節することによって、および/または抗炎症性タンパク質(例えばサイトカインIL−10)の発現を上方調節することによって弱めることができる。

0038

さらに別の態様では、作用因子のうちの少なくとも1つは、酸化的ストレスへの応答を強化するような様式で、誘導可能な自己貪食を刺激することができる。タンパク質p62は、ユビキチン結合タンパク質凝集体の形成のために重要であることが公知である。P62は、Nrf2のプロテアソーム分解を媒介するユビキチンリガーゼ複合体の構成成分であるKeap1とも相互作用する。しかし、Nrf2に対するKeap1の阻害効果はKeap1システインの酸化還元状態に依存し、したがってNrf2ユビキチン結合およびタンパク質分解酸化条件で抑制される。自己貪食の減少は、細胞質でのp62の蓄積およびKeap1のより多くの結合をもたらす。反対に、自己貪食の誘導の増加は、Keap1との相互作用のためのp62の利用可能性の減少をもたらすことができ、それはNrf2の酸化的応答を調節するKeap1の能力を温存することができる。

0039

本技術に従って、製剤は、特定のNrf2関連遺伝子またはそのような遺伝子のパネルもしくは経路に及ぼすそれらの作用に基づいて選択される作用因子を含むことができる。上記のように、そのような一遺伝子群としては、NFE2L2、GCLM、GCLC、GSR、GSTA1、GPX1、GPX4、HMOX1、NQO1、SRXN1、SQSTM1、SOD1、UGT1A6、NOS2、NOS3およびPTGS2を挙げることができるが、これらに限定されない。1つの例では、製剤は、複数のNrf2関連遺伝子をモジュレートする作用因子を含むことができる。さらなる態様では、製剤は、組み合わせた作用因子がNrf2関連遺伝子のうちの少なくとも一部の最小数をモジュレートするように選択される複数のそのような作用因子を含むことができる。本技術に従って、そのような製剤中の作用因子は、一緒になって少なくとも3つのそのような遺伝子をモジュレートすることができるが、より具体的な実施形態ではそのような遺伝子のうちの少なくとも4つから5つをモジュレートすることができる。留意すべきはこれが1つの例に過ぎず、したがって作用因子の多くの組合せを選択し、一緒になって他の数の遺伝子をモジュレートすることができることである。

0040

経口製剤の投与は、細胞保護機構への加齢のインパクトを小さくすることができる。一態様では、加齢被験体での製剤の使用は、これらの機構に及ぼす年齢関連の影響に対抗するか、弱めるか、または逆転させることができる。特定の態様では、経口製剤は、その転写生成物が細胞保護機構に関与する遺伝子の発現における年齢関連の変化に対抗するか、弱めるか、または逆転させるのに有効である。1つの態様では、経口製剤の投与は、Nrf2の約1.1倍から約3.0倍の年齢関連の下方調節を実質的に逆転する。別の態様では、経口製剤の投与は、グルタチオン合成に関与する遺伝子の年齢関連の下方調節に対抗する。一例では、経口製剤は、GCLC、GCLMおよびGSRのいずれかの発現における1.1倍から3.0倍の年齢関連の減少を逆転させる。別の例では、経口製剤は、GSTA1における発現の約1.5倍から約6.0倍の年齢関連の減少を実質的に逆転させるのに有効である。

0041

別の態様では、経口製剤の投与は、抗酸化物質および解毒遺伝子発現の年齢関連の上方調節を逆転させる。一例では、経口製剤は、Gpx1、Gpx4およびSRXN1のいずれかの発現における約1.05倍から約4.0倍の年齢関連の増加を実質的に逆転させるのに有効である。別の例では、経口製剤は、SOD1の発現における約1.05倍から約3.0倍の年齢関連の増加を実質的に逆転させるのに有効である。

0042

別の態様では、経口製剤は、炎症と関連する発現での年齢関連の影響を逆転させるのに有効である。一例では、経口製剤は、NOS2およびNOS3のいずれかの発現における約1.05倍から約3.0倍の年齢関連の増加を実質的に逆転させるのに有効である。

0043

本技術の別の態様では、経口製剤は、DNA安定性での年齢関連の変化を実質的に逆転させるのに有効である。一例では、製剤は、DNA修復のための経路の年齢関連の下方調節を逆転させる。別の例では、製剤は、テロメアの維持および組織化のための経路を上方調節することなどの、他の保護効果を発揮することができる。別の態様では、経口製剤は、自己貪食での年齢関連の変化を実質的に逆転させるのに有効である。別の態様では、経口製剤は、炎症性応答での年齢関連の変化を実質的に逆転させるのに有効である。

0044

製剤中の複数の作用因子は、摂取されたときにNrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする、栄養素および植物抽出物などの天然化合物を含むことができる。そのような化合物としては、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブドウ全体の抽出物、チョウセンニンジン、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、コエンザイムQ10、ザクロ抽出物、クルクミン、EGCG、ルテイン、リコペン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、五味子抽出物、酸果桜桃抽出物、ローズマリー抽出物およびCordyceps sinensisが挙げられる。特定の例では、経口製剤は、これらの化合物のうちの少なくとも2つを含む。

0045

上記のように、異なる有効モジュレーションプロファイルを提供するために、作用因子の異なる組合せが含まれてよい。1つの実施形態では、経口製剤で、ブロッコリー種子抽出物、レッドオレンジ抽出物およびブドウ種子抽出物を組み合わせることができる。より具体的な実施形態では、製剤は、20から30重量%のブロッコリー種子抽出物、25重量%から35重量%のレッドオレンジ抽出物、および45から55重量%のブドウ種子抽出物を含むことができる。別の実施形態では、製剤は、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む。より具体的な例では、製剤は、25から35重量%のオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%のオリーブ果実抽出物、15重量%から25重量%のレッドオレンジ抽出物、25から35重量%のブドウ種子抽出物、および5から15重量%のコエンザイムQ10を含む。

0046

経口製剤の別の実施形態は、ブロッコリー種子抽出物、αリポ酸およびブドウ種子抽出物を含む。この実施形態の具体例は、10重量%から30重量%のブロッコリー種子抽出物、15重量%から60重量%のαリポ酸、および25重量%から55重量%のブドウ種子抽出物を含む。さらに別の実施形態は、オリーブ葉抽出物、オリーブ果実抽出物、αリポ酸、ブドウ種子抽出物およびコエンザイムQ10を含む。具体的な例では、成分は、20から35重量%のオリーブ葉抽出物、5重量%から15重量%のオリーブ果実抽出物、10重量%から50重量%のαリポ酸、20から35重量%のブドウ種子抽出物、および5から15重量%のコエンザイムQ10である。

0047

製剤を用いた結果の一貫性は、特定の活性構成成分に従って成分を標準化することによって強化することができる。例えば、上記の実施形態の態様では、ブドウ種子抽出物は、約50%から約99%までのポリフェノールを含有するように標準化することができる。具体例では、ブドウ種子抽出物は、約95%のポリフェノールを含有する。別の態様では、レッドオレンジ抽出物は、約2.5%から約25%までのポリフェノールを含有するように標準化することができる。具体例では、レッドオレンジ抽出物は、約15%のポリフェノールを含有する。別の態様では、用いるブロッコリー種子抽出物は、約1%から約20%までのスルホラファンを含有するように標準化される。1つの具体例では、ブロッコリー種子抽出物は、約13%のスルホラファンを含有する。さらなる例では、コエンザイムQ10は、約15%から約99%までのユビキノンを含有するように標準化することができる。1つの具体例では、コエンザイムQ10は、約20%のユビキノンを含有する。別の態様では、製剤は、約1%から約25%までのオレウロペインを含有するように標準化されたオリーブ葉抽出物を含み、オリーブ果実抽出物は、約1%から約10%までのヒドロキシチロソールを含有するように標準化することができる。具体例では、オリーブ葉抽出物は約20%のオレウロペインを含有し、オリーブ果実抽出物は約6%のヒドロキシチロソールを含有する。

0048

経口製剤は、経口投与に適する任意の送達形または剤形で調製することができる。例えば、製剤中の活性作用因子を液体担体と合わせ、次に濃縮または希釈して液体形を調製することができる。あるいは、固体剤形の調製のために、活性作用因子を乾燥させ、加工して、担体、充填剤、錠剤成形剤可塑剤などの適切な材料と合わせることができる。一部の態様では、経口製剤は、活性作用因子の乾燥粉末形から、または活性作用因子を含有する天然の供給源からの抽出物から本質的になることができ、それは適する経口投与のために包装されて提示される。カプセル剤、錠剤、散剤、飲料、ウエハース、菓子類、チュアブル剤、ゲル剤、ペースト剤、エリキシル剤、シロップ剤、ドロップ剤、ロゼンジ剤などの、食品および医薬の分野で公知である固体および液体の剤形が用いられることが企図される。特定の実施形態では、経口製剤は、甘味剤および着香剤を必要に応じて含むことができ、飲料を作製するために水または他の液体に溶解可能である粉末に加工される。別の特定の実施形態では、経口製剤は加工されて、ゼラチンカプセルなどのカプセルに入れられる。

0049

送達形を調製するために必要に応じて、経口製剤は1つまたはそれより多くの賦形剤をさらに含むことができる。様々な剤形を作製するための、医薬、栄養補助剤および食品産業で一般に公知である様々な賦形剤を用いることができる。これらには、例えば、液体担体、溶媒、充填剤、結合剤、滑沢剤、流動促進剤、着香剤(flavoring)および着色剤が含まれる。特定の実施形態では、経口製剤は、食品等級のガム、固結防止剤(anti−caking agent)、レシチン、微結晶性セルロース、シリカゲル、着香剤および甘味剤のうちの1つまたはそれより多くを含む。食品等級のガムとしては、キサンタンガム(xanthar gum)およびグァーガムが挙げられる。固結防止剤として、二酸化ケイ素、ステアリン酸、リン酸三カルシウムケイ酸カルシウムアルミノケイ酸ナトリウム炭酸マグネシウムタルクベントナイトフェロシアン化ナトリウムフェロシアン化カリウムおよび骨質リン酸塩が挙げられるがこれらに限定されない。

0050

本技術に従って、細胞の浄化(purification)、または洗浄(cleansing)を促進するための方法は、Nrf2関連遺伝子の発現をモジュレートする複数の作用因子を含む経口製剤を被験体に投与することを含むことができる。Nrf2関連遺伝子には、内在性の抗酸化物質をコードする少なくとも1つの遺伝子、および細胞性解毒物質をコードする少なくとも1つの遺伝子が含まれてもよい。さらなる態様では、複数の作用因子のうちの少なくとも1つは、炎症を弱める。別の態様では、複数の作用因子のうちの少なくとも1つは、被験体の組織における自己貪食を刺激する。

0051

経口製剤は、特定の投薬計画に従って活性作用因子の有効量を提供するように製剤化することができる。本明細書での経口製剤は、所望の日用量に従って活性作用因子の各々を提供することができる。具体的な実施形態では、経口製剤を投与することは、125mgのレッドオレンジ抽出物、210mgのブドウ種子抽出物および115mgのブロッコリー種子抽出物の日投薬量を被験体に提供する。別の実施形態では、経口製剤を投与することは、125mgのレッドオレンジ抽出物、210mgのブドウ種子抽出物、75mgのコエンザイムQ10、200mgのオリーブ葉抽出物、および67mgのオリーブ果実抽出物の日投薬量を被験体に提供する。

0052

別の態様では、経口製剤は、体重あたり基準の活性作用因子の所望量を送達するように被験体に投与することができる。投与は、被験体の種(例えば哺乳動物の被験体、またはより具体的にはヒト被験体)、ならびに性別、年齢、医学的状態などの他の因子に基づいて構成することができる。特定の実施形態では、経口製剤の有効量は、約0.15から約18mgまでのレッドオレンジ抽出物、約0.3から約30mgまでのブドウ種子抽出物、および約0.15から約16.5mgまでのブロッコリー種子抽出物を含む、体重1kgあたりの日用量を被験体に送達する。別の実施形態では、製剤を投与することは、約0.15から約18mgまでのレッドオレンジ抽出物、約0.3から約30mgまでのブドウ種子抽出物、約0.1から約11mgまでのコエンザイムQ10、約0.28から約28mgまでのオリーブ葉抽出物、および約0.09から約9.6mgまでのオリーブ果実抽出物の体重1kgあたりの投薬量を被験体に提供する。

0053

典型的な日中の正常な細胞活動は酸化的ストレスおよび代謝廃棄生成物の蓄積を最終的にもたらすことができ、それらは激しい活動または他のストレッサーの増加によって増加するが、それは加齢によって悪化する問題である。したがって、長時間の活動の後、例えば1日の終わりに、細胞解毒および抗酸化物質応答が特に必要とされる可能性がある。したがって、本明細書に記載される製剤の使用の1つの適応は、夜間の投与である。しかし、投与の時間は、被験体の活動周期に基づいて選択することができる。例えば、長時間の夜の活動(例えば夜間シフト仕事)に従事する被験体は、活動期間が終了した後の朝に製剤をとることから恩恵を受けることができる。したがって、具体的な態様では、製剤は、被験体が寝床に入るいかなる時間にでも被験体に投与することができる。

0054

本明細書で議論される製剤および方法は、他の処置と併用することができることがさらに企図される。例えば、本明細書で議論される製剤は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願第13/115,027号に記載されるような性能強化製剤と併用することができる。1つの例では、代謝性能を強化する作用因子を含む性能強化製剤は朝にとることができ、本技術による解毒製剤は夜間にとることができる。性能強化製剤によって促進される活動の増加は、酸化的ストレスの増加および代謝廃棄生成物の増加などの代謝効果をもたらすことができ、したがって、本製剤によって提供される解毒および回復へのより大きな必要性が生じる可能性がある。このように、単一の24時間以内の2つの製剤の併用投与は、これらの製剤のうちの1つだけの使用と比較して、全体の系またはプログラムとして、被験体の健康および健やかさを向上させるのに実質的な恩恵をもたらすことができる。別の実施形態に従って、上記性能強化製剤および本技術による解毒製剤は、キットに含まれてもよい。キットは、特定の時間割に従って(例えば互いの24時間以内に)各製剤を投与することを使用者指導する取扱説明書をさらに含むことができる。

0055

本発明の態様は、以下の例示的な実施形態でさらに例示される。これらの実施例は、開示の限定とみなすべきでなく、単に、本発明の実施を当業者に教えるために記載されているだけである。発明の才能を発揮することなしに、かつ本発明の原理および概念から逸脱せずに、形、使用法および実行の詳細に多くの改変を加えることができることは、当業者に明らかとなる。したがって、下記の請求項によることを除いて、本発明が限定されることを意図しない。

0056

(実施例1)
若齢マウスの肝臓および肺におけるNrf2関連遺伝子の発現に成分が及ぼす影響の試験
給餌プロトコル
C57BL/6Jマウスを6週齢時に入手し、箱型ケージに個々に収容し、1週あたり24グラム(およそ84kcal)のAIN−93M食餌を与えた(月曜日および水曜日に7グラム、金曜日に10グラム)。8週齢時に開始されてから22週齢まで継続して、マウスは1)AIN93M食餌(若齢対照、YC)で維持されたか;2)63kcal/週の改変AIN93M製剤を供給するカロリー制限(CR)食餌を給餌されたか;または3)いくつかの植物抽出物、ビタミンもしくは植物化学物質のうちの1つを補充したAIN93M食餌に割り当てられた。1キログラムの食餌あたりの各成分の量は、研究した実験成分によって異なった。22週齢時に、組織をマウスから収集し、液体窒素急速冷凍し、後の分析のために−80℃で保存した。

0057

試験した成分:
ケルセチン(Fava d’Antaから)、酸果桜桃(Prunus cerasus L.(Rosaceae)cv.Balaton)、カルノソールローズマリー(Rosmarinus officinalis Linn.、カルノシン酸)、ブロッコリー種子抽出物(13%スルホラファングルコシノレート)、αリポ酸、PowerGrape(商標)(ブドウ全体の抽出物)、ブドウ種子抽出物(GSE)、オリーブ葉およびオリーブ水抽出物(ヒドロキシチロソール/オレウロペイン)、Schizandra chinensis、Cordyceps sinensis、ザクロ抽出物、Panax ginsengならびにCoQ10/ユビキノール

0058

スクリーニング
CRまたは成分がNrf2経路に正に影響して異物代謝遺伝子および酸化的ストレス遺伝子の発現を調節したか、ならびに/または炎症の調節を担う遺伝子に正に影響したかを決定するために、本発明者らは、マウスの全ての群からの肝臓および肺全体から単離されたRNAで、定量的リアルタイムPCR(RT−qPCR)分析を実施した。簡潔には、変化の大きさを各遺伝子について決定し、若齢対照(YC)群とカロリーまたはエネルギー制限(CR)群とを、およびYCと処置マウスとを比較した。個々の遺伝子の発現での変化が統計的に有意であったかどうか決定するために、両側t検定(同等の分散を仮定する)を用いた。発現の変化の大きさは、統計分析のために正規性仮定に適合するようにlog2調整された「変化倍数」値として報告される。

0059

成分のスクリーニングのために、Nrf2および炎症経路を代表する一団の10遺伝子:GCLM、GCLC、GSR、GSTA1、HMOX1、NQO1、SRXN1、UGT1A6、NOS2およびPTGS2を選択した。

0060

結果
肝臓組織
CRおよび様々な栄養素に応答して、頑強な遺伝子発現の変化が肝臓で見られた。最も大きな正のインパクトを及ぼした成分には、ブロッコリー種子抽出物(スルホラファン)、ブラッドオレンジ抽出物、αリポ酸およびオリーブ抽出物が含まれた。最も頑強な変化は、Nrf2/ARE/解毒関連遺伝子にあった。抗炎症遺伝子は、一例を除いて比較的影響を受けないままだった。COX2/Ptgs2は(予測されるように)CRで2倍下方調節されたが、それはSchisandraによって2倍を超えて上方調節され、この植物材料の炎症促進効果の可能性を示唆した。

0061

肺組織
介入、CRまたは栄養素に関係なく、肺では遺伝子発現の極めて少ない変化しか観察されなかった。観察された変化のうち、最も大きな恩恵は、抗炎症遺伝子iNOS/Nos2の下方調節であった。CR、CoQ10およびケルセチンによって、iNOSの中程度の下方調節が観察された。

0062

(実施例2)
若齢マウスおよび高齢マウスの腓腹筋におけるNrf2関連遺伝子の発現に及ぼす成分およびCRの効果の比較
給餌プロトコル:
実施例1の場合のとおりにB6C3F1マウスを入手して収容した。若齢対照(YC)群については、8週齢から開始して22週齢まで継続して、マウスをAIN93M食餌で維持した。高齢動物群については、14月齢から開始して30月齢まで継続して、マウスは、1)AIN93M食餌で維持された(高齢対照)か;2)63kcal/週の改変AIN93M製剤を供給するカロリーもしくはエネルギー制限(CR)食餌を給餌されたか;または3)いくつかの植物抽出物、ビタミンもしくは植物化学物質のうちの1つを追加したAIN93M食に割り当てられた。1キログラムの食餌あたりの各成分の量は、研究した実験成分によって異なった。給餌期間の終わりに、マウスの腓腹筋から組織を収集し、液体窒素で急速冷凍して、後の分析のために−80℃で保存した。

0063

スクリーニング
CRまたは成分がNrf2経路の年齢関連の衰退に対抗して異物代謝遺伝子および酸化的ストレス遺伝子の発現を調節したかを決定するために、マウスの全ての群からの腓腹筋から単離されたRNAについて、定量的リアルタイムPCR(RT−qPCR)分析を実施した。各遺伝子について、変化の大きさを決定した(YC対OCおよびOC対高齢処置マウス)。個々の遺伝子の発現での変化が統計的に有意であったかどうか決定するために、両側t検定(同等の分散を仮定する)を用いた。発現の変化の大きさは、統計分析のために正規性仮定に適合するようにlog2調整される「変化倍数」値として報告される。

0064

成分のスクリーニングのために、Nrf2経路を代表する一団の5遺伝子:GCLM、GCLC、GSR、GSTA1およびNQO1を選択した。筋肉でスクリーニングした成分には、αリポ酸、CoQ10、ザクロ、レスベラトロール、その他が含まれた。

0065

結果
αリポ酸は、GCLC(グルタチオン合成関連遺伝子)およびGSR(還元型GSHを維持する、酸化的ストレス状態指標)を上方調節した。さらに、αリポ酸は、GCLCおよびGSRの発現の年齢関連の減少に対抗した。CoQ10はGCLCを上方調節して、GCLCの発現における年齢関連の減少に対抗した。ザクロ抽出物はGCLM(グルタチオン合成関連遺伝子)を上方調節して、GCLMの発現における年齢関連の減少に対抗した。

0066

(実施例3)
若齢マウスおよび中年齢マウスでのNrf2関連遺伝子の発現に成分が及ぼす影響の試験
給餌プロトコル:
承認されたVA動物飼育プロトコルの下で単独で試験された化合物の4つの混合物のうちの1つをCBA/Jマウスに給餌する。これらの混合物を、中年齢のマウス(およそ15月齢)に給餌する。実施例1の場合のように全てのマウスを個々に収容し、カロリーを制御した量の規定のAIN93M食餌を給餌する。実験の終わりに、混合物が目的の経路を改変する能力、および/または加齢の過程を遅らせる能力を有するかどうか決定するために、マウスから組織を収集する。

0067

これらの研究は、青年期(およそ2月齢)からまたは中年齢(およそ15月齢)から開始して、3〜5カ月(2〜5または18〜20月齢)にわたって、CBA/Jマウスについて実施される。以下の群を研究する:
1.AIN93M食餌だけを給餌された若齢対照(YC)(n=8匹のマウス)を用いて、若齢遺伝子発現のベースライン確立する;
2.AIN93M食餌だけを給餌された中年齢対照(MAC)(n=8匹のマウス)を用いて、処置がない場合の加齢にともなう遺伝子発現のベースラインを確立する;
3.食餌化合物の4つの混合物のうちの1つで強化されたAIN93M食餌を給餌された中年齢マウス(4つ全ての食餌についてn=64匹のマウス)。

0068

a.処置1。レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物およびブロッコリー種子抽出物
b.処置2。Cordyceps sinensis、ザクロ抽出物およびPanax ginseng抽出物
c.処置3。レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、コエンザイムQ10、オリーブ葉抽出物およびオリーブ果実抽出物
d.処置4。レッドオレンジ抽出物、ブドウ種子抽出物、ブロッコリー種子抽出物、Cordyceps sinensis、ザクロ抽出物およびPanax ginseng抽出物
処置で変化する個々の遺伝子および遺伝子の機能的クラスを同定するために、遺伝子発現プロファイリングが用いられる。肝臓、脂肪心臓、脳、肺および腓腹筋が検査される。試料調製およびマイクロアレイ分析のための詳細な実験方法は、他の場所(http://dx.doi.org/10.1073/pnas.232308999)で公開されている。1つの例外は、この実験のために、20,696個の特異な遺伝子の検出を可能にする、アフィメトリクスマウス1.0遺伝子STアレイが利用されることである。

0069

加齢に伴って起こる遺伝子発現の変化を同定するために、中年齢対照試料平均値が、若齢対照の平均値と比較される。処置で起こる遺伝子発現の変化を同定するために、処置試料の平均値が、中年齢対照の平均値と比較される。個々の遺伝子の発現における変化が統計的に有意であるかどうか決定するために、両側t検定(同等の分散を仮定する)を用いる。発現の変化の大きさは、統計分析のために正規性仮定に適合するようにlog2調整される「変化倍数」値として報告される。

0070

処置で変化する遺伝子の機能的クラスまたは経路を同定するために、前に記載の通りに(http://dx.doi.org/10.1186/1471-2105-6-144)、遺伝子セット濃縮のパラメトリック
解析(PAGE)が適用される。個々の遺伝子をそれらの機能と関連づけるために、遺伝子オントロジー(GO)コンソーシアムからの注釈が用いられる(http://www.geneontology.org)。「レベル3」以上からの注釈が含まれ、10を超えるが1000未満の遺伝
子によって表されるGO項だけが考慮される。PAGE技術は、各GO項についてのzスコアも計算し、正の値はGO項が処置で上方調節されることを示し、負の値は処置によるGO項の下方調節を示す。

0071

マイクロアレイの知見は、遺伝子の代表的サブセットを用いる、マウスの全ての群からの組織から単離されたRNAについての定量的リアルタイムPCR(RT−qPCR)分析によって確認される。各遺伝子について、変化の大きさを決定する(YC対MAC;MAC対処置マウス)。個々の遺伝子の発現における変化が統計的に有意であるかどうか決定するために、両側t検定(同等の分散を仮定する)を用いる。発現における変化の大きさは、統計分析のために正規性仮定に適合するようにlog2調整される「変化倍数」値として報告される。

0072

結果
栄養化合物の混合物を追加した中年齢マウスの栄養補助は、第II段階解毒経路および他の細胞保護経路に関連する遺伝子発現経路における年齢関連の変化に対抗するかまたは弱めるのが見られる。それらはまた、自己貪食および炎症の調節の制御に関連する遺伝子における年齢関連の変化にも対抗するかまたは弱める。最後に、それらは抗酸化物質保護機構を担う遺伝子の発現における年齢関連の減退に対抗する。栄養補助食品ブレンドは、遺伝子発現での年齢関連の変化に対抗するのに、単独で給餌される個々の成分の効果よりも大きな効果を有する。このブレンドは、以下に対抗する:1)生体異物および生体異物代謝産物の解毒に関与する遺伝子の下方調節、2)内在性の抗酸化物質および抗酸化物質酵素の合成および調節に関与する遺伝子の下方調節、3)自己貪食制御に関与する遺伝子の下方調節、ならびに4)炎症の調節に関与する遺伝子の年齢関連のモジュレーション。

0073

(実施例4)
製剤
上の結果に基づき、有効成分は以下に示す2つの製剤で組み合わされた:

0074

実施例

0075

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ