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技術 需要家通信装置、車両及び通信方法

出願人 京セラ株式会社
発明者 合川真史吉谷尚久
出願日 2019年6月5日 (10ヶ月経過) 出願番号 2019-105634
公開日 2019年9月12日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-154233
状態 未査定
技術分野 給配電網の遠方監視・制御 交流の給配電 電池等の充放電回路
主要キーワード 抑制度合い 定格入力 受領メッセージ 自動車販売店 充電機 需給調整 給電設備 潮流量
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月12日)のものです。
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図面 (7)

課題

車両蓄電装置を搭載する車両を利用することによって、逆潮流が抑制される場合において余剰電力を効率的に利用することを可能とする需要家通信装置、車両及び通信方法を提供する。

解決手段

需要家通信装置は、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ管理サーバから受信する受信部と、車両蓄電装置を搭載する車両及び車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信する送信部とを備える。

概要

背景

需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージが知られている。逆潮流抑制メッセージは、電力事業者又は配電事業者などに属する管理サーバから需要家施設に対して、通信回線を介して送信される(例えば、特許文献1)。

概要

車両蓄電装置を搭載する車両を利用することによって、逆潮流が抑制される場合において余剰電力を効率的に利用することを可能とする需要家通信装置、車両及び通信方法を提供する。需要家通信装置は、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信する受信部と、車両蓄電装置を搭載する車両及び車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信する送信部とを備える。

目的

本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両蓄電装置を搭載する車両を利用することによって、逆潮流が抑制される場合において余剰電力を効率的に利用することを可能とする需要家通信装置、車両及び通信方法を提供する

効果

実績

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請求項1

需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージ管理サーバから受信する受信部と、車両蓄電装置を搭載する車両及び前記車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、前記車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信する送信部とを備え、前記充電メッセージは、前記需要家施設の給電設備及び前記車両蓄電装置を充電ケーブルによって接続するように促す情報を含むことを特徴とする需要家通信装置

請求項2

前記送信部は、前記車両及び前記端末装置の少なくともいずれか一方に対して、前記逆潮流抑制メッセージを受信した旨を示す受領メッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載の需要家通信装置。

請求項3

前記充電メッセージは、前記車両又は前記端末装置が前記需要家施設の給電設備から離れた位置に存在する場合に、前記車両又は前記端末装置の位置に対応する周辺給電設備における前記車両蓄電装置の充電を促す情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の需要家通信装置。

請求項4

前記充電メッセージは、前記車両又は前記端末装置の位置に対応する前記周辺給電設備の位置を示す情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の需要家通信装置。

請求項5

前記受領メッセージは、前記逆潮流量の抑制が要求されているスケジュールを示す情報を含むことを特徴とする請求項2、請求項2を引用する請求項3又は4に記載の需要家通信装置。

請求項6

前記送信部は、前記管理サーバに対して、前記車両蓄電装置の蓄電残量を示す残量情報、前記車両蓄電装置の最大蓄電量を示す蓄電容量情報、前記車両蓄電装置の定格入力情報、及び、前記車両蓄電装置の定格出力情報の少なくとも1つを送信することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の需要家通信装置。

請求項7

車両であって、車両蓄電装置と、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信する需要家通信装置から、前記車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを受信する受信部とを備え、前記充電メッセージは、前記需要家施設の給電設備及び前記車両蓄電装置を充電ケーブルによって接続するように促す情報を含むことを特徴とする車両。

請求項8

需要家通信装置が、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信するステップAと、前記需要家通信装置が、車両蓄電装置を搭載する車両及び前記車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、前記車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信するステップBとを備え、前記充電メッセージは、前記需要家施設の給電設備及び前記車両蓄電装置を充電ケーブルによって接続するように促す情報を含むことを特徴とする通信方法

技術分野

0001

本発明は、需要家施設から電力系統に対する逆潮流を制御するための需要家通信装置、車両及び通信方法に関する。

背景技術

0002

需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージが知られている。逆潮流抑制メッセージは、電力事業者又は配電事業者などに属する管理サーバから需要家施設に対して、通信回線を介して送信される(例えば、特許文献1)。

先行技術

0003

特開2012-244665号公報

発明が解決しようとする課題

0004

逆潮流が抑制される場合において余剰電力をどのように活かすかが課題となっており、車両蓄電装置を搭載する車両を利用することによって、逆潮流量を効率的に抑制することができることを見出した。

0005

そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両蓄電装置を搭載する車両を利用することによって、逆潮流が抑制される場合において余剰電力を効率的に利用することを可能とする需要家通信装置、車両及び通信方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

第1の特徴は、需要家通信装置であって、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信する受信部と、車両蓄電装置を搭載する車両及び前記車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、前記車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信する送信部とを備えることを要旨とする。

0007

第2の特徴は、車両であって、車両蓄電装置と、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信する需要家通信装置から、前記車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを受信する受信部とを備えることを要旨とする。

0008

第3の特徴は、通信方法であって、需要家通信装置が、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信するステップAと、前記需要家通信装置が、蓄電装置を搭載する車両及び前記車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、前記車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信するステップBとを備えることを要旨とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、車両蓄電装置を搭載する車両を利用することによって、逆潮流が抑制される場合において余剰電力を効率的に利用することを可能とする需要家通信装置、車両及び通信方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0010

図1は、実施形態に係る電力管理システム1を示す図である。
図2は、実施形態に係る需要家通信装置110を示す図である。
図3は、実施形態に係る端末装置610を示す図である。
図4は、実施形態に係る車両620を示す図である。
図5は、実施形態に係る適用シーンを示す図である。
図6は、実施形態に係る通信方法を示す図である。

実施例

0011

以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。

0012

ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。

0013

[開示の概要
開示の概要に係る需要家通信装置は、需要家施設から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを管理サーバから受信する受信部と、車両蓄電装置を搭載する車両及び前記車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、前記逆潮流抑制メッセージを受信した旨を示す受領メッセージを送信する送信部とを備える。

0014

開示の概要では、需要家通信装置は、逆潮流抑制メッセージを受信した旨を示す受領メッセージを車両又は端末装置に送信する。このような構成によれば、逆潮流抑制メッセージによって逆潮流が行われる旨を車両又は車両のユーザに通知することによって、車両に搭載された車両蓄電装置の積極的な利用を促すことができる。

0015

[実施形態]
(電力管理システム)
以下において、実施形態に係る電力管理システムについて説明する。図1は、実施形態に係る電力管理システム1を示す図である。

0016

図1に示すように、電力管理システム1は、需要家施設100と、ネットワーク200と、下位管理サーバ300と、上位管理サーバ400とを有する。

0017

需要家施設100は、需要家通信装置110と、負荷120と、分散電源130とを有する。需要家通信装置110は、需要家施設100に設けられる通信装置であり、下位管理サーバ300又は上位管理サーバ400と通信を行う。

0018

需要家通信装置110は、需要家施設100に設けられる機器電力を管理する装置(Energy Management System)或いは分散電源130を制御するPCS(Power Conditioning System)である。負荷120は、電力を消費する機器である。負荷120は、例えば、冷蔵庫照明エアコンテレビなどの機器を含む。負荷120は、単数の機器でもよく、複数の機器を含んでもよい。分散電源130は、電力を発生する機器である。分散電源130は、例えば、太陽電池燃料電池蓄電池などの機器を含む。分散電源130は、単数の機器でもよく、複数の機器を含んでもよい。

0019

実施形態では、需要家施設100A、需要家施設100B及び需要家施設100Cが需要家施設100として例示されている。需要家施設100A、需要家施設100B及び需要家施設100Cは同様の構成を有する。実施形態では、需要家施設100として三つの需要家施設100A〜需要家施設100Cを有する場合であるが、これに限定されず、1つの需要家施設100であってもよいし、複数の需要家施設100であってもよい。

0020

ネットワーク200は、需要家施設100と下位管理サーバ300とを接続する通信手段であればよい。具体的に、ネットワーク200は通信回線であり、例えば、インターネットである。ネットワーク200は、例えば、各需要家施設100が契約するプロバイダによって提供される。ネットワーク200は、専用回線であってもよい。

0021

下位管理サーバ300は、配電事業者などのアグリゲータに属するサーバである。アグリゲータは、アグリゲータと契約する需要家施設100の潮流量又は逆潮流量を管理する事業者である。

0022

実施形態では、下位管理サーバ300A及び下位管理サーバ300Bが下位管理サーバ300として例示されている。下位管理サーバ300A及び下位管理サーバ300Bは同様の構成を有する。下位管理サーバ300は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、下位管理サーバ300は、上位管理サーバ400と一体となっていてもよい。

0023

上位管理サーバ400は、電力会社などの電力事業者に属するサーバである。電力事業者は、需要家施設100の潮流量又は逆潮流量の管理をアグリゲータに委託してもよい。

0024

実施形態では、上位管理サーバ400は、電力系統から需要家施設100に対する潮流量(電力の供給量)の抑制を要求する潮流抑制メッセージ(例えば、DR;Demand Response)を送信する。上位管理サーバ400は、需要家施設100から電力系統に対する逆潮流量の抑制を要求する逆潮流抑制メッセージを送信する。実施形態では、潮流抑制メッセージ及び逆潮流抑制メッセージを電力指令メッセージと総称する。

0025

ここで、潮流抑制メッセージは、電力系統から需要家施設100に供給される電力量(潮流量)の抑制度合いを示す情報を含む。抑制度合いは、電力量(潮流量)の絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよい。或いは、抑制度合いは、電力量(潮流量)の相対値(例えば、○○kWの減少)で表されてもよい。或いは、抑制度合いは、電力量(潮流量)の抑制割合(例えば、○○%)で表されてもよい。或いは、抑制度合いは、予め決められた段階(例えば、0、1、2、3)で表されてもよい。

0026

或いは、潮流抑制メッセージは、電力系統からの潮流の対価である買電価格を示す情報を含んでもよい。買電価格として高い価格を設定することによって、電力系統から需要家施設100に供給される電力量(潮流量)の抑制が期待される。

0027

逆潮流抑制メッセージは、需要家施設100から電力系統に出力される電力量(逆潮流量)の抑制度合いを示す情報を含む。詳細には、逆潮流抑制メッセージは、分散電源の出力の抑制度合いを示す情報を含む。抑制度合いは、分散電源の出力の絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよい。或いは、抑制度合いは、分散電源の出力の相対値(例えば、○○kWの減少)で表されてもよい。或いは、抑制度合いは、予め決められた段階(例えば、0、1、2、3)で表されてもよい。或いは、抑制度合いは、分散電源の出力の抑制割合(例えば、○○%)で表されてもよい。抑制割合とは、需要家施設100に分散電源を設置する際に、分散電源を制御するPCSの出力能力として認定を受けた出力(以下、設備認定出力)に対する割合であってもよい。分散電源の出力能力とPCSの出力能力とが異なる場合には、設備認定出力は、これらの出力能力のうち、小さい方の出力能力である。複数のPCSが設置されるケースにおいては、設備認定出力は、複数のPCSの出力能力の合計である。

0028

ここで、潮流抑制メッセージ及び逆潮流抑制メッセージのフォーマットとして、自動デマンドレスポンス(ADR;Automated Demand Response)に
準拠したフォーマットを用いてもよい。上位管理サーバ400と下位管理サーバ300との間の通信及び下位管理サーバ300と需要家施設100との間の通信は、同じ規格に準拠する方式で行なわれてもよい。この同じ規格に準拠する方式としては、例えばOpen ADR規格に準拠する方式を用いることができる。

0029

(需要家通信装置)
以下において、実施形態に係る需要家通信装置について説明する。図2は、実施形態に係る需要家通信装置110を示す図である。需要家通信装置110は、通信部111と、制御部112とを有する。

0030

通信部111は、通信モジュール等によって構成されており、下位管理サーバ300又は上位管理サーバ400と通信を行う。ここでは、通信部111が下位管理サーバ300と通信を行うケースを例示する。例えば、通信部111は、ネットワーク200(通信回線)を介して、潮流抑制メッセージ又は逆潮流抑制メッセージを含む電力指令メッセージを下位管理サーバ300から受信する。実施形態に係る通信部111は、少なくとも逆潮流抑制メッセージを受信することに留意すべきである。

0031

実施形態では、通信部111は、車両蓄電装置を搭載する車両及び車両のユーザが有する端末装置の少なくともいずれか一方に対して、逆潮流抑制メッセージを受信した旨を示す受領メッセージを送信する。これによって、逆潮流抑制メッセージによって逆潮流が行われる旨を車両又は車両のユーザに通知することができる。

0032

受領メッセージは、逆潮流量の抑制が要求されているスケジュールを示す情報を含んでもよい。これによって、逆潮流抑制メッセージによって逆潮流の抑制が行われる期間の開始タイミングを車両又は車両のユーザに通知することができる。

0033

実施形態では、通信部111は、車両及び端末装置の少なくともいずれか一方に対して、車両蓄電装置の充電を促す充電メッセージを送信する。これによって、車両蓄電装置の積極的な利用を車両又は車両のユーザに促すことができる。充電メッセージは、受領メッセージと同一のメッセージであってもよく、受領メッセージと異なるメッセージに含まれてもよい。充電メッセージが受領メッセージと異なる場合には、充電メッセージは、受領メッセージの後に送信されてもよい。

0034

充電メッセージは、車両又は端末装置が需要家施設100の給電設備から離れた位置に存在する場合に、車両又は端末装置の位置に対応する周辺給電設備における車両蓄電装置の充電を促す情報を含んでもよい。車両が需要家施設100の給電設備から離れた位置に存在する場合は、例えば、車両が給電設備と接続されている場合などが挙げられる。一方、端末装置が需要家施設100の給電設備から離れた位置に存在する場合は、例えば、端末装置の位置情報、又は、充電機に接続されている場合などが挙げられる。

0035

このようなケースにおいて、車両の位置は、例えば、車両に搭載されたGPS(Global Positioning System)によって特定可能である。車両は、車両の位置を示す情報を定期的に需要家通信装置110に送信してもよく、需要家通信装置110の要求メッセージに応じて車両の位置を示す情報を送信してもよい。また、車両又は端末装置がナビゲーション装置連動する場合は、ナビゲーション装置に入力された目的地情報と、車両又は端末装置の間にある周辺給電設備における車両蓄電装置の充電を促す情報を送信してもよい。なお、車両の位置は、電子料金収受システム(Electronic Tall Collection System;ETC)、又は、電子マネー支払いなどの施設の利用履歴に基づいて特定してもよい。

0036

需要家通信装置110は、逆潮流抑制メッセージの受信に応じて、要求メッセージを送信してもよい。需要家通信装置110は、逆潮流の抑制が行われる期間の開始タイミングに対して所定時間(○○分or○○時間)前に要求メッセージを送信してもよい。要求メッセージは、上述した受領メッセージと同一のメッセージであってもよい。

0037

同様に、端末装置の位置は、端末装置に搭載されたGPSによって特定可能である。端末装置は、端末装置の位置を示す情報を定期的に需要家通信装置110に送信してもよく、需要家通信装置110の要求メッセージに応じて端末装置の位置を示す情報を送信してもよい。需要家通信装置110は、逆潮流抑制メッセージの受信に応じて、要求メッセージを送信してもよい。需要家通信装置110は、逆潮流の抑制が行われる期間の開始タイミングに対して所定時間(○○分or○○時間)前に要求メッセージを送信してもよい。要求メッセージは、上述した受領メッセージと同一のメッセージであってもよい。

0038

充電メッセージは、車両又は端末装置の位置に対応する周辺給電設備の位置を示す情報を含んでもよい。周辺給電設備は、車両蓄電装置を充電する設備であり、例えば、コンビニエンスストア自動車販売店ガソリンスタンドコインパーキング商業施設、又は、公共施設などの店舗駐車場に設けられる。周辺給電設備の位置を示す情報は、需要家通信装置110が予め有しておいてもよく、インターネットに接続されたサーバから需要家通信装置110が取得してもよい。

0039

このようなケースにおいて、充電メッセージは、周辺給電設備の利用状況混雑状況、又は、予約状況)、周辺給電設備が利用できるようになるまでの待ち時間、及び、周辺給電設備の利用料金の少なくとも1つを示す情報を含んでもよい。周辺給電設備の利用料金は、電力の余剰度合いによっても変化するため、時間によって変化してもよい。そのため、利用料金は、取得した時間(更新された時間)も含まれていてもよい。これらの情報は、例えば、インターネットに接続されたサーバから需要家通信装置110が取得することができる。

0040

充電メッセージは、車両又は端末装置と需要家施設100の給電設備との距離が閾値以下である場合に、需要家施設100の給電設備における車両蓄電装置の充電を促す情報を含んでもよい。需要家施設100の給電設備は、車両蓄電装置を充電する設備であり、例えば、需要家施設100のガレージに設けられる。

0041

また、車両又は端末装置がナビゲーション装置と連動する場合は、ナビゲーション装置に入力された目的地情報と、車両又は端末装置の間にある周辺給電設備における車両蓄電装置の充電を促す情報を含んでもよい。

0042

充電メッセージは、需要家施設100の給電設備及び車両蓄電装置を充電ケーブルによって接続するように促す情報を含んでもよい。これは、例えば、車両の位置が周辺給電設備よりも需要家施設100の方が近い場合に行なわれてもよい。通信部111は、需要家施設100の給電設備及び車両蓄電装置が充電ケーブルによって既に接続されている場合に、充電メッセージの送信を省略してもよい。

0043

実施形態では、通信部111は、下位管理サーバ300に対して、車両蓄電装置の蓄電残量を示す残量情報(充電可能容量)、走行可能距離、車両蓄電装置の蓄電容量情報、定格入力情報、及び、定格出力情報の少なくとも1つを送信してもよい。車両蓄電装置の蓄電残量は、例えば、逆潮流の抑制制御における需給調整計画の決定に用いることができる。また、これら情報を用いる事で、逆潮流抑制メッセージを送信する、下位管理サーバ300もしくは、上位管理サーバ400が逆潮流制御される量を正確に把握することが可能となる。

0044

(端末装置)
以下において、実施形態に係る端末装置について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置610を示す図である。図3に示すように、端末装置610は、通信部611と、表示部612と、制御部613とを有する。

0045

通信部611は、通信モジュール等によって構成されており、需要家通信装置110又は車両と通信を行う。通信部611は、上述した受領メッセージ又は充電メッセージを需要家通信装置110から受信する。通信部611は、端末装置610の位置を示す情報を需要家通信装置110に送信する。通信部611は、上述した受領メッセージ又は充電メッセージを車両に転送してもよい。通信部611は、車両の位置を示す情報を車両から取得するとともに、車両の位置を示す情報を需要家通信装置110に転送してもよい。

0046

表示部612は、液晶パネルなどのディスプレイ等によって構成されており、各種情報を表示する。表示部612は、上述した受領メッセージ又は充電メッセージに応じた情報を表示する。

0047

制御部613は、CPUやメモリ等によって構成されており、通信部611及び表示部612を制御する。制御部613は、GPS等によって端末装置610の位置を取得するとともに、端末装置610の位置を示す情報の送信を通信部611に指示する。

0048

(車両)
以下において、実施形態に係る車両について説明する。図4は、実施形態に係る車両620を示す図である。図4に示すように、車両620は、通信部621と、表示部622と、車両蓄電装置623と、制御部624とを有する。

0049

通信部621は、通信モジュール等によって構成されており、需要家通信装置110又は車両と通信を行う。通信部621は、上述した受領メッセージ又は充電メッセージを需要家通信装置110から受信する。通信部621は、車両620の位置を示す情報を需要家通信装置110に送信する。通信部621は、上述した受領メッセージ又は充電メッセージを端末装置610から受信してもよい。通信部621は、車両の位置を示す情報を端末装置610に送信してもよい。

0050

表示部622は、液晶パネルなどのディスプレイ等によって構成されており、各種情報を表示する。表示部622は、上述した受領メッセージ又は充電メッセージに応じた情報を表示する。

0051

車両蓄電装置623は、車両620の走行に用いる電力を蓄積する。車両蓄電装置623は、ガソリンを用いた車両620の走行に伴って電力を充電するように構成されていてもよい。

0052

制御部624は、CPUやメモリ等によって構成されており、通信部621、表示部622及び車両蓄電装置623を制御する。制御部624は、GPS等によって車両620の位置を取得するとともに、車両620の位置を示す情報の送信を通信部621に指示する。

0053

ここで、通信部621、表示部622及び制御部624は、車両610に搭載されるナビゲーション装置であってもよい。通信部621及び制御部624は、車両620に搭載されるECU(Electronic Control Unit)であってもよい。

0054

(適用シーン)
以下において、実施形態に係る適用シーンについて説明する。図5は、実施形態に係る適用シーンを示す図である。

0055

図5に示すように、需要家施設100のガレージ等には、給電設備510が設けられており、コンビニエンスストアなどの店舗の駐車場等には、周辺給電設備520が設けられる。

0056

このようなケースにおいて、需要家通信装置110から端末装置610又は車両620に対して、上述した受領メッセージ又は充電メッセージが送信される。これによって、逆潮流抑制メッセージによって逆潮流の抑制が行われる期間において、車両蓄電装置623の充電を積極的に行うようにユーザに促すことができる。

0057

ここで、端末装置610の表示部612又は車両620の表示部622は、図5に示すように、地図情報とともに、端末装置610位置、車両620の位置、給電設備510の位置、周辺給電設備520の位置を表示してもよい。地図情報は、例えば、端末装置610又は車両620が予め有していてもよく、インターネットに接続されたサーバから端末装置610又は車両620が取得してもよい。

0058

(通信方法)
以下において、実施形態に係る通信方法について説明する。図6は、実施形態に係る通信方法を示す図である。

0059

図6に示すように、ステップS101において、需要家通信装置110は、電力指令メッセージを下位管理サーバ300から受信する。ここでは、需要家通信装置110は、電力指令メッセージとして逆潮流抑制メッセージを受信する。

0060

ステップS102において、需要家通信装置110は、上述した受領メッセージを端末装置610又は車両620に送信する。需要家通信装置110は、上述した充電メッセージを端末装置610又は車両620に送信してもよい。充電メッセージは、受領メッセージと同一のメッセージであってもよく、受領メッセージと異なるメッセージに含まれてもよい。充電メッセージが受領メッセージと異なる場合には、充電メッセージは、受領メッセージの後に送信されてもよい。

0061

ステップS103において、需要家通信装置110は、電力指令メッセージに従って、潮流又は逆潮流の抑制制御を行う。ここでは、需要家通信装置110は、逆潮流抑制メッセージに従って、逆潮流の抑制制御を行う。

0062

(作用及び効果)
実施形態に係る需要家通信装置110は、逆潮流抑制メッセージを受信した旨を示す受領メッセージを車両620又は端末装置610に送信する。このような構成によれば、逆潮流抑制メッセージによって逆潮流が行われる旨を車両620又は車両620のユーザに通知することによって、車両620に搭載された車両蓄電装置623の積極的な利用を促すことができる。

0063

[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。

0064

周辺給電設備520が設けられた駐車場に車両620が駐車している場合に、周辺給電設備520から車両蓄電装置623への給電が自動的に行われてもよい。

0065

周辺給電設備520は、逆潮流の抑制が行われる期間の開始タイミングまでに車両620が移動可能な範囲に設けられる給電設備であってもよい。

0066

充電メッセージが送られてきた後に、端末装置610等から周辺給電設備の充電利用予約を行なってもよい。

0067

実施形態では、需要家施設100に電力指令メッセージが送られてくる場合について説明したが、車両620が下位管理サーバ300と通信する手段を有していれば、下位管理サーバ300から電力指令メッセージを車両620に直接送信してもよい。

0068

下位管理サーバ300が車両620に電力指令メッセージを送信する際に、充電メッセージを送信してもよい。また、充電メッセージによって周辺給電設備での充電、又は、需要家施設100での充電を促す場合には、車両620に搭載されたナビゲーション装置、計器パネル、又は、ヘッドアップディスプレイの表示部にその場所を表示させてもよい。

0069

1…電力管理システム、100…需要家施設、110…需要家通信装置、111…通信部、112…制御部、120…負荷、130…分散電源、200…ネットワーク、300…下位管理サーバ、400…上位管理サーバ、510…給電設備、520…周辺給電設備、610…端末装置、611…通信部、612…表示部、613…制御部、620…車両、621…通信部、622…表示部、623…車両蓄電装置、624…制御部

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    【課題】発電の状況を報知する場合に、利用者の立場に立った有用な報知を行う。【解決手段】エネルギー消費機器である電力消費機器24(家電及び照明等)の動作回数(オン・オフ動作回数)のカウント値nが、予め定... 詳細

  • カルソニックカンセイ株式会社の「 スイッチユニットおよび電池装置」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】直列に接続される複数のスイッチの故障判別を行いながら各スイッチの故障の可能性を低減させる。【解決手段】スイッチユニット10は第1スイッチ19と第2スイッチ20と電圧センサ22とコントローラ23... 詳細

  • スズキ株式会社の「 発電制御装置」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】スイッチの破損を確実に防止し、かつ蓄電池の充電の応答性を向上させる発電制御装置を提供する。【解決手段】モータージェネレーター3と第一蓄電池10との間の電路を開閉する第一スイッチ41と、モーター... 詳細

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