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図面 (11)

課題

下部コネクタ筐体部分及び上部コネクタ筐体部分を含む、デュアル加入者識別モジュールSIMカードコネクタを提供する。

解決手段

上部コネクタ筐体部分は、下部コネクタ筐体部分に結合されて、上部コネクタ筐体部分と下部コネクタ筐体部分の間に受容空間のための開口部を画定する。開口部及び受容空間は、SIMカードトレイ摺動可能に受容するためのサイズ及び形状とされる。コネクタは、下部コネクタ筐体部分の底面に配置され、トレイが受容空間内に受容された場合にSIMカードトレイの第1の側部に配置された第1のSIMカードと接触するように構成された、第1の複数の電気接点を含む。コネクタは、上部コネクタ筐体部分の上面に配置され、トレイが受容空間内に収容された場合に第1の側部の反対にあるSIMカードトレイの第2の側部に配置された第2のSIMカードと接触するように構成された、第2の複数の電気接点を含む。

概要

背景

現在、携帯電話デバイスとして機能する多種多様電子デバイスが存在する。そのような電子デバイスは、セルラー電話システム加入者識別し、認証するために使用される加入者識別モジュールSIMカードを含むことができる。SIMカードは、ユーザがアクセスできるように構成することができるので、ユーザは、異なるSIMカードを取り付けることによって、セルラープロバイダ、電子デバイスに割り当てられた電話番号を変更することができ、又は他のシステム構成の変更を行うことができる。更に、ユーザが異なるセルラープロバイダ、電話番号、又は他のシステム構成をより都合よく変更又は切り替えることができるように、電子デバイスが複数のSIMカードを携行できることが望ましい場合がある。

いくつかの電子デバイスでは、任意選択で複数のSIMカード(例えば、2つ以上のSIMカード)を携行することが望ましい。SIMカードはトレイに保持してもよく、それをユーザが使用できるように、電子デバイスの外面からアクセス可能であってもよい。そのような用途では、電子デバイスの外側シェルを貫通する大きな貫通孔を必要としないように、SIMカードコネクタコンパクトにすることが望ましい場合がある。更に、SIMカードコネクタは、電子デバイスへの水分侵入を阻止して、内部部品を損傷から保護するように構成することが有益であり得る。

新しいSIMカードコネクタには、電子デバイスのシェルを貫通する貫通孔のサイズを縮小するために、水分の浸入を阻止する電子デバイスの能力を改善するために、そして電子デバイスが複数のSIMカードを同時により便利に携行することを可能にするために、コネクタの新しい機能又は新しい実装方法が必要になる場合がある。

概要

下部コネクタ筐体部分及び上部コネクタ筐体部分を含む、デュアル加入者識別モジュール(SIM)カードコネクタを提供する。上部コネクタ筐体部分は、下部コネクタ筐体部分に結合されて、上部コネクタ筐体部分と下部コネクタ筐体部分の間に受容空間のための開口部を画定する。開口部及び受容空間は、SIMカードトレイを摺動可能に受容するためのサイズ及び形状とされる。コネクタは、下部コネクタ筐体部分の底面に配置され、トレイが受容空間内に受容された場合にSIMカードトレイの第1の側部に配置された第1のSIMカードと接触するように構成された、第1の複数の電気接点を含む。コネクタは、上部コネクタ筐体部分の上面に配置され、トレイが受容空間内に収容された場合に第1の側部の反対にあるSIMカードトレイの第2の側部に配置された第2のSIMカードと接触するように構成された、第2の複数の電気接点を含む。B

目的

カバーコネクタベースの上に配置して、SIMカードコネクタに電磁シールドを形成するか、又は機械的安定性を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

デュアル加入者識別モジュールSIMカードコネクタであって、底面を有する下部コネクタ筐体部分と、上面を有する上部コネクタ筐体部分であって、前記上部コネクタ筐体部分は前記下部コネクタ筐体部分に結合されて前記上部コネクタ筐体部分と下部コネクタ筐体部分との間に受容空間に対する開口部を画定し、前記開口部及び前記受容空間は、SIMカードトレイ摺動可能に受容するように寸法設定及び形状付与されている、上部コネクタ筐体部分と、前記下部コネクタ筐体部分の前記底面に配置されており、前記SIMカードトレイが前記受容空間内に受容された場合に前記SIMカードトレイの第1の側部に配置された第1のSIMカードと接触するように構成された第1の複数の電気接点と、前記上部コネクタ筐体部分の前記上面に配置されており、前記SIMカードトレイが前記受容空間内に受容された場合に前記第1の側部の反対にある前記SIMカードトレイの第2の側部に配置された第2のSIMカードと接触するように構成された第2の複数の電気接点と、を備える、SIMカードコネクタ

請求項2

前記下部及び上部コネクタ筐体部分は一体的に形成されている、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項3

前記上部コネクタ筐体部分は、一対の互いに反対にある側壁及び前記互いに反対にある側壁の間に延びる後壁を含み、前記互いに反対にある側壁及び後壁は、前記上面から延び、前記下部コネクタ筐体部分に結合されるように構成されている、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項4

前記下部コネクタ筐体部分は、一対の互いに反対にある側壁及び前記互いに反対にある側壁の間に延びる後壁を含み、前記互いに反対にある側壁及び後壁は、前記底面から延び、前記上部コネクタ筐体部分に結合されるように構成されている、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項5

前記第1及び第2の複数の電気接点は、回路基板電気的に接続されるように構成されている、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項6

前記SIMカードの各々は、前記SIMカードトレイが前記受容空間内のラッチ位置にある場合に、前記第1又は第2の複数の電気接点に接続されるように構成された複数のSIMカード接点を有する、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項7

前記開口部は、前記上部及び下部コネクタ筐体部分の前面に配置されており、前記前面は、前記コネクタ電子デバイス筐体との間にシールが形成されるように、ガスケットにより前記電子デバイスの前記筐体と嵌合するように構成されている、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項8

前記下部コネクタ筐体部分の前記底面は、第1の傾斜面を含み、前記上部コネクタ筐体部分の前記上面は、第2の傾斜面を含み、前記第1及び第2の傾斜面は、前記SIMカードトレイが前記受容空間内に受容されている場合に、前記SIMカードトレイの位置を維持するように構成されている、請求項1に記載のSIMカードコネクタ。

請求項9

前記SIMカードトレイを更に備え、前記SIMカードトレイは、前記第1及び第2のSIMカードを、それぞれのSIMカードのSIMカード接点が反対方向を向くように積層された構成に保持するように構成されている、請求項1から8のいずれか一項に記載のSIMカードコネクタ。

請求項10

前記SIMカードトレイは、前記第1及び第2のSIMカードをそれぞれ保持するように構成された、互いに反対側にあるレセプタクルを含む、請求項9に記載のSIMカードコネクタ。

請求項11

前記SIMカードトレイの前記レセプタクルの各々は、後部面取りされた縁部を含む、請求項10に記載のSIMカードコネクタ。

請求項12

筐体と、前記筐体内に配置されており、空洞と連通する受容開口部を有するコネクタエンクロージャと、加入者識別モジュール(SIM)カードを保持し、前記受容開口部を介して前記空洞内に挿入されるように構成されたトレイと、前記コネクタエンクロージャの下面に配置された第1の複数の電気接点と、前記エンクロージャの上面に配置された第2の複数の電気接点であって、前記第1又は第2の複数の電気接点の1つは、前記トレイが前記空洞内に受容された場合に前記SIMカードと回路基板の間に複数の電気的接続を形成するように構成されている、第2の複数の電気接点と、を備える電子デバイス。

請求項13

前記トレイは、1つのSIMカードのみを保持するように構成されている、請求項12に記載の電子デバイス。

請求項14

前記トレイは、第1及び第2のSIMカードを、前記トレイが空洞内に受容された場合に、前記第1のSIMカードの電気接点が前記第1の複数の電気接点と接触し、前記第2のSIMカードの電気接点が前記第2の複数の電気接点と接触するように積層された構成に保持するように構成された、互いに反対側にあるレセプタクルを含む、請求項12に記載の電子デバイス。

請求項15

前記トレイの前記レセプタクルの各々は、後部面取りされた縁部を含む、請求項14に記載の電子デバイス。

請求項16

前記レセプタクルの少なくとも1つは、前記第1又は第2のSIMカードを前記レセプタクル内に固定するように構成された保持機構を含む、請求項14又は15に記載の電子デバイス。

請求項17

前記エンクロージャの前記上面及び下面は、それぞれ第1及び第2の傾斜面を含む、請求項12に記載の電子デバイス。

請求項18

前記コネクタエンクロージャの少なくとも一部分の上に配置されるように構成されたカバーを更に備える、請求項12から17のいずれか一項に記載の電子デバイス。

請求項19

加入者識別モジュール(SIM)トレイアセンブリであって、互いに反対にある第1及び第2の側部と、第1のSIMカードを内部に保持するように構成された前記第1の側部上にある第1のレセプタクルと、前記第1及び第2のSIMカードが積層構成に保持されるように、第2のSIMカードを内部に保持するように構成された前記第2の側部上にある第2のレセプタクルと、を備え、前記第1及び第2のレセプタクルの各々は、後部面取り縁部を含む、SIMトレイアセンブリ

請求項20

前記レセプタクルの少なくとも1つは、前記第1又は第2のSIMカードを前記レセプタクル内に固定するように構成された保持機構を含む、請求項18に記載のSIMトレイアセンブリ。

技術分野

0001

(関連技術の相互参照
本出願は、2018年3月1日に出願され、「Dual Sim Card Connector」と題する米国仮特許出願公開第62/637,222号、及び2018年9月6日に出願され、「Dual Sim Card Connector」と題する米国特許出願公開第16/123,696号に基づく優先権を主張するものであり、本明細書に、すべての目的のためにその全体が参照により組み込まれる。

0002

記載される実施形態は、概して、携帯電話デバイスなどの電子デバイス筐体内に収容されるSIMカードコネクタに関し、より具体的には、デュアルSIMカードコネクタに関する。

背景技術

0003

現在、携帯電話デバイスとして機能する多種多様な電子デバイスが存在する。そのような電子デバイスは、セルラー電話システム加入者識別し、認証するために使用される加入者識別モジュールSIMカードを含むことができる。SIMカードは、ユーザがアクセスできるように構成することができるので、ユーザは、異なるSIMカードを取り付けることによって、セルラープロバイダ、電子デバイスに割り当てられた電話番号を変更することができ、又は他のシステム構成の変更を行うことができる。更に、ユーザが異なるセルラープロバイダ、電話番号、又は他のシステム構成をより都合よく変更又は切り替えることができるように、電子デバイスが複数のSIMカードを携行できることが望ましい場合がある。

0004

いくつかの電子デバイスでは、任意選択で複数のSIMカード(例えば、2つ以上のSIMカード)を携行することが望ましい。SIMカードはトレイに保持してもよく、それをユーザが使用できるように、電子デバイスの外面からアクセス可能であってもよい。そのような用途では、電子デバイスの外側シェルを貫通する大きな貫通孔を必要としないように、SIMカードコネクタをコンパクトにすることが望ましい場合がある。更に、SIMカードコネクタは、電子デバイスへの水分侵入を阻止して、内部部品を損傷から保護するように構成することが有益であり得る。

0005

新しいSIMカードコネクタには、電子デバイスのシェルを貫通する貫通孔のサイズを縮小するために、水分の浸入を阻止する電子デバイスの能力を改善するために、そして電子デバイスが複数のSIMカードを同時により便利に携行することを可能にするために、コネクタの新しい機能又は新しい実装方法が必要になる場合がある。

0006

本発明のいくつかの実施形態は、1つ以上のSIMカードを受容することができるSIMカードコネクタに関する。SIMカードコネクタは、底面を有する下部コネクタ筐体部分及び上面を有する上部コネクタ筐体部分を含むことができる。上部コネクタ筐体部分は、下部コネクタ筐体部分に結合されて、上部コネクタ部分と下部コネクタ部分の間に開口部及び受容空間画定する。開口部及び受容空間は、SIMカードトレイを摺動可能に受容するためのサイズ及び形状とされる。コネクタは、下部コネクタ筐体部分の底面に配置され、SIMカードトレイが受容空間内に受容された場合にSIMカードトレイの第1の側部に配置された第1のSIMカードと接触するように構成された第1の複数の電気接点を含む。コネクタは、上部コネクタ筐体部分の上面に配置され、SIMカードが受容空間内に受容された場合に第1の側部の反対にあるSIMカードトレイの第2の側部に配置された第2のSIMカードと接触するように構成された第2の複数の電気接点を含む。

0007

いくつかの実施形態では、下部及び上部コネクタ筐体部分は一体的に形成されている。特定の実施形態では、上部コネクタ筐体部分は、一対の互いに反対にある側壁及び互いに反対にある側壁の間に延びる後壁を含む。互いに反対にある側壁、及び後壁は、上面から延び、下部コネクタ筐体部分に結合されるように構成されている。下部コネクタ筐体部分は、一対の互いに反対にある側壁、及び互いに反対にある側壁の間に延びる後壁を含むことができる。互いに反対にある側壁、及び後壁は、底面から延び、上部コネクタ筐体部分に結合されるように構成されている。様々な実施形態では、第1及び第2の複数の電気接点は、回路基板電気的に接続されるように構成されている。更に別の実施形態では、SIMカードの各々は、SIMカードトレイが受容空間内のラッチ位置にある時、第1又は第2の複数の電気接点に接続されるように構成された複数のSIMカード接点を有する。

0008

特定の実施形態では、開口部は、上部及び下部コネクタ筐体部分の前面に配置されており、前面は、コネクタと筐体の間にシールが形成されるように、ガスケットにより電子デバイスの筐体に嵌合するように構成されている。様々な実施形態では、下部コネクタ筐体部分の底面は第1の傾斜面を含み、上部コネクタ筐体部分の上面は第2の傾斜面を含む。第1及び第2の傾斜面は、受容空間内に受容された場合に受容空間内でSIMカードトレイの位置を維持するように構成されている。

0009

他の実施形態では、SIMカードコネクタはSIMカードトレイを含む。SIMカードトレイは、第1及び第2のSIMカードを積層構成に保持して、それぞれのSIMカードのSIMカード接点が反対方向に向くように構成されている。SIMカードトレイは、第1及び第2のSIMカードをそれぞれ保持する互いに反対にある側部にレセプタクルを含むことができる。SIMカードトレイのレセプタクルの各々は、後部面取りされた縁部を含むことができる。

0010

いくつかの実施形態では、筐体と、空洞と連通する受容開口部を有する筐体内に配置されたコネクタエンクロージャと、を含む電子デバイスが提供される。電子デバイスは、加入者識別モジュール(SIM)カードを保持し、受容開口部を介して空洞内に挿入されるように構成されたトレイ、及びコネクタエンクロージャの下面に配置された第1の複数の電気接点を含む。電子デバイスは、エンクロージャの上面に配置された第2の複数の電気接点を更に含み、第1又は第2の複数の電気接点の1つは、トレイが空洞内に受容された場合にSIMカードと回路基板の間に複数の電気的接続を形成するように構成されている。いくつかの実施形態では、トレイは、1つのSIMカードのみを保持するように構成されている。

0011

様々な実施形態では、トレイは、第1及び第2のSIMカードを積層構成に保持するように構成された互いに反対にある側部にレセプタクルを含み、トレイが空洞により受容された場合に、第1のSIMカードの電気接点は第1の複数の電気接点と接触し、第2のSIMカードの電気接点は第2の複数の電気接点と接触する。特定の実施形態では、レセプタクルの各々は、後部面取りされた縁部を含む。いくつかの実施形態では、レセプタクルの少なくとも1つは、第1又は第2のSIMカードをレセプタクル内に固定するように構成された保持機構を含む。
いくつかの実施形態では、エンクロージャの上面及び下面はそれぞれ第1及び第2の傾斜面を含む。更なる実施形態では、電子デバイスは、コネクタエンクロージャの少なくとも一部分の上に配置されるように構成されたカバーを含む。

0012

特定の実施形態では、互いに反対にある第1及び第2の側部を含む加入者識別モジュール(SIM)トレイアセンブリが提供される。第1の側部上の第1のレセプタクルは、第1のSIMカードを内部に保持するように構成されており、第2の側部上の第2のレセプタクルは、第1及び第2のSIMカードを積層構成に保持するように、第2のSIMカードを内部に保持するように構成されている。第1及び第2のレセプタクルの各々は、後部面取りされた縁部を含む。いくつかの実施形態では、レセプタクルの少なくとも1つは、第1又は第2のSIMカードをレセプタクル内に固定するように構成された保持機構を含む。

0013

本発明の性質及び利点の理解をより深めるために以下の説明及び添付図面を参照されたい。しかし、図の各々は、例示の目的のためのみに提供されており、本発明の範囲の限界の定義として意図されていないことを理解されたい。また、原則として、及び、明細書とは逆のことが明らかでない限り、異なる図中の要素が同じ参照番号が使用する場合、その要素は、概ね、機能又は目的において同一であるか、又は少なくとも類似しているかのいずれかである。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施形態に係る、デュアルSIMカードコネクタを組み込んだ電子デバイスの正面斜視図である。

0015

図1に示すデュアルSIMカードコネクタの斜視図である。
図1に示すデュアルSIMカードコネクタの分解図である。

0016

図2に示すSIMカードトレイの底部斜視図である。
SIMカードトレイの第1のレセプタクル内に保持された第1のSIMカードを示す。

0017

図3AのSIMカードトレイの上部斜視図である。

0018

SIMカードトレイの第2のレセプタクル内に配置された第2のSIMカードを備える図3AのSIMカードトレイの上部斜視図である。

0019

取り外されたSIMカードコネクタの部分及び設置位置に示されたSIMカードトレイを有するSIMカードコネクタの領域における、図1に示された電子デバイスの一部分の断面平面図である。

0020

図4Aに示された電子デバイス及びSIMカードコネクタの部分の断面図である。

0021

図4Bの詳細図である。

実施例

0022

本発明のいくつかの実施形態は、SIMカードコネクタ及びそのようなコネクタを電子デバイスに使用する方法に関する。いくつかの実施形態は、SIMカードトレイを有するデュアルSIMカードコネクタに関する。このSIMカードコネクタは、電子デバイスの筐体を貫通する比較的小さな貫通孔を維持しながら、1つ以上のSIMカードを保持するように構成されており、電子デバイスは筐体の強度を最大にする。更に、コネクタは、SIMカードコネクタが実質的に液密であるように形成することを可能にする。SIMカードコネクタは、電子デバイスの筐体にガスケットによりシールすることができるので、電子デバイスは、SIMカードコネクタを通る水分侵入から保護することができる。SIMカードコネクタは、1つ以上のSIMカードを受容するか又は携行することができる。本発明は、多種多様な構成に有用であり得るが、本発明のいくつかの実施形態は、以下により詳細に記載されるように、2つのSIMカードを積層構成に保持するように構成されたSIMカードトレイを有するSIMカードコネクタに対して特に有用である。

0023

例えば、いくつかの実施形態では、射出成形プラスチックコネクタ筐体は、SIMカード又はSIMカードトレイをコネクタ筐体の前部の受容開口部を介して受容する大きさの凹部を有することができる。SIMカードは、積層された若しくは背中合わせの構成又はレイアウト配向することができる。スロットを、凹部に隣接するコネクタ筐体に配置してもよく、プッシュロッドを、直線的に並進できるようにスロット内に配置してもよい。エジェクタアームを、コネクタベース枢動可能に結合し、プッシュロッドがコネクタの背面に向かって直線的に並進される場合に回転するように構成してもよい。次いで、エジェクタアームは、回転してSIMカード又はSIMカードトレイを押し、それを排出させることができる。カバーをコネクタベースの上に配置して、SIMカードコネクタに電磁シールドを形成するか、又は機械的安定性を提供することができる。本明細書に記載の積層構成は、直列形又は並列形のSIMカードコネクタレイアウトの必要性を排除する。したがって、本明細書に記載のコネクタの実施形態は、筐体材料の除去の必要性をより少なくすることができ、及び/又は現在の設計よりも小さな設置面積を有することができる。

0024

本発明に係る電子デバイスのSIMカードコネクタの特徴及び態様をより良く理解するために、本発明の実施形態に係るSIMカードコネクタの1つの特定の実装形態を論じることによって、本発明に関する更なる関連性が以下の段落で提供される。これらの実施形態は単なる例示に過ぎず、他の実施形態を、あらゆるタイプのコンピュータ腕時計メディアプレーヤ及び他のデバイスで使用されるものなどの、これらに限定されない、SIMカードコネクタに採用してもよい。

0025

図1は、レセプタクルコネクタ115を有する外面110を有する筐体105を含む電子デバイス100の例示的完成図を示す。電子デバイスは、入力構成要素としての多目的ボタン120、1つ以上のマイクロフォン125、1つ以上のスピーカ130、及び入力構成要素及び出力構成要素の両方としてのタッチスクリーンディスプレイ135を更に含むことができる。電子デバイス100は、以下により詳細に記載されるように、SIMカードコネクタ145内に1つ以上のSIMカード140も有する。いくつかの実施形態では、電子デバイス100はセルラー電話として機能し、SIMカード140は、それぞれの電話ネットワーク上で電子デバイス100を認証し、識別するために使用することができる。

0026

ここで図2A図2Bを参照すると、SIMカードコネクタ145、SIMカードトレイ205、及びSIMカード140(例えば、第1のSIMカード140a及び第2のSIMカード140bとして個別に識別される)の斜視図及び分解図がそれぞれ示されている。いくつかの実施形態では、第1のSIMカード140aは、SIMカードトレイ205の第1の側部内に嵌合することができる。第2のSIMカード140bは、SIMカードトレイ205の第1の側部の反対にある第2の側部内に嵌合し、両SIMカード140は、SIMカードトレイ205に固定された場合に積層構成で配置することができる。他の実施形態では、第2のSIMカード140bは、第1の側部内にも嵌合することができ、第1のSIMカード140aは、SIMカードトレイ205の第2の側部内に嵌合することができる。いくつかの実施形態では、第1及び第2のSIMカード140は、同じ形式のSIMカード(例えば、標準マイクロナノSIMカード)である。他の実施形態では、第1及び第2のSIMカード140は、異なる形式のSIMカードである。更に別の実施形態では、第1又は第2のSIMカード140a又は140bの1つのみが、SIMカードトレイ205の第1又は第2の側部の1つに配置される。SIMカードトレイ205は、以下により詳細に説明されるように、SIMカードコネクタ145によって受容することができる。

0027

SIMカードコネクタ145は、コネクタ筐体210(例えば、エンクロージャ)を含む。コネクタ筐体210は、互いに反対にある第1及び第2の側壁220、225、及び筐体210の上面及び底面と、互いに反対にある第1及び第2の側壁220、225の間に延びる後壁230を含むことができる。SIMカードコネクタ145は、後壁230の反対にある前面235を更に有することができる。更に、コネクタ筐体210は、前面235に受容開口部245を有する空洞240(例えば、受容空間、凹部、レセプタクル)を画定する。いくつかの実施形態では、受容開口部245は、コネクタ筐体210の上面、底面、及び互いに反対にある側壁によって画定される。空洞240は、受容開口部245を介してSIMカードトレイ205を受容するような寸法及び形状にすることができる。様々な実施形態では、1つ以上のSIMカード140をSIMカードトレイ205内に保持することができ、受容開口部245を介して空洞240内に受容することができる。他の実施形態では、SIMカード140はトレイを有さなくてもよく、受容開口部245を介して空洞240内に直接受容してもよい。

0028

コネクタ筐体210は、下部コネクタ筐体部210a及び上部コネクタ筐体部210bを含むことができる。いくつかの実施形態では、下部コネクタ筐体部分及び上部コネクタ筐体部分は、互いに結合又は取り付けられるように構成された別個の構成要素である。例えば、それらは、物理的又は機械的に接合された別個の構成要素であってもよい。他の実施形態では、下部コネクタ筐体部分と上部コネクタ筐体部分は、一体的に形成されるか、又は一体型ユニボディ筐体の一部である。いくつかの実施形態では、下部コネクタ筐体部分210aは、底面215a、互いに反対にある第1及び第2の側壁220a、225a、並びに互いに反対にある第1の側壁と第2の側壁との間に延びる後壁230aを含む。第1及び第2の側壁220a、225a及び後壁230aは、底面215aから延びる。上部コネクタ筐体部分210bは、上面215b、互いに反対にある第1及び第2の側壁220b、225b、並びに互いに反対にある第1の側壁と第2の側壁との間に延びる後壁230bを含む。第1及び第2の側壁220b、225b並びに後壁230bは、上面215bから延びる。更に、下部コネクタ筐体部210a、210bは、下部及び上部前面部235a、235bを含むことができる。

0029

上部コネクタ筐体部分210bは、下部コネクタ筐体部分210aに結合又は取り付けられるように構成されている。いくつかの実施形態では、上部コネクタ筐体部分210bの後壁230b及び互いに反対にある側壁220b、225bは、上部コネクタ筐体部分が組み立てられた構成で下部コネクタ筐体部分の上に配置された場合に、下部コネクタ筐体部分210aのそれぞれの後壁230a及び互いに反対にある側壁220a、225aに少なくとも部分的に重なるか、又はそれの上に延びる。更に、上下コネクタ筐体210は、前面235に受容開口部245を有するキャビティ240を画定してもよい。いくつかの実施形態では、受容開口部245は、上面215b、底面215a、及び互いに反対にある側壁(例えば、側壁220a、225a)によって画定される。上述のように、空洞240は、受容開口部245を介してSIMカードトレイ205を受容するような寸法及び形状にすることができる。他の実施形態では、SIMカード140は、受容開口部245を介して空洞240に直接受容してもよい。様々な実施形態では、コネクタ筐体210(例えば、上部又は下部コネクタ筐体部分210a、210b)は、液晶ポリマーなどのプラスチック材料から作製してもよい。

0030

SIMカードコネクタ145は、複数の電気接点250を含むことができる。いくつかの実施形態では、複数の電気接点250は、コネクタ筐体210の底面にある第1の複数の電気接点250(例えば、第1のSIMカード上の複数のSIM接点252と電気的触をするように構成されるような位置に)、及びコネクタ筐体210の上面にある第2の複数の電気接点250(例えば、第2のSIMカード上の複数のSIM接点252と電気的触をするように構成されるような位置に)を含む。例えば、第1の複数の電気接点250aは、第1のSIMカードが部分的に又は完全に空洞240に挿入された場合に、それらが第1のSIMカード(例えば、第1のSIMカード140a)上の複数のSIMカード接点252と電気接触するような位置で、下部コネクタ筐体部分210aの底面215aに配置してもよい。第2の複数の電気接点250bは、第2のSIMカード(例えば、第2のSIMカード140b)上の複数のSIMカード接点252と電気接触するような位置で、上部コネクタ筐体部分210bの上面215bに配置してもよい。様々な実施形態では、複数の電気接点250は、それぞれの上部及び下部コネクタ筐体部分210a、210b内にインサート成形してもよく、いくつかの実施形態では、スナップ嵌合などの他の手段でコネクタ筐体部分によって保持してもよい。いくつかの実施形態では、複数の電気接点250は、銅合金などの金属から作製してもよく、ニッケル又は金などの1つ以上の金属でメッキしてもよい。複数の電気接点250は、以下により詳細に記載するように、1つ以上のSIMカード140の対応するSIMカード接点252及び電子回路100のプリント回路基板(例えば、メインロジックボード)と、電気通信するように構成してもよい。

0031

上述のように、1つ以上のSIMカード140(例えば、1つ又は2つのSIMカード)をSIMカードトレイ205内に(例えば、SIMカードトレイ205の互いに反対にある側部に)保持することができる。SIMカードトレイ205は、第1の側部255aに第1のレセプタクル256a、及び第1の側部255aの反対にある第2の側部255bに第2のレセプタクル256bを有するフレーム254を含むことができる。SIMカードトレイ205は、第1のSIMカード(例えば、第1のSIMカード140a)及び第2のSIMカード(例えば、第2のSIMカード140b)を第1及び第2のレセプタクル256a、256b内にそれぞれ保持するように構成されている。SIMカード140は、それぞれのSIMカード接点(例えば、252a及び252b)が、互いに反対方向に向くように(例えば、互いから離れて)、「背中合わせ」又は「積層」構成(例えば、それらは実質的に同じ水平面に配置されていない)で保持される。SIMカードトレイ205は、両方のSIMカード140を同時に、又は単一のSIMカード(例えば、第1又は第2のレセプタクル256a、256bのうちの1つの中の第1又は第2のSIMカード140a、140b)のみを保持することができる。第1のSIMカード140aが第1のレセプタクル256aに保持され、第2のSIMカード140bが第2のレセプタクル256bに保持されるように図示されているが、他の実施形態では、SIMカード140は、第1のレセプタクル256a又は第2のレセプタクル256bのいずれかに、ユーザの所望のように保持することができる。更に他の実施形態では、第1及び第2のレセプタクル256は、上述のように異なるタイプのSIMカードを保持するように構成してもよい。

0032

図示の実施形態では、第1のSIMカード140aは、第1のレセプタクル256aに保持されるように、保持されるか又は構成されており、SIMカードトレイ250がSIMカードコネクタ145の空洞240内に部分的に又は完全に受容された場合に、SIMカード接点252aは第1の複数の電気的接点250aにアクセス可能である(例えば、嵌合または接触する)。同様に、第2のSIMカード140bが第2のレセプタクル256bに保持されている場合、SIMカードトレイ250がSIMカードコネクタ145の空洞240内に部分的又は完全に受容された時、SIMカード接点252bは第2の複数の電気接点250bにアクセス可能である。しかし、他の実施形態では、SIMカード140aが第2のレセプタクル256bに保持される場合、SIMカード接点252aは第2の複数の電気接点250bにアクセス可能である。同様に、第2のSIMカード140bが第1のレセプタクル256aに保持されている場合、SIMカード接点252bは第1の複数の電気接点250aにアクセス可能である。更に、様々な実施形態では、SIMカードコネクタは、トレイの上側又は下側のいずれかに単一のレセプタクルのみを備えた(例えば、単一のSIMカードトレイのみを保持するように構成された)SIMカードトレイを受容するようにも構成することができる。このようにして、SIMカードコネクタ145は、デュアル及び/又は単一のSIMカードトレイを受容する(例えば、それらの間に互換性を提供する)ことができる。

0033

SIMカードトレイ205のフレーム254は、第1及び第2のレセプタクル256a、256bを貫通して延びる窪んだ開口部242(例えば、窓)を含むことができる。開口部242は、図3A図3Dを参照して以下により詳細に記載するように、ユーザがトレイレセプタクル256の1つに保持又は確保されたSIMカードをより容易に取り外すことを可能にする。SIMカードトレイ205に開口部242を含めることにより、材料コスト及びトレイ205の重量も低減することができる。更に、様々な実施形態では、SIMカードトレイ205は、以下により詳細に記載するように、開口260を有するフェースプレート258も有することができる。いくつかの実施形態では、SIMカードトレイ205は、アルミニウム又はステンレス鋼などの金属から作製することができるが、これらに限定されない。様々な実施形態では、SIMカードトレイ205は、プラスチック材料から作製することができる。

0034

図3A図3Dを参照すると、SIMカードトレイ205のレセプタクル256の少なくとも1つは、それぞれのレセプタクル内にSIMカード140の1つを保持又は固定するように構成された保持機構243を含むことができる。例えば、トレイ205の背面又は底面のレセプタクル256aは、SIMカード140a又は140bをトレイ205内の所定の位置に固定する保持機構243を含む。図3B図3Cに示すように、保持機構243は、トレイ205が「右側を上に」向けてSIMカードコネクタ145に挿入された場合にそれが落下しないように、SIMカード140をレセプタクル256a内に保持するように構成されている。トレイ205の前側又は上側は、レセプタクル256bが上方に向けられてSIMカードを保持するので、保持機構243を必要としない場合がある。しかしながら、いくつかの実施形態では、レセプタクル256bは、レセプタクル内のSIMカード140の固定の改善のための保持機構243も含む。いくつかの実施形態では、保持機構243は、例えば、成形プラスチックばね、エラストマばね、液体シリコーンゴムばね、金属ばねプラスチック保持要素、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。

0035

上述のように、SIMカードトレイ205は、窪んだ開口部242を含むことができる。図3Cに示すように、窪んだ開口部242は、ユーザが、SIMカードトレイ205からSIMカード(例えばトレイレセプタクル256a内の保持機構243によって保持されたSIMカード140a)を取り出すか又は排出するために、開口部242を突くか又は押すことを可能にする。開口部242は、SIMカードトレイ205に柔軟性の改善を提供することができ、ユーザはトレイ205を曲げるか又は捩って、固定又は保持されたSIMカード140を取り外すことができる。更に、様々な実施形態では、レセプタクル256の1つ又は両方は、面取りされた(例えば、スロープのついた、傾斜した、斜めの)後縁部244を含むことができる(図4B図4C参照)。面取りされた後縁部244は、それぞれの容器256の互いに反対にある側部の間に延びる。そのような面取りされた後縁部244は、以下により詳細に記載するように、SIMカードトレイ205がSIMカードコネクタ145から排出されるか、又は取り外されたときに、SIMカードトレイ205がコネクタ筐体210の一部分(例えば、電気接点250)に絡まる(例えば、もつれる)可能性を減少させることができる。

0036

再び図2A及び図2Bを参照すると、いくつかの実施形態では、カバー284(例えば、シールド)をコネクタ筐体210に固定しその上に配置して、機械的安定性及び/又は電磁シールドを提供することができる。いくつかの実施形態では、カバー284は、銅系合金又はステンレス鋼などの金属から作製することができる。いくつかの実施形態では、コネクタ筐体210内の1つ以上のラッチ292(例えば、一対のラッチ)は、ラッチ位置にある場合にSIMカードトレイ205を空洞286内に固定するように構成してもよく、SIMカードトレイ排出機構262は、以下により詳細に記載するように、ラッチ位置からSIMカードトレイを排出するように構成してもよい。

0037

SIMカードコネクタ145は、SIMカードトレイ排出機構262を有してもよく、この排出機構は、SIMカードコネクタ145内に収容されており、起動時にSIMカードトレイ205を排出して、ユーザがアクセスできるようにSIMカードトレイを受容開口部245から突出させるように構成されている。SIMカードトレイ排出機構262は、プッシュロッド264、及びコネクタ筐体210(例えば、下部コネクタ筐体部分210a)に枢動可能に結合されたエジェクタアーム266を含むことができる。プッシュロッド264は、コネクタ筐体210内に配置されたスロットに配置してもよい。スロットは、底面215(例えば、下部コネクタ筐体部分210aの底面215a)から空洞240内に延びてもよく、第1の側壁220(例えば、第1の側壁220a)の一部分に隣接してそれに沿って配置してもよい。プッシュロッド264は、スロット内で直線的に並進してエジェクタアーム266に接触するように構成してもよい。いくつかの実施形態では、エジェクタアーム266は、以下に記載されるように、SIMカードトレイ205を排出するためにプッシュロッド264によって作動されるように構成してもよい。いくつかの実施形態では、SIMカード排出機構262は、本開示の範囲から逸脱することなく、異なる構成を有してもよい。

0038

ここで図4Aを参照すると、SIMカードコネクタ145の領域における電子デバイス100の筐体105の断面が図示されており、SIMカードコネクタ内のラッチ位置にあるSIMカードトレイ205の平面図が示されている。明確にするために、カバー284及び上部コネクタ筐体210bが取り外され、SIMカードトレイ205及びSIMカード140が隠線で示されている。上述のように、いくつかの実施形態では、ラッチ292は空洞240の1つ以上の側壁220、225から突出してもよく、SIMカードフレーム254内の対応する凹部206内に嵌合することによってSIMカードトレイ205を空洞内に固定する。様々な実施形態では、ラッチ292は、コネクタ筐体210の一部分であってもよく、コネクタ筐体に固定された別個の金属部材であってもよい。いくつかの実施形態では、異なるラッチ機構、例えばオーバーモールドされた金属ばねが使用されてもよい。

0039

ラッチ位置にある間、SIMカードトレイ205は、SIMカード140を設置位置に保持してもよく、空洞240内に配置された複数の電気接点250は、SIMカード140が第1のレセプタクル、第2のレセプタクル、又は両方のレセプタクルに保持されているかどうかによって、複数のSIMカード接点252と接触する。ラッチ位置にある間、いくつかの実施形態では、SIMカードトレイ205のフェースプレート258は、電子デバイス100の外面110の一部分を形成することができる。様々な実施形態では、SIMカードトレイ205は、電子デバイス内に、又はこれに限定されないが、電池区画などの電子デバイスの区画内に配置することができる。いくつかの実施形態では、複数の電気接点250は、SIMカード接点252と接触し、回路基板420に結合するように構成してもよく、回路基板上の回路は1つ以上のSIMカード140内の回路と通信することができる。様々な実施形態では、SIMカード140の各々は、移動電話デバイスの加入者を識別し、認証するために使用される国際移動加入者識別(IMSI)番号及びその関連キーセキュアに記憶する集積回路チップを収容することができる。様々な実施形態では、連絡先又は他の情報もSIMカード140に記憶することができる。

0040

上述のように、いくつかの実施形態では、SIMカードトレイ排出機構262(図2B参照)をSIMカードコネクタ145内に完全に収容することができる。これは、以下により詳細に説明されるように、電子デバイス100の筐体105をより小さく貫通する貫通孔と、SIMカードコネクタ145を筐体にシールする能力の両方が、電子デバイス100への水分侵入を妨げることを可能する。いくつかの実施形態では、電子デバイス100の筐体105は、電子デバイスの主要な構造的構成要素として機能することができる。その結果、SIMカードコネクタ145の筐体を貫通する貫通孔のサイズが小さくなるほど、筐体の強度は高くなる。様々な実施形態では、SIMカードコネクタ145内にSIMカードトレイ排出機構262(図2B参照)を一体化することによって、筐体105内の貫通孔は、SIMカードトレイ205が筐体内外に摺動するのに十分な大きさであるだけでよい。したがって、例えば、SIMカードコネクタの上方又は下方に配置される外部排出機構を有することになる代替設計と比較して、追加の筐体材料を除去する必要がなくなる。更に、いくつかの実施形態では、積層されたSIMカードコネクタ145及び対応するトレイを有することは、複数のSIMカードを保持するための並列形又は直列形SIMカードコネクタ及びトレイ設計に対して、除去すべき筐体材料の量を低減するか又は最小限に抑えることができる。

0041

更に、いくつかの実施形態では、SIMカードトレイ排出機構262(図2B参照)をSIMカードコネクタ145内に一体化することによって、外部排出機構がSIMカードコネクタ145内のSIMカードトレイ205と相互作用する必要はないので、コネクタエンクロージャを実質的にシールすることができる。いくつかの実施形態では、SIMカードコネクタ145と電子デバイス100の筐体105の間にガスケット425を配置することができ、SIMカードコネクタを筐体にシールことができる。空洞240は、水分が電子デバイス100の内部に入ることができないように、筐体105に対して実質的に閉鎖し、シールすることができる。これは、電子デバイス100の水分暴露に耐える能力を向上させることができる。様々な実施形態では、ガスケット425は、エラストマ又は発泡材料から作製してもよく、1つ以上の感圧接着剤(PSA)の層を有してもよい。

0042

上述のように、図4AはSIMカードトレイ205を、設置された位置で示し、フェースプレート258は、電子デバイス100の外面110と実質的に同一平面上にあり、実質的に連続した審美的に快適な外面を提供することができる。SIMカードトレイ205を排出するために、いくつかの実施形態では、排出ツール430を、電子デバイス100の外部に配置して、これがフェースプレート258内の開口部260を貫通し、プッシュロッドが後壁230に向かって第1の方向(例えば、矢印Aで示すように)に直線的に並進されるようにプッシュロッド264の頭部272を押すことができるように、配向してもよい。図2Bに示すように、いくつかの実施形態では、頭部272は、ツールが押された場合に、ツール430が頭部に位置したままであり、側部から滑り落ちないように補助する凹部274を有することができる。

0043

プッシュロッド264が後壁230に向かって直線的に並進されると、接触部分276は、エジェクタアーム266のプッシュロッド接触部分278を押す。エジェクタアーム266のプッシュロッド接触部分278にかかる力は、エジェクタアームをピン270の周り時計回り方向に枢動させ、その結果、エジェクタアームのトレイ排出部分280は、後壁230から離れた第2の方向(例えば、第1の方向とは反対の)に移動する。トレイ排出部280が、後壁230から離れて移動し続けると、それはSIMカードトレイ205に接触し、第2の方向の排出力をSIMカードトレイに適用する。SIMカードトレイ205上の排出力が1つ以上のラッチ292によって適用された保持力打ち勝つと、SIMカードトレイが排出され、ユーザはSIMカードトレイを把持し、空洞240からそれを完全に取り外すことができる。ユーザは、1つ以上のラッチ292が係合されるまで、SIMカードトレイを受容開口部245を介して摺動させ、空洞240内に押すことによって、1つ以上のSIMカード140及びSIMカードトレイ205を設置することができる。

0044

ここで図4B図4Cを参照すると、図4AのSIMカードコネクタ145内でラッチ位置にあるSIMカードトレイ205の平面図の断面図と詳細図が、それぞれ示されている。上で説明し、図4B図4Cに示したように、SIMカードトレイ205の互いに反対にある側部上のレセプタクル256a、256bの各々は、後部面取りされた縁部244を含むことができる。トレイ205がコネクタ145から(例えば、空洞240の第2の方向に)排出されると、面取りされた縁部244は角度を付され、トレイ205は、電気接点250に引っ掛かったり、削ったりすることなく、電気接点250を通過して空洞240から第2の方向により容易に摺動することができる。

0045

更に、様々な実施形態では、コネクタ筐体210は、傾斜面246を含むことができる。例えば、下部及び上部コネクタ筐体部分210a、210bの各々は、対応する後部傾斜面(例えば、下部及び上部傾斜面246a、246bとして個々に識別される)を含むことができる。傾斜面246は、単一のSIMカード又はデュアルSIMカード140がトレイ205内に保持されているかどうかにかかわらず、コネクタ筐体210内のトレイ205の所望の深さ又は位置(例えば、Z軸に沿った)を実質的に確保又は維持することができる。図4B図4Cに示すように、SIMカード140a及び140bがトレイ205の各レセプタクル256に保持されると、各接点250からの付勢力Fがトレイ205上で平衡する。それぞれ、接点250aがSIMカード140a及び140bを押し上げ、接点250bが押し下げる。単一のSIMカード140だけが、デュアルSIMカードトレイのレセプタクル256のうちの1つに保持される場合、又は単一のレセプタクルとSIMカードだけを有するSIMカードトレイが挿入される場合の、トレイ205への付勢力が比較的不平衡になる可能性がある。すなわち、接点250の1つの組だけ(例えば、接点250a又は接点250bのいずれか)が、トレイに保持された単一のSIMカード140に対して付勢される。この不平衡な付勢力は、対応する電気接点250とSIMカード接点252の間の適切な接触が維持されないように、トレイ205を所望の深さ又は位置から押し出すことがある。したがって、傾斜面246は、単一のSIMカード140又は2枚のSIMカード140を有するトレイがコネクタに挿入されているかどうかにかかわらず、接触が維持されるように(例えば、接点250、252の間に)、トレイ205の所望の位置を案内するか又は維持するのに役立ち得る。

0046

電子デバイス100(図1参照)は1つの特定の電子デバイス(すなわち、セルラー電話)として記載され、図示されているが、本発明の実施形態は多数の電子デバイスとともに使用するのに適している。例えば、オーディオ信号ビデオ信号、又はデータ信号を受信又は送信する任意のデバイスを本発明とともに使用することができる。いくつかの場合、本発明の実施形態は、潜在的に小さいフォームファクタのために、セルラー電話を含むポータブル電子メディアデバイスとともに使用するのに特によく適している。本明細書で使用される場合、電子メディアデバイスは、人間が知覚可能なメディア提示するために使用され得る、少なくとも1つの電子構成要素を有する任意のデバイスを含む。そのようなデバイスとしては、例えば、ポータブル音楽プレーヤ(例えば、MP3デバイス、及びAppleのiPodデバイス)、ポータブルビデオプレーヤ(例えば、ポータブルDVDプレーヤ)、セルラー電話(例えば、AppleのiPhoneデバイスなどのスマートフォン)、ビデオカメラデジタルスチルカメラ投影システム(例えば、ホログラフィック投影システム)、ゲームシステム、PDA、及びタブレット(例えば、AppleのiPadデバイス)、ラップトップコンピュータ又は他のモバイルコンピュータを挙げることができる。これらのデバイスのいくつかは、オーディオビデオ、又は他のデータ若しくは感覚出力を提供するように構成され得る。

0047

簡単にするために、制御回路グラフィック回路バスメモリ記憶デバイス、及び電子デバイス100(図1参照)の他の構成要素などの様々な内部構成要素は、図示されていない。

0048

前述のことから、本発明の特定の実施形態が本明細書には説明のために記載されているが、本発明の様々な実施形態の精神及び範囲から逸脱することなく様々な修正がなされ得ることが理解されよう。更に、本発明の特定の実施形態に関連付けられた様々な利点を、それらの実施形態に関連して上述したが、他の実施形態もそのような利点を示すことができ、すべての実施形態が必ずしも本発明の範囲内に入るような利点を示す必要はない。したがって、添付の特許請求の範囲による場合を除いて、本発明は限定されない。

0049

上記の記載全体を通じて、特徴、利点、又は同様の言語への言及は、本発明によって実現され得るすべての特徴及び利点が本発明の任意の単一の実施形態内にあるべきか、又はあることを意味するものではない。むしろ、特徴及び利点を参照する言語は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、利点又は特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味すると理解される。したがって、本明細書全体を通して、特徴及び利点、及び同様の言語についての説明は、必ずしも同じ実施形態を参照する必要はない。

0050

更に、本発明の記載された特徴、利点、及び特徴は、1つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせられ得る。当業者は、特定の実施形態の特定の特徴又は利点の1つ以上を用いずに本発明を実施できることを認識するであろう。他の場合には、追加の特徴及び利点が、本発明のすべての実施形態に存在しない可能性がある特定の実施形態において認識され得る。

0051

文脈許容する限り、単数又は複数を用いた上記の発明を実施するための形態における単語は、それぞれ複数又は単数も含み得る。2つ以上の項目リストを参照して、単語「or」は、以下の単語の解釈のすべてをカバーする:リスト内の任意の項目、リスト内のすべての項目、及びリスト内の項目の任意の組み合わせ。

0052

更に、「底部」又は「上部」などの、空間的に相対的な用語は、例えば、図に示すように、要素及び/又は特徴の、別の要素及び/又は特徴に対する関係を記載するために使用され得る。空間的に相対的な用語は、図に描かれている向きに加えて、使用及び/又は動作中のデバイスの異なる向きを包含することを意図されていることが理解されよう。例えば、図中のデバイスがひっくり返されている場合、「底」面と記載された要素は、次いで、他の要素又は特徴の「上に」向けられ得る。デバイスを、別の方法では他の方向に向ける(例えば、90度回転させる、又は他の方向に回転させる)ことができ、本明細書で使用される空間的に相対的な記述子はそれにしたがって解釈される。

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