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技術 人孔蓋

出願人 株式会社日弁特殊工業
発明者 前田英比古前田晋孝前田康秀
出願日 2019年4月24日 (1年2ヶ月経過) 出願番号 2019-082668
公開日 2019年9月12日 (9ヶ月経過) 公開番号 2019-152092
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 防止チェーン 被ロック片 ロック用孔 立ち上がり寸法 設備品 被支持板 修理コスト 換気機構
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この項目の情報は公開日時点(2019年9月12日)のものです。
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図面 (12)

課題

貯水槽換気機能を有する人孔蓋において、維持管理コストの低減及び交換部品コストの低減を図る。

解決手段

貯水槽の上壁(1a)の出入口(2)に配置される人孔蓋(10)であって、上壁(1a)から立ち上がる第1の筒状体(12)と、第1の筒状体(12)の上端開口を開閉する蓋本体(13)と、第1の筒状体(12)の外周面との間に第1の隙間(S1)を確保する第2の筒状体(15)とを備え、第1の筒状体(12)に通気口(40)を形成し、貯水槽内を、通気口(40)、第1の隙間(S1)及び第2の筒状体(15)の下方に確保された第2の隙間(S2)を介して外部に連通している人孔蓋において、第1の筒状体(12)とは別体の網板(41)を備え、網板(41)を、ガイド部(44) 等の保持手段により、通気口(40)を覆う位置に着脱可能に保持する。

概要

背景

従来、貯水槽の使用例として、短期間の使用水量変動に対応するため、給水用或いは非常用の溜め池の代わりに、地中埋設されることがある。かかる貯水槽は、内部の定期点検及び清掃等を行うために、人が出入り可能な出入口と、この出入口を開閉可能な人孔蓋を備えている。さらに、貯水槽の内部を外部に連通する換気機構も備えている。

本件出願人は、このような貯水槽において、独立した換気機構を設ける代わりに、換気機能を兼ね備えた人孔蓋を開発し、特許出願している(特許文献1)。図11は特許文献1に記載した人孔蓋であり、貯水槽の上壁100に固定された第1の筒状体101と、第1の筒状体101の上端開口を開閉する蓋本体103と、蓋本体103の外周縁に形成された第2の筒状体102とを備えている。そして、換気機構として、第1の筒状体101に通気口105を設け、第1の筒状体101の外周面と第2の筒状体102の内周面との間に第1の隙間S1を確保し、第2の筒状体102の下端の下方に第2の隙間S2を確保している。すなわち、貯水槽の内部は、出入口110、通気口105、第1の隙間S1及び第2の隙間S2を介して、換気可能に外部に連通している。さらに、外部から虫等の異物貯水槽内侵入するのを防止するため、通気口105を覆う網板106を、溶接により、第1の筒状体101に一体に固着してある。

概要

貯水槽の換気機能を有する人孔蓋において、維持管理コストの低減及び交換部品コストの低減をる。貯水槽の上壁(1a)の出入口(2)に配置される人孔蓋(10)であって、上壁(1a)から立ち上がる第1の筒状体(12)と、第1の筒状体(12)の上端開口を開閉する蓋本体(13)と、第1の筒状体(12)の外周面との間に第1の隙間(S1)を確保する第2の筒状体(15)とを備え、第1の筒状体(12)に通気口(40)を形成し、貯水槽内を、通気口(40)、第1の隙間(S1)及び第2の筒状体(15)の下方に確保された第2の隙間(S2)を介して外部に連通している人孔蓋において、第1の筒状体(12)とは別体の網板(41)を備え、網板(41)を、ガイド部(44) 等の保持手段により、通気口(40)を覆う位置に着脱可能に保持する。

目的

本発明の目的は、通気口を覆う網板が腐食したり、破損したり、劣化したりした場合に、網板のみを交換し、あるいは網板のみを外して清掃できるようにすることにより、人孔蓋の維持管理コストを低減し、かつ、交換作業及び清掃作業を容易化することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

貯水槽上壁出入口に配置され、前記上壁から立ち上がる第1の筒状体と、前記第1の筒状体の上端開口を開閉自在に覆う蓋本体と、前記蓋本体の外周縁に形成され、前記第1の筒状体の外周面との間に第1の隙間を確保する第2の筒状体とを備え、前記第1の筒状体の周壁通気口を形成し、前記第2の筒状体の下方に第2の隙間を確保し、前記貯水槽内を、前記通気口、前記第1及び第2の隙間を介して外部に連通している人孔蓋において、前記第1の筒状体とは別体の網板を備え、前記網板を、保持手段により、前記通気口を覆う位置に着脱可能に保持することを特徴とする人孔蓋。

請求項2

前記保持手段は、前記網板を前記第1の筒状体の内周面側に保持する、請求項1に記載の人孔蓋。

請求項3

前記保持手段は、前記網板を前記第1の筒状体の外周面側に保持する、請求項1に記載の人孔蓋。

請求項4

前記保持手段は、前記網板を上方から差し込み可能なガイド部と、前記網板を、前記通気口を覆う位置に係止可能なストッパーとで構成されている、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の人孔蓋。

請求項5

前記ガイド部は、上下方向に延びるガイド溝を有しており、前記ストッパーは、前記網板の下端に当接するストッパー面を有している、請求項4に記載の人孔蓋。

請求項6

前記ガイド部は、断面L字形状アングル部材により構成されている、請求項5に記載の人孔蓋。

請求項7

前記第1の筒状体及び前記第2の筒状体は、平面視で正方形状に形成されており、前記第1の筒状体の4つの前記周壁に、同一形状の4枚の前記網板がそれぞれ着脱自在に配置されている、請求項2乃至6のいずれか一つに記載の人孔蓋。

技術分野

0001

本発明は、貯水槽上壁に形成された出入口開閉する人孔蓋に関し、特にその換気構造の改良に関する。

背景技術

0002

従来、貯水槽の使用例として、短期間の使用水量変動に対応するため、給水用或いは非常用の溜め池の代わりに、地中埋設されることがある。かかる貯水槽は、内部の定期点検及び清掃等を行うために、人が出入り可能な出入口と、この出入口を開閉可能な人孔蓋を備えている。さらに、貯水槽の内部を外部に連通する換気機構も備えている。

0003

本件出願人は、このような貯水槽において、独立した換気機構を設ける代わりに、換気機能を兼ね備えた人孔蓋を開発し、特許出願している(特許文献1)。図11は特許文献1に記載した人孔蓋であり、貯水槽の上壁100に固定された第1の筒状体101と、第1の筒状体101の上端開口を開閉する蓋本体103と、蓋本体103の外周縁に形成された第2の筒状体102とを備えている。そして、換気機構として、第1の筒状体101に通気口105を設け、第1の筒状体101の外周面と第2の筒状体102の内周面との間に第1の隙間S1を確保し、第2の筒状体102の下端の下方に第2の隙間S2を確保している。すなわち、貯水槽の内部は、出入口110、通気口105、第1の隙間S1及び第2の隙間S2を介して、換気可能に外部に連通している。さらに、外部から虫等の異物貯水槽内侵入するのを防止するため、通気口105を覆う網板106を、溶接により、第1の筒状体101に一体に固着してある。

先行技術

0004

特開平7−247566号(特許第2550475号)公報。

発明が解決しようとする課題

0005

図11の人孔蓋において、通気口105を覆う網板106は、溶接により第1の筒状体101に一体に固着されているため、網板106が腐食したり、破損したり、劣化した場合には、人孔蓋全体を交換しなければならず、交換用製品コストあるいは部品コストが高くなる。すなわち、貯水槽の維持管理コストが高くなる。また、人孔蓋全体を交換する必要があるので、交換作業にも手間がかかる。

0006

定期的に網板106の目詰まり等を清掃する場合には、網板106が、現場の第1の筒状体101に固着された状態で行う必要があり、清掃作業に手間がかかる。

0007

特に、屋外に設置される貯水槽において、板金等で強固に製作されている第1及び第2の筒状体101、102に比べ、網板106は、強度及び耐久性が低いので、網板106のみが短期間で破損する場合が多い。すなわち、第1及び第2の筒状体101、102に交換の必要性がないにも拘わらず、網板106と共に無駄に交換しなければならない。

0008

本発明の目的は、通気口を覆う網板が腐食したり、破損したり、劣化したりした場合に、網板のみを交換し、あるいは網板のみを外して清掃できるようにすることにより、人孔蓋の維持管理コストを低減し、かつ、交換作業及び清掃作業を容易化することである。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するため本発明は、貯水槽の上壁の出入口に配置され、前記上壁から立ち上がる第1の筒状体と、前記第1の筒状体の上端開口を開閉自在に覆う蓋本体と、前記蓋本体の外周縁に形成され、前記第1の筒状体の外周面との間に第1の隙間を確保する第2の筒状体とを備え、前記第1の筒状体の周壁に通気口を形成し、前記第2の筒状体の下方に第2の隙間を確保し、前記貯水槽内を、前記通気口、前記第1及び第2の隙間を介して外部に連通している人孔蓋において、前記第1の筒状体とは別体の網板を備え、前記網板を、保持手段により、前記通気口を覆う位置に着脱可能に保持している。

0010

本発明は、前記人孔蓋の構成に加え、好ましくは次の構成要件を備えることができる。

0011

(a)前記保持手段は、前記網板を前記第1の筒状体の内周面側に保持する。

0012

(b)前記保持手段は、前記網板を前記第1の筒状体の外周面側に保持する。

0013

(c)前記保持手段は、前記網板を上方から差し込み可能なガイド部と、前記網板を、前記通気口を覆う位置に係止可能なストッパーとで構成されている。この場合、さらに好ましくは、前記ガイド部は、上下方向に延びるガイド溝を有しており、前記ストッパーは、前記網板の下端に当接するストッパー面を有している。また、前記ガイド部は、断面L字形状アングル部材により構成されることが好ましい。

0014

(d)前記第1の筒状体及び前記第2の筒状体は、平面視で正方形状に形成されており、前記第1の筒状体の4つの前記周壁に、同一形状の4枚の前記網板がそれぞれ着脱自在に配置されている。

発明の効果

0015

(1)本発明によると、通気口の網板が腐食したり、破損したり、劣化した場合、網板のみを第1の筒状体から取り外して交換できるので、交換時の製品コストあるいは部品コストを低減できる。すなわち、維持管理コストを低減でき、かつ、交換作業自体も、網板の交換だけで済み、容易になる。また、網板のみを取り外して、目詰まり等を掃除できるので、清掃作業が容易になる。

0016

(2)構成要件(a)のように、前記網板を前記第1の筒状体の内周面側に保持していると、蓋本体を開いた時、網板の保持部分に、作業員工具等か外側から当接する心配がなく、網板の保持部分を保護できる。また、蓋本体を開いた時の外観も維持できる。

0017

(3)構成要件(b)のように、前記網板を前記第1の筒状体の外周面側に保持していると、網板及びその保持状態点検作業が、第1の筒状体の外から容易に行え、点検作業がし易い。

0018

(4)構成要件(c)のように、ガイド部及びストッパーを備えていると、蓋本体を開いた状態において、古い網板を上方に抜き取り、新しい網板を上方から差し込むだけで、交換作業が完了するので、網板の交換作業が簡単に行える。特に、ガイド部のガイド溝並びにストッパーのストッパー面で、網板を所定の水平方向位置及び高さに保持するので、新しい網板を、古い網板と同じ所定位置に簡単かつ正確に保持できる。また、ガイド部として、アングル部材を使用すると、ガイド部の加工も容易である。

0019

(5)構成(d)のように、前記第1の筒状体を平面視で正方形状に形成していると、各周壁に共通の網板を使用でき、交換部品の管理並びに交換作業が容易になる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の第1の実施の形態の人孔蓋を備えた貯水槽の側面図である。
図1の人孔蓋を拡大した側面図である。
図2の人孔蓋の平面図である。
図2の人孔蓋の正面図である。
蓋本体を開いた状態で示す図2の人孔蓋の平面図である。
図5の矢印VI部分の水平断面拡大図である。
図3のVII-VII断面拡大図である。
網板の交換作業時の状態を示す第1の筒状体の斜視図である。
網板の交換作業工程を示す図5のIX-IX断面相当図であり、(a)は網板差し込み前、(b)は網板差し込み途中、(c)は網板差し込み完了時の状態を示している。
本発明の第2の実施の形態を示しており、図8と同様の斜視図である。
従来例の縦断面図である。

実施例

0021

[発明の第1の実施の形態]
図1乃至図9に基づいて、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1において、貯水槽1は、コンクリートにより略直方体形状に形成されており、上壁1aが地面Eから上方に露出した状態で、地中に埋設されている。上壁1aには、人が貯水槽1内に出入りできる大きさの出入口(マンホール)2が形成されており、この出入口2の上方を覆うように、本発明に係る人孔蓋10が配置されている。貯水槽1の内周壁には、作業員が昇降するための複数のステップ3が設けられている。

0022

図2図1の人孔蓋10を拡大して示す側面図であり、人孔蓋10は、貯水槽1の上壁1aの上面に水平に固定されたベース板11と、このベース板11の水平部分を上下方向に貫通して上方に立ち上がる第1の筒状体12と、この第1の筒状体12の上端開口を開閉する蓋本体13と、この蓋本体13の外周縁に一体形成されて下方に立ち下がる第2の筒状体15とを備えている。ベース板11、第1の筒状体12、蓋本体13及び第2の筒状体15は、いずれも金属製、たとえばステンレス鋼製である。

0023

ベース板11は、4本のアンカーボルト20及びナット21により、貯水槽1の上壁1aの上面に固定されている。第1の筒状体12は、溶接によりベース板11に固着され、第1の筒状体12の下端12bは、貯水槽1の出入口2の上端周縁に至っている。また、第1の筒状体12は、離脱防止チェーン23により、出入口2の内周面のアンカーボルト24に繋がれている。第2の筒状体15は、蓋本体13が閉じている状態において、第1の筒状体12の外周面を水平方向の外方から囲んでいる。また、第2の筒状体15の水平方向の一端部は、ヒンジ機構26によりベース板11に回動自在に支持されており、第2の筒状体15の水平方向の他端部は、ロック機構30により図2に示す閉位置にロックされている。

0024

ヒンジ機構26は、ベース板11から立ち上がる支持板27と、第2の筒状体15から延びる被支持板28と、支持板27と被支持板28とを回動自在に連結するヒンジ軸29とにより構成されている。これにより、第2の筒状体15及び蓋本体13は、図2に示す閉位置と、ヒンジ軸29回りに矢印R方向に略180度回動した全開位置との間で、開閉することができる。

0025

ロック機構30は、第2の筒状体15に形成された被ロック片31と、ベース板11から立ち上がるロック片32とで構成されており、被ロック片31とロック片32とは、第2の筒状体15が閉位置の時に、水平方向に重なるロック用孔33をそれぞれ有している。被ロック片31とロック片32のロック用孔33に、図3に示すように、南京錠35等のU字状ロッド挿通することにより、蓋本体13及び第2の筒状体15を閉位置にロックしている。蓋本体13の上面には、被ロック片31近傍位置に、コの字形取手36が設けられている。

0026

ここで、説明の都合上、ヒンジ機構26が配置されている側を人孔蓋10の「後側」と称し、ロック機構30が配置されている側を人孔蓋10の「前側」と称して、人孔蓋10に設けられた換気機構を説明する。図5は蓋本体13及び第2の筒状体15を開いた状態の平面図であり、第1の筒状体12、蓋本体13及び第2の筒状体15は、いずれも平面視で正方形状に形成されている。第1の筒状体12、蓋本体13及び第2の筒状体15の大きさに関し、第2の筒状体15の左右の周壁間及び前後の周壁間の内法内寸法)Dは、第1の筒状体12の左右の周壁12a及び前後の周壁12aの外法外寸法)dよりも大きく形成されている。すなわち、寸法D>寸法dとなるように、蓋本体13、第2の筒状体15及び第1の筒状体12の大きさが設定されている。

0027

このような寸法設定により、図3に示すように、蓋本体13が閉じている状態において、第1の筒状体12の全外周面と、第2の筒状体15の全内周面との間に、水平方向の第1の隙間S1が確保されることになる。第1の隙間S1の具体的な大きさは、たとえば、第2の筒状体15の外法が600ミリ程度とした場合に、数十ミリから百ミリ程度の範囲に設定される。勿論これらの数値に限定されるものではない。

0028

図7において、第1の筒状体12と第2の筒状体15の高さに関し、第1の筒状体12のベース板11の上面からの立ち上がり寸法をHとし、第2の筒状体15の蓋本体13の下面からの立ち下がり寸法をhとすると、立ち上がり寸法H>立ち下がり寸法hとなるように、設定されている。このような寸法設定により、蓋本体13及び第2の筒状体15が閉じている状態において、第2の筒状体15の下端15bとベース板11の上面との間には、第2の筒状体15の全周に亘って、上下方向の第2の隙間S2が確保されることになる。第2の隙間S2の具体的な大きさは、たとえば、第2の筒状体15の外法が600ミリ程度とした場合に、十ミリから数十ミリ程度の範囲である。勿論これらの数値に限定されるものではない。

0029

図6乃至図8により、本発明の要部である通気口40及び網板41の構造を説明する。図8において、平面視で正方形状の第1の筒状体12の4つの周壁12aには、水平方向に長い通気口40が、略同一高さに2個ずつ形成されている。各通気口40は、水平方向に長い長方形長手方向両端辺を、半円状に膨らませてなる形状、たとえば陸上競技場フィールドのような長円形状に形成されている。

0030

第1の筒状体12の各周壁12aの内周面には、通気口40を覆う位置に網板41を保持する保持手段として、上下方向に延びる一対のガイド部44と、対向する一対のガイド部44の下面を水平に連結するストッパー45とが、それぞれ設けられている。

0031

図6において、各ガイド部44は、水平断面形状がL字形状のステンレス鋼製のアングル部材で製造されると共に、第1の筒状体12の四隅近傍にそれぞれ配置され、溶接により周壁12aの内周面に固着されている。ガイド部44を溶接により周壁12aの内周面に固着することにより、ガイド部44のL字状内面と周壁12aの内周面とで、上下方向に延びるガイド溝46を形成している。

0032

図7において、上下方向に延びる各ガイド部44の上端は、第1の筒状体12の上端と通気口40の上端との上下方向間に位置し、各ガイド部44の下端は、通気口40の下端より少し下がった位置に位置している。これにより、通気口40の上下幅よりも上下方向に長いガイド部44が配設されていることになる。

0033

ストッパー45は、溶接により、ガイド部44の下面及び/又は周壁12aの内周面に溶接により固着されている。これにより、ガイド部44に上方から差し込まれた網板41は、その下端がストッパー45のストッパー面(上面)に当接し、通気口40の全体を内方から覆う保持位置に、係止保持される。

0034

図8において、第1の筒状体12の4つの周壁12aに配置される網板41は、ステンレス鋼製の矩形外枠41aと、この外枠41a内に張り渡されたステンレス鋼製の網本体41bとから構成されている。網本体41bのメッシュは、防虫機能を果たしうる大きさのものが使用されている。網板41の長手方向(水平方向)の幅は、一対のガイド部44のガイド溝間の距離に対し、わずかに短く形成されている。したがって、網板41の長手方向の両端部は、図6に示すように、両ガイド部44のガイド溝46に上方から差し込むことができる。

0035

[第1の実施の形態の作用]
(1)貯水槽1内を点検あるいは清掃する場合は、図3のロック機構30の南京錠35を開錠し、取手36を把持して、蓋本体13及び第2の筒状体15を、ヒンジ軸29回りに矢印R方向に回動し、たとえば全開位置まで開く。

0036

(2)網板41の交換、補修あるいは清掃のために、網板41を第1の筒状体12から取り外す場合には、蓋本体13及び第2の筒状体15を開いた状態で、図9下段の(c)から上段の(a)まで順次示すように、各網板41をガイド部44から上方に抜き出す。交換用の新たな網板41、あるいは補修又は清掃した網板41を取り付ける場合には、図9の上段の(a)から下段の(c)まで順次示すように、各網板41をガイド部44に上方から差し込み、網板41の下端をストッパー45のストッパー面(上面)で係止させる。これにより、各通気口40を内方から覆う位置に網板41を保持できる。

0037

(3)図7に示すように蓋本体13を閉じた状態においても、貯水槽1の内部は、通気口40、第1の筒状体12の外周側の第1の隙間S1、及び第2の筒状体15の下方の第2の隙間S2を介して、換気可能に外部に連通している。すなわち、白抜きの矢印で示すように、貯水槽1の内部の空気を外部に排出することができる。

0038

[第1の実施の形態の効果]
(1)網板41が破損したり、劣化したりした場合、人孔蓋全体を交換しなくとも、破損した網板41のみを交換し、あるいは網板41のみを取り外して補修できるので、人孔蓋の維持管理及び修理コストを低減することができる。また、人孔蓋全体を交換する場合に比べ、新品への交換作業も容易である。

0039

(2)各網板41は、上下方向に延びるガイド溝46を有するガイド部44に、上方から抜き差し自在に装着できるので、網板41の装着作業及び取り外し作業も上方から簡単に行える。

0040

(3)蓋本体13を閉じた状態において、通気口40及び網板41は、第2の筒状体15により外部から保護されるので、雨、外部からのごみから網板41を保護することができる。

0041

(4)図7に示すように蓋本体13を閉じた状態において、貯水槽1の内部は、通気口40、第1の隙間S1及び第2の隙間S2を介して、換気可能に外部に連通しているので、独立した通気等を別途設ける必要がなく、貯水槽等の製造コストを低減し、構造も簡素化できる。

0042

(5)網板41を、第1の筒状体12の周壁12aの内周面側に配置しているので、外周面側に配置する場合に比べると、外部の異物等から網板41を厚く保護できる。

0043

(6)第1の筒状体12を平面視で正方形状とし、4つの周壁12aに配置する4つの網板41を同一形状として、共通化しているので、多種類の網板を製造する必要がなく、網板41の製造加工及び部品管理が容易である。

0044

[本発明の第2の実施の形態]
図10は、本発明の第2の実施の形態における第1の筒状体12及び網板41を示している。この図10において、前述の第1の実施の形態と異なる構成は、各網板41を保持する保持手段、すなわち、ガイド部44及びストッパー45が、第1の筒状体12の各周壁12aの外周面に設けられていることである。その他の構造は第1の実施の形態と同じであり、同じ部品には同じ符号が付してある。したがって、第2の実施の形態では、各網板41は、各周壁12aの外周面に配置され、通気口40を外方側から覆うことになる。

0045

図10のように、各網板41を、第1の筒状体12の周壁12aの外周側に配置していると、網板41及びその保持状態の点検作業が、第1の筒状体12の外から容易に視認でき、点検作業がし易い。

0046

[その他の実施の形態]
(1)網板を第1の筒状体に保持する保持手段として、第1及び第2の実施の形態では、各網板を上方から差し込み可能なガイド部及びストッパーを配置しているが、磁石クリップあるいはボルト等の固定手段を利用することもできる。

0047

(2)第1及び第2の実施の形態では、第1及び第2の筒状体を平面視で正方形状としているが、円形状、長方形状あるいは五角形以上の多角形状とすることもできる。

0048

(3)第2の筒状体の下端の形状を、水平な直線状でなく、たとえば波形として、ベース板の上面と第2の筒状体の間に、多数の波形の第2の隙間(S2に相当)を形成することもできる。

0049

本発明による人孔蓋は、土木あるいは建築用の各種設備品製造業で製造され、また、土木工事あるいは建築工事の現場において建築物等に設置或いは使用される。

0050

10人孔蓋
11ベース板
12 第1の筒状体
12a周壁
13 蓋本体
15 第2の筒状体
40通気口
41網板
44、45ガイド部、ストッパー(保持手段の一例)
46ガイド溝
S1 第1の隙間
S2 第2の隙間

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