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課題

α−リポ酸化合物および/またはその薬理学的に許容される塩の臭気硫黄臭)を改善し、臭気の発生が抑制された皮膚外用剤の提供。

解決手段

(A)α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含む皮膚外用剤において、臭気を抑制する成分として(B)胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を添加する。前記(A)成分としては、α−リポイルアミノ酸金属キレート化合物および/またはその薬理学的に許容される塩が好ましく、前記(B)成分としてはデオキシコール酸ナトリウムが好ましい。

概要

背景

α−リポ酸(別名:チオクト酸または6,8−ジチオオクタン酸)はミトコンドリア内豊富に存在する重要な補酵素であり、抗酸化能を有しているため、酸化ストレスによる種々の病態治療薬として注目されている。また、還元型ジメルカプトオクタン酸は酸化型グルタチオンビタミンCなどを還元再生させる作用を有している。かかるα−リポ酸の抗酸化能に着目して、α−リポ酸を医薬品や化粧品原料として利用するための検討が従来から行われている。例えば、特許文献1には、α−リポイルアミノ酸(α−リポ酸とアミノ酸により形成される酸アミド)の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩が、メラニンの産生に関与する酵素として知られているチロシナーゼ活性阻害する作用や、皮膚組織に存在するエラスチン分解酵素であるエラスターゼの活性を阻害する作用を有しており、皮膚のシミソバカス日焼けに対する予防・治療薬、美白剤美肌剤抗シワ剤などとして有用であることが記載されている。

かかるα−リポ酸やα−リポイルアミノ酸、およびそれらの塩は、分子内にジスルフィド基を有するため、経時的に硫黄臭が発生することが知られており、その解決策して、特許文献2には、亜硫酸塩またはメタ亜硫酸塩を混合すると臭気が抑制されることが記載されている。また、特許文献3には、由来ポリフェノールを混合する方法が記載されており、さらに、特許文献4にはα−リポ酸を配合して調製された化粧料のpHを7以上とすることで臭気が抑制されることが記載されている。しかし、これらの方法では臭気の抑制効果が必ずしも十分とはいえず、さらなる改良が求められていた。

一方で、哺乳類胆汁に含まれているステロイド誘導体の総称である胆汁酸は、ヒトの体内において食物脂肪の吸収を助ける働きをすることが知られている。かかる胆汁酸は消化管内でミセルの形成を促進する機能を有していることからもわかるように、優れた界面活性作用を有することが知られており、安全性の高い生体由来界面活性剤として、化粧品および医薬品の製剤化分野において広く研究が行われてきた。

たとえば、特許文献5には、胆汁酸塩多価アルコールと油分を混合することにより多価アルコール中油型乳化物が得られること、および該多価アルコール中油型乳化物に水を加えることにより安定性に優れた水中油型乳化組成物が得られることが記載されている。また、特許文献6には、胆汁酸塩、ステロール高級脂肪酸塩、グリセリン脂肪酸エステルを特定の比率で配合することにより、幅広いpH領域において安定性を担保できる乳化組成物が得られることが記載されている。しかし、胆汁酸をα−リポ酸やα−リポイルアミノ酸などのα−リポ酸系化合物と組み合わせて使用することについて記載した文献は存在せず、その組み合わせによってどのような結果が得られるかを予測することはできなかった。

概要

α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩の臭気(硫黄臭)を改善し、臭気の発生が抑制された皮膚外用剤の提供。(A)α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含む皮膚外用剤において、臭気を抑制する成分として(B)胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を添加する。前記(A)成分としては、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物および/またはその薬理学的に許容される塩が好ましく、前記(B)成分としてはデオキシコール酸ナトリウムが好ましい。なし

目的

本発明の目的は、α−リポ酸系化合物を含む皮膚外用剤において、α−リポ酸系化合物に由来する臭気(硫黄臭)が抑制された皮膚外用剤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

(A)α−リポ酸化合物および/またはその薬理学的に許容される塩と、(B)胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする皮膚外用剤

請求項2

前記(A)成分のα−リポ酸系化合物が、下記式(1)で表されるα−リポイルアミノ酸金属キレート化合物である請求項1記載の皮膚外用剤。(式中、Mは亜鉛コバルトおよび鉄から選択される金属を示し、AはN結合したアミノ酸残基を示す。)

請求項3

α-リポイルアミノ酸を構成するアミノ酸が、メチオニンヒスチジンフェニルアラニン、γ−アミノ−n−酪酸6−アミノヘキサン酸アントラニル酸またはアミノエタンスルホン酸である請求項1記載の皮膚外用剤。

請求項4

前記(B)成分の胆汁酸系化合物が、胆汁酸または抱合胆汁酸である請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚外用剤。

請求項5

前記(B)成分が、胆汁酸、デオキシコール酸ケノデオキシコール酸ヒオデオキシコール酸ウルソデオキシコール酸および/またはそれらの薬理学的に許容される塩である請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚外用剤。

請求項6

前記(A)成分が、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)である請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚外用剤。

請求項7

(A)α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩と、(B)胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含有する水溶液

技術分野

0001

本発明は、α−リポ酸化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含有する皮膚外用剤、並びにα−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含有する水溶液に関する。

背景技術

0002

α−リポ酸(別名:チオクト酸または6,8−ジチオオクタン酸)はミトコンドリア内豊富に存在する重要な補酵素であり、抗酸化能を有しているため、酸化ストレスによる種々の病態治療薬として注目されている。また、還元型ジメルカプトオクタン酸は酸化型グルタチオンビタミンCなどを還元再生させる作用を有している。かかるα−リポ酸の抗酸化能に着目して、α−リポ酸を医薬品や化粧品原料として利用するための検討が従来から行われている。例えば、特許文献1には、α−リポイルアミノ酸(α−リポ酸とアミノ酸により形成される酸アミド)の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩が、メラニンの産生に関与する酵素として知られているチロシナーゼ活性阻害する作用や、皮膚組織に存在するエラスチン分解酵素であるエラスターゼの活性を阻害する作用を有しており、皮膚のシミソバカス日焼けに対する予防・治療薬、美白剤美肌剤抗シワ剤などとして有用であることが記載されている。

0003

かかるα−リポ酸やα−リポイルアミノ酸、およびそれらの塩は、分子内にジスルフィド基を有するため、経時的に硫黄臭が発生することが知られており、その解決策して、特許文献2には、亜硫酸塩またはメタ亜硫酸塩を混合すると臭気が抑制されることが記載されている。また、特許文献3には、由来ポリフェノールを混合する方法が記載されており、さらに、特許文献4にはα−リポ酸を配合して調製された化粧料のpHを7以上とすることで臭気が抑制されることが記載されている。しかし、これらの方法では臭気の抑制効果が必ずしも十分とはいえず、さらなる改良が求められていた。

0004

一方で、哺乳類胆汁に含まれているステロイド誘導体の総称である胆汁酸は、ヒトの体内において食物脂肪の吸収を助ける働きをすることが知られている。かかる胆汁酸は消化管内でミセルの形成を促進する機能を有していることからもわかるように、優れた界面活性作用を有することが知られており、安全性の高い生体由来界面活性剤として、化粧品および医薬品の製剤化分野において広く研究が行われてきた。

0005

たとえば、特許文献5には、胆汁酸塩多価アルコールと油分を混合することにより多価アルコール中油型乳化物が得られること、および該多価アルコール中油型乳化物に水を加えることにより安定性に優れた水中油型乳化組成物が得られることが記載されている。また、特許文献6には、胆汁酸塩、ステロール高級脂肪酸塩、グリセリン脂肪酸エステルを特定の比率で配合することにより、幅広いpH領域において安定性を担保できる乳化組成物が得られることが記載されている。しかし、胆汁酸をα−リポ酸やα−リポイルアミノ酸などのα−リポ酸系化合物と組み合わせて使用することについて記載した文献は存在せず、その組み合わせによってどのような結果が得られるかを予測することはできなかった。

先行技術

0006

国際公開2002/076935号公報
特開2003−048833号公報
特開2009−046463号公報
特開2015105249号公報
特公平4−005490号公報
特開昭63−305930号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の目的は、α−リポ酸系化合物を含む皮膚外用剤において、α−リポ酸系化合物に由来する臭気(硫黄臭)が抑制された皮膚外用剤を提供することにある。また、他の目的は、α−リポ酸系化合物を含む水溶液の臭気(硫黄臭)の発生を抑制することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明者らは、かかる本発明の目的を達成すべく鋭意検討を進めた結果、α−リポ酸系化合物と胆汁酸系化合物を組み合わせて使用すると、α−リポ酸系化合物に由来する臭気(硫黄臭)の発生が顕著に抑制されることを見出し、本発明を完成するに至った。

0009

かくして本発明によれば、ひとつの実施態様として(A)α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩と、(B)胆汁酸系化合物および/またはその薬理的に許容される塩を含有することを特徴とする皮膚外用剤が提供される。また、他の実施態様として(A)α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩と、(B)胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含有する水溶液が提供される。

発明の効果

0010

本発明によれば、α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩と胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を併用することにより、経時的に発生するα−リポ酸系化合物由来不快臭が著しく抑制された皮膚外用剤を調製することができる。また、α−リポ酸系化合物と胆汁酸系化合物を併用することにより、不快臭の発生が著しく抑制された、皮膚外用剤の調製に好適な水溶液を調製することができる。

0011

以下、本発明について詳細に説明する。
<α−リポ酸系化合物>
本発明の皮膚外用剤および水溶液は、必須成分としてα−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容できる塩を含んでいる。ここで、α−リポ酸系化合物とは、α−リポ酸そのもの、α−リポ酸とアミノ酸との酸アミドであるα−リポイルアミノ酸およびα−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物を意味している。α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物は、α−リポ酸とアミノ酸がアミド結合し、さらに金属がキレート結合したものであり、下記式(1)で示されるものである。

0012

0013

式中、Mは、2価の金属であり、好ましくは、亜鉛コバルトまたは鉄である。AはN−結合したアミノ酸残基である。

0014

本発明において、アミノ酸とは、同一分子内にカルボキシル基アミノ基を有する、いわゆるα−アミノ酸、β−アミノ酸、γ−アミノ酸、δ−アミノ酸、ε−アミノ酸などの脂肪族アミノ酸や、アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸アントラニル酸などの脂環族または芳香族アミノ酸に加えて、同一分子内にスルホン酸基とアミノ基を有するアミノアルカンスルホン酸を意味する。α−アミノ酸としては、たとえばグリシンアラニンバリンロイシンイソロイシンセリントレオニンチロシンシステインメチオニンアスパラギン酸アスパラギングルタミン酸グルタミンアルギニンリジンヒスチジンフェニルアラニントリプトファンなどが挙げられ、β−アミノ酸としてはβ−アラニンなどが挙げられ、γ−アミノ酸としてはγ−アミノ−n−酪酸GABA)やカルニチンなどが挙げられ、δ−アミノ酸としては5−アミノレブリン酸や5−アミノ吉草酸など、ε−アミノ酸としては6−アミノヘキサン酸などが挙げられる。また、アミノアルカンスルホン酸としては、アミノエタンスルホン酸タウリン)などが挙げられる。これらのアミノ酸のうち、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、γ−アミノ−n−酪酸、6−アミノヘキサン酸、アントラニル酸およびアミノエタンスルホン酸が好ましい。

0015

α−リポイルアミノ酸を金属キレート化合物とするための金属は、2つの硫黄原子との間でキレートを形成できるものであればとくに限定されないが、好ましくは亜鉛、コバルトまたは鉄が用いられる。なかでも亜鉛を用いると、安定なキレート化合物を得ることができる。

0016

上記のα−リポ酸系化合物の薬理学的に許容できる塩としては、ナトリウム塩カリウム塩などのアルカリ金属塩およびカルシウム塩マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩が挙げられるが、これら以外の塩であっても薬理学的に許容できる塩であればいずれのものであっても適宜に用いることができる。

0017

かかるα−リポ酸系化合物のなかでも、チロシナーゼ活性阻害性に優れるという観点から、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物が好ましく用いられる。α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩の好ましい具体例としては、たとえば、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)−L−ヒスチジンナトリウム亜鉛キレート化合物(以下、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)と称することがある)、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アミノエタンスルホン酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アミノエタンスルホン酸カリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)グリシンナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アスパラギン酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)−6−アミノヘキサン酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)−γ−アミノ−n−酪酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)フェニルアラニンナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)アラントラニル酸ナトリウム亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)メチオニン亜鉛キレート化合物、N−(6,8−ジメルカプトオクタノイル)システイン亜鉛キレート化合物などが挙げられる。また、これらの化合物に対応するコバルトキレート化合物や鉄キレート化合物が例示される。

0018

これらの化合物は、1水和物、2水和物、1/2水和物、1/3水和物、1/4水和物、2/3水和物、3/2水和物、6/5水和物として用いることもできる。

0019

なかでも、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)は化粧品原料としての使用実績があり、安全性が確認された化合物として好ましく用いられる。ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)としては、オガリサーチ社製「DM−His. Zn」等の市販品を用いることができる。

0020

α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物またはその薬理学的に許容できる塩は、α−リポイルアミノ酸を金属と酸で還元することにより得ることができる。製法の詳細については、特開2016−204284号公報および特開2016−204285号公報に記載されている。

0021

<胆汁酸系化合物>
本発明の皮膚外用剤および水溶液は、他の必須成分として胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩を含んでいる。ここで、胆汁酸系化合物とは、胆汁酸および抱合胆汁酸を意味している。胆汁酸は、動物の胆汁の成分として存在する酸であり、ステロイド骨格を有するカルボン酸である。また、抱合胆汁酸は、胆汁酸と、グリシンのようなアミノ酸もしくはタウリンのようなアミノ基含有化合物とで形成される酸アミドである。

0022

抱合胆汁酸の具体例としては、例えば、グリココール酸タウロコール酸コール酸デオキシコール酸リトコール酸ケノデオキシコール酸ヒオデオキシコール酸ウルソデオキシコール酸等を挙げることができる。これらの中でも、デオキシコール酸、ケノデオキシコール酸、ヒオデオキシコール酸、ウルソデオキシコール酸が好ましく、中でもデオキシコール酸がより好ましい。

0023

前記胆汁酸系化合物を塩として使用する場合、その塩を形成する物質としては、水酸化ナトリウム水酸化カリウム水酸化アンモニウムなどの無機塩基ナトリウムイオンカリウムイオンアンモニウムイオンなどを含む塩基性無機塩および塩基性有機塩、アルギニン、リジン、ヒスチジン、オルニチンなどの塩基性アミノ酸およびそれらを残基として有する塩基性オリゴペプチドモノエタノールアミンジエタノールアミントリエタノールアミンアミノメチルプロパノールアミノメチルプロパンジオールなどの塩基性アミン等が1種もしくは2種以上の組み合わせで用いられる。胆汁酸系化合物およびその薬理学的に許容される塩は、1種もしくは2種以上の組み合わせで用いることができる。

0024

<皮膚外用剤>
本発明の皮膚外用剤は、前記(A)成分および(B)成分を含むこと以外は、常法に従って調製することができる。たとえば、(A)成分と(B)成分をそれぞれ独立に他の所望の成分と混合してもよいし、または、事前に調製した両成分の混合物を他の所望の成分と混合してもよい。また、(A)成分および(B)成分のなかで水溶性の化合物を用いる場合には、両成分を含む水溶液を事前に調製しておき、その水溶液を皮膚外用剤の調製用に用いることもできる。

0025

両成分を含む水溶液を調製するときのそれぞれの成分の含有量は、とくに限定されないが、通常は、(A)成分が0.001〜40質量%であり、(B)成分が0.01〜5質量%である。好ましくは、(A)成分が0.1〜10質量%であり、(B)成分が0.1〜2質量%である。(A)成分のみを含む水溶液の場合、保存期間が長くなるにつれて臭気(硫黄臭)が発生するようになるが、(B)成分が共存すると、臭気の発生が著しく抑制される。

0026

本発明において、皮膚外用剤の形態はとくに限定されず、例えば、乳液クリーム化粧水パック洗浄料等のスキンケア化粧料口紅メーキャップ化粧料等の化粧品や、軟膏剤、分散液、クリーム剤外用液剤等の医薬部外品などとすることができる。また、その剤型についてもとくに制限はなく、固形状、ペースト状、ムース状ジェル状粉末状、溶液系、可溶化系乳化系、粉末分散系多層状などとすることができる。

0027

乳液やクリームのような乳化系の皮膚外用剤を調製する場合の乳化剤型は、とくに限定されるものではなく、たとえば、O/W(水中油型)、W/O(油中水型)、W/O/W(水中油中水型)、O/W/O(油中水中油型)などが挙げられる。

0028

本発明の皮膚外用剤における(A)成分(α−リポ酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩)の配合量(含有量)は、乾燥固形分として、1×10−5〜5質量%であることが好ましく、より好ましくは5×10−5〜1質量%である。(A)成分の含有量が過度に少ないとチロシナーゼの活性を抑制する効果あるいはエラスターゼの活性を抑制する効果が十分でなくなり、逆に過度に多くしてもより高度の効果を得ることができない。

0029

一方、皮膚外用剤における(B)成分(胆汁酸系化合物および/またはその薬理学的に許容される塩)の配合量は、好ましくは0.1〜2質量%であり、さらに好ましくは0.2〜1質量%である。(B)成分の配合量が過度に少ないと、(A)成分に起因する不快臭の発生を抑えることが難しくなり、逆に過度に多くすると、析出物が生じやすくなる。

0030

本発明の皮膚外用剤のpHは、通常、5.5〜10、好ましくは6.0〜10である。pHが5.5未満では経時に伴い析出が発生し易くなり、また十分な臭気安定性も得られ難くなる。pHが10を超えると、皮膚刺激性が生じ易くなり、実用的ではない場合がある。pH調整剤としては、例えば、クエン酸グリコール酸リンゴ酸酒石酸乳酸コハク酸リン酸およびその塩等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。このうちリン酸およびその塩が好ましい。

0031

本発明の皮膚外用剤には、前記(A)成分および(B)成分以外に、本発明の効果を本質的に損なわない範囲で、化粧料や医薬部外品等の製剤において一般的に使用される成分を配合することができる。そのような成分の具体例として、例えば、油分、界面活性剤、保湿剤高級アルコール金属イオン封鎖剤天然及び合成高分子、水溶性及び油溶性高分子紫外線吸収剤、美白剤、各種抽出液防腐剤酸化防止剤色素増粘剤香料冷感剤制汗剤殺菌剤皮膚賦活剤等が挙げられる。化粧料の使用目的に応じて、これら配合成分の1種又は2種以上を適宜に組み合わせて配合することができる。また、その配合量は、本発明の効果を損なわない範囲であれば特に限定されない。

0034

親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類;POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエート、POEジステアレート等のPOE脂肪酸エステル類;POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート等のPOE硬化ヒマシ油誘導体ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド;POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミドショ糖脂肪酸エステル等を挙げることができる。

0035

その他の界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン、高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、アルキルエーテル硫酸エステル塩等のアニオン界面活性剤アルキルトリメチルアンモニウム塩アルキルピリジニウム塩アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩ポリアミン脂肪酸誘導体等のカチオン界面活性剤;及び、イミダゾリン系両性界面活性剤ベタイン系界面活性剤等の両性界面活性剤;などが挙げられ、これらを安定性及び皮膚刺激性に問題のない範囲で適宜配合してもよい。

0036

上記保湿剤としては、例えば、キシリトールソルビトールマルチトールコンドロイチン硫酸ヒアルロン酸コラーゲン乳酸ナトリウム、dl−ピロリドンカルボン酸塩、イサイヨバラ抽出物セイヨウノコギリソウ抽出物メリロート抽出物、ヒトマンガンODスーパーオキシドジスムターゼ)等を挙げることができる。なかでもヒトマンガンSODは、保湿剤として作用するだけでなく、前記(A)成分が有するチロシナーゼ活性阻害性能を向上させるという効果を奏する。

0037

金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、クエン酸ナトリウムポリリン酸ナトリウムメタリン酸ナトリウムグルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸等を挙げることができる。

0041

無機の増粘剤としては、例えば、ベントナイトケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイトヘクトライト無水ケイ酸等を挙げることができる。

0042

紫外線吸収剤としては、例えば、パラメトキシケイ皮酸ベンジル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤ヒドロキシメトキシベンゾフェノンジヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシベンゾフェノンテトラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤パラアミノ安息香酸パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミノ]安息香酸エチルジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル等の安息香酸エステル系紫外線吸収剤;サリチル酸エチレングリコールサリチル酸フェニルサリチル酸オクチル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸ホモメンチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤;エチルヘキシルトリアゾン(2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニルアニリノ]1,3,5−トリアジン)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等のトリアジン系紫外線吸収剤;4−ターシャリーブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンアントラニル酸メンチル、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾールジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、オクトクリレンジメチコジエチルベンザルマロネート等のその他の紫外線吸収剤等を挙げることができる。

0043

美白剤としては、例えば、アスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩(一般的にビタミンCと呼ばれているもの)、N,N’−ジアセチルシスチンジメチル等のシステイン及びその誘導体並びにその塩、グラブリジングラブレンリクイリチン、イソリクイリチン、胎盤抽出物アルブチン等のハイドロキノン及びその誘導体、レゾルシン及びその誘導体、フェルラ酸カフェー酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩、グルタチオン等が挙げられる。

0044

前記のアスコルビン酸及びその誘導体並びにそれらの塩の具体例としては、L—アスコルビン酸及びL−アスコルビン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等の誘導体、およびそれらのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩等が挙げられる。

0045

更に具体的には、パルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル、ステアリン酸L−アスコルビル、ジステアリン酸L−アスコルビル、イソステアリン酸L−アスコルビル、ジイソステアリン酸L−アスコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコルビル、イソミリスチン酸L−アスコルビル、ジイソミリスチン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アスコルビル、ジオレイン酸L−アスコルビル、2−エチルヘキサン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸グルコシド、L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸カルシウム、L−アスコルビン酸アルミニウム等などが挙げられる。

0046

これらのうち、L−アスコルビン酸グルコシド、L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム、L−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸カリウム、L−アスコルビン酸マグネシウム、L−アスコルビン酸カルシウムおよびL−アスコルビン酸アルミニウムは、美白剤として機能するうえに、リポ酸系化合物が有するチロシナーゼ活性阻害性能を改良する機能を有しており、好ましい美白剤である。

0048

各種の抽出液としては、例えば、ドクダミ抽出液、オウバク抽出液、メリロート抽出液、オドリコソウ抽出液、サボンソウ抽出液、ヘチマ抽出液、キナ抽出液、ユキノシタ抽出液、クララ抽出液コウホネ抽出液、ウイキョウ抽出液、サクラソウ抽出液、バラ抽出液、ジオウ抽出液、レモン抽出液、シコン抽出液、アロエ抽出液ショウブ根抽出液、ユーカリ抽出液、スギナ抽出液、セージ抽出液、タイム抽出液、茶抽出液海藻抽出液キューカンバー抽出液、チョウジ抽出液、キイチゴ抽出液、メリッサ抽出液、ニンジン抽出液、マロニエ抽出液、モモ抽出液、葉抽出液クワ抽出液、ヤグリマギク抽出液、ハマメリス抽出液、胸腺抽出物シルク抽出液、甘草エキス等を挙げることができる。

0049

その他の成分としては特に限定されず、例えば、ビタミンA油レチノールパルミチン酸レチノールイノシット塩酸ピリドキシンニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸DL−α−トコフェロールビタミンD2(エルゴカシフェロール)、DL−α−トコフェロール、酢酸DL−α−トコフェロール、パントテン酸ビオチン等のビタミン類エストラジオールエチニルエストラジオール等のホルモン;アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸;アラントインアズレン等の抗炎症剤酸化亜鉛タンニン酸等の収斂剤ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸およびそのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、ストロンチウム塩バリウム塩等の脂肪酸化合物;L−メントールカンフル等の清涼剤などを挙げることができる。

0050

以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。なお、各成分の配合量は、特記しない限り「質量%」を表す。

0051

実施例10よび比較例1〜4:水溶液
(A)成分としてヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)(DM−His.Zn:オガリサーチ社製)、(B)成分としてデオキシコール酸Na(みどり化学社製)を使用し、両成分と精製水を加熱下に混合して溶解した後、冷却してそれぞれの濃度が0.5%の水溶液を調製した。その水溶液について、不快臭の発生状況および外観を下記の試験法に従って評価した。評価は、水溶液の調製直後と、その水溶液を室温で14日間、空気雰囲気下に保管した後に行った。
また、比較のために、デオキシコール酸Naを添加しない場合(比較例1)、デオキシコール酸Naに代えて臭気抑制効果がある化合物として公知の亜硫酸Naを添加した場合(比較例2)、高級脂肪酸塩であるステアリン酸Naを添加した場合(比較例3)およびカルボキシル基含有アニオン界面活性剤であるステアロイルグルタミン酸Naを添加した場合(比較例4)についても、下記表1に示す配合に従って水溶液を調製し、実施例1と同様にして評価した。
実施例1および比較例1〜4の結果を表1に示す。

0052

試験法:
<臭いの評価>
水溶液の臭いを5名のパネラーにより官能評価した。評価基準は以下に示す4段階である。
(評価基準)
◎:不快臭が全くない。
○:かすかに不快臭を感じるが、皮膚外用剤の配合剤として許容されるレベルである。
△:弱い不快臭があり、皮膚外用剤の配合剤として改善が望まれるレベルである。
×:不快臭があり、皮膚外用剤の配合剤として改善が強く望まれるレベルである。

0053

<外観の評価>
水溶液の調製直後および室温で空気雰囲気下に14日間保管した後に、水溶液を目視で観察し、以下の基準で評価した。
(評価基準)
◎:透明で均一に溶解している
○:わずかに析出物が確認される
△:はっきりと析出物が確認される
×:溶解しない

0054

0055

表1の結果から、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物であるヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)の水溶液は、時間の経過により不快臭の発生が確認された(比較例1)。また、亜硫酸Na、ステアリン酸Naまたはステアロイルグルタミン酸Naを添加した比較例2〜4の水溶液は、それらの添加に起因して調製直後から不快臭の発生が確認された。一方、胆汁酸塩の一種であるデオキシコール酸Naを添加した実施例1の水溶液は、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物の劣化に伴う不快臭の発生が顕著に抑制されていた。

0056

実施例2〜実施例6:水溶液
下記表2に示す組成にて、加熱混合して溶解し冷却して水溶液を得た。得られた水溶液に対して不快臭および溶解状態について、実施例1と同様にして評価した。結果を表2に示す。

0057

0058

表2の結果から、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物であるヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)と胆汁酸塩の一種であるデオキシコール酸Naを併用した場合には、幅広い濃度範囲において、α−リポイルアミノ酸の金属キレート化合物の劣化に伴う不快臭の発生を抑制できることが確認された。

0059

実施例7化粧水の調製
以下に示す配合および手順にしたがって、化粧水(ローション)を調製した。調製された化粧水は、調製2週間後においても不快臭の発生は確認されなかった。

0060

配合 (質量%)
精製水: 50.0
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.05
デオキシコール酸Na*2 0.2
保湿剤:1,2−ペンタンジオール3.0
エタノール: 15.0
pH調整剤:リン酸二水素ナトリウム適量
リン酸水素二ナトリウム適量
精製水 : 残量

0061

手順:精製水、ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)およびデオキシコール酸Naを80℃にて加熱混合して溶解した。冷却後、保湿剤、エタノールおよびpH調整剤及び残りの精製水を加え、pHを7.3に調整した。

0062

実施例8美容液の調製
以下に示す配合および手順にしたがって美容液を調製した。美容液のpHは7.4であった。調製された美容液は、調製2週間後においても不快臭の発生は確認されなかった。

0063

配合 (質量%)
A相 :水添大豆リン脂質1.0
濃グリセリン6.0
B相 :エタノール15.0
1,3−ブチレングリコール10.0
リン酸二水素ナトリウム適量
リン酸水素二ナトリウム適量
精製水残量
C相 :精製水 50.0
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 1.0
デオキシコール酸Na*2 0.5
防腐剤:フェノキシエタノール0.3

0064

手順: A相、B相およびC相をそれぞれ80℃に加熱し混合して溶解させた。順次、A相、B相およびC相を混合し、冷却後に防腐剤を加えた。

0065

実施例9水中油型クリームの調製
以下に示す配合および手順にしたがって水中油型クリームを調製した。クリームのpHは7.2であった。調製された水中油型クリームは、調製2週間後においても不快臭の発生は確認されなかった。

0066

配合 (質量%)
油相:水添大豆リン脂質3.0
濃グリセリン10.0
スクワラン5.0
水相:精製水50.0
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.5
デオキシコール酸Na*2 0.5
防腐剤:フェノキシエタノール0.3
増粘相 :精製水 残量
1,3−ブチレングリコール10.0
リン酸二水素ナトリウム適量
リン酸水素二ナトリウム適量
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー
2.5

0067

手順:油相および水相をそれぞれ80℃に加熱し混合溶解させた。油相を水相に加えてホモミキサーにて均一化した後、冷却した。防腐剤およびあらかじめ室温にて混合溶解して調製した増粘相を加えて混合した。

0068

実施例9油中水型クリームの調製
以下に示す配合および手順にしたがって油中水型クリームを調製した。調製された油中水型クリームは、調製2週間後においても不快臭の発生は確認されなかった。

0069

配合(質量%):
油相:縮合リシノレイン酸ポリグリセリル1.5
イソステアリン酸ポリグリセリル0・5
ジペンタエリトリット脂肪酸エステル2.0
シア脂2.0
メチルフェニルポリシロキサン3.0
スクワラン8.0
パルミチン酸エチルヘキシル4.0
ステアリン酸Mg 2.0
水相:精製水残量
ヒスチジンジチオオクタナミド(Na/亜鉛)*1 0.5
デオキシコール酸Na*2 0.2
フェノキシエタノール0.3
ソルビトール10.0
塩化Na 1.5
硫酸Mg 0.5
1,2−ペンタンジオール2.0
1,3−ブチレングリコール10.0
リン酸二水素ナトリウム適量
リン酸水素二ナトリウム適量

実施例

0070

手順:油相および水相をそれぞれ80℃に加熱し混合して溶解させた。水相のpHは7.4であった。40℃にて水相を油相に加えてディスパーミキサーにて均一化した後、冷却した。

0071

本発明の皮膚外用剤は、チロシナーゼの活性を阻害する作用や、エラスターゼの活性を阻害する作用を有するα−リポ酸誘導体を配合する際の懸念点である、経時による不快臭の発生を防ぐことができ、美白効果に優れた化粧品あるいはアンチエイジング化粧品として有用である。また、本発明の水溶液は、かかる皮膚外用剤を調製するための原料として好適である。

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