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技術 船舶

出願人 川崎重工業株式会社
発明者 上田雄一郎田中麻衣子吉田巧江口雄三
出願日 2018年3月2日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-037207
公開日 2019年9月12日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-151191
状態 未査定
技術分野 船体構造
主要キーワード 各骨部材 発泡パネル 液化ヘリウム 水平フランジ ドームカバー 真空断熱層 液化水素 タンクカバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

ドームの位置の制約を少なくすることができる船舶を提供する。

解決手段

船舶は、船体と、船体に搭載されて液化ガス貯留するタンクであって、水平方向に延びる円筒状のタンク本体、およびタンク本体から上向きに突出するドーム、を含むタンクと、タンク本体を覆う、ドームに挿通される開口を有するタンクカバーと、開口の周囲でタンクカバーを支持する環状の補強部材と、補強部材とタンク本体の頂部との間に設けられた、タンクのロール規制するチョックと、を備える。

概要

背景

液化ガス運搬船などの船舶では、液化ガス貯留するタンク船体に搭載されている。タンクの形状としては種々のものがあるが、例えば特許文献1には、図6に示すような船舶100におけるタンク120近傍の構造が開示されている。

船舶100では、船体110に搭載されたタンク120がタンクカバー130で覆われている。タンク120は、水平方向に延びる円筒状のタンク本体121と、このタンク本体121から上向きに突出するドーム122を含む。タンクカバー130は、ドーム122に挿通される開口131を有し、この開口131がドームカバー140で覆われている。

概要

ドームの位置の制約を少なくすることができる船舶を提供する。船舶は、船体と、船体に搭載されて液化ガスを貯留するタンクであって、水平方向に延びる円筒状のタンク本体、およびタンク本体から上向きに突出するドーム、を含むタンクと、タンク本体を覆う、ドームに挿通される開口を有するタンクカバーと、開口の周囲でタンクカバーを支持する環状の補強部材と、補強部材とタンク本体の頂部との間に設けられた、タンクのロール規制するチョックと、を備える。

目的

本発明は、ドームの位置の制約を少なくすることができる船舶を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

船体と、前記船体に搭載されて液化ガス貯留するタンクであって、水平方向に延びる円筒状のタンク本体、および前記タンク本体から上向きに突出するドーム、を含むタンクと、前記タンク本体を覆う、前記ドームに挿通される開口を有するタンクカバーと、前記開口の周囲で前記タンクカバーを支持する環状の補強部材と、前記補強部材と前記タンク本体の頂部との間に設けられた、前記タンクのロール規制するチョックと、を備える、船舶

請求項2

前記タンク本体の軸方向は船長方向と平行であり、前記ドームの中心は、前記タンク本体の軸方向の中心よりも船尾側に位置しており、前記チョックは、前記ドームの船尾側に配置されている、請求項1に記載の船舶。

請求項3

前記チョックは第1チョックであり、前記タンク本体の軸方向に配列された、前記タンクカバーを支持する複数の骨部材と、前記タンク本体の軸方向に互いに離間する位置で前記タンク本体を支持する一対のサドルと、前記ドームの船首側で前記複数の骨部材のうちの1つと前記タンク本体の頂部との間に設けられた第2チョックと、をさらに備え、前記第1チョックおよび前記第2チョックは、鉛直方向において前記一対のサドルと重なり合う位置に配置されている、請求項2に記載の船舶。

請求項4

前記チョックは、前記タンク本体に固定されたブロックと、前記タンク本体の幅方向において前記ブロックの両側に位置する一対のストッパーを含み、前記一対のストッパーは、前記補強部材に固定されている、請求項1または2に記載の船舶。

請求項5

前記第1チョックおよび前記第2チョックのそれぞれは、前記タンク本体に固定されたブロックと、前記タンク本体の幅方向において前記ブロックの両側に位置する一対のストッパーを含み、前記第1チョックの前記一対のストッパーは前記補強部材に固定されており、前記第2チョックの前記一対のストッパーは前記骨部材に固定されている、請求項3に記載の船舶。

技術分野

0001

本発明は、液化ガス貯留するタンクを備える船舶に関する。

背景技術

0002

液化ガス運搬船などの船舶では、液化ガスを貯留するタンクが船体に搭載されている。タンクの形状としては種々のものがあるが、例えば特許文献1には、図6に示すような船舶100におけるタンク120近傍の構造が開示されている。

0003

船舶100では、船体110に搭載されたタンク120がタンクカバー130で覆われている。タンク120は、水平方向に延びる円筒状のタンク本体121と、このタンク本体121から上向きに突出するドーム122を含む。タンクカバー130は、ドーム122に挿通される開口131を有し、この開口131がドームカバー140で覆われている。

先行技術

0004

特開2015−4382号公報

発明が解決しようとする課題

0005

図6に示すような円筒状のタンク本体121を含むタンク120を備える船舶100では、船体110のロールに伴うタンク120のロールを規制するチョックを設けることが望ましい。例えば、タンクカバー130は、タンク本体121の軸方向に配列された複数の骨部材で支持されるため、これらの骨部材のうちの1つとタンク本体121の頂部(タンク本体121の軸方向にストレートな部分)との間にチョックを設けることが考えられる。

0006

しかしながら、この場合には、まず骨部材の位置からチョックの位置を決定し、その後にドームの位置を決定する必要があるので、ドームの位置が制約される。

0007

そこで、本発明は、ドームの位置の制約を少なくすることができる船舶を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するために、本発明の発明者らは、一般的にドーム用の開口の周囲にはタンクカバーを支持する環状の補強部材が設けられることに着目し、この補強部材にチョックを設けることを思い付いた。本発明は、このような観点から成されたものである。

0009

すなわち、本発明の船舶は、船体と、前記船体に搭載されて液化ガスを貯留するタンクであって、水平方向に延びる円筒状のタンク本体、および前記タンク本体から上向きに突出するドーム、を含むタンクと、前記タンク本体を覆う、前記ドームに挿通される開口を有するタンクカバーと、前記開口の周囲で前記タンクカバーを支持する環状の補強部材と、前記補強部材と前記タンク本体の頂部との間に設けられた、前記タンクのロールを規制するチョックと、を備える、ことを特徴とする。

0010

上記の構成によれば、開口の周囲でタンクカバーを支持する環状の補強部材とタンク本体の頂部との間にチョックが設けられるので、ドームの位置の制約を少なくすることができる。しかも、チョックがドームの近傍に配置されることになるため、骨部材のうちの1つとタンク本体の頂部との間にチョックを設ける場合に比べて、ドームとチョックの間の距離を低減することができる。これにより、ドームを貫通する配管の数や大きさの制限を緩和するようなドームの大型化に対応することも可能である。

0011

前記タンク本体の軸方向は船長方向と平行であり、前記ドームの中心は、前記タンク本体の軸方向の中心よりも船尾側に位置しており、前記チョックは、前記ドームの船尾側に配置されていてもよい。この構成によれば、ドームの船尾側にチョックを配置する場合でも、ドームの位置を最も船尾寄りに設計することができる。

0012

前記チョックは第1チョックであり、上記の船舶は、前記タンク本体の軸方向に配列された、前記タンクカバーを支持する複数の骨部材と、前記タンク本体の軸方向に互いに離間する位置で前記タンク本体を支持する一対のサドルと、前記ドームの船首側で前記複数の骨部材のうちの1つと前記タンク本体の頂部との間に設けられた第2チョックと、をさらに備え、前記第1チョックおよび前記第2チョックは、鉛直方向において前記一対のサドルと重なり合う位置に配置されていてもよい。この構成によれば、船体がロールしたときのタンク本体のねじれ変形を抑制することができる。

0013

例えば、前記チョックは、前記タンク本体に固定されたブロックと、前記タンク本体の幅方向において前記ブロックの両側に位置する一対のストッパーを含み、前記一対のストッパーは、前記補強部材に固定されていてもよい。

0014

あるいは、前記第1チョックおよび前記第2チョックのそれぞれは、前記タンク本体に固定されたブロックと、前記タンク本体の幅方向において前記ブロックの両側に位置する一対のストッパーを含み、前記第1チョックの前記一対のストッパーは前記補強部材に固定されており、前記第2チョックの前記一対のストッパーは前記骨部材に固定されていてもよい。

発明の効果

0015

本発明によれば、ドームの位置の制約を少なくすることができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の一実施形態に係る船舶の側面図である。
図1のII−II線に沿った横断面図である。
図1の船舶の一部の縦断面図である。
図3のIV−IV線に沿った平面図である。
チョックの正面図である。
従来の船舶の一部の断面図である。

実施例

0017

図1および図2に、本発明の一実施形態に係る船舶1を示す。船舶1は、例えば、液化ガスを輸送する液化ガス運搬船である。

0018

本実施形態では、船舶1が、船体2と、船体2に搭載された2つのタンク3を含む。タンク3は、船長方向に並んでいる。ただし、船体2に搭載されるタンク3の数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。

0019

各タンク3は、液化ガスを貯留する。例えば、液化ガスは、液化石油ガスLPG、約−45℃)、液化エチレンガスLEG、約−100℃)、液化天然ガスLNG、約−160℃)、液化水素LH2、約−250℃)、液化ヘリウム(LHe、約−270℃)である。

0020

本実施形態では、図2に示すように各タンク3が二重殻タンクであり、内槽外槽を含む。例えば、内槽と外槽との間は真空断熱層である。ただし、タンク3は、断熱材で覆われた一重殻タンクであってもよい。例えば、断熱材は、複数の真空断熱パネルで構成されてもよいし、複数の発泡パネルで構成されてもよい。

0021

各タンク3は、水平方向に延びる円筒状のタンク本体31と、このタンク本体31から上向きに突出するドーム32を含む。タンク本体31の軸方向は、水平方向と完全に平行である必要はなく、水平方向と実質的に平行(例えば、水平方向に対する角度が10度以下)であればよい。本実施形態では、タンク本体31の軸方向が船長方向と平行である。

0022

より詳しくは、タンク本体31は、一定の断面形状で船長方向に延びる胴部と、この胴部の両側の開口を塞ぐ半球状の閉塞部を含む。ただし、閉塞部は、胴部と垂直なフラットであってもよいし、皿状であってもよい。

0023

ドーム32は、タンク3を貫通する配管を集約するためものである。ドーム32の突出方向は、本実施形態では鉛直方向と平行であるが、鉛直方向に対して多少傾いていてもよい。本実施形態では、ドーム32の中心がタンク本体31の軸方向の中心よりも船尾側に位置している。

0024

船体2には、2つのタンク3が挿入される凹部21が形成されており、この凹部21がタンク3の間で隔壁22によって2つのセル23に分割されている。各セル23内には、タンク本体31の軸方向に互いに離間する位置でタンク本体31を支持する一対のサドル25が配置されている。例えば、サドル25は、タンク本体31の底部(タンク本体31の軸方向にストレートな部分)の両端部近傍に配置される。

0025

各タンク3のタンク本体31は、タンクカバー4によって覆われている。各タンクカバー4は、上述したセル23と共に、タンク本体31を収容するカーゴ室を形成する。

0026

図3および図4に示すように、各タンクカバー4は、タンク3のドーム32に挿通される開口41を有する。開口41は、ドームカバー5によって覆われている。本実施形態では、ドームカバー5の高さが低く、ドーム32がドームカバー5を貫通している。ただし、ドームカバー5の高さは、図6に示す従来の船舶100と同様に、ドーム32の頂部よりも高くてもよい。

0027

タンクカバー4は、タンク本体31の軸方向に配列された複数の骨部材6によって支持されている。各骨部材6は、タンク本体31の軸方向と直交する方向に延びている。また、タンクカバー4は、開口41の周囲では、環状の補強部材7によって支持されている。補強部材7は、対応する位置にある骨部材6と接合されている。

0028

本実施形態では、ドーム32の船首側および船尾側に、タンク3のロールを規制する2つのチョック8が配置されている。例えば、チョック8は、タンク本体31の頂部(タンク本体31の軸方向にストレートな部分)の両端部近傍に配置される。本実施形態では、各チョック8が、鉛直方向において上述したサドル25と重なり合う位置に配置されている。

0029

船首側のチョック8は、骨部材6とタンク本体31の頂部との間に設けられている。一方、船尾側のチョック8は、補強部材7とタンク本体31の頂部との間に設けられている。

0030

各チョック8は、図5に示すように、タンク本体31に固定されたブロック81と、タンク本体31の幅方向(船幅方向)においてブロック81の両側に位置する一対のストッパー82を含む。例えば、ブロック81の下部は、タンク本体31の頂部に設けられた枠体83内に挿入される。船首側のチョック8では一対のストッパー82が骨部材6に固定され、船尾側のチョック8では一対のストッパー82が補強部材7に固定される。

0031

例えば、骨部材6および補強部材7のそれぞれは、断面逆T字状であり、上端部がタンクカバー6に接合された鉛直板(骨部材6ではフラット、補強部材7では円筒状)と、鉛直板の下端部に接合された水平フランジを含む。そして、水平フランジの下面に一対のストッパー82が固定される。

0032

以上説明したように、本実施形態の船舶1では、開口41の周囲でタンクカバー4を支持する環状の補強部材7とタンク本体31の頂部との間にチョック8が設けられるので、ドーム32の位置の制約を少なくすることができる。しかも、チョック8がドーム32の近傍に配置されることになるため、骨部材6とタンク本体31の頂部との間にチョック8を設ける場合に比べて、ドーム32とチョック8の間の距離を低減することができる。これにより、ドーム32を貫通する配管の数や大きさの制限を緩和するようなドーム32の大型化に対応することも可能である。

0033

しかも、ドーム32の船尾側にチョックを配置する場合でも、ドーム32の位置を最も船尾寄りに設計することができる。

0034

さらに、本実施形態では、各チョック8が、鉛直方向において上述したサドル25と重なり合う位置に配置されているので、船体2がロールしたときのタンク本体31のねじれ変形を抑制することができる。

0035

(変形例)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。

0036

例えば、チョック8の数は1つであってもよい。この場合、チョック8はドーム32の船首側に配置されてもよい。

0037

1船舶
2船体
25サドル
3タンク
31 タンク本体
32ドーム
4タンクカバー
41 開口
6骨部材
7補強部材
8 チョック

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