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技術 印刷装置、制御方法、及びプログラム

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 辻岡伸浩
出願日 2018年3月1日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-036222
公開日 2019年9月12日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-150982
状態 未査定
技術分野 付属装置、全体制御 デジタル計算機のユーザインターフェイス ファクシミリ一般
主要キーワード 強調表示色 交換準備 クリーニング情報 アラート音 装置ステータス 候補対 モジュール回路 通知レベル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月12日)のものです。
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図面 (12)

課題

ユーザー使用態様に即した使い勝手の良いユーザーインターフェースを実現すること。

解決手段

装置ステータス情報印刷ジョブ情報インク残量、及び、装着されている印刷対象媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含むホーム画面を表示するディスプレイと、ユーザーによる入力指示に基づく制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を前記入力指示に基づいて選択すること、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定すること、を実行する、印刷装置である。

概要

背景

従来から、印刷対象媒体として比較的大型のメディアを扱うラージフォーマットプリンターLFP:Large Format Printer)が知られている。この種の印刷装置においては、使用者使用環境等の使用態様を想定して細部仕様を変える等した複数の機種が用意され、機種毎にその使用態様に即したユーザーインターフェースが提供されている。具体的には、想定した使用態様で使い易いようにホーム画面デザインされ、エラー通知等の通知の態様が設定されている。

一方で、コピースキャナーファックス、プリンターといった多種類の機能を搭載した多機能複合機MFP:Multi Function Printer)においては、各機能に対応するアイコンの配置等をユーザー使い勝手の良いようにホーム画面をカスタマイズできるようにする技術が知られている。また、その上で、現在の各機能の状態をホーム画面上で確認できるようにした技術も知られている(特許文献1を参照)。

概要

ユーザーの使用態様に即した使い勝手の良いユーザーインターフェースを実現すること。装置ステータス情報印刷ジョブ情報インク残量、及び、装着されている印刷対象の媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含むホーム画面を表示するディスプレイと、ユーザーによる入力指示に基づく制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を前記入力指示に基づいて選択すること、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定すること、を実行する、印刷装置である。

目的

特開2017−107395号公報






上記のように使用態様を想定した機種別の印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

装置ステータス情報印刷ジョブ情報インク残量、及び、装着されている印刷対象媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含むホーム画面を表示するディスプレイと、ユーザーによる入力指示に基づく制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を前記入力指示に基づいて選択すること、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定すること、を実行する、印刷装置

請求項2

前記ホーム画面候補には、前記複数の通知制御候補のうちの何れか1つの通知制御候補が対応づけられており、前記制御部は、前記ホーム画面に選択された前記ホーム画面候補に対応する前記通知制御候補に、前記通知制御を設定する、請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記複数のホーム画面候補は、少なくとも、前記印刷装置の用途志向に応じて前記表示項目の種類、配置及び大きさが異なるホーム画面候補を含んでおり、前記複数の通知制御候補は、少なくとも、前記印刷装置の用途志向に応じて異なるエラー通知を行う通知制御候補を含んでいる、請求項1又は2に記載の印刷装置。

請求項4

前記ホーム画面候補と前記通知制御候補とは、前記用途志向が同じもの同士が対応付けられており、前記制御部は、前記ホーム画面に選択された前記ホーム画面候補と前記用途志向が同じ前記通知制御候補に、前記通知制御を設定する、請求項3に記載の印刷装置。

請求項5

前記通知制御には、エラーの内容又は対処法に関するコメントを表示する第1のエラー通知を含む第1の通知制御と、前記第1のエラー通知に比べて文字数が少なくエラーの程度を強調表示する第2のエラー通知を含む第2の通知制御と、が少なくとも含まれる、請求項1〜4の何れか一項に記載の印刷装置。

請求項6

前記エラー通知は、新たなウィンドウによる表示、及び、前記ホーム画面中の所定領域での表示の少なくとも一方を含む、請求項1〜5の何れか一項に記載の印刷装置。

請求項7

前記通知制御には、前記ディスプレイの表示態様を変更させる制御が含まれる、請求項1〜6の何れか一項に記載の印刷装置。

請求項8

前記通知制御には、報音制御が含まれる、請求項1〜7の何れか一項に記載の印刷装置。

請求項9

前記入力指示を装置外部から受信する通信部、を更に備えた請求項1〜8の何れか一項に記載の印刷装置。

請求項10

前記ディスプレイは、前記入力指示を操作入力することができるタッチパネルである、請求項1〜9の何れか一項に記載の印刷装置。

請求項11

プロセッサーと、ホーム画面を表示するディスプレイとを備えた印刷装置の前記プロセッサーが前記印刷装置を制御する制御方法であって、前記ホーム画面は、装置ステータス情報、印刷ジョブ情報、インク残量、及び、装着されている印刷対象の媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含み、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を、ユーザーの入力指示に基づいて選択することと、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定することと、を含む制御方法。

請求項12

印刷装置のディスプレイにホーム画面を表示させる制御を、前記印刷装置に内蔵された、或いは、前記印刷装置に通信接続されたコンピューターに実行させるためのプログラムであって、前記ホーム画面は、装置ステータス情報、印刷ジョブ情報、インク残量、及び、装着されている印刷対象の媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含み、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を、ユーザーの入力指示に基づいて選択することと、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定することと、を前記コンピューターに実行させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、印刷装置等に関する。

背景技術

0002

従来から、印刷対象媒体として比較的大型のメディアを扱うラージフォーマットプリンターLFP:Large Format Printer)が知られている。この種の印刷装置においては、使用者使用環境等の使用態様を想定して細部仕様を変える等した複数の機種が用意され、機種毎にその使用態様に即したユーザーインターフェースが提供されている。具体的には、想定した使用態様で使い易いようにホーム画面デザインされ、エラー通知等の通知の態様が設定されている。

0003

一方で、コピースキャナーファックス、プリンターといった多種類の機能を搭載した多機能複合機MFP:Multi Function Printer)においては、各機能に対応するアイコンの配置等をユーザー使い勝手の良いようにホーム画面をカスタマイズできるようにする技術が知られている。また、その上で、現在の各機能の状態をホーム画面上で確認できるようにした技術も知られている(特許文献1を参照)。

先行技術

0004

特開2017−107395号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記のように使用態様を想定した機種別の印刷装置を提供する形態の場合、提供した機種が想定通りの使用態様で使用されない場合には、次のような課題が生じるおそれがあった。すなわち、当該印刷装置に想定されている使用態様とは異なる使用態様で使用するユーザーにとっては、ホーム画面の表示等が当該ユーザーの希望する使用態様に即していないため、使い勝手が悪いと感じさせるおそれがあった。また、その場合に特許文献1の技術を適用する考え方もあるが、そうすると、ユーザーの希望する使用態様に即したものとするために、ホーム画面の表示等の細かな設定をユーザー自身手動で行わなければならず、手間であった。

0006

本発明は、こうした事情を鑑みてなされたものであり、ユーザーの手間なく、当該ユーザーが使用する印刷装置の使用態様に即したユーザーインターフェースを実現することができる技術の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するための第1の発明は、装置ステータス情報印刷ジョブ情報インク残量、及び、装着されている印刷対象の媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含むホーム画面を表示するディスプレイと、ユーザーによる入力指示に基づく制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を前記入力指示に基づいて選択すること、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定すること、を実行する、印刷装置である。

0008

また、他の発明として、プロセッサーと、ホーム画面を表示するディスプレイとを備えた印刷装置の前記プロセッサーが前記印刷装置を制御する制御方法であって、前記ホーム画面は、装置ステータス情報、印刷ジョブ情報、インク残量、及び、装着されている印刷対象の媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含み、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を、ユーザーの入力指示に基づいて選択することと、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定することと、を含む制御方法を構成してもよい。

0009

また、他の発明として、印刷装置のディスプレイにホーム画面を表示させる制御を、前記印刷装置に内蔵された、或いは、前記印刷装置に通信接続されたコンピューターに実行させるためのプログラムであって、前記ホーム画面は、装置ステータス情報、印刷ジョブ情報、インク残量、及び、装着されている印刷対象の媒体に関する媒体情報、のうちの何れかの表示項目を含み、複数のホーム画面候補の中から、前記ディスプレイに表示させる前記ホーム画面を、ユーザーの入力指示に基づいて選択することと、前記選択に応じて、少なくともエラー通知を含む通知制御を、複数の通知制御候補の中から自動的に設定することと、を前記コンピューターに実行させるためのプログラムを構成してもよい。

0010

第1の発明等によれば、ユーザーは、ホーム画面候補の中から所望のホーム画面とするものを選ぶだけでホーム画面の設定が済む。これによれば、ユーザーの使用態様に即した表示項目のホーム画面を表示することが可能となる。また、ホーム画面の選択に応じて、エラー通知を含む通知制御の設定が自動的に行われる。エラー通知を含む通知制御をユーザーの使用態様に即した態様で行うことが可能となる。よって、印刷装置において、ユーザーの手間なくその使用態様に即した使い勝手の良いユーザーインターフェースを実現できる。

0011

また、第2の発明として、前記ホーム画面候補には、前記複数の通知制御候補のうちの何れか1つの通知制御候補が対応づけられており、前記制御部は、前記ホーム画面に選択された前記ホーム画面候補に対応する前記通知制御候補に、前記通知制御を設定する、第1の発明の印刷装置を構成してもよい。

0012

第2の発明によれば、ホーム画面の選択に応じて、当該ホーム画面に対応した通知制御を自動的に設定することができる。

0013

また、第3の発明として、前記複数のホーム画面候補は、少なくとも、前記印刷装置の用途志向に応じて前記表示項目の種類、配置及び大きさが異なるホーム画面候補を含んでおり、前記複数の通知制御候補は、少なくとも、前記印刷装置の用途志向に応じて異なるエラー通知を行う通知制御候補を含んでいる、第1又は第2の発明の印刷装置を構成してもよい。

0014

第3の発明によれば、印刷装置の用途志向に応じたホーム画面候補の中からホーム画面を選択すると、選択されたホーム画面候補の用途志向に応じたエラー通知を行う通知制御を自動的に設定することができる。

0015

また、第4の発明として、前記ホーム画面候補と前記通知制御候補とは、前記用途志向が同じもの同士が対応付けられており、前記制御部は、前記ホーム画面に選択された前記ホーム画面候補と前記用途志向が同じ前記通知制御候補に、前記通知制御を設定する、第3の発明の印刷装置を構成してもよい。

0016

第4の発明によれば、ホーム画面を選択した際に、当該ホーム画面と用途志向が同じ通知制御候補を自動的に選んで通知制御を設定することができる。

0017

また、第5の発明として、前記通知制御には、エラーの内容又は対処法に関するコメントを表示する第1のエラー通知を含む第1の通知制御と、前記第1のエラー通知に比べて文字数が少なくエラーの程度を強調表示する第2のエラー通知を含む第2の通知制御と、が少なくとも含まれる、第1〜第4の何れかの発明の印刷装置を構成してもよい。

0018

第5の発明によれば、エラーの内容又は対処法に関するコメントを表示したエラー通知と、当該エラー通知よりも文字数が少なく簡単なコメントとともにエラーの程度を強調表示したエラー通知と、が選択可能となる。

0019

また、第6の発明として、前記エラー通知は、新たなウィンドウによる表示、及び、前記ホーム画面中の所定領域での表示の少なくとも一方を含む、第1〜第5の何れかの発明の印刷装置を構成してもよい。

0020

第6の発明によれば、通知制御として、ホーム画面中の所定領域にエラー通知を表示する制御、又は、新たなウィンドウにおいてエラー通知を表示する制御を設定することができる。

0021

また、第7の発明として、前記通知制御には、前記ディスプレイの表示態様を変更させる制御が含まれる、第1〜第6の何れかの発明の印刷装置を構成してもよい。

0022

第7の発明によれば、通知制御として、ディスプレイの表示態様を変更させる制御を設定することができる。

0023

また、第8の発明として、前記通知制御には、報音制御が含まれる、第1〜第7の何れかの発明の印刷装置を構成してもよい。

0024

第8の発明によれば、通知制御に報音制御を含めて設定することができる。

0025

また、第9の発明として、前記入力指示を装置外部から受信する通信部、を更に備えた第1〜第8の何れかの発明の印刷装置を構成してもよい。

0026

第9の発明によれば、ホーム画面の選択に係るユーザーの入力指示を、装置外部から受け付けることができる。

0027

また、第10の発明として、前記ディスプレイは、前記入力指示を操作入力することができるタッチパネルである、第1〜第9の何れかの発明の印刷装置を構成してもよい。

0028

第10の発明によれば、ディスプレイであるタッチパネルの操作入力を入力指示として受け付けて、ホーム画面を選択することができる。

図面の簡単な説明

0029

印刷装置の構成例を示す正面図。
フォトプルーフ用のホーム画面の一例を示す図。
コーポレート用のホーム画面の一例を示す図。
産業系用のホーム画面の一例を示す図。
フォト/プルーフ用の通知画面の一例を示す図。
コーポレート用の通知画面の一例を示す図。
産業系用の通知画面の一例を示す図。
候補対応テーブルのデータ構成例を示す図。
印刷装置の機能構成例を示すブロック図。
印刷装置が行う処理の流れを示すフローチャート
変形例における産業系用のホーム画面例を示す図。

実施例

0030

以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態によって本発明が限定されるものではなく、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限定されるものでもない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付す。

0031

図1は、本実施形態における印刷装置1の構成例を示す正面図である。印刷装置1は、紙、布、プラスチック等を材料とするシート状の印刷対象の媒体であるメディア3に対して、染料顔料といったインクの液滴を吐出することでカラー画像を形成するインクジェット式カラープリンターである。

0032

印刷装置1は、その動作を統合的に制御する印刷機制御ボード11を搭載し、通信回線Nを介して装置外部のパソコン等とデータ通信可能に接続される。そして、パソコン等からの印刷指示に応じて、当該印刷指示とともに供給された印刷データを印刷する。具体的には、印刷装置1は、図示しないが、メディア3を所定の搬送方向へと搬送するための搬送ユニットや、インクの吐出ヘッドを搬送方向と交差する走査方向へと走査するためのキャリッジユニット等を内蔵しており、印刷機制御ボード11の制御によってメディア3を搬送方向へと搬送させ、吐出ヘッドを走査方向に沿って移動させながらインクをメディア3に噴射して、印刷を行う。

0033

また、印刷装置1は、装置筐体適所に配置されたタッチパネル13を備える。タッチパネル13は、ホーム画面や通知画面等を表示するためのディスプレイとしての手段及び操作入力のための手段を兼ねる。

0034

なお、本実施形態の印刷装置1は、メディア3としてA2サイズ以上を扱うことができるLFP(Large Format Printer:大判プリンター)と呼ばれるプリンターとするが、中型や小型のインクジェット式の印刷装置であってもよい。

0035

原理
LFP等の印刷装置1においては、その用途志向毎に異なる機種が用意される場合がある。用途志向は、例えば使用者や使用環境といった使用態様を想定して分類される。そして、用途志向毎の機種では、その用途志向に応じてデザインされたホーム画面が採用され、当該用途志向に応じて設定された通知制御を行うようになっている。ホーム画面のデザインを変えているのは、よく使う印刷メニューや、使用に際し頻繁に監視しておきたい事項等が用途志向によって異なるためであり、各々がその使用態様に即した表示項目を含む。

0036

本実施形態では、用途志向として、(1)例えばカメラマンフォトグラファー等が写真を印刷するための使用を想定した用途志向である「フォト/プルーフ」、(2)主としてオフィス向けとされ、例えば社内や取引先等に掲示するポスター等を印刷するための使用を想定した用途志向である「コーポレート」、(3)例えばポスターや生地への印刷等を行って販売品とする当該販売品の製造等のための使用を想定した用途志向である「産業系」の3つを例示する。

0037

1.ホーム画面
用途志向毎のホーム画面は、想定した使用態様に応じてその表示項目の種類、配置、及び大きさが異なる。先ず、図2を参照して、フォト/プルーフ用のホーム画面の画面構成について説明する。図2に示すように、フォト/プルーフ用のホーム画面W1は、メディア情報表示部A11、ジョブ情報表示部A12、インク残量表示部A13、機能選択表示部A14、及びクリーニング情報表示部A15を含む各種表示項目の表示領域を備える。

0038

メディア情報表示部A11は、媒体情報として、印刷装置1にセットされているメディアの種類やサイズ等を含むメディア情報を表示する。

0039

ジョブ情報表示部A12は、「ウォームアップ中」「待機中」「印刷中」「一時停止」といった印刷装置1の動作状態を示す装置ステータス情報を表示するとともに、印刷中や印刷待ち印刷物がある場合には、その印刷データが記述されたファイル名等を含む印刷ジョブ情報を表示する。

0040

インク残量表示部A13は、インクカートリッジの各色のインク残量を表示する。

0041

機能選択表示部A14は、印刷メニューを選択するための表示を行う。例えば、フォト/プルーフ用のホーム画面W1では、機能選択表示部A14には、印刷メニューを表示させるメニューボタンが配置される。

0042

クリーニング情報表示部A15は、次回のクリーニング開始までの時間や、当該クリーニングの所要時間等を含むクリーニング情報を表示する。

0043

ここで、フォト/プルーフ用のホーム画面が図2のような画面構成とされる理由としては、高価なメディアの使用を想定している点が挙げられる。具体的には、例えば印刷設定が誤っていたり、印刷の途中でインクが切れる等して印刷に失敗すると、高価なメディアが無駄になってしまう。そこで、フォト/プルーフ用では、確実に印刷できる状態かどうかホーム画面上で容易に判断できるよう配慮し、そのために重要なメディア情報やインク残量、クリーニング情報等が表示項目とされてホーム画面がデザインされる。

0044

次に、図3を参照して、コーポレート用のホーム画面の画面構成について説明する。図3に示すように、コーポレート用のホーム画面W2は、機能選択表示部A21、メディア情報表示部A22、ジョブ情報表示部A23、及びインク残量表示部A24を含む各種表示項目の表示領域を備える。

0045

ここで、コーポレート用は、フォト/プルーフ用や産業系用のような頻繁な使用を想定しておらず、フォト/プルーフ用や産業系用に比べてインクの交換頻度は低いと考えられる。よって、インク残量表示部A24におけるインク残量の表示は、フォト/プルーフ用の場合(例えば図2のインク残量表示部A13)と比べて簡易な表示とされる。また、コーポレート用では、使用頻度が低い観点から、使う機能をその都度選択して使用する態様を想定して、機能選択表示部A21には、例えば「印刷管理」「コピー」「スキャン」「プリンターステータス」といった印刷メニューの選択ボタンが配置される。

0046

次に、図4を参照して、産業系用の印刷装置1のホーム画面の画面構成について説明する。図4に示すように、産業系用のホーム画面W3は、ジョブ情報表示部A31、メディア情報表示部A32、インク残量表示部A33、ヒーター温度表示部A34、クリーニング情報表示部A35、及び機能選択部A36を含む各種表示項目の表示領域を備える。

0047

ヒーター温度表示部A34は、現在のヒーター温度と、目標のヒーター温度とを並べて表示する。図4ではウォームアップ中の表示例を示しており、装置ステータスは、上段の現在のヒーター温度が下段の目標のヒーター温度に達した後、印刷が可能な待機中へと遷移する。

0048

ここで、商用利用を想定した産業系用の印刷装置1に対しては、できるだけ長い時間連続的稼働させて効率よく印刷したいという要望がある。そのため、例えば、装置の起動ウォームアップが完了し印刷を開始できるまでの時間であったり、インクや定期的な交換が必要な部品等の消耗品交換時期、クリーニングの実施時期等をホーム画面の情報から把握したり推察したりできるように、インク残量やヒーター温度情報、クリーニング情報等が表示項目とされてホーム画面がデザインされる。

0049

2.通知制御
本実施形態の通知制御は、必要な通知をするための通知画面をホーム画面上にポップアップ表示することで、新たなウィンドウによる表示をする制御を含む。必要な通知には、例えばインク切れや部品の故障等、装置の一時停止や印刷の中断を伴うエラー通知が含まれ、エラー通知の通知画面には、当該エラーの内容や対処法のコメントが表示される。また、エラー通知の他にも、インク残量が少ないといった消耗品の交換を促す通知であったり、例えばインク残量から次回の印刷途中でのインク切れの可能性を通知するもの等、その時点では装置の一時停止を伴わない警告や注意アラート)の通知が含まれる。

0050

そして、通知制御についても、想定した各用途志向の使用態様に応じて設定される。図5は、フォト/プルーフ用の通知画面の一例を示す図であり、図6は、コーポレート用の通知画面の一例を示す図であり、図7は、産業系用の通知画面の一例を示す図である。図5図7は、何れもエラーの1つである「インク切れ」の発生時におけるエラー通知の通知画面例を示している。

0051

先ず、図6に示すように、コーポレート用のエラー通知の通知画面W21には、エラーの内容としてインク切れが発生した旨のコメントが表示されるとともに、その対処法としてインクを交換するよう指示するコメントが表示される。また、通知画面W21は、ホーム画面W2上で必要以上に目立たないように、例えば無彩色(白/黒/グレー)を基調とした画面とされる。

0052

これに対し、図7に示すように、産業系用のエラー通知の通知画面W31には、コーポレート用の場合(例えば図6の通知画面W21)と比べて少ない文字数で、インク切れの旨のコメントが表示される。加えて、産業系用の通知画面では、通知レベルマークを付し、背景色有彩色にすることで、通知内容緊急度が強調表示される。さらに、図7に例示するように、コーポレート用等の場合と比べて文字を大きくしてもよい。以下、通知内容の緊急度を「通知レベル」といい、通知レベルを「エラー」「警告」「注意」の3段階として例示する。例えば、図7の例では、通知画面W31には通知レベル「エラー」を示す通知レベルマークM31が表示され、ハッチングを付した画面全域の背景色が「赤色」とされる。また、図示しないが、警告の通知であれば、通知画面には通知レベル「警告」を示す通知レベルマークが表示され、画面全域の背景色が「黄色」とされる。また、注意の通知であれば、通知画面には通知レベル「注意」を示す通知レベルマークが表示され、画面全域の背景色が「青色」とされる。

0053

また、図5に示すように、フォト/プルーフ用のエラー通知の通知画面W11には、コーポレート用と同様のコメントが表示される。加えて、フォト/プルーフ用の通知画面W11では、産業系用と同様に通知レベルが強調表示される。ただし、産業系用ほどは派手にならないように、通知レベルを強調表示する有彩色の表示面積が、産業系用の場合(例えば図7の通知画面W31)と比べて狭くされる。具体的には、例えば図5においてハッチングを付して示すように、フォト/プルーフ用では、タイトルバーが通知レベルに応じた色とされる。

0054

このように、産業系用の通知画面の表示態様は、通知レベルマークや通知画面の背景色によって、遠目でもその通知レベルが把握できるようにデザインされている。これによれば、ユーザーは、エラー通知を即時に把握して対処し、或いは、警告や注意の通知を受けて替えの消耗品を準備したりその交換時期を調整する等、装置を効率よく稼働できるような対処が可能となる。より詳細には、商用利用される産業系用では、エラー通知に気が付かずに対処が遅れると、その分装置の稼働時間が短くなって生産性の低下を招く可能性がある。また、高頻度で使用される産業系用では、通知画面にエラーの対処法を細かく記載しなくても、ユーザーが熟知している場合も多い。そのため、産業系用の通知制御では、文字数が少なく、且つ通知レベルの強調表示を含む通知画面が表示される。

0055

一方、コーポレート用の通知画面では通知レベルの強調表示はせず、コメントの表示のみで通知内容をユーザーに伝達する。これは、オフィス向けでユーザーの多いコーポレート用では、例えばインク切れ等、エラー通知を把握したユーザーが対処可能なエラーもあるのに、或いは、警告や注意の通知にも関わらず、通知内容をよく確認しないで社内のシステム管理者に対処を依頼してしまう場合が生じるためである。つまり、例えばエラー通知であれば、エラーの内容やその対処法のコメントを表示することで、通知内容をよく読んでから対処するよう促すことができる。また、強調表示を含まないのは、想定上頻繁には使用されないコーポレート用では、必ずしもエラー通知を即時に把握する必要がないことにもよる。

0056

さて、以上例示したような各用途志向に対応した機種別の印刷装置1は、想定した使用者等に向けて提供される。しかし、実際には、提供した印刷装置1が想定通りの使用態様で使用されるとは限らない。例えば、産業系用の使用者として想定されたユーザーがフォト/プルーフ用の印刷装置を購入して、産業系用の使用態様で使用する等のケースが存在する。そのため、印刷装置1が上記の要領でその機種に応じたホーム画面の表示や通知制御を行う従来の構成では、ホーム画面が使用態様に即した画面構成となっておらずユーザーによっては使い勝手が悪いと感じる場合が生じ得た。

0057

また、通知制御についても不適合が生じ得た。すなわち、例えば産業系用で使用しているのにコーポレート用の通知制御が行われるのでは、遠目には通知レベルを把握し難く、エラーの発生に対する迅速な対処が困難となり得る。結果、例えばインク切れに長時間気が付かないとか、事前にインクの交換準備をしてインク切れに備えることができないといった事態が生じ、稼働時間低下の原因となる。

0058

逆に、コーポレート用で使用しているにも関わらず産業系用の通知制御が行われる場合には、ユーザーが通知画面の色が平常時の色から変わっただけで自分には解決できないトラブルが発生したという誤った判断をしてしまい、管理者に連絡してしまって管理者の労働時間制約されてしまう等の不都合が生じ得た。さらに、産業系用のエラー通知は、ユーザーが対処法を認知している前提で設計されているために、通知画面に対処法を表示しない場合もあり、コーポレート用として使用するユーザーにとっては通知内容が不親切なことも予想される。

0059

そこで、本実施形態では、同じ印刷装置1でありながら、各用途志向に係るホーム画面の選択及び通知制御の設定を行えるようにする。そのために、本実施形態では、用途志向毎のホーム画面候補と、用途志向毎の通知制御候補とをそれぞれ用意して、それらの対応関係を定めておく。そして、当該対応関係を定めた候補対応テーブルに従ってホーム画面を選択し、通知制御を設定する。

0060

ここで、ホーム画面候補は、該当するホーム画面を表示するのに必要な事項を定めたホーム画面候補定義データ220(図9を参照)として用意される。一方、通知制御候補は、通知レベル毎の各種通知のための通知画面を表示するのに必要な事項を定めた通知制御候補定義データ230(図9を参照)として用意される。

0061

図8は、候補対応テーブルのデータ構成例を示す図である。図8に示すように、候補対応テーブルは、ホーム画面候補に固有のホーム画面候補名と対応付けて、通知制御の設定に係る設定項目を定めたデータテーブルである。ホーム画面候補名には、例えば、その用途志向の名称を用いることができる。

0062

先ず、ホーム画面候補は、用途志向毎に1つ又は複数用意される。同じ用途志向であっても、その表示項目の種類や配置、大きさ、背景色等のバリエーションが異なるホーム画面候補を複数用意しておくことで、ユーザーは、その中から自身にとって使い勝手の良いものを選択することができる。ホーム画面の選択に当たっては、例えばホーム画面候補の一覧を選択肢としてタッチパネル13に表示し、ユーザーに提示する。そして、ユーザーがその中から1つを選択する選択操作をホーム画面選択操作として受け付ける。

0063

選択肢の提示には、例えば、図8においてホーム画面候補名として例示した用途志向の名称を用いることができる。或いは、想定している使用者や使用環境等の使用態様の概要を示して選択肢を提示するのでもよいし、ホーム画面の画面構成を示して選択肢を提示するとしてもよい。

0064

そして、ユーザーのホーム画面選択操作を受け付けたならばホーム画面を選択し、候補対応テーブルをもとに対応する通知制御候補を選んで通知制御設定を行う。この処理により、ホーム画面の選択と連動した通知制御の自動設定が実現される。例えば、ユーザーが産業系用のホーム画面候補の選択操作をしたのであれば、ホーム画面を産業系用にする選択と連動して、各種通知に際し産業系用の通知制御を行うための設定を行う。

0065

本実施形態の通知制御は、通知レベルに応じた通知音を報音する報音制御を含む。そのため、候補対応テーブルに定められる通知制御設定項目は、その通知制御候補に固有の通知制御候補名と、通知音設定とを含む。通知制御候補名には、ホーム画面候補名と同様に用途志向の名称を用いることができる。そして、通知音設定には、通知レベル毎の通知音であるエラー音警告音、及びアラート音の報音フラグ(ON:報音する/OFF:報音しない)が格納される。図8の例では、産業系用では全ての通知レベルで通知音を報音する設定となっている一方、例えばコーポレート用では、全ての通知レベルで通知音を報音しない設定となっている。

0066

これによれば、印刷装置1の機種に関わらず、ユーザーの使用態様に即したホーム画面を選択することができる。そして、印刷装置1の稼働中、各種通知が必要な際には、当該使用態様に即した態様で通知画面を表示し、適宜通知音を報音することで、その通知制御を行うことが可能となる。したがって、使い勝手の良いユーザーインターフェースを実現でき、ユーザーの利便性を高めることができる。

0067

なお、通知音の音データについては、ユーザーが選択できるようにしてもよい。例えば、各種ブザー音メロディー音等を複数用意しておき、その中からユーザーの操作入力に従って報音フラグが「ON」である通知レベルの通知音を設定する構成でもよい。

0068

機能構成
図9は、印刷装置1の機能構成例を示すブロック図である。図9に示すように、印刷装置1は、印刷部10と、操作入力部110と、表示部130と、音出力部140と、通信部150と、制御部170と、記憶部200とを備える。

0069

印刷部10は、搬送ユニットやキャリッジユニット、それらの駆動部等の印刷機能を実現するための各部で構成される。

0070

操作入力部110は、ユーザーによる各種操作入力を受け付け、操作入力に応じた操作入力信号を制御部170へ出力する。スイッチ、レバー、ダイヤルジョイスティック、タッチパネル、トラックパッドタッチパッド等により実現できる。図1の構成では、タッチパネル13がこれに該当する。

0071

表示部130は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置によって実現され、制御部170からの表示信号に基づく各種表示を行う。図1の構成では、タッチパネル13がこれに該当する。

0072

音出力部140は、スピーカー等の音出力装置であり、制御部170からの音信号に基づく各種音出力を行う。この音出力部140によって、エラー通知等の通知時に通知音が適宜報音される。

0073

通信部150は、通信回線Nと接続して装置外部とのデータ通信を実現する。この通信部150の通信方式としては、所定の通信規格準拠したケーブルを介して有線接続する形式や、無線通信を利用して無線接続する形式等、種々の方式を適用可能である。

0074

制御部170は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のマイクロプロセッサーや、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ICメモリー等の電子部品によって実現される。図1の構成では、印刷機制御ボード11がこれに該当する。

0075

そして、制御部170は、各機能部との間でデータの入出力制御を行い、所定のプログラムやデータ、操作入力部110からの操作入力信号、通信回線Nを介して装置外部から入力される印刷指示や印刷データ、ホーム画面の選択に係る入力指示等に基づき各種の演算処理を実行して、印刷装置1の動作を統括的に制御する。なお、制御部170を構成する各部は、専用のモジュール回路等のハードウェアで構成することとしてもよい。

0076

本実施形態では、制御部170は、選択受付制御部171と、ホーム画面選択部173と、通知制御設定部175と、通知制御部177とを含む。

0077

選択受付制御部171は、ユーザーのホーム画面選択操作を受け付ける。具体的には、ホーム画面候補の一覧を選択肢として提示し、その選択操作をホーム画面選択操作として受け付ける。

0078

ホーム画面選択部173は、選択受付制御部171が受け付けたユーザーのホーム画面選択操作に従ってホーム画面を選択する。その際、選択したホーム画面候補名をホーム画面選択情報270として記憶部200に格納し、選択状態を保存しておく。

0079

通知制御設定部175は、ホーム画面選択部173によるホーム画面の選択と連動し、同じ用途志向に係る通知制御候補を選んで通知制御設定を行う。具体的には、候補対応テーブル260からホーム画面として選択したホーム画面候補に対応する通知制御候補に係る通知制御設定項目を読み出し、通知制御設定情報280として記憶部200に格納して各通知レベルの通知画面及び通知音を設定する。

0080

通知制御部177は、エラー通知や警告、注意の通知制御を行う。すなわち、通知が必要なタイミングにおいて、通知制御設定情報280を用い、その通知制御候補名をもとに該当する用途志向用の通知制御候補定義データ230を参照して必要な通知に係る通知画面を表示部130に表示するとともに、通知音設定をもとに通知音を音出力部140から報音する制御を通知制御として行う。そして、ここでの処理により、例えば通知制御設定がコーポレート用となっているときのエラー発生時に、第1の通知制御として、エラーの内容又は対処法に関するコメントを表示する第1のエラー通知が実現される。一方、通知制御設定が産業系用となっているときのエラー発生時に、第2の通知制御として、コーポレート用のエラー通知に比べて文字数が少なく通知レベルを強調表示する第2のエラー通知が実現される。

0081

記憶部200は、ICメモリーやハードディスク光学ディスク等の記憶媒体により実現されるものである。この記憶部200には、印刷装置1を動作させ、印刷装置1が備える種々の機能を実現するためのプログラムや、当該プログラムの実行中に使用されるデータ等が予め記憶され、或いは処理の都度一時的に記憶される。なお、制御部170と記憶部200との接続は、装置内の内部バス回路による接続に限らず、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信回線で実現してもよい。その場合、記憶部200は、印刷装置1とは別の外部記憶装置により実現されるとしてもよい。

0082

また、記憶部200には、ホーム画面の選択及び通知制御の設定に係る設定プログラム210と、ホーム画面候補定義データ220と、通知制御候補定義データ230と、通知音データ250と、候補対応テーブル260と、ホーム画面選択情報270と、通知制御設定情報280とが格納される。

0083

制御部170は、設定プログラム210を読み出して実行することにより、選択受付制御部171やホーム画面選択部173、通知制御設定部175、通知制御部177等の機能を実現する。なお、これらの機能部を電子回路等のハードウェアで実現する場合には、当該機能を実現させるためのプログラムの一部を省略することができる。

0084

ホーム画面候補定義データ220は、ホーム画面候補毎に用意される。そして、1つのホーム画面候補定義データ220は、ホーム画面候補名221と、表示項目設定223と、レイアウト設定225とを含む。表示項目設定223には、その用途志向に係る表示項目のリストが設定される。レイアウト設定225には、各表示項目のホーム画面上の配置位置が表示サイズ等とともに設定される。

0085

通知制御候補定義データ230は、通知制御候補毎に用意される。そして、1つの通知制御候補定義データ230は、通知制御候補名231と、通知画面定義データ240とを含み、通知画面定義データ240は、例えば通知種類毎に用意される。

0086

1つの通知画面定義データ240は、通知レベル241と、通知種類243と、レイアウト設定245とを含む。通知種類243には、その通知内容の種類が設定される。例えば、対応する通知レベルが「エラー」であるエラー通知であれば、インク切れや紙詰まり消耗品交換等のエラーの種類が設定される。レイアウト設定245には、通知内容のコメントや文字サイズ、強調表示する領域・強調表示色・通知レベルマーク等の強調表示に係る設定等を含む。

0087

通知音データ250には、エラー通知音、警告音、及びアラート音の音データを記憶する。

0088

候補対応テーブル260は、用途志向毎のホーム画面候補と、用途志向毎の通知制御候補との対応関係を記憶する(図8を参照)。

0089

[処理の流れ]
図10は、本実施形態の印刷装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。ここで説明する処理は、制御部170が記憶部200から設定プログラム210を読み出して実行し、印刷装置1の各部を動作させることで実現できる。

0090

図10に示すように、先ず、選択受付制御部171が、ユーザーのホーム画面選択操作を受け付け(ステップS1)、当該ホーム画面選択操作を受けて、ホーム画面選択部173が、ホーム画面を選択する(ステップS3)。続いて、通知制御設定部175が、候補対応テーブル260を参照し、ステップS3でホーム画面として選択したホーム画面候補に対応する通知制御候補を選んで通知制御設定を行う(ステップS5)。そして、ステップS3で選択したホーム画面を表示部130に表示させる(ステップS7)。

0091

その後は、通知制御部177が、エラー通知や警告、注意の通知の通知タイミングを監視する。そして、通知制御部177は、通知タイミングにおいて(ステップS9:YES)、ステップS5で設定した通知制御設定に従って通知画面を表示部130に表示し、適宜通知音を音出力部140から報音する制御を通知制御として行う(ステップS11)。

0092

また、所定の終了判定肯定されると(ステップS13:YES)、本処理を終了する。

0093

以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザーの手間なくその使用態様に即した使い勝手の良いユーザーインターフェースを実現できる。

0094

[変形例]
なお、本発明を適用可能な形態は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。

0095

例えば、上記実施形態では、エラー通知等の通知制御として、通知画面をポップアップ表示する態様を説明した。これに対し、通知画面を閉じた後も、ホーム画面中の所定領域において、通知内容の表示や通知レベルの強調表示を行うとしてもよい。図11は、本変形例における産業系用のホーム画面例を示す図であり、エラー発生時のホーム画面W3を示している。本変形例では、エラー発生時は、ホーム画面W3のジョブ情報表示部A31において当該エラーの内容を表示するとともに、図11中にハッチングを付して示すように、ジョブ情報表示部A31の背景色を例えば「赤色」にして通知レベルを強調表示する。警告や注意の通知に際しても、ジョブ情報表示部A31の背景色を「黄色」や「青色」にして強調表示する。これによれば、通知画面が閉じられたとしても、ホーム画面上でエラーの発生等をひと目で把握できる。

0096

また、エラー通知等の通知制御として通知画面のポップアップ表示は行わずに、図11に例示したようなホーム画面中の所定領域での表示を通知制御として行う構成としてもよい。またその際、当該所定領域での表示とポップアップ表示との何れか一方をユーザーの操作入力に従って選択し、その設定を通知制御設定として行うとしてもよい。

0097

また、上記実施形態では、ホーム画面の選択に際してユーザーが行う入力指示として、タッチパネル13に対するホーム画面選択操作を例示した。これに対し、通信回線Nを介して接続されたパソコン等の装置外部から入力指示を受け付けて、当該パソコン等から受信した入力指示に従ってホーム画面を選択するとしてもよい。

0098

また、上記実施形態では、通知レベルの強調表示として、通知画面の背景色やタイトルバーの色、通知レベルマークを例示したが、その他にも、通知内容のコメントや通知レベルマーク、或いは通知画面自体を点滅させることで強調表示を行うとしてもよい。

0099

1…印刷装置、10…印刷部、110…操作入力部、130…表示部、140…音出力部、150…通信部、170…制御部、171…選択受付制御部、173…ホーム画面選択部、175…通知制御設定部、177…通知制御部、200…記憶部、210…設定プログラム、220…ホーム画面候補定義データ、230…通知制御候補定義データ、250…通知音データ、260…候補対応テーブル、270…ホーム画面選択情報、280…通知制御設定情報、11…印刷機制御ボード、13…タッチパネル、N…通信回線、3…メディア

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