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技術 体調異常検出システム及び体調異常検出方法

出願人 三菱自動車工業株式会社
発明者 村主昂平
出願日 2018年3月6日 (2年7ヶ月経過) 出願番号 2018-040154
公開日 2019年9月12日 (1年1ヶ月経過) 公開番号 2019-150529
状態 未査定
技術分野 交通制御システム 診断用測定記録装置 内視鏡
主要キーワード 前方範囲 感知セル 放出時期 回収時期 補助席 一時中止 左ハンドル 曲がり角
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月12日)のものです。
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図面 (5)

課題

乗車の態様(乗員の姿勢乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた乗員の体調異常を好適に検出することができる、体調異常検出ステム及び体調異常検出方法を提供する。

解決手段

車両10の制御装置(EUC30)と、車両10の乗員Pが服用するカプセル型内視鏡25と、を利用した、乗員Pの体調異常を検出するのに適した、体調異常検出システム1であって、EUC30は、カプセル型内視鏡25からの画像データDを受信する画像データ受信部32と、受信した画像データDに基づき、カプセル型内視鏡25を服用する乗員Pの体調異常を検出する体調異常検出部33と、を備える。

概要

背景

従来、自動車を利用した、運転者の健康を管理するシステムが知られている。例えば、運転者の日々の身体状態身体情報として検出する検出手段と、検出された該身体情報を記憶する記憶手段と、該身体情報が所定の健康情報と比較して一定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、該判定結果を運転者に知らせる表示手段と、ネットワークを介して前記身体情報などの所定の健康情報を送受信する送受信手段と、を有するシステムが提案されている(特許文献1参照)。

特許文献1では、例えば、ハンドルアームレストに内蔵した感知セルから運転者の体脂肪率心拍数脈波形血圧を、運転席シートに内蔵したロードセルから運転者の体重を、インパネに設けたCCDカメラから運転者の頭部表面温度を、各々取得している。

概要

乗車の態様(乗員の姿勢乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた乗員の体調異常を好適に検出することができる、体調異常検出システム及び体調異常検出方法を提供する。 車両10の制御装置(EUC30)と、車両10の乗員Pが服用するカプセル型内視鏡25と、を利用した、乗員Pの体調異常を検出するのに適した、体調異常検出システム1であって、EUC30は、カプセル型内視鏡25からの画像データDを受信する画像データ受信部32と、受信した画像データDに基づき、カプセル型内視鏡25を服用する乗員Pの体調異常を検出する体調異常検出部33と、を備える。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、乗車の態様(乗員の姿勢や乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた乗員の体調異常を好適に検出することができる、体調異常検出システム及び体調異常検出方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両の制御装置と、前記車両の乗員が服用するカプセル型内視鏡と、を利用した、乗員の体調異常を検出するのに適した、体調異常検出ステムであって、前記制御装置は、前記カプセル型内視鏡からの画像データを受信する画像データ受信部と、前記受信した前記画像データに基づき、前記カプセル型内視鏡を服用する乗員の前記体調異常を検出する体調異常検出部と、を備える、体調異常検出システム。

請求項2

請求項1に記載の体調異常検出システムであって、乗員の前記体調異常が検出されたとき、乗員を支援するために車両を制御する車両制御部を更に備え、前記車両制御部は、前記体調異常が検出された乗員が運転者か否かに応じて、異なる前記制御を行う、体調異常検出システム。

請求項3

請求項2に記載の体調異常検出システムであって、前記車両制御部は、前記体調異常が検出されたとき、前記車両の内部への警告と、前記車両の外部への周知と、所定場所への自動運転の開始と、の少なくとも一つを行う、体調異常検出システム。

請求項4

請求項1から請求項3の何れか一項に記載の体調異常検出システムにおいて、前記制御装置は、前記車両の運転状態を取得する運転状態取得部と、前記車両の前記運転状態に応じて、前記カプセル型内視鏡の動作を制御する内視鏡動作制御部と、を更に備える、体調異常検出システム。

請求項5

請求項4に記載の体調異常検出システムにおいて、前記内視鏡動作制御部は、前記車両の前記運転状態に応じて、前記カプセル型内視鏡からの薬剤放出時期を制御する、体調異常検出システム。

請求項6

請求項4又は請求項5に記載の体調異常検出システムにおいて、前記内視鏡動作制御部は、前記車両の前記運転状態に応じて、前記カプセル型内視鏡による乗員の体液回収時期を制御する、体調異常検出システム。

請求項7

車両の制御装置と、前記車両の乗員が服用するカプセル型内視鏡と、を利用した、乗員の体調異常を検出するのに適した、体調異常検出方法であって、前記カプセル型内視鏡から受信した画像データに基づき、前記カプセル型内視鏡を服用する乗員の体調異常を検出する、体調異常検出方法。

技術分野

0001

本発明は、車両の乗員の体調異常を検出するのに適した、体調異常検出ステム及び体調異常検出方法に関する。

背景技術

0002

従来、自動車を利用した、運転者の健康を管理するシステムが知られている。例えば、運転者の日々の身体状態身体情報として検出する検出手段と、検出された該身体情報を記憶する記憶手段と、該身体情報が所定の健康情報と比較して一定範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、該判定結果を運転者に知らせる表示手段と、ネットワークを介して前記身体情報などの所定の健康情報を送受信する送受信手段と、を有するシステムが提案されている(特許文献1参照)。

0003

特許文献1では、例えば、ハンドルアームレストに内蔵した感知セルから運転者の体脂肪率心拍数脈波形血圧を、運転席シートに内蔵したロードセルから運転者の体重を、インパネに設けたCCDカメラから運転者の頭部表面温度を、各々取得している。

先行技術

0004

特開2005−168908号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1では、運転者の身体情報が正常に取得される態様(乗員の姿勢乗車位置等)で運転者が適正に乗車していることが前提になる。そのため、運転者の姿勢や乗車位置等によっては、特許文献1のシステムが適正に機能しないおそれがあった。また、特許文献1のシステムでは、運転者以外の乗員は対象外であった。更に、特許文献1のシステムで取得される体脂肪率、心拍数、脈波形、血圧等だけでは、ある特定の異常状態について検出することが困難であった。

0006

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、乗車の態様(乗員の姿勢や乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた乗員の体調異常を好適に検出することができる、体調異常検出システム及び体調異常検出方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決する本発明の第1の態様は、車両の制御装置と、前記車両の乗員が服用するカプセル型内視鏡と、を利用した、乗員の体調異常を検出するのに適した、体調異常検出システムであって、前記制御装置は、前記カプセル型内視鏡からの画像データを受信する画像データ受信部と、前記受信した前記画像データに基づき、前記カプセル型内視鏡を服用する乗員の前記体調異常を検出する体調異常検出部と、を備える、体調異常検出システムにある。

0008

第1の態様では、カプセル型内視鏡からの画像データに基づくので、カプセル型内視鏡でなければ情報を取得するのが困難な部位(例えば、消化管の内部)の異常を検出することができる。従って、第1の態様では、乗車の態様(乗員の姿勢や乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた、カプセル型内視鏡を服用する乗員の体調異常を好適に検出することができる。

0009

本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の体調異常検出システムであって、乗員の前記体調異常が検出されたとき、乗員を支援するために車両を制御する車両制御部を更に備え、前記車両制御部は、前記体調異常が検出された乗員が運転者か否かに応じて、異なる前記制御を行う、体調異常検出システムにある。

0010

第2の態様では、乗車の態様に関らず、運転者以外も含めた乗員の異常を好適に検出することができる。その上、体調異常が検出された乗員が運転者か否かに応じて、その乗員を支援するために車両を好適に制御することができる。

0011

本発明の第3の態様は、第2の態様に記載の体調異常検出システムであって、前記車両制御部は、前記体調異常が検出されたとき、前記車両の内部への警告と、前記車両の外部への周知と、所定場所への自動運転の開始と、の少なくとも一つを行う、体調異常検出システムにある。

0012

第3の態様では、乗車の態様に関らず、運転者以外も含めた乗員の異常を好適に検出することができる。その上、乗員の体調異常が検出されたとき、その乗員を好適に支援することができる。

0013

本発明の第4の態様は、第1の態様から第3の態様の何れか一つに記載の体調異常検出システムにおいて、前記制御装置は、前記車両の運転状態を取得する運転状態取得部と、前記車両の前記運転状態に応じて、前記カプセル型内視鏡の動作を制御する内視鏡動作制御部と、を更に備える、体調異常検出システムにある。

0014

第4の態様では、乗車の態様に関らず、運転者以外も含めた乗員の異常を好適に検出することができる。その上、車両の運転状態に応じて、カプセル型内視鏡の動作を好適に制御することができる。

0015

本発明の第5の態様は、第4の態様に記載の体調異常検出システムにおいて、前記内視鏡動作制御部は、前記車両の前記運転状態に応じて、前記カプセル型内視鏡からの薬剤放出時期を制御する、体調異常検出システムにある。

0016

第5の態様では、乗車の態様に関らず、運転者以外も含めた乗員の異常を好適に検出することができる。その上、所定の時期を狙って、カプセル型内視鏡から薬剤を放出することができる。

0017

本発明の第6の態様は、第4の態様又は第5の態様に記載の体調異常検出システムにおいて、前記内視鏡動作制御部は、前記車両の前記運転状態に応じて、前記カプセル型内視鏡による乗員の体液回収時期を制御する、体調異常検出システムにある。

0018

第6の態様では、乗車の態様に関らず、運転者以外も含めた乗員の異常を好適に検出することができる。その上、所定の時期を狙って、カプセル型内視鏡により乗員の体液を回収することができる。

0019

上記課題を解決する本発明の他の態様(第7の態様)は、車両の制御装置と、前記車両の乗員が服用するカプセル型内視鏡と、を利用した、乗員の体調異常を検出するのに適した、体調異常検出方法であって、前記カプセル型内視鏡から受信した画像データに基づき、前記カプセル型内視鏡を服用する乗員の体調異常を検出する、体調異常検出方法にある。

0020

第7の態様では、カプセル型内視鏡からの画像データに基づくので、カプセル型内視鏡でなければ情報を取得するのが困難な部位(例えば、消化管の内部)の異常を検出することができる。従って、第7の態様では、乗車の態様(乗員の姿勢や乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた、カプセル型内視鏡を服用する乗員の体調異常を好適に検出することができる。

発明の効果

0021

本発明によれば、乗車の態様(乗員の姿勢や乗車位置等)に関らず、運転者以外も含めた乗員の異常を好適に検出することができる。

図面の簡単な説明

0022

実施形態1に係る体調異常検出システムの構成例を示す図。
実施形態1に係る制御装置に関連する構成例を示す図。
実施形態2に係る制御装置に関連する構成例を示す図。
実施形態3に係る制御装置に関連する構成例を示す図。

実施例

0023

以下、本発明の一実施形態に係る、体調異常検出システム及び体調異常検出方法について説明する。同一の部材については、同じ符号を付して適宜説明を省略している。各図における各部の縮尺や形状は、各部の構成例を説明する都合上、便宜的に変更している場合がある。

0024

〈実施形態1〉
図1は、体調異常検出システム1の構成例を示している。体調異常検出システム1は、車両10の制御装置(ECU30)と、車両10の乗員P(運転者P1と、運転者以外と、を含めた乗員P)が服用するカプセル型内視鏡25と、を利用した、乗員Pの体調異常を検出するのに適している。

0025

車両10は、右ハンドルの普通車両であり、運転席11と、運転席11の隣にある助手席12と、運転席11及び助手席12の後方にある後部座席13と、を備えている。図中、運転席11に運転者P1が、助手席12及び後部座席13に、運転者P1以外の同乗者P2〜P3が、各々乗車している。運転者P1及び同乗者P2〜P3は、何れも、カプセル型内視鏡25を服用している。

0026

車両10は、左ハンドルの普通車両でもよく、この場合、運転席11及び助手席12の位置が逆になる。車両10が、いわゆるコンパクトカーの場合、助手席12及び後部座席13の少なくとも何れか一方を省略可能である。また、運転席11が大型車両の場合、座席の間(運転席11及び助手席12の間や、分割された後部座席13同士の間等)に、乗員Pが乗車可能な補助席を配置可能である。つまり、本発明の範囲から逸脱しない限り、乗員Pが乗車する座席の数や配置は制限されない。

0027

車両10の、運転席11の前方には、乗員Pが視認可能な液晶ディスプレイ等の、表示部14が設けられている。表示部14には、ECU30からの指示信号に基づき、所定の画像が表示される。

0028

図2は、体調異常検出システム1の、ECU30に関する部分の構成例を示している。ECU30は、公知の構成からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、マイクロコンピュータの制御プログラムによって各部が実現されている。

0029

ECU30は、記憶部31と、データ受信部32と、体調異常検出部33と、車両制御部34と、を備えている。記憶部31には、種々の制御プログラムやデータが、予め記憶され、又は、車両10の運転に伴い記憶或いは随時更新されていく。

0030

データ受信部32は、乗員Pが服用するカプセル型内視鏡25からの、画像データDを受信する。例えば、データ受信部32は、運転者P1が服用するカプセル型内視鏡25からの画像データD1と、及び同乗者P2〜P3が服用するカプセル型内視鏡25からの画像データD2〜D3と、を各々受信する。

0031

体調異常検出部33は、受信した画像データDに基づき、カプセル型内視鏡25を服用する乗員Pの体調異常を検出する。カプセル型内視鏡25からの画像データDに基づくので、カプセル型内視鏡25でなければ情報を取得するのが困難な部位(例えば、消化管の内部)の異常を検出することができる。従って、乗車の態様(乗員Pの姿勢や乗車位置)に関らず、運転者P1以外も含めた、カプセル型内視鏡25を服用する乗員Pの体調異常を好適に検出することができる。

0032

ここで、体調異常検出部33は、乗員Pごとに予め記憶部31に記憶された、所定の個人データDpを読み込んで、受信した画像データDと、個人データDpと、を比較して乗員Pの体調異常を検出することが可能である。個人データDpは、例えば、乗員Pの体調に異常が無いときにカプセル型内視鏡で取得された画像データである。また、個人データDpは、カプセル型内視鏡25を服用する乗員の年齢性別に対応する、一般的な正常データである。かかる体調異常検出部33によれば、乗員Pの体調異常をより正確に検出することができる。

0033

つまり、体調異常検出部33は、受信した画像データDを解析することで、個人差によらない明らかな異常が疑われるときは、それを体調異常として検出することができる。更に、体調異常検出部33は、画像データDを個人データDpと比較することで異常が疑われるときは、それも体調異常として検出することができる。

0034

加えて、体調異常検出部33は、画像データDを個人データDpと比較することで、乗員の体調異常の程度も検出することができる。なお、体調異常検出部33により検出される体調異常は、例えば、消化管(特に、カプセル型内視鏡による検査が有効な小腸)の内部の狭窄の有無や、その狭窄の程度である。

0035

車両制御部34は、乗員Pの体調異常が検出されたとき、その乗員Pを支援するために車両10を制御する。該制御は、例えば、「車両10の内部への警告」に該当する所定の制御の何れか、又は「車両10の外部への周知」に該当する所定の制御の何れか、である。車両制御部34は、体調異常が検出された乗員Pが運転者P1か否かに応じて、異なる制御を行う。

0036

具体的に、運転者P1の体調異常が検出されたとき、車両制御部34は、運転を一時中止して安静にする旨の文字記号を表示部14に表示させる、運転を一時中止して安静にする旨の音声スピーカから流す、等の制御を行う(これらは「車両10の内部への警告」に該当する)。

0037

また、運転者P1の体調異常が検出されたとき、車両制御部34は、ハザードランプ点灯させる、車両10が減速する旨の信号を周辺車両に送信する、等の制御を行う(これらは「車両10の外部への周知」に該当する)。

0038

また、運転者P1以外の乗員Pの体調異常が検出されたとき、車両制御部34は、最寄り病院、又はかかりつけの病院までのナビ画面を表示部14に表示させる、等の制御を行う(これらは「車両10の内部への警告」に該当する)。

0039

また、運転者P1以外の乗員Pの体調異常が検出されたとき、車両制御部34は、最寄りの病院、又はかかりつけの病院に対して画像データDを送信する、等の制御を行う(これらは「車両10の外部への周知」に該当する)。

0040

以上説明した、体調異常検出システム1及び体調異常検出方法によれば、カプセル型内視鏡25からの画像データDに基づくので、カプセル型内視鏡25でなければ情報を取得するのが困難な部位(例えば、消化管の内部)の異常を検出することができる。従って、体調異常検出システム1及び体調異常検出方法によれば、乗車の態様(乗員Pの姿勢や乗車位置等)に関らず、運転者P1以外も含めた、カプセル型内視鏡25を服用する乗員Pの体調異常を好適に検出することができる。

0041

また、体調異常検出システム1及び体調異常検出方法によれば、体調異常が検出された乗員Pが運転者P1か否かに応じて、乗員Pを支援するために車両10を好適に制御することができる。従って、その車両10に乗車している乗員Pの安全性を好適に確保することができるのみならず、その車両10の周囲の安全性も好適に確保することができる。

0042

また、乗員Pの体調異常を検出したとき、記憶部31に、その乗員Pが服用するカプセル型内視鏡25から取得される画像データDを随時記憶しておくことができる。そして、病院でその記憶が引き出せるようにしておけば、乗員Pに対する診察治療を迅速且つ適正に行いやすくなる。

0043

〈実施形態2〉
図3は、体調異常検出システム1Aの、ECU30Aに関する部分の構成例を示している。車両10Aには、超音波センサ15、ミリ波レーダ16及び車外カメラ17が設けられている。これらで取得された情報は、ECU30Aに送信される。

0044

超音波センサ15は、例えば、フロントバンパー及びリアバンパーの各々の近傍に複数設けられている。超音波センサ15により、車両10A周辺の情報を取得することができる。ミリ波レーダ16は、フロントバンパーの上部にあるフロントグリル周辺に設けられている。ミリ波レーダ16により、視界照度に関わらず、前方範囲視野を確保することができる。

0045

車外カメラ17(フォワードカメラ)は、例えば、フロントガラスの上部(バックミラーの近傍)に設けられている。フォワードカメラにより、前方広範囲の視野を確保することができる。フォワードカメラとは別に、車外カメラ17(サイドカメラ)が車両10Aの側部に、車外カメラ17(リアカメラ)が車両10Aの後部に設けられている。サイドカメラにより、側方広範囲の視野を、リアカメラにより、後方広範囲の視野を、各々確保することができる。

0046

運転席11の近傍には、車両10Aの自動運転をオンオフするためのスイッチ18が設けられている。スイッチ18のオン/オフに関する情報は、ECU30Aに送信される。

0047

ECU30Aは、記憶部31と、データ受信部32と、体調異常検出部33と、車両制御部34Aと、自動走行実行部35と、を備えている。このうち、記憶部31と、データ受信部32と、体調異常検出部33と、は実施形態1と同様である。

0048

自動走行実行部35は、乗員Pによりスイッチ18がオンされたときのオン信号を読み込んで、超音波センサ15、ミリ波レーダ16及び車外カメラ17等から取得される情報を利用し、車両10Aを自動で走行させるように制御する。

0049

車両制御部34Aは、乗員Pの体調異常が検出されたとき、その乗員Pを支援するために車両10Aを制御する。該制御は、例えば、「車両10Aの内部への警告」に該当する所定の制御の何れか、「車両10Aの外部への周知」に該当する所定の制御の何れか、又は「所定場所への自動運転の開始」に該当する制御の何れか、である。車両制御部34Aは、体調異常が検出された乗員Pが運転者P1か否かに応じて、異なる制御を行う。

0050

つまり、車両制御部34Aは、実施形態1の車両制御部34に加えて、以下の機能を有している。すなわち、運転者P1の体調異常が検出されたとき、車両制御部34Aは、自動運転に切り替えて安静にする旨の文字や記号を表示部14に表示させる、自動運転に切り替えて安静にする旨の音声をスピーカから流す、等の制御を行う(これらは「車両10Aの内部への警告」に該当する)。

0051

或いは、運転者P1の体調異常が検出されたとき、車両制御部34Aは、自動的に運転を停止させる制御を行う(これは「車両10Aの内部への警告」に該当する)。このとき、車両制御部34Aは、ハザードランプを点灯させる、車両10Aが緊急停車する旨の信号を周辺車両に送信する、等の制御を行う(これらは「車両10Aの外部への周知」に該当する)。

0052

また、運転者P1以外の乗員Pの体調異常が検出されたとき、車両制御部34Aは、最寄りの病院、又はかかりつけの病院に向かう自動運転を開始する(これは「所定場所への自動運転の開始」に該当する)。このとき、車両制御部34Aは、取得される画像データDを、自動運転で向かう病院へ随時送信する(これは「車両10Aの外部への周知」に該当する)。

0053

以上説明した、体調異常検出システム1A及び体調異常検出方法によれば、実施形態1の効果に加え、体調異常が検出された乗員Pを支援するために、自動運転も利用して、車両10Aを制御することができる。従って、その車両10Aに乗車している乗員Pの全性をより好適に確保することができるのみならず、その車両10Aの周囲の安全性もより好適に確保することができる。

0054

〈実施形態3〉
図4は、体調異常検出システム1Bの、ECU30Bに関連する部分の構成例を示している。車両10Bには、該車両10Bの車両の運転状態を取得するための取得装置19が設けられている。取得装置19は、例えば、実施形態2で説明した、超音波センサ15、ミリ波レーダ16及び車外カメラ17の少なくとも一つである。つまり、取得装置19は、実施形態2で説明した、超音波センサ15、ミリ波レーダ16及び車外カメラ17の少なくとも一つを兼用することができる。

0055

また、取得装置19は、車両10Bに設けた車内カメラ20を含むことができる。車内カメラ20は、例えば、フロントガラスの上部(バックミラーの近傍)に設けられている。車内カメラ20で取得された情報は、ECU30Bに送信され、乗員Pの姿勢、顔色視線等をはじめとする、乗員Pの外観を認識することができる。また、取得装置19は、車両10Bに搭載したGPSシステム21を含むことができる。

0056

更に、取得装置19は、各種のセンサ類22を含むことができる。センサ類22としては、例えば、アクセルペダル踏み込み量を検出するアクセルセンサブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキセンサ、車両10Bの鉛直軸回りの回転角速度(ヨートレート)を検知するヨートレートセンサ、及び車両10Bの加速度を検知する加速度センサ、各車輪の回転速度を検知する車輪速センサ、等である。取得装置19は、本発明の効果が損なわれない範囲において、車両10Bに既に設けられている各種の装置を兼用することができ、また、新たに設けることができる。

0057

ECU30Bは、記憶部31と、データ受信部32と、体調異常検出部33と、車両制御部34Bと、運転状態取得部36と、内視鏡動作制御部37と、を備えている。このうち、記憶部31と、データ受信部32と、体調異常検出部33と、は実施形態1と同様である。

0058

運転状態取得部36は、車両10Bの車両の運転状態を取得するための装置から送信される情報に基づいて、車両10Bの運転状態を取得する。車両10Bの運転状態に関する情報は、内視鏡動作制御部37に送信される。

0059

内視鏡動作制御部37は、車両10Bの運転状態に応じて、カプセル型内視鏡25の動作を制御する。具体的に、内視鏡動作制御部37は、車両10Bの運転状態に応じて、カプセル型内視鏡25からの薬剤の放出時期を制御する。また、内視鏡動作制御部37は、車両10Bの運転状態に応じて、カプセル型内視鏡25による乗員Pの体液の回収時期を制御する。つまり、内視鏡動作制御部37は、車両10Bが所定の運転状態にあるときを狙って、カプセル型内視鏡25の動作を制御する。

0060

かかる所定の運転状態としては、その動作を制御するカプセル型内視鏡25を服用する乗員Pが、なるべく安静状態になる運転状態である。例えば、所定の車速で安定して走行するような状態(急激な加減速のおそれが少ない、急激な曲がり角が連続しない、等のような状態)、一時停止中である状態、低速で走行中である状態、等のような運転状態が挙げられる。

0061

また、内視鏡動作制御部37は、カプセル型内視鏡25の動作を制御するときは、その旨を表示部14に表示させるよう、車両制御部34Bに信号を送信する。これにより、乗員Pは意識的に安静状態に努めることができるようになる。

0062

以上説明した、体調異常検出システム1B及び体調異常検出方法によれば、実施形態1の効果に加え、車両10Bの運転状態に応じて、カプセル型内視鏡25の動作を制御することができる。従って、例えば、カプセル型内視鏡25を服用する乗員Pがなるべく安静状態になるような状態を狙って、カプセル型内視鏡25から薬剤を放出したり、カプセル型内視鏡25に体液を回収したりすることができる。

0063

〈他の実施形態〉
上記実施形態1〜3の各々は、本発明の一態様であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。例えば、上記実施形態2のような自動運転が可能な態様に、実施形態3の一部又は全部を組み合わせることができる。

0064

1,1A,1B体調異常検出システム
10,10A,10B 車両
11運転席
12助手席
13後部座席
14 表示部
15超音波センサ
16ミリ波レーダ
17車外カメラ
18 スイッチ
19取得装置
20車内カメラ
21GPSシステム
22センサ類
25カプセル型内視鏡
30,30A,30B制御装置(ECU)
31 記憶部
32データ受信部
33 体調異常検出部
34,34A,34B車両制御部
35自動走行実行部
36運転状態取得部
37 内視鏡動作制御部

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  • 東京瓦斯株式会社の「 管理システムおよび管理装置」が 公開されました。( 2020/08/31)

    【課題】安全性を確保するとともに効率的な入船を管理することを可能とした管理システム及び管理装置を提供する。【解決手段】管理システム1は、船舶の航路近傍の観測位置に設けられており、風況情報を計測する風速... 詳細

  • 畑中廣美の「 医用画像にAIの判断で進行度合いを表示する測計方法。」が 公開されました。( 2020/08/31)

    【課題】今の医療用画像スキャンの診察は医師が目視で判断し、患者又は検診者が医師の言いなりに聞いている現状の検査方法に疑問あり、医科学的な手段で判断する必要があり求められていた事からAIの活用で診察する... 詳細

  • アルパイン株式会社の「 走行経路記録装置」が 公開されました。( 2020/08/31)

    【課題】乗車した任意の車両の走行経路を記録することができる走行経路記録装置を提供すること。【解決手段】携帯端末装置100は、利用者によって携帯され、利用者以外が運転する第1の車両に利用者が乗車した際に... 詳細

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