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技術 遊技機

出願人 株式会社ソフイア
発明者 園田欽章
出願日 2018年3月2日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-037365
公開日 2019年9月12日 (7ヶ月経過) 公開番号 2019-150286
状態 未査定
技術分野 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 上可動部材 動作グループ モード切替設定 中央可 押圧操作入力 出力制 モード移行情報 後壁部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年9月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

遊技の興趣を向上する。

解決手段

所定条件成立に基づきゲームを実行し、当該ゲームの結果が特別結果となった場合に、遊技者に有利な状態を発生する遊技機において、遊技の演出を制御する演出制御手段(演出制御装置300)と、演出制御手段に制御されて遊技に関する情報である遊技情報表示可能な表示装置41と、を備える。また、演出制御手段は、遊技の進行に伴い数値が変化する複数の遊技情報の各々について、数値に対応する数字により表示を行う数値表示を表示装置41に同時に表示可能であり、数値が所定値となることを境として数値表示の表示態様が異なるようにする。

概要

背景

従来、遊技機の代表例としてパチンコ機がある。このパチンコ機では、遊技領域に設け
られた始動口に遊技球入賞すること(始動入賞)に基づいて、遊技領域に設けられた表
示装置に表示される複数の識別情報(図柄、記号など)を変動表示する変動表示ゲーム
実行権利となる始動記憶所定数まで記憶可能となっている。そして、記憶された始動記
憶に基づいて変動表示ゲームを実行し、当該変動表示ゲームの結果が特別結果となると、
特別変動入賞装置開放する特別遊技状態となるようにしている。また、表示装置におい
て、遊技の演出や遊技に関する情報の表示を行うようにしている(例えば特許文献1参照
)。

概要

遊技の興趣を向上する。所定条件成立に基づきゲームを実行し、当該ゲームの結果が特別結果となった場合に、遊技者に有利な状態を発生する遊技機において、遊技の演出を制御する演出制御手段(演出制御装置300)と、演出制御手段に制御されて遊技に関する情報である遊技情報表示可能な表示装置41と、を備える。また、演出制御手段は、遊技の進行に伴い数値が変化する複数の遊技情報の各々について、数値に対応する数字により表示を行う数値表示を表示装置41に同時に表示可能であり、数値が所定値となることを境として数値表示の表示態様が異なるようにする。

目的

上記主制御用マイコン311には、CPUが実行するプログラムや各種データを格納し
PROMプログラマブルリードオンリメモリ)からなるプログラムROM321、作
業領域を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

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請求項1

所定条件成立に基づきゲームを実行し、当該ゲームの結果が特別結果となった場合に、遊技者に有利な状態を発生する遊技機において、遊技演出を制御する演出制御手段と、前記演出制御手段に制御されて遊技に関する情報である遊技情報表示可能な表示装置と、を備え、前記演出制御手段は、遊技の進行に伴い数値が変化する複数の前記遊技情報の各々について、数値に対応する数字により表示を行う数値表示を前記表示装置に同時に表示可能であり、前記数値が所定値となることを境として前記数値表示の表示態様が異なるようにすることを特徴とする遊技機。

技術分野

0001

本発明は、所定条件成立に基づきゲームを実行し、当該ゲームの結果が特別結果とな
った場合に、遊技者に有利な状態を発生する遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、遊技機の代表例としてパチンコ機がある。このパチンコ機では、遊技領域に設け
られた始動口に遊技球入賞すること(始動入賞)に基づいて、遊技領域に設けられた表
示装置に表示される複数の識別情報(図柄、記号など)を変動表示する変動表示ゲーム
実行権利となる始動記憶所定数まで記憶可能となっている。そして、記憶された始動記
憶に基づいて変動表示ゲームを実行し、当該変動表示ゲームの結果が特別結果となると、
特別変動入賞装置開放する特別遊技状態となるようにしている。また、表示装置におい
て、遊技の演出や遊技に関する情報の表示を行うようにしている(例えば特許文献1参照
)。

先行技術

0003

特開2012−210310号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、表示装置には様々な情報が表示されるため、遊技者が各情報の全てにつ
いて把握することは容易でなく、単に表示を行うだけでは十分に遊技の興趣を高めること
ができていなかった。本発明の目的は、遊技の興趣を向上することである。

課題を解決するための手段

0005

以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
所定条件の成立に基づきゲームを実行し、当該ゲームの結果が特別結果となった場合に
、遊技者に有利な状態を発生する遊技機において、
遊技の演出を制御する演出制御手段と、
前記演出制御手段に制御されて遊技に関する情報である遊技情報表示可能な表示装置
と、を備え、
前記演出制御手段は、
遊技の進行に伴い数値が変化する複数の前記遊技情報の各々について、数値に対応する
数字により表示を行う数値表示を前記表示装置に同時に表示可能であり、前記数値が所定
値となることを境として前記数値表示の表示態様が異なるようにすることを特徴とする。

発明の効果

0006

本発明によれば、遊技の興趣を向上することができる。

図面の簡単な説明

0007

本発明の一実施形態の遊技機を前面側から見た斜視図である。
遊技盤の正面図である。
遊技盤の前面側から見た分解斜視図である。
後方構成部材の前面側から見た分解斜視図である。
可動役物ユニットの前面側から見た分解斜視図である。
第1下可動部材の動作を説明する正面図である。
第2下可動部材の動作を説明する正面図である。
第2下可動部材の動作を説明する正面図である。
上可動役物ユニットの正面図である。
上可動役物ユニットの動作を説明する正面図である。
上可動役物ユニットの動作を説明する正面図である。
中央可動役物ユニットの前面側から見た分解斜視図である。
中央可動役物ユニットの動作を説明する図であって、(a)正面図、(b)裏面図である。
中央可動役物ユニットの動作を説明する図であって、(a)正面図、(b)裏面図である。
特別変動入賞装置の正面図である。
特別変動入賞装置の上面図である。
開閉部材の動作を説明する図であって、(a)閉状態、(b)開状態である。
特別変動入賞装置の前面側から見た分解斜視図である。
前壁部材の裏面図である。
後壁部材を示す図であって、(a)正面図、(b)裏面図である。
本体部の前面側から見た分解斜視図である。
開閉部材ユニットの動作を説明する左方から見た図であって、(a)閉状態、(b)開状態である。
開閉部材を示す図であって、(a)上面図、(b)正面図である。
(a)開閉部材ユニットの正面図、(b)A−A断面図である。
開閉部材ユニットの動作を説明する下面図であって、(a)閉状態、(b)開状態である。
特別変動入賞装置での遊技球の流下態様を説明する上面図である。
特別変動入賞装置での遊技球の流下態様を説明する図であって、(a)上面図、(b)右方から見た斜視図である。
特別変動入賞装置での遊技球の流下態様を説明する図であって、左方から見た斜視図である。
特別変動入賞装置での遊技球の流下態様を説明する正面図であって、(a)閉状態、(b)開状態である。
開閉部材を開放する際の遊技球の挙動を説明する図である。
遊技機の制御系の構成例を示すブロック図である。
遊技機の制御系の構成例を示すブロック図である。
メイン処理を説明するフローチャートである。
メイン処理を説明するフローチャートである。
チェックサム算出処理を説明するフローチャートである。
初期値乱数更新処理を説明するフローチャートである。
タイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
入力処理を説明するフローチャートである。
スイッチ読み込み処理を説明するフローチャートである。
出力処理を説明するフローチャートである。
払出コマンド送信処理を説明するフローチャートである。
乱数更新処理1を説明するフローチャートである。
乱数更新処理2を説明するフローチャートである。
入賞口スイッチ/状態監視処理を説明するフローチャートである。
不正&入賞監視処理を説明するフローチャートである。
入賞数カウンタ更新処理を説明するフローチャートである。
遊技機状態チェック処理を説明するフローチャートである。
払出ビジー信号チェック処理を説明するフローチャートである。
特図ゲーム処理を説明するフローチャートである。
始動口スイッチ監視処理を説明するフローチャートである。
ハード乱数取得処理を説明するフローチャートである。
特図始動口スイッチ共通処理を説明するフローチャートである。
特図保留情報判定処理を説明するフローチャートである。
大入賞口スイッチ監視処理を説明するフローチャートである。
特図普段処理を説明するフローチャートである。
図1変動開始処理を説明するフローチャートである。
図2変動開始処理を説明するフローチャートである。
大当りフラグ1設定処理を説明するフローチャートである。
大当りフラグ2設定処理を説明するフローチャートである。
大当り判定処理を説明するフローチャートである。
小当り判定処理を説明するフローチャートである。
図1停止図柄設定処理を説明するフローチャートである。
図2停止図柄設定処理を説明するフローチャートである。
図情報設定処理を説明するフローチャートである。
変動パターン設定処理を説明するフローチャートである。
振り分け処理を説明するフローチャートである。
バイト振り分け処理を説明するフローチャートである。
変動開始情報設定処理を説明するフローチャートである。
特図変動中処理を説明するフローチャートである。
特図表示中処理を説明するフローチャートである。
特図表示中処理を説明するフローチャートである。
時間短縮変動回数更新処理を説明するフローチャートである。
演出モード情報チェック処理を説明するフローチャートである。
ファンファーレ/インターバル中処理移行設定処理1を説明するフローチャートである。
小当りファンファーレ中処理移行設定処理1を説明するフローチャートである。
ファンファーレ/インターバル中処理を説明するフローチャートである。
大入賞口開放中処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
大入賞口開放中処理を説明するフローチャートである。
大入賞口残存球処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
大入賞口残存球処理を説明するフローチャートである。
ファンファーレ/インターバル中処理移行設定処理2を説明するフローチャートである。
大当り終了処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
大当り終了処理を説明するフローチャートである。
大当り終了設定処理1を説明するフローチャートである。
大当り終了設定処理2を説明するフローチャートである。
特図普段処理移行設定処理2を説明するフローチャートである。
(a)は小当りファンファーレ中処理を説明するフローチャート、(b)は小当り中処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
小当り中処理を説明するフローチャートである。
小当り動作移行設定処理を説明するフローチャートである。
小当り残存球処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
(a)は小当り残存球処理を説明するフローチャート、(b)は小当り終了処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
小当り終了処理を説明するフローチャートである。
特図普段処理移行設定処理3を説明するフローチャートである。
演出コマンド設定処理を説明するフローチャートである。
図柄変動制御処理を説明するフローチャートである。
普図ゲーム処理を説明するフローチャートである。
ゲートスイッチ監視処理を説明するフローチャートである。
普電入賞スイッチ監視処理を説明するフローチャートである。
普図普段処理を説明するフローチャートである。
普図普段処理移行設定処理1を説明するフローチャートである。
普図変動中処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
(a)は普図変動中処理を説明するフローチャート、(b)は普図表示中処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
普図表示中処理を説明するフローチャートである。
普図当り中処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
普図当り中処理を説明するフローチャートである。
普電作動移行設定処理を説明するフローチャートである。
(a)は普電残存球処理を説明するフローチャート、(b)は普図当り終了処理移行設定処理を説明するフローチャートである。
(a)は普図当り終了処理を説明するフローチャート、(b)は普図普段処理移行設定処理2を説明するフローチャートである。
セグメントLE編集処理を説明するフローチャートである。
磁石不正監視処理を説明するフローチャートである。
電波不正監視処理を説明するフローチャートである。
外部情報編集処理を説明するフローチャートである。
外部情報編集処理を説明するフローチャートである。
メイン賞球信号編集処理を説明するフローチャートである。
始動口信号編集処理を説明するフローチャートである。
特別遊技状態での演出の一例を説明する図である。
特別遊技状態での演出の一例を説明する図である。
状態示唆表示選択率を説明する図である。
演出制御装置でのメイン処理を説明するフローチャートである。
受信コマンドチェック処理を説明するフローチャートである。
受信コマンド解析処理を説明するフローチャートである。
単発コマンド処理を説明するフローチャートである。
先読み図柄系コマンド処理を説明するフローチャートである。
先読み変動系コマンド処理を説明するフローチャートである。
図柄系コマンド処理を説明するフローチャートである。
変動系コマンド処理を説明するフローチャートである。
変動演出設定処理を説明するフローチャートである。
大当り系コマンド処理を説明するフローチャートである。
カウント演出設定処理を説明するフローチャートである。
ファンファーレ演出設定処理を説明するフローチャートである。
ラウンド演出設定処理を説明するフローチャートである。
インターバル演出設定処理を説明するフローチャートである。
エンディング演出設定処理を説明するフローチャートである。
特別遊技状態での演出の変形例を説明する図である。
特別遊技状態での演出の変形例を説明する図である。
初期動作処理を説明するフローチャートである。
初期動作の設定で利用する情報の一例を示す図である。
可動演出装置が動作した状態を示す図である。
停電復旧時の動作を説明する図である。
演出動作許可処理を説明するフローチャートである。
停電復旧時の動作を説明する図である。
停電復旧時の動作を説明する図である。
停電復旧時の動作を説明する図である。
停電復旧時の操作対応演出実行態様を説明する図である。
初期動作テーブルの一例を示す図である。
初期動作テーブルの一例を示す図である。
代替初期動作を説明する図である。
動作代替処理を説明するフローチャートである。
数値表示の更新を説明する図である。
数値表示の更新を説明する図である。
数値表示更新処理を説明するフローチャートである。
数値表示の更新を説明する図である。
数値表示の更新を説明する図である。
文字演出の実行態様を説明する図である。
第1変形例での初期動作処理を説明するフローチャートである。
第2変形例での初期動作処理を説明するフローチャートである。
第2変形例の別例での初期動作処理を説明するフローチャートである。
第3変形例での単発系コマンド処理を説明するフローチャートである。
第3変形例での受信コマンド解析処理を説明するフローチャートである。
第3変形例での復帰動作処理を説明するフローチャートである。
第4変形例での可動演出装置の動作範囲を説明する図である。

実施例

0008

<第1実施形態>
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施
形態の遊技機の説明図である。

0009

本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、該前面枠12は外枠支持枠)11に開
回動可能に組み付けられている。遊技盤30(図2参照)は前面枠12の表側に形成さ
れた収納部(図示省略)に収納されている。また、前面枠(本体枠)12には、遊技盤3
0の前面を覆うカバーガラス透明部材)14を備えたガラス枠15(透明板保持枠)が
取り付けられている。

0010

また、ガラス枠15の左右には内部にランプやLED等を内蔵し装飾や演出、および異
常発生時の報知(例えば、払出異常が発生した場合はランプやLED等を異常報知色(例
えば、赤色)で点灯(点滅)させる)のための発光をする枠装飾装置18や、音響(例え
ば、効果音)を発するスピーカ(上スピーカ)19aが設けられている。さらに、前面枠
12の下部にもスピーカ(下スピーカ)19bが設けられている。また、異常発生時はス
ピーカ(上スピーカ)19a、スピーカ(下スピーカ)19bから音声で異常内容が報知
されるようになっている。なお、ガラス枠15の所定部位に払出異常報知用のランプを設
けるようにしても良い。

0011

また、前面枠12の下部には、図示しない打球発射装置に遊技球を供給する上皿21(
貯留皿)、遊技機10の裏面側に設けられている払出ユニットから払い出された遊技球が
流出する上皿球出口22、上皿21が一杯になった状態で払い出された遊技球を貯留する
下皿(受皿)23及び打球発射装置の操作部24等が設けられている。さらに、上皿21
上縁部には、遊技者からの押圧操作入力受け付けるための演出ボタンスイッチ25a
を内蔵した演出ボタン25が設けられている。また、演出ボタン25の上面(押圧面)に
は、遊技者からの接触操作入力を受け付けるためのタッチパネル29が設けられている。
さらに、前面枠12下部右側には、前面枠12やガラス枠15を開放したり施錠したりす
る鍵を挿入するための鍵穴26が設けられている。
なお、本実施形態ではタッチパネル29を演出ボタン25と一体的に設けたが、タッチ
パネル29は、演出ボタン25と別体であってもよく、例えば、演出ボタン25の近傍に
サブ表示装置を設け、そのサブ表示装置の表示面にタッチパネル29を設けてもよい。

0012

また、演出ボタン25右方には、遊技者が隣接する球貸機から球貸しを受ける場合に操
作する球貸ボタン27、球貸機のカードユニットからプリペイドカードを排出させるため
に操作する排出ボタン28、プリペイドカードの残高を表示する残高表示部(図示省略)
等が設けられている。この実施形態の遊技機10においては、遊技者が上記操作部24を
回動操作することによって、打球発射装置が上皿21から供給される遊技球を遊技盤30
前面の遊技領域32に向かって発射する。また、遊技者が演出ボタン25やタッチパネル
29を操作することによって、表示装置41(図2参照)における変動表示ゲーム(飾り
特図変動表示ゲーム)において、遊技者の操作を介入させた演出等を行うことができる。

0013

次に、図2を用いて遊技盤30の一例について説明する。図2は、本実施形態の遊技盤
30の正面図である。

0014

遊技盤30の表面には、外周壁31で囲われた略円形状の遊技領域32が形成されてい
る。遊技領域32は、遊技盤30の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース33及び
外周壁31に囲繞されて構成される。また、遊技領域32の左側には、外周壁31に沿っ
て設けられ、発射された遊技球を遊技領域32の所定位置まで誘導する誘導路490を形
成する誘導壁491が設けられている。

0015

遊技領域32には、ほぼ中央に表示装置41を備えたセンターケース遊技演出構成体
)40が配置されている。表示装置41は、センターケース40に設けられた凹部に、セ
ンターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。すなわち、センター
ース40は表示装置41の表示領域の周囲を囲い、表示装置41の表示面よりも前方へ突
出し周囲の遊技領域32から遊技球が飛び込みにくくするように形成されている。

0016

表示装置41(変動表示装置)は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRTブラウン
管)等の表示画面を有する装置で構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表
示領域)には、複数の識別情報(特別図柄)や特図変動表示ゲームを演出するキャラクタ
演出効果を高める背景画像等の遊技に関する情報が表示される。表示装置41の表示画
面においては、識別情報として割り当てられた複数の特別図柄が変動表示(可変表示)さ
れて、特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームが行われる。また、表示画
面には遊技の進行に基づく演出のための画像(例えば、大当り表示画像、ファンファーレ
表示画像エンディング表示画像等)が表示される。また、センターケース40には、動
作することによって遊技の演出を行う盤演出装置44が備えられている。この盤演出装置
44は、図2に示す状態から表示装置41の中央へ向けて動作可能となっている。

0017

遊技領域32におけるセンターケース40の右側には、普図変動表示ゲーム開始条件
を与える普通図柄始動ゲート(普図始動ゲート)34が設けられている。普図始動ゲート
34に入賞した遊技球は、ゲートスイッチ34a(図31参照)により検出される。また
、遊技領域32におけるセンターケース40の下方左側には、二つの一般入賞口35が配
置され、センターケース40の右下部に配された特別変動入賞装置38の右下部には一つ
の一般入賞口35が配置されている。これら一般入賞口35に入賞した遊技球は、入賞口
スイッチ35a(図31参照)により検出される。

0018

センターケース40の下方には、第1特図変動表示ゲーム(特図1変動表示ゲーム)の
開始条件を与える第1始動入賞口36(始動入賞口、始動入賞領域)及び第2特図変動表
示ゲーム(特図2変動表示ゲーム)の開始条件を与える第2始動入賞口97(始動入賞口
、始動入賞領域)を備える入賞装置90が設けられている。この入賞装置90は、上部の
流入口91に流入した遊技球を内部で第1始動入賞口36と第2始動入賞口97とに交互
振り分ける振分部材92を備えている。この振分部材92は前後方向に沿った回動軸
中心として回動可能であり、流入する遊技球の重みにより傾倒する方向が変化し、左側の
第1始動入賞口36と右側の第2始動入賞口97とに交互に遊技球を振り分けるようにな
っている。第1始動入賞口36に入賞した遊技球は、始動口1スイッチ36a(図31
照)により検出され、第2始動入賞口97に入賞した遊技球は、始動口3スイッチ97a
図31参照)により検出される。また、入賞装置90の下方には、入賞口などに入賞し
なかった遊技球を回収するアウト口30aが設けられている。

0019

また、センターケース40の右部には、第2特図変動表示ゲームの開始条件を与える普
通変動入賞装置37(第2始動入賞口、始動入賞領域)が設けられている。普通変動入賞
装置37は、上端側が右方に倒れる方向に回動することで開放して遊技球が流入し易い状
態に変換可能な可動部材37bを備えており、この可動部材37bは、常時はほぼ鉛直と
なって遊技球が流入できない閉じた閉状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している
。そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置
としての普電ソレノイド37c(図31参照)によって上端側が右方に倒れるように回動
して普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に
変化させられるようになっている。普通変動入賞装置37に入賞した遊技球は、始動口2
スイッチ37a(図31参照)により検出される。なお、普通変動入賞装置37が閉状態
でも入賞できるようにし、閉状態では開状態よりは入賞しにくいものとしても良い。

0020

普通変動入賞装置37の右方には、前側が透明なカバーで覆われ上下に連通する流下路
615が形成され、普通変動入賞装置37に入賞しなかった遊技球は流下路615を通っ
て下方へ流下する。この流下路615の下方には誘導部616が設けられている。誘導部
616は上面617が左方へ下る傾斜面とされており、下方へ流下する遊技球を上面61
7で受け止め、特別変動入賞装置38が存在する左方へ誘導するようになっている。また
、誘導部616には特図変動表示ゲームに関する情報を表示する情報表示装置630が設
けられている。

0021

この情報表示装置630は、第1特図変動表示ゲームの実行権利である第1始動記憶の
数を表示する第1情報表示部、第2特図変動表示ゲームの実行権利である第2始動記憶の
数を表示する第2情報表示部を備える。また、表示装置41で第1〜第3図柄により表示
される飾り特図変動表示ゲームとは別個に第4図柄により第1特図変動表示ゲームに対応
する飾り特図1変動表示ゲームを表示する第3情報表示部や、表示装置41で第1〜第3
図柄により表示される飾り特図変動表示ゲームとは別個に第4図柄により第2特図変動表
示ゲームに対応する飾り特図2変動表示ゲームを表示する第4情報表示部を備える。

0022

第1情報表示部と第2情報表示部はそれぞれ二つの発光部材で構成され、第3情報表示
部と第4情報表示部はそれぞれ一つの発光部材で構成されている。第2表示装置にはこれ
らの六つの発光部材が三つずつ左右に二列で並んで配されている。右列の上部二つの発光
部材は第1情報表示部を構成し、左列の上部二つの発光部材は第2情報表示部を構成して
いる。また、右列の下部一つの発光部材は第3情報表示部を構成し、左列の下部一つの発
光部材は第4情報表示部を構成している。

0023

第1情報表示部と第2情報表示部はそれぞれ二つの発光部材で構成されているが、それ
ぞれの情報表示部の周囲には二つの発光部材が関連していることがわかるような意匠が施
されており、一見して二つの発光部材で一つの情報表示部が構成されていることがわかる
ようになっている。また、第3情報表示部と第4情報表示部はそれぞれ一つの発光部材で
構成されているが、これらの情報表示部の周囲の意匠はそれぞれ独立していることがわか
るような意匠とされており、一見して一つの発光部材で情報表示部が構成されていること
がわかるようになっている。なお、発光部材の周囲の意匠は遊技機全体の意匠と一体感
あるものとされ、美観を損なわないようにされている。また、発光部材の周囲の意匠は、
シールなどを貼付したものではなく誘導部616を構成する部材に成形されたものであり
、製造の際の手間やコストを削減できる。

0024

さらに、遊技領域32におけるセンターケース40の右下部には、特図変動表示ゲーム
の結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な特別変動入
賞装置(大入賞口)38が配設されている。特別変動入賞装置38の構成の詳細について
は後述するが、補助遊技としての特図変動表示ゲームの結果如何によって開閉部材990
が大入賞口を閉じた閉状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開閉部材990が退避
して遊技領域32を流下する遊技球を受け入れ可能な開状態(遊技者にとって有利な状態
)に変換する。すなわち特別変動入賞装置38は、駆動装置としての大入賞口ソレノイド
38b(図31参照)により駆動される開閉部材990によって開閉される大入賞口を備
え、特別遊技状態(第1特別遊技状態)中や小当り遊技状態(第2特別遊技状態)中は、
大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入
を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値賞球)を付与するようになっている。なお、大
入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段として
の大入賞口スイッチ(カウントスイッチ)38a(図31参照)が配設されている。

0025

本実施形態の遊技機10においては、遊技球が流下する遊技領域32のうち、センター
ケース40の左方の領域が左側遊技領域とされ、センターケース40の右方の領域が右側
遊技領域とされている。そして、遊技者が発射勢を調節して左側遊技領域へ遊技球を発射
(いわゆる左打ち)することで入賞装置90の第1始動入賞口36や第2始動入賞口97
、一般入賞口35への入賞を狙うことができ、右側遊技領域へ遊技球を発射(いわゆる右
打ち)することで普図始動ゲート34や普通変動入賞装置37、特別変動入賞装置38へ
の入賞を狙うことができるようになっている。

0026

また、遊技領域32の外側(ここでは遊技盤30の右下部)には、特図変動表示ゲーム
をなす特図1変動表示ゲームや特図2変動表示ゲーム及び普図始動ゲート34への入賞を
トリガとする普図変動表示ゲームの表示や、各種情報を表示する一括表示装置50が設け
られている。

0027

一括表示装置50は、7セグメント型表示器LEDランプ)等で構成された特図1
変動表示ゲーム用の特図1表示器(第1特図変動表示部)51及び特図2変動表示ゲーム
用の特図2表示器(第2特図変動表示部)52と、LEDランプで構成された各種表示器
を備える。各種表示器には、特図1変動表示ゲームの始動記憶数報知用の特図1保留表示
器、特図2変動表示ゲームの始動記憶数報知用の特図2保留表示器が含まれている。また
、大当り時のラウンド数(特別変動入賞装置の開閉回数)を表示するラウンド表示部、時
短状態(普電サポート中、特定遊技状態中)であるかを報知する第1遊技状態表示部、左
打ち(通常打ち)と右打ちのうち遊技者に有利な打ち方(遊技状態に対応した打ち方)を
報知する第2遊技状態表示部が含まれている。また、遊技機10の電源投入時に大当りの
確率状態高確率状態となっていることを表示する第3遊技状態表示部(第3遊技状態表
示器、確率状態表示部)、普図変動表示ゲーム用の普図表示器、普図変動表示ゲームの始
記憶数報知用の普図保留表示器が含まれている。

0028

図1表示器51では、第1特図変動表示ゲームの変動時間中においては、予め定めら
れた複数の点灯パターンを予め定められた順序で表示する特図1変動中表示を繰り返し行
う。そして、第1特図変動表示ゲームの変動時間が終了すると、当該第1特図変動表示ゲ
ームの結果に応じた点灯パターン(結果態様)を停止表示する。特図1変動中表示におい
て表示する点灯パターンの各々や結果態様として表示する点灯パターンは、第1特図変動
表示ゲームを表示するための識別情報(特図、特別図柄)をなす。

0029

図2表示器52では、第2特図変動表示ゲームの変動時間中においては、予め定めら
れた複数の点灯パターンを予め定められた順序で表示する特図2変動中表示を繰り返し行
う。そして、第2特図変動表示ゲームの変動時間が終了すると、当該第2特図変動表示ゲ
ームの結果に応じた点灯パターン(結果態様)を停止表示する。特図2変動中表示におい
て表示する点灯パターンの各々や結果態様として表示する点灯パターンは、第2特図変動
表示ゲームを表示するための識別情報(特図、特別図柄)をなす。

0030

普図表示器では、普図変動表示ゲームの変動時間中においては、予め定められた複数の
点灯パターンを予め定められた順序で表示する普図変動中表示を繰り返し行う。そして、
普図変動表示ゲームの変動時間が終了すると、当該普図変動表示ゲームの結果に応じた点
パターン(結果態様)を停止表示する。普図変動中表示において表示する点灯パターン
の各々や結果態様として表示する点灯パターンは、普図変動表示ゲームを表示するための
識別情報(普図、普通図柄)をなす。

0031

図1保留表示器は、第1特図変動表示ゲームの実行権利である第1始動記憶の数(第
保留数)を複数の発光部の消灯、点滅、点灯により表示する。特図2保留表示器は、第
2特図変動表示ゲームの実行権利である第2始動記憶の数(第2保留数)を複数の発光部
の消灯、点滅、点灯により表示する。普図保留表示器は、普図変動表示ゲームの実行権利
である普図始動記憶の数(普図保留数)を複数の発光部の消灯、点滅、点灯により表示す
る。

0032

ラウンド表示部は、特別遊技状態中でない場合にはすべての発光部を消灯状態にし、特
別遊技状態中には特別結果に応じて選択されたラウンド数に対応した点灯態様とする。第
1遊技状態表示部(時短状態報知部)は、時短状態が発生していない通常の遊技状態の場
合(変動時間短縮機能未作動時)にはランプを消灯状態にし、時短状態が発生している場
合(変動時間短縮機能作動時)にはランプを点灯状態にする。第2遊技状態表示部(右打
ち報知部)57は、右打ちよりも左打ちの方が遊技者にとって有利な遊技状態の場合(通
常打ち時)にはランプを消灯状態にし、左打ちよりも右打ちの方が遊技者にとって有利な
遊技状態の場合(右打ち時)にはランプを点灯状態にする。第3遊技状態表示部は、電源
投入時に高確率状態である場合にはLEDを点灯し、高確率状態でない場合はLEDを消
灯状態にする。

0033

次に、本発明の実施形態の遊技機10における遊技盤30の詳細について説明する。図
3に示すように遊技盤30は、略矩形板状の遊技盤本体80と、センターケース40の前
側部分を構成する前方構成部材600と、センターケース40の後側部分を構成するとと
もに遊技盤30に必要な各種部材が取り付けられた後方構成部材700と、を備える。

0034

前方構成部材600は、遊技盤本体80に形成された前後に貫通する開口81に対して
前面側から嵌め込まれることで取り付けられるようになっている。この前方構成部材は円
環状のベース部材610を有し、このベース部材610に各種の部材が取り付けられてい
る。ベース部材610は、遊技盤本体80に形成された前後に貫通する開口81に挿入さ
れ、遊技領域32よりも後方へ窪んだ凹室状の空間における内周壁の前側部分を形成する
周囲壁611と、該周囲壁611の前端に周囲壁611に対して垂直に形成された板状の
鍔状の取付部612と、を備える。

0035

取付部612のうち、周囲壁611で囲まれた空間より外側に形成された部分は、遊技
盤本体80に形成された開口81に前方構成部材600を前面側から挿入した際に、開口
81の周縁よりも外側に延出し、遊技盤本体80の前面にその裏面が当接するようになっ
ている。これによって、遊技盤本体80に対する前方構成部材600の前後位置が所定の
前後位置に設定されるようになっている。また、この取付部612には複数のねじ穴が形
成されており、ねじによって前方構成部材600を遊技盤本体80に固定できるようにな
っている。さらに、取付部612の一部は遊技盤本体80の前面側であって遊技者から視
認可能な位置に配されるものであり、その前面には装飾が施されている。また、ベース
材610には、この他にもねじ穴やねじ止め部、位置決めのためのボス、ボスを受け入れ
る凹部やリブを受け入れるスリットなどが形成され、各種部材を適切な位置に固定できる
ようになっている。

0036

ベース部材610の前面には、後述するステージ部620、ワープ流路形成部材614
、普通変動入賞装置37が配される部分を除き、規制壁613が設けられている。この規
制壁613は、取付部612よりも遊技領域32の前後幅(遊技盤本体80の前面から遊
技盤30の前方を覆うカバーガラス(透明部材)14の裏面までの幅)の分だけ前方へ延
出するようになっている。よって、前方構成部材600を遊技盤本体80の所定位置に取
り付けることで、取付部612よりも前側に位置する規制壁613が遊技領域32内に延
出し、遊技領域32を流下する遊技球がセンターケース40内に流入することを規制する
ようになっている。これにより、表示装置41の視認性を確保するとともにステージ部6
20への遊技球の流入数を制限するようになっている。

0037

また、ベース部材610の前面側から見て左側の側部には、センターケース40の外側
の遊技領域32を流下する遊技球を受け入れ、ステージ部620へと誘導するワープ流路
を形成するワープ流路形成部材614が取り付けられている。ワープ流路形成部材614
は、取付部612の前面に取り付けられ、取付部612よりも遊技領域32の前後幅(遊
技盤本体80の前面から遊技盤30の前方を覆うカバーガラス(透明部材)14の裏面ま
での幅)の分だけ前方へ延出するようになっている。また、ワープ流路形成部材614の
上端は、ベース部材610の前面側から見て左側の側部において取付部612よりも前方
へ延出するように取り付けられた規制壁613の下端に連続するようになっている。

0038

ワープ流路形成部材614により形成されるワープ流路は、遊技球が一列で流下可能な
内径を有する筒状の流路であり、センターケース40の左方の遊技領域32に向けて開口
し、遊技領域32を流下する遊技球を受入可能となっている。この上流側端部がワープ
路の流入口をなす。さらにワープ流路は、上流側端部から流入した遊技球を右下方へ誘導
した後に後方へ誘導するL字状の流路となっている。そして、下流側端部は後方に開口し
、ステージ部620の左端部に遊技球を誘導するようになっている。

0039

ステージ部620は遊技球が前後左右転動可能であり、左右両側が中央に向かって下
る傾斜面となっているとともに、入賞装置90の流入口91の直上となる中央部が上向き
に突出した略W字状に形成されている。なお、ステージ部620の中央部は上向きに突出
しているが左右両端よりは低くなっている。このステージ部620には、左端からワープ
流路を通った遊技球が流入し、左右方向に沿って転動するようになっている。また、ステ
ージ部620の下方で跳ねた遊技球も流入可能である。

0040

この略W字状に形成されたステージ部620において、上向きに突出した中央部の両側
に位置する最も低くなった部分には、前方に下る傾斜面621が形成されている。この傾
斜面621により、ステージ部620上で流下勢が弱まった遊技球はステージ部620の
前端から下方の遊技領域32へ誘導される。

0041

また、略W字状に形成されたステージ部620において、上向きに突出した中央部の頂
点となる部分には、前後方向に沿って延在し、後方へ向かって下る溝状の流下路622が
形成されている。この流下路622は浅い溝となっており、多くの遊技球は溝に嵌らずに
左右に転動する。流下路622に嵌った遊技球は後方へ誘導されて図示しない流入口に流
入し、ステージ部620の下方に形成された誘導流路623に流入する。誘導流路623
は前方へ下る流路であり、下流側端部は入賞装置90の流入口91の直上に位置しており
、高い確率で入賞装置90へ流入するようになっている。

0042

また、前方構成部材600の前面側から見た右側には、上下に遊技球が通過可能な普図
始動ゲート34が設けられている。普図始動ゲート34には通過する遊技球を検出するゲ
ートスイッチ34aが設けられている。さらに、普図始動ゲート34の下方には可動部材
37bを備える普通変動入賞装置37が設けられている。この普通変動入賞装置37に入
賞した遊技球は前方構成部材600の後方へ誘導され、図示しない排出流路へ流入するよ
うになっている。また、普通変動入賞装置37は入賞した遊技球を検出する始動口2スイ
ッチと可動部材37bを駆動する普電ソレノイド37cを備えている。

0043

普通変動入賞装置37の右方には、前側が透明なカバーで覆われ上下に連通する流下路
615が形成され、普通変動入賞装置37に入賞しなかった遊技球は流下路615を通っ
て下方へ流下する。この流下路615の下方には誘導部616が設けられている。誘導部
の上面617は左方へ下る傾斜面となっており、流下路615を下方へ流下する遊技球を
上面617で受け止め、左方へ誘導するようになっている。また、誘導部616には特図
変動表示ゲームに関する情報を表示する情報表示装置630が設けられている。

0044

図3図4に示すように後方構成部材700は、前方に開口した凹部711を有する略
矩形箱状の後方ベース部材710を有しており、この後方ベース部材710には、ねじ穴
やねじ止め部、位置決めのためのボス、ボスを受け入れる凹部やリブを受け入れるスリ
トなどが形成され、各種部材を適切な位置に固定できるようになっている。また、後方ベ
ース部材710の前端には、側壁712に対して垂直に外側に向かって延出する鍔状の固
定部713が形成されており、後方構成部材700を遊技盤本体80の裏面の所定位置に
固定できるようになっている。また、後方ベース部材710の後壁714には、前後に貫
通する貫通孔715が形成されている。この貫通孔715は、後方ベース部材710の後
方に取り付けられる表示装置41の表示面を視認可能とするものである。

0045

後方ベース部材710の後壁714の裏面に取り付けられる表示装置41は、後方ベー
ス部材710の後壁714に形成された貫通孔715の全体を覆うことのできる表示面を
有する液晶表示装置を備えている。この表示装置41は、表示面が前側となるように取り
付けられることで、後方ベース部材710に形成された貫通孔715を介して表示面の画
像が遊技盤30の前方から視認可能となるようにされている。なお、表示装置41は、液
晶表示装置を備えるものに限られず、例えば、EL、CRT等のディスプレイを備えるも
のであってもよい。

0046

後方ベース部材710の凹部711の内部には動作することによって遊技の演出を行う
可動演出装置である盤演出装置44をなす、下可動役物ユニット730、上可動役物ユニ
ット800及び中央可動役物ユニット880が設けられている。

0047

図3に示すように下可動役物ユニット730は、貫通孔715の下方に配される。図5
図8に示すようにこの下可動役物ユニット730は、幟を模した二つの第1下可動部材
740、741と、瓢箪を模した第2下可動部材770を備え、これらの第1下可動部材
740、741や第2下可動部材770を表示装置41の前側に出現させるように動作可
能である。また、下可動役物ユニット730には、第1下可動部材740、741や第2
下可動部材770を動作するための駆動機構や各種部材を取り付けるベース部として、前
側に配される第1下ベース部731、中央に配される第2下ベース部732、裏面側に配
される第3下ベース部733を備える。

0048

第1下可動部材740、741や第2下可動部材770を駆動するための駆動源をなす
モータ734は、第3下ベース部733の前面側から見た右下部に、駆動軸が前後方向に
沿うように取り付けられる。下可動役物ユニット730には第1下可動部材740、74
1と第2下可動部材770が設けられているが、これらは一つのモータ734により駆動
される。モータ734からの駆動力は、前後方向に沿った軸を中心に回転可能な第1歯車
735と、この第1歯車735と噛み合い前後方向に沿った軸を中心に回転可能な第2歯
車737に同時に伝達される。第1歯車735は第1下可動部材740、741を動作す
るためのもので、前面側には第1下可動部材740、741へ動力を伝達するための第1
駆動軸736が前方に延出するように設けられている。

0049

また、第1歯車735の外周には第1遮光板739が径方向へ延出するように設けられ
ている。この第1遮光板739は、第1歯車735に隣接して設けられる第1検出センサ
781(図7に図示)により検出可能である。第1検出センサ781は、発光部と受光
とが所定の間隔をおいて対向して配された検出部を備える光センサで、受光部において発
光部からの光を検出することでON信号を出力するものであり、検出部における発光部と
受光部の間隙が第1歯車735に設けられた第1遮光板739が移動する円周上の位置に
あるように配されている。

0050

また、第2歯車737は第2下可動部材770を動作するためのもので、裏面側には第
2下可動部材770へ動力を伝達するための第2駆動軸738が後方に延出するように設
けられている。後述するように、第1下可動部材740、741はモータ734を所定方
向(ここでは前面側から見て時計回り)に駆動した場合に第1駆動軸736を介して駆動
力が伝達されて動作し、第2下可動部材770はモータ734を上記の所定方向とは反対
方向(ここでは前面側から見て反時計回り)に駆動した場合に第2駆動軸738を介して
駆動力が伝達されて動作するように構成されている。

0051

図6に示すように、一方の第1下可動部材740は下端部に軸受部742を備え、この
軸受部742が第2下ベース部732の上部に設けられた前後方向沿った回動軸751に
よって回動可能に軸支されている。軸受部742は歯車となっており、モータ734から
の駆動力を受けて第1下可動部材740が回動軸751を中心に動作可能となっている。
また、他方の第1下可動部材741も同様に下端部に軸受部743を備え、この軸受部7
43が第2下ベース部732の上部に設けられた前後方向沿った回動軸752によって回
動可能に軸支されている。軸受部743は歯車となっており、モータ734からの駆動力
を受けて第1下可動部材741が回動軸752を中心に動作可能となっている。

0052

前方から見て左側の回動軸751で軸支される第1下可動部材740に設けられた軸受
部742の歯車は前後に二重になっており、前側の歯車でモータ734からの駆動力を受
けるようになっている。そして、後ろ側の歯車は他方の第1下可動部材741に設けられ
た軸受部743の歯車に駆動力を伝達するようになっており、一つのモータ734で二つ
の第1下可動部材740、741が同時に動作できるようになっている。

0053

前方から見て左側の回動軸751で軸支される第1下可動部材740に設けられた軸受
部742の前側の歯車は、軸受部742の下方に配され前後方向に沿った軸を中心に回転
可能な歯車753と噛み合っている。この歯車753は、第2下ベース部732の前面に
当該第2下ベース部732に対して左右にスライド可能に設けられたスライド部材760
の上部に設けられたラック歯車761と噛み合うようになっており、スライド部材760
を左右に動作することで第1下可動部材740、741が動作するようになっている。

0054

スライド部材760は平板状の部材であって、板面が第2下ベース部732の前面に沿
うように配されている。スライド部材760には前後に貫通し左右に延在する長円形の被
支持部762が形成されおり、この被支持部762に第2下ベース部732の前面に形成
された前方へ突出する支持軸754が挿通されることで左右方向にスライド可能に支持さ
れる。さらに、第2下ベース部732の前方に取り付けられる第1下ベース部731がス
ライド部材760を覆うことでスライド部材760が前方に脱落しないように保持される

0055

また、スライド部材760には、前後に貫通した線状の貫通孔763が形成されている
。この貫通孔763は、円弧状部分と、前面側から見て円弧状部分の右端部から下方に延
出する直線部分とを備える。この貫通孔763には、第1歯車735に設けられた第1駆
動軸736が後方から挿通され、モータ734からの駆動力がスライド部材760に伝達
されるようになっている。

0056

図6(a)は第1下可動部材740、741及び第2下可動部材770がいずれも初期
位置にある初期状態である。この状態では第1駆動軸736は貫通孔における円弧状部分
と直線部分の接続部分に位置している。貫通孔763の円弧状部分における円弧半径
、第1歯車735の中心から第1駆動軸736の中心までの長さに等しい。そして、初期
状態では、第1歯車735の中心と貫通孔763の円弧状部分における円弧を形成する円
の中心とが前後に一致した状態となっている。また、このように第1下可動部材740,
741が初期位置にある状態では、第1遮光板739は発光部と受光部の間隙から退避し
て第1検出センサ781での検出結果がONとなっている(図5図7(a)参照)。

0057

この初期状態から、第1歯車735を前面側から見て時計回り方向に回転すると、第1
駆動軸736がスライド部材760を左方に押しながら貫通孔763の直線部分を移動す
る。これにより、図6(b)に示すようにスライド部材760は左方にスライド移動し、
ラック歯車761が歯車753を回転させることにより第1下可動部材740、741が
上方へ向けて回動して表示装置41の前側に出現した状態となる。初期状態に戻す際には
上述と反対の動作となる。なお、後述するように初期状態から第1歯車735が前面側か
ら見て反時計回り方向に回転するようにモータ734を駆動することで第2下可動部材7
70を動作させることができる。このとき、第1駆動軸736は貫通孔763の円弧状部
分に沿って移動するので、スライド部材760を押圧することがなく、第1下可動部材7
40、741は動作しない。第2下可動部材770を動作した状態から初期状態に戻す際
も同様である。

0058

また、初期状態から第1歯車735を前面側から見て時計回り方向に回転させて第1下
可動部材740,741を初期位置から移動させることで、第1遮光板739が発光部と
受光部の間隙に侵入し、第1検出センサ781での検出結果がOFFとなる。第1遮光板
739は、第1下可動部材740、741が初期位置にない状態では第1検出センサ78
1の検出部に侵入した状態が維持されるような範囲に設けられており、第1検出センサ7
81がOFF状態であることに基づき、演出制御装置300は第1下可動部材740、7
41が初期位置にないことを把握可能である。すなわち第1検出センサ781が盤演出装
置44をなす可動演出装置である第1下可動部材740,741の位置を検出可能な位置
検出手段をなすとともに、第1下可動部材740、741が初期位置にあることを検出す
演出役物スイッチ47をなす。

0059

図5図7に示すように第2下可動部材770は、下端部に前後方向に沿った回動軸7
71を備え、この回動軸が第2下ベース部732及び第3下ベース部733により回動可
能に支持されている。また、回動軸771の近傍には、前後に貫通した線状の貫通孔77
2が形成されている。この貫通孔772は、円弧状部分と、図5に示す状態で前面側から
見て円弧状部分の左端部から延出する直線部分とを備える。この貫通孔772には、第2
歯車737に設けられた第2駆動軸738が前方から挿通され、モータ734からの駆動
力が第2下可動部材770に伝達されるようになっている。

0060

また、回動軸771の近傍であって、貫通孔772と回動軸771を挟んで対向する位
置には、回転軸の径方向へ延出する第2遮光板773が設けられている。この第2遮光板
773は、第2下可動部材770に隣接して設けられる第2検出センサ782(図7に図
示)により検出可能である。第2検出センサ782は、発光部と受光部とが所定の間隔を
おいて対向して配された検出部を備える光センサで、受光部において発光部からの光を検
出することでON信号を出力するものであり、検出部における発光部と受光部の間隙が第
2下可動部材770に設けられた第2遮光板773が移動する円周上の位置にあるように
配されている。

0061

図7(a)は第1下可動部材740、741及び第2下可動部材770がいずれも初期
位置にある初期状態である。この状態では第2駆動軸738は貫通孔772における円弧
状部分と直線部分の接続部分に位置している。貫通孔772の円弧状部分における円弧の
半径は、第2歯車737の中心から第2駆動軸738の中心までの長さに等しい。そして
、初期状態では、第2歯車737の中心と貫通孔772の円弧状部分における円弧を形成
する円の中心とが前後に一致した状態となっている。

0062

この状態では、第1遮光板739は第1検出センサ781の検出部から退避して第1検
センサ781はON状態となる。また、第2遮光板773は第2検出センサ782の検
出部から退避して第2検出センサ782はON状態となる。このように第1検出センサ7
81及び第2検出センサ782の両方がON状態であることに基づき、演出制御装置30
0は第1下可動部材740,741及び第2下可動部材770の両方が初期位置にある初
期状態であることを把握可能である。

0063

この初期状態から、第2歯車737を前面側から見て時計回り方向に回転するようにモ
ータ734を駆動すると、第2駆動軸738が第2下可動部材770を上方へ押し上げ
がら貫通孔772の直線部分を移動する。これにより、図7(b)に示すように第2下可
動部材770は上方に回動して表示装置41の前側に出現した状態となる。第2下可動
材770を初期状態に戻す際には上述と反対の動作となる。

0064

また、第2下可動部材770が初期位置から動作することにより、第2遮光板773が
第2検出センサ782の検出部に侵入して第2検出センサ782はOFF状態となる。第
2遮光板773は、第2下可動部材770が初期位置にない状態では第2検出センサ78
2の検出部に侵入した状態が維持されるような範囲に設けられており、第2検出センサ7
82がOFF状態であることに基づき、演出制御装置300は第2下可動部材770が初
期位置にないことを把握可能である。すなわち、第2検出センサ782での検出結果によ
り第2下可動部材770の動作状態を検出可能であり、第2検出センサ782が可動演出
装置をなす第2下可動部材770の位置を検出可能な位置検出手段をなすとともに、第2
下可動部材770が初期位置にあることを検出する演出役物スイッチ47をなす。

0065

なお、第2下可動部材770を初期位置から動作させる際に、第1歯車735は図7
a)に示す状態から前面側から見て反時計回りに回転して図7(b)の状態となる。第1
遮光板739は、この過程において第1検出センサ781の検出部に侵入しない状態が維
持されるような範囲に設けられており、第1検出センサ781はON状態のままとなる。
もちろん第2下可動部材770を初期位置へ戻す過程ではこれと反対の動作となるので第
1検出センサ781はON状態のままとなる。

0066

また、上述したように初期状態から第2歯車737が前面側から見て反時計回り方向に
回転するようにモータ734を駆動することで第1下可動部材740、741を動作させ
ることができる。このとき、第2駆動軸738は貫通孔772の円弧状部分に沿って移動
するので、第2下可動部材770を押圧することがなく、第2下可動部材770は動作し
ない。第1下可動部材740、741を動作した状態から初期状態に戻す際も同様である

0067

上述したように第1下可動部材740、741を初期位置から動作する際には、第1歯
車735は図7(a)に示す状態から前面側から見て時計回りに回転する。これにより第
1遮光板739が第1検出センサ781の検出部に侵入して第1検出センサ781はOF
F状態となる。第1遮光板739は、第1下可動部材740、741が初期位置にない状
態では第1検出センサ781の検出部に侵入した状態が維持されるような範囲に設けられ
ており、第1検出センサ781がOFF状態であることに基づき、演出制御装置300は
第1下可動部材740、741が初期位置にないことを把握可能である。

0068

また、図8に示すように、第2下可動部材770が上方に回動して表示装置41の前側
に出現した状態では、表示装置41に第2下可動部材770を強調するエフェクト表示
行うことが可能となっている。もちろん第1下可動部材740、741が表示装置41の
前側に出現した状態でも同様にエフェクト表示を行うようにしても良い。またエフェクト
表示の表示態様はこれに限られず、表示装置41の前側に出現した可動部材を強調するよ
うな表示であれば良い。

0069

また、第2下可動部材770における瓢箪を模した部分には、複数のLEDが設けられ
ており、発光による装飾ができるようになっている。また、「デアルカ」の文字も発光す
るようになっている。この4つの文字はそれぞれ独立して発光するようになっているが、
「ル」については「ノ」の部分と「レ」の部分がさらに独立して発光するようになってい
る。これにより、図7(b)や図8に示すように、「デ」の部分と、「ル」における「レ
」の部分のみを発光させて、「デレ」と表示することが可能となっている。このように文
字を分割して異なる情報を表示可能としたことで、斬新な演出を行うことができる。なお
、「デレ」の表示は、複数の演出モードのうちの一つであるデレモードであることを報知
するものである。このように可動部材における表示により演出モードを報知するようにし
たことで、設定されている演出モードを遊技者に対してわかりやすく伝えることができる

0070

図3に示すように上可動役物ユニット800は、貫通孔715の上方及び両側方に配さ
れる。図9に示すようにこの上可動役物ユニット800は、円形の第1上可動部材848
と、虎の手を模した第2上可動部材860を備え、これらの第1上可動部材848、第2
上可動部材860を動作することで演出を行うものである。

0071

上可動役物ユニット800には、後方ベース部材710に取り付けられるベース部材8
01と、ベース部材801に対して上下方向に動作可能であり第1上可動部材848を備
える可動部材ユニット820と、を備える。ベース部材801は前面側から見てコ字状に
なっており、貫通孔715の上方に配される上ベース部802と、貫通孔715の前面側
から見て左方に配される左ベース部803と、貫通孔715の前面側から見て右方に配さ
れる右ベース部804と、からなる。

0072

左ベース部803の右端部及び右ベース部804の左端部には、上下方向に沿って延在
する案内部805が設けられている。この案内部805は、可動部材ユニット820を上
下方向に沿って案内するものである。また、左ベース部803及び右ベース部804には
、可動部材ユニット820を上下に駆動する駆動機構806がそれぞれ備えられている。
なお、可動部材ユニット820を上下に駆動する駆動機構806のうち、前面側から見て
左側の動作を行う駆動機構806を可動部材ユニット(左)と称し、右側の動作を行う駆
動機構806を可動部材ユニット(右)と称することがある。

0073

各駆動機構806は駆動源としてのモータ807を有し、モータ807を駆動すること
アームが回動するようになっている。アームの先端には駆動軸809が設けられている
。この駆動軸809は、可動部材ユニット820のリンク部材830に接続するものであ
り、モータ807を駆動することによりリンク部材830を動作して可動部材ユニット8
20を上下に駆動できるようになっている。

0074

可動部材ユニット820は、駆動機構806と接続されるリンク部材830と、各種部
材を取り付けるためのユニットベース部841と、ユニットベース部841の前側に配さ
れる第1上可動部材848と、ユニットベース部841の裏面側に配されて第1上可動部
材を駆動する第1駆動部(図示略)と第2上可動部材を駆動する第2駆動部(図示略)と
、ユニットベース部841の裏面に固定され、左ベース部803及び右ベース部804に
設けられた案内部805によって案内される被案内部材842と、を備える。

0075

リンク部材830は、左ベース部803と右ベース部804にそれぞれ回動可能に取り
付けられ、互いに対向する方向へ延出するように配される。このリンク部材830は、左
ベース部803に設けられた前後方向に沿って前方へ延出する回動軸810又は右ベース
部804に設けられた前後方向に沿って前方へ延出する回動軸810が挿通される軸受部
831を一端部に備え、左ベース部803又は右ベース部804により回動可能に軸支さ
れる。また、リンク部材830には、駆動機構806のアームに設けられた駆動軸809
を挿通する長穴である第1案内部832が形成されており、モータ807を駆動してアー
ムを回動することで、駆動軸809が第1案内部832に沿って移動しながらリンク部材
830を上下に回動させるようになっている。

0076

左ベース部803により軸支されるリンク部材830の軸受部831の近傍には、回動
軸810の径方向へ延出する第3遮光板835が設けられている。この第3遮光板835
は、左ベース部803の回動軸810に隣接して設けられる第3検出センサ811により
検出可能である。第3検出センサ811は、発光部と受光部とが所定の間隔をおいて対向
して配された検出部を備える光センサで、受光部において発光部からの光を検出すること
でON信号を出力するものであり、検出部における発光部と受光部の間隙は第3遮光板8
35が移動する円周上の位置にあるように配されている。

0077

右ベース部804により軸支されるリンク部材830の軸受部831の近傍には、回動
軸810の径方向へ延出する第4遮光板836が設けられている。この第4遮光板836
は、右ベース部804の回動軸810に隣接して設けられる第4検出センサ812により
検出可能である。第4検出センサ812は、発光部と受光部とが所定の間隔をおいて対向
して配された検出部を備える光センサで、受光部において発光部からの光を検出すること
でON信号を出力するものであり、検出部における発光部と受光部の間隙は第4遮光板8
36が移動する円周上の位置にあるように配されている。

0078

さらにリンク部材830における軸受部831が設けられた一端部と対向する他端部に
は、可動部材ユニット820のユニットベース部841に接続するための接続軸が後方へ
延出するように設けられている。また、リンク部材830には、当該リンク部材830の
前側を覆うように取り付けられる第2上可動部材860の裏面の一端部に設けられた支持
軸を挿通可能な長穴である第2案内部834が形成されており、第2案内部834により
第2上可動部材860の一端部を案内及び支持するようになっている。

0079

ユニットベース部841は円形の本体部と、本体部から左右へ延出する被支持部845
とを備える。被支持部845には前後に貫通して左右に延在する長穴である第3案内部が
形成されており、この第3案内部846には、リンク部材830の接続軸がスライド可能
に接続され、モータ807の駆動に基づくリンク部材830の動作に応じてユニットベー
ス部841が上下に動作するようになっている。また、ユニットベース部841の裏面に
は被案内部材842が取り付けられている。被案内部材842は左右方向に延在するよう
に配される板状の部材で、左右端部には左ベース部803及び右ベース部804に設けら
れた案内部805によって案内される被案内部843が設けられている。

0080

また、本体部の前側には、円形の第1上可動部材848が設けられている。この第1上
可動部材848は、裏面の中心に設けられた前後方向に沿った回転軸が本体部によって回
転可能に支持されており、この回転軸を第1駆動部が回転駆動することで、回転軸を中心
として回転するようにされている。第1駆動部には、この回転可能な第1上可動部材84
8が初期位置にあることを検出する第5検出センサが設けられている。

0081

また、本体部に設けられた第2駆動部は、第1上可動部材848とは独立して第2上可
動部材860を駆動することが可能となっている。第2駆動部は、第2上可動部材860
を駆動する駆動アーム853を備えており、この駆動アーム853を左右に揺動動作する
ことができるようになっている。駆動アーム853の他端部には第2上可動部材860が
接続され、駆動アーム853を左右に揺動することで第2上可動部材860が左右に揺動
するようになっている。また、第2駆動部には、この揺動可能な第2上可動部材860が
初期位置にあることを検出する第8検出センサが設けられている。

0082

図9図11には上可動役物ユニット800の動作を示した。なお、説明のために一部
の部材を省略している。図9は可動部材ユニット820が動作範囲の上端の初期位置にあ
り、第1上可動部材848及び第2上可動部材860も初期位置にある初期状態である。
また、図10は可動部材ユニット820が動作範囲の下端にあるが第1上可動部材848
及び第2上可動部材860は初期位置にある動作状態である。さらに、図11は可動部材
ユニット820が動作範囲の下端にあるとともに第1上可動部材848及び第2上可動部
材860も初期位置から動作している動作状態である。

0083

図9に示す初期状態では、可動部材ユニット820が動作範囲における上端の位置にあ
る。この状態では、第3遮光板835が第3検出センサ811の検出部に位置するととも
に、第4遮光板836が第4検出センサ812の検出部に位置し、第3検出センサ811
と第4検出センサ812は何れもOFFとなる。また、第5検出センサ及び第8検出セン
サもOFFとなる。この初期状態から駆動機構806を動作してアームの先端に設けられ
た駆動軸809を表示装置41側へ向かうように回動させると、リンク部材830が下方
に回動し、可動部材ユニット820が下方へ移動する。そして、可動部材ユニット820
が動作範囲の下端にある動作状態では、図10に示すように駆動軸809は回動範囲にお
ける下端に位置しており、リンク部材830も回動範囲における下端に位置している。

0084

また、この状態では、第3遮光板835が第3検出センサ811の検出部から退避する
とともに、第4遮光板836が第4検出センサ812の検出部から退避し、第3検出セン
サ811と第4検出センサ812は何れもONとなる。なお、第1上可動部材848及び
第2上可動部材860は初期位置にあるので、第5検出センサ及び第8検出センサはいず
れもOFFとなる。

0085

すなわち、演出制御装置300は、第3検出センサ811と第4検出センサ812が何
れもOFFであることに基づき可動部材ユニット820が初期位置にあることを把握可能
である。よって、第3検出センサ811及び第4検出センサ812が、盤演出装置44を
なす可動部材ユニット820の初期位置を検出する演出役物スイッチ47をなす。また、
第3検出センサ811及び第4検出センサ812が可動演出装置をなす可動部材ユニット
820の位置を検出可能な位置検出手段をなす。

0086

なお、ここでは可動部材ユニット820が初期位置からわずかに動作した程度では第3
検出センサ811と第4検出センサ812が何れもOFFである状態が継続するが、第3
遮光板835と第4遮光板836を設ける範囲を調整することで、可動部材ユニット82
0が初期位置からわずかに動作した状態で第3検出センサ811と第4検出センサ812
が何れもONとなるようにすることも可能である。

0087

第1駆動部を動作させると第1上可動部材848は一方向に回転し、図9に示した初期
位置に戻るまでは第5検出センサはONとなる。なお、第1上可動部材848は時計回り
と反時計回りの何れにも駆動可能である。また、第2駆動部を動作させると、第2上可動
部材860は図10に示すように第1上可動部材848側に寄った状態と、図11に示す
ように第1上可動部材848から離れた状態との間で左右に動作することを繰り返す。図
10に示した初期位置に戻るまでは第8検出センサはONとなる。すなわち、第5検出セ
ンサが可動演出装置をなす第1上可動部材848の位置を検出可能な位置検出手段をなす
とともに、第1上可動部材848が初期位置にあることを検出する演出役物スイッチ47
をなす。また、第8検出センサが可動演出装置をなす第2上可動部材860の位置を検出
可能な位置検出手段をなすとともに、第2上可動部材860が初期位置にあることを検出
する演出役物スイッチ47をなす。

0088

すなわち、第1上可動部材848が所定の演出動作を行うことが可能な第1演出可動体
をなし、駆動機構806やリンク部材830が第1演出可動体を動作するための第1駆動
機構部をなし、これらで第1演出装置を構成する。また、第2上可動部材860が所定の
演出動作を行うことが可能な第2演出可動体をなし、駆動部850が第2演出可動体を動
作するための第2駆動機構部をなし、これらで第2演出装置を構成する。

0089

また、第2上可動部材860は、図9に示す初期位置でも図11に示す動作後の位置で
も、リンク部材830を覆って隠すように配され、リンク部材830を覆った状態で動作
を行うようになっている。動作する第2上可動部材860でリンク部材830を覆うこと
で遊技者の意識を第2上可動部材860に引き付けることができ、リンク部材830に視
線が行くことを効果的に防止でき、単に動作しない装飾部材で覆う場合に比べて高い隠蔽
効果を得られる。また、特に初期位置では図2に示すようにリンク部材830が遊技者か
ら視認できないように覆っている。これにより遊技の大部分を占める初期位置にある状態
で遊技者から不要な部分が見えなくなり装飾性が向上する。

0090

以上のことから、所定条件の成立に基づいてゲームを実行し、ゲームの結果が特別結果
となった場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる遊技機10において、遊技に関
する演出を制御する演出制御手段(演出制御装置300)と、演出制御手段に制御され、
動作することにより遊技に関する演出を行う第1演出装置(第1上可動部材848、駆動
機構806、リンク部材830)及び第2演出装置(第2上可動部材860、駆動部85
0)と、を備え、第1演出装置は、所定の演出動作を行うことが可能な第1演出可動体(
第1上可動部材848)と、第1演出可動体を動作するための第1駆動機構部(駆動機構
806、リンク部材830)と、を備え、第2演出装置は、所定の演出動作を行うことが
可能な第2演出可動体(第2上可動部材860)と、第2演出可動体を動作するための第
2駆動機構部(駆動部850)と、を備え、第1駆動機構部を覆うように第2演出可動体
が配されていることとなる。

0091

したがって、第1駆動機構部を覆うように第2演出可動体が配されているので、遊技者
から不要な部分が見えにくくなり、動作する演出装置による演出効果を高めることができ
、遊技の興趣を向上することができる。特に動作する第2演出可動体で第1駆動機構部を
覆うことで遊技者の意識を第2演出可動体に引き付けることができ、第1駆動機構部に視
線が行くことを効果的に防止でき、単に動作しない装飾部材で覆う場合に比べて高い隠蔽
効果を得られる。

0092

また、第2演出可動体(第2上可動部材860)は、少なくとも第1演出可動体(第1
上可動部材848)が初期位置にある状態において第1駆動機構部(リンク部材830)
が遊技者から視認できないように覆うようにしている。したがって、遊技の大部分を占め
る初期位置にある状態で遊技者から不要な部分が見えにくくなり、動作する演出装置によ
る演出効果を高めることができ、遊技の興趣を向上することができる。

0093

図3に示すように中央可動役物ユニット880は、貫通孔715の周囲を囲むように配
される。図12図14に示すようにこの中央可動役物ユニット880は、4つに分割さ
れた複数の中央可動演出部材900,910,920,930が表示装置41の前方で組
み合わさるように動作することで演出を行うものである。

0094

中央可動役物ユニット880は、後方ベース部材710に取り付けられる可動演出ベー
ス部材881を備える。また、可動演出ベース部材881の前面上側に配されて動作する
第1中央可動演出部材900及び第2中央可動演出部材910と、可動演出ベース部材8
81の前面下側に配されて動作する第3中央可動演出部材920及び第4中央可動演出部
材930と、を備える。

0095

可動演出ベース部材881は、表示装置41の上側に位置する部分の左右方向の中央に
、第1中央可動演出部材900及び第2中央可動演出部材910が取り付けられるように
なっている。この部分には、第1中央可動演出部材を回動可能に軸支するための前後方向
に沿って前方に延出する第1回動軸882と、第1中央可動演出部材の動作を案内するた
めの前後に貫通する長穴である第1案内部883が設けられている。また、第2中央可動
演出部材を回動可能に軸支するための前後方向に沿って前方に延出する第2回動軸884
と、第2中央可動演出部材の動作を案内するための前後に貫通する長穴である第2案内部
885が設けられている。

0096

そして、可動演出ベース部材881における表示装置41の上側に位置する部分の前面
側から見て右側には、第1中央可動演出部材900及び第2中央可動演出部材910を動
作するための駆動源をなすモータ886が設けられている。可動演出ベース部材881の
裏面側であって、第1回動軸882からモータ886にかけての部分にはモータ886の
駆動力を第1中央可動演出部材900に伝達するための複数の歯車等を備える駆動機構が
配されており、この駆動機構の裏面を覆うように裏面カバー896が取り付けられる。

0097

さらに、可動演出ベース部材881における表示装置41の上側に位置する部分の前面
側から見て左側には、第6検出センサ889が設けられている。この第6検出センサ88
9は、発光部と受光部とが所定の間隔をおいて対向して配された検出部を備える光センサ
で、受光部において発光部からの光を検出することでON信号を出力するものである。こ
の部分の前側に取り付けられる第2中央可動演出部材910の裏面には、後方へ延出する
第6遮光板916が設けられていて、第6検出センサ889の検出部における発光部と受
光部の間隙は第6遮光板916が移動する円周上の位置にあるように配されている。

0098

また、可動演出ベース部材881は、表示装置41の下側に位置する部分の左右方向の
中央に、第3中央可動演出部材920及び第4中央可動演出部材930が取り付けられる
ようになっている。この部分には、第3中央可動演出部材を回動可能に軸支するための前
後方向に沿って前方に延出する第3回動軸891と、第3中央可動演出部材の動作を案内
するための前後に貫通する長穴である第3案内部892が設けられている。また、第4中
可動演出部材を回動可能に軸支するための前後方向に沿って前方に延出する第4回動軸
893と、第4中央可動演出部材の動作を案内するための前後に貫通する長穴である第4
案内部894が設けられている。そして、可動演出ベース部材881における表示装置4
1の下側に位置する部分の前面側から見て左側には第3中央可動演出部材920及び第4
中央可動演出部材930を動作する駆動源をなすモータ895が設けられている。

0099

さらに、可動演出ベース部材881における表示装置41の下側に位置する部分の中央
には、第7検出センサ897が設けられている。この第7検出センサ897は、発光部と
受光部とが所定の間隔をおいて対向して配された検出部を備える光センサで、受光部にお
いて発光部からの光を検出することでON信号を出力するものである。この部分の前側に
取り付けられる第3中央可動演出部材920の裏面には、後方へ延出する第7遮光板92
6が設けられていて、第7検出センサ897の検出部における発光部と受光部の間隙は第
7遮光板926が移動する円周上の位置にあるように配されている。

0100

右上部に配される第1中央可動演出部材900は、装飾が施されて表示装置41の前面
側に出現することとなる装飾部901を備える。また、第1中央可動演出部材900の一
端部には、第1回動軸882が挿通される前後に貫通した第1軸受部902が設けられて
おり第1中央可動演出部材900は第1回動軸882を中心として回動可能に軸支される

0101

また、第1軸受部902の近傍には、第1中央可動演出部材900の回動中心を中心と
する扇形の第1扇形歯車903及び第2扇形歯車904が設けられている。第1扇形歯車
903は、前面側から見て右側を向くように設けられている。この第1扇形歯車903は
、可動演出ベース部材881における第1回動軸882の右側に形成された前後に貫通す
る貫通部887を通って可動演出ベース部材881の裏面側に臨むようになっている。そ
して、可動演出ベース部材881の裏面側でモータ886からの駆動力を伝達する歯車と
噛み合うようになっている。

0102

また、第2扇形歯車904は、前面側から見て左側を向くように設けられている。この
第2扇形歯車904は、第1中央可動演出部材900の左方に隣接して配される第2中央
可動演出部材910に設けられた第3扇形歯車913と噛み合うようになっている。これ
により、第1扇形歯車903で受けたモータ886からの駆動力が第2扇形歯車904を
介して第2中央可動演出部材910にも伝達されるようになる。また、第1中央可動演出
部材900の裏面には、後方へ延出する被案内軸905が設けられている。この被案内軸
905は第1案内部883に挿通されるようになっており、第1中央可動演出部材900
回動動作する際には第1案内部883の延在方向に沿って案内されることで第1中央可
動演出部材900の円滑な動作を可能としている。

0103

左上部に配される第2中央可動演出部材910は、装飾が施されて表示装置41の前面
側に出現することとなる装飾部911を備える。また、第2中央可動演出部材910の一
端部には、第2回動軸884が挿通される前後に貫通した第2軸受部912が設けられて
おり第2中央可動演出部材910は第2回動軸884を中心として回動可能に軸支される

0104

また、第2軸受部912の近傍には、第2中央可動演出部材910の回動中心を中心と
する扇形の第3扇形歯車913が設けられている。第3扇形歯車913は、前面側から見
て右側を向くように設けられている。この第3扇形歯車913は、第2中央可動演出部材
910の右方に隣接して配される第1中央可動演出部材900に設けられた第2扇形歯車
904と噛み合うようになっている。また、第2中央可動演出部材910の裏面には、後
方へ延出する被案内軸914が設けられている。この被案内軸914は第2案内部885
に挿通されるようになっており、第2中央可動演出部材910が回動動作する際には第2
案内部885の延在方向に沿って案内されることで第2中央可動演出部材910の円滑な
動作を可能としている。

0105

また、第2軸受部912の近傍には、後方へ延出する係合部915が設けられている。
この係合部915は、可動演出ベース部材881における第2回動軸884の左方に形成
された前後に貫通する貫通部888を通って可動演出ベース部材881の裏面側に臨むよ
うになっている。そして、図13(b)に示すように可動演出ベース部材881の裏面側
ねじりコイルばね889の一端部が係合するようになっている。このねじりコイルばね
889の他端部は、可動演出ベース部材881に形成された係止部890に係止されてい
て、第2中央可動演出部材910の係合部915が上方へ付勢されるようになっている。
これにより、ねじりコイルばね889の付勢力が、第1中央可動演出部材900及び第2
中央可動演出部材910を動作範囲における上端の位置である初期位置で保持する際の補
助となるとともに、下方へ動作した第1中央可動演出部材900及び第2中央可動演出部
材910が初期位置へ戻る際の補助となる。

0106

図12に示すように左下部に配される第3中央可動演出部材920は、装飾が施されて
表示装置41の前面側に出現することとなる装飾部921を備える。また、第3中央可動
演出部材920の一端部には、第3回動軸891が挿通される前後に貫通した第3軸受部
922が設けられており第3中央可動演出部材920は第3回動軸891を中心として回
動可能に軸支される。

0107

また、第3軸受部922の近傍には、第3中央可動演出部材920の回動中心を中心と
する扇形の第4扇形歯車923及び第5扇形歯車924が設けられている。第4扇形歯車
923は、前面側から見て左下側を向くように設けられている。この第4扇形歯車923
は、可動演出ベース部材881における第3回動軸891の左下部に配されたモータ89
5の歯車と噛み合うようになっている。

0108

また、第5扇形歯車924は、前面側から見て右側を向くように設けられている。この
第5扇形歯車924は、第3中央可動演出部材920の右側に隣接して配される第4中央
可動演出部材930に設けられた第6扇形歯車933と噛み合うようになっている。これ
により、第4扇形歯車923で受けたモータ895からの駆動力が第5扇形歯車924を
介して第4中央可動演出部材930にも伝達されるようになる。また、第3中央可動演出
部材920の裏面には、後方へ延出する被案内軸925が設けられている。この被案内軸
925は第3案内部892に挿通されるようになっており、第3中央可動演出部材920
が回動動作する際には第3案内部892の延在方向に沿って案内されることで第3中央可
動演出部材920の円滑な動作を可能としている。

0109

右下部に配される第4中央可動演出部材930は、装飾が施されて表示装置41の前面
側に出現することとなる装飾部931を備える。また、第4中央可動演出部材930の一
端部には、第4回動軸893が挿通される前後に貫通した第4軸受部932が設けられて
おり第4中央可動演出部材930は第4回動軸893を中心として回動可能に軸支される

0110

また、第4軸受部932の近傍には、第4中央可動演出部材930の回動中心を中心と
する扇形の第6扇形歯車933及び第7扇形歯車934が設けられている。第6扇形歯車
933は、前面側から見て左側を向くように設けられている。この第6扇形歯車933は
、第4中央可動演出部材930の左側に隣接して配される第3中央可動演出部材920に
設けられた第5扇形歯車924と噛み合うようになっている。また、第4中央可動演出部
材930の裏面には、後方へ延出する被案内軸935が設けられている。この被案内軸9
35は第4案内部894に挿通されるようになっており、第4中央可動演出部材930が
回動動作する際には第4案内部894の延在方向に沿って案内されることで第4中央可動
演出部材930の円滑な動作を可能としている。

0111

また、第7扇形歯車934は、前面側から見て右下側を向くように設けられている。こ
の第7扇形歯車934は、第4中央可動演出部材930の右下に配される付勢機構940
に設けられた第8扇形歯車942と噛み合うようになっている。付勢機構940は、前後
方向に沿った回動軸941を中心として回動可能であり第8扇形歯車942を備えている
。この付勢機構940は、前面側から見て回動軸から左側に延出するように設けられてお
り、図示しない付勢部材により下方(反時計回り方向)に付勢されている。これにより、
第3中央可動演出部材920及び第4中央可動演出部材930が動作範囲における下端の
位置である初期位置へ向かう方向へ付勢されることとなる。よって、付勢機構による付勢
力が、第3中央可動演出部材920及び第4中央可動演出部材930を初期位置で保持す
る際の補助となるとともに、上方へ動作した第3中央可動演出部材920及び第4中央可
動演出部材930が初期位置へ戻る際の補助となる。

0112

以上のように構成される中央可動役物ユニット880は、図13に示す初期状態と図1
4に示す動作完了状態とに変換可能である。図13に示す初期状態では、第1中央可動演
出部材900及び第2中央可動演出部材910は動作範囲の上端である初期位置にあり、
第3中央可動演出部材920及び第4中央可動演出部材930は動作範囲の下端である初
期位置にあって、略表示装置41の前面から退避した状態となっている。

0113

この初期状態では、第6遮光板916が第6検出センサ889の発光部と受光部の間隙
に位置し、第6検出センサ889での検出結果がOFFとなる。また、第7遮光板926
が第7検出センサ897の発光部と受光部の間隙に位置し、第7検出センサ897での検
出結果がOFFとなる。すなわち、初期状態では、第6検出センサ889と第7検出セン
サ897が何れもOFFとなる。これに基づき演出制御装置300は第1中央可動演出部
材900、第2中央可動演出部材910、第3中央可動演出部材920及び第4中央可動
演出部材930が初期位置にあることを把握可能である。

0114

なお、第1中央可動演出部材900と第2中央可動演出部材910は連動するようにな
っているので、第6検出センサ889での検出結果により第2中央可動演出部材910が
初期位置にあることを検出することで、第1中央可動演出部材900が初期位置にあるこ
とも検出可能である。また、第3中央可動演出部材920と第4中央可動演出部材930
は連動するようになっているので、第7検出センサ897での検出結果により第3中央可
動演出部材920が初期位置にあることを検出することで、第4中央可動演出部材930
が初期位置にあることも検出可能である。よって、演出制御装置300は、第6検出セン
サ889と第7検出センサ897が何れもOFFであること基づき、第1中央可動演出部
材900、第2中央可動演出部材910、第3中央可動演出部材920及び第4中央可動
演出部材930が初期位置にあることを把握可能である。

0115

この初期状態から、モータ886を動作させると、第1中央可動演出部材900及び第
2中央可動演出部材910が下降するように回動し、モータ895を動作させると第3中
央可動演出部材920及び第4中央可動演出部材930が上昇するように回動する。これ
に伴い、第6遮光板916が第6検出センサ889の検出部から退避して第6検出センサ
889での検出結果がONとなる。また、第7遮光板926が第7検出センサ897の検
出部から退避して第7検出センサ897での検出結果がONとなる。すなわち、演出制御
装置300は、第6検出センサ889と第7検出センサ897が何れもOFFであること
基づき、第1中央可動演出部材900、第2中央可動演出部材910、第3中央可動演出
部材920及び第4中央可動演出部材930が初期位置にあることを把握可能である。

0116

よって、第6検出センサ889及び第7検出センサ897が、盤演出装置44をなす第
1中央可動演出部材900、第2中央可動演出部材910、第3中央可動演出部材920
及び第4中央可動演出部材930の位置を検出可能な位置検出手段をなすとともに、初期
位置を検出する演出役物スイッチ47をなす。

0117

そして、図14に示す動作完了状態では、第1中央可動演出部材900の装飾部901
、第2中央可動演出部材910の装飾部911、第3中央可動演出部材920の装飾部9
21及び第4中央可動演出部材930の装飾部931が表示装置41の前面に重なるよう
に配される。また、各装飾部901,911,921,931の端面は、隣接する装飾部
901,911,921,931の端面と対向して近接し、全体で一つの円環状の形状を
形成するようになっている。なお、各装飾部901,911,921,931は、光を透
しない材質からなり、装飾部901,911,921,931が位置する部分は表示装
置41の表示を正面から視認できない状態となる。

0118

次に特別変動入賞装置38の構成について説明する。図2図15図17に示すよう
に特別変動入賞装置38は、遊技盤本体80の前面に沿って配される流路後壁962と、
当該流路後壁962の前側に配される流路前壁952とに挟まれて、遊技球が一列で流下
可能な流下路38fを備える。この流下路38fは、前面側から見て左へ下るように傾斜
しており、遊技球は一列で左方へ向かって一列に流下するようになっている。

0119

図16図17に示すように、この流下路38fの略中央部分の底面は、前後方向にス
ライド可能な開閉部材990により構成されている。開閉部材990は、図16図17
(a)に示すように前方へ突出して特別変動入賞装置38(大入賞口38d)に遊技球が
入賞できない状態である閉状態と、図17(b)に示すように後方へ退避して大入賞口3
8dへ遊技球が入賞可能な状態である開状態と、に変換可能となっている。すなわち流下
路38fを流下する遊技球は、開閉部材990が閉状態である場合には開閉部材990の
上面を流下して大入賞口38dを通過し、開閉部材990が開状態である場合には大入賞
口へ流入するようになっている。なお、開閉部材990が閉状態である場合に流路前壁9
52との間には隙間が存在するが、遊技球が流入できない程度の隙間である。

0120

図18に示すように特別変動入賞装置38は、流路前壁952を備える前壁部材950
と、流路後壁962を備える後壁部材960と、開閉部材990などが取り付けられる本
体部970と、本体部970の裏面を覆うカバー部材979と、を備える。

0121

前壁部材950は、板状の前面部951を備えている。前面部951の前面はガラス枠
15のカバーガラス14の裏面に近接して配されるようになっていて、この前面の前方を
遊技球が流下することはないようにされる。また、前面部951の前面は遊技者から視認
可能な面であり、装飾が施されているとともに一部が光を透過可能なレンズとされている
。この前壁部材950の裏面には装飾手段として図示しないLEDが配されるようになっ
ており、光によって特別変動入賞装置38を装飾することが可能となっている。なお、特
別変動入賞装置38を装飾する光の色は、一括表示装置50の発光色とは異なる色とされ
ており、隣接する一括表示装置50の表示がわかりにくくなることを防止している。また
、板状の前面部951の上部は、流下路38fの前側の側壁をなす流路前壁952となっ
ている。

0122

図16に示すように流路前壁952の裏面側には、後方に突出する複数の前壁突出部9
54が設けられている。この前壁突出部954は、左右の側面が斜面となった三角柱状の
突出部で、開閉部材990に複数設けられた突出部992のそれぞれの前方に、突出部9
92に対してわずかに上流側に位置するように設けられている。この前壁突出部954と
突出部992は、後述するように流下路38fを流下する遊技球を蛇行させるために、左
方へ流下する遊技球を後方へ誘導する機能を有する。すなわち流下路38fを流下する遊
技球が接触可能な接触部をなす。前壁突出部954がわずかに上流側に位置することで、
左方へ流下する遊技球が前壁突出部954で後方へ誘導された後に突出部992でさらに
後方へ誘導されるようになり、効果的に遊技球を誘導できるようにされている。

0123

図19に示すように前壁部材950の裏面側は、板状の前面部951の裏面から後方へ
延出するリブ状延出壁953が複数設けられている。この延出壁953は、設けられた
場所によりそれぞれ機能が異なっており、流下路38fの底面を形成する底面部953a
、大入賞口38dの側壁や底面をなす大入賞口形成部953b、大入賞口38dに入賞し
た遊技球を誘導する誘導流路955を形成する誘導流路形成部953c、大入賞口スイッ
チ38aを取り付ける取付部956を形成するスイッチ取付部形成部953d、一般入賞
口35を形成する一般入賞口形成部953e、特別変動入賞装置38の周囲を流下する遊
技球の内部への侵入を防止する周囲壁953fとしての機能を有する。

0124

流下路38fの底面を形成する底面部953aは、裏面側から見て右側に傾斜する傾斜
面となっている。また、大入賞口形成部953bは大入賞口38dに流入した遊技球を誘
導流路955へ集めるように傾斜している。誘導流路955へは遊技球が一列で流入可能
であり、誘導流路955への流入部分には大入賞口スイッチ38aが設けられている。こ
れにより、大入賞口38dに流入した全ての遊技球は大入賞口スイッチ38aで検出され
た後に誘導流路955へ流入することとなる。誘導流路形成部953cにより形成される
誘導流路955は、大入賞口38dからの遊技球を遊技盤30の裏面側へ誘導する流路で
あり、前面部951の裏面には遊技球を後方へ誘導するためのリブ957が形成されてい
る。また、一般入賞口形成部953eは特別変動入賞装置38の前面側から見て右方に開
口する一般入賞口35を形成するものである。前面部951の裏面にはこの一般入賞口3
5へ流入した遊技球を後方へ誘導するためのリブ958が形成されている。

0125

図20(a)に示すように後壁部材960は、板状の後面部961を備えている。後面
部961の前面には前壁部材950が取り付けられるようになっており、後面部961の
前面のうち前壁部材950で隠されない部分には装飾が施されている。後面部961の上
部は、流下路38fの後側の側壁をなす流路後壁962となっている。また、流路後壁9
62の下端となる位置には、開閉部材990を後壁部材960の裏面側から挿通するため
の前後に貫通した開閉部材挿通部963が形成されている。

0126

また、流路後壁962の前面側には、前方に突出する複数の後壁突出部964が設けら
れている。図16に示すように後壁突出部964は、左右の側面が斜面となった三角柱状
の突出部で、開閉部材990に複数設けられた凹部993に隣接する位置に設けられてい
る。後壁突出部964と凹部993は、後述するように流下路38fを流下する遊技球を
蛇行させるために、左方へ流下する遊技球を前方へ誘導する機能を有する。すなわち流下
路38fを流下する遊技球が接触可能な接触部をなす。後壁突出部964が凹部993に
隣接して設けられていることで、凹部993が設けられていない部分で遊技球が流下路3
8fの右側部分を流下することを防止でき、確実に遊技球を蛇行させることが可能となる

0127

図20戻り、後面部961の中央部分であって前壁部材950において誘導流路95
5が形成された部分と対向する部分には、誘導流路955が後面部961の裏面側に連通
するように前後に貫通した貫通部968が形成されている。また、この誘導流路955の
上方には、大入賞口スイッチ38aの後部を収容可能に前後に貫通したスイッチ取付部9
65が形成されている。さらに、後面部961の右側部分であって前壁部材950におい
て一般入賞口35が形成された部分と対向する部分には、一般入賞口35に入賞した遊技
球を後壁部材960の裏面側へ誘導する一般入賞口流路966を後面部961の裏面側に
連通するように前後に貫通した貫通部966aが形成されている。

0128

図20(b)に示すように後壁部材960の裏面側には、板状の後面部961の裏面か
ら後方へ延出するリブ状の延出壁967が複数設けられている。この延出壁967は設け
られた場所によりそれぞれ機能が異なっており、誘導流路955を形成する誘導流路形成
部967a、一般入賞口流路966を形成する一般入賞口流路形成部967b、特別変動
入賞装置38の周囲を形成する周囲壁967cとしての機能を有する。

0129

誘導流路形成部967aは、貫通部968から裏面側へ誘導された遊技球を下方へ案内
するように誘導流路955を形成する。また、後面部961に形成された誘導流路955
の下流側端部には、後方へ遊技球を誘導するためのリブ969が形成されている。一般入
賞口流路形成部967bは、貫通部966aから裏面側へ誘導された遊技球を下方へ案内
するように一般入賞口流路966を形成する。また、後面部961に形成された一般入賞
口流路966の下流側端部には、後方へ遊技球を誘導するためのリブ966bが形成され
ている。

0130

周囲壁967cは、遊技盤本体80における特別変動入賞装置38を取り付ける部分に
形成された前後に貫通する貫通部の形状に合わせて形成されており、特別変動入賞装置3
8を遊技盤本体80に取り付けた際には周囲壁967cは貫通部に挿通された状態となる
。また、周囲壁967cよりも外側に位置する後面部961の裏面は、特別変動入賞装置
38を遊技盤本体80に取り付けた際に遊技盤本体80の前面に当接した状態となる。こ
の部分には位置決めのためのボスやねじ止めのためのねじ穴が複数形成されている。

0131

図21に示すように本体部970は、後壁部材960の周囲壁967cと前後に一致す
周壁971を備える。この本体部970は、後壁部材960の裏面に形成された誘導流
路形成部967aと対向し、誘導流路955の後壁をなす後壁部972を備えている。こ
の後壁部972において、後壁部材960に形成された貫通部968と対向する位置には
、貫通部968を通って後壁部材960の裏面へ誘導された遊技球を、誘導流路955に
沿って右方へ誘導するリブ973が形成されている。また、後壁部972において後壁部
材960に形成された誘導流路955の下流側端部と対向する位置には、前後に貫通する
貫通部974が形成されている。誘導流路955を流下した遊技球は、後壁部材960に
形成されたリブ969により後方へ誘導されて貫通部974を通り、本体部970の裏面
側へ誘導されて遊技機の外部へ遊技球を排出する排出流路へ流入するようになっている。

0132

また、後壁部材960に形成された一般入賞口流路966の下流側端部と対向する部分
には、一般入賞口流路966を流下する遊技球を本体部970の裏面側へ誘導する貫通部
975が形成されている。一般入賞口流路966を流下した遊技球は貫通部975を通っ
て本体部970の裏面側へ誘導されて入賞口スイッチ35aで検出された後、遊技機の外
部へ遊技球を排出する排出流路へ流入するようになっている。

0133

また、後壁部材960に形成された開閉部材挿通部963と対向する位置には、前後方
向に動作する開閉部材990を案内及び支持する開閉部材保持部976が設けられている
。開閉部材保持部976は、本体部970の前後に貫通するスリット状の貫通部であり、
開閉部材990の上下左右の面に当接可能であって開閉部材990を案内及び支持するこ
とが可能な案内壁977が前後方向に沿って延在するように設けられている。

0134

本体部970の裏面側には、開閉部材990と該開閉部材990を動作する動作機構
備える開閉部材ユニット980が取り付けられている。この開閉部材ユニット980は、
各種部材を取り付けるためのユニットベース部材981と、前後方向にスライド動作可能
な開閉部材990と、開閉部材990を動作するための大入賞口ソレノイド38bを備え
る。

0135

この開閉部材ユニット980は、図22(a)に示すように開閉部材990を前方へ突
出させた状態として特別変動入賞装置38を閉状態とする状態と、図22(b)に示すよ
うに開閉部材990を後方へ退縮させた状態として特別変動入賞装置38を開状態とする
状態とに開閉部材990を変換可能である。なお、開閉部材990は、本体部970に形
成された開閉部材保持部976や後壁部材960に形成された開閉部材挿通部963を介
して大入賞口38dの上方に出現可能となっている。

0136

開閉部材990は、ユニットベース部材981の上部に形成された保持部982に前後
にスライド可能に配されている。図23(a)に示すように開閉部材990は、上面にお
ける大入賞口38dの上方へ延出する前端部分が一段低くなるようにされて流下路38f
の底面をなす流路形成部991とされている。

0137

この流路形成部991には、開閉部材990の前端部分の近傍に上方へ突出する複数の
突出部992が形成されている。突出部992の上流側の側面は後方側が下流側へ向くよ
うに傾斜しており、右方から流下する遊技球を凹部993へ向けて後方に滑らかに誘導で
きるようにされている。また、突出部992の下流側の側面は後方側が上流側へ向くよう
に傾斜しており、凹部993から前方へ流出する遊技球が接触した場合に下流側方向へ案
内できるようにされている。

0138

また、一段低くなった流路形成部991の段差部分であって、突出部992とスライド
方向に対向する部分には、段差部分が後方へ窪んだ凹部993が形成されている。凹部9
93を形成する段差部分の側面と突出部992の側面の間隔は何れの位置でも遊技球が一
列で流下可能な間隔とされている。また、凹部993を形成する段差部分の側面のうち下
流側の側面は、前方側が下流側へ向くように斜めに形成されており、凹部993から前方
へ遊技球が滑らかに流出できるようにされている。

0139

すなわち、開閉部材990の上面には、突出部992や凹部993のような起伏が設け
られている。後述するようにこのような起伏により開閉部材990の上に遊技球が滞留
る時間が長くなるようにされている。

0140

また、図23(b)に示すように、開閉部材990の上面は左側へ下る斜めの面とされ
ており、遊技球を左方へ向けて流下させるようになっている。また、開閉部材990の下
面の左右には下方へ延出する摺動部994が形成されている。この摺動部994は前後方
向に沿って延在するように形成されており、ユニットベース部材981の上部に形成され
た保持部982の上面に当接することで開閉部材990が保持部982上で摺動可能とな
る。

0141

また、図22(a)に示すように開閉部材990の前端部分は、上端よりも下端が後方
側に位置するように傾斜する傾斜面996となっている。このように傾斜面996が形成
されていることで、開閉部材990を閉状態とする際に開閉部材990と流路前壁952
との間に遊技球が存在する場合に、当該遊技球を上方又は下方へ遊技球を逃がすことがで
きる。

0142

また、図24に示すように開閉部材990の下面の中央部分には、開閉部材990を駆
動する大入賞口ソレノイド38bからの駆動力を伝達する駆動アーム983が接続される
接続部995が形成されている。駆動アーム983は保持部982の下方に位置している
図24(b)に示すように保持部982には駆動アーム983から上方に延出する接続
ピン983aを挿通可能な貫通部982aが形成されており、この貫通部982aを通し
接続ピン983aが開閉部材990の接続部995に接続されている。また、図24
a)に示すように保持部982には、接続部995の左右に位置し、前後方向に沿って延
在する案内リブ982bが形成されている。この案内リブ982bは接続部995を前後
方向に案内することで開閉部材990を前後方向に沿って案内するものである。

0143

図25に示すように駆動アーム983の一端は、大入賞口ソレノイド38bに接続され
連結部材984に連結している。また、駆動アーム983には上下方向に沿った回動軸
983bを備えており、この回動軸983bを中心として回動可能となっている。なお、
回動軸983bは、本体部970及び後壁部材960によって前後から挟まれて回動可能
に保持される(図18参照)。

0144

図25(a)に示すように特別変動入賞装置38を閉状態とする状態では、大入賞口ソ
レノイド38bの駆動軸38gが伸長して駆動アーム983が回動範囲の前端に位置する
状態となる。この状態では、駆動アーム983が回動軸983bを中心として裏面側から
見て時計回り方向に最も回動した状態となり、接続ピン983aが移動範囲の前端に位置
している。

0145

この状態から特別変動入賞装置38を開状態とする場合は、大入賞口ソレノイド38b
の駆動軸38gを退縮させることで、駆動アーム983が回動軸983bを中心に裏面側
から見て反時計回り方向に回動して、接続ピン983aを後方へ向かうように移動させて
開閉部材990を後方へ退縮させる。これにより、図25(b)に示すように特別変動入
賞装置38を開状態とする状態となる。特別変動入賞装置38を閉状態とする場合は、上
述の動作と逆の動作を行う。

0146

図26図29には、特別変動入賞装置38における遊技球の流下態様を示した。なお
図28図29では説明のために前壁部材950の一部を透視した図となっている。流
下路38fを右から左へ流下する遊技球は、まず最も上流側に位置する後壁突出部964
により斜め前側へ誘導され、開閉部材990における流路形成部991に流入する。そし
て、前壁突出部954により斜め後方へ誘導されるとともに開閉部材990の突出部99
2により斜め後方へ誘導されて凹部993へ流入する。凹部993に流入した遊技球は、
下流側へ向けて斜めに形成された凹部993の下流側の側面や、下流側に隣接する前壁突
出部954により再び斜め前方へ誘導される。

0147

以降、前壁突出部954と突出部992による斜め後方への誘導と、凹部993や後壁
突出部964による斜め前方への誘導が繰り返され、流下路38fを流下する遊技球は前
後に蛇行しながら流下するようになる。これにより、流下路38fに前壁突出部954や
後壁突出部964、突出部992、凹部993などの起伏がなく直線的に流下する場合よ
りも開閉部材990の上に滞留する時間が長くなることとなる。このため、図28図2
9(a)に示すように開閉部材990の上に遊技球が常に存在する状態となり、特別変動
入賞装置38の開放時間が短い場合であっても開閉部材990を開放した際に図29(b
)に示すように開閉部材990の上に存在している遊技球が落下して大入賞口38dに入
賞する可能性が高く、短い開放であっても遊技者に入賞に対する期待感を持たせることが
できる。なお、短開放となるラウンド前において特別変動入賞装置38を閉状態とするイ
ンターバル時間について、遊技球が開閉部材990の上で滞留した状態となるのに必要な
時間を確保しておくことが好ましい。

0148

また、図30(a)に示すように、開閉部材990を開放する際に開閉部材990の上
に滞留していた遊技球は、開閉部材990に形成された突出部992に接触することで図
30(b)に示すように跳ねて大入賞口38dから離れる方向へ誘導される。また、跳ね
た遊技球は流路前壁952の前壁突出部954や、流路後壁962の後壁突出部964な
どに接触することでさらに大入賞口38dから離れることもある。また、開閉部材990
に形成された突出部992は遊技球が通過可能な間隔をおいて配されているため、この間
隔を通って突出部992に接触せずに落下することもある。なお、後述する短開放となる
場合の特別変動入賞装置38開放時間は、上述のように突出部992等に接触して跳ねた
遊技球であっても大入賞口38dに流入可能な時間となっている。これにより短開放であ
っても大入賞口38dへの流入は可能である。

0149

このように突出部992や前壁突出部954、後壁突出部964を備えることで、開閉
部材990を開放する際の遊技球の転動態様多彩となり、遊技の興趣を向上することが
できる。また、開閉部材990を開放した際に開閉部材990の上に存在している複数の
遊技球の大入賞口38dへの流入タイミングをずらすことができ、大入賞口38d内で球
詰まりが発生することを防止できる。

0150

なお、流下路38fに起伏として前壁突出部954や後壁突出部964、突出部992
、凹部993を設けたが、これ以外のものであっても良い。例えば、起伏として開閉部材
990の上面に蛇行する溝を形成し、遊技球が溝に沿って蛇行しながら流下するようにし
ても良い。また、起伏として開閉部材990の上面に流下方向と略直交するようにリブ状
の突出部や溝を設けて、遊技球が流下する際に突出部や溝によって上下方向に動かされな
がら流下するようにしても良い。

0151

以上のことから、遊技球が流下可能な遊技領域32を備える遊技盤30を備え、遊技領
域32に設けられた始動領域(第1始動入賞口36、普通変動入賞装置37、第2始動入
賞口97)への遊技球の入賞に基づき複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実
行し、変動表示ゲームの結果が特別結果となった場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発
生させる遊技機において、遊技球が入賞不能な閉状態と遊技球が入賞可能な開状態に変換
可能であり、特別遊技状態において開状態に変換される特別変動入賞装置38を備え、特
別変動入賞装置38は、上方に向いた開口から遊技球が入賞可能であり、閉状態では開口
閉鎖して遊技球の入賞を不能とするとともに開状態では開口を開放して遊技球の入賞を
可能とする開閉部材990が備えられ、閉状態においては開閉部材990の上面を遊技球
が流下可能に構成され、開閉部材990は、上面に起伏(突出部992、凹部993)が
設けられ、当該起伏がない場合よりも当該開閉部材990の上面に遊技球が滞留する時間
が長くなるようにされていることとなる。したがって、特別遊技状態中における遊技球の
減少を抑制することができ、遊技の興趣を高めることができる。

0152

また、開閉部材990の上面により構成される流下路38fの周囲に、当該流下路38
fを流下する遊技球が接触可能な接触部(前壁突出部954、後壁突出部964)が設け
られていることとなる。したがって、接触部に接触することで開閉部材990の上面に遊
技球が滞留する時間が長くなるようになり特別遊技状態中における遊技球の減少を抑制す
ることができ、遊技の興趣を高めることができる。

0153

また、閉状態においては開閉部材990の上面における左右の端部の一方から他方へ遊
技球が流下するように構成され、開閉部材990の上面に形成された起伏は、流下する遊
技球を前後に蛇行させるように形成されていることとなる。したがって、開閉部材990
の上面に遊技球が滞留する時間が長くなるようになり特別遊技状態中における遊技球の減
少を抑制することができ、遊技の興趣を高めることができる。

0154

なお、特別変動入賞装置38は、前後方向にスライド移動する開閉部材990により開
閉するものとしたが、閉状態では大入賞口38dを覆うように上面が平行な状態となり、
開状態とする場合には下方へ回動するような構成としても良い。

0155

また、遊技球が流下可能な遊技領域32を備える遊技盤30を備え、遊技領域32に設
けられた始動領域(第1始動入賞口36、普通変動入賞装置37、第2始動入賞口97)
への遊技球の入賞に基づき複数の識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行し、変動
表示ゲームの結果が特別結果となった場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる遊
技機において、遊技球が入賞不能な閉状態と遊技球が入賞可能な開状態に変換可能であり
、特別遊技状態において開状態に変換される特別変動入賞装置38を備え、特別変動入賞
装置38は、上方に向いた開口から遊技球が入賞可能であり、閉状態では前方に突出して
開口を閉鎖して遊技球の入賞を不能とするとともに開状態では後方に退避して開口を開放
して遊技球の入賞を可能とするように前後方向にスライド移動する開閉部材990が備え
られ、閉状態においては開閉部材990の上面を遊技球が流下可能に構成され、開閉部材
990は、上面に起伏(突出部992、凹部993)が設けられ、当該起伏がない場合よ
りも当該開閉部材990の上面に遊技球が滞留する時間が長くなるようにされているとと
もに、当該開閉部材990の前端部分に、前端に向かってスライド方向に垂直な方向の厚
みが減少するような傾斜面996が形成されていることとなる。

0156

したがって、開閉部材990は、上面に起伏が設けられ、当該起伏がない場合よりも当
該開閉部材の上面に遊技球が滞留する時間が長くなるようにされているので、特別遊技状
態中における遊技球の減少を抑制することができ、遊技の興趣を高めることができる。ま
た、開閉部材990の前端部分に、前端に向かってスライド方向に垂直な方向の厚みが減
少するような傾斜面996が形成されているので、閉鎖の際に遊技球を挟み込むことを防
止できる。

0157

また、開閉部材990の前端部分における上面はスライド方向に沿った平面であり、開
閉部材990の上面よりも下側の部分が傾斜面996とされていることとなる。したがっ
て、閉鎖の際に遊技球を挟み込むことを防止できるとともに、傾斜面996によって下方
へ案内されることで特別遊技状態中における遊技球の減少を抑制することができ、遊技の
興趣を高めることができる。

0158

図31は、本実施形態のパチンコ遊技機10の制御システムのブロック図である。
遊技機10は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御
する主制御装置主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイ
ンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出
ポートドライバなどを有する出力部130と、CPU部110と入力部120と出力
部130との間を接続するデータバス140などからなる。

0159

上記CPU部110は、アミューズメントチップ(IC)と呼ばれる遊技用マイコン
CPU)111と、水晶振動子のような発振子を備え、CPUの動作クロックタイマ
込み、乱数生成回路の基準となるクロックを生成する発振回路水晶発振器)113など
を有する。遊技制御装置100及び該遊技制御装置100によって駆動されるソレノイド
やモータなどの電子部品には、電源装置400で生成されたDC32V,DC12V,D
C5Vなど所定のレベル直流電圧が供給されて動作可能にされる。

0160

電源装置400は、24Vの交流電源から上記DC32Vの直流電圧を生成するAC−
DCコンバータやDC32Vの電圧からDC12V,DC5Vなどのより低いレベルの直
流電圧を生成するDC−DCコンバータなどを有する通常電源部410と、遊技用マイコ
ン111の内部のRAMに対して停電時に電源電圧を供給するバックアップ電源部420
と、停電監視回路を有し、遊技制御装置100に停電の発生、回復を知らせる停電監視
号やリセット信号などの制御信号を生成して出力する制御信号生成部430などを備える

0161

この実施形態では、電源装置400は、遊技制御装置100と別個に構成されているが
、バックアップ電源部420及び制御信号生成部430は、別個の基板上あるいは遊技制
御装置100と一体、すなわち、主基板上に設けるように構成してもよい。遊技盤30及
び遊技制御装置100は機種変更の際に交換の対象となるので、本実施形態のように、電
源装置400若しくは主基板とは別の基板にバックアップ電源部420及び制御信号生成
部430を設けることにより、交換の対象から外しコストダウンを図ることができる。

0162

上記バックアップ電源部420は、電解コンデンサのような大容量のコンデンサ1つで
構成することができる。バックアップ電源は、遊技制御装置100の遊技用マイコン11
1(特に内蔵RAM)に供給され、停電中あるいは電源遮断後もRAMに記憶されたデー
タが保持されるようになっている。制御信号生成部430は、例えば通常電源部410で
生成された32Vの電圧を監視してそれが例えば17V以下に下がると停電発生を検出し
て停電監視信号を変化させるとともに、所定時間後にリセット信号を出力する。また、電
源投入時や停電回復時にもその時点から所定時間経過後にリセット信号を出力する。

0163

また、遊技制御装置100にはRAM初期化スイッチ112が設けられている。このR
AM初期化スイッチ112が操作されると初期化スイッチ信号が生成され、これに基づき
遊技用マイコン111内のRAM111C及び払出制御装置200内のRAMに記憶され
ている情報を強制的に初期化する処理が行われる。特に限定されるわけではないが初期化
スイッチ信号は電源投入時に読み込まれ、停電監視信号は遊技用マイコン111が実行す
メインプログラムメインループの中で繰り返し読み込まれる。リセット信号は強制割
込み信号の一種であり、制御システム全体をリセットさせる。

0164

遊技用マイコン111は、CPU(中央処理ユニットマイクロプロセッサ)111A
読出し専用のROM(リードオンリメモリ)111B及び随時読出し書込み可能なRA
M(ランダムアクセスメモリ)111Cを備える。

0165

ROM111Bは、遊技制御のための不変の情報(プログラム、固定データ、各種乱数
判定値等)を不揮発的に記憶し、RAM111Cは、遊技制御時にCPU111Aの作
業領域や各種信号乱数値の記憶領域として利用される。ROM111B又はRAM11
1Cとして、EEPROMのような電気的に書換え可能な不揮発性メモリを用いてもよい

0166

また、ROM111Bは、例えば、特図変動表示ゲームの実行時間、演出内容リーチ
状態の発生の有無などを規定する変動パターン(変動態様)を決定するための変動パター
ンテーブルを記憶している。変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている
変動パターン乱数1〜3をCPU111Aが参照して変動パターンを決定するためのテー
ブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるは
ずれ変動パターンテーブル、結果が大当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテ
ーブル等が含まれる。さらに、これらのパターンテーブルには、リーチ状態となった後の
変動パターンである後半変動パターンを決定するためのテーブル(後半変動グループテー
ブルや後半変動パターン選択テーブル等)、リーチ状態となる前の変動パターンである前
半変動パターンを決定するためのテーブル(前半変動グループテーブルや前半変動パター
ン選択テーブル等)が含まれている。

0167

ここでリーチ(リーチ状態)とは、表示状態が変化可能な表示装置を有し、該表示装置
が時期を異ならせて複数の表示結果導出表示し、該複数の表示結果が予め定められた特
別結果態様となった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態(特別遊技状態)
となる遊技機10において、複数の表示結果の一部がまだ導出表示されていない段階で、
既に導出表示されている表示結果が特別結果態様となる条件を満たしている表示状態をい
う。また、別の表現をすれば、リーチ状態とは、表示装置の変動表示制御が進行して表示
結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特別結果態様となる表示条件からは
ずれていない表示態様をいう。そして、例えば、特別結果態様が揃った状態を維持しなが
ら複数の変動表示領域による変動表示を行う状態(いわゆる全回転リーチ)もリーチ状態
に含まれる。また、リーチ状態とは、表示装置の表示制御が進行して表示結果が導出表示
される前段階にまで達した時点での表示状態であって、表示結果が導出表示される以前に
決定されている複数の変動表示領域の表示結果の少なくとも一部が特別結果態様となる条
件を満たしている場合の表示状態をいう。

0168

よって、例えば、特図変動表示ゲームに対応して表示装置に表示される飾り特図変動表
示ゲームが、表示装置における左、中、右の変動表示領域の各々で所定時間複数の識別
報を変動表示した後、左、右、中の順で変動表示を停止して結果態様を表示するものであ
る場合、左、右の変動表示領域で、特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同
一の識別情報)で変動表示が停止した状態がリーチ状態となる。またこの他に、すべての
変動表示領域の変動表示を一旦停止した時点で、左、中、右のうち何れか二つの変動表示
領域で特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報となった状態、
ただし特別結果態様は除く)をリーチ状態とし、このリーチ状態から残りの一つの変動表
示領域を変動表示するようにしても良い。

0169

そして、このリーチ状態には複数のリーチ演出が含まれ、特別結果態様が導出される可
能性が異なる(期待値が異なる)リーチ演出として、ノーマルリーチ(Nリーチ)、スペ
シャル1リーチ(SP1リーチ)、スペシャル2リーチ(SP2リーチ)、スペシャル3
リーチ(SP3リーチ)、プレミアリーチが設定されている。なお、期待値は、リーチな
し<ノーマルリーチ<スペシャル1リーチ<スペシャル2リーチ<スペシャル3リーチ<
プレミアリーチの順に高くなるようになっている。また、このリーチ状態は、少なくとも
特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出される場合(大当りとなる場合)における変動
表示態様に含まれるようになっている。すなわち、特図変動表示ゲームで特別結果態様が
導出されないと判定する場合(はずれとなる場合)における変動表示態様に含まれること
もある。よって、リーチ状態が発生した状態は、リーチ状態が発生しない場合に比べて大
当りとなる可能性の高い状態である。

0170

CPU111Aは、ROM111B内の遊技制御用プログラムを実行して、払出制御
置200や演出制御装置300に対する制御信号(コマンド)を生成したりソレノイドや
表示装置の駆動信号を生成して出力して遊技機10全体の制御を行う。また、図示しない
が、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの当りを判定するための大当り乱数
大当りの図柄を決定するための大当り図柄乱数、特図変動表示ゲームでの変動パターン(
各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)を決定
するための変動パターン乱数、普図変動表示ゲームの当りを判定するための当り乱数等を
生成するための乱数生成回路と、発振回路113からの発振信号原クロック信号)に基
づいてCPU111Aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数
生成回路更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えてい
る。

0171

また、CPU111Aは、特図変動表示ゲームに関する処理において、ROM111B
に記憶されている複数の変動パターンテーブルの中から、何れか一の変動パターンテーブ
ルを取得する。具体的には、CPU111Aは、特図変動表示ゲームの遊技結果(当り(
大当り又は小当り)或いははずれ)や、現在の遊技状態としての特図変動表示ゲームの確
率状態(通常確率状態或いは高確率状態)、現在の遊技状態としての普通変動入賞装置3
7の動作状態(時短動作状態普電サポート状態))、始動記憶数などに基づいて、複数
の変動パターンテーブルの中から、何れか一の変動パターンテーブルを選択して取得する
。ここで、CPU111Aは、特図変動表示ゲームを実行する場合に、ROM111Bに
記憶された複数の変動パターンテーブルのうち、何れか一の変動パターンテーブルを取得
する変動振り分け情報得手段をなす。

0172

払出制御装置200は、CPU、ROM、RAM、入力インタフェース、出力インタ
ェース等を備え、遊技制御装置100からの賞球払出指令(コマンドやデータ)に従っ
て、払出ユニットの払出モータを駆動させ、賞球を払い出させるための制御を行う。また
、払出制御装置200は、カードユニットからの貸球要求信号に基づいて払出ユニットの
払出モータを駆動させ、貸球を払い出させるための制御を行う。

0173

遊技用マイコン111の入力部120には、遊技機に対する電波の発射を検出する盤電
波センサ62、第1始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37
内の始動口2スイッチ37a、第2始動入賞口97内の始動口3スイッチ97a、普図始
動ゲート34内のゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a、特別変動入賞装置38
の大入賞口スイッチ38aに接続され、これらのスイッチから供給されるハイレベルが1
1Vでロウレベルが7Vのような負論理の信号が入力され、0V−5Vの正論理の信号に
変換するインタフェースチップ(近接I/F)121が設けられている。近接I/F12
1は、入力の範囲が7V−11Vとされることで、センサや近接スイッチのリード線が不
正にショートされたり、センサやスイッチがコネクタから外されたり、リード線が切断さ
れてフローティングになったような異常な状態を検出することができ、異常検知信号を出
力するように構成されている。

0174

近接I/F121の出力は、第2入力ポート123又は第3入力ポート124へ供給さ
れデータバス140を介して遊技用マイコン111に読み込まれる。なお、近接I/F1
21の出力のうち、始動口1スイッチ36a、始動口2スイッチ37a、始動口3スイッ
チ97a、ゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a及び大入賞口スイッチ38aの
検出信号は第2入力ポート123へ入力される。また、近接I/F121の出力のうち、
電波センサ62の検出信号及びセンサやスイッチの異常を検出した際に出力される異常
検知信号は第3入力ポート124に入力される。また、第3入力ポート124には、遊技
機10の前面枠12等に設けられた不正検出用磁気センサ61の検出信号や、遊技機1
0のガラス枠15等に設けられたガラス枠開放検出スイッチ63の検出信号、遊技機10
の前面枠(本体枠)12等に設けられた本体枠開放検出スイッチ64の検出信号も入力さ
れるようになっている。なお、振動を検出する振動センサスイッチを遊技機に設け、検出
信号が第3入力ポート124に入力されるようにしても良い。

0175

また、近接I/F121の出力のうち、第2入力ポート123への出力は、主基板10
0から中継基板70を介して図示しない試射試験装置へも供給されるようになっている。
さらに、近接I/F121の出力のうち始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37
a、始動口3スイッチ97aの検出信号は、第2入力ポート123の他、遊技用マイコン
111へ入力されるように構成されている。

0176

上記のように近接I/F121は、信号のレベル変換機能を有する。このようなレベル
変換機能を可能にするため、近接I/F121には、電源装置400から通常のICの動
作に必要な例えば5Vのような電圧の他に、12Vの電圧が供給されるようになっている

0177

第2入力ポート123が保持しているデータは、遊技用マイコン111が第2入力ポー
ト123に割り当てられているアドレスデコードすることによってイネーブル信号CE
2をアサート(有効レベルに変化)することよって、読み出すことができる。第3入力ポ
ート124や後述の第1入力ポート122も同様である。

0178

また、入力部120には、払出制御装置200からの枠電波不正信号(前面枠12に設
けられた枠電波センサが電波を検出することに基づき出力される信号)、払出ビジー信号
(払出制御装置200がコマンドを受付可能な状態か否かを示す信号)、払出異常ステー
タス信号(払出異常を示すステータス信号)、シュート球切れスイッチ信号(払出し前の
遊技球の不足を示す信号)、オーバーフロースイッチ信号(下皿23に遊技球が所定量以
上貯留されていること(満杯になったこと)を検出したときに出力される信号)、タッチ
スイッチ信号(操作部24に設けられたタッチスイッチの入力に基づく信号)を取り込ん
でデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する第1入力ポート122が設
けられている。

0179

また、入力部120には、電源装置400からの停電監視信号やリセット信号などの信
号を遊技用マイコン111等に入力するためのシュミットバッファ125が設けられてお
り、シュミットバッファ125はこれらの入力信号からノイズを除去する機能を有する。
電源装置400からの停電監視信号や、RAM初期化スイッチ112からの初期化スイッ
チ信号は、一旦第1入力ポート122に入力され、データバス140を介して遊技用マイ
コン111に取り込まれる。つまり、前述の各種スイッチからの信号と同等の信号として
扱われる。遊技用マイコン111に設けられている外部からの信号を受ける端子の数には
制約があるためである。

0180

一方、シュミットバッファ125によりノイズ除去されたリセット信号RESETは、
遊技用マイコン111に設けられているリセット端子直接入力されるとともに、出力部
130の各ポートに供給される。また、リセット信号RESETは出力部130を介さず
に直接中継基板70に出力することで、試射試験装置へ出力するために中継基板70のポ
ート(図示省略)に保持される試射試験信号オフするように構成されている。また、リ
セット信号RESETを中継基板70を介して試射試験装置へ出力可能に構成するように
してもよい。なお、リセット信号RESETは入力部120の各ポート122,123,
124には供給されない。リセット信号RESETが入る直前に遊技用マイコン111に
よって出力部130の各ポートに設定されたデータはシステムの誤動作を防止するためリ
セットする必要があるが、リセット信号RESETが入る直前に入力部120の各ポート
から遊技用マイコン111が読み込んだデータは、遊技用マイコン111のリセットによ
って廃棄されるためである。

0181

出力部130には、遊技用マイコン111から演出制御装置300への通信経路及び遊
技用マイコン111から払出制御装置200への通信経路に配されるシュミットバッファ
132が設けられている。遊技制御装置100から演出制御装置300及び払出制御装置
200へは、シリアル通信でデータが送信される。なお、演出制御装置300の側から遊
制御装置100へ信号を入力できないようにした片方向通信とされている。

0182

さらに、出力部130には、データバス140に接続され図示しない認定機関の試射試
験装置へ変動表示ゲームの特図図柄情報を知らせるデータや大当りの確率状態を示す信号
などを中継基板70を介して出力するバッファ133が実装可能に構成されている。この
バッファ133は遊技店に設置される実機(量産販売品)としてのパチンコ遊技機の遊技
制御装置(主基板)には実装されない部品である。なお、前記近接I/F121から出力
される始動口スイッチなど加工の必要のないスイッチの検出信号は、バッファ133を通
さずに中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。

0183

一方、磁気センサ61や盤電波センサ62のようにそのままでは試射試験装置へ供給で
きない検出信号は、一旦遊技用マイコン111に取り込まれて他の信号若しくは情報に加
工されて、例えば遊技機が遊技制御できない状態であることを示すエラー信号としてデー
バス140からバッファ133、中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。な
お、中継基板70には、上記バッファ133から出力された信号を取り込んで試射試験
置へ供給するポートや、バッファを介さないスイッチの検出信号の信号線中継して伝達
するコネクタなどが設けられている。中継基板70上のポートには、遊技用マイコン11
1から出力されるチップイネーブル信号CEも供給され、該信号CEにより選択制御され
たポートの信号が試射試験装置へ供給されるようになっている。

0184

また、出力部130には、データバス140に接続され特別変動入賞装置38を開成
せるソレノイド(大入賞口ソレノイド)38b及び普通変動入賞装置37の可動部材37
bを開成させるソレノイド(普電ソレノイド)37cの開閉データを出力するための第2
出力ポート134が設けられている。また、出力部130には、一括表示装置50に表示
する内容に応じてLEDのアノード端子が接続されているセグメント線オン/オフデー
タを出力するための第3出力ポート135、一括表示装置50のLEDのカソード端子
接続されているデジット線のオン/オフデータを出力するための第4出力ポート136が
設けられている。

0185

また、出力部130には、大当り情報など遊技機10に関する情報を外部情報端子板
1へ出力するための第5出力ポート137が設けられている。外部情報端子板71にはフ
ォトリレーが備えられ、例えば遊技店に設置された外部装置情報収集端末遊技場内
管理装置ホールコンピュータ)など)に接続可能であり、遊技機10に関する情報を外
部装置に供給することができるようになっている。また、第5出力ポート137からはシ
ミットバッファ132を介して払出制御装置200に発射許可信号も出力される。

0186

さらに、出力部130には、第2出力ポート134から出力される大入賞口ソレノイド
38bや普電ソレノイド37cの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号を生成し出
力する第1ドライバ(駆動回路)138a、第3出力ポート135から出力される一括
示装置50の電流供給側のセグメント線のオン/オフ駆動信号を出力する第2ドライバ1
38b、第4出力ポート136から出力される一括表示装置50の電流引き込み側のデジ
ット線のオン/オフ駆動信号を出力する第3ドライバ138c、第5出力ポート137か
ら管理装置等の外部装置へ供給する外部情報信号を外部情報端子板71へ出力する第4ド
ライバ138dが設けられている。

0187

上記第1ドライバ138aには、32Vで動作するソレノイドを駆動できるようにする
ため、電源電圧としてDC32Vが電源装置400から供給される。また、一括表示装置
50のセグメント線を駆動する第2ドライバ138bには、DC12Vが供給される。デ
ジット線を駆動する第3ドライバ138cは、表示データに応じたデジット線を電流で引
き抜くためのものであるため、電源電圧は12V又は5Vのいずれであってもよい。

0188

12Vを出力する第2ドライバ138bによりセグメント線を介してLEDのアノード
端子に電流を流し込み、接地電位を出力する第3ドライバ138cによりカソード端子よ
りセグメント線を介して電流を引き抜くことで、ダイナミック駆動方式で順次選択された
LEDに電源電圧が流れて点灯される。外部情報信号を外部情報端子板71へ出力する第
4ドライバ138dは、外部情報信号に12Vのレベルを与えるため、DC12Vが供給
される。なお、バッファ133や第2出力ポート134、第1ドライバ138a等は、遊
技制御装置100の出力部130、すなわち、主基板ではなく、中継基板70側に設ける
ようにしてもよい。

0189

さらに、出力部130には、外部の検査装置450へ各遊技機の識別コードやプログ
ムなどの情報を送信するためのフォトカプラ139が設けられている。フォトカプラ13
9は、遊技用マイコン111が検査装置450との間でシリアル通信によってデータの送
受信を行えるように双方通信可能に構成されている。なお、かかるデータの送受信は、通
常の汎用マイクロプロセッサと同様に遊技用マイコン111が有するシリアル通信端子
利用して行われるため、入力ポート122,123,124のようなポートは設けられて
いない。

0190

次に、図32を用いて、演出制御装置300の構成について説明する。
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC
)からなる主制御用マイコン(CPU)311と、主制御用マイコン311からのコマン
ドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロ
セッサとしてのVDP(Video Display Processor)312と、各種のメロディや効果音
などをスピーカ19a,19bから再生させるため音の出力を制御する音源LSI314
を備えている。

0191

上記主制御用マイコン311には、CPUが実行するプログラムや各種データを格納し
PROMプログラマブルリードオンリメモリ)からなるプログラムROM321、作
業領域を提供するRAM322、停電時に電力が供給されなくとも記憶内容保持可能な
FeRAM323、現在の日時(年月日曜日時刻など)を示す情報を生成する計時手
段をなすRTC(リアルタイムクロック)338が接続されている。なお、主制御用マイ
コン311の内部にも作業領域を提供するRAMが設けられている。また、主制御用マイ
コン311にはWDT(ウォッチドッグ・タイマ)回路324が接続されている。主制御
用マイコン311は、遊技用マイコン111からのコマンドを解析し、演出内容を決定し
てVDP312へ出力映像の内容を指示したり、音源LSI314への再生音の指示、装
飾ランプの点灯、モータやソレノイドの駆動制御、演出時間の管理などの処理を実行する

0192

VDP312には、作業領域を提供するRAM312aや、画像を拡大、縮小処理する
ためのスケーラ312bが設けられている。また、VDP312にはキャラクタ画像や映
像データが記憶された画像ROM325や、画像ROM325から読み出されたキャラ
タなどの画像データを展開したり加工したりするのに使用される超高速VRAMビデ
オRAM)326が接続されている。

0193

特に限定されるわけではないが、主制御用マイコン311とVDP312との間は、パ
ラレル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。パラレル方式でデータを
送受信することで、シリアルの場合よりも短時間にコマンドやデータを送信することがで
きる。

0194

VDP312から主制御用マイコン311へは、表示装置41の映像とガラス枠15や
遊技盤30に設けられている装飾ランプの点灯を同期させるための垂直同期信号SYN
C、データの送信タイミングを与える同期信号STSが入力される。なお、VDP312
から主制御用マイコン311へは、VRAMへの描画の終了等処理状況を知らせるため割
込み信号INT0〜n及び主制御用マイコン311からのコマンドやデータの受信待ち
状態にあることを知らせるためのウェイト信号AITなども入力される。

0195

演出制御装置300には、LVDS(小振幅信号伝送)方式で表示装置41へ送信する
映像信号を生成する信号変換回路313が設けられている。VDP312から信号変換
路313へは、映像データ、水平同期信号HSYNC及び垂直同期信号VSYNCが入力
されるようになっており、VDP312で生成された映像は、信号変換回路313を介し
て表示装置41に表示される。

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