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図面 (5)

課題

治療用酸性セラミダーゼ組成物ならびにそれを作製および使用する方法の提供。

解決手段

活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を提供する段階;不活性酸性セラミダーゼ前駆体の一部を活性酸性セラミダーゼに変換するのに有効な条件下で培地をインキュベートする段階;ならびにインキュベートした培地を、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ合物として回収する段階を含む、治療用組成物を生成する方法。酸性セラミダーゼ処置で使用される酸性セラミダーゼを、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む、酸性セラミダーゼ処置の方法。酸性スフィンゴミエリナーゼ欠くセラミダーゼの治療用組成物の調製方法

概要

背景

発明の背景
酸性セラミダーゼ(「AC」;N-アシルスフィンゴシンデアシラーゼ、I.U.B.M.B. Enzyme No. EC 3.5.1.23)は、ヒト遺伝障害ファーバー脂肪肉芽腫症(「FD」)におけるその関与のために、セラミダーゼ酵素ファミリーの最も広く研究されたメンバーである。該タンパク質は、複数の供給源から精製されており、ヒトおよびマウスcDNAおよび遺伝子が得られている(Bernardo et al., "Purification, Characterization, and Biosynthesis of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 270:11098-102 (1995)(非特許文献1); Koch et al., "Molecular Cloning and Characterization of a Full-length Complementary DNA Encoding Human Acid Ceramidase. Identification of the First Molecular Lesion Causing Farber Disease," J. Biol. Chem. 2711:33110-5 (1996)(非特許文献2); Li et al., "Cloning and Characterization of the Full-length cDNA and Genomic Sequences Encoding Murine Acid Ceramidase," Genomics 50:267-74 (1998)(非特許文献3); Li et al., "The Human Acid Ceramidase Gene (ASAH): Chromosomal Location, Mutation Analysis, and Expression," Genomics 62:223-31 (1999)(非特許文献4))。このセラミダーゼおよび他のセラミダーゼのバイオロジーにおける関心の高まりは、これらの酵素がセラミド代謝において中心的な役割を果たすという事実から生じる。

セラミドは、血清除去および多くの化学療法剤による処置を含む種々の刺激および外因子に反応して、ならびに多くのヒト疾患において産生されるシグナル伝達脂質である(Hannun, "Function of Ceramide in Coordinating Cellular Responses to Stress," Science 274:1855-9 (1996)(非特許文献5); Spiegel et al., "Signal Transduction Through Lipid Second Messengers," Curr. Opin. Cell. Biol. 8:159-67 (1996)(非特許文献6))。細胞の内部では、セラミドは、増殖および分化に影響を与えること、タンパク質分泌を調節すること、DNA断片化およびアポトーシス誘導すること、ならびにサイトカインの合成および分泌を増加させることができる。セラミドは、通常低量で存在し、これらの因子に反応して、細胞表面で急速に産生され、膜の再構築、およびアポトーシスをもたらす下流へのシグナル伝達につながる。刺激後、ACおよび/または他のセラミダーゼは次いで、セラミドを各脂肪酸およびスフィンゴシン成分に加水分解しうる(Gatt, "Enzymic Hydrolysis and Synthesis of Ceramide," J. Biol. Chem. 238:3131-3 (1963)(非特許文献7); Gatt, "Enzymatic Hydrolysis of Sphingolipids. 1. Hydrolysis and Synthesis of Ceramides by an Enzyme from Rat Brain," J. Biol. Chem. 241:3724-31 (1966)(非特許文献8); Hassler & Bell, "Ceramidase: Enzymology and Metabolic Roles," Adv. Lip. Res. 26:49-57 (1993)(非特許文献9))。セラミド分解は、細胞内スフィンゴシンの唯一の供給源である(Rotheret al., "Biosynthesis of Sphingolipids: Dihydroceramide and Not Sphinganine Is Desaturated by Cultured Cells," Biochem. Biophys. Res. Commun. 189:14-20 (1992)(非特許文献10))ことから、これらの酵素はまた、この化合物の細胞内レベルを決定する際の律速段階にもなりうる。重要なことには、スフィンゴシンの誘導体であるスフィンゴシン-1-リン酸(「S1P」)は、セラミドのアポトーシス作用を相殺することができ(Cuvillier et al., "Suppression of Ceramide-mediated Programmed Cell Death by Sphingosine-1-phosphate," Nature 381:800-3 (1996)(非特許文献11))、セラミダーゼが、細胞増殖細胞死の間の適切なバランスを維持する「加減抵抗器(rheostat)」である可能性があるという示唆につながる(Spiegel & Merrill, "Sphingolipids Metabolism and Cell Growth Regulation,"FASEB J. 10:1388-97 (1996)(非特許文献12))。

ACは、脂質セラミドのスフィンゴシン部分と脂肪酸部分とを連結させるアミド結合を加水分解する(Park and Schuchman, "Acid Ceramidase and Human Disease," Biochim. Biophys. Acta. 1758(12): 2133-2138 (2006)(非特許文献13))。セラミド、スフィンゴシン(およびそのリン酸化誘導体S1P)は生物活性脂質であり、よって、ACの活性は細胞において注意深く調節されなければならない(Young et al., "Sphingolipids: Regulators of Crosstalk Between Apoptosis and Autophagy," J. Lipid Res. 54:5-19 (2013)(非特許文献14))。AC活性を調節する1つの重要な機構は、ジスルフィド結合を介して連結されるαサブユニットおよびβサブユニットからなる活性酵素への不活性前駆体ポリペプチドの切断である(Shtraizent et al., "Autoproteolytic Cleavage and Activation of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 283:11253-11259 (2008)(非特許文献15))。チャイニーズハムスター卵巣(「CHO」)細胞で産生され、培地内に分泌された組換えACが、不活性前駆体と活性(切断された)酵素の混合物であることが以前に示されている(He et al., "Purification and Characterization of Recombinant, Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 278:32978-32986 (2003)(非特許文献16))。

本発明は、当技術分野におけるこれらの欠点および他の欠点を克服することを目指す

概要

治療用酸性セラミダーゼ組成物ならびにそれを作製および使用する方法の提供。不活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を提供する段階;不活性酸性セラミダーゼ前駆体の一部を活性酸性セラミダーゼに変換するのに有効な条件下で培地をインキュベートする段階;ならびにインキュベートした培地を、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として回収する段階を含む、治療用組成物を生成する方法。酸性セラミダーゼ処置で使用される酸性セラミダーゼを、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む、酸性セラミダーゼ処置の方法。酸性スフィンゴミエリナーゼ欠くセラミダーゼの治療用組成物の調製方法。なし

目的

本発明1001]
不活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を提供する段階;不活性酸性セラミダーゼ前駆体の一部を活性酸性セラミダーゼに変換するのに有効な条件下で該培地をインキュベートする段階;およびインキュベートした培地を、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ合物として回収する段階を含む、治療用組成物を生成する方法。

請求項2

インキュベートする段階が、該インキュベートする段階を24時間、pH4および温度4℃または37℃において、その他は一致した条件下で行うときに達成される、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の活性酸性セラミダーゼへの変換率と比較して、該変換率を低減させるのに有効な条件下で行われる、請求項1に記載の方法。

請求項3

インキュベートする段階中のセラミダーゼ混合物のpHが、4.0超かつ6.5以下である、請求項2に記載の方法。

請求項4

インキュベートする段階中のセラミダーゼ混合物の温度が、少なくとも-30℃かつ37℃未満である、請求項2に記載の方法。

請求項5

インキュベートする段階が、酸性スフィンゴミエリナーゼ活性を取り除くのに有効な条件下で培地を加熱することを含む、請求項1に記載の方法。

請求項6

培地を提供する段階が、酸性セラミダーゼをコードするDNAで形質転換した細胞を提供すること、および不活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を生成するのに有効な条件下で該形質転換した細胞を培養することを含む、請求項1に記載の方法。

請求項7

インキュベートする段階が、該インキュベートする段階を24時間、pH4および温度4℃または37℃において、その他は一致した条件下で行うときに達成される、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の活性酸性セラミダーゼへの変換率と比較して、該変換率を高めるのに有効な条件下で行われる、請求項1に記載の方法。

請求項8

不活性酸性セラミダーゼ前駆体、および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物と;薬学的に許容される担体とを含む治療用組成物。

請求項9

セラミダーゼ混合物において、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の量が活性酸性セラミダーゼの量より多い、請求項8に記載の治療用組成物。

請求項10

セラミダーゼ混合物において、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の量が活性酸性セラミダーゼの量より少ない、請求項8に記載の治療用組成物。

請求項11

セラミダーゼ混合物が、5〜95重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および95〜5重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項8に記載の治療用組成物。

請求項12

セラミダーゼ混合物が、20〜80重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および80〜20重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項11に記載の治療用組成物。

請求項13

セラミダーゼ混合物が、30〜70重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および70〜30重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項11に記載の治療用組成物。

請求項14

セラミダーゼ混合物が、40〜60重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および60〜40重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項11に記載の治療用組成物。

請求項15

セラミダーゼ混合物が、55〜95重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および45〜5重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項11に記載の治療用組成物。

請求項16

セラミダーゼ混合物が、70〜95重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および30〜5重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項11に記載の治療用組成物。

請求項17

セラミダーゼ混合物が、80〜90重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および20〜10重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、請求項11に記載の治療用組成物。

請求項18

アジュバントをさらに含む、請求項8に記載の治療用組成物。

請求項19

アジュバントが、フラゲリンフロイント完全または不完全アジュバント水酸化アルミニウムリゾレシチン、pluronicポリオールポリアニオンペプチド油乳剤ジニトロフェノール、iscomatrix、およびリポソームポリカチオンDNA粒子からなる群より選択される、請求項18に記載の治療用組成物。

請求項20

酸性セラミダーゼ処置の方法において、該処置で使用される酸性セラミダーゼを、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む、改善。

請求項21

前記セラミダーゼ混合物により軟骨細胞を生成する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項22

軟骨細胞に分化する可能性を有する細胞の集団を選択する段階、および選択した細胞の細胞集団を前記セラミダーゼ混合物で処置し、選択した集団中の1つまたは複数の細胞を軟骨細胞へと変換する段階をさらに含む、請求項21に記載の方法。

請求項23

選択した集団中の細胞が哺乳類の細胞である、請求項22に記載の方法。

請求項24

選択した細胞集団が、骨髄細胞間葉系幹細胞および/または線維芽細胞の集団を含む、請求項23に記載の方法。

請求項25

前記セラミダーゼ混合物で軟骨形成を促進する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項26

軟骨細胞への分化の必要がある幹細胞の集団を選択する段階;該幹細胞の集団を前記セラミダーゼ混合物で処置し、該幹細胞集団内の間葉系幹細胞を濃縮する段階;および濃縮した間葉系幹細胞の集団を該セラミダーゼ混合物で処置し、間葉系幹細胞の軟骨細胞への分化を促進する段階を含む、請求項25に記載の方法。

請求項27

間葉系幹細胞が哺乳類のものである、請求項26に記載の方法。

請求項28

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、関節の疾患または障害について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項29

関節の疾患または障害が、変形性関節症関節リウマチムコ多糖症変性関節疾患関節損傷、およびファーバー脂肪肉芽腫症からなる群より選択される、請求項28に記載の方法。

請求項30

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、神経変性疾患または神経変性障害について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項31

請求項32

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、心疾患または心障害について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項33

心疾患または心障害が、心臓疾患、心外傷アテローム性動脈硬化症血栓症、および心筋細胞アポトーシスからなる群より選択される、請求項32に記載の方法。

請求項34

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、糖尿病について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項35

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、嚢胞性線維症COPDおよび/または開放創を有する対象における病原体感染について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項36

病原体感染が、ウイルス感染真菌感染プリオン感染、または細菌感染である、請求項35に記載の方法。

請求項37

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、セラミド蓄積感染について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項38

前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、ファーバー病について対象を処置する段階を含む、請求項20に記載の方法。

請求項39

前記処置が、前記セラミダーゼ混合物を、経口で、吸入により、鼻腔滴下により、局所に、経皮で、非経口で、皮下に、静脈内注射動脈内注射筋肉内注射胸膜内に、腹腔内に、髄腔内に、または粘膜への適用により対象に投与することを含む、請求項20に記載の方法。

請求項40

前記投与を繰り返す段階をさらに含む、請求項39に記載の方法。

請求項41

前記処置がインビボで行われる、請求項20に記載の方法。

請求項42

前記処置がインビトロで行われる、請求項20に記載の方法。

請求項43

セラミドレベルを低減させる1つまたは複数のさらなる作用物質を投与する段階をさらに含む、請求項20に記載の方法。

技術分野

0001

本出願は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、2013年3月14日に出願した米国特許仮出願第61/784,594号の恩典を主張する。

0002

発明の分野
本発明は、治療用酸性セラミダーゼ組成物ならびにそれを作製および使用する方法に関する。

背景技術

0003

発明の背景
酸性セラミダーゼ(「AC」;N-アシルスフィンゴシンデアシラーゼ、I.U.B.M.B. Enzyme No. EC 3.5.1.23)は、ヒト遺伝障害ファーバー脂肪肉芽腫症(「FD」)におけるその関与のために、セラミダーゼ酵素ファミリーの最も広く研究されたメンバーである。該タンパク質は、複数の供給源から精製されており、ヒトおよびマウスcDNAおよび遺伝子が得られている(Bernardo et al., "Purification, Characterization, and Biosynthesis of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 270:11098-102 (1995)(非特許文献1); Koch et al., "Molecular Cloning and Characterization of a Full-length Complementary DNA Encoding Human Acid Ceramidase. Identification of the First Molecular Lesion Causing Farber Disease," J. Biol. Chem. 2711:33110-5 (1996)(非特許文献2); Li et al., "Cloning and Characterization of the Full-length cDNA and Genomic Sequences Encoding Murine Acid Ceramidase," Genomics 50:267-74 (1998)(非特許文献3); Li et al., "The Human Acid Ceramidase Gene (ASAH): Chromosomal Location, Mutation Analysis, and Expression," Genomics 62:223-31 (1999)(非特許文献4))。このセラミダーゼおよび他のセラミダーゼのバイオロジーにおける関心の高まりは、これらの酵素がセラミド代謝において中心的な役割を果たすという事実から生じる。

0004

セラミドは、血清除去および多くの化学療法剤による処置を含む種々の刺激および外因子に反応して、ならびに多くのヒト疾患において産生されるシグナル伝達脂質である(Hannun, "Function of Ceramide in Coordinating Cellular Responses to Stress," Science 274:1855-9 (1996)(非特許文献5); Spiegel et al., "Signal Transduction Through Lipid Second Messengers," Curr. Opin. Cell. Biol. 8:159-67 (1996)(非特許文献6))。細胞の内部では、セラミドは、増殖および分化に影響を与えること、タンパク質分泌を調節すること、DNA断片化およびアポトーシス誘導すること、ならびにサイトカインの合成および分泌を増加させることができる。セラミドは、通常低量で存在し、これらの因子に反応して、細胞表面で急速に産生され、膜の再構築、およびアポトーシスをもたらす下流へのシグナル伝達につながる。刺激後、ACおよび/または他のセラミダーゼは次いで、セラミドを各脂肪酸およびスフィンゴシン成分に加水分解しうる(Gatt, "Enzymic Hydrolysis and Synthesis of Ceramide," J. Biol. Chem. 238:3131-3 (1963)(非特許文献7); Gatt, "Enzymatic Hydrolysis of Sphingolipids. 1. Hydrolysis and Synthesis of Ceramides by an Enzyme from Rat Brain," J. Biol. Chem. 241:3724-31 (1966)(非特許文献8); Hassler & Bell, "Ceramidase: Enzymology and Metabolic Roles," Adv. Lip. Res. 26:49-57 (1993)(非特許文献9))。セラミド分解は、細胞内スフィンゴシンの唯一の供給源である(Rotheret al., "Biosynthesis of Sphingolipids: Dihydroceramide and Not Sphinganine Is Desaturated by Cultured Cells," Biochem. Biophys. Res. Commun. 189:14-20 (1992)(非特許文献10))ことから、これらの酵素はまた、この化合物の細胞内レベルを決定する際の律速段階にもなりうる。重要なことには、スフィンゴシンの誘導体であるスフィンゴシン-1-リン酸(「S1P」)は、セラミドのアポトーシス作用を相殺することができ(Cuvillier et al., "Suppression of Ceramide-mediated Programmed Cell Death by Sphingosine-1-phosphate," Nature 381:800-3 (1996)(非特許文献11))、セラミダーゼが、細胞増殖細胞死の間の適切なバランスを維持する「加減抵抗器(rheostat)」である可能性があるという示唆につながる(Spiegel & Merrill, "Sphingolipids Metabolism and Cell Growth Regulation,"FASEB J. 10:1388-97 (1996)(非特許文献12))。

0005

ACは、脂質セラミドのスフィンゴシン部分と脂肪酸部分とを連結させるアミド結合を加水分解する(Park and Schuchman, "Acid Ceramidase and Human Disease," Biochim. Biophys. Acta. 1758(12): 2133-2138 (2006)(非特許文献13))。セラミド、スフィンゴシン(およびそのリン酸化誘導体S1P)は生物活性脂質であり、よって、ACの活性は細胞において注意深く調節されなければならない(Young et al., "Sphingolipids: Regulators of Crosstalk Between Apoptosis and Autophagy," J. Lipid Res. 54:5-19 (2013)(非特許文献14))。AC活性を調節する1つの重要な機構は、ジスルフィド結合を介して連結されるαサブユニットおよびβサブユニットからなる活性酵素への不活性前駆体ポリペプチドの切断である(Shtraizent et al., "Autoproteolytic Cleavage and Activation of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 283:11253-11259 (2008)(非特許文献15))。チャイニーズハムスター卵巣(「CHO」)細胞で産生され、培地内に分泌された組換えACが、不活性前駆体と活性(切断された)酵素の混合物であることが以前に示されている(He et al., "Purification and Characterization of Recombinant, Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 278:32978-32986 (2003)(非特許文献16))。

0006

本発明は、当技術分野におけるこれらの欠点および他の欠点を克服することを目指す

先行技術

0007

Bernardo et al., "Purification, Characterization, and Biosynthesis of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 270:11098-102 (1995)
Koch et al., "Molecular Cloning and Characterization of a Full-length Complementary DNA Encoding Human Acid Ceramidase. Identification of the First Molecular Lesion Causing Farber Disease," J. Biol. Chem. 2711:33110-5 (1996)
Li et al., "Cloning and Characterization of the Full-lengthcDNAand Genomic Sequences Encoding Murine Acid Ceramidase," Genomics 50:267-74 (1998)
Li et al., "The Human Acid Ceramidase Gene (ASAH): Chromosomal Location, Mutation Analysis, and Expression," Genomics 62:223-31 (1999)
Hannun, "Function of Ceramide in Coordinating Cellular Responses to Stress," Science 274:1855-9 (1996)
Spiegel et al., "Signal Transduction Through Lipid Second Messengers," Curr. Opin. Cell. Biol. 8:159-67 (1996)
Gatt, "Enzymic Hydrolysis and Synthesis of Ceramide," J. Biol. Chem. 238:3131-3 (1963)
Gatt, "Enzymatic Hydrolysis of Sphingolipids. 1. Hydrolysis and Synthesis of Ceramides by an Enzyme from Rat Brain," J. Biol. Chem. 241:3724-31 (1966)
Hassler & Bell, "Ceramidase: Enzymology and Metabolic Roles," Adv. Lip. Res. 26:49-57 (1993)
Rotheret al., "Biosynthesis of Sphingolipids: Dihydroceramide and Not Sphinganine Is Desaturated by Cultured Cells," Biochem. Biophys. Res. Commun. 189:14-20 (1992)
Cuvillier et al., "Suppression of Ceramide-mediated Programmed Cell Death by Sphingosine-1-phosphate," Nature 381:800-3 (1996)
Spiegel & Merrill, "Sphingolipids Metabolism and Cell Growth Regulation,"FASEB J. 10:1388-97 (1996)
Park and Schuchman, "Acid Ceramidase and Human Disease," Biochim. Biophys. Acta. 1758(12): 2133-2138 (2006)
Young et al., "Sphingolipids: Regulators of Crosstalk Between Apoptosis and Autophagy," J. Lipid Res. 54:5-19 (2013)
Shtraizent et al., "Autoproteolytic Cleavage and Activation of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 283:11253-11259 (2008)
He et al., "Purification and Characterization of Recombinant, Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 278:32978-32986 (2003)

0008

本発明の第1の局面は、セラミダーゼ混合物および薬学的に許容される担体を含む治療用組成物に関する。セラミダーゼ混合物には、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼが含まれる。

0009

本発明の第2の局面は、酸性セラミダーゼ処置で使用される酸性セラミダーゼを、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む、酸性セラミダーゼ処置の方法に関する。

0010

本発明の第3の局面は、治療用組成物を生成する方法に関する。前記方法は、不活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を提供する段階、および不活性酸性セラミダーゼ前駆体の一部を活性酸性セラミダーゼに変換するのに有効な条件下で培地をインキュベートする段階を含む。インキュベートした培地は、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として回収される。

0011

本発明は、組換えAC(rAC)の最適な組成物を記載する。本発明はさらに、予想に反して、完全に活性型の酵素は細胞生存を促進するための最良の形態ではないという新規な知見を記載する。むしろ、プロセシングを受けた活性ACに対してより多量の不活性酸性セラミダーゼ(AC)前駆体を含む精製rAC調製物は、細胞生存の促進および/または細胞表現型の改善において、より有効である。前駆体と活性酵素とを異なる比率で含有する2種類の組換えAC調製物を得た。次いで、それらを用いて、培養中の卵母細胞の生存に対する作用を評価した。予想に反して、より高い比率の不活性前駆体を含有する調製物が、細胞生存に対してより優れた作用を有した。これは、完全に活性な酵素は細胞および細胞培養培地中でより短い半減期を有するという事実によるものであると仮定される。同じ2種類の調製物を、培養した初代軟骨細胞を用いて試験した。卵母細胞と同様に、活性型がより少ない組換えAC調製物が、軟骨形成マーカーであるコラーゲン2の発現に対してより優れた作用を有した。

0012

rACは、セラミド関連細胞死を遅らせるためおよび/または細胞移植で用いられる細胞の表現型を改善するために、いくつかの細胞系および動物モデルにおいて実験的に用いられている。それはまた、複数の疾患モデルでも研究されている。本発明は、多数の潜在的な実用的意義(例えば、体外受精軟骨修復、および嚢胞性線維症の処置)を有する、これらの目的で用いるのに最適なrAC調製物を記載する。

0013

本発明の別の派生物において、組換えACの精製のための新たな方法が開発された。この方法では、酸性スフィンゴミエリナーゼおよび他の混入タンパク質を組換えAC調製物から取り除くために、熱不活性化を用いた。以前の研究によって、関連脂質加水分解酵素である酸性スフィンゴミエリナーゼが、ACに強固に結合し、ACと共に共精製されることが示されている(Bernardo et al., "Purification, Characterization, and Biosynthesis of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 270:11098-11102 (1995)、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)。今回、多くのタンパク質とは異なり、AC活性は60℃に加熱したときに十分安定であることが見いだされている。よって、カラムクロマトグラフィ後に、酸性スフィンゴミエリナーゼ活性を組換えAC調製物から取り除くために、熱不活性化を用いることができる。

0014

全体として、(i)前駆体と活性ACの最適な比率を維持する重要性、および(ii)酸性スフィンゴミエリナーゼ活性および他の混入タンパク質を調製物から取り除くための熱不活性化の使用に関する、これら2つの新たな知見が、組換えACの組成物に関する独特かつ重要な観察を構成する。
[本発明1001]
不活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を提供する段階;
不活性酸性セラミダーゼ前駆体の一部を活性酸性セラミダーゼに変換するのに有効な条件下で該培地をインキュベートする段階;および
インキュベートした培地を、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として回収する段階
を含む、治療用組成物を生成する方法。
[本発明1002]
インキュベートする段階が、該インキュベートする段階を24時間、pH4および温度4℃または37℃において、その他は一致した条件下で行うときに達成される、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の活性酸性セラミダーゼへの変換率と比較して、該変換率を低減させるのに有効な条件下で行われる、本発明1001の方法。
[本発明1003]
インキュベートする段階中のセラミダーゼ混合物のpHが、4.0超かつ6.5以下である、本発明1002の方法。
[本発明1004]
インキュベートする段階中のセラミダーゼ混合物の温度が、少なくとも-30℃かつ37℃未満である、本発明1002の方法。
[本発明1005]
インキュベートする段階が、酸性スフィンゴミエリナーゼ活性を取り除くのに有効な条件下で培地を加熱することを含む、本発明1001の方法。
[本発明1006]
培地を提供する段階が、
酸性セラミダーゼをコードするDNAで形質転換した細胞を提供すること、および
不活性酸性セラミダーゼ前駆体を含有する培地を生成するのに有効な条件下で該形質転換した細胞を培養すること
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1007]
インキュベートする段階が、該インキュベートする段階を24時間、pH4および温度4℃または37℃において、その他は一致した条件下で行うときに達成される、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の活性酸性セラミダーゼへの変換率と比較して、該変換率を高めるのに有効な条件下で行われる、本発明1001の方法。
[本発明1008]
不活性酸性セラミダーゼ前駆体、および
活性酸性セラミダーゼ
を含むセラミダーゼ混合物と;
薬学的に許容される担体と
を含む治療用組成物。
[本発明1009]
セラミダーゼ混合物において、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の量が活性酸性セラミダーゼの量より多い、本発明1008の治療用組成物。
[本発明1010]
セラミダーゼ混合物において、不活性酸性セラミダーゼ前駆体の量が活性酸性セラミダーゼの量より少ない、本発明1008の治療用組成物。
[本発明1011]
セラミダーゼ混合物が、5〜95重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および95〜5重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1008の治療用組成物。
[本発明1012]
セラミダーゼ混合物が、20〜80重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および80〜20重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1011の治療用組成物。
[本発明1013]
セラミダーゼ混合物が、30〜70重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および70〜30重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1011の治療用組成物。
[本発明1014]
セラミダーゼ混合物が、40〜60重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および60〜40重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1011の治療用組成物。
[本発明1015]
セラミダーゼ混合物が、55〜95重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および45〜5重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1011の治療用組成物。
[本発明1016]
セラミダーゼ混合物が、70〜95重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および30〜5重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1011の治療用組成物。
[本発明1017]
セラミダーゼ混合物が、80〜90重量%の不活性酸性セラミダーゼ前駆体および20〜10重量%の活性酸性セラミダーゼを含む、本発明1011の治療用組成物。
[本発明1018]
アジュバントをさらに含む、本発明1008の治療用組成物。
[本発明1019]
アジュバントが、フラゲリンフロイント完全または不完全アジュバント水酸化アルミニウムリゾレシチン、pluronicポリオールポリアニオンペプチド油乳剤ジニトロフェノール、iscomatrix、およびリポソームポリカチオンDNA粒子からなる群より選択される、本発明1018の治療用組成物。
[本発明1020]
酸性セラミダーゼ処置の方法において、該処置で使用される酸性セラミダーゼを、不活性酸性セラミダーゼ前駆体および活性酸性セラミダーゼを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む、改善。
[本発明1021]
前記セラミダーゼ混合物により軟骨細胞を生成する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1022]
軟骨細胞に分化する可能性を有する細胞の集団を選択する段階、および
選択した細胞の細胞集団を前記セラミダーゼ混合物で処置し、選択した集団中の1つまたは複数の細胞を軟骨細胞へと変換する段階
をさらに含む、本発明1021の方法。
[本発明1023]
選択した集団中の細胞が哺乳類の細胞である、本発明1022の方法。
[本発明1024]
選択した細胞集団が、骨髄細胞間葉系幹細胞および/または線維芽細胞の集団を含む、本発明1023の方法。
[本発明1025]
前記セラミダーゼ混合物で軟骨形成を促進する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1026]
軟骨細胞への分化の必要がある幹細胞の集団を選択する段階;
該幹細胞の集団を前記セラミダーゼ混合物で処置し、該幹細胞集団内の間葉系幹細胞を濃縮する段階;および
濃縮した間葉系幹細胞の集団を該セラミダーゼ混合物で処置し、間葉系幹細胞の軟骨細胞への分化を促進する段階
を含む、本発明1025の方法。
[本発明1027]
間葉系幹細胞が哺乳類のものである、本発明1026の方法。
[本発明1028]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、関節の疾患または障害について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1029]
関節の疾患または障害が、変形性関節症関節リウマチムコ多糖症変性関節疾患関節損傷、およびファーバー脂肪肉芽腫症からなる群より選択される、本発明1028の方法。
[本発明1030]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、神経変性疾患または神経変性障害について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1031]
神経変性疾患または神経変性障害が、アルツハイマー病前頭側頭認知症レビー小体型認知症プリオン病パーキンソン病ハンチントン病進行性核上性麻痺大脳皮質基底核変性症多系統萎縮症筋萎縮性側索硬化症封入体筋炎変性ミオパチー脊髄小脳萎縮症代謝性ニューロパチー糖尿病性ニューロパチー内分泌性ニューロパチー、起立性低血圧症脳損傷脊髄損傷、脳卒中、および脊髄性筋萎縮症などの運動ニューロン疾患からなる群より選択される、本発明1030の方法。
[本発明1032]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、心疾患または心障害について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1033]
心疾患または心障害が、心臓疾患、心外傷アテローム性動脈硬化症血栓症、および心筋細胞アポトーシスからなる群より選択される、本発明1032の方法。
[本発明1034]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、糖尿病について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1035]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、嚢胞性線維症、COPDおよび/または開放創を有する対象における病原体感染について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1036]
病原体感染が、ウイルス感染真菌感染プリオン感染、または細菌感染である、本発明1035の方法。
[本発明1037]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、セラミド蓄積感染について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1038]
前記セラミダーゼ混合物を対象に投与し、ファーバー病について対象を処置する段階を含む、本発明1020の方法。
[本発明1039]
前記処置が、前記セラミダーゼ混合物を、経口で、吸入により、鼻腔滴下により、局所に、経皮で、非経口で、皮下に、静脈内注射動脈内注射筋肉内注射胸膜内に、腹腔内に、髄腔内に、または粘膜への適用により対象に投与することを含む、本発明1020の方法。
[本発明1040]
前記投与を繰り返す段階をさらに含む、本発明1039の方法。
[本発明1041]
前記処置がインビボで行われる、本発明1020の方法。
[本発明1042]
前記処置がインビトロで行われる、本発明1020の方法。
[本発明1043]
セラミドレベルを低減させる1つまたは複数のさらなる作用物質を投与する段階をさらに含む、本発明1020の方法。

図面の簡単な説明

0015

活性セラミダーゼがより少ないrAC調製物は、活性セラミダーゼがより多い調製物より優れていることを示す。図1Aは、2種類の異なるバイオリアクター泳動物(ロット6およびロット7)における不活性前駆体rACに対する活性(α/β)rACの相対量を示すウエスタンブロット解析である。図1Bは、ロット6およびロット7の正常なマウス胚形成能を示す結果を要約する。図1Cは、培養ラット軟骨細胞を用いた試験後のロット6およびロット7の結果を示す。2週間の時点で、ウエスタンブロッティングを用いて、コラーゲン2発現の量を分析した。
ロット7のAC活性および酸性スフィンゴミエリナーゼ活性の時間-反応曲線を図示する。酸性スフィンゴミエリナーゼ活性は、AC活性に影響を与えることなく取り除かれた。
インキュベーション時間(日)に対する酸性セラミダーゼ活性(nmol/m1/時)のプロットである。
不活性酸性セラミダーゼの活性酸性セラミダーゼへの変換を示すウエスタンブロットである。
不活性酸性セラミダーゼの活性酸性セラミダーゼへの変換を示すウエスタンブロットである。

0016

発明の詳細な説明
本発明の第1の局面は、セラミダーゼ混合物および薬学的に許容される担体を含む治療用組成物に関する。セラミダーゼ混合物には、不活性AC前駆体および活性ACが含まれる。

0017

セラミダーゼは、セラミドのアミド結合を加水分解し、遊離脂肪酸およびスフィンゴイド塩基を生じさせる(Nikolova-Karakashian et al., "Ceramidases," MethodsEnzymol. 311:194-201 (2000); Hassler et al., "Ceramidases: Enzymology and Metabolic Roles," Adv. Lipid Res. 26:49-57 (1993)、これらはその全体が参照により本明細書に組み入れられる)。これまでに記載されたセラミダーゼは3種類である(Nikolova-Karakashian et al., "Ceramidases," Methods Enzymol. 311:194-201 (2000)、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)。これらは、その酵素活性最適pHによって、酸性セラミダーゼ、中性セラミダーゼおよびアルカリ性セラミダーゼ分類される。

0018

ACは、pH<5で最適酵素活性を有する。ヒトACは、クローニングされた最初のセラミダーゼであった(Koch et al., "Molecular Cloning and Characterization of a Full-Length Complementary DNA Encoding Human Acid Ceramidase. Identification Of the First Molecular Lesion Causing Farber Disease," J. Biol. Chem. 271:33110-33115 (1996)、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)。それは、リソソーム内に局在し、セラミドの異化反応を主に担う。遺伝子異常を原因とするこの酵素の機能障害は、脂肪肉芽腫症またはファーバー病と呼ばれるスフィンゴリピドーシス疾患につながる(Koch et al., "Molecular Cloning and Characterization of a Full-Length Complementary DNA Encoding Human Acid Ceramidase. Identification Of the First Molecular Lesion Causing Farber Disease," J. Biol. Chem. 271:33110-33115 (1996), Young et al., "Sphingolipids: Regulators of Crosstalk Between Apoptosis and Autophagy," J. Lipid. Res. 54:5-19 (2013)、これらはその全体が参照により本明細書に組み入れられる)。

0019

本発明のこの局面および全ての局面のセラミダーゼ混合物での使用に適した不活性AC前駆体および活性ACは、処置される組織、細胞および/または対象に対して同種(すなわち、同じ種に由来する)または異種(すなわち、異なる種に由来する)であることができる。セラミダーゼ(例えば、AC)前駆体タンパク質は、自己タンパク質分解性の切断を受けて活性型(αサブユニットおよびβサブユニットから構成される)になる。ヒトACの切断および活性化の機構は、その全体が参照により本明細書に組み入れられるShtraizent et al., "Autoproteolytic Cleavage and Activation of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 283(17):11253-11259 (2008) において報告される。これは、細胞内環境により促進され、種間で高度に保存されているセラミダーゼ前駆体タンパク質の切断部位の配列に基づき、全てではないが、大部分の細胞型で生じることが予想される。よって、本明細書で用いられるセラミダーゼには、活性セラミダーゼおよびセラミダーゼ前駆体タンパク質の両方が含まれ、ここで、セラミダーゼ前駆体タンパク質は、自己タンパク質分解性の切断を介して活性セラミダーゼタンパク質へと変換される。前駆体タンパク質が関心対象の細胞により取り込まれ、それにより活性セラミダーゼへと変換される態様、および前駆体タンパク質が(例えば、培養培地中に存在する)異なる細胞または作用物質により活性セラミダーゼへと変換される態様は、どちらも企図される。

0020

AC(N-アシルスフィンゴシンデアシラーゼ、I.U.B.M.B. Enzyme No. EC 3.5.1.23)タンパク質は複数の供給源から精製されており、ヒトおよびマウスのcDNAおよび遺伝子が得られている。その全ての全体が参照により本明細書に組み入れられる、Bernardo et al., "Purification, Characterization, and Biosynthesis of Human Acid Ceramidase," J. Biol. Chem. 270:11098-102 (1995); Koch et al., "Molecular Cloning and Characterization of a Full-length Complementary DNA Encoding Human Acid Ceramidase. Identification of the First Molecular Lesion Causing Farber Disease," J. Biol. Chem. 2711:33110-5 (1996); Li et al., "Cloning and Characterization of the Full-length cDNA and Genomic Sequences Encoding Murine Acid Ceramidase," Genomics 50:267-74 (1998); Li et al., "The Human Acid Ceramidase Gene (ASAH): Chromosomal Location, Mutation Analysis, and Expression," Genomics 62:223-31 (1999)を参照。それは、Asah1遺伝子(NCBI UniGene GeneID No. 427、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)の産物である、AC前駆体タンパク質の切断を介して産生される(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Ferlinz et al., "Human Acid Ceramidase: Processing, Glycosylation, and Lysosomal Targeting," J. Biol. Chem. 276(38):35352-60 (2001)を参照)。ACタンパク質ホモサピエンス](アクセッション番号AAC50907)を以下のSEQID NO: 1に示す。

ACαサブユニットは、位置22のアミノ酸から始まり、位置142まで続き(SEQ ID NO: 1に太字で示す)、一方、ACのβサブユニットは、位置143のアミノ酸から始まり、位置395まで続く(SEQ ID NO: 1に斜体で示す)。

0021

本発明のこの局面および全ての局面で用いることができる活性ACおよび不活性AC前駆体タンパク質には、これらに限定されないが、以下の表1に記載されたものが含まれる。

0022

(表1)代表的な酸性セラミダーゼファミリーメンバー

0023

いくつかの態様において、治療用組成物のセラミダーゼ混合物は、活性ACより多い量の不活性AC前駆体を含有しうる。あるいは、いくつかの例において、治療用組成物のセラミダーゼ混合物は、活性ACより少ない量の不活性AC前駆体を含有しうる。

0024

いくつかの態様において、混合物における活性ACと比較した不活性AC前駆体の有効量は、約5〜95重量%の不活性AC前駆体および95〜5重量%の活性AC;20〜80重量%の不活性AC前駆体および80〜20重量%の活性AC;30〜70重量%の不活性AC前駆体および70〜30重量%の活性AC;40〜60重量%の不活性AC前駆体および60〜40重量%の活性AC;55〜95重量%の不活性AC前駆体および45〜5重量%の活性AC;70〜95重量%の不活性AC前駆体および30〜5重量%の活性ACの範囲であり、あるいは、80〜90重量%の不活性AC前駆体および20〜10重量%の活性ACでありうる。混合物のうち、有効量の不活性AC前駆体は90重量%であり、活性セラミダーゼは10重量%である。代替の態様は、セラミダーゼ混合物中に80重量%の不活性セラミダーゼ前駆体および20重量%の活性ACを含みうる。なおさらなる態様において、セラミダーゼ混合物は、60重量%の不活性セラミダーゼ前駆体および40重量%の活性セラミダーゼを含有しうる。

0025

治療用組成物はまた、薬学的に許容されるアジュバント、賦形剤および/または安定剤を含んでもよく、また治療用組成物は、錠剤カプセル粉体溶液懸濁剤または乳剤などの、固体または液体の形態であることができる。適切なアジュバントには、これらに限定されないが、フラゲリン、フロイント完全または不完全アジュバント、水酸化アルミニウム、リゾレシチン、pluronicポリオール、ポリアニオン、ペプチド、油乳剤、ジニトロフェノール、iscomatrix、およびリポソームポリカチオンDNA粒子が含まれる。

0026

本発明の第2の局面は、AC処置において用いられるACを、不活性AC前駆体および活性ACを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む、AC処置の方法に関する。

0027

本発明のこの局面による処置は、当業者に明らかである方法を用いて行われる。ヒト疾患の文脈におけるACの議論については、その両方の全体が参照により本明細書に組み入れられる、Park et al., "Acid Ceramidase and Human Disease," Biochim. Phiophys. Act. 1758:2133-2138 (2006)およびZeidan et al., "Molecular Targeting of Acid Ceramidase: Implications to Cancer Therapy," Curr. Drug Targets 9(8):653-661 (2008)を参照。

0028

いくつかの態様において、処置は、セラミダーゼタンパク質を細胞内に導入することにより行われる。タンパク質またはポリペプチド作用物質(例えば、活性セラミダーゼ、不活性セラミダーゼ前駆体タンパク質)の送達のための手段は、複合タンパク質または複合ポリペプチド酵素的分解を避けるように安定化されたポリマーへの所望のタンパク質またはポリペプチドの結合を含む。この種類の複合タンパク質または複合ペプチドは、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Ekwuribeへの米国特許第5,681,811号に記載されている。

0029

タンパク質またはポリペプチド作用物質の送達のためのさらに別の手段は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Heartlein et al.への米国特許第5,817,789号によるキメラタンパク質の調製を含む。キメラタンパク質は、リガンドドメインおよびポリペプチド作用物質(例えば、rAC、活性AC、他のセラミダーゼ、不活性AC前駆体タンパク質、他のセラミダーゼ前駆体タンパク質)を含むことができる。リガンドドメインは、標的細胞上に位置する受容体に特異的である。よって、キメラタンパク質が細胞に送達されるとき、キメラタンパク質は標的細胞に吸着し、標的細胞はキメラタンパク質を内部移行する。

0030

本局面のさらなる態様は、ある特定の疾患または障害のための処置の方法に関する。これらの方法は、処置で用いられるACを、不活性セラミダーゼ前駆体および活性ACを含むセラミダーゼ混合物として製剤化する段階を含む。

0031

1つの態様において、疾患または障害は関節の疾患または障害であり、本発明の方法によるセラミダーゼ混合物は、関節の疾患または障害について対象を処置するために対象に投与される。関節の疾患または障害の代表的な種類には、これらに限定されないが、変形性関節症、関節リウマチ、ムコ多糖症、変性関節疾患、関節損傷、およびファーバー脂肪肉芽腫症が含まれる。

0032

別の態様において、疾患または障害は、神経変性疾患または神経変性障害であり、本発明の方法によるセラミダーゼ混合物は、神経変性疾患または神経変性障害について対象を処置するために対象に投与される。神経変性疾患または神経変性障害の代表的な種類には、これらに限定されないが、アルツハイマー病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症、プリオン病、パーキンソン病、ハンチントン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、封入体筋炎、変性ミオパチー、脊髄小脳萎縮症、代謝性ニューロパチー、糖尿病性ニューロパチー、内分泌性ニューロパチー、起立性低血圧症、脳損傷、脊髄損傷、脳卒中、および脊髄性筋萎縮症などの運動ニューロン疾患が含まれる。

0033

別の態様において、疾患または障害は心疾患または心障害であり、本発明の方法によるセラミダーゼ混合物は、心疾患または心障害について対象を処置するために対象に投与される。心疾患または心障害の代表的な種類には、これらに限定されないが、心臓疾患、心外傷、アテローム性動脈硬化症、血栓症、心筋細胞アポトーシス、心臓肥大心筋梗塞僧帽弁逆流症、大動脈弁逆流症、中隔欠損症、および頻脈徐脈症候群が含まれる。

0034

別の態様において、疾患または障害は糖尿病であり、本発明の方法によるセラミダーゼ混合物は、糖尿病について対象を処置するために対象に投与される。

0035

別の態様において、疾患または障害は、嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、および/または開放創を有する患者における病原体感染であり、本発明の方法によるセラミダーゼ混合物は、病原体感染について対象を処置するために対象に投与される。病原体感染の代表的な種類は、これらに限定されないが、ウイルス性真菌性、プリオン性、および細菌性のものが含まれる。

0036

嚢胞性線維症、COPD、および/または開放創を患っている対象は、例えば、細菌性、ウイルス性、真菌性、原虫および/またはプリオン性の病原体感染などの急性および/または慢性の病原体感染に罹患する高い感受性を有しうる。細菌性病原体は、これらに限定されないが、炭疽菌(Bacillus anthracis)、百日咳菌(Bordetella pertussis)、ライム病ボレリア(Borrelia burgdorferi)、カンピロバクタージェジュニ(Campylobacter jejuni)、クラジミア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)、ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)、破傷風菌(Clostridium tetani)、コリネバクテリウムジフテリエ(Corynebacterium dipththeriae)、大腸菌(Escherichia coli)、腸管出血性大腸菌毒素原生大腸菌、ヘモフィルスインフルエンザ(Haemophilus influenzae)B型および分類不能型、ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)、レジオネラニューモフィラ(Legionella pneumophila)、リステリアモノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)、マイコバクテリウム種(Mycobacterium spp.)、ライ菌(Mycobacterium leprae)、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)、肺炎球菌種(Pneumococcus spp.)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、リケッチア(Rickettsia)、サルモネラ種(Salmonella spp.)、赤痢菌種(Shigella spp.)、スタフィロコッカス種(Staphylococcus spp.)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、ストレプトコッカス種(Streptococcus spp.)、肺炎連鎖球菌(Streptococcus pneumoniae)、化膿性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)、ストレプトコッカスB(Streptococcus B)、A群β溶血性連鎖球菌(Group A beta hemolytic Streptococcus)、ミュータンス菌(Streptococcus mutans)、梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)、コレラ菌(Vibrio cholerae)、およびペスト菌(Yersinia pestis)が含まれる。いくつかの態様において、病原体感染はシュードモナス感染である。

0037

ウイルス病原体には、これらに限定されないが、RNAウイルスDNAウイルスアデノウイルス科(adenovirdiae)(例えば、マストアデノウイルス属(mastadenovirus)およびアビアデノウイルス属(aviadeno virus))、ヘルペスウイルス科(herpesviridae)(例えば、単純ヘルペスウイルス1型、単純ヘルペスウイルス2型、単純ヘルペスウイルス5型、および単純ヘルペスウイルス6型)、レビウイルス科(leviviridae)(例えば、レビウイルス属(levivirus)、腸内細菌ファージMS2(enterobacteria phage MS2)、アロレビウイルス属(allolevirus))、ポックスウイルス科(poxyiridae)(例えば、コードポックスウイルス亜科(chordopoxyirinae)、パラポックスウイルス属(parapoxvirus)、アビポックスウイルス属(avipoxvirus)、カプリポックスウイルス属(capripoxvirus)、レポリポックスウイルス属(leporipoxvirus)、スイポックスウイルス属(suipoxvirus)、モルシポックスウイルス属(molluscipox virus)、およびエントモポックスウイルス亜科(entomopoxyirinae))、パポバウイルス科(papovaviridae)(例えば、ポリオーマウイルス属(polyomavirus)、およびパピローマウイルス属(papillomavirus))、パラミクソウイルス科(paramyxoviridae)(例えば、パラミクソウイルス属(paramyxovirus)、パラインフルエンザウイルス(parainfluenza virus)1型、麻疹ウイルス(measles virus)などのモルビリウイルス属(mobillivirus)、ルブラウイルス属(rubulavirus)(ムンプスウイルス(mumps virus)など))、ニューモノウイルス科(pneumonoviridae)(例えば、ニューモウイルス属(pneumovirus)、ヒト呼吸器多核体ウイルス)、メタニューモウイルス属(metapneumovirus)(例えば、トリニューモウイルス(avian pneumovirus)およびヒトメタニューモウイルス(human metapneumo virus))、ピコルナウイルス科(picornaviridae)(例えば、エンテロウイルス属(enterovirus)、ライノウイルス属(rhinovirus)、ヒトA型肝炎ウイルスなどのヘパトウイルス属(hepatovirus)、カルジオウイルス属(cardiovirus)、およびアフトウイルス属(apthovirus))、レオウイルス科(reoviridae)(例えば、オルトレオウイルス属(orthoreo virus)、オルビウイルス属(orbivirus)、ロタウイルス属(rotavirus)、サイポウイルス属(cypo virus)、フィジウイルス属(fijivirus)、ファイトレオウイルス属(phytoreo virus)、およびオリザウイルス属(oryzavirus))、レトロウイルス科(retroviridae)(例えば、哺乳類B型レトロウイルス、哺乳類C型レトロウイルス、トリC型レトロウイルス、D型レトロウイルス群BLV-HTLVレトロウイルス、レンチウイルス属(lentivirus)(ヒト免疫不全ウイルス1型およびヒト免疫不全ウイルス2型など);およびスプマウイルス属(spuma virus))、フラビウイルス科(flaviviridae)(例えば、C型肝炎ウイルス)、ヘパドナウイルス科(hepadnaviridae)(例えば、B型肝炎ウイルス)、トガウイルス科(togaviridae)(例えば、アルファウイルス属(alphavirus)−シンドビスウイルス(sindbis virus)など、および風疹ウイルス(rubella virus)などのルビウイルス属(rubivirus))、ラブドウイルス科(rhabdoviridae)(例えば、ベシクロウイルス属(vesiculovirus)、リッサウイルス属(lyssavirus)、エフェメロウイルス属(ephemera virus)、サイトラブドウイルス属(cytorhabdovirus)、およびネクレオラブドウイルス属(necleorhabdovirus))、アレナウイルス科(arenaviridae)(例えば、アレナウイルス属(arenavirus)、リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス、Ippyウイルス、およびラッサ熱ウイルス(lassa virus))、ならびにコロナウイルス科(coronaviridae)(例えば、コロナウイルス属(coronavirus)およびトロウイルス属(torovirus))、サイトメガロウイルス(単核球症)、デングウイルス(Dengue virus)(デング熱ショック症候群)、エプスタイン・バーウイルス(単核球症、バーキット白血病)、ヒトT細胞リンパ球向性ウイルス1型(T細胞白血病)、A型、B型およびC型インフルエンザ(呼吸器疾患)、日本脳炎ウイルス(Japanese encephalitis virus)(肺炎脳症)、ポリオウイルス(Poliovirus)(麻痺)、ライノウイルス(Rhinovirus)(感冒)、風疹ウイルス(Rubella virus)(胎児奇形)、ワクシニアウイルス(Vaccinia virus)(全身感染)、黄熱病ウイルス(Yellow fever virus)(黄疸腎不全、および肝不全)、ならびに水痘帯状疱疹ウイルス(Varicella zoster virus)(水痘)が含まれる。

0038

病原菌には、これらに限定されないが、アスペルギルス属(Aspergillus)(例えば、アスペルギルスフミガーツス(Aspergillus fumigates))、ブラストミセス属(Blastomyces)、カンジダ属(Candida)(例えば、カンジダアルビカンス(Candida albicans))、コクシジオイデス属(Coccidiodes)、クリプトコッカス属(Cryptococcus)、ヒストプラズマ属(Histoplasma)、ヒゲカビ属(Phycomyces)、体部白癬(Tinea corporis)、爪白癬(Tinea unguis)、スポトリックス・シェンキィ(Sporothrix schenckii)、およびニューモシスティスカリニ(Pneumocystis carinii)が含まれる。病原性原虫には、これらに限定されないが、トリパノソーマ種(Trypanosome spp.)、リーシュマニア種(Leishmania spp.)、プラスモジウム種(Plasmodium spp.)、エントアメーバ種(Entamoeba spp.)、およびランブル鞭毛虫(Giardia lamblia)などのジアルジア種(Giardia spp.)が含まれる。

0039

本明細書に記載される「開放創」は、上皮層、すなわち皮膚が引き裂かれている、切断されている、および/または穴が開けられている損傷の種類を指す。いくつかの態様において、開放創は、皮膚の真皮傷害を与え、それと同時に感染する機会を増大させる、鋭い損傷を指す。「開放創」という用語は熱傷包含する。

0040

別の態様において、疾患または障害はセラミド蓄積により引き起こされる感染であり、本発明の方法によるセラミダーゼ混合物は、セラミド蓄積感染について対象を処置するために対象に投与される。

0041

本発明は、他の態様において、ファーバー病を処置するために用いられうる。

0042

少なくとも1つの態様において、処置はインビトロで行われる。この態様において、セラミダーゼ混合物は、前記対象または第2の対象から採取され、次いで、第1の対象に投与する(例えば、混合物を第1の対象内に注入することにより)ことができる。少なくとも1つの態様において、処置はインビボで行われる。

0043

本発明のこれらの局面による哺乳類の対象には、例えば、ヒト対象ウマ対象、ブタ対象、ネコ対象、およびイヌ対象が含まれる。ヒト対象は特に好ましい。

0044

セラミダーゼ混合物を対象に投与することを含む全ての態様において、活性セラミダーゼ、セラミダーゼ前駆体タンパク質、および/またはセラミダーゼ/セラミダーゼ前駆体タンパク質をコードする核酸の任意の組み合わせを投与することができる。投与は、対象への全身投与、または罹患した組織、臓器および/もしくは細胞への標的化された投与のいずれかを介して成し遂げることができる。セラミダーゼ混合物は、標的の組織、臓器または細胞へのセラミダーゼ混合物の移入(および/またはそれらによる取り込み)を容易にする1つまたは複数の作用物質と共に非標的領域に投与されうる。加えておよび/またはその代わりに、当業者には明らかなように、セラミダーゼ混合物自体を、所望の組織、臓器または細胞へのその輸送(およびそれらによる取り込み)を容易にするように改変することができる。

0045

典型的には、セラミダーゼ混合物は、標的の細胞、組織または臓器にセラミダーゼを送達する媒体で対象に投与される。投与の代表的な経路には、これらに限定されないが、経口、吸入、気管内接種、吸引気道滴下、エアロゾル化噴霧、鼻腔内滴下、経口または経鼻滴下、腹腔内注射、血管内注射、局所、経皮、非経口、皮下、静脈内注射、動脈内注射(肺動脈を介してなど)、筋肉内注射、胸膜内注入、脳室内病巣内、髄腔内、粘膜(、気管、生殖器、および/または肛門の粘膜など)への適用、または徐放性媒体の埋込が含まれる。

0046

いくつかの態様において、セラミダーゼ混合物は、経口で、局所に、鼻腔内に、腹腔内に、静脈内に、皮下に、またはエアロゾル吸入により投与される。いくつかの態様において、セラミダーゼ混合物は、エアロゾル吸入を介して投与される。いくつかの態様において、セラミダーゼ混合物は、本明細書に記載しているような投与に適した薬学的組成物内に組み込むことができる。

0047

セラミダーゼ混合物は、例えば、不活性希釈剤もしくは同化可能な可食担体と共に経口投与されうる、またはそれらはハードシェルカプセルもしくはソフトシェルカプセル中に封入されうる、またはそれらは錠剤へと圧縮されうるか、または食事と共に直接取り込まれうる。経口による治療的投与について、セラミダーゼ混合物は、賦形剤と共に取り込まれ、錠剤、カプセル、エリキシル剤、懸濁剤、およびシロップなどの形態で用いられうる。そのような組成物および調製物は、少なくとも0.1%のセラミダーゼを含有するべきである。これらの組成物中のセラミダーゼ混合物のパーセンテージは、もちろん変化する可能性があり、簡便には、単位量の重量の約2%から約60%でありうる。そのような治療的に有用な組成物中のセラミダーゼ混合物の量は、適切な投与量が得られる量である。

0048

錠剤およびカプセルなどは、トラガントガムアラビアゴムコーンスターチまたはゼラチンなどの結合剤リン酸二カルシウムなどの賦形剤;コーンスターチ、ジャガイモデンプンまたはアルギン酸などの崩壊剤ステアリン酸マグネシウムなどの潤滑剤;ならびにスクロースラクトースまたはサッカリンなどの甘味剤も含有しうる。投与量単位形態がカプセルであるとき、上記種類の材料に加えて、脂肪油などの液体担体を含みうる。

0049

セラミダーゼ混合物はまた、非経口でも投与されうる。セラミダーゼの溶液または懸濁剤は、ヒドロキシプロピルセルロースなどの界面活性剤と適切に混合された水で調製することができる。分散液もまた、グリセロール、液体ポリエチレングリコール、およびその油中混合物で調製することができる。例示的な油は、例えば、落花生油大豆油、またはミネラルオイルなどの、石油動物、植物または合成起源のものである。概して、水、生理食塩水含水ブドウ糖および関連する糖溶液、ならびにプロピレングリコールまたはポリエチレングリコールなどのグリコール類は、特に注射液用に、好ましい液体担体である。保存および使用の通常の条件下で、これらの調製物は、微生物の増殖を妨げるための保存剤を含有する。

0050

注射可能な使用に適した薬学的形態には、滅菌した水溶液または分散液、および滅菌した注射可能な溶液または分散液の即時調製用滅菌粉末が含まれる。全ての場合において、形態は滅菌状態でなければならず、また、易注射性(easy syringability)が存在する程度に流体でなければならない。それは、製造および保存の条件下で安定でなければならず、また、細菌および真菌のような微生物の汚染作用に対して保護されなければならない。担体は、例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、および液体ポリエチレングリコール)、それらの適切な混合物、および植物油を含有する溶媒または分散媒体であることができる。

0051

セラミダーゼ混合物はまた、エアロゾルの形態で気道に直接投与されうる。エアロゾルとしての使用について、溶液または懸濁液中のセラミダーゼは、加圧されたエアロゾル容器中に、通常のアジュバントと共に適切な噴霧剤、例えば、プロパンブタンまたはイソブタンなどの炭化水素噴霧剤一緒パッケージされうる。セラミダーゼ混合物はまた、非加圧形態で投与されうる。

0052

代表的な送達デバイスには、これらに限定されないが、ネブライザーアトマイザー、リポソーム(能動的薬物送達技術および受動的薬物送達技術の両方を含む) (そのそれぞれの全体が参照により本明細書に組み入れられる、Wang et al., "pH-Sensitive Immunoliposomes Mediate Target-cell-specific Delivery and Controlled Expression of a Foreign Gene in Mouse," Proc. Nat'l Acad. Sci. USA 84:7851-5 (1987); Bangham et al., "Diffusion of Univalent Ions Across the Lamellae of Swollen Phospholipids," J. Mol. Biol. 13:238-52 (1965); Hsuへの米国特許第5,653,996号; Lee et al.への米国特許第5,643,599号; Holland et al.への米国特許第5,885,613号; Dzau et al.への米国特許第5,631,237号; およびLoughrey et al.への米国特許第5,059,421号; Wolff et al., "The Use of Monoclonal Anti-Thy1IgG1 for the Targeting of Liposomes to AKR-A Cells in Vitro and in Vivo," Biochim. Biophys. Acta 802:259-73 (1984))、経皮パッチインプラント、埋込可能なまたは注入可能なタンパク質デポ組成物、およびシリンジが含まれる。当業者に公知の他の送達システムもまた、所望の臓器、組織または細胞へのセラミダーゼの所望の送達を達成するために利用することができる。

0053

投与は、有効な処置を提供するのに必要とされる頻度でそれに適した期間にわたって行うことができる。例えば、投与は、単回の徐放性投薬用製剤を用いてまたは1日複数回の投与で行うことができる。

0054

本発明のこの局面および全ての局面による処置は、インビトロまたはインビボで行われうる。インビボ処置には、例えば、細胞の集団が哺乳類対象中に存在する態様が含まれる。そのような態様において、細胞の集団は、自家(対象により産生される)、同種、または異種のいずれかであることができる。これらの態様による適切な対象には、哺乳動物、例えば、ヒト対象、ウマ対象、ブタ対象、ネコ対象およびイヌ対象が含まれる。

0055

1つの態様において、セラミドのレベルを低下させる1つまたは複数のさらなる作用物質が、セラミダーゼ混合物と共に投与されうる。これには、これらに限定されないが、酸性スフィンゴミエリナーゼの阻害剤(例えば、アミトリプチリン(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Becker et al., "Acid Sphingomyelinase Inhibitors Normalize Pulmonary Ceramide and Inflammation in Cystic Fibrosis," Am. J. Respir. Cell. Mol. Biol. 42:716-724 (2010))、およびセラミド合成酵素の阻害剤(例えば、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Shiffmann et al., "Inhibitors of Specific Ceramide Synthases," Biochimie 94:558-565 (2012)))が含まれる。

0056

対象に投与される本発明の治療剤/細胞集団の有効量は、疾患または障害の種類および重症度、ならびに全般的健康状態年齢性別、体重および薬物耐性など個体の特性によって決まる。それはまた、疾患または障害の程度、重症度および種類によっても決まる。当業者は、これらおよび他の因子に応じて、適切な投薬量を決定することができる。

0057

本発明の1つの態様において、方法は、前記セラミダーゼ混合物により1つまたは複数の哺乳類細胞エクスビボで処置し、細胞生存を促進する段階を含む。本発明のこの局面により生存が促進されうる細胞には、これらに限定されないが、広い範囲の細胞 (その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Obeid et al., "Programmed Cell Death Induced by Ceramide," Science 259:1769-71 (1993))、例えば、肝細胞(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Arora et al., "Ceramide Induces Hepatocyte Cell Death Through Disruption of Mitochondrial Function in the Rat," Hepatol. 25:958-63 (1997))、皮膚線維芽細胞(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Mizushima et al., "Ceramide, a Mediator of Interleukin 1, Tumour Necrosis Factor α, as Well as Fas Receptor Signalling, Induces Apoptosis of Rheumatoid Arthritis Synovial Cells," Ann. Rheum. Dis. 57:495-9 (1998))、軟骨細胞(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、MacRae et al., "Ceramide Inhibition of Chondrocyte Proliferation and Bone Growth Is IGF-I Independent," J. Endocrinol. 191(2):369-77 (2006))、上皮(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Chan & Goldkorn, "Ceramide Path in Human Lung Cell Death," Am. J. Respir. Cell Mol. Biol. 22(4):460-8 (2000))、赤血球(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Lang et al., "Mechanisms of Suicidal Erythrocyte Death," Cell. Physiol. Biochem. 15:195-202 (2005))、心筋細胞(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Parra et al., "Changes in Mitochondrial Dynamics During Ceramide-induced Cardiomyocyte Early Apoptosis," Cardiovasc. Res. (2007))、およびリンパ球(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Gombos et al., "Cholesterol and Sphingolipidsas Lipid Organizers of the Immune Cells' Plasma Membrane: Their Impact on the Functions ofMHCMolecules, Effector T-lymphocytes and T-cell Death," Immunol. Lett. 104(1-2):59-69 (2006)) を含む、セラミダーゼアポトーシス経路を利用する細胞、卵子神経細胞精子滑膜線維芽細胞、ならびに胚性幹細胞が含まれる。好ましい細胞型は、卵子(受精卵または未受精卵)、胚、初代細胞(例えば、神経細胞)、精子、滑膜線維芽細胞、および胚性幹細胞である。さらに、セラミドアポトーシス経路は、哺乳類種間で保存されているように思われる(Lee & Amoscato, "TRAIL and Ceramide," Vitam. Horm. 67:229-55 (2004); さらにSamadi, "Ceramide-induced Cell Death in Lens Epithelial Cells," Mol. Vis. 13:1618-26 (2007) (ヒト); Parra et al., "Changes in Mitochondrial Dynamics During Ceramide-induced Cardiomyocyte Early Apoptosis," Cardiovasc. Res. (2007) (ラット); de Castro E Paula et al., "Ceramide Inhibits Development and Cytokinesis and Induces Apoptosis in Preimplantation Bovine Embryos," Mol. Reprod. Devel.,DOI No. 10.1002/mrd.20841 (2007) (ウシ)も参照、それらのそれぞれの全体が参照により本明細書に組み入れられる)。したがって、上記の細胞型のそれぞれについて、適切な細胞には、ヒト、サル、マウス、ラット、モルモット、ウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、イヌおよびネコのものが含まれることが予想される。この方法はまた、体外受精手順のあいだの卵子および/または胚の生存を延長させ、特に高齢ヒト女性および獣医学繁殖法のための、再着床用の正常な胚の特定および選択を容易にする可能性がある。

0058

本発明のこの局面による細胞は、当業者に明らかな方法により提供することができる。例として、細胞は、標準的な技術を用いて動物または既存のエクスビボ供給源(例えば、組織試料細胞培養物など)から得ることができる。エクスビボでの細胞の処置は、同種培養物中に存在する細胞、ならびに異種培養物(例えば、組織試料)中に存在する細胞を処置することを含む。

0059

本発明のこの局面および全ての局面においてセラミダーゼ混合物を調製するために用いることができる不活性AC前駆体および活性ACには、これらに限定されないが、上記表1に記載のものが含まれる。本発明のこの局面および全ての局面(以下で論ずるインビボ法を含む)において、ACは、処置される1つまたは複数の細胞に対して同種(すなわち、同じ種に由来する)または異種(すなわち、異なる種に由来する)であることができる。

0060

AC処置の本局面の1つの態様は、セラミダーゼ混合物により軟骨細胞を生成する方法に関する。この方法は、軟骨細胞に分化する可能性を有する細胞の集団を選択する段階、および選択した細胞集団をセラミダーゼ混合物で処置し、選択した集団中の細胞の1つまたは複数を軟骨細胞へと変換する段階を含む。

0061

軟骨細胞に分化する可能性を有する細胞には、骨髄細胞、線維芽細胞、間葉系幹細胞、および/または線維芽細胞が含まれる(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Mizushima et al., "Ceramide, a Mediator of Interleukin 1, Tumour Necrosis Factor α, as Well as Fas Receptor Signaling, Induces Apoptosis of Rheumatoid Arthritis Synovial Cells," Ann. Rheum. Dis. 57:495-9 (1998)を参照)。

0062

本発明のこの局面による軟骨細胞には、これらに限定されないが、関節軟骨細胞鼻軟骨細胞、気管軟骨細胞、半月板軟骨細胞、および耳軟骨細胞が含まれる。これらには、例えば、哺乳類軟骨細胞、例えば、ヒト軟骨細胞、ウマ軟骨細胞、ブタ軟骨細胞、ネコ軟骨細胞、およびイヌ軟骨細胞が含まれる。好ましくは、軟骨細胞は初代軟骨細胞である。

0063

本発明のこの局面および全ての局面による適切な細胞には、哺乳類の細胞、例えば、ヒト細胞、ウマ細胞、ブタ細胞、ネコ細胞、および/またはイヌ細胞が含まれる。ヒト細胞は特に好ましい。

0064

細胞集団を含む本発明のこの局面および全ての他の局面において、細胞が全て1つの細胞型である態様、ならびに集団が2種類以上の細胞型の混合物である態様の両方が企図される。

0065

セラミダーゼ混合物、およびセラミダーゼ混合物により細胞の集団を処置する方法には、上記のもの全てが含まれる。

0066

AC処置の本局面の別の態様は、セラミダーゼ混合物により軟骨形成を促進する方法に関する。1つの態様において、この方法は、軟骨細胞への分化の必要がある幹細胞の集団を選択する段階、幹細胞の集団をセラミダーゼ混合物で処置し、幹細胞集団内の間葉系幹細胞を濃縮する段階、および濃縮した間葉系幹細胞の集団をセラミダーゼ混合物で処置し、間葉系幹細胞の軟骨細胞への分化を促進する段階をさらに含む。

0067

本発明のこの局面による適切な細胞集団には、哺乳類の細胞集団、例えば、ヒト細胞集団、ウマ細胞集団、ブタ細胞集団、ネコ細胞集団、および/またはイヌ細胞集団が含まれる。ヒト細胞集団は特に好ましい。

0068

本発明のこの局面および全ての他の局面による適切な幹細胞には、骨髄細胞、脂肪細胞、および皮膚細胞が含まれる。本発明のこの局面によるさらなる幹細胞には、これらに限定されないが、胚性幹細胞、体性幹細胞人工多能性幹細胞全能性幹細胞多能性幹細胞、および複能性幹細胞が含まれる。代表的な幹細胞には、例えば、造血幹細胞、間葉系幹細胞、神経幹細胞内皮前駆細胞上皮幹細胞表皮幹細胞、脂肪細胞、および心筋幹細胞が含まれる。適切な幹細胞は、これらに限定されないが、哺乳類の細胞、例えば、ヒト、ウマ、ブタ、ネコおよびイヌの骨髄細胞、脂肪細胞および皮膚細胞が含まれる。ヒトの細胞は特に好ましい。

0069

適切な軟骨細胞は上記のものと一致する。あるいは、分化した間葉系幹細胞は、これらに限定されないが、神経細胞、肝細胞、骨細胞肺細胞および心筋細胞などの初代細胞でありうる。

0070

少なくとも1つの態様において、細胞集団中の分化細胞の数は維持される。少なくとも1つの態様において、細胞集団中の分化細胞の数は増加する。当業者には明らかなように、集団中の分化細胞の全体数の維持または増加は、集団中の既に分化している細胞の脱分化を減少させるもしくは妨げること、集団中の未分化細胞の分化を刺激すること、またはそれら両方により達成することができる。

0071

セラミダーゼ混合物、およびセラミダーゼ混合物で細胞の集団を処置する方法には、上記のもの全てが含まれる。

0072

本発明の第3の局面は、治療用組成物を生成する方法に関する。方法には、不活性AC前駆体を含有する培地を提供する段階;不活性AC前駆体の一部を活性ACに変換するのに有効な条件下で培地をインキュベートする段階;およびインキュベートした培地を、不活性AC前駆体および活性ACを含むセラミダーゼ混合物として回収する段階が含まれる。

0073

本発明の治療用組成物は、不活性AC前駆体および活性ACの両方を含む組換えタンパク質を含有する。本発明の組換えタンパク質は、固相ペプチド合成(Fmoc法またはBoc法)または溶液相ペプチド合成を含む当技術分野において公知の標準的な合成方法を用いて、本発明の上記方法における使用のために調製されうる。あるいは、本発明のタンパク質は組換え発現系を用いて調製されうる。

0074

一般に、組換え発現系の使用は、所望のペプチドのアミノ酸配列をコードする核酸分子を、該分子に対して異種である(すわなち、正常には存在しない)発現系に挿入することを含む。本発明のペプチドをコードする1つまたは複数の所望の核酸分子はベクター内に挿入されうる。複数の核酸分子が挿入されるとき、複数の核酸分子は同じまたは異なるペプチドをコードしうる。異種核酸分子は、プロモーターおよび任意の他の5'調節分子に対してセンス順方向(5'→3')に正しい読み枠で発現系またはベクター内に挿入される。

0075

核酸構築物の調製は、Joseph Sambrook et al., MOLECULAR CLONING: A LABORATORYMANUAL (Cold Springs Harbor 1989)に記載されている当業者に周知の標準的なクローニング法を用いて行うことができる。その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Cohen and Boyerへの米国特許第4,237,224号は、制限酵素切断およびDNAリガーゼによるライゲーションを用いる組換えプラスミドの形態での発現系の生成を記載する。これらの組換えプラスミドは次に、適切な宿主細胞内に形質転換により導入される。

0076

多くの遺伝子発現のレベルを制御する様々な遺伝子シグナルおよびプロセシング事象(例えば、DNA転写およびメッセンジャーRNA(「mRNA」)転写)は、核酸構築物内に組み込まれ、ペプチド産生を最大にすることができる。所望の組換えタンパク質をコードするクローニングされた核酸配列を発現させることを目的として、強力なプロモーターを用いて高レベルの転写を得ることは有利である。利用する宿主系に応じて、いくつかの適切なプロモーターのいずれか1つが用いられうる。例えば、大腸菌(E. coli)、そのバクテリオファージ、またはプラスミドにおいてクローニングするとき、lacUV5、ompF、blaおよびlppなどを含むがこれらに限定されない、T7ファージプロモーター、lacプロモーター、trpプロモーター、recAプロモーター、リボソームRNAプロモーター、ならびに大腸菌ファージλのPRおよびPLプロモーターなどのプロモーターが、隣接DNAセグメントの高レベルの転写を指示するために用いられうる。加えて、組換えDNA技術または他の合成DNA技術により生成されたハイブリッドtrp-lacUV5(tac)プロモーターまたは他の大腸菌プロモーターも、挿入された遺伝子の転写をもたらすために用いられうる。哺乳類の細胞における発現を指示するのに適した一般的なプロモーターには、これらに限定されないが、SV40、MMTV、メタロチオネイン-1、アデノウイルスEla、CMV、最初期(immediate early)、免疫グロブリン重鎖プロモーターおよびエンハンサー、ならびにRSV-LTRが含まれる。本発明の組換えタンパク質の製造のために用いられうる哺乳類細胞には、例えば、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞、植物細胞ニワトリの卵子、およびヒト線維芽細胞が含まれる。

0077

ペプチド産生を最大にするために核酸構築物中に含めることができる、原核細胞における効率的な遺伝子転写および翻訳に必要とされる特定の開始シグナルが他にも存在する。利用するベクター系および宿主に応じて、構成的プロモーター誘導プロモーターおよび抑制プロモーターを含む任意の数の適切な転写要素および/または翻訳要素、ならびに最小5'プロモーター要素、エンハンサーまたはリーダー配列が用いられうる。遺伝子発現の最大化の検討については、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Roberts and Lauer, "Maximizing Gene Expression On a Plasmid Using Recombination In Vitro," Methodsin Enzymology 68:473-82 (1979)を参照。

0078

本発明の組換えタンパク質をコードする核酸分子、これに限定されないが、エンハンサーおよびリーダー配列を含む選択されたプロモーター分子;宿主における転写を可能にする適切な3'調節領域、およびレポーター遺伝子またはマーカー遺伝子などの任意の追加の所望の構成要素が、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Joseph Sambrook et al., MOLECULAR CLONING: A LABORATORYMANUAL (Cold Springs Harbor 1989); Frederick M. Ausubel, SHORTPROTOCOLS IN MOLECULAR BIOLOGY (Wiley 1999)、およびCohen and Boyerへの米国特許第4,237,224号に記載されているものなど、当技術分野において標準的なクローニング法を用いて選択されたベクター内にクローニングされる。

0079

ペプチドをコードする核酸分子が発現ベクター内にクローニングされると、宿主内へ組み込み可能な状態となる。組換え分子は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、JOSEPH SAMBROOK et al., MOLECULAR CLONING: A LABORATORYMANUAL (Cold Springs Harbor 1989)に記載されているような当技術分野において公知の標準的なクローニング法を用いて、これらに限定されないが、トランスフェクション(宿主が真核生物である場合)、形質導入接合動員、またはエレクトロポレーションリポフェクション原形質融合、動員、または微粒子銃を介して、細胞内に導入することができる。

0080

様々な適切な宿主-ベクター系が、組換えタンパク質またはポリペプチドを発現させるために利用されうる。第一に、ベクター系は使用する宿主と適合可能でなければならない。宿主-ベクター系には、これらに限定されないが、以下が含まれる:バクテリオファージDNA、プラスミドDNAまたはコスミドDNAにより形質転換した細菌;酵母ベクターを含有する酵母などの微生物;ウイルス(例えば、ワクシニアウイルス、アデノウイルスなど)に感染した哺乳類細胞系;ウイルス(例えば、バキュロウイルス)に感染した昆虫細胞系;およびバクテリアが感染した植物細胞。

0081

精製ペプチドは、イオン交換クロマトグラフィ疎水性相互作用クロマトグラフィアフィニティクロマトグラフィゲルろ過、および逆相クロマトグラフィを含む、当技術分野において容易に知られる複数の方法により得られうる。ペプチドは好ましくは、通常の技術により精製形態(好ましくは少なくとも約80%または85%純粋、より好ましくは少なくとも約90%または95%純粋)で産生される。組換え宿主細胞がペプチドを増殖培地内に分泌するようにされている(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Bauer et al.への米国特許第6,596,509号を参照)かどうかに応じて、ペプチドは、遠心分離(分泌ペプチドを含有する上清から細胞構成要素を分離するため)、それに続く上清の連続的な硫酸アンモニウム沈殿により単離および精製することができる。本発明の1つの態様において、細胞は、ACをコードするDNAで形質転換され、次いで、不活性AC前駆体を含有する培地を生成するのに有効な条件下で培養されうる。ペプチドを含有する画分は、適切なサイズのデキストランカラムまたはポリアクリルアミドカラムでのゲルろ過に供され、ペプチドを他のタンパク質から分離する。必要であれば、ペプチド画分は他のクロマトグラフィによりさらに精製されうる。

0082

本発明の1つの態様において、インキュベーションは、該インキュベーションを24時間、pH4および温度4℃または37℃において、その他は一致した条件下で行うときに達成される、不活性AC前駆体の活性ACへの変換率と比較して、該変換率を低下させるのに有効な条件下で行われる。あるいは、インキュベーションは、同条件のものと比較して、不活性AC前駆体の活性ACへの変換率を高めるのに有効な条件下で行われうる。

0083

いくつかの態様において、インキュベート中のセラミダーゼ混合物は、4.0超かつ6.5以下のpHを有しうる。混合物は、例えば、4.0、4.5、5.0、5.5、6.0、または6.5のpHを有しうる。他の態様において、前記インキュベート中のセラミダーゼ混合物の温度は、少なくとも-30℃かつ37℃未満でありうる。混合物の温度は、例えば-30℃、-25℃、-20℃、-15℃、-10℃、-5℃、0℃、5℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、または35℃でありうる。あるいは、混合物は、pH 4.0で-30℃、pH 4.0もしくは6.5で4℃、pH 4.0で25℃、またはpH 4.0で37℃の条件下でインキュベートされうる。混合物は、これらに限定されないが、およそ30分、1時間、3時間、30時間または300時間などの期間インキュベートされうる。

0084

本発明のこの局面のインキュベーション中、培地は、酸性スフィンゴミエリナーゼ活性を取り除くのに有効な条件下で加熱されうる。この態様において、培地は、これらに限定されないが、20分未満、20〜40分、40〜60分、または60分超を含む期間、60℃に加熱されうる。

0085

本技術の実質的な理解を提供するために、本発明のある特定の局面、実施形態、態様、変化形および特徴が、様々なレベルで詳細に記載されることを理解されたい。この明細書で用いられるある特定の用語の定義も提供される。別段定義されていない限り、本明細書で用いられる全ての技術的および科学的用語は概して、本発明が属する技術分野における当業者により通常理解されるものと同じ意味を有する。

0086

以下の実施例は、本発明の例示的態様を提供するが、その範囲を制限することを意図しない。

0087

実施例1−材料および方法
rACの調製(ロット6およびロット7)−ヒトAsah1遺伝子を過剰発現するチャイニーズハムスター卵巣細胞を作製し、rACを培地から精製した(その全体が参照により本明細書に組み入れられる、He et al., "Purification and Characterization of Recombinant, Human Acid Ceramidase. Catalytic Reactions and Interactions With Sphingomyelinase," J. Biol. Chem. 278:32978-32986 (2003))。ロット6の精製後、インビトロ操作を何も行わなかった(不活性AC前駆体の量がより多い)。ロット7の酵素の精製後、rACをpH 4のクエン酸リン酸緩衝液中で37℃で3時間インキュベートした。

0088

マウス胚産生についてのロット6およびロット7の比較−マウス胚産生についてrACを用いる方法は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Eliyahu et al., "Acid Ceramidase Improves the Quality of Oocytes and Embryos and the Outcome of In Vitro Fertilization,"FASEB J. 24:1229-1238 (2010)に記載されている。精子および成熟卵母細胞をC57 Blackマウスから得て、同量のロット6およびロット7の酵素を用いて体外受精を行った。

0089

ラット関節軟骨細胞の軟骨細胞表現型の改善についてロット6およびロット7の比較−同量のロット6およびロット7のrACを、大腿骨から単離した初代関節軟骨細胞の培地に添加した。軟骨消化し、rACを補充した培養液および補充していない培養液内に細胞を置いた。3日後、培地をrACを含まない培地に交換した。細胞をさらに2週間成長させ、ウエスタンブロッティングによりコラーゲン2(成熟関節軟骨細胞のマーカー)のレベルを測定した。

0090

実施例2−活性ACがより少ないrACは、活性ACがより多いrACより優れている
活性セラミダーゼがより少ないrAC調製物は、活性セラミダーゼがより多いものより優れている(図1A〜1C)。図1Aに示すように、ウエスタンブロット解析によって、2種類の異なるバイオリアクター泳動物(ロット6およびロット7)における不活性前駆体rACに対する活性(α/β)rACの相対量が示された。ロット7はロット6より活性rACを多く有していた。インビトロ実施例(IVFおよび軟骨細胞)は、比がおよそ90:10(不活性:活性)(ロット6)とおよそ80:20(不活性:活性)(ロット7)であった2種類のrAC調製物を比較した(図1A)。標準的な形態学的方法(例えば、膜の完全性など) (その全体が参照により本明細書に組み入れられる、Eliyahu et al., "Acid Ceramidase Improves the Quality of Oocytes and Embryos and the Outcome of In Vitro Fertilization,"FASEB J. 24:1229-1238 (2010))を用いて、アポトーシスを24時間の時点で測定した。

0091

図1Bは、ロット6およびロット7における正常なマウス胚の形成能についての結果を要約する。ロット7(活性rACをより多く含有する)は、ロット6(活性rACをより少なく含有する)より多くのアポトーシス性の胚を産生した。図1Bで見られるように、活性酵素がより少ない調製物(ロット6)は、IVFにおいてより優れた結果をもたらした(より少ないアポトーシス性の胚)。これは予想外のことであった。

0092

ロット6およびロット7についてさらに、培養ラット軟骨細胞を用いて試験した(図1C)。2週間で、ウエスタンブロッティングを用いてコラーゲン2の発現の量を分析した。ロット7(活性rACがより多い)と共に培養した細胞はより少ないコラーゲン2を産生した。ロット6は、増殖後の軟骨細胞表現型の維持に優れていた(図1C、コラーゲン2の発現に基づく)。これは予想外のことであった。

0093

より少ない活性ACを含有するrACの能力の向上は、培養細胞中の活性酵素の半減期がより短いため(逆に言うと、前駆体の半減期がより長い)であると仮定される。

0094

不活性酵素対活性酵素の比を操作するために、pHを4.0に調整し、調製物を37℃でインキュベートした。これらの条件下で、3時間のインキュベーションごとに、およそ10%の活性酵素の増加が観察された。よって、不活性:活性が90:10である調製物を100%活性へと変換するために、調製物を27時間インキュベートした。

0095

ここで重要な変数は温度である。調製物が(pHを調整した)冷凍状態で維持される場合、変換は起こらない。調製物が4℃で(冷蔵庫中で)維持される場合、変換は進行するが、37℃での効率の1%である(活性酵素の10%増加には3時間に対して300時間必要とされる)。調製物が室温(25℃)で維持される場合、それは10%の効率で進行する(10%増加には30時間必要とされる)。pHが酸性化されていない場合、4℃では変換は起こらず、室温でわずか1%の変換率(10%の増加に300時間が必要とされる)である。

0096

実施例3−混入酸性スフィンゴミエリナーゼ活性のrACからの除去
混入酸性スフィンゴミエリナーゼ活性(ASM)をrAC調製物から取り除く方法を開発した。これには、60℃で10〜20分間の最終rAC調製物のインキュベーションが必要とされる。このインキュベーションは、rAC(活性、または不活性対活性の比)には影響を与えないが、ASM活性を全て取り除き、これは製造に不可欠である(図2)。

0097

実施例4−組換えヒト酸性セラミダーゼを含有する培地の、37℃で様々な長さの時間でのインキュベーション
組換えヒト酸性セラミダーゼ(rhAC)を過剰発現しかつ分泌するチャイニーズハムスター卵巣細胞から、馴化培地(DMEM、pH 6.8、10%ウシ胎仔血清を含有)を収集した(He et al., "Purification and Characterization of Recombinant, Human Acid Ceramidase. Catalytic Reactions and Interactions With Acid Sphingomyelinase," J. Biol. Chem. 278:32978-32986 (2003)、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)。細胞をT-75 mmフラスコ中で約100%培養密度まで増殖させ、次いで、さらに4日間の増殖の後に、培地を収集した。収集した培地を0.22 mm膜を通してろ過してデブリを取り除き、37℃インキュベータ内に様々な長さの時間で置いた。インキュベーション時間の終わりに、培地を-20℃でアッセイ前に凍結した。AC活性(図3)を以前に記載された(He et al., Anal Biochem, 274:264 (1999)、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)ように決定した:反応混合物を37℃で1時間インキュベートした。ACウエスタンブロット(図4):6.5 μl/レーンをαサブユニットに対するマウス抗ヒトACモノクローナル抗体(1:300, #SC136275, Santa Cruz)を用いて展開した。このデータは、rhACを含有する培地の37℃で3〜17日間のインビトロインキュベーションが不活性前駆体の活性酵素への変換をもたらすことを示す(αサブユニットおよび酵素活性の増加により表される)。

0098

実施例5−精製した組換えヒト酸性セラミダーゼの37℃でのインビトロ変換
以前に記載されたように(He et al., "Purification and Characterization of Recombinant, Human Acid Ceramidase. Catalytic Reactions and Interactions With Acid Sphingomyelinase," J. Biol. Chem. 278:32978-32986 (2003)、その全体が参照により本明細書に組み入れられる)、精製した組換えヒトAC(rhAC;EMEM中に4 ug/ul、pH 6.8)を過剰発現したチャイニーズハムスター卵巣細胞の培地から単離した。ACウエスタンブロット(図5):6.5 μl/レーンをαサブユニットに対するマウス抗ヒトACモノクローナル抗体(1:300, #SC136275, Santa Cruz)を用いて展開した。このデータは、37℃で24時間の精製したrhACのインビトロインキュベーション(図5A)が、前駆体の活性型への完全な変換をもたらしたことを示す。1〜8時間のインキュベーション(図5B)は、線形の変換の進行を示した。

実施例

0099

本発明は、例示を目的として詳細に記載されているが、そのような詳細は例示のみ目的としており、添付の特許請求の範囲により定義されている本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者はその中で変更を行うことができることが理解される。

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