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技術 電子打楽器

出願人 ローランド株式会社
発明者 吉野澄
出願日 2018年2月26日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-031630
公開日 2019年9月5日 (8ヶ月経過) 公開番号 2019-148623
状態 未査定
技術分野 打楽器・各種楽器の組合せ・無属楽器
主要キーワード 延設先端 メッシュ状素材 ヘッドセンサ 径方向視 振動伝達経路 強化ナイロン リムセンサ 張設状態
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

リムへの打撃による振動を効率よくリムセンサに伝達することができる電子打楽器を提供すること。

解決手段

筒部20の開口の縁の上方に被打撃部50が配設され、リム5の被打撃部50の底面が、ヘッド3の膜部30を介して筒部20の開口の縁に支持される(筒部20の開口の縁と被打撃部50の底面とが上下に重なる位置に配設される)。これにより、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達されやすくなる。よって、被打撃部50への打撃による振動を、筒部20に支持されるリムセンサS1に効率よく伝達することができる。

概要

背景

演奏者による打撃からリムを保護するリムカバーと、そのリムカバーへの打撃による振動を検出するリムセンサと、を備える電子打楽器が知られている。例えば、特許文献1には、胴部ヘッド支持部材に接続されると共にフープよりも外周側に配設される円環状の外周部を備え、その外周部の上端にリムカバーが嵌め込まれる電子打楽器が記載されている。この電子打楽器によれば、リムカバーの上端がフープよりも上方に位置するので、フープへの打撃をリムカバーによって保護することができる。

しかしながら、この従来の技術では、リムカバーが嵌め込まれる外周部は、胴部のヘッド支持部材から径方向外側に突出しつつ上方に延びて形成され、その外周部(リムカバー)への打撃による振動を検出するリムセンサは、ヘッド支持部材の内周側に支持される。よって、リムカバーへの打撃による振動は、外周部を介してリムセンサに伝達されるので、リムカバーからリムセンサまでの振動伝達経路(距離)が長くなり、リム(リム部)への打撃による振動がリムセンサに伝達され難いという問題点があった。

これに対し、本願出願人は、リムをフープの内周側に配設する構成を従来の電子打楽器に採用することを発案している。ここで、図3を参照して、かかる従来の電子打楽器101の構成について説明する。図3は、従来の電子打楽器101の断面図である。

電子打楽器101は、上端側に開口を有する胴部102と、その胴部102の開口を覆うヘッド103と、そのヘッド103に張力を付与するフープ104と、そのフープ104を打撃から保護すると共にフープ104の内周側に配設されるリム105と、を備える。

胴部102は、下端側が閉塞される筒状の筒部120と、その筒部120の下端側の外周面から径方向外側に突出する固定部121とを備える。フープ104の貫通孔挿通されたボルトBが固定部121に螺着されることにより、固定部121にフープ104が締結固定される。

ヘッド103は、打面を構成する円盤状の膜部130と、その膜部130の外縁に接続される円環状の枠部131と、を備える。枠部131の内周側の上面に膜部130が接続されることにより、枠部131の外周側の上面が露出され、かかる露出部分がフープ104によって下方に押される(フープ104が固定部121に締結固定される)ことで膜部130に張力が付与される。

リム105は、断面略U字状に形成される円環状の被打撃部150と、その被打撃部150の外縁から径方向外側に突出する被挟持部151と、を備え、ゴム状弾性体を用いて形成される。被挟持部151は、リム105の周方向断続的に形成され、この被挟持部151が枠部131の上面とフープ104との間に挟持されることにより、被打撃部150がフープ104の内周面に沿って固定される。

被打撃部150は、その上端がフープ104の上端よりも上方に位置しているので、フープ104への打撃をリム105によって保護することができる。また、被打撃部150がゴム状弾性体を用いて断面U字状(中空状)に形成されるので、被打撃部150への打撃による打撃音減音することができる。

概要

リムへの打撃による振動を効率よくリムセンサに伝達することができる電子打楽器を提供すること。筒部20の開口の縁の上方に被打撃部50が配設され、リム5の被打撃部50の底面が、ヘッド3の膜部30を介して筒部20の開口の縁に支持される(筒部20の開口の縁と被打撃部50の底面とが上下に重なる位置に配設される)。これにより、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達されやすくなる。よって、被打撃部50への打撃による振動を、筒部20に支持されるリムセンサS1に効率よく伝達することができる。

目的

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、リムへの打撃による振動を効率よくリムセンサに伝達することができる電子打楽器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

少なくとも一端側に開口を有する胴部と、その胴部の開口を覆うヘッドと、そのヘッドに張力を付与するためのフープと、そのフープの内周側に配設されると共に上端が前記フープの上端よりも上方に位置し、底面が前記ヘッドを介して前記胴部の開口の縁に支持されるリムと、そのリムへの打撃による振動を検出すると共に前記胴部に支持されるリムセンサと、を備えることを特徴とする電子打楽器

請求項2

前記リムは、前記ヘッドを介して前記胴部の開口の縁に支持される被打撃部と、その被打撃部の外縁から前記胴部の他端側に突出すると共に前記胴部の外周側において前記ヘッド及び前記フープの間に挟持される被挟持部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の電子打楽器。

請求項3

前記胴部に前記フープを締結固定するボルトを備え、前記被挟持部は、前記リムの周方向において断続的に形成され、前記フープは、その内周面において径方向外側に向けて凹むと共に前記被挟持部が収容される収容部と、前記フープの上下に貫通すると共に前記ボルトが挿通される貫通孔と、を備え、前記収容部は、前記フープの周方向において前記貫通孔と重ならない位置に形成されることを特徴とする請求項2記載の電子打楽器。

請求項4

前記被挟持部は、その径方向外側の外面において径方向内側に向けて凹む凹部を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の電子打楽器。

請求項5

前記凹部は、前記被挟持部の上端側の領域に形成されることを特徴とする請求項4記載の電子打楽器。

請求項6

前記凹部は、前記被挟持部の下端側の領域において非形成とされることを特徴とする請求項5記載の電子打楽器。

請求項7

前記胴部は、一端側および他端側の双方に開口を有する筒状に形成され、前記リムセンサは、前記胴部の内周面に支持されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子打楽器。

請求項8

前記リムは、中実に形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子打楽器。

技術分野

0001

本発明は、電子打楽器に関し、特に、リムへの打撃による振動を効率よくリムセンサに伝達することができる電子打楽器に関する。

背景技術

0002

演奏者による打撃からリムを保護するリムカバーと、そのリムカバーへの打撃による振動を検出するリムセンサと、を備える電子打楽器が知られている。例えば、特許文献1には、胴部ヘッド支持部材に接続されると共にフープよりも外周側に配設される円環状の外周部を備え、その外周部の上端にリムカバーが嵌め込まれる電子打楽器が記載されている。この電子打楽器によれば、リムカバーの上端がフープよりも上方に位置するので、フープへの打撃をリムカバーによって保護することができる。

0003

しかしながら、この従来の技術では、リムカバーが嵌め込まれる外周部は、胴部のヘッド支持部材から径方向外側に突出しつつ上方に延びて形成され、その外周部(リムカバー)への打撃による振動を検出するリムセンサは、ヘッド支持部材の内周側に支持される。よって、リムカバーへの打撃による振動は、外周部を介してリムセンサに伝達されるので、リムカバーからリムセンサまでの振動伝達経路(距離)が長くなり、リム(リム部)への打撃による振動がリムセンサに伝達され難いという問題点があった。

0004

これに対し、本願出願人は、リムをフープの内周側に配設する構成を従来の電子打楽器に採用することを発案している。ここで、図3を参照して、かかる従来の電子打楽器101の構成について説明する。図3は、従来の電子打楽器101の断面図である。

0005

電子打楽器101は、上端側に開口を有する胴部102と、その胴部102の開口を覆うヘッド103と、そのヘッド103に張力を付与するフープ104と、そのフープ104を打撃から保護すると共にフープ104の内周側に配設されるリム105と、を備える。

0006

胴部102は、下端側が閉塞される筒状の筒部120と、その筒部120の下端側の外周面から径方向外側に突出する固定部121とを備える。フープ104の貫通孔挿通されたボルトBが固定部121に螺着されることにより、固定部121にフープ104が締結固定される。

0007

ヘッド103は、打面を構成する円盤状の膜部130と、その膜部130の外縁に接続される円環状の枠部131と、を備える。枠部131の内周側の上面に膜部130が接続されることにより、枠部131の外周側の上面が露出され、かかる露出部分がフープ104によって下方に押される(フープ104が固定部121に締結固定される)ことで膜部130に張力が付与される。

0008

リム105は、断面略U字状に形成される円環状の被打撃部150と、その被打撃部150の外縁から径方向外側に突出する被挟持部151と、を備え、ゴム状弾性体を用いて形成される。被挟持部151は、リム105の周方向断続的に形成され、この被挟持部151が枠部131の上面とフープ104との間に挟持されることにより、被打撃部150がフープ104の内周面に沿って固定される。

0009

被打撃部150は、その上端がフープ104の上端よりも上方に位置しているので、フープ104への打撃をリム105によって保護することができる。また、被打撃部150がゴム状弾性体を用いて断面U字状(中空状)に形成されるので、被打撃部150への打撃による打撃音減音することができる。

先行技術

0010

特開2007−249141(例えば、0025,0038,0039、図5(b))

発明が解決しようとする課題

0011

しかしながら、上述した従来の電子打楽器101は、筒部120の内周側にヘッドセンサSを備えるものの、リムセンサを備えていない。また、仮に、従来の電子打楽器101の筒部120にリムセンサを支持させたとしても、リム105への打撃による振動をリムセンサに効率よく伝達することができない。

0012

即ち、被打撃部150の内周側の部位は、筒部120の上端よりも外周側で膜部130を介して筒部120に支持され、被打撃部150の外周側の部位は、枠部131の上面に支持されている。よって、リム105への打撃による振動の一部は、枠部131及び膜部130を介して筒部120に伝達されるので、リム105への打撃による振動を筒部120に効率良く伝達することができない。

0013

また、リム105への打撃による振動の一部は、被打撃部150から膜部130を介して胴部102の筒部120に伝達されるものの、被打撃部150の内周側の部位が筒部120の上端よりも外周側に位置するので、被打撃部150への打撃による振動は筒部120に直接伝達され難い。更に、被打撃部150がゴム状弾性体を用いて断面U字状(中空状)に形成されるので、打撃によって被打撃部150が弾性的に変形しやすくなり、打撃力が被打撃部150によって緩衝される。よって、リム105への打撃による振動を筒部120に効率良く伝達することができない。

0014

即ち、上述した各従来の技術では、リムへの打撃による振動を効率よくリムセンサに伝達することができないという問題点があった。

0015

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、リムへの打撃による振動を効率よくリムセンサに伝達することができる電子打楽器を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0016

この目的を達成するために本発明の電子打楽器は、少なくとも一端側に開口を有する胴部と、その胴部の開口を覆うヘッドと、そのヘッドに張力を付与するためのフープと、そのフープの内周側に配設されると共に上端が前記フープの上端よりも上方に位置し、底面が前記ヘッドを介して前記胴部の開口の縁に支持されるリムと、そのリムへの打撃による振動を検出すると共に前記胴部に支持されるリムセンサと、を備える。

図面の簡単な説明

0017

一実施形態における電子打楽器の分解斜視図である。
電子打楽器の断面図である。
従来の電子打楽器の断面図である。

実施例

0018

以下、好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、電子打楽器1の構成について説明する。図1は、一実施形態における電子打楽器1の分解斜視図である。

0019

図1に示すように、電子打楽器1は、ドラム模擬した電子打楽器であり、筒状の胴部2と、その胴部2の開口を覆うヘッド3と、そのヘッド3に張力を付与するフープ4と、そのフープ4を打撃から保護すると共にヘッド3及びフープ4によって挟持されるリム5と、を備える。

0020

胴部2は、上下の両端が開放される筒状の筒部20と、その筒部20の下端側の外周面から径方向外側に突出する円環状の固定部21と、筒部20の内周面から筒部20の軸に向けて突出すると共に上端側が開放する箱状の第1支持部22と、その第1支持部22の周囲を取り囲む態様で筒部20の内周面から筒部20の軸に向けて突出すると共に上端側が開放する箱状の第2支持部23と、を備え、樹脂材料(本実施形態では、ガラス強化ナイロン)を用いて形成される。

0021

筒部20は、ヘッド3を支持するための部位であり、固定部21は、ボルトBによってフープ4を締結固定するための部位である。固定部21の上面には、上下に延びると共に内周面にめねじを有するめねじ孔21aが形成され、めねじ孔21aは、周方向等間隔に複数(本実施形態では、8個)形成される。

0022

第1支持部22にはリムセンサS1及び第1ヘッドセンサS2が支持され、第2支持部23には第2ヘッドセンサS3が支持される。また、第1支持部22及び第2支持部23には、各センサで検出された信号を処理する基板(図示せず)等が支持される。

0023

リムセンサS1は、筒部20の振動を検出するためのセンサである。リムセンサS1は、第1支持部22の底面にクッション性両面テープを介して接着される圧電素子として構成される。

0024

第1ヘッドセンサS2は、ヘッド3(膜部30)の打面エッジ側における打撃の振動を検出するためのセンサである。第1ヘッドセンサS2は、第1支持部22の底面から立設される一対の柱状部に固定されるプレートと、そのプレートの上面にクッション性両面テープを介して接着される圧電素子と、その圧電素子の上面に接着されるクッション部材と、を備える。

0025

第2支持部23は、第1支持部22にボルト(図示せず)によって着脱自在に固定されると共に筒部20の内周面から筒部20の軸を含む領域にかけて延設される。第2ヘッドセンサS3は、第2支持部23の延設先端側に支持され、筒部20の軸と重なる位置に配設される。

0026

第2ヘッドセンサS3は、ヘッド3(膜部30)の打面中央付近における打撃の振動を検出するためのセンサである。第2ヘッドセンサS3は、第2支持部23の底面から立設される複数の柱状部に固定されるプレートと、そのプレートの上面にクッション性両面テープを介して接着される圧電素子と、その圧電素子の上面に接着されるクッション部材と、を備える。

0027

ヘッド3は、上面が打面として構成される円盤状の膜部30と、その膜部30の外縁に接続されると共に膜部30に張力を付与する円環状の枠部31と、を備える。膜部30は、合成繊維を編み上げたメッシュ状素材合成樹脂を用いて形成され、枠部31は、金属材料(又は、樹脂材料)を用いて形成される。枠部31がフープ4によって下方に押圧されることにより、膜部30に張力が付与される。

0028

フープ4は、円環状の円環部40と、その円環部40の外周面から径方向外側に突出すると共に円環部40の周方向に沿って連続して形成される被固定部41と、を備え、樹脂材料(本実施形態では、ガラス強化ナイロン)を用いて形成される。

0029

被固定部41には、上下に延びる貫通孔41aが周方向等間隔に複数(本実施形態では、8個)形成される。貫通孔41aに挿通されたボルトBが固定部21のめねじ孔21aに螺着されることにより、フープ4が胴部2に固定される。

0030

フープ4の円環部40には、その内周面から径方向外側に向けて凹設される収容部40aが形成され、この収容部40aにリム5の被挟持部51が収容可能に構成される。収容部40aは、被挟持部51の外形形状に対応した形状(本実施形態では、直方体状)の凹みとして構成され、円環部40の周方向に沿って等間隔に複数(本実施形態では、16個)形成される。

0031

リム5は、演奏者がリムショットを模擬した演奏を行う場合に打撃するための部材であり、フープ4を打撃から保護する目的も兼ねる。リム5は、円環状の被打撃部50と、その被打撃部50の外周面から径方向外側に突出しつつ下方に垂下される略直方体状の被挟持部51と、を備え、ゴム状弾性体を用いて形成される。

0032

被挟持部51は、周方向に沿って等間隔に複数(本実施形態では、16個)形成され、被挟持部51は、その外周面から径方向内側に向けて凹設される凹部51aを備える。凹部51aは、被挟持部51の上端部分に形成されると共に周方向において被挟持部51の外周面に複数(本実施形態では、4個)形成される。詳細は後述するが、被挟持部51に凹部51aが形成されることにより、被挟持部51の弾性的な変形が許容される。

0033

次いで、図2を参照して、電子打楽器1の詳細構成について説明する。図2は、電子打楽器1の断面図である。なお、図2では、筒部20の軸に沿った平面で切断した断面が図示されるが、図2の左側では、リム5の被挟持部51(凹部51a)が形成される位置で切断した断面、図2の右側では、ボルトBの締結位置で切断した断面がそれぞれ図示される。

0034

図2に示すように、ヘッド3の枠部31の内径(膜部30の外径)は、筒部20の外径よりも大きい寸法に設定されるので、筒部20の開口を膜部30で覆うことにより、枠部31が筒部20の外周側に配置される。

0035

枠部31の内周側の上面に膜部30が接続されることにより、枠部31の外周側の上面の一部が露出している。フープ4の円環部40(収容部40aが非形成とされる部位)の内径は、枠部31の外径よりも小さい寸法に設定されるので、枠部31の上面の露出部分を円環部40によって下方に押さえる(被固定部41をボルトBによって固定部21に締結固定する)ことにより、膜部30に張力が付与される。

0036

この時、円環部40の収容部40aに被挟持部51を収容させた状態で被固定部41を固定部21に固定することにより、筒部20の外周側に位置する膜部30と、収容部40aとの間に被挟持部51が挟持される。これにより、被打撃部50がフープ4の内周側に固定される。

0037

ここで、膜部30に張力が付与された状態を「張設状態」と定義する。張設状態では、第1ヘッドセンサS2及び第2ヘッドセンサS3が膜部30の下面に当接しており、膜部30の上面(打面)が打撃された際の振動が第1ヘッドセンサS2及び第2ヘッドセンサS3によって検出される。

0038

また、張設状態では、被打撃部50が膜部30を介して筒部20に支持されているので、被打撃部50が打撃された際の振動は、膜部30、筒部20、及び、第1支持部22を介してリムセンサS1に伝達される。

0039

リムセンサS1や第1,2ヘッドセンサS2,S3での検出結果が音源(図示せず)に出力され、その検出結果に基づいた楽音信号が音源により生成される。その楽音信号がアンプスピーカ(共に図示せず)に出力されることにより、楽音信号に基づく電子楽音がスピーカから放音される。

0040

この場合、被打撃部50の上端は、張設状態において円環部40の上端よりも上方に位置するので、演奏者がリムショットを模擬した演奏を行う場合に、被打撃部50を打撃させることができる。これにより、フープ4(円環部40)への打撃を被打撃部50によって保護することができる。また、リム5は、ゴム状弾性体を用いて形成されるので、被打撃部50が打撃された際の打撃音を減音することができる。

0041

被打撃部50の内径は、筒部20の直径よりも僅かに(例えば、4mm)小さく設定され、被打撃部50の外径は、筒部20の直径よりも僅かに(例えば、4mm)大きく設定されるので、被打撃部50の底面と筒部20の開口の縁とが上下に重なる位置に配設される。即ち、被打撃部50の底面の内縁が筒部20の内周側に位置し、被打撃部50の底面の外縁が筒部20の外周側に位置するので、被打撃部50の底面が膜部30を介して筒部20の開口の縁に支持される。これにより、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達されやすくなる。

0042

更に、被打撃部50の直径と、筒部20の開口の縁の直径とが略同一に設定されるので、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達されやすくなる。なお、「直径」とは、筒部20(被打撃部50)の内径と外径とを平均した値である。

0043

また、被打撃部50は、その下端側の部位が断面略矩形中実に形成され、膜部30を挟んで筒部20の上方に位置する領域における被打撃部50の底面は、平坦(膜部30の上面に沿う形状)に形成されている。これにより、従来のように被打撃部に凹みが形成される場合に比べ、打撃によって被打撃部50が弾性的に変形することを抑制できる。よって、被打撃部50への打撃力が被打撃部50によって緩衝されることを抑制できるので、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達されやすくなる。

0044

また、被打撃部50の外径は、円環部40の内径と同一(若しくは、僅かに(例えば、2mm)大きい寸法)に設定されるので、被打撃部50の全体(若しくは、一部)が円環部40の内周面に沿って当接している。また、収容部40aは、被挟持部51に対応する形状に形成され、張設状態では、収容部40aの上面に被挟持部51の上端が当接している。

0045

ここで、従来(特開2007−249141)のようにリムカバーに凹みを形成し、その凹みをフレームに嵌め込むことでリムカバーを固定する構成の場合、金型成形時にリムカバーの凹みを金型から離型する際の離型性や、フレームにリムカバーの凹みを嵌め込む作業性を確保するために、JIS−A硬度(JIS K6253(2012年版)のJISタイプAデュロメータに基づく硬度。以下、単に「硬度」と記載する)が比較的低い(例えば、硬度が70未満の)ゴム材料を用いる必要がある。よって、リムカバーへの打撃時の打感アコースティックドラムに比べて柔らかくなりすぎると共に、打撃によってリムカバーが破損しやすくなる。

0046

これに対して、本実施形態では、収容部40aと膜部30との間に被挟持部51を挟持することで被打撃部50をフープ4の内周側に固定できるので、従来のような凹みを被打撃部50に形成する必要がない(被打撃部50を中実に形成することができる)。これにより、比較的高い硬度(例えば、硬度が90)のゴム材料を用いて被打撃部50を形成しても、金型成形時の離型性や嵌め込む作業の作業性が低下することを抑制できる。即ち、従来に比べて高い硬度のゴム材料を用いて被打撃部50を形成することができるので、被打撃部50への打撃時の打感がアコースティックドラムに近くなると共に、打撃によって被打撃部50が破損することを抑制できる。

0047

更に、比較的高い硬度のゴム材料を用いて中実に被打撃部50を形成することができるので、被打撃部50への打撃力が被打撃部50によって緩衝されることをより効果的に抑制できる。よって、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達されやすくなるので、その振動をリムセンサS1に効率よく伝達することができる。

0048

ここで、例えば、筒部20の内周面の周方向に沿って連続して第1支持部22を形成する構成を採用することも可能である。しかしながら、かかる構成の場合、第1支持部22がノイズ(例えば、電子打楽器1の周囲の楽器やスピーカからの楽音(空気の振動)や、膜部30への打撃による空気の振動)を拾いやすくなるため、そのノイズをリムセンサS1が誤検知する恐れがある。

0049

これに対して、本実施形態では、筒部20の内周面の周方向における一部の領域(例えば、筒部20の内周面の周長の1/8以下の領域)に第1支持部22が接続される(第1支持部22によってリムセンサS1が片持ち状態で筒部20の内周面に支持される)。これにより、第1支持部22がノイズを拾うことを抑制できるので、そのノイズをリムセンサS1が誤検知することを抑制できる。更に、筒部20の内周面の周方向に沿って連続して第1支持部22を形成する場合に比べ、第1支持部22を小型化できるので、胴部2の製品コスト(使用する樹脂の量)を低減できる。

0050

この一方で、筒部20の内周面の一部の領域に第1支持部22が接続されることで、第1支持部22(リムセンサS1)から離れた位置で被打撃部50が打撃された場合の振動がリムセンサS1に伝達され難くなるが、上述した通り、本実施形態では、筒部20の開口の縁の上方に被打撃部50が配設され、被打撃部50への打撃による振動が膜部30を介して筒部20に直接伝達しやすく構成されている。

0051

これにより、筒部20の内周面の一部の領域に第1支持部22が接続される場合でも、第1支持部22(リムセンサS1)から離れた位置で被打撃部50が打撃された際の振動をリムセンサS1に効率よく伝達させることができる。よって、リムセンサS1がノイズを誤検知することを抑制しつつ、被打撃部50への打撃による振動をリムセンサS1によって検出させやすくすることができるので、膜部30や被打撃部50への打撃に基づく楽音生成を精度良く行うことができる。

0052

ここで、上述した通り、収容部40aは、被挟持部51に対応する形状に形成され、張設状態では、収容部40aの上面に被挟持部51の上端が当接している。よって、膜部30に付与する張力の度合いによっては、被挟持部51がフープ4によって下方に押圧されることがある。

0053

よって、例えば、被挟持部51に凹部51aが非形成とされる構成であると、フープ4によって被挟持部51が下方に押圧された場合に、被打撃部50と被挟持部51との接続部分に過剰な負荷が加わる恐れや、被挟持部51の反力によってフープ4の下方への変位阻害される恐れがある。よって、リム5が破損することや、膜部30に所望の張力を付与できなくなる恐れがある。

0054

これに対して、本実施形態では、被挟持部51は、その外周面から径方向内側に向けて凹設される凹部51aを備えるので、被挟持部51の潰れ代を確保することができる。即ち、凹部51aは、被挟持部51をスリット状に切り欠く態様の凹みとして形成され、被挟持部51の外周面から被打撃部50の外周面に亘って切り込むように形成されているので、フープ4によって被挟持部51が下方に押圧された場合に、被挟持部51(凹部51aが形成される部位)を弾性的に変形させることができる。

0055

これにより、被打撃部50と被挟持部51との接続部分に過剰な負荷が加わることや、被挟持部51の反力によってフープ4の下方への変位が阻害されることを抑制できる。よって、リム5が破損することを抑制すると共に、膜部30に所望の張力を付与することができる。

0056

この場合、単に被挟持部51を弾性変形させやすくすることを目的とするのであれば、例えば、被挟持部51の上端から下端にかけて凹部51aを連続して形成する構成とすれば良い。しかしながら、かかる構成では、外力によって収容部40aと膜部30との間から被挟持部51が引き抜かれやすくなる。

0057

これに対して、本実施形態では、凹部51aが被挟持部51の上端側の一部の領域にのみ形成され、被挟持部51の下端側の領域では凹部51aが非形成とされる。これにより、収容部40aと膜部30との間から被挟持部51が抜け落ちるような外力が被打撃部50に加わっても、被挟持部51の下端側の部位(凹部51aが非形成とされる部位)が収容部40aの上面に引っ掛かるので、収容部40aと膜部30との間から被挟持部51が引き抜かれることを抑制できる。

0058

被挟持部51が引き抜かれることをより効果的に抑制するために、例えば、被挟持部51を被打撃部50の周方向に沿って連続して形成する構成を採用することも可能である。しかしながら、かかる構成の場合、ボルトBが挿通される領域(図2の右側の拡大部分参照)においても、収容部40aを形成しなければならない。ボルトBが挿通される領域では、フープ4の剛性を確保する必要があるため、かかる領域に収容部40aを形成すると、その分、円環部40の径方向における厚みを厚く形成しなければならない。よって、電子打楽器が大型化する。

0059

これに対して、本実施形態では、被挟持部51が被打撃部50の周方向に沿って断続的に形成される。これにより、円環部40の周方向に沿って断続的に収容部40aを形成し、周方向でボルトBと重ならない領域に収容部40aを形成する(フープ4の内周側から径方向視した場合に、ボルトB(貫通孔41a)と重ならない位置に収容部40aを形成する)ことができる。これにより、ボルトBが挿通される領域における円環部40の剛性を確保することができる。

0060

よって、フープ4の剛性を確保するために円環部40の径方向における厚みを必要以上に厚く形成する必要が無いので、径方向において電子打楽器1を小型化できる。更に、被挟持部51及び収容部40aが周方向に断続的に形成されるので、被打撃部50が周方向で回転することを被挟持部51と収容部40aとの係合によって規制できる。

0061

また、被挟持部51の径方向における厚み寸法は、枠部31の径方向における厚み寸法よりも小さく設定され、被挟持部51の外周面は、枠部31の外周面よりも径方向内側に位置している。これにより、被挟持部51の外周面と対面する収容部40aの内面を、枠部31の外周面よりも径方向内側に位置させることができる。

0062

よって、収容部40aが形成される領域においても、円環部40の下面と枠部31の上面との接触面積を確保することができる。即ち、円環部40に収容部40aが形成される場合でも、円環部40によって枠部31の全周を押さえることができるので、膜部30の全体に張力を均一に付与することができる。

0063

また、膜部30と、収容部40aとの間に被挟持部51が挟持されるので、従来の電子打楽器101(図3参照)のようにフープ104と枠部131との間に被挟持部151が挟持される場合に比べ、枠部31を下方に押えるフープ4の力(ボルトBによる締結力)が被挟持部51に作用することを抑制できる。これにより、被挟持部51に過剰な負荷が加わることや、被挟持部51の反力によってフープ4の下方への変位が阻害されることを抑制できる。よって、リム5が破損することを抑制すると共に、膜部30に所望の張力を付与することができる。

0064

以上、上記実施形態に基づき説明をしたが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。

0065

上記実施形態では、胴部2やフープ4が樹脂材料(ガラス強化ナイロン)を用いて形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、その他の樹脂材料や、金属材料、又は、木材等を用いて胴部2やフープ4を形成する構成でも良い。

0066

上記実施形態では、硬度が90のゴムを用いてリム5を形成する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、軟質(例えば、硬度が70未満)のゴム材料や、その他の樹脂材料(例えば、硬質エラストマ)を用いてリム5を形成しても良いが、リム5は、硬度が70以上かつ95以下の硬質のゴム材料を用いて形成することが好ましい。

0067

硬度が70以上のゴム材料を用いてリム5を形成することにより、打撃力が被打撃部50によって緩衝されることを抑制し、リムセンサS1に振動を効率よく伝達できる。また、硬度が95以下のゴム材料を用いてリム5を形成することにより、被打撃部50への打撃による打撃音を低減できる。

0068

上記実施形態では、膜部30と、収容部40aとの間に被挟持部51が挟持されることでフープ4の内周側にリム5(被打撃部50)が固定されるが場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、フープ4の内周面にリム5(被打撃部50)を接着させる構成でも良い。この場合には、フープ4の収容部40aやリム5の被挟持部51を省略しても良い。

0069

上記実施形態では、被打撃部50が中実に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、被打撃部50の内部が中空状であっても良く、少なくとも被打撃部50の底面が膜部30を介して筒部20の開口の縁に支持される構成であれば、被打撃部50への打撃による振動を効率よくリムセンサS1に伝達することができる。

0070

上記実施形態では、被挟持部51が略直方体状に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、収容部40aと膜部30との間から抜け落ちることを抑制できる形状であれば、その他の多面体や、円柱状、又は、角柱状に被挟持部51を形成しても良い。被挟持部51がどのような形状であっても、その形状に対応した(係合可能な)形状に収容部40aを形成すれ良い。

0071

上記実施形態では、被挟持部51及び収容部40aが被打撃部50の周方向に沿って等間隔に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、被挟持部51や収容部40aを周方向において不等間隔に形成しても良い。また、被挟持部51や収容部40aを周方向に連続して形成する構成でも良い。

0072

上記実施形態では、被挟持部51の上端側の部位にスリット状の凹部51aが形成され、凹部51aは、被挟持部51の外周面から被打撃部50の外周面に亘って切り込むように形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。凹部51aの形成位置、形状、及び、切込み深さは適宜設定できるし、凹部51aを非形成とする構成でも良い。よって、例えば、被挟持部51の上端から下端にかけて凹部51aを連続して形成する構成でも良く、被挟持部51の外周面の下端側や上下方向中央等、一部の領域に凹部51aを形成しても良い。

0073

上記実施形態では、筒部20の内周面の周方向における一部の領域に第1支持部22が接続される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、筒部20の内周面に周方向に沿って連続して第1支持部22を接続する構成でも良い。

0074

上記実施形態では、第2支持部23に第2ヘッドセンサS3が配設される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、第2支持部23や第2ヘッドセンサS3を省略する構成でも良い。また、第2支持部23及び第2ヘッドセンサS3を備える一方で、第1ヘッドセンサS2を省略する構成でも良い。

0075

また、筒部20の下端側の開口を閉塞して底面を形成し、その底面にリムセンサS1、第1ヘッドセンサS2及び第2ヘッドセンサS3を支持させる構成でも良い。この場合には、第1ヘッドセンサS2を省略しても良く、リムセンサS1を底面の中央部に配置しても良い。

0076

上記実施形態では、第1支持部22にリムセンサS1が配設される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、リムセンサS1を筒部20や固定部21の内周面に配置する構成としても良い。

0077

上記実施形態では、リムセンサS1が圧電素子として構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、振動を検出する他のセンサ(例えば、動電型静電容量型のセンサ)を用いてリムセンサS1を構成しても良い。

0078

上記実施形態では、第1,2ヘッドセンサS2,S3が圧電素子を備える場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、圧力センサ静電センサレーザセンサ、又は、マグネットセンサを用いて第1,2ヘッドセンサS2,S3を構成しても良い。

0079

1電子打楽器
2胴部
3ヘッド
4フープ
40a 収容部
41a貫通孔
5リム
50 被打撃部
51 被挟持部
51a 凹部
Bボルト
S1 リムセンサ

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