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図面 (8)

課題

ベッドフレーム過度下降させ過ぎることなく、予め設定された中間位置に位置決めできるようにすること。

解決手段

ベッドフレームを上限位置と下限位置との間で昇降駆動する昇降用駆動源8と、ベッドフレームの昇降駆動を制御する制御装置31と、ベッドフレームを上昇方向に駆動する上昇スイッチ及び下降方向に駆動する下降スイッチを有するリモートコントローラ21と、上限位置と下限位置との間の中間位置を設定する高さ設定部45と、ベッドフレームが昇降駆動されたときの高さ位置を検出する高さ検出部47を具備し、制御装置は、ベッドフレームが中間位置よりも下方から上昇方向に駆動されて中間位置に到達したことが検出されたとき上昇を停止する。

概要

背景

身体の不自由な病人などの利用者介護者の手を借り車椅子からベッド装置上に移動したり、逆にベッド装置から車椅子に移動する場合、ベッド装置のベッドフレームと、車椅子の座部の高さを同じに設定すれば、利用者自身での移動や、介護者が行う移載の作業を比較的容易に行うことが可能となる。

そこで、従来はベッド装置のベッドフレームの高さを変え、両者の高さを合わせることで、車椅子とベッド装置との間における、利用者自身による移動や、介護者が利用者を移動させる作業を行い易いようにしている。

ベッド装置のベッドフレームの高さを変える場合、ベッドフレームを上昇方向或いは下降方向のいずれかに駆動するようにしている。つまり、使用時におけるベッドフレームの高さが車椅子の座面よりも低い場合にはベッドフレームを上昇させ、高い場合には下降させるようにしている。ベッドフレームの高さを変える場合、通常、リモートコントローラに設けられた下降用の操作スイッチを押圧操作して行うようにしている。

ところで、利用者を車椅子とベッドフレームとの間で移動させる場合、車椅子をベッドフレームに横付けし、ベッドフレームを座面と同じ高さにしてから、利用者が自身で移動したり介護者が利用者を移動させるということが行われる。

しかしながら、ベッド装置のベッドフレームが椅子の座面よりも高い位置にある場合、前記ベッドフレームを前記リモートコントローラに設けられた下降操作スイッチを操作して下降させなければならない。その場合、前記リモートコントローラの操作者(利用者自身或いは介護者)は前記ベッドフレームを必要以上に下降させ過ぎてしまうということがある。

また、利用者が前記ベッドフレームの端に腰かけた、端坐位の状態から立ち上がる場合、利用者の足が床面に確実に着くよう前記ベッドフレームの高さを位置決めすることで、利用者が立ち上がり易くするということも要求される。

概要

ベッドフレームを過度に下降させ過ぎることなく、予め設定された中間位置に位置決めできるようにすること。ベッドフレームを上限位置と下限位置との間で昇降駆動する昇降用駆動源8と、ベッドフレームの昇降駆動を制御する制御装置31と、ベッドフレームを上昇方向に駆動する上昇スイッチ及び下降方向に駆動する下降スイッチを有するリモートコントローラ21と、上限位置と下限位置との間の中間位置を設定する高さ設定部45と、ベッドフレームが昇降駆動されたときの高さ位置を検出する高さ検出部47を具備し、制御装置は、ベッドフレームが中間位置よりも下方から上昇方向に駆動されて中間位置に到達したことが検出されたとき上昇を停止する。

目的

この発明は、ベッドフレームの高さを変えるとき、前記ベッドフレームを下方から上昇方向に駆動して高さを設定することで、前記ベッドフレームを良好に位置決めできるようにしたベッド装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

昇降方向に駆動されるベッドフレームを、上限位置と下限位置との中間位置で位置決めするベッド装置であって、前記ベッドフレームを上限位置と下限位置との間で昇降駆動する駆動手段と、この駆動手段による前記ベッドフレームの昇降駆動を制御する制御手段と、前記ベッドフレームを上昇方向に駆動する上昇操作部及び下降方向に駆動する下降操作部を有する操作手段と、前記制御手段に前記上限位置と前記下限位置との間の前記中間位置を設定する高さ設定手段と、前記ベッドフレームが前記操作手段の操作によって昇降駆動されたときの前記ベッドフレームの高さ位置を検出する高さ検出手段を具備し、前記制御手段は、前記ベッドフレームが前記操作手段の操作によって前記中間位置よりも下方から上昇方向に駆動されて前記中間位置に到達したことが前記検出手段によって検出されたとき、前記ベッドフレームの上昇を停止することを特徴とするベッド装置。

請求項2

前記ベッドフレームが前記中間位置よりも上方から前記操作手段によって下降方向に駆動されて前記中間位置に接近したとき、前記制御手段は前記中間位置よりもこの中間位置近傍の下方の位置で前記ベッドフレームの下降を停止させることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。

請求項3

前記高さ設定手段によって前記中間位置が設定されたときに、この設定に基づいて前記操作手段による前記ベッドフレームの前記中間位置よりも下方から上昇方向への駆動及び前記中間位置よりも上方から下降方向への駆動が制御されることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。

請求項4

前記ベッドフレームが前記操作手段によって上昇方向或いは下降方向に駆動されて前記中間位置に接近したとき、前記制御手段は前記ベッドフレームの昇降速度を低下させることを特徴とする請求項2記載のベッド装置。

請求項5

前記制御手段には、前記高さ設定手段によって複数の前記中間位置が高さ選択手段によって選択可能に設定されることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。

請求項6

前記制御手段は、前記高さ設定手段によって設定された複数の前記中間位置のうち、高さ選択手段によって選択された前記中間位置に前記ベッドフレームを位置決めすることを特徴とする請求項5記載のベッド装置。

請求項7

昇降方向に駆動されるベッドフレームを、上限位置と下限位置との中間位置で位置決めするベッド装置であって、前記ベッドフレームを上限位置と下限位置との間で昇降駆動する駆動手段と、この駆動手段による前記ベッドフレームの昇降駆動を制御する制御手段と、前記ベッドフレームを上昇方向に駆動する上昇操作部及び下降方向に駆動する下降操作部を有する操作手段と、前記制御手段に前記上限位置と前記下限位置との間に、選択可能な複数の前記中間位置を設定する高さ設定手段とを具備することを特徴とするベッド装置。

請求項8

前記ベッドフレームが上昇方向或いは降方向に駆動されて前記中間位置に到達したとき、そのことを知らせる通報手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項7記載のベッド装置。

技術分野

0001

この発明はベッドフレームを上昇方向或いは下降方向に駆動して所定の高さに設定することができるベッド装置に関する。

背景技術

0002

身体の不自由な病人などの利用者介護者の手を借り車椅子からベッド装置上に移動したり、逆にベッド装置から車椅子に移動する場合、ベッド装置のベッドフレームと、車椅子の座部の高さを同じに設定すれば、利用者自身での移動や、介護者が行う移載の作業を比較的容易に行うことが可能となる。

0003

そこで、従来はベッド装置のベッドフレームの高さを変え、両者の高さを合わせることで、車椅子とベッド装置との間における、利用者自身による移動や、介護者が利用者を移動させる作業を行い易いようにしている。

0004

ベッド装置のベッドフレームの高さを変える場合、ベッドフレームを上昇方向或いは下降方向のいずれかに駆動するようにしている。つまり、使用時におけるベッドフレームの高さが車椅子の座面よりも低い場合にはベッドフレームを上昇させ、高い場合には下降させるようにしている。ベッドフレームの高さを変える場合、通常、リモートコントローラに設けられた下降用の操作スイッチを押圧操作して行うようにしている。

0005

ところで、利用者を車椅子とベッドフレームとの間で移動させる場合、車椅子をベッドフレームに横付けし、ベッドフレームを座面と同じ高さにしてから、利用者が自身で移動したり介護者が利用者を移動させるということが行われる。

0006

しかしながら、ベッド装置のベッドフレームが椅子の座面よりも高い位置にある場合、前記ベッドフレームを前記リモートコントローラに設けられた下降操作スイッチを操作して下降させなければならない。その場合、前記リモートコントローラの操作者(利用者自身或いは介護者)は前記ベッドフレームを必要以上に下降させ過ぎてしまうということがある。

0007

また、利用者が前記ベッドフレームの端に腰かけた、端坐位の状態から立ち上がる場合、利用者の足が床面に確実に着くよう前記ベッドフレームの高さを位置決めすることで、利用者が立ち上がり易くするということも要求される。

先行技術

0008

特許第4141233号公報
特許第5707371号公報

発明が解決しようとする課題

0009

ところで、車椅子には車体の側方、前方、後方などに車輪ひじ掛け、足載せ、手押しハンドルなど種々の部材が突出して設けられている。

0010

そのため、ベッドフレームの側方に車椅子を横付けした状態で、前記ベッドフレームを下降方向に駆動すると、前記ベッドフレームを必要以上に下降させたときには、前記車椅子の周囲から突出した各種の前記部材に、下降する前記ベッドフレームがぶつかったり、ベッドフレームの下面に挟まってしまうなどのことが生じる虞れがある。

0011

さらに、ベッド装置の周囲には補助テーブルなどの物品が置かれていることが多いため、それらの物品に下降するベッドフレームがぶつかるということもある。

0012

また、利用者が端坐位の状態から立ち上がる際、前記ベッドフレームを利用者が立ち上がり易いよう、丁度良い高さに位置決めすることが要求される。その場合、前記ベッドフレームを丁度良い高さよりも上方から下降させて位置決めすると、利用者の足が床面に強く押し付けられてしまうということがあるため、好ましくないということもある。

0013

この発明は、ベッドフレームの高さを変えるとき、前記ベッドフレームを下方から上昇方向に駆動して高さを設定することで、前記ベッドフレームを良好に位置決めできるようにしたベッド装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0014

第1の発明は、昇降方向に駆動されるベッドフレームを、上限位置と下限位置との中間位置で位置決めするベッド装置であって、
前記ベッドフレームを上限位置と下限位置との間で昇降駆動する駆動手段と、
この駆動手段による前記ベッドフレームの昇降駆動を制御する制御手段と、
前記ベッドフレームを上昇方向に駆動する上昇操作部及び下降方向に駆動する下降操作部を有する操作手段と、
前記制御手段に前記上限位置と前記下限位置との間の前記中間位置を設定する高さ設定手段と、
前記ベッドフレームが前記操作手段の操作によって昇降駆動されたときの前記ベッドフレームの高さ位置を検出する高さ検出手段を具備し、
前記制御手段は、前記ベッドフレームが前記操作手段の操作によって前記中間位置よりも下方から上昇方向に駆動されて前記中間位置に到達したことが検出されたとき、前記ベッドフレームの上昇を停止することを特徴とするベッド装置にある。

0015

第2の発明は、昇降方向に駆動されるベッドフレームを、上限位置と下限位置との中間位置で位置決めするベッド装置であって、
前記ベッドフレームを上限位置と下限位置との間で昇降駆動する駆動手段と、
この駆動手段による前記ベッドフレームの昇降駆動を制御する制御手段と、
前記ベッドフレームを上昇方向に駆動する上昇操作部及び下降方向に駆動する下降操作部を有する操作手段と、
前記制御手段に前記上限位置と前記下限位置との間に、選択可能な複数の前記中間位置を設定する高さ設定手段と
を具備することを特徴とするベッド装置にある。

発明の効果

0016

第1の発明によれば、前記ベッドフレームを前記操作手段によって前記中間位置よりも下方から上昇方向に駆動して前記中間位置に到達したときに、前記ベッドフレームの上昇を停止するようにした。

0017

そのため、前記ベッドフレームを前記中間位置に位置決めするには、前記ベッドフレームを下方から上昇方向に駆動することになるから、前記ベッドフレームを車椅子の周囲から突出した部材などにぶつけるのを防止することができる。

0018

しかも、前記ベッドフレームに端坐位で着座した利用者の足に負担をかけることなく、前記ベッドフレームを利用者が立ち上がり易い高さに位置決めすることできる。

0019

第2の発明によれば、前記ベッドフレームの前記上限位置と前記下限位置との間に、前記高さ設定手段によって選択可能な複数の中間位置を設定することができる。

0020

そのため、ベッドフレームに対して、たとえば車椅子とストレッチャー、或いは座部の高さが異なる複数の車椅子などのように高さが異なる場合であっても、前記ベッドフレームを、それらに合わせた高さで位置決めできるから、たとえばベッドフレームと車椅子との間での利用者の移動を容易かつ確実に行うことが可能となる。

0021

また、利用者がベッドフレームの端に腰かけた端坐位の状態から立ち上がるような場合、利用者の身長などに応じて前記ベッドフレームを、利用者が足に負担をかけることなく立ち上がり易い高さに位置決めすることが可能となる。

図面の簡単な説明

0022

この発明の一実施の形態を示すベッド装置の正面図。
同じく示すベッド装置の平面図。
リモートコントローラを示す正面図。
各種駆動源駆動制御を示すブロック図。
(a)はベッドフレームが中間位置よりも下方にあるときの位置決めを説明するための図、(b)はベッドフレームが中間位置よりも上方にあるときの位置決めを説明するための図。
ベッドフレームが中間位置よりも下方にあるときに、ベッドフレームの位置決め手順を説明するフローチャート
ベッドフレームが中間位置よりも上方にあるときに、ベッドフレームの位置決め手順を説明するフローチャート。

実施例

0023

以下、この発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。

0024

図1起床式のベッド装置1を示す正面図である。このベッド装置1はベッド本体としてのベースフレーム2を備えている。このベースフレーム2の四隅部にはキャスタ3が設けられ、このキャスタ3によってベースフレーム2は移動可能になっている。なお、ベースフレーム2の長手方向一端には4つのキャスタ3を同時にロックしたり、ロック状態解除することができるペダル4が設けられている。

0025

前記ベースフレーム2の上方にはベッドフレーム5が設けられ、このベッドフレーム5は長手方向の一端と他端にはリンク機構6が設けられている。左右一対のリンク機構6は連動杆7によって連結されている。

0026

前記連動杆7は、前記ベッドフレーム5の長手方向の一端部に設けられた昇降用駆動源8によって進退駆動される駆動軸8a(図2に示す)によって図1に矢印で示す左右方向に駆動されるようになっている。それによって、前記ベッドフレーム5は昇降駆動されるようになっている。この実施の形態では、前記リンク機構6、連動杆7及び昇降用駆動源8によって前記ベッドフレーム5を昇降方向に駆動する駆動手段を構成している。

0027

前記ベッドフレーム5の上面には床板11が載置されている。この床板11は背上げ床部11a、床部11b、固定床部11c、第1の脚上げ床部11d及び第2の脚上げ床部11eの5つに分割されている。隣り合う各床部は、互いに回動可能に連結され、前記固定床部11cは前記ベッドフレーム5に固定されている。

0028

前記ベッドフレーム5の長手方向一端部の下面には、図2に示すように背上げ用駆動源12と脚上げ用駆動源13が設けられている。各駆動源12,13はそれぞれ駆動軸12a,13aを軸方向に進退駆動する。各駆動軸12a,13aの先端は回転軸12b,13bに一端が連結されたリンク12c,13c(ともに図1に示す)の他端に連結される。

0029

各回転軸12b,13bにはそれぞれ一対の第1、第2のアーム12d,13d(図1に1つだけ図示)の一端が連結されている。各アーム12d,13dの他端にはローラ12e,13eが設けられている。前記第1のアーム12dのローラ12eは背上げ床部11aの下面に転接し、第2のアーム13eのローラ13eは第1の脚上げ床部11dの下面に転接している。

0030

前記背上げ用駆動源12と脚上げ用駆動源13が作動して各駆動源12,13が前進方向に駆動されると、リンク12c,13cを介して回転軸12b,13bが回転駆動される。それによって、第1のアーム12dと第2のアーム13dが起上方向に駆動されるから、その起上によって背上げ床部11aと第1の脚上げ床部11dが各アーム12d,13dの先端に設けられたローラ12e,13eによって押圧されて上昇するようになっている。

0031

なお、前記第1の脚上げ床部11dが起上させると、その起上に第2の脚上げ用床部11eが連動する。それによって、第1の脚上げ用床部11dと第2の脚上げ用床部11eはほぼへの字状に屈曲する。

0032

前記ベッドフレーム5の長手方向一端と他端の幅方向両端部にはそれぞれ取付け部16が設けられている。長手方向一方の一対の取付け部16には図1に示すようにヘッドボード体17が着脱可能に設けられ、他方の一対の取付け部14にはフットボード体18が同じく着脱可能に設けられている。

0033

前記昇降用駆動源8、背上げ用駆動源12及び脚上げ用駆動源13は図3に示す操作手段通してのリモートコントローラ21によって遠隔的に駆動を制御できるようになっている。

0034

前記リモートコントローラ21には、ベッドフレーム5を上昇させる上昇操作部としての上昇スイッチ22、下降させる下降操作部としての下降スイッチ23、背上げ床部11aを起上方向に駆動する背上げスイッチ24、倒伏方向に駆動する背下げスイッチ25、第1の脚上げ床部11dを起上方向に駆動する脚上げスイッチ26、倒伏方向に駆動する脚下げスイッチ27、及び後述するように前記ベッドフレーム5を中間位置に位置決めする際に使用される位置決め手段としての位置決めスイッチ51が設けられている。

0035

前記リモートコントローラ21の裏面には、たとえばボールペンの先などで押すことでリモートコントローラ21の各スイッチの操作をオンオフすることのできる押圧スイッチ(図示せず)が設けられ、上部にはフック28が設けられている。このフック28によってリモートコントローラ21は前記ヘッドボード体17や前記ベッドフレーム5の両側に設けられる図示しない側柵などに着脱可能、つまり移動可能に吊り下げることがきるようになっている。

0036

前記ベッドフレーム5の下面の長手方向中央部で、幅方向の一端側寄りには、図1図2鎖線で示す制御手段を構成する制御装置31が設けられている。この制御装置31からは、内部に設けられた図示しない制御機器電気的に接続された中継コード32が導出されている。

0037

この中継コード32は分配器33によって2つの支線32a,32bに分岐され、一方の支線32aはベッドフレーム5の幅方向一端からヘッドボード体17側に導かれ、他方の支線32bは幅方向他端からヘッドボード体17側に導かれている。各支線32a,32bの先端にはそれぞれオス側端子部34aが接続されている。

0038

前記中継コード32の支線32a,32bに設けられたオス側端子部34aには前記リモートコントローラ21が着脱可能に接続される。すなわち、リモートコントローラ21からは接続コード36が導出されていて、この接続コード36の先端にはメス側端子部34bが接続されている。

0039

そして、このメス側端子部34bを2つの支線32a,32bに設けられたオス側端子部34aのいずれか一方に選択的に接続される。それによって、図4に示すように、前記制御装置31を介して前記リモートコントローラ21によって前記各駆動源8,12,13を作動させ、ベッドフレーム5を上下動させたり、背上げ用床部11aや第1、第2の脚上げ用床部11d,11eを起伏駆動させることができるようになっている。

0040

前記ベッドフレーム5を昇降駆動する駆動手段としての前記昇降用駆動源8は、前記リモートコントローラ21に設けられた上昇スイッチ22及び、前記下降スイッチ23の操作によって駆動されるようになっている。

0041

図4に示すように、前記昇降用駆動源8には前記ベッドフレーム5が上昇方向の操作限界である上限位置まで駆動されたときに、そのことを検知する上限スイッチ44a、上限位置から下降方向の操作限界である下限位置まで駆動されたときにそのことを検知する下限スイッチ44cが設けられている。

0042

前記制御装置31には高さ設定手段としての高さ設定部45が接続されている。この高さ設定部45は、前記ベッドフレーム5を前記上限位置と前記下限位置の間で後述するように位置決めして停止させるための中間位置を前記制御装置31に設けられた図示しない記憶部に設定することができる。

0043

前記高さ設定部45は、前記制御装置31に対して1つ若しくは複数の前記中間位置を設定できるようになっている。そして、前記高さ設定部45によって設定された複数の前記中間位置の1つを、高さ選択手段である高さ選択部46によって選択することで、前記ベッドフレーム5を後述するように選択された中間位置に位置決め停止させることができるようになっている。

0044

ここで、図5(a),(b)に示すように前記上限位置をUH、前記中間位置をMH、前記下限位置をLHとする。前記中間位置MHが複数の場合にはMH1,MH2,…,MHnとする。

0045

なお、この実施の形態では、前記各スイッチ44a,44cは前記昇降用駆動源8によって進退駆動される駆動軸8aの移動量に応じて作動するようになっている。つまり、前記移動量はベッドフレーム5の高さ変化に対応するようになっている。

0046

前記ベッドフレーム5の前記上限位置UHと前記下限位置LHとの間における、前記中間位置MHを含む高さは、前記駆動軸8aの移動量に基いて高さ検出手段である高さ検出部47によって検出される。この高さ検出部47によって検出された高さは前記制御装置31に出力されるようになっている。

0047

なお、前記ベッドフレーム5の高さの検出は前記駆動軸8aの移動量に依らずに他の手段、例えば前記ベッドフレーム5の高さを機械的或いは電気的に測定して検出するようにしてもよい。

0048

前記リモートコントローラ21の上昇スイッチ22を押し続け、前記ベッドフレーム5が上限位置UHまで駆動されると、前記上限スイッチ44aが作動して前記昇降用駆動源8が停止する。つまり、前記ベッドフレーム5の上昇が停止される。この実施の形態では、前記ベッドフレーム5の上限位置UHは床面から600mmに設定されている。

0049

上限位置UHにある前記ベッドフレーム5を下降させるには、前記リモートコントローラ21に設けられた下降スイッチ23を押圧操作する。それによって、前記ベッドフレーム5を上限位置UHから下限位置LHまで下降させることができる。この実施の形態では、前記ベッドフレーム5の下限位置LHは床面から250mmに設定されている。

0050

図3に示すように、前記リモートコントローラ21には前記位置決めスイッチ51が設けられている。この位置決めスイッチ51をオンにすることで、後述するように前記ベッドフレーム5を前記高さ設定部45で設定された中間位置MHで停止させることができる。この実施の形態では、前記ベッドフレーム5の中間位置MHは床面から300mmに設定されている。

0051

前記位置決めスイッチ51をオンにした状態での前記ベッドフレーム5の前記中間位置MHへの位置決め操作は、前記ベッドフレーム5が前記高さ設定部45で設定された前記中間位置MHよりも下方の位置にあり、その位置から前記上限スイッチ44aによって上昇方向に駆動したときにだけ、前記中間位置MHで停止させることができるようになっている。

0052

なお、前記位置決めスイッチ51は前記リモートコントローラ21に設けず、前記制御装置31の筐体に設け、この制御装置31に直接接続するようにしてもよい。

0053

前記ベッドフレーム5が前記高さ設定部45で設定された中間位置MHよりも上方にある場合、前記位置決めスイッチ51をオンにした状態で前記下降スイッチ23を押圧操作しても、前記ベッドフレーム5は前記高さ設定部45で設定された前記中間位置MHで停止せず、前記中間位置MHの近傍のわずかに下方の位置、たとえば数十ミリ程度下方の予め設定された下降停止位置SHまで下降して停止する。下降停止位置SHは図5(a),(b)に示す。

0054

前記ベッドフレーム5が前記下降停止位置SHで停止すると、そのことが前記制御装置31に接続された通報手段としての通報部52からたとえば音声などの手段によって通報される。

0055

前記ベッドフレーム5が前記下降停止位置SHで停止した後、前記上昇スイッチ22を押圧操作すれば、前記ベッドフレーム5は上昇方向に駆動されて前記高さ設定部45で設定された前記中間位置MHまで上昇して停止するようになっている。

0056

つまり、前記制御装置31は前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHよりも下方の位置から上昇方向に駆動されたときには、前記高さ検出部47の検出に基いて前記高さ設定部45で設定された前記中間位置MHで停止させて位置決めすることができる。

0057

これに対し、前記ベッドフレーム5が上昇方向から下降方向に駆動されたときには、前記中間位置MHよりもわずかに低い前記下降停止位置SHまで駆動されて停止し、そのことが前記通報部52によって報知される。

0058

したがって、前記ベッドフレーム5が前記下降停止位置SHで停止した後、前記ベッドフレーム5を上昇方向に駆動することで、前記中間位置MHに位置決めすることができるようになっている。

0059

前記ベッドフレーム5を上昇方向或いは下降方向に駆動するとき、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHに接近したことを、前記高さ検出部47が検出すると、その検出に基づいて前記制御装置31から前記通報部52に検出信号が出力される。それによって、前記通報部52は音声や光の点滅などによる通報信号を出力する。

0060

さらに、前記通報部52は、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHで位置決めされたとき、そのことを同じく音声や光の点滅などの手段によって前記リモートコントローラ21の操作者に通報するようになっている。

0061

前記高さ設定部45によって前記ベッドフレーム5を停止させる前記中間位置MHが複数設定されている場合、そのうちの1つを前記高さ選択部46によって選択する。それによって、前記ベッドフレーム5は上述したように選択された1つの前記中間位置MHに位置決めすることができる。

0062

前記中間位置MHは、利用者が使用する車椅子の座部の床面からの高さ、ストレッチャーの高さ、ベッドフレーム5の端に腰かけて端坐位の状態にある利用者が床面に足をついて立ち上がるのに丁度よい高さなどに設定される。利用者が端坐位の状態から立ち上がるのに丁度よい高さは利用者の身長などによっても異なる。

0063

そのため、使用する車椅子の座部の高さや端坐位に丁度良い高さなどに応じて複数の前記中間位置MHの前記高さ設定部45によって前記制御装置31に設定され、そのうちの1つを選択できるようになっている。

0064

前記ベッドフレーム5が上昇方向或いは下降方向に駆動されて前記中間位置MHに近付き、そのことを前記高さ検出部47が検出すると、前記制御装置31は前記昇降用駆動源8による前記ベッドフレーム5の昇降速度減速するようになっている。

0065

このような構成のベッド装置によれば、前記ベッドフレーム5を、利用者が利用し易いよう前記高さ設定部45によって設定された中間位置MHに位置決めするには、まず、前記リモートコントローラ21に設けられた前記位置決めスイッチ51をオンにする。ついで、前記高さ設定部45によって設定された複数の中間位置MH1、MH2、…、MHnのうち、たとえば利用者に好適する中間位置MH2を前記高さ選択部46によって選択する。

0066

その後、前記上昇スイッチ22を操作する。前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHよりも下方にある場合、前記リモートコントローラ21の上昇スイッチ22を操作すれば、前記ベッドフレーム5は前記中間位置MH2よりも下方から上昇方向に駆動される。

0067

前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHに近づくと、そのことが前記通報部52によって通報されるとともに、前記ベッドフレーム5の上昇速度が減速された後、前記中間位置MHで停止する。

0068

図5(a)及び図6は、前記中間位置MH2よりも下方ある前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2に位置決めされるときの動作を説明している。

0069

一方、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2よりも上方にある場合、前記位置決めスイッチ51をオンにした後、前記上昇スイッチ22を操作しても前記ベッドフレーム5は上昇方向に作動することはない。

0070

このとき、前記上昇スイッチ22を操作すると、前記制御装置31を介して前記通報部52により、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHよりも上方にあること、及び前記下降スイッチ23を操作することが通報される。

0071

操作者は、前記通報部52の通報によって前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2よりも上方にあることを認識したならば、前記リモートコントローラ21の下降スイッチ23を操作する。

0072

それによって、前記ベッドフレーム5は下降方向に駆動され、前記中間位置MH2よりもわずかに下方の前記下降停止位置SHで停止する。

0073

前記ベッドフレーム5が前記下降停止位置SHで停止すると、そのこと及び前記ベッドフレーム5を上昇方向に駆動することが前記通報部52によって通報される。その通報を確認したら、操作者は前記リモートコントローラ21の上昇スイッチ22を操作する。それによって、前記ベッドフレーム5は前記下降停止位置SHから上昇方向に駆動され、前記中間位置MH2に自動的に位置決め停止することができる。

0074

図5(b)及び図7は、前記中間位置MH2よりも上方ある前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2に位置決めされるときの動作を説明している。

0075

このように、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2よりも下方にある場合には、上昇方向に駆動することによって前記中間位置MH2に位置決めすることができ、前記中間位置MH2よりも上方にある場合には前記中間位置MH2よりもわずかに下方の下降停止高さSHまで下降させてから、上昇方向に駆動して位置決めすることができる。

0076

そのため、前記ベッドフレーム5を前記中間位置MH2に位置決めする際、前記ベッドフレーム5を必要以上に大きく下降方向に駆動することなく行えるから、従来のように前記ベッドフレーム5を大きく下降させ過ぎ、ベッド装置の側方に止められた車椅子の周囲から突出した部分や、ベッド装置の周辺部に配置されたテーブルなどにぶつけたりするのを防止できる。

0077

また、利用者が前記ベッドフレーム5の側部に座った端坐位の状態で前記ベッドフレーム5を前記中間位置MH2に位置決めする際、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2よりも下方にある場合には、前記ベッドフレーム5を上昇方向に駆動して位置決めする。そのため、その場合には前記ベッドフレーム5を下降さることなく位置決めできるから、下降させて位置決めする場合に比べ、利用者の脚部に不用意な負担をかけるのを防止することができる。

0078

前記ベッドフレーム5が前記中間位置MH2よりも上方にある場合、前記ベッドフレーム5は最初に下降方向に駆動されるが、一旦、前記中間位置MH2よりもわずかに下方の前記下降停止位置SHで停止させられる。ついで、前記ベッドフレーム5は上昇方向に駆動されて前記中間位置MH2に位置決めされるから、この場合も前記ベッドフレーム5を下降させ過ぎて利用者の脚部に負担をかけるということが防止される。

0079

前記制御装置31には前記高さ設定部45によって複数の前記中間位置MHが設定され、そのうちの1つを前記高さ選択部46で選択することで、選択された前記中間位置MHに前記ベッドフレーム5を位置決めすることができる。

0080

そのため、前記ベッドフレーム5の高さを、利用者や車椅子の種類、或いはその他の条件などによって異なる最適な前記中間位置MHに容易に、しかも確実に位置決めすることができる。

0081

前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHよりも上方にある状態で、前記中間位置MHに位置決めする場合、前記ベッドフレーム5を下降方向に駆動して前記中間位置MHよりもわずかに下方の前記下方停止位置SHで停止させてから、上昇方向に駆動して前記中間位置MHに位置決めできるようにしている。

0082

そのため、前記中間位置MHよりも上方にある前記ベッドフレーム5を前記中間位置MHに位置決めする場合も、前記ベッドフレーム5を下降させ過ぎるのを確実に防止することができる。

0083

前記ベッドフレーム5を前記中間位置MHに位置決めする際、前記ベッドフレーム5が前記中間位置MHに接近したとき、前記制御装置31は前記ベッドフレーム5の昇降速度を減速し、しかも接近したことを前記通報部52によって通報するようにしている。

0084

そのため、操作者や利用者はそのことを確実に認識できるばかりか、前記ベッドフレーム5を利用者に負担が掛からないよう前記中間位置MHで緩やかに停止させることができる。

0085

なお、前記高さ設定部45、前記高さ選択部46、前記高さ検出部47、前記位置決めスイッチ51、及び前記通報部52は前記制御装置31の筐体に設けてもよいが、それとは別に前記ベッドフレーム2に筐体を設置し、そこに設けるようにしてもよく、その点はなんら限定されるものではない。

0086

また、前記ベッドフレーム5を昇降駆動する駆動手段の構成もなんら限定されるものではなく、要は前記ベッドフレーム5を昇降駆動することができる構成であればよい。

0087

また、前記中間位置は、前記高さ設定部45によって前記制御装置31に設定するようにしたが、たとえばリモートコントローラ21や制御装置31の筐体などに、高さ設定手段としての高さ記憶用スイッチを設け、前記ベッドフレーム2が利用者の好みの高さにあるときに、前記高さ記憶用スイッチを操作することで、そのときの高さを前記中間位置として前記制御装置31に記憶設定させるようにしてもよい。

0088

5……ベッドフレーム、8…昇降用駆動源(駆動手段)、21…リモートコントローラ(操作手段)、22…上昇スイッチ(上昇操作部)、23…下降スイッチ(下降操作部)、31…制御装置(制御手段)、45…高さ設定部(高さ設定手段)、46…高さ選択部(高さ選択手段)、47…高さ検出部(高さ検出手段)、51…位置決めスイッチ(位置決め手段)、52…通報部(通報手段)。

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