図面 (/)

技術 LED灯交換工事の施工方法

出願人 株式会社MASS鎌田拓史
発明者 鎌田拓史
出願日 2018年2月23日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2018-030412
公開日 2019年8月29日 (4ヶ月経過) 公開番号 2019-145430
状態 未査定
技術分野 照明装置の素子の配置,冷却,密封,その他 非携帯用の照明装置またはそのシステム
主要キーワード N端子 交換工事 L端子 自家発電システム グロー管 電子スタータ LED灯 過電流制限回路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

既存の蛍光灯用点灯回路を含む蛍光灯用照明器具に対して、蛍光灯LED灯交換するための工事を容易にする。

解決手段

LED灯交換工事施工方法は、ソケット2の4つの端子部21〜24の少なくとも2つに、LED用点灯回路4を接続する工程と、蛍光灯用点灯回路のうち、商用電源8が接続される電源端子7とソケット2の4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される部分を切り離す工程と、4つの端子を有するLED灯3をソケット2に取り付ける工程とを有する。LED灯3は、2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、第1ダイオードブリッジ及び第2ダイオードブリッジのプラス極マイナス極出力端子の間に接続されたLED素子とを備える。

概要

背景

近年、LED(Light Emitting Diode)素子を用いた照明器具の普及が進んでいる。これに伴い、既存の蛍光灯用照明器具蛍光灯LED灯交換する工事が行われるようになっている。例えば、特開2012−074298号公報(特許文献1)では、グロースタータ方式蛍光灯用器具において、既存の直管型蛍光灯を、一端側に給電側口金、他端側に内部短絡された短絡側口金を備えるLED蛍光灯と交換し、さらに既存のグロー管LED用点灯管と交換する交換方法が開示されている。

概要

既存の蛍光灯用点灯回路を含む蛍光灯用の照明器具に対して、蛍光灯をLED灯に交換するための工事を容易にする。LED灯交換工事施工方法は、ソケット2の4つの端子部21〜24の少なくとも2つに、LED用点灯回路4を接続する工程と、蛍光灯用点灯回路のうち、商用電源8が接続される電源端子7とソケット2の4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される部分を切り離す工程と、4つの端子を有するLED灯3をソケット2に取り付ける工程とを有する。LED灯3は、2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、第1ダイオードブリッジ及び第2ダイオードブリッジのプラス極マイナス極出力端子の間に接続されたLED素子とを備える。

目的

本発明は、既存の蛍光灯用点灯回路を含む蛍光灯用の照明器具に対して、蛍光灯をLED灯に交換するための工事を容易にすることができるLED交換工事の施工方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

蛍光灯用器具において、蛍光灯の代わりにLED灯を取り付けるLED灯交換工事施工方法であって、前記蛍光灯用器具は、前記蛍光灯の4つの端子が取り付けられる4つの端子部を含むソケットと、前記ソケットの前記4つの端子部の少なくとも2つに電気的に接続された蛍光灯用点灯回路と、外部の商用電源が接続される電源端子とを備え、前記施工方法は、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つとの間に、前記商用電源から供給される交流電力直流に変換して供給するAC/DC変換器を含むLED用点灯回路を接続する工程と、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される部分を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す工程と、前記ソケットの前記4つの端子部に取り付け可能な4つの端子を有する前記LED灯を取り付ける工程とを有し、前記LED灯は、前記LED灯の4つの端子のうち2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、前記4つの端子のうち他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、前記第1ダイオードブリッジ及び前記第2ダイオードブリッジのプラス極出力端子マイナス極の出力端子の間に接続されたLED素子とを備える、LED灯交換工事の施工方法。

請求項2

蛍光灯用器具において、蛍光灯の代わりにLED灯を取り付けるLED灯交換工事の施工方法であって、前記蛍光灯用器具は、前記蛍光灯の4つの端子が取り付けられる4つの端子部を含むソケットと、前記ソケットの前記4つの端子部の少なくとも2つに電気的に接続された蛍光灯用点灯回路と、外部の商用電源が接続される電源端子とを備え、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記商用電源が接続される電源端子と、前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される部分を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す工程と、前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つに、前記商用電源から供給される交流電力が入力される線を接続する工程と、前記ソケットの前記4つの端子部に取り付け可能な4つの端子を有する前記LED灯を取り付ける工程とを有し、前記LED灯は、前記LED灯の4つの端子のうち2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、前記4つの端子のうち他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、前記第1ダイオードブリッジ及び前記第2ダイオードブリッジのプラス極の出力端子とマイナス極の出力端子の間に接続されたLED素子とを備える、LED灯交換工事の施工方法。

請求項3

前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記ソケットの4つの端子部のうち2つの間の部分であって、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットとの間に位置しない部分の配線は、切断せずに残しておく、請求項1又は2に記載のLED灯交換工事の施工方法。

請求項4

前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記ソケットの4つの端子部のうち2つの間の部分であって、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットとの間に位置しない部分は、前記ソケットの4つの端子部のうち2つの間に接続されるグローランプ回路又は電子スタータ回路である、請求項3に記載のLED灯交換工事の施工方法。

請求項5

前記蛍光灯用器具は、複数の蛍光灯をそれぞれ取り付けるための複数のソケットを有し、前記蛍光灯用点灯回路は、複数の蛍光灯を点灯するための前記複数のソケットに共通の蛍光灯用点灯回路を含み、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される部分を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す工程において、前記複数のソケットに共通の蛍光灯用点灯回路を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す、請求項1〜4のいずれか1項に記載のLED灯交換工事の施工方法。

請求項6

前記LED灯は、前記第1ダイオードブリッジ及び前記第2ダイオブリッジと、前記LED素子との間に接続される第3ダイオードブリッジをさらに備える、請求項2に記載のLED灯交換工事の施工方法。

技術分野

0001

本発明は、蛍光灯用照明器具において、蛍光灯の代わりにLED灯を取り付けるLED灯の交換工事施工方法に関する。

背景技術

0002

近年、LED(Light Emitting Diode)素子を用いた照明器具の普及が進んでいる。これに伴い、既存の蛍光灯用照明器具の蛍光灯をLED灯に交換する工事が行われるようになっている。例えば、特開2012−074298号公報(特許文献1)では、グロースタータ方式蛍光灯用器具において、既存の直管型蛍光灯を、一端側に給電側口金、他端側に内部短絡された短絡側口金を備えるLED蛍光灯と交換し、さらに既存のグロー管LED用点灯管と交換する交換方法が開示されている。

先行技術

0003

特開2012−074298号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記特許文献1に記載の交換方法は、一般消費者でも、容易に交換できるようにするものであり、器具改造する工事を伴わないことを前提としている。そのため、上記特許文献1に記載の交換方法は、グロー管を有しない器具には適用できない。また、この交換方法においても、既存のグロー管をLED用点灯用管と交換する必要がある。

0005

本発明は、既存の蛍光灯用点灯回路を含む蛍光灯用の照明器具に対して、蛍光灯をLED灯に交換するための工事を容易にすることができるLED交換工事の施工方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の1つの観点による施工方法は、蛍光灯用器具において、蛍光灯の代わりにLED灯を取り付けるLED灯交換工事の施工方法である。前記蛍光灯用器具は、前記蛍光灯の4つの端子が取り付けられる4つの端子部を含むソケットと、前記ソケットの前記4つの端子部の少なくとも2つに電気的に接続された蛍光灯用点灯回路、外部の商用電源が接続される電源端子とを備える。前記施工方法は、前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つと前記商用電源が接続される電源端子との間に、前記商用電源から供給される交流電力直流に変換して供給するAC/DC変換器を含むLED用点灯回路を接続する工程と、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つと前記商用電源が接続される電源端子との間に接続される部分を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す工程と、前記ソケットの前記4つの端子部に取り付け可能な4つの端子を有する前記LED灯を取り付ける工程とを有する。前記LED灯は、前記LED灯の4つの端子のうち2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、前記4つの端子のうち他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、前記第1ダイオードブリッジ及び前記第2ダイオードブリッジのプラス極出力端子マイナス極の出力端子の間に接続されたLED素子とを備える。

0007

上記施工方法によれば、ソケットの4つの端子部のうち少なくとも2つと電源端子との間の蛍光灯用点灯回路は切断され、ソケットの4つの端子部のうち少なくとも2つにLED用点灯回路が接続される。これにより、LED灯が取り付けられるソケットの4つの端子部のうち少なくとも2つに直流電力が供給される構成となる。なお、切断される蛍光灯用点灯回路が接続されていたソケットの少なくとも2つの端子部と、LED用点灯回路が接続される少なくとも2つの端子部は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。ソケットの4つの端子部には、LED灯の4つの端子が取り付けられる。ここで、LED灯は、4つの端子のうち2つに接続された第1ダイオードブリッジと、他の2つに接続された第2ダイオードブリッジと、これらの第1及び第2ダイオードブリッジのプラス極の出力端子とマイナス極の出力端子の間に接続されるLED素子を備える。そのため、LED灯の4つの端子のうち任意の2つに直流電力のプラス極及びマイナス極を供給して、LED灯を正常に点灯させることができる。すなわち、作業者は、LED灯の4つの端子と、LED用点灯回路の直流出力の端子との組み合わせを考慮しなくてもよくなる。例えば、作業者は、ソケットの4つの端子部のうち、任意の2つにLED用点灯回路をつなげることで、LED灯が点灯可能な構成を実現できる。

0008

上記施工方法において、作業者は、商用電源が接続される電源端子とソケットの間の蛍光灯用点灯回路を、LED用点灯回路に置き換え、LED灯をソケットに取り付ける作業で、LED灯交換工事を施工できる。この際、作業者は、蛍光灯用点灯回路の構造の詳細、LED用点灯回路をソケットの4つの端子部のうちどれに接続するか、さらに、LED灯の4つの端子とソケットの4つの端子部との組み合わせを考慮しなくても済む。そのため、既存の点灯回路を含む蛍光灯用の照明器具に対して、蛍光灯をLED灯に交換するための工事が容易になる。

0009

本発明のもう1つの観点による施工方法は、蛍光灯用器具において、蛍光灯の代わりにLED灯を取り付けるLED灯交換工事の施工方法である。前記蛍光灯用器具は、前記蛍光灯の4つの端子が取り付けられる4つの端子部を含むソケットと、前記ソケットの前記4つの端子部の少なくとも2つに電気的に接続された蛍光灯用点灯回路と、外部の商用電源が接続される電源端子とを備える。前記施工方法は、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つと前記商用電源が接続される電源端子との間に接続される部分を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す工程と、前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つに、前記商用電源から供給される交流電力が入力される線を接続する工程と、前記ソケットの前記4つの端子部に取り付け可能な4つの端子を有する前記LED灯を取り付ける工程とを有する。前記LED灯は、前記LED灯の4つの端子のうち2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、前記4つの端子のうち他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、前記第1ダイオードブリッジ及び前記第2ダイオードブリッジのプラス極の出力端子とマイナス極の出力端子の間に接続されたLED素子とを備える。

0010

上記施工方法によれば、ソケットの4つの端子部のうち少なくとも2つと電源端子との間の蛍光灯用点灯回路は切断され、ソケットの4つの端子部のうち少なくとも2つに商用電源の交流電力を供給する線が接続される。これにより、LED灯が取り付けられるソケットの4つの端子部のうち少なくとも2つに交流電力が供給される構成となる。なお、切断される蛍光灯用点灯回路が接続されていたソケットの少なくとも2つの端子部と、交流電力の線が接続される少なくとも2つの端子部は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。ソケットの4つの端子部には、LED灯の4つの端子が取り付けられる。ここで、LED灯は、LED灯の4つの端子のうち2つの端子に接続された第1ダイオードブリッジと、4つの端子のうち他の2つの端子に接続された第2ダイオードブリッジと、第1ダイオードブリッジ及び第2ダイオードブリッジのプラス極の出力端子とマイナス極の出力端子の間に接続されたLED素子とを備える。これにより、LED灯の4つの端子のうち一方端の2つに交流電力の線が接続され、且つ、他方端の2つには接続されない場合でもLED灯を点灯できるし、一方端の2つの端子及び他方端の2つの端子の両方に交流電力の線が接続される場合でもLED灯を点灯できる。そのため、作業者は、LED灯の4つの端子と、交流電力の線との組み合わせを厳密に考慮しなくてもよくなる。

0011

上記施工方法において、作業者は、商用電源が接続される電源端子とソケットの間の蛍光灯用点灯回路を切断して、商用電源の交流電力が供給される線をソケットの端子部に接続し、LED灯をソケットに取り付ける作業で、LED灯交換工事を施工できる。この際、作業者は、蛍光灯用点灯回路の構造の詳細、商用電源の交流電力の線をソケットの4つの端子部のうちどれに接続するか、さらに、LED灯の4つの端子とソケットの4つの端子部との組み合わせを厳密に考慮しなくても済む。そのため、既存の点灯回路を含む蛍光灯用の照明器具に対して、蛍光灯をLED灯に交換するための工事が容易になる。

0012

上記のLED交換工事の施工方法において、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記ソケットの4つの端子部のうち2つの間の部分であって、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットとの間に位置しない部分の配線は、切断せずに残しておいてもよい。上記の施工方法によれば、この蛍光灯用点灯回路の部分を切断せずに残しておいても、LED灯は、正常に点灯する構成となる。これにより、蛍光灯用点灯回路の配線を切断する工程が少なくすることができる。そのため、工事がより容易になる。

0013

前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記ソケットの4つの端子部のうち2つの間の部分であって、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットとの間に位置しない部分は、前記ソケットの4つの端子部のうち2つの間に接続されるグローランプ回路又は電子スタータ回路であってもよい。上記の施工方法によれば、グローランプ回路又は電子スタータ回路をソケットから切断せずにそのまま残しておいても、LED灯が正常に点灯する構成となる。そのため、グローランプ回路又は電子スタータ回路の配線を切断する工程が少なくすることができる。そのため、工事がより容易になる。

0014

前記蛍光灯用器具は、複数の蛍光灯をそれぞれ取り付けるための複数のソケットを有してもよい。さらに、前記蛍光灯用点灯回路は、複数の蛍光灯を点灯するための前記複数のソケットに共通の蛍光灯用点灯回路を含んでもよい。この場合、前記工事の施工方法において、前記蛍光灯用点灯回路のうち、前記商用電源が接続される電源端子と前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される部分を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離す工程において、前記複数のソケットに共通の蛍光灯用点灯回路を、前記ソケット及び前記電源端子から電気的に切り離すことができる。これにより、複数のソケットに共通の蛍光灯用点灯回路に対して、切り離し作業をするため、作業効率が高くなる。その結果、工事がより容易になる。

0015

前記ソケットの4つの端子部の少なくとも2つに、商用電源から供給される交流電力が入力される線を接続する場合において、前記LED灯は、前記第1ダイオードブリッジ及び前記第2ダイオブリッジと、前記LED素子との間に接続される第3ダイオードブリッジをさらに備える構成であってもよい。これにより、例えば、LED灯の一方端の2つの端子のうち1つと、他方端の2つの端子のうち1つに、交流電力の線が接続された場合でも、LED灯を点灯させることができる。そのため、作業者は、LED灯の4つの端子と、交流電力の線との組み合わせを考慮しなくてもよくなる。その結果、工事がより容易になる。

発明の効果

0016

本発明によれば、既存の蛍光灯用点灯回路を含む蛍光灯用の照明器具に対して、蛍光灯をLED灯に交換するための工事が容易になる。

図面の簡単な説明

0017

実施形態1における蛍光灯用器具の構成を示す図である。
蛍光灯用器具に対する工事の工程を説明するための図である。
LED灯の構成例を示す図である。
LED灯の4つの端子に接続されるLED用点灯回路の直流出力のプラス極及びマイナス極のパターンの一例を示す図である。
電子スタータと安定器を有する点灯回路の例を示す図である。
蛍光灯用点灯回路としてインバータ回路を用いた蛍光灯用器具の構成例を示す図である。
図6に示す蛍光灯用器具の工事の工程を説明するための図である。
実施形態2における蛍光灯用器具の構成を示す図である。
図8におけるLED灯の構成例を示す図である。
LED灯の他の構成例を示す図である。
LED灯3aの4つの端子31〜34に接続される交流端子のパターンの一例を示す図である。

実施例

0018

(実施形態1)
本実施形態は、蛍光灯用器具に対して、蛍光灯の代わりに、LED灯を取り付ける工事の施工方法に関する。図1は、本実施形態における蛍光灯用器具10の構成を示す図である。蛍光灯用器具10は、例えば、ショーケース等である。蛍光灯用器具10は、複数の蛍光灯1A、1Bが取り付けられる複数組のソケット2を有する。複数組のソケット2のそれぞれは、4つの端子部21〜24を有する。4つの端子部21〜24には、蛍光灯1A、1Bの4つの端子が取り付けられる。すなわち、蛍光灯用器具10は、各ソケット2に、蛍光灯が取り付けられることを想定した構成を有する。

0019

ソケット2の4つの端子部21〜24のうち2つの端子部21、23の間には、グローランプ回路1が接続される。グローランプ回路1は、2つの端子部21、23の間に接続されたグローランプと、グローランプに並列に接続されるコンデンサを含む。ソケット2の4つの端子部21〜24のうち他の1つの端子部22と、外部の商用電源8が接続される電源端子7との間には、安定器5が接続される。複数のソケット2の4つの端子部21〜24のうちさらに他の1つの端子部24と、電源端子7との間には、スイッチ6が接続される。

0020

安定器5は、ソケット2と外部の商用電源8との間に接続される蛍光灯用点灯回路の一例である。安定器5は、複数組のソケット2に共通の蛍光灯用点灯回路である。すなわち、安定器5は、複数の蛍光灯1A、1Bを点灯させるための蛍光灯用点灯回路である。なお、外部の商用電源8は、例えば、電力業者が電力を供給するための電力系統とすることができる。また、電源端子7には、商用電源8の代わりに自家発電システム等の、商用電源と同じ電圧及び周波数の電力を供給する電源ステムが接続されてもよい。

0021

図2は、図1に示す蛍光灯用器具10に対する工事の工程を説明するための図である。工事は、安定器5を、ソケット2及び電源端子7の双方から電気的に切り離す工程を含む。この工程では、例えば、安定器5と電源端子7との間の配線及び安定器5とソケット2の間の配線が切断される。

0022

また、工事は、LED用点灯回路4を、複数のソケット2に接続する工程を含む。この工程では、例えば、LED用点灯回路4が、電源端子7と複数のソケット2それぞれの2つの端子部22、24との間に接続される。LED用点灯回路4は、入力された交流電力を直流に変換して出力する。LED用点灯回路4は、AC/DC変換器を含む。このAC/DC変換器は、例えば、複数のソケット2それぞれの2つの端子部22、24に対して、直流電力を供給するよう配置される。このように、LED用点灯回路4は、交流電力を、LED灯を点灯するための直流電力に変換するものである。LED用点灯回路4は、AC/DC変換器の他、例えば、整流器昇圧回路過電流制限回路等、電力を調整するための回路を含んでもよい。このように、安定器5の切断工程及びLED用点灯回路4の接続工程により、安定器5が、LED用点灯回路4に置き換えられる。

0023

なお、LED用点灯回路4が接続されるソケット2の端子部は、上記例に限られない。例えば、LED用点灯回路4は、複数のソケット2それぞれの2つの端子部21、22に接続されてもよいし、他の2つの端子部23、24に接続されてもよい。

0024

工事は、LED灯3をソケット2に取り付ける工程を含む。LED灯3は、ソケット2の4つの端子部21〜24に取り付け可能な4つの端子を有する。また、LED灯3は、第1ダイオードブリッジ、第2ダイオードブリッジ、及びLED素子を含む(詳細は、後述)。この構成のLED灯3を用いることにより、LED灯3の4つの端子と、ソケット2の4つの端子部21〜24との組み合わせの自由度が高くなる。また、ソケット2の4つの端子部21〜24のうちどの2つの端子にLED用点灯回路4を接続しても、動作できる構成となる。

0025

図3は、LED灯3の構成例を示す図である。LED灯3は、4つの端子31〜34を有する。また、LED灯3は、第1ダイオードブリッジ30a、第2ダイオードブリッジ30b、LED素子36、及び調光回路35を有する。第1ダイオードブリッジ30aの2つの入力端子P1、P3は、4つの端子31〜34のうち2つの端子31、32に接続される。第2ダイオードブリッジ30bの2つの入力端子P1、P3は、4つの端子31〜34のうち他の2つの端子33、34に接続される。第1ダイオードブリッジ30a及び第2ダイオードブリッジ30bのプラス極性高電圧側)の出力端子P2と、第1ダイオードブリッジ30a及び第2ダイオードブリッジ30bのマイナス極性低電圧側)の出力端子P4との間に、LED素子36が接続される。これにより、LED素子36は、第1ダイオードブリッジ30aの出力端子及び第2ダイオードブリッジ30bの出力端子が同一極性になるように接続される。

0026

図3に示す例では、LED素子36は、複数の発光ダイオード直列に接続されたLED列が、さらに複数並列に接続された構成となっている。LED素子36の構成は、この例に限られない。

0027

図3に示す例では、第1ダイオードブリッジ30a及び第2ダイオードブリッジ30bと、LED素子36との間には、調光回路35が設けられる。調光回路35は、例えば、PWM制御によって、LED素子36の発光量を調整することができる。なお、調光回路35は、省略してもよい。

0028

なお、図3に示す例では、第1ダイオードブリッジ30aの入力端子P1、P3が、LED灯3の一方端の2つの端子31、32に接続され、第2ダイオードブリッジ30bの入力端子P1、P3が、LED灯3の他方端の2つの端子33、34に接続されている。端子の接続関係は、この例に限られない。例えば、第1ダイオードブリッジ30aの入力端子P1、P3が、LED灯3の一方端の端子31及び他方端の端子33に接続され、第2ダイオードブリッジ30bの入力端子P1、P3が、LED灯3の一方端の端子32と、他方端の端子34に接続されてもよい。

0029

図4は、LED灯3の4つの端子31〜34に接続されるLED用点灯回路4の直流出力のプラス極及びマイナス極のパターンの一例を示す図である。図4に示すいずれのパターンにおいても、LED用点灯回路4から供給される直流電力によってLED灯3を正常に点灯させることができる。

0030

一例として、LED灯の4つの端子31〜34のうち任意の2つの端子に、LED用点灯回路4の直流出力のプラス極及びマイナス極をそれぞれ接続することができる。例えば、図4(a)及び図4(b)に示すように、LED灯3の一方端の2つの端子31、32に、プラス極及びマイナス極をそれぞれ接続してもよい。また、図4(c)及び図4(d)に示すように、LED灯3の一方端の2つの端子31、32のいずれかにプラス極を、他方端の2つの端子33、34のいずれかにマイナス極を接続してもよい。

0031

また、LED灯の4つの端子31〜34のうち任意の3つの端子のそれぞれに、LED用点灯回路4の直流出力のプラス極又はマイナス極を接続してもよい。例えば、図4(e)に示すように、LED灯3の一方端の2つの端子31、32のいずれか一方と、他方端の2つの端子33、34のいずれか一方にプラス極を接続し、その他の1つの端子にマイナス極を接続してもよい。又は、図4(f)に示すように、一方端の2つの端子31、32にプラス極を接続し、他方端の端子33、34のいずれか一方にマイナス端子を接続してもよい。また、図4(g)及び図4(h)に示すように、4つの端子31〜34の任意の1つにプラス端子を接続し、他の3つの端子のうち任意の2つにマイナス端子を接続することもできる。

0032

また、LED灯の4つの端子31〜34の全てに、LED用点灯回路4の直流出力のプラス極又はマイナス極を接続してもよい。例えば、図4(i)に示すように、LED灯3の一方端の2つの端子31、32にプラス極及びマイナス極を接続し、他方端の2つの端子33、34のプラス極及びマイナス極を接続してもよい。図4(j)に示すように、一方端の2つの端子31、32にプラス極を接続し、他方端の2つの端子33、34にマイナス端子を接続してもよい。また、4つの端子31〜34の任意の1つにプラス端子を接続し、他の3つの端子にマイナス端子を接続することもできる。

0033

上記のLED用点灯回路4の直流出力のプラス極とマイナス極をLED灯3の端子31〜34に接続するパターンのいずれにおいても、直流電流は、LED灯3に流れ、グローランプ回路1には流れない。そのため、グローランプ回路1をソケット2から切り離す必要はない。工事において、グローランプ回路1の配線は切断せず残しておくことができる。

0034

以上のとおり、本実施形態の工事は、ソケット2と電源端子7の間の既存の点灯回路を切り離す工程、LED用点灯回路4をソケット2と電源端子7の間に接続する工程、及び、図3に示すLED灯3を蛍光灯1A、1Bの代わりソケット2に取り付ける工程を含む。これらの工程を含むことにより、図4に示したように、LED用点灯回路4の直流出力のプラス極とマイナス極の配置と、LED灯3の4つの端子31〜34のソケット2の4つの端子部21〜24との接続関係の自由度が高くなる。そのため、作業者は、工事の施行において、電源端子7とソケット2との間の蛍光灯用点灯回路の詳細な構成や、LED用点灯回路4の直流出力とソケット2の端子部21〜24との関係を考慮しなくてもよい。その結果、工事がより容易になる。

0035

また、上記工事では、グローランプ回路1を切り離す工程が不要になる。グローランプ回路1は、ソケット2の4つの端子部のうち2つの端子の間の点灯回路であって、ソケット2と電源端子7との間に位置しない蛍光灯用点灯回路の一例である。このような蛍光灯用点灯回路の配線は、切断せずに残しておくことができる。このように、蛍光灯用点灯回路を切り離す工程を一部なくすことで、工事がより容易になる。

0036

本発明の対象となる蛍光灯用器具の蛍光灯用点灯回路は、上記例のようなグローランプ回路と安定器を有するものに限られない。図5は、電子スタータと安定器を有する蛍光灯用点灯回路の例を示す図である。図5に示す例では、ソケット2の2つの端子部21、23の間に、電子スタータ回路11が接続される。電子スタータ回路11は、2つの端子部21、23間に接続されたコンデンサ、半導体スイッチ及び制御回路を含む。コンデンサ、半導体スイッチ及び制御回路は、2つの端子部21、23間において互いに並列に接続される。

0037

電子スタータ回路11は、蛍光灯用点灯回路の一部である。具体的には、電子スタータ回路11は、蛍光灯用点灯回路のうち、ソケット2の4つの端子部21〜24のうち2つの間の部分であって、ソケット2と電源端子7との間に位置しない部分である。この部分の配線は、工事において、切断されずに残したままにしておいてもよい。

0038

安定器5の切り離し、及び、LED用点灯回路4の接続は、図2に示した例と同様に行うことができる。また、蛍光灯1A、1Bの代わりにソケット2に取り付けられるLED灯3の構成は、図3に示した構成と同様にすることができる。

0039

図6は、蛍光灯用点灯回路としてインバータ回路12を用いた蛍光灯用器具10aの構成例を示す図である。インバータ回路12は、ソケット2の4つの端子部21〜24に接続される。インバータ回路12は、ソケット2つの端子部21〜24と電源端子7の間に接続される。すなわち、インバータ回路12は、商用電源が接続される電源端子とソケット2の4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される蛍光灯用点灯回路の一例である。

0040

図7は、図6に示す蛍光灯用器具10aの工事の工程を説明するための図である。工事は、インバータ回路12を、電源端子7及びソケット2の端子部21〜24の双方から切り離す工程を含む。この例では、インバータ回路12と電源端子7との間の配線、及び、ソケット2の端子部23、24とインバータ回路12との間の配線が切断される。なお、これらに加えて、ソケット2の端子部21、22とインバータ回路12との間の配線が切断されてもよい。

0041

工事は、ソケット2の2つの端子部23、24と、電源端子7の間に、LED用点灯回路4を接続する工程を含む。図7の例では、ソケット2の2つの端子部23、24にLED用点灯回路4の直流出力のプラス極及びマイナス極が接続される。LED用点灯回路4の交流入力端子は、電源端子7に接続される。LED用点灯回路4の直流出力のプラス極とマイナス極が接続されるソケットの端子部は、図7に示す例に限られない。例えば、図4に例示したパターンを含む、様々なパターンの接続が可能である。

0042

また、図6に示す構成において、インバータ回路12の代わりにラピッドスタート回路を設けることもできる。この場合、ラピッドスタート回路が、商用電源に接続される電源端子とソケット2の4つの端子部の少なくとも2つとの間に接続される蛍光灯用点灯回路の一例となる。工事は、図7と同様に行うことができる。すなわち、ラピッドスタート回路は、工事において、電源端子7及びソケット2の端子部21〜24の双方から切り離される。LED用点灯回路4は、ソケット2の2つの端子部23、24と、電源端子7の間に接続される。蛍光灯1Aの代わりに、LED灯3がソケット2に取り付けられる。

0043

図6及び図7に示す蛍光灯用器具10aは、1つの蛍光灯1Aを取り付けるための1組のソケット2を備える構成である。蛍光灯用器具10aは、複数の蛍光灯を取り付けるための複数組のソケットを備えてもよい。この場合、インバータ回路12は、複数組のソケットに接続されてもよい。すなわち、インバータ回路12は、複数の蛍光灯を点灯させるための共通の蛍光灯用点灯回路とすることができる。インバータ回路に代えてラピッドスタート回路を有する蛍光灯用器具も、複数の蛍光灯が取り付けられる複数組のソケットを備えることができる。この場合、ラピッドスタート回路は、複数の蛍光灯を点灯させるための共通の蛍光灯用点灯回路とすることができる。なお、図1に示す構成では、安定器5が、複数の蛍光灯を点灯させるための共通の蛍光灯用点灯回路となる。

0044

このように、本実施形態は、複数の蛍光灯がそれぞれ取り付けられる複数組のソケットを有する蛍光灯用器具の工事に適用することができる。この場合、複数組のソケットと電源端子との間に蛍光灯用点灯回路が接続される。この蛍光灯用点灯回路は、複数の蛍光灯を点灯させるための共通の蛍光灯用点灯回路とすることができる。工事は、この共通の蛍光灯用点灯回路を、電源端子及びソケットの双方から電気的に切り離す工程と、複数組のソケットに1つのLED用点灯回路を接続する工程とを含むことができる。このLED用点灯回路は、複数組のソケットに対して直流電力を供給する。すなわち、LED用点灯回路は、複数組のソケットに共通のAC/DC変換器である。このように、複数組のソケットに対する蛍光灯用点灯回路の切り離し工程と、複数組のソケットに対する1つのLED用点灯回路の接続工程を含むことにより、工事をより容易にすることができる。

0045

さらに、複数の蛍光灯のそれぞれに個別に設けられた蛍光灯用点灯回路の配線は、切断せずに残しておくことができる。上記例では、グローランプ回路1、及び電子スタータ回路11は、複数の蛍光灯のそれぞれに個別に設けられた蛍光灯用点灯回路の一例である。上述した本実施形態の工事によれば、このような蛍光灯毎に設けられた個別の蛍光灯用点灯回路は、そのまま残しておいても、LED灯3を正常に点灯させることができる。

0046

(実施形態2)
図8は、本実施形態における工事を説明するための図である。図8に示す例は、図1に示す蛍光灯用器具10に対する工事の例である。工事は、安定器5を、ソケット2及び電源端子7の双方から電気的に切り離す工程を含む。この工程では、例えば、安定器5と電源端子7との間の配線及び安定器5とソケット2の間の配線が切断される。

0047

また、工事は、ソケット2の4つの端子部21〜24の少なくとも2つに、外部の商用電源8から供給される交流電力が入力される線を接続する工程を含む。図8に示す例では、切断された安定器5をバイパスする線路9が設けられる。すなわち、安定器5が線路9に置き換えられる。これにより、電源端子7と複数のソケット2それぞれの2つの端子部22、24との間が導電線で接続される。

0048

外部の商用電源8が入力される電源端子7は、接地側のN(Neutral)端子と、非接地側のL(Live)端子が含まれる。図8の例では、ソケット2の1つの端子部22にN端子が接続され、ソケット2の他の1つの端子部24にL端子が接続される。なお、後述するように、ソケット2の4つの端子部21〜24の任意の2つにN端子とL端子を接続してもよい。

0049

工事は、LED灯3aをソケット2に取り付ける工程を含む。LED灯3aは、ソケット2の4つの端子部21〜24に取り付け可能な4つの端子を有する。また、LED灯3aは、第1ダイオードブリッジ、第2ダイオードブリッジ、第3ダイオードリッジ、及びLED素子を含む(詳細は、後述)。この構成のLED灯3aを用いることにより、LED灯3aの4つの端子と、ソケット2の4つの端子部21〜24との組み合わせの自由度が高くなる。また、ソケット2の4つの端子部21〜24のうちどの2つの端子に交流電力のL端子及びN端子を接続しても、動作できる構成となる。

0050

図9は、図8におけるLED灯3aの構成例を示す図である。LED灯3aは、4つの端子31〜34を有する。また、LED灯3aは、LEDモジュール41と、LED用点灯回路42を含む。LED用点灯回路42は、第1ダイオードブリッジ30c、第2ダイオードブリッジ30d、及び、第3ダイオードブリッジ3eを含む。LEDモジュール41は、LED素子36及び調光回路35を含む。

0051

第1ダイオードブリッジ30cの2つの入力端子P1、P3は、LED灯3aの4つの端子31〜34のうち2つの端子31、32に接続される。第2ダイオードブリッジ30dの2つの入力端子P1、P3は、LED灯3aの4つの端子31〜34のうち他の2つの端子33、34に接続される。第1ダイオードブリッジ30c及び第2ダイオードブリッジ30dのプラス極性(高電圧側)の出力端子P2と、第1ダイオードブリッジ30c及び第2ダイオードブリッジ30dのマイナス極性(低電圧側)の出力端子P4との間に、第3ダイオードブリッジ3eが接続される。すなわち、第3ダイオードブリッジ3eの1つの入力端子P1は、第1ダイオードブリッジ3c及び第2ダイオードブリッジ3dのプラスの出力端子に接続される。第3ダイオードブリッジ3eの他の入力端子P3は、第1ダイオードブリッジ3c及び第2ダイオードブリッジ3dのマイナスの出力端子に接続される。第3ダイオードブリッジ3eのプラスの出力端子は、LED用点灯回路42のプラス端子台421に接続される。第3ダイオードブリッジ3eのマイナスの出力端子は、LED用点灯回路42のマイナス端子台422に接続される。

0052

LED用点灯回路42のプラス端子台421は、LEDモジュール41のプラス端子411に接続される。LED用点灯回路42のマイナス端子台422は、LEDモジュール41のマイナス端子412に接続される。LED素子36は、プラス端子411とマイナス端子412の間に接続される。図9に示す例では、プラス端子411とマイナス端子412の間において、直列に接続された複数の発光ダイオードが、さらに複数列、並列に接続された構成となっている。また、プラス端子411及びマイナス端子412と、LED素子36との間には、調光回路35が設けられる。なお、調光回路35は、省略してもよい。

0053

図9に示す例において、LED用点灯回路42は、端子31〜34の少なくとも2つから入力された交流電力を、直流電力に変換してLEDモジュール41に供給する。LED用点灯回路42は、AC/DC変換器を内蔵する電源回路と言うこともできる。LED用点灯回路42の構成は、図9に示す例に限られない。例えば、LED用点灯回路42は、整流器、昇圧回路、過電流制限回路等、電力を調整するための回路を含んでもよい。具体的には、第1ダイオードブリッジ30cと端子31、32の間、第2ダイオードブリッジ30dと端子33、34の間、第1ダイオードブリッジ30c又は第2ダイオードブリッジ3dと、第3ダイオードブリッジ3eの間、第3ダイオードブリッジ3eと端子台421、422との間のうち少なくとも1つに、他の回路が接続されてもよい。

0054

一例として、図10に示すように、LED用点灯回路42は、第1点灯回路43c、第2点灯回路43d、及び、第3ダイオードブリッジ30eを備えてもよい。第1点灯回路43cは、第1ダイオードブリッジ30c及び第1AC/DC変換器44cを含む。第2点灯回路43dは、第2ダイオードブリッジ30d及び第2AC/DC変換器44dを含む。第1点灯回路43c及び第2点灯回路43dのプラス極の出力端子は、第3ダイオードブリッジの1つの入力端子P1に接続される。第1点灯回路43c及び第2点灯回路43dのマイナス極の出力端子は、第3ダイオードブリッジの他の入力端子P3に接続される。

0055

なお、端子31〜34と第1及び第2ダイオードブリッジ30c、30dの接続関係は、図9の例に限られない。例えば、第1ダイオードブリッジ30cの入力端子P1、P3が、LED灯3aの一方端の端子31及び他方端の端子33に接続され、第2ダイオードブリッジ30dの入力端子P1、P3が、LED灯3の一方端の端子32と、他方端の端子34に接続されてもよい。

0056

また、図9に示す例では、LEDモジュール41と、LED用点灯回路42が、それぞれ、異なる基板実装される。これに対して、LEDモジュール41と、LED用点灯回路42を同じ基板上に実装してもよい。

0057

図11は、LED灯3aの4つの端子31〜34に接続される交流端子のパターンの一例を示す図である。図11に示すいずれのパターンにおいても、供給される交流電力によってLED灯3aを正常に点灯させることができる。

0058

一例として、LED灯3aの4つの端子31〜34のうち任意の2つの端子に、交流出力の非接地側のL端子及び接地型のN端子をそれぞれ接続することができる。例えば、図11(a)及び図11(b)に示すように、LED灯3aの一方端の2つの端子31、32に、L端子及びN端子をそれぞれ接続してもよい。また、図11(c)及び図11(d)に示すように、LED灯3aの一方端の2つの端子31、32のいずれかにN端子を、他方端の2つの端子33、34のいずれかにL端子を接続してもよい。

0059

また、LED灯の4つの端子31〜34のうち任意の3つの端子のそれぞれに、交流出力のL端子又はN端子を接続してもよい。例えば、図11(e)に示すように、LED灯3aの一方端の2つの端子31、32のいずれか一方と、他方端の2つの端子33、34のいずれか一方にL端子を接続し、その他の1つの端子にN端子を接続してもよい。又は、図11(f)に示すように、一方端の2つの端子31、32にL端子を接続し、他方端の端子33、34のいずれか一方にN端子を接続してもよい。また、図11(g)及び図11(h)に示すように、4つの端子31〜34の任意の1つにL端子を接続し、他の3つの端子のうち任意の2つにN端子を接続することもできる。

0060

また、LED灯の4つの端子31〜34の全てに、交流出力のL端子又はN端子を接続してもよい。例えば、図11(i)に示すように、LED灯3aの一方端の2つの端子31、32にL端子及びN端子を接続し、他方端の2つの端子33、34のL端子及びN端子を接続してもよい。図11(j)に示すように、一方端の2つの端子31、32にL端子を接続し、他方端の2つの端子33、34にN端子を接続してもよい。また、4つの端子31〜34の任意の1つにL端子を接続し、他の3つの端子にN端子を接続することもできる。

0061

上記の交流出力のL端子とN端子をLED灯3aの端子31〜34に接続するパターンのいずれにおいても、交流電流は、LED灯3aに流れ、グローランプ回路1には流れない。そのため、グローランプ回路1をソケット2から切り離す必要はない。工事において、グローランプ回路1の配線は切断せず残しておくことができる。

0062

以上のとおり、本実施形態の工事は、ソケット2と電源端子7の間の既存の蛍光灯用点灯回路を切り離す工程、外部から供給される交流電力の線をソケット2に接続する工程、及び、図9に示すLED灯3aを蛍光灯1A、1Bの代わりにソケット2に取り付ける工程を含む。これらの工程を含むことにより、図11に示したように、交流出力のL端子とN端子の配置と、LED灯3aの4つの端子31〜34のソケット2の4つの端子部21〜24との接続関係の自由度が高くなる。そのため、作業者は、工事の施行において、電源端子7とソケット2との間の蛍光灯用点灯回路の詳細な構成や、交流電力の線とソケット2の端子部21〜24との関係を考慮しなくてもよい。その結果、工事がより容易になる。

0063

なお、本実施形態において、図9及び図10に示すLED用点灯回路42において、第3ダイオードブリッジ30eを省略してもよい。この場合でも、交流電力の端子と、LED灯3aの端子33〜34との接続関係の自由度をある程度、確保することができる。

0064

本実施形態も、実施形態1と同様に、対象となる蛍光灯用器具の蛍光灯用点灯回路は、グローランプ回路と安定器を有するものに限られない。例えば、電子スタータと安定器を有する蛍光灯用点灯回路、インバータ回路、又は、ラピッドスタート回路、その他の蛍光灯用点灯回路を有する蛍光灯用器具に、本実施形態を適用することができる。

0065

本発明は、上記の実施形態に限られない。例えば、蛍光灯及びLED灯の形状は、上記の直管の他、円管、又はU字管その他の形状とすることができる。蛍光灯及びLED灯が直管、又はU字管の場合は、1つの蛍光灯又はLED灯は、両端に端子が配置される。そのため、1つの蛍光灯又はLED灯を取り付けるためのソケットは、両端の端子にそれぞれ対応する2体で1組となる。これに対して、1つの円管の蛍光灯又はLED灯を取り付けるためのソケットは、1体で構成することができる。

0066

本発明に適用可能な蛍光灯用器具の蛍光灯用点灯回路としては、例えば、上記したように、グローランプ、電子スタータ回路、インバータ回路、又は、ラピッドスタート回路等が挙げられる。また、電源端子とソケットの間の蛍光灯用点灯回路の切り離し工程、LED用点灯回路のソケットへの接続工程、LED灯の取り付け工程の順番は、上記例に限定されない。

0067

1グローランプ回路
2ソケット
3LED灯
4 AC/DC変換器
5安定器
7電源端子
8商用電源
21〜24 ソケットの端子部
30a、30bダイオードブリッジ
31〜34 LED灯の端子
36 LED素子

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • シグニファイホールディングビーヴィの「 照明モジュール及び照明器具」が 公開されました。( 2019/09/26)

    【課題・解決手段】本発明は、第1の主方向を伴う第1の配光105を有する第1の光103を放つ少なくとも1つの第1の光源101と、第1の主方向とは反対の第2の主方向を伴う第2の配光106を有する第2の光1... 詳細

  • 東芝ライテック株式会社の「 車両用照明装置および車両用灯具」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】3つの発光ダイオードを設ける場合であっても所望の配光特性を得ることができる車両用照明装置および車両用灯具を提供することである。【解決手段】実施形態に車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの... 詳細

  • 浜松ホトニクス株式会社の「 光源装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】発光部を均一に冷却することができる光源装置を提供する。【解決手段】光源装置100は、筐体10と、LED基板30と、ヒートシンク50と、排気口13と、軸流ファン70と、遮蔽偏向板80と、を備える... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ