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技術 冷凍おにぎり用トレー

出願人 日本水産株式会社廣川ホールディングス株式会社
発明者 清川保則廣川信也
出願日 2018年2月22日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2018-029991
公開日 2019年8月29日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-142567
状態 未査定
技術分野 特殊用途包装体 基本的包装技術I(流動体の充填)
主要キーワード 発泡スチレンシート 略多角形 量産用 焼きおにぎり ミニマム 真空成型 梅干し 食品用トレー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月29日)のものです。
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図面 (9)

課題

本発明は、冷凍おにぎりを収容部の所定位置充填することができる冷凍おにぎり用トレーを提供する。

解決手段

トレー10は、電子レンジ解凍、加熱して食する、略三角形の冷凍おにぎり用トレーである。トレー10は、冷凍おにぎり80を寝かせた状態で収容する収容部50を含む。収容部50は、冷凍おにぎり80の一つの頂部82が収容される頂部収容部52を有する。トレー10は、頂部収容部52の両側に、収容部50の開口部20から頂部収容部52に向かって傾斜する傾斜案内部40を有する。傾斜案内部40は、冷凍おにぎり80を開口部20から収容部50に充填する際に、冷凍おにぎり80を頂部収容部52へ案内する。

概要

背景

冷凍おにぎりは、電子レンジによって解凍、加熱されて食される。最近では、冷凍おにぎりが収容されたトレーをそのまま電子レンジに入れることができるトレーが開発されている(特許文献1参照)。

さらに、電子レンジで加熱したときに発生する蒸気を外部に効率よく放出することができる冷凍おにぎり用トレーが開発された(特許文献2参照)。このような冷凍おにぎり用トレーは、冷凍おにぎりを寝かせた状態で収容できる略三角形の第1収容部と、冷凍おにぎりを立てた状態で収容できる第2収容部と、を含む単位トレーを有する。

概要

本発明は、冷凍おにぎりを収容部の所定位置充填することができる冷凍おにぎり用トレーを提供する。トレー10は、電子レンジで解凍、加熱して食する、略三角形の冷凍おにぎり用トレーである。トレー10は、冷凍おにぎり80を寝かせた状態で収容する収容部50を含む。収容部50は、冷凍おにぎり80の一つの頂部82が収容される頂部収容部52を有する。トレー10は、頂部収容部52の両側に、収容部50の開口部20から頂部収容部52に向かって傾斜する傾斜案内部40を有する。傾斜案内部40は、冷凍おにぎり80を開口部20から収容部50に充填する際に、冷凍おにぎり80を頂部収容部52へ案内する。

目的

本発明の目的の一つは、冷凍おにぎりを収容部の所定位置にスムーズに充填することができる冷凍おにぎり用トレーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電子レンジ解凍、加熱して食する、略三角形冷凍おにぎり用トレーであって、前記冷凍おにぎりを寝かせた状態で収容する収容部を含み、前記収容部は、前記冷凍おにぎりの一つの頂部が収容される頂部収容部を有し、前記頂部収容部の両側に、前記収容部の開口部から前記頂部収容部に向かって傾斜する傾斜案内部を有し、前記傾斜案内部は、前記冷凍おにぎりを前記開口部から前記収容部に充填する際に、前記冷凍おにぎりを前記頂部収容部へ案内することを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

請求項2

請求項1において、前記収容部の側面が、底面から開口部に向けて外側に広がるよう傾きを有し、上端の断面の形状が略円形略四角形であることを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

請求項3

請求項1または2において、前記傾斜案内部は、複数の傾斜部を含むことを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1項において、前記傾斜案内部は、前記開口部側にある第1傾斜部と、前記第1傾斜部から底壁に向かって延びる第2傾斜部と、を含み、前記第1傾斜部は、前記底壁に対する傾斜角が前記第2傾斜部よりも小さいことを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

請求項5

請求項3または4において、前記傾斜案内部は、前記頂部収容部に前記冷凍おにぎりの前記頂部が配置されると、前記頂部付近の水平方向の移動を制限する第3傾斜部をさらに含むことを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1項において、前記収容部は、寝かせた状態の前記冷凍おにぎりが載る第1載置部と、立てた状態の前記冷凍おにぎりが載る第2載置部と、を含み、前記第1載置部は、前記頂部収容部から前記頂部収容部に対向する側面側へ延びる直線状の2つの平坦面であり、前記第2載置部を挟むように形成されることを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

請求項7

請求項6において、前記第2載置部は、その長手方向の両端に下方に突出する2つの凹部を含み、前記凹部は、平面上に前記冷凍おにぎり用トレーを置いた際に、前記平面上に接触することを特徴とする、冷凍おにぎり用トレー。

技術分野

0001

本発明は、冷凍おにぎり用トレーに関する。

背景技術

0002

冷凍おにぎりは、電子レンジによって解凍、加熱されて食される。最近では、冷凍おにぎりが収容されたトレーをそのまま電子レンジに入れることができるトレーが開発されている(特許文献1参照)。

0003

さらに、電子レンジで加熱したときに発生する蒸気を外部に効率よく放出することができる冷凍おにぎり用トレーが開発された(特許文献2参照)。このような冷凍おにぎり用トレーは、冷凍おにぎりを寝かせた状態で収容できる略三角形の第1収容部と、冷凍おにぎりを立てた状態で収容できる第2収容部と、を含む単位トレーを有する。

先行技術

0004

特開平10−278974号公報
実用新案登録第3146274号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来の冷凍おにぎり用トレーは、おにぎりの向きを揃えて並ぶように設計されているが、各単位トレーに冷凍おにぎりを充填する工程において、冷凍おにぎりが第1収容部に正確に収まらない場合がある。特に、各単位トレーに冷凍おにぎりを充填する工程を量産用の装置により自動的に行われる場合、第1収容部に収まらなかった冷凍おにぎりはその装置の後工程において手作業で第1収容部に収める必要が生じる。

0006

本発明の目的の一つは、冷凍おにぎりを収容部の所定位置にスムーズに充填することができる冷凍おにぎり用トレーを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

略三角形のおにぎりを収納するトレーの形状は、おにぎりと同じ形である、略三角形の収容部とすれば、入ったおにぎりが安定し、運送中に破損することもなく、トレーのサイズもミニマムにできることになる。しかしながら、三角形の凹部に三角形の物を入れるには、頂点の向きを揃えて、上からまっすぐに落とし込む必要が生じる。手作業であっても、製品の方向を気にしながら詰めるのは効率が悪く、自動化しようとするとさらに難易度が高くなる。一方、やや大きめ円形の収容部とすれば、何も考えずに三角形のおにぎりを落とし込めば、簡単に収容することができる。しかしながら、円形の収容部では、収容部内でおにぎりが自由に動き、おにぎりの向きもそろわず、運送中の破損の恐れもあり、トレーのサイズも大きくなってしまう。

0008

本願発明者らは、略三角形の収容部のメリットを有し、かつ、収納しやすいトレーについて研究した結果、トレーの収納部の開口部の上端付近は広く円形に近い形状にし、底面付近で、三角形の少なくとも一つの頂点を固定できる形状にし、収容部の側面に、傾斜のある案内部を設けることにより、目的を達成することができることを見出した。この方法により、開口部の上端から、おにぎりがずれた方向で投入された場合にも、コンベアを移動中の振動により、側面に設けられた傾斜のある案内部により、一つの頂点が固定される位置に案内され、予定された位置に収めることができる。

0009

[適用例1]
本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーは、
電子レンジで解凍、加熱して食する、略三角形の冷凍おにぎり用トレーであって、
前記冷凍おにぎりを寝かせた状態で収容する収容部を含み、
前記収容部は、前記冷凍おにぎりの一つの頂部が収容される頂部収容部を有し、
前記頂部収容部の両側に、前記収容部の開口部から前記頂部収容部に向かって傾斜する傾斜案内部を有し、
前記傾斜案内部は、前記冷凍おにぎりを前記開口部から前記収容部に充填する際に、前記冷凍おにぎりを前記頂部収容部へ案内することを特徴とする。

0010

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、冷凍おにぎりを開口部から収容部に充填する際に、冷凍おにぎりの一つの頂部が傾斜案内部で頂部収容部に案内されることで、冷凍おにぎりを収容部の所定位置にスムーズに充填することができる。

0011

[適用例2]
上記適用例に係る冷凍おにぎり用トレーにおいて、
前記収容部の側面が、底壁から前記開口部に向けて外側に広がるように傾きを有し、前記開口部直下の前記側面の横断面の形状が略円形略四角形とすることができる。

0012

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、開口部が広いことにより、おにぎりを投入しやすくなる。また、トレーを保存する際には重ねて収容でき、重なったトレーの取り外しも容易になるというメリットも生じる。

0013

[適用例3]
上記適用例に係る冷凍おにぎり用トレーにおいて、
前記傾斜案内部は、複数の傾斜部を含むことができる。

0014

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、傾斜案内部が複数の傾斜部を含むことで、冷凍おにぎりの移動を円滑に行うことができる。

0015

[適用例4]
上記適用例に係る冷凍おにぎり用トレーにおいて、
前記傾斜案内部は、前記開口部側にある第1傾斜部と、前記第1傾斜部から前記底壁に向かって延びる第2傾斜部と、を含み、
前記第1傾斜部は、前記底壁に対する傾斜角が前記第2傾斜部よりも小さいことができる。

0016

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、第1傾斜部の傾斜角よりも第2傾斜部の方が小さいことにより、開口部から充填される冷凍おにぎりを傾斜角の小さな第1傾斜部で受けた後に、傾斜角の大きな第2傾斜部に案内することができる。それにより、傾斜案内部の途中で冷凍おにぎりが引っ掛かってしまうことを防止し、頂部を頂部収容部に円滑に案内することができる。

0017

[適用例5]
上記適用例に係る冷凍おにぎり用トレーにおいて、
前記傾斜案内部は、前記頂部収容部に前記冷凍おにぎりの前記頂部が配置されると、前記頂部付近の水平方向の移動を制限する第3傾斜部をさらに含むことができる。

0018

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、第3傾斜部により頂部付近の移動を制
限することにより、充填された冷凍おにぎりを収容部内に安定的に収容することができる。

0019

[適用例6]
上記適用例に係る冷凍おにぎり用トレーにおいて、
前記収容部は、
寝かせた状態の前記冷凍おにぎりが載る第1載置部と、
立てた状態の前記冷凍おにぎりが載る第2載置部と、
を含み、
前記第1載置部は、前記頂部収容部から前記頂部収容部に対向する側面側へ直線状の2つの平坦面であり、前記第2載置部を挟むように形成されることができる。

0020

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、頂部収容部の両側に傾斜案内部を設けても冷凍おにぎりを立てた状態で載せることができる第2載置部のスペースを確保することができる。

0021

[適用例7]
上記適用例に係る冷凍おにぎり用トレーにおいて、
前記第2載置部は、その長手方向の両端に下方に突出する2つの凹部を含み、
前記凹部は、平面上に前記冷凍おにぎり用トレーを置いた際に、前記平面上に接触することができる。

0022

本適用例に係る冷凍おにぎり用トレーによれば、2つの凹部を含むことにより、第2載置部に冷凍おにぎりを安定的に載せることができる。

発明の効果

0023

本発明によれば、冷凍おにぎりを収容部の所定位置にスムーズに充填することができ、かつ、収納後のおにぎりは頂部収容部により動きが制限され、トレーの中で安定に保持される冷凍おにぎり用トレーを提供することができる。

図面の簡単な説明

0024

本実施形態に係る冷凍おにぎり用トレーの平面図である。
図1のA−A断面図である。
図1のB−B断面図である。
本実施形態に係る冷凍おにぎり用トレーの斜視図である。
冷凍おにぎりの充填方法を説明する図である。
冷凍おにぎりの充填方法を説明する図である。
冷凍おにぎりの充填方法を説明する図である。
トレーの使用方法を説明する図1のA−A断面図である。

実施例

0025

以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。

0026

本実施形態に係る冷凍おにぎり用トレーは、電子レンジで解凍、加熱して食する、略三角形の冷凍おにぎり用トレーであって、前記冷凍おにぎりを寝かせた状態で収容する収容部を含み、前記収容部は、前記冷凍おにぎりの一つの頂部が収容される頂部収容部を有し、前記頂部収容部の両側に、前記収容部の開口部から前記頂部収容部に向かって傾斜する
傾斜案内部を有し、前記傾斜案内部は、前記冷凍おにぎりを前記開口部から前記収容部に充填する際に、前記冷凍おにぎりを前記頂部収容部へ案内することを特徴とする。

0027

1.冷凍おにぎり用トレー
図1図4を用いて、冷凍おにぎり用トレーであるトレー10について詳細に説明する。図1は本実施形態に係るトレー10の平面図であり、図2図1のA−A断面図であり、図3図1のB−B断面図であり、図4は本実施形態に係るトレー10の斜視図である。なお、図4は、XYZのベクトルで示すような方向からトレー10を見ている(X,Yはトレー10を平面上に置いたときの平面に平行なベクトル)。

0028

図1図4に示すように、トレー10は、電子レンジで解凍、加熱して食する、略三角形の冷凍おにぎり用のトレー10であって、冷凍おにぎり80を寝かせた状態で収容する収容部50を含む。図1では冷凍おにぎり80の収容された状態を右下の収容部50に示す。

0029

トレー10は、複数の収容部50(図示の例では6個)を含む。各収容部50は同様の構成を有するので、図1では左上の収容部50にのみ各部の符号を図示し、他の収容部50では符号を省略する。各収容部50はフランジ部22に開口する開口部20から底壁60へ向かって凹み、収容部50ごとに1つの冷凍おにぎり80を収容することができる。

0030

トレー10は、フランジ部22に形成されたミシン目24により収容部50ごとに分離することができる。

0031

トレー10の素材は、冷凍食品用トレーとして一般的に使用される冷凍耐性保形性および電子レンジ加熱耐性を有する樹脂であれば特に制限されないが、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、発泡スチレンシートPSP)等を挙げることができる。トレー10の製造方法としては、食品用トレーの製造に一般的に使用されている押し出し成型真空成型等の加工法を使用できる。

0032

収容部50は、略四角形状に開口する開口部20と、底壁60と、開口部20と底壁60とを連結する環状の側面30と、を含む。収容部50の側面30は、底壁60から開口部20に向けて外側に広がるように傾きを有する。開口部20が広いことにより、冷凍おにぎり80を収容部50に投入しやすくなる。また、側面30の傾きにより、トレー10を保存する際には重ねて収容でき、重なったトレー10の取り外しも容易になるというメリットも生じる。開口部20直下の側面30の横断面の形状31(図1の左下の破線及び図2にC−C断面の端面として示す)は、略円形〜略四角形とすることができる。底壁60は三角形の冷凍おにぎり80を固定するために三角形の角を保持する形状であることが好ましいが、開口部20は冷凍おにぎり80を投入しやすいように、できるだけ広い開口部20となっているのが好ましい。そのためには開口部20の形状(より具体的には開口部20直下の側面30の横断面の形状31)は底壁60よりも広くなっていればよい。「略円形〜略四角形」とは、略円形、略多角形、略四角形のいずれでもよく、トレー10の形状や複数個の収容部50の組み合わせ方によって、一部に変形部を有するものであってもよい。略円形とは複数の円弧の組み合わせによるものやわずかに直線を含むものも含み、概ね円形と表現できるものを含む。略多角形及び略四角形とは完全な多角形及び四角形であることを要求しない主旨であり、例えば、角が円弧で形成されたものや辺が大きな曲率の円弧で形成されたものを含み、概ね多角形または四角形と表現できるものを含む。

0033

側面30には複数の溝部32が形成され、溝部32は冷凍おにぎり80を解凍する際に蒸気を外部に放出する機能を有する。底壁60は、トレー10の底を構成し、収容部50に収容された冷凍おにぎり80が配置される。底壁60には複数の溝や凹凸が形成され、
これらは冷凍おにぎり80を解凍する際の蒸気を外部に放出する機能を有すると共に、後述するように冷凍おにぎり80を載置する機能を有する。図1図4に示す溝部32の本数や形態及び底壁60の形態は、一態様であり、冷凍おにぎり80からの蒸気を効率よく外部に放出する本数及び形態を適宜採用することができる。

0034

収容部50は、冷凍おにぎり80の一つの頂部82が収容される頂部収容部52を有する。頂部収容部52は、冷凍おにぎり80を寝かせた状態で収容部50に収容したときに冷凍おにぎり80の一つの頂部82が配置され収容される。収容部50に収納後の冷凍おにぎり80は頂部収容部52により収容部内で回転するような動きが制限され、トレー10の中で安定に保持される。収納後の冷凍おにぎり80の移動が制限されることで運送中の冷凍おにぎり80の破損を防止することができる。頂部収容部52は、収容部50の一部であって、略四角形状の開口部20の一辺中心付近に形成される。

0035

頂部収容部52の両側に、収容部50の開口部20から頂部収容部52に向かって傾斜する傾斜案内部40を有する。傾斜案内部40は、冷凍おにぎり80を開口部20から収容部50に充填する際に、冷凍おにぎり80を頂部収容部52へ案内する。冷凍おにぎり80を開口部20から収容部50に充填する際に、冷凍おにぎり80の一つの頂部82が傾斜案内部40で頂部収容部52に案内されることで、冷凍おにぎり80を収容部50の所定位置にスムーズに充填することができる。おにぎりは三角形なので頂点は3つある。いずれかの頂点が頂部収容部に収まればいいので、傾斜案内部は頂部収容部の左右60度ずつの範囲に設ければよい。冷凍おにぎり80の収容部50への充填方法は後述する。

0036

傾斜案内部40は、複数の傾斜部(第1傾斜部42、第2傾斜部44、第3傾斜部46)を含む。傾斜案内部40が複数の傾斜部(第1傾斜部42、第2傾斜部44、第3傾斜部46)を含むことで、冷凍おにぎり80の移動を円滑に行うことができる。本実施形態では第1傾斜部42、第2傾斜部44及び第3傾斜部46の3つの傾斜部で構成されているが、1つ以上の傾斜部であってもよい。複数の傾斜部(42,44,46)間を曲面で繋いでもよいし、傾斜案内部40を連続的な曲面として構成してもよい。

0037

傾斜案内部40は、開口部20側にある第1傾斜部42と、第1傾斜部42から底壁60に向かって延びる第2傾斜部44と、を含む。第1傾斜部42は、底壁60に対する傾斜角が前記第2傾斜部44よりも小さい。底壁60に対する傾斜角は、すなわちトレー10を平面90(図2及び図3)上に置いた状態で、平面90に対する傾斜角ということである。この傾斜角が小さいということは、開口部20の上方から落下してくる冷凍おにぎり80に対して平行に近い面であるということである。

0038

第1傾斜部42の傾斜角よりも第2傾斜部44の方が小さいことにより、開口部20から投入される冷凍おにぎり80をまず傾斜角の小さな第1傾斜部42で受けた後に、傾斜角の大きな第2傾斜部44に案内することができる。もし、第2傾斜部44の方が第1傾斜部42よりも小さい傾斜角であれば、第1傾斜部42に落下してきた冷凍おにぎり80が勢いよく接触することで引っ掛かってしまうおそれがある。第1傾斜部42を第2傾斜部44より小さい傾斜角とすることにより、傾斜案内部40の途中で冷凍おにぎり80が引っ掛かってしまうことを防止し、頂部82の頂部収容部52への移動を円滑に案内することができる。

0039

傾斜案内部40は、頂部収容部52に冷凍おにぎり80の頂部82が配置されたときに、頂部82付近の水平方向の移動を制限する第3傾斜部46をさらに含む。第3傾斜部46により頂部82付近を左右から支持し、移動を制限することにより、充填された冷凍おにぎり80が収容部50内で回転するような移動を制限し、冷凍おにぎり80を収容部50内に安定的に収容することができる。

0040

第1傾斜部42、第2傾斜部44及び第3傾斜部46のそれぞれは、単一の傾斜面で形成されていなくてもよく、複数の傾斜面や複数の湾曲面によって形成してもよい。

0041

収容部50は、寝かせた状態の冷凍おにぎり80が載る第1載置部54と、立てた状態の冷凍おにぎり80を載せる第2載置部56と、を含む。第1載置部54は、頂部収容部52から頂部収容部52に対向する側面30側へ延びる直線状の2つの平坦面である。2つの第1載置部54は、第2載置部56を挟むように形成される。このように第1載置部54及び第2載置部56を形成することで、頂部収容部52の両側に傾斜案内部40を設けても冷凍おにぎり80を立てた状態で載せることができる第2載置部56のスペースを確保することができる。

0042

第1載置部54の一端は第3傾斜部46に接続し、他端は頂部収容部52と対向する側面30に接続する。

0043

第2載置部56は、第1載置部54から凹み、冷凍おにぎり80を立てた時の底面が適合する形状を有する。第2載置部56には複数の溝部32が形成され、立てた状態の冷凍おにぎり80を解凍する際に発生する蒸気を外部へ放出することができる。

0044

第2載置部56は、その長手方向の両端に下方に突出する2つの凹部62,62を含む。凹部62,62は、平面90上にトレー10を置いた際に、平面90上に接触する。第2載置部56が2つの凹部62,62を含むことにより、第2載置部56に冷凍おにぎり80を安定的に載せることができる。

0045

冷凍おにぎり80は、特に限定されず、例えば、白米のおにぎり、赤飯、炊き込みご飯などの具材入りおにぎり、中に梅干し,鮭,たらこなどの具材を包んだおにぎり、醤油やみそ味の焼きおにぎり、さらにのりで巻いたり、包んだりしたおにぎり等を挙げることができる。また、冷凍おにぎりの大きさは特に限定されないが、例えば略三角形の一辺が4cm〜12cm程度であり、多くは6cm〜8cm程度である。

0046

2.充填方法
図2図3及び図5図7を用いて、冷凍おにぎり80を収容部50に充填する方法について説明する。図5図7は、冷凍おにぎり80の充填方法を説明する図である。各図において冷凍おにぎり80は破線で示す。

0047

図2及び図3に示すように、冷凍おにぎり80は、図示しない冷凍機で連続冷凍され、コンベヤ(図では平面90として示す)上を移動するトレー10の収容部50に対し上方から投入される。投入される際に、冷凍おにぎり80は、収容部50の頂部収容部52側に冷凍おにぎり80の頂部82が向くように設定されている。しかし、冷凍おにぎり80はトレー10に対してある程度落下するため、トレー10で弾んだり、頂部82の位置が水平方向でずれてしまったりすることがある。

0048

図5に示すように、冷凍おにぎり80の頂部82が右側にずれて収容部50に投入された場合には、まず頂部82は第1傾斜部42に当接し案内されて、トレー10の移動に伴う揺れにより頂部収容部52へ向かって徐々に回転しながら底壁60側へ移動する。頂部82はやがて第2傾斜部44に当接し案内されて、頂部収容部52へ向かって素早く回転しながら底壁60側へと移動する。

0049

図6に示すように、冷凍おにぎり80の頂部82が頂部収容部52に来ると、頂部収容部52の両側にある第3傾斜部46,46によって頂部82の水平方向の移動を左右から
制限する。

0050

また、図7に示すように、冷凍おにぎり80の頂部82が左側にずれ、しかも頂部82が第1傾斜部42にも載っていない状態では、頂部82付近の冷凍おにぎり80の底壁60側が第1傾斜部42に当接し案内されて、トレー10の揺れにより頂部82を第1傾斜部42に移動させる。頂部82が第1傾斜部42に載った後は、図5と同様に移動して、頂部82が頂部収容部52に収容される。

0051

図6に示す状態で、冷凍おにぎり80は、2つの第1載置部54,54上に載る。冷凍おにぎり80の水平方向への移動は、2つの第3傾斜部46,46と側面30とによって制限され、冷凍おにぎり80は収容部50内に安定した状態で保持される。

0052

3.使用方法
図8を用いてトレー10の使用方法について説明する。図8はトレー10の使用方法を説明する図1のA−A断面図である。図において冷凍おにぎり80は破線で示す。

0053

図8に示すように、冷凍おにぎり80を解凍する際には、冷凍おにぎり80を第2載置部56内に立てるように載せて、トレー10ごと電子レンジ内で加熱する。

0054

第2載置部56の両端には下方に突出する凹部62,62があり、第2載置部56に立てた冷凍おにぎり80を確実に支持する。第2載置部56の深さ(第1載置部54から第2載置部56の底壁60までの高さ)は、冷凍おにぎり80を立てて電子レンジへ入れるときに倒れない程度の深さに設定される。

0055

第2載置部56には多数の溝部32が形成されており、第2載置部56と冷凍おにぎり80との間に隙間が形成される。

0056

冷凍おにぎり80が解凍される際に蒸気を発生するが、この蒸気は溝部32を通って電子レンジ内へ効率よく放出され、おにぎりがべとついたり本来の触感風味を損なったりすることなく、美味しいおにぎりを食すことができる。

0057

本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。

0058

10…トレー、20…開口部、22…フランジ部、24…ミシン目、30…側面、31…開口部直下の側面の横断面の形状、32…溝部、40…傾斜案内部、42…第1傾斜部、44…第2傾斜部、46…第3傾斜部、50…収容部、52…頂部収容部、54…第1載置部、56…第2載置部、60…底壁、62…凹部、80…冷凍おにぎり、82…頂部、90…平面

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