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技術 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 後藤彰
出願日 2018年2月8日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2018-020930
公開日 2019年8月22日 (10ヶ月経過) 公開番号 2019-139906
状態 未査定
技術分野 照明装置の配光に係わる部品細部及び防護 面状発光モジュール
主要キーワード 非形成箇所 空間方位 非配置領域 中央側部分 立ち上がり端 アルミ系材料 傾斜側 ガス吸収材
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (15)

課題

色ムラを生じ難くする。

解決手段

バックライト装置12は、LED17と、LED17から発せられた光の少なくとも一部を透過する反射板19と、LED17からの光の少なくとも一部を波長変換する蛍光体を含む波長変換シート21と、波長変換シート21及び反射板19における中央側に位置していてLED17が配置されるLED配置領域LAと、波長変換シート21及び反射板19における外端側に位置していてLED17が非配置とされるLED非配置領域LNAと、LED17からの光が外部に出射するまでの出光経路においてLED非配置領域LNAの一部と重畳するよう配されていて、LED17からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部27と、を備える。

概要

背景

従来の液晶表示装置に備わる面照明光源装置の一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1に記載された面照明光源装置は、所定面積の底面及び側面並びに開口を有し内部に反射体が設けられ、底面に点光源が配設されたケーシングと、点光源から所定距離離れて開口を覆い、光を透過及び反射させる放射側反射手段とを備え、点光源の真上部分に所定範囲の中央反射部と中央反射部の外周囲に外方反射部とを有し、外方反射部は、一部光を透過、反射及び乱反射し所定の反射率を有する反射部材からなり、中央反射部は外方反射部の反射率より高い反射率を有する光透過性の反射部で形成されている。
一方、LED光源蛍光体とを組み合わせて所望の白色光を得る照明装置の一例として、特許文献2に記載のものが挙げられる。特許文献2に記載された照明装置は、放射面と、放射面に対向して配置された少なくとも1つの光源と、放射面と光源との間に光源から離間して配置され、光源からの光により励起される蛍光体をパターニングした蛍光体層と、を備えている。

概要

色ムラを生じ難くする。バックライト装置12は、LED17と、LED17から発せられた光の少なくとも一部を透過する反射板19と、LED17からの光の少なくとも一部を波長変換する蛍光体を含む波長変換シート21と、波長変換シート21及び反射板19における中央側に位置していてLED17が配置されるLED配置領域LAと、波長変換シート21及び反射板19における外端側に位置していてLED17が非配置とされるLED非配置領域LNAと、LED17からの光が外部に出射するまでの出光経路においてLED非配置領域LNAの一部と重畳するよう配されていて、LED17からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部27と、を備える。

目的

本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、色ムラを生じ難くすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

光源と、前記光源に対して出光側に間隔を空けて配されて前記光源から発せられた光の少なくとも一部を透過する反射板と、前記反射板に対して前記光源側とは反対側に間隔を空けて配されて前記光源からの光の少なくとも一部を波長変換する蛍光体を含む波長変換シートと、前記波長変換シート及び前記反射板における中央側に位置していて前記光源が配置される光源配置領域と、前記波長変換シート及び前記反射板における外端側に位置していて前記光源が非配置とされる光源非配置領域と、前記光源からの光が外部に出射するまでの出光経路において前記光源非配置領域の一部と重畳するよう配されていて、前記光源からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部と、を備える照明装置

請求項2

前記呈色部は、前記反射板に設けられている請求項1記載の照明装置。

請求項3

前記呈色部は、前記反射板における前記波長変換シート側の板面に設けられている請求項2記載の照明装置。

請求項4

前記反射板は、光を反射する光反射部と、光を透過する光透過部と、を有しており、前記呈色部は、前記光反射部に設けられていて前記光透過部から離間した位置に配されている請求項3記載の照明装置。

請求項5

前記反射板は、光を反射する光反射部と、光を透過する光透過部と、を有しており、前記呈色部は、前記光反射部に設けられていて前記光透過部を取り囲むよう配される請求項4記載の照明装置。

請求項6

前記反射板は、少なくとも前記光源配置領域に配される反射底部と、前記光源非配置領域に配されて前記反射底部から外端側に傾斜しつつ前記波長変換シート側に向かって立ち上がる反射側部と、を少なくとも有しており、前記呈色部は、少なくとも前記反射側部に設けられている請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。

請求項7

前記呈色部は、前記光源からの距離が大きくなるほど面積比率が大きくなるよう配される請求項6記載の照明装置。

請求項8

前記波長変換シートに対して前記反射板側に重なる形で配される光学部材を備えており、前記呈色部は、前記光学部材に設けられている請求項1記載の照明装置。

請求項9

前記呈色部は、前記波長変換シートに設けられている請求項1記載の照明装置。

請求項10

前記反射板は、光を反射する光反射部と、光を透過する光透過部と、を有しており、前記光反射部は、前記光源非配置領域よりも前記光源配置領域の方が面積比率が高くなるよう設けられ、前記光透過部は、前記光源配置領域よりも前記光源非配置領域の方が面積比率が高くなるよう設けられている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の照明装置。

請求項11

前記反射板は、光を反射する反射基板を有していて、前記反射基板を部分的に開口させることで光を透過する光透過部が形成されるのに対し、前記反射基板のうちの前記光透過部の非形成箇所が光を反射する光反射部を構成する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の照明装置。

請求項12

前記反射板は、光を透過する透過基板を有していて、前記透過基板の板面に部分的に光を反射する光反射部が形成されるのに対し、前記透過基板のうちの前記光反射部の非形成箇所が光を透過する光透過部を構成する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の照明装置。

請求項13

前記光源は、青色光赤色光とを含むマゼンタ色光を発し、前記波長変換シートは、前記蛍光体として、前記青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体を含む請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の照明装置。

請求項14

請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置から照射される光を利用して画像を表示する表示パネルと、を備える表示装置

請求項15

請求項14記載の表示装置を備えるテレビ受信装置

技術分野

0001

本発明は、照明装置表示装置及びテレビ受信装置に関する。

背景技術

0002

従来の液晶表示装置に備わる面照明光源装置の一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1に記載された面照明光源装置は、所定面積の底面及び側面並びに開口を有し内部に反射体が設けられ、底面に点光源が配設されたケーシングと、点光源から所定距離離れて開口を覆い、光を透過及び反射させる放射側反射手段とを備え、点光源の真上部分に所定範囲の中央反射部と中央反射部の外周囲に外方反射部とを有し、外方反射部は、一部光を透過、反射及び乱反射し所定の反射率を有する反射部材からなり、中央反射部は外方反射部の反射率より高い反射率を有する光透過性の反射部で形成されている。
一方、LED光源蛍光体とを組み合わせて所望の白色光を得る照明装置の一例として、特許文献2に記載のものが挙げられる。特許文献2に記載された照明装置は、放射面と、放射面に対向して配置された少なくとも1つの光源と、放射面と光源との間に光源から離間して配置され、光源からの光により励起される蛍光体をパターニングした蛍光体層と、を備えている。

0003

特許第5678243号公報

先行技術

0004

特許第5532329号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記した特許文献1に記載された面照明光源装置では、反射部材によって点光源の光を反射・透過することで均一な照明光を得る、とされている。しかしながら、大型化が進行すると、光源が配置される領域と、光源が非配置とされる領域と、で光量に差が生じ易くなり、均一な照明光を得るのが難しくなるおそれがある。一方、上記した特許文献2に記載された照明装置では、蛍光体層が、光源から離れるほど蛍光体層の専有面積が大きくなるパターンとされている。しかしながら、大型の照明装置では光源を複数設置するため、蛍光体層のパターンが複雑化する問題や複数の光源に対する蛍光体層の位置合わせを高精度で行う必要が生じるという問題などが発生してしまう。これを避けるには、蛍光体層を均一な分布で形成することが考えられるものの、そうすると蛍光体層に照射される光の量が、光源が配置される領域と、光源が非配置とされる領域と、で異なることに起因して色ムラが生じるおそれがあった。

0006

本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、色ムラを生じ難くすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の照明装置は、光源と、前記光源に対して出光側に間隔を空けて配されて前記光源から発せられた光の少なくとも一部を透過する反射板と、前記反射板に対して前記光源側とは反対側に間隔を空けて配されて前記光源からの光の少なくとも一部を波長変換する蛍光体を含む波長変換シートと、前記波長変換シート及び前記反射板における中央側に位置していて前記光源が配置される光源配置領域と、前記波長変換シート及び前記反射板における外端側に位置していて前記光源が非配置とされる光源非配置領域と、前記光源からの光が外部に出射するまでの出光経路において前記光源非配置領域の一部と重畳するよう配されていて、前記光源からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部と、を備える。

0008

このようにすれば、光源から発せられた光は、反射板を直接透過するか、若しくは反射板により反射された後に透過する。反射板を透過した光は、波長変換シートに照射され、波長変換シートを透過する際に少なくとも一部が蛍光体により波長変換されて外部に出射される。ここで、波長変換シート及び反射板における中央側に位置していて光源が配置される光源配置領域では、波長変換シートに照射される光源の光が十分に確保されている。従って、光源配置領域では、波長変換シートにて波長変換されてから出射する光と、波長変換シートにて波長変換されることなく出射する光と、の光量比率が適切なものとなり、色ムラが生じ難くなっている。一方、波長変換シート及び反射板における外端側に位置していて光源が非配置とされる光源非配置領域では、波長変換シートに照射される光源の光が不足しがちとなっている。このため、光源非配置領域では、波長変換シートにて波長変換されてから出射する光の光量比率が、波長変換シートにて波長変換されることなく出射する光の光量比率よりも大きくなりがちとされ、それに起因して色ムラが生じ易くなっている。

0009

これに対し、光源からの光が外部に出射するまでの出光経路には、光源からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部が、光源非配置領域の一部と重畳するよう配されているので、光源非配置領域において不足しがちな光源の光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する光を呈色部によって補うことができる。これにより、光源非配置領域において波長変換シートに照射される光源の光に不足が生じ難くなるので、波長変換シートにて波長変換されてから出射する光と、波長変換シートにて波長変換されることなく出射する光と、の光量比率が適正化され、もって色ムラの発生が抑制される。

発明の効果

0010

本発明によれば、色ムラを生じ難くすることができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図
液晶表示装置における図1のA−A線断面図
液晶表示装置に備わるバックライト装置の平面図
バックライト装置の角部付近を拡大した平面図
液晶表示装置における図4のB−B線断面図
液晶表示装置における図4のC−C線断面図
本発明の実施形態2に係る液晶表示装置に備わるバックライト装置の平面図
バックライト装置の角部付近を拡大した平面図
液晶表示装置における図8のB−B線断面図
本発明の実施形態3に係る液晶表示装置に備わるバックライト装置の角部付近を拡大した平面図
本発明の実施形態4に係る液晶表示装置の端部付近を拡大した断面図
本発明の実施形態5に係る液晶表示装置の端部付近を拡大した断面図
本発明の実施形態6に係る液晶表示装置の端部付近を拡大した断面図
本発明の実施形態7に係る液晶表示装置の端部付近を拡大した断面図

実施例

0012

<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図6によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10について例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、図2図5及び図6などに示す上側を表側とし、同図下側を裏側とする。

0013

本実施形態に係るテレビ受信装置10TVは、図1に示すように、全体として横長の略方形状をなす液晶表示装置10と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネット10C1,10C2と、電源10Pと、テレビ信号を受信するチューナー(受信部)10Tと、スタンド10Sと、を備えて構成される。液晶表示装置10は、図2に示すように、画像を表示する液晶パネル表示パネル)11と、液晶パネル11に表示のための光を供給するバックライト装置(照明装置)12と、を備え、これらが枠状のベゼル13などにより一体的に保持される。

0014

次に、液晶表示装置10を構成する液晶パネル11及びバックライト装置12について順次に説明する。このうち、液晶パネル(表示パネル)11は、図1に示すように、平面に視て横長な方形状をなしており、一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶封入された構成とされる。一方のガラス基板(アレイ基板アクティブマトリクス基板)には、互いに直交するソース配線ゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板(対向基板CF基板)には、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタ、着色部間の混色を防ぐための遮光部、さらには配向膜等が設けられている。液晶パネル11は、図2に示すように、画像を表示可能な表示面11DSを有しており、その表示面11DSのうち、中央側部分が、画像が表示される表示領域とされるのに対し、外周側部分が表示領域を取り囲む枠状の非表示領域とされる。なお、両ガラス基板の外側にはそれぞれ偏光板が配されている。

0015

続いて、バックライト装置12について詳しく説明する。バックライト装置12は、図2に示すように、表側(出光側、液晶パネル11側)に開口する光出射部14Bを有して略箱型をなすシャーシ14と、シャーシ14の光出射部14Bを覆うようにして配される光学部材15と、シャーシ14の外縁部に沿って配され光学部材15の外縁部をシャーシ14との間で挟んで保持するフレーム16と、を備える。さらに、シャーシ14内には、LED(光源)17と、LED17が実装されたLED基板光源基板)18と、LED17と光学部材15との間に配されてシャーシ14内の光を反射させる反射板19と、が備えられる。このように、本実施形態に係るバックライト装置12は、シャーシ14内において液晶パネル11及び光学部材15の直下位置にLED17が配される、いわゆる直下型とされる。以下では、バックライト装置12の各構成部品について詳しく説明する。

0016

シャーシ14は、例えばアルミニウム板電気亜鉛めっき綱板(SECC)などの金属板からなり、図2及び図3に示すように、液晶パネル11と同様に横長な方形状(矩形状、長方形状)をなす底板部(底部)14Aと、底板部14Aの各辺(一対の長辺及び一対の短辺)の外端部からそれぞれ表側(出光側)に向けて立ち上がる側板部(側部)14Cと、各側板部14Cの立ち上がり端から外向きに張り出す受け板部(光学部材支持部)14Dと、受け板部14Dの外端部から表側に向けて立ち上がる立板部14Eと、からなり、全体としては表側に向けて開口した浅い略箱型をなしている。シャーシ14は、その長辺方向がX軸方向と一致し、短辺方向がY軸方向と一致している。底板部14Aは、LED基板18に対して裏側、つまりLED17に対して出光側とは反対側に配されている。各側板部14Cは、底板部14Aに対して傾斜状をなしている。各受け板部14Dは、表側から載置される光学部材15や反射板19の外端部を支持可能とされる。各受け板部14Dは、底板部14Aの外端部に対して各側板部14Cを介して連ねられている。各立板部14Eは、各受け板部14Dに載置された光学部材15及び反射板19の端面と対向状をなすとともに、後述するフレーム16が固定されている。

0017

光学部材15は、液晶パネル11及びシャーシ14と同様に平面に視て横長の方形状をなしており、図2に示すように、その外端部が受け板部14Dにより支持されることで、シャーシ14の光出射部14Bを覆うとともに、液晶パネル11とLED17との間に介在して配される。光学部材15は、LED17に対して表側、つまり出光側にZ軸方向(正面方向)について所定の間隔を空けて対向状をなしている。光学部材15は、相対的に裏側(LED17側、出光側とは反対側)に配される第1光学部材15Aと、第1光学部材15Aに対してフレーム16を挟んで相対的に表側に配される第2光学部材15Bと、から構成される。第1光学部材15Aは、その外端部がシャーシ14の受け板部14Dに対して表側に重なる形で載置される。第1光学部材15Aには、拡散板20と、波長変換シート21と、が含まれる。このうち、拡散板20は、所定の厚みを持つほぼ透明な樹脂製の基材内に拡散粒子を多数分散して設けた構成とされ、透過する光を拡散させる機能を有する。なお、波長変換シート21に関しては、後に改めて詳しく説明する。

0018

第2光学部材15Bは、その外端部がフレーム16に対して表側に重なる形で載置されており、第1光学部材15Aとの間にフレーム16の厚み分の間隔が空けられている。第2光学部材15Bは、プリズムシートレンズシート)22と、プリズムシート22の表側に重ねられる反射型偏光シート23と、から構成される。プリズムシート22は、シート状の基材と、基材の表側の表面に設けられるプリズム部とからなる。プリズム部は、長辺方向(X軸方向)に沿って延びつつ、短辺方向(Y軸方向)に並ぶ複数の単位プリズムから構成されている。プリズムシート22は、このようなプリズム部を備えることにより、第1光学部材15A側からの光に、単位プリズムの並び方向(Y軸方向)について選択的に集光作用(異方性集光作用)を付与できる。反射型偏光シート23は、反射型偏光フィルムと、反射型偏光フィルムを表裏から挟み込む一対の拡散フィルムとからなる。反射型偏光フィルムは、例えば、屈折率の互いに異なる層を交互に積層した多層構造からなり、プリズムシート22からの光のうち、p波を透過させ、s波を裏側へ反射させる。反射型偏光フィルムによって反射されたs波は、後述する反射板19等によって、再度表側に反射され、その際に、s波とp波に分離する。このように、反射型偏光シート23は、反射型偏光フィルムを備えることで、本来ならば、液晶パネル11の偏光板によって吸収されるs波を、裏側(反射板19側)へ反射させることで有効活用することができ、光の利用効率輝度)を高めることができる。一対の拡散フィルムは、ポリカーボネート樹脂等の透明な合成樹脂材料からなり、反射型偏光フィルム側とは反対側の表面に、光に拡散作用を付与するためのエンボス加工が施されている。

0019

フレーム16は、合成樹脂からなり、光反射性を有するように白色塗装されており、図2に示すように、全体として液晶パネル11及び光学部材15の外周縁部に沿う枠状をなしている。フレーム16は、各受け板部14Dと対向状をなしていて各受け板部14Dとの間で第1光学部材15Aの外端部を挟持する内枠部16Aと、内枠部16Aの外端から裏側に向けて突出して立板部14Eの外面と対向する外枠部16Bと、から構成される。内枠部16Aは、第1光学部材15Aを構成する波長変換シート21の外端部を受け板部14D側とは反対側から押さえる。内枠部16Aは、液晶パネル11及び第2光学部材15Bの外端部をベゼル13との間で挟持する。

0020

次に、LED17及びLED17が実装されるLED基板18について説明する。LED17は、LED基板18上に表面実装されるとともにその発光面17AがLED基板18側とは反対側を向いた、いわゆる頂面発光型トップビュー型)とされており、その光軸がZ軸方向、つまり液晶パネル11の表示面11DS(光学部材15の板面)に対する法線方向(正面方向)と一致している。ここで言う「光軸」とは、LED17における発光光のうち、発光強度が最も高い(ピークとなる)光の進行方向と一致する軸のことである。詳しくは、LED17は、発光源として青色光を発する青色LED素子青色発光素子)を封止材によってケース内封止してなり、封止材には、青色LED素子からの青色光により励起されて赤色光を発する赤色蛍光体(図示せず)が含有されている。従って、LED17は、青色LED素子から発せられる青色光(青色成分の光)と、青色LED素子の青色光により励起されて赤色蛍光体から発せられる赤色光(赤色成分の光)との混色により、全体としてマゼンダ色光を発することが可能とされている。そして、LED17から発せられたマゼンダ色光は、その一部が詳しくは後述する波長変換シート21によって緑色光に波長変換されるようになっている。従って、バックライト装置12の出射光は、波長変換シート21により波長変換された緑色光と、LED17のマゼンダ色光と、の加法混色により概ね白色を呈するものとされる。LED17に備わる青色LED素子は、例えばInGaNなどの半導体材料からなる半導体であり、順方向に電圧印加されることで青色の波長領域(約420nm〜約500nm)に含まれる波長の青色の単色光を発光するものとされる。この青色LED素子は、図示しないリードフレームによってケース外に配されたLED基板18における配線パターンに接続される。また、赤色蛍光体は、青色LED素子の青色光を励起光として、赤色に属する波長領域(約600nm〜約780nm)の光、つまり赤色光を蛍光光として発する。

0021

LED基板18は、図2及び図3に示すように、シャーシ14内において底板部14Aの表側に重なる形で収容されている。LED基板18の表側の板面(光学部材15側を向いた板面)には、上記した構成のLED17が表面実装されており、ここが実装面18Aとされる。LED17は、LED基板18の実装面18Aの面内においてX軸方向及びY軸方向に沿って複数ずつ行列状(マトリクス状碁盤目状)に並列して配されるとともに、実装面18Aの面内に配索形成された配線パターンによって相互が電気的に接続されている。LED基板18における各LED17の配列ピッチは、ほぼ一定とされ、詳しくはX軸方向(行方向)及びY軸方向(列方向)についてそれぞれほぼ等間隔に配列されている。また、LED基板18は、シャーシ14と同じアルミ系材料などの金属製とされ、その表面に絶縁層を介して銅箔などの金属膜からなる配線パターン(図示せず)が形成され、さらには最外表面には、白色を呈する反射層(図示せず)が形成された構成とされる。この反射層によりLED基板18と反射板19との間の空間に存在する光を反射することで、光の利用効率を高めることができる。このような反射層は、シャーシ14の内面にも設けるのが好ましい。なお、LED基板18に用いる材料としては、セラミックなどの絶縁材料を用いることも可能である。また、LED基板18には、図示しない配線部材が接続されるコネクタ部が設けられており、配線部材を介して図示しないLED駆動基板光源駆動基板)から駆動電力が供給されるようになっている。

0022

反射板19は、図2及び図3に示すように、LED17に対して表側に、光学部材15(波長変換シート21を含む)に対して裏側に、Z軸方向についてそれぞれ間隔を空けて配されている。反射板19は、シャーシ14の内面のほぼ全域にわたって敷設される大きさを有しているので、シャーシ14内に配されたLED基板18をほぼ全域にわたって表側(出光側、光学部材15側)から覆うことが可能とされる。反射板19は、LED基板18(底板部14A)に沿って延在するとともにLED基板18のほぼ全域に対して平面に視て重畳する大きさの反射底部19Aと、反射底部19Aの各外端部から表側(波長変換シート21側)に向けて立ち上がるとともに反射底部19Aに対して傾斜状をなす4つの反射側部(反射傾斜側部)19Bと、各反射側部19Bの外端から外向きに延出するとともにシャーシ14の受け板部14Dに載せられる延出部19Cと、から構成されている。反射板19のうちの反射底部19Aは、LED基板18及びそこに実装された複数のLED17と、光学部材15と、の間にZ軸方向について間隔を空けて介在する配置とされる。反射側部19Bは、シャーシ14の側板部14Cと、光学部材15と、の間にZ軸方向について間隔を空けて介在する配置とされる。ここで、反射底部19Aと光学部材15(波長変換シート21)との間の距離は、LED17からの距離に拘わらずほぼ一定とされる。これに対し、反射側部19Bと光学部材15との間の距離は、LED17から遠ざかるほど短くなる傾向となる。このため、反射側部19Bによる反射光が光学部材15に到達するまでの光路長についてもLED17から遠ざかるほど短くなる傾向となっている。延出部19Cは、シャーシ14の受け板部14Dと、光学部材15と、の間にZ軸方向について挟み込まれる配置とされる。なお、フレーム16の内枠部16Aは、延出部19Cより内側に突き出した形となっている。延出部19Cは、平面に視て内枠部16Aにより全域が覆われた状態となっている。

0023

反射板19は、合成樹脂製とされ、表面が光の反射性に優れた白色を呈する反射基板24を有する。反射基板24は、その表面にて特定の波長の光を吸収することがなく、全ての可視光線を乱反射するものとされており、全域にわたって光の反射率がほぼ一定とされている。そして、反射基板24には、図2及び図3に示すように、部分的に板面の法線方向(板厚方向)に貫通する開口部24Aが設けられている。本実施形態では、開口部24Aは、平面に視て円形状をなしている。この開口部24Aは、光を透過する光透過部25を構成している。従って、反射基板24のうちの光透過部25(開口部24A)の非形成箇所が光を反射する光反射部26を構成している。このように反射板19は、その板面内に光透過部25及び光反射部26を有しており、それらの面内分布がLED17との位置関係に応じて変化するものとされる。具体的には、光透過部25は、LED17から遠ざかるほど面積比率が高くなり、LED17に近づくほど面積比率が低くなる面内分布とされる。一方、光反射部26は、LED17から遠ざかるほど面積比率が低くなり、LED17に近づくほど面積比率が高くなる面内分布とされる。

0024

上記した光学部材15及び反射板19は、図3に示すように、その面内における中央側部分が、複数のLED17が配置されるLED配置領域(光源配置領域)LAとされるのに対し、外周端側部分(外端側部分)が、複数のLED17が非配置とされるLED非配置領域(光源非配置領域)LNAとされる。なお、図3及び図4では、枠状の一点鎖線がLED配置領域LAの外形を表しており、当該一点鎖線よりも外側の領域がLED非配置領域LNAとなっている。反射板19のうち、反射底部19Aは、LED配置領域LAとLED非配置領域LNAとに跨って配されるのに対し、反射側部19B及び延出部19Cは、その全域がLED非配置領域LNAに配される。より詳しくは、反射底部19Aのうち、中央側部分がLED配置領域LAとされるのに対し、LED配置領域LAを取り囲む枠状の外周端側部分がLED非配置領域LNAにおける中央側部分とされる。反射側部19B及び延出部19Cは、LED非配置領域LNAにおける中央側部分よりも外側に配される外周端側部分とされる。反射板19において光透過部25(開口部24A)は、LED非配置領域LNAでの面積比率が高く、LED配置領域LAでの面積比率が低くなるよう分布している。より詳しくは、複数の光透過部25を構成する複数の開口部24Aは、LED配置領域LAである反射底部19AにおいてLED17と重畳する配置となるものの径寸法が最小となっていて、LED17からの距離が増加するほど径寸法が大きくなり、LED非配置領域LNAである反射側部19Bに配されるものの径寸法が最大となっている。このうちの径寸法が最大となる開口部24Aは、4つの各反射側部19Bにおいてそれぞれの長さ方向(X軸方向またはY軸方向)に沿って間隔を空けて複数ずつ並んで配されている。一方、光反射部26(開口部24Aの非形成箇所)は、LED配置領域LAでの面積比率が高く、LED非配置領域LNAでの面積比率が低くなるよう分布している。このような構成によれば、LED配置領域LAでは、LED17からの光の多くが光反射部26により反射されることで波長変換シート21側へ出射し難くなるのに対し、LED非配置領域LNAでは、LED17からの光の多くが光透過部25を透過することで波長変換シート21側へ出射し易くなる。これにより、波長変換シート21に照射される光の量の均一化が図られる。

0025

次に、波長変換シート21に関して詳しく説明する。波長変換シート21は、図2に示すように、液晶パネル11等と同様に方形状をなしており、第1光学部材15Aの拡散板20と略同等の大きさである。波長変換シート21は、拡散板20より厚みの小さい(薄い)シート状とされる。波長変換シート21は、LED17からの光を波長変換するための蛍光体(波長変換物質)を含有する蛍光体層(波長変換層)と、蛍光体層を表裏から挟み込んでこれを保護する一対の保護層と、から構成されている。蛍光体層には、LED17からのマゼンダ色光に含まれる青色光を励起光として、緑色光(約500nm〜約570nmの波長領域)を発する緑色蛍光体が分散配合されている。これにより、バックライト装置12の出射光は、LED17から発せられる青色光及び赤色光と、波長変換シート21に含まれる緑色蛍光体により波長変換される緑色光と、を含むことになり、全体として白色光となる。このような緑色蛍光体としては、比較的シャープな発光スペクトルを有するものが好ましく、例えば、「SrGa2S4:Eu2+」等の硫化物蛍光体が用いられる。本実施形態に係る波長変換シート21は、蛍光体層に含まれる蛍光体の分布密度が面内においてほぼ均一になっている。このようにすれば、仮に従来のように蛍光体の面内分布をLED17からの距離に応じて変化させる場合に比べると、波長変換シート21の製造コストの低廉化を図る上で好適となる。

0026

光学部材15(主に波長変換シート21)の光学作用について説明する。まず、LED17を構成するLED17の発光面17Aからは、図2に示すように、青色光と赤色光からなるマゼンタ色光が一次光として出射される。LED17からの一次光は、第1光学部材15Aを構成する拡散板20に含有される拡散粒子により拡散作用が付与された後、その一部は、拡散板20上の波長変換シート21に入射する。波長変換シート21に入射した一次光のうち、青色光の一部は、波長変換シート21中の緑色蛍光体により波長変換されて緑色光(二次光)となって放出される。波長変換シート21からは、緑色光と共に、波長変換されずに透過した青色光や赤色光が出射される。このように、波長変換シート21からは、LED17からの一次光(青色光、赤色光)と、波長変換後に得られた二次光(緑色光)と、が出射されることで、白色光が形成される。波長変換シート21の出射光は、第2光学部材15Bに入射し、第2光学部材15Bを構成するプリズムシート22及び反射型偏光シート23によりそれぞれの光学作用が付与されて液晶パネル11へと出射する。

0027

ところで、上記した構成のバックライト装置12では、LED17と波長変換シート21との間に反射板19を介在させ、その反射板19が、LED17との位置関係に応じて面内分布が変化する光透過部25及び光反射部26を有することで、波長変換シート21に照射されるLED17の一次光に係る光量の均一化を図るようにしている。しかしながら、特に大型のバックライト装置12では、波長変換シート21に照射されるLED17の一次光に係る光量の面内分布にムラが生じ易くなっている。すなわち、LED配置領域LAにおいては、波長変換シート21に照射されるLED17の一次光が十分に確保されるので、波長変換シート21にて波長変換されてから出射する二次光と、波長変換シート21にて波長変換されることなく出射する一次光と、の光量比率が適切なものとなり、色ムラが生じ難くなっている。一方、LED非配置領域LNAにおいては、波長変換シート21に照射されるLED17の一次光が不足しがちとなっている。これに対し、波長変換シート21の蛍光体層に含有される蛍光体の分布密度は、ほぼ均一であり、LED非配置領域LNAにもLED配置領域LAと同等の蛍光体が含有されている。このため、LED非配置領域LNAでは波長変換シート21に照射されるLED17の一次光の多くが蛍光体によって二次光に波長変換されてしまい、二次光の光量比率が、波長変換シート21にて波長変換されることなく出射する一次光の光量比率よりも大きくなりがちとされる。従って、波長変換シート21の出射光は、LED配置領域LAでは特定の色味を殆ど帯びることがなく白色光となるものの、LED非配置領域LNAでは蛍光体により波長変換された二次光と同色または同系色の色味、つまり緑色味を帯びた光となり、色ムラが生じ易くなっていた。

0028

そこで、本実施形態に係るバックライト装置12では、LED17からの光が外部に出射するまでの出光経路には、図3及び図4に示すように、LED17からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部27が、LED非配置領域LNAの一部と重畳するよう配されている。なお、図3及び図4では、呈色部27を網掛け状にして図示している。光源非配置領域LNAでは、波長変換シート21に照射されるLED17の一次光の光量が少なくなりがちとされるものの、LED17の一次光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する光を呈色部27によって補うことができる。これにより、LED非配置領域LNAにおいて波長変換シート21に照射されるLED17の一次光に不足が生じ難くなるので、波長変換シート21にて波長変換されてから出射する二次光と、波長変換シート21にて波長変換されることなく出射する一次光と、の光量比率が適正化され、もって色ムラの発生が抑制される。

0029

呈色部27について詳しく説明する。まず、呈色部27は、図4から図6に示すように、反射板19に設けられている。このようにすれば、反射板19に設けられた呈色部27によって呈色された光を反射板19により反射して波長変換シート21に照射することができる。反射板19は、本来的に光の一部を透過させるために反射基板24に開口部24Aを形成するなどの加工を要することから、その反射板19に呈色部27を設けるための加工を行うようにすることで、仮に波長変換シート21などに呈色部を設ける場合に比べると、低コスト化を図る上で好適となる。呈色部27は、反射板19における表側(波長変換シート21側)を向いた板面に設けられている。このようにすれば、波長変換シート21を含む光学部材15により反射された光を呈色部27により直接的に呈色させて再び反射板19により反射して波長変換シート21へ向かわせることができる。仮に、反射板19における裏側(LED17側)を向いた板面に呈色部を設けた場合に比べると、呈色部27により呈色作用が付与された光を効率的に波長変換シート21に照射させることができる。

0030

呈色部27は、反射板19との比較においてLED17の光の色味に近い色味を呈する。すなわち、白色を呈する反射板19(反射基板24)に対し、呈色部27は、LED17の光の色味、つまりマゼンダ色味を呈するものとされる。呈色部27は、反射板19の表面にマゼンダ色を呈する塗料顔料または染料を含む)を公知の塗工技術(例えば、印刷技術)などを用いて塗布して形成される塗膜からなる。呈色部27は、LED17から発せられた光(マゼンタ色光)の色と補色の関係にある色の光(緑色光)の吸収率が、LED17から発せられた光(マゼンタ色光(青色光、赤色光))の吸収率よりも高くなっている。また、呈色部27は、LED17から発せられた光(マゼンタ色光(青色光、赤色光))の反射率が、LED17から発せられた光と補色の関係にある色の光(緑色光)の反射率よりも高くなっている。つまり、呈色部27は、緑色光を吸収して、マゼンタ色光(青色光、赤色光)を反射する機能を備えている。これにより、呈色部27で反射された光(例えば、白色の戻り光)は、呈色部27が設けられていない白色の部分(反射板19)で反射された場合と比べて、マゼンタ色を帯びることになる。また、呈色部27の非形成箇所からは、白色を呈する反射板19の表面が露出している。

0031

呈色部27は、図4に示すように、平面視で略円形ドット状をなしており、反射板19のうちの反射側部19Bに専ら設けられている。ここで、既述した通り、反射側部19Bによる反射光が波長変換シート21に到達するまでの光路長は、LED17から遠ざかるほど短くなる傾向となっている。この反射側部19Bに呈色部27が設けられることで、呈色部27によって呈色作用を付与されたマゼンタ色の光は、反射側部19Bによって反射されて波長変換シート21に効率的に照射される。従って、反射側部19Bに設ける呈色部27の面積を小さくすることが可能となる。呈色部27は、光の利用効率を少なからず悪化させる要因となることから、その面積を小さくすることで、光の利用効率の悪化を抑制することができる。呈色部27は、反射側部19Bにおいて光透過部25(開口部24A)から離間した位置に配されている。つまり、呈色部27は、専ら光反射部26に設けられているので、呈色部27により呈色作用を付与された光を光反射部26により反射して波長変換シート21に効率的に照射することができる。本実施形態に係る反射板19は、光透過部25が反射板19の外端から十分に離間した配置とされるとともに、隣り合う光透過部25の間に十分な間隔が空けられている。すなわち、光透過部25の周囲には呈色部27を設置するためのスペースが十分に確保されているので、呈色部27を光反射部26に対して適切に設置することができる。より詳しくは、呈色部27は、反射側部19Bにおいてその長さ方向について隣り合う光透過部25の間となる位置に反射側部19Bの幅方向に沿って2つずつ設けられている。それに加えて、呈色部27は、短辺側の一対の反射側部19Bにおいては、各光透過部25に対して短辺側の各反射側部19Bの幅方向(X軸方向)について外端側(反射底部19A側とは反対側)に離間した位置にそれぞれ設けられている。また、呈色部27は、四隅の角位置に配される各光透過部25に対してX軸方向及びY軸方向の斜め方向について外端側に離間した位置にもそれぞれ設けられている。なお、本実施形態に係る呈色部27は、径寸法(大きさ)や濃度(色の濃さ)がほぼ同一とされているが、必ずしもその限りではない。すなわち、LED17の配光分布などの諸条件に応じて呈色部27の径寸法や濃度を配置に応じて適宜に変化させる設計を採ることも可能である。

0032

以上説明したように本実施形態のバックライト装置(照明装置)12は、LED(光源)17と、LED17に対して出光側に間隔を空けて配されてLED17から発せられた光の少なくとも一部を透過する反射板19と、反射板19に対してLED17側とは反対側に間隔を空けて配されてLED17からの光の少なくとも一部を波長変換する蛍光体を含む波長変換シート21と、波長変換シート21及び反射板19における中央側に位置していてLED17が配置されるLED配置領域(光源配置領域)LAと、波長変換シート21及び反射板19における外端側に位置していてLED17が非配置とされるLED非配置領域(光源非配置領域)LNAと、LED17からの光が外部に出射するまでの出光経路においてLED非配置領域LNAの一部と重畳するよう配されていて、LED17からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部27と、を備える。

0033

このようにすれば、LED17から発せられた光は、反射板19を直接透過するか、若しくは反射板19により反射された後に透過する。反射板19を透過した光は、波長変換シート21に照射され、波長変換シート21を透過する際に少なくとも一部が蛍光体により波長変換されて外部に出射される。ここで、波長変換シート21及び反射板19における中央側に位置していてLED17が配置されるLED配置領域LAでは、波長変換シート21に照射されるLED17の光が十分に確保されている。従って、LED配置領域LAでは、波長変換シート21にて波長変換されてから出射する光と、波長変換シート21にて波長変換されることなく出射する光と、の光量比率が適切なものとなり、色ムラが生じ難くなっている。一方、波長変換シート21及び反射板19における外端側に位置していてLED17が非配置とされるLED非配置領域LNAでは、波長変換シート21に照射されるLED17の光が不足しがちとなっている。このため、LED非配置領域LNAでは、波長変換シート21にて波長変換されてから出射する光の光量比率が、波長変換シート21にて波長変換されることなく出射する光の光量比率よりも大きくなりがちとされ、それに起因して色ムラが生じ易くなっている。

0034

これに対し、LED17からの光が外部に出射するまでの出光経路には、LED17からの光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する呈色部27が、LED非配置領域LNAの一部と重畳するよう配されているので、LED非配置領域LNAにおいて不足しがちなLED17の光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する光を呈色部27によって補うことができる。これにより、LED非配置領域LNAにおいて波長変換シート21に照射されるLED17の光に不足が生じ難くなるので、波長変換シート21にて波長変換されてから出射する光と、波長変換シート21にて波長変換されることなく出射する光と、の光量比率が適正化され、もって色ムラの発生が抑制される。

0035

また、呈色部27は、反射板19に設けられている。このようにすれば、反射板19に設けられた呈色部27によって呈色された光を反射板19により反射して波長変換シート21に照射することができる。反射板19は、本来的に光の一部を透過させるための加工を要する場合があることから、その反射板19に呈色部27を設けるための加工を行うようにすることで、仮に波長変換シート21などに呈色部を設ける場合に比べると、低コスト化を図る上で好適となる。

0036

また、呈色部27は、反射板19における波長変換シート21側の板面に設けられている。このようにすれば、波長変換シート21などにより反射された光が生じた場合は、その反射光を呈色部27により直接的に呈色させて再び反射板19により反射して波長変換シート21へ向かわせることができる。仮に、反射板19におけるLED17側の板面に呈色部を設けた場合に比べると、呈色部27により呈色作用が付与された光を効率的に波長変換シート21に照射させることができる。

0037

また、反射板19は、光を反射する光反射部26と、光を透過する光透過部25と、を有しており、呈色部27は、光反射部26に設けられていて光透過部25から離間した位置に配されている。このようにすれば、光反射部26に呈色部27が設けられることで、呈色部27により呈色作用を付与された光を光反射部26により反射し、波長変換シート21へ向かわせることができる。光反射部26に呈色部27を設置するに際し、呈色部27の設置スペースを十分に確保できる場合に好適であり、呈色部27を光反射部26に対して適切に設置することができる。

0038

また、反射板19は、少なくともLED配置領域LAに配される反射底部19Aと、LED非配置領域LNAに配されて反射底部19Aから外端側に傾斜しつつ波長変換シート21側に向かって立ち上がる反射側部19Bと、を少なくとも有しており、呈色部27は、少なくとも反射側部19Bに設けられている。このようにすれば、反射側部19Bと波長変換シート21との間の距離は、LED17から遠ざかるほど短くなる傾向となるため、反射側部19Bによる反射光が波長変換シート21に到達するまでの光路長もLED17から遠ざかるほど短くなる傾向となる。この反射側部19Bに呈色部27を設けることで、呈色部27によって呈色作用を付与された光は、反射側部19Bによって反射されて波長変換シート21に効率的に照射される。従って、反射側部19Bに設ける呈色部27の面積を小さくすることが可能となる。呈色部27は、光の利用効率を少なからず悪化させる要因となることから、その面積を小さくすることで、光の利用効率の悪化を抑制することができる。

0039

また、反射板19は、光を反射する光反射部26と、光を透過する光透過部25と、を有しており、光反射部26は、LED非配置領域LNAよりもLED配置領域LAの方が面積比率が高くなるよう設けられ、光透過部25は、LED配置領域LAよりもLED非配置領域LNAの方が面積比率が高くなるよう設けられている。このようにすれば、反射板19は、LED配置領域LAにおける光反射部26の面積比率が高く且つ光透過部25の面積比率が低くなっているのに対し、LED非配置領域LNAにおける光反射部26の面積比率が低く且つ光透過部25の面積比率が高くなっている。従って、LED配置領域LAでは、LED17からの光の多くが光反射部26により反射されることで波長変換シート21側へ出射し難くなるのに対し、LED非配置領域LNAでは、LED17からの光の多くが光透過部25を透過することで波長変換シート21側へ出射し易くなる。これにより、波長変換シート21に照射される光の量の均一化が図られる。

0040

また、反射板19は、光を反射する反射基板24を有していて、反射基板24を部分的に開口させることで光を透過する光透過部25が形成されるのに対し、反射基板24のうちの光透過部25の非形成箇所が光を反射する光反射部26を構成する。このようにすれば、反射基板24を部分的に開口させることで光透過部25を形成することができ、反射基板24のうちの開口されない箇所が光反射部26となる。これにより、反射基板24の開口部(開口)24Aからなる光透過部25の位置精度及び寸法精度が高いものとなるので、光反射部26及び光透過部25による光反射性能及び光透過性能を適切に発揮させることができる。

0041

また、LED17は、青色光と赤色光とを含むマゼンタ色光を発し、波長変換シート21は、蛍光体として、青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体を含む。このようにすれば、LED17から発せられたマゼンダ色光には、青色光と赤色光とが含まれているから、波長変換シート21を透過する際には、マゼンダ色光に含まれる青色光が緑色光に波長変換される。これにより、当該バックライト装置12の出射光には、青色光、緑色光及び赤色光が含まれ、全体として白色光となる。

0042

また、本実施形態に係る液晶表示装置(表示装置)10は、上記記載のバックライト装置12と、バックライト装置12から照射される光を利用して画像を表示する液晶パネル(表示パネル)11と、を備える。このような液晶表示装置10によれば、バックライト装置12の出射光に色ムラが生じ難くなっているから、色ムラが抑制された優れた表示品位が得られる。

0043

また、本実施形態に係るテレビ受信装置10TVは、上記記載の液晶表示装置10を備える。このようなテレビ受信装置10TVによれば、液晶表示装置10の表示品位が優れたものとされているから、表示品位に優れたテレビ画像の表示を実現することができる。

0044

<実施形態2>
本発明の実施形態2を図7から図9によって説明する。この実施形態2では、呈色部127の構成を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。

0045

本実施形態に係る呈色部127は、図7から図9に示すように、反射板119の反射側部119Bに設けられた光透過部125を取り囲むよう配されており、平面に視て光透過部125の外形に倣う円環状をなしている。つまり、呈色部127は、光透過部125を構成する開口部124Aの開口縁と重畳するよう、光反射部126に設けられている。本実施形態では、反射板119は、光透過部125と反射板119の外端との間の距離が上記した実施形態1に比べると短くされるとともに、隣り合う光透過部125の間の間隔が上記した実施形態1に比べると狭くされている。すなわち、光透過部125の周囲には呈色部127を設置するためのスペースを確保するのが難しくなっているものの、光透過部125を取り囲む形で呈色部127を設けることで呈色部127を適切に設置することができている。

0046

以上説明したように本実施形態によれば、反射板119は、光を反射する光反射部126と、光を透過する光透過部125と、を有しており、呈色部127は、光反射部126に設けられていて光透過部125を取り囲むよう配される。このようにすれば、光反射部126に呈色部127が設けられることで、呈色部127により呈色作用を付与された光を光反射部126により反射し、波長変換シート121へ向かわせることができる。光反射部126に呈色部127を設置するに際し、呈色部127の設置スペースを十分に確保するのが難しい場合でも、呈色部127を光反射部126に対して適切に設置することができる。

0047

<実施形態3>
本発明の実施形態3を図10によって説明する。この実施形態3では、上記した実施形態1から呈色部227の面積比率(大きさ、径寸法)を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。

0048

本実施形態に係る呈色部227は、図10に示すように、LED217からの距離に応じて光反射部226に占める面積比率が変化するよう形成されている。詳しくは、隣り合う光透過部225(開口部224A)の間に配される2つの呈色部227のうち、LED217に近い側の呈色部227の面積比率が最小となり、LED217から遠い側の呈色部227の面積比率がそれに次いで小さい。一方、反射板219における角位置に配された各光透過部225に対してX軸方向及びY軸方向の斜め方向に隣り合う呈色部227の面積比率が最大となり、反射板219における短辺側の各反射側部219Bに配された各光透過部225に対してX軸方向について外端側に隣り合う呈色部227の面積比率がそれに次いで大きい。このように、呈色部227は、LED217に近い(距離が小さい)ものほど面積比率が小さく、LED217から遠い(距離が大きい)ものほど面積比率が大きくなっている。このような呈色部227によれば、LED非配置領域LNAにおいて不足しがちなLED217の一次光と同じマゼンタ色光を効率的に補うことができ、LED非配置領域LNAにおいて波長変換シート(図示せず)に照射される光の量の均一化を図ることができる。

0049

以上説明したように本実施形態によれば、呈色部227は、LED217からの距離が大きくなるほど面積比率が大きく(高く)なるよう配される。LED非配置領域LNAでは、LED217からの距離が大きくなるほど、波長変換シートに照射されるLED217の光が少なくなる傾向にある。その点、呈色部227は、LED217からの距離が大きくなるほど面積比率が大きくなるよう配されているので、LED非配置領域LNAにおいて不足しがちなLED217の光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈する光を効率的に補うことができ、LED非配置領域LNAにおいて波長変換シートに照射される光の量の均一化を図ることができる。

0050

<実施形態4>
本発明の実施形態4を図11によって説明する。この実施形態4では、上記した実施形態3から呈色部327の設置対象を変更したものを示す。なお、上記した実施形態3と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。

0051

本実施形態に係る呈色部327は、図11に示すように、光学部材315に含まれて波長変換シート321に対してZ軸方向について裏側(LED317側)に配される拡散板320に設けられている。呈色部327は、拡散板320における裏側の板面、つまりLED317との対向面に設けられている。呈色部327は、拡散板320における裏側の板面にマゼンダ色の塗料を印刷するなどの手法によりそれぞれ形成されている。

0052

以上説明したように本実施形態によれば、波長変換シート321に対して反射板319側に重なる形で配される拡散板(光学部材)320を備えており、呈色部327は、拡散板320に設けられている。このようにすれば、拡散板320に照射された光は、拡散板320に設けられた呈色部327による呈色作用を付与された後に波長変換シート321に照射される。

0053

<実施形態5>
本発明の実施形態5を図12によって説明する。この実施形態5では、上記した実施形態3から呈色部427の設置対象を変更したものを示す。なお、上記した実施形態3と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。

0054

本実施形態に係る呈色部427は、図12に示すように、光学部材415に含まれる波長変換シート421に設けられている。呈色部427は、波長変換シート421における裏側の板面、つまり拡散板420との対向面に設けられている。呈色部427は、波長変換シート421における裏側の板面にマゼンダ色の塗料を印刷するなどの手法によりそれぞれ形成されている。

0055

以上説明したように本実施形態によれば、呈色部427は、波長変換シート421に設けられている。このようにすれば、波長変換シート421に照射された光は、波長変換シート421に設けられた呈色部427により呈色作用を付与される。

0056

<実施形態6>
本発明の実施形態6を図13によって説明する。この実施形態6では、上記した実施形態1から反射板519の構成を変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。

0057

本実施形態に係る反射板519は、図13に示すように、光を透過する透過基板28を有する。透過基板28は、ほぼ透明な合成樹脂製(例えばPET製)の板材からなる。透過基板28の板面には、部分的に光反射部526が形成されている。光反射部526は、光反射率に優れた白色を呈するインク白色塗料)からなる。光反射部526は、透過基板28における表側(波長変換シート521側)の板面に対して例えばスクリーン印刷インクジェット装置ディスペンサ装置を用いた印刷、グラビア印刷などにより印刷形成される。それ以外にも、光反射部526の材料を金属材料アルミニウムや銀など)とし、蒸着法(マスク蒸着)により金属薄膜を透過基板28の板面に蒸着することで光反射部526を形成することも可能である。そして、透過基板28のうち、光反射部526の非形成箇所が光を透過する光透過部525を構成している。このような構成によれば、仮に上記した実施形態1のように反射板19を構成する反射基板24に部分的に開口部24Aを形成することで光透過部25及び光反射部26を形成した場合(図5を参照)に比べると、反射板519の製造が容易となって製造コストを低廉化する上で好適となる。特に、光透過部525及び光反射部526の配列パターンが複雑な場合に有用である。

0058

以上説明したように本実施形態によれば、反射板519は、光を透過する透過基板28を有していて、透過基板28の板面に部分的に光を反射する光反射部526が形成されるのに対し、透過基板28のうちの光反射部526の非形成箇所が光を透過する光透過部525を構成する。このようにすれば、透過基板28の板面にインクなどを塗布することで光反射部526を部分的に形成することができ、透過基板28のうちのインクなどが塗布されない箇所が光透過部525となる。これにより、反射板519の製造が容易となって製造コストを低廉化する上で好適となる。特に、光反射部526及び光透過部525が複雑な場合に有用である。

0059

<実施形態7>
本発明の実施形態7を図14によって説明する。この実施形態7では、上記した実施形態1からシャーシ614及び反射板619の構成などを変更したものを示す。なお、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。

0060

本実施形態に係るシャーシ614は、図14に示すように、側板部614Cが底板部614Aの外端部から表側にほぼ垂直に立ち上がる構成とされる。これに伴い、反射板619は、反射側部619Bが反射底部619Aの外端部から表側にほぼ垂直に立ち上がって側板部614Cに並行する構成とされる。従って、上記した実施形態1に比べると、反射底部619Aは、LED非配置領域LNAでの面積(形成範囲)が増加しているのに対し、反射側部619Bは、LED非配置領域LNAでの面積が減少している。そして、呈色部627は、反射側部619Bに加えて反射底部619Aにも設けられている。一方、反射側部619Bには、開口部624Aが非形成とされている。

0061

<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記した各実施形態では、呈色部が、反射板、拡散板及び波長変換シートのうちのいずれか1つに選択的に設けられる場合を示したが、呈色部が反射板、拡散板及び波長変換シートのうちの複数にそれぞれ設けられていても構わない。
(2)上記した各実施形態では、呈色部が、シャーシ、反射板、拡散板及び波長変換シートのうちのいずれか1つに選択的に設けられる場合を示したが、呈色部がシャーシ、反射板、拡散板及び波長変換シートのうちの複数にそれぞれ設けられていても構わない。
(3)上記した各実施形態の変形例として、シャーシ及びLED基板の表面を覆う反射シートを追加することも可能である。この反射シートは、反射板との間で光を繰り返し反射することができるので、光の利用効率の向上を図る上で好適となる。
(4)上記した各実施形態(実施形態4,5を除く)では、呈色部が反射板における表側の板面に設けられる場合を示したが、呈色部が反射板における裏側の板面に設けられていても構わない。
(5)上記した実施形態6の変形例として、光透過部と重畳する位置(透過基板における光反射部の非形成箇所)に呈色部を設置することも可能である。
(6)上記した各実施形態(実施形態4,5を除く)では、反射板を構成する4つの反射側部の全てに呈色部を設けるようにした場合を示したが、4つの反射側部のうちの一部に呈色部を設けるようにし、呈色部が非形成とされる反射側部が存在していても構わない。
(7)上記した各実施形態での図示以外にも、呈色部の径寸法(大きさ、面積比率)・配置・設置数・平面形状などは、適宜に変更可能である。呈色部における平面形状は、例えば、四角形三角形状等の多角形状、楕円形状、不規則な形状等、本願発明の目的を損なわない限り、特に制限はない。
(8)上記した各実施形態の変形例として、呈色部が塗料からなる場合は、その濃度を配置に応じるなどして適宜に変更することも可能である。これらの設計に際しては、LEDの設置数・LEDの配置などに応じて行うのが好ましい。
(9)上記した各実施形態では、呈色部として塗膜からなるものを例示したが、それ以外にも、例えばLEDから発せられた光と同色のセロファン等を呈色部として用いてもよい。但し、上記した各実施形態に記載された塗膜からなる呈色部は、既存の塗工装置印刷装置等)を使用して形成することができ、しかも形成速度が速く好ましい。
(10)上記した各実施形態では、マゼンタ色(つまり、LEDから発せられた光と同色)の呈色部を使用したが、本発明はこれに限られず、LEDから発せられた光を構成する各原色光と同色の呈色部であってもよい。例えば、LEDからの光がマゼンタ色光(青色光、赤色光)の場合、マゼンタ色光を構成する青色光(原色光の一例)と同色の呈色部(青色呈色部)と、赤色光(原色光の一例)と同色の呈色部(赤色呈色部)とを組み合わせたものを、マゼンタ色の呈色部に代わるものとして使用してもよい。
(11)上記した各実施形態では、マゼンタ色光(青色光、赤色光)を出射するLEDを使用したが、それ以外にも、例えば青色光を一次光として出射するLEDを使用し、蛍光体として、青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体と、青色光を赤色光に波長変換する赤色蛍光体とを含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、波長変換シートからは、前記蛍光体で波長変換された二次光として、緑色光と赤色光が出射される。呈色部は、LEDと同色の青色を呈するようにすればよい。また、緑色蛍光体として、例えば、SrGa2S4:Eu2+を使用し、赤色蛍光体として、例えば、(Ca,Sr,Ba)S:Eu2+を使用してもよい。
(12)また、他の場合としては、青色光を一次光として出射するLEDを使用し、蛍光体として、青色光を黄色光に波長変換する黄色蛍光体を含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、波長変換シートからは、前記蛍光体で波長変換された二次光として、黄色光が出射される。呈色部は、LEDと同色の青色を呈するようにすればよい。
(13)また、他の場合としては、紫色の光を出射するLEDを使用し、蛍光体として、黄色蛍光体及び緑色蛍光体を含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、呈色部は、紫色を呈するようにすればよい。
(14)また、他の場合としては、シアン色の光を出射するLEDを使用し、蛍光体として、赤色蛍光体を含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、呈色部は、シアン色を呈するようにすればよい。
(15)上記した各実施形態では、波長変換シートの蛍光体として、硫黄化物蛍光体を使用したが、本発明はこれに限られず、例えば、量子ドット蛍光体(Quantum Dot Phosphor)を用いてもよい。量子ドット蛍光体は、ナノサイズ(例えば、直径2nm〜10nm程度)の半導体結晶中に電子正孔励起子を三次元空間方位閉じ込めることで、離散的エネルギー準位を有しており、そのドットのサイズを変えることで発光光のピーク波長(発光色)等を適宜選択することができる。なお、量子ドット蛍光体は、空気中の酸素や水分と反応して劣化し易く、また環境負荷物質であるカドミウム等を使用するため、波長変換シートの蛍光体としては、上述した硫化物蛍光体が好ましい。硫化物蛍光体は、二酸化ケイ素膜被覆されており、また、波長変換シート中にガス吸収材を添加することで、高温高湿環境下においても、信頼性が高いと言える。
(16)上記した各実施形態では、波長変換シートの裏側に光学部材である拡散板が積層配置される場合を示したが、拡散板以外の光学部材を波長変換シートの裏側に積層配置することができ、場合によってはその光学部材に呈色部を設けることも可能である。
(17)上記した各実施形態では、シャーシが金属製とされた場合を例示したが、シャーシを合成樹脂製とすることも可能である。
(18)上記した各実施形態では、光源としてLEDを用いたものを示したが、有機ELなどを用いることも可能である。また、LEDや有機ELなどの光源の設置数・配置などは適宜に変更可能である。また、LEDや有機ELなどの光源が実装された光源基板の設置数なども適宜に変更可能である。
(19)上記した各実施形態では、液晶パネル及びシャーシがその短辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものを例示したが、液晶パネル及びシャーシがその長辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものも本発明に含まれる。
(20)上記した各実施形態では、液晶表示装置のスイッチング素子としてTFTを用いたが、TFT以外のスイッチング素子(例えば薄膜ダイオード(TFD))を用いた液晶表示装置にも適用可能であり、カラー表示する液晶表示装置以外にも、白黒表示する液晶表示装置にも適用可能である。
(21)上記した各実施形態では、透過型の液晶表示装置を例示したが、それ以外にも反射型の液晶表示装置や半透過型の液晶表示装置にも本発明は適用可能である。
(22)上記した各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(23)上記した各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。具体的には、電子看板デジタルサイネージ)や電子黒板として使用される液晶表示装置にも本発明は適用することができる。

0062

10…液晶表示装置(表示装置)、10TV…テレビ受信装置、11…液晶パネル(表示パネル)、12…バックライト装置(照明装置)、17,217,317…LED(光源)、19,119,219,319,519,619…反射板、19A,619A…反射底部、19B,119B,219B,619B…反射側部、20,320,420…拡散板(光学部材)、21,121,321,421,521…波長変換シート、24…反射基板、25,125,225,525…光透過部、26,126,226,526…光反射部、27,127,227,327,427,627…呈色部、28…透過基板、LA…LED配置領域(光源配置領域)、LNA…LED非配置領域(光源非配置領域)

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