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技術 ソケット、及び、ソケットアセンブリ

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 平野晶裕関勝志長崎崇
出願日 2018年2月7日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-020086
公開日 2019年8月22日 (8ヶ月経過) 公開番号 2019-139880
状態 未査定
技術分野 ホルダ付接続装置(装置一般) 光源またはランプホルダの固定
主要キーワード ソケットアセンブリ 湾曲形 口金構造 ランプピン 電源用端子 造営材 光拡散膜 軸方向側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月22日)のものです。
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図面 (11)

課題

ランプユニットが落下することを抑制することができるソケットを提供する。

解決手段

ソケット40は、ランプピン54を備えるランプユニット50が装着されるソケット40であって、ランプピン54を挿入可能な挿入孔46aと、一端が挿入孔46aに接続され、前記挿入孔より延びる、前記挿入孔よりも幅の狭い溝46bと、を有する貫通孔46が形成されたソケット本体41と、少なくとも一部が溝46bの他端寄りに配置された導電部材43と、貫通孔46において、導電部材43より溝46bの一端よりに配置された弾性部材42とを備える。

概要

背景

口金を有するランプユニットソケットに装着して構成される照明装置が知られている。ランプユニットをソケットに装着するための構造としては、例えば、口金から突設した電源用端子ピンランプピン)をソケットに設けた溝に挿入し、ランプユニットを回転させながら溝の終端部に電源用端子ピンを係止させることにより、ソケットに対するランプユニットの支持と電気的な接続とを同時に実現している。例えば、特許文献1には、電源用端子ピンが溝の終端部において一対の端子部に挟まれることで、ソケットに対するランプユニットの支持と電気的な接続とを同時に実現できるソケットが開示されている。

概要

ランプユニットが落下することを抑制することができるソケットを提供する。ソケット40は、ランプピン54を備えるランプユニット50が装着されるソケット40であって、ランプピン54を挿入可能な挿入孔46aと、一端が挿入孔46aに接続され、前記挿入孔より延びる、前記挿入孔よりも幅の狭い溝46bと、を有する貫通孔46が形成されたソケット本体41と、少なくとも一部が溝46bの他端寄りに配置された導電部材43と、貫通孔46において、導電部材43より溝46bの一端よりに配置された弾性部材42とを備える。A

目的

本発明は、ランプユニットが落下することを抑制することができるソケット及びソケットアセンブリを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ランプピンを備えるランプユニットが装着されるソケットであって、前記ランプピンを挿入可能な第一の挿入孔と、一端が前記第一の挿入孔に接続され、前記挿入孔より延びる、前記挿入孔よりも幅の狭い溝と、を有する貫通孔が形成されたソケット本体と、少なくとも一部が前記溝の他端寄りに配置された導電部材と、前記貫通孔において、前記導電部材より前記の溝の前記一端寄りに配置された第一の弾性部材とを備えるソケット。

請求項2

前記第一の弾性部材は、前記第一の挿入孔の軸方向に変形し、かつ、前記第一の挿入孔の一部を覆う請求項1に記載のソケット。

請求項3

前記ソケット本体は、平板状であり、前記ソケット本体を平面視したときに、前記第一の挿入孔に連通する一対のスリットを有し、前記第一の弾性部材は、前記ソケット本体のうち前記一対のスリットで挟まれた部分を含む請求項2に記載のソケット。

請求項4

前記第一の弾性部材は、前記溝において、前記溝を横切る方向に突出し、前記溝が延びる方向に弾性変形可能な構造を有する請求項1に記載のソケット。

請求項5

前記ソケット本体は、平板状であり、前記ソケット本体を平面視したときに、前記溝に連通する一対のスリットを有し、前記第一の弾性部材は、前記ソケット本体のうち前記一対のスリットで挟まれた部分を含む請求項4に記載のソケット。

請求項6

さらに、前記溝において、前記第一の弾性部材と前記導電部材との間に配置され、前記ランプピンが挿入可能な第二の挿入孔と、前記第二の挿入孔において、前記ランプピンと接触する位置まで延びて形成され、前記ランプピンの挿入方向に弾性変形可能な第二の弾性部材とを備える請求項4又は5に記載のソケット。

請求項7

前記ソケット本体の形状は、略円板状であり、前記溝は、前記ソケット本体の円弧に沿って延びている請求項1〜6のいずれか1項に記載のソケット。

請求項8

請求項1〜7のいずれか1項に記載のソケットと、前記ソケットを支持する器具本体とを備えるソケットアセンブリ

技術分野

0001

本発明は、口金を有するランプユニットが装着されるソケット、及び、当該ソケットを備えるソケットアセンブリに関する。

背景技術

0002

口金を有するランプユニットをソケットに装着して構成される照明装置が知られている。ランプユニットをソケットに装着するための構造としては、例えば、口金から突設した電源用端子ピンランプピン)をソケットに設けた溝に挿入し、ランプユニットを回転させながら溝の終端部に電源用端子ピンを係止させることにより、ソケットに対するランプユニットの支持と電気的な接続とを同時に実現している。例えば、特許文献1には、電源用端子ピンが溝の終端部において一対の端子部に挟まれることで、ソケットに対するランプユニットの支持と電気的な接続とを同時に実現できるソケットが開示されている。

先行技術

0003

国際公開第2012/005244号

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載のソケットは、端子部が導電性を有しているので、電源用端子ピンが溝の終端部で係止される前であっても、ランプピンが当該端子部に接触することでランプユニットが点灯する。そのため、ランプピンが終端部で完全に係止されていない状態で使用されることがある。ランプピンが係止されない状態で使用されると、ランプユニットが振動などにより取り付け方向と逆方向に回転して、ソケットから落下するおそれがある。

0005

そこで、本発明は、ランプユニットが落下することを抑制することができるソケット及びソケットアセンブリを提供する。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るソケットは、ランプピンを備えるランプユニットが装着されるソケットであって、前記ランプピンを挿入可能な第一の挿入孔と、一端が前記第一の挿入孔に接続され、前記挿入孔より延びる、前記挿入孔よりも幅の狭い溝と、を有する貫通孔が形成されたソケット本体と、少なくとも一部が前記溝の他端寄りに配置された導電部材と、前記貫通孔において、前記導電部材より前記の溝の前記一端寄りに配置された第一の弾性部材とを備える。

0007

また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るソケットアセンブリは、上記のソケットと、前記ソケットを支持する器具本体とを備える。

発明の効果

0008

本発明の一態様に係るソケット及びソケットアセンブリによれば、ランプユニットが落下することを抑制することができる。

図面の簡単な説明

0009

実施の形態1に係る照明装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態1に係る照明装置の構成を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係るソケットとランプユニットとの接続関係を示す斜視図である。
実施の形態1に係るソケットの構成を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係るソケットの構成を示す平面図である。
図5A破線領域を拡大した拡大平面図である。
実施の形態1に係るソケットの挿入孔にランプピンが挿入される様子を示す断面図である。
実施の形態2に係るソケットの構成を示す平面図である。
図7Aの破線領域を拡大した拡大平面図である。
実施の形態2に係るソケットにランプユニットが取り付けられる及び取り外される様子を示す平面図である。

実施例

0010

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置、及び、構成要素の接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。

0011

また、「略**」との記載は、「略円筒形状」を例に挙げて説明すると、完全な円筒形状はもとより、実質的に円筒形状と認められるものを含む意図である。

0012

また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。

0013

また、以下の実施の形態で説明に用いられる図面においては座標軸が示される場合がある。Z軸のマイナス側が床面側、Z軸のプラス側が天井側を表している。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に垂直な平面上において、互いに直交する方向である。X−Y平面は、ソケットが備えるソケット本体に平行な平面である。例えば、以下の実施の形態において、「平面視」とは、Z軸方向から見ることを意味する。

0014

(実施の形態1)
以下、本実施の形態について、図1図6を参照しながら説明する。

0015

[1.照明装置]
図1は、本実施の形態に係る照明装置10の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明装置10の構成を示す分解斜視図である。照明装置10は、例えば、室内で用いられる照明装置である。照明装置10は、例えば、ダウンライトなどに用いられる。

0016

図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る照明装置10は、器具本体20、カバー部材30、ソケット40、及び、ランプユニット50を備える。

0017

器具本体20は、ソケット40が着脱可能に取り付けられる部材である。すなわち、器具本体20は、ソケット40を支持する。器具本体20は、筐体21と、取付板22とを有する。なお、器具本体20にソケット40が取り付けられてソケットアセンブリ60が形成される。

0018

筐体21は、略円筒形状の部材であり、取付板22、端子台(図示しない)などを収納する。

0019

取付板22は、ソケット40が取り付けられる板状の部材である。取付板22には、ソケット40の少なくとも2以上の筒状部47と対応した位置にねじ穴22aが形成されており、筒状部47を介してねじがねじ穴22aにねじ込まれることで、ソケット40が器具本体20に取り付けられる。

0020

器具本体20は、例えば、樹脂材料又は金属材料から構成される。

0021

カバー部材30は、ランプユニット50などを覆うカバーである。カバー部材30は、筐体31、及び、カバー部32を有する。

0022

筐体31は、略円筒形状に形成される部材である。筐体31は、例えば、樹脂材料から構成される。

0023

カバー部32は、透光性の部材により形成されており、ランプユニット50から発せられた光を透過する。カバー部32は、筐体31の一方側の開口に取り付けられる。カバー部32は、ランプユニット50から発せられた光を拡散する機能を有していてもよい。例えば、シリカもしくは炭酸カルシウムなどの光拡散材微粒子)を含有する樹脂、又は、白色顔料を、透明なガラス又は樹脂で形成されたカバー部32の内面又は外面に付着させることで、乳白色の光拡散膜がカバー部32に形成される。また、カバー部32そのものが、光拡散材が分散された樹脂材料等を用いて成形されてもよい。

0024

また、筐体31のうちカバー部32が取り付けられていない側の外面には、ねじ山及びねじ谷が形成されており、器具本体20の内面には、筐体31のねじの形状に対応したねじ谷又はねじ山が形成されており、双方のねじ山及びねじ谷が螺合することで、器具本体20にカバー部材30が取り付けられる。カバー部材30が器具本体20に取り付けられた状態で、筐体31はソケット40及びランプユニット50を収納する。

0025

ソケット40は、ランプユニット50を固定し、かつランプユニット50が発光するための電力を供給する部材である。ソケット40は、貫通孔46が形成されたソケット本体41を有する。なお、ソケット40が有するその他の構成要素は後述する。

0026

図3は、本実施の形態に係るソケット40とランプユニット50との接続関係を示す斜視図である。なお、図3において、ソケット40は、ソケット40が有する各構成要素のうち、ソケット本体41のみを図示している。また、本実施の形態に係るソケット40は、ソケット本体41の貫通孔46に、弾性部材42が形成されている点に特徴を有する。弾性部材42については、後述する。

0027

図3に示すように、ランプユニット50は、筐体51のZ軸プラス側の面に、口金53及びランプピン54を有する。

0028

ランプピン54は、口金53から突出して設けられ、ランプユニット50が備える発光モジュール(図示しない)を発光させるための電力をランプユニット50の外部から受電する電源供給用のピンである。ランプピン54は、ランプユニット50がソケット40に取り付けられた状態で、ソケット40から電力の供給を受ける。ランプピン54は、口金53から突出して形成される径小部54aと、径小部54aの先端に配置され径小部54aより径が大きい径大部54bとを有する。ランプピン54は、先端部が先端部と口金53との間の部分より太いピンである。ランプユニット50は、GX53形の口金構造を有する。言い換えると、本実施の形態に係るソケット40は、GX53口金専用のソケットである。

0029

ランプピン54の径大部54bを貫通孔46から挿入し、ランプユニット50を所定角度回転させることにより、ランプユニット50はソケット40に固定される。なお、ランプユニット50の固定については、後述する。また、本明細書において、ランプユニット50を回転させるとは、特に記載がない限り、ランプユニット50をソケット40に取り付ける方向に回転させることを意図する。

0030

また、本体部45のZ軸プラス側の面には、少なくとも2以上の筒状部47が形成される。筒状部47は、Z軸プラス側の端部にねじ穴47bが形成された底部を有している。

0031

ここで、ソケット40について、さらに図4図5Bを参照しながら説明する。

0032

図4は、本実施の形態に係るソケット40の構成を示す分解斜視図である。

0033

図4に示すように、ソケット40は、ソケット本体41、導電部材43、及び、ハウジング44とから構成される。

0034

ソケット本体41は、各構成要素が配置される平板状の部材である。本実施の形態では、ソケット本体41は、略円板状に形成される。ソケット本体41は、絶縁性の材料から構成される。ソケット本体41は、例えば、絶縁性の樹脂材料から構成される。ソケット本体41は、例えば、ポリカーボネートなどの樹脂材料から形成される。ソケット本体41は、本体部45及び筒状部47を有する。

0035

本体部45は、貫通孔46、及び、筒状部47が接続される貫通孔47aが形成された略円板状の部材である。本実施の形態では、本体部45のZ軸プラス側の面に、導電部材43、及び、ハウジング44が配置される。なお、ランプピン54は、本体部45のZ軸マイナス側から挿入される。

0036

筒状部47は、本体部45のZ軸プラス側の面に形成され、ソケット40を器具本体20の取付板22に取り付けるための有底筒状の部材である。筒状部47は、Z軸プラス側の端部に底部を有しており、当該底部には、貫通孔47aより小さな貫通孔であるねじ穴47b(図3を参照)が形成されている。例えば、ねじ穴22a及び47bを貫通するねじにより取付板22と筒状部47とをねじ止めすることで、器具本体20にソケット40が取り付けられる。これにより、取付板22と本体部45とが所定の間隔をあけて固定されたソケットアセンブリ60(図2参照)が形成される。なお、筒状部47と本体部45とは、例えば、一体形成される。

0037

導電部材43は、ランプユニット50への給電とランプユニット50の固定とに用いられる板状の部材である。具体的には、導電部材43とランプピン54とが接触することで、導電部材43からランプユニット50に発光モジュールを点灯させるための電力が供給される。また、導電部材43は、ランプピン54を付勢する付勢力を有する部材である。導電部材43は、当該付勢力によりランプピン54を付勢することで、ランプユニット50をソケット40に固定する。本実施の形態では、導電部材43は、溝46bの他端に位置するランプピン54を溝46bの他端側に押しあてる付勢力を有する構造を有する。

0038

導電部材43は、例えば、商用電源(図示しない)と電気的に接続される。導電部材43は、例えば、器具本体20が備える端子台と電気的に接続されることで、商用電源と電気的に接続される。

0039

導電部材43は、本体部45のZ軸プラス側の面に対して略直交する方向に立設して設けられた板ばねである。具体的には、導電部材43は、平板状の板ばねの略中央付近が山状に折り曲げられた山状部43aと、両端部が略直交に折り曲げられた上で、さらに一部が折り返された折返部43bとを有する。例えば、折返部43bがハウジング44の内面に接触することで、導電部材43の移動が規制される。

0040

導電部材43は、導電性の材料から形成される。導電部材43は、例えば、銅合金(例えば、リン青銅)及びコンソン合金の少なくとも一方を含んで形成される。銅合金としては、JIS H 3110のC5191で規定されるリン青銅、又は、JIS H 3110のC5210で規定されるばね用リン青銅などが用いられる。導電部材43の体積抵抗率は、例えば、150nΩ・m以下である。より好ましくは、導電部材43の体積抵抗率は、50nΩ・m以下である。また、導電部材43の引張強度は、例えば、300〜900MPa程度である。

0041

ハウジング44は、導電部材43の位置を規制するための有底枠状の部材である。ハウジング44は、ソケット本体41に取り付けられた状態で、導電部材43を収納する。ハウジング44は、導電部材43の端部がハウジング44の内面と接触することで、導電部材43の移動を規制する。また、ハウジング44は、ソケット本体41に取り付けられた状態で、貫通孔46を覆う。

0042

ハウジング44は、絶縁性の材料により形成される。ハウジング44は、例えば、絶縁性を有する樹脂材料により形成される。

0043

図2及び図3を再び参照して、ランプユニット50は、例えば、照明光を発する光源である。ランプユニット50は、ソケット40に取り付けられることで、ソケット40を介して電力供給を受ける。なお、ランプユニット50は、ソケット40を介して器具本体20に着脱可能に取り付けられる。

0044

ランプユニット50は、図示しないが、例えば、基板と、基板に実装された複数の半導体発光素子(例えば、LED素子、又はEL素子など)を有する発光モジュールと、当該複数の半導体発光素子を点灯させるための電力を生成する駆動回路とを備える。半導体発光素子がLED素子である場合、SMD型の半導体発光素子が基板に実装されてもよいし、COB型の半導体発光素子が基板に実装されてもよい。駆動回路は、ランプピン54とリード線などで接続されており、ソケット40からランプピン54を介して供給された交流電力を半導体発光素子が発光するための所定の直流電力に変換して、発光モジュールに供給する。

0045

発光モジュールからの光は、透光性を有するカバー部52を透過して、ランプユニット50から出射される。

0046

続いて、ソケット本体41に配置される弾性部材42について、図5A及び図5Bを参照しながら説明する。

0047

図5Aは、本実施の形態に係るソケット40を示す平面図である。図5Aでは、ソケット40を構成する各構成要素のうち、ソケット本体41、弾性部材42、及び、導電部材43のみを図示している。なお、図5Aは、ソケット40を器具本体20側から見たときの平面図である。

0048

図5Aに示すように、ソケット本体41の本体部45に形成される貫通孔46は、挿入孔46aと溝46bとから形成される。挿入孔46aは、ランプピン54が挿入される穴である。つまり、挿入孔46aは、平面視において、径大部54bが挿入可能な程度の大きさの穴である。挿入孔46aの形状は、平面視において、略円形状である。なお、挿入孔46aは、第一の挿入孔の一例である。

0049

溝46bは、ランプユニット50をソケット40に対して回転させたときに、ランプピン54が移動する貫通溝である。溝46bは、一端が挿入孔46aと接続され、挿入孔46aより狭い幅を有する帯状の貫通溝である。具体的には、溝46bの幅は、挿入孔46aの直径より小さい。より具体的には、溝46bの幅は、ランプピン54の径小部54aの直径より大きく、かつ径大部54bの直径より小さい。ランプピン54が溝46bに位置しているときに、径大部54bが溝46bの縁部に引っ掛かる(言い換えると、径大部54bが溝46bの縁部に支持される)ことで、ランプユニット50がソケット40に保持される。溝46bは、例えば、本体部45の円弧に沿って延びて形成される。なお、溝46bは、直線状に形成されてもよいし、本体部45が略円板状以外の形状(例えば、略矩形板状)である場合、本体部45の外形形状に沿って形成されてもよい。

0050

なお、図5Aに示す2つの溝46bのうち、X軸マイナス側に示している溝46bを例に説明すると、溝46bの一端とは、Y軸プラス側の端部であり、溝46bの他端とは、Y軸マイナス側の端部である。

0051

なお、本実施の形態では、貫通孔46は、本体部45に2つ設けられている例を示しているが、これに限定されない。本体部45には、ランプユニット50に形成されるランプピン54の数と同数の貫通孔46が形成される。

0052

弾性部材42は、挿入孔46aを介して挿入されたランプピン54が貫通孔46から外れること、つまりランプユニット50がソケット40から落下することを抑制する部材である。弾性部材42は、貫通孔46において、導電部材43より溝46bの一端側に配置され、挿入孔46aにランプピン54を挿入するとき、又は、溝46bに沿ってランプピン54を移動するときに、当該ランプピン54の移動を妨げる機能を有する。弾性部材42は、例えば、貫通孔46の幅を径大部54bより小さくするように形成されることで、ランプピン54が貫通孔46から外れることを抑制する。

0053

本実施の形態では、弾性部材42は、平面視において、少なくとも一部が挿入孔46aに突出して形成されている。つまり、弾性部材42は、ソケット本体41の平面視において、少なくとも一部が挿入孔46aと重なって配置されている。

0054

ここで、さらに図5Bを参照しながら、弾性部材42について説明する。

0055

図5Bは、図5Aの破線領域を拡大した拡大平面図である。図5Bでは、挿入孔46aに挿入されたランプピン54も図示している。なお、図5Bは、ランプピン54が弾性部材42に支持される様子を示すため、ソケット40をランプユニット50側から見たときの平面図である。

0056

図5Bに示すように、弾性部材42は、ランプピン54の径大部54bと接触する位置まで延びて形成される。つまり、弾性部材42は、挿入孔46aの一部を覆う。弾性部材42は、ランプピン54の径大部54bと接触し、かつ径小部54aとは接触しない位置まで延びて形成されてもよい。弾性部材42は、挿入孔46aの幅(例えば、直径)を狭める。これにより、挿入孔46aにランプピン54が挿入されるとき、径大部54bは、弾性部材42と接触する。言い換えると、弾性部材42は、挿入孔46aにランプピン54が挿入されるときに、径大部54bと接触するように配置される。そして、弾性部材42は、径大部54bと接触し、径大部54bにより押されることで、ランプピン54の挿入方向と平行な方向(図5Bにおいては、挿入孔46aの軸方向であり、Z軸と平行な方向)に弾性変形する。言い換えると、弾性部材42は、ランプピン54が挿入孔46aに挿入されたときに、挿入方向と平行な方向に弾性変形可能な構造を有する。

0057

本実施の形態では、弾性部材42は、ソケット本体41の本体部45と一体形成されている。具体的には、ソケット本体41の本体部45には、ソケット本体41を平面視したときに、挿入孔46aに連通する一対のスリット48が形成されている。つまり、スリット48の一端(図5Bでは、X軸マイナス側の端部)は、挿入孔46aと接続されている。弾性部材42は、ソケット本体41の本体部45のうちの一対のスリット48で挟まれた部分を含んで形成される。図5Bでは、平面視において、互いに略平行に形成された2つのスリット48が形成されている例を示している。なお、スリット48は互いに略平行に形成されていることに限定されない。2つのスリット48は、例えば、一方のスリット48が他方のスリット48に対して所定の角度で傾いて形成されていてもよい。

0058

このように形成された弾性部材42は、スリット48の他端(図5Bでは、X軸プラス側の端部)に対応する部分がソケット本体41に接続された固定端42aと、他方の端部がランプピン54と接触して弾性変形することが可能な自由端42bとを有する平板状の部材である。弾性部材42は、例えば、平面視形状が略矩形状である。なお、自由端42bは、挿入孔46a側に突出した円弧状を有する。

0059

スリット48の幅(図5BにおけるY軸方向側の長さ)及び長さ(図5BにおけるX軸方向側の長さ)は、特に限定されない。スリット48の幅は、例えば、溝46bの幅(図5BにおけるX軸方向の長さ)より狭い。

0060

弾性部材42は、ポリカーボネートなどの樹脂材料から構成される。

0061

なお、弾性部材42が配置される位置は、図5Bに示す位置に限定されない。弾性部材42は、挿入孔46aの周囲に形成されていればよい。言い換えると、一対のスリット48は、挿入孔46aと連通して形成されていればよい。また、弾性部材42は、ソケット本体41と一体形成されることに限定されない。弾性部材42は、ソケット本体41と別体で形成された板状の部材であり、当該部材をランプピン54の挿入方向に弾性変形可能なようにソケット本体41に固定することで弾性部材42が形成されてもよい。その場合、弾性部材42は、樹脂材料で構成されてもよいし、金属材料で構成されてもよい。なお、弾性部材42が金属材料で構成されている場合、弾性部材42は、ランプユニット50への電力の供給には用いられない。言い換えれば、弾性部材42は、商用電源と電気的に接続されていない。

0062

図5A及び図5Bを参照して、導電部材43は、平面視において、少なくとも一部が溝46bと重なる位置に配置される。導電部材43は、例えば、平面視において、溝46bの幅を狭めるように出抜可能に配置される。本実施の形態では、山状部43aの一部が溝46bと重なるように配置されている。山状部43aは、溝46bの一端と他端との間で、溝46bと重なる。また、導電部材43は、平面視において、山状部43aのうち溝46bと重なる部分が弾性部材42より溝46bの他端側に配置される。

0063

導電部材43は、ランプピン54が挿入孔46aに挿入された状態で、ランプユニット50がソケット40に対して回転されることで溝46bの他端に移動したランプピン54を溝46bの他端側に押しあてる。導電部材43は、ランプピン54を溝46bの他端側に押しあてることで、ランプユニット50をソケット40に固定し、かつランプピン54と接触することでランプユニット50に電力を供給する。

0064

なお、導電部材43がソケット本体41に配置された状態で、山状部43aは、溝46bの幅方向図5Aでは、X軸に略平行の方向)の一方から他方に向かって折り曲げられた形状を有する。すなわち、山状部43aは、ランプピン54が溝46bを移動する方向と略直交する方向に折り曲げられた形状を有する。図5Aに示す2つの導電部材43のうちX軸マイナス側に配置されている導電部材43を例に説明すると、山状部43aは、X軸マイナス側からX軸プラス側に向かう方向に折り曲げられている。なお、山状部43aの頂部は、湾曲形状を有する。

0065

[2.取り付けの様子]
続いて、ランプユニット50のソケット40への取り付けにおいて、ランプピン54が挿入孔46aに挿入される様子について、図6を参照しながら説明する。

0066

図6は、本実施の形態に係るソケット40の挿入孔46aにランプピン54が挿入される様子を示す断面図である。なお、図6は、図5Bに示すVI−VI線における、本実施の形態に係るソケット40の断面図である。

0067

図6の(a)は、本実施の形態に係るソケット40の挿入孔46aにランプピン54が挿入される前の様子を示す平面図である。

0068

図6の(a)に示すように、弾性部材42が形成されていることで、挿入孔46aの幅(図6の(a)に示す本体部45と弾性部材42との間の長さ)は、径大部54bの直径より小さく、かつ径小部54aの直径より大きい。また、本実施の形態では、本体部45、及び、弾性部材42は、同一平面上に形成されている。

0069

図6の(b)は、ランプピン54が挿入孔46aに挿入されている様子を示す図である。

0070

図6の(b)に示すように、挿入孔46aの幅は、径大部54bの幅より小さいので、径大部54bの少なくとも一部は、弾性部材42と接触しながら挿入される。これにより、弾性部材42はランプピン54に押し上げられるので、図6の(b)に示すようにランプピン54の挿入方向に沿って弾性変形する。

0071

なお、本体部45は、ランプピン54に押し上げられても、実質的に弾性変形しない。例えば、挿入孔46aの縁部は、弾性変形しない。

0072

図6の(c)は、図6の(b)に示す状態からさらにランプピン54が挿入孔46aに挿入された様子を示す図である。具体的には、径大部54bが本体部45より高い位置となるまでランプピン54が挿入孔46aに挿入された様子を示す図である。

0073

図6の(c)に示すように、さらにランプピン54が挿入されることで、弾性部材42の変形量が大きくなる。また、ランプピン54を挿入孔46aに挿入するにつれ徐々に、ランプピン54は弾性部材42の先端部と接触するようになる。そして、弾性部材42は、ランプピン54との接触が解消されると、弾性力により図6の(a)に示す初期状態に戻る。

0074

図6の(d)は、ランプピン54が挿入孔46aに挿入され、弾性部材42に支持されている状態を示す図である。

0075

図6の(d)に示すように、ランプピン54が挿入孔46aに挿入された状態で、ランプユニット50は、本体部45及び弾性部材42の少なくとも一方に支持される。図6の(d)では、ランプユニット50は、本体部45及び弾性部材42により支持される例を示している。具体的には、径大部54bが本体部45及び弾性部材42の縁部に引っ掛かることで、ランプユニット50はソケット40に支持される。これにより、ランプピン54が挿入孔46aに位置しているときに、ランプユニット50の自重でランプユニット50がソケット40から外れてしまうことを抑制することができる。言い換えると、弾性部材42は、挿入孔46aにおいて、ランプピン54を係止することで、ランプユニット50が自重で落下することを抑制することができる。なお、弾性部材42の弾性力は、例えば、ランプユニット50の自重より強い。

0076

ランプピン54は、ランプピン54が挿入孔46aに挿入された後、ランプユニット50がソケット40に対して回転されることで、溝46bを溝46bの他端に向けて移動する。そして、ランプユニット50は、溝46bの他端において、導電部材43により固定及び給電される。

0077

また、挿入孔46aの幅は、弾性部材42が形成されている場合であっても、径小部54aの幅より広いので、弾性部材42は、ランプピン54が挿入孔46aに挿入された後、ランプピン54が移動することに影響を与えない。

0078

ここで、ランプユニット50が弾性部材42に対して完全に固定されていない(例えば、ランプピン54が溝46bの他端に位置するまでランプユニット50をソケット40に対して回転させていない)場合について、説明する。この場合、振動などによりランプユニット50がランプユニット50を取り外す向きに回転することがある。

0079

弾性部材42を備えていない従来のソケットであれば、ランプピン54が挿入孔46aに位置するまで回転されることで、ランプユニット50はソケット40から外れて落下する危険があった。一方、本実施の形態に係るソケット40は、ランプピン54が挿入孔46aに位置するまで回転した場合であっても、当該ランプピン54は本体部45と弾性部材42とで支持されるので、ランプユニット50が自重で落下することを抑制することができる。

0080

なお、ランプユニット50をソケット40から取り外す場合は、ランプピン54を挿入孔46aの位置に移動させた後、ランプピン54を挿入したときとは逆方向(例えば、Z軸マイナス方向)にランプユニット50を引っ張ることで、ソケット40から取り外すことができる。このとき、弾性部材42は、ランプピン54を挿入したときとは逆方向に沿って弾性変形し、ランプユニット50が取り外された後は、図6の(a)に示す初期状態に戻る。

0081

[3.効果など]
以上のように、本実施の形態の一態様に係るソケット40は、ランプピン54を備えるランプユニット50が装着されるソケット40であって、ランプピン54を挿入可能な挿入孔46aと、一端が挿入孔46aに接続され、挿入孔46aより延びる、挿入孔46aよりも幅が狭い溝46bと、を有する貫通孔46が形成されたソケット本体41と、少なくとも一部が溝46bの他端寄りに配置された導電部材43と、貫通孔46において、導電部材43より溝46bの一端寄りに配置された弾性部材42とを備える。

0082

これにより、導電部材43と接触していたランプピン54が振動などにより挿入孔46a側に移動した場合に、弾性部材42はランプピン54と接触するので、当該移動を抑制することができる。例えば、溝46bに弾性部材42が形成されていた場合、ランプピン54が挿入孔46aに向けて移動することを抑制することができる。よって、本実施の形態に係るソケット40は、ランプユニット50が落下することを抑制することができる。

0083

また、弾性部材42は、挿入孔46aの軸方向に変形し、かつ、挿入孔46aの一部を覆う。

0084

これにより、挿入孔46aにランプピン54が挿入されると、径大部54bが弾性部材42に引っかかるので、振動などによりランプピン54が挿入孔46aに位置するときにランプユニット50が自重で落下することを抑制することができる。よって、挿入孔46aに弾性部材42を形成することで、ランプユニット50が落下することを抑制することができる。なお、弾性部材42はランプピン54の挿入方向に弾性変形するので、ユーザはランプユニット50を挿入孔46aに向けて押す、又は、ランプユニット50を引っ張ることで、ランプユニット50の取り付け及び取り外しを行うことができる。

0085

また、ソケット本体41は、平板状であり、ソケット本体41を平面視したときに、挿入孔46aに連通する一対のスリット48を有し、弾性部材42は、ソケット本体41のうち一対のスリット48で挟まれた部分を含む。

0086

これにより、ソケット本体41にスリット48を形成するといった簡単な構造で、ランプユニット50の落下を抑制することができる弾性部材42を実現することができる。また、弾性部材42とソケット本体41とを一体形成することができるので、製造時間の短縮及び部品点数の削減につながる。

0087

また、ソケット本体41の形状は、略円板状であり、溝46bは、ソケット本体41の円弧に沿って延びている。

0088

これにより、ランプユニット50を回転させてソケットに取り付ける場合であっても、本実施の形態に係るソケット40を適用することができる。つまり、ランプユニット50を回転させて取り付けるソケット40において、ランプユニット50の落下を抑制することができる。

0089

また、以上のように、本実施の形態の一態様に係るソケットアセンブリ60は、ソケット40と、ソケット40を支持する器具本体20とを備える。

0090

これにより、ランプユニット50が落下することが抑制されたソケットアセンブリ60を実現することができる。

0091

(実施の形態2)
天井などの造営材に固定されたソケットアセンブリ60に取り付けられたランプユニット50を取り外すときに、ランプユニット50を掴めない場合がある。例えば、ランプユニット50の周囲に反射板(図示しない)などが配置されており、かつ反射板とランプユニット50との隙間が狭い場合である。この場合、ランプユニット50をソケットから外すときに、ランプユニット50を引っ張りにくいので、取り外しにくいことがある。そこで、本実施の形態では、照明装置10がランプユニット50を掴めない構造であっても、ランプユニット50が落下することが抑制され、かつ容易にランプユニット50をソケット40から取り外すことができるソケットについて説明する。

0092

以下、本実施の形態について、図7A図8を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に係るソケットは、実施の形態1と比べ主に弾性部材の構造が異なるので、その相違点を中心に説明し、実質的に同一の構成については説明を省略又は簡略化する場合がある。

0093

図7Aは、本実施の形態に係るソケットの構成を示す平面図である。なお、図7Aは、ソケット本体141をZ軸マイナス側から見た平面図である。

0094

図7Aに示すように、本実施の形態に係るソケット本体141は、弾性部材142及び149の2つの弾性部材と、導電部材143とを備えている。また、ソケット本体141の本体部145には、貫通孔146が形成されている。なお、導電部材143は、実施の形態1に係る導電部材43と同様であり、説明を省略する。

0095

まず、貫通孔146について、説明する。貫通孔146は、略円板状のソケット本体141の円弧に沿って延びて形成された貫通した孔である。貫通孔146は、挿入孔146a、溝部146b、挿入孔146c、及び、溝部146dから形成される。溝部146b及び146dにより、溝が形成される。なお、以下では挿入孔146cが形成されている例について説明するが、挿入孔146cは形成されていなくてもよい。つまり、溝部146b及び146dが連続して形成されていてもよい。言い換えると、貫通孔146は、挿入孔146aと、溝部146b及び146dを有する溝とから形成されていてもよい。

0096

挿入孔146aは、径大部54bが挿入可能な大きさの穴である。本実施の形態では、挿入孔146aに弾性部材は形成されていない。なお、挿入孔146aは、第一の挿入孔の一例である。

0097

溝部146bは、一端が挿入孔146aと接続され、他端が挿入孔146cに接続されている。溝部146bは、挿入孔146aから挿入孔146cまで、円弧に沿って延びる貫通溝である。溝部146bの幅は、実施の形態1の溝46bと同様である。

0098

挿入孔146cは、溝部146bの他端に接続され、径大部54bが挿入可能な穴である。挿入孔146cは、溝(溝部146b及び146d)において、後述する弾性部材149と導電部材143との間に形成される。挿入孔146cは、例えば、挿入孔146aと略等しい大きさの穴である。なお、挿入孔146cは、第二の挿入孔の一例である。

0099

溝部146dは、一端が挿入孔146cと接続され、ソケット本体141の円弧に沿って延びる貫通溝である。溝部146dは、例えば、溝部146bと略等しい幅で形成される。

0100

次に、弾性部材149について、さらに図7Bを参照しながら、説明する。

0101

図7Bは、図7Aの破線領域を拡大した拡大平面図である。

0102

弾性部材149は、挿入孔146a又は146cから挿入されたランプピン54が貫通孔146から外れること、つまりランプユニット50がソケットから落下することを抑制する部材である。弾性部材149は、挿入孔146aに挿入されたランプピン54が溝(例えば、溝部146b)に沿って移動するときに、当該ランプピン54の移動を妨げる機能を有する。弾性部材149は、例えば、溝部146bの幅を径小部54aより小さくするように形成されることで、ランプピン54が貫通孔146から外れることを抑制する。本実施の形態では、弾性部材149は、平面視において、少なくとも一部が溝部146bに突出して形成されている。つまり、弾性部材149は、平面視において、少なくとも一部が溝部146bと重なって配置されている。なお、弾性部材149は、第一の弾性部材の一例である。

0103

弾性部材149は、平面視において、溝部146bを横切る方向に突出して形成される。弾性部材149は、例えば、ランプピン54の径小部54a又は径大部54bと接触する位置まで延びて形成される。本実施の形態では、弾性部材149は、径小部54aと接触する位置まで延びて形成される。つまり、弾性部材149は、溝部146bの一部を覆う。これにより、ランプピン54が溝部146bを移動するとき、径小部54aは、弾性部材149と接触する。言い換えると、弾性部材149は、ランプピン54が溝部146bに沿って移動するときに、径小部54aと接触するように形成される。そして、弾性部材149は、径小部54aと接触し、径小部54aにより押されることで、ランプピン54の移動方向と平行な方向(図7Aにおいては、円弧に沿う方向)に弾性変形する。弾性部材149は、ランプピン54が溝を移動するときに、移動方向と平行な方向に弾性変形可能な構造を有する。なお、ランプピン54の移動方向とは、溝が延びる方向である。

0104

本実施の形態では、弾性部材149は、ソケット本体141の本体部145と一体形成されている。具体的には、ソケット本体141の本体部145は、ソケット本体141を平面視したときに、溝部146bに連通する一対のスリット150が形成されている。つまり、スリット150の一端(図7Bでは、X軸プラス側の端部)は、溝部146bと接続されている。弾性部材149は、ソケット本体141の本体部145のうちの一対のスリット150で挟まれた部分を含んで形成される。弾性部材149と本体部145とは、同一平面上に形成される。

0105

なお、一対のスリット150が形成される間隔(すなわち、弾性部材149の幅)は、例えば、一対のスリット148が形成される間隔より小さい。言い換えると、弾性部材149の幅は、弾性部材142の幅より小さい。なお、スリット150は、平面視において、互いに略平行に形成されていることに限定されない。また、弾性部材149の厚み(つまり、Z軸方向の長さ)は、弾性部材149の幅より長い。

0106

このように形成された弾性部材149は、スリット150の他端(図7Bでは、X軸マイナス側の端部)に対応する部分がソケット本体141と接続された固定端149aと、他方の端部がランプピン54と接触して弾性変形することが可能な自由端149bとを有する平板状の部材である。弾性部材149は、例えば、平面視形状が略矩形状であり、平面視において、自由端149b側の一部が溝部146bに突出している。なお、弾性部材149の自由端149b側の端部は、平面視形状が略円弧状であってもよい。弾性部材149の長さ(X軸方向側の長さ)は、例えば、溝部146bの幅より長い。弾性部材149の長さは、例えば、挿入孔146aの直径より長くてもよい。

0107

弾性部材149は、ポリカーボネートなどの樹脂材料から構成される。

0108

なお、弾性部材149が配置される位置は、図7A及び図7Bに示す位置に限定されない。弾性部材149は、貫通孔146において、導電部材143より溝の一端側(例えば、挿入孔146a側)に配置されていればよい。また、弾性部材149は、ソケット本体141と一体形成されることに限定されない。弾性部材149は、ソケット本体141と別体で形成された板状又は棒状の部材であり、当該部材を溝におけるランプピン54の移動方向に弾性変形可能なようにソケット本体141に固定することで弾性部材149が形成されてもよい。その場合、弾性部材149は、樹脂材料で構成されてもよいし、金属材料で構成されてもよい。なお、弾性部材149が金属材料で構成されている場合、弾性部材149は、ランプユニット50への電力の供給には用いられない。言い換えれば、弾性部材149は、商用電源と電気的に接続されていない。

0109

なお、弾性部材149は、ユーザが意図的にランプユニット50を回転させる程度の力が加わると弾性変形し、振動などによる回転などユーザが意図しないランプユニット50の回転に対しては、実質的に弾性変形しない程度の弾性力を有する。実質的に弾性変形しないとは、ランプピン54が弾性部材149より挿入孔146a側に移動しない程度に変形することを含む。

0110

弾性部材142は、挿入孔146cにおいて、径大部54bと接触する位置まで延びて形成されることで挿入孔146cの幅を狭め、かつランプピン54の挿入方向に弾性変形可能な構造を有する。弾性部材142は、実施の形態1の弾性部材42と同様の構成であり、説明を簡略化する。なお、弾性部材142は、第二の弾性部材の一例である。

0111

弾性部材142は、ソケット本体141の本体部145と一体形成されている。具体的には、ソケット本体141の本体部145は、ソケット本体141を平面視したときに、挿入孔146cに連通する一対のスリット148が形成されている。つまり、スリット148の一端は、挿入孔146cと接続されている。弾性部材142は、ソケット本体141の本体部145のうちの一対のスリット148で挟まれた部分を含んで形成される。弾性部材142と本体部145とは、同一平面上に形成される。

0112

このように構成された弾性部材142は、挿入孔146cを介してランプピン54が挿入されるときに、当該ランプピン54の移動を妨げる機能を有する。具体的には、弾性部材142は、ランプピン54が挿入孔146cを介して挿入されるとき、径大部54bと接触し、径大部54bにより押されることで、ランプピン54の挿入方向と平行な方向(図7Bにおいては、Z軸と平行な方向)に弾性変形する。言い換えると、弾性部材142は、ランプピン54が挿入孔146cに挿入されたときに、挿入方向と平行な方向に弾性変形可能な構造を有する。

0113

また、図7Bでは、弾性部材149と接触するランプピン54も図示している。ソケットに取り付けられたランプユニット50が振動などでランプユニット50を取り外す方向に移動することで、ランプピン54が弾性部材149と接触した状態を示している。なお、振動で移動するとは、ランプユニット50がソケットに対して完全に固定されていない状態で、使用されている場合が想定される。

0114

ランプユニット50が取り外す方向に回転すると、ランプピン54は、図7Bに示すように弾性部材149と接触する。弾性部材149は、ランプピン54と接触することで、ランプピン54が挿入孔146aに向けて移動することを抑制する。本実施の形態では、弾性部材149は、径小部54aと接触することで、ランプピン54の移動を抑制する。よって、本実施の形態に係るソケットは、振動などによりランプピン54が弾性部材149と接触する位置より挿入孔146a側に移動することを抑制することができる。言い換えると、弾性部材149は、溝部146bにおいて、ランプピン54を係止することで、ランプユニット50が落下することを抑制することができる。

0115

続いて、ランプユニット50のソケットへの取り付け及び取り外しの様子について、図8を参照しながら説明する。

0116

図8は、本実施の形態に係るソケットにランプユニット50が取り付けられる及び取り外される様子を示す平面図である。具体的には、図8は、ソケットとランプピン54との位置関係などを示している。なお、図8は、図7Aに示す破線領域を拡大して示す平面図である。

0117

図8の(a)は、ランプピン54が挿入孔146cに挿入された様子を示す平面図である。

0118

図8の(a)に示すように、挿入孔146cの幅は、径小部54aより小さく径大部54bより大きいので、ランプピン54が挿入孔146cに挿入された状態で、径大部54bのZ軸マイナス側の面が本体部145及び弾性部材142の縁部の少なくとも一方に引っ掛かる。これにより、ランプユニット50は、ソケットに支持される。よって、ランプピン54が挿入孔146cに位置しているときに、ランプユニット50の自重でランプユニット50がソケットから外れてしまうことを抑制することができる。なお、挿入孔146cが形成されていない場合は、ランプピン54は、挿入孔146aを介して挿入される。

0119

図8の(b)は、ランプピン54が溝部146dの他端で導電部材143により固定された様子を示す平面図である。

0120

図8の(b)に示すように、挿入孔146cから溝部146dの他端までの距離は、挿入孔146aと溝部146dの他端までの距離より短い。また、挿入孔146cから溝部146dの他端までの間には、ランプピン54の移動を妨げる弾性部材149が形成されていない。よって、挿入孔146cからランプピン54を挿入することで、容易にランプユニット50をソケットに取り付けることができる。つまり、ランプユニット50は、容易にソケットに固定され、かつ電力供給を受けて点灯することができる。これにより、ランプユニット50の取り付けが完了する。

0121

続いて、ランプユニット50の取り外しについて、説明する。

0122

図8の(c)は、ランプユニット50を取り外すために取り付けたときとは逆方向にランプユニット50を回転させたときの様子を示す平面図である。具体的には、ランプユニット50を逆方向に回転させ、ランプピン54が弾性部材142に位置するときを示す図である。

0123

図8の(c)に示すように、ランプピン54は、挿入孔146cの位置において、例えば、弾性部材142に引っ掛かるので、ランプユニット50は自重で落下しない。言い換えると、弾性部材142は、挿入孔146cにおいて、ランプピン54を係止することで、ランプユニット50が自重で落下することを抑制することができる。ランプユニット50が掴めない場合、ランプユニット50を引っ張って弾性部材142を弾性変形させて取り外すことが難しいので、さらにランプユニット50を挿入孔146a側に回転させる。ランプユニット50が掴めない場合、ランプユニット50を引っ張ることに比べ、ランプユニット50を回転させることは容易に行うことができる。

0124

図8の(d)は、ランプピン54が弾性部材149を押すことで、弾性部材149が溝部146bに沿って弾性変形した様子を示す平面図である。

0125

図8の(d)に示すように、ユーザがランプユニット50を取り外す方向に回転させることで、弾性部材149は弾性変形する。

0126

図8の(e)は、ランプユニット50がさらに取り外す方向に回転されてランプピン54が挿入孔146aに到達した状態を示す図である。

0127

図8の(e)に示すように、挿入孔146aには弾性部材が形成されていないので、ランプピン54が挿入孔146aの位置に到達すると、ランプユニット50は自重でソケットから取り外すことができる。つまり、挿入孔146aは、ランプユニット50をソケットから取り外すための外し穴としても機能する。

0128

上記のように、ランプユニット50をソケットに取り付けるときは挿入孔146cを用いて、ランプユニット50をソケットから取り外すときは挿入孔146aを用いることで、ランプユニット50を掴めない場合であっても、ランプユニット50の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。

0129

以上のように、本実施の形態の一態様に係るソケットの弾性部材149は、溝部146bにおいて、溝部146bを横切る方向に突出し、溝部146bが延びる方向に弾性変形可能な構造を有する。

0130

これにより、ソケットに取り付けられていたランプユニット50が振動などによりランプユニット50を取り外す方向に移動するときに、ランプピン54が溝部146bに形成された弾性部材149と接触することで、当該移動が抑制される。また、弾性部材149は溝部146bが延びる方向(つまり、ランプピン54が溝部146bを移動する方向)に弾性変形するので、ユーザはランプユニット50を挿入孔146aに挿入させてからランプユニット50を移動(例えば、回転)させることで、ランプユニット50の取り付け及び取り外しを行うことができる。

0131

また、ソケット本体141は、平板状であり、ソケット本体141を平面視したときに、溝部146bに連通する一対のスリット150を有し、弾性部材149は、ソケット本体141のうち一対のスリット150で挟まれた部分を含む。

0132

これにより、ソケット本体141にスリット150を形成するといった簡単な構造で、ランプユニット50の落下を抑制することができる弾性部材149を形成することができる。また、弾性部材149とソケット本体141とを一体形成することができるので、製造時間の短縮及び部品点数の削減につながる。

0133

また、さらに、溝(溝部146b及び146d)において、弾性部材149と導電部材143との間に配置され、ランプピン54の径大部54bが挿入可能な挿入孔146cと、挿入孔146cにおいて、ランプピン54の径大部54bと接触する位置まで延びて形成されることで挿入孔146cの幅を狭め、かつランプピン54の挿入方向に弾性変形可能な弾性部材142とを備える。

0134

これにより、ランプユニット50をソケットに取り付ける際に、挿入孔146cからランプピン54を挿入することで、挿入孔146aからランプピン54を挿入する場合に比べ、ランプピン54が溝を移動する距離が小さくなる。また、ランプピン54を挿入孔146aから挿入した場合、弾性部材149を弾性変形させる必要があるが、挿入孔146cから挿入した場合、弾性部材149と接触せずにランプピン54を溝部146dの他端に移動させることができる。よって、本実施の形態に係るソケットは、ランプユニット50を容易に取り付けることができ、かつランプユニット50が落下することを抑制することができる。

0135

(他の実施の形態)
以上、ソケット、及び、ソケットアセンブリについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの及び異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。

0136

例えば、上記実施の形態では、ソケットを備える照明装置は、室内に用いられる照明装置である例について説明したが、これに限定されない。

0137

また、上記実施の形態では、ソケットに対してランプユニットを回転させて取り付ける場合について説明したが、これに限定されない。例えば、ソケットに対してランプユニットを所定の方向にスライドさせて取り付ける場合にも、上記実施の形態に係るソケットは適用可能である。その場合、ソケットに形成される溝は、所定の方向に直線状に形成される。また、ソケット本体の形状は略円板状ではなく、略矩形状であってもよい。

0138

また、上記実施の形態では、ランプピンは、径大部と径小部とを有する形状である例について説明したが、ランプピンの形状に限定されない。ランプピンの形状は、略L字状であってもよいし、その他の形状であってもよい。

0139

また、上記実施の形態では、挿入孔又は溝に1つの弾性部材が形成される例について説明したが、これに限定されない。挿入孔又は溝には、複数の弾性部材が形成されていてもよい。実施の形態1を例に説明すると、挿入孔に連通するスリットが2対形成されていてもよい。

0140

20器具本体
40ソケット
41、141 ソケット本体
42、149弾性部材(第一の弾性部材)
43、143導電部材
46、146貫通孔
46a、146a挿入孔(第一の挿入孔)
46b 溝
48、148、150スリット
50ランプユニット
54ランプピン
60ソケットアセンブリ
142 弾性部材(第二の弾性部材)
146c 挿入孔(第二の挿入孔)

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