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技術 ガスコンロ

出願人 株式会社ハーマン
発明者 三宅寿朗對馬正樹
出願日 2018年2月9日 (2年8ヶ月経過) 出願番号 2018-022100
公開日 2019年8月22日 (1年2ヶ月経過) 公開番号 2019-138547
状態 未査定
技術分野 ストーブまたはレンジの細部1 気体燃料用ストーブまたはレンジ
主要キーワード 内側空隙 延長筒 回し操作 一番内側 ドロップインタイプ 吸気口カバー 横引き 上下方向寸法
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月22日)のものです。
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図面 (6)

課題

こぼれや水が侵入して、操作つまみ操作軸との接続部を伝って流下したときにも、侵入した煮こぼれや水が操作軸に到達することを抑制、防止する。

解決手段

天板12には、操作つまみ25を支持する操作軸21が挿通され、かつ、空気通路となる貫通孔12aが形成され、貫通孔12aには、天板12よりも上方に立ち上がる立ち上がり筒部23と、天板に水密的に固定される固定部24とを備えた筒状パッキン22が内嵌され、操作つまみ25における操作軸21との接続部と、筒状パッキン22の内周面との間には、間隙Gが形成されており、接続部には、操作軸21の径方向に突出した鍔部50が設けられているとともに、鍔部50の上面側外周端部51aが、鍔部50の上面側基端部51bより低い位置にあり、かつ、鍔部の下面側外周端部52aが、鍔部50の下面側基端部52bより低い位置にあるように構成する。

概要

背景

例えば、ガスコンロの中には、押し回し式の点消火装置によってコンロバーナの点消火を行うように構成されたガスコンロがある。

そのようなガスコンロの1つとして、特許文献1には、天板に、ガスバーナの点消火操作のための操作つまみを支持する軸部が挿通する貫通孔透孔)を貫通させ、軸部と貫通孔の周縁との間に環状の空気通路を形成し、貫通孔には、筒状パッキンを密に内嵌させるとともに、筒状パッキンは、天板よりも上方に延長する延長筒部を有し、かつ、延長筒部の上端近傍に、環状の返し片を外方へ向って張り出させた、操作部防水構造を備えたガスコンロが開示されている。

この特許文献1のように、操作部防水構造を備えた構成とした場合、天板の上面に操作つまみが設けられている上面操作式のガスコンロにおいて、操作つまみの軸部が挿通された貫通孔から燃焼用空気取り入れることが可能になるとともに、天板上に溢れた煮こぼれが、貫通孔からコンロ本体(本体ケース)内に浸入することを抑制することが可能になる。

概要

煮こぼれや水が侵入して、操作つまみと操作軸との接続部を伝って流下したときにも、侵入した煮こぼれや水が操作軸に到達することを抑制、防止する。天板12には、操作つまみ25を支持する操作軸21が挿通され、かつ、空気通路となる貫通孔12aが形成され、貫通孔12aには、天板12よりも上方に立ち上がる立ち上がり筒部23と、天板に水密的に固定される固定部24とを備えた筒状パッキン22が内嵌され、操作つまみ25における操作軸21との接続部と、筒状パッキン22の内周面との間には、間隙Gが形成されており、接続部には、操作軸21の径方向に突出した鍔部50が設けられているとともに、鍔部50の上面側外周端部51aが、鍔部50の上面側基端部51bより低い位置にあり、かつ、鍔部の下面側外周端部52aが、鍔部50の下面側基端部52bより低い位置にあるように構成する。

目的

本発明は、上記の課題を解決するものであり、操作つまみにおける操作軸との接続部と筒状パッキンの内周面との間に形成された間隙から、煮こぼれや水(水滴など)が侵入して、操作つまみにおける操作軸との接続部を伝って流下したときにも、侵入した煮こぼれや水が操作軸に到達することを抑制して、操作つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることを防止することが可能なガスコンロを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンロ本体の上面を覆う天板上にガスバーナの点消火を行う押し回し式の操作つまみが配設された上面操作式ガスコンロであって、前記天板には、前記操作つまみを支持する操作軸挿通される挿通路となり、かつ、前記ガスバーナの燃焼用空気通路となる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記天板よりも上方に立ち上がる立ち上がり筒部と、前記天板に水密的に固定される固定部とを備えた筒状パッキンが内嵌され、前記操作つまみにおける前記操作軸との接続部と、前記筒状パッキンの内周面との間には、間隙が形成されており、前記接続部には、前記操作軸の径方向に突出した鍔部が設けられているとともに、前記鍔部の上面側外周端部が、前記鍔部の上面側基端部より低い位置にあり、かつ、前記鍔部の下面側外周端部が、前記鍔部の下面側基端部より低い位置にあることを特徴とするガスコンロ。

請求項2

前記鍔部の上面が、前記上面側基端部から前記上面側外周端部に向かって下りとなるような傾斜面に形成され、前記鍔部の下面が、前記下面側基端部から前記下面側外周端部に向かって下りとなるような傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。

請求項3

前記筒状パッキンを平面視した場合における前記立ち上がり筒部の内側空隙の形状が円形であり、前記鍔部を平面視した場合における外周縁部の形状が円形であって、前記立ち上がり筒部の前記内側空隙の直径が、前記鍔部の前記外周縁部の直径よりも大きいことを特徴とする請求項1または2記載のガスコンロ。

技術分野

0001

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、コンロバーナの点消火を行う押し回し式の点消火装置を備えたガスコンロに関する。

背景技術

0002

例えば、ガスコンロの中には、押し回し式の点消火装置によってコンロバーナの点消火を行うように構成されたガスコンロがある。

0003

そのようなガスコンロの1つとして、特許文献1には、天板に、ガスバーナの点消火操作のための操作つまみを支持する軸部が挿通する貫通孔透孔)を貫通させ、軸部と貫通孔の周縁との間に環状の空気通路を形成し、貫通孔には、筒状パッキンを密に内嵌させるとともに、筒状パッキンは、天板よりも上方に延長する延長筒部を有し、かつ、延長筒部の上端近傍に、環状の返し片を外方へ向って張り出させた、操作部防水構造を備えたガスコンロが開示されている。

0004

この特許文献1のように、操作部防水構造を備えた構成とした場合、天板の上面に操作つまみが設けられている上面操作式のガスコンロにおいて、操作つまみの軸部が挿通された貫通孔から燃焼用空気取り入れることが可能になるとともに、天板上に溢れた煮こぼれが、貫通孔からコンロ本体(本体ケース)内に浸入することを抑制することが可能になる。

先行技術

0005

特開2012−78072号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載のガスコンロの操作部防水構造においては、なんらかの事情で軸部と上記貫通孔(透孔)の周縁との間に形成された環状の空気通路に煮こぼれや水(水滴など)が浸入した場合に、浸入した煮こぼれや水が、操作つまみにおける操作軸との接続部の表面を伝って流下し、そのまま操作軸に達し操作軸の外周面を流下することになる。

0007

そして、浸入した煮こぼれや水が操作軸の外周面を流下すると、煮こぼれや水が軸部とバルブユニットとの接続箇所に付着する。

0008

さらに、浸入した煮こぼれや水(水滴など)が、軸部とバルブユニットとの接続箇所に付着した後、時間が経過すると、軸部とバルブユニットとが固着することが考えられる。

0009

軸部とバルブユニットとが固着すると、軸部の回動に要するトルクが増大し、操作つまみを回転させるのに要するトルクの増大を招き、操作つまみの操作感を損なってしまうおそれがある。

0010

本発明は、上記の課題を解決するものであり、操作つまみにおける操作軸との接続部と筒状パッキンの内周面との間に形成された間隙から、煮こぼれや水(水滴など)が侵入して、操作つまみにおける操作軸との接続部を伝って流下したときにも、侵入した煮こぼれや水が操作軸に到達することを抑制して、操作つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることを防止することが可能なガスコンロを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
コンロ本体の上面を覆う天板上にガスバーナの点消火を行う押し回し式の操作つまみが配設された上面操作式のガスコンロであって、
前記天板には、前記操作つまみを支持する操作軸が挿通される挿通路となり、かつ、前記ガスバーナの燃焼用の空気通路となる貫通孔が形成され、
前記貫通孔には、前記天板よりも上方に立ち上がる立ち上がり筒部と、前記天板に水密的に固定される固定部とを備えた筒状パッキンが内嵌され、
前記操作つまみにおける前記操作軸との接続部と、前記筒状パッキンの内周面との間には、間隙が形成されており、
前記接続部には、前記操作軸の径方向に突出した鍔部が設けられているとともに、
前記鍔部の上面側外周端部が、前記鍔部の上面側基端部より低い位置にあり、かつ、
前記鍔部の下面側外周端部が、前記鍔部の下面側基端部より低い位置にあること
を特徴としている。

0012

本発明のガスコンロにおいては、
前記鍔部の上面が、前記上面側基端部から前記上面側外周端部に向かって下りとなるような傾斜面に形成され、
前記鍔部の下面が、前記下面側基端部から前記下面側外周端部に向かって下りとなるような傾斜面に形成されていること
が好ましい。

0013

また、前記筒状パッキンを平面視した場合における前記立ち上がり筒部の内側空隙の形状が円形であり、
前記鍔部を平面視した場合における外周縁部の形状が円形であって、
前記立ち上がり筒部の前記内側空隙の直径が、前記鍔部の前記外周縁部の直径よりも大きいこと
が好ましい。

発明の効果

0014

本発明のガスコンロは、コンロ本体の上面を覆う天板上にガスバーナの点消火を行う押し回し式の操作つまみが配設された上面操作式のガスコンロであって、 天板には、操作つまみを支持する操作軸が挿通される挿通路となり、かつ、ガスバーナの燃焼用の空気通路となる貫通孔が形成され、貫通孔には、天板よりも上方に立ち上がる立ち上がり筒部と、天板に水密的に固定される固定部とを備えた筒状パッキンが内嵌され、操作つまみにおける操作軸との接続部と、筒状パッキンの内周面との間には、間隙が形成されており、接続部には記操作軸の径方向に突出した鍔部が設けられているとともに、前鍔部の上面側外周端部が、鍔部の上面側基端部より低い位置にあり、かつ、鍔部の下面側外周端部が、鍔部の下面側基端部より低い位置にあるように構成されているので、操作つまみにおける操作軸との接続部と、筒状パッキンの内周面との間に形成された間隙から煮こぼれや水(水滴など)が侵入して、操作つまみにおける操作軸との接続部を伝って流下したときにも、(1)接続部の表面を煮こぼれや水が勢いよく流下したときには、煮こぼれや水が鍔部の上面に沿って外周端部側に流れることで、侵入した煮こぼれや水が操作軸に流下することが抑制され、(2)接続部の表面を煮こぼれや水がゆっくり伝って流下したときにも、鍔部の下面側外周端部が、鍔部の下面側基端部より低い位置にあるように構成されていることから、煮こぼれや水の操作軸への移動が阻止され、接続部の下面を煮こぼれや水が伝って侵入した煮こぼれや水が操作軸に到達することが抑制される。その結果、操作つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることを防止して、使い勝手のよいガスコンロを提供することが可能になる。

0015

また、鍔部の上面が、上面側基端部から上面側外周端部に向かって下りとなるような傾斜面に形成され、鍔部の下面が、下面側基端部から下面側外周端部に向かって下りとなるような傾斜面に形成されている場合には、より確実に、侵入した煮こぼれや水が操作軸に流下することが抑制され、接続部の表面を煮こぼれや水がゆっくり伝って流下したときにも、鍔部の下面の傾斜面が存在することで煮こぼれや水の操作軸への移動が阻止されるので、接続部の下面を煮こぼれや水が伝って操作軸に到達することが抑制され、操作つまみを押し操作するときの操作感が損なわれることが抑制されたガスコンロとすることができる。

0016

また、筒状パッキンを平面視した場合における立ち上がり筒部の内側空隙の形状が円形であり、鍔部を平面視した場合における外周縁部の形状が円形であって、立ち上がり筒部の内側空隙の直径が、鍔部の外周縁部の直径よりも大きくなるようにした場合、製造工程において、筒状パッキンに、操作つまみにおける操作軸との接続部を容易に挿通することが可能になり、製造工程を合理化することができる。

0017

ここで、筒状パッキンが、同心の複数の立ち上がり筒部を備えている場合においては、「立ち上がり筒部の内側空隙の直径が、鍔部の外周縁部の直径よりも大きい」とは、複数の立ち上がり筒部のうちの一番内側の立ち上がり筒部の内側空隙の直径が、鍔部の外周縁部の直径よりも大きいことをいう。

図面の簡単な説明

0018

本発明の一実施形態にかかるガスコンロの外観構成を示す斜視図である。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの操作つまみ周辺の要部断面図である。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの操作つまみを押し操作したときの操作つまみ周辺の要部断面図である。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの操作つまみ要部を拡大して示す断面図である。
本発明の他の実施形態にかかるガスコンロの操作つまみ周辺の要部断面図である。

実施例

0019

以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。

0020

[実施形態]
図1は、本発明の実施形態にかかるガスコンロAの外観構成を示す斜視図である。

0021

このガスコンロAは、図1に示すように、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)を備えた、キッチンカウンターに埋め込まれて設置されるドロップインタイプ(埋め込み型)のガスコンロである。

0022

そして、このガスコンロAは、コンロ本体20と、コンロ本体20の上面の開口を覆う天板12とを備えている。

0023

本実施形態にかかるガスコンロAが備える3つのコンロバーナ10はいずれもブンゼン式のガスバーナであり、2つのコンロバーナ10a、10bは、天板12の前方側の左右に、天板12から上方にバーナヘッド露出するような態様で配設され、残りの1つのコンロバーナ10cは、天板12の後方に配設されている。なお、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)は、それぞれ天板12から上方にバーナヘッドが露出するような態様で配設されている。

0024

また、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)の周囲には、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)により加熱される調理容器(図示せず)が載置される五徳13がそれぞれ配設されている。

0025

また、各コンロバーナ10(10a、10b、10c)の中央には、五徳13上に載置された調理容器の底部の温度を検出するための温度センサ14が配設されている。この温度センサ14は、五徳13上に載置された調理容器の底面に接することで調理容器の温度を検出する。

0026

また、天板12の手前側には、3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)に対する操作、すなわち、点火、消火、炎調節などの操作を行う点消火操作部15(15a、15b、15c)が左右方向に並んで配置されている。
そして、点消火操作部15(15a、15b、15c)は、操作つまみ25(25a、25b、25c)と、各操作つまみ25(25a、25b、25c)を支持する操作軸21とを備えている。

0027

点消火操作部15(15a、15b、15c)はいずれも、操作つまみ25(25a、25b、25c)を下方に押し込みながら所定方向に回す、押し回し操作をすることにより、コンロバーナ10の点消火や炎調節などを行う押し回し式の点消火操作部である。

0028

なお、点消火操作部15aはコンロバーナ10a用の操作部、点消火操作部15bはコンロバーナ10b用の操作部、点消火操作部15cはコンロバーナ10c用の操作部である。

0029

このガスコンロAにおいては、天板12の奥側に、上述の3つのコンロバーナ10(10a、10b、10c)に一次空気を供給するための吸気口17が形成されており、この吸気口17の上方は、吸気口カバー体16によって覆われている。

0030

なお、このガスコンロAは、などを調理するためのグリルを備えていないが、本発明は、グリルを備えているガスコンロにも適用することが可能である。

0031

上述のように、本実施形態にかかるガスコンロAは、コンロ本体20の上面を覆う天板12上に、コンロバーナ10の点消火を行う押し回し式の点消火操作部15の操作つまみ25が配設された上面操作式のガスコンロである。

0032

そして、天板12には、点消火操作部15の操作つまみ25を支持する操作軸21が挿通される挿通路になるとともに、空気を通過させる空気通路となる貫通孔12aが形成されている(図2図3参照)。なお、実際には後述するように、貫通孔12aに内嵌された筒状パッキン22の固定部24の内周面側の空間が、操作軸21の挿通路、および、空気を通過させる空気通路となる。

0033

なお、操作軸21は、バルブユニット(ガスバルブ本体)30(図2図3)と連結されており、操作つまみ25を押し回し操作することで、ガスバルブが開弁して、各操作つまみ25に対応するコンロバーナ10に燃料ガスが供給されるように構成されている。

0034

このような、押し回し操作式のガスバルブの構成は、周知であるので、本明細書における詳細な説明は省略する。

0035

また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、天板12の貫通孔12aに、合成ゴム製の筒状パッキン22が内嵌され、筒状パッキン22には、天板12よりも上方に立ち上がる立ち上がり筒部23と、この立ち上がり筒部23と同心の固定部側立ち上がり筒部33が設けられている(図2図3参照)。
なお、立ち上がり筒部23と固定部側立ち上がり筒部33は同心で、立ち上がり筒部23が固定部側立ち上がり筒部33の内側に位置している。

0036

また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいて、上述の操作つまみ25は、平面視で筒状パッキン22の立ち上がり筒部23を覆うカバー部41を備えているとともに、操作軸21に支持された操作つまみ25が下方に押し込まれたとき、カバー部41の下面が立ち上がり筒部23の上端部と当接するように構成されている。

0037

また、カバー部41の外周部41aは、筒状パッキン22の立ち上がり筒部23の開口部が存在する上端部よりも下方に位置し、筒状パッキン22の立ち上がり筒部23がより確実に覆われるように構成されている。

0038

なお、筒状パッキン22は、天板12に水密的に固定される固定部24を備え、また、固定部24に対して、固定部24側を揺動支点(変形(弾性変形)の支点)Pとして上下に揺動可能に構成される横引き部26を備えている(図2図3参照)。

0039

そして、このガスコンロAでは、立ち上がり筒部23は、横引き部26における揺動支点(変形(弾性変形)の支点)Pと対向する側に設けられている(図2図3参照)。

0040

因みに、図2は、操作つまみ25が押し操作されておらず、横引き部26が揺動していない状態を示し、図3は、操作つまみ25が押し操作されて、操作つまみ25のカバー部41の下面と、立ち上がり筒部23の上端とが当接して、横引き部26が揺動している状態を示している。

0041

本実施形態のガスコンロAは、このように構成されており、固定部24側を揺動支点Pとして上下に揺動可能に構成される横引き部26を備え、立ち上がり筒部23が、横引き部26における揺動支点Pと対向する側に設けられているので、操作つまみ25が押し操作された後、操作つまみ25のカバー部41の下面と、立ち上がり筒部23とが当接した後にも、操作つまみ25の押し操作力が増加することが抑制されて、操作つまみ25を押し操作するときの操作感が損なわれることが抑制される。

0042

したがって、筒状パッキン22と操作つまみ25のカバー部41の下面との間の開口部における間隙の上下方向寸法を小さくしても、操作つまみ25を押し操作するときの操作感が損なわれることが抑制することができる。

0043

なお、本実施形態では、上述のように、固定部24から上方に立ち上がる固定部側立ち上がり筒部33を備えており、揺動支点Pが、固定部側立ち上がり筒部33と横引き部26との接続箇所近傍(すなわち、横引き部26と固定部側立ち上がり筒部33との境界部)に配設されている。

0044

本実施形態にかかるガスコンロAはこのように揺動支点Pが、固定部側立ち上がり筒部33と横引き部26との箇所近傍に配設されているので、揺動支点Pが固定部24に直接配設される場合と比較して、揺動支点Pの拘束が緩やかになり、筒状パッキン22の立ち上がり筒部23の上端と操作つまみ25のカバー部41の下面とが当接した後にも、操作つまみ25を押し操作するときの押し操作力の増加が抑制され、操作つまみ25を押し操作するときの操作感が損なわれることが一層抑制される。

0045

ただし、本発明においては、揺動支点Pが固定部24に直接配設されるように構成することも可能である。

0046

<ガスコンロの特徴的構成
次に本実施形態にかかるガスコンロAの特徴的構成について説明する。
本実施形態にかかるガスコンロAでは、図2図3に示すように、操作つまみ25における操作軸21との接続部35と、筒状パッキン22の固定部24の内周面との間に間隙Gが形成されている。なお、この間隙Gが上述の空気通路となり、かつ操作軸21が挿通される挿通路となる。

0047

そして、図2図3に示すように、操作つまみ25における操作軸21との接続部35の下端部には、操作軸21の径方向に突出した鍔部50を備えている。

0048

また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、図4に示すように、鍔部50の上面51の外周端部(上面側外周端部)51aが、鍔部50の上面51の基端部(上面側基端部)51bより低い位置にあり、かつ、鍔部50の下面52の外周端部(下面側外周端部)52aが、鍔部50の下面52の基端部(下面側基端部)52bより低い位置になるように構成されている。

0049

そして、本実施形態では、鍔部50の上面51が、操作軸21から離れるほど下に向かう傾斜面となり、鍔部50の下面52が、操作軸21から離れるほど下に向かう傾斜面となるように構成されている。

0050

本実施形態にかかるガスコンロAは、このように構成されているので、操作つまみ25における操作軸21との接続部35と、筒状パッキン22の内周面との間に形成された間隙Gから煮こぼれや水(水滴など)が侵入して、操作つまみ25における操作軸21との接続部35を伝って流下した場合において、(1)接続部35の表面を煮こぼれや水が勢いよく流下したときには、煮こぼれや水が鍔部50の上面(傾斜面)51に沿って流れることで、侵入した煮こぼれや水が操作軸21に流下することが抑制され、(2)接続部35の表面を煮こぼれや水がゆっくり伝って流下したときにも、鍔部50の下面52が上述のような傾斜面とされていることから、煮こぼれや水の操作軸21への移動が阻止される。
したがって、接続部35の下面35aを煮こぼれや水が伝って侵入した煮こぼれや水が操作軸21に到達し、操作軸21とバルブユニット30との接続箇所30aに煮こぼれや水が付着することが抑制される。
その結果、煮こぼれや水によって操作軸21とバルブユニット30との接続箇所30aが固着することがなく、操作つまみ25を押し操作するときの操作感が損なわレルことのないガスコンロAを実現することが可能になる。

0051

また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、筒状パッキン22を平面視した場合における立ち上がり筒部23の内側空隙の形状が円形とされており、また、鍔部50を平面視した場合における外周縁部の形状が円形とされている。

0052

そして、固定部側立ち上がり筒部33よりも内側に位置して、直径の小さい立ち上がり筒部23の内側空隙の直径が、鍔部50の外周縁部の直径よりも大きくなるように構成されている。

0053

したがって、ガスコンロAの製造工程において、筒状パッキン22に、操作つまみ25における操作軸21との接続部35、すなわち、下端に鍔部50を備えた接続部35を容易に挿通することが可能になり、ガスコンロAの製造工程を簡略化して、製造コストを低減することができる。

0054

なお、立ち上がり筒部23の内側空隙の平面形状を円形とし、鍔部50の外周縁部の平面形状を円形とし、立ち上がり筒部23の内側空隙の直径を、鍔部50の外周縁部の直径よりも大きくした構成は、任意の構成であり、立ち上がり筒部23の内側空隙の平面形状および鍔部50の外周縁部の平面形状を円形以外の形状とすることも可能である。

0055

また、立ち上がり筒部23の内側空隙の直径が、鍔部50の外周縁部の直径よりも小さくなるように構成することも可能であり、その場合には、例えば、操作つまみ25、筒状パッキン22などの構成部材の、挿入、配設の順序を適宜調整することなどにより対応することができる。

0056

また、上記実施形態では、鍔部50の上面51が、操作軸21から離れるほど下に向かう傾斜面となり、鍔部50の下面52が、操作軸21から離れるほど下に向かう傾斜面となるように構成されている場合について説明したが、本発明においては、煮こぼれや水が、鍔部の上面側外周端部51aから上面側基端部51bに流れ込んだり、鍔部50の下面側外周端部52aか、下面側基端部52bに流れ込んだりすることを防止できればよいので、鍔部50の上面側外周端部51aが上面側基端部51bより低い位置にあり、かつ、鍔部50の鍔部50の下面側外周端部52aが下面側基端部52bより低い位置にあればよく、場合によっては、鍔部50の上面51および下面52を、例えば段差部を備えた形状、あるいは、一部が水平な平面とされている形状などとすることも可能である。

0057

[他の実施形態]
なお、上記実施形態では、筒状パッキン22が固定部側立ち上がり筒部33を備えている場合について説明したが、図5に示すように、筒状パッキン22が固定部側立ち上がり筒部33を備えていない構成とすることも可能である。その場合、図5に示すように、横引き部26は、固定部24から引き出されることになる。なお、図5において、図2図3と同一符号を付した部分は同一部材を示す。

0058

本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。

0059

10(10a、10b、10c)コンロバーナ
12天板
12a 天板に形成された貫通孔
13五徳
14温度センサ
15(15a、15b、15c) 点消火操作部
17吸気口
16吸気口カバー体
20コンロ本体
21操作軸
22 筒状パッキン
23立ち上がり筒部
24 固定部
25(25a、25b、25c)操作つまみ
26横引き部
27空気通路
28ガイド
28a ガイド部の内周面
30バルブユニット
30a 操作軸とバルブユニットとの接続箇所
33固定部側立ち上がり筒部
35 操作つまみにおける操作軸との接続部
35a 接続部の下面
41カバー部
41a カバー部の外周部
50 鍔部
51 鍔部の上面
51a 鍔部の上面の外周端部(上面側外周端部)
51b 鍔部の上面の基端部(上面側基端部)
52 鍔部の下面
52a 鍔部の下面の外周端部(下面側外周端部)
52b 鍔部の下面の基端部(下面側基端部)
Aガスコンロ
P 変形の支点
G 間隙

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