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技術 表示装置及び車載情報機器

出願人 三菱電機株式会社
発明者 小路雅一中村祥枝
出願日 2018年2月5日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2018-018472
公開日 2019年8月15日 (3ヶ月経過) 公開番号 2019-135615
状態 未査定
技術分野 位置入力装置 液晶2(構造一般、スペーサ、注入口及びシール材) 接着テープ
主要キーワード コストアップ無し 車載環境 車載情報機器 ABS樹脂 車載情報装置 相手部材 樹脂面 両面接着テープ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

コストアップ無しに、筐体からタッチパネルを剥がした際に筐体側に両面粘着テープが残るようにする。

解決手段

タッチパネル10のガラス面11と筐体20の樹脂面21とは、両面粘着テープ30により接着される。両面粘着テープ30における樹脂面21に接着する樹脂粘着面32は、凹凸部22の全面に接着する。両面粘着テープ30におけるガラス面11に接着するガラス側粘着面31は、凹凸部22の輪郭に沿った凹凸形状であって当該凹凸形状の凸部分33がガラス面11に接着する。

概要

背景

従来の表示装置は、1枚の両面粘着テープによって、筐体樹脂面タッチパネルガラス面とが接着された構成である(例えば、特許文献1参照)。両面粘着テープは、接着する相手部材により接着力が異なり、タッチパネルを構成するガラスは、筐体を構成する樹脂よりも、約2倍、接着力が強い。そのため、両面粘着テープによって、筐体とタッチパネルとを貼り合わせた場合、タッチパネルを筐体から剥がすと、両面粘着テープはタッチパネルのガラス面に残る。

筐体に傷が付いた場合、タッチパネルを筐体から剥がして再利用しようとしても、両面粘着テープがタッチパネル側に残ってしまう。その両面粘着テープをタッチパネルから剥がそうとすると、タッチパネルを傷付けてしまう場合がある。その場合、筐体の交換だけでなく、高価なタッチパネルの交換が必要となる。

または、接着力の異なる2種類の両面粘着テープを2枚重ねに貼り合わせて用いる方法がある。この方法では、2枚重ねに貼り合わされた両面粘着テープのうち、接着力が弱い両面粘着テープがタッチパネルのガラス面に接着され、接着力が強い両面粘着テープが筐体の樹脂面に接着される。タッチパネルを筐体から剥がすと、2枚重ねに貼り合わせた両面粘着テープは筐体の樹脂面に残る。

概要

コストアップ無しに、筐体からタッチパネルを剥がした際に筐体側に両面粘着テープが残るようにする。タッチパネル10のガラス面11と筐体20の樹脂面21とは、両面粘着テープ30により接着される。両面粘着テープ30における樹脂面21に接着する樹脂側粘着面32は、凹凸部22の全面に接着する。両面粘着テープ30におけるガラス面11に接着するガラス側粘着面31は、凹凸部22の輪郭に沿った凹凸形状であって当該凹凸形状の凸部分33がガラス面11に接着する。

目的

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コストアップ無しに、筐体からタッチパネルを剥がした際に筐体側に両面粘着テープが残るようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

平坦ガラス面を有するタッチパネルと、凹凸部が形成された樹脂面を有する筐体と、前記ガラス面と前記樹脂面とを接着する両面粘着テープとを備え、前記両面粘着テープにおける前記樹脂面に接着する面は前記凹凸部の全面に接着し、前記ガラス面に接着する面は前記凹凸部の輪郭に沿った凹凸形状であって当該凹凸形状の凸部分が前記ガラス面に接着していることを特徴とする表示装置

請求項2

前記凹凸部における凸部から凹部に至る側壁傾斜角度は、当該凹部の底面に対して45度以下であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。

請求項3

前記樹脂面を水平面とした場合、前記凹凸部における凹部の水平方向の距離は、凸部の水平方向の距離以上であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。

請求項4

請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の表示装置を備えた車載情報機器

技術分野

0001

この発明は、タッチパネルを有する表示装置及び車載情報機器に関するものである。

背景技術

0002

従来の表示装置は、1枚の両面粘着テープによって、筐体樹脂面とタッチパネルのガラス面とが接着された構成である(例えば、特許文献1参照)。両面粘着テープは、接着する相手部材により接着力が異なり、タッチパネルを構成するガラスは、筐体を構成する樹脂よりも、約2倍、接着力が強い。そのため、両面粘着テープによって、筐体とタッチパネルとを貼り合わせた場合、タッチパネルを筐体から剥がすと、両面粘着テープはタッチパネルのガラス面に残る。

0003

筐体に傷が付いた場合、タッチパネルを筐体から剥がして再利用しようとしても、両面粘着テープがタッチパネル側に残ってしまう。その両面粘着テープをタッチパネルから剥がそうとすると、タッチパネルを傷付けてしまう場合がある。その場合、筐体の交換だけでなく、高価なタッチパネルの交換が必要となる。

0004

または、接着力の異なる2種類の両面粘着テープを2枚重ねに貼り合わせて用いる方法がある。この方法では、2枚重ねに貼り合わされた両面粘着テープのうち、接着力が弱い両面粘着テープがタッチパネルのガラス面に接着され、接着力が強い両面粘着テープが筐体の樹脂面に接着される。タッチパネルを筐体から剥がすと、2枚重ねに貼り合わせた両面粘着テープは筐体の樹脂面に残る。

先行技術

0005

特開2010−262199号公報

発明が解決しようとする課題

0006

従来のように、1枚の両面粘着テープによって筐体とタッチパネルとが接着された場合、筐体が傷付くとタッチパネルごと交換が必要になり、無駄なコストが発生するという課題があった。

0007

また、2枚重ねに貼り合わされた両面粘着テープによって筐体とタッチパネルとが接着された場合、両面粘着テープのコストアップが発生するという課題があった。

0008

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コストアップ無しに、筐体からタッチパネルを剥がした際に筐体側に両面粘着テープが残るようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

この発明に係る表示装置は、平坦なガラス面を有するタッチパネルと、凹凸部が形成された樹脂面を有する筐体と、ガラス面と樹脂面とを接着する両面粘着テープとを備え、両面粘着テープにおける樹脂面に接着する面は凹凸部の全面に接着し、ガラス面に接着する面は凹凸部の輪郭に沿った凹凸形状であって当該凹凸形状の凸部分がガラス面に接着しているものである。

発明の効果

0010

この発明によれば、両面粘着テープにおける樹脂面に接着する面は凹凸部の全面に接着し、ガラス面に接着する面は凹凸部の輪郭に沿った凹凸形状であって当該凹凸形状の凸部分がガラス面に接着するようにしたので、両面粘着テープとの接着力が強いガラス面の接着面積が減る。これにより、コストアップ無しに、筐体からタッチパネルを剥がした際に筐体側に両面粘着テープを残すことができる。

図面の簡単な説明

0011

実施の形態1に係る表示装置における主要部の構成例を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る表示装置における筐体の構成例を示す正面図である。
実施の形態1に係る表示装置を図2に示されるA−A線に沿って切断した断面図である。
図3の領域Bを拡大した断面図である。
実施の形態1における筐体の樹脂面に形成された凹凸部の一例を示す正面図である。

実施例

0012

実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る表示装置における主要部の構成例を示す分解斜視図である。実施の形態1に係る表示装置は、タッチパネル10、筐体20、両面粘着テープ30、及び、図示しない液晶ディスプレイ等を備える。

0013

図2は、実施の形態1に係る表示装置における筐体20の構成例を示す正面図である。図3は、実施の形態1に係る表示装置を図2に示されるA−A線に沿って切断した断面図である。タッチパネル10は、平坦なガラス面11を有する。筐体20は、樹脂面21を有する。図2の例では筐体20の中央に開口部が形成され、開口部の周縁に、斜線領域として示された4つの樹脂面21が形成される。両面粘着テープ30は、タッチパネル10のガラス面11と筐体20の樹脂面21とに接着する。両面粘着テープ30の接着力により、タッチパネル10が筐体20に保持される。

0014

図4は、図3の領域Bを拡大した断面図である。図5は、実施の形態1における筐体20の樹脂面21に形成された凹凸部22の一例を示す正面図である。樹脂面21の凹凸部22は、凸部23、凹部24、及び、凸部23から凹部24に至る側壁25を有する。両面粘着テープ30の樹脂側粘着面32は、筐体20の樹脂面21に接着されると、樹脂面21の凹凸部22に馴染む。これにより、樹脂側粘着面32は、凹凸部22の全面に接着し、反対側のガラス側粘着面31は、凹凸部22の輪郭に沿った凹凸形状となる。凹凸形状となったガラス側粘着面31にタッチパネル10のガラス面11が接着されると、ガラス側粘着面31における凹凸形状の凸部分33がガラス面11に接着する。一方、ガラス側粘着面31における凹凸形状の凹部分34とガラス面11との間には、隙間ができる。

0015

図4に示される状態において、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着面積に比べて、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着面積のほうが大きい。その結果、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着力に比べて、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着力のほうが強くなる。そのため、タッチパネル10を筐体20から剥がす際、両面粘着テープ30は、接着力が相対的に弱いタッチパネル10のガラス面11から剥がれ、接着力が相対的に強い筐体20の樹脂面21に残る。したがって、筐体20に傷が付いた場合、タッチパネル10から筐体20を剥がして交換すればよく、タッチパネル10は再利用できるので無駄なコストが発生しない。

0016

筐体20の樹脂面21は、例えば、PC+ABSポリカーボネートアクリロニトリルブタジエンスチレン混合)樹脂で構成されるか、PC+ABS樹脂の上に塗装が施された構成である。両面粘着テープ30は、例えば、アクリルで構成される。なお、両面粘着テープ30を構成する材質は、アクリルに限定されず、タッチパネル10と筐体20との接着時に圧縮されてもガラス側粘着面31の凹凸形状が潰れない材質であればよい。この両面粘着テープ30は、1枚なので、先立って説明した2枚重ねに貼り合わされた両面粘着テープに比べて低コストである。

0017

なお、凹凸部22の寸法を変更することによって、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着力と、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着力との調整が可能である。

0018

ここで、図4を参照して、凹凸部22の寸法の一例を説明する。
図4において、樹脂面21を水平面、つまり紙面の左右方向を水平方向とする。また、両面粘着テープ30とガラス面11との単位面積当たりの接着力は、両面粘着テープ30と樹脂面21との単位面積当たりの接着力に比べて約2倍強いものとする。この例において、側壁25の水平方向の距離aは、0.05mm〜0.2mm程度である。凹部24の水平方向の距離bは、0.5mm〜1mmである。側壁25の傾斜角度cは、凹部24の底面に対して45度以下である。凹凸部22の高低差dは、0.05mm〜0.1mmである。凹部24の水平方向の距離bは、凸部23の水平方向の距離e以上である。つまり、b≧eである。両面粘着テープ30の厚みfは、0.4mmである。

0019

上述のように、b≧eに設定されることにより、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着面積に比べて、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着面積のほうが、確実に大きくなる。よって、ガラス面11と樹脂面21とで単位面積当たりの接着力に2倍近い差があったとしても、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着力に比べて、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着力のほうが、確実に強くなる。

0020

また、a<bに設定されることにより、両面粘着テープ30と筐体20の樹脂面21とが一部接着できていなくても、凹部24の水平方向の距離bの面積分だけ、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着面積が確実に増える。よって、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着力に比べて、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着力のほうが、確実に強くなる。なお、両面粘着テープ30において樹脂面21に接着しにくい部位とは、例えば、側壁25から凹部24に至る角部である。

0021

一方、先立って説明した2枚重ねに貼り合わされた両面粘着テープは、貼り合わせる両面粘着テープのバリエーションが少ない。そのため、ガラス面11に接着される両面接着テープの接着力、及び樹脂面21に接着される両面接着テープの接着力の細かな調整ができなかった。

0022

筐体20は、樹脂製であるため、ガラス製のタッチパネル10に比べて線膨張係数が大きい。そのため、実施の形態1に係る表示装置がカーナビゲーション装置等の車載情報装置として用いられる場合、車載環境特有の−40度〜85度程度の熱衝撃時に、筐体20が伸縮する。筐体20が伸縮することにより、両面粘着テープ30には、図4に矢印で示されるせん断方向の力が働く。すると、両面粘着テープ30は、筐体20に対してせん断方向にずれる。実施の形態1では、側壁25が両面粘着テープ30のせん断方向のずれを抑制する。なお、この側壁25の傾斜角度cが大きい場合、側壁25から凹部24に至る角部に両面粘着テープ30が接着しにくくなり、この角部に隙間ができやすくなる。そのため、実施の形態1では、両面粘着テープ30のせん断方向のずれを抑制しつつ、隙間ができないよう、側壁25の傾斜角度cが45度以下に設定される。また、側壁25の傾斜角度cは、凹部24の底面に対して14度以上に設定される。傾斜角度cの下限値14度は、側壁25の水平方向の距離aと凹凸部22の高低差dとにより規定される。

0023

以上のように、実施の形態1に係る表示装置は、平坦なガラス面11を有するタッチパネル10と、凹凸部22が形成された樹脂面21を有する筐体20と、ガラス面11と樹脂面21とを接着する両面粘着テープ30とを備える。両面粘着テープ30における樹脂面21に接着する樹脂側粘着面32は、凹凸部22の全面に接着する。両面粘着テープ30におけるガラス面11に接着するガラス側粘着面31は、凹凸部22の輪郭に沿った凹凸形状であって当該凹凸形状の凸部分33がガラス面11に接着する。これにより、両面粘着テープ30との接着力が強いガラス面11の接着面積が減る。したがって、表示装置は、コストアップ無しに、筐体20からタッチパネル10を剥がした際に筐体20側に両面粘着テープ30を残すことができる。

0024

また、実施の形態1の凹凸部22における凸部23から凹部24に至る側壁25の傾斜角度cは、当該凹部24の底面に対して45度以下である。これにより、表示装置は、熱衝撃時における両面粘着テープ30のせん断方向のずれを抑制することができる。したがって、筐体20と両面粘着テープ30との密着性が向上し、強い接着力が維持される。また、表示装置は、カーナビゲーション装置等の車載情報機器に用いられる表示装置として適する。

0025

また、実施の形態1の凹凸部22における凹部24の水平方向の距離bは、凸部23の水平方向の距離e以上である。これにより、タッチパネル10のガラス面11と両面粘着テープ30との接着面積に比べて、筐体20の樹脂面21と両面粘着テープ30との接着面積のほうが、確実に大きくなる。

0026

なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。

0027

10タッチパネル、11ガラス面、20筐体、21樹脂面、22凹凸部、23 凸部、24 凹部、25側壁、30両面粘着テープ、31ガラス側粘着面、32樹脂側粘着面、33 凹凸形状の凸部分、34 凹凸形状の凹部分、a 側壁の水平方向の距離、b 凹部の水平方向の距離、c 側壁の傾斜角度、d 凹凸部の高低差、e 凸部の水平方向の距離、f 両面粘着テープの厚み。

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