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課題

ジョブ一時停止させる期間の経過後も、ユーザーがジョブを再開できる状態を保ち、原稿及び記録紙が他人に読み取られて情報が漏洩することを防止可能とし、他人にも機器を使用する機会を付与可能にする。

解決手段

画像形成装置1において、制御部100は、ジョブ実行中に当該ジョブについて一時停止指示待機期間の指定と共に入力されると、ジョブの実行を一時停止させ、これ以降の新たな指示に基づく動作を画像形成装置1に行わせない待機状態とする。また、制御部100は、待機期間の経過時、画像形成装置1を待機状態としつつ、一時停止中のジョブの削除指示が入力された場合には、当該ジョブを削除して画像形成装置1を待機状態から解除し、新たに入力される指示に基づく動作を行わせる通常動作状態とする。

概要

背景

電子機器の一例としての画像形成装置では、例えばコピージョブを実行する場合、ユーザーは、読取対象とする原稿画像形成後の記録紙が他人に読み取られることを防止するには、コピージョブが完了するまで画像形成装置の近傍にいる必要がある。この問題を解決するため、下記特許文献1には、画像形成装置によるコピージョブの実行時、ユーザーが指定した期間においては、コピージョブを一時停止して、ユーザーによる操作では画像形成装置が動作しない状態とする技術が提案されている。この技術によれば、コピージョブの実行時であっても、上記指定された期間はコピー動作が進まないため、ユーザーは、画像形成装置から離れて別の場所に移動しても、その時点での原稿や記録紙を画像形成装置から持ち去っておくことで、当該原稿及び記録紙から情報が漏洩することを防止可能となる。また、上記指定された期間が経過した後は、一時停止中のコピージョブを強制的に削除することで、情報漏洩を防止しつつ、他人による画像形成装置の使用も可能にしている。

概要

ジョブを一時停止させる期間の経過後も、ユーザーがジョブを再開できる状態を保ち、原稿及び記録紙が他人に読み取られて情報が漏洩することを防止可能とし、他人にも機器を使用する機会を付与可能にする。画像形成装置1において、制御部100は、ジョブ実行中に当該ジョブについて一時停止指示待機期間の指定と共に入力されると、ジョブの実行を一時停止させ、これ以降の新たな指示に基づく動作を画像形成装置1に行わせない待機状態とする。また、制御部100は、待機期間の経過時、画像形成装置1を待機状態としつつ、一時停止中のジョブの削除指示が入力された場合には、当該ジョブを削除して画像形成装置1を待機状態から解除し、新たに入力される指示に基づく動作を行わせる通常動作状態とする。

目的

本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ジョブ実行を開始した後に当該ジョブを一時停止させたとき、一時停止期間が経過した後であっても、当該ジョブを実行させているユーザーが当該ジョブを再開できる状態を保ち、原稿及び記録紙が他人に読み取られて情報が漏洩することを防止可能としつつ、他人にも機器を使用する機会を付与可能にすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

表示部と、ユーザーから指示が入力される操作部と、前記操作部に入力された指示が示すジョブを実行させる制御部と、時間を計時する計時部とを備える電子機器であって、前記制御部は、前記操作部に入力された指示が示すジョブを実行している期間において、前記操作部に前記ジョブの実行を一時停止させる一時停止指示が、当該一時停止をさせて待機状態とする待機期間の指定と共に入力されたとき、前記ジョブの実行を一時停止させ、前記操作部に入力される新たな指示に基づく動作を前記電子機器に行わせない待機状態とし、前記計時部により前記待機期間の経過が計時されたときは、前記電子機器を前記待機状態としつつ、前記一時停止しているジョブを削除する削除指示が前記操作部に入力された場合には、当該ジョブを削除した上で、前記電子機器を、前記待機状態から解除して、前記操作部に入力される新たな指示に基づく動作を行わせる通常動作状態とする電子機器。

請求項2

前記制御部は、前記ジョブの実行中又は前記待機期間の経過後に、予め定められた適正なパスワード及び前記ジョブを再開させる再開指示が前記操作部に入力された場合には、前記一時停止させているジョブを再開させると共に、前記電子機器を前記待機状態から解除して前記通常動作状態とする請求項1に記載の電子機器。

請求項3

ユーザーに対して前記待機期間を指定する指示の入力を促す待機期間表示画面を前記表示部に表示させる表示制御部を更に備え、前記制御部は、前記表示部に前記待機期間表示画面が表示されているときに、前記操作部に前記待機期間を指定する指示が入力された場合に、当該指示により指定された待機期間だけ、前記ジョブの実行を一時停止させて、前記電子機器を前記待機状態とし、前記表示制御部は、前記操作部に前記待機期間を指定する指示が入力されて、前記計時部により前記待機期間の計時が開始された後、前記待機期間表示画面を、前記計時部による計時に基づいて前記待機期間をカウントダウンする表示に切り換える請求項1又は請求項2に記載の電子機器。

請求項4

前記表示制御部は、前記待機期間が経過した時に、前記待機期間表示画面に、前記削除指示の入力を受け付けるための削除指示受付用画像を表示させ、前記制御部は、前記削除指示受付用画像に基づいた前記操作部の操作により前記削除指示が入力された場合には、前記一時停止させているジョブを削除して、前記電子機器を前記通常動作状態とし、前記表示制御部は、前記待機期間表示画面を、前記電子機器に対するログインに必要な情報の入力を促すログイン画面を前記表示部に表示させる請求項3に記載の電子機器。

請求項5

前記表示制御部は、前記ジョブの実行中及び前記待機期間が経過した時に、前記待機期間表示画面に、前記適正なパスワード及び前記再開指示を受け付けるための再開指示受付用画像を表示させ、前記再開指示受付用画像に基づいた前記操作部の操作により前記適正なパスワード及び前記再開指示が入力された場合には、前記制御部は、前記一時停止中のジョブを再開させ、前記表示制御部は、前記ジョブが実行中であることを示す表示画面を前記表示部に表示させる請求項3又は請求項4に記載の電子機器。

請求項6

原稿上の画像を読み取る画像読取部を更に備え、前記制御部が、前記操作部に入力された指示に従って前記画像読取部に前記原稿の読取を行わせる原稿読取ジョブを前記ジョブとして実行させ、前記制御部による前記原稿読取ジョブの実行中に、前記操作部に前記一時停止指示が前記待機期間の指定と共に入力された場合、前記表示制御部は、前記表示部に、前記画像読取部による読取前後の前記原稿を前記電子機器から持ち去ることを促すメッセージを表示させる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子機器。

請求項7

請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子機器と、記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備え、前記制御部が、前記操作部に入力された指示に従って前記画像形成部に画像形成を行わせる画像形成ジョブを実行させ、前記制御部による前記画像形成ジョブの実行中に、前記操作部に前記一時停止指示が前記待機期間の指定と共に入力された場合、前記表示制御部は、前記表示部に、画像形成済の前記記録媒体を本画像形成装置から持ち去ることを促すメッセージを表示させる画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、電子機器及び画像形成装置に関し、特に、ジョブ実行時における情報漏洩を防止する技術に関する。

背景技術

0002

電子機器の一例としての画像形成装置では、例えばコピージョブを実行する場合、ユーザーは、読取対象とする原稿画像形成後の記録紙が他人に読み取られることを防止するには、コピージョブが完了するまで画像形成装置の近傍にいる必要がある。この問題を解決するため、下記特許文献1には、画像形成装置によるコピージョブの実行時、ユーザーが指定した期間においては、コピージョブを一時停止して、ユーザーによる操作では画像形成装置が動作しない状態とする技術が提案されている。この技術によれば、コピージョブの実行時であっても、上記指定された期間はコピー動作が進まないため、ユーザーは、画像形成装置から離れて別の場所に移動しても、その時点での原稿や記録紙を画像形成装置から持ち去っておくことで、当該原稿及び記録紙から情報が漏洩することを防止可能となる。また、上記指定された期間が経過した後は、一時停止中のコピージョブを強制的に削除することで、情報漏洩を防止しつつ、他人による画像形成装置の使用も可能にしている。

先行技術

0003

米国特許公開公報2017−52745号

発明が解決しようとする課題

0004

上記特許文献1に示される技術では、当該コピージョブを実行させているユーザーは、上記指定された期間の経過前においては当該コピージョブを再開できるが、上記指定された期間が経過した後は、一時停止中のコピージョブが強制的に削除されるため、当該コピージョブを再開することができない。一方、指定された期間が経過した後もコピージョブを再開可能とするために、上記指定された期間の経過時に直ちに当該コピージョブが再開される仕組みを採用すると、原稿及び記録紙が他人に読み取られて情報が漏洩するおそれがある。

0005

本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ジョブ実行を開始した後に当該ジョブを一時停止させたとき、一時停止期間が経過した後であっても、当該ジョブを実行させているユーザーが当該ジョブを再開できる状態を保ち、原稿及び記録紙が他人に読み取られて情報が漏洩することを防止可能としつつ、他人にも機器を使用する機会を付与可能にすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一局面に係る電子機器は、表示部と、ユーザーから指示が入力される操作部と、前記操作部に入力された指示が示すジョブを実行させる制御部と、時間を計時する計時部とを備える電子機器であって、前記制御部は、前記操作部に入力された指示が示すジョブを実行している期間において、前記操作部に前記ジョブの実行を一時停止させる一時停止指示が、当該一時停止をさせて待機状態とする待機期間の指定と共に入力されたとき、前記ジョブの実行を一時停止させ、前記操作部に入力される新たな指示に基づく動作を前記電子機器に行わせない待機状態とし、前記計時部により前記待機期間の経過が計時されたときは、前記電子機器を前記待機状態としつつ、前記一時停止しているジョブを削除する削除指示が前記操作部に入力された場合には、当該ジョブを削除した上で、前記電子機器を、前記待機状態から解除して、前記操作部に入力される新たな指示に基づく動作を行わせる通常動作状態とするものである。

0007

本発明の一局面に係る画像形成装置は、上記電子機器と、記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備え、前記制御部が、前記操作部に入力された指示に従って前記画像形成部に画像形成を行わせる画像形成ジョブを実行させ、前記制御部による前記画像形成ジョブの実行中に、前記操作部に前記一時停止指示が前記待機期間の指定と共に入力された場合、前記表示制御部は、前記表示部に、画像形成済の前記記録媒体を本画像形成装置から持ち去ることを促すメッセージを表示させるものである。

発明の効果

0008

本発明によれば、ジョブ実行を開始した後に当該ジョブを一時停止させたとき、一時停止期間が経過した後であっても、当該ジョブを実行させているユーザーが当該ジョブを再開できる状態を保ち、原稿及び記録紙が他人に読み取られて情報が漏洩することを防止可能としつつ、他人にも機器を使用する機会を付与することが可能になる。

図面の簡単な説明

0009

本発明に係る電子機器の一実施形態としての画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
ジョブ管理処理を示すフローチャートである。
表示部に表示されるログイン画面の一例を示す図である。
表示部に表示されるスタート画面の一例を示す図である。
表示部に表示されるコピージョブ画面の一例を示す図である。
表示部に表示される待機期間設定画面の一例を示す図である。
カウントダウン表示がされる待機期間表示画面の一例を示す図である。
削除ボタンが表示された待機期間表示画面の一例を示す図である。
ユーザーに対するメッセージが表示された待機期間表示画面の一例を示す図である。
ユーザーに対するメッセージが表示された待機期間表示画面の他の例を示す図である。
ユーザーに対するメッセージが表示された待機期間表示画面の更に他の例を示す図である。

実施例

0010

以下、本発明の一実施形態に係る電子機器及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る電子機器の一実施形態としての画像形成装置の構造を示す正面断面図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能プリンター機能スキャナー機能、及びファクシミリ機能等の複数の機能を兼ね備えた複合機である。

0011

画像形成装置1は、装置本体11と、装置本体11の上方に対向配置された原稿読取装置20と、原稿読取装置20と装置本体11との間に設けられた連結部30とから概略構成される。

0012

原稿読取装置20は、画像読取部5、原稿搬送部6等を備えて構成されている。画像読取部5は、画像読取部筐体の上面開口に装着された、原稿を載置するためのコンタクトガラス161を備えている。コンタクトガラス161には、載置された原稿を読み取る原稿固定読取部(図略)と、原稿搬送部6により搬送される原稿を読み取る原稿搬送読取部(図略)とがある。画像読取部5は、さらに、コンタクトガラス161に載置された原稿を押さえ開閉自在の原稿押さえカバー162と、コンタクトガラス161の原稿固定読取部に載置された原稿、及びコンタクトガラス161の原稿搬送読取部へ搬送される原稿の各画像を読み取る読取ユニット163とを備えている。読取ユニット163は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサーを用いて原稿の画像を光学的に読み取り、画像データを生成する。

0013

原稿搬送部6は、原稿が載置される原稿載置台61と、画像読み取り済みの原稿が排出される原稿排出部66と、原稿搬送機構65と、を備える。原稿搬送機構65は、図略の給紙ローラー搬送ローラー、及び用紙反転機構を備えている。原稿搬送機構65は、給紙ローラー及び搬送ローラーの駆動により、原稿載置台61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出してコンタクトガラス161の原稿搬送読取部へ搬送して読取ユニット163による読取を可能とした後、原稿排出部66へと排出する。また、原稿搬送機構65は、用紙反転機構が原稿を表裏反転させてコンタクトガラス161の原稿搬送読取部へ再搬送することで、当該原稿の両面の画像を読取ユニット163により読取可能にしている。

0014

さらに原稿搬送部6は、その前面側が上方に移動可能となるように画像読取部5に対して回動自在に設けられている。原稿搬送部6の前面側を上方に移動させて原稿台としてのコンタクトガラス161上面を開放することにより、コンタクトガラス161の上面に読み取り原稿をユーザーが載置できる。

0015

原稿読取装置20の前面に操作部47が配置されている。操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーから画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、ユーザーへの操作案内等を表示する表示部473を備えている。

0016

装置本体11は、画像形成部12、定着部13、給紙部14、用紙排出部15等を備えて構成されている。

0017

画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿搬送部6により搬送されてくる原稿、又はコンタクトガラス161に載置された原稿の画像を画像読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。画像読取部5により生成された画像データはHDD92(図2)又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。

0018

画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォン等のユーザー端末装置から受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。画像形成部12の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bは、感光体ドラムと、感光体ドラムへトナーを供給する現像装置と、トナーを収容するトナーカートリッジと、帯電装置と、露光装置と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。

0019

中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125Aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送ローラー対により搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、原稿排出部151に排出される。

0020

次に、画像形成装置1の構成を説明する。図2は画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。

0021

画像読取部5は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する上記の読取ユニット163を備える。画像読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。

0022

画像メモリー32は、画像読取部5による読取で得られた原稿画像のデータを一時的に記憶し、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域である。

0023

画像処理部31は、画像メモリー32から画像読取部5で読み取られた画像を読み出して画像処理する。例えば、画像処理部31は、画像読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。

0024

画像形成部12は、画像読取部5で読み取られた印刷データ、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した印刷データ等の画像形成を行う。

0025

操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付ける。操作部47は、液晶表示装置を有するタッチパネル式の表示部473を備える。

0026

HDD(ハードディスクドライブ)92は、画像読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。

0027

計時部33は、例えばタイマーであり、時間を計時する。

0028

制御ユニット10は、プロセッサー、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成される。プロセッサーは、例えば、CPU、MPU、又はASIC等である。制御ユニット10は、制御部100及び表示制御部101を備えている。なお、HDD92又は上記ROMにジョブ管理プログラムが記憶されており、制御ユニット10は、当該ジョブ管理プログラムに従って動作することにより、制御部100及び表示制御部101として行う。なお、当該ジョブ管理プログラムによらず、制御ユニット10が、ハード回路としての制御部100及び表示制御部101を備えるようにしてもよい。

0029

制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作を司る。制御部100は、画像読取部5、原稿給送部6、画像メモリー32、画像処理部31、画像形成部12、操作部47、及びHDD92等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。また、制御部100は、後述するジョブ管理処理を実行する。

0030

表示制御部101は、表示部473の表示動作を制御する。表示制御部101は、後述するジョブ管理処理の遂行において必要な表示画面を表示部473に表示させる制御を行う。

0031

次に、画像形成装置1によるジョブ管理処理を説明する。図3はジョブ管理処理を示すフローチャートである。

0032

ユーザーによる使用前の画像形成装置1は、表示制御部101が表示部473にログイン画面D1を表示させた状態となっている(S1)。図4に例を示す用に、ログイン画面D1は、ユーザーに対して、画像形成装置1の使用可不可を判別するためのユーザーID及びパスワードの入力を促すメッセージ及び画像を含んでいる。

0033

この状態において、ユーザーが操作部47又はその表示部473に備えられるタッチパネルを操作して、ログイン画面D1に従って、ユーザーID及びパスワードの入力を入力し、この入力が制御部100によって受け付けられると(S2でYES)、制御部100は、当該ユーザーID及びパスワードが予め定められた適正なユーザーID及びパスワードの入力の組み合わせに一致するか否かを判断する(S3)。なお、当該パスワードは、上記ユーザーに画像形成装置1の使用を承認するか否かを判断するために、上記ユーザーに与えられている上記ユーザー固有のパスワードである。

0034

ここで、制御部100が、当該ユーザーID及びパスワードが適正な組み合わせであると判断した場合(S3でYES)、表示制御部101は、各種ジョブの実行指示の入力をユーザーから受け付けるためのスタート画面D2(図5)を表示部473に表示させる(S4)。なお、当該ユーザーID及びパスワードが入力されない場合と(S2でNO)、制御部100が、当該ユーザーID及びパスワードが適正な組み合わせではないと判断した場合は(S3でNO)、処理はS1に戻る。

0035

表示制御部101が表示部473にスタート画面D2を表示させている状態で、ユーザーが画像読取部5の原稿載置台61に原稿をセットし、スタート画面D2による案内に従って操作部47を操作してコピー動作の開始指示、すなわち、コピージョブの実行指示を入力すると(S5でYES)、制御部100は、当該実行指示を受け付けて、画像読取部5、画像形成部12、及び定着部13等にコピー動作を行わせる。すなわち、制御部100は、コピージョブを開始させる(S6)。表示制御部101は、コピー動作中(ジョブ実行中)であることを示すコピージョブ画面D3(図6)を表示部473に表示させる。このコピージョブ画面D3には、図6に例を示すように、コピー動作中であることを示す画像と、コピージョブの一時停止指示を受け付けるための一時停止ボタンB1が表示される。

0036

このようにコピージョブの実行中であって、表示部473にコピージョブ画面D3が表示されているとき、制御部100は、コピージョブの一時停止を求める上記一時停止指示の入力を待機している(S7)。

0037

ここで、制御部100が、ユーザーによる一時停止ボタンB1へのタッチ操作により、タッチパネルを介して、上記一時停止指示の入力を受け付けた場合(S7でYES)、表示制御部101は、待機期間設定画面D40(図7)を表示部473に表示させる(S8)。待機期間設定画面D40は、図7に示すように、デフォルトの待機期間を表示し、待機期間設定画面D40の下部にスライダーボタンB2を表示している。このスライダーボタンB2は、ユーザーによる表示部473の表示画面へのタッチ操作及びスライド操作により、上記デフォルトの待機期間を可変させる可変指示を受け付けるための画像である。表示部473に備えられるタッチパネルが当該可変指示を受け付けると、表示制御部101は、待機期間設定画面D40に示される待機期間を、当該可変指示が示す待機期間に変更して表示させる。そして、ユーザーにより、待機期間設定画面D40に表示されているOKボタンB3が操作されると、タッチパネルを介して、制御部100が、この時点で受け付けられている可変指示が示す待機期間を、この時点で実行中のコピージョブを一時停止させておく時間として受け付ける(S9でYES)。

0038

なお、コピージョブが実行された後、制御部100が、実行中の当該コピージョブを一時停止させる一時停止指示を受け付けない場合(S7でNO)、制御部100は、コピージョブの実行を継続させ、コピージョブが完了した時点で処理を終了する。

0039

制御部100は、上記のようにして一時停止指示(S7でYES)及び待機期間の入力(S9でYES)を受け付けると、上記コピージョブを一時停止させ、画像形成装置1を待機状態とする(S10)。すなわち、制御部100は、画像読取部5、画像形成部12、及び定着部13等に行わせている上記コピー動作を停止させ、更に、操作部47及び表示部473のタッチパネルによる新たな指示の入力(S10で画像形成装置1を待機状態とした時点以降の指示の入力)を受け付けない状態として、画像形成装置1がいずれのユーザーからの指示に基づいても動作しない状態とする。なお、特許請求の範囲における「画像形成部」は、当該実施形態における画像読取部5、画像形成部12、及び定着部13を含むものとする。

0040

更に、制御部100は、S10で上記コピージョブを一時停止させ、画像形成装置1を待機状態とした時点から、計時部33により計時を開始させ、画像形成装置1の当該待機状態を待機期間が経過するまで継続させる(S11)。このとき、表示制御部101は、図8に例を示すように、表示部473に、計時部33による計時に合わせて、待機期間表示画面D4が表示する待機期間を順次カウントダウンする表示を行わせる。

0041

これにより、上記コピージョブを入力したユーザー、及び画像形成装置1の使用を望む他のユーザー(以下、他人と称する)に対して、コピージョブが一時停止する期間であって、画像形成装置1が操作しても動かない期間を認識させることができる。また、このとき表示制御部101は、待機期間表示画面D4の下部に、ユーザーからのパスワードの入力を受け付けるためのパスワード入力欄B5、及び、一時停止させている上記コピージョブの再開を指示する再開指示を受け付けるための再開ボタンB6を表示させる。

0042

S10の後、計時部33により待機期間が経過したことが計時されると(S11でYES)、制御部100は上記コピージョブを一時停止させている状態と、画像形成装置1の待機状態を継続させ、表示制御部101は、この時点で表示させている待機期間表示画面D4に、更に、図9に例を示すように、削除ボタンB7を表示させる(S12)。なお、この時点では、上記待機期間が経過しているため、表示制御部101は、待機期間表示画面D4に、待機期間を0分0秒として表示させている。この削除ボタンB7は、一時停止させている上記コピージョブを削除する削除指示を受け付けるための削除指示受付用画像である。

0043

この状態で、ユーザーにより待機期間表示画面D4における削除ボタンB7に対してタッチ操作が行われると、制御部100は、タッチパネルを介して、コピージョブの削除指示を受け付ける(S13でYES)。制御部100は、受け付けた削除指示に従って、実行中の上記コピージョブを削除(キャンセル)する(S14)。

0044

そして、表示制御部101は、表示部473に、ログイン画面D1を表示させる(S15)。この時点では、制御部100は、上記コピージョブを削除しているが、画像形成装置1を待機状態に保っている。

0045

この状態において、例えば他人が操作部47又はその表示部473に備えられるタッチパネルを操作して、ユーザーID及びパスワードを入力し、制御部100が、当該入力されたユーザーID及びパスワードが予め定められた適正なものであると判断した場合(S16でYES)、制御部100は、画像形成装置1の待機状態を解除し、画像形成装置1を、当該解除後に例えば他人により操作部47等に入力される新たな指示に基づく動作を行わせる通常動作状態とする(S17)。

0046

これにより、他人は、待機期間が経過すると、コピージョブを削除することを条件として画像形成装置1の使用が可能になるので、待機期間の経過後は、画像形成装置1の使用が制限されることなく、画像形成装置1を自由に使用できる。また、他人による当該画像形成装置1の使用は、コピージョブを削除することが条件とされることから、コピージョブが実行されてしまうことにより他人に情報が漏洩する事態も防止できる。

0047

一方、上記待機期間が経過する前に(S11でNO)、例えば、上記コピージョブを入力したユーザーによる、待機期間表示画面D4におけるパスワード入力欄B5へのタッチ操作及び操作部47の操作により当該ユーザー固有の上記パスワードが入力され、更に、再開ボタンB6が操作されることに基づいて再開指示が入力されると(S18でYES)、制御部100は、当該入力されたパスワードが予め定められた適正なパスワードに一致するか否かを判断する(S19)。

0048

ここで、制御部100が、当該入力されたパスワードが適正なパスワードに一致すると判断した場合は(S19でYES)、表示制御部101は、表示部473に、コピージョブ画面D3(図6)を表示させる(S20)。これと共に、制御部100は、一時停止させている上記コピージョブを再開させて、画像読取部5、画像形成部12、及び定着部13等による上記コピー動作を再開させ、更に、画像形成装置1を、上記待機状態から解除し、ユーザー(他人を含む)から操作部47等に入力される新たな指示に基づく動作を行わせる通常動作状態とする(S21)。

0049

なお、S18において、ユーザーによりパスワード及び再開指示が入力されない場合と(S18でNO)、S19において、入力されたパスワードが適正なパスワードに一致しない場合は(S19でNO)、処理はS11に戻り、コピージョブ一時停止状態、画像形成装置1の待機状態、及び待機期間の計時(カウントダウン)が継続される。

0050

これにより、上記コピージョブを入力したユーザーは、一時停止状態を開始させた後であっても、適正なパスワードの入力を条件に、上記コピージョブを再開させることができる。

0051

また、上記待機期間の経過時に、他人から上記削除指示を受け付けることなく(S13でNO)、ユーザーにより、削除ボタンB7が表示された状態の待機期間表示画面D4におけるパスワード入力欄B5へのタッチ操作及び操作部47の操作により、上記パスワードが入力され、更に、再開ボタンB6が操作されて再開指示が入力された場合も(S22でYES)、制御部100は、当該入力されたパスワードが適正なパスワードに一致するか否かを判断する(S23)。

0052

ここで、制御部100が、当該入力されたパスワードが適正なパスワードに一致すると判断した場合は(S23でYES)、表示制御部101は、表示部473に、コピージョブ画面D3(図6)を表示させる(S24)。これと共に、制御部100は、一時停止させている上記コピージョブを再開させて、画像読取部5、画像形成部12、及び定着部13等による上記コピー動作を再開させ、更に、画像形成装置1の待機状態を解除して通常動作状態とする(S25)。

0053

これにより、上記コピージョブを入力したユーザーは、上記待機期間が経過した後であっても、適正なパスワードの入力を条件に、上記コピージョブを再開させることができる。

0054

このように、当該実施形態によれば、コピージョブを入力したユーザーは、その実行中に、待機期間を入力した上で、コピージョブを一時停止させる指示を入力すると、当該コピージョブの進行を一時的に止めることができるため、この時点で画像形成装置1から排出される画像形成後の記録紙Pや、画像読取部5の原稿載置台61や原稿排出部66に載置されている原稿を持ち去って画像形成装置1から離れて別の場所に移動することで、コピージョブの実行により生じ得る情報漏洩を防止しつつ、画像形成装置1から離れて別の場所に移動することができる。

0055

また、他人は、待機期間が経過すれば、表示部473の待機期間表示画面D4に表示される削除ボタンB7(図9)を操作して一時停止中の上記コピージョブを削除することを条件に、画像形成装置1の使用が可能になるので、待機期間の経過時に、当該コピージョブを入力したユーザーが上記コピージョブを解除していなくても、画像形成装置1を使用することが可能になる。

0056

また、他人に削除されない限り、上記コピージョブを入力したユーザーは、待機期間が経過した後であっても、適正なパスワードを入力することでコピージョブを再開できるため、他人による画像形成装置1の使用を制限してしまう事態をなくしつつ、コピージョブを再開するか削除するかを選択可能な時間が当該ユーザーに与えられるので、当該コピージョブの待機期間を実質的に延長することが可能になる。

0057

従って、上記実施形態によれば、画像形成装置1においてジョブ実行を開始した後にコピージョブを一時停止させたとき、一時停止期間が経過した後であっても、当該ジョブを実行させているユーザーが当該ジョブを再開できる状態を保ち、原稿及び記録紙Pが他人に読み取られて情報が漏洩することを防止可能としつつ、他人にも機器を使用する機会を付与することが可能になる。

0058

なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、表示制御部101が、待機期間表示画面D4が表示する待機期間を順次カウントダウンさせる表示を開始する際に、表示制御部101は待機期間表示画面D4に、図10に示すように、ユーザーに対して、画像形成装置1から排出された画像形成済みの記録紙P、及び/又は、画像読取部5の原稿載置台61や原稿排出部66に載置されている原稿を持ち去ることを促すメッセージを示す画像を表示させるようにしてもよい。

0059

この場合、ユーザーに対して、ユーザーが画像形成装置1に一時停止指示を入力した後に画像形成装置1から離れる際、当該ユーザーに、上記記録紙Pや原稿を持ち去ることを認識させることが可能になるので、コピージョブの実行による情報漏洩が当該原稿や記録紙Pから発生してしまうことをより確実に防止できる。

0060

また、上記実施形態では、制御部100が実行するジョブとして、コピージョブを例として説明しているが、上記ジョブ管理処理の対象となるジョブはコピージョブに限られない。例えば、(i)画像読取部5による読取で得た原稿画像をHDD92、又は画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピューター等に記憶させるスキャンジョブ、(ii)画像形成装置1に接続された他のパーソナルコンピューターから送信されてきた画像データを画像形成するプリントジョブ、等の他のジョブも上記ジョブ管理処理の対象となる。

0061

例えば、スキャンジョブが上記ジョブ管理処理の対象となる場合、表示制御部101は、待機期間表示画面D4が表示する待機期間を順次カウントダウンさせる表示を開始する際に、待機期間表示画面D4に、図11に示すように、ユーザーに対して、画像読取部5の原稿載置台61や原稿排出部66に載置されている原稿を持ち去ることを促すメッセージを示す画像を表示させる。

0062

また、例えば、プリントジョブが上記ジョブ管理処理の対象となる場合、表示制御部101は、待機期間表示画面D4が表示する待機期間を順次カウントダウンさせる表示を開始する際に、待機期間表示画面D4に、図12に示すように、ユーザーに対して、画像形成装置1から排出された画像形成済みの記録紙Pを持ち去ることを促すメッセージを示す画像を表示させる。

0063

また、上記実施形態では、本発明に係る電子機器を画像形成装置1として説明しているが、本発明に係る電子機器は画像形成装置1に限られず、例えば、スキャナー装置プリンター等、ユーザーにより入力されるジョブを実行する他の電子機器を、本発明に係る電子機器とすることができる。

0064

また、上記実施形態では、図1乃至図12を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。

0065

1画像形成装置
5画像読取部
10制御ユニット
100 制御部
101表示制御部
12画像形成部
13定着部
47 操作部

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