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技術 遊技機

出願人 株式会社三共
発明者 小倉敏男
出願日 2018年1月19日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2018-006852
公開日 2019年7月25日 (1年6ヶ月経過) 公開番号 2019-122687
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 後保持部材 略三角波形 左右端辺 正面視円形状 略五角形状 動作回数カウンタ エジャ 認識度合い
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年7月25日)のものです。
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図面 (20)

課題

導光板熱膨張に好適に対応し、また、可動体の状況に応じた異常報知を行う。

解決手段

第2位置決め用ボス572,552と第2孔部602,612とは、第1導光板511、第2導光板521を被取付部に取付けた状態において、第2位置決め用ボスと第2孔部との間に生じる隙間S2,S12,S14が第1位置決め用ボス571,552と第1孔部601,611との間に生じる隙間S1,S11よりも大きく、上端面511A,521A、左端面511Bに平行または略平行な特定方向への第1,第2導光板の移動を許容する一方で該特定方向以外の方向への移動を規制するように設けられる。また、遊技者が接触可能な位置に設けられた可動体が第1状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときと、可動体が第2状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときとで、異なる態様にて異常報知を行う。

概要

背景

遊技機の一例であるパチンコ遊技機スロットマシンにおいて、例えば、図柄の変動表示遊技に関連する演出画像を表示する表示装置とは別個に、発光手段からの光が端面から入射されることにより演出表示を行うことが可能な導光板を備えるものがある。

この種の遊技機として、例えば、遊技盤の前面に設けた導光板に、遊技盤に設けられる複数の障害釘各々を挿通する釘挿通孔を形成したものにおいて、発光手段から遠い位置の釘挿入孔を発光手段から近い位置の釘挿入孔よりも大きくすることで、導光板や遊技盤に膨張縮みが生じても、釘挿通孔の大きさの違いによって釘挿通孔と障害釘との相対位置のズレに対応することができるようにしたもの等があった(例えば、特許文献1参照)。

概要

導光板の熱膨張に好適に対応し、また、可動体の状況に応じた異常報知を行う。第2位置決め用ボス572,552と第2孔部602,612とは、第1導光板511、第2導光板521を被取付部に取付けた状態において、第2位置決め用ボスと第2孔部との間に生じる隙間S2,S12,S14が第1位置決め用ボス571,552と第1孔部601,611との間に生じる隙間S1,S11よりも大きく、上端面511A,521A、左端面511Bに平行または略平行な特定方向への第1,第2導光板の移動を許容する一方で該特定方向以外の方向への移動を規制するように設けられる。また、遊技者が接触可能な位置に設けられた可動体が第1状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときと、可動体が第2状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときとで、異なる態様にて異常報知を行う。

目的

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、導光板の熱膨張に好適に対応することができる遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技が可能な遊技機であって、発光手段と、前記発光手段からの光が端面から入射されることにより演出表示を行うことが可能な導光板と、前記導光板が取付けられる被取付部と、を備え、前記被取付部は、前記発光手段に対する前記導光板の位置決め用ボスとして、第1位置決め用ボスと第2位置決め用ボスとを含む複数の位置決め用ボスを有し、前記導光板は、前記第1位置決め用ボスが挿入可能な第1挿入部と、前記第2位置決め用ボスが挿入可能な第2挿入部とを含む複数の挿入部を有し、前記第2位置決め用ボスと前記第2挿入部とは、前記導光板を前記被取付部に取付けた状態において、前記第2位置決め用ボスと前記第2挿入部との間に生じる隙間が前記第1位置決め用ボスと前記第1挿入部との間に生じる隙間よりも大きく、前記端面に平行または略平行な特定方向への前記導光板の移動を許容する一方で該特定方向以外の方向への前記導光板の移動を規制するように設けられ、さらに、遊技者が接触可能な位置に、動作可能に設けられた可動体と、少なくとも前記可動体に関する異常報知を実行可能な異常報知手段と、を備え、前記可動体が第1状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときと、前記可動体が前記第1状態とは異なる第2状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときとで、前記異常報知手段による異常報知の態様が異なることを特徴とする遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。

背景技術

0002

遊技機の一例であるパチンコ遊技機スロットマシンにおいて、例えば、図柄の変動表示や遊技に関連する演出画像を表示する表示装置とは別個に、発光手段からの光が端面から入射されることにより演出表示を行うことが可能な導光板を備えるものがある。

0003

この種の遊技機として、例えば、遊技盤の前面に設けた導光板に、遊技盤に設けられる複数の障害釘各々を挿通する釘挿通孔を形成したものにおいて、発光手段から遠い位置の釘挿入孔を発光手段から近い位置の釘挿入孔よりも大きくすることで、導光板や遊技盤に膨張縮みが生じても、釘挿通孔の大きさの違いによって釘挿通孔と障害釘との相対位置のズレに対応することができるようにしたもの等があった(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2006−218094号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記特許文献1に記載の遊技機では、導光板の熱膨張に好適に対応できない虞があった。

0006

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、導光板の熱膨張に好適に対応することができる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決するために、本発明の手段1の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
発光手段(例えば、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522)と、
前記発光手段からの光が端面(例えば、上端面511A,521A、左端面511B)から入射されることにより演出表示(発光表示)を行うことが可能な導光板(例えば、第1導光板511、第2導光板521)と、
前記導光板が取付けられる被取付部(例えば、前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505)と、
を備え、
前記被取付部は、前記発光手段に対する前記導光板の位置決め用ボスとして、第1位置決め用ボス(例えば、第1位置決め用ボス571,551)第2位置決め用ボス(例えば、第2位置決め用ボス572,552,542)とを含む複数の位置決め用ボスを有し、
前記導光板は、前記第1位置決め用ボスが挿入可能な第1挿入部(例えば、第1孔部601,611)と、前記第2位置決め用ボスが挿入可能な第2挿入部(例えば、第2孔部602,612,622)とを含む複数の挿入部を有し、
前記第2位置決め用ボスと前記第2挿入部とは、前記導光板を前記被取付部に取付けた状態において、前記第2位置決め用ボスと前記第2挿入部との間に生じる隙間(例えば、隙間S2,S12,S14)が前記第1位置決め用ボスと前記第1挿入部との間に生じる隙間(例えば、隙間S1,S11)よりも大きく、前記端面に平行または略平行な特定方向への前記導光板の移動を許容する一方で該特定方向以外の方向への前記導光板の移動を規制するように設けられ(例えば、図18図19図22図23)、
さらに、
遊技者が接触可能な位置(例えば、パチンコ遊技機901の下方位置)に、動作可能に設けられた可動体(例えば、操作レバー9031を有する操作モジュール90M)と、
少なくとも前記可動体に関する異常報知を実行可能な異常報知手段(例えば、演出制御用CPU90120が、図44に示すサブ側エラー処理を行う部分)と、
を備え、
前記可動体が第1状態(例えば、操作レバー9031を変位させるレバー用モータ9036が動作しておらず、操作可能位置に位置している状態)であるときに該可動体の動作が妨げられたときと、前記可動体が前記第1状態とは異なる第2状態(例えば、操作レバー9031を変位させるレバー用モータ9036が動作しており、操作可能位置から格納位置に変位中である状態)であるときに該可動体の動作が妨げられたときとで、前記異常報知手段による異常報知の態様が異なる(例えば、図46に示すように、遊技者によるレバー操作が継続していることによる操作レバーエラーのときには、演出表示装置905にエラー表示を表示するがエラー音を出力しない態様にてエラーを報知し、異物が挟まったこと等により操作レバー9031の変位が不能となった過負荷エラーのときには、演出表示装置5にエラー表示を表示するとともにエラー音を出力する態様にてエラーを報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の熱膨張に対し好適に対応できる。また、可動体の状況に応じた異常報知を行うことができる。

0008

本発明の手段2の遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、
前記第1挿入部(例えば、第1孔部601,611)と前記第2挿入部(例えば、第2孔部602,612)とは、前記第1挿入部と前記第2挿入部とを結ぶ直線(例えば、LN2,LN4)が前記端面(例えば、上端面511Aに沿うLN3,上端面521Aに沿うLN1)と平行または略平行となるように設けられている(例えば、図15
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の熱膨張に対し好適に対応できる。

0009

本発明の手段3の遊技機は、手段1または2に記載の遊技機であって、
前記複数の位置決め用ボスは、前記第1位置決め用ボスよりも前記発光手段から遠い位置に設けられる第3位置決め用ボス(例えば、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543B)を有し、
前記複数の挿入部は、前記第3位置決め用ボスが挿入可能な第3挿入部(例えば、第3孔部633A,633B,643A,643B)を有し、
前記導光板を前記被取付部に取付けた状態において、前記第3位置決め用ボスと前記第3挿入部との間に隙間(例えば、隙間S16)が設けられる(図19図20
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の熱膨張に対し好適に対応できる。

0010

本発明の手段4の遊技機は、手段3に記載の遊技機であって、
前記第3位置決め用ボス(例えば、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543B)と前記第3挿入部(例えば、第3孔部633A,633B,643A,643B)との間の隙間(例えば、隙間S16)は、前記導光板における前記第3位置決め用ボスの軸心に対し直交する全方向への移動を許容する(図19図20
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の熱膨張に対し好適に対応できる。

0011

本発明の手段5の遊技機は、手段3または4に記載の遊技機であって、
前記導光板(例えば、第1導光板511、第2導光板521)には、前記第1挿入部(例えば、第1孔部601,611)が1つのみ設けられる一方で、前記第3挿入部(例えば、第3孔部633A,633B,643A,643B)が複数設けられる(図23
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の熱膨張に対し好適に対応できる。

0012

本発明の手段6の遊技機は、手段3〜5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第3位置決め用ボス(例えば、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543B)は、前記第1位置決め用ボス(例えば、第1位置決め用ボス571,551)よりも大きい(L10>L2,L6)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の熱膨張に対し好適に対応できる。

0013

本発明の手段7の遊技機は、手段1〜6のいずれかに記載の遊技機であって、
前記複数の挿入部(例えば、第1孔部601,611、第2孔部602,612、第3孔部633A,633B,643A,643B)は、前記導光板の周縁から該導光板の板厚寸法の2倍以上離れた位置に設けられている(図15
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の強度を適切に維持することができる。

0014

本発明の手段8の遊技機は、手段1〜7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記発光手段は、第1発光手段(例えば、第1導光板LED517)と該第1発光手段とは異なる第2発光手段(例えば、第1導光板LED512、第2導光板LED522)とを有し、
前記導光板は、前記第1発光手段から光が入射されることにより第1演出表示(例えば、エフェクト画像)を表示可能であり、前記第2発光手段から光が入射されることにより前記第1演出表示よりも重要度が高い第2演出表示(例えば、「激熱!」なる文字)を表示可能であり、
前記第1挿入部と前記第2挿入部とは、前記第1挿入部と前記第2挿入部とを結ぶ直線が前記第2発光手段からの光が入射される端面と平行または略平行となるように設けられている(図23図24
ことを特徴としている。
この特徴によれば、導光板の強度を適切に維持することができる。

0015

また、後述する発明を実施するための形態には、以下の手段9〜手段15に係る発明が含まれる。従来より、遊技機において、特開2016−106681号公報に示されているような、可動体として、遊技機の上部前面に出没可能に設けられた演出用役物を備える遊技機において、演出用役物が所定の原点位置に格納されているか否かを監視して、原点位置に格納されていない場合に異常報知をするものがあった。しかしながら、上記した遊技機には、段落0307に記載されているように、監視する演出用役物を遊技者が接触可能な位置に設けられた演出用ボタンとした場合には、演出用ボタンの状況に応じた異常報知を行うことができず、これら演出用ボタンがどのような状況で異常となったのかを把握することができないという問題があった。この点に鑑み、可動体の状況に応じた異常報知を行うことのできる遊技機の提供が求められている。

0016

上記目的を達成するため、別態様による手段9の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機901)であって、
遊技者が接触可能な位置(例えば、パチンコ遊技機901の下方位置)に、動作可能に設けられた可動体(例えば、操作レバー9031を有する操作モジュール90M)と、
少なくとも前記可動体に関する異常報知を実行可能な異常報知手段(例えば、演出制御用CPU90120が、図44に示すサブ側エラー処理を行う部分)と、
を備え、
前記可動体が第1状態(例えば、操作レバー9031を変位させるレバー用モータ9036が動作しておらず、操作可能位置に位置している状態)であるときに該可動体の動作が妨げられたときと、前記可動体が前記第1状態とは異なる第2状態(例えば、操作レバー9031を変位させるレバー用モータ9036が動作しており、操作可能位置から格納位置に変位中である状態)であるときに該可動体の動作が妨げられたときとで、前記異常報知手段による異常報知の態様が異なる(例えば、図46に示すように、遊技者によるレバー操作が継続していることによる操作レバーエラーのときには、演出表示装置905にエラー表示を表示するがエラー音を出力しない態様にてエラーを報知し、異物が挟まったこと等により操作レバー9031の変位が不能となった過負荷エラーのときには、演出表示装置5にエラー表示を表示するとともにエラー音を出力する態様にてエラーを報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体の状況に応じた異常報知を行うことができる。

0017

この発明の手段10の遊技機は、手段9に記載の遊技機であって、
遊技者が操作可能な操作体(例えば、操作レバー9031)を含む操作手段(例えば、操作モジュール90M)を備え、
前記可動体は、前記操作手段の操作体(例えば、操作レバー9031)である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者による誤った操作等によって可動体の動作が妨げられても、可動体の状況に応じた異常報知を行うことができる。

0018

この発明の手段11の遊技機は、手段9または手段10に記載の遊技機であって、
前記異常報知手段は、
異常表示による第1態様の異常報知(例えば、図46(a)に示すエラー報知)と、異常音の出力と異常表示とによる第2態様の異常報知(例えば、図46(b)に示すエラー報知)とを実行可能であって、
前記可動体が第1状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときには前記第1態様の異常報知を実行し、前記可動体が前記第2状態であるときに該可動体の動作が妨げられたときには前記第2態様の異常報知を実行する(例えば、レバー操作エラーのときに、図46(a)に示すエラー報知を実行し、過負荷エラーのときに、図46(b)に示すエラー報知を実行する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、異常報知の態様の違いを認識し易くできるので、異常が発生した可動体の状況を容易に把握できる。

0019

この発明の手段12の遊技機は、手段9〜手段11のいずれかに記載の遊技機であって、
前記可動体(例えば、操作レバー9031)を動作可能な位置(例えば、操作可能位置)に変位させるための駆動手段(例えば、レバー用モータ9036)を備え、
前記可動体が変位中ではない状態(例えば、操作レバー9031が操作可能位置に位置している状態)が前記第1状態であり、前記可動体が変位中である状態(例えば、操作レバー9031が操作可能位置から格納位置に変位している状態)が前記第2状態であって、
前記駆動手段は、前記第2状態において可動体の動作が妨げられたときには駆動を中止する(例えば、レバー用モータ9036が過負荷であることで過負荷エラーと判定されたときには、S90326においてレバー用モータ9036の駆動(動作)を停止する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、駆動手段や可動体が損傷することを防ぐことができる。

0020

この発明の手段13の遊技機は、手段9〜手段12のいずれかに記載の遊技機であって、
前記可動体を用いた可動体演出(例えば、操作レバー演出)を実行可能な可動体演出実行手段(例えば、演出制御用CPU90120が、S90311のレバー突出処理を実行して、操作レバー9031を格納位置から操作可能位置に変位させる操作レバー演出を実行する部分)を備え、
前記可動体演出実行手段は、前記異常報知手段が前記可動体に関する異常報知を実行しているときには、前記可動体演出の実行を制限する(例えば、演出制御用CPU90120が、レバー操作エラーフラグまたは過負荷エラーフラグがセットされている場合には、S90309からS90340に進んで、レバー突出処理を実行しない部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、異常が発生している状態で可動体演出が行われることで、不適切な可動体演出が実行されてしまうことを防ぐことができる。

0021

この発明の手段14の遊技機は、手段9〜手段13のいずれかに記載の遊技機であって、
原点位置と該原点位置(例えば、操作レバー9031であれば格納位置)から離れた位置(例えば、操作可能位置)との間で前記可動体を動作させるための駆動手段(例えば、レバー用モータ9036)と、
前記駆動手段による前記可動体の動作を制御する制御手段(例えば、レバー突出処理を実行する演出制御用CPU90120)と、
を備え、
前記制御手段は、
前記原点位置に前記可動体を位置させるための第1動作制御(例えば、演出制御用CPU90120が、第1動作制御として第2初期化処理のステップS90105〜ステップS90114の非検出時動作制御やステップS90120〜ステップS90128の検出時動作制御を実行する部分など)と、前記可動体が正常に動作可能であることを確認するための第2動作制御(例えば、演出制御用CPU90120が、第2動作制御として第2初期化処理のステップS90201〜ステップS90213の実動作確認用動作制御を実行する部分など)と、前記可動体による演出を行うための第3動作制御(例えば、演出制御用CPU90120が、演出図柄の変動表示を実行している期間においてS90311のレバー突出処理を実行して操作レバー演出を実行する部分)とを行うことが可能であり、
前記第2動作制御においては、第1速度と該第1速度よりも速い第2速度との範囲内で前記可動体が動作するように制御し(例えば、演出制御用CPU90120は、実動作確認用動作制御を実行する場合、第1速度である最低速度(低速)と該最低速度よりも速い第2速度としての最高速度(高速)との範囲内の速度で可動役物が動作するように制御する部分)、
前記第1動作制御においては、前記第2動作制御における前記第1速度以下の速度で前記可動体が動作するように制御する(例えば、演出制御用CPU90120が、第1動作制御としての非検出時動作制御や検出時動作制御を実行する場合、第2動作制御としての実動作確認用動作制御における最低速度以下の速度(本実施例では、実動作確認用動作制御における最低速度と同じ速度)で可動役物が動作するように制御する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体を安全に原点位置に位置させることができる。

0022

この発明の手段15の遊技機は、手段9〜手段14のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技者の動作を検出可能な検出手段(例えば、プッシュタン9031Aや操作レバー9031)と、
前記検出手段に対応した特定表示を行う特定表示実行手段(例えば、演出制御用CPU90120が、図48に示す変形例において、プッシュボタン9031Aの画像や操作レバー9031の画像を表示する処理を実行する部分)と、
を備え、
前記特定表示実行手段は、
前記特定表示として、第1特定表示(例えば、変形例におけるプッシュボタン9031Aの画像)と、前記第1特定表示よりも遊技者にとって有利度が高い第2特定表示(例えば、変形例における操作レバー9031の画像)を表示可能であり、
前記第1特定表示を表示した後、前記特定表示に作用する作用演出(例えば、キャラクタ弾丸を発射してプッシュボタン9031Aの画像に命中させる演出)が実行されることにより前記第2特定表示を表示可能である
ことを特徴としている。
この特徴によれば、作用演出が実行されることによって第1特定表示が第2特定表示に変化することが解り易くなるので、演出効果を向上できる。

0023

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであっても良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。

図面の簡単な説明

0024

パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。
遊技制御基板主基板)の回路構成例を示すブロック図である。
(A)は導光板装置を斜め前から見た状態を示す斜視図、(B)は導光板装置を斜め後ろから見た状態を示す斜視図である。
導光板装置の構成を斜め前から見た状態を示す分解斜視図である。
導光板装置の構成を斜め後ろから見た状態を示す分解斜視図である。
前保持部材を斜め後ろから見た状態を示す斜視図である。
前保持部材に第1集光レンズ及び第1導光板を取付ける状態を示す要部拡大斜視図である。
(A)は前保持部材の左側辺部の上部を示す背面図、(B)は凹凸部と第1導光板との間に生じる隙間を示す断面図である。
中保持部材の前面に対する第2導光板LED基板及び第2集光レンズの取付状態を示す斜視図である。
中保持部材の背面に対する第1導光板LED基板及び第1集光レンズの取付状態を示す斜視図である。
後保持部材を斜め前から見た状態を示す斜視図である。
(A)は凸条と第1集光レンズとの位置関係を示す概略図、(B)は(A)のJ−J断面図である。
(A)は凸条と第1集光レンズとの位置関係を示す概略図、(B)は(A)のK−K断面図である。
第1集光レンズ及び第2集光レンズを示す六面図である。
(A)は第2導光板、(B)は第1導光板を示す正面図である。
導光板装置における各位置決め用ボスと各挿入部との配置位置を示す正面図である。
図16のA−A断面図である。
(A)は図16のB−B断面図、(B)はC−C断面図である。
(A)は図16のD−D断面図、(B)はE−E断面図である。
(A)は図16のF−F断面図、(B)はG−G断面図である。
(A)は図16のH−H断面図、(B)はI−I断面図である。
(A)は第2導光板の通常時、(B)は第2導光板の熱膨張時の態様を示す正面図である。
A)は第1導光板の通常時、(B)は第1導光板の熱膨張時の態様を示す正面図である。
(A)は第2演出表示態様、(B)は第1演出表示態様を示す説明図である。
(A)はLED、集光レンズ、導光板の導光態様を示す図、(B)は図24(A)のL−L断面図である。
(A)は第1導光板及び第2導光板と前保持部材,中保持部材及び後保持部材との位置関係を示す分解斜視図、(B)は第1導光板及び第2導光板と前保持部材,中保持部材及び後保持部材との位置関係を示す概略縦断面図である。
(A)(B)は第2導光板と前保持部材及び中保持部材との位置関係を示す概略図、(C)(D)は第1導光板と前保持部材、中保持部材及び後保持部材との位置関係を示す概略図である。
パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。
パチンコ遊技機の回路構成例を示すブロック図である。
パチンコ遊技機の下方に設けられた操作モジュールの構造を示す図である。
演出制御コマンドを例示する図である。
変動パターンを例示する図である。
表示結果判定テーブルを示す説明図である。
(A)は、大当り種別判定テーブルの構成例を示す図であり、(B)は、各種大当りの内容を示す図である。
遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。
第2初期化処理の一例を示すフローチャートである。
第2初期化処理の一例を示すフローチャートである。
非検出時動作制御と検出時動作制御と実動作確認用動作制御の動作例を示す説明図である。
非検出時動作制御と検出時動作制御と実動作確認用動作制御の動作速度例を示す説明図である。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
演出図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。
エラー処理の一例を示すフローチャートである。
操作レバーの状態とエラー報知との関係を示す説明図である。
エラー報知例を示す図である。
スーパーリーチにおける操作レバーを用いた演出例を示す図である。
変形例における演出例を示す図である。

0025

本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。

0026

まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。図2は、主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。尚、以下において、図1手前側をパチンコ遊技機1の前方(前面、正面)側、奥側を背面(後方)側とし、パチンコ遊技機1を前面側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。尚、本実施例におけるパチンコ遊技機1の前面とは、該パチンコ遊技機1にて遊技を行う遊技者と対向する対向面である。

0027

図1は、本実施例におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(以下、遊技機と略記する場合がある)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレール2bによって囲まれた正面視略円形状の遊技領域10が形成されている。この遊技領域10には、遊技媒体としての遊技球打球発射装置(図示略)から発射されて打ち込まれる。また、遊技機用枠3には、ガラス窓50aを有するガラス扉枠50が左側辺を中心として回動可能に設けられ、該ガラス扉枠50により遊技領域10を開閉できるようになっており、ガラス扉枠50を閉鎖したときにガラス窓50aを通して遊技領域10を透視できるようになっている。

0028

図1に示すように、遊技盤2は、アクリル樹脂ポリカーボネート樹脂メタクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂材にて正面見略四角形状に形成され、前面である遊技盤面に障害釘(図示略)やガイドレール2b等が設けられた盤面板(図示略)と、該盤面板の背面側に一体的に取付けられるスペーサ部材(図示略)と、から主に構成されている。尚、遊技盤2はベニヤ板にて構成されていてもよい。

0029

遊技盤2の所定位置図1に示す例では、遊技領域10の右側下部位置)には、第1特別図柄表示器4Aと、第2特別図柄表示器4Bとが設けられている。第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ、例えば7セグメントドットマトリクスのLED(発光ダイオード)等から構成され、変動表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々を識別可能複数種類識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)が、変動可能に表示(変動表示または可変表示ともいう)される。以下では、第1特別図柄表示器4Aにおいて変動表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示器4Bにおいて変動表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。

0030

遊技盤2における遊技領域10の中央付近には、演出表示装置5が設けられている。演出表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。演出表示装置5の表示領域では、特図ゲームにおける第1特別図柄表示器4Aによる第1特図の変動表示や第2特別図柄表示器4Bによる第2特図の変動表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数の変動表示部となる演出図柄表示エリアにて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である演出図柄が変動表示される。この演出図柄の変動表示も、変動表示ゲームに含まれる。

0031

このように、演出表示装置5の表示領域では、第1特別図柄表示器4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム、または、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームと同期して、各々が識別可能な複数種類の演出図柄の変動表示を行い、変動表示結果となる確定演出図柄(最終停止図柄)を導出表示する。

0032

演出表示装置5は、遊技盤2よりも背面側に配設され、該遊技盤2に形成された開口2cを通して視認できるようになっている。尚、遊技盤2における開口2cには枠状のセンター飾り枠51が設けられている。遊技盤2の背面と演出表示装置5との間には、後述する演出ユニット300が設けられている。また、演出ユニット300と遊技盤2の背面との間には後述する導光板装置500が設けられており、遊技盤2における開口2cから後述する第1導光板511、第2導光板521を透して演出ユニット300の可動体301及び演出表示装置5の表示画面を視認できるようになっている。

0033

演出表示装置5の表示領域の下部の左右2箇所には、第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uが設定されている。第1保留記憶表示エリア5D、第2保留記憶表示エリア5Uでは、特図ゲームに対応した変動表示の保留記憶数特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。

0034

ここで、特図ゲームに対応した変動表示の保留は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を、遊技球が通過(進入)することによる始動入賞に基づいて発生する。すなわち、特図ゲームや演出図柄の変動表示といった変動表示ゲームを実行するための始動条件(「実行条件」ともいう)は成立したが、先に成立した開始条件に基づく変動表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されていることなどにより、変動表示ゲームの開始を許容する開始条件が成立していないときに、成立した始動条件に対応する変動表示の保留が行われる。

0035

第1特別図柄表示器4A及び第2特別図柄表示器4Bの右方位置には、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、第1特図保留記憶数を特定可能に表示し、第2保留表示器25Bは、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。

0036

演出表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aが設けられ、演出表示装置5の右側下方には、普通可変入賞球装置6Bが設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の球受部材によって常に一定の開放状態に保たれる始動領域(第1始動領域)としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、図2に示す普通電動役物用となるソレノイド81によって、遊技領域10に突出する突出位置となる閉鎖状態と遊技領域10から退避する退避位置となる開放状態とに変化する可動板を有する普通電動役物を備え、始動領域(第2始動領域)としての第2始動入賞口を形成する。

0037

第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第1特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第1始動条件が成立する。また、第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第2始動条件が成立する。

0038

図1に示すように、普通入賞球装置6Aの右方位置には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、図2に示す大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。このように、特定領域としての大入賞口は、遊技球が通過(進入)しやすく遊技者にとって有利な開放状態と、遊技球が通過(進入)できない(または通過(進入)しにくい)遊技者にとって不利な閉鎖状態とに変化する。

0039

大入賞口を通過(進入)した遊技球が図2に示すカウントスイッチ23によって検出されたことに基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。したがって、特別可変入賞球装置7において大入賞口が開放状態となれば、その大入賞口に遊技球が進入可能となり、遊技者にとって有利な第1の状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7において大入賞口が閉鎖状態となれば、大入賞口に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることが不可能または困難になり、遊技者にとって不利な第2の状態となる。

0040

第2保留表示器25Bの右方位置には、普通図柄表示器20が設けられている。普通図柄表示器20の右方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、通過ゲート41を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。

0041

遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。また、遊技領域10の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L,8Rが設けられており、更に遊技領域10の周辺部には、演出用LED9が設けられている。遊技機用枠3の右下部位置には、遊技媒体としての遊技球を遊技領域10に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル操作ノブ)が設けられている。

0042

遊技領域10の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、発射装置(図示略)へと供給可能に保持(貯留)する上皿90(打球供給皿)が設けられている。遊技機用枠3の下部には、上皿90から溢れ余剰球などを、パチンコ遊技機1の外部へと排出可能に保持(貯留)する下皿91が設けられている。下皿91を形成する部材に取付けられたスティックコントローラ31Aの傾倒操作コントローラセンサユニット35Aにて検出され、上皿90を形成する部材に設けられたプッシュボタン31Bに対してなされた押下動作プッシュセンサ35Bにて検出される。

0043

次に、パチンコ遊技機1の回路構成について説明する。パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、LED制御基板14、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号中継するための中継基板15、払出制御基板情報端子基板発射制御基板インタフェース基板などといった、各種の基板が配置されている。

0044

主基板11は、メイン側制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12などからなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホール管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯消灯制御を行って第1特図や第2特図の変動表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の変動表示を制御することといった、所定の表示図柄の変動表示を制御する機能も備えている。また、主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100や、スイッチ回路110、ソレノイド回路111などが搭載されている。

0045

図2に示すように、主基板11には、通過ゲート41を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23からの検出信号を伝送する配線が接続されている。また、第1特別図柄表示器4A、第2特別図柄表示器4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどの表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。

0046

主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、例えば電気信号として送受信される演出制御コマンドである。演出制御コマンドには、例えば、演出図柄の変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを示す変動パターン指定コマンド等が含まれている。

0047

主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップマイクロコンピュータであり、遊技制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM101(ReadOnlyMemory101)と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM102(RandomAccessMemory102)と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU103(CentralProcessingUnit103)と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O105(Input/Outputport105)と、を備えて構成される。一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理が実行される。

0048

図2に示すように、演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、演出表示装置5、スピーカ8L,8R、演出用LED9、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522、演出用モータ302といった演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路や、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31Bといった電気部品の動作を検出するための各種回路が搭載されている。

0049

演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、演出表示装置5における表示動作制御内容を決定するための処理などを実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。また、ROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータテーブルなどが格納されている。

0050

次に、パチンコ遊技機1における遊技の進行を概略的に説明する。パチンコ遊技機1では、遊技領域10に設けられた通過ゲート41を遊技球が通過したことに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。普通図柄の変動を開始させた後、普図変動時間となる所定時間が経過し、普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示されれば、普通図柄の変動表示結果が「普図はずれ」となる。特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となり、普通可変入賞球装置6Bの可動板が遊技領域10から退避する開放制御が行われ、所定時間が経過すると遊技領域10に突出する閉鎖位置に戻る通常開放制御が行われる。

0051

遊技球が第1始動入賞口に入賞したことなどにより第1始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したことなどにより第1開始条件が成立したことに基づいて、第1特別図柄表示器4Aによる特図ゲームが開始される。また、遊技球が第2始動入賞口に入賞したことなどにより第2始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したことなどにより第2開始条件が成立したことに基づいて、第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームが開始される。

0052

特図ゲームでは、特別図柄の変動表示を開始させた後、変動表示時間が経過すると確定特別図柄(特図表示結果)を導出表示する。このとき、特定の特別図柄(大当り図柄)が停止表示されれば、特定表示結果としての「大当り」となり、大当り図柄とは異なる特別図柄が停止表示されれば「はずれ」となる。特図ゲームでの変動表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利なラウンド(「ラウンド遊技」ともいう)を所定回数実行する特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。

0053

大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置7の大入賞口扉が、所定の上限時間(例えば29秒間や0.1秒間)が経過するまでの期間あるいは所定個数(例えば9個)の入賞球が発生するまでの期間にて、大入賞口を開放状態とする。これにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1の状態(開放状態)とするラウンドが実行される。

0054

ラウンドの実行中に大入賞口を開放状態とした大入賞口扉は、遊技盤2の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって不利な第2の状態(閉鎖状態)に変化させて、1回のラウンドを終了させる。大入賞口の開放サイクルであるラウンドは、その実行回数が所定の上限回数(例えば「16」など)に達するまで、繰り返し実行可能となっている。

0055

演出表示装置5の演出図柄表示エリア5L,5C,5Rでは、特図ゲームが開始されることに対応して、演出図柄の変動表示が開始される。そして、演出図柄の変動表示が開始されてから変動表示が終了するまでの期間では、演出図柄の変動表示状態が所定のリーチ状態となることがある。リーチ状態とは、演出表示装置5の表示領域にて停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄については変動が継続している表示状態、あるいは、全部または一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。

0056

特図ゲームにおける確定特別図柄として、複数種類の大当り組合せのうち、所定の通常大当り組合せ(「非確変大当り組合せ」ともいう)となる確定演出図柄が停止表示され、変動表示結果が「非確変大当り」となった場合は大当り状態に制御され、その終了後には、時間短縮制御時短制御)が行われる。時短制御が行われることにより、特図ゲームにおける特別図柄の変動表示時間(特図変動時間)は、通常状態に比べて短縮される。尚、時短制御では、普通図柄の当選頻度が高められて、普通可変入賞球装置6Bへの入賞頻度が高められる、いわゆる電チューサポートが実施される。時短制御は、大当り遊技状態の終了後に所定回数(例えば100回)の特図ゲームが実行されることと、変動表示結果が「大当り」となることのうち、いずれかの条件が先に成立したときに、終了すればよい。

0057

特図ゲームにおける確定特別図柄として、複数種類の大当り組合せのうち、所定の確変大当り組合せ(「確変大当り組合せ」ともいう)となる確定演出図柄が停止表示され、変動表示結果が「確変大当り」となった場合は大当り状態に制御され、その終了後には、時短制御とともに確率変動制御(確変制御)が行われる。この確変制御が行われることにより、各回の特図ゲームにおいて変動表示結果が「大当り」となる確率は、通常状態に比べて高くなるように向上する。確変制御は、大当り遊技状態の終了後に変動表示結果が「大当り」となって再び大当り遊技状態に制御されるという条件が成立したとき、大当り遊技状態の終了後に所定回数(例えば時短回数と同じ100回)の特図ゲームが実行されたとき、大当り遊技状態の終了後に特図ゲームが開始されるごとに実行される確変転落抽選にて確変制御を終了させる「確変転落あり」の決定がなされたとき、などに終了すればよい。

0058

時短制御が行われるときには、普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、変動表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動板の移動制御を行う移動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その移動回数を通常状態のときよりも増加させる制御といった、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しやすくして第2始動条件が成立する可能性を高めることで遊技者にとって有利となる制御(電チューサポート制御、高開放制御)が行われる。これにより、第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立しやすくなり、特図ゲームが頻繁に実行可能となることで、次に変動表示結果が「大当り」となるまでの時間が短縮される。

0059

次に、本実施例におけるパチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理において遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、スイッチ処理、メイン側エラー処理、情報出力処理遊技用乱数更新処理、特別図柄プロセス処理、普通図柄プロセス処理、コマンド制御処理を実行する。

0060

特別図柄プロセス処理では、遊技制御フラグ設定部(図示略)に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新し、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにおける表示動作の制御や、特別可変入賞球装置7における大入賞口の開閉動作設定などを、所定の手順で行うために各種の処理が選択されて実行される。

0061

特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、第1始動入賞や第2始動入賞があったか否かを判定し、入賞があった場合には、特図表示結果判定用、大当り種別判定用、変動パターン判定用などの乱数値をそれぞれ抽出して、第1特図保留記憶部や第2特図保留記憶部における空きエントリ最上位に格納(記憶)する始動入賞処理を実行する。

0062

また、CPU103は、第1特図保留記憶部や第2特図保留記憶部に記憶されている保留データの有無などに基づいて特図ゲームを開始するか否かの判定や、特図表示結果判定用の乱数値を示す数値データに基づき、特別図柄や演出図柄の変動表示結果を「大当り」とするか否かを、その変動表示結果が導出表示される前に決定(事前決定)する特別図柄通常処理を実行する。つまり、CPU103は、特図ゲームの変動表示を開始するときに、始動入賞が発生したときに記憶した乱数値に基づいて、当該変動表示の表示結果として大当り表示結果を導出表示するか否かを決定(抽選)する処理を実行する。

0063

次いで、変動パターンを複数種類のいずれかに決定する変動パターン設定処理、特別図柄を変動させるための設定や特別図柄が変動を開始してからの経過時間を計測する処理を行う特別図柄変動処理、特別図柄の変動を停止させて確定特別図柄を停止表示(導出)させるための設定を行う特別図柄停止処理を行う。また、変動表示結果が「大当り」となった場合は、大当り遊技状態において大入賞口を開閉させる処理を行う大当り開放前処理、大当り開放中処理、大当り開放後処理、大当り終了処理を行う。

0064

次に、演出制御基板12の動作を説明する。先ず、演出制御用CPU120は、電源投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理においてタイマ割込が発生すると、コマンド解析処理、演出制御プロセス処理、演出用乱数更新処理を実行する。

0065

演出制御プロセス処理では、演出表示装置5の第1保留記憶表示エリア5D及び第2保留記憶表示エリア5Uでの保留記憶表示を、保留記憶バッファ記憶内容に応じた表示に更新する保留表示更新処理を実行する。次いで、演出制御プロセスフラグの値に応じて、遊技制御用マイクロコンピュータ100から変動パターン指定コマンドを受信しているか否か確認する変動パターン指定コマンド受信待ち処理、演出図柄の変動が開始されるように制御する演出図柄変動開始処理、演出図柄変動開始処理にてセットされたプロセスデータに応じて変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等の制御や変動時間の終了を監視するとともに、演出表示装置5の表示制御、スピーカ8L,8Rからの音出力、演出用LED9、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522、の発光及び演出ユニット300の演出用モータ302の駆動制御等を行う演出図柄変動中処理、演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う演出図柄変動停止処理を行う。

0066

大当り表示処理においては、変動時間の終了後、演出表示装置5に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。大当り遊技中処理においては、大当り遊技中の制御を行う。大当り終了演出処理においては、演出表示装置5において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。

0067

このように演出制御用CPU120は、遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信された演出制御コマンド(制御情報)に基づいて、演出図柄の変動表示制御予告演出といった遊技に関連する各種演出を実行可能とされている。

0068

尚、演出制御用CPU120が演出図柄の変動表示中において実行する予告演出としては、例えば、大当りの可能性を示唆する大当り予告演出や、リーチになるか否かを示唆するリーチ予告、停止図柄を予告する停止図柄予告遊技状態確率変動状態であるか否か(潜伏しているか否か)を予告する潜伏予告といったように、変動表示開始時やリーチ成立時において実行される複数の予告を含む。

0069

また、本実施例では、上記予告を含む各種演出として、演出ユニット300の可動体301による可動体演出や、導光板装置500を用いた発光演出(演出表示)や、演出ユニット300、導光板装置500、スピーカ8L,8R、及び演出用LED9による複合演出を実行可能とされている。尚、これら各種演出は、例えば、変動表示中における所定タイミングや、遊技者がスティックコントローラ31Aまたはプッシュボタン31Bを操作したタイミングで実行される。

0070

演出ユニット300は、演出用モータ302及び図示しない駆動機構と、遊技盤2の背面に取付けられる図示しないベース部に対し移動可能に設けられた可動体301とを有し、可動体301は、演出表示装置5の上部に配置される待機位置と、演出表示装置5の表示画面の前側略中央位置に重畳する演出位置と、の間で上下方向に移動可能とされている。

0071

次に、導光板装置500について、図3図23に基づいて説明する。図3は、(A)は導光板装置を斜め前から見た状態を示す斜視図、(B)は導光板装置を斜め後ろから見た状態を示す斜視図である。図4は、導光板装置の構成を斜め前から見た状態を示す分解斜視図である。図5は、導光板装置の構成を斜め後ろから見た状態を示す分解斜視図である。図6は、前保持部材を斜め後ろから見た状態を示す斜視図である。図7は、前保持部材に第1集光レンズ及び第1導光板を取付ける状態を示す要部拡大斜視図である。図8は、(A)は前保持部材の左側辺部の上部を示す背面図、(B)は凹凸部と第1導光板との間に生じる隙間を示す断面図である。図9は、中保持部材の前面に対する第2導光板LED基板及び第2集光レンズの取付状態を示す斜視図である。図10は、中保持部材の背面に対する第1導光板LED基板及び第1集光レンズの取付状態を示す斜視図である。図11は、後保持部材を斜め前から見た状態を示す斜視図である。図12は、(A)は凸条と第1集光レンズとの位置関係を示す概略図、(B)は(A)のJ−J断面図である。図13は、(A)は凸条と第1集光レンズとの位置関係を示す概略図、(B)は(A)のK−K断面図である。図14は、第1集光レンズ及び第2集光レンズを示す六面図である。図15は、(A)は第2導光板、(B)は第1導光板を示す正面図である。図16は、導光板装置における各位置決め用ボスと各挿入部との配置位置を示す正面図である。図17は、図16のA−A断面図である。図18は、(A)は図16のB−B断面図、(B)はC−C断面図である。図19は、(A)は図16のD−D断面図、(B)はE−E断面図である。図20は、(A)は図16のF−F断面図、(B)はG−G断面図である。図21は、(A)は図16のH−H断面図、(B)はI−I断面図である。図22は、(A)は第2導光板の通常時、(B)は第2導光板の熱膨張時の態様を示す正面図である。図23は、(A)は第1導光板の通常時、(B)は第1導光板の熱膨張時の態様を示す正面図である。尚、以下の説明において、各種複数の取付ネジのうち一部の図示は省略する。

0072

図3図5に示すように、導光板装置500は、第1導光板ユニット501と、該第1導光板ユニット501の前方に配置される第2導光板ユニット502と、第1導光板ユニット501と第2導光板ユニット502とを前後から挟むように保持する前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505と、から主に構成される。詳しくは、中保持部材504と後保持部材505とは、第1導光板ユニット501を前後から挟むように後取付位置に保持し、前保持部材503と中保持部材504とは、第2導光板ユニット502を前後から挟むように後保持位置よりも前側の前取付位置に保持する。後保持部材505は、複数のネジN1により中保持部材504の背面に取付けられるとともに、複数のネジN2により前保持部材503の背面に取付けられ、中保持部材504は、複数のネジN3により前保持部材503の背面に取付けられる。

0073

よって、前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505は、中保持部材504と後保持部材505との間に第1導光板ユニット501を保持し、かつ、前保持部材503と中保持部材504との間に第2導光板ユニット502を保持した状態で一体化されることで導光板装置500が構成され、該導光板装置500は、前保持部材503を図示しないネジにより遊技盤2のスペーサ部材の背面に取付けることで、遊技盤2の背面側に取付けられる。

0074

第1導光板ユニット501は、第1導光板511と、第1導光板511の上方に配置される第1導光板LED基板513の背面に左右方向に向けて所定間隔おきに複数配設され赤(R)・緑(G)・青(B)の発光素子を有し、7色にて発光可能なフルカラーLEDからなる第1導光板LED512と、第1導光板LED512から入射された光を第1導光板511の上端面511Aに向けて集光する第1集光レンズ514と、第1導光板511の左側方に配置される第1導光板LED基板518Lの背面に上下方向に向けて所定間隔おきに複数配設され赤(R)・緑(G)・青(B)の発光素子を有し、7色にて発光可能なフルカラーLEDからなる第1導光板LED517と、第1導光板LED517から入射された光を第1導光板511の左端面511Bに向けて集光する第1集光レンズ519と、第1導光板LED基板518Lの前面に上下方向に向けて複数配設された第1導光板LED507Lと、第1導光板511の右側方に配置される第1導光板LED基板518Rの前面に上下方向に向けて複数配設された第1導光板LED507Rと、を有する。尚、第1導光板LED507L,507Rは、赤(R)・緑(G)・青(B)の発光素子を有し、7色にて発光可能なフルカラーLEDからなり前方に向けて光を照射可能に設けられており、照射された光が前保持部材503を透して前方に出射されることにより、前保持部材503の左右側辺部の前面が発光するようになっている。

0075

第2導光板ユニット502は、第1導光板511の前方に離れて配置される第2導光板521と、第2導光板521の上方に配置される第2導光板LED基板523の前面に左右方向に向けて所定間隔おきに複数配設され赤(R)・緑(G)・青(B)の発光素子を有し、7色にて発光可能なフルカラーLEDからなる第2導光板LED522と、第2導光板LED522から入射された光を第2導光板521の上端面521Aに向けて集光する第2集光レンズ524と、を有する。

0076

第1導光板LED基板513は、複数のネジN4により中保持部材504の背面に取付けられ、第1導光板LED基板518L,518Rは、複数のネジN5により前保持部材503の背面の左右側辺部に取付けられ、第2導光板LED基板523は、複数のネジN6により中保持部材504の前面に取付けられる。

0077

図6図8に示すように、前保持部材503は、透光性を有する(透明な)アクリル樹脂により、板状の上辺部503H及び左右の側辺部503L,503Rにより下向き略コ字形に形成されている。上辺部503Hの背面左右側には、第1導光板511を前保持部材503に対する後取付位置に保持する際の位置決め用の第1位置決め用ボス551と第2位置決め用ボス552とがそれぞれ突設されている。また、上辺部503Hの背面には、後述する第2集光レンズ524の前面側に突設される複数の集光レンズ位置決め用ボス593Fが嵌合する位置決め孔530が複数個所に形成されているとともに、第2集光レンズ524の左右端部を保持するレンズフック531が左右に形成されている。

0078

左右の側辺部503L,503R各々の背面下位置には、第1導光板511を前保持部材503に対する後取付位置に保持する際の位置決め用の第3位置決め用ボス543A,543Bが突設されているとともに、左下の第3位置決め用ボス543Aの左斜め下方位置には、第2位置決め用ボス542が突設されている。

0079

また、左右の側辺部503L,503R各々の背面には、後保持部材505を取付けるためのネジN1が螺入される複数の保持枠用ボス545が突設されているとともに、第1導光板LED基板518L,518Rを取付けるためのネジN5が螺入される複数のネジ孔546が形成されている。第1導光板LED基板518L,518Rが取付けられた状態において、複数の第1導光板LED517は、右側方、つまり右側に向けて光を照射可能に上下方向に向けて列設される。

0080

また、左右の側辺部503L,503R各々の背面には、第1導光板LED507L,507Rからの光を拡散するための複数の凸部からなる光拡散部532が形成されている。尚、側辺部503L,503Rの前面には、図示しないレンズ部材と該レンズ部材を被覆する発光パネル547L,547R(図4参照)が取付けられている。

0081

また、左右の側辺部503L,503R各々の内側辺には、内壁部548L,548Rが背面側に向けて突出するように立設されている。これら内壁部548L,548Rの後端縁部には、所定間隔ごとに凹部549Bが形成されており、これにより内壁部548L,548Rの後端縁部は、凹部549Bと凸部549Aとからなる凹凸部549L,549Rとして形成されている。凹凸部549L,549Rは、後述するように第1導光板511が中保持部材504と後保持部材505とにより後取付位置に保持された状態において、第1導光板511の前面における左右側部に対向するように設けられている。

0082

次に、図9及び図10に示すように、中保持部材504は、透光性を有する(透明な)アクリル樹脂により左右方向に延びる板状に形成されている。中保持部材504の左右側の下端部には、所定の前後幅を有する板片により、第1導光板511と第2導光板521との間に所定の隙間を設けるための枠状部560L,560Rが形成されている。

0083

また、中保持部材504には、中保持部材504の前面よりも前方に突出する凸条562Fが下辺部に沿って延設されている。この凸条562Fの前端部は、枠状部560L,560Rの前端部と面一をなして連結されており、後述するように第2導光板521が中保持部材504と前保持部材503との間に保持された状態において、第2導光板521の背面における上縁部に対向するように設けられている。

0084

図9に示すように、中保持部材504の前面には、第2導光板LED基板523を取付けるためのネジN6が螺入されるネジ孔561が形成されている。中保持部材504の前面に第2導光板LED基板523が取付けられた状態において、複数の第2導光板LED522が、下方に向けて光を照射可能に左右方向に向けて直線状に列設される。

0085

図10に示すように、中保持部材504の背面には、第1導光板LED基板513を取付けるためのネジN4が螺入されるネジ孔563が形成されている。中保持部材504の背面に第1導光板LED基板513が取付けられた状態において、複数の第1導光板LED512が、下方に向けて光を照射可能に左右方向に向けて直線状に列設される。また、背面左右側には、第1集光レンズ514の左右端部を保持するレンズ用フック564が左右に形成されている。

0086

中保持部材504には、中保持部材504の背面よりも後方に突出する凸条562Bが下辺部に沿って延設されている。この凸条562Bの後端部は、枠状部560L,560Rの後端部と面一をなして連結されており、後述するように第1導光板511が中保持部材504と後保持部材505との間に保持された状態において、第1導光板511の背面における上縁部に対向するように設けられている。

0087

また、中保持部材504の背面左右側には、第1導光板511を中保持部材504に対する後取付位置に保持する際の位置決め用の第1位置決め用ボス571と第2位置決め用ボス572とがそれぞれ突設されている。また、第1位置決め用ボス571の左側には第3位置決め用ボス573Aが突設され、第2位置決め用ボス572の右側には第3位置決め用ボス573Bが突設されている。このように構成される中保持部材504は、第1導光板511と第2導光板521との間に所定の隙間を設けるためのスペーサ部材として機能する。

0088

図11に示すように、後保持部材505は、非透光性を有する(不透明な)合成樹脂により、板状の上辺部505H及び左右の側辺部505L,505Rにより下向き略コ字形に形成されている。上辺部505Hの前面には、後述する第1集光レンズ514の背面側に突設される複数の集光レンズ位置決め用ボス593Bが嵌合する位置決め孔580が複数個所に形成されている。

0089

図12に示すように、上辺部505Hの前面における各位置決め孔580の間には、前方に向けて突出する凸条581が左右方向に延設されており、第1集光レンズ514が第1導光板LED基板513の背面に配置された状態において該第1集光レンズ514の背面における左右方向にわたり当接するようになっている。

0090

図13に示すように、左側の側辺部505Lの前面には、前方に向けて突出する凸条582が上下方向に延設されており、第1集光レンズ519が第1導光板LED基板518Lの背面に配置された状態において該第1集光レンズ519の背面における左右方向にわたり当接するようになっている。

0091

図14に示すように、第1集光レンズ514,519及び第2集光レンズ524は、アクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂等の透光性を有する(透明な)合成樹脂材により長板状に形成されている。具体的には、第1集光レンズ514、第2集光レンズ524の下辺部及び第1集光レンズ519の右辺部には、正面視で第1導光板511、第2導光板521側に膨出する略半円形状の複数の凸部590が長手方向に複数連続して並設されている。各凸部590は、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522の各々に対応して1つずつ形成され、各第1導光板511の上端面511A及び左端面511B、第2導光板521の521A各々に対向する対向端面は、正面視において導光板側に向けて突出するように湾曲して形成され光を出射する出射面590A(レンズ面)を構成している。

0092

第1集光レンズ514、第2集光レンズ524の上辺部及び第1集光レンズ519の左辺部には、正面視で第1導光板LED512,517、第2導光板LED522側に膨出する複数の凸部591が長手方向に複数連続して並設されている。各凸部591は、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522の各々に対応して1つずつ形成され、各第1導光板LED512,517、第2導光板LED522に対向する対向端面は、正面視において角LED側に向けて突出するように湾曲して形成され光を入射する入射面591A(レンズ面)を構成している。尚、各凸部591の入射面591Aは、凸部590の出射面590Aに比べて曲率が極めて小さく僅かに膨出する程度に形成されている。

0093

尚、複数の凸部590,591は、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522の各々に一対一に対応するものに限らず、例えば2以上のLED(発光体)に対応する凸部590,591が複数設けられていてもよい。また、第1集光レンズ514,519及び第2集光レンズ524は複数の凸部590,591が一体に設けられた単一の部材にて構成されていたが、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522の各々に対応して互いに別個に形成された複数の集光レンズ部材にて構成されていてもよい。

0094

第1集光レンズ514、第2集光レンズ524の左右端部及び第1集光レンズ519の上下端部には、押え片592A,592Bが形成されている。第1集光レンズ514の押え片592A,592Bは、中保持部材504の背面に形成された左右のレンズ用フック564に係止され(図10参照)、第2集光レンズ524の押え片592A,592Bは、前保持部材503の前面に形成された左右のレンズ用フック531(図6参照)に係止され、第1集光レンズ519の押え片592A,592Bは、いずれのレンズ用フックにも係止されない(図7参照)。

0095

第1集光レンズ514、第2集光レンズ524及び第1集光レンズ519の前面には、複数の集光レンズ位置決め用ボス593Fがそれぞれ前方に向けて突出するように形成され、第1集光レンズ514及び第2集光レンズ524の背面には、複数の集光レンズ位置決め用ボス593Bがそれぞれ後方に向けて突出するように形成されている。尚、第1集光レンズ519の背面には集光レンズ位置決め用ボス593Bは形成されていない。

0096

第1集光レンズ514は、前側の集光レンズ位置決め用ボス593Fは第1導光板LED基板513に形成された位置決め孔594に挿入され(図10参照)、後側の集光レンズ位置決め用ボス593Bは後保持部材505に形成された位置決め孔580(図11参照)に挿入される。また、第1集光レンズ519は、前側の集光レンズ位置決め用ボス593Fは第1導光板LED基板518Lに形成された位置決め孔595Aに挿入される(図7参照)。

0097

第2集光レンズ524は、前側の集光レンズ位置決め用ボス593Fは前保持部材503に形成された位置決め孔530に挿入され(図6参照)、後側の集光レンズ位置決め用ボス593Bは後保持部材505に形成された位置決め孔595(図9参照)に挿入される。

0098

これら各集光レンズ位置決め用ボス593F,593Bは、各第1集光レンズ514、第2集光レンズ524及び第1集光レンズ519に形成された複数のうち一の凸部590,591に対応する位置であって、各レンズにおいて最も幅寸法上下幅寸法左右幅寸法)が長い位置、つまり、幅寸法が短い位置に比べて強度が高い位置に突設されているため、位置決め精度が向上する。また、各第1集光レンズ514、第2集光レンズ524及び第1集光レンズ519における前後面、つまり、光の出射面590Aや入射面591A以外の位置、詳しくは、光の出射面590Aや入射面591Aに対し直交する面の表面に突出するように設けられているため、光の入射や出射に影響を及ぼすことがない。また、前後の集光レンズ位置決め用ボス593F,593Bは、前後のうち一方に対応する位置に他方が設けられている。

0099

図15(A)に示すように、第2導光板521は、所定の板厚寸法L15{板厚(例えば、2.5mm)}を有する透明なアクリル樹脂板により形成されている。上端面521Aは、左右方向に延設される平坦面からなる。左右の斜辺部及び側辺部は、前保持部材503及び中保持部材504に沿うように形成され、下辺部は、可動体301が待機位置にあるときに該可動体301の下辺部に沿うように非直線状に形成されている。

0100

第2導光板521の背面には、第2導光板LED522からの光を反射して前面から出射させるための反射部596が形成されている(図24(B)参照)。反射部596は、「激熱!」の文字を発光表示可能な態様に配置されている。

0101

図15(B)に示すように、第1導光板511は、所定の板厚寸法L15{板厚(例えば、2.5mm)}を有する透明なアクリル樹脂板により形成されている。上端面511Aは左右方向に延設される平坦面からなり、左端面511Bは上下方向に延設される平坦面からなり、右側辺部及び下辺部は前保持部材503及び後保持部材505に沿うように形成されており、演出表示装置5の表示画面及び演出ユニット300の可動体301の前方を被覆可能な形状とされている。

0102

第1導光板511の背面には、第1導光板LED512からの光を反射して前面から出射させるための反射部597Aと、第1導光板LED517からの光を反射して前面から出射させるための反射部597Bと、がそれぞれ形成されている(図24(B)参照)。反射部597Aは、「激熱!」の文字を発光表示可能な態様に配置され、反射部597Bは、可動体301が演出位置に移動したときに該可動体301の周囲を装飾するエフェクトを発光表示可能な態様に配置されている。尚、反射部597Aは、第2導光板LED522の反射部596と同様の文字を発光表示可能に構成され、第1導光板511と第2導光板521とを前後に重畳するように前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505により保持して所定の取付位置に保持した状態において、反射部596の背面側に重畳するように第1導光板511に配置されている。

0103

これら反射部596,597A,597Bは、図24(B)に示すように、第1導光板511や第2導光板521の内部を導光される光の進行方向の断面視が一定ピッチ略三角波形状をなす凹凸状態(粗面)に形成されている。具体的には、スタンパーインジェクションにより第1導光板511や第2導光板521の背面に凹凸部をつける成型方式にて構成されているが、例えばアクリル板白色インク反射ドット印刷したシルク印刷方式や、アクリル板と反射板とをドット状の粘着材で貼り付けた貼着ドット方式や、溝加工方式等により反射部を構成してもよい。

0104

尚、本実施例では、反射部596,597A,597Bを光の進行方向の断面視が略三角波形状の凹凸部としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら反射部596,597A,597Bの断面形状を略半円形状等、光を前方に向けて反射可能な反射面を構成するものであれば種々に変形可能である。尚、図15において、反射部597Aは点線で囲まれた文字として表されているが、実際には点線はなく、上記ドット等の集まりにより文字が形成されている。

0105

また、第1導光板LED512からの光のみが反射部597Aにて前方に反射して「激熱!」の文字が発光表示され、第1導光板LED517からの光のみが反射部597Bにて前方に反射してエフェクトが発光表示する導光構造の詳細についての説明は省略する。尚、本実施例では、第1導光板LED512からの光のみが反射部597Aで反射し、第1導光板LED517からの光のみが反射部597Bで反射する構成であったが、第1導光板LED512からの光または第1導光板LED517からの光が反射部597A,597B双方で反射して発光表示するようにしてもよい。

0106

また、本実施例では、第1導光板511や第2導光板521により表示可能とする表示情報として文字や絵柄が例示されているが、これら以外にも、記号、図柄、あるいは模様等の装飾も含む他の表示情報を表示可能としてもよい。また、第1導光板511や第2導光板521は、透光性を有していれば必ずしも透明でなくてもよく、例えば着色されていてもよいし、半透明とされていてもよい。

0107

これら第1導光板511及び第2導光板521は、アクリル樹脂材により板厚寸法L15が約2.5mmの透明板からなり、遊技盤2を構成する透明な合成樹脂材からなる盤面板の板厚寸法(例えば、約10mm)に比べて肉薄であるため、後述するように、パチンコ遊技機1に組付けられた状態において、パチンコ遊技機1の内部の温度変化により伸び縮みが発生することがある。

0108

パチンコ遊技機1は、遊技盤2の前面側はガラス扉枠50により閉鎖され、背面側はカバー体(図示略)により閉鎖されており、これらガラス扉枠50とカバー体とにより閉鎖された内部空間には、液晶表示器等からなる演出表示装置5や、制御基板、LED、駆動源(モータやソレノイド)といった多数の熱源が設けられている。よって、パチンコ遊技機1の稼働時の内部温度非稼働時に比べて高くなるため、演出表示装置5とガラス窓50aとの間に設けられる第1導光板511及び第2導光板521は、例えば、約40度の温度変化により最大で約1.6mmの伸び縮みが生じる。

0109

具体的には、例えば第1導光板511の場合、反り公差平面度交差)は約3〜6mm程度とされているため、例えば、導光板装置500を遊技盤2の背面に取付けた状態において、前側の第2導光板521との離間寸法及び後側の演出表示装置5や他の部材との離間寸法は、6mmを超えた寸法とすることが好ましい。

0110

一方、導光板装置500は、第1導光板511及び第2導光板521は、それぞれの周縁の一部が前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505により前後から挟持された状態で遊技盤2の背面側に取付けられる構造であるため、製造上の寸法公差や組付誤差によるアセンブリの歪みなどで前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505に接触して傷ついたり破損する虞があるばかりか、上記したような温度変化による伸び縮みにより前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505に接触して傷ついたり破損する虞がある。

0111

よって、本実施例の導光板装置500は、以下に説明するように、パチンコ遊技機1の内部の温度変化や、製造上の寸法公差や組付誤差に対応できるように、第1導光板511及び第2導光板521は、各前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505に対し所定の隙間(クリアランス)をもって取付けられている。

0112

図15(A)及び図16図17に示すように、第2導光板521の上端面521Aの右側下方位置には、前保持部材503の背面左側に突設された第1位置決め用ボス551が挿入可能な第1挿入部としての正面視円形状の第1孔部601が形成されている。また、第2導光板521の上端面521Aの左側下方位置には、前保持部材503の背面右側に突設された第2位置決め用ボス552が挿入可能な第2挿入部としての正面視横長形状の第2孔部602が形成されている。

0113

第1孔部601と第2孔部602とは、これら第1孔部601と第2孔部602の中心を通る直線LN2が、上端面521A(第2導光板521の上辺)に沿う直線LN1に対し平行をなすように、上端面521Aの近傍位置に形成されている。詳しくは、直線LN1と直線LN2との離間寸法L20は、第2導光板521の板厚寸法L15の2倍の長さ(2.5mm×2=5mm)より長寸とされている(L20>L15×2)。つまり、第1孔部601と第2孔部602とは、上端面521A(第2導光板521の上辺)から第2導光板521の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置に形成されている。

0114

また、第1孔部601と第2孔部602とは、上端面521A(第2導光板521の上辺)に対してだけでなく、第2導光板521の周縁から第2導光板521の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置に形成されていることで、第2導光板521の周縁近傍の強度が孔部により著しく低下しないように適切に維持されている。

0115

図17に示すように、第1孔部601の直径L1は、第1位置決め用ボス551の直径L2よりも若干長寸とされているが(L1>L2)、第1孔部601に第1位置決め用ボス551が挿入された状態において、第1孔部601と第1位置決め用ボス551との間に左右上下方向の隙間S1(L1−L2)がほぼ生じない。つまり、第1位置決め用ボス551は第1孔部601に嵌合される。

0116

第2孔部602の左右寸法L3Aは、第2位置決め用ボス552の直径L4よりも長寸とされ(L3A>L4)、第2孔部602の上下寸法L3Bは、第2位置決め用ボス552の直径L4よりも若干長寸とされている(L3B>L4)。よって、第2孔部602に第2位置決め用ボス552が挿入された状態において、第2孔部602と第2位置決め用ボス552との間に左右方向の隙間S2(L3A−L4)が生じるが、上下方向の隙間S3(L3B−L4)がほぼ生じない。

0117

左右方向の隙間S2は、隙間S1よりも大きい(S2(L3A−L4)>S1(L1−L2))。また、隙間S1と隙間S3とはほぼ同寸とされている(S1(L1−L2)=S3(L3B−L4))。つまり、第2孔部602は、第2位置決め用ボス552に対する第2導光板521の左右方向への移動を許容し、上下方向への移動を許容しない。

0118

図15(B)及び図16図18に示すように、第1導光板511の上端面511Aの左側の斜辺の下方位置には、中保持部材504の背面左側に突設された第1位置決め用ボス571が挿入可能な第1挿入部としての正面視円形状の第1孔部611が形成されている。また、第1導光板511の上端面511Aの右側の斜辺の下方位置には、中保持部材504の背面右側に突設された第2位置決め用ボス572が挿入可能な第2挿入部としての第2孔部612が形成されている。第2孔部612は左右方向に向けて延設される長孔にて構成されている。

0119

第1孔部611と第2孔部612とは、これら第1孔部611と第2孔部612の中心を通る直線LN4が、上端面511A(第1導光板511の上辺)に沿う直線LN3に対し平行をなすように、上端面511Aの近傍位置に形成されている。詳しくは、直線LN3と直線LN4との離間寸法L21は、第2導光板521の板厚寸法L15の2倍の長さ(2.5mm×2=5mm)より長寸とされている(L21>L15×2)。つまり、第1孔部611と第2孔部612とは、上端面511A(第1導光板511の上辺)から第1導光板511の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置に形成されている。

0120

また、第1孔部611と第2孔部612とは、上端面511A(第1導光板511の上辺)に対してだけでなく、第1導光板511の周縁から第1導光板511の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置に形成されていることで、第1導光板511の周縁近傍の強度が孔部により著しく低下しないように適切に維持されている。

0121

また、第1導光板511の左下角部には、前保持部材503の背面右側に突設された第2位置決め用ボス542が挿入可能な第2挿入部としての第2孔部622が形成されている。第2孔部622は上下方向に向けて延設される長孔にて構成されており、左端面511B(左側辺)の下方位置に配置されている。

0122

図18(A)に示すように、第1孔部611の直径L5は、第1位置決め用ボス571の直径L6よりも若干長寸とされているが(L5>L6)、第1孔部611に第1位置決め用ボス571が挿入された状態において、第1孔部611と第1位置決め用ボス571との間に左右上下方向の隙間S11(L5−L6)がほぼ生じない。つまり、第1位置決め用ボス571は第1孔部611に嵌合される。

0123

第2孔部612の左右寸法L7Aは、第2位置決め用ボス572の直径L8よりも長寸とされ(L7A>L8)、第2孔部612の上下寸法L7Bは、第2位置決め用ボス572の直径L8よりも若干長寸とされている(L7B>L8)。よって、第2孔部612に第2位置決め用ボス572が挿入された状態において、第2孔部612と第2位置決め用ボス572との間に左右方向の隙間S12(L7A−L8)が生じるが、上下方向の隙間S13(L7B−L8)がほぼ生じない。

0124

左右方向の隙間S12は、隙間S11よりも大きい(S12(L7A−L8)>S11(L5−L6))。また、隙間S11と隙間S13とはほぼ同寸とされている(S11(L5−L6)=S13(L7B−L8))。つまり、第2孔部612は、第2位置決め用ボス572に対する第1導光板511の左右方向への移動を許容し、上下方向への移動を許容しない。

0125

また、図18(B)に示すように、第2孔部622の上下寸法L7Cは、第2位置決め用ボス542の直径L8よりも長寸とされ(L7C>L8)、第2孔部622の左右寸法L7Dは、第2位置決め用ボス542の直径L8よりも若干長寸とされている(L7D>L8)。よって、第2孔部622に第2位置決め用ボス542が挿入された状態において、第2孔部622と第2位置決め用ボス542との間に上下方向の隙間S14(L7C−L8)が生じるが、左右方向の隙間S15(L7D−L8)がほぼ生じない。

0126

上下方向の隙間S14は、隙間S11よりも大きい(S14(L7C−L8)>S11(L5−L6))。また、隙間S11と隙間S15とはほぼ同寸とされている(S11(L5−L6)=S15(L7D−L8))。つまり、第2孔部612は、第2位置決め用ボス572に対する第1導光板511の左右方向への移動を許容し、上下方向への移動を許容しない。

0127

尚、第1位置決め用ボス551の直径L2と第2位置決め用ボス552の直径L4とはほぼ同寸とされ(L2=L4)、第1位置決め用ボス571の直径L6と第2位置決め用ボス572,542の直径L8とはほぼ同寸とされている(L6=L8)。また、第1位置決め用ボス551,571の直径と第2位置決め用ボス572,542の直径とは全て同寸とされている。尚、本実施例では、全ての第1位置決め用ボス551,571の直径と第2位置決め用ボス572,542の直径とは全て同寸とされているが、各々異なっていてもよい。

0128

第1導光板511の左上角部には、中保持部材504の背面左側に突設された第3位置決め用ボス573Aが挿入可能な第3挿入部としての第3孔部633Aが形成され、第1導光板511の右上角部には、中保持部材504の背面右側に突設された第3位置決め用ボス573Bが挿入可能な第3挿入部としての第3孔部633Bが形成されている。

0129

また、第1導光板511の左下角部には、前保持部材503の側辺部503Lの背面下部に突設された第3位置決め用ボス543Aが挿入可能な第3挿入部としての第3孔部643Aが形成され、第1導光板511の右下角部には、前保持部材503の側辺部503Rの背面下部に突設された第3位置決め用ボス543Bが挿入可能な第3挿入部としての第3孔部643Bが形成されている。

0130

これら第3孔部633A,633B、643A,643Bは、第1導光板511の周縁から第1導光板511の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置に形成されている(例えば、左端面511Bから第3孔部633Aの中心までの離間寸法L22>L15×2)ことで、第1導光板511の周縁近傍の強度が孔部により著しく低下しないように適切に維持されている。

0131

図19及び図20に示すように、第3孔部633A,633B,643A,643Bの直径L9は、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bの直径L10よりも長寸とされている(L9>L10)。よって第3孔部633A,633B,643A,643Bに対応する第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bが挿入された状態において、第3孔部633A,633B,643A,643Bと第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bとの間に隙間S16(L9−L10、約2.2mm)が上下左右方向に生じる。

0132

尚、隙間S16は、隙間S1,S11よりも長寸とされている(S16(L9−L10)>S1(L1−L2)、S11(L5−L6),S11)。また、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bの直径L10は、第1位置決め用ボス551,571の直径L2,L6よりも長寸とされ(L10>L2,L6)、第2位置決め用ボス552,572,542の直径L4,L8よりも長寸とされている(L10>L4,L8)。

0133

また、図15に示すように、第1導光板511の背面における周縁近傍位置には、第1導光板511の製造時において、成型品である第1導光板511を図示しないエジャクタピン押出ピンともいう)により金型から押出して取出す際に形成される複数のエジェクタピン跡650が形成されている。エジェクタピン跡650は、第1導光板511を金型から取出す際にエジャクタピンにより押圧されることにより形成される凸部(例えば、突出寸法約0.1mm程度)であり、注視しないと視認が困難な程度のものである。特に第1導光板511の周縁における各孔部の近傍には、取出し時の破損を防止するために2箇所ずつ形成されている。

0134

このように構成された導光板装置500は、図4及び図5に示すように、前保持部材503と中保持部材504とにより、第2導光板521を前面側と背面側とから挟み込むように前取付位置に保持するとともに、前保持部材503及び中保持部材504と後保持部材505とにより、第1導光板511を前面側と背面側とから挟み込むように後取付位置に保持することができる。

0135

詳しくは、第2導光板521の第1孔部601を前保持部材503の第1位置決め用ボス551に挿入し、第2導光板521の第2孔部602を前保持部材503の第2位置決め用ボス552に挿入し、第2導光板521を前保持部材503の背面側に配置した状態で、第2導光板LED基板523及び第2集光レンズ524を取付けた中保持部材504をネジN3により前保持部材503に取付けることで、前保持部材503と中保持部材504とは、第2導光板521を前面側と背面側とから挟み込むように前取付位置に保持する。

0136

第2位置決め用ボス552と第2孔部602とは、第2導光板521を前取付位置に取付けた状態において、第2位置決め用ボス552と第2孔部602との間に生じる隙間S2が第1位置決め用ボス551と第1孔部601との間に生じる隙間S1よりも大きく(S2>S1)、上端面521Aに平行または略平行な特定方向(左右方向)への第2導光板521の移動を許容する一方で該左右方向以外の方向(上下方向など)への第2導光板521の移動を規制するように設けられる。尚、図16に示すように、第2位置決め用ボス552は、第2孔部602の長手方向の略中央位置に配置される。

0137

次いで、第1導光板511の第1孔部611を中保持部材504の第1位置決め用ボス571に挿入し、第1導光板511の第2孔部612を中保持部材504の第2位置決め用ボス572に挿入し、第3孔部633Aを中保持部材504の第3位置決め用ボス573Aに挿入し、第3孔部633Bを中保持部材504の第3位置決め用ボス573Bに挿入する。一方、第1導光板511の第2孔部622を前保持部材503の第2位置決め用ボス542に挿入し、第1導光板511の第3孔部643Aを前保持部材503の第3位置決め用ボス543Aに挿入し、第1導光板511の第3孔部643Bを前保持部材503の第3位置決め用ボス543Bに挿入する。

0138

そして、第1導光板511を中保持部材504の背面側に配置した状態で、後保持部材505の上辺部505HをネジN1により中保持部材504に取付け、後保持部材505の左右の側辺部505L,505RをネジN2により前保持部材503に取付けることで、中保持部材504と後保持部材505とは、第1導光板511を前面側と背面側とから挟み込むように後取付位置に保持する。

0139

第2位置決め用ボス572と第2孔部612とは、第1導光板511を後取付位置に取付けた状態において、第2位置決め用ボス572と第2孔部612との間に生じる隙間S12が第1位置決め用ボス571と第1孔部611との間に生じる隙間S11よりも大きく、上端面511Aに平行または略平行な特定方向(左右方向)への第1導光板511の移動を許容する一方で該左右方向以外の方向(上下方向など)への第1導光板511の移動を規制するように設けられる。

0140

また、第2位置決め用ボス542と第2孔部622とは、第1導光板511を後取付位置に取付けた状態において、第2位置決め用ボス542と第2孔部622との間に生じる隙間S14が第1位置決め用ボス571と第1孔部611との間に生じる隙間S11よりも大きく(S14>S11)、左端面511Bに平行または略平行な特定方向(上下方向)への第1導光板511の移動を許容する一方で該上下方向以外の方向(左右方向など)への第1導光板511の移動を規制するように設けられる。

0141

また、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bと第3孔部633A,633B,643A,643Bとの隙間S16は、第1導光板511における第3位置決め用ボスの軸心に対し直交する全方向(左右上下方向)への移動を許容する。

0142

図16に示すように、第2位置決め用ボス572は、第2孔部612の長手方向の略中央位置に配置され、第2位置決め用ボス542は、第2孔部622の長手方向の略中央位置に配置され、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bは、第3孔部633A,633B,643A,643Bの略中央位置に配置される。

0143

また、前保持部材503の背面側に中保持部材504が取付けられ、前保持部材503及び中保持部材504の背面側に後保持部材505が取付けられることで、前取付位置に第2導光板521が保持されるとともに後取付位置に第1導光板511が保持された状態で前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505が一体化される。

0144

また、第1導光板511と第2導光板521を前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505により前取付位置と後取付位置とに保持した状態において、前保持部材503の背面には中保持部材504が所定の隙間を隔てて配置され、中保持部材504の背面には後保持部材505が所定の隙間を隔てて配置される。

0145

第2導光板521を前保持部材503と中保持部材504とにより保持した状態において、第2導光板521の下辺部を除く周縁部は、前保持部材503と中保持部材504の周縁部とにより前後から挟持される。特に第2導光板521の背面における下辺部を除く周縁部には、中保持部材504の凸条562Fが近接して配置される。

0146

また、図24に示すように、第2導光板521は、上端面521Aが第2集光レンズ524の各凸部590の出射面590Aに近接して配置される。つまり、上端面521Aが各第2導光板LED522を通る直線と平行又は略平行をなすように配置される。

0147

一方、第1導光板511を前保持部材503及び中保持部材504と後保持部材505により保持した状態において、第1導光板511の上辺部は、中保持部材504と後保持部材505の周縁部とにより前後から挟持される。特に第1導光板511の前面における上辺部には、中保持部材504の凸条562Bが近接して配置される。また、後保持部材505の前面に形成された凸条581が、第1集光レンズ514の背面に左右方向にわたり当接するようになっている。

0148

また、図24に示すように、第1導光板511は、上端面511Aが第1集光レンズ514の各凸部590の出射面590Aに近接して配置される。つまり、上端面511Aが各第1導光板LED512を通る直線と平行又は略平行をなすように配置される。また、左端面511Bが第1集光レンズ519の各凸部590の出射面590Aに近接して配置される。つまり、左端面511Bが各第1導光板LED517を通る直線と平行又は略平行をなすように配置される。

0149

第2導光板521を前保持部材503と中保持部材504とにより保持した状態において、第2導光板521と中保持部材504との間に隙間が設けられる。また、第1導光板511を中保持部材504と後保持部材505とにより保持した状態において、第1導光板511と中保持部材504との間に隙間が設けられる。

0150

詳しくは、例えば、図17の拡大図に示すように、中保持部材504の凸条562Fと第2導光板521の背面との間には隙間S20が設けられ、中保持部材504の凸条562Bと第1導光板511の前面との間には隙間S21が設けられる。これら隙間S20,21は、第2導光板521や第1導光板511の板厚寸法L15以下の寸法(例えば、約0.2mm程度)とされている(S20,S21<L15)。

0151

また、例えば、図19の拡大図に示すように、第3位置決め用ボス573Aの中保持部材504の背面からの突出長さL30は、上記隙間S21よりも長寸とされている(L30>S21)ことで、第3位置決め用ボス573Aと後保持部材505との間から第1導光板511が抜けてしまうことが防止されている。

0152

また、例えば、図8及び図21(A)、(B)に示すように、保持体としての前保持部材503の左右の側辺部503L,503Rには、第1導光板511を保持した状態において該第1導光板511と対向する凹凸部549L,549Rが、内壁部548L,548Rの後端縁部に形成されている。そしてこの凸部549Aと第1導光板511の前面との間に隙間S22が設けられる。これら隙間S22は、第2導光板521や第1導光板511の板厚寸法L15以下の寸法(例えば、約0.2mm程度)とされている(S22<L15)。

0153

また、図8(A)に示すように、第1導光板511を中保持部材504と後保持部材505とで挟持した状態において、凹凸部549L,549Rは、第1導光板511の背面に形成されたエジェクタピン跡650と対向しない位置に配置されている。詳しくは、第1導光板511が中保持部材504と後保持部材505とにより保持された状態において、第1導光板511の左側辺に形成された各エジェクタピン跡650は、凹凸部549L,549Rよりも内側、つまり、周縁から離れた位置に形成されているため、エジェクタピン跡650が凸部549Aと接触することにより第1導光板511の表面に傷が付くことが抑制されている。

0154

図26及び図27に示すように、このように構成された導光板装置500にあっては、第1導光板511及び第2導光板521を保持体としての前保持部材503,中保持部材504及び後保持部材505により、第1導光板511及び第2導光板521の周縁の一部(上辺部及び左右側辺部)を前後側から挟持するように保持することで、保持体における前取付位置に第2導光板521が取付けられ、前取付位置よりも後方の後取付位置に第1導光板511が取付けられる。

0155

そして、このように2枚の第1導光板511及び第2導光板521が前保持部材503,中保持部材504及び後保持部材505により保持された状態において、前側の第2導光板521の前面周縁部には前保持部材503が対向して配置されるとともに(図27(A)参照)、背面周縁部には中保持部材504が対向して配置され(図27(B)参照)、後側の第1導光板511の前面周縁部には中保持部材504が対向して配置されるとともに(図27(C)参照)、背面周縁部には後保持部材505が対向して配置される(図27(D)参照)。

0156

特に、第2導光板521の背面における上辺部及び左右斜辺部には、中保持部材504の凸条562Fが近接して配置される。また、第1導光板511の前面における上辺部及び左右斜辺部には、中保持部材504の凸条562Bが近接して配置され、背面における上辺部及び左右側辺部には、後保持部材505の凹凸部549L,549Rの凸部549Aが近接して配置される。これら凸条562F,562Bと凹凸部549L,549Rの凸部549Aとは、保持体の保持部として機能する。

0157

また、本実施例では、第1導光板511及び第2導光板521の前後面が前保持部材503,中保持部材504及び後保持部材505により保持される一方で、第1位置決め用ボス571,551、第2位置決め用ボス572,552,542、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bが第1孔部601,611、第2孔部602,612,622、第3孔部633A,633B,643A,643Bにそれぞれ挿入されることで、第1導光板511及び第2導光板521の保持体に対する取付位置が決定され、保持体からの下方への逸脱が防止される。

0158

次に、図22及び図23に基づいて、第1導光板511及び第2導光板521の熱膨張について説明する。

0159

第1導光板511及び第2導光板521は、アクリル樹脂材により板厚寸法L15が約2.5mmの透明板からなるため、前述したように、パチンコ遊技機1の内部の温度変化に応じて伸び縮みが生じる。

0160

本実施例では、例えば、図23に示すように、第1導光板511における第1孔部611と第3孔部643Bまでの離間寸法L40は約442mmであり、この場合、製造上の寸法公差は±0.6mm程度となり、40度の温度変化に対し最大で約1.6mm程度の伸びが発生する。よって、第1孔部611と第3孔部643Bの位置が固定されていると、温度変化により約16.3mm程度の不可逆的な反りが発生することがある。

0161

まず、第2導光板521について説明すると、図22(A)に示すように、第2導光板521を前保持部材503と中保持部材504とにより保持した状態において、第1孔部601には第1位置決め用ボス551が嵌合され、第2孔部602の左右方向の略中央位置には第2位置決め用ボス552が挿入される。

0162

図22(B)に示すように、第2導光板521が熱膨張する場合、第2導光板521は、前保持部材503と中保持部材504に対し相対移動することになるが、第1孔部601が前保持部材503に形成された第1位置決め用ボス551に嵌合されていることで、第1孔部601を基準として放射状(図中矢印方向)に伸長することになる。

0163

ここで、第1孔部601及び第2孔部602は、第2集光レンズ524の出射面590Aから出射される光が入射される上端面521Aの近傍に設けられており、また、第1位置決め用ボス551との上下方向の隙間S1及び第2位置決め用ボス552との上下方向の隙間S3は小さいため、第1孔部601及び第2孔部602から上方向への伸び幅を小さく抑えることができる。よって、第2導光板521の上端面521Aが上方の第2集光レンズ524側に伸長することで、第2集光レンズ524との離間寸法が左右方向の一の位置(例えば、右側位置)と他の位置(例えば、左側位置)との間で異なる、つまり、第2集光レンズ524の出射面590Aと上端面521Aとの位置関係がずれてしまったり、上端面521Aが第2集光レンズ524に接触するなどして、第2集光レンズ524が傷付いたり破損したりすることが防止される。

0164

一方、第2位置決め用ボス552と第2孔部602との隙間S2が隙間S1よりも大きいことで、第1孔部601を基準とする左方向への伸びは許容されるため、図22(B)に示すように、第2孔部602が第2位置決め用ボス552に対し左側に大きくずれた場合でも、第2導光板521を前取付位置に位置決めするための第2位置決め用ボス552を押圧して折ってしまうことを回避できるため、前保持部材503及び中保持部材504に対する位置ずれにより、第2集光レンズ524から上端面521Aへの光の入射に悪影響が及ぶことを防止できる。

0165

尚、第2導光板521は、上辺部の第1孔部601と第2孔部602以外に位置決め用の孔部は設けられていないため、第1孔部601を基準とする下方への伸びは許容されることになる。

0166

次に、第1導光板511について説明すると、図23(A)に示すように、第1導光板511を前保持部材503及び中保持部材504と後保持部材505により保持した状態において、第1孔部611には第1位置決め用ボス571が嵌合され、第2孔部612の左右方向の略中央位置には第2位置決め用ボス572が挿入され、第2孔部622の上下方向の略中央位置には第2位置決め用ボス542が挿入される。また、第3孔部633A,633Bの略中央位置には、第3位置決め用ボス573A,573Bが、第3孔部633A,633Bの中心に軸心が位置するように設けられ、第3孔部643A,643Bの略中央位置には、第3位置決め用ボス543A,543Bが、第3孔部643A,643Bの中心に軸心が位置するように設けられる。

0167

図23(B)に示すように、第1導光板511が熱膨張する場合、第1導光板511は、前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505に対し相対移動することになるが、第1孔部611が中保持部材504に形成された第1位置決め用ボス571に嵌合されていることで、第1孔部611を基準として放射状(図中矢印方向)に伸長することになる。

0168

ここで、第1孔部611及び第2孔部612は、第1集光レンズ514の出射面590Aから出射される光が入射される上端面511Aの近傍に設けられており、また、第1孔部601と第1位置決め用ボス571との上下方向の隙間S11及び第2孔部602と第2位置決め用ボス572との上下方向の隙間S13は小さいため、第1孔部611及び第2孔部612から上方向への伸び幅を小さく抑えることができる。よって、第1導光板511の上端面511Aが上方の第1集光レンズ514側に伸長することで、第1集光レンズ514との離間寸法が左右方向の一の位置(例えば、右側位置)と他の位置(例えば、左側位置)との間で異なる、つまり、第1集光レンズ514の出射面590Aと上端面511Aとの位置関係がずれてしまったり、上端面511Aが第1集光レンズ514に接触するなどして、第1集光レンズ514が傷付いたり破損したりすることが防止される。

0169

一方、第2位置決め用ボス572と第2孔部612との隙間S12が隙間S11よりも大きいことで、第1孔部611を基準とする右方向への伸びは許容されるため、図23(B)に示すように、第2孔部612が第2位置決め用ボス572に対し右側に大きくずれた場合でも、第1導光板511を後取付位置に位置決めするための第2位置決め用ボス572を押圧して折ってしまうことを回避できるため、前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505に対する位置ずれにより、第1集光レンズ514から上端面511Aへの光の入射に悪影響が及ぶことを防止できる。

0170

また、第1孔部611及び第2孔部622は、第1集光レンズ519の出射面590Aから出射される光が入射される左端面511Bの近傍に設けられており、また、第1孔部611と第1位置決め用ボス571との左右方向の隙間S11及び第2孔部612と第2位置決め用ボス542との左右方向の隙間S15は小さいため、第1孔部611及び第2孔部622から左方向への伸び幅を小さく抑えることができる。よって、第1導光板511の左端面511Bが左方の第1集光レンズ519側に伸長することで、第1集光レンズ519との離間寸法が上下方向の一の位置(例えば、上側位置)と他の位置(例えば、下側位置)との間で異なる、つまり、第1集光レンズ519の出射面590Aと左端面511Bとの位置関係がずれてしまったり、左端面511Bが第1集光レンズ519に接触するなどして、第1集光レンズ519が傷付いたり破損したりすることが防止される。

0171

一方、第2位置決め用ボス542と第2孔部622との隙間S14が隙間S11よりも大きいことで、第1孔部611を基準とする下方向への伸びは許容されるため、図23(B)に示すように、第2孔部622が第2位置決め用ボス572に対し下側に大きくずれた場合でも、第1導光板511を後取付位置に位置決めするための第2位置決め用ボス542を押圧して折ってしまうことを回避できるため、前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505に対する位置ずれにより、第1集光レンズ519から左端面511Bへの光の入射に悪影響が及ぶことを防止できる。

0172

また、第1導光板511の四隅に形成された第3孔部633A,633B,643A,643Bと第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bとの間の隙間S16が第1孔部611と第1位置決め用ボス571との隙間S11より大きいことで、第1孔部611を基準とする前後左右方向(全方向)への伸びは許容されるため、図23(B)に示すように、各第3孔部633A,633B,643A,643Bが各第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bに対し任意の方向に大きくずれた場合でも、第1導光板511を後取付位置に位置決めするための第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bを押圧して折ってしまうことを回避できるため、前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505に対する位置ずれにより、第1集光レンズ514,519から上端面511Aや左端面511Bへの光の入射に悪影響が及ぶことを防止できる。

0173

尚、図22及び図23では、第1導光板511や第2導光板521が熱膨張した場合について説明したが、例えば、冬季における製造時、保管時、遊技場の非営業時などにおいてパチンコ遊技機1の内部温度が低下して第1導光板511や第2導光板521が収縮した場合にあっては、特に図示はしないが、第1孔部601,611を基準として放射状に収縮、つまり、第1導光板511や第2導光板521の周縁部が第1孔部601,611に向けて移動するように収縮する。

0174

このような場合でも、第2孔部602,612,622の長手方向の略中央位置に第2位置決め用ボス552,572,542が挿入されており、また、第3孔部633A,633Bの略中央位置には、第3位置決め用ボス573A,573Bが、第3孔部633A,633Bの中心に軸心が位置するように設けられ、第3孔部643A,643Bの略中央位置には、第3位置決め用ボス543A,543Bが、第3孔部643A,643Bの中心に軸心が位置するように設けられることで、第2位置決め用ボス552,572,542及び第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bに対する第2孔部602,612,622及び第3孔部633A,633B,643A,643Bの第1孔部601,611側への移動が許容されるため、第2位置決め用ボス552,572,542及び第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bの破損が防止される。

0175

次に、導光板装置500による演出表示態様について、図24及び図25に基づいて説明する。図24は、(A)は第2演出表示態様、(B)は第1演出表示態様を示す説明図である。図25は、(A)はLED、集光レンズ、導光板の導光態様を示す図、(B)は図24(A)のL−L断面図である。

0176

図24(A)及び図25に示すように、第2導光板LED522を点灯すると、第2導光板LED522からの光が第2集光レンズ524の入射面591Aに入射され、第2集光レンズ524の内部を反射しながら導光されて出射面590Aから出射され、第2導光板521の上端面521Aに入射される。そして、上端面521Aから入射された光が内部で反射しながら導光され、反射部596にて前方に向けて反射されることで、第2導光板521を正面から見たときに、第2導光板521における反射部596に対応する領域が発光することにより、「激熱!」なる文字が発光表示される第2演出表示が行われる。

0177

また、第1導光板LED512を点灯すると、第1導光板LED512からの光が第1集光レンズ514の入射面591Aに入射され、第1集光レンズ514の内部を反射しながら導光されて出射面590Aから出射され、第1導光板511の上端面511Aに入射される。そして、上端面511Aから入射された光が内部で反射しながら導光され、反射部598にて前方に向けて反射されることで、第1導光板511を正面から見たときに、第1導光板511における反射部598に対応する領域が発光することにより、「激熱!」なる文字が発光表示される第2演出表示が行われる。尚、可動体301が待機位置に位置している場合、該可動体301の前面側に「激熱!」なる文字が発光表示される。

0178

尚、第1導光板LED512と第2導光板LED522とを同時に点灯させた場合は、第2導光板521と第1導光板511双方で「激熱!」なる文字が前後に重畳して発光表示される。

0179

一方、左側の第1導光板LED517を点灯すると、第1導光板LED517からの光が第1集光レンズ519の入射面591Aに入射され、第1集光レンズ519の内部を反射しながら導光されて出射面590Aから出射され、第1導光板511の左端面511Bに入射される。そして、左端面511Bから入射された光が内部で反射しながら導光され、反射部598にて前方に向けて反射されることで、第1導光板511を正面から見たときに、第1導光板511における反射部598に対応する領域が発光することにより、エフェクトが発光表示される第1演出表示が行われる。尚、可動体301が演出位置に位置している場合、該可動体301の周囲にエフェクトが発光表示される。

0180

本実施例において、演出制御用CPU120は、大当りの可能性を示唆する大当り予告演出として、「激熱!」なる文字を発光表示する第2演出表示を実行可能としている。つまりこの第2演出表示は、遊技者に対し大当りの可能性が高いことを示唆する文字であり、第1導光板511や第2導光板521の熱膨張により好適な発光表示が行われず遊技者が文字を認識できないと予告演出としての意味をなさなくなるものであるため、単に演出位置へ移動した可動体301の周囲を装飾するエフェクトが発光表示される第1演出表示よりも重要度が高い演出とされている。詳しくは、前述したように第1導光板511や第2導光板521が熱膨張したことにより、出射面590Aと上端面511A,521Aとの位置関係がずれてしまったり、第2集光レンズ524や第1集光レンズ514が破損することにより、「激熱!」なる文字を遊技者が認識可能な態様で発光表示することができなくなった場合、大当りの可能性を示唆することができなくなり、これにより遊技者の期待感を好適に向上させることができなくなる虞がある。

0181

一方、エフェクトについては、第1導光板511が熱膨張したことにより、出射面590Aと左端面511Bとの位置関係がずれてしまったり、第1集光レンズ519が破損することによりエフェクトを遊技者が認識可能な態様で発光表示することができなくなった場合、装飾性は低下するものの、大当りの可能性を示唆することができなくなるということはない。

0182

よって、本実施例では、第1演出表示よりも重要度が高い第2演出表示を実行する際に発光させる第1導光板LED512、第2導光板LED522に対応する部位については、第1導光板511や第2導光板521の熱膨張により第2集光レンズ524や第1集光レンズ514と上端面511A,521Aとの位置関係が変化しないように、第1導光板511や第2導光板521において、各第1孔部601,611と各第2孔部602,612とは、直線LN2,LN4が上端面511A,521Aに沿う直線LN1,LN3に対し平行をなすように設けられている。

0183

尚、本実施例では、第2孔部622については、第1孔部611と第2孔部622とを通過する直線が左端面511Bに沿う直線に対し平行をなすように設けられていなかったが、第1孔部611と第2孔部622とを通過する直線が左端面511Bに沿う直線に対し平行をなすように設けてもよい。

0184

以上説明したように、本発明の実施例としてのパチンコ遊技機1にあっては、発光手段としての第1導光板LED512,517、第2導光板LED522と、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522からの光が上端面511A,521A、左端面511Bから入射されることにより演出表示(発光表示)を行うことが可能な第1導光板511及び第2導光板521と、第1導光板511、第2導光板521が取付けられる被取付部としての前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505と、を備え、被取付部は、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522に対する第1導光板511、第2導光板521の位置決め用のボスとして、第1位置決め用ボス571,551と第2位置決め用ボス572,552,542とを含む複数の位置決め用ボスを有し、第1導光板511、第2導光板521は、第1位置決め用ボス571,551が挿入可能な第1挿入部としての第1孔部601,611と、第2位置決め用ボス572,552が挿入可能な第2挿入部としての第2孔部602,612,622とを含む複数の挿入部を有し、第2位置決め用ボス572,552,542と第2孔部602,612,622とは、第1導光板511、第2導光板521を被取付部に取付けた状態において、第2位置決め用ボス572,552,542と第2孔部602,612,622との間に生じる隙間S2,S12,S14が第1位置決め用ボス571,551と第1孔部601,611,622との間に生じる隙間S1,S11よりも大きく、上端面511A,521A、左端面511Bに平行または略平行な特定方向への第1導光板511、第2導光板521の移動を許容する一方で該特定方向以外の方向への第1導光板511、第2導光板521の移動を規制するように設けられる。

0185

このようにすることで、第2位置決め用ボス572,552,542と第2孔部602,612,622とにより第1導光板511、第2導光板521の第1導光板LED512,517、第2導光板LED522側への移動が規制されることで、熱膨張時の入光状況の変化(例えば、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張により上端面511A,521Aが出射面590Aに近づくなど、上端面511A,521Aと出射面590Aとの離間距離が変化する)を抑えることができるので、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。

0186

尚、前記第1位置決め用ボスと前記第1挿入部との間の隙間(例えば、隙間S1,S11)は、前記第2位置決め用ボスと前記第2挿入部との間の隙間(例えば、隙間S2,S12,S14)よりも小さいものであればよく、前記第1位置決め用ボスと前記第1挿入部との間に隙間がないものを含む。

0187

また、第2孔部602,612,622は、第1導光板511、第2導光板521の周縁(入射面)近傍に設けられることが好ましい。詳しくは、第1導光板511、第2導光板521の周縁(入射面)から第2孔部602,612,622までの離間距離は、周縁(入射面)から第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bまでの離間距離よりも小さい距離であることが好ましい。具体的には、第1導光板511、第2導光板521の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置であって、板厚寸法L15の3倍以下の範囲となることが好ましい。

0188

また、第1孔部601,611と第2孔部602,612とは、第1孔部601,611と第2孔部602,612とを結ぶ直線LN2,LN4が上端面511Aに沿うLN3,上端面521Aに沿うLN1と平行または略平行となるように設けられている。

0189

このようにすることで、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。詳しくは、第1導光板511、第2導光板521の周縁(入射面)から第1孔部601,611までの第1離間距離と第1導光板511、第2導光板521の周縁(入射面)から第2孔部602,612までの第2離間距離とが同じになることで、熱膨張による伸び縮みによる影響がほぼ同様に作用するため、第1孔部601,611側と第2孔部602,612側とで上端面511A,521Aとの位置関係が異なってしまうことを抑制できる。

0190

さらに、第1孔部601,611と第2孔部602,612,622とは、上端面511A,521A、左端面511Bに対応する位置であって、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522に対応しない位置に設けられることが好ましい。このようにすることで、第1孔部601,611や第2孔部602,612,622が上端面511A,521A、左端面511Bから第1導光板511、第2導光板521内部に入射された光に影響を及ぼすことを極力回避できる。

0191

また、複数の位置決め用ボスは、第1位置決め用ボス571,551よりも第1導光板LED512,517、第2導光板LED522から遠い位置に設けられる第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bを有し、複数の挿入部は、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bが挿入可能な第3挿入部としての第3孔部633A,633B,643A,643Bを有し、第1導光板511、第2導光板521を被取付部に取付けた状態において、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bと第3孔部633A,633B,643A,643Bとの間に隙間S16が設けられる。

0192

このようにすることで、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。詳しくは、第1導光板511、第2導光板521において、第1導光板LED512,517や第2導光板LED522から第1位置決め用ボス571,551よりも遠い位置でも位置決めできるので、熱膨張に対応しつつ、第1導光板511、第2導光板521を安定して保持できる。

0193

また、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bと第3孔部633A,633B,643A,643Bとの間の隙間S16は、第1導光板511、第2導光板521における第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bの軸心に対し直交する全方向(上下左右方向)への移動を許容する。

0194

このようにすることで、第1位置決め用ボス571,551に対し任意の位置においても第1導光板511、第2導光板521を安定して位置決めすることができるため、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。

0195

また、第1導光板511、第2導光板521には、第1孔部601,611がそれぞれ1つのみ設けられる一方で、第3孔部633A,633B,643A,643Bが複数設けられる。

0196

このようにすることで、第1導光板511、第2導光板521を安定して位置決めすることができるため、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。

0197

また、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bの直径L2,L6は、第1位置決め用ボス571,551の直径L10よりも大きい(L10>L2,L6)。

0198

このようにすることで、第1位置決め用ボス571,551から離れることで熱膨張の影響が大きくなっても壊れにくいので、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。また、第1導光板LED512,517や第2導光板LED522に対し、第1位置決め用ボス571,551よりも離れた位置に設けられることで、第3孔部633A,633B,643A,643Bを大きくしても、第1導光板511、第2導光板521の内部に入射された光の影響を受けにくいので、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bを大きくして強固に位置決めできる。

0199

複数の挿入部(例えば、第1孔部601,611、第2孔部602,612、第3孔部633A,633B,643A,643B)は、第1導光板511、第2導光板521の周縁から該導光板の板厚寸法L15の2倍以上離れた位置に設けられている。

0200

このようにすることで、第1導光板511、第2導光板521の強度を適切に維持することができる。

0201

発光手段は、第1発光手段としての第1導光板LED517と該第1発光手段とは異なる第2発光手段としての第1導光板LED512、第2導光板LED522とを有し、第1導光板511は、第1導光板LED517から光が入射されることにより第1演出表示(例えば、エフェクト)を表示可能であり、第1導光板LED512、第2導光板LED522から光が入射されることにより前記第1演出表示よりも重要度が高い第2演出表示(例えば、「激熱!」なる文字)を表示可能であり、第1孔部601,611と第2孔部602,612とは、第1孔部601,611と第2孔部602,612とを結ぶ直線LN2,LN4が第1導光板LED512、第2導光板LED522からの光が入射される端面と平行または略平行となるように設けられている。

0202

このようにすることで、熱膨張による演出表示の影響が重要度の高い演出表示に対して及ぶことを抑制できる一方で、重要度が低い第1演出表示を実行する際に発光する第1導光板LED517に対応して設けられた第2孔部622は、強度等を優先した好適な位置に設けることができるため、第1導光板511、第2導光板521の強度を適切に維持することができる。

0203

また、上記各位置決め用ボスは、前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505における導光板の前後面との対向位置に形成されていることで、遊技者側から見えることがないので、見栄えを損ねることがない。

0204

また、本実施例では、第1導光板511及び第2導光板521は、上辺部及び左右側辺部が保持体により保持され、第1位置決め用ボス571,551及び第1孔部611,601と、第2位置決め用ボス572,552及び第2孔部612,602とは、第1導光板511及び第2導光板521の上部左右側に設けられていることで、第1導光板511及び第2導光板521の保持体により保持されていない下辺部側への熱膨張を許容しつつ、集光レンズとの位置関係の変化を抑制することができる。

0205

また、本発明の実施例としてのパチンコ遊技機1にあっては、発光手段としての第1導光板LED512,517、第2導光板LED522と、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522からの光が上端面511A,521A、左端面511Bから入射されることにより演出表示(発光表示)を行うことが可能な第1導光板511、第2導光板521と、第1導光板511、第2導光板521を前取付位置や後取付位置に保持するための保持体としての前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505と、を備え、前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505は、第1導光板511、第2導光板521を一面(前面)側と他面(背面)側とから挟み込むように前取付位置や後取付位置に保持可能であり、第1導光板511、第2導光板521を前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505により保持した状態において、第1導光板511、第2導光板521と前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505との間に隙間S20,S21,S22が設けられる。

0206

このようにすることで、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。詳しくは、前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505は、第1導光板511や第2導光板521の周縁部を前面側と背面側とから挟み込むように保持する構造であるため、設計上、第1導光板511や第2導光板521との間に隙間S20,S21,S22(クリアランス)を設けることで、熱膨張に対し逃げがなくなって反りが生じてしまうことを好適に回避することができる。

0207

また、隙間S20,S21,S22は、第1導光板511、第2導光板521の板厚寸法よりも小さい(図17、S20,S21,S22<L15)。

0208

このようにすることで、隙間S20,S21,S22から第1導光板511、第2導光板521が抜けるのを防止しつつ、第1導光板511、第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。

0209

また、保持体は、第1部材(例えば、中保持部材504)と第2部材(例えば、後保持部材505)とから構成され、第1部材には、発光手段に対する第1導光板511、第2導光板521の第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bが設けられ、第1導光板511、第2導光板521には、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bが挿入可能な挿入部としての第3孔部633A,633B,643A,643Bが設けられ、第1導光板511、第2導光板521を前記保持体により保持した状態において、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bの突出寸法L30は、第1導光板511、第2導光板521と中保持部材504との間の隙間S20,S21,S22よりも大きい。

0210

このようにすることで、第3位置決め用ボス573A,573B,543A,543Bと後保持部材505との間から第1導光板511や第2導光板521が抜けるのを防止しつつ、第1導光板511や第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。

0211

また、前保持部材503において第1導光板511と対向する位置に凹凸部549L,549Rが設けられ、第1導光板511を前保持部材503及び中保持部材504と後保持部材505により保持した状態において、凹凸部549L,549Rにおける凸部549Aと第1導光板511との間に隙間S22が設けられる(図8(B))。

0212

このようにすることで、第1導光板511の熱膨張に対し好適に対応できる(凹部に関しては導光板との間に凸部との間に設けられる隙間よりも大きい隙間が生じる)。詳しくは、前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505は、第1導光板511や第2導光板521の周縁部を前面側と背面側とから挟み込むように保持する構造であるため、凹凸部549L,549Rを設けることで、第1導光板511との接触面積を極力小さくする(部分的に接触させる)ことができる。よって、第1導光板511や第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応することができる。

0213

また、本発明の実施例としてのパチンコ遊技機1にあっては、発光手段としての第1導光板LED512,517、第2導光板LED522と、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522からの光が端面から入射されることにより演出表示(発光表示)を行うことが可能な第1導光板511、第2導光板521と、第1導光板511、第2導光板521を前取付位置、後取付位置に保持するための保持体としての前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505と、を備え、保持体は、第1導光板511、第2導光板521を一面(前面)側と他面(背面)側とから挟み込むように前取付位置や後取付位置に保持可能であり、第1導光板511、第2導光板521を保持した状態において該第1導光板511と対向する位置に凹凸部549L,549Rが設けられ、凹凸部549L,549Rは、第1導光板511を前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505により保持した状態において、第1導光板511に形成されたエジェクタピン跡650と対向しない位置に配置されている。

0214

このように、前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505は、第1導光板511や第2導光板521の周縁部を前面側と背面側とから挟み込むように保持する構造であるが、凹凸部549L,549Rを設けることで、第1導光板511との接触面積を極力小さくする(部分的に接触させる)ことができる。また、第1導光板511や第2導光板521の前面や背面に形成されたエジェクタピン跡650(凸部)は凹凸部549L,549Rと対向しないことで、熱膨張により第1導光板511や第2導光板521が伸び縮みしてエジェクタピン跡650が凹凸部549L,549Rに接触することを回避できるため、第1導光板511や第2導光板521の熱膨張に対し好適に対応できる。

0215

また、第1導光板511を前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505により保持した状態において、第1導光板511と凸部549Aとの間に隙間(例えば、隙間S22)が設けられる(図8(B))。

0216

このように、第1導光板511や第2導光板521との間に隙間S22(クリアランス)を設けるようにことで、熱膨張に対し逃げがなくなって反りが生じてしまうことを好適に回避することができるため、第1導光板511の熱膨張に対し好適に対応できる。

0217

また、本発明の実施例としてのパチンコ遊技機1にあっては、発光手段としての第1導光板LED512,517、第2導光板LED522と、光が上端面511A,521A、左端面511Bから入射されることにより演出表示(発光表示)を行うことが可能な第1導光板511、第2導光板521と、前記発光手段から入射された光を第1導光板511、第2導光板521に向けて出射する導光部材としての第1集光レンズ514,519、第2集光レンズ524と、第1集光レンズ514,519、第2集光レンズ524が取付けられる被取付部(例えば、前保持部材503の背面及び第1導光板LED基板513の背面、第2導光板LED基板523の前面及び後保持部材505の前面、第1導光板LED基板518Lの背面)と、を備え、第1集光レンズ514,519、第2集光レンズ524には、被取付部に取付けられた状態において該被取付部に設けられた挿入部としての位置決め孔530,594、位置決め孔595,580、位置決め孔595Aに挿入可能な集光レンズ位置決め用ボス593F,593Bが突出して設けられている。

0218

このようにすることで、集光レンズ位置決め用ボス593F,593Bを位置決め孔530,594、位置決め孔595,580、位置決め孔595Aに挿入することで第1集光レンズ514,519や第2集光レンズ524の取付位置が決定されるため、第1集光レンズ514や第2集光レンズ524を好適に取付けることができる。

0219

また、第1集光レンズ514,519と第2集光レンズ524の集光レンズ位置決め用ボス593F,593Bは、それぞれ第1導光板LED512,517、第2導光板LED522が設けられた第1導光板LED基板513,518Lと第2導光板LED基板523に設けられた位置決め孔594,595,595Aに挿入されることで、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522に対し正確に位置決めできるため、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522からの光が好適に入射されるようにすることができる。

0220

また、集光レンズ位置決め用ボス593F,593Bは、光の出射面590Aや入射面591Aに対し直交する面の表面に突出するように設けられていることで、内部に入射された光の反射に影響を与えにくいようになっている(図14参照)。

0221

このようにすることで、第1集光レンズ514や第2集光レンズ524を好適に取付けることができる。

0222

また、保持体としての前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505を備え、前記保持体は、第1導光板511、第2導光板521を前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505により保持した状態において、第1集光レンズ514や第2集光レンズ524の移動を規制する規制部としてのレンズ用フック531,564、凸条581を有する。

0223

このようにすることで、第1集光レンズ514や第2集光レンズ524を好適に取付けることができる。また、これらレンズ用フック531,564、凸条581により係止される押え片592A,592Bは、第1集光レンズ514や第2集光レンズ524の左右端部に形成されているため、導光に極力影響が及ばないように取付けることができる。

0224

また、本実施例では、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522からの光は第1集光レンズ514,519や第2集光レンズ524を介して第1導光板511や第2導光板521に入射されるようになっており、第1集光レンズ514,519や第2集光レンズ524と第1導光板511や第2導光板521とは同じ材質(例えば、アクリル樹脂材など)により形成される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、集光レンズを導光板とは異なる材質にて構成してもよい。具体的には、導光板よりも熱により変形し難い材質にて構成することで、LEDからの光を好適に導光板に導光することができる。また、材質を異ならせなくても、導光板よりも体積を小さくしたり、板厚を大きくすることにより変形し難いものとしてもよい。

0225

また、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522と第1導光板511や第2導光板521との間に第1集光レンズ514,519や第2集光レンズ524が介在することで、第1導光板LED512,517、第2導光板LED522からの熱が第1導光板511や第2導光板521に伝達され難くなるので、熱膨張を抑制できる。

0226

また、位置決め用ボスが形成される保持体としての前保持部材503,中保持部材504,後保持部材505については、導光板に比べて温度変化により変形し難い材質とすることが好ましいが、第1導光板511や第2導光板521と同じ材質にて構成するようにしてもよい。このようにすることで、温度変化により導光板と保持体とが同様に伸び縮みするので、熱膨張に好適に対応できる。

0227

以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。

0228

例えば、前記実施例では、導光板装置500は、複数枚(本実施例では2枚)の第1導光板511と第2導光板521とを有する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、導光板は1枚でもよいし、3枚以上有していてもよい。

0229

また、前記実施例では、第1導光板511は前保持部材503及び中保持部材504と後保持部材505により保持されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1導光板511は中保持部材504と後保持部材505のみにより保持されていてもよいし、前保持部材503と後保持部材505とにより保持されていてもよい。

0230

また、前記実施例では、第2導光板521は前保持部材503と中保持部材504とにより保持される形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前保持部材503と後保持部材505とにより保持されていてもよい。

0231

また、前記実施例では、第1導光板511と第2導光板521を一面側と他面側とから挟持するように保持する保持体として、それぞれ別個の前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505からなる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前保持部材503と中保持部材504とが予め一体に形成された断面視略コ字形の保持体により第2導光板521を保持してもよいし、中保持部材504と後保持部材505が予め一体に形成された断面視略コ字形の保持体により第1導光板511を保持してもよい。

0232

また、前記実施例では、保持体としての前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505は、第1導光板511と第2導光板521の周縁の一部(例えば、上辺部及び左右端辺部)を前後から挟持するように保持する構造である形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1導光板511や第2導光板521の全周縁を囲むように保持するようにしてもよい。

0233

また、前記実施例では、保持体としての前保持部材503、中保持部材504、後保持部材505に形成された複数の位置決め用ボスを第1導光板511や第2導光板521に形成された複数の孔部に挿入することで、保持体に対する導光板の位置決めをする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら位置決め用ボスと孔部とによる位置決めを行うことなく、導光板を保持体により保持するようにしてもよい。

0234

また、前記実施例では、第1導光板511や第2導光板521を取付位置に位置決めするための複数の位置決め用ボスは、前保持部材503、中保持部材504及び後保持部材505からなる保持体に形成されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、導光板の被取付部となる部材や構造物(例えば、遊技盤2や演出用の可動体など)の一部を保持体として、該保持体に位置決め用ボスを形成してもよい。

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