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図面 (5)

課題

本開示は、少ない排気量で効率よく調理排気を行うことのできる排気フード装置を提供する。

解決手段

フライヤ10の上方に配置される排気フード20と、フライヤ10の上面を覆う開閉蓋40と、開閉蓋40で捕捉された熱上昇流を案内する誘導管51と、開閉蓋40が開放されたときに排気フード20内を上昇する熱上昇流、および、誘導管51で案内される熱上昇流の合流部に配置されたグリスフィルタ27と、を備えた。

概要

背景

特許文献1は、調理機器本体の上側に排気フードを接続して、調理部上方の側面側と後面側と上面側を覆い、下方から上方に至る調理排気通路を構成すると共に、排気フードの後面側は仕切壁により区画して燃焼排気部の周囲を独立して覆って下方から上方に至る燃焼排気通路を形成し、燃焼排気通路と調理排気通路は排気フードの上部において合流させる構成とすると共に、合流部の調理排気通路側にはグリスフィルタを設置し、合流部の下流側にはダクト接続部を構成したものである。
また、特許文献2は、揚げ物油槽開閉蓋を設置し、揚げ物油槽表面から生ずる油煙等を排出するための排気管を揚げ物油槽後部に設けたものである。

概要

本開示は、少ない排気量で効率よく調理排気を行うことのできる排気フード装置を提供する。フライヤ10の上方に配置される排気フード20と、フライヤ10の上面を覆う開閉蓋40と、開閉蓋40で捕捉された熱上昇流を案内する誘導管51と、開閉蓋40が開放されたときに排気フード20内を上昇する熱上昇流、および、誘導管51で案内される熱上昇流の合流部に配置されたグリスフィルタ27と、を備えた。

目的

本開示は、厨房内温熱空気環境を悪化させることなく、少ない排気量で調理機器から発生する熱上昇流の排気を効率よく行うことのできる排気フード装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

調理機器の上方に配置される排気フードと、前記調理機器の上面を覆う開閉蓋と、前記開閉蓋で捕捉された熱上昇流を案内する誘導管と、前記開閉蓋が開放されたときに前記排気フード内を上昇する熱上昇流、および、前記誘導管で案内される熱上昇流の合流部に配置されたグリスフィルタと、を備えたことを特徴とする排気フード装置。

請求項2

前記誘導管の吹き出し口は、前記グリスフィルタのフィルタ面近接配置されていることを特徴とする請求項1に記載の排気フード装置。

請求項3

前記吹き出し口は、前記熱上昇流を前記グリスフィルタと直交する方向に吹出すことを特徴とする請求項2に記載の排気フード装置。

請求項4

前記吹き出し口は、前記グリスフィルタの開口部分より小さく形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の排気フード装置。

請求項5

前記開閉蓋が開放されたときに前記排気フード内を上昇する熱上昇流が、前記吹き出し口が対向していない前記フィルタ面の領域から排気されることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の排気フード装置。

請求項6

前記排気フード内にチャンバボックスを備え、このチャンバボックスの前面が後ろ下がりに傾斜し、この傾斜した前記前面に前記グリスフィルタが配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の排気フード装置。

請求項7

前記開閉蓋の前面に切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の排気フード装置。

技術分野

0001

本開示は、排気フード装置に係り、特に、少ない排気量で効率よく調理排気を行うことを可能とした排気フード装置に関する。

背景技術

0002

特許文献1は、調理機器本体の上側に排気フードを接続して、調理部上方の側面側と後面側と上面側を覆い、下方から上方に至る調理排気通路を構成すると共に、排気フードの後面側は仕切壁により区画して燃焼排気部の周囲を独立して覆って下方から上方に至る燃焼排気通路を形成し、燃焼排気通路と調理排気通路は排気フードの上部において合流させる構成とすると共に、合流部の調理排気通路側にはグリスフィルタを設置し、合流部の下流側にはダクト接続部を構成したものである。
また、特許文献2は、揚げ物油槽開閉蓋を設置し、揚げ物油槽表面から生ずる油煙等を排出するための排気管を揚げ物油槽後部に設けたものである。

先行技術

0003

開閉08−071004号公報
実開平05−048840号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1では、燃焼排気経路密閉化されているが、調理排気経路は開放されているため、調理排気の排気を効率よく行うことができない。
また、特許文献2では、開閉蓋を開放した際の調理排気の排気を行うためには、多量の排気量が必要となり、空調負荷が増大する。
コンビニエンスストアなどでの省エネルギ対策の1つとしては、厨房内温熱空気環境を悪化させることなく、厨房排気フード換気量を低減し、空調、換気ファン消費電力を削減することが課題となっている。
本開示は、厨房内の温熱、空気環境を悪化させることなく、少ない排気量で調理機器から発生する熱上昇流の排気を効率よく行うことのできる排気フード装置を提供する。

課題を解決するための手段

0005

本開示における排気フード装置は、調理機器の上方に配置される排気フードと、前記調理機器の上面を覆う開閉蓋と、前記開閉蓋で捕捉された熱上昇流を案内する誘導管と、前記開閉蓋が開放されたときに前記排気フード内を上昇する熱上昇流、および、前記誘導管で案内される熱上昇流の合流部に配置されたグリスフィルタと、を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0006

本開示における排気フード装置は、排気フード内を上昇する熱上昇流および誘導管で案内される熱上昇流の合流部にグリスフィルタを配置しているので、開閉蓋を閉じた状態または開いた状態のいずれにおいても、効率よく熱上昇流を排気することができる。また、開閉蓋を閉じた状態で、熱上昇流を捕捉して排気することができるので、攪乱気流が発生している場合でも、熱上昇流を捕捉して排気することができ、ロバスト性も良好となる。

図面の簡単な説明

0007

実施の形態1における排気フード装置を示す正面図。
実施の形態1における排気フード装置を示す側面断面図。
実施の形態1における図2の丸印Xで示した箇所の拡大図。
実施の形態1における誘導管の吹き出し口とグリスフィルタとの関係を模式的に示す図。

実施例

0008

以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。

0009

(実施の形態1)
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、排気フード装置をフライヤに適用した実施形態を示す正面図である。図2は、図1の側面断面図である。図3は、図2の丸印Xで示した箇所の拡大図である。

0010

[1−1.構成]
本実施形態の排気フード装置は、調理機器としてのフライヤ10に用いられるものであり、本実施形態においては、フライヤ10は電気加熱式のフライヤ10を用いている。
なお、本実施形態においては、調理機器としてフライヤ10を、用いた場合を例に説明するが、これに限定されるものではなく、調理により熱上昇流が発生する調理機器であれば、いずれのものにも適用することが可能である。

0011

フライヤ10の上方には、排気フード20が設置されている。排気フード20は、フライヤ10の両側面に沿って上方に延在する2つの側壁21,21と、フライヤ10の後面に沿って上方に延在する後壁22と、フライヤ10から所定間隔をもって配置される前壁23とを備えている。各側壁21、後壁22および前壁23は、一体に形成されている。

0012

排気フード20の上方には、排気フード20の上面を閉塞する天板24が設けられている。天板24の後方には、円筒状の排気口25が形成されており、排気口25は、天板24の上下を連通している。
天板24の下面側であって排気口25に対応する位置には、チャンバボックス26が設けられている。チャンバボックス26は、前面26aが後ろ下がりに傾斜した箱型に形成されており、このチャンバボックス26の前面26aには、開口が形成されており、このチャンバボックス26の開口には、油分除去用の矩形状のグリスフィルタ27が装着されている。

0013

また、排気フード20の排気口25は、図1に示すように、天井面30を貫通して延在し、排気ダクト31に連結されている。排気ダクト31の中途部には、排気ファン32が設けられている。

0014

フライヤ10の上面側には、開閉蓋40が設置されている。開閉蓋40は、フライヤ10に設けられた油槽11の数に応じて設けられている。本実施形態においては、2つの油槽11に対して1つずつの開閉蓋40,40が設置されている。
開閉蓋40は、前方の一部が前下がりに傾斜した天板40aと、天板40aの前端に設けられる前板40bと、天板40aおよび前板40bの両側に所定の幅寸法で形成される側板40cとを備え、箱型に成されている。開閉蓋40の下面および後面は開放され、後方には、開口部40dが形成されている。フライヤ10の各油槽11の両側には、図1および図2に示すように、仕切り壁12が形成されており、この仕切り壁12は、上方に延在し、後述する排気筒50の下端部に連結されている。開閉蓋40がフライヤ10の上面を覆った状態では、油槽11の上方は、開閉蓋の天板40a、前板40b、側板40cと、仕切り壁とにより閉塞されている。

0015

開閉蓋40の前部には、取っ手43が取付けられている。開閉蓋40の後端には、上方に延在する蓋支持体41が一体に設けられている。蓋支持体41の上端部は、排気筒50の前部にヒンジ42を介して取付けられている。開閉蓋40の後方には、フライヤ10の上面に取付けられた支持部材44が設けられており、支持部材44と、開閉蓋40のヒンジ42の近傍との間には、弾性部材45が取付けられている。

0016

弾性部材45は、開閉蓋40を閉じる方向に付勢するものであり、通常状態では、開閉蓋40は、弾性部材45の付勢力により閉状態に保持され、使用者が取っ手43を持って開閉蓋40を弾性部材45の付勢力に抗して上方に回動させることにより、開閉蓋40を開くことができるように構成されている。
これにより、開閉蓋40は、図2中実線で示すように、フライヤ10の油槽11を被覆する閉状態と、図2中一点鎖線で示すように、油槽11を開放する開状態とに保持可能とされている。

0017

また、開閉蓋40の前面には、図1に示すように、縦長の切欠き46が形成され、この切欠き46は、開閉蓋40の前部下端から上方に延在する。この切欠き46は、フライヤ10の油槽11に調理食品投入したかご部材(図示せず)の取っ手部分を外部に露出させるとともに、外部空気取り入れ空気取り入れ口としても機能する。
なお、開閉蓋40は、食品をフライヤ10により調理しているか否かにかかわらず、通常状態では、閉状態に保持されている。

0018

開閉蓋40の後方には、排気筒50が設けられている。排気筒50は、図1に示すように、排気フード20の幅寸法とほぼ同様の幅寸法を有し、排気フード20の後壁22に沿って上方に延在している。排気筒50の下端50aは、開放されており、開閉蓋40の後方の開口部40dと連通している。したがって、開閉蓋40がフライヤ10の上面を覆った閉状態で、フライヤ10から発生する熱上昇流は、開閉蓋40により捕捉され、開閉蓋40の開口部40dから排気筒50に案内される。

0019

排気筒50の上部開口50bには、誘導管51が連結されている。誘導管51は、図1に示すように、その幅が排気筒50の幅よりも狭く形成されている。したがって、排気筒50からの熱上昇流は、幅狭の誘導管51に集められる。
この誘導管51は、図2および図3に示すように、チャンバボックス26の前面26aの傾斜に沿って後ろ下がりに傾斜して形成されている。誘導管51の上部後面には、熱上昇流の吹き出し口52が形成されている。

0020

吹き出し口52は、グリスフィルタ27に対して近接して配置され、わずかな間隔δ(図3参照)をもってフィルタ面に対向している。吹き出し口52が、グリスフィルタ27のフィルタ面に対して近接配置されることにより、吹き出し口52から吹出される熱上昇流は、図3の矢印A1、A1、A1…で示すように、グリスフィルタ27のフィルタ面に対してほぼ垂直に吹出される。
前記間隔δ(図3参照)は、小さければ小さい程、吹き出し口52から吹出される熱上昇流を、グリスフィルタ27のフィルタ面に対してほぼ垂直に吹出すことができる。このように垂直に吹出すことにより、グリスフィルタ27を通過する空気の流れにかかる抵抗が少なくなり、流れが円滑になり、排気ファン32の風量を少なくした状態でも、熱上昇流の効率の良い排気が可能となる。
本実施形態では、前記間隔δは、吹き出し口52から吹出される熱上昇流を、グリスフィルタ27のフィルタ面に対してほぼ垂直に吹出すことができる状態を確保できる程度の寸法に設定されている。
なお、吹き出し口52に対してグリスフィルタ27が近すぎたり、密接したりした場合には、グリスフィルタ27の交換ができなくなるおそれがあるので、間隔δは、グリスフィルタ27の交換作業ができる範囲でできるだけ小さくするのが好ましい。

0021

図4は、誘導管51の吹き出し口52とグリスフィルタ27との関係を模式的に示す図である。
図4に示すように、吹き出し口52の面積は、グリスフィルタ27の面積より小さく形成されている。誘導管51の吹き出し口52の開口縦寸法L1は、グリスフィルタ27の縦寸法L2より短く形成されている。具体的には、吹き出し口52の開口縦寸法L1は、グリスフィルタ27の縦寸法L2に比べて、上部が短くなっており、図3を参照して、矢印A2で示すように、上方に流れる熱上昇流をグリスフィルタ27により捕捉し易くなっている。誘導管51の吹き出し口52の開口横寸法W1は、グリスフィルタ27の横寸法W2に対して短く形成されている。

0022

誘導管51の吹き出し口52は、すべてグリスフィルタ27に対向されており、吹き出し口52から噴出される熱上昇流は、グリスフィルタ27の対向する領域S1から排出されている。グリスフィルタ27の領域S1の上側および両側には、誘導管51の吹き出し口52が対向しない領域S2が形成されている。
なお、グリスフィルタ27に対する誘導管51の吹き出し口52の開口面積は、必要に応じて任意に設定することができる。

0023

[1−2.動作]
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本実施形態においては、開閉蓋40を閉じて、排気ファン32を駆動することにより、開閉蓋40の前面の切欠き41を介して、図2中に実線矢印で示すように、外部の空気を取り入れ、外部から取り入れられた空気は、開閉蓋40から排気筒50および誘導管51を介して上方に送られる。誘導管51に送られた空気は、同実線矢印で示すように、吹き出し口52から排出され、グリスフィルタ27を通過した後、排気口25および排気ダクト31を介して排気される空気の流れが発生する。
フライヤ10を使用すると、フライヤ10からの熱上昇流は、前述の実線矢印の流れに沿って、開閉蓋40により、排気筒50および誘導管51を介して上方に送られる。そして、誘導管51に送られた熱上昇流は、吹き出し口52から排出され、グリスフィルタ27を通過した後、排気口25および排気ダクト31を介して排気される。

0024

本実施形態においては、誘導管51の吹き出し口52をグリスフィルタ27のフィルタ面に対して、近接配置しているため、誘導管51の吹き出し口52から熱上昇流がグリスフィルタ27に対して垂直に吹出される。したがって、グリスフィルタ27を通過する空気の流れにかかる抵抗が少なくなり、流れが円滑になり、排気ファン32の風量を少なくした場合でも、熱上昇流の排気が可能となる。

0025

フライヤ10の油槽11に、調理食品を投入したかご部材(図示せず)を投入する際には、一時的に開閉蓋40が開放される。
この開閉蓋40を開放した場合には、フライヤ10の熱上昇流は、図2中に破線矢印で示すように、開閉蓋40により捕捉されずに、排気フード20の内側を上昇する。本実施形態では、排気フード20の内側を上昇した熱上昇流は、グリスフィルタ27の吹き出し口52と対向していない領域S2(図4参照。)を介してチャンバボックス26内に吸い込まれ、排気口25および排気ダクト31を介して排気される。

0026

フライヤ10の油槽11に、調理食品を投入したかご部材(図示せず)を投入する際には、一時的に開閉蓋40が開放される。
この開閉蓋40を開放した場合には、フライヤ10の熱上昇流は、図2中に破線矢印で示すように、開閉蓋40により捕捉されずに、排気フード20の内側を上昇する。本実施形態では、排気フード20の内側を上昇した熱上昇流は、グリスフィルタ27の吹き出し口52と対向していない三つの領域S2(図4参照。)を介してチャンバボックス26内に吸い込まれ、排気口25および排気ダクト31を介して排気される。
図3に示すように、誘導管51は、グリスフィルタ27のフィルタ面にほぼ平行に、斜め後ろ下がりに配置されており、誘導管51の先端51aは、図2に示すように、排気フード20の内側の熱上昇流の流れに沿って折り曲げられている。
したがって、排気フード20の内側を上昇する熱上昇流は、グリスフィルタ27の吹き出し口52と対向する領域S1の両側の領域S2(図4参照。)だけを通過するのではなく、その一部が、誘導管51の先端51aに沿って流れ(図3参照。)、領域S1の上側の領域S2(図4参照。)を介してもチャンバボックス26内に吸い込まれため、グリスフィルタ27の上側および両側の三つの領域S2を有効に利用して、排気口25および排気ダクト31を介して外部に排気することができる。

0027

このように、開閉蓋40を閉じた状態では、熱上昇流は、排気筒50および誘導管51を介して吹き出し口52からグリスフィルタ27に吹出され、グリスフィルタ27の対向する領域S1(図4参照。)を介して排気され、開閉蓋40を開放した状態では、熱上昇流は、排気フード20の内側を上昇してグリスフィルタ27の吹き出し口52と対向していない三つの領域S2(図4参照。)を介して排気される。
本実施形態においては、開閉蓋40の開閉状態にかかわらず、フライヤ10による熱上昇流を、グリスフィルタ27を介して排気することが可能となる。

0028

[1−3.効果等]
以上述べたように本実施形態においては、フライヤ10(調理機器)の上方に配置される排気フード20と、フライヤ10の上面を覆う開閉蓋40と、開閉蓋40で捕捉された熱上昇流を案内する誘導管51と、開閉蓋40が開放されたときに排気フード20内を上昇する熱上昇流、および、誘導管51で案内される熱上昇流の合流部に配置されたグリスフィルタ27と、を備えた。

0029

これにより、排気フード20内を上昇する熱上昇流および誘導管51で案内される熱上昇流の合流部にグリスフィルタ27を配置しているので、開閉蓋40を閉じた状態または開いた状態のいずれにおいても、効率よく熱上昇流を排気することができる。また、開閉蓋40の開状態、閉状態のどちらの熱上昇流も1つのグリスフィルタ27を通して排気することができるので、複数のグリスフィルタ27が不要となり、コストの低減を図ることができる。
また、開閉蓋40を閉じた状態で、熱上昇流を捕捉して排気することができるので、例えば、フライヤ10の設置された室内の空調システムサーキュレータなどの送風による攪乱気流が発生している場合でも、熱上昇流を捕捉して排気することができ、ロバスト性も良好となる。

0030

本実施形態においては、誘導管51の吹き出し口52は、グリスフィルタ27のフィルタ面と近接配置されている。
これにより、グリスフィルタ27を通過する熱上昇流の流れを円滑に行うことができ、排気ファン32の風量を少なくした場合でも、熱上昇流の排気が可能となる。

0031

本実施形態においては、吹き出し口は、熱上昇流をグリスフィルタと直交する方向に吹出す。
これにより、グリスフィルタ27を通過する熱上昇流の流れを円滑に行うことができ、排気ファン32の風量を少なくした場合でも、熱上昇流の排気が可能となる。

0032

本実施形態においては、吹き出し口52がグリスフィルタ27の開口部分より小さく形成されている。
これにより、誘導管51の吹き出し口52から吹出される熱上昇流を確実にグリスフィルタ27に通過させることができる。

0033

本実施形態においては、開閉蓋40が開放されたときに排気フード20内を上昇する熱上昇流が、吹き出し口52が対向していないフィルタ面の領域から排気される。
これにより、開閉蓋40を開放した状態でも、排気フード20の内側を上昇する熱上昇流もグリスフィルタ27を通過させて排気することができる。

0034

本実施形態においては、排気フード20内にチャンバボックス26を備え、このチャンバボックス26の前面26aが後ろ下がりに傾斜し、この傾斜した前面26aにグリスフィルタ27が配置される。
これにより、グリスフィルタ27を傾斜して配置することができ、グリスフィルタ27に蓄積された油がフライヤ10に落下することを防止できる。

0035

本実施形態においては、開閉蓋40の前面に切欠き46が形成されている。
これにより、切欠き46を介して、外部から空気を取り入れることができ、開閉蓋40から誘導管51、グリスフィルタ27までの空気の流れを確保することができ、開閉蓋40で捕捉された熱上昇流を円滑に排気することができる。

0036

なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
例えば、前記実施形態においては、排気筒50と誘導管51とを別部材で構成したが、これら排気筒50と誘導管51とを一体に構成するようにしてもよい。

0037

本開示は、排気ファンの風量を少なくした場合でも、熱上昇流の排気ができるので、熱上昇流が発生する調理機器に対して好適な排気フード装置である。

0038

10フライヤ
11油槽
12仕切り壁
20排気フード
21側壁
22後壁
23前壁
24天板
25排気口
26チャンバボックス
27グリスフィルタ
30天井面
31排気ダクト
32排気ファン
40開閉蓋
41蓋支持体
42ヒンジ
43取っ手
44支持部材
45弾性部材
46切欠き
50排気筒
51誘導管
52 吹き出し口

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