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課題

トコフェロール類ニコチン酸エステル誘導体炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物であって、白濁が抑制された組成物を提供する。

解決手段

ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール、並びに水を含有する、外用組成物

概要

背景

従来、肩こり等に適用される外用組成物においては、トコフェロール類(例えば、トコフェロール酢酸エステル)及びニコチン酸エステル誘導体(例えば、ニコチン酸ベンジルエステル)等が血行促進成分として使用されている。

概要

トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物であって、白濁が抑制された組成物を提供する。ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール、並びに水を含有する、外用組成物。なし

目的

本発明は、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する外用組成物であって、白濁が抑制された外用組成物を提供する

効果

実績

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請求項1

ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩、トコフェロール類ニコチン酸エステル誘導体炭素数1〜4のアルコール、並びに水を含有する、外用組成物

請求項2

前記ロキソプロフェンの薬学的に許容される塩が、ロキソプロフェンナトリウム水和物である、請求項1に記載の外用組成物。

請求項3

前記トコフェロール類が、酢酸トコフェロールである、請求項1又は2に記載の外用組成物。

請求項4

前記ニコチン酸エステル誘導体が、ニコチン酸ベンジルエステルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の外用組成物。

請求項5

鎮痛用途で用いられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の外用組成物。

請求項6

液剤である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の外用組成物。

技術分野

0001

本発明は外用組成物に関する。

背景技術

0002

従来、肩こり等に適用される外用組成物においては、トコフェロール類(例えば、トコフェロール酢酸エステル)及びニコチン酸エステル誘導体(例えば、ニコチン酸ベンジルエステル)等が血行促進成分として使用されている。

先行技術

0003

特開2011−074032号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明者は、外用組成物において、トコフェロール類とニコチン酸のエステル誘導体とを有効成分として少なくとも配合し、これらを低級アルコールと水とを含む溶媒と混合すると、白濁が生じるという課題を見出した。本発明は、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する外用組成物であって、白濁が抑制された外用組成物を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討を行ったところ、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物において、ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩を含有させることにより、白濁が抑制されることを見出した。本発明はかかる知見に基づいてさらに検討を加えることにより完成したものであり、以下の態様を含む。

0006

(I)外用組成物
(I-1)
ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩、
トコフェロール類、
ニコチン酸エステル誘導体、
炭素数1〜4のアルコール、並びに

を含有する、外用組成物。
(I-2)
前記ロキソプロフェンの薬学的に許容される塩が、ロキソプロフェンナトリウム水和物である、(I-1)に記載の外用組成物。
(I-3)
前記トコフェロール類が、酢酸トコフェロールである、(I-1)又は(I-2)に記載の外用組成物。
(I-4)
前記ニコチン酸エステル誘導体が、ニコチン酸ベンジルエステルである、(I-1)〜(I-3)のいずれか一項に記載の外用組成物。
(I-5)
鎮痛用途で用いられる、(I-1)〜(I-4)のいずれか一項に記載の外用組成物。
(I-6)
液剤である、(I-1)〜(I-5)のいずれか一項に記載の外用組成物。

0007

(II)トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物における白濁の抑制方法
(II-1)
トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物における白濁を抑制する方法であって、
ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩を該組成物に含ませる工程を含む方法。
(II-2)
前記ロキソプロフェンの薬学的に許容される塩が、ロキソプロフェンナトリウム水和物である、(II-1)に記載の方法。
(II-3)
前記トコフェロール類が、酢酸トコフェロールである、(II-1)又は(II-2)に記載の方法。
(II-4)
前記ニコチン酸エステル誘導体が、ニコチン酸ベンジルエステルである、(II-1)〜(II-3)のいずれか一項に記載の方法。
(II-5)
前記組成物が、液剤である、(II-1)〜(II-4)のいずれか一項に記載の方法。

発明の効果

0008

本発明によれば、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する外用組成物であって、白濁が抑制された外用組成物を提供できる。

0009

1.外用組成物及びその調製方法
本発明の外用組成物は、
ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩、
トコフェロール類、
ニコチン酸エステル誘導体、
炭素数1〜4のアルコール、並びに

を含有する。

0010

1.1.ロキソプロフェン及びその薬学的に許容される塩(ロキソプロフェン類
本発明の外用組成物は、ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩(本明細書において、これらを「ロキソプロフェン類」と総称することがある)を含有する。

0011

ロキソプロフェン(2−[4−(2−オキソシクロペンチルメチルフェニルプロピオン酸)は、解熱、鎮痛及び消炎作用を有するプロピオン酸系非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤(NSAID)である。

0012

ロキソプロフェン類を含有していることにより、本発明の外用組成物は、白濁が抑制されたものとなる。

0013

本発明ではロキソプロフェンそのものの他、その薬学的に許容される塩も使用することができる。かかる塩には、ロキソプロフェン又はその薬学上許容される塩と、水又はアルコール等との溶媒和物も含まれる。これらは公知の化合物であり、公知の方法により製造できるほか、市販のものを用いることもできる。

0014

本発明において、ロキソプロフェン又はその薬学的に許容される塩としては、ロキソプロフェンナトリウム水和物が好ましい。

0015

本発明の外用組成物は、ロキソプロフェン又はその薬学的に許容される塩としては、1種を単独で含んでいてもよいし、複数種を組み合わせて含んでいてもよい。

0016

ロキソプロフェン類の含有量は、本発明の効果と、解熱、鎮痛及び消炎作用とを考慮して適宜設定することができ、特に制限されない。ロキソプロフェン類の含有量は、本発明の外用組成物全体に対して総量で、ロキソプロフェンナトリウム無水物換算で、例えば、0.1〜20質量%とすることができる。白濁の抑制効果の観点では、ロキソプロフェン類の含有量は、本発明の外用組成物全体に対して総量で、ロキソプロフェンナトリウム無水物換算で、好ましくは0.2質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上であり、さらに好ましくは1質量%以上である。また、十分な解熱、鎮痛及び消炎作用が得られる最小量という観点では、ロキソプロフェン類の含有量は、本発明の外用組成物全体に対して総量で、ロキソプロフェンナトリウム無水物換算で、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。

0017

なお、ロキソプロフェン類の割合は、外用組成物中に含まれるトコフェロール類とニコチン酸エステル誘導体との合計に対する割合を考慮して設定することもできる。具体的には、外用組成物中に含まれるトコフェロール類とニコチン酸エステル誘導体との合計1質量部に対して、ロキソプロフェン類の割合が通常0.2〜30質量部の範囲になるように設定され、好ましくは0.5〜25質量部、さらに好ましくは1〜20質量部、さらにより好ましくは5〜20質量部である。

0018

1.2.トコフェロール類
本発明の外用組成物は、血行促進成分としてトコフェロール類を含有する。

0019

トコフェロール類としては、特に限定されず、誘導体を含めて幅広く使用できる。トコフェロール自体の種類としては、α−トコフェロール、β−トコフェロールγ−トコフェロール及びδ−トコフェロールのいずれであってもよいが、α−トコフェロールが好ましい。

0020

トコフェロールの誘導体としては、薬学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、酢酸、ニコチン酸、コハク酸等のカルボン酸とのエステル体リン酸とのジエステル体等が挙げられる。これらのトコフェロールの誘導体の中でも、好ましくはカルボン酸とのエステル体、更に好ましくは酢酸トコフェロール(トコフェロール酢酸エステル)が挙げられる。

0021

本発明の外用組成物は、トコフェロール類を1種単独で含んでいてもよいし、複数種を組み合わせて含んでいてもよい。

0022

本発明におけるトコフェロール類の含有量は、本発明の効果と血行促進作用とを考慮して適宜設定することができ、特に制限されない。トコフェロール類の含有量は、本発明の外用組成物全体に対して総量で、例えば0.01〜0.5質量%とすることができる。トコフェロール類の含有量が組成物全体に対して総量で0.01質量%以上であることにより十分な血行促進効果が得られる。この観点では、トコフェロール類の含有量が組成物全体に対して総量で0.05質量%以上であることが好ましい。また、トコフェロール類の含有量が組成物全体に対して総量で0.5質量%以下であることにより、白濁が顕著に抑制される。この観点では、トコフェロール類の含有量が組成物全体に対して総量で0.3質量%以下であることが好ましい。

0023

1.3.ニコチン酸エステル誘導体
本発明の外用組成物は、血行促進成分としてニコチン酸エステル誘導体を含有する。

0024

ニコチン酸エステル誘導体としては、薬学的に許容されることを限度として特に制限されず、幅広く使用できる。例えば、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル及びニコチン酸メチルエステル等が挙げられる。これらのニコチン酸エステル誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。ニコチン酸エステル誘導体の中でも、ニコチン酸ベンジルエステルが好ましい。

0025

本発明におけるニコチン酸エステル誘導体の含有量は、本発明の効果と血行促進作用の点で適宜設定することができ、特に制限されない。ニコチン酸エステル誘導体の含有量は、本発明の外用組成物全体に対して総量で、例えば0.005〜0.1質量%とすることができる。ニコチン酸エステル誘導体の含有量が組成物全体に対して総量で0.005質量%以上であることにより、十分な血行促進効果が得られる。ニコチン酸エステル誘導体の含有量が組成物全体に対して総量で0.1質量%以下であることにより、白濁が顕著に抑制される。この観点では、ニコチン酸エステル誘導体の含有量が組成物全体に対して総量で0.05質量%以下であれば好ましい。

0026

1.4.炭素数1〜4のアルコール(低級アルコール)
低級アルコールは、特に限定されず、上記の成分に対して有効な基剤として機能するものであれば幅広く使用できる。

0027

低級アルコールとしては、具体的には、例えば、メタノールエタノールプロピルアルコール及びイソプロピルアルコール等を挙げることができ、エタノールが好ましい。

0028

本発明の外用組成物は、低級アルコールを、組成物全体に対して、好ましくは40〜90質量%含有する。具体的には、本発明の外用組成物は、低級アルコールとしてエタノールを含む場合、エタノールを、好ましくは50質量%以上、より好ましくは50〜90質量%、さらに好ましくは60〜90質量%、さらにより好ましくは65〜80質量%含む。また、本発明の外用組成物は、低級アルコールとしてイソプロパノールを含む場合、イソプロパノールを、好ましくは40質量%以上、より好ましくは40〜90質量%、さらに好ましくは50〜90質量%、さらにより好ましくは50〜80質量%含む。

0029

1.5.その他の成分
本発明の外用組成物には、本発明の効果を妨げない限り、上記成分の他に、別の血行促進成分を配合することもできる。
別の血行促進成分としては、例えば、カプサイシノイド等が挙げられる。

0030

カプサイシノイドとしては、N−アシワニリルアミドを使用できる。

0031

N−アシルワニリルアミドにおけるアシル基は、直鎖状又は分岐状のいずれであってもよい。また、N−アシルワニリルアミドにおけるアシル基の炭素数については、特に制限されず、例えば5〜15、好ましくは6〜11等とすることができる。

0032

N−アシルワニリルアミドとして、具体的には、ノナン酸バニリルアミド並びに;カプサイシンジヒドロカプサイシン、ノルジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン及びホモジヒドロカプサイシン等のカプサイシン類等が挙げられる。

0033

本発明において、カプサイシノイドは、精製品を使用してもよいが、カプサイシノイド以外に他の成分が含まれている混合物を使用してもよい。このようなカプサイシノイドを含む混合物としては、具体的には、トウガラシ抽出物トウガラシエキス)、トウガラシチンキ及びトウガラシ末等のトウガラシ類が挙げられる。

0034

トウガラシ抽出物としては、特に限定されず、幅広く使用できる。トウガラシ抽出物として、単独種のトウガラシ抽出物を使用してもよいし、複数種のトウガラシ抽出物を組み合わせて使用してもよい。例えば、トウガラシ抽出物として、トウガラシアルコール抽出物を使用できる。トウガラシのアルコール抽出物としては、例えば、トウガラシのエタノール抽出物を使用できる。

0035

本発明において、カプサイシノイドとしては、1種のカプサイシノイドを単独で使用してもよく、また、2種以上を組み合わせて使用してもよい。

0036

カプサイシノイドの中でも、組成物における白濁の抑制効果がより得られやすいという観点から、トウガラシ抽出物及び/又はノナン酸バニリルアミドが好ましい。

0037

本発明の外用組成物には、本発明の効果を妨げない限り、上記成分の他に、清涼化剤を配合することもできる。

0038

かかる清涼化剤としては、l−メントール、d−メントールdl−メントールd−カンフルdl−カンフルd−ボルネオール、dl−ボルネオールメンタン乳酸メンチルゲラニオールユーカリ油テルペン油、ベルガモット油ウイキョウ油ハッカ油ペパーミント)、ローズ油及びクールミント等が挙げられる。これらの清涼化剤は、1種単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。

0039

本発明の外用組成物に含まれる清涼化剤は、好ましくは、l−メントール、d−メントール、dl−メントール、d−ボルネオール、dl−ボルネオール、メンタン、ハッカ油(ペパーミント)及びクールミントであり、より好ましくはメントールであり、特に好ましくはl−メントールである。

0040

本発明の外用組成物には、本発明の効果を妨げない限り、上記成分の他に、薬効補助剤を配合することもできる。

0042

本発明の外用組成物には、上記の成分の他、併用可能な活性成分pH調節剤防腐剤保存剤酸化防止剤安定化剤等の通常の外用組成物に使用される添加剤を適宜配合することができる。

0043

1.6.形態および製造方法
本発明の外用組成物は、その形態を特に制限するものではないが、好ましくは液剤(ローション剤スプレー剤エアゾール剤、及び乳液剤を含む)である。

0044

本発明の外用組成物は、かかる製剤形態に応じて、定法に従って調製することができる。例えば、ロキソプロフェン類、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、並びに必要に応じてその他の成分を、低級アルコール及び水を含む、下記に説明するような外用製剤に用いられる汎用の基剤と混合して溶解又は分散させ、所望のpHに調整する方法を挙げることができる。

0045

なお、pHとしては皮膚に悪影響のない範囲であれば制限されず、通常pH3.5〜8.5、好ましくはpH4〜8、より好ましくは4〜7.5になるように調整される。

0046

例えば、本発明の外用組成物を液剤として調製する場合は、ロキソプロフェン類と、トコフェロール類と、ニコチン酸エステル誘導体と、さらに必要に応じてその他の成分とを、低級アルコール及び水を主成分とする基剤と混合することにより調製できる。基剤には、グリコール類、水及び乳化剤から選択される少なくとも一種を配合することができる。

0047

グリコール類としては、特に限定されず、例えば、グリセリンプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールオクタンジオールエチレングリコールポリエチレングリコールD−ソルビトール等が挙げられる。グリセリン、プロピレングリコール及び1,3−ブチレングリコールが好ましい。グリコール類は、一種を単独で使用してもよいし、複数種を組み合わせて使用してもよい。

0048

乳化剤としては、特に限定されず、例えば、ソルビタン脂肪酸エステルグリセリン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルステアリン酸ポリオキシルラウロマクロゴール等の非イオン性界面活性剤等が挙げられる。乳化剤は、一種を単独で使用してもよいし、複数種を組み合わせて使用してもよい。

0049

本発明の外用組成物は、好ましくは塗布形態外用剤として調製され、局所的に外用投与することができる。

0050

本発明の外用組成物の投与量は、治療すべき症状の程度により左右されるが、中に含まれている有効成分であるロキソプロフェン類、トコフェロール類及びニコチン酸エステル誘導体の1日あたりの合計塗布投与量が100mg以下となる量であることが望ましい。

0051

本発明の外用組成物は、好ましくは医薬組成物である。本発明の医薬組成物である外用組成物は、外用消炎鎮痛剤として、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛腰痛筋肉痛腱鞘炎(手・手首の痛み)、の痛み(テニス肘等)、打撲痛、ねんざ痛、骨折痛、神経痛等の痛みに対して、鎮痛を目的とする好適に使用することができる。

0052

2.トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物における白濁の抑制方法
本発明の方法は、トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体、炭素数1〜4のアルコール及び水を含有する組成物における白濁を抑制する方法であって、
ロキソプロフェン及び/又はその薬学的に許容される塩を該組成物に含ませる工程
を含む方法である。

0053

トコフェロール類、ニコチン酸エステル誘導体及びロキソプロフェン類をはじめ、かかる組成物に配合される各成分については、前記1.の本発明の外用組成物についての説明の通りである。

0054

ロキソプロフェン類を組成物に含ませる工程は、特に限定されず、前記1.の本発明の外用組成物についての説明の通り、各成分を混合することによって行うことができる。成分の混合の順番は特に限定されない。

0055

ロキソプロフェン類を組成物に含ませる工程において、出発原料となる組成物は、好ましくは、ロキソプロフェン類を、ロキソプロフェンナトリウム無水物換算で、0.5質量%未満、好ましくは0.3質量%未満、より好ましくは0.1質量%未満、さらに好ましくは0.05質量%未満、さらにより好ましくは0.01質量%未満、最も好ましくは0.001質量%未満含む。

0056

以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるものではない。なお、表中において単位は組成物100g当たりの質量(g)(すなわち質量%)を表わす。

0057

表1(単位は質量%)に記載する通り、各成分を各分量、量り取り、攪拌して溶解させることにより液状組成物を調製した(比較例1及び2、実施例1〜4)。

0058

0059

得られた各組成物を、ガラス瓶(M−225、柏洋硝子株式会社製)に入れて、白濁の有無を観察した。白濁について、「あり」「ほぼなし」及び「なし」の3段階でそれぞれ評価を行った。

実施例

0060

表1に示す通り、酢酸トコフェロール及びニコチン酸ベンジルエステルを、イソプロパノール(比較例1)又はエタノール(比較例2)と水とを混合した溶媒に溶解すると白濁するが、そこにロキソプロフェンナトリウム水和物をさらに溶解させると白濁が消失した(実施例1〜4)。低級アルコールとしてイソプロパノールを含有する場合、ロキソプロフェンナトリウム水和物を溶解させることで白濁が完全に抑制されることが確認できた(実施例1、2)。また、低級アルコールとして、エタノールを含有する場合には、実施例3のように「ほぼなし」(わずかに白濁あり)との結果であったが、比較例2に比べて白濁が明らかに減少しており、実施例4の結果から、ロキソプロフェンナトリウム水和物の含有量に依存して白濁抑制効果が増強することが分かった。

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