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技術 ヒト呼吸器合胞体ウイルスコンセンサス抗原、核酸構築物、およびそれらから作製されるワクチン、ならびにその使用方法

出願人 ザトラスティーズオブザユニバーシティオブペンシルバニア
発明者 デイビッドビー.ウェイナーダニエルチューカルピアムチュマニニャメケオーベング-アジェイベロニカスコット
出願日 2019年2月14日 (1年4ヶ月経過) 出願番号 2019-024615
公開日 2019年7月11日 (11ヶ月経過) 公開番号 2019-112414
状態 未査定
技術分野 突然変異または遺伝子工学 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 抗原、抗体含有医薬:生体内診断剤 化合物または医薬の治療活性 ペプチド又は蛋白質
主要キーワード 自動記録器 ガイドディスク 注入チャンネル EPシステム 減少特性 フィードバック要素 インピーダンス試験 記憶装置構成
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染を予防するため、および/またはRSVに感染している個体を治療するための組成物の提供。

解決手段

RSV免疫原をコードする1つ以上の核酸配列を含む核酸分子および組成物。

概要

背景

本出願は、米国特許仮出願第61/622,279号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。

発明の背景
ヒト呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、乳児および幼児において上および下気道感染に最も一般的な原因である(未熟児は特に疾患にかかりやすい)。世界的には、RSVは世界中の乳児(特に、早産であり、慢性肺疾患または先天性心疾患を有するもの)および幼児における重篤な下気道感染の主な原因であり、入院小児肺炎の原因の20〜25%、および細気管支炎の原因の45〜50%であること含む、様々な病気関与している。米国では、RSV発明は、毎年およそ120,000人の入院および500人超の死亡者をもたらしている。1未満の個人群では、RSVは乳児ウイルス性死亡の主な原因であり、この個人群における死亡数は、インフルエンザ感染に起因する死亡数よりも10倍大きい。世界規模での年間罹患数および死亡数は、それぞれ6千4百万人および160,000人の死亡者と推定される。RSV関連医療費は、6億5千万ドル超/年であると推定される。

本質的に全ての小児が2歳になるまで感染を経験するが、重篤なRSV感染の最も多い年齢は、2〜6か月齢である。大多数の感染は、平穏に解決する。しかし一部の小児において、感染は、小児を高齢になってから喘息および気道応答性亢進になりやすくし得る。自然RSV感染は、生涯免疫を付与せず、したがって、個人は繰り返し感染し得る。

RSV感染は、高齢者および他の脆弱な個人群において有意な問題を生じる。高齢者においては、RSVはウイルス性死亡の二番目に多い原因である。被移植者および他の免疫無防備状態の個人群、ならびに嚢胞性線維症を罹患している個人は、感染に起因する重篤な健康上の影響に対して脆弱である。

呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、インフルエンザ、ならびに流行性耳下腺炎および風疹を引き起こすもののような一般的な呼吸器ウイルスを含む科である、パラミクソウイルス科エンベロープネガティブセンス一本鎖RNAウイルスである。全体でRSVは、11個の異なるタンパク質をコードする10個の遺伝子を有する。11個のRSVタンパク質には、I型インターフェロン活性阻害するタンパク質である、1)タンパク質「NS1」および2)タンパク質「NS2」;ヌクレオカプシドを形成するRNAと会合するヌクレオカプシドタンパク質である、3)タンパク質「N」;タンパク質Lの補助因子である、4)タンパク質「P」;ウイルスアセンブリーに必要とされるマトリックスタンパク質である、5)タンパク質「M」;タンパク質Gおよびタンパク質Fとウイルスコートを形成するウイルス表面に発現する、6)タンパク質「SH」;高度にグリコシル化され、表面に発現し、ウイルス結合に関与し、グリコサミノグリカン(GAG)に結合する、7)タンパク質「G」;表面に発現し、ウイルス細胞膜融合体であり、融合を仲介して、細胞質へのウイルスの侵入を可能にする、8)タンパク質「F」;マトリックスタンパク質であり、延長因子である、9)タンパク質「M2−1」;マトリックスタンパク質であり、転写因子である、10)タンパク質「M2−2」、ならびにRNAポリメラーゼである、11)タンパク質「L」が含まれる。M2遺伝子は、重複オープンリーディングフレームにおいてタンパク質M2−1およびタンパク質M2−2の両方をコードする。一次CD8 T細胞エピトープは、M2遺伝子によりコードされる。ヒトRSVの2つの主なサブタイプがあり、AおよびBである。2つのサブタイプの主な差は、Gタンパク質内にある。

RSV感染は、多くの場合、免疫仲介病理およびウイルス仲介病理の両方をもたらす。一次RSV感染は、多くの場合、炎症誘導性気道閉鎖をもたらす急性細気管支炎を結果的に生じる。RSVF結合は、線毛上皮細胞脱落、損なわれたからの排除、およびその結果としての二次感染をもたらすアポトーシス誘導することが示されている。

残念ながら、甚大な努力にもかかわらず、RSVに対して利用可能な有効なワクチンが依然として存在しない。1966〜1967年において、最初のRSVワクチン候補であるホルマリン不活性化ミョウバン沈殿RSV調合剤(FI−RSVワクチン)は、それに続く自然感染の際にワクチン接種された小児に疾患の増強をもたらした。ワクチン接種後の感染により引き起こされた疾患の増強により死亡した小児の肺の組織学分析は、肺好酸球増多症を含む、広範囲単核細胞浸潤を明らかにした。FI−RSVワクチンは、変性Fタンパク質のために中和活性のない結合抗体のみを生成し、CTL活性を誘導しなかった。

続く実験は、この増強された肺疾患が、CD4 T細胞による誇張されたTh2型サイトカイン応答、CD8 T細胞による不十分な細胞溶解性応答、および弱い中和抗体応答と関連することを示唆している。FI−RSVワクチン接種されたBALB/cおよびC57BL/6マウスのRSV感染は、RI−RSVワクチン接種小児に観察された疾患の増強をもたらした。Th2仲介免疫応答の特徴は、免疫化小児がワクチンによりTh2免疫応答のために初回刺激されたことを示唆した。Th2関連サイトカインIL−5、IL−4、およびIL−13のレベルの増加、ならびにTh1関連サイトカインIL−12の減少したケモカインエオタキシンを示した。IL−4、IL−10、またはIL−13の枯渇は、RSV負荷後の疾患の増強に有意な減少をもたらした。

生の弱毒化および不活性化全ウイルスワクチンも、保護に失敗した。候補ワクチンは、不十分に弱毒化された、または疾患を増強する潜在性を示した、のいずれかであった。1982年には、生の弱毒化RSVワクチンは、安全であるが、RSVの病気の予防には有効でないことが見いだされた。

1983年には、B連鎖球菌疾患を有すると考えられたが、実際はRSVに感染していた、ネイティブアメリカンの乳児の「ベイビームース(Baby Moose)」が、IGIVを受けたときに偶発的に改善した。この結果は、RSV疾患におけるIGIVの研究を促した。1980年代から1990年代には、RSVの病気の治療および予防のための標準的なIGIVの研究は、RSV疾患の予防における抗体の役割を確認した。

1990年代の初めには、RSVワクチンの研究は、様々なサブユニット変種を使用して再開された。これらの試みは、疾患からの有意な保護を示すことに失敗した。

1990年代中頃から2002年の初めまで、RSVにより引き起こされる重篤な気道疾患の予防のためのパリビズマブ(RSV−Fに特異的なモノクローナル抗体)の臨床試験は、肯定的な結果を生じた。2003年9月には、パリビズマブが、高危険度の小児におけるRSV関連疾患の予防に承認された。パリビズマブによる予防的治療は、疾患の重篤度の低減には有効であったが、治療に伴う高い費用に起因して、高危険度の患者にのみ推奨されている。

過去の研究は、有効なRSVワクチンを生じることに失敗しているが、RSV感染に対する十分な保護を提供することにおける免疫応答の重要性を、説得力を持って実証した。研究は、RSV仲介疾患に対する保護における液性応答および抗体の重要性を支持する証拠を見いだした。肺におけるIgG抗体の存在は、ウイルス量の低減と直接的に相関し、重篤度の低いRSV疾患を有する小児は、多くの場合、感染の前に有意に高いRSV抗体価を有する。融合タンパク質に対する抗体は、免疫の重要な相関物である。RSVに感染しなかった乳児は、感染した乳児より高い平均力価IgGを有し、感染した乳児の母親より有意に高い母系RSV特異的IgG抗体レベルを有した母親から誕生した。保護を仲介する抗体の重要性は、なぜ未熟児がRSV感染の後に重篤な病気になる高い危険性があるかを説明する助けになる。母のIgGは、妊娠第三期になるまで効率的に移動しない。

同様に、RSV感染に対して十分な保護を提供することにおける細胞免疫応答の重要性も、実証されている。T細胞欠乏の小児はウイルスの排除に困難を有し、後のRSV感染に、より高い感受性がある。動物による研究では、マウスにおけるCD8 T細胞のみの枯渇は、慢性感染をもたらさないが、ウイルス排除に遅延をもたらす。排除には、IFN−γ、FasL、TNF−αが必要である。これらのうちのいずれかの欠乏は、ウイルス排除の遅延をもたらす。更に、VV−Gにより免疫化されたC57BL/6マウスは、RSV関連の増強された疾患を発生しなかったが、免疫化前のCD8 T細胞の枯渇は、疾患をもたらす。

RSVに対して長期間の保護を誘導する、免疫原抗原を含むRSVワクチンの必要性が依然として存在する。RSVに対して大規模な予防ワクチン接種を可能にする、費用効率の高い送達系の必要性も存在する。RSVに感染した個体を治療する、追加的な治療剤の必要性も存在する。

概要

呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染を予防するため、および/またはRSVに感染している個体を治療するための組成物の提供。RSV免疫原をコードする1つ以上の核酸配列を含む核酸分子および組成物。

目的

過去の研究は、有効なRSVワクチンを生じることに失敗しているが、RSV感染に対する十分な保護を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

以下からなる群から選択される、RSV免疫原をコードする1つ以上の核酸配列を含む組成物:a)RSVF免疫原をコードする核酸コード配列であって、前記RSVF免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号2をコードする核酸配列であって、配列番号2をコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも115個以上のアミノ酸である配列番号2のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号2の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードし、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるそのタンパク質をコードするコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも115個以上のアミノ酸である配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、核酸コード配列、b)RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列であって、前記RSVGa免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号6をコードする核酸配列であって、配列番号6をコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも125個以上のアミノ酸である配列番号6のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号6の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードし、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるそのタンパク質をコードするコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも125個以上のアミノ酸である配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、核酸コード配列、およびc)RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列であって、前記RSVGb免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号8をコードする核酸配列であって、配列番号8をコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも125個以上のアミノ酸である配列番号8のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号8の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードし、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるそのタンパク質をコードするコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも125個以上のアミノ酸である配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、核酸コード配列。

請求項2

以下からなる群から選択される、RSV免疫原をコードする1つ以上の核酸配列を含む、請求項1に記載の組成物:a)RSVF免疫原をコードする核酸コード配列であって、前記RSVF免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号1を含み、配列番号1に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも115個以上のアミノ酸をコードする配列番号1のフラグメントを含み、配列番号1に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号1に少なくとも98%の相同性があり、配列番号1に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも115個以上のアミノ酸をコードする配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントであって、配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、核酸コード配列、b)RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列であって、前記RSVGa免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号5を含み、配列番号5に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも125個以上のアミノ酸をコードする配列番号5のフラグメントを含み、配列番号5に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号5に少なくとも98%の相同性があり、配列番号5に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも125個以上のアミノ酸をコードする配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントであって、配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、核酸コード配列、およびc)RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列であって、前記RSVGb免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号7を含み、配列番号7に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも125個以上のアミノ酸をコードする配列番号7のフラグメントを含み、配列番号7に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号7に少なくとも98%の相同性があり、配列番号7に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも125個以上のアミノ酸をコードする配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントであって、配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、核酸コード配列。

請求項3

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項1に記載の組成物:a)配列番号2を含み、配列番号2に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、b)配列番号6を含み、配列番号6に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびc)配列番号8を含み、配列番号8に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項4

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項3に記載の組成物:a)RSVF免疫原をコードする核酸コード配列であって、配列番号1を含み、配列番号1に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列、b)RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列であって、配列番号5を含み、配列番号5に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列、およびc)RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列であって、配列番号7を含み、配列番号7に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列。

請求項5

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項3に記載の組成物:a)配列番号10をコードする核酸配列、b)配列番号14をコードする核酸配列、およびc)配列番号16をコードする核酸配列。

請求項6

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項3に記載の組成物:a)配列番号9を含む核酸配列、b)配列番号13を含む核酸配列、およびc)配列番号15を含む核酸配列、からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項3に記載の組成物。

請求項7

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項1に記載の組成物:a)少なくとも345個以上のアミノ酸を有する配列番号2のフラグメントを含み、かつ配列番号2に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも345個以上のアミノ酸を有する配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、b)少なくとも200個以上のアミノ酸を有する配列番号6のフラグメントを含み、かつ、配列番号6に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも200個以上のアミノ酸を有する配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号6に少なくとも98%相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、および、c)少なくとも200個以上のアミノ酸を有する配列番号8のフラグメントを含み、かつ、配列番号8に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも200個以上のアミノ酸を有する配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項8

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項7に記載の組成物:a)少なくとも345個以上のアミノ酸をコードする配列番号1のフラグメントを含み、かつ配列番号1に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも345個以上のアミノ酸をコードする配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列を含む、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、b)少なくとも200個以上のアミノ酸をコードする配列番号5のフラグメントを含み、かつ配列番号5に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも125個以上のアミノ酸をコードする配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびc)少なくとも200個以上のアミノ酸をコードする配列番号7のフラグメントを含み、かつ配列番号7に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも200個以上のアミノ酸をコードする配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項9

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項1に記載の組成物:a)少なくとも550個以上のアミノ酸を有する配列番号2のフラグメントを含み、かつ配列番号2に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも550個以上のアミノ酸を有する配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、b)少なくとも270個以上のアミノ酸を有する配列番号6のフラグメントを含み、かつ配列番号6に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも270個以上のアミノ酸を有する配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびc)少なくとも270個以上のアミノ酸を有する配列番号8のフラグメントを含み、かつ配列番号8に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも270個以上のアミノ酸を有する配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項10

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項9に記載の組成物:a)少なくとも550個以上のアミノ酸をコードする配列番号1のフラグメントを含み、かつ配列番号1に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも550個以上のアミノ酸をコードする配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列を含む、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、b)少なくとも270個以上のアミノ酸をコードする配列番号5のフラグメントを含み、かつ配列番号5に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも270個以上のアミノ酸をコードする配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびc)少なくとも270個以上のアミノ酸をコードする配列番号7のフラグメントを含み、かつ配列番号7に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも270個以上のアミノ酸をコードする配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項11

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項1に記載の組成物:a)配列番号2に少なくとも99%の相同性があるRSVF免疫原をコードし、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列、b)配列番号6に少なくとも99%の相同性があるRSVGa免疫原をコードし、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列、およびc)配列番号8に少なくとも99%の相同性があるRSVGb免疫原をコードし、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列。

請求項12

以下からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む、請求項11に記載の組成物:a)RSVF免疫原をコードする核酸コード配列であって、配列番号1に少なくとも99%の相同性があり、配列番号1に少なくとも99%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列、b)RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列であって、配列番5に少なくとも99%の相同性があり、配列番号5に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列、およびc)RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列であって、配列番7に少なくとも99%の相同性があり、配列番号7に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸コード配列。

請求項13

以下からなる群から選択される核酸配列を含む、請求項1に記載の組成物:RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列、ならびにRSVF免疫原をコードする核酸コード配列、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項14

CCL20をコードする核酸コード配列を更に含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。

請求項15

電気泳動の使用による個体への送達のために製剤化される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。

請求項16

IL−12、IL−15、およびIL−28からなる群から選択される1つ以上のタンパク質をコードする核酸配列を更に含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。

請求項17

前記1つ以上の核酸コード配列が、1つ以上のプラスミドの一部である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。

請求項18

前記1つ以上の核酸コード配列のそれぞれが、別々のプラスミドに組み込まれるものの一部である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。

請求項19

RSVに対する免疫応答誘導する方法であって、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物を、個体に、前記個体に免疫反応を誘導する有効量で投与することを含む、方法。

請求項20

RSVが診断された個体を治療する方法であって、治療有効量の請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物を個体に投与することを含む、方法。

請求項21

個体のRSV感染を予防する方法であって、予防有効量の請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物を個体に投与することを含む、方法。

請求項22

配列番号2、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号14、および配列番号16からなる群から選択されるタンパク質。

請求項23

RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含む組成物であって、前記RSVM2−1免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号4をコードする核酸配列であって、配列番号4をコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも25個以上のアミノ酸である配列番号4のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号4の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列であって、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードするコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも25個以上のアミノ酸である配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする核酸配列であって、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の前記フラグメントをコードする前記配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、からなる群から選択される、組成物。

請求項24

RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含み、前記RSVM2−1免疫原をコードする前記核酸コード配列が、配列番号3を含む核酸配列であって、配列番号3に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、少なくとも25個以上のアミノ酸をコードする配列番号3のフラグメントを含む核酸配列であって、配列番号3に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列であって、配列番号3に少なくとも98%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列、および少なくとも25個以上のアミノ酸をコードする配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントであって、配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、核酸配列のフラグメント、からなる群から選択される、請求項23に記載の組成物。

請求項25

配列番号4を含み、配列番号4に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含む、請求項23に記載の組成物。

請求項26

RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含み、前記コード配列が、配列番号3を含み、配列番号3に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、請求項25に記載の組成物。

請求項27

配列番号12をコードする核酸配列を含む、請求項25に記載の組成物。

請求項28

配列番号11を含む核酸配列を含む、請求項25に記載の組成物。

請求項29

少なくとも130個以上のアミノ酸を有する配列番号4のフラグメントを含み、配列番号4に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも130個以上のアミノ酸を有する配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含む、請求項23に記載の組成物。

請求項30

少なくとも130個以上のアミノ酸をコードする配列番号3のフラグメントを含み、かつ配列番号3に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも130個以上のアミノ酸をコードする配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含む、請求項29に記載の組成物。

請求項31

少なくとも165個以上のアミノ酸を有する配列番号4のフラグメントを含み、かつ、配列番号4に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも165個以上のアミノ酸を有する配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントを含み、かつ配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含む、請求項23に記載の組成物。

請求項32

少なくとも165個以上のアミノ酸をコードする配列番号3のフラグメントを含み、かつ配列番号3に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むか、または少なくとも165個以上のアミノ酸をコードする配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含み、かつ配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列の前記フラグメントのコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含む、請求項31に記載の組成物。

請求項33

配列番号4に少なくとも99%の相同性があるRSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含み、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、請求項23に記載の組成物。

請求項34

RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列を含み、前記コード配列が、配列番号3に少なくとも99%の相同性があり、配列番号3に少なくとも99%の相同性があるコード配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含む、請求項33に記載の組成物。

請求項35

以下からなる群から選択される核酸配列を含む、請求項23に記載の組成物:RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列、ならびにRSVF免疫原をコードする核酸コード配列、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSVGb免疫原をコードする核酸コード配列。

請求項36

CCL20をコードする核酸コード配列を更に含む、請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物。

請求項37

電気泳動の使用による個体への送達のために製剤化される、請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物。

請求項38

IL−12、IL−15、およびIL−28からなる群から選択される1つ以上のタンパク質をコードする核酸配列を更に含む、請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物。

請求項39

前記1つ以上の核酸コード配列が、1つ以上のプラスミドの一部である、請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物。

請求項40

前記1つ以上の核酸コード配列のそれぞれが、別々のプラスミドに組み込まれるものの一部である、請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物。

請求項41

RSVに対して免疫応答を誘導する方法であって、請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物を、個体に、前記個体に免疫反応を誘導する有効量で投与することを含む、方法。

請求項42

RSVが診断された個体を治療する方法であって、治療有効量の請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物を個体に投与することを含む、方法。

請求項43

個体のRSV感染を予防する方法であって、予防有効量の請求項23〜35のいずれか一項に記載の組成物を個体に投与することを含む、方法。

請求項44

配列番号4および配列番号12からなる群から選択されるタンパク質。

技術分野

0001

発明の分野
本発明は、コンセンサス抗原呼吸器合胞体ウイルスタンパク質およびそれらをコードする核酸分子、そのようなタンパク質および/または核酸分子を含む改善された呼吸器合胞体ウイルスワクチン、ならびに免疫応答誘導するため、および呼吸器合胞体ウイルス感染を予防するため、および/または呼吸器合胞体ウイルスに感染している個体を治療するためのワクチンの使用方法に関する。

背景技術

0002

本出願は、米国特許仮出願第61/622,279号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0003

発明の背景
ヒト呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、乳児および幼児において上および下気道感染に最も一般的な原因である(未熟児は特に疾患にかかりやすい)。世界的には、RSVは世界中の乳児(特に、早産であり、慢性肺疾患または先天性心疾患を有するもの)および幼児における重篤な下気道感染の主な原因であり、入院小児肺炎の原因の20〜25%、および細気管支炎の原因の45〜50%であること含む、様々な病気関与している。米国では、RSV発明は、毎年およそ120,000人の入院および500人超の死亡者をもたらしている。1未満の個人群では、RSVは乳児ウイルス性死亡の主な原因であり、この個人群における死亡数は、インフルエンザ感染に起因する死亡数よりも10倍大きい。世界規模での年間罹患数および死亡数は、それぞれ6千4百万人および160,000人の死亡者と推定される。RSV関連医療費は、6億5千万ドル超/年であると推定される。

0004

本質的に全ての小児が2歳になるまで感染を経験するが、重篤なRSV感染の最も多い年齢は、2〜6か月齢である。大多数の感染は、平穏に解決する。しかし一部の小児において、感染は、小児を高齢になってから喘息および気道応答性亢進になりやすくし得る。自然RSV感染は、生涯免疫を付与せず、したがって、個人は繰り返し感染し得る。

0005

RSV感染は、高齢者および他の脆弱な個人群において有意な問題を生じる。高齢者においては、RSVはウイルス性死亡の二番目に多い原因である。被移植者および他の免疫無防備状態の個人群、ならびに嚢胞性線維症を罹患している個人は、感染に起因する重篤な健康上の影響に対して脆弱である。

0006

呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、インフルエンザ、ならびに流行性耳下腺炎および風疹を引き起こすもののような一般的な呼吸器ウイルスを含む科である、パラミクソウイルス科エンベロープネガティブセンス一本鎖RNAウイルスである。全体でRSVは、11個の異なるタンパク質をコードする10個の遺伝子を有する。11個のRSVタンパク質には、I型インターフェロン活性阻害するタンパク質である、1)タンパク質「NS1」および2)タンパク質「NS2」;ヌクレオカプシドを形成するRNAと会合するヌクレオカプシドタンパク質である、3)タンパク質「N」;タンパク質Lの補助因子である、4)タンパク質「P」;ウイルスアセンブリーに必要とされるマトリックスタンパク質である、5)タンパク質「M」;タンパク質Gおよびタンパク質Fとウイルスコートを形成するウイルス表面に発現する、6)タンパク質「SH」;高度にグリコシル化され、表面に発現し、ウイルス結合に関与し、グリコサミノグリカン(GAG)に結合する、7)タンパク質「G」;表面に発現し、ウイルス細胞膜融合体であり、融合を仲介して、細胞質へのウイルスの侵入を可能にする、8)タンパク質「F」;マトリックスタンパク質であり、延長因子である、9)タンパク質「M2−1」;マトリックスタンパク質であり、転写因子である、10)タンパク質「M2−2」、ならびにRNAポリメラーゼである、11)タンパク質「L」が含まれる。M2遺伝子は、重複オープンリーディングフレームにおいてタンパク質M2−1およびタンパク質M2−2の両方をコードする。一次CD8 T細胞エピトープは、M2遺伝子によりコードされる。ヒトRSVの2つの主なサブタイプがあり、AおよびBである。2つのサブタイプの主な差は、Gタンパク質内にある。

0007

RSV感染は、多くの場合、免疫仲介病理およびウイルス仲介病理の両方をもたらす。一次RSV感染は、多くの場合、炎症誘導性気道閉鎖をもたらす急性細気管支炎を結果的に生じる。RSVF結合は、線毛上皮細胞脱落、損なわれたからの排除、およびその結果としての二次感染をもたらすアポトーシスを誘導することが示されている。

0008

残念ながら、甚大な努力にもかかわらず、RSVに対して利用可能な有効なワクチンが依然として存在しない。1966〜1967年において、最初のRSVワクチン候補であるホルマリン不活性化ミョウバン沈殿RSV調合剤(FI−RSVワクチン)は、それに続く自然感染の際にワクチン接種された小児に疾患の増強をもたらした。ワクチン接種後の感染により引き起こされた疾患の増強により死亡した小児の肺の組織学分析は、肺好酸球増多症を含む、広範囲単核細胞浸潤を明らかにした。FI−RSVワクチンは、変性Fタンパク質のために中和活性のない結合抗体のみを生成し、CTL活性を誘導しなかった。

0009

続く実験は、この増強された肺疾患が、CD4 T細胞による誇張されたTh2型サイトカイン応答、CD8 T細胞による不十分な細胞溶解性応答、および弱い中和抗体応答と関連することを示唆している。FI−RSVワクチン接種されたBALB/cおよびC57BL/6マウスのRSV感染は、RI−RSVワクチン接種小児に観察された疾患の増強をもたらした。Th2仲介免疫応答の特徴は、免疫化小児がワクチンによりTh2免疫応答のために初回刺激されたことを示唆した。Th2関連サイトカインIL−5、IL−4、およびIL−13のレベルの増加、ならびにTh1関連サイトカインIL−12の減少したケモカインエオタキシンを示した。IL−4、IL−10、またはIL−13の枯渇は、RSV負荷後の疾患の増強に有意な減少をもたらした。

0010

生の弱毒化および不活性化全ウイルスワクチンも、保護に失敗した。候補ワクチンは、不十分に弱毒化された、または疾患を増強する潜在性を示した、のいずれかであった。1982年には、生の弱毒化RSVワクチンは、安全であるが、RSVの病気の予防には有効でないことが見いだされた。

0011

1983年には、B連鎖球菌疾患を有すると考えられたが、実際はRSVに感染していた、ネイティブアメリカンの乳児の「ベイビームース(Baby Moose)」が、IGIVを受けたときに偶発的に改善した。この結果は、RSV疾患におけるIGIVの研究を促した。1980年代から1990年代には、RSVの病気の治療および予防のための標準的なIGIVの研究は、RSV疾患の予防における抗体の役割を確認した。

0012

1990年代の初めには、RSVワクチンの研究は、様々なサブユニット変種を使用して再開された。これらの試みは、疾患からの有意な保護を示すことに失敗した。

0013

1990年代中頃から2002年の初めまで、RSVにより引き起こされる重篤な気道疾患の予防のためのパリビズマブ(RSV−Fに特異的なモノクローナル抗体)の臨床試験は、肯定的な結果を生じた。2003年9月には、パリビズマブが、高危険度の小児におけるRSV関連疾患の予防に承認された。パリビズマブによる予防的治療は、疾患の重篤度の低減には有効であったが、治療に伴う高い費用に起因して、高危険度の患者にのみ推奨されている。

0014

過去の研究は、有効なRSVワクチンを生じることに失敗しているが、RSV感染に対する十分な保護を提供することにおける免疫応答の重要性を、説得力を持って実証した。研究は、RSV仲介疾患に対する保護における液性応答および抗体の重要性を支持する証拠を見いだした。肺におけるIgG抗体の存在は、ウイルス量の低減と直接的に相関し、重篤度の低いRSV疾患を有する小児は、多くの場合、感染の前に有意に高いRSV抗体価を有する。融合タンパク質に対する抗体は、免疫の重要な相関物である。RSVに感染しなかった乳児は、感染した乳児より高い平均力価IgGを有し、感染した乳児の母親より有意に高い母系RSV特異的IgG抗体レベルを有した母親から誕生した。保護を仲介する抗体の重要性は、なぜ未熟児がRSV感染の後に重篤な病気になる高い危険性があるかを説明する助けになる。母のIgGは、妊娠第三期になるまで効率的に移動しない。

0015

同様に、RSV感染に対して十分な保護を提供することにおける細胞免疫応答の重要性も、実証されている。T細胞欠乏の小児はウイルスの排除に困難を有し、後のRSV感染に、より高い感受性がある。動物による研究では、マウスにおけるCD8 T細胞のみの枯渇は、慢性感染をもたらさないが、ウイルス排除に遅延をもたらす。排除には、IFN−γ、FasL、TNF−αが必要である。これらのうちのいずれかの欠乏は、ウイルス排除の遅延をもたらす。更に、VV−Gにより免疫化されたC57BL/6マウスは、RSV関連の増強された疾患を発生しなかったが、免疫化前のCD8 T細胞の枯渇は、疾患をもたらす。

0016

RSVに対して長期間の保護を誘導する、免疫原抗原を含むRSVワクチンの必要性が依然として存在する。RSVに対して大規模な予防ワクチン接種を可能にする、費用効率の高い送達系の必要性も存在する。RSVに感染した個体を治療する、追加的な治療剤の必要性も存在する。

0017

発明の概要
1つ以上のコンセンサスRSV免疫原をコードする1つ以上の核酸配列を含む核酸分子が、提供される。RSV免疫原には、コンセンサスRSV F免疫原、コンセンサスRSV−G(A)免疫原、およびコンセンサスRSV G(B)免疫原が含まれる。

0018

RSV免疫原をコードする1つ以上の核酸配列を含む組成物が提供される。核酸は、a)RSV F免疫原をコードする核酸コード配列、b)RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、およびc)RSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列からなる群から選択される。

0019

幾つかの実施形態において、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号2、配列番号2のフラグメント、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質、および配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントからなる群から選択されるRSV F免疫原をコードする。それぞれの場合において、RSV F免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。

0020

幾つかの実施形態において、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号6、配列番号6のフラグメント、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質、および配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントからなる群から選択されるRSV Ga免疫原をコードする。それぞれの場合において、RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。

0021

幾つかの実施形態において、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号8、配列番号8のフラグメント、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質、および配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントからなる群から選択されるRSV Ga免疫原をコードする。それぞれの場合において、RSV Gba免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。

0022

幾つかの実施形態において、RSVF免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号1を含む核酸配列、配列番号1のフラグメントを含む核酸配列、配列番号1に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列、および配列番号1に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列からなる群から選択される。それぞれの場合において、RSV F免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。配列番号1に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列は、好ましくは、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。配列番号1に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列は、好ましくは、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする。

0023

幾つかの実施形態において、RSVGa免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号5を含む核酸配列、配列番号5のフラグメントを含む核酸配列、配列番号5に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列、および配列番号5に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列からなる群から選択される。それぞれの場合において、RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。配列番号5に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列は、好ましくは、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。配列番号5に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列は、好ましくは、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする。

0024

幾つかの実施形態において、RSVGb免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号7を含む核酸配列、配列番号7のフラグメントを含む核酸配列、配列番号7に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列、および配列番号7に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列からなる群から選択される。それぞれの場合において、RSV Gba免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。配列番号7に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列は、好ましくは、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。配列番号7に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列は、好ましくは、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする。

0025

幾つかの実施形態において、組成物は、配列番号10をコードする核酸配列、配列番号14をコードする核酸配列、および配列番号16をコードする核酸配列からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む。

0026

幾つかの実施形態において、組成物は、配列番号9を含む核酸配列、配列番号13を含む核酸配列、および配列番号15を含む核酸配列からなる群から選択される1つ以上の核酸配列を含む。

0027

幾つかの実施形態において、組成物は、
RSVF免疫原をコードする核酸コード配列、
RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、
RSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、
RSV F免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、
RSV F免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、
RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、
RSV F免疫原をコードする核酸コード配列、RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、
からなる群から選択される核酸配列を含む。

0028

組成物は、CCL20をコードする核酸コード配列を更に含み得る、および/または電気泳動の使用による個体への送達のために製剤化され得る、および/またはIL−12、IL−15、およびIL−28からなる群から選択される1つ以上のタンパク質をコードする核酸配列を更に含み得る。

0029

幾つかの実施形態において、1つ以上の核酸コード配列は、1つ以上のプラスミドの一部である。幾つかの実施形態において、1つ以上の核酸コード配列は、それぞれ別々のプラスミドに組み込まれる。

0030

RSVに対して免疫応答を誘導する方法であって、組成物を、個体に、前記個体に免疫反応を誘導する有効量で投与することを含む方法が、提供される。

0031

RSVが診断された個体を治療する方法であって、治療有効量の組成物を個体に投与することを含む方法が、提供される。

0032

個体のRSV感染を予防する方法であって、予防有効量の記載の組成物を個体に投与することを含む方法が、提供される。

0033

新規の「RSVF免疫原」、「RSV Ga免疫原」、および「RSV Gb免疫原」が提供される。幾つかの実施形態において、配列番号2、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号14、および配列番号16からなる群から選択されるタンパク質が提供される。

0034

ケモカインCCL20をコードする核酸コード配列を使用して免疫応答を調節する方法も、提供される。

0035

加えて、コンセンサスRSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列が、本明細書において提供される。幾つかの実施形態において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号4、配列番号4のフラグメント、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質、および配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントからなる群から選択されるRSV M2−1免疫原をコードする。それぞれの場合において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。

0036

幾つかの実施形態において、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列は、配列番号3を含む核酸配列、配列番号3のフラグメントを含む核酸配列、配列番号3に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列、および配列番号3に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列からなる群から選択される。それぞれの場合において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸コード配列は、配列に機能的に結合しているシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に更に含むことができる。配列番号3に少なくとも98%の相同性がある配列を含む核酸配列は、好ましくは、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。配列番号3に少なくとも98%の相同性がある配列のフラグメントを含む核酸配列は、好ましくは、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質のフラグメントをコードする。

0037

幾つかの実施形態において、配列番号12をコードする核酸配列を含む1つ以上の核酸配列を含む組成物が、提供される。

0038

幾つかの実施形態において、配列番号11を含む核酸配列を含む1つ以上の核酸配列を含む組成物が、提供される。

0039

幾つかの実施形態において、組成物は、RSVM2−1免疫原をコードする核酸コード配列、RSV F免疫原をコードする核酸コード配列およびRSV M2−1免疫原をコードする核酸配列、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列およびRSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、RSV F免疫原をコードする核酸コード配列、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列およびRSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列、RSV F免疫原をコードする核酸コード配列、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列、RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列、ならびにRSV F免疫原をコードする核酸コード配列、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列、RSV Ga免疫原をコードする核酸コード配列およびRSV Gb免疫原をコードする核酸コード配列からなる群から選択される核酸配列を含む。

0040

新規の「RSVM2−1」免疫原も提供される。幾つかの実施形態において、配列番号4および配列番号12からなる群から選択されるタンパク質が提供される。

図面の簡単な説明

0041

RSVFタンパク質の系統樹を示し、コンセンサスRSV Fタンパク質アミノ酸配列が、配列番号2に記載されている。
RSV M2−1タンパク質の系統樹を示し、コンセンサスRSV M2−1タンパク質アミノ酸配列が、配列番号4に記載されている。
RSV Fワクチンによる免疫化後の様々な時点での抗RSV Fタンパク質IgGの結果を示す。
RSV Fワクチンによる免疫化後の様々な時点での抗RSV Fタンパク質IgAの結果を示す。
最後の免疫化のおよそ8週間後のRSV−Fワクチンの異なる投与量によるIFN−γ産生を比較した結果を示す。
脾臓におけるRSV−F+/−ケモカイン免疫化後の脾臓におけるIFN−γ+CD8およびCD4 T細胞を比較した結果を示す。
肺におけるRSV−F+/−ケモカイン免疫化後の脾臓におけるIFN−γ+CD8およびCD4 T細胞を比較した結果を示す。
血清におけるIgGの終点力価、および血清におけるIgGサブタイプ(IgG1対IgG2a)を比較した結果を示す。
IgG2a/IgG1比の比較を示す。
ZM−BL細胞/「ON」におけるEnv−偽型ウイルス描写する。
TZM−BL細胞/「OFF」におけるEnv−偽型ウイルスを描写する。
293T細胞におけるRSV融合偽ウイルス産生を描写する。
アッセイを使用するRSV−F中和試験に使用された免疫化プロトコールを示す。
異なる標的細胞におけるRSV−F仲介感染の定量化データを示す。
TZM−BlHeLa細胞におけるRSV−F中和活性の定量化データを示す。
HeLa細胞におけるRSV−F偽ウイルスによる細胞死活性の定量化データを示す。
実施されたRSV−M2投与量試験の免疫化スケジュールを示す。
最後の免疫化の1週間後のRSV−M2ワクチンの異なる投与量によるIFN−g産生の比較を含む試験から収集したデータを示す。
RSV−FワクチンのCCL20との組み合わせを評価するための免疫化スケジュールを描写する。
最後の免疫化の1週間後の脾臓、肝臓、および肺のそれぞれにおける異なる投与量のCCL20によるIFN−g産生を比較したデータを含む試験データを示す。
血清におけるIgGサブタイプ(IgG1対IgG2a)を比較したデータを示す。
図22A〜22Cは、RSV−F、RSV−G(A)、およびRSV−G(B)構築物のプラスミド設計および構築を示す。図22Aは、RSV−F構築物のプラスミド設計および構築を示す。
図22A〜22Cは、RSV−F、RSV−G(A)、およびRSV−G(B)構築物のプラスミド設計および構築を示す。図22Bは、RSV−G(A)構築物のプラスミド設計および構築を示す。
図22A〜22Cは、RSV−F、RSV−G(A)、およびRSV−G(B)構築物のプラスミド設計および構築を示す。図22Cは、RSV−G(B)構築物のプラスミド設計および構築を示す。
RSV−F、RSV−G(A)、およびRSV−G(B)構築物のインビトロ発現を確認する結果を示す。
RSV−F投与量試験の免疫化スケジュールを示す。
RSV−F投与量試験のIgGデータを示す。
RSV−F投与量試験のIFN−γデータを示す。
RSV−F中和試験の免疫化スケジュールを示す。
RSV−F偽中和試験のデータを示す。
HeLa細胞におけるRSV−F偽ウイルスによるアポトーシス細胞死活性の阻害を決定するための2つの比較データを示す。
RSV−G(A)およびUSV−G(B)投与量試験の免疫化スケジュールを示す。
RSV−G(A)およびUSV−G(B)投与量試験のRSV−G(A)のIgGデータを示す。
RSV−G(A)およびUSV−G(B)投与量試験のRSV−G(A)のIgGデータを示す。
マウス試験において単一ワクチンを使用したRSV予備中和試験の結果のまとめを示すチャートである。
後のRSVウサギ試験設計を示す。
RSV−Fに対して測定された液性免疫のRSVウサギ試験のデータを示す。
RSV−Gに対して測定された液性免疫のRSVウサギ試験のデータを示す。
試験で従ったRSV非ヒト霊長類試験設計を示す。
図38A〜38Dは、RSV−Fに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図38Aは、未処置動物においてRSV−Fに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図38A〜38Dは、RSV−Fに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図38Bは、1つの部位にカクテルワクチンIMを受けた動物においてRSV−Fに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図38A〜38Dは、RSV−Fに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図38Cは、1つの部位にカクテルワクチン+rhMEC構築物IMを受けた動物においてRSV−Fに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図38A〜38Dは、RSV−Fに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図38Dは、1つの部位にカクテルワクチンIDを受けた動物においてRSV−Fに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図39A〜39Dは、RSV−Gに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図39Aは、未処置動物においてRSV−Gに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図39A〜39Dは、RSV−Gに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図39Bは、1つの部位にカクテルワクチンIMを受けた動物においてRSV−Gに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図39A〜39Dは、RSV−Gに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図39Cは、1つの部位にカクテルワクチン+rhMEC構築物IMを受けた動物においてRSV−Gに対して測定された液性免疫のデータを示す。
図39A〜39Dは、RSV−Gに対して測定された液性免疫のRSV非ヒト霊長類試験のデータを示す。図39Dは、1つの部位にカクテルワクチンIDを受けた動物においてRSV−Gに対して測定された液性免疫のデータを示す。
ウサギ比ヒト霊長類試験においてワクチンカクテルを使用したRSV予備中和試験の結果のまとめを示すチャートである。

0042

好ましい態様の詳細な説明
本発明の一態様において、コンセンサス抗原は、以下のうちの1つ以上を有することを含む、改善された転写および翻訳を提供することが望ましい:転写を増加するための低いGC含有量リーダー配列mRNA安定およびコドン最適化、シス作用配列モチーフ(すなわち、内部TATA−ボックス)を可能な限り排除すること。

0043

本発明の幾つかの態様において、以下のうちの少なくとも1つを有することを含む、多数の菌株のわたる広範囲の免疫応答を生成するコンセンサス抗原を生成することが望ましい:全ての利用可能な全長配列の組み込み、それぞれの位置に最も一般的に生じるアミノ酸を利用するコンピューター生成配列、および菌株間の交差反応性の増加。

0044

添付の配列リストには、様々なRSV配列および実施形態である配列番号1〜16が含まれる。

0045

配列番号1は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドを有さないRSVFをコードするヌクレオチド配列を示す。

0046

配列番号2は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドによりコードされるMetを有さないRSVFをコードするアミノ配列を示す。

0047

配列番号3は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドを有さないRSVM2−1をコードするヌクレオチド配列を示す。

0048

配列番号4は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドによりコードされるMetを有さないRSVM2−1をコードするアミノ配列を示す。

0049

配列番号5は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドを有さないRSVGaをコードするヌクレオチド配列を示す。

0050

配列番号6は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドによりコードされるMetを有さないRSVGaをコードするアミノ配列を示す。

0051

配列番号7は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドを有さないRSVGbをコードするヌクレオチド配列を示す。

0052

配列番号8は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドによりコードされるMetを有さないRSVGbをコードするアミノ配列を示す。

0053

配列番号9は、IgEシグナルペプチドをコードする開始コドン(ATG)/配列を含むRSVFをコードするヌクレオチド配列を示す。

0054

配列番号10は、開始コドン/IgEまたはシグナルペプチドによりコードされるMetを有するRSVFをコードするアミノ配列を示す。

0055

配列番号11は、IgEシグナルペプチドをコードする開始コドン(ATG)/配列を含むRSVM2−1をコードするヌクレオチド配列を示す。

0056

配列番号12は、開始コドン/IgEシグナルペプチドによりコードされるMetを有するRSVM2−1をコードするアミノ配列を示す。

0057

配列番号13は、IgEシグナルペプチドをコードする開始コドン(ATG)/配列を含むRSVGaをコードするヌクレオチド配列を示す。

0058

配列番号14は、開始コドン/IgEまたはシグナルペプチドによりコードされるMetを有するRSVGaをコードするアミノ配列を示す。

0059

配列番号15は、IgEシグナルペプチドをコードする開始コドン(ATG)/配列を含むRSVGbをコードするヌクレオチド配列を示す。

0060

配列番号16は、開始コドン/IgEまたはシグナルペプチドによりコードされるMetを有するRSVGbをコードするアミノ配列を示す。

0061

添付の配列リストには、IgEシグナルペプチドのアミノ酸配列である配列番号17が含まれる。

0062

配列番号17は、IgEシグナルペプチドのアミノ酸配列を示す。

0063

添付の配列リストには、様々なCCL20配列および実施形態である配列番号18〜21が含まれる。

0064

配列番号18は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドを有さないCCL20をコードするヌクレオチド配列を示す。

0065

配列番号19は、開始コドン(ATG)またはシグナルペプチドによりコードされるMetを有さないCCL20。

0066

配列番号20は、IgEシグナルペプチドをコードする開始コドン(ATG)/配列を含むCCL20をコードするヌクレオチド配列を示す。

0067

配列番号21は、開始コドン/IgGシグナルペプチドによりコードされるMetを有するCCL20。

0068

添付の配列リストには、RSV免疫原から誘導されるアミノ酸配列である配列番号22〜31が含まれる。

0069

配列番号22は、RSVF免疫原のT細胞エピトープである。

0070

配列番号23は、RSVF免疫原のT細胞エピトープである。

0071

配列番号24は、RSVF免疫原のT細胞エピトープである。

0072

配列番号25は、RSVF免疫原のT細胞エピトープである。

0073

配列番号26は、RSVF免疫原プロテアーゼ切断部位である。

0074

配列番号27は、RSVF免疫原プロテアーゼ切断部位である。

0075

配列番号28は、RSVF免疫原融合ペプチドである。

0076

配列番号29は、パリビズマブのRSVF免疫原結合部位である。

0077

配列番号30は、RSVM2−1免疫優性T細胞エピトープである。

0078

配列番号31は、RSVM2−1亜優性T細胞エピトープである。

0079

本発明の幾つかの態様において、RSVF免疫原、およびRSV F免疫原をコードする配列が提供される。本発明の幾つかの態様において、RSV Ga免疫原、およびRSV Ga免疫原をコードする配列が提供される。本発明の幾つかの態様において、RSV Gb免疫原、およびRSV Gb免疫原をコードする配列が提供される。RSV F免疫原をコードする配列、RSV Ga免疫原をコードする配列、およびRSV Gb免疫原をコードする配列の組み合わせを含む組成物が提供され、RSV F免疫原をコードする配列、RSV Ga免疫原をコードする配列、およびRSV Gb免疫原をコードする配列をそれぞれ含む。

0080

RSVM2−1免疫原、およびRSV M2−1免疫原をコードする配列も提供され、単独で、または他のタンパク質および/もしくは核酸配列と組み合わせて使用され得る。

0081

1.定義
本明細書において使用される用語は、特定の実施形態を記載するだけの目的であり、限定的であることを意図しない。明細書および添付の特許請求の範囲で使用されるとき、単数形「a」、「an」、および「the」は、特に文脈から明白に示されない限り、複数の対象を含む。

0082

本明細書における数値範囲の列挙では、同じ程度の正確さでその間に介在するそれぞれの数が、明確に考慮される。例えば、6〜9の範囲では、7および8の数が6および9に加えて考慮され、6.0〜7.0の範囲では、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、および7.0の数が明確に考慮される。

0083

a.アジュバント
「アジュバント」は、本明細書で使用されるとき、本明細書に記載されているDNAプラスミドワクチンに添加されて、DNAプラスミドおよび本明細書以降に記載されるコード核酸配列によりコードされる1つ以上の呼吸器合胞体ウイルス(RSV)抗原の抗原性を増強する任意の分子を意味し得る。

0084

b.抗体
「抗体」は、IgG、IgM、IgA、IgD、もしくはIgEの部類の抗体、またはFab、F(ab′)2、Fdが含まれるそのフラグメント、フラグメント、もしくは誘導体、ならびに一本鎖抗体、二特異性抗体、二重特異性抗体二官能性抗体、およびその誘導体を意味し得る。抗体は、哺乳動物血清試料から単離された抗体、ポリクローナル抗体、親和精製抗体、または所望のエピトープもしくはそれから誘導される配列に対して十分な結合特異性を示すそれらの混合物であり得る。

0085

c.コード配列
「コード配列」または「コードする核酸」は、本明細書で使用されるとき、タンパク質をコードするヌクレオチド配列を含む核酸(RNAまたはDNA分子)を意味し得る。コード配列は、核酸が投与される個体または哺乳動物の細胞において発現を指示することができるプロモーターおよびポリアデニル化シグナルを含む、調節エレメントに機能的に結合している開始および終結シグナルを更に含み得る。

0086

幾つかの実施形態において、配列番号2に記載されている、コンセンサスRSVF免疫原のアミノ酸配列のコード配列は、配列番号1である。そのようなコード配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドをコードする開始コドンを任意に更に含むことができる。配列番号10は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号2に対応する。配列番号9は配列番号10をコードする。

0087

幾つかの実施形態において、配列番号6に記載されている、コンセンサスRSVGa免疫原のアミノ酸配列のコード配列は、配列番号5である。そのようなコード配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドをコードする開始コドンを任意に更に含むことができる。配列番号14は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号6に対応する。配列番号13は配列番号14をコードする。

0088

幾つかの実施形態において、配列番号8に記載されている、コンセンサスRSVGb免疫原のアミノ酸配列のコード配列は、配列番号7である。そのようなコード配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドをコードする開始コドンを任意に更に含むことができる。配列番号16は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号8に対応する。配列番号15は配列番号16をコードする。

0089

配列番号4に記載されているコンセンサスRSVM2−1免疫原のアミノ酸配列をコードする、配列番号3のコード配列も提供される。そのようなコード配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドをコードする開始コドンを任意に更に含むことができる。配列番号12は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号4に対応する。配列番号11は配列番号12をコードする。

0090

d.補体
「補体」または「相補」は、本明細書で使用されるとき、核酸が、核酸分子のヌクレオチドまたはヌクレオチド類縁体の間のワトソンクリック(例えば、A−T/UおよびC−G)またはフーグスティーン塩基対を意味し得ることを意味する。

0091

e.コンセンサスまたはコンセンサス配列
「コンセンサス」または「コンセンサス配列」は、本明細書で使用されるとき、特定のRSV抗原の多数のサブタイプまたは血清型に対して広範囲の免疫を誘導するために使用され得る、特定のRSV抗原の多数のサブタイプの整列の分析に基づいて構築された、合成核酸配列または対応するポリペプチド配列を意味し得る。コンセンサスRSV抗原は、タンパク質F、タンパク質G、およびタンパク質M2のコンセンサスアミノ酸配列を含むことができる。コンセンサスアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列も、提供される。また、融合タンパク質のような合成抗原は、コンセンサス配列(またはコンセンサス抗原)を含むように操作され得る。

0092

コンセンサスRSVF免疫原のアミノ酸配列は、配列番号2に記載されている。そのような配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号10は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号2に対応する。

0093

コンセンサスRSVGa免疫原のアミノ酸配列は、配列番号6に記載されている。そのような配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号14は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号6に対応する。

0094

コンセンサスRSVGb免疫原のアミノ酸配列は、配列番号8に記載されている。そのような配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号16は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号8に対応する。

0095

配列番号4に記載されているコンセンサスRSVM2−1免疫原のアミノ酸配列も提供される。そのような配列は、N末端メチオニン、またはIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号12は、IgEシグナルペプチド(配列番号17)を有する配列番号4に対応する。

0096

f.定電流
「定電流」は、本明細書で使用されるとき、組織または前記組織を画定する細胞が、その組織に送達される電気パルス持続時間にわたって受ける、または経験する電流を定義すること。電気パルスは、本明細書に記載されている電気穿孔装置から送達される。この電流は、前記組織に電気バルスの寿命にわたって一定のアンペア数で留まり、それは、本明細書において提供される電気穿孔装置が、好ましくは瞬時のフィードバックを有するフィードバック要素を有するからである。フィードバック要素は、パルスの持続時間の全体にわたって組織(または細胞)の抵抗を測定すること、ならびに電流が同じ組織において電気パルスの全体にわたって(数マイクロ秒台)、およびパルス毎に一定のままであるように、電気穿孔装置に電気エネルギー出力を変更させる(例えば、電圧を増加させる)ことができる。幾つかの実施形態において、フィードバック要素は、制御装置を含む。

0097

g.電流フィードバックまたはフィードバック
「電流フィードバック」または「フィードバック」は、本明細書で使用されるとき、交換可能に使用することができ、提供される電気穿孔装置の能動的応答を意味することができ、それは、電極の間の組織中の電流を測定すること、および電流を一定レベルに維持するため、EP装置により送達されたエネルギー出力をそれに応じて変えることを含む。この一定レベルは、パルス系列または電気処理を開始する前に、使用者により予め設定される。フィートバックは、電気穿孔装置の電気穿孔構成要素、例えば制御装置により達成することができ、それは、その電気回路が、電極の間の組織中の電流を連続的にモニターすること、ならびにモニターされた電流(または組織内の電流)を比較して、電流を予め設定する、およびモニターされた電流を予め設定されたレベルに維持するためにエネルギー出力調整を連続的に行うことができるからである。フィードバックループは、アナログ閉ループフィートバックであるので、瞬時であり得る。

0098

h.分散電流
「分散電流」は、本明細書で使用されるとき、本明細書に記載されている電気穿孔装置の様々な針電極配列から送達される電流のパターンを意味し得、パターンは、電気穿孔される組織の任意の領域における電気穿孔関連熱ストレスの発生を最小限にする、または排除する。

0099

i.電気穿孔
「電気穿孔」、「電気透過処理(electro−permeabilization)」または「電気動力学的促進(electro−kinetic enhancement)」(「EP」)は、本明細書で交換可能に使用されるとき、生体膜内の微視的経路(細孔)を誘導するための膜貫通電界パルスの使用を意味し得、それらの存在は、プラスミド、オリゴヌクレオチド、siRNA、薬剤イオン、および水のような生体分子が細胞膜の一方の側から他方の側に通過することを可能にする。

0100

j.フィードバック機構
「フィードバック機構」は、本明細書で使用されるとき、ソフトウエアまたはハードウエア(もしくはファームウエア)のいずれかにより実施されるプロセスを意味し得、このプロセスは、所望の組織のインピーダンスを(エネルギーパルスの送達の前、間、および/または後に)受け、現在の値、好ましくは電流と比較し、送達されるエネルギーのパルスを調整して、予め設定された値を達成する。フィードバック機構は、アナログ閉ループ回路により実施することができる。

0101

k.フラグメント
「フラグメント」は、特定のRSV抗原を認識することによって、哺乳動物においてRSVに対して免疫応答を誘発することができる、RSV免疫原のポリペプチドフラグメントを意味し得る。RSV免疫原は、それぞれの場合に、シグナルペプチドおよび/または1位にメチオニンを有する、または有さない、RSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、RSV Ga免疫原、RSV Gb免疫原の本明細書に記載されているコンセンサス配列、それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位にメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているコンセンサス配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に記載されているコンセンサス配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に記載されているコンセンサス配列と100%同一であるタンパク質を指す。フラグメントは、例えば、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合しているRSV免疫原のフラグメントを含んでも、含まなくてもよい。

0102

RSVFコンセンサス免疫原のフラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチドおよび/または1位にメチオニンを有する、または有さない、配列番号2、配列番号10、本明細書に記載されているRSV Fコンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に記載されているRSV Fコンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、または本明細書に記載されているコンセンサス配列に100%同一であるRSV Fコンセンサス免疫原、のフラグメントであり得る。そのようなフラグメントは、付加された非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV Fコンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV Fコンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントを指す。フラグメントは、RSV Fコンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV F免疫原のフラグメントは、配列番号2のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号2のフラグメントを含むことができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号10のフラグメントである。フラグメントは、N末端メチオニンに結合している配列番号2のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号2に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントも指す。フラグメントは、配列番号2に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号2に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号2に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号2に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。RSV F免疫原は、575個のアミノ酸である。幾つかの実施形態において、そのフラグメントは、115個以上のアミノ酸の長さ、163個以上、230個以上、288個以上、345個以上、403個以上、460個以上、515個以上、520個以上、525個以上、530個以上、535個以上、540個以上、545個以上、550個以上、555個以上、560個以上、565個以上、570個以上、574個以上の長さであり得る。ポリペプチドフラグメントは、140個未満のアミノ酸、190個未満、250個未満、283個未満、300個未満、365個未満、425個未満、495個未満、518個未満、523個未満、528個未満、533個未満、547未満、552個未満、563個未満、または572個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更に含むことができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、574アミノ酸またはより小さいそのフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、574アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または574アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、574アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または574アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号2またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号10は、配列番号17のシグナルペプチドに機能的に結合している配列番号2を含むが、配列番号10は、配列番号2には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号2のフラグメントに100%の相同性がある配列番号2のフラグメントを含む。したがって、配列番号2のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むタンパク質は、少なくとも115個のアミノ酸であり、かつ例えばシグナルペプチドに任意に結合し得る、配列番号2のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントである、タンパク質を指すことが意図される。配列番号22、配列番号23、配列番号24、および配列番号25は、配列番号2に記載されているRSV F免疫原のT細胞エピトープに対応する。幾つかの実施形態において、フラグメントは、これらの配列、またはこれらに98%以上もしくは99%以上の相同性がある配列の1つ以上の全てまたは一部を含む。配列番号26および配列番号27は、RSV F免疫原プロテアーゼ切断部位である。配列番号28は、RSV F免疫原融合ペプチドである。配列番号29は、パリビズマブのRSV F免疫原結合部位である。

0103

RSVGaコンセンサス免疫原のフラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチドおよび/または1位にメチオニンを有する、または有さない、配列番号6、配列番号14、本明細書に記載されているRSV Gaコンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に記載されているRSV Gaコンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、または本明細書に記載されているコンセンサス配列に100%同一であるRSV Gaコンセンサス免疫原、のフラグメントであり得る。そのようなフラグメントは、付加された非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV Gaコンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV Gaコンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントを指す。フラグメントは、RSV Gaコンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV Ga免疫原のフラグメントは、配列番号6のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号6のフラグメントを含むことができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号14のフラグメントである。フラグメントは、N末端メチオニンに結合している配列番号6のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号6に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントも指す。フラグメントは、配列番号6に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号6に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号6に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号6に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。RSV Ga免疫原は、N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドを除いた、297個のアミノ酸である。幾つかの実施形態において、そのフラグメントは、125個以上のアミノ酸の長さ、130個以上、140個以上、150個以上、160個以上、170個以上、180個以上、190個以上、200個以上、210個以上、220個以上、230個以上、240個以上、250個以上、260個以上、270個以上、280個以上、285個以上、290個以上、295個以上の長さであり得る。ポリペプチドフラグメントは、135個未満のアミノ酸、145個未満、155個未満、165個未満、175個未満、185個未満、195個未満、205個未満、215個未満、225個未満、235個未満、245個未満、255未満、265個未満、275個未満、285個未満、288個未満、292個未満、または296個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更に含むことができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、296アミノ酸またはより小さいそのフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、296アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または296アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、296アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または296アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号6またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号14は、配列番号17のシグナルペプチドに機能的に結合している配列番号6を含むが、配列番号14は、配列番号6には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号6のフラグメントに100%の相同性がある配列番号6のフラグメントを含む。したがって、配列番号6のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むタンパク質は、少なくとも125個のアミノ酸であり、かつ例えばシグナルペプチドに任意に結合し得る、配列番号6のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントである、タンパク質を指すことが意図される。

0104

それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、配列番号8、配列番号16、本明細書に開示されているRSVGbコンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に開示されているRSV Gbコンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に開示されているコンセンサス免疫原配列と100%同一であるRSV Gbコンセンサス免疫原に開示されているもののような、RSV Gbコンセンサス免疫原のフラグメントは、付加された任意の非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV Gbコンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV Gbコンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントを指す。フラグメントは、RSV Gbコンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV Gb免疫原のフラグメントは、配列番号8のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号8のフラグメントを含むことができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号16のフラグメントである。フラグメントは、N末端メチオニンに結合している配列番号8のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号8に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントも指す。フラグメントは、配列番号8に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号8に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号8に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号8に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。RSV Gb免疫原は、N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドを除いて、291個のアミノ酸である。幾つかの実施形態において、そのフラグメントは、125個以上のアミノ酸の長さ、130個以上、140個以上、150個以上、160個以上、170個以上、180個以上、190個以上、200個以上、210個以上、220個以上、230個以上、240個以上、250個以上、260個以上、270個以上、280個以上、285個以上、288個以上の長さであり得る。ポリペプチドフラグメントは、135個未満のアミノ酸、145個未満、155個未満、165個未満、175個未満、185個未満、195個未満、205個未満、215個未満、225個未満、235個未満、245個未満、255未満、265個未満、275個未満、285個未満、288個未満、290個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更に含むことができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、290アミノ酸またはより小さいそのフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、290アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または290アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは290アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または290アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号6またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号16は、配列番号17のシグナルペプチドに機能的に結合している配列番号8を含むが、配列番号16は、配列番号8には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号8のフラグメントに100%の相同性がある配列番号8のフラグメントを含む。したがって、配列番号8のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むタンパク質は、少なくとも125個のアミノ酸であり、かつ例えばシグナルペプチドに任意に結合し得る、配列番号8のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントである、タンパク質を指すことが意図される。

0105

加えて、RSVM2−1コンセンサス免疫原のフラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチドおよび/または1位にメチオニンを有する、または有さない、配列番号4、配列番号12、本明細書に記載されているRSV M2−1コンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に記載されているRSV M2−1コンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、または本明細書に記載されているコンセンサス配列に100%同一であるRSV M2−1コンセンサス免疫原、のフラグメントであり得る。そのようなフラグメントは、付加された非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV M2−1コンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV M2−1コンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントを指す。フラグメントは、RSV M2−1コンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV M2−1免疫原のフラグメントは、配列番号4のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号4のフラグメントを含むことができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号12のフラグメントである。フラグメントは、N末端メチオニンに結合している配列番号4のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号4に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントも指す。フラグメントは、配列番号4に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号4に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号4に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号4に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。RSV M2−1免疫原は、195個のアミノ酸である。幾つかの実施形態において、そのフラグメントは、25個以上のアミノ酸の長さ、30個以上、40個以上、50個以上、60個以上、70個以上、80個以上、90個以上、100個以上、110個以上、120個以上、130個以上、140個以上、150個以上、160個以上、170個以上、180個以上、184個以上、190個以上、193個以上の長さであり得る。ポリペプチドフラグメントは、35個未満のアミノ酸、45個未満、55個未満、65個未満、75個未満、85個未満、95個未満、105個未満、115個未満、125個未満、135個未満、145個未満、155未満、165個未満、175個未満、185個未満、188個未満、192個未満、または194個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更に含むことができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、194アミノ酸またはより小さいそのフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、194アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または194アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは194アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または194アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得る。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号4またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号12は、配列番号17のシグナルペプチドに機能的に結合している配列番号4を含むが、配列番号12は、配列番号4には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号4のフラグメントに100%の相同性がある配列番号4のフラグメントを含む。したがって、配列番号4のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むタンパク質は、少なくとも25個のアミノ酸であり、かつ例えばシグナルペプチドに任意に結合し得る、配列番号4のフラグメントに少なくとも98%の相同性があるポリペプチドのフラグメントである、タンパク質を指すことが意図される。配列番号30は、配列番号4に記載されているRSV M2−1免疫原の免疫優性T細胞エピトープに対応する。配列番号31は、配列番号4に記載されているRSV M2−1免疫原の免疫優性T細胞エピトープに対応する亜優性T細胞エピトープを意味する。幾つかの実施形態において、フラグメントは、これらの配列、またはこれらに98%以上もしくは99%以上の相同性がある配列の1つ以上の全てまたは一部を含む。

0106

「フラグメント」は、上に記載されたRSV免疫原フラグメント、すなわちRSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、RSV Ga免疫原、RSV Gb免疫原をコードする核酸フラグメントも意味することができ、それぞれの場合にシグナルペプチドおよび/または1位にメチオニンを有する、または有さず、本明細書に記載されているコンセンサス配列、それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位にメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているコンセンサス配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に記載されているコンセンサス配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に記載されているコンセンサス配列と100%同一であるタンパク質であり得る。フラグメントは、例えば、N末端メチオニン(すなわち、開始コドン)のコード配列に、または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)もしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドをコードするコード配列に結合しているRSV免疫原をコードする核酸のフラグメントを含んでも、含まなくてもよい。RSV免疫原をコードするコード配列のフラグメントは、付加された非RSVシグナルペプチドをコードする任意のコード配列を除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV免疫原配列のコード配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、本明細書に記載されているRSV免疫原の配列に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドをコードするコード配列のフラグメントも指す。フラグメントは、98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントを含むことができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。

0107

幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号1に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号1に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号1のフラグメントである。本明細書に記載されているポリペプチドフラグメントをコードする核酸配列が、明示的に開示されていることが意図され、すなわち、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントは、配列番号1のフラグメントである。例えば配列番号1または配列番号9のように、それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、配列番号2、配列番号10、本明細書に開示されているRSVFコンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に開示されているRSV Fコンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に開示されているコンセンサス免疫原配列と100%同一であるRSV Fコンセンサス免疫原に開示されているもののような、RSV Fコンセンサス免疫原をコードするコード配列のフラグメントは、付加された任意の非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV Fコンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV Fコンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントをコードすることができる。フラグメントは、RSV Fコンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV F免疫原をコードするフラグメントは、配列番号2のフラグメントをコードすること、および配列番号1のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号2のフラグメントをコードすることができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号10のフラグメントであり、配列番号9によりコードされ得る。フラグメントは、開始コドンに結合している配列番号1のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号2に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントもコードする。フラグメントは、配列番号2に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号2に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号2に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号2に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号1に98%以上または99%以上の相同性があり得る。フラグメントは、配列番号1に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号1に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号1に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号1に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。それぞれの場合に開始コドンまたはシグナルペプチドをコードするコード配列を有する、または有さない、配列番号1のフラグメント、配列番号1に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメント、および配列番号1に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントは、115個以上のアミノ酸の長さ、163個以上、230個以上、288個以上、345個以上、403個以上、460個以上、515個以上、520個以上、525個以上、530個以上、535個以上、540個以上、545個以上、550個以上、555個以上、560個以上、565個以上、570個以上、574個以上の長さであり得るRSV F免疫原のフラグメントをコードすることができる。ポリペプチドフラグメントは、140個未満のアミノ酸、190個未満、250個未満、283個未満、300個未満、365個未満、425個未満、495個未満、518個未満、523個未満、528個未満、533個未満、547未満、552個未満、563個未満、または572個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更にコードすることができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、574アミノ酸またはより小さいそのフラグメントをコードする核酸配列に結合し得る。フラグメントは、574アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または574アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。フラグメントは、574アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または574アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号2またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号7は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列に機能的に結合している配列番号1を含むが、配列番号7は、配列番号1には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号1のフラグメントに100%の相同性がある配列番号1のフラグメントを含む。配列番号22、配列番号23、配列番号24、および配列番号25は、配列番号2に記載されているRSV F免疫原のT細胞エピトープに対応する。幾つかの実施形態において、フラグメントは、これらの配列、または配列番号1のフラグメントを含むこれらに98%以上もしくは99%以上の相同性がある配列、または配列番号1に98%以上もしくは99%以上の相同性がある配列の1つ以上の全て、または一部をコードするコード配列を含む。

0108

幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号5に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号5に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号5のフラグメントである。本明細書に記載されているポリペプチドフラグメントをコードする核酸配列が、明示的に開示されていることが意図され、すなわち、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントは、配列番号5のフラグメントである。例えば配列番号5または配列番号13のように、それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、配列番号6、配列番号14、本明細書に開示されているRSVGaコンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に開示されているRSV Gaコンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に開示されているコンセンサス免疫原配列と100%同一であるRSV Gaコンセンサス免疫原に開示されているもののような、RSV Gaコンセンサス免疫原をコードするコード配列のフラグメントは、付加された任意の非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV Gaコンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV Gaコンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントをコードすることができる。フラグメントは、RSV Gaコンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV Ga免疫原をコードするフラグメントは、配列番号6のフラグメントをコードすること、および配列番号5のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号6のフラグメントをコードすることができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号14のフラグメントであり、配列番号13によりコードされ得る。フラグメントは、開始コドンに結合している配列番号5のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号6に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントもコードする。フラグメントは、配列番号6に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号6に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号6に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号6に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号5に98%以上または99%以上の相同性があり得る。フラグメントは、配列番号5に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号5に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号5に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号5に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。それぞれの場合に開始コドンまたはシグナルペプチドをコードするコード配列を有する、または有さない、配列番号5のフラグメント、配列番号5に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメント、および配列番号5に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントは、幾つかの実施形態において、そのフラグメントが、125個以上のアミノ酸の長さ、130個以上、140個以上、150個以上、160個以上、170個以上、180個以上、190個以上、200個以上、210個以上、220個以上、230個以上、240個以上、250個以上、260個以上、270個以上、280個以上、285個以上、290個以上、295個以上の長さであり得るRSV Ga免疫原のフラグメントをコードすることができる。ポリペプチドフラグメントは、135個未満のアミノ酸、145個未満、155個未満、165個未満、175個未満、185個未満、195個未満、205個未満、215個未満、225個未満、235個未満、245個未満、255未満、265個未満、275個未満、285個未満、288個未満、292個未満、または296個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更にコードすることができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、296アミノ酸またはより小さいそのフラグメントをコードする核酸配列に結合し得る。フラグメントは、296アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または296アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。フラグメントは、296アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または296アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号6またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号13は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列に機能的に結合している配列番号5を含むが、配列番号13は、配列番号5には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号5のフラグメントに100%の相同性がある配列番号5のフラグメントを含む。

0109

幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号7に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号7に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号7のフラグメントである。本明細書に記載されているポリペプチドフラグメントをコードする核酸配列が、明示的に開示されていることが意図され、すなわち、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントは、配列番号7のフラグメントである。例えば配列番号7または配列番号15のように、それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、配列番号8、配列番号16、本明細書に開示されているRSVGbコンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に開示されているRSV Gbコンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に開示されているコンセンサス免疫原配列と100%同一であるRSV Gbコンセンサス免疫原に開示されているもののような、RSV Gbコンセンサス免疫原をコードするコード配列のフラグメントは、付加された任意の非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV Gbコンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、95%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV Gbコンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントをコードすることができる。フラグメントは、RSV Gbコンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV Gb免疫原をコードするフラグメントは、配列番号8のフラグメントをコードすること、および配列番号7のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号8のフラグメントをコードすることができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号16のフラグメントであり、配列番号15によりコードされ得る。フラグメントは、開始コドンに結合している配列番号7のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号8に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントもコードする。フラグメントは、配列番号8に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号8に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号8に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号8に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号7に98%以上または99%以上の相同性があり得る。フラグメントは、配列番号7に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号7に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号7に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号7に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。それぞれの場合に開始コドンまたはシグナルペプチドをコードするコード配列を有する、または有さない、配列番号7のフラグメント、配列番号7に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメント、および配列番号7に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントは、幾つかの実施形態において、そのフラグメントが、125個以上のアミノ酸の長さ、130個以上、140個以上、150個以上、160個以上、170個以上、180個以上、190個以上、200個以上、210個以上、220個以上、230個以上、240個以上、250個以上、260個以上、270個以上、280個以上、285個以上、288個以上の長さであり得るRSV Gb免疫原のフラグメントをコードすることができる。ポリペプチドフラグメントは、135個未満のアミノ酸、145個未満、155個未満、165個未満、175個未満、185個未満、195個未満、205個未満、215個未満、225個未満、235個未満、245個未満、255未満、265個未満、275個未満、285個未満、288個未満、290個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更にコードすることができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、290アミノ酸またはより小さいそのフラグメントをコードする核酸配列に結合し得る。フラグメントは、290アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または290アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。フラグメントは、290アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または290アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号8またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号15は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列に機能的に結合している配列番号7を含むが、配列番号15は、配列番号7には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号7のフラグメントに100%の相同性がある配列番号7のフラグメントを含む。

0110

配列番号3に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むRSVM2−1に関する配列も、提供される。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号3に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号3のフラグメントである。本明細書に記載されているポリペプチドフラグメントをコードする核酸配列が、明示的にに開示されていることが意図され、すなわち、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントである。幾つかの実施形態において、ペプチドフラグメントのサイズおよび相同性を有するタンパク質をコードする核酸配列のフラグメントは、配列番号3のフラグメントである。例えば配列番号3または配列番号11のように、それぞれの場合にシグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、配列番号4、配列番号12、本明細書に開示されているRSV M2−1コンセンサス免疫原配列に98%以上の相同性があるタンパク質、本明細書に開示されているRSV M2−1コンセンサス免疫原配列に99%以上の相同性があるタンパク質、および本明細書に開示されているコンセンサス免疫原配列と100%同一であるRSV M2−1コンセンサス免疫原に開示されているもののような、RSV M2−1コンセンサス免疫原をコードするコード配列のフラグメントは、付加された任意の非RSVシグナルペプチドを除いて、本明細書に記載されている特定の全長RSV M2−1コンセンサス免疫原配列の長さの、20%以上、25%以上、30%以上、35%以上、40%以上、45%以上、50%以上、55%以上、60%以上、65%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、95%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上、99%以上の割合を含むことができる。フラグメントは、それぞれの場合に、シグナルペプチド、および/または1位のメチオニンを有する、または有さない、本明細書に記載されているRSV M2−1コンセンサス免疫原の配列に98%以上、または99%以上の相同性がある、およびそのような配列と100%同一である、ポリペプチドのフラグメントをコードすることができる。フラグメントは、RSV M2−1コンセンサス免疫原に98%以上の相同性、99%以上の相同性がある、または100%同一であるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV M2−1免疫原をコードするフラグメントは、配列番号4のフラグメントをコードすること、および配列番号3のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドに結合している配列番号4のフラグメントをコードすることができる。したがって、幾つかの実施形態において、フラグメントは、配列番号17を含む配列番号12のフラグメントであり、配列番号11によりコードされ得る。フラグメントは、開始コドンに結合している配列番号3のフラグメントを含むことができる。フラグメントは、配列番号4に98%以上または99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントもコードする。フラグメントは、配列番号4に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号4に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号4に98%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号4に99%以上の相同性があるポリペプチドのフラグメントをコードすることができ、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号3に98%以上または99%以上の相同性があり得る。フラグメントは、配列番号3に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号3に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれない免疫グロブリンシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号3に98%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。フラグメントは、配列番号3に99%以上の相同性があり得、相同性の率を計算するときに含まれないN末端メチオニンを追加的に含むことができる。それぞれの場合に開始コドンまたはシグナルペプチドをコードするコード配列を有する、または有さない、配列番号3のフラグメント、配列番号3に98%以上の相同性がある核酸配列のフラグメント、および配列番号3に99%以上の相同性がある核酸配列のフラグメントは、幾つかの実施形態において、そのフラグメントが、25個以上のアミノ酸の長さ、30個以上、40個以上、50個以上、60個以上、70個以上、80個以上、90個以上、100個以上、110個以上、120個以上、130個以上、140個以上、150個以上、160個以上、170個以上、180個以上、184個以上、190個以上、193個以上の長さであり得るRSV M2−1免疫原のフラグメントをコードすることができる。ポリペプチドフラグメントは、35個未満のアミノ酸、45個未満、55個未満、65個未満、75個未満、85個未満、95個未満、105個未満、115個未満、125個未満、135個未満、145個未満、155未満、165個未満、175個未満、185個未満、188個未満、192個未満、または194個未満の長さであり得る。フラグメントは、N末端メチオニン、および/または免疫グロブリンシグナルペプチド、例えばIgEもしくはIgGシグナルペプチドのようなシグナルペプチドを更にコードすることができる。N末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドは、194アミノ酸またはより小さいそのフラグメントをコードする核酸配列に結合し得る。フラグメントは、194アミノ酸に98%の相同性があるポリペプチド、または194アミノ酸配列に98%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。フラグメントは、194アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチド、または194アミノ酸配列に99%の相同性があるポリペプチドのより小さいフラグメントに結合し得るN末端メチオニンおよび/またはシグナルペプチドをコードすることができる。相同性の程度を計算するとき、ポリペプチドは配列番号4またはそのフラグメントを必要があり、N末端メチオニンおよび/または任意のシグナルペプチドは、そのような計算に含まれない。シグナルペプチドの配列は、相同性の決定に使用されない。したがって、例えば、配列番号9は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列に機能的に結合している配列番号3を含むが、配列番号9は、配列番号3には不在であるシグナルペプチドにもかかわらず、配列番号3のフラグメントに100%の相同性がある配列番号3のフラグメントを含む。配列番号30は、配列番号4に記載されているRSV M2−1免疫原の免疫優性T細胞エピトープに対応する。配列番号311は、配列番号4に記載されているRSV M2−1免疫原の免疫優性T細胞エピトープに対応する亜優性T細胞エピトープを意味する。幾つかの実施形態において、フラグメントは、これらの配列、または配列番号3のフラグメントを含むこれらに98%以上もしくは99%以上の相同性がある配列、または配列番号3に98%以上もしくは99%以上の相同性がある配列の1つ以上の全て、または一部をコードするコード配列を含む。

0111

I.同一
「同一」または「同一性」は、2つ以上の核酸またはポリペプチド配列の文脈において本明細書で使用されるとき、配列が、特定の領域にわたって同じである残基の特定の率(%)を有することを意味し得る。率(%)は、2つの配列を最適に整列すること、2つの配列を特定の領域にわたって比較すること、同一残基が両方の配列に発生してマッチした位置の数を生じる、位置の数を決定すること、マッチした位置の数を、特定の領域内の位置の総数で割ること、および結果に100を掛けて、配列同一性の率(%)を生じることによって、計算することができる。2つの配列が異なる長さである、または整列が1つ以上の付着末端を生じ、特定の比較領域が、単一配列のみを含む場合、単一配列の残基は、計算の分母に含まれるが、分子には含まれない。DNAおよびRNAを比較すると、チミン(T)およびウラシル(U)は、同等であると考慮することができる。同一性は、手作業により、またはBLASTもしくはBLAST2.0のようなコンピューター配列アルゴリズムを使用して実施することができる。

0112

m.インピーダンス
「インピーダンス」は、本明細書で使用されるとき、フィードバック機構を考察する場合に使用することができ、オームの法則に従って電流値に変換することができ、したがって、予め設定された電流との比較を可能にする。

0113

n.免疫応答
「免疫応答」は、本明細書で使用されるとき、提供されたDNAプラスミドワクチンを介した1つ以上のRSVコンセンサス抗原の導入に応答した宿主の免疫系、例えば哺乳動物の免疫系の活性化を意味し得る。免疫応答は、細胞性もしくは液性応答、またはその両方の形態であり得る。

0114

o.核酸
「核酸」または「オリゴヌクレオチド」または「ポリヌクレオチド」は、本明細書で使用されるとき、一緒共有結合している少なくとも2つのヌクレオチドを意味し得る。一本鎖の描写は、相補鎖の配列も定義する。したがって、核酸は、描写される一本鎖の相補鎖も包含する。核酸の多くの変種を、所定の核酸と同じ目的で使用することができる。したがって、核酸は、実質的に同一の核酸およびその相補体も包含する。一本鎖は、厳密なハイブリッド形成条件下で標的配列とハイブリッド形成することができるプローブを提供する。したがって、核酸は、厳密ハイブリッド形成条件下でハイブリッド形成するプローブも包含する。

0115

核酸は、一本鎖もしくは二本鎖であり得る、または二本鎖と一本鎖の配列の両方の部分を含有し得る。核酸は、ゲノムおよびcDNAの両方のDNA、RNA、またはハイブリッドであり得、ここで核酸は、デオキシリボ−およびリボ−ヌクレオチドの組み合わせ、ならびにウラシル、アデニン、チミン、シトシングアニンイノシンキサンチンヒポキサンチンイソシトシン、およびイソグアニンを含む塩基の組み合わせを含有し得る。核酸は、化学合成法により、または組み換え法により得ることができる。

0116

p.機能的に連結する
「機能的に連結する」は、本明細書で使用されるとき、遺伝子の発現が、空間的に連結しているプロモーターの制御下にあることを意味し得る。プロモーターは、その制御下の遺伝子の5′(上流)または3′(下流)に位置することができる。プロモーターと遺伝子との間隔は、プロモーターが誘導される遺伝子における、プロモーターと、それが制御する遺伝子との間隔とほぼ同じであり得る。当該技術において知られているように、この間隔の変動は、プロモーター機能を失うことなく適応され得る。

0117

q.プロモーター
「プロモーター」は、本明細書で使用されるとき、細胞において核酸の発現を付与する、活性化する、または増強することができる合成的または天然に誘導される分子を意味し得る。プロモーターは、1つ以上の特定の転写調節配列を含み、発現を更に増強すること、ならびに/またはその空間的発現および/もしくは時間的発現を変更することができる。プロモーターは、遠位エンハンサーまたはリプレッサー要素も含むことができ、これらは、転写の開始部位から数千塩基対まで位置することができる。プロモーターは、ウイルス、細菌、真菌、植物、昆虫、および動物を含む供給源から誘導することができる。プロモーターは、遺伝子成分の発現を構造的に、あるいは発現が生じる細胞、組織、もしくは臓器に関して、または発現が生じる発生段階に関して、または生理ストレス病原体金属イオン、もしくは誘導剤のような外部刺激に応答して、差別的に調節することができる。プロモーターの代表例には、バクテリオファージT7プロモーター、バクテリオファージT3プロモーター、SP6プロモーター、lacオペレータープロモーター、tacプロモーター、SV40後期プロモーター、SV40初期プロモーター、RSV−LTRプロモーター、CMVIEプロモーター、SV40初期プロモーターまたはSV40後期プロモーター、およびCMV IEプロモーターが含まれる。

0118

r.厳密なハイブリッド形成条件
「厳密なハイブリッド形成条件」は、本明細書で使用されるとき、核酸の複合混合物におけるように、第1の核酸配列(例えば、プローブ)が第2の核酸配列(例えば、標的)とハイブリッド形成する条件を意味し得る。厳密な条件は、配列依存性であり、異なる状況において異なる。厳密な条件は、確定されたイオン強度のpHで特定の配列の熱融点(Tm)よりも約5〜10℃低くなるように選択することができる。Tmは、標的に相補的なプローブの50%が標的配列と平衡(標的配列がTmで過剰に存在するので、50%のプローブが平衡を占める)にハイブリッド形成する(確定されたイオン強度、pH、および核濃度下での)温度であり得る。厳密な条件は、塩濃度が、pH7.0〜8.3で約0.01〜1.0Mのナトリウムイオン濃度のような約1.0M未満のナトリウムイオン(または他の塩)であり、温度が、短プローブ(例えば、約10〜50個のヌクレオチド)では少なくとも約30℃、長プローブ(例えば、約50個を超えるヌクレオチド)では少なくとも約60℃であるものであり得る。厳密な条件は、ホルムアミドのような不安定化剤の添加により達成することもできる。選択的または特定的なハイブリッド形成では、陽性シグナルは、バックグラウンドハイブリッド形成の少なくとも2〜10倍であり得る。例示的な厳密なハイブリッド形成条件には、以下が含まれる:50%ホルムアミド、5×SSC、および1%SDS、42℃でのインキュベーション、または5×SSC、1%SDS、65℃でのインキュベーションと、0.2×SSCでの洗浄および65℃での0.1%SDS。

0119

s. 実質的に相補的
「実質的に相補的」は、本明細書で使用されるとき、第1の配列が第2の配列の補体と、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、30個、35個、40個、45個、50個、55個、60個、65個、70個、75個、80個、85個、90個、95個、100個、またはそれ以上のヌクレオチドもしくはアミノ酸の領域にわたって、少なくとも60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%、または99%同一であること、あるいは2つの配列が厳密なハイブリッド形成条件下でハイブリッド形成することを意味し得る。

0120

t.実質的に同一
「実質的に同一」は、本明細書で使用されるとき、第1の配列および第2の配列が、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、30個、35個、40個、45個、50個、55個、60個、65個、70個、75個、80個、85個、90個、95個、100個、またはそれ以上のヌクレオチドもしくはアミノ酸の領域にわたって、あるいは第1の配列が第2の配列の補体と実質的に相補的である場合、核酸に関して、少なくとも60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%、または99%同一であることを意味し得る。

0121

u.変種
「変種」は、核酸に関して本明細書で使用されるとき、(i)基準ヌクレオチド配列の一部もしくはフラグメント、(ii)基準ヌクレオチド配列の補体もしくはその一部、(iii)基準核酸もしくはその補体と実質的に同一である核酸、または(iv)厳密な条件下、基準核酸、その補体もしくはそれと実質的に同一の配列とハブリッド形成する核酸を意味する。

0122

「変種」は、ペプチドまたはポリペプチドに関して、アミノ酸の挿入、欠失、または保存置換によりアミノ酸配列が異なるが、少なくとも1つの生物学的活性を保持する。変種は、少なくとも1つの生物学的活性を保持するアミノ酸配列を有する基準タンパク質と実質的に同一であるアミノ酸配列を有するタンパク質も意味し得る。アミノ酸の保存置換、すなわち、アミノ酸を同様の特性(例えば、親水性荷電領域の程度および分布)の異なるアミノ酸と代えることは、典型的には僅かな修正を伴って、当該技術において認識されている。これらの僅かな修正は、部分的には、当該技術において理解されているようにアミノ酸の疎水性親水性指標を考慮することにより確認することができる。Kyte et al.,J.Mol.Biol.157:105−132(1982)。アミノ酸の疎水性親水性指標は、その疎水性および電荷の考慮に基づいている。同様の疎水性親水性指標のアミノ酸を置換して、依然としてタンパク質機能を保持できることは、当該技術において知られている。1つの態様において、±2の疎水性親水性指標を有するアミノ酸が置換される。アミノ酸の親水性を使用して、タンパク質が生物学的活性を保持することをもたらす置換を明らかにすることもできる。ペプチドの文脈におけるアミノ酸の親水性の考慮は、抗原性および免疫原性と十分相関することが報告されている有用な測度である、ペプチドの最大局所平均親水性の計算を可能にする。米国特許第4,554,101号は参照により完全に本明細書に組み込まれる。同様の親水性値を有するアミノ酸の置換は、ペプチドが生物学的活性、例えば免疫原性を保持することをもたらすことができ、このことは当該技術において理解されている。置換は、互いに±2以内の親水性値を有するアミノ酸で実施することができる。アミノ酸の疎水性指標と親水性値の両方は、そのアミノ酸の特定の側鎖により影響を受ける。その観察と一致して、生物学的機能匹敵するアミノ酸置換は、疎水性、親水性、電荷、大きさ、および他の特性により明らかなように、アミノ酸、特にこれらのアミノ酸の側鎖の相対的な類似性に依存していることが理解される。

0123

v.ベクター
本明細書で使用される「ベクター」は、複製の起点を含有する核酸配列を意味し得る。ベクターは、プラスミド、バクテリオファージ、細菌人工染色体、または酵母人工染色体であり得る。ベクターは、DNAまたはRNAベクターであり得る。ベクターは、自己複製染色体外ベクター、または宿主ゲノムに組み込まれるベクターのいずれかであり得る。

0124

2.RSVタンパク質
RSVタンパク質が本明細書において提供され、本明細書において「RSV免疫原」とも呼ばれ、RSVに対して免疫応答を誘発することができるコンセンサス抗原である。3つのコンセンサスRSV免疫原は、RSV F免疫原、ならびに本明細書においてRSV Ga免疫原およびRSV Gb免疫原と呼ばれているRSV G免疫原の2つの形態である。2つのRSV G免疫原形態は、RSVGタンパク質の多様性に起因して提供される。幾つかの実施形態において、RSV免疫原は、免疫グロブリンタンパク質、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのような異なるタンパク質からのシグナルペプチドを含むことができる。RSV免疫原には、RSV F免疫原、RSV Ga免疫原およびRSV Gb免疫原が含まれる。RSV M2−1に対して免疫応答を誘発することができるコンセンサス抗原である「RSV免疫原」が、本明細書において提供され、すなわち、免疫グロブリンタンパク質、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのような異なるタンパク質からのシグナルペプチドを任意に含み得るRSV M2−1免疫原である。

0125

「RSVF免疫原」は、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質を指す。RSV F免疫原は、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むことができる。RSV F免疫原は、配列番号2の免疫原性フラグメントを含むことができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントは、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号2の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV F免疫原は、配列番号17を含む配列番号10の免疫原性フラグメントであり得る。RSV F免疫原は、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質を含むことができ、幾つかの実施形態では、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるタンパク質を含むことができる。RSV F免疫原は、配列番号2を含むことができる。それぞれの場合において、RSV F免疫原は、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号2および配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV F免疫原は、配列番号10を含むことができる。

0126

「RSVGa免疫原」は、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質を指す。RSV Ga免疫原は、配列番号6に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むことができる。RSV Ga免疫原は、配列番号6の免疫原性フラグメントを含むことができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントは、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号6の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV Ga免疫原は、配列番号17を含む配列番号14の免疫原性フラグメントであり得る。RSV Ga免疫原は、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質を含むことができ、幾つかの実施形態では、配列番号6に少なくとも99%の相同性があるタンパク質を含むことができる。RSV Ga免疫原は、配列番号6を含むことができる。それぞれの場合において、RSV Ga免疫原は、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号6および配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV Ga免疫原は、配列番号14を含むことができる。

0127

「RSVGb免疫原」は、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質を指す。RSV Gb免疫原は、配列番号8に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むことができる。RSV Gb免疫原は、配列番号8の免疫原性フラグメントを含むことができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントは、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号8の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV Gb免疫原は、配列番号17を含む配列番号16の免疫原性フラグメントであり得る。RSV Gb免疫原は、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質を含むことができ、幾つかの実施形態では、配列番号8に少なくとも99%の相同性があるタンパク質を含むことができる。RSV Gb免疫原は、配列番号8を含むことができる。それぞれの場合において、RSV Gb免疫原は、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号8および配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV Gb免疫原は、配列番号16を含むことができる。

0128

幾つかの実施形態において、本明細書に記載されている2つ以上のRSVタンパク質セットの組み合わせを含む融合タンパク質が、提供される。例えば、融合タンパク質は、配列番号2もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号6もしくはその免疫原性フラグメント;配列番号2もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号8もしくはその免疫原性フラグメント;または配列番号6もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号8もしくはその免疫原性フラグメントを含むことができる。融合タンパク質は、配列番号2またはその免疫原性フラグメント、配列番号6またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメントを含むことができる。あるいは、1つ以上の上記融合タンパク質は、配列番号2または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号2またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。同様に、1つ以上の上記融合タンパク質は、配列番号6または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号6またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる、ならびに/あるいは1つ以上の上記融合タンパク質は、配列番号8または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号8またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。融合タンパク質は、コンセンサスタンパク質、および/またはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/またはコンセンサスタンパク質の変種、および/または変種コンセンサスタンパク質のフラグメントの組み合わせを含むことができる。コンセンサスタンパク質、および/またはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/またはコンセンサスタンパク質の変種、および/または変種コンセンサスタンパク質のフラグメントは、互いに隣接して直接結合され得る、またはその間のスペーザーまたは1つ以上のアミノ酸により結合され得る。幾つかの実施形態において、空間は、タンパク質分解性切断部位であり得る。幾つかの実施形態において、空間は、ワクチンが投与されること、および取り込まれることが意図される細胞において見いだされるプロテアーゼにより認識されるタンパク質分解性切断部位であり得る。

0129

「RSVM2−1免疫原」は、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質を意味する。RSV M2−1免疫原は、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むことができる。RSV M2−1免疫原は、配列番号4の免疫原性フラグメントを含むことができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントは、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号4の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV M2−1免疫原は、配列番号17を含む配列番号12の免疫原性フラグメントであり得る。RSV M2−1免疫原は、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質を含むことができ、幾つかの実施形態では、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるタンパク質を含むことができる。RSV M2−1免疫原は、配列番号4を含むことができる。それぞれの場合において、RSV M2−1免疫原は、配列番号17のようにシグナルペプチドを任意に更に含むことができる。配列番号4および配列番号17のシグナルペプチドを含むRSV M2−1免疫原は、配列番号12を含むことができる。幾つかの実施形態において、本明細書に記載されているRSV M2−1と別のRSV免疫原のタンパク質セットの組み合わせを含む融合タンパク質が、提供される。例えば、融合タンパク質は、配列番号2もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号4もしくはその免疫原性フラグメント;配列番号4もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号6もしくはその免疫原性フラグメント;配列番号4もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号8もしくはその免疫原性フラグメント;または配列番号6もしくはその免疫原性フラグメント、および配列番号8もしくはその免疫原性フラグメントを含むことができる。融合タンパク質は、配列番号4またはその免疫原性フラグメントを含むことができる。あるいは、1つ以上の上記融合タンパク質は、配列番号4または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号4またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。

0130

3.RSVタンパク質をコードするコード配列
本明細書に記載されている「RSV免疫原」をコードする核酸配列が、本明細書において提供される。核酸配列を含む核酸分子の投与は、細胞に取り込まれ、発現すると、RSVに対して広範囲の免疫応答ともたらす。RSV免疫原のコード配列が提供され、すなわち、RSV F免疫原をコードする核酸配列、RSV Ga免疫原をコードする核酸配列、およびRSV Gb免疫原をコードする核酸配列、ならびにRSV M2−1免疫原をコードする核酸配列である。幾つかの実施形態において、RSV免疫原をコードする核酸配列は、免疫グロブリンタンパク質、例えばIgEシグナルペプチド(配列番号17)またはIgGシグナルペプチドのような異なるタンパク質からのシグナルペプチドをコードする核酸配列を含むことができる。

0131

RSVF免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードする核酸配列は、配列番号17をコードする核酸配列のような、シグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17を含む配列番号10の免疫原性フラグメントであり得るタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードすることができ、幾つかの実施形態では、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2を含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2および配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号10を含むタンパク質をコードすることができる。

0132

RSVF免疫原をコードする核酸配列は、配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列は、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。フラグメントは、配列番号2に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかの実施形態において、RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号1に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができ、ここで核酸配列は、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードし、幾つかの実施形態において、核酸配列は、配列番号2を含むタンパク質をコードし、核酸配列のフラグメントは、配列番号2の免疫原性フラグメントのような、配列番号2に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかのそのような実施形態において、RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号1に、幾つかの実施形態では配列番号1のフラグメントに少なくとも99%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号2のフラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含むことができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含む配列番号9のフラグメントを含むことができる。

0133

RSVGa免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードする核酸配列は、配列番号17をコードする核酸配列のような、シグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17を含む配列番号14の免疫原性フラグメントであり得るタンパク質をコードすることができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードすることができ、幾つかの実施形態では、配列番号6に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードすることができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6を含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6および配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号14を含むタンパク質をコードすることができる。

0134

RSVGa免疫原をコードする核酸配列は、配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列は、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。フラグメントは、配列番号6に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかの実施形態において、RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号5に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができ、ここで核酸配列は、配列番号6に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードし、幾つかの実施形態において、核酸配列は、配列番号6を含むタンパク質をコードし、核酸配列のフラグメントは、配列番号6の免疫原性フラグメントのような、配列番号6に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかのそのような実施形態において、RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号5に、幾つかの実施形態では配列番号5のフラグメントに少なくとも99%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号6のフラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含むことができる。RSV Ga免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含む配列番号13のフラグメントを含むことができる。

0135

RSVGb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードする核酸配列は、配列番号17をコードする核酸配列のような、シグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17を含む配列番号16の免疫原性フラグメントであり得るタンパク質をコードすることができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードすることができ、幾つかの実施形態では、配列番号8に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードすることができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8を含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8および配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号16を含むタンパク質をコードすることができる。

0136

RSVGb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列は、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。フラグメントは、配列番号8に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかの実施形態において、RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号7に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができ、ここで核酸配列は、配列番号8に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードし、幾つかの実施形態において、核酸配列は、配列番号8を含むタンパク質をコードし、核酸配列のフラグメントは、配列番号8の免疫原性フラグメントのような、配列番号8に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかのそのような実施形態において、RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号7に、幾つかの実施形態では配列番号7のフラグメントに少なくとも99%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号8のフラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含むことができる。RSV Gb免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含む配列番号15のフラグメントを含むことができる。

0137

RSVM2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4の免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、免疫原性フラグメントを含むタンパク質をコードする核酸配列は、配列番号17をコードする核酸配列のような、シグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4の免疫原性フラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV F免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17を含む配列番号12の免疫原性フラグメントであり得るタンパク質をコードすることができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードすることができ、幾つかの実施形態では、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードすることができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4を含むタンパク質をコードすることができる。それぞれの場合において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4および配列番号17のシグナルペプチドを含むタンパク質をコードすることができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号12を含むタンパク質をコードすることができる。

0138

RSVM2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列は、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質をコードする。フラグメントは、配列番号4に少なくとも98%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかの実施形態において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号3に少なくとも98%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができ、ここで核酸配列は、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードし、幾つかの実施形態において、核酸配列は、配列番号4を含むタンパク質をコードし、核酸配列のフラグメントは、配列番号4の免疫原性フラグメントのような、配列番号4に少なくとも99%の相同性があるタンパク質の免疫原性フラグメントをコードする。幾つかのそのような実施形態において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号3に、幾つかの実施形態では配列番号3のフラグメントに少なくとも99%の相同性がある核酸配列のフラグメントを含むことができる。幾つかの実施形態において、RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のようなシグナルペプチドをコードする核酸配列を任意に更に含むことができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号4のフラグメントおよび配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含むことができる。RSV M2−1免疫原をコードする核酸配列は、配列番号17のシグナルペプチドをコードするコード配列を含む配列番号11のフラグメンを含むことができる。

0139

コード配列は、本明細書に記載されている2つ以上のRSVタンパク質セットの組み合わせを含む融合タンパク質をコードすることができる。コード配列は、コンセンサスタンパク質、および/またはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/またはコンセンサスタンパク質の変種、および/または変種コンセンサスタンパク質のフラグメントの組み合わせを含む融合タンパク質をコードすることができる。コンセンサスタンパク質、および/またはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/またはコンセンサスタンパク質の変種、および/または変種コンセンサスタンパク質のフラグメントは、互いに隣接して直接結合され得る、またはその間のスペーザーまたは1つ以上のアミノ酸により結合され得る。幾つかの実施形態において、空間は、タンパク質分解性切断部位であり得る。幾つかの実施形態において、空間は、ワクチンが投与されること、および取り込まれることが意図される細胞において見いだされるプロテアーゼにより認識されるタンパク質分解性切断部位であり得る。

0140

幾つかの実施形態において、コード配列は、本明細書に記載されている2つ以上のRSVタンパク質セットの組み合わせを含む融合タンパク質をコードする、例えば、コード配列は、配列番号2またはその免疫原フラグメント、および配列番号4またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号1またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;配列番号2またはその免疫原性フラグメント、および配列番号6またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号1またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;配列番号2またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号1またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号7またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;配列番号4またはその免疫原性フラグメント、および配列番号6またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;配列番号4またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;ならびに配列番号6またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号7またはその免疫原性フラグメントコードフラグメントを含む融合タンパク質をコードすることができる。コード配列は、本明細書に記載されている3つのRSVタンパク質セットの組み合わせを含む融合タンパク質をコードすることができる。例えば、コード配列は、配列番号2またはその免疫原フラグメント、配列番号4またはその免疫原性フラグメント、および配列番号6またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号1またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;配列番号2またはその免疫原性フラグメント、配列番号4またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号1またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号7またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント;ならびに配列番号4またはその免疫原性フラグメント、配列番号6またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号7またはその免疫原性フラグメントコードフラグメントを含む融合タンパク質をコードすることができる。コード配列は、配列番号2またはその免疫原性フラグメント、配列番号4またはその免疫原性フラグメント、配列番号6またはその免疫原性フラグメント、および配列番号8またはその免疫原性フラグメント、例えば、配列番号1またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、配列番号3またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、配列番号5またはその免疫原性フラグメントコードフラグメント、および配列番号7またはその免疫原性フラグメントコードフラグメントをコードするコード配列のように、本明細書に記載されている4つのRSVタンパク質の組み合わせを含む融合タンパク質をコードすることができる。あるいは、1つ以上の上記融合タンパク質をコードするコード配列は、配列番号2または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号2またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性があるタンパク質をコードする配列を含むことができる。同様に、1つ以上の上記融合タンパク質のコード配列は、配列番号4または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号4またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性があるコード配列を含む、1つ以上の上記融合タンパク質は、配列番号6または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号6またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる、ならびに/あるいは1つ以上の上記融合タンパク質のコード配列は、配列番号8または免疫原性フラグメントに対応する上記に記載された融合タンパク質の部分の代わりに、配列番号8またはその免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。幾つかの実施形態において、1つ以上の上記融合タンパク質をコードするコード配列は、配列番号2または免疫原性フラグメントをコードする部分に対応する上記に記載された融合タンパク質のコード配列の部分の代わりに、配列番号2の免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列番号1またはそのフラグメントに、少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。1つ以上の上記融合タンパク質をコードするコード配列は、配列番号4または免疫原性フラグメントをコードする部分に対応する上記に記載された融合タンパク質のコード配列の部分の代わりに、配列番号4の免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列番号3またはそのフラグメントに、少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。1つ以上の上記融合タンパク質をコードするコード配列は、配列番号6または免疫原性フラグメントをコードする部分に対応する上記に記載された融合タンパク質のコード配列の部分の代わりに、配列番号6の免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列番号5またはそのフラグメントに、少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。1つ以上の上記融合タンパク質をコードするコード配列は、配列番号8または免疫原性フラグメントをコードする部分に対応する上記に記載された融合タンパク質のコード配列の部分の代わりに、配列番号8の免疫原性フラグメントに少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列番号7またはそのフラグメントに、少なくとも98%または少なくとも99%の相同性がある配列を含むことができる。融合タンパク質は、コンセンサスタンパク質、および/またはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/またはコンセンサスタンパク質の変種、および/または変種コンセンサスタンパク質のフラグメントの組み合わせを含むことができる。コンセンサスタンパク質、および/またはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/またはコンセンサスタンパク質の変種、および/または変種コンセンサスタンパク質のフラグメントは、互いに隣接して直接結合され得る、またはその間のスペーザーまたは1つ以上のアミノ酸により結合され得る。幾つかの実施形態において、空間は、タンパク質分解性切断部位であり得る。幾つかの実施形態において、空間は、ワクチンが投与されること、および取り込まれることが意図される細胞において見いだされるプロテアーゼにより認識されるタンパク質分解性切断部位であり得る。

0141

4.プラスミド
哺乳動物において免疫応答を誘発するのに有効な量で哺乳動物の細胞内に1つ以上のRSVタンパク質を発現することができるベクターが、本明細書において提供される。ベクターは、1つ以上のRSV抗原をコードする異種核酸を含むことができる。ベクターはプラスミドであり得る。プラスミドは、細胞を、RSV抗原をコードする核酸により細胞を形質移入するのに有用であり得、形質転換された宿主細胞は培養され、RSV抗原の発現が生じる条件下で維持される。

0142

プラスミドは、RSVに対して免疫応答を誘発することができる合成のコンセンサス抗原をコードし、かつ以下の3つのタンパク質のF、GA、Gb、そのようなタンパク質のフラグメント、そのようなタンパク質の変種、変種のフラグメント、またはコンセンサスタンパク質、および/もしくはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/もしくはコンセンサスタンパク質の変種、および/もしくは変種コンセンサスタンパク質のフラグメントの組み合わせから作製される融合タンパク質のそれぞれに対して提供されるコード配列を含む、上で開示された様々なRSVタンパク質の1つ以上をコードする核酸配列を含むことができる。プラスミドは、RSV M2−1、そのようなタンパク質のフラグメント、そのようなタンパク質の変種、変種のフラグメント、またはコンセンサスタンパク質、および/もしくはコンセンサスタンパク質のフラグメント、および/もしくはコンセンサスタンパク質の変種、および/もしくは変種コンセンサスタンパク質のフラグメントの組み合わせから作製される融合タンパク質に対して免疫応答を誘発することができる合成のコンセンサス抗原をコードするコード配列を含む、上で開示されたなRSV M2−1タンパク質をコードする核酸配列を含むことができる。

0143

単一のプラスミドは、単一のRSV免疫原のコード配列、2つのRSV免疫原のコード配列、または3つのRSV免疫原のコード配列を含有することができる。幾つかの実施形態において、4番目のRSV免疫原のコード配列が提供され得る。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV Ga免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列およびRSV Ga免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV Ga免疫原のコード配列およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列、RSV Ga免疫原のコード配列、およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。

0144

RSVM2−1コード配列が提供される場合、単一のプラスミドは、RSV M2−1免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列およびRSV M2−1免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV M2−1免疫原のコード配列およびRSV Ga免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV M2−1免疫原のコード配列およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列、RSV M2−1免疫原のコード配列、およびRSV Ga免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列、RSV M2−1免疫原のコード配列、およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV M2−1免疫原のコード配列、RSV Ga免疫原のコード配列、およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。単一のプラスミドは、RSV F免疫原のコード配列、RSV M2−1免疫原のコード配列、RSV Ga免疫原のコード配列、およびRSV Gb免疫原のコード配列を含有することができる。

0145

幾つかの実施形態において、プラスミドは、CCR20のみをコードする、またはこれらのプラスミドのうちの1つの一部としてコードするコード配列を含むことができる。同様に、プラスミドは、IL−12、IL−15、および/またはIL−28のコード配列を更に含むことができる。

0146

プラスミドは、コード配列の上流にあり得る開始コドン、およびコード配列の下流にあり得る終止コドンを更に含むことができる。開始および終結コドンは、抗原コード配列と共にフレーム内にあり得る。

0147

プラスミドは、コード配列に機能的に結合しているプロモーターも含むことができる。コード配列と機能的に結合しているプロモーターは、シミアンウイルス40(SV40)のプロモーター、マウス乳癌ウイルス(MMTV)プロモーター、ウシ免疫不全ウイルス(BIV)長末端反復(LTR)プロモーターのようなヒト免疫不全ウイルスHIV)プロモーター、モロニーウイルスプロモーター、トリ白血病ウイルス(ALV)プロモーター、サイトメガウイルス(CMV)プロモーター、例はCMV最初期プロモーター、エプスタイン・バーウイルス(EBV)プロモーター、またはラウス肉腫ウイルス(RSV)プロモーターであり得る。プロモーターは、また、ヒトアクチン、ヒトミオシンヒトヘモグロビン、ヒト筋肉クレアチン、またはヒトメタロチオネインのようなヒト遺伝子からのプロモーターであり得る。プロモーターは、また、天然または合成の筋肉または皮膚特異的プロモーターのような組織特異的プロモーターであり得る。そのようなプロモーターの例は、米国特許出願公開第20040175727号に記載されており、その内容はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。

0148

プラスミドは、コード配列の下流にあり得るポリアデニル化シグナルを含むこともできる。ポリアデニル化シグナルは、SV40ポリアデニル化シグナル、LTRポリアデニル化シグナル、ウシ成長ホルモン(bGH)ポリアデニル化シグナル、ヒト成長ホルモン(hGH)ポリアデニル化シグナル、またはヒトβグロブリンポリアデニル化シグナルであり得る。SV40ポリアデニル化シグナルは、pCEP4プラスミド(Invitrogen,San Diego,CA)からのポリアデニル化シグナルであり得る。

0149

プラスミドは、コード配列の上流にエンハンサーを含むこともできる。エンハンサーは、ヒトアクチン、ヒトミオシン、ヒトヘモグロビン、ヒト筋肉クレアチン、またはCMV、FMDV、RSV、もしくはEBVのうちの1つのようなウイルスエンハンサーであり得る。ポリヌクレオチド機能の増強は、米国特許第5,939,972号、同第5,962,428号、および国際公開公報第94/016737号に記載されており、それぞれの内容は参照により完全に組み込まれる。

0150

プラスミドは、プラスミド染色体外性を維持し、かつ細胞内にプラスミドの複数のコピーを産生するため、哺乳類の複製の起点を含むこともできる。プラスミドは、エプスタイン・バーウイルスの複製の起点を含むことができるInvitrogen(San Diego,CA)からのpVAX1、pCEP4、またはpREP4、および組み込みなしで高コピーエピソーム複製を生じることができる核抗原EBNA−1コード領域であり得る。プラスミドの主鎖は、pAV0242であり得る。プラスミドは、複製欠損アデノウイルス型5(Ad5)プラスミドであり得る。

0151

ラスミはド、プラスミドが投与される細胞における遺伝子発現に十分に適切であり得る調節配列を含むこともできる。コード配列は、宿主細胞におけるコード配列のより効率的な転写を可能にし得るコドンを含むことができる。

0152

コード配列は、Igリーダー配列を含むこともできる。リーダー配列は、コード配列の5′であり得る。この配列でコードされるコンセンサス抗原は、N末端Igリーダー、続いてコンセンサス抗原タンパク質を含むことができる。N末端Igリーダーは、IGEまたはIgGであり得る。

0153

プラスミドは、エシェリキアコリ大腸菌)におけるタンパク質産生に使用することができるpSE420(Invitrogen,San Diego,Calif)であり得る。プラスミドは、酵母のサッカロマイセスセレビシエ株におけるタンパク質産生に使用することができるpYES2(Invitrogen,San Diego,Calif)でもあり得る。プラスミドは、昆虫細胞におけるタンパク質産生に使用することができる、MAXBAC(商標)完全バキュロウイルス発現系(Invitrogen,SanDiego,Calif.)でもあり得る。プラスミドは、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞のような哺乳類細胞におけるタンパク質産生に使用することができる、pcDNAIまたはpcDNA3(Invitrogen,San Diego,Calif.)でもあり得る。

0154

5.組成物
核酸分子を含む組成物が提供される。組成物は、単一のプラスミドのような単一の核酸分子の複数のコピー、2つ以上の異なるプラスミドのような2つ以上の異なる核酸分子の複数のコピーを含むことができる。例えば、組成物は、複数の2、3、4、5、6、7、8、9、もしくは10個、またはそれ以上の異なる核酸分子を含むことができる。そのような組成物は、複数の、2、3、4、5、6、7、8、9、もしくは10個、またはそれ以上の異なるプラスミドを含むことができる。

0155

組成物は、単一のRSV免疫原のコード配列、2つのRSV免疫原のコード配列、または3つのRSV免疫原のコード配列を集合的に含有する、プラスミドのような核酸分子を含むことができる。幾つかの実施形態において、4番目のRSV免疫原のコード配列が提供され得る。

0156

2つのRSV免疫原のコード配列を含む組成物は、単一のプラスミドのような単一の核酸分子上であり得る、または組成物は、一方の核酸分子が1つのRSV免疫原のコード配列を含み、他方の核酸分子が異なるRSV免疫原のコード配列を含む2つの異なるプラスミドのような、2つの異なる核酸分子を含むことができる。同様に、3つのRSV免疫原のコード配列を含む組成物は、単一のプラスミドのような単一の核酸分子、2つの異なる核酸分子、または3つの異なる核酸分子を含むことができる。同様に、4つのRSV免疫原のコード配列を含む組成物は、単一のプラスミドのような単一の核酸分子、2つの異なる核酸分子、3つの異なる核酸分子、または4つの異なる核酸分子を含むことができる。

0157

幾つかの実施形態において、組成物は、RSVF免疫原、RSV Ga免疫原、またはRSV Gb免疫原のような1つのRSV免疫原をコードする複数の単一核酸分子を含む。幾つかの実施形態において、組成物は、RSV F免疫原とRSV Ga免疫原、RSV F免疫原とRSV Gb免疫原、およびRSV Ga免疫原とRSV Gb免疫原のような2つのRSV免疫原をコードする単一のプラスミドのような複数の単一核酸分子を含む。幾つかの実施形態において、組成物は、RSV Ga免疫原、RSV F免疫原、およびRSV Gb免疫原のような3つのRSV免疫原をコードする単一のプラスミドのような複数の単一核酸分子を含む。

0158

幾つかの実施形態において、組成物は、異なる核酸分子が異なるRSV免疫原の単一の異なるコード配列をそれぞれ含み、異なる核酸分子の対が、RSV F免疫原とRSV Ga免疫原、RSV F免疫原とRSV Gb免疫原、およびRSV Ga免疫原とRSV Gb免疫原を含む、2つのプラスミドのような、複数の2つの異なる核酸分子を含む。

0159

幾つかの実施形態において、組成物は、3つの異なるRSV免疫原のコード配列を集合的に含む、2つのプラスミドのような、複数の2つの異なる核酸分子を含む。幾つかの実施形態において、1つのものはRSV F免疫原およびRSV Ga免疫原をコードし、第2のものはRSV Gb免疫原をコードする。幾つかの実施形態において、1つのものはRSV F免疫原およびRSV Gb免疫原をコードし、第2のものはRSV Ga免疫原をコードする。幾つかの実施形態において、1つのものはGa免疫原およびRSV Gb免疫原をコードし、第2のものはRSV F免疫原をコードする。

0160

幾つかの実施形態において、組成物は、RSVM2−1免疫原をコードする複数の単一核酸分子を含む。

0161

RSVM2−1のコード配列が提供される幾つかの実施形態において、組成物は、RSV F免疫原とRSV M2−1免疫原、RSV M2−1免疫原とRSV Ga免疫原、およびRSV M2−1免疫原とRSV Gb免疫原のような2つのRSV免疫原をコードする単一のプラスミドのような、複数の単一核酸分子を含む。

0162

RSVM2−1のコード配列が提供される幾つかの実施形態において、RSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、およびとRSV Ga免疫原、RSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、およびRSV Gb免疫原、RSV M2−1免疫原、RSV Ga免疫原、およびRSV Gb免疫原のような3つのRSV免疫原をコードする単一のプラスミドのような、複数の単一核酸分子。幾つかの実施形態において、組成物は、RSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、RSV Ga免疫原、およびRSV Gb免疫原のような3つのRSV免疫原をコードする単一のプラスミドのような複数の単一核酸分子を含む。

0163

RSVM2−1のコード配列が提供される幾つかの実施形態において、組成物は、異なる核酸分子が異なるRSV免疫原の単一の異なるコード配列をそれぞれ含み、異なる核酸分子の対が、RSV F免疫原とRSV M2−1免疫原、RSV M2−1免疫原とRSV Ga免疫原、およびRSV M2−1免疫原とRSV Gb免疫原を含む、2つのプラスミドのような複数の2つの異なる核酸分子を含む。

0164

RSVM2−1のコード配列が提供される幾つかの実施形態において、組成物は、3つの異なるRSV免疫原のコード配列を集合的に含むか、または1つがRSV M2−1である、2つのプラスミドのような複数の2つの異なる核酸分子を含む。実施形態は、1つの核酸分子がRSV F免疫原およびRSV M2−1免疫原をコードし、第2が、RSV Ga免疫原をコードする、1つの核酸分子がRSV F免疫原およびRSV M2−1免疫原をコードし、第2がRSV Gb免疫原をコードする、1つがRSV F免疫原およびRSV Ga免疫原をコードし、第2がRSV M2−1免疫原をコードする、1つがRSV F免疫原およびRSV Gb免疫原をコードし、第2がRSV M2−1免疫原をコードする、1つがRSV M2−1免疫原およびRSV Ga免疫原をコードし、第2がRSV F免疫原をコードする、1つがRSV M2−1免疫原およびRSV Ga免疫原をコードし、第2がRSV Gb免疫原をコードする、1つがRSV M2−1およびRSV Gb免疫原をコードし、第2がRSV F免疫原をコードする、1つがRSV M2−1免疫原およびRSV Gb免疫原をコードし、第2がRSV Ga免疫原をコードする、ならびに1つがGa免疫原およびRSV Gb免疫原をコードし、第2がRSV M2−1免疫原をコードすることからなる群から選択され得る。

0165

RSVM2−1のコード配列が提供される幾つかの実施形態において、組成物は、4つの異なるRSV免疫原のコード配列を集合的に含む2つのプラスミドのような複数の2つの異なる核酸分子を含む。幾つかの実施形態において、1つの核酸分子は、RSFF免疫原をコードし、第2は、RSV M2−1免疫原、RSV Ga免疫原、およびRSV Gb免疫原コードする、1つの核酸は、RSV M2−1免疫原をコードし、第2は、RSV F免疫原、RSV Ga免疫原、およびRSV Gb免疫原をコードする、1つは、RSF Ga免疫原をコードし、第2は、RSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、およびRSV Gb免疫原をコードし、1つは、RSV Gb免疫原をコードし、第2は、RSV F免疫原、RSV M2−1免疫原、およびRSV Ga免疫原をコードする、1つは、RSV FおよびRSV M2−1免疫原をコードし、第2は、RSV Ga免疫原およびRSV Gb免疫原をコードする、1つは、RSV FおよびRSV Ga免疫原をコードし、第2は、RSV M2−1免疫原およびRSV Gb免疫原をコードする、ならびに1つはRSV FおよびRSV Gb免疫原をコードし、第2はRSV M2−1免疫原およびRSV Ga免疫原をコードする。幾つかの実施形態において、組成物は、3つの異なるRSV免疫原のコード配列を集合的に含む、3つのプラスミドのような、複数の3つの異なる核酸分子を含む。幾つかの実施形態において、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、1つは、RSV M2−1免疫原をコードし、第3は、RSV Ga免疫原をコードする、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、1つは、RSV M2−1免疫原をコードし、第3は、RSV Gb免疫原をコードする、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、1つは、RSV Ga免疫原をコードし、第3は、RSV Gb免疫原をコードする、および1つの核酸分子は、RSV M2−1免疫原をコードし、1つは、RSV Ga免疫原をコードし、第3は、RSV Gb免疫原をコードする。幾つかの実施形態において、組成物は、4つの異なるRSV免疫原のコード配列を集合的に含む、3つのプラスミドのような、複数の3つの異なる核酸分子を含む。幾つかの実施形態において、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、第2はRSV M2−1免疫原をコードし、第3は、RSV Ga免疫原およびRSV Gb免疫原をコードする、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、第2は、RSV Ga免疫原をコードし、第3は、RSV M2−1免疫原およびRSV Gb免疫原をコードする、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、第2は、RSV Gb免疫原をコードし、第3は、RSV M2−1免疫原およびRSV Ga免疫原をコードする、1つの核酸分子は、RSV M2−1免疫原をコードし、第2は、RSV Ga免疫原をコードし、第3は、RSV F免疫原およびRSV Gb免疫原をコードする、1つの核酸分子は、RSV M2−1免疫原をコードし、第2は、RSV Gb免疫原をコードし、第3は、RSV F免疫原およびRSV Ga免疫原をコードする、ならびに1つはRSV Ga免疫原をコードし、第2は、RSV Gb免疫原をコードし、第3は、RSV F免疫原およびRSV M2−1をコードする。幾つかの実施形態において、組成物は、4つの異なるRSV免疫原のコード配列を集合的に含む、4つのプラスミドのような、複数の4つの異なる核酸分子を含み、すなわち、1つの核酸分子は、RSV F免疫原をコードし、第2は、RSV M2−1免疫原をコードし、第3は、RSV Ga免疫原をコードし、第4は、RSV Gb免疫原をコードする。

0166

幾つかの実施形態において、組成物は、ケモカインCCL20、IL−12、IL−15、および/またはIL−28のコード配列を更に含む。ケモカインCCL20、IL−12、IL−15、および/またはIL−28のコード配列は、1つ以上のRSV免疫原のコード配列を含む1つ以上の核酸分子に含まれ得る。ケモカインCCL20、IL−12、IL−15、および/またはIL−28のコード配列は、別個のプラスミドのような別個の核酸分子に含まれ得る。

0167

6.ワクチン
哺乳動物においてRSVに対して免役応答を生成することができるワクチンが、本明細書により提供される。ワクチンは、上で考察されたそれぞれのプラスミドを含むことができる。ワクチンは、複数のプラスミドまたはそれらの組み合わせを含むことができる。ワクチンは、治療または予防免疫応答を誘導するために提供され得る。

0168

幾つかの実施形態において、ワクチンは、前のTh2関連病理発生に役割を果たさないよう、好ましくはTh1に偏向しており、中和に感受性がある環境において機能することができるべきである。好ましくは、生であるべきではない。

0169

ワクチンは、F、Ga、およびGb、そのようなタンパク質のフラグメント、そのようなタンパク質の変種、変種のフラグメントからなる群から選択される1つ以上の免疫原標的を送達するために使用することができる。複数の標的を送達する場合、ワクチンは、複数の組成物または単一の組成物を含むことができる。異なるタンパク質をコードする異なるプラスミドを含む単一のプラスミドまたは組成物における複数のタンパク質をコードするプラスミドを、使用することができる。幾つかの実施形態において、ワクチンは、M2、そのフラグメント、M2−1の変種、変種のフラグメントを単独で、またはF、Ga、およびGb、そのようなタンパク質のフラグメント、そのようなタンパク質の変種、変種のフラグメントからなる群から選択される1つ以上の免疫原標的と組み合わせて送達するために使用することができる。複数の標的を送達する場合、ワクチンは、複数の組成物または単一の組成物を含むことができる。異なるタンパク質をコードする異なるプラスミドを含む単一のプラスミドまたは組成物における複数のタンパク質をコードするプラスミドを、使用することができる。

0170

ワクチンは、薬学的に許容される賦形剤を更に含むことができる。薬学的に許容される賦形剤は、ビヒクル、アジュバント、担体、または希釈剤としての機能分子であり得る。薬学的に許容される賦形剤は、免疫刺激複合体ISCOMS)のような界面活性剤フロイント不完全アジュバントモノホスホリル脂質Aを含むLPS類縁体ムラミルペプチドキノン類縁体スクアレンおよびスクアレンのような小胞ヒアルロン酸、脂質、リポソームカルシウムイオンウイルス粒子ポリアニオンポリカチオン、もしくはナノ粒子が含まれ得る形質移入促進剤、または他の既知の形質移入促進剤であり得る。

0171

形質移入促進剤は、ポリ−L−グルタミン酸(LGS)を含むポリアニオン、ポリカチオン、または脂質である。形質移入促進剤は、ポリ−L−グルタミン酸であり、より好ましくは、ポリ−L−グルタミン酸は6mg/ml未満の濃度でワクチンに存在する。形質移入促進剤は、免疫刺激複合体(ISCOMS)のような界面活性剤、フロイント不完全アジュバント、モノホスホリル脂質Aを含むLPS類縁体、ムラミルペプチド、キノン類縁体、ならびにスクアレンおよびスクアレンのような小胞を含むことができ、ヒアルロン酸を遺伝子構築物と一緒に投与に使用することもできる。幾つかの実施形態において、DNAプラスミドワクチンは、脂質、レクチンリポソーム、もしくはDNAリポソーム混合物(例えば、国際公報第09324640号を参照すること)のような当該技術において既知の他のリポソームを含むリポソーム、カルシウムイオン、ウイルス粒子、ポリアニオン、ポリカチオン、もしくはナノ粒子のような形質移入促進剤、または他の既知の形質移入促進剤を含むこともできる。好ましくは、形質移入促進剤は、ポリ−L−グルタミン酸(LGS)を含むポリアニオン、ポリカチオン、または脂質である。ワクチン中の形質移入剤の濃度は、4mg/ml未満、2mg/ml未満、1mg/ml未満、0.750mg/ml未満、0.500mg/ml未満、0.250mg/ml未満、0.100mg/ml未満、0.050mg/ml未満、または0.010mg/ml未満である。

0172

薬学的に許容される賦形剤は1つ以上のアジュバントであり得る。アジュバントは、ワクチンにおいて、同じもしくは代替的なプラスミドに発現される、または上記のプラスミドと組み合わされたタンパク質として送達される、他の遺伝子であり得る。1つ以上のアジュバントは、CCL20、α−インターフェロン(IFN−α)、β−インターフェロン(IFN−β)、γ−インターフェロン、血小板由来増殖因子(PDGF)、TNFα、TNFβ、GMCSF上皮増殖因子(EGF)、皮膚T細胞誘引性ケモカイン(CTACK)、胸腺上皮発現ケモカイン(TECK)、粘膜関連上皮ケモカイン(MEC)、IL−12、欠失されたシグナル配列をコードするシグナル配列またはコード配列を有し、かつIgEからのもののような異なるシグナルペプチド、またはIgEからのもののような異なるシグナルペプチドをコードするコード配列を任意に含むIL−15を含む、IL−15、IL−28、MHC、CD80、CD86、IL−1、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−10、IL−18、MCP−1、MIP−1α、MIP−1β、IL−8、L−セレクチン、P−セレクチン、E−セレクチン、CD34、GlyCAM−1、MadCAM−1、LFA−1、VLA−1、Mac−1、pl50.95、PECAM、ICAM−1、ICAM−2、ICAM−3、CD2、LFA−3、M−CSF、G−CSF、IL−18の突然変異形態、CD40、CD40L、血管増殖因子線維芽細胞増殖因子、IL−7、神経増殖因子、血管内皮増殖因子、Fas、TNF受容体、Flt、Apo−1、p55、WSL−1、DR3、TRAMP、Apo−3、AIR、LARD、NGRF、DR4、DR5、KILLER、TRAIL−R2、TRICK2、DR6、カスパーゼICE、Fos、c−jun、Sp−1、Ap−1、Ap−2、p38、p65Rel、MyD88、IRAK、TRAF6、IkB、不活性NIK、SAPK、SAP−1、JNK、インターフェロン応答遺伝子、NFkB、Bax、TRAIL、TRAILrec、TRAILrecDRC5、TRAIL−R3、TRAIL−R4、RANK、RANK LIGAND、Ox40、Ox40 LIGAND、NKG2D、MICA、MICB、NKG2A、NKG2B、NKG2C、NKG2E、NKG2F、TAP1、TAP2、およびこれらの機能性フラグメント、またはこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンパク質および/またはタンパク質をコードする核酸分子であり得る。幾つかの実施形態において、アジュバントは、CCL−20、IL−12、IL−15、IL−28、CTACK、TECK、MEC、またはRANTESからなる群から選択される1つ以上のタンパク質および/またはタンパク質をコードする核酸分子であり得る。IL−12の構築物および配列の例は、PCT出願第PTC/US1997/019502号、ならびに対応する米国特許出願第08/956,865号および2011年12月12日に出願の米国特許仮出願第61/569600号に開示されており、これらはそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる。IL−15の構築物および配列の例は、PCT出願第PCT/US04/18962号および対応する米国特許出願第10/560,650号、ならびにPCT出願第PCT/US07/00886号および対応する米国特許出願第12/160,766号、ならびにPCT出願第PCT/US10/048827号に開示されており、これらはそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる。IL−28の構築物および配列の例は、PCT出願第PTC/US09/039648号および対応する米国特許出願第12/936,192号に開示されており、これらはそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる。RANTESおよび他の構築物および配列の例は、PCT出願第PTC/US1999/004332号および対応する米国特許出願第09/622452号に開示されており、これらはそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる。RANTESの構築物および配列の他の例は、PCT出願番号PTC/US11/024098号に開示されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。RANTESおよび他の構築物および配列の例は、PCT出願第PTC/US1999/004332号および対応する米国特許出願第09/622452号に開示されており、これらはそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる。RANTESの構築物および配列の他の例は、PCT出願番号PTC/US11/024098号に開示されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。ケモカインのCTACK、TECK、およびMECの構築物および配列の例は、PCT出願第PTC/US2005/042231号および対応する米国特許出願第11/719/646号に開示されており、これらはそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる。OX40および他の免疫調節剤の例は、米国特許出願第10/560,653号に開示されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。DR5および他の免疫調節剤の例は、米国特許出願第09/622452号に開示されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。

0173

ワクチンは、1994年4月1日に出願の米国特許出願第021/579号に記載されている遺伝子ワクチン促進剤を更に含むことができる。

0174

ワクチンは、約1ナノグラムから100ミリグラム、約1マイクログラムから約10ミリグラム、または好ましくは約0.1マイクログラムから約10ミリグラム、またはより好ましくは約1ミリグラムから約2ミリグラムの量でコンセンサス抗原およびプラスミドを含むことができる。幾つかの好ましい実施形態において、本発明による薬学的組成物は、約5ナノグラムから約1000マイクログラムのDNAを含む。幾つかの好ましい実施形態において、薬学的組成物は、約10ナノグラムから約800マイクログラムのDNAを含有する。幾つかの好ましい実施形態において、薬学的組成物は、約0.1〜約500マイクログラムのDNAを含有する。幾つかの好ましい実施形態において、薬学的組成物は、約1〜約350マイクログラムのDNAを含有する。幾つかの好ましい実施形態において、薬学的組成物は、約25〜約250マイクログラム、約100〜約200マイクログラム、約1ナノグラムから100ミリグラム、約1マイクログラムから約10ミリグラム、約0.1マイクログラムから約10ミリグラム、約1ミリグラムから約2ミリグラム、約5ナノグラムから約1000マイクログラム、約10ナノグラムから約800マイクログラム、約0.1〜約500マイクログラム、約1〜約350マイクログラム、約25〜約250マイクログラム、約100〜約200マイクログラムのコンセンサス抗原およびそのプラスミドを含有する。

0175

ワクチンは、使用される投与様式に従って製剤化することができる。注射用ワクチンの薬学的組成物は、滅菌発熱物質無含有、および粒子無含有であり得る。等張製剤または液剤を使用することができる。等張のための添加剤には、塩化ナトリウムデキストロースマンニトールソルビトール、およびラクトースが含まれ得る。ワクチンは、血管収縮剤を含むことができる。等張液剤には、リン酸緩衝食塩水が含まれ得る。ワクチンは、ゼラチンおよびアルブミンを含む安定剤を更に含むことができる。安定化は、製剤が室温または周囲温度で長時間安定であることを可能にし得、例えば、ワクチン製剤へのLGS、またはポリカチオンもしくはポリアニオンであり得る。

0176

7.ワクチンの送達方法
免疫応答が誘導され得るRSVへの特に有効な免疫原にするエピトープを含む、コンセンサス抗原の遺伝子構築物およびタンパク質を提供するワクチンを送達する方法が、本明細書において提供される。ワクチンを送達する、またはワクチン接種の方法は、治療的および予防的な免疫応答を誘導するために提供することができる。ワクチン接種の方法は、RSVに対する免疫応答を哺乳動物において生成することができる。ワクチンを個体に送達して、哺乳動物の免疫系の活性を調節し、免疫応答を増強することができる。ワクチンの送達は、細胞内で発現し、細胞の表面に送達され、その時点で免疫系が認識し、細胞性、液性、または細胞性および液性の応答を誘導する核酸分子としてのコンセンサス抗原の形質移入であり得る。ワクチンの送達は、上記に考察されたワクチンを哺乳動物に投与して、RSVに対する免疫応答を哺乳動物に誘導または誘発することに使用できる。

0177

哺乳動物の細胞へのワクチンおよびプラスミドの送達によって、形質移入細胞が発現し、ワクチンから注入されたそれぞれのプラスミドへコンセンサス抗原を分泌する。これらのタンパク質は、免疫系により外来性であると認識され、これらに対して抗体が作製される。抗体は、免疫系により維持され、後のRSV感染への有効な応答を可能にする。

0178

ワクチンを哺乳動物に投与して、免疫応答を哺乳動物に誘発することができる。哺乳動物は、ヒト、霊長類、非ヒト霊長類、ウシ、ブタヒツジヤギアンテロープ、バイソンスイギュウ、バイソン、ウシ科シカハリネズミゾウラマアルパカ、マウス、ラット、およびニワトリであり得る。

0179

a.併用治療
ワクチンは、CCL20、α−インターフェロン、γ−インターフェロン、血小板由来増殖因子(PDGF)、TNFα、TNFβ、GM−CSF、上皮増殖因子(EGF)、皮膚T細胞誘引性ケモカイン(CTACK)、胸腺上皮発現ケモカイン(TECK)、粘膜関連上皮ケモカイン(MEC)、IL−12、欠失されたシグナル配列を有し、かつIgEシグナルペプチドのような異なるシグナルペプチド任意に含むIL−15を含む、IL−15、MHC、CD80、CD86、IL−28、IL−1、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−10、IL−18、MCP−1、MIP−1α、MIP−1β、IL−8、RANTES、L−セレクチン、P−セレクチン、E−セレクチン、CD34、GlyCAM−1、MadCAM−1、LFA−1、VLA−1、Mac−1、pl50.95、PECAM、ICAM−1、ICAM−2、ICAM−3、CD2、LFA−3、M−CSF、G−CSF、IL−18の突然変異形態、CD40、CD40L、血管増殖因子、線維芽細胞増殖因子、IL−7、神経増殖因子、血管内皮増殖因子、Fas、TNF受容体、Flt、Apo−1、p55、WSL−1、DR3、TRAMP、Apo−3、AIR、LARD、NGRF、DR4、DR5、KILLER、TRAIL−R2、TRICK2、DR6、カスパーゼICE、Fos、c−jun、Sp−1、Ap−1、Ap−2、p38、p65Rel、MyD88、IRAK、TRAF6、IkB、不活性NIK、SAPK、SAP−1、JNK、インターフェロン応答遺伝子、NFkB、Bax、TRAIL、TRAILrec、TRAILrecDRC5、TRAIL−R3、TRAIL−R4、RANK、RANK LIGAND、Ox40、Ox40 LIGAND、NKG2D、MICA、MICB、NKG2A、NKG2B、NKG2C、NKG2E、NKG2F、TAP1、TAP2、およびこれらの機能性フラグメント、またはこれらの組み合わせをコードする、他のタンパク質および/または遺伝子と組み合わせて投与され得る。幾つかの実施形態において、ワクチンは、以下の核酸分子および/またはタンパク質の1つ以上と組み合わせて投与され、核酸分子は、CCL20、IL−12、IL−15、IL−28、CTACK、TECK、MEC、およびRANTES、またはこれら機能性のフラグメントの1つ以上をコードするコード配列を含む核酸分子からなる群から選択され、タンパク質は、CCL02、IL−12タンパク質、IL−15タンパク質、IL−28タンパク質、CTACKタンパク質、TECKタンパク質、MEKタンパク質、もしくはRANTESタンパク質、またはこれらの機能性フラグメントからなる群から選択される。

0180

ワクチンは、経口、非経口下、経皮直腸内、経粘膜、局所吸入口腔内投与、胸膜内静脈内、動脈内、腹腔内、皮下、筋肉内、鼻腔内、鞘内、および関節内、またはこれらの組み合わせを含む異なる経路で投与することができる。獣医学的使用では、組成物を、通常の獣医学診療に適切に許容される製剤として投与することができる。獣医師は、特定の動物に最も適した投与レジメンおよび投与経路を容易に決定することができる。ワクチンは、伝統的なシリンジ無針注射装置、「微粒子銃」、または電気穿孔(「EP」)、「流体力学法」、もしくは超音波のような他の物理的方法により投与することができる。

0181

ワクチンのプラスミドは、インビボ電気穿孔を用いるおよび用いないDNA注入(DNAワクチン接種とも呼ばれる)、組み換えアデノウイルス、組み換えアデノウイルス関連ウイルス、および組み換えワクシニアのようなリポソーム仲介、ナノ粒子促進組み換えベクターを含む幾つかの周知の技術により哺乳動物に送達することができる。コンセンサス抗原は、DNA注入を介し、インビボ電気穿孔を伴って送達することができる。

0182

b.電気穿孔
ワクチンのプラスミドの電気穿孔を介したワクチンの投与は、細胞膜に可逆的細孔を形成させるのに有効なエネルギーパルスを、哺乳動物の所望の組織に送達すように構成され得る電気穿孔装置を使用して達成することができ、好ましくは、エネルギーパルスは、使用者により予め設定された電流入力に類似した定電流である。電気穿孔装置は、電気穿孔構成要素および電極アセンブリーまたはハンドルアセンブリーを含むことができる。電気穿孔構成要素は、制御装置、電流波形発生器インピーダンス試験器、波形自動記録器入力要素状況報告要素、通信ポート記憶装置構成要素、電源、および電源スイッチが含まれる、電気穿孔装置の様々な要素の1つ以上を含み、組み込むことができる。電気穿孔は、インビボ電気穿孔装置、例えば、CELLECTREPシステム(VGX Pharmaceuticals,Blue Bell,PA)またはElgen電気穿孔機(Genetronics,San Diego,CA)を使用することにより達成され、プラスミドによる細胞の形質移入を促進することができる。

0183

電気穿孔構成要素は、電気穿孔装置の1つの要素として機能することができ、他の要素は、電気穿孔構成要素と通信する別個の要素(または構成要素)である。電気穿孔構成要素は、電気穿孔装置の1つを超える要素として機能することができ、これも、電気穿孔構成要素から離れている電気穿孔装置の他の要素と通信し得る。電気機械的または機械的な装置の一部として存在する電気穿孔装置の要素は、1つの装置として、または互いに通信する別個の要素として機能し得る要素として限定されることはない。電気穿孔構成要素は、所望の組織に定電流を生じるエネルギーパルスを送達することができ得、フィードバック機構を含む。電極アセンブリーは、空間を開けて配置された複数の電極を有する電極配列を含むことができ、ここで電極アセンブリーは、電気穿孔構成要素からのエネルギーパルスを受け取り、これを、電極を介して所望の組織に送達する。複数の電極の少なくとも1つは、エネルギーパルスの送達の間は中性であり、所望の組織においてインピーダンスを測定し、インピーダンスを電気穿孔構成要素に通信する。フィードバック機構は、測定されたインピーダンスを受け取ることができ、電気穿孔構成要素により送達されたエネルギーパルスを調整して、定電流を維持することができる。

0184

複数の電極が、分散パターンでエネルギーパルスを送達することができる。複数の電極は、プログラム化シーケンスによる電極の制御を介する分散パターンでエネルギーパルスを送達することができ、プログラム化シーケンスは、使用者により電気穿孔構成要素に入力される。プログラム化シーケンスは、シーケンスで送達された複数のパルスを含むことができ、複数のパルスのそれぞれのパルスは、インピーダンスを測定する1つの中性電極を有する少なくとも2つの活性電極により送達され、後から続く複数のパルスは、インピーダンスを測定する1つの中性電極を有する少なくとも2つの活性電極のうちの異なる1つにより送達される。

0185

フィードバック機構は、ハードウエアまたはソフトウエアのいずれかにより実施することができる。フィードバック機構は、アナログ閉ループ回路により実施することができる。フィードバックは、50μs、20μs、10μs、または1μs毎に発生するが、好ましくはリアルタイムフィードバックまたは瞬時(すなわち、応答時間を決定する利用可能な技術により決定される、実質的な瞬時)である。中性電極は、所望の組織においてインピーダンスを測定し、インピーダンスをフィードバック機構に通信することができ、フィードバック機構は、インピーダンス応答し、エネルギーパルスを調整して、予め設定された電流と類似した値に定電流を維持する。フィードバック機構は、エネルギーパルスの送達の間に定電流を連続的または瞬時に維持することができる。

0186

本発明のDNAワクチンの送達を促進することができる電気穿孔装置および電気穿孔法の例には、Draghia−Akli,et al.による米国特許第7,245,963号、Smith,et al.による米国特許公開第2005/0052630号に記載されたものが含まれ、これらの内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。DNAワクチンの送達の促進に使用することができる他の電気穿孔装置および電気穿孔法には、2006年10月17日出願の米国特許仮出願第60/852,149号および2007年10月10日出願の同第60/978,982号の特許法119条(e)に基づく利益を主張する、2007年10月17日出願の同時係属および共有の米国特許出願第11/874072号において提供されたものが含まれ、これらは全て、その全体が参照により組み込まれる。

0187

Draghia−Akliらによる米国特許第7,245,963号は、身体または植物内の選択された組織の細胞への生体分子の導入を促進するためのモジュール式電極システムおよびこれらの使用を記載する。モジュール式電極システムは、複数の針電極、皮下注射針プログラム可能定電流パルス制御装置から複数の針電極へ導電性インクを提供する電気コネクタ、および電源を含むことができる。操作者は、支持構造装填された複数の針電極をつかみ、それらを身体または植物の選択された組織の中にしっかりと挿入することができる。次に生体分子が、選択された組織内に皮下注射針を介して送達される。プログラム可能定電流パルス制御装置を作動し、定電流電気パルスを複数の針電極に適用する。適用される定電流電気パルスは、複数の電極の間の細胞への生体分子の導入を促進する。米国特許第7,245,963号の全ての内容は、参照により本明細書に組み込まれる。

0188

Smithらにより提出された米国特許公開第2005/0052630号は、身体または植物内の選択された組織の細胞への生体分子の導入を効果的に促進するために使用され得る電気穿孔装置を記載する。電気穿孔装置は、動作がソフトウエアまたはファームウエアにより特定される動電学的装置(「EKD装置」)を含む。EKD装置は、電極配列の間に一連のプログラム可能定電流パルスパターンを、使用者の制御およびパルスパラメーターの入力に基づいて生成し、電流波形データの記憶および取得を可能にする。電気穿孔装置は、また、針電極の配列を有する交換可能な電極ディスク注入針の中央注入チャンネル、および取り外し可能なガイドディスクを含む。米国特許公開第2005/0052630号の全ての内容は、参照により本明細書に組み込まれる。

0189

米国特許第7,245,963号および米国特許公開第2005/0052630号に記載されている電極配列および方法を、筋肉のような組織のみならず、他の組織または臓器の中にも深く侵入するように適合させることができる。電極配列の構成のため、(選択された生体分子を送達する)注入針も、標的臓器の中に完全に挿入され、注入は、電極により予め描かれた領域内の標的組織に対して垂直に施用される。米国特許第7,245,963号および米国特許公開第2005/0052630号に記載されている電極は、好ましくは長さが20mmであり、ゲージが21である。

0190

加えて、電気穿孔装置およびその使用を組み込む幾つかの実施形態において考慮されるように、以下の特許:1993年12月28日発行の米国特許第5,273,525号、2000年8月29日発行の米国特許第6,110,161号、2001年7月17日発行の同第6,261,281号、および2005年10月25日発行の同第6,958,060号、ならびに2005年9月6日発行の米国特許第6,939,862号に記載される電気穿孔装置が存在する。更に、様々な装置のいずれかを使用したDNAの送達に関する2004年2月24日発行の米国特許第6,697,669号、およびDNAを注入する方法を対象とする2008年2月5日発行の米国特許第7,328,064号に提供された主題網羅する特許が、本明細書において考慮される。上記の特許は、その全体が参照により組み込まれる。

0191

c.DNAプラスミドの調製方法
本明細書で考察されているDNAワクチンを含むDNAプラスミドを調製する方法が、本明細書において提供される。DNAプラスミドは、哺乳類発現プラスミドへの最終サブクローニングテップの後、当該技術において既知の方法を使用して、大規模発酵タンク中の細胞培養物への接種に使用することができる。

0192

本発明のEP装置で使用されるDNAプラスミドは、既知の装置および技術の組み合わせを使用して製剤化および製造することができるが、好ましくは、これらは2007年5月23日出願の契約対象同時継続米国特許仮出願第60/939,792号に記載されている最適化プラスミド製造技術を使用して製造される。幾つかの例において、これらの研究に使用されたDNAプラスミドを、10mg/mL以上の濃度で製剤化することができる。製造技術は、また、契約対象特許である2007年7月3日出願の米国特許第7,238,522号に記載されているものを含む、米国特許出願第60/939792号に記載されているものに加えて、当業者に一般的に既知の様々な装置およびプロトコールを含む、または組み込む。上で参照された出願および特許である米国特許出願第60/939,792号および米国特許第7,238,522号は、それぞれその全体が本明細書に組み込まれる。

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