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図面 (7)

課題

長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着する際に良好に貼着させることができ、また、剥離ライナーからプラスター剤を剥がし易い貼付剤を得る。

解決手段

薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤であって、 2つの略矩形状のプラスター剤は、互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合うように、1つの剥離ライナー上に貼着され、 個々の略矩形状のプラスター剤は長手辺湾曲しているもの。

概要

背景

皮膚に貼付させる貼付剤としては、基剤水分含有量が多く、持続的な冷却効果を期待できるパップ剤と、基剤の水分含有量が少なく患部を冷やさないプラスター剤とがある。パップ剤とプラスター剤とは、同じように、消炎鎮痛等の効果を奏する薬効成分を経皮吸収させるものではあるが、貼着する患部に応じて選択されている。具体的には、パップ剤は、粘着性能がプラスター剤よりも低いため、肩や等の動きの少ない患部に適しており、プラスター剤は粘着性能がパップ剤よりも高いため、可動部位関節周辺等の患部に適しているとされてきた。

しかしながら、プラスター剤は、粘着性が高いため可動部位の関節周辺等に貼着することにも有効であるが、粘着成分として生ゴム天然ゴムラテックス)が使用される場合があった。生ゴムには微量のタンパク質が含まれており、このタンパク質に対してアレルギー発症する場合があった。そのため、生ゴムを用いずに粘着成分として、ホットメルト型粘着剤スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体を用いて、ホットメルト型接着剤の成分の劣化もなく良好な粘着層を形成させるため、50〜100℃の温度で混練した膏体からなる提案も行われている(特許文献1参照)。

概要

長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着する際に良好に貼着させることができ、また、剥離ライナーからプラスター剤を剥がし易い貼付剤を得る。薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤であって、 2つの略矩形状のプラスター剤は、互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合うように、1つの剥離ライナー上に貼着され、 個々の略矩形状のプラスター剤は長手辺湾曲しているもの。

目的

本発明は、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着する際に良好に貼着させることができ、また、剥離ライナーからプラスター剤を剥がし易い貼付剤を得ることを目的とし、このプラスター製剤の製造が容易な製造法を得ることを別の目的とする

効果

実績

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請求項1

薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤であって、2つの略矩形状のプラスター剤は、互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合うように、1つの剥離ライナー上に貼着され、個々の略矩形状のプラスター剤は長手辺湾曲していることを特徴とするプラスター製剤。

請求項2

前記膏体層は、ホットメルト粘着剤に薬効成分が混練されたプラスター膏体層であることを特徴とする請求項1に記載のプラスター製剤。

請求項3

前記湾曲した長手辺と短手辺とが交差する四隅が丸く面取りされた角丸略矩形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプラスター製剤。

請求項4

薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤の製造法であって、予め定められた略矩形状のプラスター剤の長手辺長さ2つ分よりも長い幅の剥離ライナーテープに、同幅のプラスター剤テープの膏体層を貼り合わせてプラスター剤テープと剥離ライナーとの積層体を得る積層体形成工程と、得られた積層体から前記プラスター剤テープの中央部の領域を前記剥離ライナーを残して打ち抜くハーフカット工程と、打ち抜かれたプラスター剤テープの中央部の領域を除去するハーフカット除去工程と、ハーフカット除去工程後の積層体から、長手辺が湾曲した2つの略矩形状のプラスター剤が互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合う形状に、プラスター剤テープを剥離ライナーテープと共に切断する切断工程とを備えたことを特徴とするプラスター製剤の製造法。

請求項5

前記積層体形成工程が、前記剥離ライナーテープにホットメルト粘着剤に薬効成分を混練した膏体層を展延塗布した後に、支持体テープを膏体層に貼り合わせてプラスター膏体の積層体を得るものであること特徴とする請求項4に記載のプラスター製剤の製造法。

請求項6

前記ハーフカット工程及び前記切断工程を経た前記プラスター製剤は、湾曲し長手辺と短手辺とが交差する四隅が丸く面取りされた角丸略矩形状のプラスター剤となるように打ち抜き及び切断されることを特徴とする請求項4又は5に記載のプラスター製剤の製造法。

技術分野

0001

本発明は、例えば肩こり薬等の薬効成分を経皮吸収させるプラスター製剤に関し、更に、プラスター製剤の製造法に関するものである。

背景技術

0002

皮膚に貼付させる貼付剤としては、基剤水分含有量が多く、持続的な冷却効果を期待できるパップ剤と、基剤の水分含有量が少なく患部を冷やさないプラスター剤とがある。パップ剤とプラスター剤とは、同じように、消炎鎮痛等の効果を奏する薬効成分を経皮吸収させるものではあるが、貼着する患部に応じて選択されている。具体的には、パップ剤は、粘着性能がプラスター剤よりも低いため、肩や等の動きの少ない患部に適しており、プラスター剤は粘着性能がパップ剤よりも高いため、可動部位関節周辺等の患部に適しているとされてきた。

0003

しかしながら、プラスター剤は、粘着性が高いため可動部位の関節周辺等に貼着することにも有効であるが、粘着成分として生ゴム天然ゴムラテックス)が使用される場合があった。生ゴムには微量のタンパク質が含まれており、このタンパク質に対してアレルギー発症する場合があった。そのため、生ゴムを用いずに粘着成分として、ホットメルト型粘着剤スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体を用いて、ホットメルト型接着剤の成分の劣化もなく良好な粘着層を形成させるため、50〜100℃の温度で混練した膏体からなる提案も行われている(特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2004−277345号公報

発明が解決しようとする課題

0005

このようなプラスター製剤としては、特に、粘着性が高く、尚且つ、剥離ライナー膏体層が貼着されたプラスター剤が薄くしかも剥離ライナーも薄いために、剥離ライナーからプラスター剤を剥がし難いことが問題となっている。また、太腿すね、腕等のように長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着する際に、皺になり易く、発生した皺部分から剥がれやすく、また、皺部分の薬効成分が経皮吸収されず、効率的ではないことも問題となっている。

0006

本発明は、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着する際に良好に貼着させることができ、また、剥離ライナーからプラスター剤を剥がし易い貼付剤を得ることを目的とし、このプラスター製剤の製造が容易な製造法を得ることを別の目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載された発明に係るプラスター製剤は、薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤であって、
2つの略矩形状のプラスター剤は、互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合うように、1つの剥離ライナー上に貼着され、
個々の略矩形状のプラスター剤は長手辺湾曲していることを特徴とするものである。

0008

請求項2に記載された発明に係るプラスター製剤は、請求項1に記載の膏体層は、ホットメルト粘着剤に薬効成分が混練されたプラスター膏体層であることを特徴とするものである。

0009

請求項3に記載された発明に係るプラスター製剤は、請求項1又は2に記載の湾曲した長手辺と短手辺とが交差する四隅が丸く面取りされた角丸略矩形状であることを特徴とするものである。

0010

請求項4に記載された発明に係るプラスター製剤の製造法は、薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤の製造法であって、
予め定められた略矩形状のプラスター剤の長手辺長さ2つ分よりも長い幅の剥離ライナーテープに、同幅のプラスター剤テープの膏体層を貼り合わせてプラスター剤テープと剥離ライナーとの積層体を得る積層体形成工程と、
得られた積層体から前記プラスター剤テープの中央部の領域を前記剥離ライナーを残して打ち抜くハーフカット工程と、
打ち抜かれたプラスター剤テープの中央部の領域を除去するハーフカット除去工程と、
ハーフカット除去工程後の積層体から、長手辺が湾曲した2つの略矩形状のプラスター剤が互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合う形状に、プラスター剤テープを剥離ライナーテープと共に切断する切断工程とを備えたことを特徴とするものである。

0011

請求項5に記載された発明に係るプラスター製剤の製造法は、請求項4に記載の積層体形成工程が、前記剥離ライナーテープにホットメルト粘着剤に薬効成分を混練した膏体層を展延塗布した後に、支持体テープを膏体層に貼り合わせてプラスター膏体の積層体を得るものであること特徴とするものである。

0012

請求項6に記載された発明に係るプラスター製剤の製造法は、請求項4又は5に記載のハーフカット工程及び前記切断工程を経た前記プラスター製剤は、湾曲した長手辺と短手辺とが交差する四隅が丸く面取りされた角丸略矩形状のプラスター剤となるように打ち抜き及び切断されることを特徴とするものである。

発明の効果

0013

本発明は、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着する際に良好に貼着させることができ、また、剥離ライナーからプラスター剤を剥がし易いプラスター製剤を得ることができるという効果がある。また、このプラスター製剤の製造が容易な製造法を得ることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0014

本発明のプラスター製剤の一実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は側面図、c図は一部拡大図を含んだ正面図である。
図1に示すプラスター製剤の製造工程を示す説明図であり、a図は積層体を形成する工程、b図は中央部の領域をハーフカットする工程、c図はハーフカットの領域を除去する工程、d図は2つのプラスター剤を剥離ライナーと共に切断する工程、e図は打ち抜かれた両側部を除去する工程、f図は図1に示したプラスター製剤に切り出された状態を示す。
図1に示すプラスター製剤の製造を示す説明図であり、a図は積層体形成工程までの工程、b図はその後のハーフカット及び切断工程を示す。
図3のb図に示したハーフカット及び切断工程とは別の製造を示す説明図である。
図3又は図4で示したハーフカットで用いるカッティングドラムの正面図である。
図3又は図4で示した全カットで用いるカッティングドラムの正面図である。

0015

本発明においては、薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の一方の面上に被着された支持体とを備えたプラスター剤と、このプラスター製剤の膏体層の他方の面上に貼着される剥離ライナーとを備えたプラスター製剤であって、2つの略矩形状のプラスター剤は、互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合うように、1つの剥離ライナー上に貼着され、個々の略矩形状のプラスター剤は長手辺が湾曲している。貼付されるプラスター剤の長手辺が湾曲しているため、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に良好に貼着させることができる。また、1つの剥離ライナー上に2つのプラスター剤の一方の向かい合う辺を容易にめくり挙げることができ、容易に剥離ライナーから剥がすことができる。

0016

詳しくは、従来は剥離ライナーとプラスター剤とが両方共に薄いため、ツメでプラスター剤の端辺をめくり挙げようとすると、端辺がツメで膏体層側に丸まって粘着面同士がくっつくため、剥がし難く、患部に奇麗に貼着できない問題があったが、本発明によれば、剥離ライナーを折り曲げつつその曲折部をプラスター剤の短辺方向に移動させることにより、2つのプラスター剤の一方の向かい合う辺を容易にめくり挙げることができ、容易に剥離ライナーから剥がすことができ、患部に奇麗に貼着することができる。また、長手辺が湾曲されたプラスター剤は、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部の側面に沿って患部に貼着することにより、皺がよらずに貼着されるため、可動部位の関節周辺等の患部でも剥がれ難く、薬効成分も有効に投与されることとなる。

0017

本発明のプラスター製剤としては、患部に貼付されるプラスター剤と、このプラスター剤の膏体層の一方の面に剥離ライナーが貼着されたものである。また、プラスター剤としては、薬効成分が混練された膏体層とこの膏体層の他方の面上に被着された支持体とを備えるものである。

0018

本発明の2つの略矩形状のプラスター剤の各々は、好ましくは、四隅を丸く面取りされた角丸略矩形状のプラスター剤が挙げられる。これにより、患部に貼着後も剥がれ難い効果を奏する。

0019

本発明のプラスター製剤の製造法としては、少なくとも2つの長手辺が湾曲された略矩形状のプラスター剤の長手辺の合計長さよりも長い幅の剥離ライナーテープに、この剥離ライナーテープと同幅のプラスター剤テープの膏体層を貼り合わせてプラスター剤と剥離ライナーとの積層体を得る積層体形成工程と、得られた積層体から前記プラスター剤テープの中央部の領域を前記剥離ライナーを残して打ち抜くハーフカット工程と、打ち抜かれたプラスター剤テープの中央部の領域を除去するハーフカット除去工程と、ハーフカット除去工程後の積層体から、2つの略矩形状のプラスター剤が互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合う形状に、プラスター剤テープを剥離ライナーテープと共に切断する切断工程とを備えることにより、製造することができる。

0020

尚、2つの長手辺が湾曲された略矩形状のプラスター剤の向かい合う短手辺の隔てられた距離としては、剥離ライナーを折り曲げつつその曲折部を一方のプラスター剤の短辺方向に移動させることにより、2つのプラスター剤の一方の向かい合う辺を容易にめくり挙げることができる程度に離れていればよい。具体的には、1mm〜10mm程度であればよい。また、プラスター剤の長手辺の湾曲についても、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部に貼着した際に、皺が発生しない湾曲の度合いであればよい。

0021

好ましくは、ハーフカット工程及び切断工程を経た前記プラスター剤が、四隅を丸く面取りされた角丸略矩形状のプラスター剤となるように打ち抜き及び切断されることにより、四隅を丸く面取りされた角丸略矩形状のプラスター剤を容易に製造することができる。

0022

本発明の膏体層としては、好ましくは、ホットメルト粘着剤に薬効成分を混練したものが挙げられる。具体的なホットメルト粘着剤としては、ゴム粘着物質等が挙げられる。このゴム系粘着物質としては、従来から使用されているジエン系高分子化合物、具体的には、天然ゴム合成ゴム、これらの混合物があげられる。合成ゴムとしては、スチレン−イソブチレンスチレンブロック共重合体ゴム、スチレン−ブタジエンゴムポリイソプレンゴムブチルゴムシリコーンゴムなどがあげられる。

0023

本発明の膏体層の厚さは、使用目的により異なるが、薄くなるとプラスター製剤の単位面積当たり薬物含有量が不足すると共に粘着力が不十分となり、厚くなると支持体付近の膏体層に含有される薬効成分が十分に拡散せず、薬物徐放性が低下する。このため、20〜500μmが好ましい。

0024

本発明の支持体としては、膏体層の成分が裏抜けせず、患部にフィットさせるため、柔軟な素材が選ばれることは、従来から行われていることであるが、本発明の硬膏剤においては、貼付する際に剥離ライナーを折り曲げつつその曲折部をプラスター剤の短辺方向に移動させることにより、2つのプラスター剤の一方の向かい合う辺を容易にめくり挙げるため、柔軟な素材が選ばれる。例えば、伸縮性のある織布又は不織布が挙げられる。

0025

本発明の剥離ライナーの材質としては、ポリエステル系、ポリプロピレン系、ポリエチレン系、アルキルベンゼンスルフォン酸系、ポリビニルクロライド系、金属フィルム系等が挙げられる。

0026

本発明の硬膏剤に用いられる薬効成分は、いわゆる経皮吸収され得る薬物であれば特に限定されない。例えば、消炎鎮痛剤血行促進剤血圧降下剤利尿剤抗アレルギー剤抗喘息剤、冠血管拡張剤、気管支拡張剤β遮断薬癌疼痛治療剤禁煙補助剤等を挙げることができる。

0027

本発明が提供する硬膏剤に用いられる消炎鎮痛剤としては、例えば、フルルビプロフェンフェルビナクサリチル酸メチルサリチル酸グリコールインドメタシンケトプロフェン等を挙げることができる。血行促進剤としては、ノニル酸ワニリルアミドカプサイシンニコチン酸ベンジル等を挙げることができる。

0030

また、冠血管拡張剤としては、例えば、ニトログリセリンニトログリコール硝酸イソソルビドジピリダモール、モリシドミン等が挙げられる。気管支拡張剤としては、例えば、塩酸トリメトキノール塩酸プロカテロール、塩酸マブテロール硫酸サルブタモールテオフィリンツロブテロール等が挙げられる。

0031

その他、本発明の硬膏剤にあっては、L−メントール等の清涼剤殺菌剤ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤ミリスチン酸イソプロピル等の保湿剤等を所望により配合することができる。

0032

図1は本発明のプラスター製剤の一実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は側面図、c図は一部拡大図を含んだ正面図である。図2図1に示すプラスター製剤の製造工程を示す説明図であり、a図は積層体を形成する工程、b図は中央部の領域をハーフカットする工程、c図はハーフカットの領域を除去する工程、d図は2つのプラスター剤を剥離ライナーと共に切断する工程、e図は打ち抜かれた両側部を除去する工程、f図は図1に示したプラスター製剤に切り出された状態を示す。

0033

図3図1に示すプラスター製剤の連続式製造を示す説明図である。図4図3のb図に示したハーフカット及び切断工程とは別の製造を示す説明図である。図5図3又は図4で示したハーフカットで用いるカッティングドラムの正面図である。図6図3又は図4で示した全カットで用いるカッティングドラムの正面図である。

0034

図1に示す通り、本実施例のプラスター製剤10は、長手辺が湾曲した略矩形状のプラスター剤12を2つ備えている。2つのプラスター剤12は、互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合うように、5mm隔てて1つの剥離ライナー18上に貼着されている。プラスター剤12は、支持体16の下面に展延された膏体層14を備え、更に、膏体層14の下面に剥離ライナー18が貼着される。2つのプラスター剤12同士の間の剥離ライナー18には剥離ライナー18が破断可能なミシン目20が形成されている。

0035

2つのプラスター剤12を1つの剥離ライナー18上に貼着されたプラスター製剤10の四隅は丸く面取りされており、湾曲された長手辺と、両側部の短手辺も剥離ライナーと共に破断されている。対向する2つのプラスター剤12の短手辺同士が予め定められた距離を空けて向かい合う対向する隅も剥離ライナー18を残してプラスター製剤の四隅と同じように丸く面取りされている。

0036

このプラスター製剤10から1つのプラスター剤12を取り外すには、剥離ライナー18の中央部分を折り曲げつつその曲折部を一方のプラスター剤12の短辺方向に移動させることにより、2つのプラスター剤の一方の向かい合う辺を容易にめくり挙げることができ、容易に剥離ライナー18から剥がすことができる。また、剥離ライナー18から外されたプラスター剤12は、長手辺が湾曲され、四隅が丸く面取りされているものとなる。このため、長手方向の端部に向かって径が変化している丸みを帯びた患部の側面に沿って患部に貼着することにより、皺がよらずに貼着されるため、可動部位の関節周辺等の患部でも剥がれ難く、薬効成分も有効に投与されることとなる。

0037

本実施例のプラスター製剤10は次のように製造される。図3のa図に示す通り、切断されると剥離ライナー18となる剥離ライナーテープ28が剥離ライナーロール38から解かれながら搬出される。この剥離ライナーテープ28の幅は少なくとも2つの略矩形状のプラスター剤の長手辺同士よりも長い幅である。

0038

この剥離ライナーテープ28上に膏体基剤層34を転写して膏体基剤層24が展延される。膏体基剤34は以下の工程で得た。即ち、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(以下、SISと略す)、ポリイソブチレン脂環族飽和炭化水素樹脂及び流動パラフィンを100℃〜150℃に加熱混練した。その後、薬効成分として、消炎鎮痛剤のインドメタシンと、その他の添加物を添加して混練し、膏体基剤34を得た。

0039

得られた膏体基剤34は基剤タンク33の下方から第1転写ロール35から第2転写ロール37を経て膏体基剤層24として剥離ライナーテープ28の全面に展延塗布されつつ搬送される。更に搬送方向の下流には、切断されると支持体12となる支持体テープ26が支持体ロール32から解かれながら搬出され、膏体基剤層24の表面上に貼着され、搬送されつつ圧接ローラ39で被着され、プラスター剤テープ22として下流方向に搬送される。

0040

図3のb図及び図2に示す通り、剥離ライナーテープ28と膏体基剤層24と支持体テープ26との積層体(図2のa図)は、図5に示すハーフカット用のカッティングドラム50でプラスター剤テープ22の搬送方向の中央部の領域を剥離ライナーテープ28を残して打ち抜かれる(図2のb図)。

0041

打ち抜かれた中央部の領域54は搬送されるプラスター剤テープ22から上方に取り除かれる(図2のc図)。中央部の領域54を取り除かれたプラスター剤テープ22は、下流側に配された図6に示す全カット用のカッティングドラム60で、剥離ライナーテープ28と膏体基剤層24と支持体テープ26との積層体から長手辺が湾曲している2つの略矩形状のプラスター剤は互いの短手辺同士を予め定められた距離だけ空けて向かい合う形状にプラスター剤テープ22を剥離ライナーテープ28と共に打ち抜き切断され、プラスター製剤10と両側部の領域64とに分断される(図2のd図)。

0042

尚、カッティングドラム60での打ち抜き切断の際には、カッティングドラム60は支持ドラム62で下方から支持される。カッティングドラム60での打ち抜きの際に、下方から剥離ライナーテープ28にミシン目20を入れるために、カッティングドラム60を下方から支持する支持ドラム62の中央部にミシン目カッター突起(図示せず)が形成されている。打ち抜き切断された両側部の領域64は、個々のプラスター製剤10が搬送される搬送路(図示せず)から上方に取り除かれ(図2のe図)、プラスター製剤10と分離される(図2のf図)。

実施例

0043

図3のb図に示す通り、ハーフカット用のカッティングドラム50と、全カット用のカッティングドラム60とは個別に支持ドラム52、62が設置されているが、図4に示す通り、これら支持ドラム52、62を一つの径の大きな支持ドラム40としてもよい。これにより、個別に打ち抜かれるプラスター剤テープ22の形状の位置合わせが行い易い利点を奏する。以上の通り、ロール状のライナーテープを支持体テープを用いて積層体から連続的にプラスター製剤10を打ち抜く工程を示したが、先に2つ分のプラスター製剤10を打ち抜いて、個々のプラスター剤12の短手辺間を取り除く工程としてもよい。

0044

10…プラスター製剤、
12…プラスター剤、
14…膏体層、
16…支持体、
18…剥離ライナー、
20…ミシン目、
22…プラスター剤テープ、
24…膏体基剤層、
26…支持体テープ、
28…剥離ライナーテープ、
32…支持体ロール、
33…基剤タンク、
34…膏体基剤、
35…第1転写ロール、
37…第2転写ロール、
38…剥離ライナーロール、
39…圧接ローラ、
40…径の大きな支持ドラム、
50…ハーフカット用のカッティングドラム、
52…支持ドラム、
54…打ち抜かれた中央部の領域、
60…全カット用のカッティングドラム、
62…支持ドラム、
64…打ち抜き切断された両側部の領域、

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