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技術 タグラベルの基材シートおよびそれを用いるタグラベルならびにタグラベルの製造方法および装置

出願人 有限会社コンピュータ印刷
発明者 中村彰男
出願日 2017年12月13日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2017-238567
公開日 2019年6月27日 (10ヶ月経過) 公開番号 2019-105755
状態 未査定
技術分野 紙容器等紙製品の製造 展示カード類
主要キーワード クローク 手荷物タグ チケット購入情報 バーコードスキャナー ビーチ シート毎 プログラム的 バス会社
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年6月27日)のものです。
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図面 (6)

課題

帯(短冊)状に形成され、荷物把手に通した後、背(内)面を相互に貼合わせて使用されるタグラベルを、低コストに作成できるようにする。

解決手段

タグラベル2を、2つ折りした基材1のシートに予め印刷をした後、帯状に切出して作成する。切出されたタグラベル2の使用は、内(背)面の糊面213,214同士を貼合わせることで行うが、2つの面で糊面213,214と剥離面239,219とを相互にずれて形成しておくことで、未使用状態では剥がせるようにしておく。注目すべきは、基材1のシートの状態で、その2つ折りされた2つの面の先(遊)端の貼合わせ面24を、相互に貼合わせておく。これによって、両面印刷往復搬送適応し、印刷後、切断線32から貼合わせ面24の部分を切離し、2つの面を開放可能にするとともに、切断線33で個別に切離すことで、タグラベル2を安価に作成できる。

概要

背景

前記のようなタグラベルは、交通機関で、荷物の搭載管理や行き先管理、さらに乗客への引き渡しの際の取り違えを防止したりするために、従来から広く用いられている。特に飛行機では、乗客が荷物を預けてから、飛行機へ搭載する迄の経路が長く、積み忘れや積み間違い、乗客同士の荷物の取り違えなどを防止するための重要な手段となっている。

前記飛行機では、個別識別可能固有の情報、具体的には、英数字などの文字記号による、搭乗者名、搭乗区間、便名、乗り継ぎ、荷物のナンバーや、それらのバーコードなど、非常に多くの可変情報を記載する必要がある。そのため、特許文献1のように、背(内)面が全面糊面となるラベルロールを、繰出しながら印刷し、切断して、前記帯(短冊)状のタグラベルを作成している。

したがって、タグラベルに、多くの可変情報(個別識別可能な固有の情報)を記載できるとともに、たとえば便変更などの状況変化にも対応し易い。しかしながら、コストが非常に高いという問題がある。一方、バスホテルクロークなど、たとえば物品(荷物)を移動(載せ替えたり)する必要が無かったり、バーコードスキャナーに通したりする必要の無い場合には、簡単で低コストなタグラベルが望まれる。その場合の前記可変情報(個別識別可能な固有の情報)としては、物品(荷物)のナンバーや、好ましくはユーザの名前程度である。

図4および図5は、そのような簡単なタグラベルの一例を展開して示す図であり、図4は正(表)面図、図5は背(裏)面図である。このタグラベル5の基材は、幅方向に連続してロール状に巻回されており、印刷会社において、その表裏に後述するような剥離剤の塗布および印刷やミシン目加工が施された後、これらの図4および図5で示すように、帯(短冊)状に切出されて作成される。このタグラベル5は、空港バスのタグラベルの例を示している。

このタグラベル5は、タグラベル本体51と、その両側に連結される控え52,53とを備えて構成される。タグラベル本体51は、荷物の把手などに通して、裏(背)面同士を貼付けて使用される。控え札52,53は、タグラベル本体51を荷物に被着した後、該タグラベル本体51からミシン目54の部分で切離して使用される。控え札53は、ユーザ(乗客の)控えであり、控え札52は、運転手、すなわち会社控えとなる。このタグラベル5(タグラベル本体51)の中央は、折れ線55となって、バス会社には、半分に折り畳んだ状態で納品される。

図4の正(表)面において、タグラベル本体51には、荷物の番号511ならびにバス会社名512および目的地(空港名およびターミナルナンバー)513が、少なくとも記載されている。控え札52,53には、荷物の番号521,531が記載されている。図示は省略しているが、控え札52,53にも社名などが記載されており、バス会社名512および目的地513などと共に、これらは、各タグラベル5に共通の固定の情報である。これに対して、荷物の番号511,521,531は、個別識別可能な固有の情報(可変情報)である。

一方、図5の背(裏)面には、先ず、耐水性と強度を持たせるためのポリエチレンによるラミネート加工フィルムが貼られている)が、全面に施されている(全面一様であるので、図5には表れていない)。このタグラベル5の基材のメーカから印刷会社には、そのラミネート加工が施された状態で、前記ロール状に巻回して納品される。そのロールが引出され、正(表)面において、タグラベル本体51の部分には、バス会社名512および目的地513の固定の情報(図では省略しているが、絵柄なども含む)が印刷され、さらに背(裏)面において、タグラベル本体51の部分には、貼付け位置の文字および枠514,515が印刷され、控え札52の部分には社名525などの固定の情報が印刷された後、巻取られる。

その後、この固定の情報が印刷されたロールは、引出され、正(表)面には、荷物の番号511,521,531の個別識別可能な固有の情報(可変情報)が印刷されて巻取られる。さらに、そのロールが引出されて、タグラベル本体51の背(裏)面には、シリコンが塗布されて剥離面516,517が形成され、前記枠514,515内に、たとえばアクリル系の強粘着糊が塗布されて、糊面518,519が形成され、さらに、折れ線55部分で2つ折りされ、たとえば前記A3サイズに裁断される。

注目すべきは、折れ線55を境界に、タグラベル本体51の一方の側と、他方の側とで、糊面518,519と剥離面516,517とが入替えて形成されていることである。これによって、印刷会社からバス会社への納品時は、折れ線55で2つ折りされることで、糊面518と剥離面517および糊面519と剥離面516とが対向し、剥離可能となっている。一方、使用時(荷物への被着時)は、糊面518,519同士を対向させて挟圧することで、前記把手などに強固に被着することができる。

概要

帯(短冊)状に形成され、荷物の把手に通した後、背(内)面を相互に貼合わせて使用されるタグラベルを、低コストに作成できるようにする。タグラベル2を、2つ折りした基材1のシートに予め印刷をした後、帯状に切出して作成する。切出されたタグラベル2の使用は、内(背)面の糊面213,214同士を貼合わせることで行うが、2つの面で糊面213,214と剥離面239,219とを相互にずれて形成しておくことで、未使用状態では剥がせるようにしておく。注目すべきは、基材1のシートの状態で、その2つ折りされた2つの面の先(遊)端の貼合わせ面24を、相互に貼合わせておく。これによって、両面印刷往復搬送適応し、印刷後、切断線32から貼合わせ面24の部分を切離し、2つの面を開放可能にするとともに、切断線33で個別に切離すことで、タグラベル2を安価に作成できる。

目的

本発明の目的は、荷物の把手などに対して、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルにおいて、小ロットで、低コストに作成することができるタグラベルの基材シートおよびそれを用いるタグラベルならびにタグラベルの製造方法および装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、内面を相互に貼合わせて使用される帯状タグラベル基材シートにおいて、該基材シートは、2つ折りされ、その2つ折りされた2つの面の内面には、前記相互に貼合わせられることになる糊面と、その糊面の貼付かない剥離面とが、前記2つ折りされた状態で対向する位置に形成されることで剥離可能に貼合わせられており、前記2つの面の先端が、相互に貼合わせられていることを特徴とするタグラベルの基材シート。

請求項2

前記2つの面の表面において、一方の面のみに、切り離し可能な控えとなり、該タグラベルを個別識別可能固有の情報を記載した領域が、少なくとも2つ印刷されることを特徴とする請求項1記載のタグラベルの基材シート。

請求項3

前記請求項1または2記載のタグラベルの基材シートの両面に印刷が施され、相互に貼合わせられている先端が切離されて前記2つの面を開放可能にするとともに、前記2つ折りの折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に切離されて、前記帯状にそれぞれ切離されて成ることを特徴とするタグラベル。

請求項4

前記被着すべき物品は手荷物であり、手荷物タグとして使用されることを特徴とする請求項3記載のタグラベル。

請求項5

被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルの製造方法であって、基材シートを2つ折りし、その2つ折りされた2つの面の内面に、前記相互に貼合わせられることになる糊面と、その糊面の糊が貼付かない剥離面とを、前記2つ折りされた状態で対向する位置に形成するとともに、前記2つの面の先端に、相互に貼合わせられることになる貼合わせ面を形成する工程と、前記糊面、貼合わせ面および剥離面が形成された前記基材シートに対して、互いに対向する面の糊面と剥離面とを一致させるとともに、貼合わせ面同士を一致させ、前記2つ折りにする工程と、前記2つ折りにされた基材シートの両表面に、タグラベルとしての情報を印刷する工程と、前記印刷された基材シートの先端を切離すことで、前記2つ折りされた2つの面間を剥離可能にするとともに、前記2つ折りの折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に延びる切断線で切離すことで、各タグラベルを前記帯状に切出す工程とを含むことを特徴とするタグラベルの製造方法。

請求項6

前記印刷の工程において、前記タグラベルとしての情報は、個別識別可能な固有の情報と、各タグラベルに共通の情報とであり、前記個別識別可能な固有の情報は、前記2つ折りにされた基材シートの2つの面の一方の表面のみに印刷されることを特徴とする請求項5記載のタグラベルの製造方法。

請求項7

前記2つの面の一方の表面のみに、該タグラベルを個別識別可能な固有の情報を記載した領域が、控え札となるように切離すためのミシン目を形成する工程を、前記2つの面の貼合わせの前に行うことを特徴とする請求項6記載のタグラベルの製造方法。

請求項8

前記個別識別可能な固有の情報はナンバーであり、前記印刷の工程において、1枚の前記基材シートには、前記折れ線方向に隣接するタグラベル間で予め定める数のナンバーが開けて印刷され、前記各タグラベルを前記帯状に切出す工程では、前記基材シートは予め定める数だけ積層された後、その積層状態で前記帯状に切離されることを特徴とする請求項5または6記載のタグラベルの製造方法。

請求項9

被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルの製造装置であって、基材シートを2つ折りし、その2つ折りされた2つの面の内面に、前記相互に貼合わせられることになる糊面と、その糊面の糊が貼付かない剥離面とを、前記2つ折りされた状態で対向する位置に形成するとともに、前記2つの面の先端に、相互に貼合わせられることになる貼合わせ面を形成する塗工機と、前記糊面、貼合わせ面および剥離面が形成された前記基材シートに対して、互いに対向する面の糊面と剥離面とを一致させるとともに、貼合わせ面同士を一致させ、前記2つ折りにする折り機と、前記2つ折りにされた基材シートの両表面に、タグラベルとしての情報を印刷するプリンターと、前記印刷された基材シートの先端を切離すことで、前記2つ折りされた2つの面間を剥離可能にするとともに、前記2つ折りの折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に延びる切断線で切離すことで、各タグラベルを前記帯状に切出す断裁機とを含むことを特徴とするタグラベルの製造装置。

請求項10

前記タグラベルとしての情報は、個別識別可能な固有の情報と、各タグラベルに共通の情報とであり、前記プリンターは、前記個別識別可能な固有の情報を、前記2つ折りにされた基材シートの2つの面の一方の表面のみに印刷することを特徴とする請求項9記載のタグラベルの製造装置。

請求項11

前記断裁機は、前記基材シートを前記塗工機に通す前に、前記2つの面の一方の表面のみにおいて、前記個別識別可能な固有の情報を記載すべき領域を、切り離し可能な控え札となるように切離すためのミシン目を形成することを特徴とする請求項10記載のタグラベルの製造装置。

技術分野

0001

本発明は、帯(短冊)状に形成され、被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、具体的には荷物などの物品の把手などに通した後、背(内)面を相互に貼合わせて使用されるタグラベル、およびその材料となる基材シートならびにタグラベルの製造方法および装置に関する。

背景技術

0002

前記のようなタグラベルは、交通機関で、荷物の搭載管理や行き先管理、さらに乗客への引き渡しの際の取り違えを防止したりするために、従来から広く用いられている。特に飛行機では、乗客が荷物を預けてから、飛行機へ搭載する迄の経路が長く、積み忘れや積み間違い、乗客同士の荷物の取り違えなどを防止するための重要な手段となっている。

0003

前記飛行機では、個別識別可能固有の情報、具体的には、英数字などの文字記号による、搭乗者名、搭乗区間、便名、乗り継ぎ、荷物のナンバーや、それらのバーコードなど、非常に多くの可変情報を記載する必要がある。そのため、特許文献1のように、背(内)面が全面糊面となるラベルロールを、繰出しながら印刷し、切断して、前記帯(短冊)状のタグラベルを作成している。

0004

したがって、タグラベルに、多くの可変情報(個別識別可能な固有の情報)を記載できるとともに、たとえば便変更などの状況変化にも対応し易い。しかしながら、コストが非常に高いという問題がある。一方、バスホテルクロークなど、たとえば物品(荷物)を移動(載せ替えたり)する必要が無かったり、バーコードスキャナーに通したりする必要の無い場合には、簡単で低コストなタグラベルが望まれる。その場合の前記可変情報(個別識別可能な固有の情報)としては、物品(荷物)のナンバーや、好ましくはユーザの名前程度である。

0005

図4および図5は、そのような簡単なタグラベルの一例を展開して示す図であり、図4は正(表)面図、図5は背(裏)面図である。このタグラベル5の基材は、幅方向に連続してロール状に巻回されており、印刷会社において、その表裏に後述するような剥離剤の塗布および印刷やミシン目加工が施された後、これらの図4および図5で示すように、帯(短冊)状に切出されて作成される。このタグラベル5は、空港バスのタグラベルの例を示している。

0006

このタグラベル5は、タグラベル本体51と、その両側に連結される控え52,53とを備えて構成される。タグラベル本体51は、荷物の把手などに通して、裏(背)面同士を貼付けて使用される。控え札52,53は、タグラベル本体51を荷物に被着した後、該タグラベル本体51からミシン目54の部分で切離して使用される。控え札53は、ユーザ(乗客の)控えであり、控え札52は、運転手、すなわち会社控えとなる。このタグラベル5(タグラベル本体51)の中央は、折れ線55となって、バス会社には、半分に折り畳んだ状態で納品される。

0007

図4の正(表)面において、タグラベル本体51には、荷物の番号511ならびにバス会社名512および目的地(空港名およびターミナルナンバー)513が、少なくとも記載されている。控え札52,53には、荷物の番号521,531が記載されている。図示は省略しているが、控え札52,53にも社名などが記載されており、バス会社名512および目的地513などと共に、これらは、各タグラベル5に共通の固定の情報である。これに対して、荷物の番号511,521,531は、個別識別可能な固有の情報(可変情報)である。

0008

一方、図5の背(裏)面には、先ず、耐水性と強度を持たせるためのポリエチレンによるラミネート加工フィルムが貼られている)が、全面に施されている(全面一様であるので、図5には表れていない)。このタグラベル5の基材のメーカから印刷会社には、そのラミネート加工が施された状態で、前記ロール状に巻回して納品される。そのロールが引出され、正(表)面において、タグラベル本体51の部分には、バス会社名512および目的地513の固定の情報(図では省略しているが、絵柄なども含む)が印刷され、さらに背(裏)面において、タグラベル本体51の部分には、貼付け位置の文字および枠514,515が印刷され、控え札52の部分には社名525などの固定の情報が印刷された後、巻取られる。

0009

その後、この固定の情報が印刷されたロールは、引出され、正(表)面には、荷物の番号511,521,531の個別識別可能な固有の情報(可変情報)が印刷されて巻取られる。さらに、そのロールが引出されて、タグラベル本体51の背(裏)面には、シリコンが塗布されて剥離面516,517が形成され、前記枠514,515内に、たとえばアクリル系の強粘着糊が塗布されて、糊面518,519が形成され、さらに、折れ線55部分で2つ折りされ、たとえば前記A3サイズに裁断される。

0010

注目すべきは、折れ線55を境界に、タグラベル本体51の一方の側と、他方の側とで、糊面518,519と剥離面516,517とが入替えて形成されていることである。これによって、印刷会社からバス会社への納品時は、折れ線55で2つ折りされることで、糊面518と剥離面517および糊面519と剥離面516とが対向し、剥離可能となっている。一方、使用時(荷物への被着時)は、糊面518,519同士を対向させて挟圧することで、前記把手などに強固に被着することができる。

先行技術

0011

特開2017−144647号公報

発明が解決しようとする課題

0012

上述のタグラベル5は、個別識別可能な固有の情報、具体的には荷物の番号511,521,531の記載内容が簡単であることから、特許文献1よりも、コストを非常に低く抑えることができる。しかしながら、タグラベル5の総ての印刷部分が、印刷会社において、ロール状の基材に対して印刷されるので、或る程度の数量、すなわちロットにならないと、低コストの効果が薄いという問題がある。

0013

本発明の目的は、荷物の把手などに対して、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルにおいて、小ロットで、低コストに作成することができるタグラベルの基材シートおよびそれを用いるタグラベルならびにタグラベルの製造方法および装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0014

本発明のタグラベルの基材シートは、被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルの基材シートにおいて、該基材シートは、2つ折りされ、その2つ折りされた2つの面の内面には、前記相互に貼合わせられることになる糊面と、その糊面の糊が貼付かない剥離面とが、前記2つ折りされた状態で対向する位置に形成されることで剥離可能に貼合わせられており、前記2つの面の先端が、相互に貼合わせられていることを特徴とする。

0015

また、本発明のタグラベルは、前記のタグラベルの基材シートの両面に印刷が施され、相互に貼合わせられている先端が切離されて前記2つの面を開放可能にするとともに、前記2つ折りの折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に切離されて、前記帯状にそれぞれ切離されて成ることを特徴とする。

0016

さらにまた、本発明のタグラベルの製造方法は、被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルの製造方法であって、基材シートを2つ折りし、その2つ折りされた2つの面の内面に、前記相互に貼合わせられることになる糊面と、その糊面の糊が貼付かない剥離面とを、前記2つ折りされた状態で対向する位置に形成(塗工)するとともに、前記2つの面の先(遊)端に、相互に貼合わせられることになる貼合わせ面を形成(塗工)する工程と、前記糊面、貼合わせ面および剥離面が形成された前記基材シートに対して、互いに対向する面の糊面と剥離面とを一致させるとともに、貼合わせ面同士を一致させ、前記2つ折りにする工程と、前記2つ折りにされた基材シートの両表面に、タグラベルとしての情報を印刷する工程と、前記印刷された基材シートの先(遊)端を切離すことで、前記2つ折りされた2つの面間を剥離可能にするとともに、前記2つ折りの折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に延びる切断線で切離すことで、各タグラベルを前記帯(短冊)状に切出す工程とを含むことを特徴とする。

0017

また、本発明のタグラベルの製造装置は、被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、内面を相互に貼合わせて使用される帯状のタグラベルの製造装置であって、基材シートを2つ折りし、その2つ折りされた2つの面の内面に、前記相互に貼合わせられることになる糊面と、その糊面の糊が貼付かない剥離面とを、前記2つ折りされた状態で対向する位置に形成(塗工)するとともに、前記2つの面の先(遊)端に、相互に貼合わせられることになる貼合わせ面を形成する塗工機と、前記糊面、貼合わせ面および剥離面が形成(塗工)された前記基材シートに対して、互いに対向する面の糊面と剥離面とを一致させるとともに、貼合わせ面同士を一致させ、前記2つ折りにする折り機と、前記2つ折りにされた基材シートの両表面に、タグラベルとしての情報を印刷するプリンターと、前記印刷された基材シートの先端を切離すことで、前記2つ折りされた2つの面間を剥離可能にするとともに、前記2つ折りの折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に延びる切断線で切離すことで、各タグラベルを前記帯(短冊)状に切出す断裁機とを含むことを特徴とする。

0018

上記の構成によれば、帯(短冊)状のタグラベルを、従来のようにラベルロールを繰出しながら印刷してゆくのではなく、2つ折りした基材シートに予め印刷をした後、帯状に切出して作成する。切出されたタグラベルの使用は、前記2つ折りの2つの面の内(背)面の糊面同士を貼合わせることで行う。しかしながら、2つ折りの内面で、折れ線から同じ距離の所に糊面が形成されていると、剥がれなくなってしまうので、剥離面も並べて形成しておき、使用前は、前記2つの面で、一方には糊面が、他方には剥離面が対向するように、2つの面で糊面と剥離面とを相互にずれて形成しておく。そして注目すべきは、本発明では、基材シートの状態で、その2つ折りされた2つの面の先(遊)端を、相互に貼合わせておくことである。

0019

したがって、その基材シートの状態で、折れ線側と先(遊)端側との、どちらが先頭になっても、プリンター内でジャムが発生することはなく、つまり、両面印刷往復搬送適応し、該基材シートには、厚紙と同様に、印刷処理を行うことができる。印刷処理後は、基材シートの前記先(遊)端部側にミシン目を入れたり、断裁機で裁断することで、貼合わせ部分を切離し、2つの面を開放可能にするとともに、折れ線方向に等間隔に、折れ線とは直角方向に延びる前記ミシン目を入れて切離し可能としたり、断裁機で裁断することで、前記帯(短冊)状のタグラベルに作成する。これによって、タグラベルに必要な任意の文字や数字などの個別識別可能な固有の情報(可変情報)を印刷した該タグラベルを、小ロットで、非常に低コストに作成することができる。また、印刷会社でタグラベルを完成させるだけでなく、前記糊面や剥離面の印刷を行った素材の基材シートの状態で出荷し、顧客側で、プリンターおよび断裁機を用いて、容易に完成させることもできる。

0020

好ましくは、本発明のタグラベルの製造方法では、前記印刷の工程において、前記タグラベルとしての情報は、個別識別可能な固有の情報と、各タグラベルに共通の情報とであり、前記個別識別可能な固有の情報は、前記2つ折りにされた基材シートの2つの面の一方の表面のみに印刷されることを特徴とする。

0021

また好ましくは、本発明のタグラベルの製造装置では、前記タグラベルとしての情報は、個別識別可能な固有の情報と、各タグラベルに共通の情報とであり、前記プリンターは、前記個別識別可能な固有の情報を、前記2つ折りにされた基材シートの2つの面の一方の表面のみに印刷することを特徴とする。

0022

さらにまた、好ましくは、前記のタグラベルの基材シートでは、前記2つの面の表面において、一方の面のみに、切り離し可能な控え札となり、該タグラベルを個別識別可能な固有の情報を記載した領域が、少なくとも2つ印刷されることを特徴とする。

0023

また好ましくは、前記のタグラベルの製造方法では、前記2つの面の一方の表面のみに、該タグラベルを個別識別可能な固有の情報を記載した領域が、控え札となるように切離すためのミシン目を形成する工程を、前記2つの面の貼合わせの前に行うことを特徴とする。

0024

さらにまた好ましくは、前記のタグラベルの製造装置では、前記断裁機は、前記基材シートを前記塗工機に通す前に、前記2つの面の一方の表面のみにおいて、前記個別識別可能な固有の情報を記載すべき領域を、切り離し可能な控え札となるように切離すためのミシン目を形成することを特徴とする。

0025

上記の構成によれば、物品に被着したタグラベルの一部を切離して控え札とするにあたって、ユーザ控えと会社控えとのように、前記控え札が2つ以上設けられる場合は、物品側に残るタグラベル本体となる部分と合わせて、前記個別識別可能な固有の情報(可変情報)を、3組以上印刷する必要がある。この点、従来では、前記帯状のタグラベルの両端部分をそれぞれ切離して2枚の控え札としていたのに対して、本発明では、前記2つ折りの基材シートの2つの面の表面の内、一方の面のみに、そのような固有の情報を印刷する。つまり、前記帯状のタグラベルの一方の端部のみから、2枚以上の控え札を切り離すようにする。

0026

したがって、前記固有の情報の印刷は、2つ折りの基材の片面のみでよく、もう片面は、社名や広告など、各タグラベルに共通の情報を印刷しておくことができる。これによって、前記固有の情報、たとえば通しナンバーを、印刷の両面で揃えるのはプログラム的に難しいのに対して、そのような調整が片面だけで済むことで、印刷のプログラムが容易になり、該固有の情報の管理がし易くなる。具体的には、印刷の失敗などでロスが出ると、従来ではナンバーが欠番になったりする可能性があったのに対して、本発明では前記ナンバーの管理が印刷の片面だけであることで、補充分の印刷が容易になったりする。また、印刷後のチェックも容易になる。

0027

また好ましくは、前記のタグラベルの製造方法では、前記個別識別可能な固有の情報はナンバーであり、前記印刷の工程において、1枚の前記基材シートには、前記折れ線方向に隣接するタグラベル間で予め定める数のナンバーが開けて印刷され、前記各タグラベルを前記帯状に切出す工程では、前記基材シートは予め定める数だけ積層された後、その積層状態で前記帯状に切離されることを特徴とする。

0028

上記の構成によれば、切離された1つの塊を取り出すと、積層分、たとえば50枚や100枚を、通し番号で束ねた、所謂串通しナンバーのタグラベルを作成することができる。

0029

さらにまた好ましくは、前記のタグラベルでは、前記被着すべき物品は手荷物であり、手荷物タグとして使用されることを特徴とする。

0030

上記の構成によれば、非常に低コストなタグラベルであるので、手荷物タグに用いることで、これまでは、預かる時間が短かったりして、タグラベルを被着する費用対効果が低かった用途にも、適用を拡げることができる。また、小ロットで作成可能であるので、交通機関などの大量に消費される用途だけでなく、イベントなどにも広く適用することができる。

発明の効果

0031

本発明のタグラベルの基材シートおよびそれを用いるタグラベルならびにタグラベルの製造方法および装置は、以上のように、帯(短冊)状のタグラベルを、従来のようにラベルロールを繰出しながら印刷してゆくのではなく、基材シートの段階では、内(背)面に糊面や剥離面を形成して2つ折りし、かつ2つ折りされた2つの面の先(遊)端を相互に貼合わせておくことでプリンターでの両面印刷を可能にし、その両面印刷によって、ナンバーや社名などの個別識別可能な固有の情報(可変情報)を印刷した後、前記の先(遊)端を切離すとともに、帯(短冊)状に切離してタグラベルを作成する。

0032

それゆえ、前記固有の情報(可変情報)を印刷したタグラベルを、小ロットで、非常に低コストに作成することができる。また、印刷会社でタグラベルを完成させるだけでなく、前記糊面や剥離面の印刷を行った素材の基材シートの状態で出荷し、顧客側で、プリンターおよび断裁機を用いて、容易に完成させることもできる。

図面の簡単な説明

0033

本発明の実施の一形態に係るタグラベルの基材の正面図である。
前記タグラベルの基材の背面図である。
前記タグラベルの基材およびタグラベルの作成方法を説明するフローチャートである。
従来技術のタグラベルの正面図である。
従来技術のタグラベルの背面図である。

実施例

0034

図1は本発明の実施の一形態に係るタグラベル2の基材1の正面図であり、図2はその背面図である。この基材1は、たとえばA3サイズのシートを、折れ線31で2つ折りして、たとえば印刷会社から顧客へ出荷される。したがって、通常の厚紙等と同様に、レーザープリンター、好ましくは、印刷による品質に近いレベルで印刷でき、任意の番号や名前等の個別識別可能な固有の情報を印刷可能なPODプリントオンデマンド)のプリンターに使用することができる。

0035

後述するように、この基材1は、顧客などでの印刷後、前記折れ線31に平行な切断線32および、折れ線31方向に等間隔で、直角方向に延びる複数の切断線33で、前記帯(短冊)状に切出されて、個別のタグラベル2となる。タグラベル2は、タグラベル本体21と、その一端に連結される控え札22,23とを備えて構成される。タグラベル本体21は、被着すべき物品の一部である荷物の把手などに通して、裏(背)面同士を貼付けて使用される。控え札22,23は、タグラベル本体21を荷物に被着した後、該タグラベル本体21からミシン目34,35の部分で切離して使用される。

0036

図1および図2は、図4および図5と同様に、バス会社での利用例を示しており、このタグラベル2の控え札23は、ユーザ(乗客の)控えであり、控え札22は、運転手、すなわち会社控えとなる。帯(短冊)状のこのタグラベル2の長手方向の中央は、折れ線31となって、バス会社には、前述のように、基材1が半分に折り畳んだ状態で納品される。

0037

図1の正(表)面において、タグラベル本体21には、荷物の番号215ならびにバス会社名216,217が、少なくとも記載されている。タグラベル本体21は、折れ線31を境に、各タグラベル2に共通の情報であるバス会社名217が記載される固定情報部211と、バス会社名216に加えて、前記個別識別可能な固有の情報である荷物の番号215が記載された可変情報部212とを備えて構成される。別の可変情報部である控え札22,23には、それぞれ前記個別識別可能な固有の情報である荷物の番号225,235が記載され、さらに控え札23には、チケット購入情報などから、ユーザ名236が記載されている。

0038

一方、図2の背(裏)面には、図5と同様に、先ず、耐水性と強度を持たせるためのポリエチレンによるラミネート加工(フィルムが貼られている)が、全面に施されている(図5と同様に、全面一様であるので、図2には表れていない)。このタグラベル2の基材1のメーカから印刷会社には、そのラミネート加工が施された状態で、ロール状に巻回して納品される。基材1のロールは、ビーチコートなどの合成紙であってもよい。

0039

印刷会社では、そのロールを引出して、先ず、断裁機でミシン目34,35が形成されて、再びロールに巻取られている。次に、ロールが引出され、背(裏)面において、タグラベル本体21には、貼付け位置の文字および枠218が印刷されて再び巻取られる。その後、再びロールが引出され、タグラベル本体21および控え札23には、シリコンが塗布されて剥離面219,239が形成され、前記枠218内および切断線32の外側に、たとえばアクリル系の強粘着糊が塗布されて、糊面213,214および貼合わせ面24が形成され、さらに折れ線31で2つ折りにされた後、前述のようにA4サイズに裁断されて積層される。

0040

その際、切断線32から貼合わせ面24部分を切離した状態で、2つ折りの基材1の2つの面が開放可能となるように、タグラベル本体21の両端側に糊面213,214が形成され、それらに前記折れ線31で2つ折りにした状態で対向する位置に、剥離面239,219が形成される。上述のように、糊面213,214および貼合わせ面24が形成された後、A4サイズに2つ折りにして貼合わせ面24同士が貼付けられ、A4サイズの長さで切断されて、基材1が完成し、印刷会社からバス会社などの顧客へ納品される。

0041

顧客では、前記PODプリンターなどによって、荷物の番号215,225,235ならびにバス会社名216,217などが、両面印刷によって印刷される。その後、所定枚数積層されて、断裁機によって、切断線32で貼合わせ面24部分が裁断され、さらに切断線33で、帯(短冊)状の個々のタグラベル2に切離される。

0042

図3は、基材1およびタグラベル2の作成方法を説明するフローチャートである。ステップS1では、印刷会社に、ラミネート加工された基材1のロールが搬入される。ステップS2では、断裁機によって、ミシン目34,35が形成される。

0043

ステップS3では、基材1のシートの背(裏)面に、印刷機によって、貼付け位置の文字および枠218が印刷される。ステップS4では、2つ折りされることになる基材1のシートに、塗工機によって、相互に貼合わせられることになる糊面213,214と、その糊面213,214の糊が貼付かない剥離面239,219とを、前記2つ折りされた際の2つの面間で相互に対向するように、前記折れ線31からの距離がずれて形成(塗工)されるとともに、2つの面の先(遊)端に、相互に貼合わせられることになる貼合わせ面24が形成(塗工)される。

0044

ステップS5では、折り機によって、基材1のシートを、互いに対向する面の糊面213,214と剥離面239,219とを一致させるとともに、貼合わせ面24同士を一致させ、2つ折りにする。ステップS6では、断裁機によって、その2つ折りされたロール状の基材1をA4サイズのシートに切離し、こうして、基材1のシートが完成すると、ステップS7で、印刷会社から、バス会社などの顧客への出荷(納入)となる。

0045

ステップS8では、PODプリンターにおいて、基材1の両面に、タグラベル2の印刷が行われる。ステップS9では、断裁機によって、2つ折りにされた基材1のシートの切断線32から先端側の貼合わせ面24の部分を切離すことで、2つ折りの2つの面間を剥離可能にするとともに、必要に応じて基材1のシートを重ね合わせ、断裁機によって、切断線33で裁断することで、各タグラベル2を帯(短冊)状に切出し、ステップS10で、タグラベル2が完成する。

0046

タグラベル2の使用枚数が少なく、基材1のシート毎に通し番号を通して管理した方がよい場合などでは、切断線33をミシン目に代えて、タグラベル2の使用の都度、シートから切離すようにしてもよい。その場合、切断線33に代わるミシン目は、ステップS2のミシン目34,35の形成行程で、合わせて作成することができる。そうすることで、顧客側では、ステップS9の個別切離し行程が無くなるので、断裁機を設けなくてよくなる。また、前記個別識別可能な固有の情報として、ユーザ名236などの不特定の情報が記載されず、特定の情報である荷物の番号215,225,235のみが記載される場合、印刷会社側でタグラベル2を総て完成して、顧客(バス会社)側に納入するようにしてもよい。そうすることで、顧客側に、プリンターや断裁機を設けなくてよくなる。

0047

完成したタグラベル2は、糊面213,214と剥離面239,219とを離して2つ折りが開かれ、荷物の把手などにタグラベル本体21が通され、糊面213,214同士が貼合わせられ、ミシン目34,35で、控え札22,23が切離される。たとえばバス会社の場合、控え札22で、会社側は搭載荷物数を確認することができ、ユーザ(乗客)側は控え札23のナンバー235とタグラベル本体21のナンバー215とを照合することで、荷物の取り違えを防止することができる。

0048

以上のように、本発明のタグラベル2およびその基材1ならびにタグラベルの製造方法および装置によれば、帯(短冊)状に形成され、被着すべき物品の一部を抱え込むようにして、具体的には荷物などの物品の把手などに通した後、背(内)面を相互に貼合わせて使用されるタグラベル2において、その帯(短冊)状のタグラベルを、従来のようにラベルロールを繰出しながら印刷してゆくのではなく、2つ折りした基材1のシートに予め印刷をした(S8)後、帯(短冊)状に切出して(S9)作成する。そして、切出されたタグラベル2の使用は、内(背)面の糊面213,214同士を貼合わせることで行うが、2つ折りの内面で、折れ線31から同じ距離の所に糊面が形成されていると、剥がれなくなってしまうので、剥離面239,219も並べて形成しておき、使用前は、2つ折りされた2つの面で、一方には糊面が、他方には剥離面が位置するように、2つの面で糊面213,214と剥離面239,219とを相互にずれて形成しておく。そして注目すべきは、本発明では、基材1のシートの状態で、その2つ折りされた2つの面の先(遊)端の貼合わせ面24を、相互に貼合わせておくことである。

0049

したがって、その基材1のシートの状態で、折れ線31側と先端(24)側との、どちらが先頭になっても、プリンター内でジャムが発生することはなく、つまり、両面印刷の往復搬送に適応し、該基材1のシートには、厚紙と同様に、印刷処理(S7)を行うことができる。印刷処理後は、前記先端部(24)側にミシン目(32)を入れたり、断裁機で裁断(S9)することで、貼合わせ面24の部分を切離し、2つの面を開放可能にするとともに、折れ線31方向に等間隔に、折れ線31とは直角方向に延びるミシン目(33)を入れたり、断裁機で裁断(S8)することで、切離し可能として、前記帯(短冊)状のタグラベル2に作成する。

0050

これによって、タグラベル2に必要な任意の個別識別可能な固有の情報(215,225,235,236)を印刷した該タグラベル2を、小ロットで、非常に低コストに作成することができる。本件発明者の試作によれば、図4および図5のタグラベルに比べて、本発明のタグラベル2は、半分位のコストで作成することができる。また、印刷会社でタグラベル2を完成させるのではなく、前記糊面213,214や剥離面239,219の印刷を行った素材の基材1のシートの状態で出荷し、顧客側で、少なくともプリンターを用いて、容易かつ柔軟に(具体的には、絵柄やナンバーなどを容易に変更して)完成させることもできる。

0051

また、物品に被着したタグラベル2の一部を切離して控え札22,23とするにあたって、ユーザ控えと会社控えとのように、控え札が2つ以上設けられる場合は、物品側に残るタグラベル本体21となる部分と合わせて、個別識別可能な固有の情報(可変情報)を、3組以上印刷する必要がある。この点、従来では、帯(短冊)状のタグラベル5の両端部分をそれぞれ切離して2枚の控え札52,53としていたのに対して、本発明のタグラベル2およびその基材1ならびにタグラベルの製造方法および装置によれば、2つ折りの基材1のシートの2つの面の内、一方の表面のみに、そのような固有の情報(215,225,235,236)を印刷し、帯(短冊)状のタグラベル2の一方の端部のみから、2枚以上の控え札22,23を切り離すようにしている。

0052

したがって、個別識別可能な固有の情報(215,225,236,236)の印刷は、2つ折りの基材1の片面のみでよく、もう片面は、社名や広告など、各タグラベルに共通の情報(217)を印刷しておくことができる。これによって、前記固有の情報、たとえば通しナンバー(215,225,235)を、印刷の両面で揃えるのはプログラム的に難しいのに対して、そのような調整が片面だけで済むことで、印刷のプログラムが容易になり、前記固有の情報(215,225,236,236)の管理がし易くなる。具体的には、印刷の失敗などでロスが出ると、ナンバーが欠番になったりする可能性があるのに対して、前記ナンバーの管理が印刷の片面だけであることで、補充分の印刷が容易になったりする。

0053

また、本発明のタグラベル2およびその基材1ならびにタグラベルの製造方法および装置によれば、前記固有の情報は荷物の番号215,225,235であり、1枚の基材1のシートには、折れ線31方向に隣接するタグラベル2間で予め定める数(図1の例では100)のナンバーが開けて印刷され、印刷後、基材1のシートは前記予め定める数だけ積層された後、その積層状態で前記帯(短冊)状に切離される。したがって、切離された1つの塊を取り出すと、積層分、たとえば50枚や100枚を、通し番号で束ねた、所謂串通しナンバーのタグラベルを作成することができる。

0054

さらにまた、本発明のタグラベル2およびその基材1ならびにタグラベルの製造方法および装置によれば、非常に低コストにタグラベル2を作成できるので、手荷物タグに用いることで、これまでは、たとえば都市のターミナルから空港までのバスなどで、預かる時間が短かったりして、タグラベル2を被着する費用対効果が低かった用途にも、適用を拡げることができる。また、小ロットで作成可能であるので、交通機関などの大量に消費される用途だけでなく、イベントなどにも広く適用することができる。

0055

この点、図4および図5のタグラベル5では、前述のロール状の基材を繰り出し、適宜印刷してゆくので、可変の情報である荷物の番号511,521,531が、折れ線55を跨いで、該タグラベル5の長手方向に分散していても、格別の問題はない。しかしながら、本発明のタグラベル2のように、基材1を顧客に納入(S6)後、顧客において、折れ線31を境に、両面印刷する(S8)場合、両面のデータを合わせることが負担になってしまうのに対して、本発明では、控え札22,23をタグラベル本体21の一端側に揃えて、可変データの印刷を片面で対応でき、そのような負担を格別に小さくすることができる。また、印刷後のチェックも容易になる。

0056

また、たとえば控え札22,23の大きさを、タグラベル5の控え札52,53と同様に、それぞれ等しい大きさに形成した場合、タグラベル5では、糊面518,519同士を貼付けた後、控え札53側には剥離面517が余っており、その剥離面517に重なる控え札52が切離し難いのに対して、本発明のタグラベル2では、控え札22,23の裏側にはタグラベル本体21は重ならず、切離し易い。

0057

1タグラベルの基材
2 タグラベル
21 タグラベル本体
211固定情報部
212可変情報部
213,214糊面
215荷物の番号
216,217バス会社名
218 枠
219剥離面
22,23控え札
225,235 荷物の番号
239 剥離面
24 貼合わせ面
31折れ線
32,33切断線
34,35 ミシン目

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