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技術 搬送機

出願人 不二サッシ株式会社エステック株式会社
発明者 梅原敏宮本智三
出願日 2017年12月14日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2017-239285
公開日 2019年6月27日 (1年0ヶ月経過) 公開番号 2019-104613
状態 未査定
技術分野 プッシャコンベヤ チェーンコンベヤ
主要キーワード 安息角α 走行チェーン 横断面形 キレート剤水溶液 一時保管場所 チェーン案内 搬送溝 コンベアケース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年6月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

飛灰などの粉粒体を下方から上方へ搬送する搬送機に関して、複数の搬送羽根ごとに粉粒体を所定量ずつ搬送することができる構造を実現する。

解決手段

粉粒体を搬送するための搬送溝19を有するコンベアケース10と、搬送溝9の長手方向にそれぞれ間隔をあけて配置され、かつ、搬送溝19内を上流側から下流側に向けて移動する複数の搬送羽根24とを備える。搬送溝19は、下端部を上流側端部とし、かつ、上端部を下流側端部とした上昇部20を有している。搬送羽根24は、外周部に弾性材製シール部27を有するもので、シール部27が、搬送溝19の内面を構成する底面28および幅方向両側の側面のそれぞれに摺接している。

概要

背景

ごみ焼却施設から排出される飛灰には、鉛、カドミウムなどの有害金属が含まれているため、飛灰を埋立て処分する際には、有害金属を安定化させる処理をしなければならない。このような飛灰の処理方法の1つとして、飛灰に安定化剤であるキレート剤水溶液を加えて混練し、飛灰中の有害金属とキレート剤とを反応させて、水に不溶性キレート錯体を生成する方法がある。また、たとえば特開2000−117219号公報には、飛灰とキレート剤水溶液とを混練するのに用いることができる混練機が記載されている。

概要

飛灰などの粉粒体を下方から上方へ搬送する搬送機に関して、複数の搬送羽根ごとに粉粒体を所定量ずつ搬送することができる構造を実現する。粉粒体を搬送するための搬送溝19を有するコンベアケース10と、搬送溝9の長手方向にそれぞれ間隔をあけて配置され、かつ、搬送溝19内を上流側から下流側に向けて移動する複数の搬送羽根24とを備える。搬送溝19は、下端部を上流側端部とし、かつ、上端部を下流側端部とした上昇部20を有している。搬送羽根24は、外周部に弾性材製シール部27を有するもので、シール部27が、搬送溝19の内面を構成する底面28および幅方向両側の側面のそれぞれに摺接している。

目的

本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、飛灰などの粉粒体を下方から上方へ搬送する搬送機に関して、複数の搬送羽根ごとに粉粒体を所定量ずつ搬送することができる構造を実現することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

粉粒体を搬送するための搬送溝を有するコンベアケースと、前記搬送溝の長手方向にそれぞれ間隔をあけて配置され、かつ、前記搬送溝内を上流側から下流側に向けて移動する複数の搬送羽根と、を備え、前記搬送溝は、下端部を上流側端部とし、かつ、上端部を下流側端部とした上昇部を有しており、前記搬送羽根は、外周部に弾性材製シール部を有するもので、前記シール部が、前記搬送溝の内面を構成する底面および幅方向両側の側面のそれぞれに摺接している、搬送機。

請求項2

前記搬送羽根が、前記搬送溝の底面に対する遠位側の箇所から、該搬送羽根の移動方向の前方に向けて突出するように設けられた側板部を有している、請求項1に記載の搬送機。

技術分野

0001

本発明は、たとえば、ごみ焼却施設から排出される飛灰などの粉粒体の搬送機に関する。

背景技術

0002

ごみ焼却施設から排出される飛灰には、鉛、カドミウムなどの有害金属が含まれているため、飛灰を埋立て処分する際には、有害金属を安定化させる処理をしなければならない。このような飛灰の処理方法の1つとして、飛灰に安定化剤であるキレート剤水溶液を加えて混練し、飛灰中の有害金属とキレート剤とを反応させて、水に不溶性キレート錯体を生成する方法がある。また、たとえば特開2000−117219号公報には、飛灰とキレート剤水溶液とを混練するのに用いることができる混練機が記載されている。

先行技術

0003

特開2000−117219号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述した飛灰の処理方法では、互いに混練すべき飛灰とキレート剤水溶液との配合比率が予め決まっている。このため、混練機への飛灰の供給は、所定の時間間隔で所定量ずつ行う必要がある。したがって、混練機を含む飛灰処理プラントも、この点を考慮した構成を採用する必要がある。

0005

図8は、本発明者などが先に考えた、飛灰処理プラントの構成を示している。この飛灰処理プラントは、ごみ焼却施設から排出された飛灰を、一旦、大型飛灰貯槽1に貯留した後、この大型飛灰貯槽1に貯留した飛灰を、混練機6へ、所定の時間間隔で所定量ずつ供給するように構成されている。

0006

ここで、大型飛灰貯槽1は、上端部に飛灰の入口を有し、下端部に飛灰の出口を有している。このため、大型飛灰貯槽1を混練機6の上方に配置すれば、大型飛灰貯槽1から混練機6への飛灰の供給を、搬送機などを介することなく、効率良く行うことができる。しかしながら、ごみ焼却施設は24時間/1日の運転を行っており、飛灰処理プラントのトラブル発生時にも、ごみ焼却施設の継続運転を行えるようにする観点から、大型飛灰貯槽1の飛灰の最大貯留量は、ごみ焼却施設で発生する飛灰量の2日分以上に設定することが望まれる。このため、大型飛灰貯槽1は、通常、文字通り大型に構成されることから、たとえば、大型飛灰貯槽1を混練機6の上方に配置すると、架台および建屋が大きくなるという問題が発生する。

0007

そこで、このような問題を避けるために、図8に示した飛灰処理プラントでは、大型飛灰貯槽1と混練機6とを水平方向にずらして配置している。そして、大型飛灰貯槽1から排出した飛灰を、搬送機3で上方に搬送した後、上方から混練機6に供給するようにしている。以下、この点について、より具体的に説明する。

0008

搬送機3は、クランク形コンベアケース8を備えており、このコンベアケース8の内部には、このコンベアケース8の長手方向に沿って、下部から上部に向かう図示しない往路と、上部から下部に向かう図示しない復路とが設けられている。また、搬送機3は、これらの往路と復路とを組み合わせた循環経路循環移動する、図示しない複数の搬送羽根を備えている。これらの搬送羽根は、循環経路に沿って、所定の間隔をあけて配置されている。

0009

飛灰処理プラントの運転時には、大型飛灰貯槽1に貯留されている飛灰を、大型飛灰貯槽1の下部に設置された第1の定量供給機2を用いて、搬送機3のコンベアケース8内の下部に、所定の時間間隔で所定量ずつ供給する。そして、この下部に供給された飛灰を、コンベアケース8内の往路を通じて、搬送羽根により、下部から上部へ搬送する。そして、この上部に搬送した飛灰を、この上部の下方に排出して、一旦、小型飛灰貯槽4に貯留する。そして、この小型飛灰貯槽4に貯留した飛灰を、小型飛灰貯槽4の下部に設置された第2の定量供給機5を用いて、混練機6へ、所定の時間間隔で所定量ずつ供給する。混練機6は、このように供給された所定量の飛灰と、別途供給された所定量のキレート剤水溶液とを混練し、その結果生成された混練物を下方に排出する。排出された混練物は、ベルトコンベア7に載せられ、図示しない一時保管場所などに搬送される。

0010

なお、上述した搬送機3では、往路を囲むコンベアケース8の内面と搬送羽根の外周縁との間に、ほぼ全周に亙って隙間が存在している。このため、往路のうちで、下方から上方に向かう垂直部では、搬送羽根に載った飛灰が、搬送羽根に生じる振動により、前記隙間を通じて落下する。したがって、上述した搬送機3では、大型飛灰貯槽1に貯留されている飛灰を、第1の定量供給機2を用いて、コンベアケース8内の下部に、所定の時間間隔で所定量ずつ供給しても、複数の搬送羽根ごとに、飛灰を所定量ずつ搬送することができない。そこで、図8に示した飛灰処理プラントでは、搬送機3から排出した飛灰を、一旦、小型飛灰貯槽4に貯留した後、この小型飛灰貯槽4に貯留した飛灰を、第2の定量供給機5を用いて、混練機6へ、所定の時間間隔で所定量ずつ供給するようにしている。

0011

しかしながら、図8に示した飛灰処理プラントにおいて、搬送機3により、複数の搬送羽根ごとに、飛灰を所定量ずつ搬送することができれば、これらの搬送羽根により搬送した飛灰を、混練機6へ、所定の時間間隔で所定量ずつ供給することができる。この結果、小型飛灰貯槽4および第2の定量供給機5の設置を省略して、飛灰処理プラントの小型化および低コスト化を図れる。

0012

本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、飛灰などの粉粒体を下方から上方へ搬送する搬送機に関して、複数の搬送羽根ごとに粉粒体を所定量ずつ搬送することができる構造を実現することにある。

課題を解決するための手段

0013

本発明の搬送機は、コンベアケースと、複数の搬送羽根とを備えている。
前記コンベアケースは、粉粒体を搬送するための搬送溝を有している。
前記複数の搬送羽根は、前記搬送溝の長手方向にそれぞれ間隔をあけて配置され、かつ、前記搬送溝内を上流側から下流側に向けて移動する。
また、前記搬送溝は、下端部を上流側端部とし、かつ、上端部を下流側端部とした上昇部を有している。
また、前記搬送羽根は、外周部に弾性材製シール部を有するもので、前記シール部が、前記搬送溝の内面を構成する底面および幅方向両側の側面のそれぞれに摺接している。

0014

本発明の搬送機では、前記搬送羽根が、前記搬送溝の内面を構成する底面に対する遠位側の箇所から、該搬送羽根の移動方向の前方に向けて突出するように設けられた側板部を有している構成を採用することができる。

発明の効果

0015

本発明の搬送機によれば、複数の搬送羽根ごとに粉粒体を所定量ずつ搬送することができる。

図面の簡単な説明

0016

図1は、実施の形態の第1例に係る搬送機の略側面図である。
図2は、図1のA部およびB部の拡大断面図である。
図3は、図1のC部の拡大断面図である。
図4は、実施の形態の第1例に係る搬送機に関して、搬送羽根が搬送溝の底面に沿って移動する状況を示す略側面図である。
図5は、実施の形態の第1例に係る搬送機の横断面図(たとえば、図2のD−D断面、および、図3のE−E断面に相当する図)である。
図6は、実施の形態の第2例に関する、図3の右半部に相当する図である。
図7は、実施の形態の第2例に関する、図4に相当する図である。
図8は、本発明者などが先に考えた飛灰処理プラントの構成を示す略図である。

実施例

0017

[実施の形態の第1例]
実施の形態の第1例について、図1図5を用いて説明する。

0018

<搬送機9の構成>
本例の搬送機9は、飛灰31を搬送するのに用いられるもので、クランク形のコンベアケース10を備えている。なお、以下の説明中、上流側および下流側は、本例の搬送機9による飛灰31の搬送方向に関する上流側および下流側を意味する。

0019

コンベアケース10は、それぞれが水平方向に配設された下部水平部11および上部水平部12と、上下方向に配設された垂直部13とを有している。そして、コンベアケース10は、下部水平部11の端部と垂直部13の下端部とを、1/4円弧形の下部コーナー部14を介して接続すると共に、上部水平部12の端部と垂直部13の上端部とを、1/4円弧形の上部コーナー部15を介して接続することにより、全体をクランク形に構成されている。コンベアケース10の上流側端部は、図1における下部水平部11の左端部であり、コンベアケース10の下流側端部は、図1における上部水平部12の右端部である。

0020

コンベアケース10の内部には、コンベアケース10の長手方向に沿って、上流側端部から下流側端部に向かう移動経路である往路16と、下流側端部から上流側端部に向かう移動経路である復路17とが設けられている。往路16と復路17とは、隔壁18により隔てられているが、往路16および復路17のそれぞれの長手方向両端部同士は互いに連通している。すなわち、コンベアケース10の内部には、往路16と復路17とを組み合わせた循環経路が設けられている。コンベアケース10を構成する下部水平部11および上部水平部12において、往路16は下方に位置しており、復路17は上方に位置している。

0021

往路16および復路17の横断面形状(長手方向に直交する断面形状)は、下部水平部11、下部コーナー部14、垂直部13、上部コーナー部15、および上部水平部12のそれぞれにおいて共通しており、具体的には、図5に示すような形状になっている。

0022

往路16には、飛灰31を搬送するための搬送溝19が設けられている。搬送溝19の内面の横断面形状は、コ字形である。搬送溝19は、往路16のうちで、隔壁18に対する遠位側に位置しており、特に、下部水平部11および上部水平部12において、下方に位置している。また、搬送溝19のうち、下部コーナー部14、垂直部13、および上部コーナー部15に対応する部分は、下端部を上流側端部とし、かつ、上端部を下流側端部とした上昇部20になっている。

0023

また、コンベアケース10のうちで、下部水平部11の上流側端部(図1における左端部)の上部には、コンベアケース10の外部から往路16の搬送溝19に飛灰31を供給するための供給口21が設けられている。また、コンベアケース10のうちで、上部水平部12の下流側端部(図1における右端部)の下部には、往路16の搬送溝19からコンベアケース10の外部に飛灰31を排出するための排出口22が設けられている。

0024

また、本例の搬送機9は、往路16と復路17とを組み合わせた循環経路を循環移動する、1対の走行チェーン23を備えている。これらの走行チェーン23は、コンベアケース10の内部の上流側端部と下流側端部とのうち、何れか一方の端部に設けられた図示しない駆動スプロケットと、他方の端部に設けられた図示しない従動スプロケットとに掛け渡された、無端チェーンである。また、1対の走行チェーン23は、往路16および復路17のそれぞれにおいて、隔壁18に対する近位側の幅方向両側部に設けられたチェーン案内溝32に沿って案内されている。この状態で、1対の走行チェーン23は、前記駆動スプロケットを回転駆動することにより、前記循環経路を循環移動する。

0025

また、本例の搬送機9は、1対の走行チェーン23に取り付けられ、かつ、1対の走行チェーン23と共に前記循環経路を循環移動する、複数の搬送羽根24を備えている。これらの搬送羽根24は、前記循環経路に沿って、所定の間隔をあけて配置されている。

0026

搬送羽根24は、1対の走行チェーン23の長手方向に対して直角な矩形基板部25と、搬送羽根24の移動方向に関して、基板部25の前側面に重ねて固定された矩形の弾性板部26とを有している。基板部25は、金属などの剛性の高い材料で造られており、弾性板部26は、ゴムシリコンなどの弾性材により造られている。

0027

また、本例では、搬送羽根24が往路16を移動する際には、搬送羽根24の一部が、往路16の搬送溝19内を上流側から下流側に向けて移動する。このような搬送羽根24の一部において、弾性板部26の外周部は、基板部25の外周部よりも外側(搬送溝19の内面に向かう側)に張り出したシール部27になっている。そして、搬送羽根24の一部が搬送溝19内を上流側から下流側に向けて移動する際には、搬送溝19の長手方向の何れの箇所においても、シール部27が、搬送溝19の内面の全体、すなわち、搬送溝19の内面を構成する底面28および幅方向両側の側面29のそれぞれに摺接するようになっている。これにより、搬送溝19の長手方向の何れの箇所においても、搬送羽根24の外周部と、搬送溝19の内面の全体との間が、隙間なく塞がれるようになっている。一方、搬送羽根24が復路17を移動する際に、シール部27は、復路17を囲むコンベアケース10の内面には摺接しないようになっている。

0028

なお、本例では、1対の走行チェーン23を係合させるスプロケットは、下部コーナー部14および上部コーナー部15には設けられていない。下部コーナー部14および上部コーナー部15において、1対の走行チェーン23は、それぞれチェーン案内溝32に沿って方向を変えるようになっている。そして、下部コーナー部14および上部コーナー部15においても、搬送溝19の内面の全体に対するシール部27の摺接状態が維持されるようになっている。

0029

<搬送機9の動作>
本例の搬送機9を用いて、飛灰31を搬送する際には、複数の搬送羽根24を、往路16と復路17とを組み合わせた循環経路に沿って、所定の速度で循環移動させる。そして、この状態で、供給口21を通じて、コンベアケース10の外部から、往路16の搬送溝19内に飛灰31を、所定の時間間隔で所定量ずつ供給する。そして、このように所定量ずつ供給された飛灰31を、複数の搬送羽根24ごとに、搬送溝19の上流側から下流側に向けて搬送する。そして、複数の搬送羽根24ごとに搬送溝19の下流側端部まで搬送した飛灰31を、排出口22を通じて、順次、コンベアケース10の外部に排出する。

0030

ここで、本例の搬送機9では、前述したように、搬送羽根24の一部が搬送溝19内を上流側から下流側に向けて移動する際には、搬送溝19の長手方向の何れの箇所においても、シール部27が、搬送溝19の内面の全体に摺接する。これにより、搬送溝19の長手方向の何れの箇所においても、搬送羽根24の外周部と、搬送溝19の内面の全体との間が、隙間なく塞がれる。このため、搬送溝19の長手方向の何れの箇所においても、複数の搬送羽根24ごとに、飛灰31を所定量ずつ搬送することができる。

0031

たとえば、搬送溝19の上昇部20において、上昇部20の内面と搬送羽根の外周部との間に隙間が存在する比較例の構造では、搬送羽根が上昇部20に沿って上昇する際に、搬送羽根に載った飛灰が、搬送羽根に生じる振動により、前記隙間を通じて落下する。したがって、このような比較例の構造では、上昇部20において、複数の搬送羽根ごとに、飛灰を所定量ずつ搬送することができない。

0032

これに対して、本例の構造では、上昇部20においても、上昇部20の内面と搬送羽根24の外周部との間に隙間が生じることはない。このため、搬送羽根24が上昇部20に沿って上昇する際に、搬送羽根24に載った飛灰31が、上昇部20の内面と搬送羽根24の外周部との間を通じて落下することを防止できる。したがって、本例の構造では、上昇部20においても、複数の搬送羽根24ごとに、飛灰31を所定量ずつ搬送することができる。

0033

以上のように、本例の搬送機9では、搬送溝19の長手方向の何れの箇所においても、複数の搬送羽根24ごとに、飛灰31を所定量ずつ搬送することができる。このため、複数の搬送羽根24ごとに搬送した飛灰31を、排出口22を通じて、所定の時間間隔(たとえば、1秒単位で)で所定量ずつ排出することができる。したがって、図8に示した飛灰処理プラントに、本例の搬送機9を適用すれば、この搬送機9から排出した飛灰31を、混練機6へ直接、所定の時間間隔で所定量ずつ供給することができる。この結果、小型飛灰貯槽4および第2の定量供給機5の設置を省略して、飛灰処理プラントの小型化および低コスト化を図ることができる。

0034

[実施の形態の第2例]
実施の形態の第2例について、図6および図7を用いて説明する。

0035

本例では、搬送羽根24aが、搬送溝19の底面28に対する遠位側の箇所から、搬送羽根24aの移動方向の前方に向けて突出するように設けられた側板部30を有している。このような本例の構造では、側板部30の存在に基づいて、それぞれの搬送羽根24aによって搬送できる飛灰31の量を、図6および図7に斜格子を付して示した分だけ、実施の形態の第1例の場合よりも多くすることができる。また、本例では、搬送溝19の上昇部20において、搬送羽根24aに載った飛灰31の一部が、搬送溝19の底面28に対する遠位側から落下することを、側板部30により防止することができる。なお、それぞれの搬送羽根24aによって搬送される飛灰31の安息角αは、搬送経路のすべての箇所でほぼ一定となる。
その他の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。

0036

本発明の搬送機は、飛灰に限らず、各種の粉粒体を搬送するために用いることができる。
また、本発明を実施する場合、搬送羽根に対するシール部の設け方は、特に問わない。たとえば、金属などの剛性の高い材料製の基板部の外周部にのみ、シール部となる弾性材を固定することもできる。また、搬送羽根の全体をゴム、シリコンなどの弾性材製とし、外周部以外の部分の肉厚を大きくして剛性を確保すると共に、外周部の肉厚を薄くしてシール部の機能を持たせることもできる。

0037

1 大型飛灰貯槽
2 第1の定量供給機
3 搬送機
4 小型飛灰貯槽
5 第2の定量供給機
6混練機
7ベルトコンベア
8コンベアケース
9 搬送機
10 コンベアケース
11下部水平部
12上部水平部
13 垂直部
14 下部コーナー部
15 上部コーナー部
16往路
17 復路
18隔壁
19搬送溝
20 上昇部
21 供給口
22 排出口
23走行チェーン
24、24a搬送羽根
25基板部
26弾性板部
27シール部
28 底面
29 側面
30側板部
31 飛灰
32チェーン案内溝

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