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技術 小型船舶

出願人 東京ウォータータクシー株式会社
発明者 齋藤直行
出願日 2017年12月11日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2017-236854
公開日 2019年6月27日 (1年0ヶ月経過) 公開番号 2019-104310
状態 未査定
技術分野 船体構造
主要キーワード ワイヤーロール 椅子席 パイプ支柱 昇降階段 階段装置 側方窓 機関部 渡し板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年6月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

側の乗降面となる部分を、各乗降場での陸地側の乗降面に揃えられるようにし、乗り合い客が乗降場で直接的に小型船舶乗り降りできる小型船舶を提供する。

解決手段

船首側甲板5に開口された階段出し入れ口14から甲板5の下の空間に、階段出し入れ口14から船首方向にして斜め上方に向けて昇降階段16を繰り出し可能に格納した。

概要

背景

従来から遊覧を目的として運河を廻る観光コースには、大人数の乗客にも対応できる大型の船舶運航されている。そして大型の船舶を着き場に係留させてその船着き場との間で乗客が乗り降りする場合、桟橋などの陸地側乗降面に対して船舶側の乗降部分の位置が高いことから、例えば特許文献1に示されているように階段装置などを用いるようにしている。

また、大型の船舶の船首側甲板の先端が乗降場それぞれの高さとほぼ揃うような場合では、船舶自体を船首の甲板の先端側に乗降口を設けたタイプとし、この船舶を付けで係留してその乗降口が直接に乗降場に繋がるようにしている。

また、同様の大型の船舶に係る技術において、特許文献2に示すように船首側や船尾側の甲板に乗降エプロン回動可能にして設けた技術が提案されている。この文献では船首側や船尾側を乗降場に向けた状態にし、跳ね上げられている乗降エプロンを降ろしてその先端を乗降場の乗降面に着けて乗り降りをする点が示されている。

このように大人数を運ぶ大型の船舶においては、乗降場に常設する階段装置の利用や、船体側の乗降口を乗降場に直接に繋いだり、船体に設けた乗降エプロンを乗降場に掛け渡すなどして乗り降りを行なうことができるようにしている。

概要

船側の乗降面となる部分を、各乗降場での陸地側の乗降面に揃えられるようにし、乗り合い客が乗降場で直接的に小型船舶に乗り降りできる小型船舶を提供する。船首側の甲板5に開口された階段出し入れ口14から甲板5の下の空間に、階段出し入れ口14から船首方向にして斜め上方に向けて昇降階段16を繰り出し可能に格納した。

目的

本発明は上記事情に鑑み、船側の乗降面となる部分を、各乗降場での陸地側の乗降面に揃えられるようにすることを課題とし、乗り合い客が乗降場で直接的に小型船舶に乗り降りできる小型船舶を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

船首側甲板に開口された階段出し入れ口から前記甲板の下の空間に、前記階段出し入れ口から船首方向にして斜め上方に向けて昇降階段が繰り出し可能に格納されていることを特徴とする小型船舶

技術分野

0001

本発明は、小型船舶であって、着き場などの複数の乗降場があるコースを廻って乗り合い客を運ぶ小型船舶に関するものである。

背景技術

0002

従来から遊覧を目的として運河を廻る観光コースには、大人数の乗客にも対応できる大型の船舶運航されている。そして大型の船舶を船着き場に係留させてその船着き場との間で乗客が乗り降りする場合、桟橋などの陸地側乗降面に対して船舶側の乗降部分の位置が高いことから、例えば特許文献1に示されているように階段装置などを用いるようにしている。

0003

また、大型の船舶の船首側甲板の先端が乗降場それぞれの高さとほぼ揃うような場合では、船舶自体を船首の甲板の先端側に乗降口を設けたタイプとし、この船舶を付けで係留してその乗降口が直接に乗降場に繋がるようにしている。

0004

また、同様の大型の船舶に係る技術において、特許文献2に示すように船首側や船尾側の甲板に乗降エプロン回動可能にして設けた技術が提案されている。この文献では船首側や船尾側を乗降場に向けた状態にし、跳ね上げられている乗降エプロンを降ろしてその先端を乗降場の乗降面に着けて乗り降りをする点が示されている。

0005

このように大人数を運ぶ大型の船舶においては、乗降場に常設する階段装置の利用や、船体側の乗降口を乗降場に直接に繋いだり、船体に設けた乗降エプロンを乗降場に掛け渡すなどして乗り降りを行なうことができるようにしている。

先行技術

0006

公開実用昭58−122693号
実用新案登録第3094817号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、近年においては、運河などに設けられた乗降場で乗り合い客を乗降させて、運航コース中にある複数の乗降場を廻る業務が小型船舶を利用して行われるようになってきており、運河に近接する都市部での新たな交通機関としての成長が期待されている。

0008

上述した乗降場を廻って乗り合い客を運ぶ小型船舶は、例えばプレジャーボートのように7、8人程度の乗員乗客を収容するキャビン船体中央部分に配置したタイプの船舶であり、乗降場にて乗り合い客が乗り降りする便宜を図るために船側の乗降面を船尾側の側舷の高さにし、その船側の乗降面と乗降場である陸地側の乗降面との間に渡し板を渡して、乗り合い客が乗り降りするようにしている。

0009

そして、乗り合い客を運ぶ上記小型船舶と陸地側の乗降面との段差が大きくならないようにするために、陸地側の乗降面の部分が浮桟橋の形態とされていることが多い。

0010

しかしながら、乗降場ではなどの陸地面から下がっている位置にある浮桟橋を一旦経てから船に乗り込んだり、また乗降場に上がったりする煩雑さがあるとともに、その浮桟橋によって乗降場自体をコンパクトにできないという不具合がある。このようなことから、乗降場において陸地側から直接的に船に乗り込んだり、船側から直接的に陸地面に上がったりできるようにしたいとの要望がある。

0011

そこで本発明は上記事情に鑑み、船側の乗降面となる部分を、各乗降場での陸地側の乗降面に揃えられるようにすることを課題とし、乗り合い客が乗降場で直接的に小型船舶に乗り降りできる小型船舶を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、船首側の甲板に開口された階段出し入れ口から前記甲板の下の空間に、前記階段出し入れ口から船首方向にして斜め上方に向けて昇降階段が繰り出し可能に格納されていることを特徴とする小型船舶を提供して、上記課題を解消するものである。

発明の効果

0013

(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、乗降場に係留した小型船舶で昇降階段を伸ばし、昇降階段の最上段を陸地側の乗降面の高さに揃えるようにしてその最上段の部分を陸地側の乗降部分に当てることにより、乗降場と小型船舶との間での移動が簡単に行なえるようになる。

0014

また、乗降場における陸地側の乗降部分の高さと小型船舶の側舷上辺の高さに大きな差がある場合でも、浮桟橋を設置せずに乗降場と小型船舶との間での移動が行なえるので、乗降場の規模が大きくなるのを抑えることができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0015

昇降階段が格納された状態での小型船舶の一例を屋根部を透過させて上方から見た状態で示す説明図である。
同じく昇降階段が格納された状態での一例を側舷側から見た状態で示す説明図である。
同じく昇降階段が各攻された状態での一例を船首側から見た状態で示す説明図である。
昇降階段が繰り出された状態での一例を屋根部を透過させて上方から見た状態で示す説明図である。
同じく昇降階段が繰り出された状態での一例を側舷側から見た状態で示す説明図である。
同じく昇降階段が繰り出された状態での一例を船首側から見た状態で示す説明図である。
格納状態となっている昇降階段の例を示す説明図である。
繰り出し状態となっている昇降階段の例を示す説明図である。
格納時の前部の甲板の上での状態を示す説明図である。
繰り出し時の前部の甲板の上での状態を示す説明図である。

実施例

0016

つぎに本発明を図1から図10に示す実施の形態で詳細に説明する。図中1は小型船舶で、該小型船舶1は図1の平面で示されているように船体中央にキャビン2が配置され、船体前部では、キャビン2の側舷3側から船首部4側の範囲に亘る前部の甲板5が、キャビン2の床位置より高くして側舷3の上端に達するように形成され、船体後部では、キャビン2から船尾部6側の後部の甲板7が、キャビン2の後部出入り口8側となる部分から左右の側舷3に沿うように分かれて船尾部6側に向けて段状にして形成されている。

0017

(船体後部)
船尾部6での船首側の中央には、機関部エンジンを覆う嵩上げされた形状の機関部カバーパネル9が後部の甲板7に連続して設けられ、同じく後部の甲板7に連続して天面の位置を前記機関部カバーパネル9の天面と揃う段部10が、機関部カバーパネル9の左右に設けられている。

0018

段部9や後部の甲板7には、機関部カバーパネル8と同様に出し入れ口や点検口を覆う構造となっている部分が形成されており、この出し入れ口や点検口は、機関部を含めて船体後部の機械設備電気設備の位置に対応している。

0019

(キャビン)
図示されているようにキャビン2には、船首側の最前方の部分に第一の操舵部11が設けられ、この第一の操舵部11の後方に、キャビンの側方窓がある壁に沿って椅子席12が設けられている。

0020

さらにこのキャビン2にあっては、キャビン2の後壁側に上記後部出入り口8が配置されているとともに、第一の操舵部11の操舵席の左舷側となる壁部に側部出入り口12が設けられており、後部出入り口8を通ってキャビン2に出入りでき、側部出入り口12を通ってもキャビン2に出入りできるようにしている。

0021

(第二の操舵部)
また、キャビン2の後壁の船尾部6側となる部分には第二の操舵部13があって、この小型船舶1では第一の操舵部11と第二の操舵部13との何れかで操舵を行なえるように設けられているものである。そして、第二の操舵部13での操舵作業は、キャビン2の後壁の窓部からキャビン2を通して行なう。

0022

(昇降階段)
船体前部において前部の甲板5には、第一の操舵部11の前方(船首部4側の方向)となる位置にして、階段出し入れ口14が開口している。さらに階段出し入れ口14から前部の甲板5の下の空間には、この空間の広がりを利用して昇降階段格納部15が形成されている。

0023

そして昇降階段格納部15には昇降階段16が格納されており、この昇降階段16は、図示されているように階段出し入れ口14から船首方向にして斜め上方に向けて繰り出し可能に設けられている。図7に格納状態にした昇降階段16が図示され、図8に繰り出し状態とした昇降階段16が図示されている。また、図9は格納時の前部の甲板5の上での状態を示し、図10で繰り出し時の前部の甲板5の上での状態を示している。

0024

スライドベース
図7図8とに示すように昇降階段16は小型船舶1の船体に対して固定とされたスライドベース17とこのスライドベース17にスライド可能に支持される階段本体18とからなるものである。スライドベース17は階段出し入れ口14に対応する開放部分を有するようにステンレス材枠組みされた平フレーム19を前部の甲板5に取付固定し、この平フレーム19から上方にステンレス製パイプ支柱20を立てて、その上端に傾斜状にして中空の太口手摺り21を取り付けている。

0025

平フレーム19の下方には、階段本体18の移動方向を上述の船首方向での斜め上方に向く方向にするようにステンレス材を枠組みしたガイドフレーム22が延長されている。そして、上記平フレーム19とガイドフレーム22とにガイドローラー23を取り付けて、このガイドローラー23が階段本体18を直接に支持することにより、階段本体18を船首方向での斜め上方に沿った方向に移動できるようにしている。

0026

(階段本体)
階段本体18はステンレス材からなる斜材24とその斜材24の間に渡したステップである踏板25とを組んでなるものである。階段本体18が昇降階段格納部15に格納されているときには、階段本体18の最上位の踏板25が階段出入り口14の高さ位置に揃ってこの階段出入り口14を閉じている。図9参照

0027

また、階段本体18が船首方向にして斜め上方に繰り出されることで下位の踏板25が順に現われ、階段本体18の全てが上がったときには最下位の踏板25が階段出入り口14の高さ位置に揃ってこの階段出入り口14を閉じる。図10参照

0028

伸縮手摺り)
階段本体18の最上位の踏板25には、その前縁の部分からステンレス材からなるパイプ支柱26を立ち上げ、さらにパイプ支柱26の上端部分に連続するようにしてステンレス材を階段本体18の長さ方向に沿って延設して細口手摺り27を設けている。そして、細口手摺り27と上記太口手摺り21との間に、一端から細口手摺り27が出入りできて他端が前記太口手摺り21の内部に出入りできる中空パイプのステンレス材からなる連結手摺り28を配置している。

0029

このようにスライドベース17は上記太口手摺り21を備えているとともに、階段本体18は最上位側に細口手摺り27を備え、太口手摺り21と細口手摺り27との間に上記連結手摺り28を配して、太口手摺り21に連結手摺り28が出入りできるようにするとともに、連結手摺り28に細口手摺り27が出入りできるようにして、前部の甲板5で階段本体18の上り下がりに応じて手摺り長さが変化する伸縮手摺り29が形成されている。

0030

(駆動部)
階段本体18の繰り出しと昇降階段格納部15への戻しは、駆動手段30の動作によって行われる。前記駆動手段30は、前部の甲板5によって隠ぺいされるようにして上記平フレーム19に電動ウインチ31を取り付けて、この電動ウインチ31からワイヤーロープ32を引き出してその先端を階段本体18の下端部に位置するフレームに連結してなるものである。図7参照

0031

電動ウインチ31によるワイヤーロール32の巻き取り動作で、階段本体18が船首方向での斜め上方に繰り出され、同じく電動ウインチ31によるワイヤーロープ32の送り出し動作で、繰り出されていた階段本体18が昇降階段格納部15に入るように下がるように設けられており、電動ウインチ31が停止してワイヤーロープ32の送り出し長さをこの電動ウインチ31が維持することで、階段本体18のスライドベース17に対する位置が定められるようにしている。

0032

そして、上記第一の操舵部11と第二の操舵部13とのいずれでも駆動手段30を制御できるように設けられており、階段本体18の繰り出しと昇降階段格納部15への格納との操作、さらに階段本体18の停止維持の操作が、第一の操舵部11と第二の操舵部13とのいずれでも行えるものとしている。

0033

1…小型船舶
2…キャビン
3…側舷
4…船首部
5…前部の甲板
6…船尾部
7…後部の甲板
11…第一の操舵部
13…第二の操舵部
14…階段出し入れ口
15…昇降階段格納部
16…昇降階段
17…スライドベース
18…階段本体
19…平フレーム
20…パイプ支柱
21…太口手摺り
22…ガイドフレーム
23…ガイドローラー
24…斜材
25…踏板
26…パイプ支柱
27…細口手摺り
28…連結手摺り
29…伸縮手摺り
30…駆動手段

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