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技術 配信サーバ、コンテンツ編集方法およびコンテンツ編集プログラム

出願人 株式会社ドワンゴ
発明者 川上量生齊藤寛明小嶋尚
出願日 2019年1月10日 (1年3ヶ月経過) 出願番号 2019-002590
公開日 2019年6月20日 (10ヶ月経過) 公開番号 2019-097177
状態 未査定
技術分野 計算機間の情報転送 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード サービス利用実績 配信者端末 コンテンツ編集プログラム 有料会員 会員種別 一般会員 動画配信サービス 引用文
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年6月20日)のものです。
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図面 (6)

課題

視聴しているコンテンツに対する興味を失わせることなく、当該コンテンツにおいて各ユーザが行った操作が異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象を抑制する。

解決手段

配信サーバ1であって、コンテンツデータを配信している端末3から、コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信部22と、端末3のユーザが、コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部23と、編集権限が有ると判定した場合、編集指示に従ってコンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集部24とを備え、判定部23は、ユーザのコンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定する。

概要

背景

パーソナルコンピュータタブレット端末スマートフォン等の複数の端末に、動画を配信し、各端末では配信された動画を視聴する動画配信サービスが知られている。

また、引用文献には、複数のユーザが同一のコンテンツを操作するために、ユーザに権限を付与する技術が記載されている。引用文献2には、管理サーバが管理するコンテンツをクライアント端末Webブラウザを介して操作するための技術が記載されている。

概要

視聴しているコンテンツに対する興味を失わせることなく、当該コンテンツにおいて各ユーザが行った操作が異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象を抑制する。配信サーバ1であって、コンテンツデータを配信している端末3から、コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信部22と、端末3のユーザが、コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部23と、編集権限が有ると判定した場合、編集指示に従ってコンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集部24とを備え、判定部23は、ユーザのコンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定する。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、視聴しているコンテンツに対する興味を失わせることなく、当該コンテンツにおいて各ユーザが行った編集操作が異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象を抑制することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンテンツデータを配信している端末から、前記コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信部と、前記端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部と、編集権限が有ると判定した場合、前記編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集部と、を備え、前記判定部は、前記ユーザの前記コンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定することを特徴とする配信サーバ

請求項2

前記編集指示は、前記コンテンツデータの中の、当該コンテンツデータを視聴しているユーザが編集可能な領域に対する編集指示であることを特徴とする請求項1に記載の配信サーバ。

請求項3

前記判定部は、前記ユーザの編集指示による前記コンテンツデータの前回の編集から所定の時間が経過した場合、編集権限が有ると判定し、前記所定の時間が経過していない場合、編集権限が無いと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の配信サーバ。

請求項4

前記判定部は、編集権限が無いと判定された前記ユーザが所定の条件を満たした場合、編集権限が回復したとみなし、当該ユーザは編集権限を有すると判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の配信サーバ。

請求項5

前記判定部は、前記ユーザの編集指示により前記コンテンツデータが所定の回数、編集された場合、編集権限が無いと判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の配信サーバ。

請求項6

前記判定部は、前記ユーザの会員種別に応じて、前記ユーザが編集権限を有しているか否かを判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の配信サーバ。

請求項7

前記判定部は、複数の端末から同じ編集指示を受信した場合、当該編集指示を最も早く受信した端末の編集指示を選択し、選択した端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の配信サーバ。

請求項8

前記コンテンツデータは、動画を含み、生放送リアルタイムに前記端末に配信されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の配信サーバ。

請求項9

コンピュータが行うコンテンツ編集方法であって、コンテンツデータを配信している端末から、当該コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信ステップと、前記端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定ステップと、編集権限が有ると判定した場合、前記編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集ステップと、を行い、前記判定ステップは、前記ユーザの前記コンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定することを特徴とするコンテンツ編集方法。

請求項10

コンピュータを、コンテンツデータを配信している端末から、当該コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信部、前記端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部、編集権限が有ると判定した場合、前記編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集部として機能させ、前記判定部は、前記ユーザの前記コンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定することを特徴とするコンテンツ編集プログラム

技術分野

背景技術

0002

パーソナルコンピュータタブレット端末スマートフォン等の複数の端末に、動画を配信し、各端末では配信された動画を視聴する動画配信サービスが知られている。

0003

また、引用文献には、複数のユーザが同一のコンテンツを操作するために、ユーザに権限を付与する技術が記載されている。引用文献2には、管理サーバが管理するコンテンツをクライアント端末Webブラウザを介して操作するための技術が記載されている。

先行技術

0004

特開2015−153154号公報
特開2012−8720号公報

発明が解決しようとする課題

0005

動画配信サービスにおいて、配信されるコンテンツの中に視聴者であるユーザが操作可能なタグ編集ボタンなどのUI(ユーザインタフェース)ボタンが表示される場合がある。人気のある生放送のコンテンツの場合、多数のユーザが同時にコンテンツを視聴するため、UIボタンを全てのユーザが自由に操作可能とすると、各ユーザが行った操作が、コンテンツにおいて、異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象(いわゆる、タグ戦争)が頻繁に発生する。

0006

これを防ぐために、UIボタンを操作可能なユーザを、全てのユーザからある一部のユーザのみに限定することが考えられる。しかしながら、UIボタンを編集可能なユーザを限定した場合、それ以外のユーザは、自分ではUIボタンを編集することができなくなるため、コンテンツに対して興味を失ってしまう可能性がある。

0007

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、視聴しているコンテンツに対する興味を失わせることなく、当該コンテンツにおいて各ユーザが行った編集操作が異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象を抑制することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明は、コンテンツデータを配信している端末から、前記コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信部と、前記端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部と、編集権限が有ると判定した場合、前記編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集部と、を備え、前記判定部は、前記ユーザの前記コンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定する。

0009

本発明は、コンピュータが行うコンテンツ編集方法であって、コンテンツデータを配信している端末から、当該コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信ステップと、前記端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定ステップと、編集権限が有ると判定した場合、前記編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集ステップとを行い、前記判定ステップは、前記ユーザの前記コンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定する。

0010

本発明は、コンテンツ編集プログラムであって、コンピュータを、コンテンツデータを配信している端末から、当該コンテンツデータに対する編集指示を受信する受信部、前記端末のユーザが、前記コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部、編集権限が有ると判定した場合、前記編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、前記コンテンツデータを編集しない編集部として機能させ、前記判定部は、前記ユーザの前記コンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定する。

発明の効果

0011

本発明によれば、視聴しているコンテンツに対する興味を失わせることなく、当該コンテンツにおいて各ユーザが行った編集操作が異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信システムシステム構成図である。
本発明の実施の形態に係る配信サーバの機能ブロックを説明する図である。
本発明の実施の形態に係るユーザ情報記憶部のデータの一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係るユーザ端末で表示される画面の一例である。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ編集方法を説明するフローチャートである。

実施例

0013

次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。

0014

本実施の形態において「リアルタイム」は、厳密な意味で時間が完全に一致する場合のみならず、各装置において速やかに処理される場合を含み、伝送や処理に伴う遅延が生じる場合も許容する。

0015

<システム構成>
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る配信システムを説明する。図示する配信システムは、配信サーバ1と、配信者端末2と、複数のユーザ端末3とを有する。配信サーバ1、配信者端末2およびユーザ端末3は、それぞれ、インターネットなどの通信ネットワーク4を介して、相互に通信可能に接続される。

0016

配信サーバ1は、ユーザ端末3に、コンテンツデータを配信する。本実施形態のコンテンツデータは、動画と、ユーザ(視聴者)が操作可能なUI(ユーザインタフェース)ボタンとを含む。UIボタンは、例えば、タグ編集ボタン、BGM編集ボタン、商品編集ボタンなどであり、後述する。

0017

配信サーバ1は、生放送で、リアルタイムに配信者端末2から送信される動画を含むコンテンツデータをユーザ端末3に一斉に配信しても良いし、既に録画された動画データを含むコンテンツデータをユーザ端末3からのリクエストに応じて配信しても良い。

0018

配信者端末2は、配信者撮影した動画を配信サーバ1に送信する。配信サーバ1は、配信者端末2から送信された動画を含むコンテンツデータを、ユーザ端末3に配信する。

0019

ユーザ端末3は、ディスプレイ出力装置)を備え、配信サーバ1から配信されたコンテンツデータをディスプレイに出力して、ユーザに視聴させる。また、ユーザ端末3は、マウスキーボードなどの入力装置を備え、入力装置はユーザによるコンテンツデータに対する編集指示(UIボタンの操作)を受け付ける。また、ユーザ端末3は、入力装置に入力された視聴中のコンテンツデータに対する編集指示を配信サーバ1に送信する。なお、ユーザ端末3の入力装置および出力装置は、それぞれ個別の装置として設ける必要はなく、例えばタッチパネルのように、入力装置と出力装置とを兼ね備えることで実現されても良い。また、ユーザ端末3は、通信ネットワーク4に接続するための通信制御装置を備える。

0020

なお、本実施の形態において、コンテンツデータに含まれるユーザが視聴する対象は、動画を例として説明するが、動画に限られない。例えば、音楽静止画などの各種コンテンツでも良いし、電波を通じて放送されるテレビ番組またはラジオ番組のコンテンツであってもよい。

0021

<配信サーバ>
図2を参照して、本実施の形態に係る配信サーバ1を説明する。配信サーバ1は、記憶装置10、処理装置20および通信制御装置30を備える一般的なコンピュータである。通信制御装置30は、配信サーバ1が通信ネットワーク4に接続するためのインタフェースである。

0022

図示する処理装置20は、コンテンツ配信部21、受信部22、判定部23および編集部24を備える。コンテンツ配信部21は、動画を含むコンテンツデータをユーザ端末3に配信する。受信部22は、コンテンツデータを配信しているユーザ端末3から、当該コンテンツデータに対する編集指示を受信する。

0023

判定部23は、ユーザ端末3のユーザが、配信しているコンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する。判定部23は、ユーザ情報記憶部11を参照し、コンテンツデータに対する、当該ユーザの過去の編集指示に基づいて、編集権限を有しているか否かを判定する。

0024

編集部24は、編集権限があると判定した場合、編集指示に従ってコンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、コンテンツデータを編集しない。ユーザ端末3に、生放送でリアルタイムにコンテンツデータが一斉に配信されている場合、コンテンツ配信部21は、編集指示が反映された編集後のコンテンツデータを、即座に各ユーザ端末3を配信する。

0025

記憶装置10は、コンテンツ毎に生成されるユーザ情報記憶部11を有する。ユーザ情報記憶部11には、当該コンテンツを視聴する各ユーザに関する情報(例えば、ユーザ属性、コンテンツデータに対する過去の編集指示など)が記憶されている。

0026

図3は、ユーザ情報記憶部11のユーザ情報の一例を示す図である。図示するユーザ情報は、当該コンテンツデータを視聴しているユーザ毎に、ユーザID、会員種別操作回数前回操作時刻などが対応付づけられたデータである。

0027

各ユーザは、例えば、プレミアム会員などの有料会員無料一般会員など、課金などに応じて複数の権限レベル(種類)に分類される。「会員種別」には、各ユーザが属する権限レベルの会員種別(プレミアム会員、一般会員など)が設定される。

0028

「操作回数」には、当該ユーザの編集指示により当該コンテンツデータが編集された回数が設定される。

0029

「前回の操作時刻」には、当該ユーザの編集指示により当該コンテンツデータが編集された時刻が設定される。なお、「前回の操作時刻」は、コンテンツが編集される度に更新されるため、前回(直近)にコンテンツデータが編集された時刻が設定される。

0030

<コンテンツデータ画面>
図4は、ユーザ端末3の出力装置に表示されるコンテンツデータの画面の一例を示す図である。図示するコンテンツデータは、動画領域41と、ユーザ(視聴者)が編集可能な編集可能領域42、43とを有する。

0031

動画領域41には、配信者端末2などから送信される動画と、コンテンツデータを視聴している複数のユーザ端末3から送信されたコメント投稿)とが表示されている。コメントは、他のユーザとコミュニケーションをとるために入力されたデータである。図示する例では、コメントは、動画に重畳して表示されるとともに、動画の横のエリアに表示されている。

0032

編集可能領域42、43には、複数のUIボタンが表示されている。図示する例では、「タグ編集ボタン」421と、「BGM編集ボタン」431と、「商品編集ボタン」432とが表示されている。

0033

「タグ編集ボタン」421は、タグを編集するためのボタンである。タグは、動画に関連づけられる文字列であって、動画の分類などに用いられる。ユーザは、視聴している動画について、任意のタグを設定・編集することができる。

0034

「BGM編集ボタン」431は、動画に関連する音楽の情報を、コンテンツデータに貼り付けるためのボタンである。ユーザは、視聴している動画について、お薦め(お気に入り)の曲を広告宣伝などの目的で所定の選択画面から選択することで、選択した曲(図示する例では、曲B)に関する情報をコンテンツデータに表示することができる。

0035

商品選択ボタン」432は、動画に関連する商品の情報をコンテンツデータに貼り付けるためのボタンである。ユーザは、視聴している動画について、お薦め(お気に入り)の商品を広告・宣伝などの目的で所定の選択画面から選択することで、選択した商品(図示する例では商品C)に関する情報をコンテンツデータに表示することができる。

0036

人気のあるコンテンツデータの生放送の場合、多数のユーザがリアルタイムで同時に視聴しているため、多数のユーザがUIボタンを一斉に操作することで、タグ、曲、商品などが異常に短い時間で書き換えらえたり、消されたりする現象(いわゆる「タグ戦争」)が発生する可能性がある。本実施の形態では、コンテンツデータに表示されたUIボタンに対する操作を行ったユーザの編集権限を判定することで、このようなタグ戦争の発生を抑止する。

0037

<コンテンツ編集方法>
図5を参照して、本実施の形態に係るコンテンツ編集方法を説明する。図5に示す例は、配信サーバ1が、リアルタイムに生放送で所定のコンテンツデータを複数のユーザ端末3に配信する場合を例として説明する。

0038

まずステップS1において、配信サーバ1のコンテンツ配信部21が、配信者端末2から送信された動画を含むコンテンツデータを、生放送でリアルタイムに複数のユーザ端末3に配信する。

0039

ユーザ端末3は、配信サーバ1から配信されたコンテンツデータを出力装置に表示する。これにより、ユーザは、コンテンツデータの視聴を開始する。なお、ユーザ端末3に表示されるコンテンツデータには、図4に示すように、動画と、ユーザが編集可能な複数のUIボタンとが含まれる。

0040

なお、コンテンツデータの視聴が開始されると(すなわち、コンテンツデータの配信が開始されると)、コンテンツ配信部21は、コンテンツデータを視聴しているユーザ端末3の各ユーザの「ユーザID」および「会員種別」をユーザ情報記憶部11に登録する。「操作回数」および「前回の操作時刻」については、UIボタンに対する編集操作を行われていない状態では、初期値(0またはスペースなど)が設定される。

0041

ユーザ端末3でコンテンツデータを視聴するユーザは、必要に応じてコンテンツデータのUIボタンの編集操作を行う。例えば、ユーザは、「タグ編集ボタン」をタップまたはクリックすることで視聴している動画のタグを編集する。ユーザ端末3は、ユーザが操作したUIボタンに対する編集指示を、配信サーバ1に送信する。編集指示には、ユーザIDまたは端末識別情報など、ユーザが識別可能識別情報が含まれる。

0042

ステップS2において、配信サーバ1の受信部22は、ユーザ端末3から、配信中のコンテンツデータに対する編集指示を受信する。

0043

ステップS3において、配信サーバ1の判定部23は、編集指示を送信したユーザ端末3のユーザが編集権限を有しているか否かを判定する。以下に編集権限の判定について、説明する。

0044

本実施の形態では、編集権限の有無は、消費という概念を用いて判定されるものとする。例えば、判定部23は、当該コンテンツデータのUIボタンに対するユーザの過去の操作状況(すなわち、編集指示の状況)に基づいて、編集権限が有る(編集権限が未消費の状態)か、あるいは、編集権限が無い(編集権限が消費済みの状態)か、を判定する。過去の編集指示の状況については、ユーザ情報記憶部11から取得する。以下に、判定方法の具体例を詳述する。

0045

(1)時間制限
判定部23は、受信した編集指示に含まれるユーザIDを特定し、ユーザ情報記憶部11から特定したユーザIDに対応する前回の操作時刻を取得する。そして、判定部23は、現時点において、前回の操作時刻から所定の時間が経過している場合、編集指示を送信したユーザは編集権限が有る(編集権限が未消費)と判定する。一方、前回の操作時刻から所定の時間が経過していない場合、判定部23は、当該ユーザは、編集権限が無い(編集権限が消費済)と判定する。

0046

ここでは、ユーザが一度、UIボタンを操作してから、編集権限が無い(操作ができない)状態が所定の時間継続する、編集操作の時間制限を設けることで、前述のタグ戦争の発生を抑制する。

0047

この場合、ある時点において操作権限が無いと判定されたユーザであっても、その後、前回の操作時刻から所定の時間が経過した後に編集指示を送信した場合(ユーザが所定の条件を満たした場合)は、判定部23は、当該ユーザの編集権限が回復復活)したとみなして、当該ユーザは編集権限が有ると判定する。すなわち、当該ユーザの編集権限が未消費の状態に戻る。

0048

なお、所定の時間は、全てのユーザに一律の時間であってもよく、あるいは、ユーザ属性(会員種別、サービス利用実績など)に応じて個別に設定してもよい。

0049

(2)回数制限
判定部23は、受信した編集指示に含まれるユーザIDを特定し、ユーザ情報記憶部11から特定したユーザIDに対応する操作回数を取得する。そして、判定部23は、取得した操作回数が所定の回数未満の場合、編集指示を送信したユーザは編集権限が有る(編集権限が未消費)と判定する。一方、取得した操作回数が所定の回数に達している場合、判定部23は、当該ユーザは、編集権限が無い(編集権限が消費済)と判定する。

0050

ここでは、1つのコンテンツデータに対して、各ユーザが所定の回数しかUIボタンの編集操作を行うことができないという回数制限を設けることで、前述のタグ戦争の発生を抑制する。

0051

この場合、あるコンテンツデータに対して所定の編集操作を行って操作権限を有しないと判定されたユーザであっても、他のコンテンツデータについては所定の回数の編集操作を行っていない場合(ユーザが所定の条件を満たしている場合)、判定部23は、当該他のコンテンツデータについては、当該ユーザは編集権限が有る(編集権限が未消費)と判定する。

0052

また、上述のとおりコンテンツデータ全体に対して、所定の回数(最大操作回数)を設定してもよく、あるいは、コンテンツデータを所定の時間単位(例えば15分単位)に区切り、所定の時間単位で所定の回数(最大操作回数)を設定してもよい。

0053

なお、所定の回数は、全てのユーザに一律の時間であってもよく、あるいは、ユーザ属性(会員種別、サービスの利用実績など)に応じて個別に設定してもよい。

0054

(3)ユーザ属性
判定部23は、受信した編集指示に含まれるユーザIDを特定し、ユーザ情報記憶部11から特定したユーザIDに対応する会員種別(ユーザ属性)を取得する。そして、判定部23は、取得した会員種別に応じて、編集権限を有しているか否かを判別する。

0055

具体的には、判定部23は、取得した会員種別が所定のレベル以上(例えば、プレミアム会員などの有料会員)の場合、編集指示を送信したユーザは編集権限が有ると判定する。一方、取得した会員種別が所定のレベル未満(例えば、無料の一般会員)の場合、判定部23は、当該ユーザは、編集権限が無いと判定する。

0056

ここでは、会員種別が所定のレベル以上のユーザのみに、UIボタンの編集操作を行う編集権限を与えることで、前述のタグ戦争の発生を抑制する。

0057

なお、判定部23は、会員種別以外のユーザ属性に基づいて、編集権限を判定してもよい。例えば、コンテンツ配信サービスの利用実績(会員登録期間、課金情報など)に基づいて、編集権限を判定することも考えられる。この場合、ユーザ情報記憶部11には、各ユーザのサービス利用実績が記憶される。

0058

具体的には、判定部23は、各ユーザの会員登録期間が、所定の期間以上のユーザは編集権限が有ると判定し、会員登録期間が所定の期間未満のユーザは編集権限が無いと判別する。

0059

また、判定部23は、各ユーザがこれまで支払った金額(課金情報)が、所定の金額以上のユーザは編集権限が有ると判定し、所定の金額未満のユーザは編集権限が無いと判別する。

0060

(4)早いもの勝ち
判定部23は、所定の時間内で複数のユーザ端末3から同一の編集指示を受信した場合、当該編集指示を最も早く受信したユーザ端末3の編集指示を選択し、選択した編集指示を送信したユーザは編集権限が有ると判定する。一方、選択されない他のユーザについては、判定部23は、編集権限が無いと判定する。

0061

ここでは、同じ編集指示が所定の時間内に複数送信された場合に、最も早い1つ編集指示のみを選択し、それ以外の編集指示を無視する早い者勝ちの方式を採用することで、前述のタグ戦争の発生を抑制する。

0062

なお、矛盾しない限りにおいて、上記(1)〜(4)の少なくとも2つを組み合わせて、編集権限の判定を行っても良い。

0063

編集権限が有ると判定された場合(S3:YES)、ステップS4において、判定部23は、ユーザ情報記憶部11を更新する。例えば、判定部23は、編集指示に含まれるユーザIDの操作回数および前回の操作時刻を更新する。操作回数については、判定部23は、ユーザ情報記憶部11に設定されている値に「1」を加算する。前回の操作時刻については、判定部23は、ユーザ情報記憶部11に設定されている時刻を、現在の時刻で更新する。

0064

ステップS5において、配信サーバ1の編集部24は、ユーザ端末3から送信された編集指示を配信中のコンテンツデータに反映する。そして、コンテンツ配信部21は、編集後のコンテンツデータを複数のユーザ端末3に配信する。

0065

例えば、編集指示がタグの編集の場合、編集指示により指定された文字列が、編集可能領域42に追加され、表示される。また、編集指示が商品の編集の場合、ユーザが選択した商品に関する情報が編集可能領域43に追加され、表示される(図4参照)。

0066

なお、ステップS4とステップS5の順番は、逆であってもよい。すなわち、編集部24がステップS5を行った後に、判定部23がステップS4を行うこととしてもよい。し、編集権限「無」と判定された場合、編集操作を前記コンテンツに反映しない。

0067

編集権限が無いと判定された場合(S3:NO)、ステップS6において、編集部24は、編集指示を拒否し、当該編集指示をコンテンツデータに反映しない。また、判定部23(または編集部24)は、編集指示を送信したユーザ端末3に所定のメッセージ応答)を送信してもよい。例えば、判定部23は、「編集権限がありません。」などのメッセージをユーザ端末3に送信する。これにより、ユーザは、現時点において編集権限が無いこと知ることができ、編集権限が無いにもかかわらずUIボタンの編集操作を繰り返し行うことを防止することができる。

0068

また、一度UIボタンを操作してから、所定の時間が経過するまで操作できない「編集操作の時間制限」を用いて編集権限の判定を行う場合、判定部23は、ユーザ情報記憶部11の前回の操作時刻と現在時刻とを用いて、後何分で編集権限が回復するかを通知するメッセージ(例えば、「後10分で編集権限が回復します。」)を、ユーザ端末3に送信してもよい。これにより、ユーザは、後何分待てば、UIボタンを操作が可能になることを知ることができる。

0069

以上説明した本実施の形態の配信サーバは、端末のユーザが、コンテンツデータに対する編集権限を有しているか否かを判定する判定部と、編集権限が有ると判定した場合、編集指示に従って前記コンテンツデータを編集し、編集権限が無いと判定した場合、コンテンツデータを編集しない編集部と、を備え、判定部は、ユーザのコンテンツデータに対する過去の編集指示に基づいて、編集権限の有無を判定する。

0070

これにより、本実施の形態では、視聴しているコンテンツに対する興味を失わせることなく、当該コンテンツにおいて各ユーザが行った編集操作が異常に短い時間で書き換えられたり、消されたりする現象(タグ戦争)を抑制することができる。

0071

また、本実施の形態では、過去の編集指示に基づいて(すなわち、消費の概念を用いて)、編集権限の有無を判定する。このように本実施の形態では、UIボタンを操作可能なユーザを固定的(静的)に限定するのではなく、各ユーザの今までの編集操作に応じて、編集権限を動的に判定する。これにより、全てのユーザが、最初は編集権限を消費していなく、UIボタンを操作可能であるため、コンテンツに対する興味および連帯感が損なわれない。

0072

また、自身の編集権限を消費したユーザは、「誰か編集権限を消費していない人いない?」というコメントを配信サーバ1に送信し、コンテンツデータの動画領域41に表示することで、他のユーザとコミュニケーションをとる。これにより、編集権限を消費していないリーダーのようなユーザが登場し、多数のユーザがコメントしたUIボタンの編集操作を行う。そして、このリーダーの編集権限も消費され、次のリーダーが登場する。

0073

このように、編集権限が消費されることで、リーダーが固定化されず、次のリーダーが出現する。これにより、同じコンテンツデータを視聴しているユーザ同士連携してUIボタンの操作を行うため、連帯感・コラボ感を提供することができ、また、コンテンツデータに対する興味を引き付けることができる。すなわち、個々のユーザが編集可能なUIボタンではなく、みんなで編集するUIボタンとなる。

0074

なお、上記説明した配信サーバ1およびユーザ端末3には、例えば、CPU(Central Processing Unit、プロセッサ)と、メモリと、ストレージ(HDD:Hard Disk Drive、SSD:Solid State Drive)と、通信装置と、入力装置と、出力装置とを備える汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。ストレージには、所定の機能を実現するためのプログラムが記憶されている。

0075

このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、配信サーバ1およびユーザ端末3の各機能は、配信サーバ1用のプログラムの場合は配信サーバ1のCPUが、そして、ユーザ端末3用のプログラムの場合はユーザ端末3のCPUがそれぞれ実行することにより実現される。また、配信サーバ1用のプログラムおよびユーザ端末3用のプログラムは、HDD、SSD、USBメモリCD-ROM、DVD-ROM、MOなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。

0076

(その他の実施の形態)
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態に記載した配信サーバは、図2に示すように一つのハードウエア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウエア上に構成されても良い。

0077

1配信サーバ
2配信者端末
3ユーザ端末
4通信ネットワーク
10記憶装置
11ユーザ情報記憶部
20処理装置
21コンテンツ配信部
22 受信部
23 判定部
24編集部
30 通信制御装置

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