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技術 包装箱

出願人 あすか製薬株式会社
発明者 青木哲也齋藤利之
出願日 2017年11月10日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2017-217492
公開日 2019年6月13日 (10ヶ月経過) 公開番号 2019-089560
状態 未査定
技術分野 紙器
主要キーワード 押し込み片 押込片 糊代面 連接方向 保管ケース 表示片 解体用 ヒヤリ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年6月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

収容された物品の取り出しが容易な包装箱を提供する。

解決手段

包装箱1は、天面10と、天面10と対向する底面14と、天面10および底面14に連接された側面12,16と、天面10に連接された外蓋面20および背面24と、底面14に連接された正面内蓋22および背面内蓋26と、側面12,16にそれぞれ連接された正面側サイドフラップ30と、天面10の連接方向の一方の端部に延設され、側面16に糊付けして筒体に組み立てるための糊代面18と、天面10の外蓋面20との境界の折り曲げ破断線54側から、側面12および側面16の途中までの間に設けられた2本の破断線44と、天面10に設けられ、2本の破断線44の端部同士を結ぶように形成された折り曲げ破断線50と、外蓋面20に設けられた開封片40と、を備えた。

概要

背景

蓋部を容易に開封することができ、且つ異物侵入被梱包物漏出を防止可能な包装ケースの一例として、特許文献1には、差し込み片と重なる箱体側面上端には円弧状の切り欠き部が形成されており、差し込み片には、円弧状の切り込みで囲まれた押し込み片が切り欠き部と対面する箇所に設けられ、この押し込み片を内側に押し込むことにより、蓋部を持ち上げるための指掛け孔を形成し、切り込みは切り欠き部よりも大きく形成されており、蓋部を閉じた状態では押し込み片が外側に突出しないようになっている包装ケースが記載されている。

概要

収容された物品の取り出しが容易な包装箱を提供する。包装箱1は、天面10と、天面10と対向する底面14と、天面10および底面14に連接された側面12,16と、天面10に連接された外蓋面20および背面24と、底面14に連接された正面内蓋22および背面内蓋26と、側面12,16にそれぞれ連接された正面側サイドフラップ30と、天面10の連接方向の一方の端部に延設され、側面16に糊付けして筒体に組み立てるための糊代面18と、天面10の外蓋面20との境界の折り曲げ破断線54側から、側面12および側面16の途中までの間に設けられた2本の破断線44と、天面10に設けられ、2本の破断線44の端部同士を結ぶように形成された折り曲げ破断線50と、外蓋面20に設けられた開封片40と、を備えた。

目的

本発明はこのような課題に鑑みなされたものであって、収容された物品の取り出しが容易な包装箱を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

天面と、前記天面と対向する底面と、前記天面および前記底面に連接された第1側面および第2側面と、前記天面に連接された正面側外蓋面と、前記底面に連接された正面側内蓋面と、前記天面と前記底面との何れかにそれぞれ連接された背面側外蓋面および背面側内蓋面と、前記第1側面および前記第2側面にそれぞれ連接されたサイドフラップと、前記天面、前記底面、前記第1側面、前記第2側面の連接方向の一方の端部に延設され、他方の端部に糊付けして筒体に組み立てるための糊代面と、前記天面の前記正面側外蓋面との境界折罫線側から、前記天面の途中までもしくは前記第1側面、前記第2側面、および前記糊代面のうちいずれか一つ以上の途中までの間のいずれかの領域に向けて延伸した2本の破断線と、前記天面に設けられ、前記2本の破断線の前記折罫線側とは反対側の端部同士を結ぶように形成された天面上折罫線と、前記正面側外蓋面に設けられた開封片と、前記開封片の縁上端から前記正面側外蓋面の左右縁部に達する1対の開封用破断線と、を備え、前記サイドフラップがそれぞれ開口部の内側に折り曲げられ、その上に前記正面側内蓋面が折り重ねられた後、前記正面側外蓋面が前記正面側内蓋面の表面に着されるとともに、前記背面側内蓋面が折り重ねられた後、前記背面側外蓋面が前記背面側内蓋面の表面に糊着されて開口部を閉封することを特徴とする包装箱

請求項2

請求項1に記載の包装箱において、前記破断線は、前記天面と前記第1側面または前記第2側面との境界となる折罫線部分、または前記天面と前記糊代面との境界となる折罫線部分に設けられていることを特徴とする包装箱。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の包装箱において、前記開封片を差し込むための差込口が前記天面に形成されていることを特徴とする包装箱。

請求項4

請求項3に記載の包装箱において、前記差込口は、前記天面上折罫線の線上に形成されていることを特徴とする包装箱。

請求項5

請求項4に記載の包装箱において、前記開封片の根元から前記正面側外蓋面と前記天面との境界の折罫線までの距離と、前記正面側外蓋面と前記天面との境界の折罫線から前記差込口までの距離が等しいことを特徴とする包装箱。

請求項6

請求項1乃至5のいずれか1項に記載の包装箱において、前記正面側外蓋面には、記載欄が設けられていることを特徴とする包装箱。

請求項7

請求項1乃至6のいずれか1項に記載の包装箱において、前記サイドフラップと前記正面側内蓋面とが固定されていないことを特徴とする包装箱。

請求項8

請求項1乃至7のいずれか1項に記載の包装箱において、前記天面上折罫線は、折り曲げ破断線となっていることを特徴とする包装箱。

技術分野

0001

本発明は、医薬品その他各種の物品包装するのに使用する包装箱に関する。

背景技術

0002

蓋部を容易に開封することができ、且つ異物侵入被梱包物漏出を防止可能な包装ケースの一例として、特許文献1には、差し込み片と重なる箱体側面上端には円弧状の切り欠き部が形成されており、差し込み片には、円弧状の切り込みで囲まれた押し込み片が切り欠き部と対面する箇所に設けられ、この押し込み片を内側に押し込むことにより、蓋部を持ち上げるための指掛け孔を形成し、切り込みは切り欠き部よりも大きく形成されており、蓋部を閉じた状態では押し込み片が外側に突出しないようになっている包装ケースが記載されている。

先行技術

0003

特開2007−253966号公報

発明が解決しようとする課題

0004

一般に、病院調剤薬局などの医療機関では、包装箱に包装された医薬品が包装箱に入れられた状態で、保管棚保管ケースなどの医薬品の保管場所保管されることが少なくない。

0005

この種の包装箱としては、特許文献1などに開示されているように、基本構成として、正面、背面、左右両側面の4側面と、左右両側面の上下各端部からそれぞれ4側面の上下開口側に延びるサイドフラップと、正面、背面の上下各端部から4側面の上下開口側を塞ぐ天面及び底面とを備えているものがある。

0006

このような包装箱において、錠剤カプセルなどを包装する箱にあっては、錠剤やカプセルが複数個ずつ1枚のPTP(Press Through Pack)シート収納され、さらに選択的にアルミ包材パック封入されるので、全体として、複数枚単位のPTPシート全体又はアルミ包材パック全体の大きさ、形状に適合する大きさの直方体形状に形成される。また、液状の薬剤にあっては、薬剤がバイアルなどに収納されるので、全体として、バイアルなどの大きさ、形状に適合する大きさの直方体形状に形成され、さらに箱内部には緩衝材付設される。

0007

なお、この包装箱は天面が開閉される場合の構成であるが、側面が開閉される箱の場合でも、開閉される側面を天面と、開閉される側面の対向面を底面と見立てれば、全体の構成は同様である。

0008

このような包装箱では、収容された医薬品を取り出す際には、保管棚や保管ケースからテーブルなどの開けたスペースに包装箱を一度移動させた後に天面を開いて医薬品を取り出す必要がある。また、取り出した後には天面を閉じた後に保管棚等に戻す必要がある。このような手順を取る必要があることから、中に収容された医薬品の取り出しに手間が掛かる、との課題がある。

0009

本発明はこのような課題に鑑みなされたものであって、収容された物品の取り出しが容易な包装箱を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、天面と、前記天面と対向する底面と、前記天面および前記底面に連接された第1側面および第2側面と、前記天面に連接された正面側外蓋面と、前記底面に連接された正面側内蓋面と、前記天面と前記底面との何れかにそれぞれ連接された背面側外蓋面および背面側内蓋面と、前記第1側面および前記第2側面にそれぞれ連接されたサイドフラップと、前記天面、前記底面、前記第1側面、前記第2側面の連接方向の一方の端部に延設され、他方の端部に糊付けして筒体に組み立てるための糊代面と、前記天面の前記正面側外蓋面との境界折罫線側から、前記天面の途中までもしくは前記第1側面、前記第2側面、および前記糊代面のうちいずれか一つ以上の途中までの間のいずれかの領域に向けて延伸した2本の破断線と、前記天面に設けられ、前記2本の破断線の端部同士を結ぶように形成された天面上折罫線と、前記正面側外蓋面に設けられた開封片と、前記開封片の縁上端から前記正面側外蓋面の左右縁部に達する1対の開封用破断線と、を備え、前記サイドフラップがそれぞれ開口部の内側に折り曲げられ、その上に前記正面側内蓋面が折り重ねられた後、前記正面側外蓋面が前記正面側内蓋面の表面に着されるとともに、前記背面側内蓋面が折り重ねられた後、前記背面側外蓋面が前記背面側内蓋面の表面に糊着されて開口部を閉封することを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、収容された物品の取り出しが容易な包装箱を提供することができる。上記した以外の構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施形態の包装箱の展開図である。
本実施形態の包装箱の使用状態の一例を示す図である。
本実施形態の包装箱の使用状態の他の一例を示す図である。
本実施形態の包装箱の使用状態の他の一例を示す図である。
本発明の実施形態の包装箱の他の一例の展開図である。
本発明の実施形態の包装箱の更に他の一例の展開図である。
本発明の実施形態の包装箱の更に他の一例の展開図である。
本発明の実施形態の包装箱の更に他の一例の展開図である。
本発明の実施形態の包装箱の更に他の一例の展開図である。

実施例

0013

本発明の包装箱の実施形態を、図1乃至図9を用いて説明する。なお、図1乃至図9においては、医薬品を包装する包装箱に適用した場合を例に挙げて説明する。

0014

<構造>
最初に、包装箱の構造について図1を用いて説明する。図1は本実施形態の包装箱の展開図である。

0015

図1において、包装箱1は、天面10と、天面10と対向する底面14と、天面10および底面14に連接された側面12,16と、天面10に連接された外蓋面20および背面24と、底面14に連接された正面内蓋22および背面内蓋26と、天面10、底面14、側面12、側面16の連接方向のうち天面10の一方の端部に延設され、他方の端部である側面16に糊付けして筒体に組み立てる際の糊代となる糊代面18と、を備えている。

0016

また、包装箱1は、側面12,16の正面側になる端部側にそれぞれ連接された正面側サイドフラップ30と、側面12,16の背面側になる端部側にそれぞれ連接された背面側サイドフラップ32とを備えている。

0017

外蓋面20は、開封片40と、開封用破断線42とを有している。開封片40は、外蓋面20の上端中央部に設けられている。開封用破断線42は、開封片40の右縁下端または左縁下端に連接して始まり、外蓋面20の右縁部または左縁部に達している。開封用破断線42は、切断部分止め部分が交互に繰り返すことにより形成されている。

0018

外蓋面20上には、開封片40の右縁と開封用破断線42と外蓋面20の右縁と外蓋面20の上端縁とに囲まれる領域、および開封片40の左縁と開封用破断線42と外蓋面20の左縁と外蓋面20の上端縁とに囲まれる領域には、外蓋面20の上端縁部から開封用破断線42側に延伸した複数本の不正開封防止線46が設けられている。この不正開封防止線46は、切断部分と止め部分が交互に繰り返すことにより形成される直線であり、その開始部は切断部分である。また、この不正開封防止線46は、背面24の下端縁部から天面10側に延伸して垂直に複数本設けられている。なお、不正開封防止線46の本数は限定されず、必要に応じた数を設けることができる。

0019

また、外蓋面20の上面には、販売名等の各種情報印刷するための記載欄21が設けられている。なお、記載欄21はユーザーが自由に記載可能な空白部とすることができる。

0020

正面内蓋22の中央部には、一旦開封した後に開封片40を差し込むことで再び封止するための開封片綴込み用切れ目48が設けられている。これにより、開封後にも開封片40を開封片綴込み用切れ目48に収納することで包装箱1を再封することができる。

0021

更には、本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、天面10と側面12との境界となる折罫線部分、および天面10と糊代面18との境界となる折罫線部分に、破断線44が2本設けられている。この破断線44は、断部分と止め部分が交互に繰り返すことにより形成されており、天面10の中心領域まで延伸している。

0022

また、包装箱1には、2本の破断線44の端部同士を結ぶように形成された折り曲げ破断線50が天面10に設けられている。この折り曲げ破断線50上には、開封片40を差し込むための開封片差込口52が形成されている。開封片差込口52は、開封片40と同サイズのミシン目である。

0023

また、開封片差込口52から外蓋面20と天面10との境界の折り曲げ破断線54までの距離、すなわち折り曲げ破断線50から折り曲げ破断線54までの距離が、開封片40の根元部分41から折り曲げ破断線54までの距離と等しくなる位置に折り曲げ破断線50が形成されている。

0024

背面内蓋26の折罫線が設けられている側の端部には解体用破断線70が設けられており、解体用破断線70の中心が底面14へ半円状に膨出することで押込片72が形成されている。

0025

更には、側面16には、3つの破断線(表示片用第3破断線66、表示片用第1破断線62、表示片用第4破断線68)によって囲まれた表示片が形成されている。この表示片は、第1表示片61および第2表示片63から構成されている。第1表示片61と第2表示片63とは、表示片用第2破断線64により互いに切り離し可能になっている。

0026

第1表示片61は、品名表示領域、余白部およびGS1コード等が付記されている。第2表示片63は、使用期限製造番号などが記載されている。

0027

表示片に関係する表示片用第1破断線62、表示片用第2破断線64、表示片用第3破断線66および表示片用第4破断線68は、切断部分と止め部分とが交互に繰り返すことにより形成されている。

0028

このうち、表示片用第1破断線62は、表示片用第3破断線66を介して表示片を破断させる場合に、表示片用第2破断線64が破断されずに、表示片用第3破断線66、表示片用第1破断線62、表示片用第4破断線68の順で破断されて、第1表示片61および第2表示片63が一体で側面16から切り離されるよう形成されている。

0029

表示片用第2破断線64は、表示片用第4破断線68を介して第1表示片61を破断させる場合に、表示片用第1破断線62が破断されずに、表示片用第4破断線68、表示片用第2破断線64、表示片用第3破断線66の順で破断されて、第1表示片61のみ側面16から切り離されて第2表示片63が側面16から切り離されずに残るよう形成されている。

0030

残りの表示片用第3破断線66、表示片用第4破断線68は、何れの方向からも切り離し可能に切断部分と止め部分とが構成されている。

0031

組み立て方法
次に、本実施形態の包装箱1の組み立て方法について説明する。

0032

まず、天面10と側面12との境界である折罫線、側面12と底面14との境界である折罫線、底面14と側面16との境界である折罫線、側面16と糊代面18との境界である折罫線でそれぞれ90度に折り曲げる。

0033

その後、糊代面18の糊代28に糊を塗布した後、側面16を糊代面18の表面上に糊着して胴部を組み立てる。

0034

その後、2枚の背面側サイドフラップ32をそれぞれ胴部が形成する開口部の内側に向かって折り曲げ、次いで背面内蓋26を胴部が形成する開口部の内側に向かって折り曲げる。

0035

その後、背面内蓋26の糊代27に糊を塗布した後に背面24を胴部が形成する開口部の内側に向かって折り曲げて背面24を背面内蓋26の表面上に糊着し、開口部の一方を閉封する。この際、背面側サイドフラップ32は背面24や正面内蓋22とは糊付けなどは行わず、固定されていない状態とする。

0036

その後に、開口部から、物品(例えば、図2乃至図4に示すような、第1医薬品102や第2医薬品104、説明書106、等)を胴部の内部へ収容する。

0037

その後、2枚の正面側サイドフラップ30をそれぞれ胴部が形成する開口部の内側に向かって折り曲げ、次いで正面内蓋22を胴部が形成する開口部の内側に向かって折り曲げる。

0038

その後、正面内蓋22の糊代23に糊を塗布した後に、外蓋面20を胴部が形成する開口部の内側に向かって折り曲げて外蓋面20を正面内蓋22の表面上に糊着し、開口部を閉封する。この際、正面側サイドフラップ30は、正面内蓋22や外蓋面20とは糊付けなどは行わずに、固定されていない状態とする。

0039

これにより物品を収容した包装箱1が組み立てられる。

0040

〜動作,効果〜
次に、上述のように構成された本実施形態の包装箱1の開封動作とその効果について図2乃至図4を用いて説明する。

0041

図2乃至図4は包装箱の使用状態の一例を示す図である。

0042

包装箱1を開封する際には、開封片40を引き上げる。この引き上げの力が開封用破断線42に伝わって破断し、外蓋面20のうち記載欄21を有する領域と不正開封防止線46を有する領域とが分断される。不正開封防止線46を有する領域が正面内蓋22の表面に糊着された状態は維持される。継続して開封片40を引き上げると、その力は破断線44に伝わって破断線44が2本とも破断する。破断線44が全て破断した後は、開封が停止する。

0043

本実施形態の包装箱1では、天面10の外蓋面20との境界の折り曲げ破断線54側から、天面10と側面16との境界となる折罫線部分および天面10と糊代面18との境界となる折罫線部分に設けられている2本の破断線44と、天面10に設けられ、2本の破断線44の折り曲げ破断線54側とは反対側の端部同士を結ぶように形成された折り曲げ破断線50と、外蓋面20に設けられた開封片40と、を備えている。

0044

このため、開封後は、天面10に設けられた折り曲げ破断線50から山折りすることで開封口半開状態で使用することが可能となる。このため、図2に示すように、包装箱1を平置きした状態で使用しても、包装箱1に内包されている第1医薬品102や第2医薬品104、説明書106を容易に取り出すことが可能である。また、図3に示すように縦置きした状態で使用しても、上述した特許文献1のような全開使用と比較して、側面12,16と折り曲げ破断線50より背面側の天面10と底面14とよる4方向の壁が形成・維持されているため、第1医薬品102や第2医薬品104、説明書106を容易に取り出すことが可能である。

0045

特に、図2乃至図4に示すように、種類の異なる医薬品(第1医薬品102や第2医薬品104)が説明書106等によって分かれて収容されている場合には、第1医薬品102と第2医薬品104とを半開状態の開封口から必要個数容易に取り出すことができ、本実施形態のような包装箱1はより効果的である。

0046

このように、本実施形態の包装箱1によれば、包装箱1の置かれた状態に応じてユーザーが取り出しやすい状態で、収容された第1医薬品102や第2医薬品104等の物品を容易に取り出すことができ、ユーザーにとって取り扱いやすい包装箱1となっている。

0047

更には、上述した特許文献1に記載されたような包装箱は、開封口が天面に存在し、糊の接着を剥がす一般的なプッシュ式開封方法であったのに対し、本実施形態の包装箱1は開封用破断線42による開封であることから、より容易に開封することができるとともに、糊の接着も強固であり、改窟防止効果も期待できる、との利点を有している。

0048

また、天面10に設けられた折罫線は、折り曲げ破断線50となっていることにより、図2図3に示すように折り曲げた状態での半開状態の使用の他にも、破断させて外蓋面20を天面10側から取り外すことにより半開状態を維持した状態で使用することができ、使用状態に応じたより自由な包装箱1の使い方を実現することができる。

0049

更に、正面側サイドフラップ30と正面内蓋22とが固定されていないため、図2乃至図4に示すように、第1医薬品102や第2医薬品104、説明書106を箱内から取り出しやすい、との利点を有している。

0050

また、天面10に設けられた折り曲げ破断線50には、開封片40を差し込むための開封片差込口52が形成されていることで、図4に示すように、開封片40を開封片差込口52に差し込んで使用することもでき、折り曲げ破断線50を設ける場合と同様に、半開状態を維持した状態で使用することができ、使用状態に応じたより自由な包装箱1の使い方を実現することができる。

0051

更に、開封片40の上面に販売名等の各種情報を印刷するための記載欄21が設けられていることにより、ヒヤリハットミスを防ぐ効果を含め製品名の確認をさせるメリットもあり、ユーザーにとって安心感を与えることが可能である。特に、図4に示すように、折り曲げ破断線50で折り曲げて開封片40を開封片差込口52に差し込んで使用する際に、記載欄21が強調して表示されるため、上記のメリットがより得られる。

0052

また、開封片40の根元部分41から折り曲げ破断線54までの距離と、折り曲げ破断線54から開封片差込口52までの距離が等しいことにより、もともと存在する折り曲げ破断線54を180度折り曲げることで開封片40を開封片差込口52に差し込んで使用することができることから、より容易に開封片40を開封片差込口52に差し込むことができ、よりユーザーにとって利便性の高い包装箱1とすることができる。

0053

<その他>
なお、本発明は上記の実施形態に限られず、種々の変形、応用が可能なものである。上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。以下、図5乃至図9を用いて以下説明する。図5乃至図9は他の実施形態の包装箱の展開図である。

0054

例えば、破断線44は、図1に示すような天面10と側面12との境界となる折罫線部分および天面10と糊代面18との境界となる折罫線部分に設けられている場合に限られず、天面10の外蓋面20との境界となる折り曲げ破断線54側から、天面10の途中までもしくは側面12、側面16または糊代面18の途中までの間のいずれかの領域に設けられたものであればよい。

0055

一例としては、図5に示すように、包装箱1Aは、折り曲げ破断線54側から、天面10の内側方向に傾斜して天面10の中間領域部分まで延伸した破断線44Aを2本有するものとすることができる。

0056

また、図5に示すような破断線44A以外にも、図6に示すように、包装箱1Bは、折り曲げ破断線54側から、天面10の内側で、天面10と側面16との境界となる折罫線や天面10と糊代面18との境界となる折罫線に対して平行に背面側に向けて延伸した破断線44Bを2本有するものとすることができる。この場合、外蓋面20Bは天面10より幅が狭く、破断線44Bの間隔と略同じとすることが望ましい。

0057

更に、開封片40の根元部分41から折り曲げ破断線54までの距離と、折り曲げ破断線54から開封片差込口52までの距離が等しい場合に限られず、図7に示すように、包装箱1Cは、破断線44Cが図1などに示す破断線44などに比べて長く、外蓋面20と天面10との境界の折り曲げ破断線54Cの他に別途新たに折罫線55Cを設けることができる。この場合、開封片40の根元部分41から折罫線55Cまでの距離と、折罫線55Cから折り曲げ破断線50C上の開封片差込口52Cまでの距離が等しいものとすることが望ましい。

0058

また、開封片差込口52は、折り曲げ破断線50上に形成されている場合に限られず、図8に示すように、包装箱1Dは、破断線44Dが図1などに示す破断線44などに比べて長く、折り曲げ破断線50Dではなく、開封片40を差し込むための開封片差込口52が天面10に形成されているものとすることができる。なお、図8に示すように、開封片40の根元部分41から折り曲げ破断線54Dまでの距離と、折り曲げ破断線54Dから開封片差込口52Dまでの距離が等しいものとすることができるが、図7に示すように、別途折罫線または折り曲げ破断線を天面10上に設けて、開封片40の根元部分41から折り曲げ破断線54Dまでの距離が、折り曲げ破断線54Dから開封片差込口52Dまでの距離と異なるものとすることができる。

0059

更に、天面上折罫線は破断可能な折り曲げ破断線とする必要はなく、図9に示すように、包装箱1Eは、天面10に設けられ、2本の破断線44の端部同士を結ぶように形成された折罫線50Eのように、破断可能に構成されていない折罫線とすることができる。この場合においても、開封片40を差し込むための開封片差込口52Eをミシン目等によって形成することができる。また、同様に、天面10の外蓋面20との境界の折り曲げ破断線に追もて、図9に示すように、折罫線54Eとすることができる。

0060

1,1A,1B,1C,1D,1E…包装箱
10…天面
12…側面(第1側面,第2側面)
14…底面
16…側面(第1側面,第2側面)
18…糊代面
20,20B…外蓋面(正面側外蓋面)
21…記載欄
22…正面内蓋(正面側内蓋面)
23…糊代
24…背面(背面側外蓋面)
26…背面内蓋(背面側内蓋面)
27…糊代
28…糊代
30…正面側サイドフラップ
32…背面側サイドフラップ
40…開封片
41…根元部分
42…開封用破断線
44,44A,44B,44C,44D…破断線
46…不正開封防止線
48…開封片綴込み用切れ目
50,50C,50D…折り曲げ破断線(天面上折罫線)
50E…折罫線(天面上折罫線)
52,52C,52D,52E…開封片差込口
54,54C,54D…折り曲げ破断線
54E…折罫線
55C…折罫線
61…第1表示片
62…表示片用第1破断線
63…第2表示片
64…表示片用第2破断線
66…表示片用第3破断線
68…表示片用第4破断線
70…解体用破断線
72…押込片
102…第1医薬品
104…第2医薬品
106…説明書

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