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技術 画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 服部美月黒津佳彦
出願日 2017年11月2日 (2年8ヶ月経過) 出願番号 2017-212413
公開日 2019年6月6日 (1年0ヶ月経過) 公開番号 2019-086558
状態 未査定
技術分野 電子写真における紙送り 電子写真における定着
主要キーワード 櫛形状 ステンレス鋼材 定着ローラー対 モノクロ複合機 除電効果 揺動中心 排出ローラー対 給紙方向上流
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

定着部材の表面を除電するとともに結露の発生を抑制することによって、画像品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。

解決手段

この画像形成装置100は、定着ローラー対33と、定着ローラー対33に対して用紙搬送方向下流側に配置され、定着ニップ部Nを通過した用紙18の用紙搬送路11を形成する搬送ガイド部材40と、を備える。搬送ガイド部材40には、定着ニップ部Nの用紙搬送方向下流側の近傍で、定着ローラー対33に向けて開口し、用紙搬送路11の内部と外部とを連通する開口部61aと、開口部61aから用紙搬送路11の内部に突出し、定着ニップ部Nを通過した用紙18に接触して用紙18を除電する除電部材70と、が設けられている。

概要

背景

従来、複写機プリンター等の電子写真方式画像形成装置は、感光体ドラム中間転写ベルト等である像担持体の表面にトナー像担持され、像担持体の表面に担持されたトナー像をシート転写した後、シートを定着装置送り込み、定着装置によってトナー像を加熱および加圧することでシートに定着した後、シートを排出トレイ等に搬送する。

定着装置には、例えばローラーベルトによって構成される定着部材が設けられており、この定着部材によってシートにトナー像が定着される。ところで、定着部材によってトナー像を定着されるシートは電荷を帯びているため、定着動作を繰り返すたびに、定着部材の表面に電荷が付着し、蓄積されていく。この蓄積される電荷を放置すると、シートに形成された未定着のトナー像が電荷によって散ってしまったり、帯電部分トナーが付着したりする、所謂静電オフセットが発生するため、画像品質が低下する。

そこで、定着ニップ部の下流側に除電部材を設け、シートの定着ニップ部を通過した部分に除電部材を接触させ、シートを除電するとともに、シートを介して定着部材も除電する画像形成装置が知られている。

なお、定着ニップ部の下流側に除電部材を設けた画像形成装置は、例えば特許文献1に開示されている。

概要

定着部材の表面を除電するとともに結露の発生を抑制することによって、画像品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。この画像形成装置100は、定着ローラー対33と、定着ローラー対33に対して用紙搬送方向下流側に配置され、定着ニップ部Nを通過した用紙18の用紙搬送路11を形成する搬送ガイド部材40と、を備える。搬送ガイド部材40には、定着ニップ部Nの用紙搬送方向下流側の近傍で、定着ローラー対33に向けて開口し、用紙搬送路11の内部と外部とを連通する開口部61aと、開口部61aから用紙搬送路11の内部に突出し、定着ニップ部Nを通過した用紙18に接触して用紙18を除電する除電部材70と、が設けられている。

目的

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、定着部材の表面を除電するとともに結露の発生を抑制することによって、画像品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シート上に担持されたトナー像を加熱及び加圧して前記シートに定着させる定着部材と、前記定着部材に対してシート搬送方向下流側に配置され、定着ニップ部を通過した前記シートの搬送路を形成する搬送ガイド部材と、を備え、前記搬送ガイド部材には、前記定着ニップ部の前記シート搬送方向下流側の近傍で、前記定着部材に向けて開口し、前記搬送路の内部と外部とを連通する開口部と、前記開口部から前記搬送路の内部に突出し、前記定着ニップ部を通過した前記シートに接触して前記シートを除電する除電部材と、が設けられていることを特徴とする画像形成装置

請求項2

前記定着部材は、加熱部材および前記加熱部材に圧接され前記定着ニップ部を形成する加圧部材を有し、前記搬送ガイド部材は、互いに対向して配置され前記搬送路を形成する、前記加圧部材側に配置される第1ガイド部材と、前記加熱部材側に配置される第2ガイド部材と、を含み、前記開口部は、前記第1ガイド部材に設けられ、前記除電部材は、前記開口部から前記第2ガイド部材に向けて前記搬送路の内部に突出していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記定着部材は、加熱ローラーからなる前記加熱部材と、加圧ローラーからなる前記加圧部材と、によって構成される定着ローラー対であり、前記第1ガイド部材には、前記定着ローラー対に対して前記シート搬送方向下流側に配置され、前記シートを搬送する搬送ローラーが設けられており、前記開口部は、前記搬送ローラーと前記定着ローラー対との間で、前記加圧ローラーに対向して配置され、前記除電部材の先端は、前記定着ニップ部の接線よりも前記加熱ローラー側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記開口部は、前記搬送ガイド部材の前記シート搬送方向と交差する幅方向に沿って、間隔をおいて複数配置され、前記除電部材は、複数の前記開口部の各々から前記搬送路の内部に突出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項5

前記除電部材は、ステンレス鋼材からなる除電ブラシであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置に関し、特に、定着ニップ部を通過したシート除電する除電部材を備えた画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、複写機プリンター等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラム中間転写ベルト等である像担持体の表面にトナー像担持され、像担持体の表面に担持されたトナー像をシートに転写した後、シートを定着装置送り込み、定着装置によってトナー像を加熱および加圧することでシートに定着した後、シートを排出トレイ等に搬送する。

0003

定着装置には、例えばローラーベルトによって構成される定着部材が設けられており、この定着部材によってシートにトナー像が定着される。ところで、定着部材によってトナー像を定着されるシートは電荷を帯びているため、定着動作を繰り返すたびに、定着部材の表面に電荷が付着し、蓄積されていく。この蓄積される電荷を放置すると、シートに形成された未定着のトナー像が電荷によって散ってしまったり、帯電部分トナーが付着したりする、所謂静電オフセットが発生するため、画像品質が低下する。

0004

そこで、定着ニップ部の下流側に除電部材を設け、シートの定着ニップ部を通過した部分に除電部材を接触させ、シートを除電するとともに、シートを介して定着部材も除電する画像形成装置が知られている。

0005

なお、定着ニップ部の下流側に除電部材を設けた画像形成装置は、例えば特許文献1に開示されている。

先行技術

0006

特開2008−298811号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、シートは定着部材を通過する際に加熱されるので、シートから水蒸気が発生する。この水蒸気によって定着部材の下流側に配置される搬送ガイド部材や除電部材に結露が発生すると、結露がシートに付着し、画像品質が低下するという問題点がある。

0008

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、定着部材の表面を除電するとともに結露の発生を抑制することによって、画像品質の低下を抑制することが可能な画像形成装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、本発明の第1の構成の画像形成装置は、シート上に担持されたトナー像を加熱及び加圧してシートに定着させる定着部材と、定着部材に対してシート搬送方向下流側に配置され、定着ニップ部を通過したシートの搬送路を形成する搬送ガイド部材と、を備える。搬送ガイド部材には、定着ニップ部のシート搬送方向下流側の近傍で、定着部材に向けて開口し、搬送路の内部と外部とを連通する開口部と、開口部から搬送路の内部に突出し、定着ニップ部を通過したシートに接触してシートを除電する除電部材と、が設けられている。

発明の効果

0010

本発明の第1の構成の画像形成装置によれば、搬送ガイド部材には、定着ニップ部のシート搬送方向下流側の近傍で、定着部材に向けて開口し、搬送路の内部と外部とを連通する開口部が設けられている。これにより、定着部材を通過する際にシートから発生した水蒸気を、開口部を介して搬送路の内部から外部に逃がすことができる。このため、定着部材のシート搬送方向下流側の搬送路(すなわち、搬送ガイド部材等の表面)に結露が発生するのを抑制することができるので、結露がシートに付着するのを抑制することができ、画像品質が低下するのを抑制することができる。

0011

また、搬送ガイド部材には、定着ニップ部を通過したシートに接触してシートを除電する除電部材が設けられている。これにより、除電部材がシートに接触することにより、シートを除電することができるとともに、シートを介して定着部材を除電することができる。このため、静電オフセットによる画像品質の低下を抑制することができる。また、除電部材を搬送ガイド部材の開口部に設けることによって、除電部材の周囲の水蒸気を、開口部を介して搬送路の外部に逃がすことができるので、除電部材に結露が発生するのを効果的に抑制することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の一実施形態の画像形成装置の構造を概略的に示した断面図である。
本発明の一実施形態の画像形成装置の定着ローラー対周辺の構造を示した断面斜視図である。
本発明の一実施形態の画像形成装置の定着ローラー対周辺の構造を示した断面図である。
本発明の一実施形態の画像形成装置の第1ガイド部材の構造を示した斜視図である。
図4の200−200線に沿った断面図である。

実施例

0013

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。

0014

図1図3を参照して、本発明の一実施形態による画像形成装置100について説明する。図1に示すように、画像形成装置100本体内には、帯電露光現像及び転写の各工程によりモノクロ画像を形成する画像形成部Pが配設されている。なお、ここでは画像形成装置100として、モノクロ複合機について示している。

0015

画像形成部Pには、感光体ドラム1の回転方向図1反時計回り方向)に沿って、帯電装置2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラー7、クリーニング装置8、及び除電装置(図示せず)が配設されている。画像形成部Pでは、感光体ドラム1を図1において反時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。

0016

感光体ドラム1は、例えばアルミドラムの表面に感光層が積層されたものであり、帯電装置2により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する露光ユニット3からのレーザービームを表面に照射することにより、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。

0017

帯電装置2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させる。露光ユニット3は、画像読取部21において読み取られた原稿画像データに基づいて光ビーム(例えばレーザービーム)を感光体ドラム1に照射し、感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する。

0018

現像装置4は、感光体ドラム1の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成させる。なお、ここでは磁性を有するトナー成分のみから構成される一成分現像剤(以下、単にトナーともいう)が現像装置4に収容されている。

0019

転写ローラー7は、感光体ドラム1表面に形成されたトナー像を乱さずに用紙搬送路(搬送路)11を搬送されてくる用紙(シート)に転写する。クリーニング装置8は、感光体ドラム1の長手方向に線接触するクリーニングローラークリーニングブレード等を備えており、トナー像が用紙に転写された後に、感光体ドラム1の表面に残った残留トナーを除去する。

0020

画像読取部21は、複写時に原稿照明するスキャナーランプや原稿からの反射光光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光電気信号に変換するCCDセンサー等(いずれも図示せず)から構成されており、原稿画像を読み取って画像データに変換する。画像読取部21の上面には、原稿載置台に載置された原稿を押さえプラテン原稿押さえ)23が開閉可能に支持されている。

0021

画像形成装置100本体の下部には、用紙18を収納する給紙カセット10が配置されている。給紙カセット10には、用紙18が積載される用紙積載板28が設けられている。用紙積載板28は、給紙方向上流側の揺動軸(図示せず)を支点として給紙方向下流側図1の右側)が上下に昇降可能に構成されている。

0022

コピー動作を行う場合、画像読取部21において原稿の画像データを読み取り画像信号に変換する。一方、画像形成部Pにおいて、帯電装置2により図1中の反時計回り方向に回転する感光体ドラム1が一様に帯電され、画像読取部21で読み取られた原稿画像データに基づいて露光ユニット3が感光体ドラム1上にレーザービーム(光線)を照射することで、その画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム1表面に形成する。その後、現像装置4が静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。

0023

上記のようにトナー像が形成された画像形成部Pに向けて、給紙ローラー12aを有する給紙装置12により給紙カセット10から用紙18が送出され、用紙搬送路11及びレジストローラー対13を経由して画像形成部Pに所定のタイミングで搬送される。そして、画像形成部Pにおいて転写ローラー7により感光体ドラム1表面のトナー像が用紙18に転写される。トナー像が転写された用紙18は感光体ドラム1から分離され、定着装置30に搬送されて加熱及び加圧されることで用紙18にトナー像が定着される。

0024

定着装置30を通過した用紙18は、そのまま(或いは分岐部16によって反転搬送路17に振り分けられ、両面に画像が形成された後)排出ローラー対14によって排出トレイ15に排出される。

0025

図2に示すように、定着装置30は熱ローラー定着方式であり、加熱部材である加熱ローラー31と加圧部材である加圧ローラー32とで構成される定着ローラー対(定着部材)33を備える。

0026

加熱ローラー31の芯金内部には、熱源であるヒーター31aが配置されている。加熱ローラー31は図2の反時計回り方向に回転し、加圧ローラー32は図2時計回り方向に回転する。加圧ローラー32は図示しない付勢部材により所定の圧力で加熱ローラー31に圧接されている。加熱ローラー31及び加圧ローラー32は、定着ニップ部Nを形成するとともに、定着ニップ部Nを通過する用紙18上の未定着トナーを定着させる。

0027

図3に示すように、定着ローラー対33に対して用紙搬送方向下流側(図3の上側)には、用紙18をニップして搬送する搬送ローラー対50が設けられている。搬送ローラー対50は、用紙搬送路11に対して加圧ローラー32側(図3の右側)に配置される第1搬送ローラー(搬送ローラー)51と、用紙搬送路11に対して加熱ローラー31側(図3の左側)に配置される第2搬送ローラー52と、を含んでいる。

0028

第1搬送ローラー51は、保持部材60に回転可能に支持されている。保持部材60は、上部に設けられた後述する揺動軸64bを中心として矢印Aで示すように揺動可能に構成されている。すなわち、保持部材60は、第1搬送ローラー51を第2搬送ローラー52に対して接離可能に保持している。なお、通常時(メンテナンス時以外)は、保持部材60は付勢部材(図示せず)により第2搬送ローラー52側に付勢されている。

0029

保持部材60は、第1搬送ローラー51を周方向囲うように構成されており、用紙搬送路11を通過する用紙18をガイドする第1ガイド部材61と、第1搬送ローラー51の用紙搬送路11とは反対側(図3の右側)を覆う外側面部63と、によって構成されている。すなわち、第1搬送ローラー51を回転可能に保持する保持部材60は、用紙18をガイドする第1ガイド部材61を兼ねている。

0030

図4および図5に示すように、第1ガイド部材61には、第1搬送ローラー51の上方を覆う上面部62が一体で形成されている。第1ガイド部材61は、第1搬送ローラー51の軸方向に延びるように形成されている。第1ガイド部材61の長手方向の両端部には、第1搬送ローラー51の回転軸51aが挿入される挿入穴64aを有する支持面部64が一体で形成されている。支持面部64aの上端部には、保持部材60の揺動中心となる揺動軸64bが設けられている。なお、外側面部63(図3参照)が第1ガイド部材61に取り付けられることによって、保持部材60が構成されている。

0031

第2搬送ローラー52は、用紙搬送路11を通過する用紙18をガイドする第2ガイド部材41に回転可能に支持されている。第2ガイド部材41は、定着装置30のハウジングに固定されている。

0032

そして、互いに対向して配置される第1ガイド部材61と第2ガイド部材41とによって、定着ニップ部Nを通過した用紙18の搬送路を形成する搬送ガイド部材40が構成されている。

0033

ここで、第1ガイド部材61には、定着ニップ部Nの用紙搬送方向下流側(上側)の近傍で、定着ローラー対33に向けて開口するとともに、用紙搬送路11の内部と外部とを連通し、用紙搬送路11の内部の空気を用紙搬送路11の外部(保持部材60の内部)に通過させる開口部61aが形成されている。開口部61aは、第1搬送ローラー51と定着ローラー対33との間で加圧ローラー32に対向して配置されているとともに、略水平方向(図3の左右方向)に延びるように形成されている。また、開口部61aは、用紙搬送方向と直交する幅方向に沿って、間隔をおいて複数(ここでは4個)配置されている。

0034

開口部61aには、定着ニップ部Nを通過した用紙18に接触して用紙18を除電するSUS(ステンレス鋼材)からなる除電部材70が設けられている。除電部材70は、櫛形状に形成された除電ブラシであり、互いに平行に延びる多数のブラシ部70aと、定着ローラー32の軸方向に延びるとともに多数のブラシ部70aを支持する本体部70bと、によって構成されている。ブラシ部70aおよび本体部70bは、1枚の金属板を加工(エッチング加工等)することによって形成されていてもよいし、別々の部材を組み合わせて形成されていてもよい。

0035

除電部材70は、第1ガイド部材61の定着ローラー対33と反対側を向く面(定着ローラー対33に対向しない面、上面)に両面テープ接着材)71を用いて貼り付けられている。また、除電部材70は、複数の開口部61aの各々を介して第2ガイド部材41に向けて用紙搬送路11内に突出している。除電部材70の先端は、定着ニップ部Nの接線L2よりも加熱ローラー31側に配置されている。除電部材70は、用紙18に接触することにより、用紙18を除電するとともに、用紙18を介して定着ローラー対33も除電する。

0036

保持部材60の上面部62には、保持部材60の内部と外部とを連通し、保持部材60の内部の空気を保持部材60の外部に通過させる通気口62aが設けられている。通気口62aは、上面部62のうちの第1搬送ローラー51の回転軸51aよりも外側(用紙搬送路11とは反対側、図3の右側)の部分に形成されており、第1ガイド部材61の開口部61aは、第1ガイド部材61のうちの第1搬送ローラー51の回転軸51aよりも外側(用紙搬送路11とは反対側、図3の右側)の部分に形成されている。このため、第1搬送ローラー51の回転軸51aは、開口部61aの用紙搬送路11側(図3の左側)の端縁と通気口62aの用紙搬送路11側の端縁とを結ぶ線L1に対して用紙搬送路11側に配置されている。

0037

本実施形態では、上記のように、搬送ガイド部材40には、定着ニップ部Nの用紙搬送方向下流側の近傍で、定着ローラー対33に向けて開口し、用紙搬送路11の内部の空気を用紙搬送路11の外部に通過させる開口部61aが設けられている。これにより、定着ローラー対33を通過する際に用紙18から発生した水蒸気を、開口部61aを介して用紙搬送路11の内部から外部に逃がすことができる。このため、定着ローラー対33の用紙搬送方向下流側の用紙搬送路11(すなわち、搬送ガイド部材40等の表面)に結露が発生するのを抑制することができるので、結露が用紙18に付着するのを抑制することができ、画像品質が低下するのを抑制することができる。

0038

また、搬送ガイド部材40には、定着ニップ部Nを通過した用紙18に接触して用紙18を除電する除電部材70が設けられている。これにより、除電部材70が用紙18に接触することにより、用紙18を除電することができるとともに、用紙18を介して定着ローラー対33を除電することができる。このため、静電オフセットによる画像品質の低下を抑制することができる。また、除電部材70を搬送ガイド部材40の開口部61aに設けることによって、除電部材70の周囲の水蒸気を、開口部61aを介して用紙搬送路11の外部に逃がすことができるので、除電部材70に結露が発生するのを効果的に抑制することができる。

0039

また、除電部材70を搬送ガイド部材40の開口部61aに設けることによって、除電部材70を定着ローラー対33の近傍に配置することができるので、除電部材70の定着ローラー対33に対する除電効果を向上させることができる。

0040

また、上記のように、開口部61aは、第1ガイド部材61に設けられ、除電部材70は、開口部61aから第2ガイド部材41に向けて用紙搬送路11の内部に向けて突出している。これにより、除電部材70は、用紙18の裏面(印字面とは反対側の面)に接触する。用紙18は印字面よりも裏面の方が帯電しやすいので、開口部61aを第1ガイド部材61に設けることによって、除電部材70により効率良く用紙18を除電することができる。また、用紙18の印字面が除電部材70により傷つくのを抑制することができる。

0041

また、上記のように、除電部材70の先端は、定着ニップ部Nの接線L2よりも加熱ローラー31側に配置されている。これにより、除電部材70を、定着ニップ部Nを通過した用紙18に確実に接触させることができるので、用紙18を確実に除電することができる。

0042

また、上記のように、開口部61aは、用紙搬送方向と直交する幅方向に沿って、間隔をおいて複数配置されており、除電部材70は、複数の開口部61aの各々から用紙搬送路11内に突出している。これにより、定着ローラー対33の用紙搬送方向下流側の用紙搬送路11に結露が発生するのを効果的に抑制することができるとともに、用紙18を効果的に除電することができる。

0043

また、上記のように、除電部材70は、搬送ガイド部材40の定着ローラー対33と反対側を向く面(定着ローラー対33に対向しない面)に両面テープ71を用いて貼り付けられている。これにより、定着ローラー対33を通過する際に用紙18から発生した熱を持った水蒸気が両面テープ71に直接当たるのを抑制することができるので、両面テープ71が劣化するのを抑制することができる。このため、両面テープ71が搬送ガイド部材40から剥がれるのを抑制することができる。また、ジャム処理時に定着ニップ部Nを露出させるために保持部材60を上側に揺動させた際に、両面テープ71が露出するのを抑制することができるので、手や指が両面テープ71に接触して両面テープ71が搬送ガイド部材40から剥がれるのを抑制することができる。

0044

また、上記のように、保持部材60の上部には、保持部材60の内部の空気を保持部材60の外部に通過させる通気口62aが設けられている。これにより、開口部61aを介して保持部材60の内部に流れ込んだ水蒸気を、通気口62aを介して保持部材60の外部に逃がすことができるので、用紙搬送路11の水蒸気を効率良く用紙搬送路11および保持部材60の外部に逃がすことができる。また、第1搬送ローラー51に結露が発生するのを抑制することができる。

0045

また、上記のように、第1搬送ローラー51の回転軸51aは、開口部61aの用紙搬送路11側の端縁と通気口62aの用紙搬送路11側の端縁とを結ぶ線L1に対して用紙搬送路11側に配置されている。これにより、開口部61aから通気口62aに流れる水蒸気が第1搬送ローラー51の回転軸51aに触れるのを抑制することができるので、第1搬送ローラー51の回転軸51aに結露が発生するのを抑制することができる。

0046

また、上記のように、除電部材70は、除電ブラシである。これにより、水蒸気は除電部材70のブラシ部70aの間を通過するので、水蒸気が除電部材70の周囲で滞留するのを抑制することができる。このため、除電部材70に結露が発生するのをより抑制することができる。また、除電部材70をSUS(ステンレス鋼材)によって形成することによって、除電部材70の強度を向上させるとともに、除電部材70に水滴が付着するのを抑制し、除電部材70が折れるのを抑制することができる。

0047

なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。

0048

例えば、上記実施形態では、複合機に本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らない。言うまでもなく、プリンター、複写機、ファクシミリ等の、定着装置を備えた種々の画像形成装置に本発明を適用できる。

0049

また、上記実施形態では、用紙搬送路11に対して加圧ローラー32側に配置される第1ガイド部材61に開口部61aを設ける例について示したが、本発明はこれに限らず、用紙搬送路11に対して加熱ローラー31側に配置される第2ガイド部材41に開口部61aを設けてもよい。

0050

また、上記実施形態では、加熱ローラー31および加圧ローラー32が略水平方向に並んで配置され上方に用紙18を搬送する例について示したが、本発明はこれに限らず、加熱ローラー31および加圧ローラー32は上下方向に並んで配置され略水平方向に用紙18を搬送してもよい。この場合、定着ローラー対33に対して用紙搬送方向下流側で、且つ用紙搬送路の上方に配置される搬送ガイド部材に、開口部を設ければよい。

0051

また、上記実施形態では、除電部材70を第1ガイド部材61の定着ローラー対33と反対側を向く面(上面)に固定する例について示したが、本発明はこれに限らず、除電部材70を第1ガイド部材61の定着ローラー対33に対向する面(下面)に固定してもよい。

0052

また、上記実施形態では、保持部材60が第1ガイド部材61を兼ねている例について示したが、本発明はこれに限らない。すなわち、開口部61aを、保持部材60とは別体で構成された第1ガイド部材に設けてもよい。

0053

また、上述した実施形態および変形例の構成を適宜組み合わせて得られる構成についても、本発明の技術的範囲に含まれる。

0054

11 用紙搬送路(搬送路)
18 用紙(シート)
31加熱ローラー(加熱部材)
32加圧ローラー(加圧部材)
33定着ローラー対(定着部材)
40搬送ガイド部材
41 第2ガイド部材
51 第1搬送ローラー(搬送ローラー)
51a回転軸
61 第1ガイド部材
61a 開口部
70除電部材
71両面テープ(接着材)
100画像形成装置
L2 接線
N定着ニップ部

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