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技術 シート積載装置、シート後処理装置及びこれを備えた画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 大畑志伸能宗輝光河本益雄
出願日 2017年11月1日 (2年8ヶ月経過) 出願番号 2017-211736
公開日 2019年6月6日 (1年0ヶ月経過) 公開番号 2019-085181
状態 未査定
技術分野 堆積物収容具 ベルト、ローラ以外の手段による供給 電子写真における紙送り
主要キーワード 処理ハウジング 支持解除 パドルブレード 排出場所 穿孔処理後 幅合わせ 叩き部材 復元動作
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (15)

課題

トレイ上に積載されたシート整合性を良好に維持することが可能なシート積載装置、及びこれを備えたシート後処理装置、並びに画像形成装置を提供する。

解決手段

シート積載装置10では、制御部が一対の第2カーソル82の積載トレイ103に対する配置位置を変更することにより、シートガイド処理及び幅合わせ処理を実行する。シートガイド処理において制御部は、シートの先端が積載トレイ103に到達する前に第2カーソル82を、シートの下方のシートガイド位置に配置する。また、制御部は、シートの先端が第2カーソル82上の所定位置を通過したときに、シートガイド位置に配置された第2カーソル82を退避位置に配置し、シートの後端が第2排出ローラー対73を通過すると、積載トレイ103上のシートに対する第2カーソル82による幅合わせ処理を実行する。

概要

背景

画像形成後のシートステープル処理穿孔処理などの後処理を施すシート後処理装置が知られている。シート後処理装置は、後処理が施されたシートを排出するシート排出部と、シート排出部によって排出されるシートを受け入れて当該シートを積載するトレイと、を備えている(例えば、特許文献1,2参照)。トレイに積載されたシートは、その幅方向側端面が一対のカーソルによって幅合わせされる。これにより、トレイ上においてシートは整合される。

ところで、先行してシート排出部により排出された、後処理による処理痕が形成されたシートがトレイに積載された状態で、シート排出部により後続のシートがトレイに向けて排出されると、その後続のシートの先端がトレイに積載済みのシートの処理痕に引っ掛かってしまう場合がある。このような場合、トレイ上に積載されたシートの整合性が悪化してしまう。

概要

トレイ上に積載されたシートの整合性を良好に維持することが可能なシート積載装置、及びこれを備えたシート後処理装置、並びに画像形成装置を提供する。シート積載装置10では、制御部が一対の第2カーソル82の積載トレイ103に対する配置位置を変更することにより、シートガイド処理及び幅合わせ処理を実行する。シートガイド処理において制御部は、シートの先端が積載トレイ103に到達する前に第2カーソル82を、シートの下方のシートガイド位置に配置する。また、制御部は、シートの先端が第2カーソル82上の所定位置を通過したときに、シートガイド位置に配置された第2カーソル82を退避位置に配置し、シートの後端が第2排出ローラー対73を通過すると、積載トレイ103上のシートに対する第2カーソル82による幅合わせ処理を実行する。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シートを排出するシート排出部と、前記シート排出部によって排出されるシートを受け入れ、当該シートを積載するトレイを含むシート積載部と、前記トレイに積載されたシートに対して、シート排出方向と直交するシート幅方向側端面に当接して、幅合わせする幅合わせ処理を行う一対のカーソルと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記シート排出部によって排出されるシートの先端が前記トレイの上面のシート積載面に到達する前に、前記一対のカーソルの少なくとも一方のカーソルを、前記シートの下方のシートガイド位置に配置し、前記シートの下面に当接して前記シート排出方向へガイドするシートガイド処理を実行し、前記シートガイド処理において、前記シート排出部によって排出されるシートの先端が前記カーソル上の所定位置を通過したとき、前記シートガイド位置に配置された前記カーソルを、前記シートの側端面よりも外側の退避位置に配置し、前記シート排出部によって排出されるシートの後端が前記シート排出部を通過し、当該シートが前記トレイ上に載置されると、前記一対のカーソルによる前記幅合わせ処理を実行する、シート積載装置

請求項2

前記一対のカーソルは、前記カーソルの先端部が前記シート積載面の下方の第1位置と前記シート積載面の上方の第2位置との間で揺動可能となるように、前記シート排出方向上流側の基端部を中心に回動可能に支持され、前記一対のカーソルの先端部は、前記幅合わせ処理において、前記第1位置に配置され、前記シートガイド処理において、前記第2位置に配置される、請求項1に記載のシート積載装置。

請求項3

前記一対のカーソルは、前記シートの側端面に当接するカーソル本体と、前記カーソル本体の上面のガイド面に設けられ、前記シート幅方向に延びる軸回りに回転可能に支持されるガイドコロと、を含む、請求項1又は2に記載のシート積載装置。

請求項4

前記ガイドコロは、前記シート幅方向の内側に向かって先細円錐状又は円錐台状に形成されている、請求項3に記載のシート積載装置。

請求項5

シートに対して所定の後処理を施す後処理機構と、前記後処理機構により後処理が施された前記シートを積載する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート積載装置と、を備える、シート後処理装置

請求項6

シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像が形成されたシートに後処理を施す、請求項5に記載のシート後処理装置と、を備える、画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、シート積載するシート積載装置、及びこれを備えたシート後処理装置、並びに画像形成装置に関する。

背景技術

0002

画像形成後のシートにステープル処理穿孔処理などの後処理を施すシート後処理装置が知られている。シート後処理装置は、後処理が施されたシートを排出するシート排出部と、シート排出部によって排出されるシートを受け入れて当該シートを積載するトレイと、を備えている(例えば、特許文献1,2参照)。トレイに積載されたシートは、その幅方向側端面が一対のカーソルによって幅合わせされる。これにより、トレイ上においてシートは整合される。

0003

ところで、先行してシート排出部により排出された、後処理による処理痕が形成されたシートがトレイに積載された状態で、シート排出部により後続のシートがトレイに向けて排出されると、その後続のシートの先端がトレイに積載済みのシートの処理痕に引っ掛かってしまう場合がある。このような場合、トレイ上に積載されたシートの整合性が悪化してしまう。

先行技術

0004

特開2002−114431号公報
特開2002−179326号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トレイ上に積載されたシートの整合性を良好に維持することが可能なシート積載装置、及びこれを備えたシート後処理装置、並びに画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一の局面に係るシート積載装置は、シートを排出するシート排出部と、前記シート排出部によって排出されるシートを受け入れ、当該シートを積載するトレイを含むシート積載部と、前記トレイに積載されたシートに対して、シート排出方向と直交するシート幅方向の側端面に当接して、幅合わせする幅合わせ処理を行う一対のカーソルと、制御部と、を備える。前記制御部は、前記シート排出部によって排出されるシートの先端が前記トレイの上面のシート積載面に到達する前に、前記一対のカーソルの少なくとも一方のカーソルを、前記シートの下方のシートガイド位置に配置し、前記シートの下面に当接して前記シート排出方向へガイドするシートガイド処理を実行する。また、制御部は、前記シートガイド処理において、前記シート排出部によって排出されるシートの先端が前記カーソル上の所定位置を通過したとき、前記シートガイド位置に配置された前記カーソルを、前記シートの側端面よりも外側の退避位置に配置し、前記シート排出部によって排出されるシートの後端が前記シート排出部を通過し、当該シートが前記トレイ上に載置されると、前記一対のカーソルによる前記幅合わせ処理を実行する。

0007

このシート積載装置によれば、シート排出部によって排出されるシートのトレイに対する位置に応じて、制御部が一対のカーソルの配置位置を変更することにより、シートガイド処理、及び幅合わせ処理を実行する。シートガイド処理において制御部は、シート排出部によって排出されるシートの先端がトレイのシート積載面に到達する前に、一対のカーソルの少なくとも一方のカーソルを、シートの下方のシートガイド位置に配置する。シートガイド位置に配置されたカーソルは、シートの下面に当接して当該シートをシート排出方向へガイドすることが可能となる。これにより、例えば後処理による処理痕が形成されたシートがトレイに積載された状態であったとしても、シート排出部によりトレイに向けて排出されるシートを、トレイに積載済みのシートの処理痕との干渉を回避してシート排出方向へガイドすることができる。また、制御部は、シート排出部によって排出されるシートの先端がカーソル上の所定位置を通過したときに、シートガイド位置に配置されたカーソルをシートの側端面よりも外側の退避位置に配置し、シートの後端がシート排出部を通過すると、トレイ上のシートに対するカーソルによる幅合わせ処理を実行する。これにより、トレイ上に積載されたシートが幅合わせされ、当該シートの整合性を良好に維持することができる。

0008

上記のシート積載装置において、前記一対のカーソルは、前記カーソルの先端部が前記シート積載面の下方の第1位置と前記シート積載面の上方の第2位置との間で揺動可能となるように、前記シート排出方向上流側の基端部を中心に回動可能に支持され、前記一対のカーソルの先端部は、前記幅合わせ処理において、前記第1位置に配置され、前記シートガイド処理において、前記第2位置に配置される構成としてもよい。

0009

上記のシート積載装置において、前記一対のカーソルは、前記シートの側端面に当接するカーソル本体と、前記カーソル本体の上面のガイド面に設けられ、前記シート幅方向に延びる軸回りに回転可能に支持されるガイドコロと、を含む構成としてもよい。

0010

上記のシート積載装置において、前記ガイドコロは、前記シート幅方向の内側に向かって先細円錐状又は円錐台状に形成されている構成としてもよい。

0011

本発明の他の局面に係るシート後処理装置は、シートに対して所定の後処理を施す後処理機構と、前記後処理機構により後処理が施された前記シートを積載する、上記のシート積載装置と、を備える。

0012

本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像が形成されたシートに後処理を施す、上記のシート後処理装置と、を備える。

発明の効果

0013

本発明によれば、トレイ上に積載されたシートの整合性を良好に維持することが可能なシート積載装置、及びこれを備えたシート後処理装置、並びに画像形成装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施形態に係るシート後処理装置を備えた画像形成装置を略式に示す断面図であって、本体部の内部構造を示す図である。
シート積載装置を備えたシート後処理装置の外観を示す斜視図である。
シート後処理装置の内部構造を示す断面図である。
シート後処理装置の要部を拡大して示す断面図である。
シート後処理装置の電気的構成を示すブロック図である。
処理トレイに対する第1カーソルの移動動作を説明するための模式図であって、上方から見た平面図である。
処理トレイに対する第1カーソルの移動動作を説明するための模式図であって、シート幅方向に沿って切断した断面図である。
シート積載装置の積載トレイに対する第2カーソルの第1移動動作を説明するための模式図であって、上方から見た平面図である。
シート積載装置の積載トレイに対する第2カーソルの第1移動動作を説明するための模式図であって、シート幅方向に沿って切断した断面図である。
シート積載装置の積載トレイに対する第2カーソルの第2移動動作を説明するための模式図であって、上方から見た平面図である。
シート積載装置の積載トレイに対する第2カーソルの第2移動動作を説明するための模式図であって、シート幅方向に沿って切断した断面図である。
第2カーソルの第1変形例を示す斜視図である。
図12の第2カーソルをシート搬送方向から見た図である。
第2カーソルの第2変形例を示す図であって、シート搬送方向から見た図である。

実施例

0015

[画像形成装置の全体構成]
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、シート後処理装置5を備えた画像形成装置1を略式に示す断面図である。画像形成装置1は、シートに対して画像形成処理を施す本体部1Aと、この本体部1Aに隣接して配置され、画像形成処理が施されたシート又はシート束に対して所定の後処理を施すシート後処理装置5とを備えている。ここでは、画像形成装置1の本体部1Aは、いわゆる胴内排紙型モノクロ複写機を示すが、カラー複写機プリンターファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよい。

0016

画像形成装置1の本体部1Aは、本体ハウジング1AAと、この本体ハウジング1AAの上部に配置された画像読取部2aと、画像読取部2aの上面に配置された自動原稿給送装置(ADF)2bとを備えている。本体ハウジング1AAの内部には、給紙部3a、搬送路3b、画像形成部4a、定着部4b及びシート排出部3cが収容されている。

0017

自動原稿給送装置2bは、所定の原稿読取位置(第1コンタクトガラス24が組み付けられた位置)に向けて、複写される原稿シート自動給送する。一方、ユーザーが手置きで原稿シートを所定の原稿読取位置(第2コンタクトガラス25の配置位置)に載置する場合は、自動原稿給送装置2bは上方に開けられる。自動原稿給送装置2bは、原稿シートが載置される原稿トレイ21と、原稿読取位置を経由して原稿シートを搬送する原稿搬送部22と、読取後の原稿シートが排出される原稿排出トレイ23とを含む。

0018

画像読取部2aは、箱形筐体構造を有し、その上面には自動原稿給送装置2bから自動給送される原稿シートの読取用の第1コンタクトガラス24と、手置きされる原稿シートの読取用の第2コンタクトガラス25とが嵌め込まれている。画像読取部2aは、原稿シートの画像を光学的に読み取る。

0019

本体ハウジング1AA内の給紙部3aは、シートを収容する複数のカセット31を含む(図1に示す例では、上方から31A、31B、31C、31Dの計4段)。各カセット31は、回転駆動する給紙ローラー32(図1において、上方から32A、32B、32C、32Dの計4本)を備え、画像形成時、1枚ずつシートを搬送路3bに送り込む

0020

搬送路3bは、給紙部3aから胴内排出トレイ33、或いはシート後処理装置5まで、本体ハウジング1AA内においてシートを搬送するための搬送路である。搬送路3bには、シートの案内のためのガイド板や、シート搬送時に回転駆動する搬送ローラー対34(図1において、上方から34A、34B、34Cの計3つ)や、搬送されるシートを画像形成部4aの手前で待機させ、形成されたトナー像転写タイミングに合わせてシートを送り出すレジストローラー対35が設けられている。

0021

画像形成部4aは、トナー画像を生成しこれをシート上に転写する、すなわち、シートに画像を形成する。画像形成部4aは、感光体ドラム41と、この感光体ドラム41の周囲に配置された、帯電器42、露光器43、現像装置44、転写ローラー45及びクリーニング装置46とを含む。

0022

感光体ドラム41は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。帯電器42は、感光体ドラム41の表面を均一に帯電する。露光器43は、レーザー光源ミラーレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム41の周面に、原稿画像の画像データに基づくレーザー光Lを照射して、静電潜像を形成する。現像装置44は、感光体ドラム41上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム41の周面にトナーを供給する。転写ローラー45は、感光体ドラム41と共に転写ニップ部を形成する。転写ローラー45に転写バイアスが与えられることにより、前記転写ニップ部を通過するシートに、感光体ドラム41上のトナー像が転写される。クリーニング装置46は、クリーニングローラー等を有し、トナー像転写後の感光体ドラム41の周面を清掃する。

0023

定着部4bは、シートに転写されたトナー像を定着させる。定着部4bは、発熱体を内蔵する加熱ローラー47と、加熱ローラー47に圧接される加圧ローラー48とを含む。トナー像が転写されたシートが、加熱ローラー47と加圧ローラー48とで形成される定着ニップ部を通過すると、トナー像がシートに定着される。定着処理後のシートは、シート排出部3cに送られる。

0024

シート排出部3cは、画像形成済のシートをシート後処理装置5の方向に送り出すための対外排出ローラー対36Aと、胴内排出トレイ33の方向に送り出すための対内排出ローラー対36Bとを有する。各排出ローラー対36A、36Bは、排出動作時に回転駆動され、シートを機外に排出する。

0025

[シート後処理装置の全体構成]
シート後処理装置5は、本体部1Aにおいて画像形成処理が施されたシート又はシート束に対して所定の後処理を行う。前記後処理としては、例えば、シートに綴じ孔穿孔する穿孔処理、シート束にステープル打設するステープル処理などが挙げられる。

0026

図2はシート後処理装置5の外観を示す斜視図であり、図3はシート後処理装置5の内部構造を示す断面図である。図4は、シート後処理装置5の要部を拡大して示す断面図である。シート後処理装置5は、本体部1Aの本体ハウジング1AAに隣接して配置される後処理ハウジング50と、この後処理ハウジング50に配置される後処理機構6、シート搬送機構7、及びシート積載装置10と、を備える。

0027

後処理ハウジング50は、シート後処理装置5を構成する各種機構を収容可能な内部空間を有する箱形のハウジングである。本体部1Aの対外排出ローラー対36Aから送り出されたシートは、後処理ハウジング50へ送り込まれてくる。後処理ハウジング50の、本体ハウジング1AAと対向する側面には、対外排出ローラー対36Aから送り出されたシートを後処理ハウジング50内に受け入れるシート受入部51が設けられている。また、後処理ハウジング50の内部には、シート受入部51により後処理ハウジング50内に受け入れられたシートの搬送経路となるシート搬送路52が形成されている。

0028

後処理機構6は、後処理ハウジング50内において、シートに対して所定の後処理を施す。本実施形態では、後処理機構6は、穿孔処理部61とステープル処理部62とを含む。

0029

ステープル処理部62は、シート搬送路52の下方に配置される第1後処理部である。ステープル処理部62は、複数枚のシートからなるシート束に対してステープルを打設するステープル処理を行う。ここでのステープル処理は、シート束の角部若しくは端部にステープルを打設する、いわゆる端綴じのための処理である。

0030

穿孔処理部61は、シート搬送路52のシート搬送方向H11上流端に配置される第2後処理部である。つまり、穿孔処理部61は、シート受入部51に対し、シート搬送方向H11の下流側に隣接して配置される。穿孔処理部61は、シート受入部51を通過し、シート搬送路52を搬送されるシートに綴じ孔(処理痕)を穿孔する穿孔処理を行う。ここでの穿孔処理は、シートの、シート搬送方向H11と直交するシート幅方向H2一方側の側端縁に沿って、綴じ孔を穿孔する処理である。

0031

シート搬送機構7は、シート搬送路52に配置され、当該シート搬送路52に沿ったシート搬送方向H11にシートを搬送する機構である。シート搬送機構7は、搬送ローラー対71と、第1排出ローラー対72と、第2排出ローラー対73とを含む。図3に示すように、搬送ローラー対71、第1排出ローラー対72、及び第2排出ローラー対73は、この順で、シート搬送方向H11の上流から下流に向かって並んでいる。

0032

搬送ローラー対71は、穿孔処理部61に対し、シート搬送方向H11の下流側に隣接して配置されるシート搬送ローラー対である。搬送ローラー対71は、回転駆動することにより、穿孔処理部61による穿孔処理後のシート、若しくは穿孔処理がスルーされたシートを、下流側に搬送する。

0033

第1排出ローラー対72は、シート搬送路52において、シート搬送方向H11の上流端と下流端との間に配置されるシート搬送ローラー対である。図4に示すように、第1排出ローラー対72は、搬送駆動部110(後記の図5)から駆動力が与えられて回転する第1駆動ローラー721と、第1駆動ローラー721の回転に伴って従動回転する第1従動ローラー722とからなる。第1駆動ローラー721と第1従動ローラー722とは、その周面同士が所定のニップ圧をもって当接され、シートをニップして搬送する第1ニップ部72Nを形成している。

0034

本実施形態のシート後処理装置5において、第1排出ローラー対72の直下流側には、第1シート排出検知センサーS1が配置されている(図3及び図4参照)。第1シート排出検知センサーS1は、シートを光学的に検出するセンサーである。第1シート排出検知センサーS1は、搬送ローラー対71によって搬送されるシートの先端が第1排出ローラー対72に進入したことを検出する。また、第1シート排出検知センサーS1は、第1排出ローラー対72によって搬送されるシートの後端が当該第1排出ローラー対72を通過したことを検出する。

0035

第2排出ローラー対73は、シート搬送路52のシート搬送方向H11の下流端に配置されるシート搬送ローラー対である。図4に示すように、第2排出ローラー対73は、搬送駆動部110(後記の図5)から駆動力が与えられて回転する第2駆動ローラー731と、第2駆動ローラー731の回転に伴って従動回転する第2従動ローラー732とからなる。第2駆動ローラー731と第2従動ローラー732とは、その周面同士が所定のニップ圧をもって当接され、シートをニップして搬送する第2ニップ部73Nを形成している。この第2ニップ部73Nは、ステープル処理部62によるステープル処理時等に解除される。この解除の実行のため、シート後処理装置5はニップ解除機構76を備えている(図4参照)。ニップ解除機構76は、ニップ解除駆動部112(後記の図5)から駆動力が与えられることにより、第2従動ローラー732を持ち上げて第2ニップ部73Nを解除させる。

0036

本実施形態のシート後処理装置5において、第2排出ローラー対73の直下流側には、第2シート排出検知センサーS2が配置されている(図3参照)。第2シート排出検知センサーS2は、シートを光学的に検出するセンサーである。第2シート排出検知センサーS2は、第1排出ローラー対72によって搬送されるシートの先端が第2排出ローラー対73に進入したことを検出する。また、第2シート排出検知センサーS2は、第2排出ローラー対73によって搬送されるシートの後端が当該第2排出ローラー対73を通過したことを検出する。

0037

シート後処理装置5は、第1排出ローラー対72によって搬送されるシートを受け入れ、当該シートを積載する処理トレイ101を備える。処理トレイ101は、シート搬送路52の下方に配置されるトレイである。処理トレイ101は、ニップ解除機構76によって第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nが解除された状態で第1排出ローラー対72によって搬送され、ステープル処理部62によりステープル処理が施されるシートを受け入れる。図4に示すように、処理トレイ101は、シート搬送方向H11の下流端1011側が最も高く、上流端1012側に向けて徐々に下降するように傾斜している。処理トレイ101の下流端1011は、第2排出ローラー対73の近傍に位置し、上流端1012は第1排出ローラー対72の下方に位置している。これにより、処理トレイ101は、第1ニップ部72Nと第2ニップ部73Nとを結ぶシート搬送路52よりも下方に位置している。

0038

また、図4に示すように、処理トレイ101の上流端1012には、受け板102が取り付けられている。受け板102は、断面U字型の部材である。受け板102のU字型の開口は、処理トレイ101の下流端1011を指向している。これにより、受け板102は、処理トレイ101の斜面に沿って落下するシートのシート搬送方向H11上流端(後端)を受け止める。この受け板102に後端が当接した状態が、ステープル処理部62でステープル処理が施されるシートの、処理トレイ101における所定位置に配置された状態である。

0039

本実施形態のシート後処理装置5において、処理トレイ101の上方には、パドルユニット74及び叩きユニット75が配置されている(図4参照)。

0040

パドルユニット74は、処理トレイ101に受け入れられたシートを、処理トレイ101の上流端1012側に向けて送り込み、当該シートの後端を受け板102へ当接させるために設けられている。つまり、パドルユニット74は、ニップ解除機構76によって第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nが解除された状態で、第1排出ローラー対72により搬送されるシートを、シート搬送方向H11とは反対方向H12に送り出し、当該シートを処理トレイ101の所定位置へ引き込む役目を果たす。パドルユニット74は、回転軸741と、この回転軸741に取り付けられたパドルブレード742とを含む。

0041

回転軸741は、シート幅方向H2に直線状に延びる軸であって、処理トレイ101の上方に所定距離を置いて配置されている。回転軸741は、軸回りに回転自在に支持されており、引き込み駆動部111(後記の図5)によって回転駆動される。パドルブレード742はシート状の部材であり、回転軸741が軸回りに回転すると一体的に回転する。この際、パドルブレード742の先端部が処理トレイ101上のシートと接し、回転軸741の反時計方向への回転によって当該シートが処理トレイ101の上流端1012側へ引き込まれる。

0042

叩きユニット75は、第1排出ローラー対72により搬送されるシートを処理トレイ101へ強制的に落下させるために設けられている。叩きユニット75は、叩き部材751と、この叩き部材75が取り付けられる揺動軸752とを含む。

0043

叩き部材751は、大略的に上面視で矩形平板状部材からなる。叩き部材751の下流端付近である基端部は、第2排出ローラー対73の近傍に配置されている。叩き部材751は、ニップ解除機構76によって第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nが解除された状態で、第1排出ローラー対72の第1ニップ部72Nを通過したシートの後端付近を、処理トレイ101に向かう方向に叩く。これにより、シートは、処理トレイ101へ強制的に落下する。この叩き部材751による叩き動作が行われるのは、第1排出ローラー対72によって搬送されるシートの後端が当該第1排出ローラー対72を通過したことを、第1シート排出検知センサーS1が検出したタイミングである。また、シートが処理トレイ101に落下した後は、叩き部材751は、処理トレイ101上のシートを押下し、当該シートのカール矯正を行う。

0044

揺動軸752は、パドルユニット74の回転軸741よりもシート搬送方向H11下流側に配置され、回転軸741と同様に処理トレイ101の上方においてシート幅方向H2に延びるように配置されている。叩き部材751は、その基端部において揺動軸752に取り付けられている。すなわち、叩き部材751は、揺動軸752に片持ち状態で取り付けられている。これにより叩き部材751は、揺動軸752の軸回りに揺動自在(上下に揺動自在)である。この叩き部材751の揺動動作は、回転軸741に取り付けられた偏心カム753によって実現される。叩き部材751の背面は、付勢力をもって偏心カム753の周面に当接されている。回転軸741の回転によって偏心カム753が回転すると、当該偏心カム753の大径部と小径部とが交互に叩き部材751に接することになる。従って、偏心カム753が回転すると、叩き部材751の上流端側は、揺動軸752の軸回りに、上下方向に揺動することになる。叩き部材751は、下方に揺動することにより、第1排出ローラー対72の第1ニップ部72Nを通過したシートの後端付近を、処理トレイ101に向かう方向に叩く。

0045

処理トレイ101には、一対の第1カーソル81(図3及び図4)が設けられている。一対の第1カーソル81は、処理トレイ101に積載されたシートのシート幅方向H2の側端面に当接することにより、シートのスキュー矯正並びにシートを幅合わせする幅合わせ処理を行うカーソルである。一対の第1カーソル81は、シート幅方向H2に互いに間隔をおいて配置され、処理トレイ101に対してシート幅方向H2に移動可能である。一対の第1カーソル81は、第1移動部91(図3及び図4)によってシート幅方向H2に移動される。処理トレイ101に積載されたシートは、後端が受け板34に当接し、且つ、一対の第1カーソル81で側辺が支持された状態で、ステープル処理部62によってステープル処理が施される。なお、一対の第1カーソル81の移動動作の詳細については、後述する。

0046

処理トレイ101に一旦載置され、ステープル処理部62によりステープル処理が施されたシートは、第2ニップ部73Nが復元された第2排出ローラー対73によって、シート積載装置10へ排出される。第2排出ローラー対73は、シート積載装置10の一部を構成し、シート積載装置10においてシートを排出するシート排出部として機能する。

0047

シート積載装置10は、後処理機構6により後処理が施されたシートを積載する装置である。シート積載装置10は、積載トレイ103と、一対の第2カーソル82とを備える。

0048

積載トレイ103は、第2排出ローラー対73のシート搬送方向H11下流側に配置され、シート後処理装置5においてシートの最終的な排出場所となるトレイである。積載トレイ103は、穿孔処理部61により穿孔処理が施されたシート、又は、ステープル処理部62によりステープル処理が施されたシートであって、第2排出ローラー対73によって排出されるシートを積載するシート積載部を構成する。図3に示すように、積載トレイ103の上面において、シートが積載されるシート積載面103Aには、凹部103Bが形成されている。

0049

なお、積載トレイ103は、第2排出ローラー対73によって排出されるシートの後端が当該第2排出ローラー対73を通過したことを、第2シート排出検知センサーS2が検出すると、その検出に応じて降下される。これにより、積載トレイ103上の最上位にあるシートの位置が、一定の高さ位置に維持される。

0050

一対の第2カーソル82は、積載トレイ103に積載されたシートのシート幅方向H2の側端面に当接することにより、シートのスキュー矯正並びにシートを幅合わせする幅合わせ処理を行うカーソルである。一対の第2カーソル82は、シート幅方向H2に互いに間隔をおいて配置され、積載トレイ103に対してシート幅方向H2に移動可能である。一対の第2カーソル82は、第2移動部92(図3)によってシート幅方向H2に移動される。

0051

図3に示すように、一対の第2カーソル82は、シャフト86が挿通されたホルダ85に支持されている。シャフト86は、第2排出ローラー対73の上方でシート幅方向H2に沿って延びるように、後処理ハウジング50に支持されている。ホルダ85は、シート幅方向H2に沿って移動可能となるようにシャフト86に支持されている。ホルダ85は、一対の第2カーソル82の先端部82E1が上下方向に揺動可能となるように、一対の第2カーソル82のシート搬送方向H11(シート排出方向)上流側の基端部82E2を中心に回動可能に、一対の第2カーソル82を支持している。換言すると、一対の第2カーソル82は、ホルダ85のシャフト86に沿った移動に伴ってシート幅方向H2に移動するとともに、その先端部82E1が積載トレイ103のシート積載面103Aの下方の第1位置と、シート積載面103Aの上方の第2位置との間で上下方向に揺動可能となるように、基端部82E2を中心に回動可能に支持されている。一対の第2カーソル82において、その先端部82E1の上下方向の揺動動作は、第2移動部92によって行われる。一対の第2カーソル82において、その先端部82E1が前記第1位置に配置されると、第2カーソル82の先端部82E1は、積載トレイ103のシート積載面103Aに形成された凹部103Bの底面部に、当接する。一方、一対の第2カーソル82において、その先端部82E1が前記第2位置に配置されると、第2カーソル82の先端部82E1は、シート積載面103Aの凹部103Bの底面部から離間する。なお、一対の第2カーソル82の移動動作及び揺動動作の詳細については、後述する。

0052

[シート後処理装置の電気的構成]
次に、シート後処理装置5の電気的構成について、図5のブロック図を参照して説明する。シート後処理装置5は、前述の後処理機構6、シート搬送機構7、及びシート積載装置10に加えて、搬送駆動部110、引き込み駆動部111、ニップ解除駆動部112、及び制御部200を備えている。

0053

搬送駆動部110は、シート搬送機構7の搬送ローラー対71、第1排出ローラー対72及び第2排出ローラー対73を回転駆動する駆動源である。引き込み駆動部111は、パドルユニット74及び叩きユニット75を駆動する駆動源である。つまり、引き込み駆動部111は、パドルユニット74によるシートの処理トレイ101への引き込み動作を実行させるとともに、シートを処理トレイ101へ強制的に落下させるための叩きユニット75の叩き動作を実行させる駆動源である。ニップ解除駆動部112は、ニップ解除機構76の駆動源、つまり第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nの解除動作及びその復元動作を実行させるための駆動源である。

0054

制御部200は、シート積載装置10を含めたシート後処理装置5の各部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御部200は、前記CPUが前記ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、シート積載装置10を含めたシート後処理装置5の各部の動作を制御する。

0055

制御部200は、搬送駆動部110の駆動を制御することにより、搬送ローラー対71、第1排出ローラー対72及び第2排出ローラー対73の回転及びその停止を制御する。また、制御部200は、後処理機構6の穿孔処理部61による穿孔処理動作、並びに、ステープル処理部62によるステープル処理動作を制御する。

0056

また、制御部200は、引き込み駆動部111の駆動を制御することにより、パドルユニット74におけるパドルブレード742の回転動作によるシートの処理トレイ101への引き込み動作を制御するとともに、叩きユニット75における叩き部材751によるシートを処理トレイ101へ強制的に落下させる叩き動作(揺動動作)を制御する。

0057

また、制御部200は、ニップ解除駆動部112の駆動を制御することにより、ニップ解除機構76による第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nの解除動作及びその復元動作を制御する。例えば、所定枚数のシートからなるシート束に対してステープル処理部62によるステープル処理が行われる場合、制御部200は、1枚目のシートが処理トレイ101に引き込まれた後に、ニップ解除駆動部112によりニップ解除機構76を動作させて、第2ニップ部73Nを解除させる。そして、制御部200は、2枚目以降のシートが処理トレイ101に引き込まれ、ステープル処理が実行された後、積載トレイ103にシート束を排出する際に第2ニップ部73Nを復元させる。

0058

<制御部による第1カーソルの処理トレイに対する移動制御について>
また、制御部200は、第1移動部91の駆動を制御することにより、一対の第1カーソル81の処理トレイ101に対する移動動作を制御する。制御部200は、ステープル処理部62によるステープル処理が行われる場合に、一対の第1カーソル81が処理トレイ101に対して移動するように、第1移動部91を動作させる。つまり、制御部200は、ニップ解除機構76により第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nが解除された状態で、第1排出ローラー対72により搬送されるシートが処理トレイ101に積載される場合に、一対の第1カーソル81が処理トレイ101に対して移動するように、第1移動部91を動作させる。

0059

シート後処理装置5において、処理トレイ101は、ステープル処理部62によるステープル処理が施される前に、第1排出ローラー対72により搬送されるシートを積載する。このため、ステープル処理部62のステープル処理がシートに対して適切に施されるために、処理トレイ101上に積載されたシートの整合性を良好に維持する必要がある。

0060

そこで、制御部200は、第1移動部91の動作を制御することにより、処理トレイ101に対して一対の第1カーソル81を移動させる第1カーソル移動処理を実行する。制御部200は、第1カーソル移動処理として、シート支持処理、シート支持解除処理、及び幅合わせ処理を実行する。制御部200が第1カーソル移動処理として実行するシート支持処理、シート支持解除処理、及び幅合わせ処理について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、処理トレイ101に対する第1カーソル81の移動動作を説明するための模式図であって、上方から見た平面図である。図7は、処理トレイ101に対する第1カーソル81の移動動作を説明するための模式図であって、シート幅方向H2に沿って切断した断面図である。

0061

本実施形態では、処理トレイ101に載置される前において、第1排出ローラー対72によりシート搬送方向H11に搬送され、また、パドルユニット74によりシート搬送方向H11とは反対方向H12に送り出されるシートの中心と、処理トレイ101上において積載されて一対の第1カーソル81により幅合わせ処理が施されるシートの中心とが、シート幅方向H2において異なる位置とされている。つまり、第1排出ローラー対72によりシート搬送方向H11に搬送され、また、パドルユニット74により反対方向H12に送り出されるシートは、シート幅方向H2に移動された後に、一対の第1カーソル81により幅合わせ処理が施される。図6及び図7を参照しながら詳しく説明すると、以下の通りである。なお、図6及び図7では、処理トレイ101に載置される前のシートであって、第1排出ローラー対72によりシート搬送方向H11に搬送されているシート、並びに、パドルユニット74によりシート搬送方向H11とは反対方向H12に送り出されているシートが、「シートP1」として示されている。また、図6及び図7では、処理トレイ101に積載済みのシートが、「シートP2」として示されている。

0062

第1カーソル移動処理において、制御部200は、第1排出ローラー対72により搬送されるシートP1の先端PSが処理トレイ101の上面に到達する前に、シート支持処理を実行する。制御部200がシート支持処理を実行するタイミングは、例えば、シートP1の先端PSが第1排出ローラー対72に進入したことを、第1シート排出検知センサーS1が検出したタイミングである。第1カーソル移動処理のシート支持処理において、制御部200は、第1移動部91の動作を制御することによって、一対の第1カーソル81の少なくとも一方の第1カーソル81を、第1排出ローラー対72により搬送されるシートP1の下方のシート支持位置に配置する(図6(1)及び図7(1)参照)。シート支持位置に配置された第1カーソル81は、シートP1の下面PUに当接して当該シートP1を下方側から支持することが可能となる。これにより、第1排出ローラー対72により処理トレイ101に向けて搬送されるシートP1が、処理トレイ101に積載済みのシートP2を押し出してしまうことを、可及的に防止することができる。

0063

図6(1)及び図7(1)に示す例では、第1カーソル移動処理のシート支持処理において、制御部200は、第1移動部91の動作を制御することによって、一対の第1カーソル81の一方の第1カーソル811を、第1排出ローラー対72により搬送されるシートP1の下方のシート支持位置に配置し、他方の第1カーソル812を、処理トレイ101に載置されたシートP2の側端面PE(シート幅方向H2の他方側の側端面)に当接することが可能な側端面当接位置に配置する。なお、シート支持処理において一方の第1カーソル811が配置されるシート支持位置は、処理トレイ101に載置されたシートP2の側端面PE(シート幅方向H2の一方側の側端面)に当接することが可能な位置に設定されている。この場合、第1排出ローラー対72により処理トレイ101に向けて搬送されるシートP1を、シート支持位置に配置された一方の第1カーソル811によって下方側から支持することができる。

0064

次に、制御部200は、シート支持処理において、第1排出ローラー対72により搬送されるシートP1の先端PSが処理トレイ101の所定位置を通過したときに、シート支持解除処理を実行する。制御部200がシート支持解除処理を実行するタイミングは、例えば、シートP1の先端PSが処理トレイ101の下流側端縁を通過し、シートP1の後端PBが第1排出ローラー対72を通過したことを、第1シート排出検知センサーS1が検出したタイミングである。第1カーソル移動処理のシート支持解除処理において、制御部200は、第1移動部91の動作を制御することによって、シート支持位置に配置された第1カーソル81を、シート支持解除位置に配置する(図6(2)及び図7(2)参照)。シート支持解除位置に配置された第1カーソル81は、シートP1の側端面PEよりも外側に位置することになり、シートP1の下方側からの支持を解除する。これにより、第1排出ローラー対72により処理トレイ101に向けて搬送されたシートP1が、処理トレイ101上に積載される。

0065

図6(2)及び図7(2)に示す例では、第1カーソル移動処理のシート支持解除処理において、制御部200は、第1移動部91の動作を制御することによって、一対の第1カーソル81の一方の第1カーソル811を、シート支持位置からシート支持解除位置へ移動(矢印H21の方向へ移動)させるとともに、他方の第1カーソル812については側端面当接位置での配置を継続させる。つまり、第1排出ローラー対72により搬送されるシートP1に対する第1カーソル81の支持を解除し、当該シートP1を処理トレイ101に積載させるときには、一対の第1カーソル81のうちの一方の第1カーソル811のみを移動させる。

0066

制御部200が第1カーソル移動処理のシート支持解除処理を実行するタイミングでは、制御部200は、ニップ解除駆動部112の駆動制御によってニップ解除機構76に第2排出ローラー対73の第2ニップ部73Nを解除させている。更に、このタイミングでは、制御部200は、叩き部材751がシートP1の後端PBを上から下へ叩いて当該シートP1を処理トレイ101に落下させるとともに、パドルユニット74によるシートP1の引き込み動作が実行されてシートP1がシート搬送方向H11とは反対方向H12に送り出されるように、引き込み駆動部111を制御する(図6(2)及び図7(2)参照)。パドルユニット74によるシートP1の引き込み動作によって、シートP1は、後端PBが受け板102に当接する位置まで搬入される。なお、制御部200によるシート支持解除処理の実行直後であって、処理トレイ101上において、シートP1の後端PBが受け板102に当接する位置まで搬入された状態においては、当該シートP1の中心と、処理トレイ101に積載済みのシートP2の中心とは、依然としてシート幅方向H2において異なる位置となっている。

0067

そこで、次に、制御部200は、第1移動部91の動作を制御することによって、処理トレイ101に積載されたシートP1及びシートP2に対する、一対の第1カーソル81による幅合わせ処理を実行する(図6(3)及び図7(3)参照)。幅合わせ処理において一対の第1カーソル81は、処理トレイ101に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接することにより、シートのスキュー矯正並びにシートを幅合わせする。これにより、処理トレイ101上においてシートP1及びシートP2がスキュー矯正されるとともに幅合わせされるので、ステープル処理部62によるステープル処理がシートに対して適切に施される。

0068

図6(3)及び図7(3)に示す例では、第1カーソル移動処理の幅合わせ処理において、制御部200は、シート支持解除位置に配置された一方の第1カーソル811が、側端面当接位置に配置された他方の第1カーソル812に向かう方向H22に移動するように、第1移動部91を動作させる。これにより、一対の第1カーソル81の各々が、処理トレイ101に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接し、シートのスキュー矯正並びにシートを幅合わせすることができる。

0069

<制御部による第2カーソルの積載トレイに対する移動制御について>
また、制御部200は、シート積載装置10において、第2移動部92の駆動を制御することにより、一対の第2カーソル82の積載トレイ103に対する移動動作及び揺動動作を制御する。制御部200は、穿孔処理部61による穿孔処理及びステープル処理部62によるステープル処理の少なくともいずれか一方の後処理が施されたシートが、第2排出ローラー対73により積載トレイ103に排出される場合に、一対の第2カーソル82が積載トレイ103に対して移動及び揺動するように、第2移動部92を動作させる。

0070

積載トレイ103は、シート後処理装置5においてシートの最終的な排出場所となるトレイである。このような、シートの最終的な排出場所となる積載トレイ103に積載されたシートは、ユーザーによって取り出される。積載トレイ103からのユーザーによるシートの取り出し性を良好なものとするためには、積載トレイ103に積載されたシートの整合性を良好に維持する必要がある。

0071

そこで、制御部200は、第2移動部92の動作を制御することにより、積載トレイ103に対して一対の第2カーソル82を移動させる第2カーソル移動処理を実行する。制御部200は、第2カーソル移動処理として、シートガイド処理及び幅合わせ処理を実行する。制御部200が第2カーソル移動処理として実行するシートガイド処理及び幅合わせ処理について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、シート積載装置10の積載トレイ103に対する第2カーソル82の第1移動動作を説明するための模式図であって、上方から見た平面図である。図9は、シート積載装置10の積載トレイ103に対する第2カーソル82の第1移動動作を説明するための模式図であって、シート幅方向H2に沿って切断した断面図である。なお、図8及び図9では、積載トレイ103に載置される前のシートであって、第2排出ローラー対73によりシート搬送方向H11(シート排出方向)に排出されているシートが、「シートP1」として示されている。また、図8及び図9では、積載トレイ103に載置済みのシートが、「シートP2」として示されている。更に、図8及び図9では、穿孔処理部61による穿孔処理が施されたシートP1が第2排出ローラー対73により積載トレイ103に排出される場合における、制御部200の制御が示されている。

0072

第2カーソル移動処理において、制御部200は、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の先端PSが積載トレイ103の上面のシート積載面103Aに到達する前に、シートガイド処理を実行する。制御部200がシートガイド処理を実行するタイミングは、例えば、シートP1の先端PSが第2排出ローラー対73に進入したことを、第2シート排出検知センサーS2が検出したタイミングである。第2カーソル移動処理のシートガイド処理において、制御部200は、第2移動部92の動作を制御することによって、一対の第2カーソル82の少なくとも一方の第2カーソル82を、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の下方のシートガイド位置に配置する(図8(1)及び図9(1)参照)。なお、積載トレイ103は、前述したように、第2排出ローラー対73によるシートの排出に応じて降下される。このため、シートガイド位置に配置された第2カーソル82は、積載トレイ103に積載済みのシートP2よりも上方側に位置している。また、シートガイド処理において、一対の第2カーソル82の先端部82E1は、積載トレイ103のシート積載面103Aの上方の前記第2位置に配置されている。

0073

シートガイド位置に配置された第2カーソル82は、シートP1の下面PUに当接して当該シートP1をシート搬送方向H1(シート排出方向)へガイドすることが可能となる。これにより、シートP2の側端縁に沿って綴じ孔PA(処理痕)が形成されたシートP2が積載トレイ103に積載された状態であったとしても、第2排出ローラー対73により積載トレイ103に向けて排出されるシートP1を、積載トレイ103に積載済みのシートP2の綴じ孔PA(処理痕)との干渉を回避して、シート搬送方向H1(シート排出方向)へガイドすることができる。このため、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の先端PSが、積載トレイ103に積載済みのシートP2の綴じ孔PA(処理痕)に引っ掛かってしまうことを、可及的に防止することができる。

0074

図8(1)及び図9(1)に示す例では、第2カーソル移動処理のシートガイド処理において、制御部200は、一対の第2カーソル82の各々がシートガイド位置に配置されるように、第2移動部92を動作させる。より詳しくは、制御部200は、一対の第2カーソル82のシート幅方向一方側の第2カーソル821における上面部831のガイド面(上面)が、シートP1の下面PUにおける綴じ孔PA(処理痕)よりもシート幅方向H2の内側の領域に当接するシートガイド位置に配置されるように、第2移動部92を動作させる。更に、制御部200は、一対の第2カーソル82のシート幅方向他方側の第2カーソル822における上面部831のガイド面(上面)が、シートP1の下面PUに当接するシートガイド位置に配置されるように、第2移動部92を動作させる。この場合、第2排出ローラー対73により積載トレイ103に向けて排出されるシートP1を、積載トレイ103に積載済みのシートP2の綴じ孔PA(処理痕)との干渉を回避して、シート搬送方向H1(シート排出方向)へガイドすることができる。

0075

次に、制御部200は、シートガイド処理において、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の先端PSが第2カーソル82上の所定位置を通過したときに、第2移動部92の動作を制御することによって、シートガイド位置に配置された第2カーソル82を、シートP1の側端面PEよりも外側の退避位置に配置する(図8(2)及び図9(2)参照)。これにより、第2排出ローラー対73によりシート搬送方向H1(シート排出方向)に排出されるシートP1の第2カーソル82によるガイドが解除される。

0076

なお、制御部200が第2カーソル82を退避位置に配置するタイミングでは、積載トレイ103は、第2排出ローラー対73によるシートの排出に応じて降下される。このため、退避位置に配置された第2カーソル82は、積載トレイ103上の最上位にあるシートP1の側端面PEに対向した位置に位置している。この結果、一対の第2カーソル82の先端部82E1は、積載トレイ103のシート積載面103Aの上方の前記第2位置に配置されている。

0077

図8(2)及び図9(2)に示す例では、制御部200は、シートガイド位置に配置された一対の第2カーソル82の各々が退避位置へ移動するように、第2移動部92を動作させる。より詳しくは、制御部200は、シート幅方向一方側の第2カーソル821がシートガイド位置から退避位置へ移動(矢印H21の方向へ移動)し、シート幅方向他方側の第2カーソル822がシートガイド位置から退避置へ移動(矢印H21とは反対の矢印H22の方向へ移動)するように、第2移動部92を動作させる。これにより、第2排出ローラー対73によりシート搬送方向H1(シート排出方向)に排出されるシートP1の一対の第2カーソル82によるガイドが解除される。

0078

また、一対の第2カーソル82の各々がシートガイド位置から退避位置へ移動され、一対の第2カーソル82によるシートP1のガイドが解除されるタイミングは、第2排出ローラー対73によって排出されるシートP1の先端PSが積載トレイ103に載置されたシートP2における最下流の綴じ孔PAT(処理痕)を通過したタイミングに設定される。このため、第2排出ローラー対73によって排出されるシートP1は、その先端PSが積載トレイ103に載置されたシートP2における最下流の綴じ孔PAT(処理痕)を通過するまで、一対の第2カーソル82の各々によってガイドされる。これにより、第2排出ローラー対73によって排出されるシートP1の先端PSが、積載トレイ103に載置されたシートP2の側端縁に沿って形成される綴じ孔PA(処理痕)に引っ掛かってしまうことを、可及的に防止することができる。

0079

次に、制御部200は、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の後端PBが第2排出ローラー対73を通過し、当該シートP1が積載トレイ103上に載置されると、第2移動部92の動作を制御することによって、一対の第2カーソル82による幅合わせ処理を実行する(図8(3)及び図9(3)参照)。幅合わせ処理において一対の第2カーソル82は、積載トレイ103に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接することにより、シートのスキュー矯正並びにシートを幅合わせする。これにより、積載トレイ103上に積載されたシートP1及びシートP2の整合性を良好に維持することができ、積載トレイ103からのユーザーによるシートの取り出し性を良好なものとすることができる。

0080

図8(3)及び図9(3)に示す例では、第2カーソル移動処理の幅合わせ処理において、制御部200は、積載トレイ103上の最上位にあるシートP1の側端面に対向するように前記第2位置に配置された一対の第2カーソル82の各々の先端部82E1が、積載トレイ103のシート積載面103Aに形成された凹部103Bの底面部に当接する前記第1位置に配置されるように、下方側に揺動(矢印H3の方向に揺動)させる。そして、制御部200は、一対の第2カーソル82の各々の側面部832が、積載トレイ103に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接するように、シート幅方向H2に沿った矢印H21及び矢印H22の方向に移動させる。これにより、一対の第2カーソル82の各々が、積載トレイ103に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接し、シートを幅合わせすることができる。

0081

また、制御部200は、一対の第2カーソル82の移動動作が図10及び図11に示す動作となるように、第2移動部92の駆動を制御する構成とされてもよい。図10は、シート積載装置10の積載トレイ103に対する第2カーソル82の第2移動動作を説明するための模式図であって、上方から見た平面図である。図11は、シート積載装置10の積載トレイ103に対する第2カーソル82の第2移動動作を説明するための模式図であって、シート幅方向H2に沿って切断した断面図である。なお、図10及び図11では、積載トレイ103に載置される前のシートであって、第2排出ローラー対73によりシート搬送方向H11(シート排出方向)に排出されているシートが、「シートP1」として示されている。また、図10及び図11では、積載トレイ103に載置済みのシートが、「シートP2」として示されている。

0082

図10(1)及び図11(1)に示す例では、制御部200は、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の先端PSが積載トレイ103の上面のシート積載面103Aに到達する前に、シートガイド処理を実行する。制御部200がシートガイド処理を実行するタイミングは、例えば、シートP1の先端PSが第2排出ローラー対73に進入したことを、第2シート排出検知センサーS2が検出したタイミングである。第2カーソル移動処理のシートガイド処理において、制御部200は、第2移動部92の動作を制御することによって、一対の第2カーソル82のシート幅方向一方側の第2カーソル821を、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の下方のシートガイド位置に配置し、シート幅方向他方側の第2カーソル822を、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の側端面PEに当接することが可能な側端面当接位置に配置する。

0083

より詳しくは、制御部200は、一対の第2カーソル82のシート幅方向一方側の第2カーソル821における上面部831のガイド面(上面)が、シートP1の下面PUにおける綴じ孔PA(処理痕)よりもシート幅方向H2の内側の領域に当接するシートガイド位置に配置されるように、第2移動部92を動作させる。更に、制御部200は、一対の第2カーソル82のシート幅方向他方側の第2カーソル822における側面部832が、シートP1の側端面PE(シート幅方向H2の他方側の側端面)に当接することが可能な側端面当接位置に配置されるように、第2移動部92を動作させる。この場合、第2排出ローラー対73により積載トレイ103に向けて排出されるシートP1を、積載トレイ103に積載済みのシートP2の綴じ孔PA(処理痕)との干渉を回避して、シート搬送方向H1(シート排出方向)へガイドすることができる。

0084

次に、制御部200は、シートガイド処理において、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の先端PSが第2カーソル82上の所定位置を通過したときに、第2移動部92の動作を制御することによって、一対の第2カーソル82のシート幅方向一方側の第2カーソル821を、シートガイド位置からシートP1の側端面PEよりも外側の退避位置へ移動(矢印H21の方向へ移動)させるとともに、シート幅方向他方側の第2カーソル822については側端面当接位置での配置を継続させる(図10(2)及び図11(2)参照)。これにより、第2排出ローラー対73によりシート搬送方向H1(シート排出方向)に排出されるシートP1の、シート幅方向一方側の第2カーソル821によるガイドが解除される。

0085

なお、制御部200がシート幅方向一方側の第2カーソル821を退避位置に配置するタイミングでは、積載トレイ103は、第2排出ローラー対73によるシートの排出に応じて降下される。このため、一対の第2カーソル82の各々は、積載トレイ103上の最上位にあるシートP1の側端面PEに対向した位置に位置している。この結果、一対の第2カーソル82の先端部82E1は、積載トレイ103のシート積載面103Aの上方の前記第2位置に配置されている。

0086

また、一対の第2カーソル82のシート幅方向一方側の第2カーソル821がシートガイド位置から退避位置へ移動され、第2カーソル82によるシートP1のガイドが解除されるタイミングは、第2排出ローラー対73によって排出されるシートP1の先端PSが積載トレイ103に載置されたシートP2における最下流の綴じ孔PAT(処理痕)を通過したタイミングに設定される。このため、第2排出ローラー対73によって排出されるシートP1は、その先端PSが積載トレイ103に載置されたシートP2における最下流の綴じ孔PAT(処理痕)を通過するまで、シート幅方向一方側の第2カーソル821によってガイドされる。これにより、第2排出ローラー対73によって排出されるシートP1の先端PSが、積載トレイ103に載置されたシートP2の側端縁に沿って形成される綴じ孔PA(処理痕)に引っ掛かってしまうことを、可及的に防止することができる。

0087

次に、制御部200は、第2排出ローラー対73により排出されるシートP1の後端PBが第2排出ローラー対73を通過し、当該シートP1が積載トレイ103上に載置されると、第2移動部92の動作を制御することによって、一対の第2カーソル82による幅合わせ処理を実行する(図10(3)及び図11(3)参照)。より詳しくは、第2カーソル移動処理の幅合わせ処理において、制御部200は、積載トレイ103上の最上位にあるシートP1の側端面に対向するように前記第2位置に配置された一対の第2カーソル82の各々の先端部82E1が、積載トレイ103のシート積載面103Aに形成された凹部103Bの底面部に当接する前記第1位置に配置されるように、下方側に揺動(矢印H3の方向に揺動)させる。そして、制御部200は、一対の第2カーソル82の各々の側面部832が、積載トレイ103に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接するように、シート幅方向H2に沿った矢印H21及び矢印H22の方向に移動させる。これにより、一対の第2カーソル82の各々が、積載トレイ103に積載されたシートP1及びシートP2のシート幅方向H2の側端面PEに当接し、シートを幅合わせすることができる。

0088

以上、本発明の一実施形態につき詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば以下のような変形実施形態を採ることができる。

0089

積載トレイ103に積載されたシートに対して幅合わせ処理を行う一対の第2カーソルは、図12乃至図14に示される構成とされてもよい。図12及び図13は、第1変形例の第2カーソル82Aを示す図であって、図12が斜視図であり、図13がシート搬送方向から見た図である。図14は、第2変形例の第2カーソル82Bを示す図であって、シート搬送方向から見た図である。なお、図12乃至図14では、一対の第2カーソルのうち、一方の第2カーソルのみが示されており、他方の第2カーソルについては省略されている。

0090

まず、図12及び図13を参照して、第1変形例の第2カーソル82Aについて説明する。一対の第2カーソル82Aは、前述の第2カーソル82と同様に、ホルダ85に支持されている。ホルダ85は、シート幅方向H2に沿って移動可能であり、一対の第2カーソル82Aの先端部82E1が上下方向に揺動可能となるように、一対の第2カーソル82Aの基端部82E2を中心に回動可能に、一対の第2カーソル82Aを支持している。一対の第2カーソル82Aは、ホルダ85のシート幅方向H2に沿った移動に伴ってシート幅方向H2に移動するとともに、その先端部82E1がホルダ85を支点として上下方向に揺動する。

0091

一対の第2カーソル82Aは、カーソル本体83と、ガイドコロ84とを含む。カーソル本体83は、制御部200のシートガイド処理に応じてシートの下面を支持する上面部831と、制御部200の幅合わせ処理に応じてシートの側端面に当接する側面部832とを有する。ガイドコロ84は、カーソル本体83の上面部831のガイド面(上面)に設けられ、カーソル本体83の側面部832に、シート幅方向H2に延びる軸833回りに回転可能に支持される。ガイドコロ84は、1つのみ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。ガイドコロ84は、円筒状に形成され、外周面の一部がカーソル本体83の上面部831よりも上側に突出している。

0092

制御部200のシートガイド処理に応じて上面部831のガイド面(上面)により下面がガイドされた状態のシートが第2排出ローラー対73によって排出されると、ガイドコロ84は、当該シートの排出に応じて軸833回りに回転する。これにより、第2排出ローラー対73によるシートの排出時において、カーソル本体83の上面部831とシートの下面との間に生じる摩擦力を低減することができる。このため、ガイドコロ84は、第2排出ローラー対73によるシートの排出を、スムーズに案内することができる。

0093

第1変形例の第2カーソル82Aに備えられるガイドコロ84が円筒状に形成されていたのに対し、図14に示す第2変形例の第2カーソル82Bに備えられるガイドコロ84Aは、シート幅方向H2の内側に向かって先細の円錐状又は円錐台状に形成されている。円錐状又は円錐台状に形成されたガイドコロ84Aは、円筒状のガイドコロ84と同様に、第2排出ローラー対73によるシートの排出時において、カーソル本体83の上面部831とシートの下面との間に生じる摩擦力を、効果的に低減することができる。

0094

ところで、第2カーソル82Bによるシートのガイドを解除するために、第2カーソル82Bがシートガイド位置から退避位置に向けてシート幅方向H2に沿って移動されたときには、シートは、ガイドコロ84Aに接触しながら積載トレイ103に向かって落下することになる。第2カーソル82Bのガイドコロ84Aがシート幅方向H2の内側に向かって先細の円錐状又は円錐台状に形成されている場合、シートは、先細のガイドコロ84Aの斜面に沿って積載トレイ103に向かって落下することになるから、当該シートの積載トレイ103への落下をスムーズなものとすることができる。

0095

1画像形成装置
4a画像形成部
5シート後処理装置
52シート搬送路
6後処理機構
61穿孔処理部
62ステープル処理部
7シート搬送機構
71搬送ローラー対
72 第1排出ローラー対
73 第2排出ローラー対
81 一対の第1カーソル
82,82A,82B 一対の第2カーソル
83 カーソル本体
831 上面部
832 側面部
84ガイドコロ
91 第1移動部
92 第2移動部
10シート積載装置
101処理トレイ
103積載トレイ
200 制御部

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