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技術 表示システム、及びその制御装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 村田真昌
出願日 2019年1月17日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2019-005941
公開日 2019年5月30日 (1年6ヶ月経過) 公開番号 2019-083044
状態 特許登録済
技術分野 位置入力装置 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 優先入力 指示媒体 画像データ表示処理 タッチ有無 アルファベット表記 タッチ数 ページ送り操作 タッチディスプレイ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月30日)のものです。
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図面 (20)

課題

表示装置タッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないようにすること。

解決手段

制御装置(30)において、画像データ表示制御部(131)は、表示装置(10)の台数分のページの画像データをそれぞれ複数台の表示装置(10−1〜10−4)に表示する。タッチ有無割当制御部(132)は、複数台の表示装置(10−1〜10−4)のうちの、先にタッチされた表示装置をタッチ有効表示装置とし、それ以外の表示装置をタッチ無効表示装置として割り当てる。

概要

背景

教材として複数ページの画像データを用いて教室内で授業が行なわれる場合、操作者(例えば、先生)は、複数ページの画像データの各々を1台の表示装置に表示させて、視聴者(例えば、生徒)に対して説明を行なう。例えば、操作者は、1ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させて、1ページ目の画像データに対する説明を行なう。その後に、操作者は、2ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させて、2ページ目の画像データに対する説明を行なう。これにより、視聴者は、1ページ目の画像データを見ながら、1ページ目の画像データに対する説明を聴くことができ、2ページ目の画像データを見ながら、2ページ目の画像データに対する説明を聴くことができる。

しかしながら、1台の表示装置に表示される画像データは1ページずつ切り替えられるため、視聴者は、複数ページの画像データを一度に見ることができない。すなわち、操作者は、2ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させるときに、1台の表示装置に表示される画像データを、1ページ目の画像データから、2ページ目の画像データに切り替えるため、視聴者は、1ページ目の画像データと2ページ目の画像データとを一度に見ることができない。また、操作者が、2ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させて、2ページ目の画像データに対する説明を行なっているときに、視聴者のうちの数名は、2ページ目の画像データに対する説明の確認のために、1ページ目の画像データの画面を再度見たい場合がある。このように、視聴者が数ページの画像データを一度に閲覧できることが望まれる。この場合、視聴者に対する画像データの見易さを考慮して、画像データをページ単位複数台の表示装置に表示することが好ましい。

また、操作者が視聴者に対して説明を行なう都合上、表示装置に表示された画像データに対して、補足説明として入力情報を反映させたい場合がある。この場合、表示装置はタッチパネルディスプレイを構成するように使用されることが好ましい。

また、操作者が複数存在する場合がある。例えば、複数の操作者(先生)として、教授助手とがあげられる。複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態においては、複数の操作者がそれぞれ複数台の表示装置にタッチすることが可能である。

しかしながら、操作者が複数存在する場合、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれる可能性がある。例えば、並べて配置された複数台の表示装置のうちの3台目の表示装置に、複数の操作者のうちの第1操作者がタッチして、その表示装置に表示された画像データに対してタッチによる入力を行なっている。このときに、複数台の表示装置のうちの1台目の表示装置に、複数の操作者のうちの第2操作者がタッチした場合、第1操作者に対して入力の妨げになる可能性がある。入力の妨げとは、第1操作者が入力を行なっているときに、第2操作者がタッチした後の入力が無効になってしまう場合や、第2操作者のタッチによりページ送りが行なわれた場合に、第1操作者の入力が別のページの画像データに反映されてしまう場合などがあげられる。

したがって、複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないことが望まれる。

ここで、複数台の表示装置に画像データを表示する技術として、画面キャプチャを用いて、1台目の表示装置に表示された画像データと同じ画像データを2台目の表示装置に表示する技術が、特許文献1に開示されている。

また、1つの画面(表示装置)に対して複数のユーザが同時にタッチした場合に、タッチの優先度に従ってタッチの有効性を判定する技術が、特許文献2に開示されている。

概要

表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意しない処理が行なわれないようにすること。制御装置(30)において、画像データ表示制御部(131)は、表示装置(10)の台数分のページの画像データをそれぞれ複数台の表示装置(10−1〜10−4)に表示する。タッチ有無割当制御部(132)は、複数台の表示装置(10−1〜10−4)のうちの、先にタッチされた表示装置をタッチ有効表示装置とし、それ以外の表示装置をタッチ無効表示装置として割り当てる。

目的

本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないように複数台の表示装置を制御することができる表示システム、その制御装置、及び、表示方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像データを表示可能な複数のタッチパネルディスプレイと、前記複数のタッチパネルディスプレイに接続された制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記複数のタッチパネルディスプレイのうち、先にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ有効タッチパネルディスプレイとし、それ以外のタッチディスプレイをタッチ無効タッチパネルディスプレイとするタッチ有無割当制御部を備えることを特徴とする表示システム

請求項2

前記タッチ有無割当制御部は、タッチパネルディスプレイへタッチした部材の種別を判定することが可能であり、前記部材の種別に優先度が設定されていない場合、先にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ有効タッチパネルディスプレイとし、前記部材の種別に優先度が設定されている場合、設定された種別の部材によって先にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ有効タッチパネルディスプレイとすることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。

請求項3

前記制御装置は、前記複数のタッチパネルディスプレイに、複数ページを有する画像データのうち連続するページページ単位で表示し、前記タッチ有効タッチパネルディスプレイへのページ送り操作およびページ戻し操作を検知すると、前記連続するページを操作方向に対応してシフトさせた画像データを表示する表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示システム。

請求項4

前記制御装置は、前記タッチ有効タッチパネルディスプレイに表示された画像データに対して、タッチ入力された情報を表す入力情報を反映させる入力情報反映部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示システム。

請求項5

前記表示制御部は、前記入力情報反映部により前記入力情報が反映された画像データを、前記タッチ有効タッチパネルディスプレイへのページ送り操作およびページ戻し操作に対応してシフトさせて表示することを特徴とする請求項4に記載の表示システム。

請求項6

前記制御装置は、前記複数のタッチパネルディスプレイのうち、前記タッチ有効タッチパネルディスプレイに対して入力がされているときに、前記タッチ無効タッチパネルディスプレイのうち次にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ候補タッチパネルディスプレイとするタッチ候補割当制御部をさらに備え、前記入力情報反映部は、前記タッチ候補タッチパネルディスプレイに入力情報が入力された場合、前記タッチ有効タッチパネルディスプレイへの入力が終了すると、前記タッチ候補タッチパネルディスプレイに表示された画像データに対して前記入力情報を反映させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の表示システム。

請求項7

画像データを表示可能な複数のタッチパネルディスプレイに接続された表示システムの制御装置であって、前記複数のタッチパネルディスプレイのうち、先にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ有効タッチパネルディスプレイとし、それ以外のタッチディスプレイをタッチ無効タッチパネルディスプレイとするタッチ有無割当制御部を備えることを特徴とする制御装置。

技術分野

0001

本発明は、複数台表示装置に画像データを表示する表示システム、及び、その制御装置に関する。

背景技術

0002

教材として複数ページの画像データを用いて教室内で授業が行なわれる場合、操作者(例えば、先生)は、複数ページの画像データの各々を1台の表示装置に表示させて、視聴者(例えば、生徒)に対して説明を行なう。例えば、操作者は、1ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させて、1ページ目の画像データに対する説明を行なう。その後に、操作者は、2ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させて、2ページ目の画像データに対する説明を行なう。これにより、視聴者は、1ページ目の画像データを見ながら、1ページ目の画像データに対する説明を聴くことができ、2ページ目の画像データを見ながら、2ページ目の画像データに対する説明を聴くことができる。

0003

しかしながら、1台の表示装置に表示される画像データは1ページずつ切り替えられるため、視聴者は、複数ページの画像データを一度に見ることができない。すなわち、操作者は、2ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させるときに、1台の表示装置に表示される画像データを、1ページ目の画像データから、2ページ目の画像データに切り替えるため、視聴者は、1ページ目の画像データと2ページ目の画像データとを一度に見ることができない。また、操作者が、2ページ目の画像データを1台の表示装置に表示させて、2ページ目の画像データに対する説明を行なっているときに、視聴者のうちの数名は、2ページ目の画像データに対する説明の確認のために、1ページ目の画像データの画面を再度見たい場合がある。このように、視聴者が数ページの画像データを一度に閲覧できることが望まれる。この場合、視聴者に対する画像データの見易さを考慮して、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示することが好ましい。

0004

また、操作者が視聴者に対して説明を行なう都合上、表示装置に表示された画像データに対して、補足説明として入力情報を反映させたい場合がある。この場合、表示装置はタッチパネルディスプレイを構成するように使用されることが好ましい。

0005

また、操作者が複数存在する場合がある。例えば、複数の操作者(先生)として、教授助手とがあげられる。複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態においては、複数の操作者がそれぞれ複数台の表示装置にタッチすることが可能である。

0006

しかしながら、操作者が複数存在する場合、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれる可能性がある。例えば、並べて配置された複数台の表示装置のうちの3台目の表示装置に、複数の操作者のうちの第1操作者がタッチして、その表示装置に表示された画像データに対してタッチによる入力を行なっている。このときに、複数台の表示装置のうちの1台目の表示装置に、複数の操作者のうちの第2操作者がタッチした場合、第1操作者に対して入力の妨げになる可能性がある。入力の妨げとは、第1操作者が入力を行なっているときに、第2操作者がタッチした後の入力が無効になってしまう場合や、第2操作者のタッチによりページ送りが行なわれた場合に、第1操作者の入力が別のページの画像データに反映されてしまう場合などがあげられる。

0007

したがって、複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないことが望まれる。

0008

ここで、複数台の表示装置に画像データを表示する技術として、画面キャプチャを用いて、1台目の表示装置に表示された画像データと同じ画像データを2台目の表示装置に表示する技術が、特許文献1に開示されている。

0009

また、1つの画面(表示装置)に対して複数のユーザが同時にタッチした場合に、タッチの優先度に従ってタッチの有効性を判定する技術が、特許文献2に開示されている。

先行技術

0010

特開2014−22861号公報
特開2013−25621号公報

発明が解決しようとする課題

0011

しかしながら、特許文献1に記載された技術では、画面キャプチャを用いて、1台目の表示装置に表示された画像データと同じ画像データを2台目の表示装置に表示するものであるため、視聴者が数ページの画像データを一度に閲覧することはできない。したがって、特許文献1に記載された技術では、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するものではない。

0012

また、特許文献2に記載された技術では、表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用されているが、1台の表示装置に表示された画像データに対して、複数のユーザが同時にタッチした場合に、タッチの優先度に従ってタッチの有効性を判定する技術である。したがって、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するものではない。

0013

また、特許文献2に記載された技術では、タッチの優先度は、有効なタッチ数であったり、有効な距離であったりする。そのため、タッチの優先度は、表示装置に先にタッチした操作者であるとは限らない。したがって、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないようにするものでもない。

0014

本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないように複数台の表示装置を制御することができる表示システム、その制御装置、及び、表示方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0015

本発明の表示システムは、画像データを表示可能な複数のタッチパネルディスプレイと、前記複数のタッチパネルディスプレイに接続された制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記複数のタッチパネルディスプレイのうち、先にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ有効タッチパネルディスプレイとし、それ以外のタッチディスプレイをタッチ無効タッチパネルディスプレイとするタッチ有無割当制御部を備えることを特徴とする。

0016

本発明の表示システムの制御装置は、画像データを表示可能な複数のタッチパネルディスプレイに接続された表示システムの制御装置であって、前記複数のタッチパネルディスプレイのうち、先にタッチされたタッチパネルディスプレイをタッチ有効タッチパネルディスプレイとし、それ以外のタッチディスプレイをタッチ無効タッチパネルディスプレイとするタッチ有無割当制御部を備えることを特徴とする。

発明の効果

0017

本発明によれば、複数台の表示装置がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置に表示するような利用形態において、表示装置に先にタッチした操作者に対して、意図しない処理が行なわれないように複数台の表示装置を制御することができる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の第1実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る表示システムの制御装置30のテーブル130を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る表示システムの構成において、複数台の表示装置10−1〜10−4の配置を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る表示システムの構成において、複数台の表示装置10−1〜10−4にタッチする操作者101を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)を示すフローチャートである。
図5画像データ表示処理(ステップS10)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ)を示す図である。
図5タッチ順序判定処理(ステップS30)を示すフローチャートである。
図5のタッチ順序判定処理(ステップS30)を示すフローチャートである。
図5のタッチ有無割当処理(ステップS40)において、テーブル130に格納される内容(タッチ順序情報)を示す図である。
図5の入力反映表示処理(ステップS50)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報)を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第2実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)を示すフローチャートである。
図12の入力反映表示処理(ステップS250)を示すフローチャートである。
図13の入力無効通知表示処理(ステップS252)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報、入力無効通知)を示す図である。
本発明の第3実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第3実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)を示すフローチャートである。
図16の入力反映表示処理(ステップS350)を示すフローチャートである。
図17優先入力反映表示処理(ステップS351)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報)を示す図である。
図17次入力情報格納処理(ステップS353)において、テーブル130に格納される内容(タッチ順序情報、入力情報)を示す図である。
図17次入力反映表示処理(ステップS354)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報)を示す図である。

実施例

0019

以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。

0020

[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係る表示システムは、複数台の表示装置10と、複数の入力検知装置20と、制御装置30と、を具備している。

0021

複数台の表示装置10は、図示しないLCD(Liquid Crystal Display)である。本実施形態では、複数台の表示装置10は、例えば、1〜4台目の表示装置10−1〜10−4であるものとする。

0022

複数の入力検知装置20は、タッチパネルである。本実施形態では、複数の入力検知装置20は、入力検知装置20−1〜20−4であるものとする。操作者(先生)が視聴者(生徒)に対して説明を行なう都合上、表示装置に表示された画像データに対して、補足説明として入力情報を反映させたい場合がある。この場合、複数台の表示装置10−1〜10−4はタッチパネルディスプレイを構成するように使用されることが好ましい。複数の入力検知装置20−1〜20−4は、これを実現する。

0023

複数の入力検知装置20−1〜20−4は、それぞれ複数台の表示装置10−1〜10−4に設けられている。すなわち、複数台の表示装置10−1〜10−4は、それぞれ、自身のLCDと、複数の入力検知装置20−1〜20−4(タッチパネル)とにより、タッチパネルディスプレイとして使用される。複数の入力検知装置20−1〜20−4は、それぞれ、操作者が複数台の表示装置10−1〜10−4に対して指先またはペン先により文字等を入力したとき、複数台の表示装置10−1〜10−4に対する操作者の入力を検知する。

0024

複数の入力検知装置20−1〜20−4としては、静電容量センサや、光センサが例示される。静電容量センサは、例えば、複数台の表示装置10−1〜10−4のLCDにマトリクス状に配置され、そのLCDに所定距離以下に近接した指示媒体(ペン先または操作者の指先)を検出する。光センサは、複数台の表示装置10−1〜10−4のLCDの各画素に内蔵されることによりマトリクス状に配置され、そのLCDに接触する指示媒体(ペン先または操作者の指先)を検出する。

0025

制御装置30は、複数台の表示装置10−1〜10−4と、入力検知装置20とに接続されている。この制御装置30は、記憶部31と、制御部32とを具備している。制御部32は、CPU(Central Processing Unit)であり、入力検知装置20、複数台の表示
装置10−1〜10−4を制御する。記憶部31にはコンピュータプログラムが格納され、制御部32は、そのコンピュータプログラムを実行する。

0026

記憶部31は、後述するテーブル130を備えている。

0027

制御部32は、画像データ表示制御部131と、タッチ有無割当制御部132と、優先入力反映表示制御部133と、ページ操作制御部134とを備えている。

0028

画像データ表示制御部131は、複数ページの画像データのうちの、複数台の表示装置10−1〜10−4に対応する表示装置10の台数分のページの画像データをそれぞれ複数台の表示装置10−1〜10−4に表示する。

0029

タッチ有無割当制御部132は、複数台の表示装置10−1〜10−4のうちの、先にタッチされた表示装置をタッチ有効表示装置とし、それ以外の表示装置をタッチ無効表示装置として割り当てる。

0030

優先入力反映表示制御部133は、タッチ有効表示装置に表示された画像データに対して、タッチにより入力された情報を表す入力情報を反映させる。

0031

ページ操作制御部134は、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示された台数分のページの画像データに対して、操作者のタッチによりページ操作(ページ送り、または、ページ戻し)を行なう。

0032

図2は、本発明の第1実施形態に係る表示システムの制御装置30のテーブル130を示す図である。テーブル130には、複数台の表示装置10−1〜10−4のそれぞれを識別するための複数の表示装置識別情報ID10−1〜ID10−4が格納されている。また、テーブル130には、タッチ順序情報が格納される。タッチ順序情報については後述する。

0033

図3は、本発明の第1実施形態に係る表示システムの構成において、複数台の表示装置10−1〜10−4の配置を示す図である。

0034

図3に示されるように、複数台の表示装置10−1〜10−4は、部屋(教室)1000の第1の壁の近くに、左右方向に一列に並んで配置されている。具体的には、複数台の表示装置10−1〜10−4は、この順番で左から右に並べて配置されている。例えば、1010及び椅子(図示しない)は、1台目の表示装置10−1の両端のうちの、表示装置が設けられていない端部の付近に配置され、操作者(先生)101により使用される。机1020及び椅子(図示しない)は、複数台の表示装置10−1〜10−4と、部屋1000の第1の壁に対向する第2の壁との間に、最前列から最後列まで配置され、1列あたり数名の視聴者(生徒)102により使用される。

0035

図4は、本発明の第1実施形態に係る表示システムの構成において、複数台の表示装置10−1〜10−4にタッチする操作者101を示す図である。

0036

図4に示されるように、操作者101が複数存在する場合がある。例えば、複数の操作者101(先生)として、教授と助手とがあげられる。ここで、複数の操作者101のうちの、操作者101Cは教授であり、それ以外の操作者101A、101B、101Dは助手であるものとする。複数台の表示装置10−1〜10−4がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データをページ単位で複数台の表示装置10−1〜10−4に表示するような利用形態においては、複数の操作者101A、101B、101C、101Dがそれぞれ複数台の表示装置10−1〜10−4にタッチすることが可能である。

0037

次に、本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)について、図5〜10を用いて説明する。

0038

図5は、本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)を示すフローチャートである。図6は、図5画像データ処理(ステップS10)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ)を示す図である。図7、8は、図5のタッチ順序判定処理(ステップS30)を示すフローチャートである。図9は、図5のタッチ有無割当処理(ステップS40)において、テーブル130に格納される内容(タッチ順序情報)を示す図である。図10は、図5の入力反映表示処理(ステップS50)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報)を示す図である。

0039

例えば、操作者101A、101B、101C、101D(図4)は、視聴者に対して授業で使うための教材として、複数ページの画像データを用いる。複数ページの画像データは、記憶部31(図1)に格納されている。または、複数ページの画像データは、制御装置30(図1)に入力され、制御部32(図1)は、その複数ページの画像データを記憶部31(図1)に格納する。図6に示されるように、複数ページの画像データは、アルファベット表記による文書「A」、「B」、「C」、「D」、…を表している。

0040

まず、操作者は、制御装置30(図1)に対して、記憶部31(図1)に格納された複数ページの画像データのうちの1ページ目の画像データ「A」(図6)を表示するための表示指示を行なう。このとき、図5に示されるように、画像データ表示制御部131(図1)は、画像データ表示処理を実行する(ステップS10)。

0041

ステップS10(画像データ表示処理)において、図6に示されるように、画像データ表示制御部131(図1)は、複数ページの画像データのうちの、1〜4ページ目の画像データ「A」、「B」、「C」、「D」を複数台の表示装置10−1〜10−4に表示する。

0042

操作者101A、101B、101C、101D(図4)が、複数台の表示装置10−1〜10−4(図6)に対して、一定時間以上、タッチしない場合(図5のステップS20−No)、図5に示されるように、本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)は、ステップ60に移行する。

0043

一方、図6に示されるように、操作者101Cは、表示装置10−3に対して、一定時間以内に、指先またはペン先によりタッチして、文字等を入力する(図5のステップS20−Yes)。このとき、入力検知装置20−3(図1)は、表示装置10−3(図6)に対して操作者101Cがタッチしたときの入力を検知し、入力情報を生成する。このとき、図5に示されるように、タッチ有無割当制御部132(図1)は、タッチ順序判定処理を実行する(ステップS30)。

0044

ステップS30(タッチ順序判定処理)において、タッチ有無割当制御部132(図1)は、指先またはペン先を判定する。例えば、表示装置10−3(図6)に入力された線の幅が第1設定値未満である場合、タッチ有無割当制御部132(図1)は、ペン先であるものと判定する。一方、表示装置10−3(図6)に入力された線の幅が第1設定値以上であり、かつ、第1設定値よりも大きい第2設定値以下である場合、タッチ有無割当制御部132(図1)は、指先であるものと判定する。

0045

ステップS30(タッチ順序判定処理)において、指先またはペン先に優先度がない場合、図7に示されるように、タッチ有無割当制御部132(図1)は、操作者101C(図6)の指によって、または、操作者101C(図6)が使用するペンによって、先にタッチされた表示装置10−3(図6)を後述のタッチ有効表示装置とする(ステップS131)。

0046

ステップS30(タッチ順序判定処理)において、ペン先を優先する場合、図8に示されるように、タッチ有無割当制御部132(図1)は、操作者101C(図6)が使用するペンによって、先にタッチされた表示装置10−3(図6)をタッチ有効表示装置とする(ステップS130−Yes、S132)。一方、タッチ有無割当制御部132(図1)は、ペンによるタッチがない場合、操作者101Cの指によって、先にタッチされた表示装置10−3(図6)を後述のタッチ有効表示装置とする(ステップS130−No、S131)。

0047

その後、図5に示されるように、タッチ有無割当制御部132(図1)は、タッチ有無割当処理を実行する(ステップS40)。ここで、図6に示されるように、操作者101Cが、表示装置10−3に表示された画像データ「C」に対して入力情報を入力しているときに、操作者101Aが表示装置10−1にタッチしたものとする。

0048

ステップS40(タッチ有無割当処理)において、タッチ有無割当制御部132(図1)は、複数台の表示装置10−1〜10−4(図6)のうちの、操作者101C(図6)により先にタッチされた表示装置10−3(図6)をタッチ有効表示装置とし、それ以外の表示装置10−1、10−2、10−4(図6)をタッチ無効表示装置として割り当てる。このとき、図9に示されるように、タッチ有無割当制御部132(図1)は、表示装置10−3(図6)がタッチ有効表示装置であることを示すタッチ順序情報「1」を、表示装置識別情報ID10−3に対応付けて、テーブル130に格納する。また、図9に示されるように、タッチ有無割当制御部132(図1)は、表示装置10−1、10−2、10−4(図6)がタッチ無効表示装置であることを示すタッチ順序情報「0」を、表示装置識別情報ID10−1、ID10−2、ID10−4に対応付けて、テーブル130に格納する。

0049

すなわち、ステップS40(タッチ有無割当処理)において、表示装置10−1(図6)も表示装置10−3(図6)もタッチされているが、表示装置10−3(図6)は先にタッチされているので、タッチ有効表示装置として割り当てられ、表示装置10−1(図6)は、表示装置10−3(図6)の後にタッチされているので、タッチ無効表示装置として割り当てられる。

0050

その後、図5に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図1)は、入力反映表示処理を実行する(ステップS50)。

0051

ステップS50(入力反映表示処理)において、優先入力反映表示制御部133(図1)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「1」を参照することにより、表示装置10−3(図6)がタッチ有効表示装置であることを認識する。図10に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図1)は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して、タッチにより入力された情報「△△△」を表す入力情報113を反映させる。図10に示されるように、この入力情報113「△△△」は、入力検知装置20−3(図1)により生成された情報であり、操作者101Cにより入力された情報として、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対する説明文「△△△」を表している。

0052

また、ステップS50(入力反映表示処理)において、優先入力反映表示制御部133(図1)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「0」を参照することにより、表示装置10−1、10−2、10−4(図6)がタッチ無効表示装置であることを認識する。図10に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図1)は、表示装置10−1(タッチ無効表示装置)に表示された画像データ「A」に対して、タッチによる入力を反映させない。

0053

その後、図5に示されるように、本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)は、ステップ60に移行する。

0054

操作者101A、101B、101C、101D(図4)が、一定時間以上、ページ操作を行なわない場合、図5に示されるように、本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)は、ステップ80に移行する。ここで、画像データの表示を終了する場合は(ステップS80−Yes)、図5に示されるように、本発明の第1実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)は終了する。画像データの表示を終了しない場合は(ステップS80−No)、上述のステップS10が行なわれる。

0055

一方、操作者101C(図4)は、ページ操作(ページ送り、または、ページ戻し)を行なう。ページ操作(ページ送り、または、ページ戻し)は、タッチしてスライド(またはフリック)する操作である。ページ操作(ページ送り、または、ページ戻し)が操作者(例えば、操作者101C)により行なわれた場合、複数ページの画像データのうちの、ページ操作に応じてシフトさせた画像データをそれぞれ複数台の表示装置10−1〜10−4に表示する。

0056

以上の説明により、本発明の第1実施形態に係る表示システムは、図1〜10に示されるように、並べて配置された複数台の表示装置10−1〜10−4と、複数台の表示装置10−1〜10−4に対して操作者101A、101B、101C、101Dがタッチしたときの入力を検知する複数の入力検知装置20−1〜20−4と、複数台の表示装置10−1〜10−4と複数の入力検知装置20−1〜20−4とに接続された制御装置30と、を具備している。制御装置30は、複数ページの画像データのうちの、複数台の表示装置10−1〜10−4に対応する表示装置10の台数分のページの画像データ「A」、「B」、「C」、「D」をそれぞれ複数台の表示装置10−1〜10−4に表示する画像データ表示制御部131と、複数台の表示装置10−1〜10−4のうちの、先にタッチされた表示装置10−3をタッチ有効表示装置とし、それ以外の表示装置10−1、10−2、10−4をタッチ無効表示装置として割り当てるタッチ有無割当制御部132と、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して、タッチにより入力された情報を表す入力情報113「△△△」を反映させる優先入力反映表示制御部133と、を具備している。

0057

また、本発明の第1実施形態に係る表示システムでは、図7に示されるように、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)は、操作者101Cの指によって、または、操作者101Cが使用するペンによって、先にタッチされた表示装置である。この場合、タッチ操作は、ピンチ操作ピンチイン操作またはピンチアウト操作)を最優先してもよい。例えば、表示装置10−3に表示された画像データ「C」は、表示画像またはウインドウを表していて、操作者101Cの指によって、表示画像またはウインドウに対して、縮小表示または拡大表示するためのピンチイン操作またはピンチアウト操作が行なわれた場合、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)は、このピンチ操作(ピンチイン操作またはピンチアウト操作)が先に行なわれた表示装置である。

0058

また、本発明の第1実施形態に係る表示システムでは、図8に示されるように、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)は、操作者101Cが使用するペンによって、先にタッチされた表示装置であり、ペンによるタッチがない場合、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)は、操作者101Cの指によって、先にタッチされた表示装置である。この場合でも、タッチ操作は、ピンチ操作(ピンチイン操作またはピンチアウト操作)を最優先してもよい。例えば、表示装置10−3に表示された画像データ「C」は、表示画像またはウインドウを表していて、操作者101Cの指によって、表示画像またはウインドウに対して、縮小表示または拡大表示するためのピンチイン操作またはピンチアウト操作が行なわれた場合、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)は、このピンチ操作(ピンチイン操作またはピンチアウト操作)が先に行なわれた表示装置である。

0059

このように、本発明の第1実施形態に係る表示システムによれば、複数台の表示装置10−1〜10−4がタッチパネルディスプレイを構成するように使用され、かつ、画像データ「A」、「B」、「C」、「D」をページ単位で複数台の表示装置10−1〜10−4に表示するような利用形態において、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に先にタッチした操作者101Cに対して、意図しない処理が行なわれないように複数台の表示装置10−1〜10−4を制御することができる。

0060

[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る表示システムでは、第1実施形態からの変更点を説明する。

0061

図11は、本発明の第2実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。制御装置30において、制御部32は、更に、入力無効通知表示制御部231を備えている。

0062

入力無効通知表示制御部231は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対して入力情報113「△△△」が入力されている場合、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)への入力が優先され、かつ、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)への入力が無効である旨を表す入力無効通知を、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)に表示する。

0063

次に、本発明の第2実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)について、図12〜14を用いて説明する。

0064

図12は、本発明の第2実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)を示すフローチャートである。図13は、図12の入力反映表示処理(ステップS250)を示すフローチャートである。図14は、図13の入力無効通知表示処理(ステップS252)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報、入力無効通知)を示す図である。

0065

制御装置30において、図12に示されるように、前述のステップS10〜S40が実行される。その後、図12に示されるように、入力反映表示処理が実行される(ステップS250)。

0066

ステップS250(入力反映表示処理)において、図13に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図11)は、優先入力反映表示処理を実行する(ステップS251)。

0067

ステップS251(優先入力反映表示処理)において、優先入力反映表示制御部133(図11)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「1」を参照することにより、表示装置10−3(図14)がタッチ有効表示装置であることを認識する。図14に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図11)は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して、タッチにより入力された情報「△△△」を表す入力情報113を反映させる。

0068

また、ステップS251(優先入力反映表示処理)において、優先入力反映表示制御部133(図11)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「0」を参照することにより、表示装置10−1、10−2、10−4(図14)がタッチ無効表示装置であることを認識する。図14に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図11)は、表示装置10−1(タッチ無効表示装置)に表示された画像データ「A」に対して、タッチによる入力を反映させない。

0069

同時に、ステップS250(入力反映表示処理)において、図13に示されるように、入力無効通知表示制御部231(図11)は、入力無効通知表示処理を実行する(ステップS252)。

0070

ステップS252(入力無効通知表示処理)において、入力無効通知表示制御部231(図11)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「0」を参照することにより、表示装置10−1、10−2、10−4(図14)がタッチ無効表示装置であることを認識する。図14に示されるように、操作者101Cが、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して入力情報113「△△△」を入力している。この場合、図14に示されるように、入力無効通知表示制御部231(図11)は、入力無効通知200を、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)に表示する。入力無効通知200は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)への入力が優先され、かつ、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)への入力が無効である旨として、例えば、「3番目ディスプレイで入力中」を表している。図14に示されるように、入力無効通知200「3番目のディスプレイで入力中」は、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)に表示された画像データ「A」、「B」、「D」上に表示される。

0071

その後、制御装置30において、図12に示されるように、前述のステップS60〜S80が実行される。

0072

以上の説明により、本発明の第2実施形態に係る表示システムは、図11〜14に示されるように、制御装置30は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対して入力情報113「△△△」が入力されている場合、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)への入力が優先され、かつ、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)への入力が無効である旨を表す入力無効通知200を、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)に表示する入力無効通知表示制御部231、を更に具備している。

0073

このように、本発明の第2実施形態に係る表示システムによれば、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)に入力無効通知200を表示することにより、操作者101Cよりも後に表示装置10−1にタッチした操作者101Aや、表示装置10−2、10−4にこれからタッチしようとする操作者101B、101Dは、操作者101Cのタッチが優先され、かつ、自身の入力が無効であることを把握することができる。

0074

[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る表示システムでは、第1実施形態からの変更点を説明する。

0075

図15は、本発明の第3実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。

0076

制御装置30において、制御部32は、更に、タッチ候補割当制御部331と、次入力情報格納制御部332と、次入力反映表示制御部333とを備えている。

0077

タッチ候補割当制御部331は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対して入力情報113「△△△」が入力されているときに、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)のうちの、次にタッチされた表示装置10−1をタッチ候補表示装置として割り当てる。

0078

次入力情報格納制御部332は、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)に表示された画像データに対して次の入力情報が入力された場合、複数の表示装置識別情報ID10−1〜ID10−4のうちの、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)を表す表示装置識別情報ID10−1に対応付けて、次の入力情報を記憶部31のテーブル130に格納する。

0079

次入力反映表示制御部333は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対する入力情報113「△△△」の入力が終了した場合、テーブル130に格納された次の入力情報を読み出して、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)に表示された画像データに対して反映させる。

0080

次に、本発明の第3実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)について、図16〜20を用いて説明する。

0081

図16は、本発明の第3実施形態に係る表示システムの動作(表示処理)を示すフローチャートである。図17は、図16の入力反映表示処理(ステップS350)を示すフローチャートである。図18は、図17の優先入力反映表示処理(ステップS351)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報)を示す図である。図19は、図17の次入力情報格納処理(ステップS353)において、テーブル130に格納される内容(タッチ順序情報、入力情報)を示す図である。図20は、図17の次入力反映表示処理(ステップS354)において、複数台の表示装置10−1〜10−4に表示される内容(画像データ、入力情報)を示す図である。

0082

制御装置30において、図16に示されるように、前述のステップS10〜S40が実行される。その後、図16に示されるように、入力反映表示処理が実行される(ステップS350)。

0083

ステップS350(入力反映表示処理)において、図17に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図15)は、優先入力反映表示処理を実行する(ステップS351)。

0084

ステップS351(優先入力反映表示処理)において、優先入力反映表示制御部133(図15)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「1」を参照することにより、表示装置10−3(図18)がタッチ有効表示装置であることを認識する。図18に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図15)は、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して、タッチにより入力された情報「△△△」を表す入力情報113を反映させる。

0085

また、ステップS351(優先入力反映表示処理)において、優先入力反映表示制御部133(図15)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「0」を参照することにより、表示装置10−1、10−2、10−4(図14)がタッチ無効表示装置であることを認識する。図18に示されるように、優先入力反映表示制御部133(図15)は、表示装置10−1(タッチ無効表示装置)に表示された画像データ「A」に対して、タッチによる入力を反映させない。

0086

その後、ステップS350(入力反映表示処理)において、図17に示されるように、タッチ候補割当制御部331(図15)は、タッチ候補割当処理を実行する(ステップS352)。

0087

ステップS352(タッチ候補割当処理)において、タッチ候補割当制御部331(図15)は、テーブル130(図9)に格納されたタッチ順序情報「0」を参照することにより、表示装置10−1、10−2、10−4(図18)がタッチ無効表示装置であることを認識する。図18に示されるように、操作者101Cが、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して入力情報113「△△△」を入力しているときに、操作者101Aが、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)のうちの、表示装置10−1にタッチする。この場合、タッチ候補割当制御部331(図15)は、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)のうちの、次にタッチされた表示装置10−1をタッチ候補表示装置として割り当てる。このとき、図19に示されるように、タッチ候補割当制御部331(図15)は、表示装置10−1がタッチ無効表示装置であることを示すタッチ順序情報「0」に代えて、表示装置10−1がタッチ候補表示装置であることを示すタッチ順序情報「2」を、表示装置識別情報ID10−1に対応付けて、テーブル130に格納する。

0088

その後、ステップS350(入力反映表示処理)において、図17に示されるように、次入力情報格納制御部332(図15)は、次入力情報格納処理を実行する(ステップS353)。

0089

ステップS353(次入力情報格納処理)において、図18に示されるように、操作者101Cが、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して入力情報113「△△△」を入力しているときに、操作者101Aが、タッチ候補表示装置10−1に表示された画像データ「A」に対して、タッチにより入力された情報「○○○」を入力したものとする。この場合、図19に示されるように、次入力情報格納制御部332(図15)は、情報「○○○」を、入力情報111として、表示装置識別情報ID10−1とタッチ順序情報「2」とに対応付けて、テーブル130に格納する。

0090

その後、ステップS350(入力反映表示処理)において、図17に示されるように、次入力反映表示制御部333(図15)は、次入力反映表示処理を実行する(ステップS354)。

0091

ステップS354(次入力反映表示処理)において、図18に示されるように、操作者101Cが、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に表示された画像データ「C」に対して入力情報113「△△△」を入力し終えたものとする。この場合、次入力反映表示制御部333(図15)は、テーブル130(図19)に格納されたタッチ順序情報「2」を参照することにより、表示装置10−1(図18)がタッチ候補表示装置であることを認識する。この場合、図20に示されるように、次入力反映表示制御部333(図15)は、表示装置識別情報ID10−1とタッチ順序情報「2」とに対応付けてテーブル130(図19)に格納された入力情報111「○○○」を読み出して、タッチ候補表示装置10−1に表示された画像データ「A」に対して、読み出された入力情報111「○○○」を反映させる。

0092

その後、制御装置30において、図16に示されるように、前述のステップS60〜S80が実行される。

0093

以上の説明により、本発明の第3実施形態に係る表示システムは、図15〜20に示されるように、制御装置30は、複数台の表示装置10−1〜10−4のそれぞれを識別するための複数の表示装置識別情報ID10−1〜ID10−4が格納された記憶部31(テーブル130)と、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対して入力情報113「△△△」が入力されているときに、表示装置10−1、10−2、10−4(タッチ無効表示装置)のうちの、次にタッチされた表示装置10−1をタッチ候補表示装置として割り当てるタッチ候補割当制御部331と、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)に表示された画像データ「A」に対して次の入力情報111「○○○」が入力された場合、複数の表示装置識別情報ID10−1〜ID10−4のうちの、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)を表す表示装置識別情報ID10−1に対応付けて、次の入力情報111「○○○」を記憶部31(テーブル130)に格納する次入力情報格納制御部332と、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対する入力情報113「△△△」の入力が終了した場合、記憶部31(テーブル130)に格納された次の入力情報111「○○○」を読み出して、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)に表示された画像データ「A」に対して反映させる次入力反映表示制御部333と、を更に具備している。

0094

このように、本発明の第3実施形態に係る表示システムによれば、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)に対する入力情報113「△△△」の入力が終了したときに、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)に対する入力情報111「○○○」を表示することにより、操作者101Cによる入力情報113「△△△」の入力についても、操作者101Aによる入力情報111「○○○」の入力についても、タッチの順に、表示装置10−3(タッチ有効表示装置)、表示装置10−1(タッチ候補表示装置)に反映させることができる。

0095

以上のように、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

0096

10 …表示装置
10−1 … 表示装置
10−2 … 表示装置
10−3 … 表示装置
10−4 … 表示装置
20 …入力検知装置
20−1 … 入力検知装置
20−2 … 入力検知装置
20−3 … 入力検知装置
20−4 … 入力検知装置
30 …制御装置
31 … 記憶部
32 … 制御部
101 …操作者(先生)
101A … 操作者(助手)
101B … 操作者(助手)
101C … 操作者(教授)
101D … 操作者(助手)
102 …視聴者(生徒)
111 …入力情報
113 … 入力情報
131 … 画像データ表示制御部
132 …タッチ有無割当制御部
133 …優先入力反映表示制御部
134 …ページ操作制御部
231 … 入力無効通知表示制御部
331 …タッチ候補割当制御部
332 …次入力情報格納制御部
333 …次入力反映表示制御部
1000 … 部屋(教室)
1010 …机(先生用)
1020 … 机(生徒用)

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