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技術 コンピュータプログラム、カラーチャート、カラーコードダイヤグラム、。

出願人 株式会社中川ケミカル一般財団法人日本色彩研究所
発明者 赤木重文大内啓子中川浩一
出願日 2017年10月30日 (2年0ヶ月経過) 出願番号 2017-208725
公開日 2019年5月30日 (5ヶ月経過) 公開番号 2019-082344
状態 特許登録済
技術分野 各種分光測定と色の測定 カラー・階調 FAX画像信号回路 カラー画像通信方式
主要キーワード 色彩調和 マンセル明度 基本分類 トーンコード 指定範囲外 標準分類 プロット数 表示群
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

ヒュトーンステムにおける色の分類技術を提供する。

解決手段

本発明のカラーチャートは、ブラックネスまたはライトネスサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色は、区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられて表示される。

概要

背景

色相(Hue)およびトーン(Tone)によって色を表現するヒュートーンシステムが知られる。

概要

ヒュートーンシステムにおける色の分類技術を提供する。本発明のカラーチャートは、ブラックネスまたはライトネスサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色は、区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられて表示される。

目的

本発明が解決しようとする課題は、ヒュートーンシステムにおける色の分類技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

カラーチャートであって、ブラックネスまたはライトネスサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色が区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられるカラーチャートを表示し、色の選択を受け付け選択色に対応する色情報を表示することをコンピュータに実現させるコンピュータプログラム

請求項2

カラーチャートであって、ブラックネスまたはライトネスとサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色が区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられるカラーチャートを表示し、色の集計データを読み込み、前記色に該色のカウント値を対応付けて表示するか、前記集計データにおいて1以上カウントされる色を前記カラーチャートにてプロットするとともに、前記区分毎に、当該区分内のプロット数を対応付けて表示することをコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。

請求項3

ブラックネスまたはライトネスとサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色は、区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられて表示されるカラーチャート。

請求項4

請求項1に記載のカラーチャートにおいて、前記色名は、色の調子を表す形容詞と、前記形容詞の後に続く基本色彩語であって、色彩を表す専用語である基本色彩語とにより構成されるカラーチャート。

請求項5

ブラックネスまたはライトネスと、サチュレーションと、の2軸からなり、区分線が引かれるとともに、前記区分線による区分毎に、色の調子を表す形容詞と、前記形容詞の後に続く基本色彩語であって、色彩を表す専用語である基本色彩語とにより構成される色名が対応付けられて表示されるカラーコードダイヤグラムであって、前記区分線は、対応する色相が異なる前記カラーコードダイヤグラム間に共通する共通区分線と、対応する色相に特有補助区分線とを含むカラーコードダイヤグラム。

技術分野

0001

この明細書に記載の実施形態は、ヒュトーンステムによる色の分類技術に関する。

背景技術

0002

色相(Hue)およびトーン(Tone)によって色を表現するヒュートーンシステムが知られる。

先行技術

0003

[online]、[平成29年10月27日検索インターネット

発明が解決しようとする課題

0004

ヒュートーンシステムによる色の分類技術は未だ発展の余地がある。
例えば従来のヒュートーンシステムでは、トーンは、人為的に規定されている。
また、ヒュートーンシステムにおける従来のカラーチャートは、比較的少数の色を表示するのに適した態様になっており、色をどのように分類して配置するのかという観点において改良の余地がある。

0005

本発明が解決しようとする課題は、ヒュートーンシステムにおける色の分類技術を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明のコンピュータプログラムは、カラーチャートであって、ブラックネスまたはライトネスサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色が区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられるカラーチャートを表示し、色の選択を受け付け選択色に対応する色情報を表示することをコンピュータに実現させる。

0007

本発明のコンピュータプログラムは、カラーチャートであって、ブラックネスまたはライトネスとサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色が区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられるカラーチャートを表示し、色の集計データを読み込み、前記色に該色のカウント値を対応付けて表示するか、前記集計データにおいて1以上カウントされる色を前記カラーチャートにてプロットするとともに、前記区分毎に、当該区分内のプロット数を対応付けて表示することをコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。

0008

本発明のカラーチャートは、ブラックネスまたはライトネスとサチュレーションとにより定まる同一の第1トーンを有する異なる色相の色が第1方向に並び、色相毎に、前記第1方向と交差する第2方向において、一つまたは複数の前記第1トーンを内包する第2トーン毎に色が並び、かつ、前記第2トーンにおいて、色は、ブラックネスまたはライトネス順に並ぶとともに、ブラックネスまたはライトネスが同一の場合、サチュレーション順に並び、前記第2トーンの各色は、区分線により区分され、区分毎に色名が対応付けられて表示される。

0009

本発明では、前記色名は、色の調子を表す形容詞と、前記形容詞の後に続く基本色彩語であって、色彩を表す専用語である基本色彩語とにより構成されてもよい。

0010

本発明のカラーコードダイヤグラムは、ブラックネスまたはライトネスと、サチュレーションと、の2軸からなり、区分線が引かれるとともに、前記区分線による区分毎に、色の調子を表す形容詞と、前記形容詞の後に続く基本色彩語であって、色彩を表す専用語である基本色彩語とにより構成される色名が対応付けられて表示されるカラーコードダイヤグラムであって、前記区分線は、対応する色相が異なる前記カラーコードダイヤグラム間に共通する共通区分線と、対応する色相に特有補助区分線とを含む。

図面の簡単な説明

0011

コンピュータの構成を示すブロック図である。
コンピュータが表示するカラーチャートを示す図である。
図2のカラーチャートの下部に続くカラーチャートを示す図である。
カラーチャートの等色相断面を示す図である。
トーンコードダイヤグラムを示す図である。
色相が9RP−2.5R未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が2.5R-6.0R未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が6.0R-9.0R未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が9.0r−2.5YR未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が2.5YR-6.0YR未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が6.0YR-9.0YR未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が9.0YR-1.5YR未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が1.5YR-4.0Y未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が4.0Y-7.0Y未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が7.0Y-10.0Y未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が10.0Y-7.0GY未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が7.0GY-2.0G未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が2.0G-7.0G未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が7.0G-2.0BG未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が2.0BG-2.5B未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が2.0b-7.5b未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が7.5b-5.0PB未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が5.0PB−8.0PB未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が8.0PB-1.0p未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が1.0p-4.0p未満のカラーコードダイヤグラムである。
色相が4.0p-9.0RP未満のカラーコードダイヤグラムである。
設定変更されたカラーチャートの一部を示す図である。
詳細トーン5.5−2.2が属する基本分類トーンを示す図である。
集計分析用のカラーチャートを示す図である。
集計分析用のカラーチャートを示す図である。
集計分析用のカラーチャートを示す図である。
集計分析用のカラーチャートを示す図である。
プロットしたトーンコードダイヤグラムを示す図である。
PCCSに基づくカラーチャートである。
2Rの等色相断面を示す図である。
18Bの等色相断面を示す図である。
vivid toneの各色相と明度の関係を示す図である。
pale tone,lightgraysh tone、grayish tone、darkgraysh toneの各色相と明度の関係を示す図である。
PCCSにおける色相番号12のカラーコードダイヤグラムである。
PCCSにおける色相番号18のカラーコードダイヤグラムである。
カラーチャートの表示画面を示す図である。
カラーチャートの切替画面を示す図である。
「NOCS番号指定」および「プロット」タブを開いた図である。
図2のカラーチャートの一部拡大図である。
図30のカラーチャートの一部拡大図である。
カラーチャートの表示画面を示す図である。

実施例

0012

以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、コンピュータ1の構成を示すブロック図である。
コンピュータ1は、後述のトーンコードダイヤグラム3(図5)が示す規定であって、ヒュートーンシステムにおける基本分類トーンを区分する規定をメモリ12内に備える。本実施形態において、各色相では、基本分類トーンによる区分に加え、各色相独自の区分も規定されている。該各色相における詳細な区分の規定は、後述のカラーコードダイヤグラム4(図6図26)に示される。コンピュータ1は、該各色相における詳細な区分の規定もメモリ12内に備える。

0013

本実施形態では、ダイヤグラム3、4が示す規定により、色相間のトーン区分を共通化でき、色のトーン分類を従来よりも整合させることができる。コンピュータ1は、ダイヤグラム3、4が示す規定に基づき、カラーチャート2、2A、2B、5、5A(図2、3、27、29〜32、40〜42)を表示できる。

0014

商品の色毎のニーズ等を把握するために色の集計分析が望まれる。コンピュータ1は、ダイヤグラム3、4が示す規定に基づき、色の集計結果を後述の様々な態様のカラーチャート2A、2B、5、5Aで表示できる。

0015

コンピュータ1は、プロセッサ11、メモリ12、ディスプレイ13、入力部14を備える。プロセッサ11は、メモリ12内のプラグラムを読み込み、各種の処理を行う。メモリ12は、プログラムの他、ダイヤグラム3、4の規定や、各種の処理に必要な設定値
カラーチャート2、2A、2B、5、5Aの構成色データベース等を記憶する。ディスプレイ13は、ダイヤグラム3、4やカラーチャート2、2A、2B、5、5A、設定画面等を表示する。入力部14は、キーボードマウスタッチパネル等であり、ユーザの入力を受け付ける。

0016

ヒュートーンシステムとして、PCCS(Practical Color Co-ordinate System)や、NOCS(Nakagawa Original Color System)が知られる。本実施形態のヒュートーンシステムは、NOCS(詳細PCCS)である。ヒュートーンシステムは、色彩調和を主な目的とし、色相とトーンにより色を表す。トーンの効果や、トーンの組み合わせの効果等が理論化されており、ユーザは、トーンの色の組み合わせを理論的に組み合わせ、色彩効果を図ることができる。

0017

ここで、ヒュートーンシステムの色彩分類における系統色名の優位性について説明する。その後、PCCSについて説明する。
色彩分類は、色を分類し、分類した色に対して固有の色名を付すことである。色名には、「事物名前を色の名前として転用した固有色名」と「色彩を表す専用語である基本色彩語」がある。色彩分類には基本色彩語が関係する。

0018

基本色彩語によって色の全領域を分類できる。一つの基本色彩語で表される色群は、基本色彩語を代表する代表色と、代表色以外の色とに別れる。代表色以外の色は、該色をより適切に表現するために、基本色彩語に修飾語を加えて表されることがある。

0019

基本色彩語の大部分は、赤、黄、緑、青などの基本的な色相を表す。基本色彩語に加えられる修飾語は、色合いの偏りを表す形容詞(赤み、黄み、緑み、青み)であったり、色の調子を表す形容詞(あざやか、やわらかい、にぶい、ふかい)であったりする。

0020

本実施形態のカラーシステムであるNOCS(詳細PCCS)では、色名として、系統色名を用いる。系統色名は、トーン(色調)と、定義された基本色名複合語である。系統色名は、系統立てて作成され、色群に対して付される。系統色名は、トーンおよび色相に基づくので、色をトーンおよび色相によって規定するヒュートーンシステムと取り合わせがよい。

0021

ヒュートーンシステムとして、本出願人の財団法人日本色彩研究所が開発したPCCS(Practical Color Co-ordinate System)が知られている。図34は、PCCSに基づくカラーチャートである。図35は、2Rの等色相断面を示す図である。図36は、18Bの等色相断面を示す図である。
PCCSでは、24色相12トーンで構成され、24×12=188色の基準値が定められている。トーンは、彩度(Saturation)と明度(Lightness)によって定義される。マンセルカラーシステムにおいて、各色相の最高彩度(Chroma)は異なる。PCCSでも、各色相の最高彩度(Chroma)は異なる。しかし、PCCSでは、彩度をSaturationで表現し、各色相の最高彩度を10s(色票における最高彩度は9s)に揃えている。PCCSにおける188色の基準値は、色相H(Hue),明度V(Value),彩度C(Chroma)によって定められ、マンセルカラーシステム上で定義される。マンセル明度(Value)とトーンの明度(Lightness)は、同値である。

0022

図37は、vivid toneの各色相と明度の関係を示す図である。図38は、pale tone,lightgraysh tone、grayish tone、darkgraysh toneの各色相と明度の関係を示す図である。
PCCSでは、同一のトーン(vivid tone、pale tone,lightgraysh tone・・)の色は、色相が異なっていても同一彩度(Saturation)であり、明度(Lightness)は異なる。PCCSでは、同一トーンの各色相の基準値を求める考え方は規定されているが、基準値間の中間の基準値を求めるアルゴリズムは無い。同一トーンの各基準値の明度は、色相間で漸次的移行する。同一トーンの色相間における最大明度最低明度の差は、図37,38に参照されるように、トーンによって異なり、彩度(Saturation)が大きいほど大きくなる。

0023

PCCSでは、図38の一点鎖線に示すように、例えばlightgraysh toneとgrayish toneのグラフ間に両グラフと同様のグラフを手書きで加えることで、トーン数を増やすことが可能である。PCCSの色名は、トーン記号−色相番号の順に記載する二属性表示で表すことができる。Vivid toneの色相番号2の色名は、v2と記載できる。PCCSの色名は、色相−明度(Lightness)−彩度(Saturation)の順に記載する三属性表示でも表すことができる。PCCSでは、二属性表示で色を表す方が一般的である。

0024

図39は、PCCSにおける色相番号12のカラーコードダイヤグラムの例である。図40は、PCCSにおける色相番号18のカラーコードダイヤグラムの例である。
財団法人日本色彩研究所は、PCCSのカラーコードダイヤグラムを考えた。該ダイヤグラムでは、縦軸が明度であり、横軸が彩度(Chroma)である。カラーコードダイヤグラムは、PCCSの色相番号毎に設定される。なお、PCCSの色相番号12は、幅を有し、マンセル値で2.0G〜7.0Gの範囲となる。カラーコードダイヤグラムは、ある色相における各トーンの区分を示す。図39,40中の各トーンの区分内の黒丸は、該トーンの代表色の座標を示す。

0025

PCCSでは、色名をトーン記号−色相番号で表せるところ、PCCSのカラーコードダイヤグラムでは、同一のトーン記号(例えばlt)の色であっても、色相毎に該色の代表色の座標及び該色の区分が大きく異なる。そのため、PCCSのカラーコードダイヤグラムでは、色を把握しづらい。また、PSSCの色を二属性表示で表す場合、色相番号を用いるので、PCCSの二属性表示に不慣れな人には色のイメージ伝わりづらい。このように、PCCSでは、カラーコードダイヤグラムや色名の付け方に改良の余地がある。

0026

図2、3は、コンピュータ1が表示するカラーチャート2を示す図である。カラーチャート2は、色名を区分する色名区分チャートである。図3のカラーチャート2は、図2のカラーチャート2の続きである。図44は、図2のカラーチャート2の一部拡大図である。図2、3では、図44に示すように、実際には各詳細トーン毎および各色相毎に色が並ぶが、色名を明確に表示するために色の表示を図では省略している。図3のblackish toneの色群は、図2のdark grayish toneの色群の下側にある。

0027

カラーチャート2を表示するためのメモリ12内のデータベースでは、カラーチャート2を構成する各色に対し、色相、サチュレーション、ブラックネス、系統色名、ディスプレイ13等のハードウェアで該色を表示、印刷するためのsRGB等の属性値、後述する色情報(図41参照)等が対応付けられている。また、データベースは、ダイヤグラム3、4の規定、すなわちヒュートーンシステムにおける基本分類トーンを区分する規定、および系統色名を区分する規定を含む。メモリ12内には、ヒュートーンシステムの色のある色空間の属性値を、他の色空間の属性値に変換するプログラムがある。メモリ12内には、ヒュートーンシステムの色のある色空間の属性値を、例えばディスプレイ13に表示するための属性値に変換したり、該色を印刷するための属性値に変換したりするプログラムがある。

0028

カラーチャート2では、同一の詳細トーンを有する色が横方向(第1方向)に並ぶ(図44参照)。横方向に並ぶ各色は、色相が異なる。詳細トーンは、ブラックネスとサチュレーションとにより定まる。カラーチャート2の各色は、縁取りの無い四角形で表示される。上下左右の色間には隙間がある(図44参照)。各色に縁取りがあってもよい。

0029

色相の数は、マンセル色相環の基本10色相を4分割した40色相に、8つの中間の色相1.25R、6.25R、1.25YR、3.75YR、8.75YR、6.25Y、3.75PB、6.25PBが挿入された48色相となっている。カラーチャート2では、左端に10Pが配置され、右側に進むにつれ、マンセル色相環における10Pから時計回りに位置する色相が配置される。すなわち、色相の並び順は、左端から10P、2.5RP、5RP、7.5RP、10RP、1.25R、2.5R・・10Y・・5B・・7.5PBとなる。これらマンセル色相の表示は、カラーチャート2の最上段の色の上方に表示される。詳細トーンの色群は、pale tone等の基本分類トーンの色群としてそれぞれまとめられて表示される。図2のカラーチャート2では、各基本分類トーンの色群の下方に、マンセル色相が表示される。

0030

7.5PBの右側には、本実施形態では、再度左端の4つの色相10P、2.5RP、5RP、7.5RPが配置される。これは、基本分類トーン(例えばpale tone)の色群における系統色名(例えばp.P)の区分のうち、左端の区分の左側の境界を示すためである。例えばpale toneの色群における左端の系統色名p.Pの区分の左側の境界は、pale toneの色群の右側を見ることで、2.5Pと5Pの間に引かれた区分線21であることが分かる。カラーチャート2において、再度右端に10P、2.5RP、5RP、7.5RPの色群を配置しなくてもよい。カラーチャート2における左端の色相は、適宜の色相に設定できる。

0031

カラーチャート2では、色相毎に、縦方向(第1方向と交差する第2方向)において、複数の詳細トーン(第1トーン)を内包する基本分類トーン(第2トーン)毎に色が並ぶ(図44参照)。

0032

詳細トーンは、有彩色において65段に設定され、Neutral(無彩色)に最も近いoff Neutralにおいて32段に設定される。横一列に並ぶ詳細トーン群の左側には、詳細トーンの値が表示される。詳細トーンは、サチュレーション−ハイフン−ブラックネスの順に表示される。例えば、図2中の上から1行目の詳細トーン群の左側には、詳細トーンとして1.5−1と表示される。この表示は、詳細トーン群のサチュレーションが1.5であり、ブラックネスが1であることを示す。複数の詳細トーンの色群に対応付けて基本分類トーンが表示される。本実施形態では、基本分類トーンは、詳細トーンの表示群の左側かつ上側に表示される。

0033

本実施形態では、有彩色に対し、13種類の基本分類トーンが設定される。基本分類トーンの名称は、pale tone、light tone、bright tone、vivid tone、strong tone、deep tone、soft tone、dull tone、dark tone、light grayish tone、grayish tone、dark grayish tone、blackish toneである。カラーチャート2では、上から上記基本分類トーンの順に色が配置される。

0034

基本分類トーンの名称は、ほとんどがPCCSにおける基本分類名と同じである。基本分類トーンは、色の調子を表す概念である。同様の調子を受ける詳細トーン群毎に基本分類トーンにまとめられている。

0035

基本分類トーンによって色を区分するのは、基本分類トーンを手掛かりにすることで配色調和が容易になるなど、色彩活用の利便性の向上を図ってのことである。基本分類トーンの色が人に与える印象や、基本分類トーンの色の組み合わせが人に与える印象を色彩効果という。基本分類トーンの色の組み合わせを、印象がよい調和のとれた組み合わせとすることを配色調和という。色彩効果や配色調和については、理論立てられている。従って、「色相」と「基本分類トーン」を手がかりに配色を決めることで、理論的に色彩効果を考慮して配色したり、調和を図って配色したりすることが可能である。

0036

基本分類トーンは、色彩効果や配色調和を狙っての区分であるので、大まかに色群を区分する。基本分類トーンにはトーン名が付され、人が把握しやすくなっている。一方、詳細トーンは、より詳細に色を指定する際に使用されることを想定している。そのため、詳細トーンには、サチュレーション−ブラックネスという基準値そのものが付され、正確に色を指定することが可能になっている。

0037

基本分類トーン内の上下に並ぶ色の間には隙間がある。該隙間よりも、基本分類トーンの色群間の隙間の方が大きくなっている。これにより、基本分類トーンの色群が把握しやすくなっている。また、基本分類トーンの色群は、それぞれ矩形の線で囲まれており、これによっても視認性が高められている。

0038

off Neutralは、ヒュートーンシステムの色空間において、Neutral(無彩色)に最も近い低サチュレーション(0.25〜1)の領域を指す。off Neutralの色群は、blackish toneの色群の下方にある。off Neutralの色群の左側にoff Neutralの表示が示される。

0039

Neutralの色群は、off Neutralの色群の右方に縦一列に表示される(図3では上述したように不図示)。Neutralの色群の下方には、Nの文字が表示される。Neutralでは、ブラックネス16(マンセル明度N2.0)からブラックネス1(マンセル明度N9.5)までの色が1ステップずつ表示される。

0040

各基本分類トーンの色群において、色は、ブラックネスの小さい順に上から配置され、ブラックネスが同一の場合、サチュレーションが低い順に上から配置される。なお、各基本分類トーンの色群において、色は、ブラックネスの大きい順に上から配置され、ブラックネスが同一の場合、サチュレーションが高い順に上から配置されてもよい。

0041

図4は、カラーチャート2の等色相断面を示す図である。各色相の等色相断面の座標値(ブラックネス−サチュレーション)は、同一である。図4では、縦軸がブラックネス、横軸がサチュレーションである。図4では、分かりやすくするために、サチュレーション0.5、1.5の色を省略している。

0042

カラーチャート2の設計において、各色相の最も暗い色のブラックネスは20(マンセル明度N0)に設定される。該最も暗い色は、サチュレーション0のNeutralの色であり、理想的な黒色である。該最も暗い色は、色相間にわたって固定される。本実施形態のカラーチャート2では、色材を用いた色の再現性を考慮し、ブラックネス16までの色しかない。各色相におけるNeutralの色において、最も明るい白色も色相間にわたって固定される。該色のブラックネスは1(マンセル明度N9.5)に設定される。なお、カラーチャート2では、後述するように、ブラックネス1より明るいブラックネスe1,e3の色も表示される。

0043

サチュレーションは、Neutral(無彩色)と比較した有彩色の色合いの度合いを指す。カラーチャート2の設計において、サチュレーションは、各色相においてNeutralが0、理想的な純色が10に設定される。本実施形態のカラーチャート2では、サチュレーション9までの色しか表示しないように設定される。サチュレーションの値を表記する際に、一般的に数値後ろにSを記載することがあるが、本明細書では該Sを省略することがある。

0044

純色のブラックネスは1に設定される。同一サチュレーションの色において、黒さの度合いは、ブラックネスの値に知覚的に比例する。同一ブラックネスの色において、有彩色の色合いは、サチュレーションの値に知覚的に比例する。

0045

カラーチャート2では、有彩色の領域においては、ブラックネスが奇数のものが表示される。カラーチャート2では、off Neutralの領域では、多様なブラックネスの色が色材に用いられる点を考慮し、偶数のブラックネスの色も設定される(図3参照)。図4では、off Neutralの領域における偶数のブラックネスの色、およびサチュレーション0.5の色を省略している。

0046

カラーチャート2は、再現可能な領域の端までの色を再現するとの設計思想に基づいている。カラーチャート2では、色材を用いた色の再現性の限界を考慮して、ブラックネスの最高値が有彩色で15、off Neutral、Neutralで16に設定されているとともに、サチュレーションの最高値が9に設定される。

0047

上述のように、カラーチャート2の設計では、各色相における理想的な純色のサチュレーションを10に統一している。色相間において、ブラックネスおよびサチュレーションが同一の色であっても、マンセル彩度(Chrome)は異なる。本出願人は、本出願人による特許第5941041号に示されるように、各色相におけるブラックネスおよびサチュレーションの値を、マンセル彩度等の心理物理量に変換する方法、アルゴリズムを見出している。なお、心理物理量は、マンセルシステム、XYZシステム、L*a*b*システム、sRGBシステム等の各属性値である。

0048

カラーチャート2において、各色相における各色のトーンは、アルゴリズムにより、同一の理論の下で系統的に設定されている。各色相における色を文献「RelationshipsamongChromatic Tone,Perceived Lightness,and Degree of Vividness.Yoshinobu Nayatani,Hitoshi Komatsubara, COLOR research and application, Volume30,Number3,June2, p221-234」に示されるNTsystem上に変換した際に、同一サチュレーションの色は、黒色点を通る回帰線への相関係数が一定以内となる。ブラックネスが等しい色は、NTsystemにおいて原点からの距離が等しくなる。NTsystemは、人により知覚される色の明るさを示す等価明度、人により知覚される色の鮮やかさを示す鮮やかさ感の2軸からなるカラーシステムである。

0049

サチュレーション4〜9では、ブラックネス1の色よりも明るい色を、色材を用いて再現できる。色間を規定する上記アルゴリズム上では、これらの色のブラックネスはマイナス値となる。そのため、本実施形態では、ブラックネス1の系統の色よりも明るい色のブラックネスの値に、マイナス値を示すeを付している。

0050

図2、3に戻り、カラーチャート2において、有彩色として表示する色の最低のサチュレーションは1.5に設定される。カラーチャート2において、off Neutralの色群のサチュレーションは、0.5または1に設定される。

0051

カラーチャート2において、基本分類トーンの各色群は、区分線21により区分される。区分毎に系統色名が対応付けられる。例えば、pale toneの色群において、2.5RPと5RPの間に引かれた区分線21の左側の区分内には、系統色名としてp.P(pale Purple)が表示される。2.5RPと5RPの間に引かれた区分線21と、7.5RPと10RPの間に引かれた区分線21とによる区分内には、系統色名としてp.pPI(pale purple Pink)が表示される。本実施形態では、系統色名は略して表示されるが、略さないで表示されてもよい。

0052

系統色名は、基本的にPCCSの系統色名が用いられる。例えば、pale toneの色群における左端の区分から右端の区分まで、順次、以下の系統色名が付けられている。p.P(pale Purple)、p.pPI(pale purplish Pink)、p.PI(pale Pink)、p.yPI(pale yellowish Purple)、p.BE(pale Beige)、p.rY(pale reddish Yellow)、p.Y(pale Yellow)、p.gY(pale greenish Yellow)、p.YG(pale Yellow Green)、p.G(pale Green)、p.BG(pale Blue Green)、p.gB(pale greenish Blue)、p.B(pale Blue)、p.PB(pale Purple Blue)、p.P(pale Purple)、p.pPI(pale purplish Pink)。

0053

系統色名は、色の調子(tone)を表す形容詞+基本色彩語となっている。色の調子を表す形容詞は、例えばp.Pにおけるpであり、該色が属する基本分類トーンの名称から「tone」を除いたものが付される場合が多い。色の調子を表す形容詞は、paleやlight、deep等である。基本色彩語は、Purpleやpurplish Pink、yellowish Purple等である。

0054

区分線21は、基本的に色相のみを区分する。しかし、pale toneにおけるp.BEとp.rYの間の区分線21は、詳細トーンを区分するように折れ曲がっている。また、bright toneの色群における赤色の領域では、詳細トーン間も区分する区分線21が引かれ、系統色名が詳細に付されている。deep toneにおけるオレンジ色の領域、dull toneにおけるブラウン色の領域、dark toneにおけるオリーブ色の領域、grayish toneにおけるブラウンの領域も同様である。区分線21が区分する色相の位置は、有彩色の各基本分類トーンにおいては共通することが多い。

0055

カラーチャート2における基本分類の詳細トーンの数は、設定により自由に数を変更できる。コンピュ−タ1は、アルゴリズムにより、設定した色域内にある任意の色相、詳細トーン(ブラックネス、サチュレーション)による色を生成できるからである。コンピュータ1は、基本分類トーンが含む詳細トーンの設定や、後述するトーンコードダイヤグラム3の規定、および後述するカラーコードダイヤグラム4の規定に基づき、カラーチャート2を生成して表示できる。コンピュータ1は、該カラーチャート2において、基本分類トーンの色群内に区分線21を引き、各区分に系統色名を対応付けて表示できる。

0056

off Neutralの色群にも、区分線21が引かれる。区分線21は、ブラックネスを区分するように左右に亘って引かれる。区分線21により区分されたブラックネス1から3までの色群に対し、系統色名としてoff WHITEが付される。ブラックネス4から6までの色群に対し、off light Grayが付される。ブラックネス7から12までの色群に対し、off Grayが付される。ブラックネス13から15までの色群に対し、off dark Grayが付される。ブラックネス16の色群に対し、offBLACKが付される。

0057

off Neutralでは、色相間の色の差は微差である。そのため、カラーチャート2のoff Neutralでは、詳細トーンのみで色が区分され、色相毎では色は区分されていない。コンピュータ1は、設定により、off Neutralにおいて、有彩色の領域と同様に、詳細トーンおよび色相間で色を区分できる。コンピュータ1は、後述の図6〜26のカラーコードダイヤグラム4に参照されるように、各区分に系統色名を付すことができる。

0058

図5は、トーンコードダイヤグラム3である。図5では、縦軸がブラックネス、横軸がサチュレーションである。
トーンコードダイヤグラム3は、ブラックネスおよびサチュレーションによる色空間において、基本分類トーンの区分の規定を共通区分線301〜321によって示す。該区分の規定は、色相間で共通である。後述する色相ごとのカラーコードダイヤグラム4は、共通して共通区分線301〜321を有する。コンピュータ1は、ダイヤグラム3が示す規定をメモリ12内に有し、該規定等を用いてカラーチャート2、2A、5、5Aや該トーンコードダイヤグラム3、および後述するカラーコードダイヤグラム4を作成できる。ダイヤグラム3が示す規定は、ブラックネスおよびサチュレーションによる色空間における共通区分線301〜321あるいは基本分類トーンの区分を含む。

0059

トーンコードダイヤグラム3の規定は、サチュレーション0から、サチュレーション0.25に沿う共通区分線301までの領域をNeutralとして区分する。トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線301、およびサチュレーション1.25に沿う共通区分線302で区分される範囲をoff Neutralとして区分する。

0060

トーンコードダイヤグラム3の規定では(後述するカラーコードダイヤグラム4の詳細区分線に関する規定でも同じ)、ブラックネスの軸方向に沿う共通区分線(例えば共通区分線301)上の詳細トーンは、共通区分線で隣り合う区分のうち、サチュレーションが大きい側の区分に入る。例えば、共通区分線301上の詳細トーンは、共通区分線301、302による区分側に入る。トーンコードダイヤグラム3の規定では、サチュレーションの軸方向に沿う共通区分線(例えば共通区分線303)上の詳細トーンは、共通区分線で隣り合う区分のうち、ブラックネスが大きい側の区分に入る。なお、区分線上の詳細トーンが、区分線を境界として隣り合う区分のいずれに属するかについては適宜に設定できる。

0061

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、ブラックネス2.75に沿う共通区分線303、およびサチュレーション3.5に沿う共通区分線304で区分される領域を基本分類トーンのpale toneとして区分する。コンピュータ1は、トーンコードダイヤグラム3を表示する際には、有彩色の領域の各区分内に該区分の基本分類トーンを表示する。本実施形態では、コンピュータ1は、例えばPaleをPと表示し、基本分類トーンを略して表示するが、基本分類トーンを略さないで表示してもよい。共通区分線303は、共通区分線302および後述する共通区分線315間にある。共通区分線304は、ブラックネスe3(eの無限大、以下同)〜12.25間にある。

0062

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、303、304、ブラックネス6.25に沿う共通区分線305で区分される領域を基本分類トーンのlight grayish toneとして区分する。トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、304、305、ブラックネス10.25に沿う共通区分線306で区分される領域を基本分類トーンのgrayish toneとして区分する。共通区分線305、306は、共通区分線302、304間にある。

0063

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、304、306、ブラックネス14.25に沿う共通区分線307、共通区分線304、サチュレーション2.5に沿う共通区分線308、ブラックネス12.25に沿う共通区分線309で区分される領域を基本分類トーンのdark grayish toneとして区分する。共通区分線308は、ブラックネス12.25〜17(ブラックネス20、以下同)間にあり、共通区分線309は、サチュレーション2.5〜3.5間にある。

0064

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線303、304、サチュレーション6.5に沿う共通区分線310で区分される領域を基本分類トーンのlight toneとして区分する。共通区分線310は、ブラックネスe3〜8.25間にある。

0065

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線303、304、310、ブラックネス5.25に沿う共通区分線311で区分される領域を基本分類トーンのsoft toneとして区分する。共通区分線311は、共通区分線304、310間にある。

0066

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線304、310、311、ブラックネス9.25に沿う共通区分線312、サチュレーション5.5に沿う共通区分線313、ブラックネス8.25に沿う共通区分線314で区分される領域を基本分類トーンのdull toneとして区分する。共通区分線313は、ブラックネス8.25〜17間にある。共通区分線312は、共通区分線304、313間にある。共通区分線314は、共通区分線310、313間にある。

0067

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線304、308、309、312、313で区分される領域を基本分類トーンのdark toneとして区分する。

0068

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線303、310、サチュレーション8.5に沿う共通区分線315、ブラックネスe0.5に沿う共通区分線316で区分される領域を基本分類トーンのbright toneとして区分する。共通区分線315は、ブラックネスe0.5および後述する共通区分線317間にある。共通区分線316は、共通区分線315〜サチュレーション9(サチュレーション10、以下同)間にある。

0069

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線303、310、315、ブラックネス6.25に沿う共通区分線317で区分される領域を基本分類トーンのsoft toneとして区分する。共通区分線317は、共通区分線310〜サチュレーション9間にある。

0070

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線310、313、314、317で区分される領域を基本分類トーンのdeep toneとして区分する。

0071

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線315、316、317で区分される領域を基本分類トーンのvivid toneとして区分する。

0072

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、マンセル明度N8.25に対応するブラックネスに沿う共通区分線318で区分される領域を系統色名のoff WHITEとして区分する。

0073

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、318、マンセル明度N6.75に対応するブラックネスに沿う共通区分線319で区分される領域を系統色名のoff light Grayとして区分する。

0074

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、319、マンセル明度N3.75に対応するブラックネスに沿う共通区分線320で区分される領域を系統色名のoff Grayとして区分する。

0075

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、320、マンセル明度N2.25に対応するブラックネスに沿う共通区分線321で区分される領域を系統色名のoff dark Grayとして区分する。

0076

トーンコードダイヤグラム3の規定は、共通区分線302、321で区分される領域を系統色名のoffBLACKとして区分する。
以上のように共通区分線301〜321は、ブラックネスまたはサチュレーションの軸方向に沿う。

0077

トーンコードダイヤグラム3上には、カラーチャート2に表示される詳細トーンの座標(ブラックネス、サチュレーション)が黒点で表示される。カラーチャート2の設定では、有彩色において、サチュレーションは、1.5と、2から9まで1ステップ間隔の値とが用いられる。ブラックネスは、1から15まで2ステップ間隔の値が用いられる。

0078

off Neutralでは、サチュレーションとして0.5、および1が用いられる。ブラックネスは、1から16まで1ステップ間隔の値が用いられる。壁装材景観関係等の色材では、off Neutraにおいて多様なブラックネスの色が用いられる。本実施形態では、カラーチャート2のoff Neutralでは、他の基本分類トーンよりも詳細トーンが細かく表示される。そのため、ユーザは、カラーチャート2を用いて建材等の色に対応する色を詳細に検索できる。カラーチャート2のpale tone、light grayish tone、grayish tone、dark grayish tone、blackish toneでは、サチュレーション1.5の色が挿入されている。これも、off Neutral近辺の色を細分化し、ユーザによる色の検索性を向上させる意図である。

0079

dark toneでは、サチュレーション3、ブラックネス14に詳細トーンが設定されている(図2)。該詳細トーンのブラックネスは、本来13に設定されるのが表示色の規則性から望ましい。しかし、サチュレーション3、ブラックネス13の詳細トーンは、再現性が低いため、該色のブラックネスを13から14へずらしている。

0080

トーンコードダイヤグラム3の規定では、基本分類トーンに対応する各区分において、代表色が定められている。トーンコードダイヤグラム3において、代表色は、丸で囲まれた黒点により表示される。トーンコードダイヤグラム3中の代表色と同じ座標(サチュレーション−ブラックネス)の各色相の色は、各色相の代表色となる。同一の基本分類トーンに属する異なる色相の代表色を表示することにより、あるいはカラーサンプルとして紙等に印刷することにより、同一の基本分類トーンに属する異なる色相の色を比較できる。

0081

図6は、色相が9RP−2.5R未満のカラーコードダイヤグラム4を示す図である。図6および後述の図7図26では、縦軸がブラックネス、横軸がサチュレーションである。
カラーコードダイヤグラム4は、対応する色相の詳細トーン空間において、共通区分線301〜321および詳細区分線401〜405により、系統色名の区分の規定を示す。カラーコードダイヤグラム4では、色相間に亘って共通する区分が共通区分線301〜317により示される。カラーコードダイヤグラム4では、各色相に固有の区分が詳細区分線401〜405により示される。カラーコードダイヤグラム4が示す規定は、ブラックネスおよびサチュレーションによる色空間における共通区分線301〜321および詳細区分線401〜405あるいは系統色名の区分を含み、メモリ12に記憶される。

0082

詳細区分線401〜410も、共通区分線301〜317と同様、ブラックネスの軸方向、またはサチュレーションの軸方向に延びる。各色相のカラーコードダイヤグラム4上には、トーンコードダイヤグラム3と同様に、カラーチャート2に表示される詳細トーンの座標(ブラックネス、サチュレーション)が示される。

0083

コンピュータ1は、カラーコードダイヤグラム4が示す規定をメモリ12内に有する。コンピュータ1は、該規定を用いて、カラーチャート2、2A、5、5Aを作成できる(区分線2を引いたり、系統色名を付すために用いられる)。コンピュータ1は、該規定を用いて、カラーコードダイヤグラム4をディスプレイ13に表示できる。コンピュータ1は、該規定を用いて、所定の色相のカラーコードダイヤグラム4上に色の集計結果を表示できる。

0084

図6のカラーコードダイヤグラム4では、bright toneの領域(図5参照)に詳細区分線400〜402がある。詳細区分線400は、サチュレーション8.5に沿いブラックネスe2.0からe0.5まで延びる。詳細区分線401は、ブラックネスe0.5に沿い共通区分線310、315の間にある。詳細区分線402は、ブラックネスe2に沿いサチュレーション8.5から9まで延びる。

0085

図6のカラーコードダイヤグラム4の規定は、bright toneの領域において、共通区分線303、310、315、詳細区分線401で区分される領域を系統色名dp.PIとして区分し、共通区分線303、詳細区分線400〜402で区分される領域を系統色名s.PIとして区分し、共通区分線316、詳細区分線400、402で区分される領域を系統色名b.pRとして区分する。赤色の色相では、商品等において多様な詳細トーンが使用されるため、本実施形態では、他の色相よりも系統色名が細かく付けられ、色の検索性の向上が図られている。

0086

以下、各色相のカラーコードダイヤグラム4について、該ダイヤグラム4に用いられる詳細区分線を中心に簡略に説明する。
図7は、色相が2.5R−6.0R未満のカラーコードダイヤグラム4を示す図である。
図7のカラーコードダイヤグラム4では、図6と同様の詳細区分線400〜402が用いられる。

0087

図8は、色相が6.0R−9.0R未満のカラーコードダイヤグラム4を示す図である。
図8のカラーコードダイヤグラム4では、詳細区分線400〜402、および詳細区分線403、404が用いられる。詳細区分線403は、ブラックネス8.25に沿うとともに、共通区分線302、313の間にあり、共通区分線314に繋がる。詳細区分線404は、ブラックネス9.25に沿い、共通区分線312繋がり、共通区分線313からサチュレーション9まで延びる。

0088

図9は、色相が9.0r−2.5YR未満のカラーコードダイヤグラム4を示す図である。
図9のカラーコードダイヤグラム4では、詳細区分線400〜404が用いられる。

0089

図10は、色相が2.5YR−6.0YR未満、図11は、色相が6.0YR−9.0YR未満、図12は、色相が9.0YR-1.5YR未満のカラーコードダイヤグラム4である。
図10〜12のカラーコードダイヤグラム4では、詳細区分線403、404が用いられる。

0090

図13は、色相が1.5YR-4.0Y未満のカラーコードダイヤグラム4を示す図である。
図13のカラーコードダイヤグラム4では、詳細区分線405が用いられる。詳細区分線405は、ブラックネス12.25に沿い、共通区分線304、313の間にあり、共通区分線309に繋がる。

0091

図14は、色相が4.0Y−7.0Y未満、図15は、色相が7.0Y−10.0Y未満、図16は、色相が10.0Y−7.0GY未満のカラーコードダイヤグラム4を示す図である。
図14図16のカラーコードダイヤグラム4では、詳細区分線405が用いられる。

0092

図17は、色相が7.0GY−2.0G未満、図18は、2.0G−7.0G未満、図19は、7.0G−2.0BG未満、図20は、2.0BG−2.5B未満、図21は、2.0B−7.5B未満、図22は、7.5B−5.0PB未満、図23は、5.0PB−8.0PB未満、図24は、8.0PB−1.0P未満、図25は、1.0P−4.0RP未満、図26は、4.0RP−9.0RP未満のカラーコードダイヤグラム4を示すである。
図17〜26のカラーコードダイヤグラム4では、詳細区分線400〜405は用いられない。

0093

コンピュータ1は、上記ダイヤグラム3、4の規定を用いて、ユーザによる任意の設定でカラーチャート2、2A、5、5Aを作成し、表示できる。コンピュータ1は、カラーコードダイヤグラム4において系統色名を区分外に表示してもよいし、表示する詳細トーンの数や値を任意に設定できる。

0094

図27は、設定変更されたカラーチャート2の一部を示す図である。図28は、詳細トーン5.5−2.2が属する基本分類トーンを示す図である。
例えば、コンピュータ1は、カラーチャート2に、詳細トーン5.5−2.2を加えるとの設定を受け付けることができる。コンピュータ1は、図28に参照されるように、トーンコードダイヤグラム3の規定を用いて、詳細トーン5.5−2.2が属する基本分類トーン(light tone)を特定する。コンピュータ1は、各色相のカラーコードダイヤグラム4の規定を用いて、詳細トーン5.5−2.2の各色相における系統色名の区分を特定する。そして、コンピュータ1は、図27の2点鎖線で囲った部分に参照されるように、light toneの色群に詳細トーン5.5−2.2の色群を付加し、必要に応じて区分線21を変更してカラーチャート2を表示する。

0095

コンピュータ1は、ダイヤグラム3、4の規定を用いることで、色の座標値から色の系統色名を特定してユーザに報知できる。例えば、コンピュータ1は、任意のカラーチャート2、2A、5、5Aから選択される特定の色、あるいは入力される任意のカラーシステムの属性値から、ダイヤグラム3、4の規定を用いて該色の系統色名を特定し、該系統色名をディスプレイ13に表示できる。コンピュータ1は、各色に様々な情報(系統色名の他、該色の商品や、webページリンク等)をづけたデータベースを有していてもよく、選択色に紐づけられた情報を表示したり、選択色に紐づけられたアクション(例えば選択色に紐づけられたwebページへのアクセス)を行ってもよい。

0096

図29は、集計分析用のカラーチャート2Aの一部を示す図である。
コンピュータ1は、コスメや車の品揃え等を色毎にカウントした集計データを取得し、集計データに基づくカラーチャート2A、5、5Aを表示できる。例えば、コンピュータ1は、各色のカウント数等をカラーチャート2にプロットした図29のカラーチャート2を集計分析のツールとして提供できる。図29のカラーチャート2Aは、図2のカラーチャート2を集計分析用に変更したチャートである。

0097

図2のカラーチャート2では、系統色名は区分内に表示されたが、図29のカラーチャート2Aでは、系統色名は該当する区分に対応付けられて例えば区分の上方や下方に表示される。該当する区分の下上両側に区分がある場合、該当する区分内に系統色名が表示される。コンピュータ1が取得する集計データ中の色の属性値は、ヒュートーンシステムの色相および詳細トーンとする。しかし、他のカラーシステムの属性値は、ヒュートーンシステムの色相および詳細トーンに変換できるので、集計データ中の色の属性値は、他のカラーシステムの属性値(例えばマンセル色相、明度、彩度)であってもよい。

0098

コンピュータ1は、集計データでカウント数が1以上の色について、カラーチャート2Aの色の上にプロットする。コンピュータ1は、系統色名の区分毎に、区分内の色のカウント数の合計を、該区分に対応付けて表示する、本実施形態では、区分内に合計を表示する。

0099

コンピュータ1は、基本分類トーンの各詳細トーンの色群の右側に集計ボックス22を表示するとともに、最上段の集計ボックス22の上に集計ボックス23を表示する。コンピュータ1は、集計ボックス22内に、該集計ボックス22に対応する詳細トーンの色群の色のカウント数の合計を表示する。コンピュータ1は、集計ボックス23内に、該集計ボックス23に対応する基本分類トーンの色群の色のカウント数の合計(集計ボックス22に表示されるカウント数の合計)を表示する。

0100

図30、31は、集計分析用のカラーチャート5を示す図である。図31のカラーチャート5は、図30のカラーチャート5の下方に配置される。図45は、図30のカラーチャート5の一部拡大図である。
コンピュータ1は、系統色名を表示しない集計分析用のカラーチャート5を作成してもよい。コンピュータ1は、図29のカラーチャート2Aでは、色相10Pを右端に配置したが、カラーチャート5のように、左端に色相10PBを配置し(図45参照)、マンセル色相環にて10PBから時計回りに配置されるべき色相を、色相10PBから右側に順次配置してもよい。

0101

コンピュータ1は、上下方向における基本分類トーンのユーザによる任意の配置設定を受け付ける。カラーチャート5では、基本分類トーンは、上からv(vivid tone)、s(strong tone)、b(bright tone)、dp(deep tone)、sf(soft tone)、d(dull tone)、dk(dark tone)、p(pale tone)、lt(light tone)、ltg(light grayish tone)、g(grayish tone)、dkg(dark grayish tone)、bk(blackish tone)の順に配置される。カラーチャート5では、基本分類トーンをさらに大基本分類トーンにまとめており、基本分類トーンの左側に大基本分類トーンの名称が表示される。

0102

基本的に基本分類トーンと大基本分類トーンは一致する。大基本分類トーンのv(vivid tone)は、基本分類トーンのv(vivid tone)およびs(strong tone)を含む。大基本分類トーンのd(dull tone)は、基本分類トーンのsf(soft tone)およびd(dull tone)を含む。大基本分類トーンのg(grayish tone)は、基本分類トーンのg(grayish tone)、dkg(dark grayish tone)、およびbk(blackish tone)を含む。

0103

カラーチャート5では、色相および詳細トーンによって配列表示される色(色票)は、色領域51、および色領域51の下方にありカウント数を表示するカウント数表示領域52を含む。コンピュータ1は、集計データに基づき、各色のカウント数表示領域52に、該色のカウント数を表示する。コンピュータ1は、詳細トーンの表示と該詳細トーンの色群との間に集計ボックス53を表示し、集計ボックス53内に、対応する詳細トーンの色群におけるカウント数の合計を表示する。

0104

コンピュータ1は、基本分類トーンをボックス54内に表示し、ボックス54内に、該基本分類トーンの色群の色のカウント数の合計を表示する。コンピュータ1は、大基本分類トーンをボックス55内に表示し、ボックス55内に、該大基本分類トーンに属する色群の色のカウント数の合計を表示する。コンピュータ1は、各色相名の上方に、該色相に属する色のカウント数の合計を表示する。カラーチャート5では、例えば色相10PB(マンセル色相41)の表示の上に、色相10PBに属する色のカウント数の合計1が表示される。

0105

Off Neutralの領域でも、有彩色の領域と同様、配列表示される色(色票)は、色領域51およびカウント数表示領域52を含む。基本分類トーンに対応する名称(off White、off light Gray、off Gray、off dark Gray、offBLACK)が、基本分類トーンの名称と同様、色群に対応付けられて詳細トーンの左側に配置され、ボックス54に囲まれる。ボックス54と、対応する色群の間に、詳細トーンの表示および集計ボックス53があるのは、有彩色の領域と同様である。

0106

Neutralの領域でも、配列表示される色(色票)は、色領域51およびカウント数表示領域52を含む。なお、カウント数表示領域52は、色領域51に対応付けて表示されていれば、色領域51に対して上下左右のどの位置にあってもよい。各色に対し、基本分類トーンに対応する名称(off White、off light Gray、off Gray、off dark Gray、offBLACK)が各色群の左側に配置され、ボックス54に囲まれる。

0107

図32は、集計分析用のカラーチャート5Aを示す図である。
コンピュータ1は、ダイヤグラム3、4の規定を用いて、カラーチャート5よりも簡素化した集計分析用のカラーチャート5Aを表示できる。カラーチャート5Aでは、色相が、PURPLEBLUE、PURPLE、RED PURPLE、PINK等、系統色名の系列名、または類似する系列名毎にまとめられている。カラーチャート5Aにおいて、BEIGEとBROWNという類似する系列名の色は、縦方向に並べられている。YELLOWとOLIVE、YELLOW GREENとOLG(OLIVE GREEN)、light BLUEとdark BLUEとBLUEという類似する系統列名の色も、それぞれ縦方向にまとめられている。カラーチャート5Aでは1系統色名に対し、予め定められた1色が表示される。

0108

例えば、図2のカラーチャート2(カラーコードダイヤグラム4の規定)では、系統色名でPINK系列は、すなわち、系統色名にPINKが付された色は、pale toneでは、p.pPI、p.pI、p.yPIがあるので、コンピュータ1は、カラーチャート5Aにおいて、pale(tone)、PINKの座標位置に系統色名p.pPI、p.pI、p.yPIに属する色を表示する。

0109

一方、図2のカラーチャート2(カラーコードダイヤグラム4の規定)では、vivid toneの色に系統名PINKに属する色は無い。従って、コンピュータ1は、カラーチャート5Aにおいて、vivid (tone)、PINKの座標位置には色を表示しない。vivid toneでは、赤色系の系統色名は、v.RP、v.pR、v.R、v.yRとなる。そこで、コンピュータ1は、系統色名v.RPの色を、vivid (tone)、RED PURPLUEの座標位置に表示し、系統色名v.pR、v.R、v.yR色を、vivid (tone)、RED の座標位置に表示する。

0110

カラーチャート5Aでも、有彩色の領域に配列表示される色(色票)は、色領域51およびカウント数表示領域52を含む。基本分類トーンはボックス54内に表示され、ボックス54内に、該基本分類トーンに属する色のカウント数の合計が表示される。系列名もボックス55内に表示され、ボックス55内に、系統名に属する色のカウント数の合計が表示される。

0111

Off Neutral領域では、基本分類トーンに対応する名称(off White、off light Gray、off Gray、off dark Gray、offBLACK)に対し、それぞれ、系統名(Neutral、pinkish、brownish、yellowish、greenish、bluish、purplish)に属する色が対応付けられて表示される。本実施形態では、基本分類トーンに対応する名称の右側に、該基本分類トーンに対応する名称および系統名に属する色が横一列に表示される。Neutralの色は、系統名に属する色と同列に扱われる。

0112

基本分類トーンに対応する名称はボックス57内に表示され、基本分類トーンに対応する名称および系統名に属する色は、ボックス58内に表示される。ボックス57内に、該基本分類トーンに対応する名称に属する色のカウント数の合計が表示される。ボックス58内に、基本分類トーンに対応する名称および系統名に属する色のカウント数の合計が表示される。

0113

コンピュータ1は、図33に示すように、集計データ中のカウントが1以上の全色相における色をトーンコードダイヤグラム3にプロットできる。このようにすることで、集計データ中の全色相における色の詳細トーンの傾向が一目でわかる。コンピュータ1は、集計データにおける任意の色相範囲の色をトーンコードダイヤグラム3にプロットしてもよい。コンピュータ1は、集計データの色を、各色相範囲のカラーコードダイヤグラム4にプロットにしてもよい。このように、ユーザは、プロットする対象のダイヤグラム3、4、およびプロットする色の色相範囲を変えることで、集計データの色の傾向をより把握できる。

0114

図41は、カラーチャート2の表示画面6を示す図である。
コンピュータ1は、カラーチャート2のビューアをメモリ12から読み込み、ビューアによりカラーチャート2の表示画面6を表示できる。

0115

コンピュータ1は、おおよそ320色相×1400トーン、45万色の基準値のデータベースを有する。45万色の基準値のデータから選ばれたおおよそ48色相×95トーン、4500色の基準値のデータベースもある。ビューアは、該4500色のデータベースに基づき、カラーチャート2を表示する。なお、コンピュータ1は、カラーチャート2の構成色の色相数やトーン数の設定をユーザから受け付け、45万色の基準値のデータベースから、該設定に応じた色を抽出してカラーチャート2を表示できる。コンピュ−タ1は、アルゴリズムにより、設定した色域内にある任意の色相、詳細トーン(ブラックネス、サチュレーション)の色を生成できる。そのため、45万色の基準値のデータベースに無い色であっても、受け付ける色相数やトーン数の設定値や、指定色の属性値に基づき、色のトーン(ブラックネス、サチュレーション)および該色の各色空間での属性値を算出できる。

0116

本実施形態では、カラーチャート2を構成する色数として、おおよそ48色相×95トーン、4500色であるものを例示した。しかし、4500色はあくまでも例示であり、カラーチャート2の構成色は4500色以外であってもよい。
本実施形態のカラーチャート2では、偶数のブラックネスも使用できることを示すために、ブラックネスとして偶数も使っている。しかし、カラーチャート2は、奇数のブラックネスのみを使っていてもよい。コンピュータ1は、カラーチャート2の設定変更を受け付けることにより、偶数のブラックネスも使用するカラーチャート2を表示してもよい。もちろん、カラーチャート2は、偶数のブラックネスのみを使っていてもよい。本実施形態のカラーチャート2では、サチュレーションとして、小数点のものも使用できることを示すために、小数点のサチュレーションも使っている。しかし、カラーチャート2は、整数のサチュレーションのみを使っていてもよい。コンピュータ1は、カラーチャート2の設定変更を受け付けることにより、小数点のサチュレーションも使用するカラーチャート2を表示してもよい。

0117

コンピュータ1は、生成したカラーチャート2において、ダイヤグラム3、4が示す規定に基づき、基本分類トーンの色群内に区分線21を引き、各区分に系統色名を対応付けて表示できる。また、メモリ12内には、予め、複数種類の色のセットが用意されていてもよく、コンピュータ1は、これらの色のセットに基づくカラーチャート2の選択を受け付け、該セットに基づくカラーチャート2を表示するようになっていてもよい。例えば、メモリ12内には、上記45万色のデータベースの他、詳細分類の色を表示するための13523色(48色相×281トーン)のデータベースや、標準分類の色を表示するための3427色のデータベース、基本分類の色を表示するための230色のデータベースが用意されていてもよい。

0118

表示画面6内には、カラーチャート2を表示するための第1表示領域61がある。第1表示領域61の左上には、第2表示領域62がある。第1表示領域61の右上には第3表示領域63がある。コンピュータ1は、第1表示領域61の上にある「拡大」の文字611がクリックされると、カラーチャート2を拡大表示する。コンピュータ1は、カラーチャート2を拡大表示している時に「縮小」の文字612がクリックされると、カラーチャート2の大きさを図41通常状態に戻す。カラーチャート2をスクロールバー613で上下左右に送ることで、第1表示領域61に入りきらないカラーチャート2の部分を見ることができる。

0119

コンピュータ1は、第2表示領域62の「色範囲指定」と記載されたタブ621の選択を受け付けると、マンセル値の範囲指定画面を第2表示領域62に表示する。マンセル値は、マンセル色相、マンセル明度、マンセル彩度である。コンピュータ1は、チェックボックス6211にて、範囲指定に用いる属性(マンセル色相、マンセル明度、マンセル彩度)の指定を受け付ける。コンピュータ1は、数値入力ボックス6212に対する数値入力により、またはバーグラフ6213のつまみ6214をスライドさせることにより、範囲指定を受け付ける。

0120

コンピュータ1は、「チャートに反映」と書かれたボタン6215を押されると、カラーチャート2において指定範囲を表示する。コンピュータ1は、指定範囲外マスク掛け、指定範囲外の色を薄く表示する。図41では、分かりやすくするため、指定範囲の色を、図2等のカラーチャート2の色に比べて濃く表示している。マスクのかけ方は、指定範囲外の色を薄く表示するほか、指定範囲外の色を表示しない方法でもよい。

0121

コンピュータ1は、カラーチャート2の各色をカーソルによって指定されると、指定色を枠で囲む等して強調表示する。コンピュータ1は、第3表示領域63の「色情報」と記載されたタブ631が指定された状態で、色のクリックを受けつける。するとコンピュータ1は、該色に対応付けられた色情報を第3表示領域63に表示する。

0122

色情報としては、カラーチャート2上の指定された色の拡大図6311がある。色情報としては、選択色のNOCSの3属性表示および系統色名、HVC、CIELAB、sRGBによる3属性表示がある。そのほか、色情報として、商品名や商品画像等の商品情報商品購入画面、商品購入画面等のURL、国等による景観計画における色彩基準を、第3表示領域63内や不図示のダイアログにより表示してもよい。メモリ12内にて、各色に対してこれらの色情報は対応付けられており、コンピュータ1は、指定色に基づきメモリ12から対応する色情報を抽出し、第3表示領域63に表示する。例えば、コンピュータ1は、図46に示すように、カラーチャート2上の指定された色に対応する商品画像A1〜A4、あるいは該色に対する関連度の高い商品画像A1〜A4を、メモリ12内から検索して第3表示領域63内に表示してもよい。各商品画像A1〜A4に該商品の購入画面のリンクが設定され、ユーザが商品画像A1〜A4を選択することで該商品を購入できるようになっていてもよい。コンピュータ1は、カラーチャート2上の指定された色の識別情報を他のサーバに送信してもよい。他のサーバは、電子モール等で販売する商品画像群から、受信する識別情報の色に対する関連度の高い商品画像A1〜A4を抽出し、コンピュータ1に送信してもよい。コンピュータ1は、抽出された商品画像A1〜A4を第3表示領域63内に表示してもよい。

0123

図42は、カラーチャート2,2B、9の切替画面を示す図である。
コンピュータ1は、第2表示領域62の「レイヤー切り替え」と記載されたタブ623の選択を受け付けると、各種のカラーチャート2,2B、9の選択画面を第2表示領域62に表示する。コンピュータ1は、チェックボックス6216のチェックにより、カラーチャート2(色名区分チャート)や簡易なカラーチャート2B(簡易な色名区分チャート)、および図34に参照されるPCCSのカラーチャート9を表示する。

0124

コンピュータ1は、複数のカラーチャート2,2B、9がチェックされた場合、複数のカラーチャート2,2B、9を重ねて表示する。簡易なカラーチャート2Bは、本実施形態では、カラーチャート2の色のうち、ブラックネスが正の値かつ奇数の色のみとするとともに、サチュレーションが整数の色のみとしている。このような色の組み合わせは、予めメモリ12内にデータベースとして記憶されている。コンピュータ1は、色数の少ないカラーチャート2,2B、9程、上層に表示する。

0125

図43は、「NOCS番号指定」および「プロット」タブ622、632を開いた図である。
コンピュータ1は、第2表示領域62の「NOCS番号指定」と記載されたタブ622の選択を受け付けると、NOCSの三属性による範囲指定画面を第2表示領域62に表示する。「色範囲指定」のタブ621を開いた際と同様、コンピュータ1は、チェックボックス6211、数値入力ボックス6212、つまみ6214を有するバーグラフ6213により、NOCSの三属性による範囲指定画面を受け付ける。コンピュータ1は、「チャートに反映」と書かれたボタン6215を押されると、カラーチャート2において指定範囲を表示する(図41参照)。

0126

コンピュータ1は、第3表示領域63の「プロット」と記載されたタブ632の選択を受け付けると、ファイルの読み込み画面を第3表示領域63に表示する。コンピュータ1は、参照ボタン6322を押されると、ファイルの選択を受け付ける不図示のダイアログを表示する。コンピュータ1は、ダイアログにてファイルの選択を受け付けると、選択ボックス6321にファイル名を表示する。ファイルは、各色の属性値にカウント値が対応付けられた集計データであるものとする。ファイルでは、例えば、カウント値1以上のものが、色に対応付けられる。コンピュータ1は、選択ボックス6321中のファイルが選択されると、カラーチャート2の各色の上に、対応するカウント値を表示する。

0127

(効果)
本実施形態のカラーチャート2,2A,2Bでは、色が、まず基本分類トーン(pale tone、light tone、bright tone、vivid tone、・・blackish tone)で大きく区分けされており、さらに同一の基本分類トーンの色が詳細トーン(ブラックネスおよびサチュレーション)で区分けされており、色が階層化されて表示されている。そのため、本実施形態によれば、カラーチャート2,2A,2Bの構成色全体を俯瞰的に見渡して色相と基本分類トーンで色を検討でき、詳細な色を選択したい場合には、同一の基本分類トーンの色群内から詳細トーンによって色を選択できる。このように、本実施形態によれば、ユーザは目的によって階層を変えて色を選択できる。

0128

また、本実施形態によれば、ヒュートーンシステムのカラーチャートを階層化させたことにより、俯瞰的な色の検討が可能な状態で非常に多数の色を系統的に表示できる。これにより、本実施形態のカラーチャート2,2A,2Bを例えばECサイト等で商品の色を指定するのに用いる場合、ユーザの想定する色とのズレの無い商品の購入が可能となる。また、本実施形態のカラーチャート2,2A,2Bでは、各色相にて色が階層化されて表示されるので、ユーザは、色相を選択してカラーチャート2,2A,2Bを等色相断面に切り替える必要が無く、色を容易に選択できる。

0129

本実施形態のカラーチャート2,2A,2Bでは、非常に多数の色を系統的に表示できるので、各色に系統色名、属性値、様々な該色の商品等を紐づけることで、カラーチャート2,2A,2Bを色の情報集積イトに用いることができる。選択色の系統色名や属性値をユーザが知ることで、色の正確な指定、伝達が可能となる。

0130

本実施形態によれば、カラーチャート2,2A,2Bにおいて非常に多数の色を表示できるところ、カラーチャート2,2A,2B上にて区分がされ、各区分に系統色名が対応付けられて表示されるので、ユーザは、色の把握、および伝達を行いやすくなる。

0131

本実施形態のカラーチャート2,2A,2Bによれば、基本分類トーンと系列名により色を容易に検索できる。また、系統色名が色に対応付けられて表示されるので、ユーザが色の把握、伝達を行いやすい。

0132

本実施形態のトーンコードダイヤグラム3は、全色相共通の基本分類トーンの区分を示すので、ユーザは、トーンコードダイヤグラム3を見ることで、全色相における基本分類トーンの区分を容易に把握できる。

0133

カラーチャート2,2A,2B、5Aの各色には系統色名が対応付けられる。系統色名は、色の調子を表す形容詞と、前記形容詞の後に続く基本色彩語であって、色彩を表す専用語である基本色彩語とにより構成される。系統色名は、色の調子を表す形容詞(tone)+基本色彩語である。カラーチャート2,2A,2B、5Aにおいて、横一列に並ぶ色は、同一のトーンに属し、縦一列に並ぶ色は、同一または類似の基本色彩語に属することとなるので、色をカラーチャート2,2A,2B、5A上において系統色名で把握しやすい。系統色名は、トーンと基本色彩語とから構成されるので、伝達性が高くイメージしやすい。

0134

本実施形態のカラーコードダイヤグラム4は、詳細トーン(ブラックネスおよびサチュレーション)の色空間における系統色名の区分を示す。そのため、ユーザは、カラーコードダイヤグラム4を見ることで、詳細トーンの色空間における系統色名の範囲を容易に把握できる。

0135

本実施形態では、コンピュータ1は、対象色の属性値を取得し、カラーチャート2Aの色のうち、対象色に対応する色を、該色にプロットすることにより示すことができる。そのため、ユーザは、容易に対象色を把握でき、便利である。

0136

本実施形態では、コンピュータ1は、カラーチャート2,2A,2Bの色毎に、該色のカウント数を対応付けて表示するので、色毎のカウント数を分かりやすく表示できる。

0137

(変形例)
本実施形態では、詳細トーンがブラックネスおよびサチュレーションによって規定されたが、詳細トーンがライトネスおよびサチュレーションによって規定されてもよい。

0138

本実施形態では、コンピュータ1は、カラーチャート2Aにおいて対象色をプロットしたが、カラーチャート2、2A、2B、5、5Aにおいて、対象色に対応する色を点滅表示したり、拡大表示したり、対象色に対応する色を太線で囲ったりするなどして、対象色に対応する色をユーザに報知してもよい。

0139

本実施形態では、コンピュータ1は、各色にカウント数が紐づけられた集計データから対象色を取得したが、単に色の属性値を取得するなどして対象色を取得してもよい。

0140

カラーチャート2、2A、2Bにおいて、カラーチャート5、5Aのように各色にカウント数表示領域52を設け、各色のカウント数を表示してもよい。

0141

コンピュータ1の機能は、分散系により実現されてもよい。すなわち、トーンコードダイヤグラム3やカラーコードダイヤグラム4の規定や、ダイヤグラム3、4およびカラーチャート2、2A、2B、5、5Aを表示するための各種のデータを記憶する機能と、各種のデータからダイヤグラム3、4やカラーチャート2、2A、2B、5、5Aを作成する機能とは、互いに通信可能な別々のコンピュータ1(サーバ)が行ってもよい。

0142

2、2A、5、5A…カラーチャート、4…カラーコードダイヤグラム、21…区分線、301〜321…共通区分線、401〜410…補助区分線。

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