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課題

認証用顔データ登録していないユーザーであっても、顔認証を用いたプライベート処理機能を使用することができるドキュメント処理システムを提供する。

解決手段

端末装置10は、ユーザーの顔を撮像する位置に配置された端末カメラ11と、端末カメラ11によって撮像した画像データを認証用顔データとして取得する顔データ取得部122と、ドキュメントと認証用顔データとからなるプライベート印刷データを生成して画像形成装置20に送信する処理データ生成部123とを備え、画像形成装置20は、ユーザーの顔を撮像する位置に配置された装置カメラ21と、装置カメラ21によって撮像した画像データを検証用顔データとして取得する顔データ取得部222と、認証用顔データと検証用顔データとを比較することで顔認証を行い、同一ユーザーであることが認証された場合、印刷を実行する。

概要

背景

近年、セキュリティー重視されるようになり、複写機複合機MFP;Multifunction Peripheral)等の画像形成装置プライベート印刷機能が採用されている。プライベート印刷機能は、ユーザーパソコン等の端末装置から画像形成装置にプライベート印刷依頼を送信した後、画像形成装置に行ってユーザー認証を行うことで印刷を実行させるものである。そして、画像形成装置でのユーザー認証に顔認証を用いることも提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。

概要

認証用顔データ登録していないユーザーであっても、顔認証を用いたプライベート処理機能を使用することができるドキュメント処理システムを提供する。端末装置10は、ユーザーの顔を撮像する位置に配置された端末カメラ11と、端末カメラ11によって撮像した画像データを認証用顔データとして取得する顔データ取得部122と、ドキュメントと認証用顔データとからなるプライベート印刷データを生成して画像形成装置20に送信する処理データ生成部123とを備え、画像形成装置20は、ユーザーの顔を撮像する位置に配置された装置カメラ21と、装置カメラ21によって撮像した画像データを検証用顔データとして取得する顔データ取得部222と、認証用顔データと検証用顔データとを比較することで顔認証を行い、同一ユーザーであることが認証された場合、印刷を実行する。

目的

本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

ドキュメントを送信する送信側装置と、前記送信側装置から受信した前記ドキュメントの処理を実行する受信側装置とを備えたドキュメント処理システムであって、前記送信側装置は、ユーザーによる操作を受け付ける送信側操作部と、前記送信側操作部を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置された送信側カメラと、前記送信側カメラによってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを認証用顔データとして取得する送信側顔データ取得部と、前記ドキュメントと前記認証用顔データとからなる処理データを生成して前記受信側装置に送信する処理データ生成部と、を具備し、前記受信側装置は、ユーザーによる操作を受け付ける受信側操作部と、前記受信側操作部を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置された受信側カメラと、前記受信側カメラによってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを検証用顔データとして取得する受信側顔データ取得部と、前記送信側装置から受信した前記処理データの前記認証用顔データと前記受信側顔データ取得部によって取得された前記検証用顔データとを比較することで顔認証を行い、前記検証用顔データが前記認証用顔データと同一ユーザーであることが認証された場合、前記処理データの処理実行を可とし、前記検証用顔データが前記認証用顔データと同一ユーザーでなく認証不可の場合、前記処理データの処理実行を不可とする顔認証部と、を具備することを特徴とするドキュメント処理システム。

請求項2

前記送信側顔データ取得部は、ユーザーが前記送信側操作部を操作したタイミングで前記認証用顔データを取得し、前記受信側顔データ取得部は、ユーザーが前記受信側操作部を操作したタイミングで前記検証用顔データを取得することを特徴とする請求項1に記載のドキュメント処理システム。

請求項3

前記送信側装置は、前記ドキュメントを解析し、セキュリティー対策が必要か否かを判定するセキュリティー判定部を具備し、前記セキュリティー判定部によってセキュリティー対策が必要と判定された場合に、送信側顔データ取得部は前記認証用顔データを取得し、前記処理データ生成部は前記処理データを生成して前記受信側装置に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のドキュメント処理システム。

請求項4

前記送信側装置は、前記ドキュメントを解析し、セキュリティー対策のレベルを判定するレベル判定部を具備し、前記送信側顔データ取得部は、前記レベル判定部によって判定されたレベルが高いほど画像解像度が高い前記認証用顔データを取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドキュメント処理システム。

請求項5

前記顔認証部は、前記検証用顔データが前記認証用顔データと同一ユーザーでなく認証不可の場合、前記検証用顔データを含み、処理実行の可否を問い合わせる処理問い合わせを前記送信側装置に送信し、前記送信側装置から処理許可通知を受信した場合、前記処理データの処理実行を可とし、前記送信側装置から処理不許可通知を受信した場合、前記処理データの処理実行を不可とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドキュメント処理システム。

請求項6

前記顔認証部は、顔認証を行った後、前記認証用顔データ及び前記検証用顔データを削除することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のドキュメント処理システム。

技術分野

0001

本発明は、ドキュメントを送信する送信側装置(例えば、印刷のためにドキュメントを送信する端末装置)と、送信側装置から受信したドキュメントの処理を実行する受信側装置(例えば、ドキュメントの印刷を実行する画像形成装置)とを備えたドキュメント処理システムに関する。

背景技術

0002

近年、セキュリティー重視されるようになり、複写機複合機MFP;Multifunction Peripheral)等の画像形成装置にプライベート印刷機能が採用されている。プライベート印刷機能は、ユーザーパソコン等の端末装置から画像形成装置にプライベート印刷依頼を送信した後、画像形成装置に行ってユーザー認証を行うことで印刷を実行させるものである。そして、画像形成装置でのユーザー認証に顔認証を用いることも提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。

先行技術

0003

特開2006−88499号公報
特開2016−18264号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来技術では、予め画像形成装置に登録している認証用顔データと、使用時に撮像した顔データとを比較することで、顔認証を行っている。従って、認証用顔データを画像形成装置に登録していないユーザーは、顔認証を用いたプライベート印刷機能を使用することができないという問題点があった。

0005

本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、認証用顔データを登録していないユーザーであっても、顔認証を用いたプライベート処理機能を使用することができるドキュメント処理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明ドキュメント処理システムは、ドキュメントを送信する送信側装置と、前記送信側装置から受信した前記ドキュメントの処理を実行する受信側装置とを備えたドキュメント処理システムであって、前記送信側装置は、ユーザーによる操作を受け付ける送信側操作部と、前記送信側操作部を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置された送信側カメラと、前記送信側カメラによってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを認証用顔データとして取得する送信側顔データ取得部と、前記ドキュメントと前記認証用顔データとからなる処理データを生成して前記受信側装置に送信する処理データ生成部と、を具備し、前記受信側装置は、ユーザーによる操作を受け付ける受信側操作部と、前記受信側操作部を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置された受信側カメラと、前記受信側カメラによってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを検証用顔データとして取得する受信側顔データ取得部と、前記送信側装置から受信した前記処理データの前記認証用顔データと前記受信側顔データ取得部によって取得された前記検証用顔データとを比較することで顔認証を行い、前記検証用顔データが前記認証用顔データと同一ユーザーであることが認証された場合、前記処理データの処理実行を可とし、前記検証用顔データが前記認証用顔データと同一ユーザーでなく認証不可の場合、前記処理データの処理実行を不可とする顔認証部と、を具備することを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、認証用顔データを登録していないユーザーであっても、顔認証を用いたプライベート処理機能を使用することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0008

本発明に係るドキュメント処理システムの実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すセキュリティーレベル判定部によるレベル判定例を示す図である。
図1に示す端末装置での印刷要求動作を説明するフローチャートである。
図1に示す画像形成装置での印刷実行動作を説明するフローチャートである。
図1に示す画像形成装置から送信される印刷問い合わせの例を示す図である。

実施例

0009

以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態のドキュメント処理システムは、図1を参照すると、パーソナルコンピューター等の端末装置10と、複写機や複合機(MFP;Multifunction Peripheral)等の画像形成装置20とを備えている。端末装置10と画像形成装置20とは、一方から他方に対してドキュメントをその処理依頼と共に送信し、他方は受信したドキュメントの処理を実行する。なお、ドキュメントとは、ワープロソフト表計算ソフト等で作成したり、スキャナーで読み取ったりした各種文書ファイルや各種画像ファイルである。また、ドキュメントの処理としては、画像形成装置20によるドキュメントの印刷処理や、端末装置10及び画像形成装置20によるドキュメントの記憶処理等がある。

0010

端末装置10は、端末カメラ11と、端末制御部12と、タッチパネル等の表示部及び入力部として機能する端末操作部13と、端末記憶部14と、端末通信部15と、とを備えている。

0011

端末カメラ11は、端末操作部13を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置されている。例えば、端末装置10がノートパソコンである場合、webカメラと称される内蔵カメラを端末カメラ11として用いることができる。

0012

端末制御部12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の演算処理回路である。ROMには端末装置10の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。端末制御部12は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、端末操作部13から入力された各種指示情報に応じて装置全体の制御を行う。

0013

端末操作部13は、液晶ディスプレイ等の表示部として機能すると共に、キーボードマウス等からなるに入力部として機能するユーザーインターフェースである。端末操作部13は、表示部及び入力部として機能するタッチパネルであっても良い。

0014

端末記憶部14は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、ワープロソフトや表計算ソフト等で作成されたドキュメントや、画像形成装置20から受信したドキュメント(プライベート印刷データ)が記憶される。

0015

端末通信部15は、図示しないルーター等を介してネットワーク30に接続可能に構成されている。そして、端末通信部15は、ネットワーク30に接続されている画像形成装置20等の各種機器との間で各種データを送受信する機能を有する。

0016

また、端末制御部12は、セキュリティーレベル判定部121、顔データ取得部122、処理データ生成部123、顔認証部124として機能する。

0017

端末操作部13によってドキュメントの印刷指示を受け付けると、端末制御部12はセキュリティーレベル判定部121として機能する。セキュリティーレベル判定部121は、印刷指示されたドキュメントを解析し、秘密を表す「秘密」「マル秘」「confidential」等の文字列やウォーターマーク電子透かし)が含まれているか否かで、セキュリティー対策が必要か否かを判定する。

0018

そして、セキュリティーレベル判定部121は、秘密を表す文字列やウォーターマークが含まれている場合、セキュリティー対策が必要と判定し、画像形成装置20への印刷要求をプライベート印刷に設定する。なお、秘密を表す文字列やウォーターマークが含まれていない場合、セキュリティーレベル判定部121は、セキュリティー対策が必要ないと判定し、画像形成装置20への印刷要求を通常印刷に設定する。また、プライベート印刷の設定は、端末操作部13からの設定入力によってユーザーが設定するようにしても良い。

0019

また、セキュリティーレベル判定部121は、ドキュメントの内容、すなわちドキュメントに含まれている秘密を表す文字列やウォーターマークに応じてセキュリティー対策のレベルを決定する。本実施の形態では、図2に示すように、秘密の範囲を限定した文字列(「部外秘」、「社外秘」等)が含まれている場合に、最もセキュリティーが低いレベル1に決定される。そして、秘密の範囲が限定されていない文字列(「秘密」「マル秘」「confidential」等)が含まれている場合に、レベル1よりもセキュリティーが高いレベル2に決定される。さらに、ウォーターマークが含まれている場合に、最もセキュリティーが高いレベル3に決定される。

0020

セキュリティーレベル判定部121によって画像形成装置20への印刷要求がプライベート印刷に設定されると、端末制御部12は顔データ取得部122として機能する。顔データ取得部122は、端末カメラ11によってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを認証用顔データとして取得する。なお、顔データ取得部122は、セキュリティーレベル判定部121によって決定されたセキュリティー対策のレベルに応じて、レベルが高いほど取得する認証用顔データの画像解像度を高くする。なお、端末カメラ11は、ユーザーが印刷選択画面立ち上げたときにカメラ機能オンにするようにしても良く、プライベート印刷に設定されたときのみにオンするようにしても良い。また、ユーザーが下を向いていたりして、端末カメラ11によって撮像した画像データ内のユーザーの顔が認証用顔データとして不適である場合、再度撮影をするか、プライベート印刷を止めて通常印刷にするのかをユーザーが選択可能に構成しても良い。

0021

また、端末操作部13によってプライベートスキャンデータ表示指示を受け付けた場合も、端末制御部12は顔データ取得部122として機能する。この場合、顔データ取得部122は、端末カメラ11によってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを検証用顔データとして取得する。なお、プライベートスキャンデータは、後述するように、画像形成装置20によってスキャンされたスキャンデータと認証用顔データとからなる。

0022

なお、顔データ取得部122による認証用顔データや検証用顔データの取得は、ユーザーによる端末操作部13の操作タイミングで実行することが好ましい。すなわち、端末操作部13の操作時には、ユーザーの視線が端末操作部13を向いており、端末カメラ11によってユーザーの顔を確実に撮像することができるからである。従って、セキュリティーレベル判定部121による判定処理に時間がかかる場合には、顔データ取得部122は、端末操作部13によってドキュメントの印刷指示を受け付けたタイミングで、事前に認証用顔データを取得しておくように構成する。この場合、画像形成装置20への印刷要求が通常印刷に設定された場合、取得した認証用顔データは破棄する。

0023

セキュリティーレベル判定部121による判定処理と、顔データ取得部122による認証用顔データの取得処理とが終了すると、端末制御部12は処理データ生成部123として機能する。

0024

処理データ生成部123は、画像形成装置20への印刷要求が通常印刷に設定されると、PDL等の印刷フォーマットに変換したドキュメントを通常印刷データとして生成し、生成した通常印刷データを画像形成装置20に送信する。

0025

処理データ生成部123は、画像形成装置20への印刷要求がプライベート印刷に設定されると、PDL等の印刷フォーマットに変換したドキュメントと顔データ取得部122によって取得された認証用顔データとからなるプライベート印刷データを生成し、生成したプライベート印刷データを画像形成装置20に送信する。

0026

端末操作部13によってプライベートスキャンデータの表示指示を受け付けると、端末制御部12は顔認証部124として機能する。顔認証部124は、顔データ取得部122によって取得された検証用顔データとプライベートスキャンデータの認証用顔データとを、特徴量等を用いて比較することで顔認証を行う。そして、顔認証部124は、検証用顔データが認証用顔データと同一ユーザーであることが認証された場合、プライベートスキャンデータを端末操作部13に表示させ、同一ユーザーでなく認証不可の場合、プライベートスキャンデータの端末操作部13への表示を不可とする。

0027

画像形成装置20は、装置カメラ21と、装置制御部22と、装置操作部23と、原稿読取部24と、装置記憶部25と、画像処理部26と、印刷部27と、装置通信部28とを備えている。

0028

装置カメラ21は、装置操作部23を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置されている。なお、装置カメラ21は、画像形成装置20に一体である必要はなく、画像形成装置20との間でデータを無線で送受信可能な無線通信機能を有し、撮像した画像データを画像形成装置20に無線で送信するようにしても良い。

0029

装置制御部22は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置20の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。装置制御部22のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、装置全体の制御を行う。

0030

装置操作部23は、タッチパネルや、テンキーリセットキーストップキースタートキー等の各種操作キーを備え、表示部及び入力部として機能するユーザーインターフェースである。

0031

原稿読取部24は、図示しない原稿給紙装置により給紙されてきた原稿や、プラテンガラスに載置された原稿に対して光を照射し、その反射光等を受光して原稿画像を読み取るスキャナーである。

0032

装置記憶部25は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部24によって読み取られたドキュメント(スキャンデータ)や、端末装置10から受信したドキュメント(プライベート印刷データ)が記憶される。

0033

画像処理部26は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整階調調整等の画像処理が行われる。

0034

印刷部27は、ドキュメントに基づいて形成した画像を記録紙に印刷する印刷手段である。

0035

装置通信部28は、図示しないルーター等を介してネットワーク30に接続可能に構成されている。そして装置通信部28は、ネットワーク30に接続されている端末装置10等の各種機器との間で各種データを送受信する機能を有する。

0036

また、装置制御部22は、セキュリティーレベル判定部221、顔データ取得部222、処理データ生成部223、顔認証部224として機能する。

0037

装置操作部23によって端末装置10を送信相手とした原稿のスキャン指示を受け付けると、装置制御部22は、原稿読取部24によって原稿画像をスキャンデータとして読み取させると共に、セキュリティーレベル判定部221として機能する。セキュリティーレベル判定部221は、スキャンデータを解析し、秘密を表す「秘密」「マル秘」「confidential」等の文字列やウォーターマークが含まれているか否かで、セキュリティー対策が必要か否かを判定する。

0038

そして、セキュリティーレベル判定部221は、秘密を表す文字列やウォーターマークが含まれている場合、セキュリティー対策が必要と判定し、端末装置10への送信要求をプライベート送信に設定する。なお、秘密を表す文字列やウォーターマークが含まれていない場合、セキュリティーレベル判定部221は、セキュリティー対策が必要ないと判定し、端末装置10への送信要求を通常印刷に設定する。また、プライベート送信の設定は、装置操作部23からの設定入力によってユーザーが設定するようにしても良い。

0039

また、セキュリティーレベル判定部221は、スキャンデータの内容、すなわちスキャンデータに含まれている秘密を表す文字列やウォーターマークに応じてセキュリティー対策のレベルを決定する。本実施の形態では、図2に示すように、秘密の範囲を限定した文字列(「部外秘」、「社外秘」等)が含まれている場合に、最もセキュリティーが低いレベル1に決定される。そして、秘密の範囲が限定されていない文字列(「秘密」「マル秘」「confidential」等)が含まれている場合に、レベル1よりもセキュリティーが高いレベル2に決定される。さらに、ウォーターマークが含まれている場合に、最もセキュリティーが高いレベル3に決定される。

0040

セキュリティーレベル判定部221によって端末装置10への送信要求がプライベート送信に設定されると、装置制御部22は顔データ取得部222として機能する。顔データ取得部222は、装置カメラ21によってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを認証用顔データとして取得する。なお、顔データ取得部222は、セキュリティーレベル判定部221によって決定されたセキュリティー対策のレベルに応じて、レベルが高いほど取得する認証用顔データの画像解像度を高くする。

0041

また、装置操作部23によってプライベート印刷データの印刷指示を受け付けた場合も、装置操作部23は顔認証部224として機能する。この場合、顔データ取得部222は、装置カメラ21によってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを検証用顔データとして取得する。

0042

なお、顔データ取得部222による認証用顔データや検証用顔データの取得は、ユーザーによる装置操作部23の操作タイミングで実行することが好ましい。すなわち、装置操作部23操作時には、ユーザーの視線が装置操作部23を向いており、装置カメラ21によってユーザーの顔を確実に撮像することができるからである。従って、セキュリティーレベル判定部221による判定処理に時間がかかる場合には、顔データ取得部222は、装置操作部23によって原稿のスキャン指示を受け付けたタイミングで、事前に認証用顔データを取得しておくように構成する。この場合、端末装置10への送信要求が通常送信に設定された場合、取得した認証用顔データは破棄する。

0043

セキュリティーレベル判定部221による判定処理と、顔データ取得部222による認証用顔データの取得処理とが終了すると、装置制御部22は処理データ生成部223として機能する。

0044

処理データ生成部223は、端末装置10への送信要求が通常送信に設定されると、スキャンデータをそのまま端末装置10に送信する。

0045

処理データ生成部223は、端末装置10への送信要求がプライベート送信に設定されると、スキャンデータと顔データ取得部222によって取得された認証用顔データとからなるプライベートスキャンデータを生成し、生成したプライベートスキャンデータを端末装置10に送信する。

0046

装置操作部23によってプライベート印刷データの印刷指示を受け付けると、装置操作部23は顔認証部224として機能する。顔認証部224は、顔データ取得部222によって取得された検証用顔データとプライベート印刷データの認証用顔データとを、特徴量等と用いて比較することで顔認証を行う。そして、顔認証部224は、検証用顔データが認証用顔データと同一ユーザーである認証された場合、プライベート印刷データの印刷を実行させ、同一ユーザーでなく認証不可の場合、プライベート印刷データの印刷を不可とする。

0047

次に、端末装置10での印刷要求動作について図3を参照して詳細に説明する。
端末操作部13によってドキュメントの印刷指示を受け付けると(ステップS101)、セキュリティーレベル判定部121は、印刷指示されたドキュメントを解析し、秘密を表す「秘密」「マル秘」「confidential」等の文字列やウォーターマークが含まれているか否かで、セキュリティー対策が必要か否かを判定する(ステップS102)。

0048

ステップS102でセキュリティー対策が必要と判定された場合、セキュリティーレベル判定部121は、画像形成装置20への印刷要求をプライベート印刷に設定すると共に(ステップS103)、ドキュメントの内容、すなわちドキュメントに含まれている秘密を表す文字列やウォーターマークに応じてセキュリティー対策のレベルを決定する(ステップS104)。

0049

次に、顔データ取得部122は、端末カメラ11によってユーザーの顔を撮像させ、ステップS104で決定したレベルに応じた画像解像度の認証用顔データとして取得する(ステップS105)。

0050

次に、処理データ生成部123は、PDL等の印刷フォーマットに変換したドキュメントとステップS105で取得された認証用顔データとからなるプライベート印刷データを生成し(ステップS106)、生成したプライベート印刷データを画像形成装置20に送信して(ステップS107)、印刷要求動作を終了させる。

0051

ステップS102でセキュリティー対策が必要ないと判定された場合、セキュリティーレベル判定部121は、画像形成装置20への印刷要求を通常印刷に設定する(ステップS108)。

0052

ステップS102で印刷要求が通常印刷に設定されると、処理データ生成部123は、PDL等の印刷フォーマットに変換したドキュメントを通常印刷データとして生成し(ステップS109)、生成した通常印刷データを画像形成装置20に送信して(ステップS110)、印刷要求動作を終了させる。

0053

次に、画像形成装置20での印刷実行動作について図4を参照して詳細に説明する。
装置制御部22は、端末装置10からの印刷データが受信されると、受信した印刷データがプライベート印刷データか否かを判定する。

0054

そして、装置制御部22は、印刷データが通常印刷データである場合、通常印刷データの印刷を実行させ、印刷データがプライベート印刷データである場合、プライベート印刷データを装置記憶部25に記憶させる。

0055

装置操作部23によってプライベート印刷データの印刷指示を受け付けると(ステップS201)、顔データ取得部222は、装置カメラ21によってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを検証用顔データとして取得する(ステップS202)。なお、顔データ取得部222による検証用顔データの取得は、プライベート印刷データの印刷指示したユーザーの顔が特定可能なタイミングであれば、ログイン時や、装置操作部23によって他の操作を受け付けたタイミングであっても良い。

0056

次に、顔認証部224は、ステップS202で取得した検証用顔データと、プライベート印刷データの認証用顔データと特徴量等を用いて比較することで顔認証を行い、認証用顔データのユーザーと検証用顔データのユーザーとが同一ユーザーか否かを判断する(ステップS203)。

0057

ステップS203で同一ユーザーである認証された場合、顔認証部224は、プライベート印刷データの印刷を実行させると共に(ステップS204)、認証用顔データ及び検証用顔データを削除し(ステップS205)、印刷実行動作を終了させる。

0058

ステップS203で認証不可である場合、顔認証部224は、プライベート印刷データの送信元である端末装置10に、検証用顔データを含み、印刷の可否を問い合わせる印刷問い合わせ40を送信する(ステップS206)。

0059

そして、顔認証部224は、印刷許可通知の受信と(ステップS207)、印刷不許可通知の受信と(ステップS208)、印刷問い合わせ40の送信から予め設定されたタイムアウト時間の経過と(ステップS209)、を待機する。

0060

なお、印刷問い合わせ40は、図5に示すように、検証用顔データと共に、印刷許可ボタン41と、印刷不許可ボタン42とがレイアウトされた表示フォーマットである。従って、端末装置10を操作しているユーザーは、プライベート印刷データの印刷指示を入力したユーザーを検証用顔データによって確認した上で、印刷を許可するか否かを判断することができる。端末装置10の端末操作部13に表示された印刷問い合わせ40において、印刷許可ボタン41が操作されると印刷許可通知が、印刷不許可ボタン42が操作されると印刷不許可通知がそれぞれ画像形成装置20に送信される。

0061

ステップS207で印刷許可通知を受信した場合、顔認証部224は、ステップS204に至ってプライベート印刷データの印刷を実行させると共に、ステップS205で認証用顔データ及び検証用顔データを削除し、印刷実行動作を終了させる。

0062

ステップS208で印刷不許可通知を受信した場合、もしくはステップS209でタイムアウト時間が経過した場合、顔認証部224は、プライベート印刷データの印刷を不可として、印刷不可であることを通知する印刷不可メッセージを装置操作部23に表示させると共に(ステップS210)、ステップS205に至って認証用顔データ及び検証用顔データを削除し、印刷実行動作を終了させる。

0063

以上の説明では、ドキュメントを送信する送信側装置を端末装置10とすると共に、送信側装置から受信したドキュメントの処理を実行する受信側装置を画像形成装置20として、ドキュメントの印刷を実行する例について示した。そして、ドキュメントを送信する送信側装置を画像形成装置20とすると共に、送信側装置から受信したドキュメントの処理を実行する受信側装置を端末装置10として、スキャンデータの表示を実行する場合も同様の動作に実現できることは明らかである。

0064

以上説明したように、本実施の形態によれば、ドキュメントを送信する送信側装置(ドキュメントとして印刷データを送信する場合は端末装置10、ドキュメントとしてスキャンデータを送信する場合は画像形成装置20)と、送信側装置から受信したドキュメントの処理を実行する受信側装置(ドキュメントとして印刷データを印刷を実行する場合は画像形成装置20、ドキュメントとしてスキャンデータの表示を実行する場合は端末装置10)とを備えたドキュメント処理システムであって、送信側装置は、ユーザーによる操作を受け付ける送信側操作部(端末操作部13もしくは装置操作部23)と、送信側操作部を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置された送信側カメラ(端末カメラ11もしくは装置カメラ21)と、送信側カメラによってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを認証用顔データとして取得する送信側顔データ取得部(顔データ取得部122もしくは顔データ取得部222)と、ドキュメントと認証用顔データとからなる処理データ(プライベート印刷データもしくはプライベートスキャンデータ)を生成して受信側装置に送信する処理データ生成部(処理データ生成部123もしくは処理データ生成部223)と、を具備し、受信側装置は、ユーザーによる操作を受け付ける受信側操作部(装置操作部23もしくは端末操作部13)と、受信側操作部を操作するユーザーの顔を撮像する位置に配置された受信側カメラ(装置カメラ21もしくは端末カメラ11)と、受信側カメラによってユーザーの顔を撮像させ、撮像した画像データを検証用顔データとして取得する受信側顔データ取得部(顔データ取得部222もしくは顔データ取得部122)と、送信側装置から受信した処理データの認証用顔データと受信側顔データ取得部によって取得された検証用顔データとを比較することで顔認証を行い、検証用顔データが認証用顔データと同一ユーザーであることが認証された場合、処理データの処理実行を可とし、検証用顔データが認証用顔データと同一ユーザーでなく認証不可の場合、処理データの処理実行を不可とする顔認証部(顔認証部224もしくは顔認証部124)とを備えている。
この構成により、受信側装置に認証用顔データを登録していないユーザーであっても、顔認証を用いたプライベート処理機能を使用することができる。従って、公共の場所やコワーキングスペース等で、一時的に手軽な認証方法として顔認証を使用することができる。

0065

さらに、本実施の形態において、送信側顔データ取得部は、ユーザーが送信側操作部を操作したタイミングで認証用顔データを取得し、受信側顔データ取得部は、ユーザーが受信側操作部を操作したタイミングで検証用顔データを取得する。
この構成により、確実にユーザーの顔を撮像することができ、精度の高い顔認証を実現することができる。

0066

さらに、本実施の形態において、送信側装置は、ドキュメントを解析し、セキュリティ対策が必要か否かを判定するセキュリティー判定部(セキュリティーレベル判定部121もしくはセキュリティーレベル判定部221)を具備し、セキュリティー判定部によってセキュリティ対策が必要と判定された場合に、送信側顔データ取得部は認証用顔データを取得し、処理データ生成部は処理データを生成して受信側装置に送信する。
この構成により、ドキュメントの内容でセキュリティ対策として顔認証を行うか否か自動で判定することができる。

0067

さらに、本実施の形態において、送信側装置は、ドキュメントを解析し、セキュリティ対策のレベルを判定するレベル判定部(セキュリティーレベル判定部121もしくはセキュリティーレベル判定部221)を具備し、送信側顔データ取得部は、レベル判定部によって判定されたレベルが高いほど画像解像度が高く認証用顔データを取得する。
この構成により、セキュリティー対策のレベルが高いほど顔認証の精度を高くすることができる。そして、セキュリティー対策のレベルが低い場合には、認証用顔データのデータ量を小さくすることができ、プライベート印刷データの送信負荷を軽減することができる。

0068

さらに、本実施の形態において、顔認証部は、検証用顔データが認証用顔データと同一ユーザーでなく認証不可の場合、検証用顔データを含み、処理実行の可否を問い合わせる処理問い合わせ40を送信側装置に送信し、送信側装置から処理許可通知を受信した場合、処理データの処理実行を可とし、送信側装置から処理不許可通知を受信した場合、処理データの処理実行を不可とする。
この構成により、送信側装置から処理データを送信させたユーザーが、受信側装置で処理の実行を指示したユーザーの顔を確認した上で、印刷の可否を判断することができる。

0069

さらに、本実施の形態において、顔認証部は、顔認証を行った後、認証用顔データ及び検証用顔データを削除する。
この構成により、認証用顔データ及び検証用顔データが蓄積されることがないため、公共の場所やコワーキングスペース等での使用に適している。

0070

なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。

0071

10端末装置
11端末カメラ
12端末制御部
13端末操作部
14 端末記憶部
15 端末通信部
20画像形成装置
21 装置カメラ
22装置制御部
23装置操作部
24原稿読取部
25 装置記憶部
26画像処理部
27印刷部
28 装置通信部
30ネットワーク
40 印刷問い合わせ
41印刷許可ボタン
42印刷不許可ボタン
121セキュリティーレベル判定部
122顔データ取得部
123 処理データ生成部
124顔認証部
221 セキュリティーレベル判定部
222 顔データ取得部
223 処理データ生成部
224 顔認証部

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