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技術 プレカット加工データ生成装置、木材加工装置、および木材加工装置の制御装置

出願人 宮川工機株式会社
発明者 菊池歳男
出願日 2017年10月26日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2017-207201
公開日 2019年5月23日 (2ヶ月経過) 公開番号 2019-079386
状態 特許登録済
技術分野 CAD 総合的工場管理
主要キーワード Y座標 データ加工装置 木材加工装置 総数情報 床伏図 X座標 梱包単位 梱包情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月23日)のものです。
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図面 (5)

課題

プレカット加工された部品梱包に係る作業効率を好適に改善し得るプレカット加工データ生成装置木材加工装置、および木材加工装置の制御装置を提供すること。

解決手段

プレカット加工データ生成装置においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データと、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報とを関連づけて加工機100に出力するので、加工機100のオペレータは、表示部100Dに表示される予約編集画面において、開口部の単位で加工データの処理を予約指定することができる。これにより、加工機100においては、開口部の単位で、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱が連続して加工されるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率が向上し得る。

概要

背景

従来、木造住宅を構成する各種部品の配置をCADによって設計し、CADによって設計された、木造住宅の設計図に対応するCADデータを、当該木造住宅を構成する各種部品のプレカット加工を行う加工機の制御を行うCAM向けの加工データ(以下、当該データを単に「加工データ」とも称す)に変換し、当該加工データからCAMによって加工機の数値制御データを生成して加工機を制御することが知られている(例えば、特許文献1参照)。

CADデータに基づき生成された加工データに対し種々の情報を関連付け、当該情報を加工データとともに加工機に渡すことで、当該加工機のオペレータは、各加工データに関連付けられた情報を参照し、当該加工機における加工データの処理スケジュールが好適なものとなるよう、当該処理の予約指定(以下、単に「予約」とも称す)を行うことができる。

例えば、図4(A)および図4(B)は、従来の加工機において、加工データおよび当該加工データに関連付けられた情報に基づいて当該加工機の表示部に表示された、加工データの処理スケジュールの予約を行うための画面(以下、当該画面を「予約編集画面」とも称す)の一例を示す画面図である。

より詳細には、図4(A)は、予約編集画面における部品欄500に含まれる、加工データに関連付けられた各情報を表示するための表示領域510において、個々の加工データを特定可能な加工データ識別番号を表示する項目510Aから、加工データ識別番号により特定される加工データに対応する部品が設置される終点の位置を示す所謂「番付」とも呼ばれるアドレス情報を表示する項目510Bまでの領域が表示された場合の画面図である。一方、図4(B)は、表示領域510において、項目510Bから、プレカット加工された各部品に印字する内容を示す印字文字情報を表示する項目510Cまでの領域が表示された場合の画面図である。

かかる従来例のCADにおいて、加工データに対して関連付けられる情報には、プレカット加工された各部品の梱包単位を指定する梱包情報と、部品種別(例えば、間柱や窓まぐさ等)ごとに、サイズ(全長、断面の幅、断面の高さ)が共通するグループに対して割り当てられたグループ情報とが含まれている。当該梱包情報は、表示領域510の項目510Dに表示され、当該グループ情報は、項目510Eに表示される。

ここで、加工機のオペレータが、1の部品種別を対象として、同一のグループ情報を1つのまとまりとして、加工データの処理を予約した場合、加工機は、当該部品種別における同一のグループ情報に関連付けられた加工データに基づくプレカット加工を、予約された加工データの数の分だけ連続して実行する。

例えば、部品種別が「間柱」であるものについて、当該部品のサイズ(全長、断面の幅、断面の高さ)が共通するグループに対して割り当てられた同一のグループ情報「1」に関連付けられた加工データ、すなわち、「1」から「8」までの加工データ識別番号によってそれぞれ特定される加工データが、1つのまとまりとして予約された場合、加工機は、これら8つの加工データに基づくプレカット加工を、連続して順次行い、当該プレカット加工された8本の間柱が、連続して順次排出される。

なお、プレカット加工された部品には、加工機が備える印字部によって、当該部品の加工データに関連付けられている印字文字情報(すなわち、項目510Cに表示される印字文字情報)に基づく文字数字などが印字される。図4(C)は、プレカット加工された部品に印字される印字内容の従来例を示す説明図である。

図4(C)に示すように、従来においては、当該部品の部品種別を示す「間柱」などの文字と当該部品を設置する階層を示す「1」などの数字との組合せからなる部分と、当該部品が設置される終点の位置を示す番付を「X座標Y座標」の形態で表記した部分と、当該部品に対して割り当てられたグループを示す「1」などの数字と当該グループに属する部品(すなわち、同じ形状の部品)が複数存在する場合に付される「G」の文字とから構成される部分と、当該部品の全長を示す「2770」などの文字からなる部分とをハイフンで結んだ内容が、部品に印字される。

概要

プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を好適に改善し得るプレカット加工データ生成装置木材加工装置、および木材加工装置の制御装置を提供すること。 プレカット加工データ生成装置においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データと、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報とを関連づけて加工機100に出力するので、加工機100のオペレータは、表示部100Dに表示される予約編集画面において、開口部の単位で加工データの処理を予約指定することができる。これにより、加工機100においては、開口部の単位で、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱が連続して加工されるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率が向上し得る。

目的

本発明は、上述した事情などを鑑みてなされたものであり、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を好適に改善し得るプレカット加工データ生成装置、木材加工装置、および木材加工装置の制御装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

木造住宅設計図に対応するCADデータに基づき、当該木造住宅に設けられる開口部の少なくとも上側に配置される水平方向側に延びる開口部材、および、当該開口部材に連結されて鉛直方向に延びる間柱プレカット加工が可能な加工データを少なくとも生成する加工データ生成手段と、前記木造住宅に設けられた1以上の前記開口部について、当該開口部を形成するための前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、当該開口部がいずれの前記開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報とを関連付ける梱包情報関連付け手段と、前記加工データ生成手段により生成された前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、前記梱包情報関連付け手段により当該加工データと関連付けられた前記梱包情報とを出力するデータ出力手段と、を備えていることを特徴とするプレカット加工データ生成装置

請求項2

前記開口部情報は、前記木造住宅における前記開口部の位置を、数字または文字の少なくとも一方の並び順によって特定可能な位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のプレカット加工データ生成装置。

請求項3

前記開口部を形成するための前記加工データまたは前記梱包情報の少なくとも一方と、前記開口部を形成するための前記開口部材の数と当該開口部材に連結される前記間柱の数とを加算した総数を特定可能な総数情報を少なくとも含む個数情報とを関連付ける個数情報関連付け手段を備え、前記データ出力手段は、前記加工データ生成手段により生成された前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、前記梱包情報関連付け手段により当該加工データに関連付けられた前記梱包情報と、前記個数情報関連付け手段により当該加工データに関連付けられた前記個数情報とを出力することを特徴とする請求項1または2に記載のプレカット加工データ生成装置。

請求項4

前記個数情報は、前記総数情報と、当該総数情報により特定される前記総数の対象となる前記開口部材および前記間柱の各々に対して異なる値が割り当てられた番号を特定可能な番号情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項3に記載のプレカット加工データ生成装置。

請求項5

前記加工データ生成手段により生成された前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データの各々と、当該開口部材および当該間柱が共通する部品種別であることを示す特定の部品種別情報とを関連付ける部品種別情報関連付け手段を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のプレカット加工データ生成装置。

請求項6

前記部品種別情報関連付け手段は、前記特定の部品種別情報として、前記開口部の上側に配置される開口部材の部品種別を示す前記部品種別情報を、前記加工データ生成手段により生成された前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データの各々と関連付けることを特徴とする請求項5に記載のプレカット加工データ生成装置。

請求項7

コンピューターを、請求項1から6のいずれかに記載のプレカット加工データ生成装置における演算処理を実行させるための演算処理手段として機能させるためのプレカット加工データ生成プログラム

請求項8

請求項1から6のいずれかに記載のプレカットデータ加工装置の前記データ出力手段によって出力される、前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、前記梱包情報関連付け手段により当該加工データと関連付けられた前記梱包情報に含まれる前記開口部情報とに基づいて、同一の前記開口部情報を含む前記開口部材および前記間柱を単位として、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱を連続して加工することを特徴とする木材加工装置

請求項9

前記連続して加工された前記開口部材および前記間柱に対して、当該開口部材および当該間柱の加工データと関連付けられた前記梱包情報を少なくとも印字する印字装置を備えていることを特徴とする請求項8に記載の木材加工装置。

請求項10

請求項8または9に記載の木材加工装置を制御することによって同一の前記開口部情報を含む前記開口部材および前記間柱を連続して加工する制御を行うことを特徴とする木材加工装置の制御装置

技術分野

0001

本発明は、プレカット加工データ生成装置木材加工装置、および木材加工装置の制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、木造住宅を構成する各種部品の配置をCADによって設計し、CADによって設計された、木造住宅の設計図に対応するCADデータを、当該木造住宅を構成する各種部品のプレカット加工を行う加工機の制御を行うCAM向けの加工データ(以下、当該データを単に「加工データ」とも称す)に変換し、当該加工データからCAMによって加工機の数値制御データを生成して加工機を制御することが知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

CADデータに基づき生成された加工データに対し種々の情報を関連付け、当該情報を加工データとともに加工機に渡すことで、当該加工機のオペレータは、各加工データに関連付けられた情報を参照し、当該加工機における加工データの処理スケジュールが好適なものとなるよう、当該処理の予約指定(以下、単に「予約」とも称す)を行うことができる。

0004

例えば、図4(A)および図4(B)は、従来の加工機において、加工データおよび当該加工データに関連付けられた情報に基づいて当該加工機の表示部に表示された、加工データの処理スケジュールの予約を行うための画面(以下、当該画面を「予約編集画面」とも称す)の一例を示す画面図である。

0005

より詳細には、図4(A)は、予約編集画面における部品欄500に含まれる、加工データに関連付けられた各情報を表示するための表示領域510において、個々の加工データを特定可能な加工データ識別番号を表示する項目510Aから、加工データ識別番号により特定される加工データに対応する部品が設置される終点の位置を示す所謂「番付」とも呼ばれるアドレス情報を表示する項目510Bまでの領域が表示された場合の画面図である。一方、図4(B)は、表示領域510において、項目510Bから、プレカット加工された各部品に印字する内容を示す印字文字情報を表示する項目510Cまでの領域が表示された場合の画面図である。

0006

かかる従来例のCADにおいて、加工データに対して関連付けられる情報には、プレカット加工された各部品の梱包単位を指定する梱包情報と、部品種別(例えば、間柱や窓まぐさ等)ごとに、サイズ(全長、断面の幅、断面の高さ)が共通するグループに対して割り当てられたグループ情報とが含まれている。当該梱包情報は、表示領域510の項目510Dに表示され、当該グループ情報は、項目510Eに表示される。

0007

ここで、加工機のオペレータが、1の部品種別を対象として、同一のグループ情報を1つのまとまりとして、加工データの処理を予約した場合、加工機は、当該部品種別における同一のグループ情報に関連付けられた加工データに基づくプレカット加工を、予約された加工データの数の分だけ連続して実行する。

0008

例えば、部品種別が「間柱」であるものについて、当該部品のサイズ(全長、断面の幅、断面の高さ)が共通するグループに対して割り当てられた同一のグループ情報「1」に関連付けられた加工データ、すなわち、「1」から「8」までの加工データ識別番号によってそれぞれ特定される加工データが、1つのまとまりとして予約された場合、加工機は、これら8つの加工データに基づくプレカット加工を、連続して順次行い、当該プレカット加工された8本の間柱が、連続して順次排出される。

0009

なお、プレカット加工された部品には、加工機が備える印字部によって、当該部品の加工データに関連付けられている印字文字情報(すなわち、項目510Cに表示される印字文字情報)に基づく文字数字などが印字される。図4(C)は、プレカット加工された部品に印字される印字内容の従来例を示す説明図である。

0010

図4(C)に示すように、従来においては、当該部品の部品種別を示す「間柱」などの文字と当該部品を設置する階層を示す「1」などの数字との組合せからなる部分と、当該部品が設置される終点の位置を示す番付を「X座標Y座標」の形態で表記した部分と、当該部品に対して割り当てられたグループを示す「1」などの数字と当該グループに属する部品(すなわち、同じ形状の部品)が複数存在する場合に付される「G」の文字とから構成される部分と、当該部品の全長を示す「2770」などの文字からなる部分とをハイフンで結んだ内容が、部品に印字される。

先行技術

0011

特開2010−113426号公報

発明が解決しようとする課題

0012

従来の梱包情報は、一般的に、部品が設置される外壁の位置を示す番付の情報とされていた。例えば、図4(A)および図4(B)に示す例において、梱包情報が「12」である間柱は、番付のY座標が「12」である外壁を構成する間柱である。梱包情報が「12」である間柱は、グループ情報が「1」である間柱だけに限らず、加工データ識別番号が「10」の間柱のように、グループ情報が「1」以外の数字で表される間柱を含んでいる。

0013

よって、1の部品種別を対象として、同一のグループ情報を1つのまとまりとして加工データの処理が予約された場合、各グループ情報の単位で部品が加工されることとなる。この加工された部品を別々の場所にまとめると、各所に散らばった部品の中から同一の梱包情報を含む部品を拾い集める作業が必要となる。プレカット工場作業者は、当該作業を図面や帳票などと突合せながら行うため、煩雑な作業であり作業効率が悪い。

0014

また、従来の梱包情報を基準とし、1の部品種別を対象として同一の梱包情報を1つのまとまりとして加工データの処理が予約された場合でも、梱包情報が同一の外壁を構成する部品が数多く存在する場合があり、その多くの部品の中から、必要な部品を現場選別する作業に手間がかかる場合がある。

0015

本発明は、上述した事情などを鑑みてなされたものであり、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を好適に改善し得るプレカット加工データ生成装置、木材加工装置、および木材加工装置の制御装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0016

上記の課題を解決するために、本発明に係るプレカット加工データ生成装置は、
木造住宅の設計図に対応するCADデータに基づき、当該木造住宅に設けられる開口部の少なくとも上側に配置される水平方向側に延びる開口部材、および、当該開口部材に連結されて鉛直方向に延びる間柱のプレカット加工が可能な加工データを少なくとも生成する加工データ生成手段と、
前記木造住宅に設けられた1以上の前記開口部について、当該開口部を形成するための前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、当該開口部がいずれの前記開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報とを関連付ける梱包情報関連付け手段と、
前記加工データ生成手段により生成された前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、前記梱包情報関連付け手段により当該加工データと関連付けられた前記梱包情報とを出力するデータ出力手段と、を備えていることを特徴としている。

0017

上記の課題を解決するために、本発明に係るプレカット加工データ生成プログラムは、プレカット加工データ生成装置における演算処理を実行させるための演算処理手段として機能させることを特徴としている。

0018

上記の課題を解決するために、本発明に係る木材加工装置は、本発明に係るプレカットデータ加工装置の前記データ出力手段によって出力される、前記開口部材および当該開口部材に連結される前記間柱の前記加工データと、前記梱包情報関連付け手段により当該加工データと関連付けられた前記梱包情報に含まれる前記開口部情報とに基づいて、同一の前記開口部情報を含む前記開口部材および前記間柱を単位として、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱を連続して加工することを特徴としている。

0019

上記の課題を解決するために、本発明に係る木材加工装置の制御装置は、本発明に係る木材加工装置を制御することによって同一の前記開口部情報を含む前記開口部材および前記間柱を連続して加工する制御を行うことを特徴としている。

発明の効果

0020

請求項1に記載のプレカット加工データ生成装置であれば、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を好適に改善することができる。すなわち、木造住宅に設けられた1以上の開口部について、当該開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データと、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報とが、梱包情報関連付け手段により関連付けられる。加工データ生成手段により生成された開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データと、梱包情報関連付け手段により当該加工データと関連付けられた梱包情報とがデータ出力手段により出力される。

0021

これにより、例えば、データ出力手段によるデータの出力先が、加工データに基づきプレカット加工を行う木材加工装置である場合、当該木材加工装置は、木材加工装置における加工データの処理スケジュールの予約指定する画面において、各加工データと、当該加工データに関連付けられた梱包情報とを対応付けて表示することが可能となる。梱包情報は、開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含むので、木材加工装置のオペレータは、かかる画面に表示された開口部情報に基づき、開口部の単位で加工データの処理を予約指定することができる。

0022

開口部の単位で加工データの処理が予約指定されたことで、当該木材加工装置において、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱のプレカット加工を、開口部の単位で、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱について連続して実行させることができる。よって、プレカット工場の作業者は、開口部の単位で開口部材および当該開口部材に連結された間柱を梱包する場合に、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱を比較的狭い範囲で拾い集めることができるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を向上させ得る。そして、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱は、共通の開口部に対して用いられる部品となるので、梱包単位毎にまとめて現場に部品を発送することで、現場において必要な部品のまとまりを容易に選別することができる。

0023

また、例えば、データ出力手段によるデータの出力先が、加工データに基づきプレカット加工を行う木材加工装置である場合、当該木材加工装置は、加工データに関連付けられた梱包情報に基づいて、プレカット加工の加工順(加工データの処理順)を開口部の単位で並べ替えることができる。かかる場合も、当該木材加工装置において、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱のプレカット加工を、開口部の単位で、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱について連続して実行させることができるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を向上させ得る。

0024

また、例えば、データ出力手段によるデータの出力先の装置が、木材加工装置によりプレカット加工された部品、または、プレカット加工される前の素材への印字が可能な印字装置である場合、開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報が印字された開口部材および当該開口部材に連結される間柱を得ることが可能となる。これにより、プレカット工場の作業者は、開口部の単位で開口部材および当該開口部材に連結された間柱を梱包する場合に、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱を印字によって容易に特定できるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を向上させ得る。

0025

また、例えば、データ出力手段によるデータの出力先が、プレカット加工データ生成装置の情報を表示可能な表示装置である場合、当該表示装置は、各加工データと、当該加工データに関連付けられた梱包情報とを対応付けて表示し得る。梱包情報は、開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含むので、プレカット加工データ生成装置のオペレータは、かかる画面に表示された開口部情報に基づき、木材加工装置に対して、開口部の単位で加工データの処理を予約指定することが可能となる。

0026

請求項2に記載のプレカット加工データ生成装置であれば、開口部情報は、木造住宅における開口部の位置を、数字または文字の少なくとも一方の並び順によって特定可能な位置情報を含むので、木造住宅における開口部の位置を特定しやすくできる。

0027

請求項3に記載のプレカット加工データ生成装置であれば、開口部を形成するための加工データまたは梱包情報の少なくとも一方と、開口部を形成するための開口部材の数と当該開口部材に連結される間柱の数とを加算した総数を特定可能な総数情報を少なくとも含む個数情報とが、個数情報関連付け手段により関連付けられる。よって、開口部に属する部品(開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱)の総数を総数情報に基づいて特定できるので、当該開口部に属する部品の梱包時に、部品の総数を確認しやすく、部品の拾い漏れを抑制し得る。

0028

請求項4に記載のプレカット加工データ生成装置であれば、個数情報は、総数情報により特定される総数の対象となる開口部材および間柱の各々に対して異なる値が割り当てられた番号を特定可能な番号情報をさらに含む。よって、番号情報に基づく番号を参照することで開口部に属する個々の部品を特定できるので、当該開口部に属する部品の梱包時に、部品の拾い漏れを抑制し得る。

0029

請求項5に記載のプレカット加工データ生成手段であれば、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データの各々と、当該開口部材および当該間柱が共通する部品種別であることを示す特定の部品種別情報とが、部品種別情報関連付け手段により関連付けられる。よって、加工データに基づく加工を行う木材加工装置において、開口部を形成するための開口部材と当該開口部材に連結される間柱とを同一の部品として扱うことが容易になり、当該加工部材と当該間柱とを同じ部品として連続して加工し易くすることが可能となる。

0030

請求項6に記載のプレカット加工データ生成手段であれば、特定の部品種別情報として、開口部の上側に配置される開口部材の部品種別を示す部品種別情報が、開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データの各々と関連付けるので、木材加工装置において、開口部を形成するための開口部材と当該開口部材に連結される間柱とを、開口部の上側に配置される開口部材として扱うことが可能となる。開口部の上側に配置される開口部材は、どの開口部においても基本的に存在する部品なので、同一の開口部情報を含む開口部材および間柱の中には、必ず開口部の上側に配置される開口部材が存在することとなる。よって、同一の開口部情報を含む開口部材および間柱の中に、1つも存在しない部品の部品種別を示す部品種別情報が加工データに関連付けられて出力され、例えば、表示装置に表示されてしまうという不自然な状況を抑制でき、且つ、開口部に関連する部品であることを理解し易い部品種別情報を設定することができる。

0031

請求項7に記載のプレカット加工データ生成プログラムであれば、請求項1から6のいずれかに記載のプレカット加工データ生成装置と同様の作用および効果を奏する。

0032

請求項8に記載の木材加工装置であれば、請求項1から6のいずれかに記載のプレカットデータ加工装置のデータ出力手段によって出力される、開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データと、梱包情報関連付け手段により当該加工データと関連付けられた梱包情報に含まれる開口部情報とに基づいて、同一の開口部情報を含む開口部材および間柱を単位として、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱を連続して加工することができる。これにより、プレカット工場の作業者は、開口部の単位で開口部材および当該開口部材に連結された間柱を梱包する場合に、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱を比較的狭い範囲で拾い集めることができるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を向上させ得る。

0033

請求項9に記載の木材加工装置であれば、連続して加工された開口部材および間柱に対して、当該開口部材および当該間柱の加工データと関連付けられた梱包情報を印字装置によって印字することができる。これにより、プレカット工場の作業者は、開口部の単位で開口部材および当該開口部材に連結された間柱を梱包する場合に、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱を印字によって容易に特定できるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を向上させ得る。

0034

請求項10に記載の加工装置の制御装置によれば、請求項8または9に記載の木材加工装置において、同一の開口部情報を含む開口部材および間柱が連続して加工される。よって、プレカット工場の作業者は、開口部の単位で開口部材および当該開口部材に連結された間柱を梱包する場合に、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱を比較的狭い範囲で拾い集めることができるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率を向上させ得る。

図面の簡単な説明

0035

プレカット加工データ生成装置の構成の一例を含むブロック図
(A)は、CAD/CAMデータ作成プログラムにより作成されたCADデータに基づき表示される伏図の一例を示す画面図、(B)は、図2(A)の伏図に対応する立面図の一例を示す画面図
(A)および(B)は、加工機に表示される予約編集画面の一例を示す画面図、(C)は、プレカット加工生成装置から加工データとともに渡された印字文字情報に基づく印字内容の一例を示す説明図
(A)および(B)は、従来の予約編集画面の一例を示す画面図、(C)は、プレカット加工された部品に印字される印字内容の従来例を示す説明図

実施例

0036

以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のプレカット加工データ生成装置の構成の一例を含むブロック図である。本実施形態のプレカット加工データ生成装置は、CAD/CAMデータ作成プログラムがインストールされたハードディスク11を備えるパーソナルコンピュータ12を含んで構成される。パーソナルコンピュータ12には、ディスプレイ13と、キーボード14と、マウス15と、CD−ROMドライブ16と、FDドライブ17と、プリンタ18とが接続される。

0037

ハードディスク11は、プログラム記憶領域11Aと、CADデータ記憶領域11Bと、加工データ記憶領域11Cとを備えている。プログラム記憶領域11Aには、パーソナルコンピュータ12にインストールされたCAD/CAMデータ作成プログラムや、当該プログラムを実行するために必要な各種情報が記憶されている。当該CAD/CAMデータ作成プログラムを実行することで、ディスプレイ13上において住宅の間取りを決定することができるとともに、決定された間取りに基づく、各階層の横架材柱材や間柱などの配置を示す構造的な平面図である伏図を作成することができる。

0038

CAD/CAMデータ作成プログラムは、設計者が入力した住宅の設計情報に基づいて、住宅を構成する各種部品や、各部品の材料や、当該部品の両端の三次元位置座標や、当該部品の端部に施す加工の種類などを決定し、その結果は、CADデータとしてハードディスク11のCADデータ記憶領域11Bに記憶される。CADデータ記憶領域11Bには、CAD/CAMデータ作成プログラムにより作成されたCADデータが物件ごとに記憶される。

0039

加工データ記憶領域11Cには、CAD/CAMデータ作成プログラムによって、CADデータから作成された加工データが物件ごとに記憶される。なお、「加工データ(CAM向け加工データ)」は、CADデータと同じ形態のデータでなく、CADデータの内容をCAM(本実施形態の加工機100の一部)向けに変換したデータであり、各部品に施す加工の内容(形状や寸法など)を含む加工情報を含んでいる。

0040

本実施形態のプレカット加工データ生成装置を構成するパーソナルコンピュータ12は、CAMを含む加工機100にLANを介して接続されている。よって、加工データ記憶領域11Cに記憶されている加工データは、物件の単位で、LANを介して加工機100に渡す(出力する)ことができる。

0041

なお、加工データ記憶領域11Cに記憶されている加工データを、フレキシブルディスクや、コンパクトディスクや、MOディスクや、USBフラッシュメモリなどの記憶媒体を介して加工機100に渡す構成であってもよい。

0042

加工機100は、CAMを含む制御部100Aと、加工部100Bと、印字部100Cと、表示部100Dとを備えている。制御部100Aは、加工部100B、印字部100Cおよび表示部100Dなど、加工機100の各部を制御する。

0043

加工部100Bは、木材を搬送するコンベヤ加工軸などを含んで構成される。プレカット加工データ生成装置において生成された加工データが加工機100に渡された(入力された)場合、制御部100AのCAMは、当該加工データを加工機100が備える加工軸の動作コードデータに変換し、当該動作コードデータに基づき加工部100Bにおける加工軸を制御する。これにより、加工機100は、プレカット加工データ生成装置において生成された加工データに基づくプレカット加工が施された部品を作成できる。

0044

制御部100Aは、プレカット加工データ生成装置から渡された加工データに関連付けられている印字文字情報から印字データを生成し、印字部100Cは、加工部100Bにおいてプレカット加工された部品に当該印字データに基づく印字を施す。

0045

図2(A)は、CAD/CAMデータ作成プログラムにより作成されたCADデータに基づき表示される伏図の一例を示す画面図であり、図2(B)は、図2(A)の伏図に対応する立面図の一例を示す画面図である。より詳細には、図2(A)は、1階の床伏図であり、図2(B)は、番付のY座標が「6」である外壁の立面図である。なお、図2(A)においては、外壁以外の部分についての図示は省略している。また、図2(A)においては、立面図の表示対象として選択されている、番付のY座標が「6」である外壁にハッチングを施している。また、図2(A)および図2(B)においては、グリッド線の一部を省略している。

0046

図2(A)および図2(B)に示すように、文字の並び順(いろは順)によって番付のX座標の位置が設定され、数字の並び順によって番付のY座標の位置が設定されている。また、本物件の1階の外壁には、6つの開口部が設けられている。より詳細には、番付のY座標が「6」である外壁には、玄関に対応する開口部K1が、X座標の「ほ」と「と」との間に設けられ、窓に対応する開口部K2が、X座標の「ぬ」と「を」との間に設けられ、窓に対応する開口部K3および開口部K4が、X座標の「よ」と「れ」との間に上下に設けられている。また、番付のX座標が「そ」である外壁には、窓に対応する開口部K5が、Y座標の「9」と「11」との間に設けられている。また、番付のX座標が「に」である外壁には、窓に対応する開口部K6が、Y座標の「7」と「9」との間に設けられている。

0047

図2(B)に示すように、開口部K1の上側部分には水平方向側に延びる窓まぐさ51が配置され、窓まぐさ51の上側には窓まぐさ51に連結され鉛直上方に延びる3本の間柱が配置される。また、開口部K2の上側部分には水平方向側に延びる窓まぐさ61が配置され、開口部K2の下側部分には水平方向側に延びる窓台62が配置され、窓まぐさ61の上側には、窓まぐさ61に連結され鉛直上方に延びる3本の間柱が配置され、窓台62の下側には、窓台62に連結され鉛直下方に延びる3本の間柱が配置される。

0048

一方、開口部K3の上側部分には水平方向側に延びる窓まぐさ71が配置され、開口部K3の下側部分には水平方向側に延びる窓台72が配置され、窓まぐさ71の上側には、窓まぐさ71に連結され鉛直上方に延びる3本の間柱が配置され、窓台72の下側には、窓台72に連結され鉛直下方に延びる3本の間柱が配置される。また、開口部K4の上側部分には水平方向側に延びる窓まぐさ73が配置され、開口部K4の下側部分には水平方向側に延びる窓台74が配置され、窓まぐさ73の上側には、窓まぐさ73に連結され鉛直上方に延びる3本の間柱が配置され、開口部K4を形成する窓台74の下側には、窓台74に連結され鉛直下方に延びる3本の間柱が配置される。なお、窓台74の下側に連結されて鉛直下方に延びる3本の間柱は、開口部K3を形成する窓まぐさ71の上側に連結されて鉛直上方に延びる3本の間柱でもある。

0049

図2(A)および図2(B)に示す例においては、窓まぐさ51,61,73の上側、窓台62,72の下側、窓まぐさ71と窓台74との間にそれぞれ配置される3本の間柱のうち、中央に配置される間柱は、壁を構成する合板継ぎ目とするため、断面の高さ(断面における短辺)を左右の間柱に比べて長く構成している。

0050

窓まぐさや窓台に連結される間柱は、上下の横架材に両端が連結される間柱と異なり、筋交いを設けることは実質的にないので、羽柄加工機において、窓まぐさや窓台として加工することに問題はない。そこで、本実施形態のプレカット加工データ生成装置(ハードディスク11を備えるパーソナルコンピュータ12)においては、CAD/CAMデータ作成プログラムにより、CADデータに基づき生成された加工データに各種情報を関連付ける処理の一部として、開口部を形成するための窓まぐさや窓台(以下、窓まぐさおよび窓台を「開口部材」と総称することがある)、および、当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、実際の部品種別とは無関係に「窓まぐさ」の部品種別を関連付ける処理を実行する。これにより、当該加工データが加工機100である羽柄加工機に渡された場合に、羽柄加工機において、窓台や間柱であっても窓まぐさの1つとして加工させることができる。

0051

また、本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、CAD/CAMデータ作成プログラムにより、CADデータに基づき生成された加工データに各種情報を関連付ける処理の一部として、開口部を形成するため開口部材(窓まぐさ、窓台)および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む情報を、梱包情報として関連付ける処理を実行する。

0052

梱包情報は、プレカット加工された部品の梱包単位を指定する情報であるので、開口部を形成するための開口部材、および、当該開口部材に連結される間柱は、加工データに関連付けられた梱包情報に含まれる開口部情報に基づいて、各開口部の単位で梱包されることになる。

0053

なお、「開口部情報」としては、例えば、開口部が設けられている壁を特定可能な情報と、当該壁における開口部の設置位置を特定可能な情報とを組合せた情報が例示される。例えば、開口部K1について、開口部K1が番付のY座標が「6」である外壁に設けられていることを示す「外開6」と、開口部K1が当該外壁における番付のX座標の「ほ」と「と」との間に設けられていることを示す「ほ〜と」とをスラッシュで結んだ情報を、開口部K1を特定可能な開口部情報とすることができる。開口部K1の設置位置を示すX座標とY座標とからなる番付を、開口部K1を特定可能な開口部情報としてもよい。

0054

本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、玄関に対応する開口部K1を形成する窓まぐさ51に対する加工データと窓まぐさ51に連結される3本の間柱に対する各加工データの各々に対し、「外開6/ほ〜と」を示す開口部情報を梱包情報として関連付ける。同様に、窓に対応する開口部K2を形成する窓まぐさ61および窓台62に対する各加工データと、窓まぐさ61または窓台62に連結される6本の間柱に対する各加工データとの各々に対し、「外開6/ぬ〜を」を示す開口部情報を梱包情報として関連付ける。

0055

図2(B)に示す開口部K3,K4のように、上下に並べて配置された窓に対応する開口部が設けられている場合には、開口部K3を形成する窓まぐさ71および窓台72に対する各加工データと、開口部K4を形成する窓まぐさ73および窓台74に対する各加工データと、窓まぐさ71〜74のいずれかに連結される6本の間柱に対する各加工データと、窓まぐさ71と窓台74との間に配置される3本の間柱に対する各加工データとに対し、「外開6/よ〜れ」を示す開口部情報を梱包情報として関連付ける。

0056

なお、上下に並べて配置された窓に対応する2つ以上の開口部が、伏図において重なる位置に設けられている場合に、2つの開口部の間に配置される間柱を、当該間柱の上側に位置する開口部を形成する窓まぐさに連結される間柱、または、当該間柱の下側に位置する開口部を形成する窓台に連結される間柱のいずれかとして取り扱う規則とし、上下に並べて配置された開口部の各々に対する開口部情報を各々異なる情報とする構成としてもよい。例えば、開口部K3を形成する窓まぐさ71および窓台72に対する各加工データと、窓まぐさ71または窓台72に連結される6本の間柱に対する各加工データとの各々に対し、「外開6/ぬ〜を/下」を示す開口部情報を梱包情報として関連付け、開口部K4を形成する窓まぐさ73および窓台74に対する各加工データと、窓台74に連結される3本の間柱に対する各加工データとの各々に対し、「外開6/ぬ〜を/上」を示す開口部情報を梱包情報として関連付ける構成としてもよい。

0057

梱包情報とされる「開口部情報を少なくとも含む情報」としては、例えば、上述した開口部情報と、開口部材に連結される間柱の位置を特定可能な情報とを含む情報を例示できる。「開口部材に連結される間柱の位置を特定可能な情報」としては、例えば、窓まぐさの上側から天井側の横架材まで延びる間柱であることを示す「間上」の文字や、窓台の下から床側土台または横架材まで延びる間柱であることを示す「間下」の文字や、隣接する開口部のうち下側の開口部の窓まぐさと上側の開口部の窓台との間に設けられる「間中」の文字などが例示される。

0058

また、本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、CAD/CAMデータ作成プログラムにより、CADデータに基づき生成された加工データに各種情報を関連付ける処理の一部として、当該加工データに対して印字文字情報を関連付ける処理を実行する。

0059

ここで、開口部を形成するための開口部材(窓まぐさ、窓台)および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対して関連付けられる印字文字情報は、上述した梱包情報(すなわち、開口部情報を少なくとも含む情報)を少なくとも含むよう構成される。これにより、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データが加工機100である羽柄加工機に渡された場合に、印字部100Cにおいて、当該加工データに関連付けられている印字文字情報に基づいて、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を、当該加工データに対応する開口部材および間柱に印字することができる。

0060

また、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに関連付けられる印字文字情報は、当該開口部を形成するための開口部材の数と当該開口部材に連結される間柱の数を加算した総数NAを示す情報を少なくとも示す個数情報を含むよう構成される。

0061

「個数情報」としては、例えば、開口部毎に、当該開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各々に対して異なる値を番号NBとして割り当て、当該開口部材または当該間柱に各々割り当てられた番号NBと、当該開口部に係る総数NAとを、「番号NB/総数NA」の形態で示す情報が例示される。

0062

例えば、開口部K1について、窓まぐさ51に連結される3本の間柱のうち壁の外側から見て左端に位置する間柱(以下、当該間柱を「左間柱」とも称す)に対する番号NBとして「1」を割り当て、壁の外側から見て中央に位置する間柱(以下、当該間柱を「中間柱」とも称す)に対する番号NBとして「2」を割り当て、壁の外側から見て右端に位置する間柱(以下、当該間柱を「右間柱」とも称す)に対する番号NBとして「3」を割り当て、窓まぐさ51に対しする番号NBとして「4」を割り当てた場合には、左間柱の加工データに対して関連付けられる印字文字情報には「1/4」を示す個数情報が含まれ、中間柱の加工データに対して関連付けられる印字文字情報には「2/4」を示す個数情報が含まれ、右間柱の加工データに対して関連付けられる印字文字情報には「3/4」を示す個数情報が含まれ、窓まぐさ51の加工データに対して関連付けられる印字文字情報には「4/4」を示す個数情報が含まれる。

0063

なお、各開口部について、当該開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対して番号NBを割り当てる順序としては、例えば、下側に配置される間柱から上方に向かって順に、各列において左間柱から右間柱に向かう順序で値が順次増えるよう番号NBを割り当てた後、窓まぐさ、窓台の順で値が順次増えるよう番号NBを割り当てる。

0064

これにより、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データが加工機100である羽柄加工機に渡された場合に、印字部100Cにおいて、当該加工データに関連付けられている印字文字情報に基づいて、「1/4」などの個数情報を、当該加工データに対応する開口部材および間柱に印字することができる。

0065

本実施形態のプレカット加工データ生成装置において、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに関連付ける印字文字情報は、上述した梱包情報および個数情報のほかに、当該加工データに対応する部品の部品種別の情報と当該部品を設置する階層を示す情報とを組合せた情報、当該部品が設置される終点の位置を示す番付の情報と、当該部品の全長を示す情報を含む。なお、部品種別に下位区分がある場合には当該下位区分の情報としてもよい。例えば、「間柱」が、当該間柱の設置位置に応じて「間上」、「間中」および「間下」と区分されている場合には、「間上」、「間中」および「間下」を印字文字情報に含める部品種別の情報としたり、これに代えて、2つ以上の「間柱」が共通する座標に存在する場合に、上(又は下)から順に、「間柱1/3」、「間柱2/3」、「間柱3/3」とし、共通する座標に含まれる間柱の総数と個別の番号とを含む情報としてもよい。

0066

より詳細には、本実施形態における印字文字情報は、当該部品の部品種別の情報と当該部品を設置する階層を示す情報とを組合せた情報と、該部品が設置される終点の位置を示す番付の情報と、当該部品の全長を示す情報と、当該部品に対する梱包情報と、当該部品に対する個数情報とをハイフンで結んだ情報とされる。例えば、開口部K1について、窓まぐさ51に連結される左間柱(壁の外側から見て左端に位置する間柱)の加工データに関連付けられる印字文字情報は、「間上1−又ほ/6−850−外開6/ほ〜と−1/4」を示す情報である。

0067

なお、CAD/CAMデータ作成プログラムにより実行される、加工データに各種情報を関連付ける処理において、加工データに対して関連付けられる情報としては、上述した部品種別の情報、梱包情報、および印字文字情報のほかに、例えば、当該部品を設置する階層を示す情報や、当該加工データに対応する部品の素材とする木材の樹種および等級を示す各情報や、当該部品のサイズ(全長、断面の幅、断面の高さ)を示す情報や、当該部品が設置される始点および終点の各位置を示す番付の情報などが例示される。

0068

また、本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、CAD/CAMデータ作成プログラムにより、CADデータに基づき生成された加工データに各種情報を関連付ける処理の実行後、各種情報が関連付けられた各加工データを、梱包情報の単位で配列する処理を実行する。

0069

本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データを、下層側から上層側に向かって順に、同一の階層毎に、外壁に設けられた開口部に対応する加工データを、番付の原点側(すなわち、X座標が「い」であり、Y座標が「0」である側)から時計回りに配置された順で順次配列した後、内壁に設けられた開口部に対応する加工データを、所定の規則に従う順序で順次配列する。この並べ替えは、X座標及びY座標が文字又は数字の並び順で表示されているので、当該並び順に基づいて、容易に配列することができる。

0070

各種情報が関連付けられた各加工データを配列する処理においては、梱包情報の単位で配列された加工データは、その配列順昇順の加工データ識別番号が付与される。これにより、開口部を形成するための部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データは、各開口部の位置に応じた順序で、開口部ごとのまとまりで順次配列される。

0071

本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、CAD/CAMデータ作成プログラムにより、各種情報が関連付けられた各加工データを配列する処理の実行後、加工データと、当該加工データに関連付けられた情報とを加工機100に渡すための加工データ出力処理を実行する。

0072

プレカット加工データ生成装置を構成するパーソナルコンピュータ12は、LANを介して加工機100に接続されているので、プレカット加工データ生成装置を操作するオペレータが所定の操作を行った場合に、CAD/CAMデータ作成プログラムによって加工データ出力処理が実行され、加工データ記憶領域11Cに記憶される物件毎の加工データのうち、当該操作によって選択された物件の加工データと、当該加工データに関連付けられた情報とが、LANを介して、加工機100へと出力される(加工機100に渡される)。

0073

なお、当該加工データ出力処理による加工データおよび当該加工データに関連付けられた情報の出力先は、FDドライブ17に装着されたフレキシブルディスクなど、各種の記憶媒体であってもよい。かかる場合、加工データ出力処理による加工データの出力先となった記憶媒体(すなわち、加工データ出力処理により出力された加工データが記憶された記憶媒体)を介して、加工データおよび当該加工データに関連付けられた情報を加工機100に渡す構成であってもよい。

0074

図3(A)および図3(B)は、本実施形態のプレカット加工データ生成装置から加工機100に渡された、図2(A)に示す伏図に対応するCADデータから生成された加工データおよび当該加工データに関連付けられた情報に基づき、加工機100の表示部100Dに表示される予約編集画面の一例を示す画面図である。

0075

より詳細には、図3(A)は、予約編集画面における部品欄200に含まれる、加工データに関連付けられた各情報を表示するための表示領域210において、加工データ識別番号を表示する項目210Aから、加工データ識別番号により特定される加工データに対応する部品が設置される終点の位置(番付)を表示する項目210Bまでの領域が表示された場合の画面図である。一方、図3(B)は、表示領域210において、項目210Bから、印字文字情報を表示する項目210Cまでの領域が表示された場合の画面図である。

0076

上述したように、本実施形態のプレカット加工データ生成装置は、加工データに各種情報を関連付ける処理において、窓まぐさまたは窓台に連結される間柱の加工データに対し、部品種別として「窓まぐさ」を関連付ける。よって、図3(A)に示すように、窓まぐさ51に連結される3本の間柱の加工データ(すなわち、「1」から「3」までの加工データ識別番号に対応する加工データ)や、窓まぐさ61または窓台62に連結される6本の間柱の加工データ(すなわち、「5」から「10」までの加工データ識別番号に対応する加工データ)について、部品種別を示す情報を表示する項目210Eには、部品種別が窓まぐさであることを示す「窓ま」の文字が表示されている。

0077

また、上述したように、本実施形態のプレカット加工データ生成装置は、各種情報が関連付けられた各加工データを配列する処理において、加工データを梱包情報の単位で開口部の位置に応じた順序に配列する。よって、図3(A)に示すように、1階の外壁における、番付の原点側に最も近い側に配置された開口部K1に対応する4つの加工データ(すなわち、窓まぐさ51および窓まぐさ51に連結される3本の間柱の加工データ)は、「1」から「4」までの加工データ識別番号に対応する加工データとして、開口部K2に対する加工データより上位となる位置にて連続して(まとまって)表示される。

0078

このように、予約編集画面には、開口部を形成するための開口部材と当該開口部材に連結される間柱が、窓まぐさとして、開口部単位で連続して表示されるので、加工機100のオペレータは、予約編集画面において加工データの処理順を予約する際に、加工データを開口部の単位で予約の指定を行いやすい。また、予約編集画面において、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データは、開口部の位置に応じた順序で配列されているので、加工機100のオペレータは、当該順序に従って順次、予約の指定を行うことができる。

0079

なお、断面のサイズ(幅、高さ)が異なる部品が混在する場合は、絞込設定の機能を利用して、断面のサイズが共通するもの毎に予約を行い、最後に開口部の単位で予約するように制御する処理を備えるようにしてもよい。例えば、図3(A)に示すように、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱について、断面の高さ(項目210F)が30mmであるものと45mmであるものとが混在する場合には、絞込設定の機能を利用して、いずれか一方の高さの部品を、他方の高さの部品に先立って予約することで当該他方の高さの部品に先立って加工した後、他方の高さの部品を開口部の単位で予約して加工を行うようにしてもよい。かかる場合、断面の高さが30mmである部品と45mmである部品のうち、数が少ない方の部品が先に加工し易くなるように、先に予約がされるように制御したり、項目210Aの番号として小さな番号が付加されて上側に優先して表示されたり、総数が少ない部品のみが絞り込まれて画面に表示されるようにすることは好ましい。数が少ない方の部品を先に加工しておき、その後に、開口部の単位を梱包単位として数が多い方の部品を加工することで、先に加工した部品を梱包単位に振り分ける際に、振り分けする部品の数を少なくすることができるので、当該振り分けにかかる手間を最小限に抑制できるし、梱包単位に振り分ける前の部品の仮置きスペース縮小することができる。また、数が少ない方の部品については、開口部の単位で必ずしも加工する必要はなく、開口部の単位にすると部品数が少なくて歩留まりが悪ければ、材料の歩留まりを考慮して複数の開口部をまとめたり、開口部材に連結されない間柱を含むようするなどして加工してもよく、これにより、歩留まりを高くしつつ、部品数が少ない分、振り分けに必要となる手間は抑制することができる。

0080

図3(C)は、本実施形態のプレカット加工生成装置から加工データとともに渡された印字文字情報に基づく印字内容の一例を示す説明図である。プレカット加工生成装置から渡された印字文字情報に基づく印字内容は、予約編集画面における部品欄200の項目210Cに表示される。

0081

図3(C)に例示した印字内容は、図2(B)の立面図における窓まぐさ51に連結される左間柱に印字される内容である。図3(C)に示すように、当該部品(左間柱)には、当該左間柱の部品種別を示す「間上」の文字と当該左間柱を設置する階層を示す「1」の数字との組合せと、当該左間柱が設置される終点の位置を示す番付を示す「又ほ/6」の表記と、当該左間柱の全長を示す「850」の数字と、当該左間柱に対する梱包情報を示す「外開6/ほ〜と」の表記と、当該左間柱に対する個数情報を示す「1/4」の表記とをハイフンで結んだ内容が印字される。

0082

次に、以上説明した本実施形態のプレカット加工データ生成装置の作用及び効果を説明する。

0083

本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、住宅に設けられた開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む情報を梱包情報として関連付け、当該梱包情報を加工データとともに加工機100に渡す(出力する)よう構成されるので、加工機100のオペレータは、表示部100Dに表示された予約編集画面において、加工データの処理順を開口部の単位で予約する作業を行いやすい。

0084

これにより、加工機100においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱のプレカット加工を、開口部の単位で、当該単位に含まれる当該開口部材および当該間柱について連続して実行させることができる。よって、プレカット工場の作業者は、開口部の単位で開口部材および当該開口部材に連結された間柱を梱包する場合に、同一の梱包単位に属する開口部材および間柱を比較的狭い範囲で拾い集めることができるので、プレカット加工された部品の梱包に係る作業効率が向上し得る。

0085

特に、開口部を形成するための窓まぐさや窓台および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、実際の部品種別とは無関係に「窓まぐさ」の部品種別を関連付けるので、加工機100において、窓台や間柱であっても窓まぐさの1つとして加工させることができる。これにより、加工データの処理順が開口部の単位で予約された場合に、当該開口部を形成する開口部材(窓まぐさ、窓台)と当該開口部材に連結される間柱とを、窓まぐさとして連続して加工することができる。

0086

また、本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、住宅に設けられた開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、梱包情報を印字文字情報の一部として関連付けるので、加工データに基づきプレカット加工された開口部材および当該開口部材に連結される間柱に、当該加工データに関連付けられた梱包情報を印字することができる。梱包情報は、開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を含んでいるので、建設現場の作業者は、印字された梱包情報に含まれる開口部情報に基づいて、開口部を形成するための開口部材、および、当該開口部材に連結される間柱が、いずれの開口部に対応するかを容易に特定しやすく、開口部を形成する作業を行いやすい。

0087

また、本実施形態のプレカット加工データ生成装置においては、開口部の単位で、当該開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、当該開口部を形成するための開口部材の数と当該開口部材に連結される間柱の数を加算した総数NA(総数情報)と、当該開口部材と当該間柱の各々に対して割り当てられた番号NB(番号情報)とを含む個数情報を、印字文字情報の一部として関連付けるので、加工データに基づきプレカット加工された開口部材および当該開口部材に連結される間柱に、当該加工データに関連付けられた個数情報、すなわち、総数NAおよび番号NBを印字することができる。

0088

これにより、プレカット工場の作業者は、印字された個数情報に含まれる総数NAに基づいて、開口部に属する部品(開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱)の総数を特定できるので、当該開口部に属する部品の梱包時に、部品の総数を確認しやすく、部品の拾い漏れを抑制し得る。また、プレカット工場の作業者は、印字された個数情報に含まれる番号NBを参照することで、開口部に属する個々の部品を特定できるので、この点においても、当該開口部に属する部品の梱包時に部品の拾い漏れを抑制し得る。

0089

なお、本発明は、上記実施形態に限られることはなく、例えば、以下に記載するように変形して実施しても良い。この場合に、以下に記載する各構成を上記実施形態に対して適用しても良く、以下に記載する複数の構成を組み合わせて上記実施形態に対して適用しても良い。

0090

(1)上記実施形態においては、プレカット加工データ生成装置が加工データを開口部ごとのまとまりで順次配列する構成としたが、加工機100において加工データを開口部ごとのまとまりで順次配列(並び替える)構成としてもよい。かかる場合も、図3(A)および図3(B)と同様の予約編集画面を表示させることができるので、加工機100のオペレータは、予約編集画面において加工データの処理順を予約する際に、加工データを開口部の単位で予約の指定を行いやすい。

0091

(2)上記実施形態においては、表示部100Dに表示される予約編集画面に、プレカット加工データ生成装置において加工データに関連付けられた情報が表示出力される構成としたが、加工データに関連付けられた情報を含む、予約編集画面と同様の画面を、ディスプレイ13に表示する構成としてもよい。かかる構成において、プレカット加工データ生成装置のオペレータが、当該画面において加工データの配列順を並び替える構成としてもよいし、加工データの処理順を加工機100に予約指定する構成としてもよい。

0092

(3)上記実施形態においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、実際の部品種別とは無関係に「窓まぐさ」の部品種別を関連付ける構成としたが、当該加工データに対し、部品種別として「窓台」を関連付ける構成であってもよい。これにより、当該加工データが加工機100である羽柄加工機に渡された場合に、羽柄加工機において当該間柱を窓台の1つとして加工させることができる。

0093

なお、玄関に対応する開口部K1のように、窓台が設けられない開口部も存在するので、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対しては、どの開口部においても基本的に存在する部品である「窓まぐさ」を、共通する部品種別を関連付けることが不自然な状況とならないので好ましい。

0094

(4)上記実施形態においては、住宅に設けられた全ての開口部について、開口部の単位で、当該開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報を関連付ける構成としたが、開口部情報を含む梱包情報を関連付ける加工データの対象を一部の開口部としてもよい。

0095

(5)上記実施形態においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対し、当該開口部を形成するための開口部材の数と当該開口部材に連結される間柱の数を加算した総数NAと、当該開口部材と当該間柱の各々に対して割り当てられた番号NBとを含む個数情報を、印字文字情報の一部として関連付ける構成としたが、総数NAのみを含む個数情報を印字文字情報の一部として関連付ける構成としてもよい。

0096

(6)上記実施形態においては、プレカット加工された部品に印字文字情報に基づく印字が施される構成としたが、プレカット加工前の素材に対して印字文字情報に基づく印字を施す構成であってもよい。

0097

(7)上記実施形態においては、CADデータに基づき生成された加工データに各種情報を関連付ける構成としたが、加工データの生成前に各種情報を生成し、当該情報に対して、生成された加工データを関連付ける構成であってもよい。

0098

(8)上記実施形態においては、印字文字情報を、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の各加工データに対して関連付ける構成としたが、当該加工データに関連付けられた梱包情報に印字文字情報を関連付ける構成であってもよい。

0099

(9)上記実施形態においては、プレカット加工データ生成装置において生成された加工データと、当該加工データに関連付けられた情報とが、加工機100に渡される構成としたが、当該加工データおよび当該情報を、複数の加工機100を集中制御する制御サーバに渡す構成であってもよい。

0100

(10)上記実施形態においては、開口部を形成するための開口部材および当該開口部材に連結される間柱の加工データに対し、当該開口部がいずれの開口部であるかを特定可能な開口部情報を少なくとも含む梱包情報を関連付ける構成としたが、これに代えて、または、これに加えて、壁の上側に空間が形成される腰壁を構成するための水平方向側に延びる部材と当該部材に連結される間柱の加工データに対しても開口部情報と同様の情報を付加し、当該腰壁がいずれの腰壁であるかを特定可能な情報を関連付ける構成としてもよく、壁の下側に空間が形成される垂れ壁を構成する部品の加工データに対しても同様に、当該垂れ壁がいずれの垂れ壁であるかを特定可能な情報を関連付ける構成としてもよく、壁の上側に空間が形成されるバルコニー壁を構成する部品の加工データに対し、当該バルコニー壁がいずれのバルコニー壁であるかを特定可能な情報を関連付ける構成としてもよく、切妻屋根に設けられる間柱を構成する部品の加工データに対し、切妻屋根に設けられる間柱であることを特定可能な情報を関連付ける構成としてもよい。

0101

以上のように、この発明は、プレカット加工データ生成装置、木材加工装置、および木材加工装置の制御装置に適している。

0102

11:ハードディスク、11A:プログラム記憶領域、11B:CADデータ記憶領域、11C:加工データ記憶領域、100:加工機、100A:制御部、100B:加工部、100C:印字部、100D:表示部

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