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技術 表示装置、制御プログラムおよび制御方法

出願人 シャープ株式会社
発明者 秋山幹博
出願日 2017年10月25日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2017-205941
公開日 2019年5月23日 (6ヶ月経過) 公開番号 2019-078892
状態 未査定
技術分野 入出力制御 電気信号の光信号への変換
主要キーワード 変換仕様 接続設定プログラム 入力ケーブル 指標画像 信号出力ポート 操作出力 描画制御回路 タッチ座標データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月23日)のものです。
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図面 (13)

課題

簡単な操作で入力側と出力側とを組み合わせることができる。

解決手段

情報処理システム10は、CPU32と、コンピュータ14〜20と、コンピュータ14〜20の各々から送信される映像ないし画像を含む表示画面をディスプレイ52に表示する表示装置12とを備える。表示装置12は、コンピュータ14〜20の各々から送信される映像信号受け付けるための第1入力ポート〜第4入力ポートと、コンピュータ14〜20の各々に操作信号を出力する第1出力ポート〜第4出力ポートを備える。CPU32は、第1出力ポート〜第4出力ポートの各々に画像を変化させるための検出用信号を出力して、表示画面の画像の変化を検出し、検出用信号を送信した出力ポートと、画像が変化した表示画面に対応する入力ポートとの組み合わせを設定するようにした。

概要

背景

この種の背景技術切替装置の一例が特許文献1に開示される。この特許文献1に開示される切替装置は、ユーザの操作に応じて、複数のコンピュータと、それぞれがタッチパネルを有する複数の入出力装置との間における電気的な接続を切り替えることにより、複数のコンピュータのうちの所望のコンピュータと、複数の入出力装置のうちの所望の入出力装置との間において電気的な接続を確立するスイッチング部を備える。

概要

簡単な操作で入力側と出力側とを組み合わせることができる。情報処理システム10は、CPU32と、コンピュータ14〜20と、コンピュータ14〜20の各々から送信される映像ないし画像を含む表示画面をディスプレイ52に表示する表示装置12とを備える。表示装置12は、コンピュータ14〜20の各々から送信される映像信号受け付けるための第1入力ポート〜第4入力ポートと、コンピュータ14〜20の各々に操作信号を出力する第1出力ポート〜第4出力ポートを備える。CPU32は、第1出力ポート〜第4出力ポートの各々に画像を変化させるための検出用信号を出力して、表示画面の画像の変化を検出し、検出用信号を送信した出力ポートと、画像が変化した表示画面に対応する入力ポートとの組み合わせを設定するようにした。

目的

この発明の主たる目的は、新規な、表示装置、制御プログラムおよび制御方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の情報端末の各々と通信可能に接続され、表示部を備える表示装置であって、前記複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々から送信される映像信号が入力される複数の入力ポート、前記複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々に操作信号を出力する複数の出力ポート、前記複数の入力ポートのうち、少なくとも1つの入力ポートに入力された前記映像信号に対応する画像を含む表示画面を前記表示部に表示させる表示制御部、前記複数の出力ポートの各々に、前記画像を変化させるための検出用信号を順次出力させる検出用信号出力部、前記表示画面に含まれる前記画像が変化したことを検出する検出部、および前記検出部によって前記画像が変化したことが検出された場合に、前記複数の出力ポートのうち、前記画像が変化したときに前記検出用信号が出力されていた設定用の出力ポートと、前記画像が変化したときに前記表示部に表示されていた前記画像に対応する前記映像信号が入力される前記入ポートとの組み合わせを設定する接続設定部を備える、表示装置。

請求項2

前記表示画面は、前記複数の入力ポートの各々に対応する複数のサブ画面を含み、前記検出部は、前記複数のサブ画面のうち、前記画像が変化した設定用のサブ画面を検出し、前記接続設定部は、前記設定用の出力ポートと、前記複数の入力ポートのうち、前記画像が変化した前記設定用のサブ画面に対応する設定用の入力ポートとの組み合わせを設定する、請求項1記載の表示装置。

請求項3

前記検出用信号出力部は、所定のユーザ操作があったときに、前記検出用信号を前記複数の出力ポートの各々から出力させる、請求項1または2記載の表示装置。

請求項4

前記検出用信号出力部は、前記複数の入力ポートにおける接続状態が変化したときに、前記検出用信号を前記複数の出力ポートの各々から出力させる、請求項1または2記載の表示装置。

請求項5

前記検出用信号出力部は、前記複数の出力ポートにおける接続状態が変化したときに、前記検出用信号を前記複数の出力ポートの各々から出力させる、請求項1または2記載の表示装置。

請求項6

前記検出用信号出力部は、前記表示部に表示される画面構成が変化したときに、前記検出用信号を前記複数の出力ポートの各々から出力させる、請求項2記載の表示装置。

請求項7

複数の情報端末の各々と通信可能に接続され、表示部、前記複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々から送信される映像信号が入力される複数の入力ポートおよび前記複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々に操作信号を出力する複数の出力ポートを備える表示装置の制御プログラムであって、前記表示装置のプロセッサを、前記複数の入力ポートのうち、少なくとも1つの入力ポートに入力された前記映像信号に対応する画像を含む表示画面を前記表示部に表示させる表示制御手段、前記複数の出力ポートの各々に、前記画像を変化させるための検出用信号を順次出力させる検出用信号出力手段、前記表示画面に含まれる前記画像が変化したことを検出する検出手段、および前記検出手段によって前記画像が変化したことが検出された場合に、前記複数の出力ポートのうち、前記画像が変化したときに前記検出用信号が出力されていた設定用の出力ポートと、前記画像が変化したときに前記表示部に表示されていた前記画像に対応する前記映像信号が入力される前記入力ポートとの組み合わせを設定する接続設定手段として機能させる、制御プログラム。

請求項8

複数の情報端末の各々と通信可能に接続され、表示部、前記複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々から送信される映像信号が入力される複数の入力ポートおよび前記複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々に操作信号を出力する複数の出力ポートを備える表示装置のプロセッサが、(a)前記複数の入力ポートのうち、少なくとも1つの入力ポートに入力された前記映像信号に対応する画像を含む表示画面を前記表示部に表示させるステップ、(b)前記複数の出力ポートの各々に、前記画像を変化させるための検出用信号を順次出力させるステップ、(c)前記表示画面に含まれる前記画像が変化したことを検出するステップ、および(d)前記ステップ(c)で前記画像が変化したことが検出された場合に、前記複数の出力ポートのうち、前記画像が変化したときに前記検出用信号が出力されていた設定用の出力ポートと、前記画像が変化したときに前記表示部に表示されていた前記画像に対応する前記映像信号が入力される前記入力ポートとの組み合わせを設定するステップを実行する、制御方法

技術分野

0001

この発明は、表示装置制御プログラムおよび制御方法に関し、特にたとえば、複数の入出力部を備える、表示装置、制御プログラムおよび制御方法に関する。

背景技術

0002

この種の背景技術切替装置の一例が特許文献1に開示される。この特許文献1に開示される切替装置は、ユーザの操作に応じて、複数のコンピュータと、それぞれがタッチパネルを有する複数の入出力装置との間における電気的な接続を切り替えることにより、複数のコンピュータのうちの所望のコンピュータと、複数の入出力装置のうちの所望の入出力装置との間において電気的な接続を確立するスイッチング部を備える。

先行技術

0003

特開2008−46762号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に開示される切替装置では、コンピュータと入出力装置とが複数系統存在するため、コンピュータと入出力装置との組み合わせが煩雑になり、ユーザが常に正しい組み合わせを選択できるとは限らない。このため、正しい組み合わせを選択できなかった場合、ユーザは、正しい組み合わせになるまで接続を切り替えたり、各コンピュータおよび各入出力装置が、切替装置のどの接続ポートに接続されているかを確認したりする必要があり、面倒である。

0005

それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、表示装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。

0006

この発明の他の目的は、簡単な操作で映像入力操作出力とを組み合わせることができる、表示装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

第1の発明は、複数の情報端末の各々と通信可能に接続され、表示部、複数の入力ポート、複数の出力ポート表示制御部、検出用信号出力部、検出部および接続設定部を備える表示装置である。複数の入力ポートは、複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々から送信される映像信号が入力される。複数の出力ポートは、複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々に操作信号を出力する。表示制御部は、複数の入力ポートのうち、少なくとも1つの入力ポートに入力された映像信号に対応する画像を含む表示画面を表示部に表示させる。検出用信号出力部は、複数の出力ポートの各々に、画像を変化させるための検出用信号を順次出力させる。検出部は、表示画面に含まれる画像が変化したことを検出する。接続設定部は、検出部によって画像が変化したことが検出された場合に、複数の出力ポートのうち、画像が変化したときに検出用信号が出力されていた設定用の出力ポートと、画像が変化したときに表示部に表示されていた画像に対応する映像信号が入力される入力ポートとの組み合わせを設定する。

0008

第2の発明は、第1の発明に従属する表示装置であって、表示画面は、複数の入力ポートの各々に対応する複数のサブ画面を含み、検出部は、複数のサブ画面のうち、画像が変化した設定用のサブ画面を検出し、接続設定部は、設定用の出力ポートと、複数の入力ポートのうち、画像が変化した設定用のサブ画面に対応する設定用の入力ポートとの組み合わせを設定する。

0009

第3の発明は、第1または第2の発明に従属する表示装置であって、検出用信号出力部は、所定のユーザ操作があったときに、検出用信号を複数の出力ポートの各々から出力させる。

0010

第4の発明は、第1または第2の発明に従属する表示装置であって、検出用信号出力部は、複数の入力ポートにおける接続状態が変化したときに、検出用信号を複数の出力ポートの各々から出力させる。

0011

第5の発明は、第1または第2の発明に従属する表示装置であって、検出用信号出力部は、複数の出力ポートにおける接続状態が変化したときに、検出用信号を複数の出力ポートの各々から出力させる。

0012

第6の発明は、第2の発明に従属する表示装置であって、検出用信号出力部は、表示部に表示される画面構成が変化したときに、検出用信号を複数の出力ポートの各々から出力させる。

0013

第7の発明は、複数の情報端末の各々と通信可能に接続され、表示部、複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々から送信される映像信号が入力される複数の入力ポートおよび複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々に操作信号を出力する複数の出力ポートを備える表示装置の制御プログラムであって、表示装置のプロセッサを、複数の入力ポートのうち、少なくとも1つの入力ポートに入力された映像信号に対応する画像を表示部に表示させる表示制御手段、複数の出力ポートの各々に、画像を変化させるための検出用信号を順次出力させる検出用信号出力手段、表示画面に含まれる画像が変化したことを検出する検出手段、および検出手段によって画像が変化したことが検出された場合に、複数の出力ポートのうち、画像が変化したときに検出用信号が出力されていた設定用の出力ポートと、画像が変化したときに表示部に表示されていた画像に対応する映像信号が入力される入力ポートとの組み合わせを設定する接続設定手段として機能させる。

0014

第8の発明は、複数の情報端末の各々と通信可能に接続され、表示部、複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々から送信される映像信号が入力される複数の入力ポートおよび複数の情報端末の各々に対応して設けられ、当該複数の情報端末の各々に操作信号を出力する複数の出力ポートを備える表示装置のプロセッサが、(a)複数の入力ポートのうち、少なくとも1つの入力ポートに入力された映像信号に対応する画像を表示部に表示させるステップ、(b)複数の出力ポートの各々に、画像を変化させるための検出用信号を順次出力させるステップ、(c)表示画面に含まれる画像が変化したことを検出するステップ、および(d)ステップ(c)で画像が変化したことが検出された場合に、複数の出力ポートのうち、画像が変化したときに検出用信号が出力されていた設定用の出力ポートと、画像が変化したときに表示部に表示されていた画像に対応する映像信号が入力される入力ポートとの組み合わせを設定するステップを実行する制御方法である。

発明の効果

0015

この発明によれば、簡単な操作で映像入力と操作出力とを組み合わせることができる。

0016

この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。

図面の簡単な説明

0017

図1はこの発明の情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2図1に示す表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。
図3図1に示す表示装置の表示画面と情報処理システムの接続状態の一例を示す図である。
図4は情報処理システムの動作例の一例を示す図である。
図5暫定的な接続設定テーブルの一例を示す図解図である。
図6自動設定後の接続設定テーブルの一例を示す図解図である。
図7図2に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。
図8図2に示すCPUの接続処理の一例を示すフロー図である。
図9は第2実施例における表示装置の表示画面と情報処理システムの接続状態の一例を示す図である。
図10は第2実施例における接続処理の一例を示すフロー図である。
図11は第3実施例における情報処理の一例を示すフロー図である。
図12は第4実施例における情報処理の一例を示すフロー図である。

実施例

0018

[第1実施例]
図1はこの発明の情報処理システム10の構成の一例を示す図である。図1を参照して、この発明の第1実施例である情報処理システム10は、表示装置12、4つのコンピュータ(第1コンピュータ14、第2コンピュータ16、第3コンピュータ18および第4コンピュータ20)を含む。

0019

この第1実施例では、表示装置12が電子黒板に適用される場合について説明する。電子黒板は、インタラクティブホワイトボード(IWB:Interactive Whiteboard)とも呼ばれる。ただし、表示装置12は、タッチ入力が可能なものであれば、他の情報機器ないし電子機器に適用されてもよい。

0020

コンピュータ14〜20の各々は、表示装置12に画像データを出力する汎用のコンピュータ(情報端末)である。また、コンピュータ14〜20の各々は、CPU、RAM、HDD(記憶部)および通信モジュールなどのコンポーネントを備えている。

0021

図2図1に示す表示装置12の電気的な構成を示すブロック図である。図2を参照して、この発明の第1実施例である表示装置12はCPU32を含む。CPU32には、バス30を介してRAM34、ROM36、タッチパネル制御回路38、描画制御回路40、映像信号入力部42および操作信号出力部44が接続される。また、タッチパネル制御回路38にはタッチパネル50が接続され、描画制御回路40にはディスプレイ52が接続される。

0022

CPU32は、表示装置12の全体的な制御を司る。RAM34は、CPU32のワーク領域およびバッファ領域として用いられる。ROM36は、表示装置12を制御するための制御プログラムや表示装置12の各種設定情報についてのデータを記憶したりする。ただし、ROM36に代えて、フラッシュメモリまたはHDDなどの他の不揮発性メモリが設けられても良い。

0023

タッチパネル制御回路38は、タッチパネル50に必要な電圧などを付与するとともに、タッチパネル50のタッチ有効範囲内でのタッチ操作(タッチ入力)を検出して、そのタッチ入力の位置を示すタッチ座標データをCPU32に出力する。

0024

タッチパネル50は、汎用のタッチパネルであり、静電容量方式電磁誘導方式抵抗膜方式赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。この第1実施例では、タッチパネル50としては、静電容量方式のタッチパネルがディスプレイ52の表示面上に設けられる。

0025

タッチパネル50を用いた操作(入力)としては、タップ(短押し)、スライドドラッグ)、フリックロングタッチ長押し)などがあり、この第1実施例では、これらを「タッチ入力」または単に「入力」のように総称することがある。また、タッチパネル50をタッチしていない状態からタッチしている状態に変化することをタッチオンと言い、タッチパネル50をタッチしている状態からタッチしていない状態に変化することをタッチオフと言う。継続的なタッチ入力、つまり、スライドまたはフリックによる入力に対しては、タッチパネル50は、現在のタッチ位置に対応するタッチ座標データを所定周期よりも短い周期で出力する。たとえば、所定周期は、1〜数フレームであり、1フレームは1/30秒、1/60秒または1/120秒である。

0026

なお、この第1実施例では、入力手段の一例として、タッチパネル50が用いられる場合について説明するが、タッチパネル50以外の入力手段として、たとえばタッチパッドなどの他のポインティングデバイスを用いてもよい。また、表示装置12には、他の入力手段として、ハードウェアキーを含む操作パネルが設けられたり、ハードウェアキーボードが接続されたり、リモコン(図示せず)から送信されるリモコン信号赤外線信号)を受信するリモコン受信部が接続されたりすることがある。

0027

図2に戻って、描画制御回路40は、GPUおよびVRAMなどを含んでおり、CPU32の指示の下、GPUは、RAM34に記憶された画像生成データ304b(図7参照)を用いてディスプレイ52に種々の表示画面を表示するための画面データをVRAMに生成し、生成した画面データに対応する画面をディスプレイ52に表示する。ディスプレイ52としては、たとえばLCDまたはELディスプレイなどを用いることができる。

0028

たとえば、GPUは、コンピュータ14〜20の各々から入力される映像ないし画像を用いて画面データをVRAMに生成し、生成した画面データに従った種々の画面をディスプレイ52に表示する。

0029

映像信号入力部42は、コンピュータ14〜20の各々から入力される映像ないし画像に対応する映像信号(画像データ)を受け付けるためのインターフェイスであり、DisplayPort、HDMI登録商標)、DVIおよびD−SUBなどが利用される。ただし、画像データのみならず、音声についてのデータも入力することができる。また、映像信号入力部42は、複数の映像信号入力ポート(以下、単に「入力ポート」ということがある。)420(図3参照)を含む。この第1実施例では、映像信号入力部42は、4つの入力ポート420を含む。4つの入力ポート420は、表示装置12の背面または下面に所定の配列で設けられる。コンピュータ14〜20の各々は、映像信号入力部42で採用されるインターフェイスに対応した入力ケーブルを介して、4つの入力ポート420のいずれかに接続される。

0030

操作信号出力部44は、コンピュータ14〜20の各々に操作信号を出力するためのインターフェイスであり、USBなどが利用される。また、操作信号出力部44は、複数の操作信号出力ポート(以下、単に「出力ポート」ということがある。)440を含む。この第1実施例では、操作信号出力部44は、4つの出力ポート440を含む。4つの出力ポート440は、表示装置12の背面または下面に所定の配列で設けられる。コンピュータ14〜20の各々は、操作信号出力部44で採用されるインターフェイスに対応した出力ケーブルを介して、4つの出力ポート440のいずれかに接続される。

0031

このような構成の情報処理システム10では、入力ポート420と出力ポート440とが複数存在するため、入力ポート420と出力ポート440との対応付け(組み合わせ)が煩雑になり、コンピュータに接続された入力ケーブルおよび出力ケーブルの組み合わせが間違って接続される可能性がある。この場合、ユーザは、同じコンピュータに接続された入力ポート420と出力ポート440との組み合わせが正しいかを確認する必要があり、面倒である。

0032

また、入力ポート420と出力ポート440との正しい組み合わせを選択するために、スイッチング部を備え、ユーザの操作に応じて、複数の入力ポート420の各々と、複数の出力ポート440の各々との間における電気的な接続を切り替える方法も考えられるが、ユーザが常に正しい組み合わせを選択できるとは限らない。このため、正しい組み合わせを選択できなかった場合、ユーザは、入力ポート420と出力ポート440とが正しい組み合わせになるまで接続を切り替えたり、同じコンピュータに接続された入力ポート420と出力ポート440とを確認したりする必要があり、面倒である。

0033

そこで、この第1実施例では、複数の出力ポート440の各々に画像を変化させるための検出用信号を出力(送信)して、画像の変化を検出し、検出用信号を送信した出力ポート440と、変化した画像に対応する入力ポート420との組み合わせを自動的に設定するようにした。

0034

図3図1に示す表示装置12とコンピュータ14〜20との接続状態の一例を示す図である。図4は情報処理システム10の動作例の一例を示す図である。図5は暫定的な接続設定テーブルの一例を示す図解図である。図6は自動設定後の接続設定テーブルの一例を示す図解図である。

0035

図3に示すように、表示装置12とコンピュータ14〜20の各々とは、上述したように、入力ケーブルおよび出力ケーブルによって接続されている。ただし、映像信号入力部42は、4つの入力ポート420(第1入力ポート422〜第4入力ポート428)を含み、操作信号出力部44は、4つの出力ポート440(第1出力ポート442〜第4出力ポート448)を含む。

0036

具体的には、第1コンピュータ14の入力ケーブルは、映像信号入力部42の第1入力ポート422に接続され、第1コンピュータ14の出力ケーブルは、操作信号出力部44の第3出力ポート446に接続される。

0037

第2コンピュータ16の入力ケーブルは、映像信号入力部42の第2入力ポート424に接続され、第2コンピュータ16の出力ケーブルは、操作信号出力部44の第1出力ポート442に接続される。

0038

第3コンピュータ18の入力ケーブルは、映像信号入力部42の第3入力ポート426に接続され、第3コンピュータ18の出力ケーブルは、操作信号出力部44の第2出力ポート444に接続される。

0039

第4コンピュータ20の入力ケーブルは、映像信号入力部42の第4入力ポート428に接続され、第4コンピュータ20の出力ケーブルは、操作信号出力部44の第4出力ポート448に接続される。

0040

また、第1実施例の表示装置12は、所謂ピクチャバイ・ピクチャ(PbyP)機能を有する。図3に示す例では、ディスプレイ52の表示領域が、上下に2分割され、左右に2分割されており、4つの領域に分割されている。このため、ディスプレイ52に表示される表示画面は、4つの領域に表示される4つのサブ画面(第1サブ画面120〜第4サブ画面126)を含む。第1サブ画面120は、ディスプレイ52の左上の領域に表示され、第2サブ画面122は、ディスプレイ52の右上の領域に表示され、第3サブ画面124は、ディスプレイ52の左下の領域に表示され、第4サブ画面126は、ディスプレイ52の右下の領域に表示される。

0041

ただし、サブ画面120〜126の各々には、4つの入力ポート420(第1入力ポート422〜第4入力ポート428)のいずれか、および4つの出力ポート440(第1出力ポート442〜第4出力ポート448)のいずれかがそれぞれ割り当てられている。このため、サブ画面120〜126の各々には、それぞれに対応する入力ポート420に入力された映像ないし画像に対応する画像が表示される。また、サブ画面120〜126の表示領域内にタッチ入力があった場合、タッチ入力があったサブ画面に対応する出力ポート440からタッチ位置に対応するタッチ座標データが出力される。

0042

また、サブ画面120〜126と4つの入力ポート420の各々との組み合わせは、予め決められている。第1サブ画面120は、第1入力ポート422に対応し、第2サブ画面122は、第2入力ポート424に対応し、第3サブ画面124は、第3入力ポート426に対応し、第4サブ画面126は、第4入力ポート428に対応する。なお、この第1実施例では、サブ画面120〜126と4つの入力ポート420の各々との組み合わせは、固定されており、変更されない。

0043

このため、第1サブ画面120には、第1入力ポート422を介して第1コンピュータ14から入力された画像が表示され、第2サブ画面122には、第2入力ポート424を介して第2コンピュータ16から入力された画像が表示され、第3サブ画面124には、第3入力ポートを介して第3コンピュータ18から入力された画像が表示され、第4サブ画面126には、第4入力ポート428を介して第4コンピュータ20から入力された画像が表示される。

0044

以上のような、サブ画面120〜126の各々と4つの入力ポート420の各々との組み合わせは、図5に示す接続設定テーブルに記述される。ただし、図5に示す接続設定テーブルは、初期状態の暫定的なテーブルである。なお、初期状態とは、後述する接続処理が実行される前の状態のことを意味する。

0045

また、接続設定テーブルには、サブ画面120〜126の各々と4つの入力ポート420の各々との組み合わせに加え、サブ画面120〜126(4つの入力ポート420)の各々と4つの出力ポート440の各々との組み合わせが記述される。ただし、初期状態におけるサブ画面120〜126の各々と4つの出力ポート440の各々との組み合わせは、予め決められている。

0046

たとえば、図5に示すように、初期状態の接続設定テーブルでは、第1サブ画面120には、第1出力ポート442が対応付けられ、第2サブ画面122には、第2出力ポート444が対応付けられ、第3サブ画面124には、第3出力ポート446が対応付けられ、第4画面128には、第4出力ポート448が対応付けられる。

0047

図3および図5からわかるように、初期状態においては、第1サブ画面120は、映像入力が第1コンピュータ14に対応し、操作出力が第2コンピュータ16に対応する。第2サブ画面122は、映像入力が第2コンピュータ16に対応し、操作出力が第3コンピュータ18に対応する。第3サブ画面124は、映像入力が第3コンピュータ18に対応し、操作出力が第1コンピュータ14に対応する。第4サブ画面126は、映像入力および操作出力の両方が第4コンピュータ20に対応する。

0048

このように、初期状態においては、第4サブ画面126を除く第1サブ画面120〜第3サブ画面124において、映像入力と操作出力とが異なるコンピュータに対応付けられた状態となっている。つまり、初期状態においては、入力ポート420と出力ポート440との組み合わせに誤りがある状態である。

0049

ここで、表示装置12は、所定のユーザ操作(開始操作)を受け付けた場合に、4つの入力ポート420(サブ画面120〜126)の各々と4つの出力ポート440の各々との組み合わせを自動的に設定する処理(接続処理)を実行する。ただし、開始操作とは、開始操作用のアイコンがタッチされる操作または開始操作用のハードウェアキーが押下される操作のことである。なお、開始操作を受け付けるために、接続処理を実行させるための開始操作用のアイコンを含む操作画面をディスプレイ52に表示させたり、接続処理を実行させるための開始操作用のハードウェアキーを表示装置12またはリモコンに設けたりすることが考えられる。

0050

ただし、少なくとも接続処理の実行中は、サブ画面120〜126には、静止画が表示される。ここでは、コンピュータ14〜20の各々に、接続処理用の画像を予め記憶させておき、その接続処理用の画像をサブ画面120〜126に表示させるようにしても良いし、静止画によって構成される待機画面をサブ画面120〜126に表示させるようにしても良い。

0051

また、図4に示すように、少なくとも接続処理の実行中は、サブ画面120〜126には、マウスポインタ等の指標画像130が表示される。この指標画像130は、表示装置12から出力されるタッチ座標データに応じて移動するものである。また、指標画像は、所定時間以上タッチ座標データが入力されない場合には、非表示にされることがある。ただし、指標画像130は、非表示にされている状態でタッチ座標データが入力されたときには、当該タッチ座標データが示す位置に応じた位置または非表示にされたときの位置に表示される。

0052

次に、接続処理の内容を説明する。簡単に説明すると、表示装置12は、接続処理を開始すると、サブ画面120〜126を変化させるためのダミーの操作信号(以下、「検出用信号」ということがある。)を用いて、映像入力と操作出力とが同じコンピュータに対応付けられるように、4つの入力ポート420(サブ画面120〜126)の各々と4つの出力ポート440との組み合わせを自動的に設定する。以下、接続処理を具体的に説明する。

0053

表示装置12は、接続処理を開始すると、検出用信号を4つの出力ポート440の各々から順次出力する。検出用信号は、ディスプレイ52の表示領域内において、タッチ位置が移動するダミーのタッチ入力(たとえばスライドまたはフリック等)に対応するタッチ座標データに対応する信号である。表示装置12は、第1出力ポート442から第4出力ポート448まで順に検出用信号を出力する。

0054

ここで、4つの出力ポート440の各々を介してコンピュータ14〜20の各々に検出用信号が入力されると、検出用信号が入力されたコンピュータに対応するサブ画面では、検出用信号に対応するダミーのタッチ入力に応じて、指標画像130が移動したり、非表示にされていた指標画像130が表示されたりする。つまり、ディスプレイ52に表示される表示画面に含まれる画像が変化する。

0055

表示装置12は、検出用信号を或る出力ポート440から出力したときに、検出用信号応じた画像の変化を検出する。ここでは、表示装置12は、ディスプレイ52に表示される表示画面の前後のフレーム間の画像(映像)が比較されて、画像が変化したかどうかが検出される。また、画像の変化が検出されるときには、画像が変化した位置が検出される。画像が変化した位置が検出されると、その位置が、サブ画面120〜126の表示領域のいずれに含まれるかが判定される。つまり、サブ画面120〜126のうち、画像が変化したサブ画面が検出される。

0056

そして、検出用信号を出力した出力ポート440と、その検出用信号を出力したときに画像が変化したサブ画面に対応する入力ポート420との組み合わせが自動的に設定される。

0057

たとえば、接続処理が開始されると、最初に第1出力ポート442に検出用信号が出力される。図3からわかるように、第1出力ポート442には出力ケーブルを介して第2コンピュータ16が接続されているので、第1出力ポート442から出力された検出用信号は、第2コンピュータ16に入力される。したがって、第2コンピュータ16から入力される画像が変化する。ここで、第2コンピュータ16の入力ケーブルは、第2入力ポート424に接続されているので、図4に示すように、指標画像130が移動したりして、第2入力ポート424に対応する第2サブ画面122に含まれる画像が変化する。このため、検出用信号を出力した第1出力ポート442と、画像が変化した第2サブ画面122および当該第2サブ画面122に対応する第2入力ポート424との組み合わせが設定される。

0058

第1出力ポート442の組み合わせが設定されると、第2出力ポート444から検出用信号が出力される。図3からわかるように、第2出力ポート444から出力された検出用信号は、第3コンピュータ18に入力される。第3コンピュータ18は、第3入力ポート426に接続されているので、第3入力ポート426に対応する第3サブ画面124に含まれる画像が変化する。したがって、第2出力ポート444と、第3入力ポート426(第3サブ画面124)との組み合わせが設定される。

0059

第2出力ポート444の組み合わせが設定されると、第3出力ポート446から検出用信号が出力される。第3出力ポート446から出力された検出用信号は、第1コンピュータ14に入力される。第1コンピュータ14は、第1入力ポート422に接続されているので、第1入力ポート422に対応する第1サブ画面120に含まれる画像が変化する。したがって、第3出力ポート446と、第1入力ポート422(第1サブ画面120)との組み合わせが設定される。

0060

最後に、第4出力ポート448から検出用信号が出力され、上記と同様の処理が行われ、第4出力ポート448と、第4入力ポート428(第4サブ画面126)との組み合わせが設定される。ただし、第4出力ポート448から検出用信号が出力されるときには、入力ポート420と出力ポート440がそれぞれ1つ(第4入力ポート428および第4出力ポート448)しか残っていないので、残った入力ポート420と出力ポート440とで組み合わせを設定し、上記の処理を省略しても良い。

0061

以上のように設定された4つの入力ポート420の各々と4つの出力ポート440との組み合わせに応じて、図6に示すように接続設定テーブルが更新される。

0062

以後、接続処理によって更新された接続設定テーブルに従って、操作入力データ各出力ポート440に振り分けられて出力される。たとえば、第1サブ画面120の表示領域内においてタッチ入力がされた場合、そのタッチ入力に対応するタッチ座標データは、第3出力ポート446に出力され、第1コンピュータ14に入力される。このように、接続処理が実行された後は、入力ポート420と出力ポート440との組み合わせが正しい状態で情報処理システム10を利用することができる。

0063

情報処理システム10の上記のような動作は、表示装置12のCPU32がRAM34に記憶された情報処理プログラムを実行することによって実現される。具体的な処理については、後でフロー図を用いて説明する。

0064

図7図2に示す表示装置12のRAM34のメモリマップの一例を示す。図7に示すように、RAM34は、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304を含む。プログラム記憶領域302には、上述したように、情報処理プログラムが記憶される。情報処理プログラムは、表示プログラム302a、操作検出プログラム302b、映像信号受信プログラム302c、操作信号送信プログラム302d、検出用信号送信プログラム302e、第1検出プログラム302f、画面判定プログラム302gおよび接続設定プログラム302hを含む。

0065

表示プログラム302aは、後述する画像生成データ304bを用いて、サブ画面120〜126などの各種の画面をディスプレイ22に表示するためのプログラムである。また、表示プログラム302aは、後述する画面位置データ304cに応じて、サブ画面120〜126の各々が所定の表示領域に表示されるように画面データをディスプレイ52に出力するためのプログラムである。

0066

操作検出プログラム302bは、タッチ入力を検出するためのプログラムであり、CPU32は、この操作検出プログラム302bに従って、タッチパネル50から出力されたタッチ座標データを取得し、取得したタッチ座標データを時系列に従ってRAM34に記憶する。ただし、上述したように、ハードウェアキーまたはキーボードが設けられる場合には、操作検出プログラム302bに従って、操作ボタンの入力も検出される。また、操作検出プログラム302bに従って、リモコンから送信されるリモコン信号に応じてリモコンのキーの入力も検出される。

0067

映像信号受信プログラム302cは、コンピュータ14〜20から第1入力ポート422〜第4入力ポート428に入力される映像信号に対して、画像のサイズ、画質、信号の変換仕様に基づいて所定の処理を行い、サブ画面120〜126の各々に対応する画面データを生成するためのプログラムである。

0068

操作信号送信プログラム302dは、操作検出プログラム302bに従って取得されたタッチ座標データを、画面判定プログラム302gに従って判定された結果に応じて4つの出力ポート440のいずれかに振り分けて出力(送信)するためのプログラムである。具体的には、タッチ座標データは、接続設定テーブルに従って、当該タッチ座標データに対応するサブ画面に対応する出力ポート440に出力される。

0069

検出用信号送信プログラム302eは、検出用信号を4つの出力ポート440の各々から順次出力するためのプログラムである。

0070

第1検出プログラム302fは、検出用信号を4つの出力ポート440のいずれかから出力したときに、ディスプレイ52に表示される表示画面の画像の変化を検出する。また、第1検出プログラム302fは、画像が変化した位置に応じて、サブ画面120〜126のうち、画像が変化したサブ画面を検出するためのプログラムでもある。

0071

画面判定プログラム302gは、操作検出プログラム302bによって検出されたタッチ座標データの座標が、サブ画面120〜126のいずれの表示領域に含まれるかを判定するためのプログラムである。具体的には、画面判定プログラム302gを実行するCPU32は、後述する画面位置データ304cを参照して、タッチ座標データの座標がサブ画面120〜126の各々の表示領域に対応する4つの座標データの集合のいずれに含まれるかを判定する。

0072

接続設定プログラム302hは、検出用信号を出力した出力ポート440と、その検出用信号を出力したときに画像が変化したサブ画面に対応する入力ポート420との組み合わせを設定し、接続設定テーブルを更新するためのプログラムである。

0073

なお、図示は省略するが、プログラム記憶領域302には、各種の機能やアクションを選択および実行するためのプログラムや他のアプリケーションプログラムなども記憶される。

0074

データ記憶領域304には、操作入力データ304a、画像生成データ304b、画面位置データ304cおよびテーブルデータ304dなどが記憶される。

0075

操作入力データ304aは、操作検出プログラム302bに従って検出されたタッチ座標データを時系列に従って記憶したデータである。ただし、操作入力データ304aには、ハードウェアのボタンの操作またはリモコンの操作についての操作データが含まれる場合もある。

0076

画像生成データ304bは、ディスプレイ52に表示されるサブ画面120〜126およびその他の操作画面を含む各種の画面に対応する表示画像データを生成するためのポリゴンデータまたはテクスチャデータ等のデータである。

0077

画面位置データ304cは、サブ画面120〜126の各々の表示領域(表示位置)を示す座標データの集合である。ただし、画面位置データ304cは、サブ画面毎の位置データを含む。

0078

テーブルデータ304dは、上述した接続設定テーブル等のデータである。ただし、このテーブルデータ304dは、たとえば、表示装置12の主記憶部に記憶されている。テーブルデータ304dは、必要に応じて、表示装置12の主記憶部から読み出され、RAM34に記憶される。

0079

なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、情報処理プログラムの実行に必要な他のデータが記憶されたり、情報処理プログラムの実行に必要なタイマカウンタ)やレジスタが設けられたりする。

0080

図8図2に示す表示装置12のCPU32の接続処理の一例を示すフロー図である。開始操作を受け付けると、図8に示すように、CPU32は、接続処理を開始し、ステップS1で、サブ画面120〜126の各々にコンピュータ14〜20から入力される画像(静止画)を表示して、ステップS3で、変数nに初期値を設定する(n=1)。この変数nは、複数の出力ポート440を個別に識別するために設定される。具体的には、変数nは、操作信号出力部44の第1出力ポート442〜第4出力ポート448を個別に識別するために設けられる。

0081

続いて、ステップS5で、第n出力ポートに検出用信号を出力して、ステップS7で、画像が変化したかどうかを判断する。ステップS7で“NO”であれば、つまり、画像が変化していないと判断した場合は、後述するステップS15に進む。一方、ステップS7で“YES”であれば、つまり、画像が変化したと判断した場合は、ステップS9で、画像が変化したサブ画面を検出して、ステップS11で、画像が変化したサブ画面および当該サブ画面に対応する入力ポート420にステップS5で検出用信号を出力した第n出力ポートを組み合わせる。

0082

続いて、ステップS13で、接続設定テーブルをステップS11の内容で更新して、ステップS15で、変数nを1加算して(n=n+1)、ステップS17で、終了かどうかを判断する。ここでは、変数nが最大数(出力ポート440の数、この実施例では、4)を超えたかどうかを判断する。

0083

ステップS17で“NO”であれば、つまり、終了しないと判断した場合は、ステップS5に戻る。一方、ステップS17で“YES”であれば、つまり、終了すると判断した場合は、接続処理を終了する。

0084

この第1実施例では、所定の開始操作を受け付けると、複数の出力ポート440の各々に画像を変化させるための検出用信号を出力(送信)して、画像の変化を検出し、検出用信号を送信した出力ポート440と、変化した画像に対応する入力ポート420との組み合わせを自動的に設定する。このため、ユーザは、開始操作をするだけで良いので、簡単な操作で映像入力と操作出力とを組み合わせることができる。

0085

なお、第1実施例の情報処理システム10では、全ての入力ポート420に入力ケーブルが接続され、また、全ての出力ポート440に出力ケーブルが接続され、入力ポート420および出力ポート440の数に対応する数のコンピュータを含むようにしたが、これに限定される必要は無い。たとえば、入力ポート420および出力ポート440が4つ設けられている場合に、2つまたは3つのコンピュータが表示装置12に接続される場合であっても、本発明を適用することができる。つまり、入力ケーブルが接続されない入力ポート420が存在する場合または出力ケーブルが接続されない出力ポート440が存在する場合であっても、本発明を適用することができる。この場合、出力ケーブル(コンピュータ)が接続されていない出力ポート440に検出用信号が出力されても、ディスプレイ52に表示される表示画面の画像は変化しない。したがって、出力ケーブルが接続されていない出力ポート440は、組み合わせが設定されなくても良いし、他の出力ポート440の組み合わせによって残った入力ポート420との組み合わせが設定されても良い。

0086

また、第1実施例の情報処理システム10では、接続処理が実行されると、サブ画面120〜126および入力ポート420に対する出力ポート440の組み合わせを変更するようにしたが、これに限定される必要は無い。サブ画面120〜126と出力ポート440との組み合わせを予め決めておき、サブ画面120〜126および出力ポート440に対する入力ポート420の組み合わせを変更するようにしても良い。
[第2実施例]
第2実施例の情報処理システム10は、第1入力ポート422〜第4入力ポート428のうち、1つの入力ポートに対応する画面をディスプレイ52の全表示領域に表示(全画面表示)するようにした以外は、第1実施例と同じであるため、第1実施例と異なる内容について説明し、重複した説明については省略する。

0087

図9は第2実施例における表示装置12の表示画面140と情報処理システム10の接続状態の一例を示す図である。図9に示すように、第2実施例の表示装置12は、1つの表示画面140が、ディスプレイ52の全表示領域に表示される。このとき、表示画面140は、4つの入力ポート420(第1入力ポート422〜第4入力ポート428)のいずれかに対応する。ただし、表示画面140が、4つの入力ポート420のうちのいずれの入力ポートに対応するかは、ユーザ操作に応じて決定される。図9に示す例では、表示画面140は、第1入力ポート422(第1コンピュータ14)に対応し、第1入力ポート422に入力された画像を含むものとする。

0088

ただし、初期状態では、第1入力ポート422には、第1出力ポート442との組み合わせが設定されている。しかしながら、図9からわかるように、第1出力ポート442には、第2コンピュータ16が接続されている。このため、初期状態においては、表示画面140には、映像入力と操作出力とが異なるコンピュータに対応付けられた状態となっている。

0089

表示装置12は、開始操作を受け付けると、接続処理を開始する。ただし、第1実施例と同様に、少なくとも接続処理の実行中は、表示画面140には、静止画が表示され、マウスポインタ等の指標画像が表示される。

0090

また、表示装置12は、接続処理を開始すると、検出用信号を4つの出力ポート440の各々から順次出力する。ただし、第2実施例の表示装置12は、検出用信号を出力ポート440から出力したときに、画像が変化したかどうかのみを検出し、画像が変化した位置については検出しない。第2実施例では、表示画面140がディスプレイ52の全表示領域に表示されているので、複数の画面が表示される第1実施例とは異なり、画像が変化した画面を検出する必要が無いからである。

0091

そして、表示画面140に対応する入力ポート420(この場合は第1入力ポート422)と、画像が変化したときに検出用信号を出力した出力ポート440との組み合わせが自動的に設定される。

0092

第2実施例の接続処理の動作例を説明する。まず、接続処理が開始されると、第1出力ポート442から検出用信号が出力される。第1出力ポート442には出力ケーブルを介して第2コンピュータ16が接続されているので、第1出力ポート442から出力された検出用信号は、第2コンピュータ16に入力される。ただし、第2コンピュータ16は、第2入力ポート424に接続されているので、第1入力ポート422に対応する表示画面140の画像は変化しない。画像が変化しない状態で、所定時間(たとえば数秒)が経過すると、第2出力ポート444から検出用信号が出力される。第2出力ポート444から出力された検出用信号は、第3コンピュータ18に入力される。ただし、第3コンピュータ18は、第3入力ポート426に接続されているので、第1入力ポート422に対応する表示画面140の画像は変化しない。

0093

次に、第3出力ポート446から検出用信号が出力される。第3出力ポート446には出力ケーブルを介して第1コンピュータ14が接続されているので、第3出力ポート446から出力された検出用信号は、第1コンピュータ14に入力される。第1コンピュータ14は、第1入力ポート422に接続されているので、第1コンピュータ14に検出用信号が入力されると、表示画面140の画像が変化する。

0094

したがって、表示画面140に対応する第1入力ポート422と、画像が変化したときに検出用信号を出力した第3出力ポート446との組み合わせが設定される。

0095

図10は第2実施例における接続処理の一例を示すフロー図である。以下、フロー図を用いて、第2実施例における接続処理について説明するが、第1実施例で説明した接続処理と同じ処理については同じ参照符号を付し、重複した内容については、説明を省略するまたは簡単に説明することにする。

0096

図10に示すように、接続処理が開始されると、CPU32は、ステップS31で、全画面表示かどうかを判断する。ステップS31で“NO”であれば、つまり、全画面表示でない(サブ画面が表示されている)場合には、ステップS1に進む。なお、ステップS1に進んだ場合の処理の内容は、第1実施例と同じであるので説明を省略する。

0097

一方、ステップS31で“YES”であれば、つまり、全画面表示である場合には、ステップS33で、ディスプレイ52の全表示領域にコンピュータ14〜20のいずれか1つから入力される画像(静止画)を表示して、ステップS35で、変数nに初期値を設定して、ステップS37で、第n出力ポートに検出用信号を出力して、ステップS39で、画像が変化したかどうかを判断する。ステップS39で“NO”であれば、つまり、画像が変化していないと判断した場合は、ステップS41で、変数nを1加算して、ステップS43で、終了かどうかを判断する。ステップS43で“NO”であれば、つまり、終了しないと判断した場合は、ステップS37に戻る。一方、ステップS43で“YES”であれば、つまり、終了すると判断した場合は、接続処理を終了する。たとえば、表示画面140に対応するコンピュータとの間で出力ケーブルが接続されない場合(操作信号を出力しない場合)には、入力ポート420と出力ポート440との組み合わせが設定されずに接続処理を終了することがある。

0098

一方、ステップS39で“YES”であれば、つまり、画像が変化したと判断した場合は、ステップS45で、表示中の画像に対応する入力ポート420に直前のステップS37で検出用信号を出力した第n出力ポートを組み合わせて、ステップS47で、接続設定テーブルをステップS45の内容で更新して、接続処理を終了する。

0099

この第2実施例によれば、全画面表示された状態で、複数の出力ポート440の各々に画像を変化させるための検出用信号を出力(送信)して、表示中の画像の変化を検出し、表示中の画像に対応する入力ポート420と、画像が変化したときに検出用信号を出力した出力ポート440との組み合わせを設定するので、簡単な操作で映像入力と操作出力とを組み合わせることができる。
[第3実施例]
第3実施例は、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化したときに接続処理を実行するようにした以外は、第1実施例と同じであるため、第1実施例と異なる内容について説明し、重複した説明については省略する。

0100

第3実施例の情報処理システム10では、開始操作を受け付けたときだけでなく、映像信号入力部42における接続状態が変化したときにも接続処理が実行される。ただし、映像信号入力部42における接続状態が変化するとは、第1入力ポート422〜第4入力ポート428に新たに入力ケーブルが装着(接続)されたり、装着されていた入力ケーブルが取り外されたりすることを意味する。

0101

また、第3実施例の情報処理システム10では、操作信号出力部44における接続状態が変化したときに接続処理が実行される。ただし、操作信号出力部44における接続状態が変化するとは、第1出力ポート442〜第4出力ポート448に新たに出力ケーブルが装着されたり、装着されていた入力ケーブルが取り外されたりすることを意味する。

0102

つまり、映像信号入力部42に接続される入力ケーブルの数が変化したり、操作信号出力部44に接続される出力ケーブルの数が変化したりしたときに、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化したと判断される。

0103

また、第3実施例では、上述したような動作を実現するために、表示装置12のRAM34に記憶された情報処理プログラムには、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態を検出するための接続状態検出プログラム、および接続状態検出プログラムに従って検出された接続状態に応じて、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化したかどうかを判定する接続状態判定プログラム等が含まれる。

0104

図11は第3実施例における表示装置12のCPU32の情報処理の一例を示すフロー図である。以下、フロー図を用いて、第3実施例における情報処理について説明する。この情報処理は、表示装置12の主電源オンされると開始される。

0105

図11に示すように、情報処理が開始されると、CPU32は、ステップS51で、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化したかどうかを判断する。ステップS51で“NO”であれば、つまり、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化していないと判断した場合は、同じステップS51に戻る。一方、ステップS51で“YES”であれば、つまり、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化したと判断した場合は、ステップS53で、接続処理を実行して、情報処理を終了する。なお、ステップS53の接続処理の内容については、第1実施例と同じであるので説明を省略する。

0106

この第3実施例によれば、映像信号入力部42または操作信号出力部44における接続状態が変化したときに接続処理を開始するので、適切なタイミングで映像信号入力ポートと操作信号出力ポートとの組み合わせを設定することができる。

0107

なお、第3実施例に示した態様は、第2実施例にも組み合わせて採用することが可能である。
[第4実施例]
第4実施例は、ディスプレイ52に表示される画面構成が変化したときに接続処理を実行するようにした以外は、第1実施例と同じであるため、第1実施例と異なる内容について説明し、重複した説明については省略する。

0108

第4実施例の情報処理システム10では、ディスプレイ52に表示される画面構成が変化したときに接続処理が実行される。ただし、画面構成が変化するとは、ディスプレイ52に表示される画面の数が変化することを意味する。具体的には、ディスプレイ52の全表示領域に1つの画面が表示された状態(全画面表示される状態)から、ディスプレイ52の表示領域が分割されて複数のサブ画面が表示される状態に変化したり、ディスプレイ52に複数のサブ画面が表示された状態から全画面表示される状態に変化したり、ディスプレイ52に複数のサブ画面が表示された状態で、サブ画面の数が変化したりときに、画面構成が変化したと判断される。また、全画面表示される状態で、表示画面に対応する入力ポートが切り替えられたときにも画面構成が変化したと判断される。

0109

第4実施例では、上述したような動作を実現するために、表示装置12のRAM34に記憶された情報処理プログラムには、ディスプレイ52に表示される画面の数を検出するための画面数検出プログラム、および画面数検出プログラムに従って検出された画面の数に応じて、ディスプレイ52に表示される画面の数が変化したかどうかを判定する画面構成判定プログラム等が含まれる。

0110

図12は第4実施例における表示装置12のCPU32の情報処理の一例を示すフロー図である。以下、フロー図を用いて、第4実施例における情報処理について説明する。この情報処理は、表示装置12の電源がオンされると開始される。

0111

図12に示すように、情報処理が開始されると、CPU32は、ステップS71で、ディスプレイ52に表示される画面構成が変化したかどうかを判断する。ステップS71で“NO”であれば、つまり、ディスプレイ52に表示される画面構成が変化していないと判断した場合は、同じステップS71に戻る。一方、ステップS71で“YES”であれば、つまり、ディスプレイ52に表示される画面構成が変化したと判断した場合は、ステップS73で、接続処理を実行して、情報処理を終了する。なお、ステップS73の接続処理の内容については、第1実施例と同じであるので説明を省略する。

0112

この第4実施例によれば、ディスプレイ52に表示される画面構成が変化したときに接続処理を実行するので、適切なタイミングで映像信号入力ポートと操作信号出力ポートとの組み合わせを設定することができる。

0113

なお、第4実施例に示した態様は、第2実施例にも組み合わせて採用することが可能である。

0114

また、本発明は、複数の表示装置を含むマルチディスプレイにも適用することができる。たとえば、マルチディスプレイは、複数の(たとえば、4台)の表示装置を備える。図示は省略するが、マルチディスプレイにおいて、複数の表示装置は縦方向または横方向に並べられる。また、複数の表示装置の各々の表示部を構成する複数の表示パネルは、互いに隙間なく並べられ、1枚の大きな表示パネルが形成される。さらに、複数の表示装置は、ケーブルを用いて直列に接続(デイジーチェーン接続)される。具体的には、或る表示装置が親機となり、時計回り順序でデイジーチェーン接続され、データ転送バケツリレー方式で行われる。たとえば、親機は、デイジーチェーン接続された場合の先頭最前段)に配置される。ただし、親機以外の表示装置は子機として機能する。たとえば、ケーブルは、Thunderbolt(登録商標)3用のケーブルまたはUSB Type-C用のケーブル等であり、画像データおよび操作入力データ等を送受信できる。このようなマルチディスプレイでは、親機の表示装置に複数の入力ポート420および複数の出力ポート440が設けられ、親機および子機の各々には、複数の入力ポート420のいずれか、および複数の出力ポート440のいずれかがそれぞれ割り当てられている。親機からは、子機の各々に割り当てられた入力ポート420の画像データが送信される。また、子機から親機には操作入力データが送信され、親機は、子機から受信した操作入力データを、当該子機に割り当てられた出力ポート440に振り分けて出力する。このような構成のマルチディスプレイであれば、上述した接続処理を実行することによって、映像入力と操作出力とを自動的に組み合わせることができる。

0115

さらに、上述の実施例で挙げた具体的な数値、画面構成等は一例であり、実際の製品に応じて適宜変更することが可能である。

0116

さらにまた、上述の実施例で示したフロー図の各ステップは、同じ結果が得られるのであれば、処理される順番は適宜変更することが可能である。

0117

10 …情報処理システム
12 …表示装置
14 …第1コンピュータ
16 …第2コンピュータ
18 …第3コンピュータ
20 …第4コンピュータ
42 …映像信号入力部
44 …操作信号出力部
52 …ディスプレイ

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