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技術 歯ブラシ抗菌唾液pH調整剤。

出願人 株式会社MTT
発明者 竹内俊文
出願日 2017年10月23日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2017-217762
公開日 2019年5月23日 (4ヶ月経過) 公開番号 2019-077667
状態 未査定
技術分野 化粧料 ブラシ製品及びその製法 洗浄性組成物
主要キーワード 中和システム 個体化 部分入れ歯 メラミンフォーム 後酸性化 ブラシ糸 食べかす 舌ブラシ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

メラミンフォームpH調整剤などを含浸させることにより、生体外由来の歯面着色汚れを除去すると同時に口腔内pHを中性に整えることで、唾液の働きを正常化する。そして、この唾液の作用を最大限に利用して、歯に被膜を作り、プラーク歯垢)の発生を抑える多目的のメラミンフォームを提供する。

解決手段

メラミンフォームはpH調整剤などを含有するものであって、乾燥(ドライ)状態、湿潤(ウェット)状態で密封包装され、そのpH調整剤は使用時までメラミンフォーム内に保持され、生体外由来の歯面着色汚れ除去だけでなく、唾液の働きを短時間で正常化することで口腔内のトラブルを減少させる。

概要

背景

公知のように口腔内の健康は唾液によって保たれている。該唾液の構成は99.5%が水分で、pH値は平均6.8(中性7.0に近い弱酸性)、唾液の量が多いほどpH値は高くなる。そして、唾液の分泌量は1日1〜1.5Lで、安静時1時間当たり平均19mLであるのに対し、睡眠時には1時間当たり平均2mLと激減する。つまり、睡眠時は唾液の役割が期待できず口腔内トラブルが頻繁に起こる。

そして、各種口腔内トラブルに対して用途別の歯磨剤や口腔内清掃剤、口腔内調整剤が販売されており、入れ歯部分入れ歯専用の洗浄剤も多種販売されている。しかし、肝心な歯ブラシ舌ブラシ等の洗浄剤、除菌剤抗菌剤は販売されていないばかりか、特許文献も下記するものしか確認できなかった。

歯ブラシ洗浄に関しては6文献存在するが、5文献は洗浄器に関するもので、洗浄剤に関する文献は下記に示す1文献のみであり、その内容は洗浄剤主成分として、塩化ベンザルコニウム消毒剤)、デヒドロ酢酸ナトリウム食品添加物内の防カビ剤)を使用することを特徴とするものである。

特開2016−023309号公報。

また、歯ブラシ除菌に関しての文献も6文献存在するが、除菌剤に関する文献は下記に示す1文献のみであり、その内容は除菌剤主成分として、エチルアルコール(消毒剤)、界面活性剤界面張力下げ、水と馴染み易くする)を使用することを特徴とするものである。

特開2000−178155号公報。

加えて、歯ブラシ殺菌に関しての文献は18文献存在し、滅菌に関しての文献は1文献、抗菌に関する文献は無く、その全てが装置に関するものであった。

概要

メラミンフォームpH調整剤などを含浸させることにより、生体外由来の歯面着色汚れを除去すると同時に口腔内pHを中性に整えることで、唾液の働きを正常化する。そして、この唾液の作用を最大限に利用して、歯に被膜を作り、プラーク歯垢)の発生を抑える多目的のメラミンフォームを提供する。メラミンフォームはpH調整剤などを含有するものであって、乾燥(ドライ)状態、湿潤(ウェット)状態で密封包装され、そのpH調整剤は使用時までメラミンフォーム内に保持され、生体外由来の歯面着色汚れ除去だけでなく、唾液の働きを短時間で正常化することで口腔内のトラブルを減少させる。

目的

本発明者においては、歯ブラシを清潔に保つためのブラシ部抗菌と、口腔内清掃に伴う唾液pH正常化を短時間で迅速に完了するための歯ブラシ抗菌と唾液pH調整剤を兼ね備える商品の開発を課題とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

歯ブラシブラシ部を水洗いし洗浄後に、食品添加物であり用途がpH調整剤である物質を、該歯ブラシのブラシ部に含浸及び塗布することにより、ブラシ部をアルカリ性に保ち抗菌する目的と、飲食後酸性化した口腔内に使用することで食べかすを除去すると同時に、短時間で唾液中性及び弱アルカリ性に戻すことを目的とした歯ブラシ抗菌唾液pH調整剤。

請求項2

請求項1の製造品であって、個体化されていることを特徴とする歯ブラシ抗菌唾液pH調整剤。

請求項3

請求項1及び2の製造品であって、香味料を含有することを特徴とする歯ブラシ抗菌唾液pH調整剤。

技術分野

0001

本発明は、歯ブラシ抗菌唾液pH調整剤に関する。

背景技術

0002

公知のように口腔内の健康は唾液によって保たれている。該唾液の構成は99.5%が水分で、pH値は平均6.8(中性7.0に近い弱酸性)、唾液の量が多いほどpH値は高くなる。そして、唾液の分泌量は1日1〜1.5Lで、安静時1時間当たり平均19mLであるのに対し、睡眠時には1時間当たり平均2mLと激減する。つまり、睡眠時は唾液の役割が期待できず口腔内トラブルが頻繁に起こる。

0003

そして、各種口腔内トラブルに対して用途別の歯磨剤や口腔内清掃剤、口腔内調整剤が販売されており、入れ歯部分入れ歯専用の洗浄剤も多種販売されている。しかし、肝心な歯ブラシ、舌ブラシ等の洗浄剤、除菌剤抗菌剤は販売されていないばかりか、特許文献も下記するものしか確認できなかった。

0004

歯ブラシ洗浄に関しては6文献存在するが、5文献は洗浄器に関するもので、洗浄剤に関する文献は下記に示す1文献のみであり、その内容は洗浄剤主成分として、塩化ベンザルコニウム消毒剤)、デヒドロ酢酸ナトリウム食品添加物内の防カビ剤)を使用することを特徴とするものである。

0005

特開2016−023309号公報。

0006

また、歯ブラシ除菌に関しての文献も6文献存在するが、除菌剤に関する文献は下記に示す1文献のみであり、その内容は除菌剤主成分として、エチルアルコール(消毒剤)、界面活性剤界面張力下げ、水と馴染み易くする)を使用することを特徴とするものである。

0007

特開2000−178155号公報。

0008

加えて、歯ブラシ殺菌に関しての文献は18文献存在し、滅菌に関しての文献は1文献、抗菌に関する文献は無く、その全てが装置に関するものであった。

発明者が解決しようとする課題

0009

本発明者においては、歯ブラシを清潔に保つためのブラシ部抗菌と、口腔内清掃に伴う唾液pH正常化を短時間で迅速に完了するための歯ブラシ抗菌と唾液pH調整剤を兼ね備える商品の開発を課題とした。

0010

歯ブラシのブラシ部を水洗いし洗浄後に、食品添加物であり用途がpH調整剤である物質炭酸水素ナトリウム炭酸ナトリウムピロリン酸水素二ナトリウムリン酸水素二カリウムリン酸二水素カリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウムリン酸三ナトリウムなどを調合含浸及び塗布し、乾燥時に増殖する雑菌を抑えることと、この歯ブラシを口腔内で使用することで唾液pH値を短時間で正常値に調整する。

発明の効果

0011

歯ブラシのブラシ部を食品添加物であり用途がpH調整剤により、アルカリ性に保ち乾燥させることで雑菌の発生を抑えることができ、食後pH値が下降酸性化した口腔内で使用することで、歯面や舌面に付着した食べかす放置すると歯垢の原因となる)を除去する以上に、唾液のpH値を正常値(pH7前後)に短時間で戻すことができ、該唾液の1.浄化作用(食べかすなどを洗い流す)2.殺菌作用(歯垢の発生を抑える)3.保護作用(歯に被膜をつくる)4.再石灰化作用(一度溶けた歯の成分の再沈着をはかる)5.希釈作用(歯の表面の酸をうすめる)6.緩衝作用(pHを元の状態に保とうとする)の内、緩衝作用を助けることにより、他の作用を正確に実施することが可能となり、口腔内の雑菌は減少する。その効果として、虫歯発生の減少、歯肉健全化、舌苔の減少により口臭の改善となる。

0012

また、口腔内は食べ物の入口であり且、各臓器に通ずる最重要部分で、清潔に保つことは換言すると、健康につながり就寝前に上記方法をもってブラッシングをすることによって、唾液分泌量が激減する就寝中においても口腔内を清潔に保つことができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明を実施するための最良の形態を図をもって説明する。

0014

図1は、歯の断面組織を示しエナメル質1と、象牙質2と、歯肉3から成り立っている。そして、唾液の働きのうち、再石灰ステムを4で示し、歯の表面から溶けだしたカルシウムイオン(Ca2+)とリン酸イオン(PO43−)を唾液が再沈着させ修復する作用と、pH中和システムを5で示し、食べかすなどの酸性物質(H+)を重炭酸イオン(HCO3)により中和しpH値を元の状態に保とうとする各働きを示したものである。

0015

図2及び図3は、飲食食物の摂取)による口腔内pH値の変動パターンを示したもので、唾液pH正常値6は飲食とともに酸性化し、唾液の働き分岐点7を通過し食後(間食、夜食)唾液pH酸性時8まで下降する。

0016

図2は、飲食(食物の摂取)間隔が長い場合を示し、唾液pH正常値6は長時間に及ぶに対し、図3の場合は飲食(食物の摂取)間隔が短く、唾液pH正常値6の時間が当然短い。特に問題となる飲食は就寝前の夜食にある。夜食を食べ終り唾液が唾液pH正常値6迄回復しないうちに就寝すると、上記したように唾液分泌量が激減するために、口腔内トラブルの原因となる。

0017

図2及び図3から理解できるように、飲食後、唾液pH正常値6に戻るまでに要する時間は、80〜120分であり、この時間を短くする意味からもブラッシングは必要不可欠なものである。そして、従来のブラッシング同様でありながら、その順序変更と、歯ブラシの抗菌力を上昇させることで、より効果のある方法を下記に示した。

0018

0019

表1で示したブラッシング手順を就寝前ブラッシングで考察する。この前のブラッシングにより、通常のブラッシング手順の歯ブラシは水洗いされ乾燥状態にあるに対し、本発明の歯ブラシはpH調整剤を塗布(含浸)し、アルカリ性を示す状態で乾燥されており、雑菌の繁殖は減少するため有効といえる。

0020

通常のブラッシング手順では上記歯ブラシに、1.歯磨剤を塗布→2.ブラッシングする→3.うがいにより歯磨剤を口腔外へ→4.歯ブラシを洗浄し乾燥となるに対し、本発明のブラッシング手順においては、2.ブラッシングする→3.うがいによりpH調整剤を口腔外へ→4.歯ブラシを洗浄する→1.歯ブラシにpH調整剤を塗布(含浸)し乾燥と、手順が変わるのみで工程数は同じである。

0021

そして、歯磨剤の役割りも異なる。通常のブラッシングで使用される歯磨剤は主成分(研磨、清掃剤)を炭酸カルシウムリン酸カルシウム含水ケイ酸などとし、この効果により歯面清掃を行うに対し、本発明品は歯ブラシにより歯面清掃すると同時に口腔内をアルカリ性(弱アルカリ性)にすることで、唾液を唾液pH正常値6に短時間で戻し後は、人間の持つ自助力により口腔内を清潔に保つものである。

0022

このブラッシングにおいては、歯ブラシにも重要な意味がある。現在、市販される歯ブラシは多種多様であり、ブラシ糸径が細く数量(毛量)が多い「やわらかめ」と称する商品や、本発明者が以前開発した360°円筒歯ブラシ(特許第3646118号)はブラシ数量が多く、柔らかい歯ブラシで有効である。その意味は、密度が高いことで磨き残しが少なくなること、柔らかく細いブラシ糸が口腔内を刺激することで唾液の分泌量が増加するなどがあり、敏感な舌面の清掃にも好適といえる。そして、これらの歯ブラシにおいてはブラシ密度が高いことから雑菌が繁殖し易いという欠点があったが、本発明の歯ブラシ抗菌剤を使用することで解決する。

0023

そして、この歯ブラシ抗菌剤を使用する場合、ブラシ糸材の物性にも若干の変化が必要となる。市販される歯ブラシの95%がナイロン糸であり、その理由は、があるに対し、使用感が柔らかいためである。しかし、ナイロン吸水率が高く、その量はナイロン6で1.3〜1.9%、ナイロン66で1.5%、ナイロン611で0.4%、ナイロン612で0.25%であり、使い切りタイプにおいては、ナイロン6又はナイロン66が使用され、普及品はナイロン611、ナイロン612が一般的である。その理由は、歯ブラシの洗浄が水洗いであることにあり、本発明の場合は逆に、吸水率が高いナイロン糸をブラシとすることで、糸束自体をアルカリ性に保つことが可能と思量でき有効である。

0024

本発明は、人間の自助力唾液を主役とすることで口腔内を清潔に保つものであることから、主成分を食品添加物であるpH調整剤とし、その他に調合する物質は、最小限、その商品の用途を保つ成分だけとした。

図面の簡単な説明

0025

歯面、再石灰化及び酸の中和(緩衝)作用の構造を示す歯断面図。唾液と食事による口腔内pHの変動パターンを示す図(間食が1回の場合)。唾液と食事による口腔内pHの変動パターンを示す図(間食が3回と多く、夜食1回の場合)。

0026

1.エナメル質
2.象牙質
3.歯肉
4.再石灰システム(カルシウムイオン・リン酸イオン)
5.pH中和システム
6.唾液pH正常値
7.唾液の働き分岐点
8.食後(間食、夜食)唾液pH酸性時

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